クラシック音楽掲示板


目次
過去記事 <<(全1000件)

From 日向 沙羅( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/08 02:07

ヒントをくださいませんか?

先ほど”返信”で書き込んだら、ここに表示されませんでした。
しまった! 間違った??
ってことで、juncoopさんには申し訳ないのですが、
書き込み先を<juncoop@machikado>として再掲載させて下さい。

runさんには繰り返しになってしまいますが、
ご容赦下さい。

いったいどんな番組で流れていた曲なのか、
他にも何か思いついたヒントなど、
もう少し情報が多いと、皆さん答えやすいと思うのです。

いかがでしょう?

From ran To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/07 20:26

どなたか教えてください

はじめまして。おじゃまします。
曲名も作者もわからない曲を探していてコチラに流れ着きました。

あの・・・パッヘルベルのカノンの出だしを少しテンポアップしたような曲で、カノンのように清々しい雰囲気のメロディーではなく・・・ドキュメント番組やドラマの切ないシーンでたまに聴く曲なのですが、どなたかわかりませんか?私の頭の中ではちゃんとその曲が回っているのですが、曲名がわからずCDを買うことも出来ません(TT)たぶんクラシックなのだと思うのです。

管理人さん、もしこのような書き込みがいけなかったらゴメンナサイ。

To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/07 20:24

今日聴いた音楽

皆さんこんばんは、

GWも終わり、仕事に復帰するのは、ちょっと時間がかかりそうですね。昨日はさすがに疲れました。


★montさん
耳の方お大事に、なんせ我々は、音楽大好き人間ですから、一番耳が大事ですよね。釣りなんですけど、私は、船釣りとイカダ釣り(黒鯛)をやるのですが、不思議なことに魚釣りは好きなんですけど、魚を食べるのは全くダメですね。焼き魚の鮎とか秋刀魚はとても好きなんですけど、特にアジ、サバ、ハマチ、ヒラマサ、カンパチ、カツオ、イワシは大の苦手ですね。贅沢ですけど、フグ、ヒラメ、トロは好物なんですが。魚は、網の中に一夜干して、家で焼いて食べました。


★skunjpさん、
天地創造の御成功おめでとうございます。指揮者とオケはどこですか?
多趣味というのは、大した事ないんですが、釣りとスキーと音楽が好きなだけなんです。カンタータ第71番ですか。ちょっと難しい音楽ですね。私はこのカンタータはお気に入りというよりは、いまだに理解しがたい音楽なんです。初期のカンタータで、ミュールハウゼンで書かれたみたいなんですけど、第106番はとても好きな音楽なんですけど、71番はちょっと難しいというか、良さ、真価がちょっと解りにくいです。ですから、私はこの71番をまだ過去10回もとおして聴いた事がありません。4番とか150番のほうが、親近感がありますね。確かにこの71番とても変っておりまして、聴いていると面白いですね。トランペットやティンパニの扱い方もちょっと初期バロックみたいな感じがしますね。オペラのようなレチタティーヴォやアリアもまだまだ現れていません。



【今日の音楽】

●ヨハネ受難曲BWV245

カール・ミュンヒンガー指揮
シュトゥットガルト室内管弦楽団
シュトゥットガルト少年聖歌隊
エレンベック(T福音史家)ベリー(Bイエス)アメリング(S)ハマリ(A)Hollweg(T)プライ(B)ロベルト・ドーン(fl)クレメント(ob)ウルザーマー(gamb)ラゴスニック(lute)

1975年/DECCA

今日はミュンヒンガーのヨハネを聴いております。最近、ヨハネはよく聴くようになりました。マタイはもちろんいいのですが、あまりにも全曲を聞くには長い時間を要しますので、ヨハネとロ短調ミサは、CD2枚で済みますし、イギリス組曲やブランデンブルクを全曲聞く感覚で聞けますけど、そんなにリラックスも出来ないかも・・・・。
ミュンヒンガーのヨハネは、リヒターのような緊張感や厳しさは後退しておりますが、やはり厳しさは少しあります。しかも全体的になごんだ雰囲気という訳ではありません。ロッチェやリリングよりは好きな演奏
ですね。歌唱陣もいいし、少年合唱がいいですよね。リヒターよりはリラックスして聞ける演奏で、ちょっと馴染みやすいです。



From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/07 11:53

カンタータNo71「神はわが王なり」

皆さん、こんにちは。
今朝はカンタータNo71「神はわが王なり」を聴いてきました。

juncoopさんが、いつか、特にお気に入りの名曲カンタータという
ことで列挙しておられましたが、僕はこの曲を「殿堂入り」させて
いただきたいところです。(^^;;

この曲はミュールハウゼン時代の初期カンタータのひとつで、
No106,No131等と同じ頃に書かれたようです。

初期カンタータはライプツィッヒ時代の完熟したカンタータ
と違い、盛り込まれた感情がナイーブで叙情的であり、形式も
単なるレシタティーフとアリアの交代ではなく、合唱と独唱が
協奏するような独特のものがあり、興味深いです。

この71番も、各曲が際だった個性を有し、万華鏡のように
曲想が変化します。
それは、どこかマニフィカトの世界を彷彿させます。

演奏は鈴木雅明。

From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/06 11:46

皆さん、おはようございます



GW明けの仕事はツライです。頭が回らないので
とりあえずウォーミングアップで書き込みます。

3日間、長野に行っておりました。この時期にまた
桜が見れようとは思っていませんでした。
今、満開なんです。
桜吹雪の中を散歩して気持ちが良かった・・・(^o^)

ハイドンの天地創造もうまくいきました。
神様の御わざの素晴らしさをまた体験することが
出来ました。

渋滞もうまく逃れられて快適でした。まあ、運転は
かみさんで、僕は後部座席で寝てましたが(^^;;

昨日はお昼過ぎに家に帰り着いて、新スピーカー
ロジャーズLS5まわりのチューニングをしました。

今使っているCDプレーヤーは間に合わせの安物な
ので、デジタル出力をDATのDAコンバーター経由
でアンプに入れるようにすると、とてもリアルな音に
なりました。また、ケーブルによってガラガラ音が
変わり、結局、高価なケーブルではなく友人から貰っ
た自作ケーブルがベストとわかりました。

