クラシック音楽掲示板


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過去記事 <<(全1000件)>>

From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/24 23:54

198番のこと

皆さん、今晩は。
僕としては珍しい就寝前のカキコです。

今日の午後はゆっくりカンタータ198番を聴いてみました。
まっ先にロッチェで・・・

どっしりしたテンポと表情はとても真に迫っており、追悼の
哀切な雰囲気が良く出ています。juncoopさんがおっしゃる
ようにこの曲のベストの演奏と思います。

次にヘレヴェッヘを聴きましたが、途中で止めました。
何か嫌なのです。重くてもたれるような表情・・・これでは
いけません。以前はよく聴いていた198番を僕が敬遠し
だしたのは、ヘレヴェッヘのせいだったのかもしれない。
ヘレヴェッヘが不調の時って、こんな感じデス。

すぐ気分を切り替えてガーディナー。うん、これはいい。
ロッチェとは正反対の表現ですが成功しています。
きりりと引き締まって、起承転結が鮮やか。一気に最後
まで聴き通してしまいました。

でもどこか違和感が残るのはなぜだろう・・・?

最後におまけでロイ・グッドマンでマルコ受難曲を聴き
ました。(ブリリアント)
198番と54番から数曲が入っています。

演奏はもうひとつです。復元もかなりひどい。
でも、歌詞を聴きながら第1曲を聞くと(198番と同じ)、
なぜか納得できるのです。何でだろー、何でだろー?

自分なりに考えると、受難曲なのでやはりイエス・キリ
ストが中心になっているから良く聞こえるのかなー。
だから、そうでない198番はどこか違和感を感じるの
かもしれない。
(・・・超個人的な現象ですが。)

※分散対位法は僕の造語です。
 つまり、ひとつながりの旋律の中にバッハは多くの
 声部を隠しており、演奏家はそれをいかに多声楽
 曲のように聴かせるか、力量の問われるところです。

>mont_54さん、

ヴァルヒャのORG全集8000円は安いです。
昔々LPで4万円くらいしたのをやっと買ったような思い
出があります。

やはりヴァルヒャは原点ですね。
音栓の選択に説得力があります。



To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/24 21:09

montさん

montさん、こんばんわ。

コーヒーカンタータは、アルヒーフから、シュライアー指揮ベルリン室内管弦楽団、エディット・マティス(リースヘン:S)で出ていました。現在探せばあるかもしれません。輸入盤の廉価盤でみたことがありますね。たしか212番と一緒に入っていました。ブリリアント・バッハ全集の世俗カンタータ集は、このアルヒーフに録音されたシュライアーの世俗カンタータ全集BWV201〜215、36cがそのまま収められていて、ソプラノはほとんど、エディット・マティスが担当してました。8枚のCDで以前3400円程度だったのでお得かもしれませんね。このHPのリンクスから、ブリリアント・エディションを参照してみてください。「バッハ・エディション」にありますね。


ヴァルヒャのオルガン全集は、得しましたね。私は、以前にまともに18000円も出して日本盤を買ってしまいました。悔やまれる・・・。



From mont_54 To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/24 20:20

シュライアー盤のコーヒー・カンタータ

juncoop さん、こんばんわ。

シュライアー盤の情報について確認させて下さい。
私、ちょっと認識(情報)不足だったようで・・・

>マティスとアダムのやりとりなんか〜

このマティスって、当然エディット・マティスのこと?
実は私、マティスのファンなのです。

この人のエクスルターテ・ユビラーテ(モーちゃん)
ですっかり魅せられて、それ以来の付き合いです。

バッハでは
リヒター盤のマタイ(79年物)で歌っているのは
承知していたのですが、
コーヒー・カンタータについては知りませんでした。

さっそく明日にでも(CD屋に)行ってみます♪


それにしても、女流の話題になると、
とたんに色めき立つ mont_54 でした。(^^;

From mont_54 To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/24 17:15

ヴァルヒャの「フーガの技法」をGET!

して来ました\(^^)/

アルヒーフの「バッハ・オルガン全作品集−ヴァルヒャ」
¥8000

国内盤だと、これにもう10000円程足さねばなりませんが
輸入盤のせいで、この格安価格。

ヴァルヒャのオルガン集は僕の好きなパッサカリアとフーガを
はじめ、何枚か所有してはいるのですが、
私のお目当てはボーナストラックにある「フーガの技法」

一応念のため箱の裏を確認
「あった! OF フーガ」じゃない、ありました「ART OF FUGUE」

他に用事があったのも忘れ、一目散に帰宅。
包装を解くのももどかしい・・・・・

「うーん、やっぱヴァルヒャはオルガンだわなー」
ってお前、普段と言ってること全然違うジャン。
アンマ−チェンバロはどうしたのヨ? (^^ゞ

でも、この素晴らしいアーティキュレーション
もう何も言うことがありませんねー。

To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/24 20:13

土曜日のひととき

skunjpさん、こんにちは、

土曜日が休みですと、落着いてゆっくりしますね。
私も、ゆっくりバッハを聴いて楽しんでおります。

『juncoopさん、「心楽しい時の音楽」やはりブランデンブルグ協奏曲
でしょう。僕は2番、4番をよく聴きます。』

そうですね。ブランデンブルクは、バッハの結構 難しい音楽が多い中でも、世俗の音楽でリラックスできる音楽ですね。しかもなかなか飽きがきませんから、さすがバッハですね。
2番と4番を選ばれるところは、skunjpさんらしいですね。2曲ともフルートが入っていますが、あえて5番は選ばれておられないところもskunjpさのお好みが伺えるようです。


『今朝も、マリナーの80年版で聴きました。このCDは、シェリング、ホリガー、ペトリ、ランパル、ほか錚々たるメンバー
が結集した魅力盤で、今回は特にシェリングの力量にうなりました。
シェリングがソロをとると、彼中心に演奏がビシッと再構築されるようで、やはりこの不世出ヴァイオリニストの、音楽的スケールの圧倒的巨大さを痛感しました。』

マリナーの2回目のブランデンブルクはソリストが本当に私好みの名アーティスト揃いです。にもかかわらず、私は4番〜6番しかもっておりません。これも不思議ですが。シェリングについては私もskunjpさんと同じように「不世出ヴァイオリニストの、音楽的スケールの圧倒的巨大さを痛感」と思ってます。シェリングの無伴奏も同様で、彼のバッハは一目置きますね。素晴らしいバッハ演奏家だと思います。


『4番の分散和音を弾いているときなども、分散和音というより「分散対位法」とでも言うべき声部の立体的弾き分けがなされ、そこに堂々としたポリフォニーが現出するのです。』

