Yahoo!掲示板
グループページ > クラシック ○○と言えばこの曲!

行け!若鷹軍団
投稿者:tynaoshima
2003/10/14 22:54 メッセージ: 3001
これは y_bagus_m さんの 2992 に対する返信です
 今晩は、普請道楽です。

 「お題」をご提案申し上げたものの、25年来のホークスファンとしては、やはり気になるのは今週末の日本シリーズ。
 にわかタイガースファンには負けへんで。最下位の経験では、ホークスファンが上回っとる。耐えに耐えて、今年も39年前と同じでホークスの勝ちや〜。
…なんてプロ野球カテでは出てきますが、確かに音楽で「勝った、負けた」は関係ないですね。

 と、言いつつも、チャンピオン=ご贔屓No.1と考えれば話は早いかな。

 抽象的な話で恐縮ですけど、私がメロディー・メーカーのチャンピオンだと信じているのはドボルザークです。ブラームスが感心したとの逸話は兎も角、ただ聴いているだけでウキウキします。いや、ウキウキというよりは、色々あると言うべきかな。
 建物好きなので建築家の本なども読むのですが、「本当の贅沢な家とは、ただ広くて天井の高い家に住むことではなく、高い所と低い所、広い所と狭い所など、選択肢が豊富である家だ」という趣旨の表現がありまして、ドボルザークは正にこれに当てはまる感じがします。
 もっとも私のレパートリーは極めて狭く、交響曲は後ろの三つ、後はチェロ協、レクィエム、スターバト・マーテル程度。皆さんのオススメの曲があったら教えて下さいね。

 来週末、ホークス優勝のBGMとして堪能したいと思ってます(レクィエムは、御免ですよ)。

祝3000
投稿者:beknch
2003/10/15 5:09 メッセージ: 3002
これは wadakamaru さんの 3000 に対する返信です
バグースさん、3000投稿到達おめでとう御座います。

2000投稿から僅か2ヶ月強ですか。ペースがどんどん上がって来てますね。
これからの益々のご繁栄をお祈りいたします。

国際派のバグースさんらしく、米国・カナダで到達記念式典にご参加のことと
推察致しますが、無理の無い範囲で、でも欲張りに目新しい空気(ネタ)を沢山
吸って来て下さいね。

着きました
投稿者:y_bagus_m
2003/10/15 10:32 メッセージ: 3003
これは beknch さんの 3002 に対する返信です
LAに着きました。
何度海外に行っても全然旅慣れず時差ボケボケになってしまう私ですが、
最初に西海岸に入るのであれば、何とかそれほど苦しまずに済みそうな予感があります。
(まだわかんないですけどね)

ホテルに着いてすぐTVをつけると、ヤンキースとレッドソックスのリーグ・チャンピオンシップ、
ちょうど9回の表をやっていました。
ヤンキースが勝ちましたね。
ネットによれば松井は1打点だそうですが、テレビのフラッシュバックでは
松井のまの字も映っていませんでした。

明日からお客さん廻り。
気が重いです。

レスはまた後ほど。

難しい・・・
投稿者:ZAKKYO2000
2003/10/15 15:36 メッセージ: 3004
これは y_bagus_m さんの 2992 に対する返信です
バグースさん、長旅お疲れ様でした。世界を股に掛けてのご活躍、うらやましい限りです(なんて、いろいろ大変なんでしょうけど)。

さて、今回のテーマについて、クラシック音楽は競技とは違い、多様性や複雑な感覚を表現することを目指すものなので、「チャンピオン」=勝者という切り口で探すのはなかなか困難ですね。

強いてあげるなら、
・オネゲル:交響的運動No.2「ラグビー」
最後にどちらかが勝ったところが描かれていたような・・・
・ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
歌合戦でヴァルターが勝者となりますが、このオペラ自体が「ドイツは世界のチャンピオンなんだよ」と言っているような気も・・・。
歌合戦といえば「タンホイザー」にも出てきますね。