新たにチューニングした装置で、s・ロスのイタリア
協奏曲や園田高弘のイギリス組曲を聴きました。
いずれも旧装置ではうまく鳴りませんでしたが・・・

新装置では、何という精緻な美音・・・!
刺激的だったロスが、とても複雑なコクのある響きで
再現されます。

園田さんの古い録音も、旧装置では歪みの多い、古め
かしいだけの音だったのですが、新装置では歪みの中
に、きっちりジューシーで新鮮な響きがあり、それな
りに楽しめるようになりました。

つまり、曖昧さが無くカッチリと描写することで、
録音の弱点も出すのですが、マズイ部分と良い部分が
区別されて目の前に提示され、あいまいに濁ることが
ないので、結果的に快適に聴けます。

・・・以上、装置に関心のない方にはツマラナイ内容
   でした。すんません。(-_-;)ゞ

junncoopさん、アンプの調子が良くなって何よりです。
お魚、おいしそー。(多趣味ですね (^^;;)

mont_54さん、耳の方お大事に。しかしムターちゃん
は結構じゃじゃ馬で、プレヴィン爺さんも大変かも
しれないですね。



From mont_54 To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/05 15:24

釣りの醍醐味

35センチ級のアジですか?いいですねー。
都会の鮮魚屋にはまず出回ってこない代物です。
アジやいわしなどの青魚は栄養があって美味しくて、
最高です! 釣ったその場で捌いて食べたんですか?
釣り人の特権ですね。

さて、ムタ−ちゃんの演奏ですが、
僕には少し派手すぎて、ちょっと・・・という感じです。
「アーヨの控えめなデュナーミクが」等と言ったばかりなのに。

写真の話題が出ていましたが、
やはり彼女はヴァイオリンを弾いている時の姿が一番美しい。


GWとはいえ、私はもっぱら家でブラブラ、ちょこっと散歩に
出たくらいです。

昨日、ウォークマン(MD)用のヘッドホンを買いました。
前に使っていたやつが接触不良を起こすようになったので・・

私、実はインナイヤー(イヤホーンタイプ)は駄目なんです。
毎日聴いているうちに、耳(外耳)の中が炎症を起こして
膿んでしまい、(><3
アホな話ドクターストップがかかってしまいました。
それ以降は耳架け式(フック型)に変えています。

To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/05 21:11

今日聴いた、音楽

皆さん、こんにちは、GWをいかがお過ごしですか?

★今日は、Music:BACH1000において、カンタータ第46番をアップしました。

★特集2の【BACH1000】保存版においては、カンタータ第40番まで整理しましたので、お知らせいたします。


5月3日は、京都府北部の西舞鶴から、船で冠島周辺で船釣りをしました。アジの30〜35センチを14枚、メダイ45センチを1枚、マトダイ30センチを1枚、マイカ25センチを1パイという釣果でした。釣りのHPみたいですが、晴天で昼間は、焼けるほどでしたが、とてもすがすがしい気分で気持ちの良い釣りでした。昨日は、魚を一夜干ししたり、さばいたりとかで、疲れて1日おりましたものの、このHPが不思議なことに、全く開けられず、書込みは今日になってしまいました。
海釣りは疲れますけど、ストレス解消にはなりますね。しかも美味いお土産も出来ますし。



【今日の音楽】


●バッハ/イギリス組曲第5番ハ短調BWV810

ユゲット・ドレイフュス(チェンバロ)

1974年頃/アルヒーフ

第5番は、あまり聴く方ではないのですが、プレリュードの渋さと格好良さは、素晴らしいですね。しかも激しさも感じます。ジーグはとても印象深いものがあります。アルマンドはちょっと切ない曲。どこか悲しげなサラバンド。ドレイフュスはモダン・チェンバロによる演奏ですが、ヴァルヒャの凄さには及びませんものの、なかなか几帳面な演奏で好感が持てますね。ただ個性味に欠けるかもしれません。

※イギリス組曲を全曲聴いてみて、ヴァルヒャ、レオンハルト、グールドがとても印象深かったです。



●バッハ/ミサ ロ短調 BWV232

オイゲン・ヨッフム指揮 バイエルン放送交響楽団/合唱団

マーシャル(S)テッパー(A)ピアーズ(T)ボルイ(B)

1958年 ミュンヘン・ライヴ録音/ フィリップス

本日の後半は、ヨッフムのミサロ短調を聴いております。この重厚な演奏は、とても感動します。とにかく重々しい大曲という威厳に満ちた演奏で、聞き手の心をつかむ魅力的なもの。聴いていて感動せざるを得ません。大編成の管弦楽と合唱であるが、ミサロ短調の理想的な演奏と今でも考えております。



To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/02 21:41

明日は、釣りです。

皆さん、こんばんは、明日は、釣りに出かけます。船なので、アジの30センチクラスは、数匹ゲット出来るとは思いますものの、晴天で暑そうですね。海なら涼しいかもしれませんが。ところで渋滞がクセものですね。どうなることやら?

「釣り人は心に傷があるから、釣りに出掛ける。だがその傷が何であるかを彼は知らない・・・。」


skunjpさん、今度は、天地創造ですか? 音楽活動を活発にされているようで、なによりです。御成功をお祈りいたします。
アンプのバランスなんですけど、50回左右にマワシますと、ちょっとマシになったみたいです。このアンプはオンキョウでありまして、平成7年頃に手に入れたものです。アンプで買い換えるのは、いつもこのバランス・トラブルですね。困ったものです。ところで私のスピーカーは、ヤマハと、テクニクスのスピーカーを2組つないでいるだけです。4チャンネルではありません。4チャンネルというのは懐かしいですね。


【今日の音楽】


●バッハ/イギリス組曲 第4番 ヘ長調 BWV809

グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)

1973年/セオン−ソニークラシカル

今日は一番好きな第4番を聴いてます。全体的に優雅な組曲ですね。特にプレリュード、サラヴァンド、メヌエットはとてもお気に入りでして、アルマンドの優しさと、クーラントの軽快さ、ジーグもいいですね。結局すべて良いです。イギリス組曲の中では一番の傑作ではないでしょうか?レオンハルトの演奏はとても優雅な響きです。





From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/02 09:54

良いGWを過ごされますよう

皆さん、おはようございます。

今日はとても忙しいのでちょっとだけ・・・

juncoopさんの装置は4チャンネルですか。それとも2組の
スピーカーを持っていらっしゃる?

