クラシック音楽掲示板


目次
過去記事 <<(全1000件)>>

To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 01/03 16:00

今日の音楽

皆さん、こんにちわーー正月休みはゆっくりやっております。

というわけでーー、久々にホコリをかぶったチェロを調弦しましてーー練習しております。
サン=サーンス/白鳥など。

チェロを弾くのはほんまに疲れまして、暖房消して弾かないと暑い暑い・・汗。



【今日の音楽】


●バッハ/カンタータ第205番「破れ、砕け、壊て」BWV205

ペーター・シュライヤー指揮ベルリン室内管弦楽団/ベルリナー・ゾリステン

かなり輝かしいすさまじい音楽でありまして、正月らしい明るい音楽です。トランペット3、ティンパニ、ホルン2を伴いバッハのオーケストラでは最も編成の大きな曲でもあります。お勧めは第3曲のバス・アリア。


●バッハ/フランス組曲第5番ト長調BWV916

クリストファー・ホグウッド(チェンバロ/リュッカース1646年)

1985年/DECCA

ヴァルヒャと並ぶこの組曲の名演ではないか・・と思って聴いております。やはり5番は最高に好きな組曲。



From juncoop To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 01/01 15:37

2004年 初日の音楽

皆さん、明けましておめでとうございます。

新年にあたりまして、バッハのカンタータ等を聞いております。

●バッハ/カンタータ第117番「讃美と栄光 至高の善なる者にあれ」BWV117

ピーテル・ヤン・ルーシンク指揮オランダ少年合唱団/ネーデルランド・バッハ・コレギウム

ブリリアント・バッハ・エデイション 59巻

このカンタータはあまり知られていないのですが、地味でありながらななかの快曲。ルーシンクの演奏は、BWV117を最も素晴らしく演奏している例であります。冒頭合唱と第7曲アルト・アリアは特にお勧め。


●バッハ/ミサ ヘ長調BWV233

ミッシェル・コルボ指揮ローザンヌ声楽アンサンブル/ローザンヌ室内管弦楽団

エラート

ロ短調ミサ以外は常にあまり聴かないのですが、このミサは傑作揃いでありまして、BWV102からの転用もあるようですが、ホルンなどはいっておりまして、祝祭的ムードがあります。冒頭キリエのモテット風の合唱の深さと、第2曲グロリアのホルンを伴う合唱の華やかさ、第3曲アリアは素晴らしいですね。コルボとともにフレーミヒやレーデルによる演奏もお勧めです。




To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 01/01 00:20

謹 賀 新 年

新年明けましておめでとうございます。

皆さん、昨年2003年に引き続き、今年もホームページ「クラシック音楽の友」をよろしくお願いいたします。


平成16年 元旦

今後とも、ご支援いただきますよう、よろしくお願いいたします。

2004.1.1/juncoop






From skunjp To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/30 20:50

皆さん、こんばんは。

今日は、いよいよフレーミヒのクリオラを聴きました。
いやー、良いですね。素晴らしい。
これはさんざん聴いた演奏なのですが、何度聴いても新鮮。
スケールが大きいのはもちろんですが、その中に流麗さと
安定感がある。

その後で、ギュンター・ラミンのヨハネ受難曲に挑戦しました。
福音史家はヘフリガー、ほか、ギーベル、ヘフゲン等が歌っ
ています。
この頃のライプツィッヒ・ゲヴァントハウスOは、かなり粗い
感じですが、何と言っても若きヘフリガーの名唱が光ります。
ラミンの解釈は、オーソドックスで室内楽的な発想と感じま
した。

このラミンの弟子といえば、ヴァルヒャですね。

ヨハネの後で、久しぶりにヴァルヒャのイギリス組曲No3を
聴きました。実に深くまた安定した音楽。
サラバンドなどは深く深く憂愁が沈潜していき、いわば
<豪奢な悲しみ>といった趣があります。
僕はサラバンドに続いてガボットが流れる、あの辺が好き
です。これは名曲の名演奏。
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というわけで、skunjpの選ぶ器楽曲名曲名演10選。

8. イギリス組曲No3  ヴァルヒャ

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夜は久しぶりに、ブラームスとベートーヴェンのピアノ三重
奏曲を聴きました。

ブラームス/ピアノトリオNo1 Op8
ベートーヴェン/ピアノトリオ「大公」

演奏は、アンドレ・プレヴィン、ムローヴァ、ハインリヒ・シフ。
何より、プレヴィンの音作りが巧い。
でしゃばらないのに全体のスケール感をもの凄く大きく、安定
したものにしている。その上に清潔に歌うムローヴァのヴァイ
オリンと、若々しくゆったりたシフのチェロ。

印象としては「ヨーロピアン」ということですね。
こればっかりは日本人が絶対に出せない音。
ヨーロッパの奥深い響きがしていました。

>montさん、

マタイのスコアを買われましたか。(^^)

スコアを見ながら聴くとまた深いところが判りますね。
特に歌詞の音楽化という部分で・・・


>juncoopさん、

コッホのメサイアは持ってません。良さそうですね。
今日はコッホのブランデンブルクNo2を聴きました。
あまりにゴキゲンな演奏なので、フルートを取り出して
リコーダーの部分を吹きました。
ついでにブランデンNo4、5を吹いて遊びました。
悪乗りしてカンタータ82番の第一曲を歌って遊びました。
・・・(汗)

さて明日から3日間、長野に行きます。
元旦演奏会で天地創造を歌ってきます。

雪が心配ですが・・・・

From mont_54 To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/29 22:01

暖冬ですね〜


皆さん、こんばんわ。そしてお疲れ様でした。

juncoopさん、
大阪は年末の今ごろ、きっと活気にあふれているのでしょうね?
去年は僕も仕事に追われての大阪暮らしでした。(懐かしい〜)

junさんのおすすめ、フランク/ヴァイオリン・ソナタ
僕は未だ聴いたことがなかったと思います。今後のためにチェックしときます。
そういえば、シュナイダーハンもウィーン・フィルのコン・マスでしたね。


skunjp さん、ヴィターリのシャコンヌですが、
通奏低音主題が(G−F−D♭−C)と書いたのは僕の(得意の)間違いで、
正しくは(G−F−E♭−D)ですよねー。確か・・・汗