かなりの専門用語出てますね。この事を意識して4番聴いてみます。「分散対位法」ですか?どういう意味か・・・難しすぎます。


『ところで、3番にはケネス・シリトーがノミネートされていますが、第二楽章bwv1019aの引用部はどう聴いてもシェリング節、真相はどうなんでしょう?』


BWV1019aはよく知っているのですが、マリナーの3番は聴いた事がないので、第2楽章のカデンツア部分が1019aのどこをとっているのか、ちょっとわかりません。


『BWV198は超名曲ですね。マルコ受難曲の雛型ですから、音楽的密度とメッセージ性は抜群です。ただし僕的にはまだぴったり来る演奏がまだなく、あまり親しんでいません。鈴木さんが録音してくれないかなー』


なるほど、skunjpさんは、ロッチェを持っておられるのですが、あの演奏はお気に召さないようですね。私は、ロッチェの演奏がとても好きですね。トーマスやリヒターがこのカンタータ第198番を録音していないことが、大変惜しまれてなりません。多分優れた演奏だったと思います。シェルヘンはすごいロマン的で、テンポも遅く、skunjpさんが聴かれたら、多分、驚嘆される事と思います。ルーシンクの演奏は、また面白く、冒頭合唱は、日本の音頭のようで、手拍子をしたくなるようなリズムを採用してます。冒頭合唱の演奏時間を紹介しますと、シェルヘン9分32秒
ロッチェ7分、ルーシンク5分37秒ですから、シェルヘンとルーシンクの差は、約4分も違うという、なんとも解釈の違いによって音楽は全く異なって聞こえるものですね。鈴木氏には、この198番については重々しい深みのある表現を期待したいですね。


【続・今日の音楽】


●グルック/歌劇【オルフェオとエウリディーチェ】

カール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管弦楽団/合唱団
ヤノヴィッツ(S)フィッシャー=ディースカウ(Br)Moser(S)
1967年/ドイツ・グラモフォン

グルックのオルフェオとエウリディーチェ(1762年)は約150年以前のモンテヴェルディの傑作と同じギリシャ神話によるものです。台本はカルツァビージ(イタリア語)全3幕からなります。地獄へエウリディーチェを迎えにおりたオルフェオは、モンテヴェルディのとは違って結局はエウリディーチェを再び得ることになるというハッピーエンドとなっております。リヒター盤はオリジナルのウィーン版を使用していますが、オルフェオ役はアルトでもカストラートでもなくバリトンに歌わせております。リヒターはバッハ演奏の場合と同じように、音楽の内部に鋭く踏み込んでその精神を凝集力の強い音の中に表現していくという姿勢を貫いています。といってその演奏がいささかも器楽的な固さや情緒の乏しい無味乾燥な表現に陥っていない点は特筆に値します。


From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/24 12:29

楽しきかなバッハ中毒・・・

みなさん、こんにちは。

久し振りのゆったりした土曜日の午前でした。
僕は一週間のうち、土曜日の午前というのが一番好きです。

そこで、juncoopさん、「心楽しい時の音楽」やはりブランデンブルグ協奏曲
でしょう。僕は2番、4番をよく聴きます。

今朝も、マリナーの80年版で聴きました。

このCDは、シェリング、ホリガー、ペトリ、ランパル、ほか錚々たるメンバー
が結集した魅力盤で、今回は特にシェリングの力量にうなりました。

シェリングがソロをとると、彼中心に演奏がビシッと再構築されるようで、
やはりこの不世出ヴァイオリニストの、音楽的スケールの圧倒的巨大さを
痛感しました。

4番の分散和音を弾いているときなども、分散和音というより「分散対位法」
とでも言うべき声部の立体的弾き分けがなされ、そこに堂々としたポリフォ
ニーが現出するのです。

ところで、3番にはケネス・シリトーがノミネートされていますが、第二楽章
bwv1019aの引用部はどう聴いてもシェリング節、真相はどうなんでしょう?

198は超名曲ですね。マルコ受難曲の雛型ですから、音楽的密度とメッセー
ジ性は抜群です。ただし僕的にはまだぴったり来る演奏がまだなく、あまり
親しんでいません。鈴木さんが録音してくれないかなー。

montさん、こんにちは。

>私の理解では、楽器という器はもともとが人間の声(声楽)の
 代役であったであろう。(特に西洋音楽においては)
 だから「西洋音楽の根源は声楽にある」

まさにその通りですねー。

ルネッサンスの多声声楽曲の一声部が器楽に置き換えられ、器楽
声部が徐々に増えてやがて完全な器楽曲に変容する・・・というのが
器楽曲の起こりみたいですから。

>「バッハ、バッハ、ああ私、やめられない・・・」

同感でございます。(^^;


To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/24 12:59

今日聴いた音楽

みなさん、こんにちは、今日はいい天気ですね。


★montさん
仕事お忙しいそうですね。健康だけは大事にしてください。
コーヒー・カンタータいいですね。あの211番は、私がはじめて聴いた世俗カンタータでして、思い出深い曲です。シュライアー、マリナー、コレギウムアウレウム、リリングの演奏で聴いてます。マリナーのCDは現在出ておりませんが、LP時代聴いてフィッシャー=ディースカウの頑固親父に印象があります。シュライアー盤がとても気に入ってまして、マティスとアダムのやりとりなんか良いですね。
この211番は農民カンタータの212番と並んで名アリア揃いでして、バッハ・ファンから人気のある世俗カンタータですね。



【今日聴いた音楽】

●バッハ/カンタータ第211番【お静かに、おしゃべりめさるな】BWV211(コーヒー・カンタータ)

アメリング(S)ニムスゲルン(B)イングリッシュ(T)
コレギウムアウレウム合奏団
1968年頃/ドイツ・ハルモニアムンディ

ただ今、コーヒーを飲みながら聴いております。この演奏は以前よりかなり評価の高い演奏で、コレギウムアウレウムの優雅な演奏がとてもいいですね。アメリングの歌唱が美しいです。あのマタイを書いたバッハとピカンダーのコンビが、このような音楽を作るのですから、バッハの優れた才能には驚きますね。しかも聴きやすく馴染みやすい音楽で、ピカンダーの歌詞もウィットに富んだ面白い内容になってます。フルートと弦楽による編成ですが、アリアは旋律が美しく傑作ぞろいですね。





From mont_54 To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/24 09:04

土曜の朝になりました。

みなさん、お早うございます。

土曜休みで、やっと落ち着いてROM出来るようになりました。
そこで、
ちょっと過去ログになってしまいましたが、

<バッハの声楽パートの書法そのものが器楽的>
だから
<声楽嫌いの人もバッハだけは聴ける>

凄いっ!卓見ですね。skunjp さん。
ナルホド・・・・

逆にこれで、バッハ以降の器楽曲の飛躍的隆盛(要因)が
理解しやすくなります。

私の理解では、楽器という器はもともとが人間の声(声楽)の
代役であったであろう。(特に西洋音楽においては)