また、一般的なイメージとしては、
曲:ベートーヴェン「運命」
演奏者:カラヤン
楽器:ピアノ  
といった所でしょうかね。

beknchさん、「静かな鐘」の歌詞ありがとうございました。私が習ったのと微妙に違う気もしますが、訳詞なのでしょうがないのでしょう。

勝利の曲
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/10/15 16:52 メッセージ: 3005
これは y_bagus_m さんの 3003 に対する返信です
バグースさん、

まずは3000投稿突破、おめでとうございます。
海外出張、大変ですね。どうぞお身体ご大切になさってくださいね。

チャンピオンという言葉、サッカー以外ではあまり耳にしないような気がします。
チャンピオンに結びつく曲といえばF1の表彰台で勝利者たちがシャンペンをあけてふりまく時の「カルメン」でしょうか。

勝利者というのであれば、まず思い浮かぶのは
”King of Kings,and Lord of Lords”のハレルヤコーラスですね。

>無伴奏
投稿者:beknch
2003/10/15 20:22 メッセージ: 3006
これは wadakamaru さんの 3000 に対する返信です
>beknchさんも、好きでいろいろな録音を集めてしまう方ですね。

曲に惚れ込むとそういう傾向はありますがコレクター的に沢山は持ってい
ません。最初は中学生の頃で「英雄ポロネーズ」を大分集めました。

>日本の女性奏者も素晴らしいですよ。

ご指摘の女流ヴァイオリニストは誰のも聴いたことがないです。
是非検討してみます。この人達は40代前半から50代と言う感じですね。
あと、30歳前後を一人入れたいところです。

チェロの方はヨーヨー・マが留守宅にあるので今度持って来ますが、ビルスマは
是非欲しいですね。あと新星の若手の演奏も一人混ぜたいですね。

>☆ バッハの無伴奏といえば、レイチェル・ポッジャーをおいてほかにいません。
>庶民のカラオケ感覚でも分かるように解釈してくれた、画期的な演奏です。

これは見逃せないご発言です。是非聴いてみたいものです。

ところで、ヴィヴァルディがそんなに沢山のファゴット協奏曲を作っているなんて
知りませんでした。余程ファゴットを気に入ったのか、その他の事情があったの
でしょうね。それとも他の楽器用にも沢山の協奏曲があるのでしょうか。
ファゴットは落ち着いた音色で好きですが、ソロコンを37曲連続で聴くのは・・・。

どこかで読みましたが、彼は歌劇も40前後も作っているとか? 
これまた過激(歌劇)ですね・・・。

ジャンル別チャンプ
投稿者:beknch
2003/10/15 20:32 メッセージ: 3007
これは ZAKKYO2000 さんの 3004 に対する返信です
>このジャンルではこの曲がチャンピオンやで! という曲

交響曲のジャンルでは、ベートーベンの第九ですかね。
ピアノ協奏曲? 「皇帝」ですか。
ヴァイオリン協奏曲? ベートーベンです。
ヴァイオリンソナタ? 「クロイツェル」。待てよ、バッハもあるか。
ピアノソナタと言われると俄然難しくなります。恐らく「熱情」を挙げること
になると思うのですが・・・
何だ?単なるベートーベンファン? でも一つだけ選ぶとするとこうなりそうです。
ベートーベンは特別な位置づけなのでしょう(私には)。

オペラは簡単です。「魔笛」です。私のレパートリーが限られてますので。
歌曲は「冬の旅」。

>beknchさん、「静かな鐘」の歌詞ありがとうございました

すいません、でしゃばりまして。歌詞が思い出せなくて気になってしまったもの
ですから。おっしゃる通り訳が多少異なるのかも知れません。実家にはおそらく
音楽の教科書が残っていると思いますので正月にでも確かめてきます。

ところで私は「朝礼の歌」としては全く記憶がありません。朝礼の時に流れていたと
言う事ですよね? 

