クラシック音楽掲示板


目次
過去記事 <<(全1000件)>>

From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/19 15:45

kuzunoha_bachさんのHP再開!

kuzunoha_bachさんのHPが再開されました。\(^o^)/

http://pine.zero.ad.jp/kuzunoha/cantata/

お好きなコープマン・カンタータシリーズ再開に合わせた
ような復活です。

カンタータNo25が新たにアップされています。

今夜は同曲をじっくり聴いてみようと思っています。

From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/19 09:27

消えた書き込み

>skunjp さん、おチビちゃんのリカバリー作業、お疲れ様でした。

mont_54ウん、有難うございます。ホント、子供というのは何をするか
わかりません。お絵かきするのは良いですが、人んちの車にやられ
たら・・・ また出費が・・・ハァー

アマリリスのCDは僕も店頭で聴きました。
少年の素朴で汚れない声が素敵でした。
このグループはルネッサンス音楽のCDが以前出ていたようです。

mont_54さんもカンタータをどんどんお聴きになればいいですよ。
何てたってカンタータはバッハの真髄という人もいるくらいです。


juncoopさん、そういうわけで、今日の休日も頭を下げて回って
ました。

疲れきったので、部屋に閉じこもりロジャースのSPでバッハを
聴きました。

聴いたのはデミジェンコのピアノでバッハ/ブゾーニのトッカータ
とフーガ二短調・・・。(ゲテモノでも何でもないですよ。これ)
スタインウェイの輝かしい轟音を浴びました。

その後で、無伴奏チェロソナタ・・・コダーイですが、を聴きました。
低音がブンブン響いて快感でした。

さて今日は「音楽」を聴いたのか「音響」を聴いたのか!ハハハ
やはり、ちょっと気分がクサっていたのでしょう。

平均律もレオンハルトで聴きました。
・・・これは、鈴を振るような音で癒されました。


>消えた・・・??!!

昨夜、上記の書き込みをしたらエラーが出て、結果的に同じ
ものが二つアップされました。それで削除しようとしたら
またエラー。結局、2度削除することになりみんな消えたよう
です。(^^;;

To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/18 21:20

今日聴いた音楽

皆さん、こんにちは、休日をいかがお過ごしですか?


今日は、バッハのカンタータ第198番を聴きました。冒頭合唱のあの悲痛な旋律はとても胸に迫るものがあります。


【今日のCD】

●バッハ/カンタータ第198番『侯妃よ、さらに一条の光を』BWV198

ヘルマン・シェルヘン指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団
ウィーン・アカデミー室内合唱団
ラースロー(S)レッスル=マイダン(A)クメント(T)ペル(B)
ヒューブナー(vn)カメシュ(ob)ハイラー(cem)
1952年ウィーン/ウェストミンスター(M)

葬儀の音楽だけあって、かなり悲痛な音楽となっておりますが、シェルヘンの演奏はロマン的傾向があり、その悲壮感をよく表現しております。しかもテンポは、この198番の演奏でも前例がないほど遅いものである。ウィーン・アカデミー室内合唱団の演奏は、嘆くように歌われ、効果をあげていて、聞き手にこのカンタータが亡き侯妃をしのぶという現実を見事に伝えている。第4曲のアリオーソは、カンタータ第8番の冒頭合唱を思わす鐘の連打のような効果が興味深い。悲痛感は徐々に安らぎとなっていき、とても優れた終曲合唱「侯妃よ、後世は貴方を忘れない・・」と歌われ曲を閉じる。198番はマルコ受難曲に転用されたのではないかと伝えられるが、まさに、受難曲を思わせるような感銘を受けるカンタータであります。



●バッハ/カンタータ第198番『侯妃よ、さらに一条の光を』BWV198

ハンス=ヨアヒム・ロッチェ指揮
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
ライプツィヒ聖トマス教会合唱団
ヴェルナー(S)Lang(A)ヴェイマン(T)ポルスター(B)
1976年/ベルリン・クラシックス

今日は、すっかりカンタータ第198番が病みつきになりましたね。この曲はバッハのカンタータの中でもちょっと異色の作という感じがある世俗カンタータなのですが、全体を支配する悲壮感はとても胸に迫るような感動を与えますね。それはマタイとヨハネに受ける感銘と同じような印象があります。そこにある共通のテーマは、「苦悩と救い」なのかもしれませんね。この198番のリュートやガンバという古楽器の音色は、古雅な響きがあり、ヨハネに通じる感じもあります。バッハがリュート、ガンバ、ビオラ・ダモーレなどを使用する意図は時代の楽器とはいえ、他の宗教作品とは区別された何か別の意図を感じざるを得ないのは私だけでしょうか? ロッチェの198番はとても重厚でシェルヘンに迫る程の感動をしますね。シェルヘンの上をいく演奏かもしれません。古楽器によるルーシンクや、グッドマンの演奏もなかなか良い演奏であります。特にマルコ受難曲のロイ・グッドマンの演奏も同曲が入っており、とても深い感銘を受けました。話はロッチェに戻りますが、ロッチェの数あるカンタータの演奏の中でもこの198番は優れた演奏ですね。彼のヨハネよりも優れていると思います。【大推薦】



From mont_54 To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/18 08:25

朝はアリアから・・・

みなさんお早うございます。

トリオ・アンサンブルのアマリリスと
コルマー少年合唱団でアリア聴いています。
静かな日曜の朝(曇っていますが)に聴くはいいですね。

アマリリスって古楽のアンサンブルでは有名?

