クラシック音楽掲示板


目次
過去記事 <<(全1000件)>>

From juncoop To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 06/21 07:51

オルガンのピッチ?

おはようございます。

montさんのお話は、よく聴く話ですね。

確かに古楽器の演奏は、音が1度くらい違ってます。

どっかで読んだのですが、教会とかで演奏する場合、オルガンの調律によって、他の楽器の音を上げたり下げたりして演奏しなければならない事があるように聞きました。
その問題が原因なのか、指揮者の解釈なのか、ちょっとわかりませんね。skunjpさんが詳しいかもしれません。

今日は休みなのでのんびりしてます。



From mont_54 To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 06/21 02:11

ワカンナイ

陽水みたいなタイトルになってしまいましたケド、

皆さんお久しぶりですB

いろいろあって、ひさびさにヤフー掲示板に立ち寄ってきました。
そこで「コープマンの受難曲で全1音低い調律にしていすのは何故?」
と聞かれたんですが、あいにくコープマンの受難曲はもってないので
確認のしようもないのでありました。でも・・・・

そもそも古楽グループの調律ってみんな1音(2度)程低くないですか?
受難曲に限らず、コープマンに限らず・・・

これって古旋律のせいだと今まで勝手に思い込んでいたのですが。
僕の勘違いなんですかね〜?

From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 06/20 13:03

意外な真相!!!

juncoopさん、ええーっ、意外な真相ですね!!!

リヒターがブルックナー8番を振ったなんて!!!

なんか想像がつくようなつかないような。まあしかし、愛する
神に捧げた交響曲群がリヒターの気を引かなかったわけない
ですもんね。

さて、いまブルックナーの生涯を読んでますが、この人は
とにかく純真ないい人だったんですね。だから変人とバカに
されたようです。

エピソードとして、授業中に(初期は基本的に学校の先生なん
です)教会の鐘が聞こえてくると、授業そっちのけでお祈りを
始めたりとか、まあ変わってますが、言い換えれば人間より神
様を大切にした、ということでしょうね。
人間より神様を大事にする人は、人間から馬鹿にされると・・・


リヒターの芸風は晩年に浪漫に回帰しまして、それを評価しない
人が多いですが、僕はリヒターの晩年、大変素晴らしいと思い
ます。

リヒターは当時の浪漫的傾向を批判したような、清新な絞り込ん
だような芸風でデビューしましたが、出自はライプツィッヒ・カ
ントールの伝統です。

だから晩年の芸風は「故郷に帰った」と言うべきで、あれは
あれでリヒターの結論であったのでしょう。

リヒターの晩年を評価しない人は、今どき古楽派の影響から抜け
きっていない人かもしれません。さらに言えば、歴代カントール
のバッハ演奏も再評価されてしかるべきですね。(^o^)

※コルボのヨハネは合唱が良いですか。その点マタイと同じです。
 独唱者がもうひとつというのも・・・
 3年前にこの人のロ短調ミサ実演を聴きましたが、
 素晴らしかったなー

From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 06/20 13:05

カンタータ復帰おめでとうございます。

nujikoaさん、こんにちは。

ウワー、奇遇ですねー・・・・\(^o^)/

同じ曲(しかも同じ演奏)を同じ日に聴くとは!!!

22,23番、実は今朝も聴きました。
このライプツィッヒ第一作ペア、聴き比べると両曲とも
名作です。

22番は3拍子の舞曲のアリア2曲で当世風の作風、
23番は受難曲を思わすような厳粛な作風で、バッハは
ライプツィッヒのお歴々に自分の広い作曲能力をアピー
ルしたようですね。

23番コラールはヨハネ受難曲第2版の終曲に採用され
たほどの名曲です。

しかしベルナルディーニのオーボエは神韻渺茫という感じ。
オーボエによって全体が生きてますね。

特に後に入っている75番第一曲の総奏の後でオーボエが
引き継ぐところの何とも言えないルバートが凄い!!!

拍手・・・パチパチ \(^o^)/



From nujikoa( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 06/20 00:40

22番、23番

>skunjpさん

22番、23番カンタータ。
今日、僕もこれを聴いていました(奇遇!)。

シブイですね〜
「どうだ俺は名曲だぞ」と声高に言ってくるようなことはなくて、
静かに自己の存在感を主張する、そんな感じ・・・

↑最近少しずつ、久しぶりにカンタータの世界にまた戻ってきました。皆様の投稿のお陰です。

To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 06/19 21:48

カール・リヒター特集


カール・リヒターの素晴らしさは、やはり特集したいですね。
バッハをはじめとする、リヒターの演奏をぜひ紹介していきたいです。
リヒターのような演奏家は、なかなか現れないのが、とても残念ですね。もっと長生きしてバッハの録音を沢山残してほしかったです。

リヒターの録音は、ミュンヘンに移ってからのミュンヘン国立歌劇場管弦楽団との録音がありました。カンタータがわずか残っております。まだ聴いておりませんので再発が待たれますね。それからリヒター室内管弦楽団との録音やアンスバッハ・バッハ週間の録音もあるようですし、CD化を待たれますね。

以前リヒターの全ディスコグラフィーがあったのですが、探している最中です。

リヒターの録音について演奏ごとに語っていきたいと思います。

尚、特集の時期は未定です。そのうちね!

From juncoop To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 06/19 20:29

今日聴いた音楽

皆さん、こんばんは、

★skunjpさん

リヒターのヘンデルについては、とにかく語りたいですね。ヘンデルというより、リヒターという人は、本当に素晴らしい魅力のある演奏家ですね。ところで、リヒターがロマン派の音楽を指揮した事は知ってますか?しかも、skunjpさんの好きなブルックナーの交響曲第8番が交響曲デビューだそうです。驚き!!どんな8番だったのでしょう??私はリヒターのハイドンの交響曲 驚愕と時計は、知っているのですが、古典派は指揮するでしょうけど、まさかブルックナーとは・・・・。
リヒターは、グルック、ハイドン、モーツアルト、ベートーヴェンは録音してますし、メンデルスゾーンの「エリア」を演奏した事も知られてますね。ただブルックナーもメンデルスゾーンもCD化されたかどうかは不明です。リヒターのヘンデルの6番もかなり良いですね。有名なミュゼットは堂々たる演奏です。リヒターの2番、4番、5番、6番、10番、12番はよく聴いてますね。中でも10番は渋い音楽ですから、リヒターで聞くと、素晴らしいものがありますね。

★リヒターのバッハ/パルティータ全曲 1960年

リヒターはノイペルトを使用してますから、かなり鋭いモダンチェンバロの響きなんですけど、暖かい感じの1番のプレリュードは、アッパーのソフトな音色を利用し、時には、リュート・ストップも使いますから、柔らかい音色を意識してますね。ところが、2番のような、厳粛で厳しい音楽になると、あの凄いモダンチェンバロの音色を使用し、かなりの衝撃があります。古楽器のすきな人は味気なく聞こえるでしょうが、やはりこの緊張感に満ちたリヒターのチェンバロは、感動しますね。リヒターのイタリア協奏曲やゴルトベルグを聴いた事がある人なら、おわかりのはずです。まさに動的、劇的な演奏と言えますね。
まだ全曲聴いておりませんので、感想は後日にします。