だから「西洋音楽の根源は声楽にある」

というのが私の個人的見解です。

ついでにですけれど・・・
僕の好きなカンタータはやはり

「コーヒー、コーヒー、ああ私、やめられない・・・」

とリースヘンが歌ったロ短調のアリア(^^;

この「コーヒー」の部分を「バッハ」に置き換えて・・・

To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/23 20:38

今日聴いた音楽

皆さん、こんばんは、今日の大阪は少し暑かったですね。

最近あいかわらず、頭に浮んで来て、鳴っている音楽はカンタータ第198番です。皆さんは、198番がお嫌いなのでしょうか??あまり触れられる人がいませんね。それとも聴き過ぎて飽きられましたか?
このカンタータは本当に素晴らしいですね。古楽器の使用もあってなんとも言えない響きがあり魅力です。聴いている演奏は、ルーシンク(古楽器)、ロッチェ、シェルヘンが多いです。ガーディナーもゆっくり聴いてみようと思いますね。リリングはちょっと敬遠しております。

アーノンクールの80番なのですが、まだあまり聴き込んでおりませんものの、やはり80番、楽器を選ばずという音楽で、素晴らしい!!管弦楽も合唱もとても良い感じですね。82番はどちらかというと、レオンハルトで聴きたかったという印象があります。レオンハルトの82番のCDは見た事がないのですが、映画「マグダレーナのバッハの思い出」でレオンハルトの82番と198番を聴いて、とても感動しました。レオンハルトについては、カンタータを1人で全曲録音してほしかったですね。レオンハルトの106番は、かなりお勧めですね。



【今日聴いたCD】


●バッハ/イギリス組曲 第4番 ヘ長調 BWV809

ロバート・レヴィン(ピアノ)1999年録音/ヘンスラー・バッハ・エディション

レヴィンのピアノによるイギリス組曲第4番いいですねーー。グールドとはまた違った味わいがあり、どちらかというと正統派の真面目な感じの演奏です。かと言って平凡で個性がない訳でもなく、ちょっと速めの緊張感のある演奏といいましょうか。もう一度聴きたくなる演奏である事は確かですね。これはなかなか良いCDにお目にかかったです。


●バッハ/カンタータ第106番【神の時は最上の時なり】BWV106

グスタフ・レオンハルト指揮
レオンハルト合奏団/コレギウム・ヴォーカレ

1980年頃/テルデック・バッハ・カンタータ集 第26巻

レオンハルトの106番はとてもしみじみと、心に伝わる演奏で、テンポもゆっくりと演奏されています。全体的にブロックフレーテとガンバの響きがとても古雅な響きとなっております。合唱のコレギウム・ボーカレもヘレヴェッヘの合唱指揮の元、しっとりと歌う演奏が、このカンタータにとてもマッチしております。ボウイ・ソプラノが使用されていて、なんとも美しく、独特の世界を作っております。このような静かな106番はちょっと他には聴けないものがあり、貴重な録音となってますね。大推薦です。



From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/23 17:29

今日の聴盤日記

今朝は通勤時、無伴奏VNソナタを聴きました。

ただしバッハではありません。イザイでした。(^^;;

曲はバッハのパルティータNo3冒頭の引用から始まり、
それが幻想的に変容していきます。

ロマンティックあり、現代音楽風あり、とにかく、イザイと
言う人は面白い人です。作曲家としては超一流ではないけど
まあでも、掛け値無しに「一流」とは呼べるでしょう。

少なくともパガニーニを聴いているよりはるかに面白い。

この無伴奏ソナタ、時々ショスタコ的ロシア風虚無感が漂い
ますが、イザイの民族的ルーツはどうなっているのだろうと
思いました。

演奏はヴァンゲーロフ、超巧いです。

また、このCDにはバッハのトッカータとフーガニ短調のVN
ヴァージョンが入っています。もともとVN曲ではないかと言
われているくらいですから違和感は無かったです。

フーガの部分のヴァンゲーロフのテクニックは超絶的でした。


それにしても今日はチョー忙しかったです。(^^;;

しかし仕事で外に出たついでに、しぶとく
ヨドバシのポイントでCDをget・・・

アラウとフランソワのドビュッシーでした。
今夜が楽しみだわい・・・(^o^)


To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/22 19:53

天気によるバッハの音楽

皆さん、天候によるバッハの音楽、よろしいですね。
しかも平均律が出てまして、あの48曲を把握されているというのも、なんとも驚嘆しますね。


私も思いつくところ

晴れの日:

ブランデンブルク協奏曲第1番 第1楽章

曇りの日:

カンタータ第106番

雨の日:

ゴルトベルク変奏曲

雪の日:

クリスマス・オラトリオのパストラーレ・シンフォニア

カンタータ第18番

嵐の日

チェンバロ協奏曲第1番 第1楽章

ヨハネ受難曲 群集の合唱「十字架につけよ!」


ぐらいしか、思いつきませんでした。すみません。


バッハの四季

春:ブランデンブルク協奏曲第3番

夏:フランス組曲 第3番

秋:カンタータ第150番

冬:オルゲル・ビュヒライン


次回は、聖書の「おりにかなう助け」ではありませんが、人間の感情に応じたバッハの音楽を考えたいと思います。

例:「苦悩した時:カンタータ第21番」


To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/22 19:25

今日聴いた音楽

皆さん、こんばんは、昨日はちょっとロウな気分でして、中古CD屋で発作的に衝動買いしてしまいました。「後の後悔先にたたず」ですね。シクシク

★イギリス組曲全曲 ロバート・レヴィン(P)ヘンスラー

レヴィンといえば、リリングとのチェンバロ協奏曲で同じみなんですけど、チェンバロの演奏かと思えば、ピアノでした。チェンバロ弾くとピアノのタッチがおかしくなると言われているのですが・・・。まさかピアノとはちょっと・・・・。

★カンタータBWV80〜83、103〜106

アーノンクール、レオンハルト指揮 テルデックのカンタータ全集より分売

めずらしく、アーノンクール・レオンハルトを手に入れました。これからゆっくり聴きます。


★マタイ受難曲

アーノンクール指揮 テルデック・バッハ2000分売

これは何を血迷ったのでしょうか・・・とにかくマタイが聴きたかったという事で、3枚組1800円は安いがどうか・・・・?
リヒターを期待しているととんでもない事になりますねーー!!