>フレーミヒが東の横綱

僕のクリオラの愛聴盤の一つです。
どこかほのぼのホンワカとした暖かみを感じます。


ところで今日、待望のマタイのスコア(英訳付のベーレンライター版)を入手。
ヨハネは結構出回っているのに、何故かマタイは品切れ店が多いんですよね。

さっそく眺めてみました。楽長の音楽はフヅラを見るという楽しみもあります。
例えば第9e曲 イエスが最後の晩餐で「この中に私を裏切ろうとしている」
と語り、それに対して弟子たちが「主よ、まさか私のことではないでしょう」
と騒ぎ出す場面。

12弟子のうちただ一人(裏切った)ユダだけがこのセリフを口に出来ない。
したがって Herr bin ichs? が11回囁かれるわけですが、CDで聴いている
限りでは、4声部が少し複雑に入り組んで歌われるので、正確に11回なのか
ちょっとカウントしづらいのですが、スコアだと一目瞭然。

それから、歌詞だけでは繰り返し等がそのままには表現されませんが、
楽譜にはダ・カーポやフィーネがちゃんと記入されていて解りやすい。
見ているうちに、僕も一緒に歌いたくなってきますねー(^^ゞ


To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/29 20:40

今年の仕事も終わって

皆さん、こんばんわ。御用納めで、仕事も終わりどすえ。

今日は、帰ってからへンデルのオルガン協奏曲をミュラーとヴェンツィンガーで聞いております。いいですねーー、作品4−1〜3。昔のスタイルでありながら古楽器演奏でもあるのですが、バーゼルスコラカントルームやコレギウムアウレウムの演奏はとても好きでして、優雅ですね。


★skunjpさん
クリスマスオラトリオについて語っていただきまして有り難うございます。しかもヨッフム指揮バイエルン放送を取り上げていただいて、とても嬉しいですね。この演奏はドイツ的な素朴な演奏ですが、とても温かいものを感じますね。しかも大編成だけに重厚でもありますし、私は、フレーミヒとともにとても気に入っている演奏であります。
クリスマスオラトリオについては例の批判論争もありましたが、なんとか、落着いて聞いております。
先日ヘルムート・コッホのメサイアを聞いたのですが、リヒターに迫るかなりの名演ですね。メサイアについてはクレンペラーによる演奏もいつか聞いてみたいと思っております。


From skunjp To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/29 14:57

第4部のヒミツ発見!

junncoopさん、皆さん、こんにちは。
いかがお過ごしですか?
東京はとても穏やかな良いお天気です。

僕は27日が仕事納めでした。
そして、昨日は天地創造の練習。
それで今日やっとゆっくりしています。

25日くらいからまた、クリスマスオラトリオを聴いています。
当時のドイツでは25日から1月6日までクリスマスが祝わ
れました。だからそれにあやかって、僕も6日までしっかり
楽しもうと思っています。

この曲は本当に、無条件に嬉しくなる曲ですね。
24日以前は、他のクリスマスカンタータを聴いていたの
ですが、やはり完成度と多彩さではクリスマス関連の曲中
でダントツでしょう。

演奏はヨッフム/バイエルン放送。
ソリストはアメリンク(S)、ファスベンダー(A)、ラウベン
タール(T)、プライ(B)。

最近はモダン派ばかり聴いていますが、それはなにも
古楽派が劣るという意味ではなく、現在ワタシクの琴線君
がたまたまモダンにはまっているからに過ぎません。

モダン派クリオラといえば、リヒターが西の横綱。そして
フレーミヒが東の横綱と個人的に思っています。
そしてヨッフムは、僕の中では、それに勝るとも劣らない、
やはり横綱級のクリオラです。

あと僕的には、トーマス、ミュンヒンガーが続きます。
それにしても今年、トーマスの真価がわかったのは収穫でした。
トーマスは今では望めない演奏スタイルで、誠実で堂々たる
手ごたえは旧東独時代の最良の遺産のひとつでしょう。

さて、今日の話はヨッフムです。
これは去年、リビングのサブシステムでよく聴いたのですが、
今年初めてメインシステムでちゃんと聴きました。
そうするといろいろなことがわかりました。

印象としては、滋味に溢れると同時に、非常に品格が高い
ことです。品格が高いという意味では最高のひとつかもしれ
ません。

その原因は、すべてに抑制が効いており声高になるところ
が無い、ということでしょう。
トーマスと比較すると、トーマスはいつもひたむきな全力投球
の姿勢が目立ちますが、ヨッフムは常に大指揮者の余力がある。
そして、響きのバランスがまどかに充実していながら、上品で
香り高い奥ゆかしさがある。

もちろんその中にあって力感にも欠けていず、たとえば
第5部最初の合唱など、出だしはやや押さえたフォルテで
始まりますがじわじわと息の長いクレッシェンドがかかり、
最後は輝かしくも堂々たるフォルテッシモで終わります。
この辺の構成力は確かで、彼のブルックナーの充実感を連想
させます。つまり、上品でありながら、手に汗握らせる要素にも
欠けていないということですね。

ソリストも粒が揃っているという意味では最右翼です。
アメリングの安定度はいつものことながら、ラウベンタール
のみずみずしい伸びやかなテノールが美しく、さらにプライ
のバスが過不足ない実に味のある歌唱。
プライに比べると、トーマスのFディースカウは音楽がやや
大きすぎて彼だけ浮き上がってました。

そして特筆すべきはファスベンダーのアルトでしょう。
なんと素晴らしいアルトでしょうか!
大きさと深さとうまさの3拍子揃ったアルトです。


さて、このクリオラは調性プランが卓抜で、そのおかげで
全6部に一体感があると以前書きました。

それは

1部 ニ長調(シャープふたつ)
2部 ト長調(シャープひとつ)
3部 ニ長調(シャープふたつ)
4部 ヘ長調(フラットひとつ)
5部 イ長調(シャープみっつ)
6部 ニ長調(シャープふたつ)

という並びなのですが、第4部だけは異色です。
楽器もここだけホルンが活躍します。何でも、第4部だけは
特別な内容が表現されている、というらしいのです。

このことをずっと思い巡らしていたのですが、最近気がつい
たことは、第4部は新年(1月1日)に演奏されるということで、
新しい始まりであるということですね。
だから、調性に思い切った変化を見せた。

