クラシック音楽掲示板


目次
過去記事 <<(全1000件)>>

To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 04/15 16:32

最近手に入れたCD

●マーラー/交響曲第3番ニ短調

●マーラー/バッハによる管弦楽組曲

ペトラ・ラング(メッゾ・ソプラノ)、プラハ交響合唱団、オランダ児童合唱団
リッカルド・シャイー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

録音:2003年5月5-9日 アムステルダム、コンセルトヘボウ〈デジタル録音〉

これから、ゆっくり聞きたいと思います・・・。感想はのちほど。



【今日の音楽】


●バッハ/カンタータ第70番「目を覚まして祈れ、祈りて目を覚ましおれ(Wachet! betet! betet! wachet!)」BWV.70

ニコラウス・アーノンクール指揮
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス/テルツ少年合唱団

テルデックBACH2000

このカンタータはソロ・トランペットがとても印象的な曲で、荒々しく表現されているのがいいですね。2部からなっていて、11曲から成る大曲でもあります。アリアも傑作揃いでありまして、お勧めのカンタータであります。特にソプラノアリア第5曲や、テノール・アリアの第8曲は優れていますね。




From juncoop To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 04/15 16:20

カンタータ第221番「栄光を追い求める者、心の輝きを望む者」

皆さんこんばんわ。春らしくなり暖かくなってまいりましたね。

はーもにーさん、はじめまして。頑張ってHP更新してまいります!


●バッハ伝/カンタータ第221番「栄光を追い求める者、心の輝きを望む者」 BWV221

ヴォルフガング・ヘルヴィッヒ指揮ステインター・バロック・ブレーメン

このカンタータはどうも教会カンタータらしいのですが、バッハの作品ではないと言われております。
しかし、この数日聞いておりまして、このカンタータはバッハの作品であるかないかにも関わらず、とても優れたカンタータだと思っております。作風の癖とか考えますとどうもテレマンではないかと思ってしまいます。
第1曲シンフォニアはドイツバッハゾリステンの名演でも有名なのですが、とても爽やかな弦楽のみの管弦楽曲で、バロックというよりロココ調で優れた楽曲。第3曲のテノールとバスのデュエットがまた印象的で美しい。以下デュエットやアリアが続くのですが、テノールとバスのみをソリストとする楽曲ばかりで、合唱は全くありません。曲のところどころにテレマンかヴィヴァルディなどの影響が見られまして、ペルコレージにも共通するものも感じられなくもありません。この作品はどうも、バッハより後の時代人の作品をバッハ自身がなんらかの形で、使用したのではないかと思われますが実際はどうであったのか?
しかし作曲者不明にもかかわらず、とても優れた作品ですね。





To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 04/10 20:51

バッハの消失又は偽作の世俗カンタータ

世俗カンタータというよりも、教会カンタータといったほうが、正確です。

以下のものがあるみたいです。

カンタータ第216番「満ち足れるプライセの都よ」(断片)

BWV216a祝賀のカンタータ「選ばれしプライセの都よ」(音楽消失)

偽作 カンタータ第217番「主よ、我らが境遇を忘れ給うな」

偽作 カンタータ第218番「希望の神があなたを満たしますように」(G.P.テレマン作)

偽作 カンタータ第219番「見よ、獅子は勝利した」(G.P.テレマン作)

偽作 カンタータ第220番「心と声をもって主を讃えよ」

偽作 カンタータ第221番「栄光を追い求める者、心の輝きを望む者」

偽作 カンタータ第222番「我が人生の息吹が費えようとしている」(J.E.バッハ作)

カンタータ第223番「我が魂は神をほめるべし」(断片)

BWV224 アリア「身を引き離せ、傷付いた心よ」

From はーもにー( HP ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 04/10 17:13

おはつです!

はじめまして・・・
自分、バッハはすごく好きなので、とてもいいHPに出会えて嬉しいです。
今後ともよろしく。
更新頑張ってください!