★ヴァイオリン・ソナタBWV1014〜1019

Sitovetsky(ヴァイオリン)ロバート・ヒル(チェンバロ)

ヘンスラー・バッハ全集より122巻

この間、コーガンとリヒターの全集買ったばっかりなのに・・ヘンスラーのバッハ全集を見ると遂買いたくなる悪い癖ですねーー。しかし1200円です。(←これがいかん!!チリも積れば金欠となる)これからゆっくり聴いてみます。

******当分、CDの購入は厳禁にします、悲しい!*****


【今日聴いた音楽】

●カンタータ第104番【聴け、イスラエルの牧者よ】BWV104

ニコラウス・アーノンクール指揮
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス/テルツ少年合唱団

1980年頃/テルデック・カンタータ集 第26巻

古楽器による演奏は牧歌的な104番にもマッチしていますね。かなり荒々しい演奏のイメージのアーノンクールですが、104番はとてものんびりしていまして、楽器もよく歌わせております。初聞では、いいんじゃないでしょうか。



●バッハ/フランス組曲第6番ホ長調BWV817

ユゲット・ドレイフュス(チェンバロ)

1972年/アルヒーフ

ドレイフュスの第6番、アルマンドいいですね。この曲の愛らしさは、第5番と並んでとても好きです。美しい音楽ですね。ドレイフュスはモダン・チェンバロによる演奏ですが、ノイペルトよりは、鋭さが柔らかく、とてもこの組曲にマッチしてます。リヒターやピシュナー、ルージィチコヴァがこの6番を弾いたらさぞかし、愛らしいどころかイカツイ演奏でしょうね。サラバンドは落着いた感じの音楽で、バッハの組曲のサラバンドは全体的にみても、名曲ぞろいでして、感動しますね。6番についてもなんとも安らぎを与えてくれます。ガヴォットはとてもマーチ風で印象的な快曲、ポロネーズがまたまた愛らしい音楽で好きですね。続いてブーレ、メヌエットと快曲が続きまして、最後のジーグはとても傑作ですね。イギリス組曲を思い出すような音楽ですが、はたまた理屈ぽさとトリルの嵐が良く、最後の部分はシューブラー・コラールBWV650「イエスよ、いまぞ汝御空より降り来りて」の可愛い旋律とよく似た旋律がとても魅力的です。



※フランス組曲は、全体的に、ヴァルヒャとドレイフュスがいい感じですね。



From ran To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/22 15:44

すみません〜

こんにちは。
カノンに似た曲の質問レスをしたranです。
お返事まで頂いていたのに、気付かなくてゴメンナサイ。こちらに5月10日過ぎくらいに書き込みをしたと勘違いしておりまして、そのあたりに自分のレスが無かったのでやっぱり書き込みに失敗したんだと思い込んでいました。。。で、同じ質問を2度も・・・すみません〜っ。

skunjpさん、あんな情報だけなのに本当にありがとうございます。「青い影」さっそく聴いてみましたが違うものでした。でも「青い影」は聴いたことのある曲で、ちゃんと題名のあるクラシックだったんですね。知りませんでした。
クラシックというとどうも敷居が高くて私なんかにはと思っていたのですが、例の「カノンに似た曲」を探すためクラシックを聴きまくっていたら聴いたことのある曲がたくさんあって、案外身近なところで流れていて、クラシックとは知らずに私も聴いていたんだな〜とビックリしました。

「カノンに似た曲」が今度テレビなどで流れたときには、しっかり題名を確認したいと思っています。
もし、曲名がわかったら報告に来ますし、また、時々こちらにも遊びに来させていただきます〜。ありがとうございました。

From ハイブリッドミュージック( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/22 14:26

録音からCDプレスまで全面的なサポートをいたします。

不適切とお思いなら削除されて結構です。

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特に弊社はクラシック音楽の録音になれたエンジニアが人脈に
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のでご相談下さい。

From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/22 13:20

お天気シリーズ・・・!

nujikoaさん出ましたね。お天気シリーズ。(^^;;

平均律第2巻とは渋いですね。すぐには旋律が出てこないので、
冨田庸さんのmidiファイルで確認しました。

http://www.music.qub.ac.uk/~tomita/midi.html

> はれ ・平均律第2巻 第9番 ホ長調

まさに晴れの日の音楽です。やはり5月くらいでしょうかね。
フーガもじっくりと喜びがわき上がる感じですね。

> くもり・平均律第2巻 第3番 嬰ハ長調

nujikoaさんは曇の日も前向きですねー。フーガはポツポツと
したスタッカートが天気雨(狐の嫁入り)を連想させます。
「洗濯物取り込まなくちゃー!」って感じ。


> あめ ・平均律第1巻 第6番 ニ短調
     ・平均律第1巻 第21番 変ロ長調


第1巻はimyfujitaさんのmidiで・・・

http://www.geocities.jp/imyfujita/wtcpage1000j.html#index

第6番は、うわー、まさに雨だー。凄いですねー。
パチパチものです。

第21番も、「プレリュードは恵みの水の奔流。フーガは
傘さしてルンルン気分でスキップの図・・・」
まさに、その通り・・・うーん。nujikoaさん、うまいなー。

しかしmidiと言えどもバッハはバッハ。
特に冨田さんの第2巻の演奏(?)はとても音楽的。
聴き惚れてしまいました。

・・・でも仕事中にこんなことしててエエんやろか。

  (-_-;)ゞ


From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/22 10:59

器楽が素晴らしいカンタータの例

僕にとって朝食後、出勤前のコーヒータイム30分は至福の
ひととき、ゴールデンタイムです。

その時聴くバッハはやはりカンタータ。
一番満たされるからです。
今朝も18番「天より雨くだり雪おちて」を聴きました。

カンタータ第18番はE・マウエルスベルガーのまったりと
した超名演がありますが、今日は引き締まった鈴木雅明さん
の演奏を聴きました。

まず第1楽章シンフォニア。
これだけでもとても聴きがいのある器楽曲です。

特徴的な跳躍音型が、順次進行で上がって行き、登りつめた
ところで分散和音になって砕け散る。
まるで黒雲がモクモクとわき上がって、雨がザーッと降り出
す感じ・・・これは「雨・雪」の描写なんですねー。(^^;;

そして、第1楽章全体はシャコンヌになっているんです。
うーん、これは凄いぞ (^o^)

また、面白いのが「編成」。
何とヴィオラ四重奏と通奏低音です!
これがいい味出してる。

次に第3楽章レシタティーヴォも独特の工夫があり興味深い。
バスの表情的なレシタティーヴォにソプラノと合唱が連梼の
形で4回からんできます。

・・・それがたとえようもないくらい美しい!