★コルボのヨハネ

コルボのヨハネもまだ全曲聴き込んでおりませんので、なんとも言えないのですが、とにかく言える事は、コルボの合唱の扱いは抜群ですね。とても素晴らしい。元来の合唱指揮者というべき人ですね。
コルボのヨハネは、1977年頃録音されたようですが、録音当時から、とても定評のある演奏で、今まで気になってしかたがありませんでした。特に、マニフィカトの1回目の録音は、いまだにあの演奏を超えるものがないほど、素晴らしい演奏で、感動そのものですね。ミサロ短調についても、メジャーな調の演奏はとても優れた演奏でした。ところがクリスマス・オラトリオがちょっとイマイチだったのです。そんなこともあって、ヨハネとマタイは見合わせておりました。ところで、このヨハネはちょっと聴いた感じでは、合唱がかなり激しい!!これはリヒターに対抗するほどの激しい合唱で、力強いですね。レシタティーボの通奏低音は、先日サヴァリッシュでも述べたとおりで、一般的な演奏、つまりオルガンとチェロ1台なので、ちょっとソフトな感じ。これはリヒターのようなチェンバロと強調された重い低音の鋭さに欠ける。ところが群集の合唱やコラールはとても感動的であり、感情的でもあり、リヒター同様に素晴らしいです。いや合唱の上手さはリヒターより優れているでしょうね。各アリアは、十分満足できますね。ローザンヌ室内管弦楽団のような小編成のオーケストラのため、あまりリヒターのような重厚さや、情熱的な演奏は、求められないのですが、リリングやミュンヒンガーよりは、解釈としては鋭く緊張感があり、リヒターやロッチェに次ぐ、名演と言えるでしょう。曲によっては、ロッチェより優れているかもしれません。ただソリストの歌唱陣については、リヒターよりは劣るのが残念なところ。コルボのヨハネもまだまだ聴き込まないといけませんので、感想は、後日にします。




From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 06/19 17:37

ビフテキとサンドイッチ

juncoopさん、皆さん、こんにちは。

今日は仕事が忙しく今やっと目鼻が付いてきたところで
あります。(-_-;) ふー・・・脳がヨレヨレですわ。


いやあ、それにしてもリヒターのOp6は凄いですね。
僕は以前LPで持っていて、特に6番が好きで、何で
こんなに素晴らしいんだろうと思いつつ聴いてました。

それは他の演奏では絶対に得られない充実感で、例えば
ピノックを最初に聴いたときなどは、あまりの落差に
愕然としましたね。

「これが同じ曲?ビフテキとサンドイッチの違いじゃん」
と、それくらいの差でしたね。

ピノックの爽やかな軽みは後に理解できましたが、しかし
ずーっと、<リヒターは別格>と思っています。

そして最近、ヘンデルが本当にイメージした音楽世界は
実はリヒターの演奏のようなものではなかったか、と
思えて仕方がないのです。つまり、軽妙で典雅というより、
壮大で深刻な方向にシフトした音世界・・・

リヒターの演奏で聴くと、ヘンデルは偉大です。


>147番、いいですねーーーーーーーーーーーーー!!
 これはヴェルナーやリリングに対抗するような名演です。
 いやぁーーー古楽器でもこんなに優れた演奏が出来るの
 ですね。感心しました。鈴木氏は素晴らしい日本が誇る
 バッハ指揮者です。古楽器による演奏ですが、私はとても
 気に入りました。

juncoopさん、ね、ね、でしょう、鈴木さんは良いでしょう。
・・・・\(^o^)/
同感して下さって、僕も大満足です。

今朝は鈴木さんで23番を聴きました。
22番と並んで、ライプツィッヒ時代幕開けの曲ですね。
しかしこれは名作ですね。ホントに素晴らしい。

特に第一曲と、終曲の内実豊かな充実感!!!


>コルボのヨハネを入手しました。これから聴くのが楽しみです。

感想をぜひ聞かせてください。

From ばろん( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 06/18 21:31

大喝采!それとも大顰蹙?

或る音楽サイトで大変興味深い作品を発見し、驚嘆し、
その内容に喝采を贈り、応援したく投稿致しました。

その内容とは制作者のホームページによると、
15歳の天才バイオリニスト(少女)と円熟した45歳のピアニスト(男性)が
織成す10分弱の4曲からなる作品で、『愛の挨拶』とタイトルし、
タイトル通り最後4曲目をエルガーの『愛の挨拶』で締め括っています。

エルガーに関しては他の幾つかの演奏と比べた私の感想ですが、
バイオリンの感性度といい、ピアノの円熟度といい「素晴しい」の一言です!
聴けば聴くほど鳥肌が立つくらいです。

それはさておき、前の3曲なのですが・・・
この二人によるセリフ入りのホームソングを自ら作詞、作曲し
そして歌っていることに驚嘆しました!

歌唱力には甚だ問題があるでしょうが、
歌詞の内容からこの問題点が返ってピュアーさを感じさせます。

もし、この二人のクラシックコンサートでアンコールピースに
この作品を披露すると純粋にクラシックを聴きに来た聴衆は
どんな反応をするでしょうか?

観客に対する前代未聞の大サービスと受け止め
大喝采!それとも大顰蹙?

大変興味深いところです。。

ともあれ、一度聴く価値はあると思いますが、
宜しければご感想をください。

http://www.kanaderu.jp/collection/soundview.jsp?aid=egashira@gp&sid=16

To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 06/18 21:24

今日聴いた音楽

こんばんわ。juncoop登場!!

リヒターのヘンデル/合奏協奏曲作品6

こんなに優れた演奏は、いまだに現れませんね。私は、ヘンデルの作品で一番好きな曲集なのですが、そのため数種類があります。

@レーマン/バンベルクSO

Aカラヤン/ベルリン・フィル

Bリヒター/ミュンヘン・バッハ

Cマールグラフ/ハレ・ヘンデル祝祭管弦楽団

Dイ・ムジチ合奏団

Eコレギウムアウレウム合奏団(LP)

Fオルフェイス室内管弦楽団

Gパイヤール/パイヤール室内管弦楽団(LP)

その中でやはり、リヒターが一番です。
はじめて作品6を聴いたのはパイヤールでしたのですが、とても明るくのんびりとした演奏で合奏力は抜群の演奏でした。しかしあまり感動はしませんでしたね。ところがリヒターの第2番を聴いた時、すごい感動をしましたね。なんという、洗練された、緊張感のある、現代的な演奏で、しかも強靭、力強く、感動的な演奏でしょうか!!
まるで、他の演奏とは別の曲を聴いているようでした。もうこれで、ヘンデルの作品6が好きになったのは、当然でした。あのような演奏は2度と聴けないと思いましたね。他の演奏は聴く必要がないと思ってしまうほどの、名演だったのです。リヒターのヘンデルは正に『情熱的』という表現が最もあてはまり、このような演奏は、他では聴けない!!