To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 04/07 22:07

今日の音楽

皆さん、こんばんわ。

今日は、仕事のストレスやらで、例の発作が出まして久々にCD買ってしまいましたとさ。

●ベートーベン/交響曲全集

バーンスタイン指揮ウィーフィルハーモニー管弦楽団

これはかなり定評のあった録音。グラモフォンで、4500円

●バッハ/世俗カンタータBWV218〜222

ヘルヴィッヒ指揮ステインター・バロック・ブレーメン

この世俗カンタータBWV218〜222はバッハの偽作で同時代人のテレマンやエルンスト・バッハなどの作品であるが、バッハの真作でないにしろ、興味深い作品で、優れております。

●ヘンデル/合奏協奏曲作品6全曲

ホグウッド指揮 ヘンデル・ハイドン・ソサエティ

古楽器による演奏ですが、コレギウムアウレウム合奏団ほどの優雅さはないにしろ、ホグウッドらしい気品の良さは感じられます。

●バッハ/イギリス組曲第1番、3番、6番

ペライア(ピアノ)1300円

ペライアのイギリス組曲は誇張もなく癖もなく、とても自然な演奏で、ロマン的な古い演奏スタイルかもしれませんが、優しさが感じられ、学究的な冷たさもなく、これまで聞いた同組曲では最も愛着のある演奏ですね。


これから楽しみに聞いていきたいと思います。毎日がこれで救われる・・・。



To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 04/04 12:56

今日の音楽

皆さん、こんにちは・・お久しぶりです。

新年度もはじまり、年度末の忙しさも終わり、ゆやれやれですね。


葛の葉さんのHPで、カンタータ第82番聞かせていただきました。ハンス・ホッターの独唱なかなかいいですね・・。
オーケストラと指揮者は誰なのか知りたいです・・。

この82番は56番と並んでバス独唱カンタータの優れたカンタータですね・・。


【今日の音楽】


●バッハ/カンタータ第190番「主にむかいて新しき歌を歌え」

ヘルムート・リリング指揮
シュトゥットガルト・バッハ合奏団/ゲッヒンゲン聖歌隊

何回聞いてもいいカンタータであります。冒頭合唱といい、各アリアも優れた音楽から成ってまして、絶対のお勧めです。今のところ、リリング、鈴木雅明、コープマンしか聞いたことがないのと、他のアーティストがなかなか録音してないのが残念なところです。優れたカンタータなのですが。



From 葛の葉( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 03/28 23:31

お久しぶりです

最近は、ホームページの更新をちょっとずつやっています。
次はカンタータ第70番で、これがバッハのライプツィヒ初年度の最後を飾るものとなります。
(やっとここまで来ました。)
他には、ハンス・ホッターのカンタータ82番、MP3(32Kbps)で収録しました。

一度のぞいてみてください。

http://pine.zero.ad.jp/kuzunoha/cantata/

From juncoop To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 03/28 12:26

今日はなんとか・・休みになりました。

皆さん、こんにちは。。
年度末で仕事も忙しく、職場では入院する人も出まして、休みも取れなくなりつつあります。
まあ今日はなんとか休みが取れまして、のんびりしております。

最近は皆さんもお忙しいようで、このHPも閑古鳥状態なのですが、しかたがありません。

はやくゆっくり落ち着いてバッハが聞ければよいのですが、なかなか余裕が゛ありません・・。

BACH1000を再開もしたいですのに、4月になれば少し落ち着くかもしれません・・・。


To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 03/23 18:27

今日は休みで・・・

先週の土日が仕事でしたので、今日は代休をとってます・・。

skunjpさん、いろいろと有難うございます・・。

最近私もバッハはカンタータを聞きがちで、ラミンの43番はお気に入りとなってます・・・。

最近あまりCDを見に行っておりませんのですが、

アランの最新のバッハ・オルガン全集(古楽器使用)8000円程度で14枚組とか、バーンスタインとウィーンPOのベートーベン交響曲全集が4000円とか、シャイーのマーラー/交響曲3番+バッハの管弦楽組曲マーラー編とか、ちょっと手に入れたくなるCDも出ておりますね・・・。金欠なので辛い・・・・!!

