クラシック音楽掲示板


目次
過去記事 <<(全1000件)>>

From 葛の葉( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/07 21:11

トーマスのクリスマス・オラトリオ

お久しぶりです。
クリスマスも近づいてきましたね。

クリスマス・オラトリオは私がバッハの大曲を聴いた初めではなかったか。
東芝の赤いレコードで、2枚半。(3枚目の片面は、溝がなかった。)

パストラルとか、エコーアリアとか、中学生の頃と思いますが、うっとりと聞いた思い出があります。
小学校の時から教会に通っていたので、なじみのある讃美歌が出てくるのもうれしかった。

クルト・トーマスの指揮するライプツィヒトーマス合唱団の演奏でした。

From skunjp To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/07 20:54

予告された受難

皆さん、こんばんは。

今日は、クルト・トーマスの演奏でクリスマスオラトリオ第一部を
聴きました。

僕は今、この曲に琴線がはまっているようで、昔ダメだった演奏でも
とても素晴らしく聴こえます。
(・・・まあ、もともと良い演奏だった可能性もありますが。)
どこが良いって、トーマスのクリオラは、飛翔する音楽ではなくて、
大地を踏みしめながら踊り、ご降誕をことほぐ音楽なのですね。

さて、「クリスマスに聴く音楽10選」、皆さんそれぞれ興味深い
コメントをいただきました。ありがとうございました。

思わぬ曲が挙がって、意外であると同時にとても参考になりました。
でしゃばってアンケートを取った甲斐がありました。
では、その後あがったお答えから・・・

タミーナさん、
A・スカルラッティ/カンタータ「おおベツレヘム、あなたの誇るべき
貧しさに幸いあれ」ですか。
僕もA・スカルラッティのカンタータは聴き込んだ時期があります。
それは、僕にはこの人の音楽は難しくて、何とか理解しようと試み
たのです。よく聴いてみると独特の光を放つような、素晴らしい
音楽ですね。

アマデオさん、
やはり出ましたね。クイケンのクリスマスオラトリオ。
僕もこの演奏はとても好きで、クリスマスの時期だけではなく、
よく旅のお供に持ち歩きます。聴くたびにウキウキしてきます。
クイケンの音楽は軽快だけど深いコクと旨味がありますね。

僕はひそかに、クリスマスにはクイケンの演奏でシュッツの
クリスマス・ヒストリエを聴こうと思ってます。

montさん、
胡弓による「憐れみたまえ」!またまたぶっとぶ発想ですね!
montさんの頭の柔軟さには脱帽です。
胡弓と聴いて思わず、女子十二楽坊を思い出しました。(汗)

胡弓ではないですが、何となくそんな雰囲気を髣髴させる演奏
として、キルヒシュラガーの「憐れみたまえ」のバックで弾く
カルミニョーラのヴァイオリンが近い感じデスね。
「ニュワーン」という感じです。
あれは最初、軟体動物のようで不気味でしたが、何度も聴い
ているうちに慣れてきて、今は独特の魅力を感じます。
(キルヒシュラガーのバッハアリア集に入ってます。)

何とかマタイに引き込みたいmontさんに応えて、今日はマタイ
を聴きました。(まあ最近、日曜はマタイかヨハネを聴きますが)

そこで思ったことは、マタイ第一曲の低弦、タータ、タータと
クリスマスオラトリオ第二部のパストラーレ低弦タータ、タータ
が同じリズムであるということです。

これはだいぶ前に気がついたのですが、クリスマスの晴れや
かな田園曲の中に、すでに受難が予告されている!
このことは、タミーナさんのコメント、

>シュッツ/モテット「神は世界を愛されるゆえに」
 曲もいいのですが、「神は世界を愛されるゆえに、彼のひとり
 子を授けてくださった」という歌詞が目からウロコでした。
 そういうことなんですよね。

・・・にも符合しますね。


juncoopさん、

>●ヘンデル/合奏協奏曲第10番作品6−10
 フリッツ・レーマン指揮バンベルク交響楽団
 モノラルでリヒターが通奏低音を受け持っているのですが、かなり
 弦の弾き方が強烈ですねーー。こんな弾き方の強い演奏は
 そうそうお目にかかれなくなりました

リヒターが通奏低音を弾いているのですか!!
それは聴いてみたいです。しかし、juncoopさんはいろいろ
珍しい名演奏をお持ちですね。
さすがです。


From nekonya To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/07 11:22

mont_54さん、

こんにちは。
リリングは1回目の録音ではシュライアーのテノール、2回目の録音ではダンツのアルトが出色だと思います。
シュライアーは、第4部のアリア「ただ主の栄光のために」のとても難しいパッセージを難なくこなしながら同時に細かな音楽的表現を完璧に実現していて、才能の大きさを見せ付けられる思いです。
リリングの指揮は、第5部の合唱でつい煽ってしまう指揮者が多い中、着実なテンポに好感を持ちました。
新盤のダンツはマタイでも良かったですよね。
mont_54さんのマタイ、構想の大胆さに驚かされました。(@_@)
nekonyaもよく理想のキャスティングなんかを考えて遊ぶことがありますが、ここまで新鮮な発想はなかなかできません。楽しく読ませていただきました。

From mont_54 To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/06 21:05

こんばんわ〜


うひゃ、ひゃ〜! カキコがいっぱいですね。

みなさん、お久しぶりです。(とってもおヒサの方も)
クリスマスの話題、楽しいですね♪

「クリオラ」ではワタシの場合、リリングをお勧めにします。

今、タワレコではWポイントセール。昨日ポッジャーの無伴奏(紙ジャケ)
を買いました。いやあ、音が良いですね〜。
skunjp さん、紙ジャケの音質の良さってグールドだけじゃないのでは?


ヴォーカルの話題でも盛り上がっているみたいですが、
僕としては、やはりマタイに絡めてみたいです(よねっ?nekonyaさん)

自分なりにアレンジして(というか、もし僕がコンダクターだったら)

まず、バス・テノール・アルト・ソプラノは2人づつ、
合唱には混声(大人)で10人x2で、カウンター・テナーはここ(合唱)
に入ってもらいます。こうすればサウンドに立体感を出せるはず。

この他に少年合唱団をおいて、彼らにはコラールを専門に歌ってもらう。
何故かというと、やはり年端もいかぬ少年達に「十字架に架けろ」などと
恐ろしいセリフは歌わせたくない。

楽器は弦楽器はモダンで管楽器はピリオドを使用します(大丈夫かな?)

そして第39曲「憐れみ給えわが神よ〜」の独奏ヴァイオリンには
ここは一番、思い切って胡弓(二胡琴)で代用してみたい。

音域的にカバーできるかどうか、専門ではないので知りませんが、
悠久なる胡弓の響き、その音質的な素性の良さに一度賭けてみたいですね〜。


From タミーナ( HP ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/06 20:15

もういくつ寝るとクリスマス?