オーディオのトラブルには泣かされますね。
僕もだましだまし使ってます。片チャンネルから音が出ない
時があるということですが、バランスの接触不良でしょうか。

バランスつまみをグリグリ左右に100回くらい回すと(^^;;
よくなるかもしれません。それでもダメならアンプの蓋を開
けて接点復活剤をバランス内部に噴射するという荒技が効き
ますが量とか非常に微妙で、やりすぎると音がなまります。

しかし修理に出すとしても25年前だったら部品がないかも
しれませんし、思い切って買うしかないのかも・・・

でも大蔵省の説得という大問題がありますし。
僕は今回やっとこれをクリアしました。(-_-;)ゞ

※「銭の花」は子供の頃見てましたが、非常に「深い」と
  いうか「暗い」というか、渡世はつらそうだなと子供
  心に思ったものでした。

さて明日から3日間長野に行って、天地創造を歌ってき
ます。高速が混みそうで今から覚悟しています。

皆様も良いGWを過ごされますよう。\(^o^)/


To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/01 21:06

今日聴いた音楽

皆さん、こんばんは、昼は暖かいのですが、夜は冷えますね。

★montさん

ムターちゃんの熱烈なファンみたいですね。 昔、グラモフォンのカレンダーをCDショップでもらった時、ムターちゃんののけぞってヴァイオリンを弾いているモノクロの写真がありまして、それは、演奏家の写真というよりも、モデルの写真みたいに素晴らしいものでした。わかります。あのちょっとホッペの可愛いムターちゃんはやはりアイドルですよね。

★skunjpさん
私はオーディオには疎いのですが、素晴らしいスピーカーを手に入れられたようで、本当によかったですね。私のスピーカーは、日本製で4台につないでおりますが、25年前のもので、最近は、アンプの様子がおかしく、左が時々聞こえなかったりします。独身の時は平気でオーディオを思い切って買ったものですが、結婚すると買いにくいですね。辛い!!クラシックはいいオーディオで聴きたいですもんね。スピーカーがいいと素晴らしい音響でしょうね。

合唱各パート1人の演奏がかなりあるみたいですけど、私はかなりの抵抗がありますね。芸術は表現の自由なのですが、なんのための合唱なんでしょうか?たとえば、ヴァイオリンを1挺で弾く場合と、数本で弾く場合、まったく聴く音が違いますよね。アンサンブルの良さはその効果を狙ったものです。オーケストラについては、各パートが1つであった事は、当時の絵画を見てもよくわかるのですが、バッハのトーマス教会の合唱各パートは1人なんでしょうか?違いますよね。バッハは各パート1人のための演奏は意図していなかったと思うのです。ソリストとは違う効果があるからですよね。マタイの群集の攻撃的な合唱を各パート1人で歌ってもなんの効果も期待出来ない気がします。なぜ最近の演奏は、出来るだけ少数で演奏しようと考えるのか?私は理解出来ないです。
ところで、「細腕繁盛記」の話が受けるかと思ってましたのですが、案外受けないですね。30年前テレビでやっていたのは、関西だけだったのでしょうか? はて・・・



【今日の音楽】


●バッハ/イギリス組曲 第6番 ニ短調 BWV811

ヘルムート・ヴァルヒャ(アンマー・チェンバロ)1959年/EMI

久々にヴァルヒャの6番聴きました。プレリュードの凄くイカツイ事!
圧倒されますね。しかも渋い!! 第2番の上をいきますね。ヴァルヒャのチェンバロはとても強烈に胸に迫ってくる演奏です。特筆したくなるのは、やはりサラヴァンド、バッハの短調のサラバンドは悲壮感があってとても渋いですね。ガヴォットはちょっと悲しいですけど愛らしい。montさんお勧めのジーグなんですけど、凄いですわ!!もう聴いていると身の毛がよだつほど恐ろしい。まさに悪魔の音楽ですね。中間部に悪魔のトリルが確かにありますね。恐ろしい!!こんな音楽はバッハでもめったに聴けないです。いやーあ、今回 第6番を聴いてみて、改めて感動しましたね。ちょっとハマリそうです。


●バッハ/イギリス組曲 第3番 ト短調 BWV808

グレン・グールド(ピアノ)

ソニー・クラシカル(グレン・グールド・プレイズ・バッハ・コレクターズ・エディション)

グールドの第3番もいいですね。コロコロとしたピアノの音色と例のウナリ声は、もう1つの世界となっております。プリュードの理屈ぽさは、グールドにかかると全く別の音楽のようで、難しい音楽をサラッと弾いてしまうのは、驚嘆しますね。





From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/01 10:34

マクリーシュの「マタイ」試聴記

皆さん、おはようございます。

昨夜はpcmラジオからゲットした、マタイ受難曲を聴きました。
演奏は今話題の、マクリーシュ/ガブリエルプレイヤーズ。

話題の中心は合唱がワンパートひとりずつで、しかも福音史家と
イエスそれにアリアを兼ねるということ。

合唱がひとりずつというのは例のロ短調ミサのリフキンが言い出
しっぺで、今やバッハ演奏の最先端を突っ走り、それなりの成果
も出ているようです。

僕としては、ユングヘーネルのカンタータNo4他のアルバムが
この手の演奏では最も魅力的に感じます。
しかし受難曲ではどうだろう・・・・?

