クラシック音楽掲示板


目次
過去記事 <<(全1000件)>>

From juncoop To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 10/04 20:03

試験も終わって・・・

皆さん、おはようございます・・・。昨日、国家試験1級小型船舶試験も終わり、なんとか満点がとれて、家に帰って爆睡しました。

さて、来年の春からは、船で活動でもさせていただきます。

BBSのほうに皆さんから多数の書き込みいただきまして、有り難うございます・・。これからゆっくり読ませていただきます。

バッハの音楽のほうは、昨日から聞き出しております。

●ヴェルナーのバッハ/カンタータ集第1巻

素朴な演奏ながら、とても人懐っこい演奏で、安らぎます。リヒターのような緊張感を求めることは出来ませんが、こういう南ドイツらしいあたたかい表現の演奏も魅力があります。今後も2巻が出ますが、輸入盤が5千円代になって仰天しております・・しかもCD10枚組が。
お勧めのカンタータはBWV104、149、147、118、61、31、200番などです・・。


【今日の音楽】

●バッハ/ミサ曲ロ短調BWV232

オイゲン・ヨッフム指揮バイエルン放送交響楽団/合唱団

フィリップス/1957年ライヴ

久々にヨッフムのミサロ短調を聞いてます。ヨッフムはドイツ伝統のカペルマイスターと呼ぶにふさわしい人で、その解釈は信頼出来ますね。著名な指揮者だけにその演奏は万lに感動を与えます。彼はバッハのマタイ・ヨハネ・ロ短調ミサ・クリスマスオラトリオの四大宗教作品を録音した数少ない指揮者でもありますが、その演奏は一聴に値いたします・・。ただマタイだけはいただけません。ヨッフムのお勧めは、ヨハネ・ミサロ短調、クリスマスオラトリオが優れております。このミサは2回録音してますが、70年代の同オケとのスタジオ録音の演奏も大変素晴らしい出来となっております。しかし古いステレオ録音であるこのライヴ盤はやはり生々しい雰囲気が聞き手に迫ってきて、とても緊張感のある演奏といえます。リヒターやクレンペラーのような厳しさはないかもしれませんが、演奏全体のバランスとか、表現効果といったものを考えると、一番納得出来る演奏ですね。


From 日向 沙羅( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 10/03 05:57

購入CDに関する第3弾

皆様こんにちわ、日向です。
このところ連続カキコになってしまってすみません。
やっぱり購入したばかりのCDは、
何を置いてもまず聴いてしまいます。
寝かせていても熟成するものではないですしね。
もっとも、聞き込んで私達の中で熟成するというのはありえます。

@フーガの技法 cemb.モロニー

前回のフレットワークに続く第二弾。
日向は全てを網羅しているわけではありませんが、
グールド、ヴァルヒャも聴いているので、
一応複数楽器でフーガの技法を聞いていることにはなると思います。

フーガの技法はなんとなく頑固一徹親父っぽいところがあり、
堅く理屈っぽい部分もあります。
しかしその部分を受け入れてしまえば非常に美しい曲が多い。
楽器も非常に多種な演奏があり、
しかも比較的どれもハズレがないので、
この楽器ではだめだぁという方でも、
どれかがフィットすると思われます。

日向個人としては、チェンバロの趣きがハマる曲と、
オルガンの響きがジャストな曲とがあり、
どちらにすべきだとか一方的には申せません。
ただ未完フーガに関してはチェンバロよりオルガンの方が、
多声的融和感がよりダイレクトに伝わるので好みです。
モロニーの演奏自体は、癖もなく安心して聞けました。

Aミサ曲ロ短調BWV.232 シェルヒェン指揮

メンゲルベルクでも感じたことですが、
この頃の演奏はメリハリというにはやや行き過ぎの、
極端なテンポ付けというのがよくあるようです。
シェルヒェンのこの演奏もメンゲルベルク同様、
途中で投げ出してしまう方があっても不思議ない。
そう思わせる匂いが充満してます。

ただロ短調ミサの場合マタイに比べればそれ程重くないので、
まだ聞く方の気持ちは楽ではあります。

それにしてもこのミサ曲はまた極端な印象です。
短調部分での超どんよりムードと、
(すこぶるテンポは遅い。アリアはそうでもないんですけどね・・・)
長調部分でのえらい軽さ。
特に浮ついた感じがするトランペット(とファゴットかな?)。
妙に間延びした感じのするバイオリン。
第4曲中間や第11曲冒頭ではちょっと笑ってしまったし、
クレド第1曲目の非常な速さと2曲目の遅さには驚きました。
後半の長調は、どれも異様にテンポが速い!
時々オケと声がばらばらになってるし。

日向の場合リリングやリヒターなど、
自分の琴線に触れる素晴らしい曲があった演奏家だと、
同じ演奏家であってもそこまでボルテージが上がらなかった時、
評価が非常に厳しくなる傾向がありますので、
(つい”あれはあんなにいい演奏だったのに!”と思ってしまう)
感想は全くアテにはなりません。
もっとも最初から独断と偏見ではありますが。

毎回冗長な感想文ではございますが、
御覧下さった方々、本当にありがとうございます。
またCDを購入したら拙い感想を述べさせて頂くかもしれません。
ひょっとすると次はリリング全集か?
これは長いぞー。

From juncoop To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 10/01 21:09

試験勉強中ですが・・

皆さん、こんばんわ・・。

試験前で勉強中ですが・・しばしの憩いに・・

マーラーのアダージェットをワルター指揮ウィーンフィルで聞いてます・・。

ただ美しいばかりの音楽ではあるが、マーラーならではの毒が密かに用意されている・・・・。


From 葛の葉 To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 10/01 12:28

re:世俗カンタータ第216番(結婚カンタータ)

これについては、少し誤解があるようです。

今回(再)発見されたものは「オリジナルパート譜」ですが、
これはもともとよく知られていたものです。
従って、音楽そのものは楽譜にもなっているのですが、
オリジナルパート譜そのものは行方不明になっていたのです。
決して今まで知られていなかった音楽が発見されたわけではなく、
また存在するのが一部の(アルトとソプラノだったか?)
声楽パートだけという状況も変わっていません。

要するに過去から知られていたオリジナルパート譜が再発見されたということです。
(もちろん、価値の高い発見ですが。)
これを再構成(補作)して演奏にまで持っていくことの困難さも、基本的には同じことでしょう。
(オリジナルパート譜が発見されたからと言って、曲の全体的な構成に関する情報が増すことはほとんど考えられません。)

とは言え、これをきっかけにして再構成と演奏に対する動機が高まったのは事実で、
礒山氏と協力して、ジョシュア・リフキン氏がその作業に取りかかるようです。
(最近の大阪コンチェルティーノの演奏会で上記が紹介されました。)