という感じでカレンダーに印をつける今日この頃ですね。来年はドイツ版カレンダーを使う予定なので、今から楽しみです。

「クリスマスに聴きたい音楽」ですね。何だか盛り上がってて嬉しいです。
順不同ですが、私の場合は・・・

A・スカルラッティ/カンタータ「おおベツレヘム、あなたの誇るべき貧しさに幸いあれ」
実は輸入版でタイトルはイタリア語なのですが、英訳を見るとこんな題名でしょうか。先日買った「エマ・カークビーのクリスマス」というCDに入っていました。クリスマスらしい、感謝に満ちた雰囲気がとても良いです。特に4曲目のアリアは、聴いていると涙が出そうなひたむきさを感じます。最近こればっかり。

バッハ「クリスマス・オラトリオ」
やっぱり外せない。お気に入りはガーディナー盤です。テノールのブロホヴィッツが好きだし。でも、やっぱりリヒター盤は「さすが!」と思いますね。

ヘンデル「メサイア」
毎年この季節になると何らかの形で演奏しているので、すっかりおなじみです。パロット盤がお気に入り。
ただこの曲、ヘンデルがドイツ人のせいか「ドイツ語版」の方が曲にしっくり合っている気がするのですが。リヒター盤で聴いてみたいのですが、実はまだご縁がないのです。シクシク。(コッホ盤を持っています)
古楽好きの私としては、ドイツ語版で小編成の演奏があったら・・・と思うのですが、ないかしら。
ハレのマルクト教会で買ったCDでは、地元の演奏団体で3曲だけ入ってました。

シュッツ/モテット「神は世界を愛されるゆえに」
曲もいいのですが、「神は世界を愛されるゆえに、彼のひとり子を授けてくださった」という歌詞が目からウロコでした。そういうことなんですよね・・・。
ヘレヴェッヘの演奏が好きです。

「羊飼いの元に天使が現れて、救世主誕生を告げる」というくだりが好きなので、クリスマスの音楽というと「パストラーレ」が大好きです。メサイアの「ピファ」、クリスマス・オラトリオの第2部冒頭、コレッリのクリスマスコンツェルト最終曲などなど。
クリスマス用コラールも大好きなものがたくさんあるし!
全部挙げていくときっと明日の朝までかかるので、本日はこの辺で。(笑)

From アマデオ( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/05 22:05

遅ればせながら・・・

 さすがに鹿児島も寒くなってきました。皆様、クリスマスを前に、俄然音楽談義に花が咲いているようですね。
いつも楽しく読ませて頂いています。
 今日は、遅ればせながら、クリスマスに聴きたい音楽についての投稿をしたいと思います。例によって偏りますが、ご勘弁下さい。

1,スミ・ジョー クリスマス・コンサート(エラート)
   カペラ・コロニエンシス ミヒャエル・シュナイダー
   スミ・ジョー(ソプラノ) ヒロ・クロサキ(バイオリン)
   バルバラ・オックス(コントラルト)
   ゴットフリート・バッハ(オルガン・フォルテピアノ)
   ヴォーカルアンサンブル・ケルン
  ※以前投稿した演奏です。エラートから出ていました。思い出の一枚なんです。なかなか楽しいですよ。

2,ヘンデル メサイア(ハルモニアムンディ・フランス)
   ウィリアム・クリスティ レ・ザール・フロリサン
   バルバラ・シュリック、サンドリーネ・ポー(ソプラノ)
   アンドレアス・ショル(アルト)
   マーク・パドモア(テノール)
   ナタン・ベルク(バス)
  ※大変な名演だと思います。豊かな言葉で書かれた詩の朗読を聞くような、非常に語りの丁寧な演奏です。
   今まで聞いたメサイアの中でもこれ以上の演奏はありませんでした。

3,バッハ クリスマス・オラトリオ(デンオン・アリアーレ)
   シギスヴァルド・クイケン ラ・プティット・バンド
   エリザベート・ショル(ソプラノ)
   カテリーナ・カルヴィ(アルト)
   クリストフ・プレガルティエン(テノール)
   ウェルナー・ヴァン・メヘレン(バス)
  ※ライヴ録音です。プレガルティエンの福音史家が最高です。合唱も、管弦楽もすばらしいです。

4,モーツアルト 聖職者のための荘厳晩祷歌(ヴェスペレ)K339(ハルモニアムンディ・フランス)
   マルティン・パールマン ブランケット・ムジカーレ
   シャロン・ベーカー(ソプラノ)
   ジュディス・マラフロンテ(メゾ・ソプラノ)
   フランク・ケリー(テノール)
   ジェームス・マッダレーナ(バリトン)
  ※大変すっきりとした素敵な演奏です。親密な温かみにあふれています。
   中でも、Laudate Dominumは、泣けてきます。以前、没後200年企画のテレビで、
   ザルツブルグの大聖堂でこの曲が歌われているシーンが流れ、大泣きしたことがありました。
   すばらしい曲だと思います。

5,モーツアルト アヴェ・ヴェルム・コルプス K618(EMI)
   ペーター・ノイマン コレギウム・カルトジアヌム
   ケルン室内合唱団
  ※モーツアルト晩年の傑作です。今回は、ゆったりと聞かせるペーター・ノイマンで。
   この間楽譜を手に入れて見たんですが、恐ろしいほどにすっきりとした書きぶりでした。
   なのに、すごく豊かな響きがします。もう、哀しいほどに透明です。ぜひ。

6,ベートーヴェン 交響曲第9番ニ短調 作品125(テルデック)
   ニコラウス・アーノンクール ヨーロッパ室内管
   アーノルト・シェーンベルク合唱団
   シャルロッテ・マルジオーノ(ソプラノ)
   ビルギット・レンメルト(アルト)
   ルドルフ・シャシング(テノール)
   ロベルト・ホル(バス)
  ※合唱をやっていた関係で、どうしても聞きたくなります。この演奏のすばらしいところは、
   テンポ設定の的確さ、合唱、独唱の美しさ、アンサンブルの緊密さでしょうか。
   シェーンベルク合唱団は恐ろしく美しいです。

 バラバラに挙げてみましたが、僕の場合はこんな感じでしょうか。今日は何となくガーディナーの第九を
聞いてみましたが、よかったです。恐ろしく早いですが、がっちりした演奏でした。
クリスマスだからカンタータでも、と思うのですが、まだ買い始めて間がなく、うちにあるのは降誕節に関係ない
ものばかりです。早く揃えたいものです。
   
   

To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/05 20:46

今日のアクセントの強い音楽

皆さん、こんばんわーー週末ですねーー。

今日は、情熱的なアクセントの強い音楽を聴いてます。
ひと昔前の演奏ですが、情熱的ですねーー。

●ヘンデル/合奏協奏曲第10番作品6−10

フリッツ・レーマン指揮バンベルク交響楽団

モノラルでリヒターが通奏低音を受け持っているのですが、かなり弦の弾き方が強烈ですねーー。こんな弾き方の強い演奏はそうそうお目にかかれなくなりました。

●バッハ/管弦楽組曲第2番ロ短調

パブロ・カザルス指揮マールボロ音楽祭管弦楽団

この演奏は実にクセがある強烈な演奏でありまして、序曲などはかなり悲愴的な響きになっているところが、恐くもあるのですが、この情熱的でアクセントの強い演奏はやはり貴重ですねーー。人生でかなり思いつめた時に聞くとよいかもしれません・・・。