ガンバ・ソナタ BWV1028 や
リコーダー・ソナタ? BWV530 
イタリア協奏曲 BWV971 を挟むように
カンタータBWV110BWV12BWV187BWV6 それぞれのアリアが
織り交ぜて交互に配置された盤。

すみません、
邦訳がないのでタイトルも意味も良く分らなくて・・・

カンタータ12番<泣き、嘆き、憂い、怯え>のアリアは
第4曲の「十字架と栄冠はひと続き・・・」
というのだけは、特に気に入ったせいもあって、
手元の資料(本)で調べて解ったんですが、

6番はアリアとはいいながらも、
'Achbleib bei unsHerr Jesu Christ'と歌い出す
第3曲のコラールみたいなんですけど。
単品で聴くとよく解らない(カンタータは難しいです・・汗)

2年ほど前にCD屋の店先で、試聴して気に入ったので
カンタータは苦手の私(^^;
が分不相応にも購入してしまったやつでして、
でもタマには聴いています。
(少年の清澄な歌声、気が休まってとても良いです)

From mont_54 To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/17 22:48

フランス組曲の魅力って・・・

やはりメヌエットやガヴォット・エール等の任意挿入舞曲
にあるのではないでしょうか?
勿論、jun さんお気に入りのアングレーズも含めて・・・

特にメヌエット(5番を除く全曲に登場)
これはもう「フランス組曲の花」と言ってもいいのでは?

他の2曲と違って、フランス組曲にはプレリュードがありません。
つまり「剥き身の組曲」とも言える訳で、
下世話な表現を借りれば、スッピンの魅力でもあります。

それから演奏法についてのお節介を言わせていただくと、
アルマンドからクーラントに変わる局面では
はっきりと「走り出す(クーラント)」様子が判るくらいの
テンポ変化(変速)を認識できるような演奏が、
聴いていて心地良いです。


skunjp さん、
おチビちゃんのリカバリー作業、お疲れ様でした。
でも、やっぱり子供は元気が一番ですよね。

From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/17 21:21

皆さん、こんばんは。


今日はチビのいたずらの尻拭いで、ご近所10件くらいを
頭を下げて回りました。ごっつう疲れました・・・ハァー

juncoopさん

21番は147番とのカップリング(Vol.12)がよろしいと思います。
しかし、リヒターとかのグランドスタイルと比べないという覚悟
と、新しい価値を受け入れる柔軟性が必要かと存じます。

47番をリリングで聴きました。とてもいい曲です。
特に第1曲の合唱フーガと、第3曲オルガンオブリガート付の
アリア。リリングもグランドスタイルですが、それなりに引き締
まって聴かせます。

グールド以外のピアノといえば、量的にはシフでしょうか。
ただしこの人は、後になるほどつまらなくなる傾向が・・・
でも大ピアニストですから、地味豊かで奥深い表現はさすが。

あと、ヒューイットは破竹の勢いで録音しており、量的にはシフ
を上回りました。この人は最初ちょっと固くて面白くなかったで
すが、急に素晴らしくなり、かっちりした所と幻想味のバランス
が見事。

その点ペライヤは地味ですが、とてもフレッシュかつ音楽的
です。とにかくピアニストとして破格です。イギリス組曲、ゴルド
ベルクは名演。ピアノ協奏曲も聴けば聴くほど音楽的充実度
が高い。ぜひ平均律を期待。

個々の演奏では、平均律がリヒテル、フィッシャー、テューレック、
アファナシエフ、コロリオフ。

パツティータは、アラウ、グード、ポブウォッカ、アンデルシェフスキ。

ソロCDではアルゲリッチ、ケンプ(多数あり)、バックハウス、
ポゴレリッチ、園田高弘(インヴェンションが良い)、P・ゼルキン。


mont_54さん

組曲の新説ですね。
やはり調性の設計をしたのでしょうね。

それから、前半後半という観点も、おもろいです。

ブランデンブルクも1-3、4-6のまとまりがあるような気が・・・

パルティータNo4はフランス風序曲の出だしで、これはゴルドベ
ルク変奏曲の例もあり、「後半開始」の明らかなサインですね。

イギリス組曲とフランス組曲も、それぞれNo4が「後半開始」の
朗らかな長調です。

さて、チェロ組曲は・・・?

j※今日はフランス組曲をヴァルヒャで聴きました。良いですねー。


To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/17 12:55

今日聴いた音楽

皆さん、こんにちは、今日の大阪は、晴天に恵まれ、すがすがしい気分です。

今日は、Music:BACH1000において、カンタータ第47番をアップしました。

★montさん
6つの演奏で聴く「フランス組曲」特集です。

『何せ若妻アンナに贈った「愛の舞曲集」素朴な中に無骨な楽長のピュアな愛情がこめられている』

という事、思い出しました。マグダレーナへの小品集にこの組曲は沢山入ってましたね。まさに愛妻への気持ちを込めた愛の讃歌がこのフランス組曲なのかもしれませんね。私自身もフランス組曲全体がとても愛らしく美しさを感じざるを得ません。

『2・3番は断然グルちゃんですよ!アルマンドのあの「入り」のしなやかさ。うーん、誰にも真似できません』

私も、グールドの2番のアルマンドを聴いて確かにそう感じました。とても しなやかな入り方ですね。「しなやかさ」という表現がピッタリだと思います。

『3組曲に共通して感じるのは3番と4番の間には明らかな曲想の転換があるのでは?・・・つまりバッハの組曲って、すべてどれもが1〜3番、4〜6番で大きく2つの場面に分かれるのではなかろうか』

これは鋭い発見で指摘ですね。この事は気がつきませんでした。さすがmontさん。3つの組曲集の2番〜4番が同じパターンですね。これははじめ、バッハの癖か?とも思いましたけど、指摘されるとおりバッハの意図が隠されているかもしれませんね。バッハはとても計算的に音楽を作曲するイメージがあるので、これはそうかもしれませんね。バレエの幕やクライマックスに例えられるところは、montさんのすぐれた発想ですね。



【今日の音楽】


●バッハ/フランス組曲第3番ロ短調BWV814

グレン・グールド(ピアノ)