声楽パートに対して器楽がどのようにからんでいくのか、
それこそバッハの神髄のようなことですから、
今まで手を付けられなかった理由は十分に理解できるのですが…

To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 09/30 22:10

世俗カンタータ第216番(結婚カンタータ)

以前から、バッハのカンタータ216番は、歌詞のみ現存し、音楽は失われたとされておりましたが、ASAHI COM の記事によると音楽が再発見されたと、今年の4月に発表されたので、その文章を引用しておきましょう。

われわれバッハ・ファンは一日もはやく、このカンタータ第216番の演奏を聴きたいということは、言うまでもありません。

Asahi.comの記事を以下にそのまま、引用


バッハ幻の譜面、日本で発見 結婚カンタータ初演で使用
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発見されたバッハのカンタータのオリジナル楽譜=3日午前、東京都立川市柏町5丁目の国立音楽大学で


バッハ


 1920年代以降、行方が分からなくなっていたJ・S・バッハの「結婚カンタータBWV216」のオリジナルのパート譜が、日本で発見された。ヨーロッパで活躍し、01年に亡くなったピアニスト、原智恵子さんの遺品の中にあったもので、国立音楽大学の礒山雅(いそやま・ただし)教授が中心になって鑑定、300年近く前の初演の際に使われたものと分かった。

 このカンタータは1728年、バッハがドイツのライプチヒにいた頃、関税吏の娘の結婚式のために書いたもので、縦34センチ、横22センチ大の紙に8ページ、黒のインクで書かれている。

 昨年暮れ、原さんが愛用したショパンのピアノ協奏曲第2番の楽譜に挟まれていたのが見つかり、礒山教授や小林義武・成城大教授らが鑑定を続けていた。用紙や筆跡から、バッハ自身の書いた総譜から弟子のマイスナーが写したソプラノとアルトのパート譜と分かった。

 楽譜はバッハの息子エマニュエルが相続したあと、収集家の間を転々とし、1901年にウィーンでオークションにかけられ、「幻の楽譜の発見」と騒がれた。このときはバッハの自筆と思われていた。その後、20年代以降行方が分からなくなっていた。原さんが結婚したスペインの名チェリスト、ガスパール・カサドさんが「バッハの自筆譜を購入した」と自慢していたという。カサドさんは楽譜の最後の所有者だったと思われるメンデルスゾーンの遺族と親しかったため、この遺族から入手したと思われる。

 国立音大は先月、楽譜を購入したが、普及のため、日独英3カ国語の解説を付けたファクシミリ版の本にして出版する予定だ。

 礒山教授は「最新資料にもとづいて編集された新バッハ全集でも、このカンタータのオリジナル資料は行方不明とせざるをえなかったものだけに、大変貴重な資料だ。これを機に世界各地に眠ったままのバッハの自筆譜などが発見される可能性もでてきた」と語る。

(04/03 11:06)



From juncoop To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 09/30 16:15

試験勉強とは?

皆さん、こんにちは。

skunjpさん、ヌジコアさん、オデットさん書き込み有り難うございます。試験終わったらゆっくり読ませていただきまして、カキコしたいと思います。

ところでjuncoopの試験とはなにか?

さぞ仕事関係の資格試験ではないかと・・・大間違い! ウヒウヒ

実は・・1級小型船舶操縦士でして・・汗

今は必死で海図に定規あてて、緯度と経度とか出してます・・辛い。

それでは、また・・

※日向さんまた、返事 書きます・・・。


From skunjp To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 09/29 16:18

精神の貴族

junさんがちょっと声をかけると、みんな勢揃いするようですねー。
いやー素晴らしい。

と言うわけで、僕もちょっくら書いてみます。
(いつも見てるんですが忙しくてねー)


montさんもウルトラ化されて、さらにパワーアップ、nujikoaさんもついに融通無碍の
境地に達されたようで、ちょっとついていけないくらい(^^;;

しかし受難曲短縮化作戦ならば、マタイ→ヨハネの次はやはり、BWV198番《侯妃よ、
さらに一条の光を》でしょう。

これは一応、世俗カンタータに分類されていますが、実は失われたマルコ受難曲からの
引用から成っているのはご承知のとおり。

・・・実に泣かせる曲ですよ。うん。


さて、nujikoaさんには嬉しいお知らせ。(あるいは財布の危機(^^;;
Skunjpの「最近のオススメ」です。

アイテムは、ギターの尾尻雅弘が演奏したバッハリュートアルバム。
毎日通勤途上で首を振りながら聴きまくり、乗客の皆様のひんしゅくを買っております。

尾尻さんは最初バークリー音楽院でジャズを学んだ後、クラシックに転向。パリ・ギター
コンクールで3位入賞。その後名手バルエコに学びました。

ジャズ出身と言っても粗さとは無縁。とても繊細で敏感。そして、まずバッハ特有の対位
法の描き分けが素晴らしい。それにバッハをじっくりと慈しむように弾いていて、とても
感動的です。

特にチェロ組曲No5を編曲したト短調のサラバンド。ポツンポツンというつま弾きが
現代的な孤独感を絶妙に表出していて、夜暗い部屋でひとり聴いていると、独身時代の
あの境地「精神の貴族」に戻れます。

尾尻さんはこのようなナイスガイです。
http://www.japanarts.co.jp/html/JA_artists/guitar/ojiri_1024/pro.html


追加

交響曲はやはり大作曲家達が力こぶを入れて書いてますから、さすがの力作が目白押しですよねー。
僕は最近、MDウォークマンながらフルヴェンの運命を聴き大感動、大興奮を味わいました。
ただ、場所が高速だっただけに、やたらアッチェル(アクセル)がかかって危険でした。
よい子の皆さんは真似しないように(^^;;

From nujikoa To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 09/29 06:38

メンデルスゾーン

前置き@
ウルトラmontさん、お久しぶりです!
相変わらずの、新鮮かつ切れ味鋭い分析。。。
一方の私は最近、バッハlisteningも、バッハを語る言葉もすっかり衰え気味(;;)
お忙しそうですが、たまにはウルトラマンのごとく救いにきてくださいね! ^^/
あ、そうそう、「マタイは長すぎる」の解決策。
ぼくなら「ヨハネを聴け」です。これなら2時間で、マタイより1時間短い。
(それでも長いって?。。。こりゃ失礼しました;)
で、ヨハネを真面目に聴けば、必ずマタイにトライしたくなっているはずです。

前置きA
オデットさん、掲示板でもチャットテイストwww
でも、それがまたいいですね〜^^
パガニーニ師匠と呼ばせていただきます。
あまりにもインティメートで、パガニーニのイメージからは想像もできなかった、
「ヴァイオリンとギターのための」音楽・・・
を、紹介いただき、感激してます(目ウロコぼろぼろ;)
で、CD。日本では買えないかもとのことでしたが、
検索してみると結構な数と種類が。早速注文(^^)してしまいました〜
休日のひとときに紅茶でも飲みながら聴いてみたい曲候補 No.1です!