いやあー、昔の演奏はかなりロマン的・情熱的で、聞いておりますと、胸にきますねーーーー。


From skunjp To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/05 17:59

クリスマスオラトリオ聴き比べ大会

皆さん、こんにちは。

nekonyaさん、

>フェルトホーヘンはですねー(^^;
 実を言うと、冒頭のティンパニなんかヤーコプスより過激
 なんです。

ゲッ!そうなんですか。
あれ以上とは、ちょっと想像がつきません。(^^;;

>バッハの受難曲やオラトリオって本当に大変な音楽だと思いま
 すけど、その中でも、あえて差が出るとしたら、実は単純な
 四声体のコラールなんじゃないかって・・・

あ、これは新視点!
こういうのって好きですね。自分に変革を迫るから・・・(^o^)

さて、juncoopさん、
昨夜、じっくりとクリスマスオラトリオ第3部をミュンヒンガー
で聴きました。いーじゃないですかー、と思いましたね。

それで、現在、当掲示板で焦点になっている(^^;;例の合唱、
リューベック聖歌隊のことですが、ちょっと迫力ないですが、
まとまりは悪くない。これも「スタイル」とみなせば長所と
感じられるかも。
つまり「力瘤の入った」軍団とは正反対の、天使達の「清らか
な」軍勢という感じがうまく出ているんじゃないかしら?
いかがでしょ、nekonyaさん。(^^;;

これはミュンヒンガーのスタイルとも合致しており、とても
うまくいっている。つまり、リヒターのバスラインが強烈な
スタイルとは正反対の、ゆったり、リラックスした雰囲気を
持っています。バスは豊かなんですが、隈取りがきつくない。
器楽奏者もうまいです。トラッペットはアンドレっぽい音で
すねー。

ミュンヒンガーの演奏はオールドスタイルながら、全体に明
るく都会的です。これは、このスタイルでのお勧めですね。

その後で、第4部をヨッフムで聴きました。

ミュンヒンガーと比べると、地味ですね。いや滋味と言った
方が良いかも。聴いているうちにヨッフムの無駄のない語法
の中に、深ーい味わいが滲んでくる。
ソプラノは同じアメリンクですが、ミュンヒンガーのときよ
りキッチリ堅めに歌ってます。プライがまた良いです。




From nekonya To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/05 00:21

>skunjpさん、

フェルトホーヘンはですねー(^^;
実を言うと、冒頭のティンパニなんかヤーコプスより過激なんです。
でも、決して表面的な効果を狙った演奏ではなく、大切なところははずしていないと思います。
これで、アルトがショルだったらいうことはないんですけれど・・・。
バッハの受難曲やオラトリオって本当に大変な音楽だと思いますけど、その中でも、あえて差が出るとしたら、実は単純な四声体のコラールなんじゃないかって。。。
そういう部分で、ヘレヴェッヘは凄いと思います。

>juncoopさん、了解しました。
テルツ少年合唱団、クリスマスオラトリオでも、すごく上手ですよね。
ここと比べられると、リューベク聖歌隊はちょっと苦しいかな。(^^;

>mont_54さん、nekonyaも一番好きというか、一番凄いと思う音楽はバッハのマタイ受難曲です。
いつかゆっくりお話できたらいいですね。

From juncoop To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/04 20:14

クリスマスオラトリオの訂正!!

すみません、先日クリスマスオラトリオの演奏で、

「他にも古楽器による演奏で古くは、ハンス=マルティン・シュナイトが指揮した、レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊による演奏がありましたね。」

と書きましたが、以下の演奏の記憶違いでしたので訂正させていただきます。


●シュミットガーデン指揮コレギウムアウレウム合奏団/テルツ少年合唱団





From skunjp To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/04 17:10

nekonyaさん、お久しぶりです!

皆さん、こんにちは。

nekonyaさん、お久しぶりです!
最近ご無沙汰でしたが、nekonyaさんの投稿は教えられる所が
とても多いので、これからもぜひお越し下さい。(^o^)/

>skunjpさん、クリスマスオラトリオは、意識してskunjpさんと
 違う演奏を挙げました。
 もし、お気にさわったらすみません。

何をおっしゃいますか!もう・・・メッ(^^;;

そんなこと全くありませんよ(^o^)
僕はjunさんの掲示板で、未知の名演を沢山知ることができて、
心から感謝してるんです。
やっぱりひとりの感性では限界があるじゃないですか。


さて、nekonyaさんが挙げておられた・・・

1.バッハ/クリスマスオラトリオ
 フェルトホーヘン/ネーデルランド・バッハ・ソサエティー

・・・は興味がありますねー。名前しか知りませんでしたが、
コープマンの合唱指揮を務めていたんですか。いつか機会が
あったら聴いてみたいです。

2.同上、鈴木/バッハ・コレギウム・ジャパン

・・・これも名演ですね!
ただひとりだけ違和感を感じるんです。以前は好きな歌手で、
ファンだったんですが。復調を願います。

3.同上、ヘレヴェッヘ/コレギウム・ヴォカーレ・ヘント

・・・ヘレヴェッヘのクリオラってありましたっけ。
良さそうですね。ぜひ聴きたいです。

4.同上、コープマン/アムステルダム・バロック・オーケストラ

>温かい人柄と茶目っ気、それにバッハが好きで好きでたまらない
 気持ち

これも持ってません。世俗カンタータ集がとても良いので、たぶん
クリスマスオラトリオも良いでしょうね。

5.バッハ/マニフィカト変ホ長調
       ヘレヴェッヘ/コレギウム・ヴォカーレ・ヘント

持ってます。良いですねー。  

6.バッハ/マニフィカト変ホ長調
   ヘンゲルブロック/バルタザール・ノイマン・アンサンブル

これは持ってません。カップリング曲が食わず嫌いなのですね。
ヘルゲンブロックは、ロ短調ミサが凄いですね。
最初聴いたとき、冒頭キリエで感電したようになりました。
日本ではあまり評価されていませんが、声楽と器楽の同質性を
とことんまで追及した名盤だと思います。


From skunjp To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/04 17:08

聴きたい曲、演奏が目白押し・・・

juncoopさん、こんにちは。

nekonyaさんがおっしゃるとおり、僕もミュンヒンガーのクリオラを
昨日聴き直してみて、合唱の部分に「オッ!」と思いました。
何というか微妙ですねー。いい味出してるんですが。
でも・・・

>第1日目の第7曲、バスのレチタティーヴォにからむコラールが立ち
 上がってくる部分などはとても感動的ですし、第2日目冒頭の有名
 なパストラーレのやさしさに満ちた表現など器楽もとても優れてい
 ます。

と書いておられるので、またじっくり聴き直してみます。
全体としてミュンヒンガーの長所が出ていますから。

もちろんヨッフムも聴いてみましょう。
それにしても、今回のクリスマスシーズンは聴きたい演奏が目白押し
ですねー。皆さんのおかげです。


実は今朝、降誕節のカンタータBWV 40「神の子の現れたまいしは」を
をリリングで聴きました。ホルンが喜ばしげに活躍する楽しい曲で、
心から幸せな気分になりました。

さてこの40番は降誕節第2日、つまり12月26日用のカンタータ
なのですが、この日はステパノ殉教の記念日にもあたっているのです。
これで先日の疑問「57番になぜステパノが?」の疑問が解消しまし
た。57番も同様に降誕節第2日用のカンタータだからです。