ところでリヒターのオルガン協はまだ聴いていないので、とても楽しみです。多分オルガン協の作品4と7も、リヒターのおかげで好きになると思いますね。私はリヒター以外の演奏しか知りませんので、あまりオルガン協は、好きになっていないのです。

王宮の花火の音楽は、リヒター/イギリス室内管弦楽団による力強い演奏があるのですが、この曲に関しては、リヒターよりもコレギウムアウレウムがとても素晴らしいです。水上の音楽と花火の音楽は、コレギウムアウレウムが、やはり最高です。優雅で美しい!!


【今日の音楽】

バッハ/カンタータ第147番、第21番

鈴木雅明指揮 バッハ・コレギウム・ジャパン

BIS/カンタータ全曲シリーズK

147番、いいですねーーーーーーーーーーーーー!!これはヴェルナーやリリングに対抗するような名演です。いやぁーーー古楽器でもこんなに優れた演奏が出来るのですね。感心しました。鈴木氏は素晴らしい日本が誇るバッハ指揮者です。古楽器による演奏ですが、私はとても気に入りました。ガーディナーやアーノンクールではこうは演奏は出来まい!!


★他にリヒターのパルティータ、コルボのヨハネ、ベルニウスのカンタータBWV206,207aを入手しました。これから聴くのが楽しみです。


From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 06/18 12:37

ヘンデル再発見

皆さん、お早うございます。

今朝は、リヒターのヘンデル/オルガン協奏曲をスコア片手に
じっくり聴きました。(作品4の1)

この演奏は、昨日も書きましたが4、5年ほど前にFMから
録音したものです。スクラッチノイズがないところを見ると
CDなのでしょうか? ネット検索でひっかからないので、
今は廃盤かな? 

それはともかく・・・
まずラルゲットの堂々としたテンポと豊かな響きが、素晴ら
しい。表情も厳しい中に、落ち着きと風格があります。

続く第2楽章アレグロも決して軽くならない。Pのデリケー
トな部分はわずかにテンポを弛めていますが、それが神秘的
な奥行きと遠近感を演奏にもたらしています。

僕はオルガン協奏曲をまずコレギウム・アウレウムで知りまし
た。とても典雅な演奏です。

その後、タヘッツィ/アーノンクール、コルゼンパ/アムス
テルダム・バロック、ハーフォード/リフキン等で聴き、今
はコープマンで持っています。どれも特徴があり、それぞれ
良い演奏ですが、リヒターに比べると月とスッポンの感が
ありますね。

これはjuncoopさんのおっしゃるとおり(合奏協奏曲Op6
にも言えるのですが)、「これが同じ作品!!!」と驚く
ほどの差があります。

古楽系の演奏で耳にする、軽くて、透明、典雅な演奏も、
ヘンデルの魅力を十分伝えますが、リヒターの演奏は、
さらに作品に深い精神的な奥行きがあることを教えてくれ
ます。

それは今まで美しい絵だったものが(2次元)、いきなり
奥行きを持った実風景に変貌する(3次元)ほどのショッ
クです。

リヒターのヘンデルには、心地よい「喜び」「楽しさ」だけ
ではなく、人間存在の根源的な「悲しさ」「苦しさ」、そして
「慰め」というものが、深い精神的な次元で語られています。


       〜 今日の結論 〜
 
       リヒターのヘンデルは

   <実はこれこそヘンデルではなかったか?>

と、僕たちにヘンデル再発見を迫る演奏であります。

  ・・・早期の再発を望みます。


juncoopさん、シューマンの交響曲は良いですねー。

No1と3は演奏したことがありますがNo2は渋いですね。
でもとても良い曲ですね。僕はサヴァリッシュ/SKDと
ハイティンク/AMCが好きでした。

サヴァリッシュは指揮者のイメージを変えるような、若々し
く一途な演奏。ハイティンクはトロリとした浪漫的な演奏で
す。スウィトナーはまだ聴いたことがありません。以後注意
してみます。スウィトナーは、僕はモーツァルトが好きです
ね。

To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 06/17 21:18

今日聴いた音楽

皆さんこんばんは、今日もうっとおしい天気です。
仕事で頭の線が切れそうになる時があります、疲れますねーー。

★nujikoaさん

『鈴木雅明のカンタータ」基本的にはskunjpさんと同じ意見です。(Vol.1は凡演、あとは尻上がり)「薄味さわやか系」に、だんだん「ずっしり力強い系」がプラスされてゆく様です』

ありがとうございます。予算の許す限り徐々に集めていきたいと思います。ところで190番なのですが、私は、いいと思いますね。このカンタータ自体あまり録音がないので、貴重な演奏だと思います。リリングによる演奏は当然抜群の素晴らしい演奏なのですが、鈴木さんの演奏が劣るとは思いませんし、補筆についても素晴らしいと思います。十分にこのカンタータの良さを伝えていますね。鈴木氏の190番を良く思わない人は、耳を疑われるのではないでしょうか?というのも、私自身は、滅多に古楽器の演奏を誉める事はありません。なぜなら、モダン楽器の演奏が好きだからです。その私が良いと言うのですから、かなり良いと思ってもらっていいと思いますね。まあ好みは各人あるでしょうけど。絶対お勧めですね。

★skunjpさん
『カンタータNo161番「来たれ甘き死の時」を聴きました。(鈴木さん)この曲は106番と気分的に通底しています。つまり死をあこがれの眼差しで見つめる心境。これは以前の僕には理解できませんでしたね』

161番については、ご指摘がありましたので、さっそく聴いてみます。「甘き死よ来たれ」というのは、オルガン・コラールにもありまして、言葉としては良い響きですね。しかし、死に対する憧れを持つ人なんているのでしょうか? ところが平常心の私なら、そう思うのですが、マーラーを聴き出すような状況の時、やはり「甘き死よ来たれ」と思うでしょうね。この世に生きている事が辛くなった時、死によって現実逃避をしたいなんて人間誰しもが思う事かもしれません。まあ、聖書が言う「甘き死よ来たれ」は別の意味であることは言うまでもありません。

『リヒター/ヘンデルのオルガン協奏曲を聴きました。どっしりとした輝かしい精神を感じさせます。』

これは聴きたくなりますよねーー。合奏協奏曲作品6の素晴らしいリヒターの演奏からも想像出来ますね。しかもこのオルガン協は、若きリヒターの演奏ですから、あの緊張感と厳しさはかなりの期待が出来そうです。再発を待ちたいと思います。もともとオルガン協は、コレギウムアウレウムやパイヤールの演奏で聴いておりましたが、両者とものんびりしたものです。作品6も同じ感じでした。ところがリヒターの作品6を聴いた時、どれほど感動したでしょう!!私はリヒターによってヘンデルの良さを教えられましたね。ですから、メサイアについてもリヒター以外は聴けないですね。

宇多田ヒカルなんですけど、いいですね。ファースト・アルバムが!
私は、アルバムが出てすぐに買いましたね。シングルカットされた、「ファースト・ラヴ」は永遠の名曲でして名バラードですね。私はクラシック以外も結構聴いております、はい。即ち、真に音楽を愛する者は、ジャンルを選びません。いいものはいい!!ついでにケミストリーもいいですよ。