>・オネゲル:交響的運動No.2「ラグビー」

こう言う曲もあるんですか。交響的運動って?
そう言えば「機関車パシフィック551」、551は難波蓬莱か、番号は忘れましたが
そんな名前の曲もあるとか聞いた事があります。面白いですね。
どんな曲だかさわりだけでも聴いてみたい気がします。

祝辞
投稿者:wadakamaru
2003/10/15 22:06 メッセージ: 3008
これは y_bagus_m さんの 3003 に対する返信です
気付かぬままキリバンを踏んでいました。
いまや、バグースさんは、クラカテの御大、nacs さんと一二を競う人気トピ主さんですね。
1年をたたずして3000番、これからは4000番と言わず、1万番を目指して頑張ってください。

と、またいらんことを思い出したのですが、
「ガンバレ」というのは日本人の特徴だとか。
アメリカ人はそんな脅迫的なことは言わず、"Let take it easy" とか言うそうですね。

>気が重いです。
バグースさんも、どうか "Let take it easy"の気持ちで頑張ってください。
(とまた「ガンバレ」と言ってしまう。これを言わないと語調が整わない・・)

それからキリバン・ゲッターさんには申しわけないことをしました。(^^)
またのキリバンのときはお見逃しなく、ぜひとも★を連ねてくださいまし。
トピ主さんの気持ちを無視して勝手なことを言っていいのかな。

チャンピオン
投稿者:susano_o000
2003/10/15 22:13 メッセージ: 3009
これは ZAKKYO2000 さんの 3004 に対する返信です
>また、一般的なイメージとしては、
>曲:ベートーヴェン「運命」

 ベートーヴェンなら運命や英雄より「7番」のほうに勝利みたいなものを感じます。

 しかしアイーダの「グランド・マーチ」には、より「勝利」みたいなものを感じますが。あと、スッペの軽騎兵にも感じますが、トランペットって勝利の音?

無伴奏と、ヴィヴァルディと
投稿者:wadakamaru
2003/10/15 22:17 メッセージ: 3010
これは beknch さんの 3006 に対する返信です
>これは見逃せないご発言です。是非聴いてみたいものです。
あまり期待をされるとがっかり、かも知れませんので、
先入観なしに聴いた方がいいと思います。(^_^)

◎ ヴィヴァルディのコンチェルト
よく言われるように、およそ500曲のコンチェルトがありますが、
曲数としては、RV番号では約800曲あります。
ソロ・コンチェルトとしてはヴァイオリンが220−230曲、
それについで多いのがファゴットの37曲です。
ほか、弦楽のみ約60曲、チェロ約30曲弱、オーボエ約20曲、リコーダー及びフルート約20曲、
ほか複数の楽器、いくつかの上記以外のソロ・コンチェルトなどがあります。
オペラは、50曲近く知られているようですが、20曲ほどしか曲は残っていないようです。
現在、シナリオの残っている曲の再現ものを含めて約10曲ほどがCDででています。
ほか、ソナタが約90曲、宗教曲が約60曲、オペラを除いた世俗声楽曲が約50曲ほどです。
ファゴット・コンチェルトがたくさんあることについては、
ピエタの女生徒の一人に非常に上手なファゴット奏者がいたとか、
いろいろ憶測があるようです。でも真相は闇の中です。
ヴィヴァルディの大ファンなので、ちょっとくどく書いてしまいました。おゆるしを。

ありがとうございます
投稿者:y_bagus_m
2003/10/16 0:59 メッセージ: 3011
これは wadakamaru さんの 3008 に対する返信です
ふと気付けば3000でした。
これもひとえに私の努力と精進の玉モノ、じゃなく、皆様のご協力の賜物。
ありがとうございます。

今日から明日にかけてしばらくこちらからはレスしにくくなります。
申し訳ありません。

もろもろ
投稿者:ZAKKYO2000
2003/10/16 12:04 メッセージ: 3012
これは beknch さんの 3007 に対する返信です
beknchさん、
>私は「朝礼の歌」としては全く記憶がありません。朝礼の時に流れていたと言う事ですよね?