そしてさらに、歌詞を見てみると第4部だけ「インマヌエル」
ということが書かれています。

インマヌエルとはイエス・キリストを信じることを通してイエス
の聖霊が信じた者の心に住んでくださる、という内容であり、
これはクリスマス物語とは直接関係が無いという意味で、
特別な事柄なのかもしれませんね。



From skunjp To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/29 14:54

みなさん、こんにちは。

みなさん、こんにちは。

>●フランク/ヴァイオリン・ソナタ イ長調
 ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vn)
 カール・ゼーマン(P)

juncoopさん、フランクはいい曲ですね。名曲です。
僕は、デュメイ、ピリスで聴いています。
シュナイダーハンは聴いた事無いです。
彼のバッハ/VN協奏曲を持ってましたが、決して耳に甘くない、
渋さの中に強さのある演奏でした。

しかしながらフランクはとても渋い。
でもその渋さの中に旨味があるのかもしれません。
フランクのピアノ曲(あるいはオルガン曲)はそんな音楽の極致
かもしれませんね。たとえば前奏曲アリアとフーガ。
クリスリーかボレットがおすすめ。

junさんは今日までお仕事ですね。お疲れ様です。


>●ヴィターリ:シャコンヌ
 グリュミオー(vc)
 シャコンヌはバッハだけじゃない。と強く感じさせてくれる演奏です。
 実に繊細にして優雅、(G−F−D♭−C)という下降音階による
 オスティナート・バスにのせて、グリュミオーの弓使いが熱いこと!

montさん、今朝僕も聴きました。

これは転調がとても大胆ですね。
あまりに大胆すぎて、ほんとうにヴィターリの真作かどうか
疑われているようです。
しかし名曲であることは確か。

実はこのヴィターリのシャコンヌ。僕が高校時代に出会いそれから
バロックのとりこになった曲のひとつです。

演奏はイタリアの奏者でアルムッツィという人でした。
最近エラートから再発されてさっそく購入しました。

イタリアのヴァイオリン音楽というタイトルで、ヴィターリのお父さん
の曲も入っており、これがまた爽やかな名曲なんですよ。


・・・(^^)・・・

さて、昨日吉祥寺dユニオンで掘り出し物をゲットしました。
それは、コレギウムアウレウムの「フーガの技法」です。
(中古2枚組1200円。) これ、前から探していたんです。

変則的な弦楽四重奏にヴィオローネが入り、曲によって2台チェン
バロになっています。

一昔前の手堅い様式で、しかしその中に古楽復興の先取の気概
を感ずる聴き応えのある演奏です。

最近出たエマーソンSQの同曲と聴き比べるととても面白い。

To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/28 20:22

今日の音楽

皆さん、こんばんわ。juncoopです。

今年も残すところ3日ですねーー。暖かいようで、夜は寒いどすえ。

★montさん

クロイツェル・ソナタといい、パヴァーヌといい、私の好きな選曲です。シュナイダーハンは、只今フランクのヴァイオリン・ソナタにはまっておりまして、リヒターとの競演によるバッハのソナタも一度聴いてみたいものです。


【今日の音楽】

●フランク/ヴァイオリン・ソナタ イ長調

ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vn)
カール・ゼーマン(P)

1960年/グラモフォン

第1楽章から狂おしい子守り歌のような音楽なのですが、また渋い。
フランクは交響曲とこの曲くらいしか知らないのですが、2曲とも渋い作品ですね。第2楽章の凄まじいさは、驚嘆します。第3楽章の落着いた、どこか主題を思わせるメロディもまたよい。最終楽章がまた落着いた主題で、なんともやるせなく、しかしどこか優しい感じがいいですね。この曲はちょっとやるせない日とか聞くのにいいですねー。


From mont_54 To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/27 22:40

また間違えた・・・(恥)

グリュミオー・シュナイダーハンの楽器記号
(vc)ではなく(vn)でしたね。

手抜きをしようとするからこういう間違いが直らない。
まるで僕の「仕事のしっぷり」を暴露してるみたいです(嘲)


From mont_54 To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/27 22:34

仕事納めです。

職場の方では昨日が仕事納め、何とか「今年の仕事は今年の内に」
ま、やれやれと言ったところであります。
(juncoop さんはもう一仕事のようですね)

ときに私の器楽曲10選が途中になっておりますが、
以下、楽長の作品を離れて・・・


●ヴィターリ:シャコンヌ
 グリュミオー(vc)

シャコンヌはバッハだけじゃない。と強く感じさせてくれる演奏です。
実に繊細にして優雅、(G−F−D♭−C)という下降音階による
オスティナート・バスにのせて、グリュミオーの弓使いが熱いこと!


●ベートーベン:クロイツェル・ソナタ
 シュナイダーハン(vc)

このクロイツェルでは吾らがムターちゃんも好演を行っておりますが、
しかし何はともあれシュナイダーハンの演奏は他を圧していると思います。
第1楽章と第2楽章のコントラストが実に素晴らしいですね。


●ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
 モニク・アース(pf)

このhpでも最近話題になったドラマ「北の国から」にも使われていた
名曲ですが、そもそもはピアノ曲ですよね?
オーケストレーションも良いですが、やっぱりピアノで演った方が素朴で
それだけに、より味わいも深いと思います。


●シューマン:クライスレリアーナ
 ポリーニ(pf)

コテコテのドイツ・ロマン主義。←私の超苦手
この曲の良さに気づくまでに5年ほどかかりました(笑)


旬の〜と言った割りに、かなり古い録音もありますが、
ま、最近聴いた(聴き直した)ということでご理解ください。


To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/26 23:03

今日の音楽

皆さん、こんばんわー。休みになりましたね。
大部分の方は、今日が仕事納めだったのでしょうか?
私は29日まで仕事をします。今年も残すところ、あと5日になりました。
2003年は、私にとってはあまりよい年ではありませんでしたが、かといって深刻になる程ではありませんでした。しかし来年はというと、まだまだ不安はあります。来年こそは良い年となるといいのですが・・・。