【今日の音楽】

●ハイドン/交響曲第86番ニ長調

カール・シューリヒト指揮 NDR交響楽団

1961年/VIRTUOSO

多分モノラル録音だと思うのですが、このシューリヒトの86番かなりいいですね。テンポは早く強靭で、活気のある演奏で、聴いていてとても気持ちが良いです。シューリヒトのテンポは良いですね。しかも楽器を良く歌わせ、特に弦の響きは抜群に奇麗ですね。シューリヒトのハイドンはとても古典美のある演奏で美しいです。しかも力強く、説得力がありますね。



●シューマン/交響曲第2番ハ長調作品61

オトマール・スウィトナー指揮 ベルリン・シュターツカペレ

1987年ベルリン/DENON

シューマンの交響曲をはじめて聴いたのは、第3番のラインで演奏はコンヴィチュニー指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団でした。録音も古く、くすんだような響きが魅力でした。この2番は、はじめは良さがわかりませんでしたが、バーンスタインの演奏で第3楽章のアダージョを聴いた時、とても感動しましたね。なんという渋い音楽なのでしょう! 暗い音楽ですが、哀愁のある美しさが魅力です。スウイトナーの演奏も良いですねーー。第1楽章からして渋い演奏であります。お勧めですね。



From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 06/17 10:18

106番と161番の共通項

皆さん、お早うございます。

いよいよ本格的な梅雨になりました。
しかしこの季節は、僕的にはあまり嫌いじゃありません。
というのは、たぶん雲の上はギンギンの夏本番であろう
むき出しの熱気を、雲が優しくセーブしているからです。

それに、しとしと窓の外を降る雨を見ながら、ブラームス/
VnソナタNo1「雨の歌」や、ラヴェル/水の戯れを聴く
なんて、いーじゃないすか・・・(^o^)
梅雨が終わるとあの全く手加減無い灼熱地獄が待っています。

nujikoaさん、アファナシエフの「スロースタッカート!」は
本当にズキンと来ますね。大いなるロシアの憂愁をずっしりと
1音に込めているようです。この人の平均律は聴きものですよ。

さてjuncoopさん、今朝はカンタータNo161番「来たれ甘き死
の時」を聴きました。(鈴木さん)この曲は106番と気分的に
通底しています。つまり死をあこがれの眼差しで見つめる心境。
これは以前の僕には理解できませんでしたね。「死にあこがれる」
なんてねー。命あってのものダネ。死んで花実が咲くものか。
・・・ですからね。

しかし、死は終わりじゃない。死の門を通過したその先に、永遠
の安息の場所、喜びと希望、愛に満ちあふれた天国があるとなれば
話は別ですね。僕も人生の折り返し点を遥かに過ぎて、持っても
後、たかだか20〜30年の命。10年なんてアッという間に過ぎ
てしまいますから、ほんとアッ、アッ、アッと言う間でしょうね。

わたしの父の家には、住まいがたくさんあります。もしなかったら、
あなたがたに言っておいたでしょう。あなたがたのために、わたし
は場所を備えに行くのです。 ヨハネ14:2

その後、雨だったので家内に駅まで送ってもらう途中、車の中で
リヒター/ヘンデルのオルガン協奏曲を聴きました。これはだいぶ
前にFMから録音したものです。どっしりとした輝かしい精神を感
じさせます。

※僕のブルックナーフィーバーでご迷惑をかけています。(^^;;
 でも本当に良いです。ブルックナーは。ワーグナーと響きは似て
 いますが、ワーグナーは地上世界を描きブルックナーは天上世界
 を描いた、と言えるくらい両者は隔たっています。
 もう圧倒的存在です。人間はあの聖なる巨大で神々しいものの前
 にひれ伏すしかないですね。しかしその奔流に身を任せるときに
 何というヨロコビが襲うことでしょう。(かなり熱がある(^^;;)

 お昼休みに近くのレコファンにブルックナーを探しに行ってきま
 す、ハーハー(-_-;)。長女にプレゼントする宇多田ヒカルもつい
 でに。(何やそれ・・・)  

From nujikoa( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 06/17 00:29

ブルックナー

ですか。
僕はお恥ずかしいことに、
7番をシューリヒトとアバドで聴いた「ことがある」くらいで、曲の全容はとてもとても頭には入ってません(冒頭の壮大な印象は覚えてますが)。
まだ魅力に染まってない段階ですね。マタチッチ、探してみます。

さて、juncoopさんに遅レスです。
「鈴木雅明のカンタータ」
基本的にはskunjpさんと同じ意見です。(Vol.1は凡演、あとは尻上がり)
「薄味さわやか系」に、だんだん「ずっしり力強い系」がプラスされてゆく様です。

オススメの190番のCDは、この間探しましたが見つからず。
代わりに買って帰ったのが・・・ずっと雨続きだったので「雨の歌」。
ブラームスです。
この曲、僕は聴くのたぶん10年ぶりくらいです。
いや〜良いですね!
演奏は、曲のうまみの骨の髄までしゃぶりつくす、クレーメル/アファナシエフ盤。

それにしても、アファナシエフのスロースタッカートは心臓に悪い! なにかこう、胸にズキンとくる響きです。


To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 06/16 21:02

今日聴いた音楽

皆さん、こんばんは、毎日が憂鬱になる梅雨の天気、いやですね。

今日は、ブルックナーを聴くことにしました。
ブラームスやマーラーとはまた違った音楽ですね。かといって、ワーグナーやリストとも違いますね。華麗かと思えば、素朴で民謡風でもある音楽、もともとオルガン風とかいいますが、なかなか理解しがたい音楽です。

●ブルックナー/交響曲第7番ホ長調

カール・ベーム指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

1977年頃/グラモフォン

はじめの序奏の弦のざわめきは、まるで、トリスタンとイゾルデの「愛の死」ですね。この第1楽章はとても美しく、哀愁が漂いまくってますね。華麗な旋律かと思えば、急に逆行するような音楽??感じのいい雰囲気は続かず、急に雰囲気が変るのは、ちょっと意表をつかれますね。
この音楽のテーマが急変するところが、ブルックナーの不思議なところ。しかし、やはりワーグナーの影響がところどころありますね。ニーベルングの指輪の音楽を思い出します。第2楽章は有名な渋いアダージョですね。確かワーグナーの死を悼んで作曲されたとか、深い苦悩を感じますねこの音楽は。弦の盛上がり部分がとても美しいです。マーラーの音楽への影響を与えてますね。変奏風になっていくところは、古典的で、とても美しいですね。この第2楽章は、本当にいいですね。感動しました。ところが第3楽章と第4楽章は、やはり理解できない。難解です・・・・。


●バッハ/管弦楽組曲第4番ニ長調BWV1069

ジャン=フランソワ・パイヤール指揮 パイヤール室内管弦楽団
アンドレ、ラゴルス、マス(tp)ピエルロ、メゾンヌーヴ、ドゥブレ(ob)オンニュ(fg)

1962年/エラート

ブルックナーを聴いて、悩まされたのですが、そのあと4番を聴いて爽快です。カンタータ第110番に転用された序曲は、輝かしくもあり牧歌的でもあるのですが、とても喜ばしい雰囲気の音楽で、壮大です。またアンドレをはじめとするフランスのトランペットは派手ですね。第3番が結構壮麗な音楽なのですが、この第4番は、とても素朴な音楽ですね。各舞曲もとても素朴な感じで面白いですよね。最後のレジュイサンスはかなり華やかで、4つの組曲の最後を飾るにふさわしいです。



From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 06/16 10:01

驚天動地の演奏でした!