前置きが長くなりました(笑)juncoopさん、投稿ごぶさたしまして、どうも…(汗

最近「あまりにも、有名曲を知らなすぎるよなぁ〜」と反省していた私。
まずは交響曲から出直しです。
・ベートーヴェンの2、6、8(何と!いままで聴いたこともなかった;)を聴き、
・1番、7番は超・久しぶりに聴きなおしてその素晴らしさに「おお〜」と感激、
・マーラーも2、6、9を初めて賞味し、ことに9番の究極っぷりにうなることしきり、
・グレイト!(あんなグレイトな曲をパスしていたなんて・・・)
・モーツァルト(これは聴きなおしをアーノンクールでトライし、ちょっと毒にやられた;;)

「むむ・・・クラシックってすごいなぁ」と
すっかり初心に帰っている(つもりの)この頃です。

で、今度は【メンデルスゾーン】にはまりそうなムードなのです。

第4番「イタリア」を耳にして
<力強い3連符の洪水・・・最高の至福>←これ、ジャズ屋にはたまらないのです(^^;
<シンプルかつ多彩なメロディーの連続>
<1楽章、フニクリフニクラみたいやぁ。イタリア万歳!>オニ〜〜のパンツは破けない〜♪
と、いとも簡単にK.O.されてしまいました。

でまた、定番といわれるクレンペラーのCDを買うと、
第3番「スコットランド」の、森林浴/思索効果絶大な佇まいに感激!
最近の口癖「こんな素晴らしい曲をいままでパスしてたなんて。。。」が一段と大声で出てしまいました。
そもそもクレンペラー(これまた参った!)を聴くのも初めて(-_-; (まったく・・・)

今、最も楽しみに 首を長くして待っている注文が、
ガーディナー/ウィーン・フィルの「イタリア」「宗教改革」のCDです。
ネット試聴で全楽章さわりだけ聴いたのですが、
シャープなフォルムをとりながら、豊潤でふくよかな音色と歌いまわし…一発でトリコ、でした。
第5番「宗教改革」これも、お気に入りになりそうな予感がします。終楽章のコラールなどなんともニクいし^^
(この曲、タイトルの文字通り・・・バッハの80番カンタータと関連性があるようですね)

何の根拠も無く食わず嫌いしていた【メンデルスゾーン】実はかなり好みにあう(相性がいい)のかも?
これから交響曲以外にもいろいろ聴いてみようという思いが湧きます。

※いやぁ〜〜 人にとってはどうでもいいことを
※恥も外聞も無く長々と書き散らしてしまいました。深謝。。。
※でも、でも、言いたかったのは
※「今まで積み上げた(つもりでいる)自分の主義や趣味にとらわれずに、
※一歩(たった一歩)外へ踏み出してみると、果てしない魅惑の世界が拡がっている!」
※という、この一点です。
※要するに、いろいろな音楽を紹介してくださるみなさんのお陰です。(ありがとう)

いつか、こんな私にも
シベリウスやブルックナーにはまるときがやってくるのでしょう・・・きっと。
そのときがまた楽しみです。(^^)/


From odetto To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 09/28 16:44

ご無沙汰しています。

 じゅんさんお元気ですか? HPいつも拝見させていただいてますよ。 私がここに書き込みしたら お笑いになっちゃうんで、しばらく自省しておりました。ww
 でも書いてもいいと言う師匠のお許しが出たので書かせていただきました。へへw
 と言っても ここでの皆様のカキコを見ていたら、私は何にも書く事がありません 皆さんそれぞれ自分のサウンドをお持ちで、とてもとても 私には、書けませんですww
また いいのがあったら 書かせていただきますね。ただいま夢中になっているのは、Vnニストのミルシュティンは昔から好きだったですが。。彼とは正反対の音楽性を持つカンポーリですね。
それくらいかなぁ〜あとパガニーニはギター曲もたくさん作曲していてそういう曲聴いてます。 
 師匠も試験頑張ってくださいね。。(バッハはおあずけ。。(笑)
 では また チャットでよろしくw

From アマデオ( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 09/27 22:41

来ました!

 昨日、アーノンクールの指揮する、モーツアルトのレクイエムが到着しました。コンツェントゥス・ムジクス・ウィーンの創立50周年記念コンサートでの、ライブ録音です。

 演奏は、非常にゆったりとしたテンポの中にも劇的で印象的な表現を織り交ぜ、随所にこれまでにない新たな解釈を織り交ぜています。非常に熱のこもった、しかし静かな演奏です。感動的です。そして、恐ろしい・・・。

 数えてみたら、僕はレクイエムを7枚所有し、版も、ジュスマイヤー、バイヤー、モーンダー、レヴィンの4種類持っていることが分かりました。どうしてこんなに集めてしまったのか・・・。この取り憑かれたような気持ちはなんなんでしょうか。まだしばらく、レクイエム熱は冷めそうにありません。では皆さん、また。

From juncoop To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 09/26 21:32

当分の間・・・

皆さん、こんばんわ。

日向さん、montさんお久しぶりに書き込み有難うございます。それから、アマデオさん、レシさん毎度です・・。

ところで、最近 skunjpさん、ブリリンさんと、ヌジコアさん、オデットさんの書き込みがないのも・・寂しいですね・・・またぜひ、なにか書き込みしてくださいませ。またカンタータの権威の葛の葉さんがたまに書き込みしていただけるのが嬉しいですね。

私、juncoopは、今週一杯、試験勉強で、書き込みやyahooチャットクラシック音楽の友は、お休みさせていただきます。

それでは、来週の日曜日の夜まで、またよろしくお願いします。

ご返事も来週以降にゆっくり読ませていただきまして、書き込みしたいと思います。

それでは、また・・・。


From mont_54 To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 09/26 16:57

現代人にとってマタイは長すぎる

皆さん大変お久しぶりです。(マタイの話題が出ているみたいなので)
我が家の構成員(カミさんと娘)から表題の意見が出ました(それも当然か?)
そこで以前、
N響のオーボエ奏者の茂木さんの話で、面白いコメントを読んだ事があります。
曰く、3時間はどーしても長いという人は、せめて(ペテロの否認)のくだりを
歌詞を見ながらどうぞ。というものでした。