小学校の時朝礼に歌う歌のひとつでしたが、どこでもそうだったわけじゃなさそうですね。

>交響的運動って?そう言えば「機関車パシフィック551」、551は難波蓬莱か、番号は忘れましたが

シンフォニック・ムーヴメント(マン)の訳語なので交響的楽章という訳も見られます。
1番が有名な「機関車パシフィック2−3−1」、2番が「ラグビー」、3番はノンタイトルなのでいろいろ憶測を生んでいるようです(スキーのジャンプを描いているなど)。
前出のモソロフ「鉄工場」やヴァレーズ「イオニザシオン」などと並ぶクラシック界のスーパーリアリズム音楽と言っていいでしょう。

other_windさん、
>こんどは加藤知子さんのをそろえようかと思っているんです。

このCD聴いたことありますが、録音した場所の山梨県牧丘町の果物畑に囲まれた丘のある景色そのままの、伸びやかで素直な演奏でした。
私は普段はテツラフ、寺神戸、クイケンなどのクール系の演奏ばかり聴いているので、非常にさわやかな気持ちで聴けました。

wadakamaruさん、
>ヴィヴァルディのコンチェルト・・・曲数としては、RV番号では約800曲あり

これって、一週間に一曲作ったとしても20年近くかかるわけですよね。恐ろしい数ですね。
「ストラヴァガンツァ」や「チェートラ」を聴いたことがありますが、残念ながらほとんど記憶に残っていません。
「四季」のように強烈な印象を与えるようなおすすめの曲はありませんか。

GO TO MIDORI
投稿者:beknch
2003/10/16 14:01 メッセージ: 3013
これは y_bagus_m さんの 3003 に対する返信です
バグースさん、お疲れ様です。

お仕事で大変な時に遊びの話で大変気が引けるのですが、もしかしてご参考に
なればと、思い切ってレスします(言わないで後から悔やまれるのもイヤなので)。

17日金曜日の夜、8:00pmから 「絶対音感」でお馴染みの 五月(五嶋)みどり
が Tronto Symphony Orchestra に登場する様です。曲目はメンデルスゾーン
のVn協。
http://www.tso.on.ca/season/index.cfm

みどりは残念ながら金曜日で終りみたいですね。
翌土曜日の午後は子供向けの様ですが「展覧会の絵」のピアノとオケ版の
演奏会があるそうです。

みどりの方は日程的・時間的にちょっときついかも知れませんね。その時は
恨みっこ無しでキッパリ諦めて下さい(残念! でもニアミスですね)。

あ、そうそう MIDORI としか書いていませんので、全然違うMidoriの場合も
スイマセン。畠山とか、うつみ、とか。写真ではもっと若く見えるけれど。
苗字は GOTO と書くとまず ごとう とは読んでくれないでしょうね。GOTOH
と書けば何とか。

そう言えば竹下総理時代の TAKESHITA も随分汚い言葉にわざと発音して茶化す
米国人が居たようです。テイク・・・。

加藤知子さん
投稿者:other_wind
2003/10/16 15:54 メッセージ: 3014
これは ZAKKYO2000 さんの 3012 に対する返信です
>このCD聴いたことありますが、録音した場所の山梨県牧丘町の果物畑に囲まれた丘のある景色そのままの、伸びやかで素直な演奏でした。私は普段はテツラフ、寺神戸、クイケンなどのクール系の演奏ばかり聴いているので、非常にさわやかな気持ちで聴けました。

ZAKKYOさんも、結構聴いてますね。
ほうほう、加藤知子さん、期待できますね。
ジャケットの顔を見て、この人もいい演奏をしそうだと推測したんですが、果物畑に囲まれた丘のある景色まで髣髴とさせてくれるさわやかな演奏なんですね。
早く聴いてみたいっ!