グレン・グールド・ブレイズ・バッハ/ソニー・クラシカル


フランス組曲の中でも、第5番と並んでとても好きな第3番です。グールドの演奏は、ちょっと速めのテンポですね。元々ヴァルヒャの演奏で親しんでいただけに、とても驚きました。しかしグールドの演奏は、とても訴えるものが強く説得力がありますね。感情表現が出せるのもピアノの長所であり、グールドはその効果を発揮しております。しかもこのピアノ・タッチは、グールドならではのものですね。まるでチェンバロを弾くようなタッチとでも言うのでしょうか。驚嘆しますね。第3番のアルマンド、いいですね。もうこの理屈ぽい旋律がバッハの好きなところです。クーラントは凄いパワーを感じます。グールドの演奏を聴くと軽々と弾いているのでこれも驚き。なんとも寂し気で感傷的なサラバンドは胸に染みます。ヴァルヒャのチェンバロと同様にグールドのピアノの表現もいいですね。感動しました。私が3番で好きなのはアングレーズでして、グールドのテンポはとてもいいですね。ヴァルヒャのリュート・ストップによる華麗な演奏がやはり忘れられない。メヌエットも好きですね。それからジーグはとても軽快で激しい曲なんですけど、以外とグールドは落着いた演奏です。ヴァルヒャで聴くと凄まじく圧倒されました。第3番はやはり傑作ですね。



From mont_54 To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/17 01:54

バッハ3大組曲の怪・・・

・・・なーんて、大げさにタイトルを書いてしまったけど、
バッハ3大組曲には調性上の面白い共通点がありますよね。
みなさん、お気づきでしたか?

まずはイギリス組曲
2番 イ短調
3番 ト短調
4番 ヘ長調

次にフランス組曲
2番 ハ短調
3番 ロ短調
4番 変ホ長調

最後にパルティータ
2番 ハ短調
3番 イ短調
4番 ニ長調

即ち、2・3・4番は
どれも短・短・長調の並びになっています。
「なぁーんだ、つまらん」て声が聞こえてきそう・・・オロ;

でもそのせいもあってか、私がこの3組曲に共通して感じるのは
3番と4番の間には明らかな曲想の転換があるのでは?
ということ。

つまりバッハの組曲って、
すべてどれもが1〜3番、4〜6番で大きく2つの場面に
分かれるのではなかろうか?という疑問。
私自身の中では、だいぶ以前からくすぶっていました。

バレエ大好きの私にとっては、
あたかもバッハの組曲って、全2幕からなるバレエ音楽に似てる。
と勝手な思い込みを抱いております。(どのみち舞曲だし)

してみると、2番・3番は前半(第一幕)のハイライト場面!
これはバレエの中では物語の帰趨に決定的な影響と
全体の雰囲気を盛り上げるための大事な位置にある訳でして、
私の「バッハ組曲は2・3番が好き」の理論的根拠となるのです。

でもこういう「こじつけ」って、ホント楽しいですね。

From mont_54 To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/17 01:51

みなさん、こんばんわ。

juncoop さん。
うっひゃー、来ましたねー。フランス組曲の話題が・・・
僕、これ大好物なんです(笑)

何せ若妻アンナに贈った「愛の舞曲集」
素朴な中に無骨な楽長のピュアな愛情がこめられている。
そうは思いませんか?

ヴァルヒャの1番。いいですね。
でも2・3番は断然グルちゃんですよ!
アルマンドのあの「入り」のしなやかさ。
うーん、誰にも真似できません。

食べ物(魚介類)で言えば
やわらかくて、舌の上でとろけるような甘さの
ズバリ「生ウニ」でどうでしょうか?

To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/16 21:31

続、今日聴いた音楽

なーんか、夜になると無性に寒いですね。


★anisさん
カラヤンのモーツアルト/レクイエムですか!!
anisさんといい、日向さんもカラヤンのレクイエムがお好みですね。
結構カラヤンのレクイエムは女性受けするのでしょうか?ますますカラヤンのモツレク聴きたくなりますね。かなり重厚で強靭な「レクイエム」「怒りの日」「涙の日」が聴けそうで楽しみになってまいりました。ところでカラヤンのモツレクは何年の録音がいいのでしょうか?カラヤンだったら2回は録音してそうな感じしますね。カラヤンのベートーヴェンの荘厳ミサもかなりきますよ!!


【続・今日の音楽】


●バッハ/管弦楽組曲第1番ハ長調BWV1066

カール・リステンパルト指揮ザール室内管弦楽団

1960年/アコード

リステンパルトの管弦楽組曲はいいですね。この1番ですが、フランス風な感じもするのですが、やはり基本はガッチリとしたドイツ的な演奏で、説得力があります。重厚な表現で、とても大らかで線の太い演奏。
音色の厚さといい、楽器をよく歌わせており、しかも透明感のあるアンサンブル。まさにjuncoopの好みといえますね。1番は常あまり聴かないのですが、リステンパルト演奏はもう一度聴きたくなるほど素晴らしい!!余談ですが、リステンパルトの母親は、再婚して、カールが生まれたそうなんですが、前の夫はあの、ヘルマン・シェルヘンだったそうです。シェルヘン・・とても興味深いですね。ヘルムート・コッホの師匠でもあり、リステンパルトにもちょっと影響があるような。



To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/16 18:57

今日のバッハの音楽のひととき

皆さん、こんばんわ。今日はいい天気になりましたね。しかしまた下りざかとなってきます。
このHPのBBS1ですが、早い時間に書き込みしないと、また重たくなるので、焦りますね。



★skunjpさん
となると、鈴木氏のBWV21は、12巻の147番と一緒に入っている方のライプツィヒ版が新盤ということで、良い訳ですか?

それから、yahooの掲示板で、バッハのピアノ曲でグールド以外で誰がいいのか?尋ねられて困ってます。というのも私はバッハのクラヴィーアはチェンバロで聴くべしと思っているからでして、ピアノの専門は、skunjpさんの方に「尋ねよ、さらば見出されん」なので、お聞きしたいところです。

マグロというのは、黒マグロですか?それは素晴らしい、トロの部分だけが食べたいところ!!捕れたては、そら新鮮でっせ!!skunjpの旦那!


シューリヒトのブランデンブルクですか!微妙なところをつかれますね。カール・シューリヒトは確か、管弦楽組曲とヘンデルの合奏協奏曲も録音していた記憶がありまして、実は機会あればぜひ聴きたいと思ってました。skunjpさん、ブランデンブルクは『高貴で弾むようなインテンポの音楽が見事。ブルックナー9番との共通性を感じました。』とありますが、私好みの重厚で、音の厚い演奏なのでしょうか??
ブルックナー指揮者で言えば、ヨッフムが優れたバッハを録音してますね。どうなんでしょうか?