編成上当然ながら、全体としてとても室内楽的な澄明感があり
ます。これはガブリエル・プレイヤーズのあか抜けた好演によ
ります。その枠の中で、ソリスト達のヒューマンな熱演が繰り
広げられ、結果的に予想以上の感動がありました。

特に、この曲の劇性に一体化した福音史家パドモアの熱唱には、
強く心打たれました。イエスのハーヴェイも、ちょっと細かす
ぎるビブラートを除けば、気持ちのこもった名唱でしょう。

他のソリストはアルトのコジェナーが、どこか野性的な歌を
聴かせ個性を強く印象づけます。デボラ・ヨークのソプラノは
調子が悪かったのか凄く音程が悪い。その他のソリストも玉石
混交。この手の演奏には、ソリストをもっと「強者」だけで揃
える必要があったのではないか。

・・・でも真の問題は合唱とコラールです。

礒山先生ご指摘の、「合唱が一人ずつだと歌詞が立つ」という
長所は判りますが、今度はトゥッテイとソロの対比の要素が
全く欠けた合唱が、やや<単調に聞こえてしまう>ということ。
ワンパートひとりの合唱だと、この問題はどうしても残る。

つまり、「一長一短」と感じました。


From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/01 10:32

乾燥注意報

juncoopさん

スピーカーはBBC放送局モニタースピーカーの流れをくむ、
かつての名器(20年前)ロジャーズLS5です。
それを考えられない破格値(ペア4万!)で手に入れました。

音は昔僕が持っていたタンノイ・スターリングより好きです。
とても正確な音が出ます。
演奏の細部が良くわかり、たとえばハープのつま弾く指先が
見える!・・・って感じかな。(^^;;

ホールトーンがファーッと部屋に広がります。
これは位相管理が万全だからでしょう。
音のたち下がりが良いのかSN比が高く、とてもクリーンで
静かな音です。
ただし、フォルテでガンガン鳴らすタイプではない。

たかが12センチのウーファーなのにゆったりとした低音が
部屋を満たします。非常に品格の高い精密な音で、バロック
および室内楽は最高ですね。 (^o^)

※伊豆は下田、白浜海水浴場です。


mont_54さん

ムターちゃんの2度目の四季は僕も以前聴きました。
とてもホットで生きのいい演奏ですね。
宇野センセ風に表現すると「切れば血の出る演奏」でしょうか。

今頃プレヴィンはムターちゃんのパワーを吸収して、グンと
若返っていることでしょう。

乾燥、もとい感想を期待してます。
あまりに熱い演奏なので、喉が渇いたりして・・・(^^;;


From mont_54 To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 04/30 23:45

悪魔のトリコ (今日買ったCD)

juncoop さーん、

ムタ−ちゃんって可愛いですよね?美人ですよね?・ね・ね
で、思わずまた買っちゃいましたよ。
今度はヴィヴァルディの「四季」そしてカップリングが、
タルティニの「悪魔のトリル」(ああまたしても・・・・)

でも今度は1999年の録音です。前のは92年でウィーンフィル
今回はトロンへイム・ソロイスツ、若々しいアンサンブルです。

どうせまた誰かから突っ込まれそうなので、前もって白状しときますと、
「豪華パッケージ・最新フォト満載」と書いてあったもので・・(^^;

買ってすぐに人目も憚らず梱包を破いて中身を確認。ヤッター(^^)/
パッケージが上下・左右の四面開き。ムタ−ちゃんの魅力炸裂!
解説の冊子にも写真がいっぱい・・・・・

すっすいません。今夜の私は音楽ファン失格です。
(すっかりグラムフォンの回し者になってしまいました)

で乾燥じゃなかった、聴いての感想はまた日を改めまして。

To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 04/30 20:32

今日聴いた音楽

皆さん、今晩は、休み明けの仕事は、ちっと辛い!

昨日、BACH1000では、カンタータ第45番をアップしました。


★mont_54さん
「私たちバッハマニアにとって、真の意味での悪魔のトリルは
イギリス組曲第6番のジーグ」ですか!!あまり注意していなかったのですが、ヴァルヒャのイギリス6番のジーグを聞いてみます。ムターちゃんの「悪魔のトリル」気になりますねーー。


★日向さん
カラヤンのモーツアルトのレクイエムですか。私は、この曲については、ベームとリヒターで聴いているのですが、カラヤンも聴いてみたいですね。以前カラヤンはモーツアルトが不得意だなんて話がありまして、私はそれを鵜呑みにして、カラヤンのモーツアルトを敬遠していたのですが、それは実は間違いでした。というのも、カラヤンのドン・ジョバンニと、ディヴェルティメント変ロ長調KV287のとても素晴らしい演奏!!カラヤンのモーツアルトはとても華麗で美しいからでした。カラヤンの荘厳ミサはとても素晴らしいですし、きっとレクイエムもいいのではないかと、期待します。それからカラヤンのバッハのアリアいいですよねーー。多くの方々はかなり厚化粧などと、コケにされるのですが、私はカラヤンの管弦楽組曲第3番はとても評価しております。多分少数意見でしょうが。カンタータ第12番、第43番など、バッハの音楽は、聴き込まないと良さが解らない音楽が結構ありますね。フーガの技法はその典型だと思います。しかし、フーガの技法のファンが多いのも事実であります。ブランデンブルクの5番のように、初回聴いて、良いと思う人はかなりいると思いますし、そういう曲はバッハにも沢山あります。しかし、マタイを初めて聞いた人は、果たしてその良さが初回で解るのかは疑問ですね。でもマタイがバッハの最高の作品であることは、バッハを真に愛する人なら、解ると思います。


★skunjpさん
中古のスビーカー手に入れられたのですか?どこのスピーカー?
伊豆にも白浜あるのですか?
伊豆といえば、思い出すのが、「細腕繁盛記」花登コバコ作 出演:新玉ミチヨ、富士真奈美他
正子「山水館は元々、あたしのもんだぜ! カヨのもんでにゃーだから!」
「あのカヨったらいい気にのりやがって。銭の花はカヨだけのもんで、にゃーーだから!」
というセリフが懐かしいですねーー。あっ 年が ばれる!! 汗

アーヨ、ズスケ、カントロフ、シュムスキー、パールマンの無伴奏Vnと沢山名盤がありますので、悩みますね。シュムスキーなんてどうなんでしょ?


【今日の音楽】


●バッハ/ヨハネ受難曲 BWV245

カール・リヒター指揮(cem) ミュンヘン・バッハ管弦楽団/合唱団

シュライアー(T 福音史家)シュラム(B イエス)ドナート(S)ハマリ(A)エンゲン(B)ニムスゲルン(B)

1970年 ミュンヘン


この録音を、私は一体何回聴いているのでしょうか!?といいたくなるほど、好きな演奏で、月に1回は聴いてしまいます。本当にマタイと並んで、1970年のリヒターの録音は素晴らしいですね。とても鋭いですし、あの緊張感は正に劇薬ですよねーー。ただ感動するのみです。
この演奏にはまるともう抜けられません・・・。


From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 04/29 18:39

いいお天気でしたね・・・!