ブーブー
投稿者:other_wind
2003/10/16 15:58 メッセージ: 3015
これは y_bagus_m さんの 3011 に対する返信です
bagusさん、チャンピオンなんて思いつかないですよ。

ブーブー。

そういえば、昨日聴いたリリー・クラウスのモーツァルトのソナタ、久しぶりにいいなあ−と思って聴いてたんです。
録音はいつだんべと、見たら載ってない。
仕方なく解説を見たのがいけなかった。

「SP、モノーラル、ステレオ史上を通じて、これ以上のモーツァルトはなく、おそらく今後も現れまい。 … これを理想のモーツァルトと呼ばなければ、そんなもんはこの世に永久に実現はしないであろう。」

なんと独善的!
せっかく平和な気分になってたのに、汚されてしまって、まあ腹立って腹立って。
EMIは何でこんな評論家に書かせんの。

というわけで腹立つ評論家のチャンピオン、U氏。

ヴィヴァルディの曲
投稿者:wadakamaru
2003/10/16 21:51 メッセージ: 3016
これは ZAKKYO2000 さんの 3012 に対する返信です
>これって、一週間に一曲作ったとしても20年近くかかるわけですよね。
とは言っても、10分足らずの曲から、オペラのように3時間以上かかる曲まで、
同じように1曲として数えていますので、どんなものでしょう。
筆写するよりも速く作曲したというエピソードもあるくらいですから、
彼の頭の中は、押さえきれないくらいに次から次へと、
新しいメロディーが湧き起こっていたのではないでしょうか。

お薦め曲では、「ラ・ストラヴァガンツァ」の8番目の曲(RV249)などは、
どぎもを抜かれるような斬新さは、当時としては当然の事ながら、
現代でもその斬新さが充分感じられる曲だと思います。
ことに、古楽演奏のレイチェル・ポッジャーの演奏[ChannelCla. CCS19598] は、
その「風変わり」さが充分に発揮されていると思うのですが・・

ヴィヴァルディは、イムジチなどのモダン演奏でも充分にその良さに浸る事は出来るのですが、
バロックのワイルドさを堪能するのであれば、やはり古楽演奏に限ります。
彼らの演奏には、タキシード姿の礼儀正しい者にはない、
ジーパン姿の太陽を直接浴びた汗くささがあります。
ツチノコ的中ぶくれボウイングだけの話ではないのです。

ほかのヴィヴァルディの曲としては多々あるのですが、
「四季」のようにある意味で華々しい曲もいくつかありますが、
(カルミニョーラがソニーから出しています)
ヴィヴァルディ・ファンの多くは「四季」を聴き飽きているのか、
割合と地味にきこえる曲を、お好み指定するみたいです。
と自分の好みでの勝手な推論ですが・・

「チェロ・・」トピでも紹介しました、チェロ・コンチェルトも面白いし、
弦楽のみのコンチェルトなんかも、「四季」とは違ったヴィヴァルディを見せているし、
なんと言っても、彼の本当の姿は宗教曲ではないかと・・。
「宗教曲としては、やばいくらいに官能的」
これを言ったある人は、演奏に対して言ったのかも知れないのですが、
わたしはヴィヴァルディに対して言ったのだと解釈して、このフレーズが気に入っています。
深みがあるのに、難しくない。  なんだか何かの宣伝のパロディーみたいですが・・

>機関車パシフィック
投稿者:shaberibu
2003/10/16 22:57 メッセージ: 3017
これは ZAKKYO2000 さんの 3012 に対する返信です
イベールの交響組曲「パリ」から

「地下鉄」なんて曲もありますね。

こんばんは… かな?
投稿者:y_bagus_m
2003/10/17 14:38 メッセージ: 3018
これは shaberibu さんの 3017 に対する返信です
1時間ほど前にミネアポリスに着きました。
ことらは今午前1時、夜中です。
いや〜、今回の旅はキツい!
明日の昼以降はかなり楽になりますので、またレス頑張ります。

取り合えず今夜はお休みなさい。

体はメチャメチャ疲れてんだけど、目が冴えて眠れない… ような予感。

ノスタルジー
投稿者:as_dsch
2003/10/17 17:11 メッセージ: 3019
これは y_bagus_m さんの 3018 に対する返信です
>「おー、これぞ場末じゃぁ!」という絵に描いたような場末と言えば、どの辺りなのでしょう?