【今日の音楽】


●ヴィヴァルディ/シンフォニア 第4番 ロ短調 RV169「聖なる墓に」

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

このシンフォニアは前にもご紹介しましたが、2楽章からなる曲で、本当にヴィヴァルディの作曲?と疑いたくなるほど、異例の作品で、ヴィヴァルディとは思えぬ、深さと悲しみに満ちておりまして、特に第1楽章のアダージョ・モルトは、絶望に満ちた音楽となっており、第2楽章もかなり渋い楽曲となっております。小品ではありますが、私が久々にはまった音楽。


●ヘンデル/アリア集

マリリン・ホーン(MS)シモーネ指揮 イ・ソリスティ・ヴェネティ

クセルクセスのラルゴをはじめ、ヘンデルの歌劇のアリア集なのですが、990円の安価で手に入れました。まあまあ聞きごたえはあります。前に聴いたバトルのヘンデル/アリア集の方が良かったという印象はあります。



From skunjp@ To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/25 18:00

今晩は

今晩は皆さん。

一昨日は友人宅でクリスマス演奏会をして、ご馳走を
たらふく食べました。

だから昨夜のクリスマスイブはささやかに済ませることが
できました。
ピザを焼いてケーキを食べただけ。倹約できました(^^;;

今朝はカンタータ91番「讃美を受けたまえ、汝イエス・
キリストよ」(降誕節第1日)をリリングで聴きました。

良いですねー。クリスマスカンタータは。
クリスマスオラトリトと共通の雰囲気を感じます。

>今日は鈴木雅明氏のカンタータ集第23巻を手に入れました。
 BWV10、93、107,178の4曲からなっております。

良い演奏ですね。
古楽派の中では最も雄大でゆったりしている。しかも精確で、
透明感と力に溢れている。う〜ん、素晴らしい。
さっそく今夜聴いてみよう。(^^;;

>★skunjpさん
 ニコレイエワのフーガの技法ですか、これはひょっとして2回目
 の録音でしょうか?

はい、2回目でしょうか。亡くなる一年前のハイペリオン新譜です。

ニコライエワのフーガの技法は感動的です。

ベートーヴェンの32番第2楽章のアプローチをそのまま適用して
いる感があります。ペダルもかなり使ってます。そこで、グールド
ばりのスタッカート奏法も一部援用してそれがまた効果的。

ニコライエワのフーガの技法は、いわば海・・・
それも「豊穣の海」ですね。

To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/24 22:50

今日の音楽

皆さんこんばんわー。クリスマス・イヴをいかがお過ごしですか?

今日は鈴木雅明氏のカンタータ集第23巻を手に入れました。

BWV10、93、107,178の4曲からなっております。

★skunjpさん
ニコレイエワのフーガの技法ですか、これはひょっとして2回目の録音でしょうか? というのも以前ニコレイエワはフーガの技法を録音していたと記憶しているのですが。どんな演奏なのか一度聴いてみたいですね。それからアランのBWV1080も以前から気になっているのですが、ヴァルヒャやグールドの抜粋があるので、なかなか手が出せないでおります。


【今日の音楽】

●バッハ/カンタータBWV10、93、107,178

鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパン

2003年/BIS/カンタータ集23巻

今日は10番を聴いたのですが、なかなかよい演奏であります。
10番自体が好きなので、全部よく聞こえるのですが、過去のミュンヒンガー、ヴェルナー、リヒターにも対抗する名演かもしれませんが、もっと聴き込みたいと思います。全体的に軽い表現なのですが、決して早すぎるテンポでもなく、のんびりと演奏されているところが好ましいですね。通奏低音はオルガンとチェンバロと両方使用されていて、音色が豊かで好感が持てます。





From skunjp To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/24 17:33

器楽曲部門 アカデミー賞

メジュエーワちゃんの写真を目の前に置いて、ニコレイエワを聴く、
という実験をいつかやってみたい。

頭の中でうまく合成できたらしめたもの・・・

・・・あ、両陣営のファンの皆様には失礼なことを・・・(^_^;)


それはそうと、ニコライエワおばさんのフーガの技法が、レコ芸
アカデミー賞を受賞!いやーやりましたねー。

PCMラジオで2回も放送されたのですが、1回目は見落とし、
2回目は後半30分だけ・・・演奏内容は凄いのひとこと。


From mont_54 To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/23 01:06

苦しまぎれ

今日も疲れました〜

>グールド抜き、苦行の10選も期待して・・・

これはちょっとプレッシャーでっせ、s親分。
そこで、悩んだ末の(苦し紛れの)選曲ですが「旬の演奏」ということで、

●バッハ:無伴奏ヴァイオリン〜
 ライナー・キュッヒル(vn)

なーんていかがでしょう?
正直言って、推薦盤としたものかどうか、未だに迷っております。

「ウィーンフィルのコン・マスがバッハの無伴奏を弾く」というキーワード
これを前提に既成概念と想像力をたくましく、ある種の期待をもって聴くと、
まずはものの見事に裏切られるでしょう。「何、これ?」モンの拍子外れ。
自分のお気に入りとの「聴き比べ」をしても、まったく無意味でしょう。

「これはこれ」あるいは「こういう無伴奏もある」という達観が必要かも?

解説にはキュッヒルがモダン楽器を使って、古楽的アプローチを云々
みたいな解説がありますが、僕の耳にはまったくそうは聴こえませんでした。
拍子のとり方が古楽とは違う。あえて(無理に)共通項を探すとすれば、
かなりな快速ハイテンポであることくらいですかねー?
(実際、クイケンやポッジャーよりも演奏時間は短い)

ただ、今まで味わったことのない無伴奏の世界を覗いてみたい向きには
お勧めかも・・・・(税込みで\4200必要になりますが)


で、次ですが

●バッハ:旅立つ最愛の兄に寄せるカプリッチョ
 タチアナ・ニコライエワ(pf)

>この人、マジすごくないですか?