今日は全く良いお天気でした。

腰が悪いのでほぼ一日ゴロゴロしていましたが、家にいても
気持ちが良かったです。

午前中は鈴木雅明さんのバッハ/カンタータ集Vol.20を
聴きました。これは毎日聴いています。
173番とか入っていて楽しいCDです。
鈴木さんの演奏もますます脂が乗ってきて、いつもの清新な
響きの中に重厚な味わいさえ滲ませています。

シェリングの日本ライブ(70年代)も聴きました。
無伴奏ソナタNo1、バイオリンソナタNo6等と、シェリング
のインタビューも入っています。

「バッハは百科事典のように演奏してはいけません。もっと
熱い血の流れる音楽なのです」・・・と語ってました。

演奏もとてもロマンティックで情熱的でした。
シェリングが最近の若手古楽派を聴いたら何と言うでしょうか。

ところで・・・mont_54さん、

「アーヨ買った?」
「うん。あー良かった!」・・・・お粗末 (^^)

アーヨの上品さはディナーミクの抑制にあった・・・!とは、
なるほど!今夜良く聴いてみます。
アーヨって、僕はイタリア人と思ってましたが、スペイン人
なのですね。この人のしなやかな格調の高さが最近気に入って
います。

カントロフも欲しいですねー。
この人のフランス近代物や、ルクレール、サン・ジョルジュ、
モーツァルトは最高でした。
バッハも昔聴いた記憶があるが・・・内容は覚えてない!

juncoopさん、南紀白浜に行ったんですか。
いい所で良かったですねー。
僕らは家族で夏休みに伊豆の白浜に行きます。
それまでに何とか腰が治って欲しいです。トホホ・・・

From mont_54 To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 04/29 00:01

お晩で〜す。

いきなりの汗・・・

>判っているのですが、そのプロセスを楽しんでます。

さすがは慈悲深い skunjp さま。

そうそう、ちょっと遅レスになりますが、
アーヨの無伴奏vnパルティータには魅せられますよね。

もちろんアゴーギク(緩急)もいいのですが、
僕はあの控えめなデュナーミク(強弱)が好きなんです。
(とっても上品で素敵です♪)

アーヨもエーよ。(古いネタ)

さすがにここまでくると、言ってる自分が恥ずかしい。デス;


juncoop さん、長旅お疲れ様でした。

和歌山は大阪滞在中に一度は行きたかったところです。

>イタリア合奏団の調和の霊感、これはおすすめ

意義なし! まったく同感です(^^)/


日向 さん、

>近々禁断の薬に手を出そうかと・・・

禁断の薬って何スカ?

わかっちゃいるけど、言わせたい(ボクって意地悪?)

To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 04/28 21:25

今日聴いた、音楽

皆さん、こんにちは、

和歌山県に行って、今日昼すぎに帰ってきました。

御坊市(道成寺)→ 田辺市(奇絶渓)清美オレンジやネーブルが旨い!→ 白浜町扇状敷 → 紀州博物館(安藤広重の浮世絵)→ 貝の寺 →白浜(泊)海鮮が旨いのと、温泉がいいですね。→ 中辺路(熊野古道)→瀧渓で遊覧船→ 新宮市 (熊野速玉神社、佐藤春夫記念館)→ 湯峰温泉 (薬草湯)→ 白浜(堅田漁協で海鮮料理)白浜泊 → 堅田漁協のとれとれ市場(ヨメにゴマちゃんのぬいぐるみを買わされる)→帰宅

4/26は、雨模様でしたけど、27〜28日はとても良い晴天に恵まれました。

奥ちゃん乗せて、ハードなドライブ旅行でした。といっても500Kmくらいの距離ですかね。はーー疲れた疲れた・・・。



【juncoopのバッハ関連CD情報】

さて、最近のCD情報としては、★カザルスのプラード音楽のCDの発売があるとのことで、ブランデンブルクや、チェンバロ協奏曲BWV1052や平均率、室内楽など盛りだくさん。1950年のバッハ没後200年のための収録らしく、録音はモノラル。オーケストラはカザルス指揮プラード音楽祭管弦楽団、スターンなど参加。★アーノンクールとレオンハルトのカンタータ全集60枚組が、5月に60000円程で再発される模様! まだまだ安くなるのか? ★デンオンのクレスト1000シリーズのカントロフの無伴奏Vnを試聴したのですが、まあ、いいのではないでしょうか?!しかも2枚組1500円ですから。それから、★有田とラストラヴァカンツァ?の管弦楽組曲全曲を試聴、組曲全曲とシンフォニアBWV29と146のオルガンを伴う2曲も収録。古楽器嫌いの私が聴いたところ、組曲第3番の序曲もアリアもけっこう良い出来だと思いました。古楽器の良い面の表われた演奏ではないでしょうかね?BWV29のシンフォニアも輝かしい演奏で好感がもてますね。★藤原のVcによる無伴奏チェロの1番プレリュードを一部聴いたのですが、波だつような演奏で面白いかもしれません。★有田のフルート・ソナタ全曲は古雅な響きはいいのですが、果たしてお前は好きか?と問われれば、答えはNoですね。★イタリア合奏団の調和の霊感、これはおすすめですね。モダン楽器による演奏です。
詳しくはHMVのHPのクレスト1000で試聴できます。Linksからどうぞ!!