徐々に元気になりたいと思います・・・。



From skunjp To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 03/22 21:33

生きる・・・

juncoopさん、本当に生きるということは
大変な事ですね。

このシンドイ人生の荒波を乗り越えても
その先に死しかないとしたら・・・
それはあまりにも「不条理」です。

僕はバッハのカンタータによって最高に
癒されます。それは、今日一日生きる力を
与えてくれるからです。

・・・今聴いたのは139番、リヒター。

To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 03/17 19:34

苦悩する毎日・・・

皆さん、ご無沙汰しております。最近は苦悩する毎日でして、精神的にも決してリラックス出来る気分ではありません。
このHPに書き込みする意欲もなかなか出ない毎日です。

常に不安を抱え、癒されることがありません・・。

せめてバッハだけを聴くことが癒しになっております・・。


From skunjp To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 03/03 18:15

ヘルゲンブロックのマニフィカト

またまたお久しぶりです。

いやあ、僕が企画した新教材制作もいよいよ大詰め・・・
校正で目がシバシバしてます。 :−)

でもいいものが出来そうですよ。 
どうぞ見てやってください。 http://www.tokyo-sim.com/thun/


さて、音楽の話・・・

僕はもう基本的に、CDを買わないと決めました。
(その分家族に楽させたい)

そして、新譜についてはPCMラジオでカバーする。
だって、結局CDを買っても、何度も聴いて手元に置いておきたいのは、
一握りのアイテムに過ぎないとわかりましたから・・・(音楽の一回性?)

そんな中で最近感銘を受けた新譜は、ヘルゲンブロックのマニフィカト。
確かアマデオさんもふれておられましたが・・・

ヴィヴィッドな大変素晴らしい演奏です。
声楽も非常にヴィヴィッドなら器楽もそれに輪をかけてヴィヴィッド。
それが覇を競いながら対位法的厚みを倍加させている。

ヘルゲンブロックで、「変ホ長調版」の良さを初めて感じました。

From 後藤恭子( HP ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 03/03 11:02

チェコのノスティッツカルテット来日

ノスティッツ弦楽四重奏団「室内楽のプリズム
4月10日(土)津田ホール
会場:18:30 開演19:00
入場料:5000円(ネット上購入は4000円)全席自由

ライヒャ:フルート五重奏曲 イ長調 作品105
ブラームス:ホルントリオ  変ホ長調 作品40
ブラームス:ピアノ五重奏曲 へ短調 作品34

ソリスト:ピアノ 後藤宏一
     ピアノ 平林裕子
     フルート後藤恭子
     ホルン 栄野川勉

From juncoop To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 03/02 23:57

juncoopの勝手な言い分!!

皆さんこんばんわーー。

葛の葉さんメンデルのご紹介ありがとうございます。参考にさせていただきます。

さて、今日はバッハのロ短調ミサ曲についてjuncoopの勝手な言い分を書きましょう。


バッハのミサ曲ロ短調ですが、いろいろと聞きました。

リヒター2種、ヨッフム2種、カラヤン、コルボ2種、リリング、ミュンヒンガー、クレンペラー、チェリビタッケ、シュライアー、マゼール、クリストファーズ(古楽器)

この14種の演奏で一番心引かれる演奏は、

ヨッフムのバイエルン放送1957年のミュンヘン・ライヴですね。リヒターのスタジオ録音もいいのですが、

ヨッフム、コルボ、リリングの3人はやはり好みの演奏となっております。もちろんクレンペラーの演奏も感銘を受けるのですが、ちょっと聴く前にリヒターと同じような気構えがいります。

カラヤンは、かなりまともな演奏で、聴きやすいのですが、なーんか違う!!

リヒターの東京ライヴも違和感がありますし。

無難な演奏としてはミュンヒンガーやシュライアーなんですが、ちょっと物足りないかもしれません。

マゼールはベルリン放送交響楽団で昔はかなりお勧めとなっていましたが、私には違和感を感じざるを得ません。

この曲の魅力を最大限に惹きつけている聞き手はマゼールで、そうでない聞き手はヨッフムが指揮したもの等を好むなど、という批評がありまして、激怒していたことがありましたが、ヨッフムいいですねーー。

ロ短調ミサはヨッフム指揮バイエルン放送交響楽団を一番にお勧めする私は、この曲の本当の魅力がわからないのでしょうかね?