ただし不思議なことに、40番にはステパノの記述は全くなく、全編
喜ばしい雰囲気に溢れています。クリスマスはこうでなくっちゃ(^o^)




From nekonya To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/04 00:42

RE:クリスマス音楽シリーズ

juncoopさん、お久しぶりです。
ここは本当に皆さん楽しそうにお話されていて、良いところですね。
ミュンヒンガーのクリスマス・オラトリオは、マタイやヨハネと違って、リューベク聖歌隊というところが歌ってるんですが、ちょっと独特のリズム感というか鄙びた味わいがあって好き嫌いが分かれるかもしれません。でも、第1日目の第7曲、バスのレチタティーヴォにからむコラールが立ち上がってくる部分などはとても感動的ですし、第2日目冒頭の有名なパストラーレのやさしさに満ちた表現など器楽もとても優れています。トランペットはアンドレでしょうか?とても輝かしく爽快で、オラトリオ全曲を力強く締めくくってくれています。
シュナイトは聴いたことありませんでした。
ぜひ探してみたいと思います。

To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/03 20:44

クリスマス音楽シリーズ

皆さん、こんばんは、nekonyaさんお久しぶりです。

nekonyaさんのクリスマスオラトリオ・シリーズは古楽器の名盤が揃っておりまして、とても驚きですね。

他にも古楽器による演奏で古くは、ハンス=マルティン・シュナイトが指揮した、レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊による演奏がありましたね。

ところで、juncoopの場合、クリスマスオラトリオというと、

●オイゲン・ヨッフム指揮バイエルン放送交響楽団/合唱団

●マルティン・フレーミヒ指揮ドレスデン・フィル/聖十字架合唱団

●カール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管弦楽団/合唱団

の3つの名演をまずは挙げなければなりません!!

ヨッフムはやはり職人の中のマイスターでありまして、演奏に説得力があります。フレーミヒは素朴とか言われてはおるもののかなり派手な演奏で、このオラトリオのbPに挙げたい演奏であります。また、やはりリヒターの感動的な演奏は無視できません。

その他に、クルト・トーマス、コルボ、リリングと聴いたのですが、上記の3つには及ばない感じがありました。
ところで、一度聴いてみたいのが、カール・ミュンヒンガーの演奏でありまして、これはぜひ手に入れたいですね。



From nekonya To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/03 19:46

みなさま

お久しぶりです。
 #もう忘れられてるかも。(;_;)
今、一生懸命過去ログを読んで、みなさまに追いつこうとしています。
せっかくお声をかけてくださった方もいらっしゃったのに、ご返事できずにゴメンナサイ。。。

ログもまだ全部は追いきれていないのですけど、最新ネタの「クリスマス名演選」楽しそう♪
どうか参加させてくださいませ。

nekonyaの場合・・・

1.バッハ/クリスマスオラトリオ
       フェルトホーヘン/ネーデルランド・バッハ・ソサエティー

フェルトホーヘンはコープマンの合唱指揮を長く務めていた実力派。
コープマンのマタイ受難曲での合唱の不思議な軽さにハッとした人も多いはず。
立派な一枚看板に成長したこの演奏は、バランスの取れた目配りの良さと生き生きとした表現力で聴かせます。
喜びにあふれた冒頭合唱を聴いてみてください。「ピリオド演奏」がしっかりと根付き、もう少しも特殊な表現形式なんかじゃなくなったんだとヒシと実感。

2.同上、鈴木/バッハ・コレギウム・ジャパン

この曲を語る上で避けて通れない演奏。
海外での評価も圧倒的です。
雅明さんの誠実でひたむきな音楽作りは、この大曲でも変わりませんし、テュルクさん、コーイさんの知情意兼ねそなえた歌唱ももちろん素晴らしいです。
だけど、必ずしもバランス万全とはいかないものの、米良さんの歌はやはりこの人にしか歌えない歌だったなあと、今聴きなおしてしみじみと思いました。

3.同上、ヘレヴェッヘ/コレギウム・ヴォカーレ・ヘント

静かな雪の夜に一人耳を傾けるのにぴったりの演奏。
イエスさまが生まれた夜は、決して今のこの国のようなお祭り騒ぎのクリスマスなんかじゃなかったことを、この演奏は思い出させてくれます。
よく考え抜かれたアーティキュレーションをひとつひとつ丁寧に積み上げていくことによって、じわじわと曲のよさを味あわせてくれるnekonyaお気に入りの名演。

4.同上、コープマン/アムステルダム・バロック・オーケストラ

そして、クリスマスといえば、やはりこの人!
だって、サンタさんそっくりでしょう!?(^^;
温かい人柄と茶目っ気、それにバッハが好きで好きでたまらない気持ちが、聴いていてビビビ・・・と伝わってきます。マグヌスさんのマリアも清らかで心洗われるよう。


5.バッハ/マニフィカト変ホ長調
       ヘレヴェッヘ/コレギウム・ヴォカーレ・ヘント

よく知られたニ長調版と半音違うだけなのに、ソノリティはまったく違います。
変ホ長調になることによって弦の輝きは幾分後退しますが、全体の響きはふくよかさを増し、静々と前面に進み出た木管が柔らかな合唱と美しく溶け合ってミルフィーユのような重層的まったり感。
うれしいことにこのCDには、ほかにもクリスマスのカンタータが満載。
しかも、91番、121番などは、nekonyaが今までに聞いた同曲の演奏中最高です!
  

6.バッハ/マニフィカト変ホ長調
       ヘンゲルブロック/バルタザール・ノイマン・アンサンブル

緩急を活かしたダイナミックな構成で、一聴耳をひきつけられます。
聴き進むと、nekonyaはちょっと戸惑う面もありますが、才気にあふれ魅力いっぱいな演奏であることに変わりありません。
併録のロッティのミサ曲がまた、あまり知られぬ美しい曲の美しい演奏。
  

>skunjpさん、クリスマスオラトリオは、意識してskunjpさんと違う演奏を挙げました。
だけど、「こんなのもあるよー♪」という意味で、「こっちのほうが良い!」というわけではありません。
nekonyaもヤコプス、フレーミヒは大好きですし、リヒター、ガーディナーも立派だと思います。
もし、お気にさわったらすみません。

From skunjp To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/03 17:58

さすがjuncoopさん!

クリスマスに聴きたい音楽10選をすらすら挙げられるあたり、
さすがjuncoopさんです。

特に降誕節カンタータをもってこられるあたり、やられたーと
思いましたね。

さて、というわけで、僕もちょっと調べてみました。

バッハには13曲の降誕節用カンタータがあるようです。

すなわち、カンタータBWV28、40、57、63、64、91、
110、121、122、133、151、191、197a。

あるもんですねー。
しかしあの57番は御子イエス様は出てこずに、ステパノ殉教の
聖書引用で、試練に耐えなさいの内容になっています。

「何でだろ〜!」   ・・・ montさん出ましたよ!(^^;;

まあ、ともかくこれでクリスマスまで楽しめます。
受胎告知の祝日用カンタータNo1番とか、マリアのエリザベート
訪問祝日用カンタータNo10番とかもありますしねー。ハハハ。

そして、クリスマスが終わっても1月6日まではクリスマス関連が聴け
そうですよ!