マジすごいっス!
あの微妙なキー・タッチのさじ加減の妙ときたら、この世のものではない。

今まで聴いた「最愛の〜」は、一体何だったんだろう?
そう思わずにはおれない名演奏。一言でロシアン・ピアニズムといっても、
それぞれがキラ星のような個性派のそろった旧ソ連陣。

いやはや、もし僕がマタイ熱に罹っていなければ、間違いなく今ごろは
海のようなタチアナおばさんの世界にどっぷりと浸かっていたでしょうね。

あれまー、10選の内ニコライエワが二個も来ちゃった(う〜、風邪ひきそう)


ニコライエワといいシャフランといい、最近目立ってきたコリアン・レーベル
からのリリース。決して音は悪くないですよ。(値段もお手頃でグー)
シャフランなんか、モノラルなのに、それを余り感じさせない程の広がり。
(ただし、時々雑音が少し入りますが)


From skunjp To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/22 23:09

来年のことを言うと・・・

juncoopさん、皆さん。今晩は・・・

いよいよ今年も余すところ九日となりましたか。
早いもんです・・・(しみじみ)

それにしてもjunさんの掲示板にはお世話になっています。

いろんな情報をいただくのももちろん有益ですが、僕とし
てはむしろ皆さんとの会話の中で、聴きたい曲がふくらん
でいくのが嬉しいです。

そうして、寝かしておいたCDが日の目を見るケースも多
いです。さらに皆さんの新鮮な観点を知ることが出来て、
演奏を新たな角度で楽しむ事ができます。

そのようにして発見、ないしは再発見した演奏は数え切
れないくらいです。

それにもちろん、皆さんとの会話が本当に楽しいですね。
世知辛い世の中に暮らしておりますと、音楽を通して
交流できる事が何より嬉しいですね。 (^^)

また、僕は音楽にからんでいろいろと考えて、それを
文章にするのが好きで、その発表の場にさせていただ
けるのも有難いです。
自分でHPを持って運営していくって大変ですからねー。
その点、junさんには頭が下がります。

まあ、ともかく僕にとってこの掲示板はオアシスのような
もんですね。

という訳でこの掲示板を開放しておられるjuncoopさんと
日頃から楽しくおつきあいさせていただいております皆様
に、この場を借りて深く御礼申し上げます。

来年もよろしくお願いいたします。

あ、まだ早いか・・・(汗)

それはそうと、掲示板1はせっかく書いたカキコが消えて
いくんですか!?
それはつらいことですね・・・・!

From skunjp To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/23 01:07

疾走する巨人

Skunの選ぶ器楽曲名曲名演10選。


6、平均律クラヴィア曲集第1巻 No13〜24
        フリードリッヒ・グルダ

7、平均律クラヴィア曲集 No1〜12
        グレン・グールド


さて、最近2番目のグルちゃん、グルダの平均律にはまっています。

これは聴けば聴くほど名演です。

現代的でインティメイトな抒情と、反対にスケール大きな
ディオニソス的音楽の大伽藍を見る思いです。

グルダの音は、矛盾した表現ですが「しっとりと乾いた」
なめし皮のようなピアノで、めそめそしていないけど、その
孤独感の深さは痛切きわまりない。反対に、フォルテの
曲は<疾走する巨人>の音楽になってます。


それから、今日はグールドの平均律を会社の行き帰りに
聴いて、深い感銘を覚えました。

グールドの平均律は聴くほどに深みを増し、今まで知ら
なかった音楽のさらなる奥の院を開陳してくれるようです。

グールドの音は電気を帯びてピチピチと互いに反応し
あっているような感じがします。一音一音が「励起」して
いるようで、何というか、うまく言えないけど、リズムが
立っているんですね。

お米が立っているという宣伝があるけど(^^) 、グールド
の場合、リズムが立っているんですね。

そしてグルダと同様に、グールドの音も乾いています。

その点は似てますね。

思えば、グルダとグールドはどこか似てますね。

つまり、

1.伝統への反逆。

2.乾いた音。

3.スタッカート奏法(グルダもかなりやってます)。

4.あえてタメを作らず、推進力で勝負。

う〜ん、これは似てるぞー。

すごく似てるぞー。

もしかして、ふたりはグルだったんでしょーか?

(・・・北風 ピューピュー・・・)




To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/22 20:18

今日の音楽

皆さん、こんばんわーー。2003年もあと残すところ9日間となりました。
毎年、1年が経つのも早く、ボーとしておりますと、あっという間に歳をとりますねー。
2003年を振り返りますと、苦労の多い一年で、そのわりに新たに産み出すものが少なかったなーと反省しております。2004年からは新規一転して、新たな事を産み出したいと考えておりまして、毎年似たような事を言っているのかもしれません。(汗)

● juncoopの想い
マーラーについて少し述べただけで、全くそのままの状態、来年はどんなことを想うのか? 最近は、ヴィヴァルディにもちょっと手を伸ばして見ようかなーーと、想う。
● juncoopの決定盤CD
まだまだ紹介したいCDが沢山あるのですが、どうしても定番を紹介すると、あまりにも芸がない・・。juncoop独自の推薦盤を増やしていくつもり。
● BBS1(クラシック音楽専用掲示板)
このコーナーについては皆様にいつもお世話になり、多くの情報を頂き大変有り難うございます。来年もますます書き込みが増える事を祈っておりまして、このBBS1だけが生き生きとしております。この掲示板も1000件に到達し、過去の記事は古い順に抹消されていきますので、今後保存を考えたいものです。
● BACH1000
カンタータ第57番を途中にしたままホッタラカシにしまして申訳ありません。来年は、進捗を早めていきたいと思っております。
● BBS2(フリー掲示板)
この掲示板は過去の記事が50件しか保存されませんので、あまり書き込みが少ないのですが、BBS1への書き込みに慣れるのに手間がかかりますので、初回書き込みされる方のために残しております。
● 特集その2
BACH1000の書き込み保存用に設置しております。
● 特集その1
現在マタイ受難曲を少しだけ、カール・リヒターは途中でそのままになっております。どんどん進めていくつもり・・・?(汗)
● 名曲名盤200
これについてもまだまだご紹介したいCDが沢山あるのですが、来年は古典派あたりまでは書き込みしたいと思いますね。
● juncoop所有のバッハCD
これはかなりの暇を要しますので、多分、そのまま放置又は、削除するかもしれません。
【皆様にお願い】
今後、本ホームページ「クラシック音楽の友」はますます充実させたいと思っております。今後のHPの運営につきまして、皆様のご意見・ご提案がありましたら、ぜひ書き込みお願いします。
(例)
● 書き込みだけの対話をしているので、時間を決めてチャットのコーナーを設置して欲しい。
● それぞれの方々が書き込みしている推薦盤CDやアンケート結果を集計して1つのコーナーで紹介して欲しい。
● HPの管理人は、〜〜〜をして欲しい 等・・・。

よろしくお願いします。

【今日の音楽】


To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/21 22:21

今日の音楽

皆さん、こんばんわ。クリスマスも近づきつつありますね。いかがお過ごしでしようか?