From 葛の葉( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 03/02 21:39

メンデルスゾーンの宗教曲2

具体的にCDをあげますと、
まず、最近Brilliant Classics から、Mendelssohn Choral Worksという10枚組のボックスセットが出ています。
これはメンデルスゾーンの宗教曲を集成したものらしいのですが、
ともかくこれを聞くことによって、メンデルスゾーンへのイメージはほとんど全く変わってしまうのではないかと思います。
バッハの音楽に見られる「痛切さ」が、メンデルスゾーンにそのまま生き続けているのです。
その中で、私が特に好きなのは、8曲の「コラールカンタータ」です。
特に「血潮したたる」をテーマにしたカンタータなど、バッハにも劣らないできだと思います。

このボックスを買ってから、他のCDも注意して見るようになり、他にもすばらしい演奏を経験しています。

To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 03/01 20:18

最近は・・・・・

皆さんこんばんわ、寒くなりました。

最近は私も、CDばかり聞いてるだけでは我慢ならず、器楽などやってます。

下手ですが、ヴァイオリンとかチェロ弾いてまして、難しいですね。

お馴染みヤフーの音楽チャットでは、自演を公開する人が多くなり、大半がやはり音楽系の大学卒業の人たちで歯が立たないのですが、私も下手なヴァイオリン練習してます部屋とかつくりまして、集まった人と交代でいろいろ弾き合いしまして、下手ですが楽しんでおります。

ヴァイオリンはかなり難しいのですが、チェロを少し習っていただけになんとなく弾ける程度でありまして、レパートリーを広げていきたいところ。しかし鍵盤はなかなか上手くなりませんし、1曲完成するのが至難の業ですねーーー辛い。

skunjpさんのようにフルートなど吹けたらいいのですが。

アマデオさん久しぶりです、モーツアルトの管弦楽などいいですねーー。私は最近ハイドンやモーツアルトの室内楽を聴くようになってまいりました。年が増すごとに室内楽の響きがなんともよくて、ホッコリしてます・・・。

葛の葉さん、メンデルスゾーンの宗教作品がバッハの影響が大というのは、とても興味があります。メンデルスゾーンの作品では、オラトリオ「エリア」の存在だけは知っているのですが、まだ聞いておりません。よかったらメンデルスゾーンのお勧めの宗教作品をご紹介ください。


From アマデオ( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 02/29 22:21

モーツアルトのディヴェルティメント

 管楽器のためのディヴェルティメントK213K240K252K253K270を
聞きました。何年も前に買っていたディスクなんですが、アンサンブル・
ゼフィロという団体です。これを聞いていると、本当に美しいのです。
僕がまだ十代のころ、ベートーヴェンを聴きながら、モーツアルトは
美しいだけ、他には何にもない、とか考えていましたが、不遜でしたね。
これは小品ばかりですが、本当に美しいです。人間の喜怒哀楽をすべて
美しい音楽にしたモーツアルトは、本当にすばらしい音楽家です。
 ディヴェルティメント自体は、オーボエ、ホルン、ファゴットの小編
成のアンサンブルで、
大変楽しいものです。いやー、美しい。美しいことに感動します。

 最近、2000年録音の、アーノンクールのマタイをもう一度聞きました。
買ったときは、アーノンクールらしからぬ、オーソドックスな演奏だ、
と感じたのですが、ところがどっこい、聞き直したら、そうじゃない。
細部にわたるまで、非常に練られた演奏で、福音史家もプレガルティエンの
冴えた歌唱でまとめ、独唱も非常に歌唱がいいのです。合唱もすばらしいし、
音楽の推進力で引き込まれてしまいます。これは名演です。ただ、嫌いな人は
嫌いだと思います。全体に大変速い演奏ですし、ちょっとあっさりしている
所もあるからです。
 このディスクで、おまけがあります。クイックタイムのデータで、マタイの
自筆総譜を見ながら、音楽が聴けるというのが入っているのです。これは良いです。
僕は、ちょいちょい見ています。「この人は神の子だったのだ」の合唱の
十字架も、自筆総譜ではっきり見ることができます。このおまけはすばらしい。