以下、kuzunohaさんのHPからの勝手に引用です。(すんません)

>>
顕現節 EPIPHANY というのは、クリスマスシーズンの最後を飾る
祝日です。
最近、クリスマスは12月24日だと思いこんでいる人も増えま
したが、これはあくまでも「前夜」です。日本では、クリスマス、
除夜の鐘、初詣と三宗教で忙しいことですが、もともと

1.12月25日の降誕節第1日から、
2.第2日、
3.第3日、
4.新年、
5.新年後第1日曜(これは5日までに日曜があった場合)、
6.そして1月6日の顕現節まで

・・・と、イブを入れると2週間も続く行事なのですね。

クリスマスオラトリオが6部編成なのは、このそれぞれの祝日に
演奏されたわけです。<<


kuzunohaさん、明解です。納得しました。\(^o^)/

From mont_54 To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/03 00:35

毒まんじゅう

今年の流行語大賞に選ばれたようですね。
他に、この掲示板でも話題になった「何でだろう〜」「マニフェスト」等も。

こんばんわ、皆さん。
今年も、もうそんな季節なのか・・・早いものですね〜。
この数ヶ月というもの、すっかりマタイ熱にとりつかれていたせいで、
月日が経つのもあまり感じぬまま、いつの間にか師走になってしまいました。

僕にとって、マタイはとんでもない「毒まんじゅう」なのかも?
ゴルドベルグとどっちの毒性が上か? う〜む、むずかしい問題です(笑

確かにマタイは素晴らしい芸術(音楽芸術の最高峰と言ってもいいですね)

ただ一つ難点なのは、一曲聴き終るのに約3時間を要してしまうという問題。
軽快な古楽タッチでも約160分、モダンの場合だと200分超などザラ。
(さすが最長のクレンペラー・テンポだと3時間45分くらい)
したがって一日に何度も聴き直すという事が、物理的にむずかしいですよね。
休日を利用して聴き比べるにしても、
僕の場合だと一日で朝と晩の二回(曲)がせいぜい。

これだけ長時間、人の心を掴んで離さないのは「毒まんじゅう」なればこそ? 
(楽長が聞いたら怒るかな?)


先日ちょっと遊び心が湧いて、
モンテヴェルディのオペラ「オルフェオ」(僕の持っている唯一のオペラ)と
そのあとマタイを続けて聴き比べてみましたところ、案の定というか何というか、
なんというマタイの豊穣な響きでありましょう♪

モンテベルディとてバロックの草分け、その合唱部などはとても色彩感があり、
多声部のハーモニーの美しさはまったく素晴らしいの一語なのですが、
さすがマタイが相手では、いささか清楚に過ぎて、物足りなさが否めません。

「毒まんじゅう」恐るべし!

ついでに、あんこは粒々感のある「つぶあん」が好物です(^^ゞ



To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/02 21:33

クリスマスに聴く音楽ベスト10

skunjpさんこんばんわー。

ははーん、クリスマスに聴く音楽ですか・・・。

★juncoopの場合

@バッハ/クリスマスオラトリオ/フレーミヒ

Aバッハ/マニフィカトニ長調/コルボ1回目

Bバッハ/カンタータ第63番「キリスト者よこの日を銘記せよ」/リヒター

Cバッハ/カンタータ第151番/リリング

Dヘンデル/オラトリオ「メサイア」ドイツ語版/リヒター

Eマンフレディーニ/クリスマス協奏曲/カラヤン

Fコレッリ/合奏協奏曲作品6−8/マリナー

Gバッハ/カンタータ第110番/リリング

Hバッハ/カンタータ第191番/ヴンシャーマン

Iバッハ/オルゲルビュヒライン


まあこんな感じになりまして、バツハのカンタータも降誕節の音楽になりますねーー。とりわけ、カンタータ第63番と第151番は名作でありまして、クリスマスの雰囲気がありますねーー。191番はミサロ短調のグロリアの音楽ですし、110番は管弦楽組曲第4番ですね。

マンフレディーニのクリスマス協奏曲は、バッハやヘンデルの音楽に十分対抗できる傑作でありまして、あの荘厳で華麗な旋律は、バロックの協奏曲でも最高傑作と考えております。



From skunjp To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/02 17:47

貴方の選ぶ、「クリスマスに聴く音楽10選」

juncoopさん、皆さん、こんにちは。
お久しぶりのタミーナさんも、こんにちは。
(HP拝見しましたよ。もうすぐ誕生日ですね。誕生日同じでしたね。
 僕は今度のお正月で<半世紀>生きたことになるようです。
 ワーッ、信じられない!でも精神年齢は35くらいかな)

さて、タミーナさんも、あのようにおっしゃっていることだし、
ここで、貴方が選ぶ番外編、
「クリスマスに聴く音楽、名曲名演10選」と行きますか?
えーと、10も選べないかもしれないけど、とりあえず ・・・ (汗)

うきうきしてくるクリスマス。
skunjpの場合・・・

1.バッハ/クリスマスオラトリオ
       ヤコープス/ベルリン古楽アカデミーほか

  この曲は当たり前すぎますが、でも絶対にはずせない!
  ヤコープス盤はまず冒頭のティンパニでのけぞる!
  ソロも若手の柔軟でさわやかな歌唱が嬉しい!
  これは古楽系、東の横綱。

2.同上、リヒター/ミュンヘンバッハO

  なんといっても西の横綱はリヒターでしょう。
  圧倒的な深いリアリティに溢れた音楽劇が展開します。
  感銘度100%!
  ヴンダーリッヒのテナーが光輝いています。
  ヤノヴィッツの透徹したソプラノもクールな美しさ。
  
3.同上、ガーディナー/イングリッシュ・バロックソロイスツ

  これも東の、張り出し横綱。
  スマートでかつ、しなやかで強い。
  喜びにあふれています。

4.同上、フレーミヒ/ドレスデンフィル

  これも、のけぞりものの名演。
  旧東独の威信をかけたソリストに、温かい解釈。
  一番滋味豊かでしょう。西の張り出し横綱。

※今年のクリスマス期間は上記4セットを聴破するつもり
  です。

5.バッハ/マニフィカト
       鈴木雅明/BCJ

  これもクリスマス定番。
  いままで僕の中でガーディナーが最高でしたが
  最近とうとう、鈴木さんトップに躍り出ました。
  透明感と柔らかさ、ひたむきな誠実さ。

6.グレゴリオ聖歌
     ドップフ神父/ウィーン・ホーフブルクカペレ・コーラルスコラ  

  いいもんですよ。クリスマスにグレゴリオ聖歌!
  日本版「行く年来る年」の世界。

7.クリスマス協奏曲集、イタリア合奏団

  もう、言うことなし。ひたれます。

8.バッハ/フーガの技法
      ギルバート
  
  クリスマスにフーガの技法!? そう、これがいいんです。
  子供たちとケーキを食べた後、にぎやかな食卓を離れて、
  ひとり自室で聴くフーガの技法。
  嬉しい心持ちの中に、永遠への静かなまなざしを取り戻
  すことが出来ます。
  これは、最近手に入れたチェンバロ独奏版です。
  