私は、チェロの練習をしようと思ったのですが、ヴァイオリンを今日は弾いてました。

ヴァイオリン練習用のカラオケCDがありまして、カラオケというよりも、空ピアノ伴奏なのですが、特にフォーレの「夢の後に」を弾いておりました。

他には、シューベルト/セレナーデ、マスネ/タイスの冥想曲です。

フォーレの夢の後には、簡単なのですが、やはりあの雰囲気を出すのが難しいですねーー。やはりこの曲はヴァイオリンよりチェロで弾いてみたいものですが、ヴァイオリンと違ってチェロは運指が難しい、フレットが大きいだけに。


【今日の音楽】


●バッハ/カンタータ第54番、第82番

クルト・トーマス指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
マルガ・ヘフゲン(A)ヘルマン・プライ(B)

●ブラームス/交響曲第3番より第3楽章

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィル

●スメタナ/交響詩「モルダウ」

ダニエル・バレンボイム指揮シカゴ交響楽団


トーマスのカンタータ第82番を久々に聴いたのですが、やはり感動しました。ブラームスの3番の3楽章はとても有名なのですが、哀愁がありますねーー。モルダウは、久々に聴いたのですが、私が幼少の頃、生まれて始めて好きになったクラシック音楽です。



From skunjp To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/21 09:35

ひたすら美しい音楽

>ヴィヴァルディ/シンフォニア ロ短調 RV169「聖なる墓に」
 より第1楽章アダージョ・モルト
  ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 この弦楽によるシンフォニアの1楽章は、わずか3分半の曲なのですが、
 この音楽の美しく悲痛なメロディーは聞く人の心を打たざるを得ません。

今、この演奏を聴きながら朝食のパンを食べました。

僕もカラヤンのこのアルバムは大好きで、全LPを売った際に、カセットに
入れて残しました。時々取り出して聴いています。

バロックとカラヤンの相性は必ずしもぴったりではないのですが、ツボに
はまった時は素晴らしい演奏になりますね。

特に演劇的な要素が強いこのような音楽は、深いゆったりしたロマン
ティックな感情と、非の打ち所の無い響きのコントロールを通して、
とても聴き応えのある演奏になるようです。

二つのヴァイオリンのための協奏曲も入っていますが。
ヴァイオリン独奏はシュヴァルベとブランディスですかね。
これも素晴らしい。ため息が出そうです。

良いですねー。ヴィヴァルディ・・・(^^)

From skunjp To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/21 00:47

名乗り出たるは・・・

>出ました。得意の女流&美形(美形ですよっ skun さん)

ハイッ、ハイッ、何ですかmontさん (^^)

あれ、何で僕はここにいるんだろう?

>なぜかこの手の話になるとskunjp さんを道連れにしたくなる。
 ●バッハ:リュート組曲 シャロン・イズビン(g)

ははは、光栄ですねー。
しょうがないお付き合いしますか。

イズビンですか、今変換で、伊豆便と出ました。ハハ。

この人イスラエル人でしょうね。
イスラエル人の音楽家は本当に多いですね。
同じく <美形>フルーティストにシャロン・ベザリーという
超名人がいますねー。

美形クラリネットにもシャロン・カムという人がいます。

民族として美形が多いこと、そして優れた頭脳と音楽性。
やはり聖書に書かれた通り、祝福された民族なのでしょう。

>●バッハ:インベンションとシンフォニア
 タチアナ・ニコライエワ(pf)
 この人のピアノには、あの風貌(失礼)からは予想もつかない
 センシティブがあふれ出ていますね。
 まさに「良き楽想を得る」にはぴったりの演奏です。

良いでっしゃろ。僕は晩年のライブ、ミスタッチのある3声のリチェル
カーレを聴いて、その奥深い音楽構造に震撼しとります。
この人、マジすごくないですか?

>●バッハ:無伴奏チェロ組曲
 ダニール・シャフラン(vc)

アッ、これは気になってました。
演奏は良いに決まっている。
録音はどうでしょうねー?

>ほんとに今週は疲れました。
 過労で2日ダウンしたら、仕事がいっぱい溜まっており、
 明日の日曜はまた休日出勤になってしまいました。

お仕事大変ですねー。
日曜出勤ご苦労様です。
明日はmontさんの分もバッハ聴いときます。

グールド抜き、苦行の10選も期待してます。



東西アホ比べ・・・!?

なんたって、わいが一番アホです。

>これって、真っ青なジャケットのあのCDですか?
 だとしたら、僕はそれを売ってしまったアホです。(^^)
 (盤違いだったらすみません)

なぜならばnujikoaさん、僕はグルダのシューベルトを随分
前に売ってしまい。今は数ヶ月前に録音したMDで聴いて
いるのです。

注)過去にバッハ以外のCDを売ってしまった前科アリ。

ベーやんも、シュー君も売ってしまったわいは、まさに
アホの2乗ですわ。

それで祟られないうちに、今朝はグルちゃんの平均律で
お清めをしました。はい。

>「強くて優しい男の、包容力豊かな演奏」と感じます。

お、出ましたな、nujikoa語録!
いいですねー。僕がくどくど言っていることは、この上記
のひとことに集約されています。

さて、「快刀乱麻を断つ」という言葉がありますが、僕はグルちゃ
んにそれを感じます。ブレンデル先生がくどくど言って、
言い足りないことを、グルちゃんはズバッと言い切って、
言い残す事が無い。



To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/20 16:13

バロックの名曲再発見

こんばんわーー、今日も寒いですねーー。

ドラマ「北の国から」で、またまたバロックの名曲小品を発見!!

時代(後編)で、草太兄ちゃんの死亡事故のシーンで流れる、悲愴な音楽があり、涙したのですが、曲はなにかと?探したところ、判明。


ヴィヴァルディ/シンフォニア ロ短調 RV169「聖なる墓に」
より第1楽章アダージョ・モルト

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

この弦楽によるシンフォニアの1楽章は、わずか3分半の曲なのですが、この音楽の美しく悲痛なメロディーは聞く人の心を打たざるを得ません。アルビノーニのアダージョの上をいく作品で、カラヤンのCDアダージョにも入っております。ぜひ一度聴かれて涙してください。
悲しい事があった時にこの音楽を聴くと、もう泣き出しそうになりますね。いやーーヴィヴァルディの音楽は素晴らしい。



From mont_54 To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/20 14:48

(連続投稿)アホ比べ?