 では、月曜日から頑張りましょう。

From 葛の葉( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 02/28 23:43

メンデルスゾーンの宗教曲

最近、私の一番愛する音楽は、バッハ、メンデルスゾーン、シュッツ。
「心の平安」を得られる音楽、として、この3人の作曲家には1本の筋が通っているようです。

特に、メンデルスゾーン。
ロマン派の時代に、バッハのカンタータがしっかりとうけつがれているのは感動です。

To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 02/25 21:04

今日の音楽

皆さん、こんばんわーー。昼暖かくなってまいりました。しかし明日は寒くなるかも・・・・。健康に気をつけてください。

今日は、久々にリヒターのマタイ受難曲を聴いてます。

montさんお久です。マタイ受難曲の翻訳ですか!!素晴らしい。
montさんの研究熱心さとマタイに対しての情熱と掘り下げ方には脱帽ですねーー。いつかマタイ受難曲についての論文や本を出されるのではないかと、思ってきました。恐ろしい・・・。

ところで最近ヤフーチャットのとある音楽部屋で、イギリス組曲の聴き比べがありました。ピアノによるもので、ペライア、シフ、グールドを聞き比べたのですが、格式ばったのがシフで、グールドについても別の意味で格式ばった立派な演奏でした。ところが、ペライアによるものはなんと、自然で暖かく、ソフトな演奏なのでしょうーー!!私はペライアのバッハを聞きたくなったのは言うまでもありません・・・。



【今日の音楽】

バッハ/マタイ受難曲BWV244

カール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管弦楽団/合唱団/ミュンヘン少年合唱団

シュライアー(福音史家)シュラム(イエス)ニムスゲルン(B)ドナート(S)ハマリ(A)ラウベンタール(T)ベリー(B)

1971年5月/ミュンヘン録音

前にもご紹介しました、リヒターのマタイの1971年録画版でありまして、リヒターの通奏低音チェンバロと指揮によるもの。派手なリヒターのチェンバロが鋭く、より劇的な雰囲気が出ています。シュライアーのエヴァンゲリストもかなり激しく、緊張感が聞き手に迫ってくる程であります。この録音は、1959年や1979年のスタジオ録音を上回る出来かもしれません・・・。


From mont_54 To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 02/20 23:55

人生いろいろ、人それぞれ・・・ですね

この言葉どこか物悲しさを覚えることがあります。
でも、実際そうなんですよね。
人には聞いてみなければ分からない事情や考えをもっていたりする。


nujikoa さん、
そうでしたか、未だに入手出来ずにあったとは・・・
それとは知らず、一人勝手に盛り上がってしまって(申年につき反省)

しかし、現代最新の流通も一皮むいてみれば大したことないですね。
ビジネスモデルだの、流通革命だの言ってる割には
社会全体(特に企業)がサービスに対する自覚と責任をもって欲しい。
 

葛の葉さん、
マクリーシュのマタイに対する僕の印象ですけど、
まるで物語りを読んで聞かされているような、見事な説得力だと感じます。
表現力の豊かさでは他を圧しているかも知れません。

グッテンベルグに対する所見
>その劇的構成がバッハのテキストと音楽の流れに沿ったものかという・・
なるほどそれは見識ですね。

ただ僕はむしろ逆に
「バッハのテキストの中に潜在し(隠され)ている劇的な要素」
これを発掘するのも、後世の音楽家の優れた功績であろうし、権利でもある。
その点においてはグールドも同様であると考えますが、いかがでしょうか?
 
 
skunjp さん、
ずいぶんお久しぶりでしたよね。

>約三分の二を処分
出来ない。スペースの許す限り派の僕にはとても(←相変わらず子供)

いつの間にか25〜6枚程に増えてしまったマタイ・コレクション
将来7〜8枚に整理する日がはたして来るのでしょうか? (@@?


juncoop さん、
>キーボードやチェロ、ヴァイオリンを弾いて公開披露とかしている・・
いいですねー。

僕は今、先日物置から探し出してきた学生時代の独和辞典を片手に
マタイの全訳に挑んでいます。今度お金が入ったらもう少し例文の
豊富に載っているまともな辞書を買おうかな〜?なんて・・・(^^ゞ