【今日の音楽】


●ヘンデル/水上の音楽【ハレ版】全曲

ルドルフ・バウムガルトナー指揮 ルツェルン弦楽合奏団

1981年/ DENON

暖かくなってくると、水上の音楽など爽やかでいいですね。聴いていても安らぎますし、ルツェルン弦楽合奏団の水上の音楽は、なかなかの名演です。



From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 04/28 12:07

みなさん、こんにちは

日向沙羅さん

管弦楽組曲No3のアリアの素晴らしさは形容できない
ですね。
僕はあのバスの歩みが好きです。
何かゆったりと天国で歩いているような、そんな感じが
します。

mont_54さん

・タルティーニの悪魔のトリル
・ムターちゃん(何故かちゃん付けになってしまう)の事
・ヴァルヒャのイギリス組曲

・・・出ましたね。(^^;;

行き着く先は結局、グールドかヴァルヒャあたりなのは
判っているのですが、そのプロセスを楽しんでます。

しかしイギリス組曲No6番は渋い魅力があります。
特にあのジーグには何か底知れない不気味さを感じま
すね。

juncoopさん

良い旅になりますよう。
いいですねーーーーっ!
明日はゆっくりしよーっと。
最近中古でスピーカーの名器を買ったのですよ。
フフフ

From 日向 沙羅( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 04/27 06:05

少し遅いレスですが。

レス、ありがとうございます。

☆skunjpさん。

ふふっ、体臭ですか。
レオンハルトはわかりませんが、ヴァルヒャはかなり臭いますね。
さっぱりした演奏とは程遠く、近づき難い感じです。
とても気軽には聴けません。
でもそれが魅力なんですよねー(あ、リヒターもその部類だ)。

なるほど。とするとレオンハルトも是非聴く必要がありますね。
近いうちにCDを買ってみましょう。
彼らの体臭に負けないように、
とはいえ私が臭い充満なのは敬遠したいので、
せめて頭脳だけでも匂い満載としなければ。
珈琲にたっぷりシナモンを入れて聴くことにしましょう。

☆juncoopさん。

skunjpさんへも書きましたが、近々禁断の薬に手を出そうかと思います。
みなさん例外なくご推薦なので、聴いてしまうとしばらく禁断症状に苦しむかもしれませんね。

ところで以前、”BWV43はいまいち”みたいなことを書いたかもしれないんですが、
何度も聴いているうちに、いつのまにか冒頭合唱がお気に入りになってしまいました。
聴く毎に味わいを増す曲が、やはりありますね。
特にバッハに関してはその度が強いように思います。

BWV12は、規模も大きくない上かなり地味だと思いますが、
juncoop さんの感覚、なるほどと思います。
日向は個人的に第6曲をとても好んでいます。
私はリヒターのものしか所有していないのですが、
オルガンパートが非常に美しいと思ってます。

今日はレスの宛先をjuncoop さんの文体みたいにしてみました。

From 日向 沙羅( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 04/27 06:01

偶然買ったCD。

みなさん、おはようございます。
最近風が強いですね。天気もなんか落ち着かないし・・・。
ということで、うららかな陽気になる前に書いてしまいましょう。

過日BBS2ういぐるさんへのレスで書かせて頂いたのですが、
”偶然買ったCD”について触れたいと思います。
それはモーツァルト レクイエムニ短調K.626です。
ねっ、春の気持ちよさの中聴く曲じゃないでしょ。
いまのうち・・・。

日向はモーツァルトにはあまり良い印象を持ってないのです。
妙に明るすぎというか、軽いと表現するか。
どうも肌に合わなかったんです。

レクイエムも中学生の頃カラヤンのを聴いてはいたのですが、
冒頭レクイエム、キリエ、Rex tremendae、Domine Jesuくらいしか惹かれませんでした。

バッハのCDを見にいったらとても人が多く、
少し離れた場所へ・と移動したら、モーツァルトのコーナーでした。
見ると<レクイエム>の文字が! 過去の記憶が甦りました。
かくして*年ぶりに(年齢が判明しそうなので言わない)これを聴く
機会が巡ってきたわけです。

日向が聴いたCDの指揮者。
カラヤン(1975 グラモフォン)、ムーティー(1987 東芝EMI)、ワルター(1956 SONY)。

音の良さ(というよりバランスかしら?)は、やはりカラヤンが○。
ムーティーはまとまってるし、オケが強力なので×ではないのですが、
私には何か物足りませんでした。
ワルターは音源に問題がある上に、かなりロマン的というか、
まったりしている部分もあるのですが、良くも悪くも特徴的。
聴く人の感性でかなり評価が分かれそうです。
個人的には◎。日向は極端な方に惹かれます。

久々のレクイエムでしたが、私はカラヤンの良さを再発見した気がします。
一時期この人を”堅い””特徴に欠ける””ナルシスト”など、
非常に悪い印象しかなかった時があるのですが、
この大指揮者は<音を美しく聞かせる>ことにかけては秀逸だったんですね。
日向個人の彼の最高演奏は、管弦楽組曲第3番のAirだと今も思ってるんですが。

脱線しますが、管弦楽組曲第3番のAir。
日向の”至高の名曲”の一つなんですが、
カラヤンの、というよりバイオリンが最高です。
この曲は数多くの方が(この曲単独でも)演奏していますが、
これほど血の滴るような演奏に、今のところ私は出会ってないのです。
極限までテンポを遅くし、リピートも省略という鬼のような演奏ですが、
”これで死ねる”的名演だと日向は思ってます。

あら、完全に横転してしまった・・・、レクイエムに戻ります。
といっても感じ方はみなさん違うでしょうから、
日向の”ツボ”をちょっと書きます(最もフィットしたワルターの演奏で)。

・Rex tremendae  斉唱の後。一筋の光が見える思いです。
・Lacrimosa    まさにタイトル(?)の感覚。
・Domine Jesu   私の好きな言葉の一つ、”約束”が出てきます。
この曲を聴くと、”約束”の重みを日向は感じます。
sed signifer以降のたたみかける感覚(フーガ)が、わたしはとても好きです。
・Hostias     妖しい美しさに満ちていると思うのです。
・サンクトゥス  とても短い(2分弱)んですが、
オザンナのフーガ部分は日向のよく使う”涙モノ”です。

いつもながら強い独断と偏見に満ちていますねー。
しかもまた文章が長くなってしまいました。
よろしければこれからもおつきあい下さいね。

From mont_54 To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 04/26 09:10

こじつけ3題

おはようございます。

ちょっと過去ログを拝見していて感じたのですが、
最近話題になったキーワード3題から

・タルティーニの悪魔のトリル
・ムターちゃん(何故かちゃん付けになってしまう)の事
・ヴァルヒャのイギリス組曲

僕の手持ちのCDで、「悪魔のトリル」はムターちゃんの
録音しか所有していません。とても美しい(^^;演奏です。
もっともこの曲(ソナタ4番ト短調)は
作曲家タルティーニが夢の中で聴いた悪魔のトリル。
それがあまりに美しく、
朝目覚めたタルティーニが興奮冷めやらぬ間に書き上げた曲。
というオチ(エピソード)までついています。

しかし皆さん!
私たちバッハマニアにとって、真の意味での悪魔のトリルは
イギリス組曲第6番のジーグ(こそ)なのではないでしょうか?