【今日の音楽】


●バッハ/フランス組曲 第2番 ハ短調 BWV813

グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)

1975年/ソニー・クラシカル

フランス組曲第2番も渋い舞曲が多いですね。アルマンド、サラバンドなどちょっと切ない感じがあります。レオンハルトの演奏はとても優雅な弾き方でして、またヴァルヒャと違った良さがありますね。もちろん両方とも優れております。メヌエットは小曲ですが印象的な音楽でして、2番の中で一番心に残りますね。




From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/16 13:23

皆様、こんにちは

皆様、こんにちは。

juncoopさん、

鈴木さんのカンタータ21番は、シリーズNo6の
31番とのカップリングと、シリーズNo12の147番とのカッ
プリングの新旧二つの演奏があります。
旧盤はワイマール版で高音部アリアがテノールに割り振られており
やや意外。
新盤はライプツィッヒ版と呼ばれるもので、高音部アリアがソプラ
ノに割り振られた有名な方です。

>多分バッハが「140番はいいよ!」と言いたかったのではない
 でしょうか

juncoopさんも言いますねー。(^^;;

※最近、PCMラジオでシューリヒトのブランデンブルクが放送され
DATに録音しました。高貴で弾むようなインテンポの音楽が見事。
ブルックナー9番との共通性を感じました。

※先日、お向かいさんが釣りに行ったとかで、黒マグロ1本、かつお
1本を持ってきてくれました。即、大量の刺身ができました。
新鮮なマグロはぷりぷりしていて、味に独特の輝くような精気が加わ
っています。いつも食べているマグロはいったい何だぁ・・・?


anisさん、

>趣味も似ている?と思ったので、お持ちならば、HPを教えて
 ください

ごめんなさい。僕はそれほどマメではないのでHP持ってません。
でも趣味が似ているというのは言えますね。
僕もかつて闘病期間中、トーマス・マンを読んだものです。
読んだのは「魔の山」。

ワーグナーの楽劇は聴きませんが、ヴェーゼンドンクの5つの歌
は好きでよく聴きます。ワーグナーはやはり天才です。


From anis( HP ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/15 20:28

では、聴き比べ・・・したいですね

 マーラーの『5番』のカラヤンとワルターで。モーツァルトのレクイレムは、カラヤンばかり聴いている(某廉価版もありますが、これは却下してます)ので、そろそろ聴き比べを〜そうしたら、「ワルター」かな。と漠然と思っていたので、合わせて購入〜って、仕事を探してから!ですな(苦笑)。
 ちなみに、フルトヴェングラーは「安かった・全部まとめてこの値段だ」という理由からの購入。後になって、偉大な人だったと知りました・・・無知にも程がある。


  skunjpさんへ
 レス、ありがとうございます。HPを作っていらっしゃるのかと探したのですが・・・見つけられませんでした。音楽に造詣の深い方のようですし、趣味も似ている?と思ったので、お持ちならば、HPを教えてください。
 ちなみに私は上のサロンの管理者です。では・・・

To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/24 00:44

今日聴いた音楽

皆さん、こんばんわ。梅雨ですか!?毎日雨続き。

★montさん
『特に土日をはさんでのトラブルでしたから、私にとっても自分のお気に入りのHPが開けないので結構ストレスが溜まったような気がします・・・(笑)(これもネット・ストレスというのか知らん?)』
て、嬉しい事書いてくれますね。楽しみにしていただいて光栄です。
スカルラッテイのソナタのCDは2枚ほど持ってますが、まだ理解できません。あの膨大なソナタのうち、どの曲がいいのやら・・・・?


★skunjpさん
『鈴木さんのカンタータ21番は旧盤は避けた方がいいでしょう。』というのは、現在カンタータ集21巻まで出ているBISレーベルの事でしょうか?確か147番と一緒に入っているのですが、これが旧盤?

『140番コラールでは「イオーー、イオーー」と叫んでますね。』私も前からこれは疑問でした、多分バッハが「140番はいいよ!」と言いたかったのではないでしょうか?



【今日聴いた音楽】


●バッハ/フランス組曲第1番 ニ短調 BWV812

ヘルムート・ヴァルヒャ(アンマー・チェンバロ)

1962年/EMIクラシックス

フランス組曲と言えば、ヴァルヒャが一番好きです。イギリス組曲よりもちょっと優しい感じのイメージの組曲集なのですが、ヴァルヒャのフランス組曲はとても力強く、時にはチャーミングな表現となってます。リュート・ストップを使うヴァルヒャの選択は、とてもその舞曲にマッチしており、さすがですね。この1番は最も難解で厳しい音楽なんですが、ヴァルヒャの演奏はとても圧倒されますね。まさに教科書にしたい演奏です。サラバンドの重厚さは、他では聴けません。


●バッハ/フーガの技法BWV1080

メンノ・ヴァン・デルフト(cem)

1999年/ブリリアント

デルフトは1963年生まれのオランダ人でレオンハルト、アスペレンに師事しました。二人の師匠のフーガの技法も聴いておりますものの、デルフトは未完フーガも演奏しており、師匠の演奏よりいいのではないかと思ったりする、お気に入りのCDとなっております。anhangも録音されておりまして、区別するためにクラヴィコードで寂しく弾かれているのも、なんとなく情感があります。



From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/15 15:16

グードのパルティータ

グールドならぬグードのパルティータ続編が出ましたね。

随分間が空きましたが、演奏はどうなのでしょうか?

どなたか買われた方おられます?

From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/15 15:14

皆さん、こんにちは

mont_54さん

>日ごろの心掛けの勝利、といったところですかね?