To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 02/20 19:57

週末になり・・・

皆さん、こんばんわ、かなり暖かくなってきました。

週末になりまして、明日から、石川県にスキーへやっと行くことができます。

まあ今シーズンは今回限りですねーー。スキーとスノボーを両方持っていくことにしました。


ところでBACH1000の方をなんとか再開したいと考えております。カンタータは数種の演奏を揃えておきたいものの、経済的にそれも無理がありますので、限られた演奏でBACH1000を続けていきたいと思います。今はまだBWV57の途中のままですので、頑張ってカンタータを聴いていきたいと思います。


最近のjuncoopなんですが、相変わらずyahooの音楽チャットでウロウロしている状況でありまして、自分の部屋で音楽をかけながら、下手なキーボードやチェロ、ヴァイオリンを弾いて公開披露とかしている有様でして、安い遊びとなっていますーー。


From nujikoa( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 02/20 19:50

skunjpさんのお気持ち、

よくわかるような気がします。

いやいや、まだまだ絞り込みが足りませんよ!(・・・というのは冗談ですが^^;)

恐縮ですが、ワタクシゴトをいろいろと話してみたくなりました。
お付き合い頂ければ幸いです。↓↓
***
私は、この掲示板、それからその前のヤフーの掲示板で皆さんとお会いした当時の所持枚数は、クラシック全体で僅か20枚程度!でした。

それまでに200〜300枚は買っていたように思いますが、
やはり、段階的に処分をしていったのでした。
それは、何故だったのか思い出せませんが、他ジャンルは残して、クラシックだけをリストラする作業でした。

(ちなみに5〜6年くらい前だと、CDの買取り値は今よりはるかに高かったですよね!?^^)

CDを手にとってジーっと眺め、処分するか残すか決定する仕分け作業。
これを真剣にやると、「本当に自分の支えになる音楽」というのがわかってくるんですね〜

当時の約20枚たちは、当然、今も生き残っています。
何度も繰り返されたリストラをくぐり抜けたのですから、それは愛着のある相棒です。

・・・ただしこれって、「聞き比べの愉しみ」を放棄する作業ですよね。掲示板(皆さん)に出会って、その愉しみを教えていただいたのは本当に嬉しいことでした。

私の現況:以前のような「月に十枚も二十枚も買う」ペースはすっかり衰え、増加スピードはかなり低くなっています。

かといって、減ることもない(最近の買取り値段の不当な安さといったら、まったく・・・!)。
こんなことなら、不要になったCDは誰か音楽好きな人にあげたほうがよっぽどましです。(実際そうしてます)


From skunjp To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 02/20 15:14

お久しぶりです

皆さん、こんにちは。

大変ご無沙汰してしまいました。

人生には転機というものがあるようです。
それまでの価値観がガラガラと音を立てて崩れてしまう時が・・・

最近示されるところがあって、手持ちのCD約1000枚のうち、
約三分の二を処分しました。

持ちすぎていました。

そして、そのためにやや犠牲になったものがありました。

・・・たとえば家族への愛とか。

今はとてもスッキリした気分です。

それに、これまではあれも聴きたいこれも聴きたいと思っていまし
たが、バッサリ処分してみると、本当に自分に価値ある演奏は
ごく僅かであることがわかりました。

たとえば、リヒター、ヴァルヒャ、グールド、シェリング、シゲティ、
カザルス、フルニエ、リヒテル、シフ、リリング、それに鈴木さん
・・・等々

これらは、学生時代から聴きなじんだ月並みなものではありま
すが、僕の聴盤人生で残ったものは、結局上記の演奏でした。

今まで僕にとって価値のあるものは鑑賞アイテムとしてのCD、
つまり「モノ」でありました。

しかし、今は「モノ」よりも「時間」の方が大事です。

残されている人生時間が限られているとしたら、自分にとって
本当に価値のある演奏だけを聴いていきたいと思います。

では・・・

From juncoop To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 02/19 14:31

やれやれ試験も終わり・・

皆さんこんにちはーやれやれ試験も終わりホッコリしてます。

しばらく掲示板も休んでおりましたので、ひさびさに書き込み・・。

ところでskunjpさん元気にしてますか?最近姿が見えないのですが、フルートソナタを吹きにいったきり、どこに行かれたのでしょうか???