何といっても旋律自体がとても悪魔的で不気味です。
昨日ヴァルヒャの演奏で再確認しました。
グールドのもいいのですが、アンマーチェンバロでの
あの長〜いトリラーはダンテの「神曲」の一節を連想させます。

「トリラー is スリラー!」

スンマセン。
最後は寒〜いおやじギャグになってしまいました。

To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 04/25 20:36

フリッツ・ヴェルナー

皆さん、こんばんわ。
明日から、4月28日までまた旅に出ますので、BACH1000は4月29日に書き込みします。

skunjpさん

「先日ヴェルナーの2枚組を買いました。147番とか入っています。まだよくピンとこないですが、もっと聞き込んでみます。おっしゃるとおり温かくのんびりしてますので、聴く時の回路を[まったりモード]に切り換えないとダメかもしれません。」


ヴェルナーのカンタータ入手されましたか!!147番以外はどんな曲が入ってましたか??
リヒターやリリング、レオンハルトなど聴かれると、ヴェルナーはあまりにも、緊張感や、情熱や衝撃などは全くないかもしれません。しかし、逆に聴いていると安心出来るような、人間的な温かさを感じる演奏で、しかもモダン楽器による最近では希少価値のある演奏だと思います。
ヴェルナーのカンタータは全てがいい訳ではありません。中には私ですら否定したくなる演奏もありますが、優れたカンタータが何曲かあります。ヴェルナーの演奏はやはり始めはピンと来ないかもしれませんし、感動を求めると、失敗するかもしれません。しかし何回か聴くと味が出てくる演奏だと思います。

ヴェルナーのお勧めの曲

BWV31、104、118、147、200、復活祭オラトリオについては絶対に推薦ですね。他にもあったのですが、昔のことで、忘れてしまいました。

ヴェルナーはかなりの数のカンタータと、マタイ、ヨハネ、ミサロ短調、クリスマス・オラトリオ、復活祭オラトリオなどをLPに録音しておりました。今後、CDの再発が待たれるところです。



From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 04/25 10:15

大阪女の誘惑・・・

昨日からムターの新アルバムをよく聴きます。
ハズバンド・プレヴィンとの甘〜いデュオです。

まずプレヴィン作曲のちょっとジャズっぽい小粋な曲があり、
それから、ブラームスのハンガリー舞曲、ガーシュインの
ポギーとベス組曲等の小品。最後にフォーレのソナタNo1
が入っています。(これだけランバート・オーキス)

なんというか、ムターの歌い口が変わったのです。

とても表情豊か・・・というよりポルタメント、ノンヴィ
ブラート、嘗めるようなピアノなど、全く空前絶後の表現力
を駆使しています。そしてそれが完璧な技巧に支えられ・・・
あなた一皮むけましたね、という感じ?

さらには、本領発揮というか、本音が出たと言おうか。
これも結婚効果か?!
プレヴィンのピアノの中で水を得た魚のように、自由自在に
振る舞っておられる。ウ〜ン

それは天才的な発想に満ち、スリリングで手に汗握る音楽的
興奮と、色っぽいけれども、同時に気品にも欠けていない。

ハンガリー舞曲なんか、つまんない小品どころか、音楽の本源
音楽の凄みを感じさせます。
またそれはちょっとエロティックでもあり、唇のぽっちゃり
した美人が、あれこれ手練手管を尽くして迫ってくる感じ。

あらがえない・・・ですよ (^^;;

しかし、フォーレはこれでは困る。
あの初生りの林檎のように高貴で初々しいNo1ソナタが、
ちょっと熟れすぎて官能的な匂いさえ放っている。

ゲスに表現すると、「恋も人生も、やったるでー」という
感じの<大阪女>を彷彿させるのです
           ・・・(知らないけど(^^;;)

しかしだからこそ、バッハの無伴奏を録音して欲しいの
ですよ。想像するだけで楽しみです。

From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 04/25 10:14

アーヨの無伴奏

皆さん、お早うございます。

>ヴェルナーの第61番と第130番いいですねーーー。
 とても温かい、のんびりとした演奏で、ドイツ伝統の
 古き良き演奏を思い出します。

juncoopさん
先日ヴェルナーの2枚組を買いました。147番とか入っ
ています。まだよくピンとこないですが、もっと聞き込んで
みます。おっしゃるとおり温かくのんびりしてますので、
聴く時の回路を[まったりモード]に切り換えないとダメかも
しれません。


>もともと「楽」という字そのものが音楽を表していたん
 ですね。

montさん
目からウロコです。ほんと、そうです。
そして、音楽は魂の妙薬だと思います。

昨夜リビングのソファーに寝っころがって、小さくアーヨ
のパルティータを聴きました。
アーヨの無伴奏はソナタの方を評価していたのですが、パル
ティータもいいですねー。

音程はやや万全ではないときがありますが、そんなものは
追求していないのでしょう。ひたすらしなやかな歌が流れ
それがとても高貴で、品が良いのです。
それがとても快感でした。

From mont_54 To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 04/24 23:20

薬と言えば・・・

よく「音楽」と言う字の、その意味は?
と聞かれて「音をたのしむ」と言う(答える)人がおりますが、
厳密に言うとこれは違います。

もともと「楽」という字そのものが音楽を表していたんですね。
それで、音楽は人を楽しく愉快にさせる(効果がある)
体の調子を良くする(癒す)効果もある。

そこから(楽)=たのしむ・らくにする
という意味が後から派生的に加わった訳ですね。

人を癒す(病を治す)のに効果のある草なども
治療行為に使われるようになった。
それで「草冠」を付けて「薬」と言う字も出来ました。

音楽の偉大な力(作用)を昔の中国人は知っていたのです。

今夜はちょっと理屈っぽいmont_54 でした。(^^ゞ

おやすみなさい。

From mont_54 To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 04/24 22:05

グールドは劇薬か麻薬か?

どちらにしても、語尾に「薬」が付いているのがミソですね。
ハテ、味噌は薬だったか知らん?