いいえ、単に欲しいものが沢山ある、と言うことだけだと
思います。(^^;;

>以前、juncoopさんから聞かれていた
 ロスのスカルラッティですが、本当にいい演奏ですね。
 これはズバリ「白魚のおどり食い」でしょう!
 (ポゴレリチのピアノ盤もいいのですが・・・)

確かに、バッハを聴き疲れた時など、スカルラッティは
あの野趣が新鮮です。ロスの名演は知ってますが、なまじ
はまると全曲が欲しくなって怖い・・・
ポゴもいいですが、プレトニョフもいいですよ。
こってりと新鮮な、黒海産キャビアの味わい・・・


juncoopさん

>ピノックのアルヒーフ盤のパルティータ全曲+ゴルト
 ベルク+イタ協+フランス序曲の3枚組が2900円程度。

それは安い・・・。しかしアルヒーフの旧盤は録音が穏和す
ぎるような気もします。ヘンスラー新盤は、ピノックの新境
地を伝えますね。爽やかな中にも、どこか巨匠風になってま
すよ。それからHANTAIの平均律Book1が2400円程、
ですか、そりゃ買いですね。当たるかどうか判らないけど、
魅力的です。

(僕の財布の状況ですが、かなり無理してます。(^^;;)

鈴木さんのカンタータ21番は旧盤は避けた方がいいでしょう。
フリンマーのソプラノが声を張り上げてちょっと浮いてます。
新盤の方が良いです。

>★世の中に対して
 ガオーーーー・ガオーーーー!(意味不明:とにかく叫びたい)

140番コラールでは「イオーー、イオーー」と叫ん
でますね。あれはどういう意味でしょうね。



From juncoop To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/15 11:10

BBS1への書き込みがしにくく

皆さん、BBS1への書き込みがしにくくご迷惑おかけしております。

HPの提供者 Gaiaxに昨日 改善を依頼しましたので、間もなく改善されると思います。

今後ともよろしくお願いします。

改善の依頼に対して以下の回答がありました。

「いつもご利用ありがとうございます。コミュニティースタッフでございます。

ご質問ありがとうございます。

当サポートにてお調べしましたところ、お客様のHP
http://machikado.gaiax.com/home/juncoop
は正常に表示されました。
一時的なサーバー混雑のためと思われますので、お時間を変更して再度お試しください。また、何かございましたらお気軽にご質問くださいませ。今後ともよろしくお願いします」

とのことです。

よろしくお願いします。


From mont_54 To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/14 23:54

まずは、というより・・・

遅ればせながら
HPの復旧おめでとうございます。
いろいろと大変でしたね。

特に土日をはさんでのトラブルでしたから、
私にとっても自分のお気に入りのHPが開けないので
結構ストレスが溜まったような気がします・・・(笑)
(これもネット・ストレスというのか知らん?)

今更ですが、HPの管理って大変なことなのですね。

財布の話が出ていますが、
何故か私も今月は苦しい日々が続いています。
CD屋でウィンドショッピングをするなんて・・・

skunjpさんは、格安でテューレクの平均律3枚組みですか。
いい買い物をされましたね。
日ごろの心掛けの勝利、といったところですかね?

以前、juncoopさんから聞かれていた
ロスのスカルラッティですが、本当にいい演奏ですね。

これはズバリ「白魚のおどり食い」でしょう!
音符のひとつひとつがまるで飛び跳ねているみたいに
活きのいいこと。

もともとスカラおじちゃんのソナタは気品があって、
煌びやかにみえる反面、とても素朴な味わいがあります。
ロスのどことなく渇いたチェンバロの音が
とっても良く似合っています。
(ポゴレリチのピアノ盤もいいのですが・・・)

To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/14 21:28

最近のバッハのCD

皆さん、こんばんわ。今日は一日雨で本当に憂鬱でした。

帰りにタワー覗いたのですが、またまた悩むようなCDがありましたね。
ピノックのアルヒーフ盤のパルティータ全曲+ゴルトベルク+イタ協+フランス序曲の3枚組が2900円程度。ヘンスラーの新録音があったので、これも悩むところ、しかしこの間ロスのパルティータ買ったので見送り〜「さようならー」。それからHANTAIの平均律Book1が2400円程、これも見送り、ヘレヴェッヘのマタイが2400円程これも見送り〜。結局なにも買わずじまい。今月はちょっと財布が厳しい!!。そうそう買ってられませんね。skunjpさんが羨ましい!

★anisさん、
フルトヴェングラーの指輪を入手されるとは、かなりのワグネリアンですね。私はリングまではまだまだ理解しがたいです。小澤のマタイは少し興味がわきますね。前から、ショルティや小澤はどんなバッハなのか、気になっております。というのもシンフォニー指揮者のバッハがとても気になる性格で、他にジュリーニ、ショルティ、小澤のミサロ短調
もどんな演奏なのか一度聴いてみたいものです。
カラヤンのマーラーの第5はけっこう評価高いですね。第4楽章のアダージェットなんですが、バーンスタイン同様、カラヤンの演奏は、ちょっと重過ぎて、テンポも非常に遅く、歌わせすぎるきらいがあります。簡単に言えば表現が大袈裟なんです。私は、アダージェットについては、ハイティンクとコンセルトヘボウか、ワルター指揮ニューヨーク・フィル、バルビローリあたりが、自然な感じで好きですね。


★skunjpさん
鈴木さんのカンタータなのですが、曲にもよりますが良いですね。私好みだと思います。147番と21番の評判が良さそうで、ちょっと手に入れようかどうか、悩んでます。
トーマスいいですねーーー。もっと録音して欲しかったです。80番とか147番、151番、21番がないのが残念。


★世の中に対して
ガオーーーー・ガオーーーー!(意味不明:とにかく叫びたい)


【今日の音楽】


●バッハ/カンタータ第80番《我らが神は堅き砦》BWV80

ハンス=ヨアヒム・ロッチェ指揮
ライプツィヒ・新バッハ・コレギウム・ムジクム/聖トマス教会合唱団
オジェー(S)Wenkel(A)シュライアー(T)アダム(B)


今日は、ロッチェの80番を聴いてます。しかし80番はとても好きなカンタータでして、マウエルスベルガーを筆頭に、リリング、ヴェルナー、リヒター、ロッチェ、ルーシンクとどれも好きですね。ちょっと困るのがミュンヒンガーとゲネンヴァインでして、しかし80番は、147番同様に全部の曲がピカイチの名曲揃いとなっており、まさにバッハのカンタータの大傑作といっても過言ではありません。主題のルターの「神わがやぐら」のコラール自体がとても優れておりますね。