第4楽章ソプラノアリアの大地を踏みしめるような喜びの
アリアも、愛らしいリコーダーの響きと相まって、聴いて
いて心が浮き立ちます。
(やはりバッハは器楽の使い方が抜群・・・)

おかげで「さあ今日も、お仕事頑張るか!」てな感じで家を
出ることができました。(^^;;

p.s.

ちなみに、鈴木さんのこのCDはシリーズのVol.5に
あたり、下記のヴァイマール期カンタータが5曲入ってい
ます。名演揃いでお勧めですよ。\(^o^)/

 「あたかも雨や雪が天より下り」 BWV18
 「出で立て信仰の道に」 BWV152
 「わが神よいつまでああいつまでか」BWV155
 「来れ汝甘き死の時よ」 BWV161
 「主を讃美せよ私の魂よ」 BWV143


From nujikoa( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/21 23:51

はれ、くもり、あめ

日向さん、skunjpさん、面白い企画ですね。
ことに日向さんの選曲は 「通」だな〜 と思わされるものがあ
ります!
僕が、生半可聴きです〜っと通り過ぎてしまった曲や、知らない(;;)曲が盛りだくさんです。

さて、僕もやってみます。
あえて、同じ局集の中から選んでみました。

はれ>
・平均律第2巻 第9番 ホ長調

プレリュードはまさに爽やかな陽光がさしてくる様子。
フーガは逆に、地熱が尽きることなく湧き上がってくるようなパワー。

くもり>
・平均律第2巻 第3番 嬰ハ長調

この曲だけは、演奏者を「グールド」に指定したいです。フーガを思い切ったスローテンポで弾いているのがミソ。
落ち着いた過ごしやすい一日。そのなかからじわじわと湧き上がってくる充足感。

あめ>
・平均律第1巻 第6番 ニ短調
・平均律第1巻 第21番 変ロ長調

2曲あげてしまいました。
6番 プレリュードは、バッハの「雨だれの曲」!?ほんとに雨が降ってるかのようです。
21番 あえて明るい気分で。プレリュードは恵みの水の奔流。フーガは傘さしてルンルン気分でスキップの図(傘に当たる雨音の歯切れよさ)。


ついでに調子に乗ってもうひとつ。

あさ>インベンション#8 in F
 「さあ、身支度して出かけなきゃ!」な気分になる。

ひる>シンフォニア#5 in E flat
 アフタヌーンのゆったりしたひととき。
 優雅なシエスタ(・・・が、欲しいものです、まったく!!)

よる>シンフォニア#9 in Fminor
 これは皆様周知の、どこまでも深遠な曲ですね。
 あまり物思いにふけりすぎると、眠れなくなりますが。

・・・お粗末さまでございました。(^^;


From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/21 12:53

バッハの声楽曲は「天使の歌」

皆さん、こんにちは。

今お昼休み・・・外は五月晴れです。\(^o^)/
ここ3日くらいはお天気が良いようですね。
後はまたpre梅雨に戻るのかな?

さて、バッハ声楽曲の話題が賑やかですが、声楽苦手の人にも
割とバッハって受け入れやすいのではないかと思うのです。

つまり、ワーグナーとかプッチーニ、ヴェルディの歌物は聴か
ないけど、バッハの声楽はある程度聴く、という方は多いと思
います。まあ、オペラ嫌いの人もいますからアレでしょうが。
でも、「総じて歌物は聴かないけれどバッハは聴く」という
ケースが結構多い気がします。

これは考えてみると、バッハの声楽曲に素晴らしい器楽パート
が付いているということと同時に、<バッハの声楽パートの
書法そのものが器楽的>なんではないかと。。。

声楽をやっている人は異口同音に、ヘンデルは順次進行が多く
て声楽的で歌いやすいけど、バッハは超歌いにくいと言います。
バッハは声楽家にとってサディスト、とまで言う人がいました。

そう言われてみればバッハの声楽パートは跳躍が多かったり、
スケール、アルペジオが頻出したり、またフーガ的にからん
だりとか、あれは声楽と言っても器楽的発想ですよね。

だからバッハは声楽的に朗々と歌うのではなく、イントネーシ
ョンとリズムに注意して、カッチリと歌った方がうまくいく。
また、この辺の特性が、声楽嫌いの人もバッハだけは聴ける、
ということの理由ではないでしょうか?

付け加えますと、もちろんバッハが声楽の書法として劣って
いたというのではなく、それこそバッハ声楽書法の特性で
あった。

巧みに歌われたバッハはどこか「天使の歌」の様相を帯びる
のです。


From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/21 12:52

コープマンの教会カンタータ

>juncoopさん

コープマンは最近見直しています。軽量級は確かですが
(鈴木さん、レオンハルト等にくらべるとそうです)
でも、それなりの魅力はある。熟した「落ち着き」を感じ
させる演奏が多くあります。
以前はその辺が生ぬるく思えたのですが、結構奥が深いの
ではないかと、現在思い始めています。

p.s.
この人の世俗カンタータは水を得た魚のように楽しいですよ。


>僕なんか、グールドのゴルドベルグ(81年)だったら
 3000〜4000回くらいは聴いていますが・・・

凄いですねーmontさん、1日一回聴いても10年かかりますねー。
グールドへの愛が伝わってきます。
僕はそこまで惚れ込んでいる演奏家がいないかもしれない。

From mont_54 To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/21 06:54

今日も曇り空ですが・・・

皆さん、お早うございます。

このところ仕事のせいで、帰りが遅くなって・・・
もっぱらROMばかり・・・(泣)

juncoop さんには、余計な心配をおかけしてしまいました。
でも、いろいろたくさんの音楽に接するって、
大事なことですよね。

それにしても「BACH1000」って、
あらためて考えてみたら、凄い数字ですよね。

僕なんか、
グールドのゴルドベルグ(81年)だったら
3000〜4000回くらいは聴いていますが・・・

あ、そういう数ではない? (^^;

To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/20 21:27

今日の音楽

juncoop 再び、登場!!