皆さん、こんにちは。

>ヴェルナーの録音の数々を、実家に帰って、眠っているLPを見て
 みました。かなりありますね。カンタータが。
 BWV1,4,6,7,8,10,11,19,21,23,26,
 28,30,31,34,39,40,43,50,51,53,
 61,65,67,68,70,72,75,76,78,79,
 80,85,87,92,98,102,103,104,105,
 106,118,119,130,137,140,147,149,
 150,180.182.200と復活祭オラトリオがありました。

凄く沢山あるのですね。驚きました。
カンタータは全部で60曲弱ですか。約3分の1に迫るカバー率
ですね。リヒターに継ぐ曲数です。

でもまだCD化されているのが少ないと・・・残念です。
これから見かけたら購入しようと思っています。

さて、昨日はディスクユニオンに行ってまたブルックナー関係を
買いました。あらかじめ名盤を調べてリストを作りました。
安かったものだけを数枚買いましたが(600円前後)、
なかなか素晴らしい演奏が揃いました。

中でも背筋に電流が流れっぱなし、涙があふれ出た演奏は、
マタチッチのNo7/チェコフィルです!!!!

何という巨大な演奏でしょうか。巨大な山塊がゆっくりと目の前
にそびえ立つ感があります。考えられないくらいの神々しさ、
フレーズは意味に溢れてゆっくりと流れていきます。

ともかく、こんなに感動したブルックナーは生まれて初めて。
もう別格の演奏。

皆さんの中で、まだブルックナーを聴いたことのない方がいらっ
しゃいましたら、ぜひマタチッチの7番をお聴きください。
一発でブルックナーが好きになってしまうことでしょう。



To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 06/15 20:41

フリッツ・ヴェルナー

皆さんこんばんわ。

★skunjpさん
「バッハは希望の泉」を読ませていただいて、本当に同感しました。
将来の我が国はどうなっていくのかは、計り知れませんが、少なくともバッハの音楽を聴いて、人生を歩んでいきたいと思います。

ヴェルナーの録音の数々を、実家に帰って、眠っているLPを見てみました。かなりありますね。カンタータが。

BWV1,4,6,7,8,10,11,19,21,23,26,28,30,31,34,39,40,43,50,51,53,61,65,67,68,70,72,75,76,78,79,80,85,87,92,98,102,103,104,105,106,118,119,130,137,140,147,149,150,180.182.200と復活祭オラトリオがありました。

他に私が持っていないもので当時記憶では、BWV56,82,131,マタイ、ヨハネ、ミサ曲ロ短調、クリスマスオラトリオがありましたので、ヴェルナーはかなりのバッハを録音していましたね。
すべてにおいて、暖かい、ゆっくりとした演奏でした。

今後のCDの再発が期待されます。


From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 06/15 11:32

今昔物語 〜 ヴェルナーのカンタータ

昨日はリビングに寝っころがってヴェルナーのカンタータ147番を聴きました。

聴いているうちに「オオッ!」と思いましたね。
何と言う安らぎに満ちている事でしょう。
特に有名なコラール「主よ人の望みの喜びよ」が、本当にホロリとなるような
温かいなつかしさに溢れているのです。

ソロもソプラノのギーベル、バスのシュテンフリはじめ、皆安定しています。

録音されたのは1963年と、今から40年前です。
僕が小学3年生の頃です。

当時は家も、周囲もみな貧しかったですが、しかし精神的にはゆとりがあり
ましたね。世の中の進むテンポも遅くて、温かくのんびりしていました。

翻って今の世は、何と「速く、冷たく、世知辛い」ことでしょう。

ですから、当時の雰囲気を思い起こす事のできるヴェルナーのような演奏
は貴重ですね。

僕は140、119、90、147、85、25番の2枚組みを持ってますが、これ以外に
たくさん録音しているのでしょうね。すべて集めたくなってきました。


※juncoopさん、僕はリヒターを非常に高く評価していますよ。
 老婆心ながら・・・ (汗)

マタイ、ヨハネ、クリオラ、そしてカンタータの数々、管組、捧げ物、そして
ヘンデルの合奏協奏曲。これらリヒターの演奏は僕の中で常にベストです。
ブランデンブルグについても、僕が何よりそこに「のんびりした愉悦感」を求
めているという超個人的な問題があるだけで、演奏の実質はモダン中ベストであ
ることに変わりありません。

From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 06/15 10:41

バッハは希望の泉

>人はそんなに強くありませんし、時には愚痴りたくなったり、弱気になることは
 当然ですよね。そのため私は、バッハの音楽によって、どれだけ慰められてい
 るでしょうか!!
 受難曲はイエスの物語で崇高なものかもしれませんが、私は、今に生きるすべて
 の人々が多かれ少なかれ、受難の世に生きているように思えます。

juncoopさん、同感です!

この世はいろんなことがあります。そして、自分に正直になるとき、人間は弱いと
思います。

世の中で傷ついて、その弱り果てた心をさらけ出す場所がないなら僕達はノイロー
ゼになってしまいます。もちろんそれはどんな場所でもOKという訳にはいきません
が、juncoopさんの掲示板ならそれが許されそうで、僕も書き込ませて頂いています。

バッハを通してつながりを持っている方々は、僕にとって宝のようなものです。

・・・さて、この世とはどんな所でしょうか。

子供時代は希望に満ち満ちていましたが、世に出て荒波にもまれているうちに、
次第に「世の中ってそんなに良い所ではないのでは?」と、感じるようになりました。
いや、良いところではないどころか、「非常に嫌な場所である」と、歳とともに思えま
すね。

バッハのカンタータ第25番にこんな歌詞があります。

「世界はひとつの病院である。」 (第2曲テノール、レシタティーヴォより)

この世は大きなひとつの病院のようなものである。それは真理ですね。
戦争が多発し、人と人がいがみ合い、愛が冷え、親子が殺し合い、夫婦が主権
を争い、職場でも周りはライバル、気を許せる友はいない・・・

世界に住む人間は皆、病気にかかっている。何の病気かと言うとそれは「罪」の
病です。まあ、聖書で言う罪とは犯罪ではなく、その根っこにある「自己中心」です
が。

その罪の病のために、イエス様は十字架にかかられた。

>イエスの場合は、要するに「すべての他人」の「すべての罪」を
 引き受けて(背負って)死んだわけですよね?
 古今これほどの重みを持った死は、他に例をみないでしょうね。

その通りですね。mont_54さん。

だから、僕達がイエス様を救い主キリストと信じるとき、僕達の行いに関係なく、
罪の支払う報酬である死から解放されます。これは何と言う僥倖でしょうか。
僕はつくづくそう思うのですよ。