東京だと鶯谷あたりでネオンがキラキラの通りから路地裏に入ったあたりの、くすんだ看板のバーで元気のない客が気の利かないママに恨み言を言ってる図・・・うーん、テレビ東京「演歌の花道」が相応しい・・・あー、いやだ!

「イジイジ+ジメジメ=イジメイジメ」(アルキメデスの定理だったな?)を避けてテーマへ行きます。
チャンピオンというのは勝利者であり、英雄であり、自称チャンピオンなんてのもあります。
「ナボナはお菓子のホームラン王だ」とか「ノーベル賞飴」(古い!)なんてのもチャンピオンなんでしょうね。

beknchさんが挙げたエロイカは田吾作も大賛成です。
それも第1楽章に限らないと思います。
第2楽章の送葬は将に英雄の死であり、これはクレンペラー/フィルハーモニアがチャンピオンです。(第九は大伽藍のようで、人物より建築物のような気がします。)
また、ピアノ協奏曲5番「皇帝」もやはりチャンピオンです。
堂々たる構えはエロイカと双璧であり、いずれも変ホ長調です。
変ホ長調には大きな存在感を感じさせる色があるんぢゃあないだろうか。

オペラではやはりsusano_o000さんが挙げたアイーダの「凱旋行進曲」ですね。
これは舞台を観ると益々いい。
「魔笛」の最後もいいけれど、本当は夜の女王が勝利してほしいところです。

さて、問題なのはタコ5終楽章です。
「勝利の行進」なのか「強制された歓喜」なのか・・・余計なことを考えずに聴けばチャンピオンに相応しいんでしょうが。

ところでバグースさんはミネアポリスに到着だそうですが、バンブー・レストランというへんちくりんだけれど美味しい中華料理屋がありました(20年前)ので、探してみてはどうでしょう。
また、トロントへ行かれるそうですが、トロントから車で2時間でNiagara Fallsへ行けますので、時間があればトロント市内見物などほったらかして(でもトロント市役所の建物はなかなか見事です)見に行くことをお勧めします。
トロントというと嘗て小澤征爾がトロント交響楽団の常任を務めてましたね。
今は誰なんだろう?
田吾作も五月みどりを聴きたいな。

ヴィヴァルディ体験
投稿者:beknch
2003/10/17 18:52 メッセージ: 3020
これは wadakamaru さんの 3010 に対する返信です
>ヴィヴァルディの大ファンなので、ちょっとくどく書いてしまいました。おゆるしを。

とんでもありません。wadakamaruさんのヴィヴァルディに対する愛情が伝わって
くる様で、読ませて頂いていて何だか温かい気持ちになります。

私の場合、ヴィヴァルディとの大きな接点は、中学校の頃に買ったイ・ムジチの
「四季」。いい音がした印象があります。また、このLPには全曲分のスコアが付いてました。
30cmLPの二つ折ジャケットだから出来る業ですね。でも珍しかった。

楽譜がついていたお陰で、レコードに合わせて笛を吹いて遊んだものです。
速いところや音域をごまかしながらでも「雰囲気」をそれらしく演奏
(○○トピ専門用語集では「なんちゃって演奏」といいます)。

良くかけたなぁ、あのレコード。私のヴィヴァルディ体験は、殆どが「四季」でイ・ムジチ
との共演の日々です。えっへん。

その頃は、やはりイ・ムジチの「海の嵐」、その他エア・チェックではリコーダー
協奏曲などを聴いてましたがそのあたりで止まってしまっています。
現在は協奏曲集が二枚程増えた程度でしょうか。

>なんと言っても、彼の本当の姿は宗教曲ではないかと・・。
>「宗教曲としては、やばいくらいに官能的」

うーん。このキャッチフレーズは魅力的ですね。気になってきます。
ちなみに、どういう宗教曲があるのでしょうか?