★nujikoaさん
『私はといえば最初は器楽しか聴かない人』

私もそうでした、今から25年前に、バッハを聴き出した時は、管弦楽組曲とかブランデンブルクを中心とする管弦楽でしたね。音楽の捧げ物とかフーガの技法についても早くから聴いてました。声楽作品はまったく聴かなかったですね。

『私にとっての「カンタータ」のはじまり。精妙なアリア(例えばロ短調ミサの「クリステ」とか)を聴いていて、ふと・・・声楽/オブリガート(VnObFlなど)/通奏低音れはなんと魅惑的なトリオ・ソナタ!』

そうなんです。カンタータや宗教大作など聴いてますと、歌詞の内容は知らずとも、バッハの声楽はけっこう器楽的ですね。ですから、バッハの215曲のカンタータを聴いてますと、声楽パートを含めた、トリオ、四重奏、オルガン・コラール、無伴奏チェロのようなチェロの伴奏、ヴァイオリン・ソナタ、フルート・ソナタ、オーボェ・ソナタ、トランペット・ソナタとか一杯ありますね。それに声楽が加わるという感じで、バッハの器楽の魅力がとても沢山あります。ですから私が、カンタータのアリアを気に入る1番の点は、伴奏楽器の旋律が高い比重をしめています。特に弦をバックにしたアリアはとても好きでして、BWV80の2曲目のデュオとかBWV54の一曲目のアリア、BWV151の一曲目のアリア、BWV200など、すべてバックの旋律が素晴らしく美しい音楽を好みます。声楽が美しいのもありますね。マタイの最後のバス・アリア「わが心よ、己を清めよ」の伴奏の美しさはダントツですね。しかも歌詞見て聴くとなおさらいいですね。バッハは歌詞の内容をとても意識して旋律をつくってますので、まるで標題音楽の走りみたいな音楽が多いですね。マタイのイエスのシーンで地震が起ったシーンはまさにその典型で、他にもペテロが激しく泣いたという福音史家の嘆きのレチタティーボもあり、聞き手に大きな感動を与えてますね。


『未知の名曲を求めてカンタータを次々と聴くようになったのでした』

これも私と同じですね。器楽曲をはじめバッハは素晴らしいのですが、まだまだカンタータにもバッハの素晴らしい自分の知らない名曲があるのではないかと、想ってしまいましたね。それほどバッハには魅力がありますから、当然全作品聴きたくなるのは人情というものではないでしょうか!!


★日向さん
とても面白い提案をありがとうございます。さっそく日向さんの選曲を聴いてみたいですね。
私も、自分なりに、選曲してみたくなりました。後日考えてみまして発表させていただきます。


★montさん
あのーー発言が止まりましたが、先日書込みした「クラヴィーアだけ聴いてる人」というのは、montさんの事では決してありませんので、誤解されませんように・・。実は、このHPには、今まで1回も書き込みされた事のない、とある人にあてつけたつもりでした。


★skunjpさん
『特化して、その分野に関しては他の誰をも寄せ付けないというのも
アリかもしれませんね』

確かにおっしゃるとおりですね。例えばバッハのオルガンについてだけ専門にしたとしても、かなり深いですね。そのルーツは、スウェーリング、パッヘルベル、ベーム、ブクステフーデ、ラインケン、レグレンツィ、クープラン、ヴィヴァルディなどあげていくと、どれほど沢山音楽家の影響があることでしょうね。
まあ、私は音楽家や研究家ではなく、単なるバッハ愛好家なんですから、すべてが影響し合っている、バッハの全作品を楽しみたいと、考えております次第です。

『カンタータNo25を聴きました。結構良いですよ。引き締まった小粒の名作と感じました。鈴木さんはバランスが良く、メッセージ性の高い名演です。コープマンもしっとりと落ち着いていて良いです。』

コープマンを敬遠されていた、skunjpさんから、そのような話が聴けるというのは意外でした。コープマンはシットリ落ち着いていましたですか!! コープマンのバッハの声楽作品については、マルコしか知らないのですが、私が聴いた限りは、落着いた演奏だったです。コープマンの教会カンタータもいい訳ですね。それとも25番だけがよいのですかね? skunjpさんもご存知のとおり、私が古楽器による演奏でしたら、レオンハルトのような重々しく、よく楽器を歌わせた演奏が好きなんです。コープマンは私の好みに果たして合うのでしょうかね??



【今日の音楽】


●バッハ/フランス組曲 第5番 ト長調 BWV816

トン・コープマン(チェンバロ)

1986年ユトレヒト/エラート

コープマンの5番、とても豊かな表現で明るいですね。この人のチェンバロはとても装飾とか多いのですが、明るく演奏する特徴がありますね。しかも優雅で時には活発な演奏です。この5番は、フランス組曲で一番好きな組曲でして、その後に3番や6番が続きます。この5番元々ヴァルヒャの演奏ではじめて聴いたために、その感動が忘れられずに、いまだにヴァルヒャが好きですね。まずアルマンドですけど、なんて愛らしい音楽なんでしょう。この曲とパルティータbPのプレリュードはバッハのクラヴィーア曲の中で、最も美しい曲だと思います。クーラントの軽快さ、サラバンドの優雅さ、すべてよいですね。つづくガヴォットは、跳ねるような音楽で、とても印象に残りますし、ブーレも傑作ですね。ルールもとても落着いていて、これも優雅ですね。この5番で一番好きなのはジーグです。このジーグはクラヴィーア作品の中でもっとも優れた、軽快な音楽ですね。そこにある音楽は、喜びそのものです。こんなに心を弾ませる音楽はありません。しかも旋律がとても素晴らしい!!






From juncoop To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/20 17:30

皆さんこんにちは

皆さんこんにちは、いやーーあ、夜になると込み合いましてBBS1への書き込みについて、大変ご不便かけます。特に8時以降はなかなか難しい状態ですね。
skunjpさんが、親切にも書き込みしていただいたとおりで、ぜひお願いします。

今日は、大阪はバケツをひっくり返したような集中豪雨があったり今は晴れたり、とても変化にとんでおりまして、また蒸し暑くなっております。

天気に応じたバッハの音楽という日向さんの発想、いいですね。
私も、今夜あたり考えてみます。

前に、気分による、聞く音楽というのをやった事があります。
私も気分によって感情が音楽にあらわれます。

★skunjpさん
第25番は、BACH1000で書きましたとおり、リリングによる演奏しか知りません。演奏を1種類しか聞かないというのは、とても危険ですね。演奏によって音楽は良し悪しがありますので、1つの演奏だけですと、その音楽のイメージが良い悪いが偏って判断しがちになり、これは気をつけたいものです。
198番の冒頭合唱を聞いていただくと解るのですが、個人の趣味もあるのでイチガイにいえないのですが、ロッチェとリリングを比較するとまったく違いますね。リリングの198番はちょっと押え気味の理性的な演奏というか、簡単にいうとあまり愛想のないさらっとした演奏で、あまり感情的ではありません。ところがロッチェのあの悲痛で重厚な演奏を聞くととても感動します。
私が多分、リリングだけを聞いたなら、198番の評価は違ったものになったでしょうね。
経済的に許す限り、演奏はいろいろと聞いてみたいものです。


From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/20 16:33

ranさんへ + 「書き込みの要領」

ranさん、こんにちは。

貴方の書き込みに対するレスが5/8くらいから
ありましたよ。(過去ログで見られます)