ちょっと前の投稿を読んでいたら、nujikoa さんとskunjp さんの
アホ合戦がとっても面白そうなので、僕も入れてくださいね。

僕の「アホさ」は凄いですよ。
何せリヒテル(曲名が何だったかすら忘れた←すごいでしょ?)
とパールマンの無伴奏〜を売ってしまったんですから・・・(^^ゞ

今年4月に大阪から帰ってくるときに処分。

あ〜あ、何でだろう?

で、つい先日ジャズのコーナーでロン・カーターのベースによる
プレイズ・バッハを見つけて購入。(いつもの悪趣味が顔出した)
期待に胸ふくらませて聴いたんですが一曲ももたずにダウン(ーー;

考えてみたら、フレットレスであの長竿のウッド・ベース。
(しかもすべてピッツイカートですからね)
無理があるにも度を越しています。

そうだ、これはキット・・・リヒテルとパールマンの祟りに違いない。


From mont_54 To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/20 14:09

おつかれ〜

お疲れ様です。mont_54 です。

ほんとに今週は疲れました。
過労で2日ダウンしたら、仕事がいっぱい溜まっており、
明日の日曜はまた休日出勤になってしまいました。

ときに話題が器楽曲のチョイスに移っておりますが、
僕が最近(今年に入って)聴いた採れたての旬ということで、
とりあえず何曲かだけでも挨拶代わりにいっときます。



●バッハ:イギリス組曲
 クリストフ・ルセ(cem)

僕は古楽器チェンバロでは、
ひょっとすると、ルセが一番好きなのかも知れません。
きらびやかというか、華やかな中にもしっとりとした味わいで、
決して鼻につくような派手さはありません。(ゴルドベルグもそう)
それでいて、どこかフランス風の品の良さ(小洒落た感じ)があり
いつまで聴いていても飽きがこない。


●バッハ:インベンションとシンフォニア
 タチアナ・ニコライエワ(pf)

この人のピアノには、あの風貌(失礼)からは予想もつかない
センシティブがあふれ出ていますね。
まさに「良き楽想を得る」にはぴったりの演奏です。


●バッハ:無伴奏チェロ組曲
 ダニール・シャフラン(vc)

とにかく凄い才能があった(埋もれていた?)ものです。
ソ連崩壊とともに、まさに宝の山が我々の目の前に広がってきました。
誰にも媚を売らない頑迷なまでの探究心を感じさせる演奏です。


●バッハ:リュート組曲
 シャロン・イズビン(g)

出ました。得意の女流&美形(美形ですよっ skun さん)
なぜかこの手の話になるとskunjp さんを道連れにしたくなる。m(_ _)m

冗談はともかく、この人のギターはとても聴きやすいですねー。
とかく女流ギタリストにありがちな「弾き過ぎ」というものがない。
しなやかに爪弾く音色とバロックの調べのマッチングは一聴の価値あり。


とまあ、今のところはこんなモンですけど・・・
果たして、この私がグールド抜きに器楽曲を10曲も挙げることが
出来るのでしょうか?

それではまた。


To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/20 10:56

今日の音楽

皆さん、こんにちわーー。大阪では、今日初雪が降りました。

昨日は仕事関係の忘年会で、帰ったのは0時でした。

帰ってから、朝の4時まで、「北の国から2002遺言」を見ました。

北の国からですけど、まあいろいろな出来事があるもんで、辛いの笑いの、波乱に満ちておりますね。

★skunjpさん

「富良野の自然の美しさは人間の営為を超えた所で、輝いています。そして音楽の美しさもまた人間を超えている。ただし、音楽は人間に語りかけて来るのですね。そして、人間の心を受け止めてくれる・・・」

そうですねー、ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」やフォーレ「夢の後に」は悲しくわれわれに語りかけてくれますねー。これらの音楽の美しさは、富良野の麓郷の地にとてもマッチしこの物語に効果をあげていました。


【今日の音楽】

●コレッリ/合奏協奏曲第8番g作品6−8

ルドルフ・バウムガルトナー指揮 ルツェルン弦楽合奏団

もうすぐクリスマスなので、こういった音楽を聴いております。
この田園的な音楽はやはりクリスマスといった感じですね。マンフレディーニやロカテッリと並んでクリマスマス協奏曲の名曲となっております。


From nujikoa( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/20 01:58

もう一人のグルちゃん

> 6.シューベルト/楽興の時
>    フリードリッヒ・グルダ (コロンビア)
>ベーやんは売ってしまった(アホです)

これって、真っ青なジャケットのあのCDですか?
だとしたら、僕はそれを売ってしまったアホです。(^^)
(盤違いだったらすみません)

本当に素晴らしい音楽がいっぱいに詰まったCDでしたから、
何で売ってしまったのか自分でもよく分かりません。
ただ、あまりの寂しさに

>心の真ん中にポッカリ穴があいて、へなへなと力が失せる感覚

を覚えるというのは同感です。

>彼の演奏を小粒と評する人がいるけど、とんでもない!
>簡潔ではあるけれども、グルダの演奏のスケールの大きさ!
>ピアノから圧倒的なフォルテまでの幅の広さ!
>感情の吐露と抑制。その完璧なコントロール!