僕もこの提案には賛成です。
ロ短調のアリア(Erbarme dich)はバッハのアリア集には必ず取り上げられる
ほどの名曲です。・・・但し・・・
第38曲の章句レシタティーボ.第39曲の自由詞によるアリア.第40曲のコラール
この3曲はせめてもワンセットで。これらを別々に(例えばアリアだけとか)
聴くよりも、出来れば3曲通しでお奨めしたいですね。

レシタティーボではペテロが、カイアファの屋敷内において人々に問い詰められ
心ならずも3度までイエス(主)を否認してしまい、時ならぬ鶏の鳴き声に、
かつてイエスが予言した自らの裏切りに気付かされ、慟哭する。

続く第39曲アリアでは、そのペテロの慟哭を主題(アフェクト=情念)として、
神の許し(憐れみ)を乞う良心(信ずる心)を劇的に詠いあげる。

3曲目のコラールでは、結びというよりここがポイントになるのでしょうが、
前の流れを受け「あらゆる罪がイエスの受難によって贖われる」という論旨を、
「神の慈愛の深さゆえにそれが成り立つのだ」と説きます。

僕がこのコラールで注目したのは「verglichen(贖う)」という単語でした。
独語本来の意味では「〜を等しくする」という意味です。
つまり経済学的観点では「イエスの受難と我等の罪が等価交換される」となり、
会計学的な見方だと「相殺される」というリクツになるのか〜?・・・フムフム
説話的というよりきわめて社会科学的な論理展開で興味深いです。  (^^;

この3曲の全体構成をかいつまんで言いますと、
1曲目レシタティーボが(ペテロによる否認)という事象
2曲目アリアはそれによって惹起される悔悟の情念(激しく泣く心)
そして最後(3曲目コラール)はそれに対する赦し(救い)のメカニズム
以上、実に見事な三段論法になっています。スバラシイ!

むろん論理学でいうところの三段論法とは、明らかに趣きを異にするのですが、
モチーフをかくの如くテーゼとして取り上げた楽長の手法は「ヘーゲルも真っ青」
の試みといえるでしょう。(因みにヘーゲルはバッハ協会設立メンバーの一人)


普段ほとんど顔を出さんくせに、たま〜に来たかと思うと、何やらわけの解らん
屁理屈を平気で書き殴っていくウルトラmont_54でした。。。謝ワッチ。。。

From アマデオ( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 09/25 19:21

今日の出来事

 今日は、鹿児島中央駅に出来た駅ビル「アミュプラザ」に行ってきました。HMVが入っているし、紀伊國屋書店がある!というのがその大きな理由です。が、HMV、クラシックコーナーがなかった!何を考えているんだ!紀伊國屋書店はすばらしかったです。鈴木雅明氏の著書などを摘み食いしました。

 恐らく明日、アーノンクールのレクイエムが届きます。嫁に内緒で頼んでいるので、怒られないか心配です。ドキドキ・・・。また、感想を書き込みます。誰か僕のモツレク熱を冷ましてください・・・。

 日向さん、鈴木雅明氏、バッハコレギウムジャパンのマタイ、いいですよ。是非聴いてください・・・。それでは。

From 日向 沙羅( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 09/25 00:13

今回は対照的なマタイ

皆様こんにちわ、日向です。
日中はそうでもありませんが、夜半になると心地よく、
音楽をゆっくり聴ける環境になってきました。
皆様も充実して音楽を聞いていらっしゃるでしょうか?

私は前の予告通り、マタイを中心に聞いてみました。

最初に聞いたのはマクリーシュのマタイ。
これはマタイのイメージを一新する演奏でした。
情念や苦渋、痛みや解放という、
ドラマやドグマを持って聞くスタイルではなく、
まるで天上から世界を眺めるような演奏です。
”受難”という言葉よりは、
叙事詩のようなスタイルで語られます。
こういうマタイも1つの形ですね。
この演奏を聞くと、果たして鈴木氏のマタイは
いったいどんな演奏になるのか?
とても興味深くなります。

次に聞いたのがメンゲルベルクのマタイ。
これは・・・、とにかくものすごい演奏です。
最初にマクリーシュを聞いたのは正解でした。
メンゲルベルクを聞いてしまうと、
あまりのインパクトに自分の価値基準を信じられなくなります。

曲調が変わる前に必ず遅く、それも止まる位の、
超スローになるテンポ。
エヴァンゲリストの下に流れる通奏低音や、
アリアを支える伴奏として用いられているハープシコード。
これがもうガンバのように鄙びて聞こえる。
収録年代の影響も当然あるでしょうが、
オーボエの音も通る音ではなく、かなりこもっているし。
受難というより地獄からの使者的な感覚のする演奏です。
地獄と言っても、この演奏で覗けるのは業火ではなく、
暗い深淵がぽっかりと口を開けています。
髪を掻きむしって聞くならこのマタイ!
日向の最も好むあの曲がなかったのはとてもマイナスでした。

今日は全く対照的な2つの演奏を聞いただけでお腹いっぱい。
次回はシェルヒェンのロ短調ミサと、
モロニーによるフーガの技法を聞く予定です。

From れし To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 09/23 21:17

昨日はおじゃましました

 れしと申します。初めまして。ニコラ氏のほかの方とのチェロ話によこ入りしてしまい、すみませんでした。
 私はクラッシックではバッハが一番好きな作曲家です。しかし、皆様の知識はものすごくレベルが高く、無知を思い知らされました。チャンスがあれば、お部屋でできるだけ聴かせていただきたいと思っています。
 juncoopさんがAORにも造詣が深いことにも、感銘を受けました。D・フォスターさんが作曲家であり、偉大なプロデューサーで、TOTO、Chicagoなどいろいろなグループのお兄さん格であることを最近知ったくらいで、この分野もなにもしりません。5度下がりの偽終止の連続が理屈抜きに好きになったのですが、それもWinterGamesなどをピアノでなぞっているうちにやっとそれだと最近気付いた程度です。最近の曲にもなぜかD・フォスターかベビーフェイス調かなと思える曲が多いような気がしまして、その源流にクラッシック、特にバロック時代の曲に曲想とか転調のエッセンスがあるということを、最近になってやっと思うようになった次第です。
 というか、以前バッハのお部屋で、バロック以前の音楽を多く聴けばもっと音楽性が豊かになるのに、とどなたかがおっしゃっておられましたが、その言葉に勝手に感銘を受けておりました次第です。
 また、お部屋に伺わせていただきたいと思っております。失礼致します。