もう少しヒントがあれば良いですねー。

それから、夜の書き込みの要領をjuncoopさんがBBS2に
書いておられますので、再UPさせていただきます。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

私はが書込みする時は、こういうふうにやっております。

1回書込みします。→ エラーが出ます → そのまま左端の
メニューBBS1をもう一回、押します。→
出ない時は → 上部のツール(T)の下の「更新」を何回も
押し続けます。→ かならず書込みされます。
(書込みを数回やりますと、結局同じ書込みが2つ以上出た
りしますので、書込みは、1回限りで必ず、出てきます。)

From ran To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/20 15:25

はじめまして

どなたかわかる方がいたら教えて頂きたくてカキコしました。
数日前にもこちらに書き込みした(つもり??)のですが上手く出来なかったらしく、次の日に覗きに来たらこちらに入ることもできなくて。。。もう一度書かせて頂きます★

パッヘルベルのカノンのイントロをテンポアップしたような曲で、ドキュメンタリーやドラマの切ない映像とともに流れる曲の曲名をどなたか知りませんか?テンポアップといっても明るい感じではなく、カノンのように清々しいイメージの曲でもありません。悲しいような切ないような・・・クラシックであることは間違いないと思うのですが。
こんな情報しかないのですが、どなたかこの曲に心当たりのある方がいましたら教えてください。
時々その曲をテレビなどで耳にするので、とても有名な曲なのではないかと思うのです。どうぞお願いします。

管理人さま こんな書き込みいけなかったらゴメンナサイ。

From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/20 15:54

お天気と音楽

うわぁ、今日はみなさんお揃いで、嬉しいですねー・・・
\(^o^)/

*日向沙羅さん、お久しぶりです。

・・・この企画乗ります。
選曲ももちろんながら日向さんの選んだ演奏者に
ウーンと唸りました。

そして、
>日向は”喜怒哀楽”とか”人生の感覚”とか呼んでます

なるほど、全くカンタータは人生そのものですね。
さて、行きます・・・・

晴れの日 → 管弦楽組曲No1 
       ミュラー・ブリュール(ナクソス)

 爽やかな五月晴れの休日、サンサンと降り注ぐ陽光を
 浴びながらリビングで鳴らす組曲No1。TPが入っ
 てないところが5月向き。ブリュールの特質は小粋。

曇の日  → 無伴奏チェロ組曲No4
       長谷川陽子(ビクター)

 もうひとつ浮き立たない気持ちを浮揚させる上行跳躍。
 陽子さんの音楽はスケール大きくも浪漫的に内向する
 趣が、やはり曇天に相応しい。

雨の日  → パルティータNo6
       アンデルシェフスキ(ヴァージン)

 雨の日はヒューイットのラヴェルといきたいところで
 すが、窓の雨粒を眺めながら聴くバッハはやはりクリス
 タルタッチのピアノ。最近出たアンデルシェフスキは
 同曲久々の名演。クリスタルな煌めきと新鮮な感覚で
 僕は目からウロコ状態。

http://www.toshiba-emi.co.jp/classic/release/200303/toce55539.htm 


From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/20 11:57

カンタータ開眼

nujikoaさんのカンタータ開眼良くわかります。

僕もカンタータの中に「合唱付き協奏曲」「声楽ソロ付き室内楽曲」
と多様な楽しみを探すのが好きです。だからカンタータはある面、
未知の器楽曲の宝庫でもあります。

僕も昔、声楽は苦手でした。
なんか感覚的にしっくりこないというか、しかし、カンタータで
声楽に目覚めまして、合唱で自分も歌ったりしているうち、いま
では声楽の入っていないものはどこかものたりない気がします。

juncoopさん、
僕的には、税全般を深くくまなく知りたい欲張りな税理士ですが、
でも、ひとりの人間のやることですから限界はある。
言い出しっぺがこんなこと言うのは可笑しいけど、むしろどこかに
特化して、その分野に関しては他の誰をも寄せ付けないというのも
アリかもしれませんね。(^^;;

しかしいずれにしても、バッハは巨大な鉱脈であり、どこを掘って
もお宝ザクザク・・・これって凄いことですねー。

※今朝はカンタータNo25を聴きました。
 結構良いですよ。引き締まった小粒の名作と感じました。
 鈴木さんはバランスが良く、メッセージ性の高い名演です。
 コープマンもしっとりと落ち着いていて良いです。

 両盤に共通するのは通奏低音の充実。
 前者は鈴木秀美さんの若武者風チェロ、後者はリンデンの
 滋味豊かな落ち着いたチェロ。その特質が演奏全体に反映
 しています。

From 日向 沙羅( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/20 04:35

ちょっとした企画。

皆さんこんにちわ。日向です。
久々(といっても3週間位ですが)の語りにやってきました。

もうすぐ6月、梅雨のプレリュードが聞こえてきますね。
梅雨は湿気も多く、寒かったり蒸したり
体的にはつらいかもしれません。
でも長雨を窓から眺めたり、
雨音に耳を傾けたりすると
心が落ち着いたりもする。
そんな不思議な季節でもあったりします。

まだ本格的な梅雨前の不安定なこの時季、
<こんなバッハはいかが〜>って企画?を。

日向の独断と今の気分で選ぶ
  【バッハ空模様】
(なんだかね〜)。

1.はれ 2.くもり 3.あめ
残念ながらここでは上記の3通りしか、天候はございません。
それでは選曲です。曲の後のカッコ内は日向が聴いた演奏家ですが、
あまりご参考にされませんよう。
皆様それぞれ好きな演奏家でお試し下さい。
(なんかドモホルンみたいな、俗っぽい言い方になってしまった・・・)。

1.はれ(考えなしに聴ける気軽な感じで選んでみました)。

カンタータ BWV190<主の御前、新しい気持ちで歌おう!>(リリング)
オルガン曲 トッカータ、アダージョとフーガハ長調BWV564(ヴァルヒャ)
器楽曲   フルートとチェンバロのためのソナタ、イ長調BWV1032(リヒター&ニコレ)
鍵盤曲   平均律第一巻から第17番変イ長調BWV862(グールド)

2.くもり(暗い感じでなく、落ち着いた過ごし易い日と考えましょう)。

カンタータ BWV23<あなたは真に神であり、ダビデの子であった。>(リヒター)
オルガン曲 BWV656<罪なき神の小羊>(レオンハルト)
器楽曲   無伴奏チェロ第6番ニ長調(カザルス)
鍵盤曲   パルティータ第4番ニ長調BWV828(ヴァルヒャ、グールド)