グッテンベルクのマタイがまた話題になってますねーー。
私は頑なにリヒターを聞いております。

さあ試験も終わったことだし、バッハを聞きまくることにしましょう・・。

ガハハハ・・・


From 葛の葉 To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 02/17 11:08

グッテンベルクのマタイを

全部を聞いたわけではありません。あくまでもおおざっぱな印象です。

緊密に計算し尽くされた劇的構成。随所にはっとさせる表現がある。
現代楽器かピリオド楽器かというのは、それほど意識しません。
所詮、ヴァイオリンがトランペットに化けるわけではないので。

しかし、その劇的構成がバッハのテキストと音楽の流れに沿ったものかという点では疑問が残ります。
何か、それは外から持ち込まれたものという気がして、音楽と言葉に没入できないのです。
見事な出し物を、次は何が起こるのかと期待しながら見ている感じです。

マクリーシュのマタイを聞いていると、音楽と一緒に呼吸している自分の見いだします。
ちょっとした声のニュアンスや、微妙な間、それらが自分の感情を揺さぶり、締めつけ、次に安息を得させます。
音楽の必然が演奏者を動かす、演奏者はまさにその瞬間にバッハを発見し、
思わぬ即興的な表現が生まれる。その感動が聞く者を動かす。
そういう音楽の場を共有できるような演奏だと感じるのです。

端的に言うならば、コラールを共に(祈りつつ)歌いたくなるかどうか、
そこにバッハの声楽曲の演奏の根本があるように思います。
(もちろん、バッハがそのように作曲したのです。)

From 葛の葉( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 02/15 22:55

グッテンベルクのマタイは

以前に話題沸騰の頃、Towerにはいっぱいありましたよ。
その前からよく見かけていたのですが、一応私も買いました。

うーん、今ひとつよく分からない演奏です。

アルト比べの話がありましたが、コジナは欠点も含めてのファンなので、客観的な話はできません。
とにかく好きなんです。
それと、パドモアのエヴァンゲリストは入神の域です。
プレガルディエンよりもさらに心にぴったり添うものがあります。
(いやー、相変わらず主観性満開ですね。)

From nujikoa( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 02/15 10:29

それがmontさん。。。

「グッテンベルクのマタイ」って、全然手に入らないんですよ。。。
店頭で見つからないので、ネットで注文してみるんですが、
1ヵ月経って「まだ届きません。待ち延長しますか?」
「はい」
また1ヵ月後に「まだ・・・。・・・?」
という具合で、諦めてしまいました。
まぁ、東京に出る機会を得たときにでもすかさず探してみます。

From mont_54 To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 02/14 00:29

マタイのアルト聴き比べ(その幾つか?)

ついでに・・・
今すっかりイレ込んでいるネタ(古いネタではありますが)で
引き続き勝手に書かせていただきます。


マタイ第2部の冒頭を飾る魅惑のアルト・ソロは
第30曲のアリア「今、私のイエスは去って行かれた」
イエスが居なくなってしまった事への深い悲しみ、さらに連れて行かれた
イエスの身を案じる限りない慈しみにあふれる、実に官能的な曲ですねー
大体「私のイエスはどこへ行ってしまったの?」なんてセリフからして
もうジ〜ンときますね(いつもここでエクスタシーに達する・・・笑)

それにつけても
グッテンベルグ盤のアンケ・フォンダンクはいいですね〜。実にいい〜。
いきなりの「ACH−−−」で始まる長〜いメリスマが聴き処でもありますが、
この人のノン・ヴィブラ〜トときたひには、それはもう実に見事ですねー。
ナンたって入り方が凄い。かすかに揺らぐ水面に、音も波紋も立てぬように
落ち葉で編んだ小舟をそっと浮かべるような、それでいてどこからともなく
吹き込む風に揺らぎ出す水面のように、そそとクレシェンドをかけてくる。
長〜いメリスマの中では、ナント声色に変化をもたせてる(信じられん)
これはもう官能の極致、不謹慎な話、欲情の喚起をすら覚えてしまいます。

葛の葉さんがマクリーシュ盤でお気に入りのBoss und leu ですが、
サビの部分、Das die Tropfen 〜で見せる絶妙のスタカートなんか
まさにこぼれ落ちる涙の一滴の粒々感がとても良く出ています。
(やったね!グールド的でとってもグ〜です)