これはさらに輪をかけて同感!!です。
「強くて優しい男の、包容力豊かな演奏」と感じます。
ぶっきらぼうで愛想無しなところがあるかと思えば、思わぬ場面で涙を見せたりする・・・そういう魅力的な人間性を想像させるような音楽だと思います。

彼の音色。クリアーでいて、
円やかで、ファットな −「図太い」と言ってもいいくらいの− 音色が魅力です。

今は亡き彼の実演に接することができたのはラッキーでした。
バッハ、ベートーヴェン、ショパン、シューマン、ドビュッシー、グルダ。いまでもプログラムが順に思い出せます。

ショパンは、練習曲の中の、左手がチェロのようなメロディーを奏でるあの短調の曲でした。
これも「力強く、純朴に、簡潔に」演奏されるからこそ、にじみ出てくる哀愁がありました。

From skunjp@ To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/19 23:04

北の国から

いま、「北の国から」を見たところです。

つらい話ですねー。

しかし富良野の自然の美しさは人間の営為を超えた所で、輝いて
います。そして音楽の美しさもまた人間を超えている。

ただし、音楽は人間に語りかけて来るのですね。
そして、人間の心を受け止めてくれる・・・

         * * *

さて、juncoopさんのチョイス、バッハはほぼ予測が付いたのですが、
それ以外がなかなか興味深いですねー \(^o^)

>●ベートーヴェン/3大ピアノ・ソナタ「月光」「悲愴」「熱情」
 バックハウス(P)

うん、これは僕も懐かしい、大学時代に初めて買った、ベートーヴェ
ンのpソナタでした。ケンプとともに買い揃えて楽しみました。

>●シューベルト/即興曲作品90−3
 ルプー(P)

これも良いですねー。ルプーはソナタイ短調も良かった。

>●ショパン/夜想曲
 フランソワ(p)

通ですねー。

>●ショパン/前奏曲集
 アルゲリッチ(p)
 ●ショパン/練習曲集
 ポリーニ(P)

この辺は不動の定番でしょうね。

>●シューマン/子供の情景
 フランソワ(p)

おっと、これは予測できなかった。
う〜ん、実に興味がありますねー。


明日は休みだ!
でも、クリスマス会でバタバタしてますので、こちらには
立ち寄れないかも。(^^;;

To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/18 18:09

貴方の選ぶ、古今の器楽曲ベスト

皆さん、こんばんわー。
器楽曲の方なんですが、


★juncoopの場合

●バッハ/無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ

ヘンリク・シェリング(vn)

この曲集については当分シェリングを超えるものはないと今でも考えている、名演です。

●バッハ/無伴奏チェロ組曲

フルニエ(vc)

これはフィリップスから出ているフルニエり2回目の録音。アルヒーフの録音と全く違い、より大らかな表現で線が太い。よく歌わせている。

●バッハ/ゴルトベルク変奏曲、パルティータ全曲

レオンハルト(cem)

●バッハ/平均律全曲

グールド(P)

●バッハ/フランス組曲全曲

ヴァルヒャ(cem)

●バッハ/オルガン作品集

ヴァルヒャ、リヒター(org)

バッハについては、バッハ名曲名演アンケートと全く変りません。

●ベートーヴェン/3大ピアノ・ソナタ「月光」「悲愴」「熱情」

バックハウス(P)

はじめて聴いたのはケンプだったのですが、最近はバックハウスを聴いております。

●シューベルト/即興曲作品90−3

ルプー(P)

●ショパン/夜想曲

フランソワ(p)

●ショパン/前奏曲集

アルゲリッチ(p)

●ショパン/練習曲集

ポリーニ(P)

●シューマン/子供の情景

フランソワ(p)


器楽曲はバッハ以外あまり聴かないのですが、まあこんな感じですね。




From skunjp@ To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2003 12/18 17:55

愛の苦しみ

何か昼メロみたいなタイトルですが(^^;;

さて、本日の器楽曲名曲名演です。
 
 6.シューベルト/楽興の時

    フリードリッヒ・グルダ (コロンビア)


昨夜はnujikoaさんに触発されて、久しぶりにグルダを聴きたい!
と思い立ち、シューベルトの「楽興の時」を聴きました。

ベーやんは売ってしまった(アホです)

シューベルトは恐い音楽なので普段はあまり聴きません。
特に後期は恐い・・・(^^;;

極度に美しいのですが、後期シューベルトを聴いていると、心の
真ん中にポッカリ穴があいて、へなへなと力が失せる感覚がある
のです。(彼の「病気」にからんでいるのかもしれません)

でも昨夜は、ぜひとも「楽興の時」を聴きたくなった。
(この曲は後期というわけではないですが・・・)

聴いているうちにスピーカーの前に正座してしまいました。

何という音楽!

この曲はピアノ独奏曲ながら彼の本領である歌曲のエッセンス
が詰まっていますね。

シューベルトが書いた文章に下記のようなものがあります。

 「僕が、愛を歌おうとした時、愛は苦しみになった。
  そして苦しみを歌おうとすると苦しみが今度は愛になった。
  愛と苦しみとは、こうして僕を2つに裂いた。」

・・・これはシューベルトの本質だろうと思います。

たとえば「楽興の時」第2曲は、最初おだやかに始まりますが、
中間部で突如、胸をかきむしるような懊悩に満ちた楽想が響き、
そしてすぐに転調して、あきらめに似た平穏なメロディーに
変容するのです。

・・・この辺りが僕的には聴き所ですね。(^o^)

彼の音楽には、普遍的な「郷愁」がある。

とてもなつかしいんです。そして、悲しいんだけど、そこに
静かな平穏がある。

グルダの演奏もまた完璧です。

僕はこのように完全で凝縮度が高く、しかもリラックスしていて
人間的なシューベルト演奏を他に知らない。
一瞬、グルダのシューベルトを知らない人は本当に可哀想だ、とまで
思ってしまいました。(言い過ぎ?(^^;;)

演奏は細やかで自然なアゴーギクがたゆたい、それが簡潔に飾り
気なく提示される。この辺は、一方の名演ブレンデルのものと
正反対。
ブレンデルには、本質と同時にいろいろな装飾的要素があり、
そこがまあ面白いんですが、グルダには本質だけがあるんです。

彼の演奏を小粒と評する人がいるけど、とんでもない!

簡潔ではあるけれども、グルダの演奏のスケールの大きさ!
ピアノから圧倒的なフォルテまでの幅の広さ!
感情の吐露と抑制。その完璧なコントロール!

「簡潔」と「小粒」をいっしょにしてはいけない。

pでも音は痩せずに艶があり、強度の高いfがとても美しい。
これは和音を叩くときの指のタイミングが完璧に揃っており、
しかもバランスが最良だからです。


※nujikoaさん、ニコライエワの晩年のライブはやや
 マニア向きかもしれませんよ。(^^;;
 僕はそれより晩年のスタジオ録音「フーガの技法」が欲しい
 ですねー。(・・・ごっつう高いんですよ(^^;;)