From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/14 17:45

ラッキー・デー

皆様こんにちは。

今日は外で仕事があり、乗り換えのポイントがお茶の水ということで、
これは「ディスクユニオンに寄るな」と言う方が酷というモノ・・・
(^^;;

いそいそと行きましたら、何と欲しい欲しいと思っていた、ロザリン・
テューレックの平均律全4枚がありました。これはタワーで7000円
台で出ていましたが、ここでは格安でした。(半値以下)さらにアラウ
のパルティータ全2枚もかなり安く出ていました。

「う〜ん、どちらにしょーか、迷う〜」と思いながら、エエイッと思い
切って二組買いました。(^^;; 
でも、後悔はしていません。両方とも<人類の至宝>ですよ。

特にテューレックはグールドに影響を与えたということで有名ですが、
そんな切り口でなくとも、とても先端的かつ豊かな演奏で、僕的には
最近のファーストチョイスなのです(平均律の)

アラウは本当のファイナル・レコーディングで結局完成していません。
パルティータ1、2、3、5番のみ。しかしこれは感涙モノ。
人類が到達したエベレストなのです!!!(パルティータの)

アッ・・・グルグルグル〜♪という声が聞こえるぞ・・・

>トーマスは世俗カンタータは、昔LPで、アルヒーフより201番を
 はじめとする、数曲のアルバムがありました。再発が待たれますね。

そうですねjuncoopさん。再発して欲しいです。昔風のドイツの
ユーモアが聴けるでしょうね。

鈴木さんのカンタータBWV12、182は最高です。
12のオーボエ、182のリコーダーの生かし方がヴィヴィッドです。
54番はトーマスと比べると重厚さで劣りますが、まあ、これは、そこ
を期待するのではなく、繊細な楽曲の組立と、まだ落ちぶれていなかっ
たころの米良クンの、凄みのある歌唱を聴くべきでしょう。
190番復元版は今夜聴いてみます。


anisさん、初めまして。skunjpと申します。

>私は血を流すとき(怪我・献血等)、第8曲アリア『血を流され
るがいい、愛しい御心』がエンドレスします・・・一番好きな
アリアかもしれません。

僕もこれ大好きです。
献血をされるのですか。偉いですね。
それと、カラヤンのマーラーは大地の歌が好きでした。
耽美の極ですね。



From anis( HP ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/14 07:39

書き込めてなかった・・・

 昨日、エラーが起こりました(汗)。

 さて、ワーグナーですが、昔は『ルートヴィヒ』を観て「音楽が良ければもっとこう・・・」と、バチ当たりなことを考えていたのですが、鬱発病頃から異様にワーグナーが好きになり、安かったフルトヴェングラー盤で『リング』を全曲揃えてしまったり・・・うーん、音楽と精神状態って不思議だ。

 『マタイ受難曲』は、サイトウ・キネン・オーケストラの指揮はオザワです。
 CD欄にも上げています。これは冒頭から圧倒な迫力・浄化を与えてくれました。
 余談ながら・・・私は血を流すとき(怪我・献血等)、第8曲アリア『血を流されるがいい、愛しい御心』がエンドレスします・・・一番好きなアリアかもしれません。

 マーラーは、廉価版一枚コレクションにある程度なんですが・・・カラヤンあたりの『5番』は是非欲しいと思っています。

To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/14 08:32

今日聴いた音楽

皆さん、こんばんわ。今日もバッハを聴いてます。

skunjpさん、朝にバッハを聴かれるというのも、早く起きられて余裕があられますね。私は、ギリギリまで寝ておりますので、朝食すらとらずに出勤しているありさま・・。見習いたいものです。

トーマスの54番は、貴方に教えていただいてとても感謝してます。
言われるように、4番は、いいですね。私はBACH1000でも語っておりますとおり、リヒターよりも優れていると思います。本当にスケールの大きい演奏です。世俗カンタータは、昔LPで、アルヒーフより201番をはじめとする、数曲のアルバムがありました。再発が待たれますね。

鈴木氏のカンタータは、BWV12、54、162、182のCDを聴いてますが、182番が良かったのですが、54番は、トーマスの重厚さを期待するととんでもない、期待外れになります。あまりにも軽い演奏で、ちょっとガッカリしました。今日は12番を聴く事にします。
それから鈴木氏の190番復元版が話題になっておりますが、いかがなものでしょうか?

ヘルヴェッヘは、いまだに買うのに勇気がいります事は、前にも書いたとおりでして、ちょっと手が出せません。
コープマンについては、skunjpさんの感想から、あまり手を出したくないような感じですね。彼のマルコについては、聴いておりまして、それについてはさほど違和感はなかったのですが、コープマンについては世俗カンタータを手に入れたいですね。


【今日の音楽】


●バッハ/カンタータ第4番【キリストは死の絆につきたまえり】BWV4

ピーテル・ヤン・ルーシンク指揮
ネーデルランド・バッハ・コレギウム/オランダ少年合唱団
ホルトン(S)ヴファルダ(A)ミール(T)ラムセラー(B)

古楽器による少し軽いめの演奏ですが、古雅な響きがこの4番にはマッチしておりまして、なかなか聴きやすい演奏です。リラックスして聴けますね。個人的には好きです。


●バッハ/カンタータ第12番【涙し、嘆き、憂い、畏るることぞ】BWV12

鈴木雅明 指揮 バッハ・コレギウム・ジャパン

カンタータ集第3巻より

バッハ・コレギウム・ジャパンの12番、なかなかいいですね。
最近この12番がとても気に入っておりましてよく聴いております。
嘆きのシンフォニアとラメント・シャコンヌの合唱の素晴らしさ。それからなんといっても第4曲アルト・アリアは寂しい旋律のオーボェ・ソロが伴い、とても味のあるアリアです。この12番も聴くほどに良さがわかってくるカンタータですね。鈴木氏の演奏は落着いた感じで、古楽でも上位に値する演奏かもしれません。