From アマデオ( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 09/23 19:48

昨日はありがとうございました

 ニコラ氏が来ましたか・・・。長らく会ってないですね。

 昨日は短い時間で失礼しました。なかなかチャットも思うままにいかず、たまには思うぞんぶんしたいなあ、と思っているのですが・・・。なかなかです。最近は、すっかりモーツアルトのレクイエムにはまっていて、毎日毎日聴いています。どうしてこんなに執着してしまうのでしょうか。自分でも不思議ですが、何だか、モーツアルトの心の葛藤というか、こだわりというか、そんなものを感じてしまうのです。レクイエムは、すごく執拗な音楽だと思うのです。すごく惹きつけられています。一昨日は、アーノンクールの新盤を購入してしまいました。届くのを待っているところです。オーストリアの図書館にある、レクイエムの自筆譜を見ることもできるので、楽しみです。バッハの音楽は、最近あまり聴いていません。そろそろマタイ受難曲を聴きたくなってきました。日向さん、マクリーシュのマタイ、いいですよ。是非聴いてくださいね。ではまた。

From juncoop To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 09/23 08:14

昨日のクラシック音楽の友

皆さん、おはようございます。

昨日久しぶりにyahooチャットクラシツク音楽の友の部屋やりました。

アマデオさん、ピアゾラさん、レシさんが来られて楽しい雰囲気の中バッハを聞きました。途中でドイツからチェロのニコラ氏が来られ、大暴れしていきました・・。

最近よく聴いてるのがバッハのカンタータ第72番です。いいカンタータなので皆さんもぜひお聞きくださいまし。ヴェルナーの演奏はとても温かく、癒されました。

★日向さん

お久しぶりです。久々に書き込みいただきまして、とても喜んでおります。バッハについては遠慮なく書き込みしてください・・とても興味を持って、いつも読ませていただいております。


「結局予約してきてしまいました。(予約なんてすんごく久しぶり!)」

予約されましたか・・・素晴らしい。私も買う方向で検討してます・・。リリングのカンタータをはじめいい演奏があります。


「@フーガの技法 フレットワーク」

この演奏は、私も以前 買いました。ガンバによる合奏でとても古雅な響きでした。別の音楽を聴いてる感じがしましたね。私は最近この曲をパイヤールの指揮で聞いてます。パイヤールは木管と弦を使用し、色彩豊かな演奏で、わかりやすいです。


「A管弦楽組曲2・3番他 ミュンヒンガー指揮 フルート=ランパル」

これは確かミュンヒンガーの2回目の録音ですね・・。私はミュンヒンガーの3回目 フルートはウィーンフィルのシュルツのも持っているのですが、このランパルのほうが好きですね。2回目も3回目もミュンヒンガーの演奏にさほど変化はなく、どちらもいい演奏です。ミュンヒンガーは1950年代の録音はかなり硬い、アクセント強めの演奏でしたが、晩年になるほど柔らかい演奏になりました。


「BBWV1060〜1065他 cemb.アスペレン、レオンハルト他」

このCDはちょっとわからんのですが、私はレオンハルトによるテルデックBACH2000のCDで聞いてます。レオンハルトのチェンバロ協奏曲はパイヤールやリヒターと並んでかなり以前からLPで出ていたもので、古楽器によるとても素敵な演奏です。


「@に関しては驚きでした。グールドの危うさ(特にオルガンは)、ヴァルヒャの荘厳さを聴いている日向としては、かなりあっさりな印象。でも今の私にはこれくらいがいいかもしれない・・・。もう少し何度も聞き込んでみます。」

フーガの技法のグールドは私も聞いてますが、ピアノのほうがいいですね。オルガンによる演奏はやはりヴァルヒャになります。グールドは全部弾いてないのも不満が残ります。ピアノのグールドは素敵な演奏ですが、やはり全部弾いていない。結局私はパイヤールの演奏をいまだに好んでおります。

「Aに関しては、これまでリヒター、カラヤン、カザルス(2番だけ)等で聴いてましたが、意外と新鮮に聞けました。もっとまったりかと思ってたのですが、相当情感に訴え、線が切れる寸前で勝負してる感のあるカラヤン、オーソドックスかつ重厚感あふれるカザルス。彼らと比較すると、思ったより軽く聞こえるのが予想外でした。個人的に感じたことは、リヒターはこうした先人達のレールを、極めて尊重してたのではないかと思えたこと。そして、リピートをカットしてたのはカラヤンだけではなかった(第3番Air)という驚きでした。日向の独断でも、このリピートはない方が、より演奏後も心に残ると思うので、なるほど。かなり前からこの手法を取っていた演奏家があったのだなぁと感嘆でした。」

日向さんが、リヒター、カラヤン、カザルスを聞かれているのはとても共感します。この3種は私が最もお勧めする3種だからです。特に3人のアリアはとても素晴らしい演奏ですね。ミュンヒンガーは少し軽めで温かく、アリアはのんびりやってますね・・。ミュンヒンガーが序曲やアリアを繰り替えさないのは、まさに昔のフルトヴェングラーやケンペの演奏でも聞くことが出来まして、昔のスタイルなのかもしれません。アリアがリピートされないのは確かに余韻が残りますね。もう一度聞きたいと思いますというような・・。


「印象的だったのはBWV904。チェンバロの手触りが伝わってくるかのよう。」

このBWV904は幻想曲ハ短調でしたかね?とてもいい曲で、激しい情熱を感じる曲です。私はリヒターによる演奏が忘れられません。



「じっくりマタイを中心に聴こうと思っています。(メンゲルベルク、マクリーシュのマタイ、シェルヘンのロ短調が控えています。)


メンゲルベルクのマタイとシェルヘンのロ短調ミサを聞かれるとは、恐ろしい演奏をお持ちですね・・。私はメンゲルベルクのマタイは強烈すぎて、なんとも言えない・・・。シェルヘンのミサも難しいところですね。怖い演奏です。


From 日向 沙羅( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 09/22 23:42

CDの予約と購入

皆様、お久しぶりになります日向です。

まずはお詫びから。
juncoopさん、どうもすみませんでした。
結構ずっと追いかけていただけに、かなり取り乱しました。
にわかには信じられなかったのです。
半分諦めもあったので、壁を作って自己満足してた。
そんなところです。
本当に失礼致しました。

皆様にとっては面白くもない個人的感傷に浸ってしまいましたが、
結局予約してきてしまいました。
(予約なんてすんごく久しぶり!)