全体に抑制的なヴィブラ〜トは古楽の特徴でもありますが、

それとは正反対にフル・ベンやヨッフム、それにミュンヒンガー盤などで、
振幅の大きな熱いヴィブラ〜トを聴かせてくれるのがマルガ・ヘフゲン。
まるでヴィブラ〜トに命を賭けているように凄っい気力・迫力ですよね。
万事に控えめ好みの僕ですが、へフゲンのヴィブの迫力には完全に脱帽。
なにせ上手い!上手すぎる。ここまで来るともうシツコサを通り越して
既に超越された空間に到達しています。これはこれで一つの究極(拍手)

リヒター盤のヘルタ・テッパーと並びアルト歌手の双璧と言えるでしょう。

メンゲルベルグ盤のイローナ・ドゥリゴはまた別の意味で凄いッス!
こちらは、年増女の厚ぼったい情の深さを感じさせるのが最大の特徴。
確か僕の計算に間違いがなければ、この録音の取られた1939年当時は
オン歳58才であったはず。
洗練された美空ひばりって感じかな?(熟女の魅力もまた良いものデス)

これらの魅力はカウンター・テナーでは絶対に味わえないです。
(またCTの悪口になってしまった。CT好きの皆さん申し訳ないです)

しっかし・・・・
こうしてボク自身のカキコを見直してみると、昔からそうであったように、
話題が女性に触れると途端に品性の崩壊を感じますね(曝)

でもでも・・・・
ある意味「一貫性」があって、且つ特徴的で良いでしょう?(^^;


今やグッテンベルグ盤のマタイはグールドのゴルドベルグと共に、
私の生涯の財物(たからもの)となりそうです。
情報を頂いたskunjp さんや、このHPを運営されているjuncoop さんには
あらためて感謝です。(あたまにグのつく音楽家に弱いmont_54)

何せこの僕が「グールドの・・・と共に」と前置きを付けるくらいです。
その感動の大きさをお察しください。

From mont_54 To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 02/14 00:27

すんませーん

皆さん、かなりのご無沙汰でした。
すみません、自宅のPCがイカレてしまい、ロムも出来ずに・・・
過去ログも読んではみましたが、最近の状況がよく分からなくて
でもマタイの話が出ているようなので乱入します。
もう遅いかも?(^^;

葛の葉さん、アマデオさん。
「合唱の自発性」って、う〜む・・・・難しいテーマですねぇ。
なんとなく感じとして捉えるのは出来そうな気はしますが、
でもこれって、
人数と反比例するとか言う単純な問題じゃないんですよね?

ただ一点だけ、あえて反論めいた事を言わせて下さい。
たとえば「バラバを」とか「十字架に架けろ」といった群衆の
叫びなどは、自発性よりもむしろ群性の方が適しているのでは?

イエスを死に追いやる人々の怒りなどは、恐らく群衆心理の典型
であろうし、とても人間の理性のなせるわざとも思えません。
(個人的願望としても、そうであって欲しい)
また時としては、自発性より群としての意志の塊みたいな表現が
盛り込まれている方が、叙述的な効果が表出して良いと思います。

マクリーシュ盤に関しては、
とてつもなく意欲的(野心的)な作品で良いと思います。
あれ?
ひょっとしてこれが「自発性」という事なのかしらん?

To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 02/13 20:11

とある掲示板で・・・・

ある掲示板で以下のように書いてありました。

「3月にスカパーのクラシカジャパンでリヒターの「マタイ受難曲」と「ロ短調ミサ曲」が放送されますよ。

クラシカ・ジャパンホームページ
http://www.classica-jp.com/ 」


残念ながら私は、スカイパーフェクトTVを契約していないので、見られない・・・・残念。


nujikoaさん、お久しぶりです。

貴方のおっゃるとおりです。私はこの世の辛さについては音楽を聴くことで耐えております。
貴方の言われるとおり時には音楽を聴く元気がない時もあります。

今日はヴィヴァルディの「聖なる墓に」を聞いているほどですから、私の心境もお察しいただけるかと思います・・。

辛い・・・・・・・。