●バッハ/マタイ受難曲BWV244 《抜粋》

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン楽友協会合唱団/ベルリン大聖堂聖歌隊他 1972年

カラヤンのマタイと言えば、皆さん拒絶反応を起こされるかもしれません。「ブィーブィー!!」今にも聞こえそうです。しかしこの演奏、冒頭合唱の美しさ、荘大さは、一聴に値します。また声楽陣の素晴らしさもカラヤンならではの豪華キャストでありまして、シュライアー、ヤノヴィッツ、ルートヴィヒ、フィッシャー=ディースカウ、ベリーなどです。解釈や表現についてはリヒターにはとても及ばないものの、このオペラのような美しいマタイは、カラヤンの美学というもので貫かれており、一度聴かれるべきかもしれませんね。



From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/13 17:47

皆さん、こんにちは

皆さん、こんにちは

さて僕は毎朝、出勤前の朝食後30分は音楽を聴くように
しています。コーヒーを飲みながらバッハを聴くこの時間は、
非常に心が満たされ、「今日一日頑張るぞー」と鋭気が漲っ
てきます。

やはり総合芸術であるカンタータを聴くときが多いです。
今朝はカンタータNo40「神の子が現れたのは」を聴
きました。

冒頭のホルンの響きがブランデン1番を連想させ、とても
楽しい心持ちになります。演奏は大好きな鈴木さん。
古楽派の中では一番好きです。

コープマンは最初良かったのですが、だんだん世俗カンタ
ータのような軽いノリになってきて期待はずれでした。

ヘレヴェッヘも大変良いのですが、なかなか録音しない。
そしてこの人は、プロテスタントというよりカトリックの
ような音作りを感じます。ちょっとナヨっとしてて、官能
的なのです。それはそれで素敵ですが (^^;;

鈴木さんは精神的にとても稟としていて、音響的なバラン
スが良く、造形が堂々としている。

モダンのリヒターに負けない唯一の古楽派と思います。

モダンといえば、トーマスの54番は良いですね。
あの超越的なテンポ!

トーマスはプライとの56番、82番も良いし、4番も
なかなか良いです。こせこせしてなくて、スケールが
とても大きい。

この人昔、アルヒーフに世俗カンタータを録音して
ませんでした?

To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/12 22:54

anisさん、再びこんばんわ。

anisさん、再びこんばんわ。
貴方のプロフィールを見まして、とても興味深く思いました。
特に、ルキノ・ヴィスコンティの影響があられるみたいですね。
ワーグナーの音楽については、「ルートヴィヒ」において効果的に使われて、私が、ワーグナーにはまったのもこの映画でした。ドイツに行きました時は、当然、ノイシュヴァンシュタインやスタンベルク湖、ニンフェンベルク城、バイエルン国立歌劇場でのオペラも見ました思い出があります。ヴェネチアはいいところですね。映画「ベニスに死す」においては、マーラーの交響曲第5番アダージェットが効果的に使われ、ヴェニスの街にすごくマッチしてました。美少年のタッジオに憧れるグスタフ・フォン・アッシェンバッハは、マーラーをイメージされた事は、有名で、原作はトーマス・マンでしたね。このマーラーの弦とハープによる甘味な音楽は、ただ美しいばかりの音楽ですが、マーラーならではの毒が密かに用意されております。この「ベニスに死す」の映画を見終わった後も、我々の心の中に、この美しい音楽は悲しく流れ、余韻ともなりますね。ヴィスコンティの映画は、美術、音楽共に感動しますね。


To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/12 21:40

やれやれ、やっと復旧出来ました。

皆さん、こんばんわ。なんとかHPも復旧されてなによりです。
仮設のHPを作ったりしたのは、皆さんといつもお話していたいからでした。

アクセス出来ないこの3日間、とても寂しい思いをしましたね。
やはり今や私の心のHPとなっております。

大好きなバッハの音楽について、同じ愛好家の皆様と語れるというのは、とても幸せな事です。

いつまでも、皆さんとバッハについて語っていけるよう、祈りたいです。


★skunjpさん、日向さん、ブリリンさん、ウイグルさん、励ましのメール有り難うございました。

日向さん、メールに沢山のバッハの名曲について語っていただき、とても興味深く拝見いたしました。参考になります。貴方のバッハに対する情熱のようなものを感じ、感激いたしました。


【今日聴いた音楽】


●バッハ/カンタータ第54番【罪に抵抗せよ】BWV54

クルト・トーマス指揮 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

マルガ・ヘフゲン(アルト)

juncoopの決定盤CDにもあげました、名盤中の名盤!!第54番の良さ、魅力を最大に発揮した演奏ですね。他の演奏では、このカンタータの良さは、感じられないかもしれません。それほど聞き手を魅了する名演と言っても過言ではありません。私は、この演奏で再び神の声を聞きました。



●カンタータ第82番/第56番

同じくトーマスの演奏で、skunjpさんのお勧め2曲を聴きました。トーマスの指揮とプライの独唱は素晴らしいですね。2曲はバスのソロ・カンタータですが、トーマス盤はとても感動します。もちろんこの2曲は、傑作でもあります。



From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/12 14:14

海鮮づくし

皆さん、こんにちは。

juncoopさん良かったですね。
HPが修復して。まずはメデタイ・・・(^o^)


さて、昨日イギリス組曲No5ジーグを聴きました。
まず、mont_54さんに敬意を表してグールドから。

フレーズごとに新たな歌がわきあがる様は、砂浜に座して
うち寄せる波を見るような詩的な演奏・・・

う〜ん、思わず寿司が食べたくなりましたぁ。(^^;;

グールドはとっつきには抵抗のある「うに」かと予測しま
したが、これはとても初々しい「こはだ」の味わい

次に聴きたるはヴァルヒャ・・・
アンマーチェンバロの特性か、半音階的進行が強調されて
さすが巨匠ヴァルヒャ、天地創造的トロトロ度が高い。

こってりとした濃厚な味わいで、まさしく、これは、
・・・「大トロ」

さて、3番手は僕のリファレンスであるペライヤ。
何という新鮮な響き。後半の長調になるところではどこか、
草原に吹き渡る夏風のようなおもむきが漂う。
まさに、今がシュン。
ひとくち噛んだけで、口中に広がる爽やかなうま味・・・
これは誰が何と言おうと、「いくら」でしょう!