あ、貴重なスペースをまた無駄に使っていますが、お許しを〜。

全集を予約に行った反動?か、久々にCDを買いました。
ようやく灼熱地獄でなくなり、秋の夜長に涼やかなひと時。
扇風機廻しっ放しだったところにCDプレイヤーを。

という訳で、久々に購入感想を!と思った訳で、
不快な方がおられたら御容赦下さいませ。

今回はなんとなく、純粋に器楽曲を聞きたい感じだったので、

@フーガの技法 フレットワーク
A管弦楽組曲2・3番他 ミュンヒンガー指揮 フルート=ランパル
BBWV1060〜1065他 cemb.アスペレン、レオンハルト他

を聴きました。

@に関しては驚きでした。
グールドの危うさ(特にオルガンは)、
ヴァルヒャの荘厳さを聴いている日向としては、
かなりあっさりな印象。
でも今の私にはこれくらいがいいかもしれない・・・。
もう少し何度も聞き込んでみます。

Aに関しては、これまでリヒター、カラヤン、
カザルス(2番だけ)等で聴いてましたが、
意外と新鮮に聞けました。
もっとまったりかと思ってたのですが、
相当情感に訴え、線が切れる寸前で勝負してる感のあるカラヤン、
オーソドックスかつ重厚感あふれるカザルス。
彼らと比較すると、思ったより軽く聞こえるのが予想外でした。

個人的に感じたことは、リヒターはこうした先人達のレールを、
極めて尊重してたのではないかと思えたこと。
そして、リピートをカットしてたのはカラヤンだけではなかった
(第3番Air)という驚きでした。

日向の独断でも、このリピートはない方が、
より演奏後も心に残ると思うので、
なるほど。かなり前からこの手法を取っていた演奏家があったのだなぁと感嘆でした。

Bに関しては、この曲自体久々に聴きました。
超メジャーとは言えないアスペレンの演奏なので、
(本HPの皆様ならば知ってて当然なのでしょうけど)
先入観なしに買ったのですが、
レオンハルトがサポートに回っている演奏もあったのには驚きでした。
全体的に肉を削ぎ落とし、芯で勝負してる感のある演奏でした。
印象的だったのはBWV904。
チェンバロの手触りが伝わってくるかのよう。


今日も満たされた音楽のせいで眠れない
(本当は私が悪い!)日向ですが、
明日は休日ということもあり、
じっくりマタイを中心に聴こうと思っています。
(メンゲルベルク、マクリーシュのマタイ、
シェルヘンのロ短調が控えています。)

載せると毎回無駄な長文の日向にお付き合い頂いた皆様、
本当にありがとうございます。
不愉快でなければ、近日上記声楽中心の感想を述べたいと思ってます。


From juncoop To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 09/20 18:25

和歌山へ

皆さん、こんばんは・・。この3日間は、和歌山県の白浜町でのんびりと休暇を過ごしました。

海南市の和歌山マリーナ・シティへ行ったり、白良浜でのんびりしたり、熊野古道の本宮町 湯ノ峰温泉で温泉に入ったり、熊野本宮大社へ行ったり、とれとれ市場へ行ったり、毎度の事で、のんびりと温泉につかりリラックス出来ました。

やはり温泉はいいですのーー!

ところで日向さん!

リリングらヘンスラーのバッハ全集 11/25発売、172枚組 33,900円は本当のことです。詳しくは、HMVをご覧ください。

下記 アドレスです・・・。

http://www.hmv.co.jp/news/newsDetail.asp?newsnum=409080051&category=1&genre=700&style=0&pagenum=1



From juncoop To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 09/17 15:46

アマデオさんお久しぶり!

皆さん、こんにちは・・。アマデオさんお久し振りです。

ヘンスラーのバッハ全集33,900円 アマデオさんもお悩みでしたか・・・。

私の場合、悩むというのが、まず。

リリングのカンタータ全集コロンビアの日本版を全部揃えている点。

ヘンスラーの器楽・室内楽・管弦楽・クラヴィーア・オルガン作品のCDを部分的に持っているところなんです・・。

しかし、リリングのマタイ、ロ短調ミサ・声楽作品は持っておりませんのがまた悩むところなんです・・・。

ブリリアントについては、カンタータは全部、クラヴィーアと室内楽作品も全部持っておりますが、全集としては持っておりません。

カンタータでもリヒターやこれから出るヴェルナーの選集やアーノンクールやレオンハルトによる選集で持っておりますし、そのためにいろいろと悩みますね・・。

バッハ全集ばかり集めてヨメからは呆れられているのが現状であります。バッハのCDを売る者にとって、私はいいお客さんなんですかね?




From アマデオ( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 09/17 07:41

僕も悩んでます。

 この全集は僕も気になっていました。嫁に相談したら、あんたが自分でお金を貯めて買うなら良いんじゃない?いい買い物だと思うよ、と言われました。40000万円弱で、バッハの全曲が、しかもリリングの演奏で手に入るんなら、たしかにいい買い物だと思います。ジュンさんは悩むわなあ・・・、だって、僕と違って、全曲を、ブリリアントで買っているし。あとは、ハイドンの交響曲全集が、ブリリアントから出ているので、そちらも悩んでいます。33枚組、11000円ほどです。演奏はたいへん生き生きとしていて、良いです。悩みは尽きませんね。

From juncoop To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 09/15 22:01

最近悩むバッハ全集

皆さんこんばんわ。HMVによると

11/25発売の仰天するようなヘンスラーのバッハ全集が発売

172枚組で39,900円!

以前リリングのカンタータを揃えた私は、大損害か??

以下のとおりです・・

激安特価&CD-ROM版解説書付きで登場!
ヘルムート・リリング監修 バッハ大全集(172枚組)
幅28cm、高さ13cm、奥行14.5cmのボックスが上下2段重ねで重量は約7kg!
ドイツのベーレンライター社が刊行する新バッハ全集楽譜による、バッハ作品のすべてを網羅した唯一の大全集が格安価格で登場します。
 このドイツのヘンスラー・レーベルの制作した“大全集”は、名指揮者でバッハ研究家としても知られるヘルムート・リリングが監修し、彼の信頼する演奏家たちによる演奏を中心に収録した巨大なプロジェクトです。
 最新の研究成果を盛り込んだアプローチによって、バッハの全貌に迫ろうとする態度には一貫性があり、その統一感のある雰囲気が、バッハという作曲家の姿をまず前面に出そうという姿勢につながっているように感じられて好感度の高さもかなりのもの。

 そうした、演奏・音質の水準の高さに加え、この大全集では、さらに「省スペース性」への配慮も申し分なく、すごい量の歌詞と解説テキスト(ドイツ語・英語・スペイン語)をPDF形式ファイルでCD-ROM2枚(109MB+10MB)に収録することによって、分厚い解説書から開放され、膨大な枚数のセットものにも関わらず、幅28cm、高さ26cm、奥行14.5cmというコンパクトな体裁にまとめることが可能となりました(ディスクそれぞれは4枚組薄型プラスティック・ケースに収められています)。
 また、解説書がPDFファイルということで、文字の大きさの設定が自由でとても見やすく、さらにコンピュータならではの翻訳機能(ソフトウェアやインターネット翻訳)を使えば、翻訳精度はともかく、内容理解の一助となることは確実です。パソコン閲覧ならではの利便性の高さが確保された、IT時代ならではの優れた解説の形態といえるでしょう。