・・・あと2つは、う〜ん、これから考えよう。


montさん、必殺「マタ買人」ですね。
まあ、「人買い」でなくて良かったですが・・・(汗)

しかし、マウエルスベルガー、マックスともに僕の推薦盤ですよ。
さすがにお目が高い。(^^)/
両者は正反対ですが、いずれ譲らぬ名演ですね。


nujikoaさん、お久しぶりです。
お仕事大変そうですねー。何とか音楽を聴いて年末年始まで
生き抜いてください。

>音楽の方は、喜び勇んで注文したグッテンベルクのマタイが
  いまだ届かず、もう2ヶ月が経とうとしています^^

そりゃまた、むちゃくちゃ遅いですねー。
アマゾンは2週間くらいで届くとききましたが・・・
早く届くと良いですね。

From nujikoa( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/02 02:18

ジークフリート牧歌

タミーナさん、juncoopさん。
ジークフリート牧歌。
そういえば、「管弦楽曲編」のときに僕はこの曲を挙げていました。
でも、好きな演奏はクレンペラー、グールドと「室内楽」によるものです。
いい曲ですね〜
長さを感じさせない曲です。

「室内楽」でついでにもう一曲だけ挙げますと、

バッハの
フルートソナタ ロ短調、だと定番すぎるので
少しだけひねって
「トリオソナタBWV1039 2本のフルートと通奏低音のための」。

フロリレジウムのすっきりしたなかに充実感のある演奏がイイです。


〜だいぶご無沙汰しておりました。
仕事が死にそうなほどしんどいこの頃!全くもって参ります。休日も心身ともに休む暇がなく・・・

音楽の方は、喜び勇んで注文したグッテンベルクのマタイがいまだ届かず、もう2ヶ月が経とうとしています^^

最近はCDを買うペースが落ちて、そのかわり本を結構読んでますね。長らく食わず嫌いしていた歴史小説に、いまはハマりかかってます。

あ、そうだ。エードリアン・ボールトのブラームス交響曲全集、これは良かった!
3枚組み1000円ちょっとにして、3番・4番は希代の名演!ため息が出るほどです。

・・・どうも、とりとめがなくて済みません。では、また。


From アマデオ( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/01 21:46

12月ですね

 いよいよ室内楽ですか。今日は少しだけ挙げてみようかと思って書き込みます。
クリスマスも近いですね。うちでは、スミ・ジョーのクリスマスアルバム(エラート。ヒロ・クロサキが競演。オリジナル楽器。)をよく聞きます。
ウィーン少年合唱団のクリスマスアルバムは嫁さんが好きです。クリスマスオラトリオもよく聞きます。

 室内楽ですが、今日は3枚のディスクを紹介します。

1,ビバルディ 12のソナタ(マンチェスターソナタ)
   ファビオ・ビオンディ他 アルカナ

2,ルクレール トリオ・ソナタ
   ロンドン・バロック フランスハルモニアムンディ

3,J.S.バッハ 無伴奏バイオリンのためのソナタとパルティータ
   シギスヴァルド・クイケン(1回目) ドイツハルモニアムンディ

今日はこんなもんで。後は、モーツアルト、ハイドンなんか、他にマラン・マレ、ハインリッヒ・イグナツ・フォン・ビーバーなどを紹介します。

To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/01 20:39

今年のクリスマスに聴く音楽は?

皆さんこんばんわーー。タミーナさんお久しぶりです。

クリスマスに聴く音楽なのですが、やはりバッハ関係になりますねー。

ところで、

「ワーグナーの「ジークフリート牧歌」です。映画「ルートヴィッヒ」でもそのシーンがありました。実は一番印象に残っていたりします」


そうですねーーヴィスコンティの映画「Ludwig 神々の黄昏」はワーグナー・ファンにとってはとても興味のある映画でありまして、事実私もワーグナーにはまったのはあの映画でしたし、バイエルンのノイシュバンシュタインや、ニンフェンベルク、スタンベルク湖など訪れました。

あのジークフリート牧歌のシーンは、ワーグナーがバイエルンを追放された後のリストの娘コジマとの幸せな結婚生活をしていたスイスでのバーンフリート荘?のシーンでしたねーー。
あの音楽はとても優しい子守り歌のようなーー音楽で、あのワーグナーから、あのような音楽が生まれたというのも信じ難いことです。


ところで、今年のクリスマスはどうでしょう・・クリスマスオラトリオというのも毎年ですし、マニフィカトも同様ですからねー。
今年はヘンデルのメサイアをリヒターの演奏でききますかね・・。

カラヤンの指揮したアヴェマリアとか聖夜など聴くのもいいでしょうし、ビング・クロスビーのホワイトクリスマスになりますかね??



From タミーナ( HP ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/01 10:44

12月ですね〜♪

お久しぶりです。とうとう今年も最後の月になりました。
もうすぐクリスマス、我が家のBGMもクリスマス一色に。今年はまたしても11月に入ったあたりからクリスマス関連のCDを夫婦で買いあさってしまい、まただいぶ増えてしまいました。どちらかが止めればいいのに、どっちも止めるどころか煽るもんだから。(笑)

「貴方の選ぶ室内楽」なんですね。
私の好きなのは、このシーズンということもありますが、ワーグナーの「ジークフリート牧歌」です。
室内楽じゃない?いや、元々は各楽器一本ずつで演奏される室内楽なんですよ。私はフル編成のオケで聴くより、この初演時の編成の演奏が好きです。しっとりして、優しい感じで。
確か奥さんのコジマのお誕生日がちょうどクリスマスで、その日にコジマが息子のジークフリートを出産し、ワーグナーがその朝に階段に楽団員を並べて初演して「トリプル・プレゼント」にした曲です。
映画「ルートヴィッヒ」でもそのシーンがありました。実は一番印象に残っていたりします。

でもこの季節に聴くのは、やっぱり「クリスマス・オラトリオ」が一番ですね。
HPでレビューしましたので、良かったら見に来てくださいませ。
クリスマスコンサートの練習もしなくては!この時期は忙しいです。

From mont_54 To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 11/30 11:47

マタかい?

皆さんこんにちわ。

最近マタイの名演を2盤入手しました。
「mont さん、マタイを買いに?」
「ウン、また行って来た」・・・・シェ〜っ恥かしい

その1
●マウエルスベルガー

これはリヒターにも決してひけをとらない演奏(名盤)。
リヒターが西独の雄とするなら、マウエルスベルガーは東独の雄。
バッハに対するドイツ人の誇りと愛着が満ち溢れています。
それにしても、マウエルスベルグ市生まれのマウエルスベルガー氏が
二人(chor1と2の指揮)だなんて、ややこしいのが難点・・・笑

その2
●ヘルマン・マックス

こちらはグッテンベルグにも匹敵する名演ですね。
音楽の方向性(志向性)もまた、グッテン氏と同じと見ました。
オルガンの使用法がとてもモダン(古楽なのに)で素敵です。
女性アルトが、どうもネイティブではない(スエーデン?)ようですが、
それがまた、なんとも良い味わいを醸し出しています。

発音の問題で言えば、コルボ盤でもありましたね。
コルボ氏の地元はフランス語圏スイスだとか、そのせいもあるのでしょう
発音がとても柔らかで、聴き心地がとても良いですねー。


ついでに、と言ってしまっては大変失礼ですが、コープマン盤も入手。
こちらは件のカウンターtですが、ヨハネとのセットで¥3690と
超お買い得だったので「先物買い」しました。
まあ、そのうちCTにも慣れる日も来るでしょう。
(来なかったら?・・・ちょっと不安)


で、で、今度は室内楽ですか?
世の中のウツロイの速さについて行けない。(−−;
昨日が休出だったので、今日はゆっくり協奏曲の6曲目を選ぶつもりです。


From skunjp To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 11/29 21:26

ついに来ました、室内楽曲!

juncoopさん、ついに来ました、室内楽曲!