カンタータ第64番にはこのような歌詞があります。

「世には、私は何も求めません。天国をさえ、受け継げるならば。

すべてを私は捨てるのです。しっかり保証されているのですから。

私は永遠に滅びる事がないと。」


※スークの無伴奏はとてもノーブルですね。今聴いているところです。
 お仕事大変ですね。お互いにしっかり、バッハで慰めてもらいましょうね。

To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 06/15 10:54

今日聴いた音楽

皆さん、こんにちは、休日をいかがお過ごしでしょうか?
今日は父の日ですね。お父さんに感謝しましょう!!て自分は、まだ子供がいないので、お父さんではないか・・・。


●バッハ/ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調BWV1046

カール・リヒター指揮 リヒター室内管弦楽団

APEX/ワーナー・クラシックス

休日の朝は、いつもこの1番を聴きます。朝が合う爽やかな音楽ですね。元気が出ます。この協奏曲は、やはりヴァイオリンがメインになりますね。第2楽章と第3楽章のヴァイオリンの活躍が良いですねーー。
よくコンチェルト・シンフォニア型であるとか言われるのですが、木管群やホルンはトュッテイに聞こえる感じもあります。


●バッハ/フランス組曲第6番ホ長調BWV817

クリストファー・ホグウッド(チェンバロ)

1983年/DECCA

この6番のアルマンドはとても愛らしい音楽ですね。6曲の組曲では5番と並んで好きな組曲なんですが、5番が優美であるのに対して6番は子供のような愛らしさがあります。ホグウッドのチェンバロは古楽器ならではの響きが魅力でして、レオンハルトとは違った味わいがあります。ホグウッドのフランス組曲は、ゆっくりと優雅に演奏し、楽器をよく歌わす弾き方がやはり私の好みとなってます。


●バッハ/カンタータ第198番【侯妃よ、さらに一条の光を】

グスタフ・レオンハルト指揮 レオンハルト合奏団/コレギウム・ヴォーカレ

1989/テルデックBACH2000 第60巻

元々198番は、レオンハルトによって、その良さを教えられたもので、さすがに名演だと思ってしまいます。古楽器やボウイ・ソプラノを使用していて、シェルヘンとは違った味わいがありますね。私は、古楽器によるカンタータの演奏はあまり聴かないのですが、レオンハルトだけは聴きたくなります。彼の指揮するカンタータBWV54、56、106、150、198などは、他の古楽器による演奏では聴けないレオンハルトならではの良さがありますね。


To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 06/14 23:53

今日の終わりに

皆さん、遅くにこんばんわ。


★montさん
このホームページはその人の思いや、素直なお気持ちを語って頂くことはいいことだと思いますね。世間はいろいろとありますし、なかなか、心を許せる事は出来ないかもしれません。しかし、ここでは心を許してみてもいいのではないでしょうか? 人はそんなに強くありませんし、時には愚痴りたくなったり、弱気になることは当然ですよね。そのため私は、バッハの音楽によって、どれだけ慰められているでしょうか!!
受難曲はイエスの物語で崇高なものかもしれませんが、私は、今に生きるすべての人々が多かれ少なかれ、受難の世に生きているように思えます。ですから、受難曲を違った意味で、感動するのかもしれませんね。
例えば私自身をイエスと考えて、人生に変えてみると、やはり私に対して愛情を持つ人もいれば、群集の合唱のように私を憎む人々がいるのも事実かもしれません。自分自身が受難している訳ですから、早く安らかに休みたい訳で、それは暖かい家庭なのかもしれません。マタイを聴く事で私の心は、自身を清めているのかもしれませんし、慰めになっているのかもしれません。


★バッハ・コレギウム・ジャパンのマタイ
今日録画したビデオを通して、見ました。1回聴いただけなので、コメントは出来ません。もうちょっと聴き込みたいと思います。初回聴いて、良かったと思うのですが、どうもリヒターがチラツキますね。リヒターのマタイを超える演奏はなかなかありません。鈴木氏のマタイは十分聴き込まないと良さはわからないと考えております。



From mont_54 To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 06/14 22:01

mont_命の音楽

うっとうしい雨のせいか、最近の仕事上の苦悩のせいか、
今日はいささかブルーであります。(こわれそう)

・・・で、勝手に私の心情などを書かせていただきます。

僕が何故グールドのゴルドベルグ(81年物)にイカレてるのか
あらためて考えてみました。(また始まった・・・皆様お許しを)

特に個人的に好きな第12変奏・・・ズーン・ズーン・ズーンとくる
あの力強いグランドバスの刻み
あれには恐らく残り少ない自らの余命を悟り、その灯火を懸命に
燃焼させようとするグールドの恣意がは働いているのだと想像します。
(無論、第1・第4その他変奏でもそうなのですが)

ところで、聴いているとたまたまこの「刻み」に私自身の鼓動・脈拍が
(偶然ですが)重なる事があるんです。
この瞬間、まさにこの一瞬グールドの命と私の命、それに
楽長バッハの意思、の三位が一体となったような錯覚に陥るのです。

「ああ、シンクロしている〜」
これぞmont流エクスタシーの極致なのであります。

ここまで来ると、もうほとんど麻薬ですね(笑)

あーまた、馬鹿なカキコしてしまいました。

掲示板の私物化。juncoopさん、御免なさい。。。。
(他に気持ちの持って行く場がないもので・・・)←言い訳ですね

From mont_54 To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 06/14 18:06

こんにちわ、皆さん。

juncoopさん、<建設かなにかですか?>
私の仕事はソフト開発ですが、でも、設計から製造までの工程は
よく建設業のそれに喩えられます。
特に私自身の場合は汎用機と言われる大型マシンで、過去ずっと
金融システム畑でやってきましたが、この数年は公共関係の
システムにシフトしています。(不景気の影響ですね)

昨夜のマタイはどうでしたか?
チューナーの故障で私の家もBS見れずです。(-_-;

skunjpさん、
仮に私もバレエに関心がなかったら、ハチャトゥリアンは
「剣の舞」止まりだったでしょうね。きっと(笑)
「スパルタクス」中ではスパルタクスとフリーギアのアダージオ
他では「マスカレード組曲」のワルツ等が良いです。

>イエス・キリストの死の意義は〜
もちろん人の命の軽重を論ずるのは無意味ですが、
死の軽重については論すべき又は考察すべき価値ありですよね。
(それが歴史なのかも知れません)
イエスの場合は、要するに「すべての他人」の「すべての罪」を
引き受けて(背負って)死んだわけですよね?
古今これほどの重みを持った死は、他に例をみないでしょうね。


ところで今日はスークの無伴奏Vnパルティータを探しに
出かけましたが(無伴奏Vnソナタの方は所有)
見つけられず・・・
でも代わりに以前juncoopさんから教えていただいた。
シュライヤー盤カンタータ(マティスのやつ)を見つけget!
BWV208狩猟カンタータ。¥1600也

これから聴きます。

From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 06/13 20:49

皆さん、今晩は。



今日はせっかく書き込もうとした下書きがPCフリーズしてパアになりました。

いま家から書き込んでますが、本日は仕事がとても忙しく疲れました。
腰も痛いし・・・で、短くします。

juncoopさん、

シュネーベルガーはなかなか良いですよ。
リヒターのブランデンは輝かしい精神性の勝利です。
これにあと「底抜けの愉悦感」があれば最高なのですが、
・・・ないものねだりでしょうね。