教会カンタータ
ヘルムート・リリング(指揮)バッハ・コレギウム・シュトゥットガルト
フィッシャー=ディースカウ、アンドレアス・シュミット、ジークムント・ニムスゲルン、ペーター・シュライアー、アルド・バルディン、アーリン・オジェー、ヘレン・ドナート、ドリス・ゾッフェル、ユリア・ハマリ、アン・マレイ、他

宗教曲・声楽曲
ヘルムート・リリング(指揮)バッハ・コレギウム・シュトゥットガルト
クリスティーネ・シェーファー、クリスティアーネ・エルツェ、トーマス・クヴァストホフ、ジェームス・タイラー、ブリギッテ・レンメルト、クリストフ・プレガルディエン、ユリアーネ・バンゼ、他

世俗カンタータ
ヘルムート・リリング(指揮)バッハ・コレギウム・シュトゥットガルト
クリストフ・プレガルディエン、トーマス・クヴァストホフ、クリスティーネ・シェーファー、他

オルガン作品
ヨハンセン(org)、リュッカー(org)、他

クラヴィーア作品
トレヴァー・ピノック、ロバート・レヴィン、ロバート・ヒル、他

室内楽曲
シトコヴェツキー(vn)、ペルガメンシチコフ(vc)、イザベル・ファウスト(vn)、ヒレ・パール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、他

管弦楽・協奏曲、他
イザベル・ファウスト(vn)、ロヴァート・レヴィン(cemb)、ロバート・ヒル(cemb)、インゴ・ゴリツキ(ob)、ヨゼフ・ペイン(cemb)、他



To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 09/13 19:52

最近のワテ



最近、音楽は聴いてますが、仕事と気候の変動で少しバテてます・・・。悪しからず・・・。


From 葛の葉( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 09/05 11:11

ヘルビッヒと偽作

Wolfgang HelbichはCD屋でヘレヴェッヘと混同されたりしていたことがありますが、かなり以前から活動している人です。
(うちにあるのでは(P)1986のモテット集があります。)
なぜか、バッハの偽作の録音に熱心で、ミサ曲、マニフィカト、モテット、ルカ受難曲など、何枚もバッハの偽作集を録音しています。

偽作といっても、別にだれかがバッハの名前を騙って作曲したわけではありませんね。
たまたま後世の人がバッハの作品と間違えただけとも言えるし、逆に間違われなければ後世に残らなかった作品かも知れません。

中にはいかにもという作品もあれば、捨てがたい佳作もありますね。

From juncoop To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 09/04 22:19

今日の音楽

皆さん、こんばんは、休みになりましていかがお過ごしですか?
天気は悪く、不快な気候でもあります。


今日はクーベリックのモーツアルトとヘルヴィッヒのバッハのカンタータを聴いております。戴冠式ミサとアヴェ・ヴェルム・コルプスいいですね。何回も繰り返し聞いております。一方バッハはカンタータでも異作とされる、BWV15,141,142,160を聞いておりまして、エーリアス・バッハ、テレマン、クーナウの作品であろうと言われておりますが、これらの作品もとても興味深い。


【今日の音楽】


●モーツアルト/戴冠式ミサ ハ長調 K.317

●モーツアルト/ミサ・ブレヴィス ハ長調 K.220 雀

●モーツアルト/エクスルターテ・エビラーテK.165

●モーツアルト/アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618

クーベリック指揮バイエルン放送交響楽団/合唱団/レーゲンスベルク大聖堂聖歌隊 他

1973年/ドイツ・グラモフォン

戴冠式ミサは華やかで、レクイエムとは対照的ですね。苦悩が欲しいというと、贅沢なんでしょうか? またアヴェ・ヴェルム・コルプスは何度聞いても感動しますね。皆さんが絶賛されることがよく解かりました、納得。



From アマデオ( Mail ) To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 09/03 14:11

ロバート・レヴィン版

 ジュンさん、みなさんお元気ですか?新学期も始まり、毎日忙しくしております、アマデオです。
 
 先日届きましたマッケラスのモツレクを、毎日聞いております。ロバート・レヴィン版の演奏は今のところ3枚しかなく、マッケラスはその中でも最後発になりますので、注目していた録音でした。モーツアルトが完成させた「Requiem」「Kyrie」はもちろんこれまでの演奏と何も変わりませんが、それ以後の音楽にずいぶんと手が入っています。細かなオーケストレーションの変更はかなりありますが、目玉は、ラクリモーサの改変、アーメン・フーガの挿入、サンクトゥス、ベネディクトゥス、ホサンナ・フーガの大幅な改変でしょう。ジェスマイヤー版、バイヤー版を聞き慣れた我々の耳を驚かすのに十分です。しかも、これ、モーツアルトじゃないよ・・・、なんていう失望感も味わうことはありません。レヴィン版、すごいです。

 演奏の方も、流石マッケラス、という貫禄の演奏です。音もうつくしいし、トランペット、トロンボーン、ティンパニに古楽器を採用して、歴史的なアプローチもぬかりないし、合唱も磨かれて、推進力のある、鬼気迫る演奏を繰り広げます。マッケラスの、満を持しての初録音、といっても良いんではないでしょうか。

 このCDは、ハイブリッドSACDですので、スーパーオーディオCDのプレイヤーをお持ちであれば、さらにすばらしい音で聞くことができると思います。うちのはないけど。レクイエムの録音は、モダン、古楽ともに、恐ろしい数がありますが、エディションの面からも、演奏の質からも、CD棚に並べていい演奏だと思います。以上、ご紹介申し上げます。

From juncoop To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 09/02 22:16

今日の音楽

皆さんこんばんは、今日は少し涼しくなりました。

さて今日は、フルトヴェングラーとベルリンフィルによる、シューベルトの未完成交響楽を聞いております。この曲はワルター、カラヤン、クレンペラーやクライバーによる名演があるのですが、名曲だけにやはりフルトヴェングラーはどう演奏するかが聞きたかったのです。