暖色系
投稿者:beknch
2003/10/17 19:02 メッセージ: 3021
これは other_wind さんの 3015 に対する返信です
>前出のモソロフ「鉄工場」やヴァレーズ「イオニザシオン」などと並ぶ
>クラシック界のスーパーリアリズム音楽と言っていいでしょう。

ふうむ。ZAKKYOさん相変わらずお詳しい。
私などは、頭の中でタイトルからの想像がまず先行して曲のイメージが具体的には
湧いてきません(このあたりの知識に欠けすぎ)。
でも、なんとなく聴かないまま置いておく方がいい様な気がします。
現代音楽を聴かない私の直感っていうやつでしょうか。
「機関車パシフィック231」なんていかにも関心が高まるのですが(元SL好き少年)。

>録音した場所の山梨県牧丘町の果物畑に囲まれた丘のある景色そのままの
>伸びやかで素直な演奏でした

これまた興味を惹かれるお話ですね。ふと、パールマンを思い出しました。
この人の深刻ぶっていない明るみを帯びた音色と表情は何かほっとさせるものが
あります。シビア系の演奏が似合う曲ですが、その中にあってホワッと暖色系の
雰囲気がかもしでていて結構気に入っているんです、彼の無伴奏。

この加藤さんもぜひ聴いてみたいですね。そうそう、クイケンもリストに入って
いたのを忘れてました。うーん、結構沢山挙がってしまったなぁ。

>せっかく平和な気分になってたのに、汚されてしまって、まあ腹立って腹立って。

それは災難といえよう(←こういう感じ?)。
人とは違った表現をしないとやっていけない評論も功罪ありですね。
そうです、功の部分もあって、

>… これを理想のモーツァルトと呼ばなければ、
>そんなもんはこの世に永久に実現はしないであろう。

これなどは、other_windさんに申し訳ないのですが、吹き出してしまいました。
解説としてはどうかと思いますが、なんだか結婚披露宴の祝辞の様で、ほめまくり、
お祭り騒ぎ状態ですね。

丸山もクレンペラーも凄い
投稿者:beknch
2003/10/18 7:43 メッセージ: 3022
これは as_dsch さんの 3019 に対する返信です
アメリカのノースカロライナ州のグリーンズボローと言うところで行われているPGA
ゴルフの生放送を今朝見てまいました。日本の丸山茂樹が2位に5打差をつけてトップ!

丸山は最近では米国ツアーで認知度が上昇、いい感じですね。トップですので画面に映る
頻度が増え、見ていて嬉しいものです。ただし、暫くTVを見ているとトップの割には登場
回数が少ないじゃないかと不満も出てきます。

しかし、それにしても今日の丸山は凄い! ショットの安定性、正確性は抜群でピンに
面白いように絡み付いてきます。見てて愉快、愉快。後二日ありますが大期待です。

さて、今週クレンペラーのベートーベン交響曲集が手元に届きました。
1,2,3番を聴いたのみですが、ちゃらちゃらしていないガッチリした骨を感じる
演奏と言ったら良いのでしょうか。「英雄」も堂々たる演奏です。大人(たいじん)の
風格。録音も予想以上に良く(1950年代の録音)好感が持てます。
今度は是非とも朝比奈あたりとも比べてみたくなってきます。

クレンペラーという人も大変な人生を送った人だったんですね。女性に対する性癖では
完全に病気扱い(本当の病気だったようですね)。頭に出来た腫瘍などの影響があった
のでしょうか。それの手術後は右側の麻痺。指揮も左手だけでやっていた時期がある様
です。でも晩年まで女性好きは維持していた様です。