さていよいよ今夜ですね。鈴木さんのマタイ。


mont_54さん、

>即ち彼の死は、自由を求めて戦った英雄の死なのであります。
 「人の死にはいろいろあるが、あるいは鴻毛より軽く、あるいは
 泰山より重し。」毛沢東

なるほど、ならばイエス・キリストの死の意義は全宇宙より重いの
でしょう。マタイの重さは全音楽中最高だと思います。
(全ての音楽を聴いたわけではないですが)

ハチャトゥイリアンといえば、僕のヒヨッコ時代(小学校6年生)、器楽
クラブの発表会で、よその学校がやっていた「剣の舞」を初めて聴き
「すげーなー」と、コーフンしたものです。
それを演奏した町の小学生達に限りない劣等感を覚えた事を、
今も覚えています。


nujikoaさん、

7枚も持ってらしたとは・・・!
僕もVol.1だけは凡演だと思います。
あれは全曲完成の折は取り直すでしょう。

しかしVol.2から魅力全開です!
もちろん回を追うごとに熟練はしていきますが、
1と2の間にはかなりの差がある。

熊本の梅雨は雨がたくさん降ります。
体調を崩されませんように・・・

※僕も今日、スーツの上着を水溜りに落としてしまいました。
 ドジであります。

To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 06/13 21:03

今日聴いた音楽

皆さん、こんばんわ。今日もムシムシする天気で不快指数が高いし、疲れるし、と ぼやきながら、なんとか息してます。

明日も一日仕事なので、BACH1000は勝手ながらお休みします。
なんせカンタータ第51番なのですが、8種のCDを聴かないといけないので、かなり時間を要しますので、悪しからず。


★nujikoaさん
鈴木雅明のカンタータを7CDもお持ちなんですか?素晴らしい!
ところで、現在、21巻まで出ていますけど、第?巻からが素晴らしいのでしょうか? 良かったら教えてください。これから集めていきたいCDでもありますので。ちなみにダメなCDは何巻までですかね?→失敗を恐れる小心者のjuncoopより。

★montさん
かなり忙しくされているみたいで、お察しします。お体に気をつけてくださいね。以前現場がどうのこうのというお話でしたが、建設かなにかですか? ところで最近はロシアにこだわられているみたいですね。ちなみにハチャトリアンは、音楽の時間で「剣の舞い」を知っているだけであります。


【今日の音楽】

●バッハ/無伴奏チェロ組曲全曲

ピエール・フルニエ(チェロ)

1976〜77年/フィリップス

フルニエのステレオ2回目の無伴奏はいいですよねーー。とにかく部厚い音色、力強さ、重厚な表現、楽器をよく歌わせている。一番のお気に入りになっております。マイスキーやロストロポーヴィッチ、フルニエのアルヒーフ盤は、到底この演奏には及ばないのではないかと思ってます。ただし、カザルスは別格ですね。カザルスの無伴奏は感動しますね。あの演奏は他を寄付けない絶対的なものを感じます。



●バッハ/ヨハネ受難曲BWV245

ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮NHK交響楽団/東京芸術大学合唱団
リッパード(T福音史家)多田羅(Brイエス)天羽(S)レールホルム(A)ムフ(B)

1995年/NHK交響楽団1275回定期演奏回ライヴ録画

最近、ヨハネがすっかりお気に入りになってしまいました。叙情的なマタイに比べて、劇的なヨハネは本当に魅力がありますね。聴くほど良さがわかる音楽です。このサヴァリッシュによる演奏は、リヒターやヨッフムに比べて、さほど感動するとは言えませんが、暖かさを感じますし、ミュンヒンガー同様に聴きやすいヨハネですね。馴染み安いとでもいいましょうか。ヨハネはマタイに比べて録音も少ないですし、やはり貴重ですね。ロッチェによる演奏も素晴らしいものです。今後、コルボ、シェルヘン、リリングの2回目あたりが聴きたくなりますね。ラミンのヨハネは一度聴いてはみたいのですが、果たして録音状況がこれまた気になりますね。演奏は立派だと思っているのですが、さてどんなものか? シェルヘンはモノラルなのですが、198番がかなり強烈でしたので、期待したいところ、しかし、20年前にシェルヘンのロ短調ミサを聴いた時、ちょっとガッカリしたという印象があります。今ならどんな風に聞こえるのでしょうか? ビラーと聖トマス教会による、2000年のロ短調ミサは、まあまあの演奏でありました。
このサヴァリッシュによる演奏は過日も触れましたが、合唱がいいですね。合唱指揮者が良かったのかもしれませんが、N響の演奏なのですが、やはり上手いですね。アリアなどは、ソロ楽器の伴奏であっても低音は、チェロ6とバス4でしたから低音が強調されていてよかったですね。しかし、レシタティーヴォはチェロ1とオルガンだったので、リヒターのような低音を期待すると誤算となりますね。特にイエスの死の後、地震があったシーンは、このコンティヌオでは、迫力にかけます。
なぜ低音を全部使わないのかが不思議でした。コンティヌオはチェンバロも入れるべきだったと思いますねーー。今ごろサヴァリッシュはフィラデルフィアでクシャミをしている事でしょう!!



From nujikoa( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 06/13 02:19

音不精?

juncoopさん、ご無沙汰にもかかわらず呼んでくださり、ありがとうございます。

毎日、楽しみに読ませて頂いてるのですが、
実は・・・最近、音楽を怠けておりまして・・・
(あぁ、言ってしまった〜;;)

特に、カンタータはご無沙汰気味。

しかし、190番(鈴木雅明)の話題には、
ちょっとそそられているところです。

鈴木さんのカンタータシリーズは・・・棚を数えたら7枚、持っておりました。
素人の感想ですが、
BCJ、年輪を深めれば深めるほど、
器楽パートが<メの詰まった、ボディのしっかりした鳴り>を獲得したように感じます。大船に乗ったような安心感。時には、ソロ歌手を置いてけぼりにしてしまうほどのノリを生み出していたり。
それと比べると、最初期の演奏は、薄っぺらくなよなよしてるようにさえ感じてしまいます。

だから、最新の190番の演奏。juncoopさんの賛辞を読んで、ますます気になってるんです。(^^;

ただCDもいいんですが、BCJのナマ演奏!関西に住んでいるうちに聴いておくべきだったと、いまでも後悔してます。
こちら熊本も梅雨入り。土砂降りでスーツずぶぬれになった一日でした。(泣)

From mont_54 To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 06/13 00:32

スパルタクス=英雄の死

皆さん、こんばんわ。

つい先ほど帰宅しました。あーシンド・・・泣


>スパルタクスの話って最後に救いがないですね。う〜む。

skunjp さん、決してそんなことはありません。
実際、私の解説が随分お粗末だったせいもあって、
誤解が生じているのだと思いますので、取り急ぎ補足しますと、

確かにスパルタクスはローマ軍と戦って敗死する訳ですから
(歴史的事実としての)悲劇であることに違いはないのですが、
しかし、彼は自立(独立)した自由な人間として死んだのであり、
戦わずに奴隷として生きる道を、自らの意志で拒絶したのです。
即ち彼の死は、自由を求めて戦った英雄の死なのであります。