●シューベルト/交響曲第8番ロ短調D.759 未完成

フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

1952年/ドイツ・グラモフォン

第1楽章が特にいいですね。苦悩に満ちておりとても激しい演奏であります。特にティンパニの響きは強烈でして、地響きがします。当分聞き込みますね。


●マーラー/交響曲第5番嬰ハ短調より アダージェット

●マーラー/リュッケルドの5つの歌より 私はこの世に忘れられ

ブルーノ・ワルター指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

1936年ライヴ/オーパス

マーラーの曲でも最も私が好きな曲がこの2曲なのですが、ワルターの1936年の録音ははとても情熱的で胸に迫るものがありますね。これから第2次世界大戦に突入していく時代のもので、その緊張感はただものではありません。このあとワルターは祖国ドイツより亡命したと言われております。ナチスが迫っていく直前の演奏だけにそのワルターの心底を察するとドイツで最後の演奏ではないかと思わせるものがあります。この2曲の悲しさ、はかなさ、美しさ、滅びゆくものの美しさ、諦め、悲しみを感じることは禁じ得ません。


From juncoop To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 08/31 21:46

今日の音楽

皆さん、こんばんわ。今日はアマデオさんのクラシック古楽道の部屋へおじゃまして、モーツアルトのレクイエムをマッケラス指揮(ロバート・レヴィン版)で聞かせてもらいました。過激な演奏と少しずつ曲が違うのに仰天しました。


さて、私はヴェルナーを聞いているのですが、今後のフリッツ・ヴェルナーのバッハ声楽作品の発売スケジュールがわかりましたので、以下に記載しておきます。楽しみじゃ!


フリッツ・ヴェルナーの芸術-2
バッハ:カンタータ選集-2
(CD全10枚・全30曲・2004年9月発売予定)

収録予定曲目
BWV 8/BWV 10/BWV 19/BWV 21/BWV 26/BWV 50/BWV 51/BWV 53/BWV 56/BWV 70/BWV 78/BWV 79/BWV 80/BWV 85 *第1回録音/BWV 90/BWV 98/BWV 102/BWV 105/BWV 106/BWV 119/BWV 130/BWV 131/BWV 137/BWV 140 *第2回録音/BWV 140 *第1回録音/BWV 147/BWV 149/BWV 150/BWV 180/BWV 200

--------------------------------------------------------------------------------
フリッツ・ヴェルナーの芸術-3
バッハ:受難曲、オラトリオ、ミサ、モテット他
(CD全10枚・全11曲・2004年11月発売予定)

収録予定曲目
マタイ受難曲 BWV 244/ヨハネ受難曲 BWV 245/クリスマス・オラトリオ BWV 248/ミサ曲 ロ短調 BWV 232/主に向かいて新しき歌をうたえ BWV 225[モテット第1番]/み霊はわれらの弱きを助けたもう BWV 226[モテット第2番]/イエスよ、わが喜び BWV 227[モテット第3番]/恐るるなかれ、われ汝とともにあり BWV 228[モテット第4番]/来ませ、イエスよ、来ませ BWV 229[モテット第5番]/主を頌めまつれ、もろもろの異邦人よ BWV 230[モテット第6番]/おおイエス・キリスト、わが生を照らす光 BWV 118[カンタータ第118番]



From juncoop To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 08/27 22:02

今日の音楽

皆さん、こんばんは。休みになりまして、ほっとしてます。明日海釣りでもと思ったのですが、台風接近のため見送りか・・辛い。

アマデオさん、ピアゾラさんお元気ですか?そのうちまた、ヤフーチャットの「クラシック音楽の友」を突然するかもしれませんが、楽しみにしておいてください。ヴェルナーのカンタータ集をかけまくるかもしれません。それまで私はゆっくり1人で音楽を聴きこみ充電しております。


【今日の音楽】

●バッハ/カンタータBWV110、57、32

フリッツ・ヴェルナー指揮プフォルツハイム室内管弦楽団/ハイルブロン・H・シュッツ合唱団

今日もヴェルナーのカンタータ集聴いてます。まず第110番は冒頭合唱が管弦楽組曲第4番の序曲を転用していることで有名なのですが、ヴェルナーは重厚で荘厳な演奏でいいですね。印象的なのはトランペットを伴うアリアが良かったです。つづいて第57番はバス・アリアからはじまる音楽がなんとも深く苦悩を思わせます。バッハはこういう渋い音楽について特に感銘を受けますね。また第3曲ソプラノ・アリアがまた深い苦悩を歌い、弦楽による深刻な感じの音楽が良いです。それと対照的な第32番はとても明るい音楽です。ヴェルナーのカンタータの演奏を聴いて共通していえるのは、やはり人のぬくもりを感じる演奏で、馴染みやすい。またのんびりと演奏されていて、私は今の心境としては、ヴェルナーのあたたかいカンタータにとても癒されるのであります。


From juncoop To http://machikado.gaiax.com/home/juncoop/main at 2004 08/26 22:04

今日の音楽

皆さんこんばんは。残暑もきついが、夜は涼しく秋らしくなってきました。

アマデオさん、お帰りなさい。
鈴木さんのゴルトベルクいいですよねーー!たまに聞いております。前までレオンハルトばかりだったのですが、鈴木さん聞いてからは、このCDばかり聞いてます。
それからモツレクを毎日ですか? 相当お好きなのですね。
私もモツレクが好きなのですが、しかし毎日は、よう聞きません・・。辛い!


【今日の音楽】

●ヘンデル/合奏協奏曲第10番作品6-10

フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィル

この恐ろしいというか怖い演奏をまた聴きました。かなり訴えが強く、苦悩を感じます。当分このフランス風序曲は病みつきになります。

●ブルックナー/交響曲第7番 シャルク版

フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィル

フルトヴェングラーのブル7は一体どんな演奏なのかと、聞いてみました。意外と普通でした・・。しかし彼ならではのウナリの演奏というか・・そういうものは感じる。


●バッハ/カンタータBWV40,28,65

ヴェルナー指揮プフォルツハイム南西ドイツ室内管弦楽団/ハイルブロン・H・シュッツ合唱団

今日もヴェルナーのカンタータを聴いてます。緊張感といったものはないのですが、ドイツ伝統の教会音楽といった感じの演奏で、南ドイツらしいあたたかい表現で、安心して聴けます。当分ヴェルナーのカンタータにはまりますね。28番の合唱にモテットの部分が入っているのもいいですし、ホルンを伴う65番のアリアはかなりいいですね。40番のホルンにはヘルマン・バウマンが参加してます。もう少し聞き込みたい・・・。


●マーラー/大地の歌 1936年ライヴ

ブルーノ・ワルター指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

やはりなんといっても怖い演奏は、これですね。冒頭の現世の寂寥を詠える酒宴の歌の激しいこと! しかもワルター?のウナリ声まで聞こえる。緊張感に満ちており、大戦に入ろうとするこれから迫る世の不安を非常に感じさせるものです。36年の録音とはいえ、SPのノイズがあるものの、とても綺麗に聞こえる録音です。