3.あめ(落ち込まず、今日は”考える日”と思いましょう)。

カンタータ BWV56(リヒター、リリング)
オルガン曲 幻想曲とフーガト短調BWV542(リヒター、ヴァルヒャ)
器楽曲   管弦楽組曲第2番ロ短調(リヒター、カザルス)
鍵盤曲   トッカータ嬰へ短調BWV910(グールド)

はぁ、無謀な分類をしてしまいました。
感情的な分類、偏った選曲など不満が多々おありでしょうけど、
ほんの一例ってことで御容赦を。
正直カンタータって、こんな分類には不適応な気がします。
だってカンタータにはいろんな要素が詰まり過ぎですから。
(日向は”喜怒哀楽”とか”人生の感覚”とか勝手に呼んでます)。

バッハの曲はとにかく多い!
なので好みも分かれるし、ジャンルも偏るかもしれませんね。
またまた長文になってしまいましたが、
<税理士もどき>の語りでした。

From nujikoa( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/20 02:21

多重送信申し訳ありません・・・

お詫び申し上げます。
通信が重かっただけだったのですね。
今後気をつけます。

From nujikoa( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/20 00:11

カンタータ

juncoopさん、強力な「すすめ」に脱帽です!

私はといえば最初は器楽しか聴かない人でした。
あとから、カンタータを好んで聴くようになりました。
今は何でも聴くので、一応「税全般のわかる税理士」のはしくれでしょうか(笑)。

私にとっての「カンタータ」のはじまり。↓

精妙なアリア(例えばロ短調ミサの「クリステ」とか)を聴いていて、ふと・・・

声楽/オブリガート(VnObFlなど)/通奏低音

これはなんと魅惑的なトリオ・ソナタ!
ものによってはクヮルテット・ソナタ!(変な言葉ですが)
と、気づいたわけです。当たり前といえば当たり前ですが。

通奏低音に身を任せながら、オブリガートのラインを追いかけ、天上に輝く歌声を仰ぎ見る・・・これは同じバッハの室内楽以上に、音楽的グルメ度が高いじゃあないですか!

とこんな具合で、未知の名曲を求めてカンタータを次々と聴くようになったのでした。

こんな聴き方は、いかにも「器楽派」のものでしょうが・・・
でもそのうち、「声」が無いと物足りなくなってくるんですよね。
そして次にはコラールのテクスチュアに魅せられ、それから歌詞の世界に・・・
まぁこの辺になると私は入門者に過ぎません。皆様の投稿にハッとさせられながら、いつも楽しみに読ませていただいてます。

***
skunjpさん、大変でしたね。
ことクルマのことになると、とたんにコワくなる人って多いですから・・・

To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 05/19 22:04

今日聴いた音楽

皆さん、こんばんは、今日はとても蒸し暑かったです。そろそろ梅雨かな?


★skunjpさん
ちびさんが、近所の車にお絵描きですか。最初聞いた時、わらけましたね。そら親としてはとんでもない事だったでしょうが、可愛いですね。子供はそうやって心配をかけていくんでしょうね。親としても気がきではないですね。でも子供はそうやって、やっていいことと悪い事を経験して成長していくのですから、これも仕方のないことですね。ところで車に絵がかけるというのは、油性のマジックかペンキだったのですか?それなら大変な事だったですね。チビさんのお母さんからしかられて泣いているような光景が目に浮びます。まあ優しくしてあげてください。しかし、いずれは私も親になるのでしょうけど、子供だけは不安が多いですね。なにをしでかすか解りませんね。

カンタータ第25番はBACH1000でも書き込みましたが、あまり傑作とはいいがたい、印象がありましたけど、演奏しだいなのですかね?


★montさん
頑張ってカンタータもぜひ聴いてくださいね。私はバッハの全作品を好んで聴きます。カンタータは、バッハのクラヴィーア同様に、バッハの全作品を代表した楽曲だと思いますね。オルガン・コラールなどは特に影響がありますね。室内楽や管弦楽もかなり影響がありますね。カンタータは、声楽、管弦楽、室内楽、クラヴィーア曲、宗教大作、つまりバッハの全作品の基礎となる音楽であると思いませんか?
カンタータ第12番は本当に傑作ですね。


★バッハ・ファンの方々
よくバッハのカンタータしか聴かない人、クラヴィーアしか聴かない人とかいますけど、それは本当にバッハの真価を理解されているのでしょうかと思ってしまいます。バッハの音楽は、あらゆる作品にすぐれた曲が存在します。1000曲以上の作品を聴いておりますと、中にはとても退屈する作品がありまして、気がつけば寝ていた事もあるのですが、すぐれた作品が多くあるのも事実ですね。たとえばカンタータだけにこだわらず、クラヴィーアやオルガンも聴いてみてください。バッハの優れた楽曲が沢山埋もれております。バッハを語るなら、バッハの全作品について語りたいものです。それほどバッハは素晴らしい。

「とあるところに、二人の税理士がおりました。1人の人は所得税だけについて詳しい人でした。もう一人の人は、税全体について幅広く知っている人でした。さて貴方が税務の事を尋ねるとしたらどちらの人に聞くであろうか? 聞く耳のある人は考えていただきたい。」



【今日のCD】


●バッハ/フランス組曲第4番変ホ長調BWV815

ジョセフ・ペイン(チェンバロ)

1992年ボストン/ブリリアント

ペイン(ペイネ)の演奏なのですが、使用楽器(ルッカース1628年のコピー)の音がちょっと鋭い音のする古楽器みたいなんですが、鋭いといってもモダン・チェンバロのような音ではないのですが、録音状態もあるかもしれないのですが、2段チェンバロだったらアッパーの音みたいで、ちょっと音に豊かさや膨らみに欠けるきらいがあります。演奏としてはとても優雅な演奏なのですが。この4番のアルマンドはとても名曲ですね。4番で一番好きな曲です。クーラントやサラバンドも、とても愛らしい音楽です。特に気に入ったのは Air でして、とても印象が残ります。ジーグは5番のジーグとよく似た感じなんですが、断然5番の方が傑作ですね。4番はとても愛らしい音楽だと思いました。



●バッハ/コラール・パルティータ【ようこそ、慈悲あつきイエスよ】BWV768

カール・リヒター(オルガン)

1964〜80年オルガン作品集/アルヒーフ

オルガンの変奏曲というべきコラール・パルティータBWV768はとても感銘を受けますね。コラールの主旋律でもって変奏されていきます。感想は一言「心に染みました。」これほどの賛辞があるのでしょうか。音楽は理屈で難しい事ばかり言っているのは感心しません。ようは知識よりも、その人の心を動かす音楽であるかどうかだと思いますね。
このパルティータはまさにその音楽だと思いました。クライマックスとなる最後の変奏を聴いた時、貴方はきっと偉大なオルガンの大家バッハを再認識されると思います。