魚屋さんにお生まれのmontさん、おさしみ食べ放題だった
んじゃないすか。いいなー  (^o^)

From mont_54 To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/08 23:03

難しいですね〜???

皆さんこんばんわ。

ranさん、初めまして。

お探しの曲ですが・・・私もまったく解りません(^^;

skunjpさんのおっしゃった「青い影」もフムそうかな?
と思ったんですけど、でもこれ(青い影)って
パッヘルベルのカノンよりは、むしろ「G線上のアリア」に
似ていませんか?(ははは、これも根拠なしですが)

メロディーは憶えているのに曲名が分からない。
実は私にも随分ありますから、お気持ちはお察しいたします。
喉にささった魚の骨のように、イライラするんですよね。

魚といえば、juncoopさんは魚嫌いとか?
>フグ、ヒラメ、トロ
では魚好きとは言えません(笑)

魚屋の倅だった私の言うことですからご容赦を・・・(^^ゞ


skunjpさん、天地創造はホントにいい曲ですよね。私も好きです。

でもみなさん!
私たちバッハファンにとって真の天地創造とは(まだ言ってる)
イギリス組曲5番のジーグこそ、なのではないでしょうか?

あのズリズリと地中に引きずり込まされていきそうな旋律(戦慄)
まるで真っ赤に燃え盛り、ドロドロとした地球創世期のよう・・

To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/08 20:12

今日聴いた音楽

皆さん、こんばんは、今日はとてもひどい雨で、しかも寒さが戻りましたね。体調を悪くしそうです。皆さんも健康に注意してくださいね。

skunjpさん、
71番については、殿堂入りしないという事は、申し訳ないです。というのも、私は71番については、トーマス、リリング、ルーシンクの3つの演奏しか聞いておりませんので、多分感動する71番の名演に巡り合っていないのかもしれません。鈴木氏の71番が良いという事でしたら一度聴いてみたいです。

それから ranさんの探しておられる音楽なんですけど、日向さんがおっしゃられるとおり難しいですね。パッヘルベルのカノンのようなアップテンポの曲???まったく解りません。すみませんね。


【今日の音楽】


●バッハ/カンタータ第63番【キリスト者よ、この日を彫り刻め】BWV63

カール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管弦楽団/合唱団
マティス(S)レイノルズ(A)シュライアー(T)フィッシャー=ディースカウ(B)ティボー、ラッヘンマイヤー、クレッテ、ビンダー(tp)クレメント(ob)
1972年/アルヒーフ

1714年のヴァイマルで作曲されたトランペットが4本も伴う輝かしい降誕節用の第63番は、バッハの初期のカンタータですが、とても素晴らしい音楽ですね。ヴァイマル時代のカンタータは21番をはじめかなりの傑作の名カンタータが生まれました。リヒターの63番はとても力強く、荘厳でもあり、同曲の演奏の中でも最高の名演ですね。特筆したくなる曲は、輝かしい冒頭合唱の素晴らしさと、第5曲ソプラノとテノールのデュエットの弦を伴う大変優雅な音楽は最高です。最終合唱の輝かしさもとても魅力です。ぜひ名カンタータ第63番をお聴きください!!




●バッハ/チェロ・ソナタ 第2番 ニ長調 BWV1028

ミッシャ・マイスキー(チェロ)マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)

1985年ミュンヘン/グラモフォン

3曲あるヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタの中でも最も優雅で美しい第2番はいいですよね。特に第1楽章のちょっと寂しく美しい音楽はとてもしみじみと感じます。マイスキーとアルゲリッチの演奏はとても素晴らしいモダン楽器による現代的に洗練された名演ですね。








From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/08 15:57

71番の難しさ・・・

>天地創造の御成功おめでとうございます。指揮者とオケはどこですか?

いやあ、名もない指揮者とオケですので・・・
ただし、感動の凄さは天下一品だと思っています。(^^;;

>フグ、ヒラメ、トロは好物なんですが。

グルメですね。僕は海産物なら何でも好きです。

さて、71番は殿堂入りさせていただけなかったようですね。(^^;;
今朝はロッチェを聴きまして、通勤時にトーマスを聴きました。

ちょっと、難しい音楽ですね。演奏が・・・
にぎにぎしい中に、とても繊細なものがあり、その表出が難しい。

その点、鈴木雅明さんは絶妙のバランスで、僕がこの71番を
好きなのはひとえに鈴木さんのお陰かも知れません。


From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/08 10:21

ひょっとして、これかしら・・・?

ranさん、こんにちは。
skunjpと申します。

お探しの曲ですが、ピンと来るものがありました。
(確証はないですが(^^;;)

最近、久しぶりに聴いたものですから・・・
懐かしいナーって思いました。

それはズバリ・・・
プロコルハルムの「青い影」ではないでしょうか?

プロコルハルムはイギリスのシンフォニー・ロック
路線のグループで、バッハのカンタータを下敷きに
したと言われるクラシカル調の「青い影」が空前の
ヒットになりました。

この曲は60年代、学生運動まっさかりの頃日本で
もはやりました。僕はまだ中学生でしたが、当時の
甘く切ない憧れめいた雰囲気が甦ります。

midiデータが下記のページで聴けます。

http://brend--el.hp.infoseek.co.jp/procol.htm

違っていたらごめんなさい。(-_-;)ゞ


※クラシカル調の名曲として、他に、僕はダニエル・
 リカーリの「二人の天使」をあげたいです。

 まさに、深夜、天の果てからかすかに響いてくる、
 天使の歌のようなダニエル・リカーリのスキャット。

 切ないまでに純粋な、初恋の音楽ですね。(^^;;

http://www4.osk.3web.ne.jp/~kasumitu/home.htm

のNo53で聴けます。