僕の愛するジャンルは、室内楽曲、器楽曲、声楽曲なので。
その次に協奏曲、そして管弦楽曲、交響曲は最後・・・
なんちゃって、その割には今日、ブルックナーの2番とか聴き
ましたけど。(ヨッフム/ドレスデン・・・最高!)

さて、室内楽曲です。

まずはバッハ以外から・・・

1.ハイドン/弦楽四重奏曲Op20の1〜6番「太陽」
       ウルブリッヒSQ

 ウルブリッヒSQは旧東独のベテランカルテット。とにかく、
 旨味がギュッとつまっている。噛めば噛むほど味が出る。

2.ハイドン/弦楽四重奏曲Op64、Op76 全曲
       ウィーン・コンツェルトハウスSQ

 これも古い録音ですが、ヒューマンな温かさと、ケレン味
 のなさが魅力。何度聞いても飽きない。
 第1vnのカンパーの魅惑的な歌いまわし!

3.ハイドン/弦楽四重奏曲Op.77 No1、2
       タートライSQ

 これも巧いでっせー。何もしていないようで味が濃い。
 構造的にも素晴らしい。

4.モーツァルト/弦楽四重奏曲No14〜23
         ベルリンSQ

 もう言う事なし。アンバン・ベルクSQとは正反対の行き方。
 とにかく構成をしっかりさせて、その上で透明で誠実な歌が
 聴けます。ジュリアードSQ、グァルネルSQも好き。

5.モーツァルト/ヴァイオリンソナタ選集
         シェリング、ヘブラー

 古典とロマンの幸福な結婚。悲しみの深さと慰めの大きさ。
 グリュミオー、ハスキル。ズスケ、オルベルツも良い。 

6.ベートーヴェン/弦楽四重奏曲No13、大フーガ
          クリーブランドSQ

 現代的でありながら旨味とコクガある。テクも凄い。
 ズスケSQ、スメタナSQも良い。

7.シューベルト/ピアノ三重奏曲No2
         ルービンシュタイン、シェリング、フルニエ

 有徳の巨匠の対話。フルニエが巧みにまとめ役を。          
        
8.ブラームス/弦楽五重奏曲No1、2
        ブタペストSQほか

 う〜ん、男の音楽ですね。対位法の深みと表情の克明さ。

9.ブラームス/弦楽六重奏曲No1、2
        バルトークSQほか

 これは最高に凄い。コクとみずみずしさが両立。
 立派な構成力。熱い歌。

10.ブラームス/ピアノ三重奏曲No1、2、3
         ルービンシュタイン、シェリング、フルニエ

 本当にブラームスの室内楽は素晴らしい。それにこのトリオ
 も最強!とにかく巧い。深い。旨味が溢れている。

※番外 おフランス方面

・ラヴェル/弦楽四重奏曲
      パレナンSQ

 香りたつ明晰さ。

・ラヴェル/ピアノ三重奏曲
      ルヴィエ、コラール、カントロフ

 官能と幻影。

・ドビュッシー/弦楽四重奏曲
        ボロディンSQ

 情熱の夢。

・フォーレ/弦楽五重奏曲No1、2
      ユボー、ヴィアノヴァSQ      

 深山の泉。

・フォーレ/弦楽四重奏曲
      パレナンSQ

 終わらないで欲しい!

・フォーレ/ピアノ三重奏曲
      ユボー、ナヴァラほか

 終わらないでお願い!

・フォーレ/チェロソナタNo1、2
      トゥルトゥリエ、ユボー

 深いブルーの海。おわんないでくれー。

・フォーレ/ヴァイオリンソナタNo2
      グリュミオー、クロスリー

 実に良い曲。いつまでも聴いていたい。

・ショーソン/ピアノとヴァイオリン、SQのための
       協奏曲。
       コラール、デュメイ、ミュアーSQ

 甘い青春の炎。

From http://goo.gaiax.com/home/juncoop/main To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 11/29 20:03

貴方の選ぶ古今の室内楽曲名曲・名盤

皆さんこんばんわ。

次は貴方の選ぶ古今の室内楽曲名曲・名盤なんですが・・・。

★juncoopの場合

●コレッリ/ヴァイオリン・ソナタ「ラ・フォリア」

まだまだいろんな演奏を聴いていないので・・・

●ヴィヴァルディ/フルート・ソナタ「忠実な羊飼い」

ランパル(fl)ヴェイロン=ラクロワ(cem)

これは代表的名盤でして、お勧め。

●バッハ/フルート・ソナタ全集

ランパル(fl)ヴェイロン=ラクロワ(cem)

数ある演奏の中でも、思い出深い演奏。

●ヴァイオリン・ソナタ全曲BWV1014〜1024

バルヒェット(vn)ヴェイロン=ラクロワ(cem)

●ベートーヴェン/ヴァイオリン・ソナタ「クロイツェル」

メーニュイン(vn)ケンプ(p)

●ベートーヴェン/ピアノ・トリオ「幽霊」

アシュケナージ(p)パールマン(vn)ハルレ(vc)

●モーツアルト/クラリネット五重奏

●ハイドン/弦楽四重奏曲「セレナード」

まだまだいろんな演奏を聴いていないので・・・

●シューベルト/アルペジオーネ・ソナタ

フルニエ(p)

●シューベルト/ピアノ・トリオ第1番

まだまだいろんな演奏を聴いていないので・・・

●ブラームス/弦楽六重奏曲第1番

ベルリン・フィル八重奏団員

これもかなり訴えの強い情熱的な名演。



今日はこれくらいにしておきます・・・・・。





From skunjp To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 11/28 16:53

イギリス組曲 聴き比べ

皆さん、こんにちは。

いま会社です。

同僚達は午後から忘年会+社員旅行に出かけ、僕は留守番しています。
お酒をダラダラ飲んでくだらない話をするいつもの忘年会でさえイヤ
なのに、今年はそれを泊まりがけでやるとは!
全く信じられない世界ではあります。
・・・腰が痛いのを理由にパスさせていただきました。(^^;;

と言うわけでのんびりしております。
今日は早く帰ってバッハを聴こう。


さて、昨夜PCMラジオでヒューイットの新譜イギリス組曲をやって
おり、さっそくMDにゲットしました。その後で、ペライヤの新譜
3重協奏曲、ブランデンブルク協奏曲No5もありましたので、つい
でに録音しました。

まずはヒューイットから。

いやー、良いですね。
ヒューイットはバッハのピアノ曲をあらかたハイペリオンに入れたの
ですがイギリス組曲だけ残っていたのですね。
ですから満を持しての同曲の演奏なのでしょう。