最後に悲嘆に暮れる妻フリーギアですが、彼の亡骸を前に、
その死の尊さを称えてエンディングをむかえるのでありました。
(という一番肝心な事を解説しませんでしたね・・・・反省)

このラストでは、作者ハチャトゥリアンも
実に効果的な音響上の演出を施しております。

ついでに、むか〜し(高校時代)読んだ本の一節を添えますと、

「人の死にはいろいろあるが、
 あるいは鴻毛より軽く、あるいは泰山より重し。」毛沢東

お粗末でした。

To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 06/12 20:38

今日は不快な梅雨の天気です。

皆さんこんばんわ。関西も梅雨らしく湿度の高い、いやな天候になりまして、仕事していても、通勤しても不快ですね。

h_ueda_2182さん 、eriさんことブリリンさん、 nujikoaさん、 mont_54さん、 日向沙羅さん、いつもホームページに遊びに来ていただいておりまして、有り難うございます。皆さんのお話も読みたいので、些細な事でも結構ですから、ぜひ一言書き込みしていただけると、嬉しいです。よろしくお願いします。


★skunjpさん

シューリヒトのブランデンブルクはヴァイオリンがお粗末ですか?しかもチューリッヒ・バロック管もお粗末となれば、救いようがないですね。一流の指揮者にとっては気の毒なお話です。しかし、二流であっても、それを訓練して一流にするのも一流の指揮者と思うのですが、ちょっと偉そうな事言ってすみません。
ブランデンブルクはヴァイオリンがやはりイニシアチブを取っているので、ヴァイオリンが下手ですと、悲惨ですね。私の以前の知人は、リヒターのブランデンブルクのシュネーベルガーのヴァイオリンを下手だと言ってまして、その人はヴァイオリンを弾いてましたから、やはり信憑性がありますね。その人は、リヒターを買わず、イ・ムジチのアーヨの演奏を気に入ってました。シュネーベルガーとアーヨでしたら、アーヨがイーヨなんてもんですね。そういうケチが入った、リヒターとミュンヘン・バッハですから、skunjpさんが、なんとなく納得がいかないのは、シュネーベルガーのヴァイオリンが原因ではないかと感じてます。アーヨはエーヨですね。!!

さて、skunjpさんの心の病とか精神的な問題がある時、ブルックナーを聴かれるというのは、よく解りますねーー。私の場合はご存知のとおり、マーラーです。時には、ブラームスやチャイコフスキーの場合もあるのですが、マーラーの時はかなり重症です。
前にも、書き込みした事があるのですが、人間の感情と音楽というコーナーで、マーラーがたびたび登場する事がありまして、

●この世に失望した時→マーラー5番アダージェット

●人生が辛くなった時→マーラー 大地の歌〜告別

なんて、後ろ向きの志向の場合は多いに登場しますね。辛い!!



【今日の音楽】

●バッハ/無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV1007

ムスティスラフ・ロストロポーヴィッチ(チェロ)

梅雨のジメジメした季節は、無伴奏VCをなぜか聴きたくなります。グールドのピアノも雨に合いそうですね。なんとも渋いです。
ロストロは、マイスキーを認めた大チェリストなんですが、ロストロポーのチェロの弾き方はすごいですね。ふんぞり返ってチェロを弾くのが特徴ですね。ところでこのロストロの無伴奏は定評があるのですが、なぜか、線の太いフルニエの2回目が好きですね。もちろんロストロの演奏は優れておりますけど、好みはフルニエになってしまいます。
今後聴いてみたいのは、シュタルケル、ジャンドロン、トルトウリエ、ビルスマの2回目です。聴いた事がある人は、ぜひどんな演奏なのか教えていただけないでしょうか?





From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 06/12 10:30

juncoopさん、


シューリヒトの管弦楽組曲No3ですか。

>第一ヴァイオリンはソロで協奏曲風にやっているところは、
 かなり時代の先端をいっております。

シューリヒトはブランデンブルグ協奏曲でもこれをやって
います。No1の第三楽章でソロヴァイオリンをクローズ
アップしてVnコンチェルト風に仕立ててます。
とても面白い発想ですが、残念ながらVnがド下手です。
(^^;;

>今週の末は、バッハ・コレギウム・ジャパンのマタイが
 ありますね。とても楽しみです。鈴木雅明のヨハネは、
 以前NHKのBS2で放送されまして、今度はマタイ!!

BCJのマタイはBS2のようですね。
(13日金曜日の深夜0時から)
視聴したいですが、うちはBS入ってません。(-_-;)ゞ
とっても悲しいです。

鈴木さんの190番を気に入っていただけて嬉しいです。
僕も早く買いたいなー、日本盤。

From skunjp( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 06/12 10:32

シューリヒトは天才・・・!

皆さん、お早うございます。

今朝はややブルーな気分です。
おりからの雨で傘を持って出ようとしたら、子供が間違えて僕の
を持って行ったようで・・・
これで3回目じゃー ・・・プンプン (~_~メ)

・・・まあ、それは些細なことで。

実は、最近ずっと頭にブルックナーが鳴っていて、
(あ、この話題、お呼びじゃないのかな・・・?)
今朝はバッハを聴かずに、ブルックナー7番冒頭をヴァント/
BPOで聴きました。朝から、はい。(^^;;

ブルックナーを聴きたい時っていうのは、心身が必ずしも晴朗
な状態じゃなく、その正反対というか、つまり、鬱々とした
気分の中にあって<何か大いなるものに抱かれて癒されたい>
という心理的傾向を有する時であります。

ところが、世評のもの凄く高いヴァントの辞世の句、第7番/
BPOがピンと来んのですよ。実際。
何かこう物足りない。何だろうねー・・・(-_-;)

そこでシューリヒトの9番を聴いたのです。
あー、いいです!これぞブルックナー。歌い方のツボにハマっ
ている。というか指揮者自身が没我の「ブルックナーの歌」に
なりきっている。(ヴァントは美しいですが没我ではない)

没我と言っても、シューリヒトのそれは自己中心的失速感が
微塵もなく、何とも言えない<天然自然のウエルバランス>
を感じさせるのです。人間を超えた「自然の気配」ですね。
しかしそれも人間の営為でしょうから、やはりシューリヒト
って天才ですね。うん。

僕がブルーなのは、この素晴らしいシューリヒトをズーッと
このまま聴いていたい(会社なんぞには行かずに)という、
ささやかな願いが、世間サマには通用しないからなのです。

・・・同情の余地無し・・・ハハハ(^^;;


創世記3:17
また、神はアダムに仰せられた。「あなたが、妻の声に聞き従い、
食べてはならないとわたしが命じておいた木から食べたので、土
地は、あなたのゆえにのろわれてしまった。あなたは一生、苦し
んで食を得なければならない。土地は、あなたのために、いばら
とあざみを生えさせ、あなたは、野の草を食べなければならない。
あなたは、顔に汗を流して糧を得、ついに、あなたは土に帰る。

 ・・・労働の起源ですね (^^;;