薬物論議はさて置き、グールド異端説は良く耳にします。
「異端」きわめて定義付けの難しい言葉ですが、
何やら怪しい魅力に満ちた言葉でもあります。
ずいぶん以前はチェンバロのレオンハルトだって
「異端」呼ばわりされていましたよね?

ま、グールドにしてもレオンハルトにしても、
そんな風評は気にもかげずに、孤高を貫いたのは立派!
お陰で今日、それを楽しむ私たちがいる訳ですから・・・

反対に「毒にも薬にもならない」という音楽家もおります(笑)
まあ人を貶すのがこの掲示板の趣旨ではないと思いますので
これ以上は申しますまい。

To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 04/24 21:37

今日聴いた、音楽

皆さん、こんばんわ。今日も雨模様で憂鬱になりますね。

★ montさん

本当にヴァルヒャのイギリス組曲は凄いですね。やはりバッハはヴァルヒャ抜きには語れないですね。
それから、ムターちゃんは可愛いですよね。以前カラヤンの指揮で、バッハのVn協奏曲bQの演奏を昔LDで見ましたけどなかなか良かったです。無伴奏録音するのでしょうか?

★日向さん、

グールド「関しては劇薬のような気がします。これを聞くと耐性ができてしまい、他のピアノ演奏が物足りなく聞こえてしまう」ですか。

劇薬というか、私は麻薬ではないか?と思ったりしますね。一度グールドにはまると、なかなか抜け出せない、やめられない魅力がありますね。 チェンバロの劇薬は、レオンハルトかもしれませんね。この人のチェンバロの魅力にはまると、他の奏者のチェンバロは、聴いてもレオンハルトには及ばないものを感じます。ヴァルヒャとリヒターは劇薬で、レオンハルトは麻薬かもしれませんね。


★skunjpさん、
本当に、ヴァルヒャとレオンハルトは、奏法が全く違いますが、20世紀が生んだ、歴史的チェンバロ奏者だと思いますね。指揮者でいう、トスカニーニとフルトヴェングラーに例えてもいいのではないかと思ったりします。


★芸術の家???
突然の宣伝で驚きました。しかし良さそうに思えたりもしますが、関西からはちょっと遠いですね。いったいどんなコンサートなんでしょう?



【今日の音楽】

●バッハ/カンタータ第61番【いざ来れ、異教徒の救い主よ】BWV61

●バッハ/カンタータ第130番【主なる神よ、われらはみな汝を讃う】BWV130

フリッツ・ヴェルナー指揮
プフォルツハイム室内管弦楽団/ハイルブロン・H・シュッツ合唱団
ザイラー(S)ヘルマン(A)クレプス(T)シュテンプフリ(B)
ラリュー(fl)シャンボン(ob)バルヒェット(vn)オンニュ(fg)グライッスル(tp)ヘルダリン(org)

録音年代不明/エラート

ヴェルナーの第61番と第130番いいですねーーー。とても温かい、のんびりとした演奏で、ドイツ伝統の古き良き演奏を思い出します。
61番の第3曲テナーのアリアはパストラーレ風の名曲!!
また、130番の冒頭合唱は華やかで輝かしいですね。最後のコラールは感動します。


●バッハ/カンタータ第12番【泣き、嘆き、憂い、怯え】BWV12

ピーテル・ヤン・ルーシンク指揮
ネーデルランド・バッハ・コレギウム/オランダ少年合唱団
ブリリアント・バッハ・エディション

島之内教会で聴いてから、とても印象深いカンタータになりましたね。
ラメント・シャコンヌの合唱の素晴らしさと、アリアの優れた楽曲の数数、この12番のような曲は、初回聴いた時は、ちょっとピンと来ないものですが、聴く回数が増すにつれて、この音楽の良さがよく解ってきます。



From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 04/24 17:33

体臭の魅力

皆様こんにちは。

今日は会社の健診があり、やや疲れました。
montさん、お互い体は大事にしましょう。

nujikoaさん、キース・ジャレットの平均律
買いました。とても良い。大切なCDになり
ました。

日向さん、グールドに匹敵するカリスマ性を
持つチェンバリストはやはり、ヴァルヒャと
juncoopさん御用達のレオンハルトにとどめ
を刺すでしょう。

あの強烈な体臭が魅力ですね。

From 芸術の家 To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 04/24 16:44

はじめまして。

はじめまして、北軽井沢ペンション“芸術の家”と申します。
5月2日にプレオープン致しますので告知をさせて下さい。
もし不適切な場合はお手数をおかけしますが削除お願い致します。

来月ゴールデンウィーク5月2日に当ペンション“芸術の家”が
プレオープン致します。
当ペンションは、プロの音楽家でもあるオーナー主催の
クラシックコンサートを聴きながらゆったりとディナーを楽しめます。
また、手付かずの豊かな自然の中を鳥の声を聞きながらの散策や、
澄みきった高原の空気でのみ見ることの出来る星空等満足して頂けると思います。

大自然とクラシックコンサートで心を癒した後は
車で20分程度にある草津温泉で体を癒すというのもオススメです!

ゴールデンウィークに旅行を計画されている方は、
まだ若干空きが御座いますので、宜しければホームページをご覧いただき
お問合せください。よろしく御願いします

≪北軽井沢 コンサートホール付レストラン&ペンション 芸術の家≫

URL: http://www.haus-der-kunst.net/

From 日向 沙羅( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 04/24 01:27

違いがわかるには・・・。

みなさんこんばんわ。
楽しそうなので、少し話題に加わろうかな。

グールドの話題が出ていましたが、
彼に関しては劇薬のような気がします。
これを聞くと耐性ができてしまい、
他のピアノ演奏が物足りなく聞こえてしまう。
技術的な違いはわかりませんが、体がそう感じてしまいます。

チェンバロに”劇薬”的な演奏家がいるでしょうか。
身近だし演奏機会・演奏者ともに多い為か、
ピアノは”このタッチ、グールドだ!”というのが、
まず間違いなくわかります。
チェンバロはいま一つ、そこまで区別できないのですが、
これは日向があまり聴いてないからでしょう。

いづれにしても良くも悪くも、
個性的な演奏や解釈は、人を惹きつけるものですね。
それにしても皆さん数多の演奏を聞いてらっしゃるのですね。
私も少しづつレパートリーを増やそーっと。