ちなみにイギリス組曲No5を昨年出たペライヤと比較してみました。
ペライヤは、クラシカルな発想です。バロックではない。
バッハのこの曲を、まるでモーツァルトかシューベルトのように弱音
から強音までデュナーミクを細かく変化させ、フレージングもなめら
かにつなげてけて演奏している。
バロック的妙味は薄いですが、それはそれでとても美しいです。

ペライヤに比べると、ヒューイットは彼女のラヴェルの名演を思い出
させます。もちろん様式感は違えているんですが、音の造りが同じ感
じで、何というかバッハが粋なエスプリで息づいている。
音色が獲れたて果物のように新鮮なんです。

音楽の作りとしては、ペライヤに比べるとさらに大きなフレージング
を採り、その中で割と大きなスパンで表情が緩やかに変化するんです。

それで、ペライヤはどっしりとした美しいクラシックな建物風としたら、
対するヒューイットは流麗で動的。河の流れのようです。
いずれもバロック的ではないですが、名演だと思います。

この2者に比べるとグールドは見事にバロックしてますね。
フレーズごとに波がうねるように良く歌いますが、音符ごとに細かく
デューナーミクを付けない。テラッセン・デューナーミクと言うんで
しょうか。弾けるタッチが均質で、さらにとても明るい。

From skunjp To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 11/28 16:48

ミュンヒンガーのカンタータNo10

juncoopさん

ミュンヒンガーのカンタータNo10はそんなに良いですか!

僕は140,80を持ってますが好きな演奏です。
マニフィカトと復活節オラトリオはもっと好きです。
後者の第2曲、ヴィンシャーマンのソロがまた泣かせます。
これは素晴らしい名演ですね。

ミュンヒンガーの4大声楽曲は、クリオラを除くといずれも持
ってません。

これは日本の某オピニオン・リーダーの影響かも知れない。
確か「中途半端な生ぬるい演奏」という趣旨の評価と記憶して
ます。でも、それは片やリヒターの激越なスタイルと、勃興し
た古楽派の新鮮なスタイルに挟み撃ちされた、当時のモダン派
指揮者達の気の毒な特殊事情であり、今、まっさらな耳で聴く
と、さすがに完成度の高い至芸であることは明白!

ミュンヒンガーの両受難曲とロ短調ミサにそろそろ挑戦して
みましょう。もちろんカンタータ10番も。

※10番は今朝、リヒターで聴きました。
良い曲ですねー。特に第2曲マティスの歌うソプラノアリアの
何という可憐なみずみずしさ。それで一本シンが通っている。
ますます好きになりましたね、マティス。

曲も素晴らしい。第6曲テノール・レティタティーヴォで、
弦が16分音符で加わるところがありますが、あれはまさに、

Sein Same mußte sich so sehr  彼の子孫はそれで
Wie Sand am Meer        海辺の砂のように
Und Stern am Firmament ausbreiten
         また天空の星のように広がっていったのだ。

・・・を、音として現しているのですね。
あんな簡素な手法で、ここまでの表現力・・・


From juncoop To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 11/27 19:53

いいですねーーカンタータ第10番

おひさです・・・・・いよいよ師走に迫ってまいりまして、1年もあっという間ですねーー。せわしないです。

今日は久々にカンタータ第10番を聴いております。
ミュンヒンガーの10番は、リヒターと並んで、かなり優れておりますね。ミュンヒンガーの80番や140番はあまり好きではありませんが、10番はかなりよいですねーーー・



●バッハ/カンタータ第10番 わが心は主をあがめ BWV10

カール・ミュンヒンガー指揮
シュトゥットガルト室内管弦楽団/ウィーン・アカデミー合唱団
アメリンク(S)ワッツ(A)クレン(T)リンツラー(B)ヴィンシャーマン(ob)

1969年/DECCA

ミュンヒンガーは4大宗教曲を録音してますし、復活祭オラトリオ、マニフィカト、BWV10、80,140を録音しておりますが、どちらかというとカンタータよりは宗教大作のほうが優れているように思えます。私は、クリスマスオラトリオとマニフィカトについてはまだ聴いておりませんので、今後は手に入れたいものですねーー。
この10番はドイツ的で重厚な演奏、ソリストも優れておりますし、文句なしの演奏ですね。


From skunjp To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 11/27 17:57

うなり声まで・・・

>実は僕も大トリには「グールドのイタ協」をもっていくつもり
 でした。(最初からそのつもりでした・・・笑)

あーッ、僕は恐ろしいことをしてしまったようだ!
こともあろうにmontさんを出し抜いて、グールドの切り札を使って
しまうとは!

montさんの逆鱗に触れぬかと、昨夜は眠れませんでした、はい。

しかし、さすが優しいmontさん。
グールドは人類全体の宝ですもんね。(^^;;

実は昨夜、ホルショフスキのフランス組曲No6を聴き直して、
見直しました。しかしこのお爺さんうなるんですよ。
それがちょっと非音楽的で聞きづらかったのです。

その点、グールドはうなり声まで音楽的です。
いやホント、比べてみると痛感しましたね。


>●J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲(BWV1042)
     ムターちゃん&アッカルド+イギリス室内管 

あ、これ大好き!
カラヤンから解放されてムターちゃんの魅力全開。
遅い楽章なんてタマランですね。

今度プレヴィンのチェンバロで、甘いけれど腕っ節の強い
ヴァイオリンソナタなど聴きたいなー。(^^;;


さてさて、昨夜、とてもオモロイHPを発見しました。

「音楽研Q室」というHPの中の、ロ短調ミサのコーナーです。
音楽学者のページということですが、本当かどうかともかく
文体も評論もとても面白い。久しぶりにうなりました。
ヒコックスをけなしているのは、ちょっと僕と感覚違うけど。

http://www.sun-inet.or.jp/~tchujoh/h_Moll_mass.htm


そのヒコックス/ロ短調ミサ。僕は堪能しましたねー。

最初聴いたときは、あまりの穏健さに拍子抜けの感がありましたが、
再度、拾いながら聴くと良さがわかってきました。

素晴らしくきめ細やかなブレンド感!
こんな柔らかくバランスの良い h-mollは聴いたことない。
イギリス的中庸が好悪を分けますが、詳細に聴くとただ者ではない。
いつもおいしい響きが飽和して鳴っているような豊かなプレゼンス。

声楽は器楽的でやや大人しいですが、逆に器楽は声楽的な発想で良く
歌います。つまり、器楽と声楽が歩み寄っているのね。

コンマスのスタンディッジが音程低めで地味目に聞こえまして、
それがオケ全体のポリシーになっているようで、スタンドプレイは
全くなし。つまり、ブレンド感を第一にする。
それゆえ、ハモルことハモルこと!

その中で精一杯主張する器楽の名手たちの至芸が味わえます。
とくにホルンのハルステッド!
こんな素晴らしく上品で生きのいい h-mollのホルンは初めて聴き
ましたわ・・・う〜ん、脱帽!
あとフルートのブラウンも素晴らしい。

それと前記HP中の、ジュリーニ/ロ短調ミサが絶賛されてました
が、かなり気になってきました・・・