70歳以降(1955年以降)にフィルハーモニアで録音しまくって(上記交響曲全集もそう
ですが)、一気に地位を上げて行ったようです。晩年は指揮台で居眠りすることもあった
ようですがそれでもオケは他の指揮者とは違う演奏を行ってしまいます。「いったい指揮
者って何?」という私の長年のテーマに行き着くわけですが。非常に興味深いものです。

>(第九は大伽藍のようで、人物より建築物のような気がします。)

「勝利者をイメージ」という意味ではベートーベン「英雄」を連想しました。
ところで、「ジャンル別チャンプ」で前に挙げた「第九」は勝利者の連想ではありません。
この場合のチャンピオンはNO.1ということです。交響曲のジャンルの中では私は第九が
No.1=チャンピオンだと思うのです。「魔笛」も私が知っている中での「NO.1歌劇」と
言うことなのでした(つまり他の歌劇を知らないだけ)。アイーダは大行進曲の部分し
か知りませんが確かにこの部分はれっきとした「勝利のムード」ですね。

>トロントというと嘗て小澤征爾がトロント交響楽団の常任を務めてましたね。
>今は誰なんだろう?

小澤が常任をやっていたのは、1965年から4年間なんですね。随分若い頃です。
現在のトロント響の指揮者は Andrew Davis と言う人で、Peter Oundjian という人が
音楽監督になるようです。後者はきっとまだ若いこれからの人なのでは?

それにしてもトロント響の客演は中々のもので10月初旬はキーシン!ブラームスの
2番の演奏だったんですねぇ。これ聴きたかったー。10月はキーシンと五月みどり。
12月にはヨーヨー・マも! でも既にチケットは SOLD OUT だそうです。

バグースさん、次は演目に合わせて出張スケジュールを立てられては?(え?遊びに行く
んじゃない? ご尤もです。失礼しました)

なんでやねん?!」
投稿者:y_bagus_m
2003/10/18 15:25 メッセージ: 3023
これは as_dsch さんの 3019 に対する返信です
皆さん、今晩は。
今日(昨日)は午後から平和な時間が訪れるはずだったのですが、
いやいやどーして、いろいろあって、またまたこれが、なかなかハードな一日でした。

でも行って来ましたよ、bekさんご推薦の「THE MALL OF AMERICA」!
これは凄い。
四すみに百貨店が4つあり、それらをつなぐ通路には当然びっしりとショップが張り付く。
さらに、でっかいフードコートが2つ、それ以外にレストラン多数。
そして何より度肝を抜かれるのが巨大な吹き抜けにある遊園地。
ジェットコースターを始めとして、あれやらこれやら (名前がわからない) 絶叫マシーンを
含め乗り物多数。
こりゃぁ、たまげた。 ハンパじゃない。

それと、田吾作さんオススメの「バンブー・ガーデン・レストラン」。
ありましたよ、私が泊まっているホテルのすぐ横に。
朝出る時にきちんとその存在を確認しました。
「よっしゃぁ〜!」と意気込んで、同行のスタッフと一緒に晩飯を行ったところ…
閉まってまんねん、営業してまへんねん、午後7時半に。
外から店内を見たところ、潰れたという感じでもなかったので、きっとあれは営業時間外
だったのであろうと思います。
仕方なく、次に入ろうとした店も 「営業時間7時45分まで」 で入れず。

なんでやねん!?

これが香港だったらまだピークを迎えてさえいない時刻。
結局まだ開いていた「グリル屋」で食事をしたのですが、もうすっかり「中華モード」に
入っていた腹に「エビのスカンピ」を押し込むのは辛かったぞ、実際…

責任者出て来い、ミネソタ州!

ヴィヴァルディの宗教曲
投稿者:wadakamaru
2003/10/18 20:05 メッセージ: 3024
これは beknch さんの 3020 に対する返信です
私も、ヴィヴァルディとの出会いはイムジチです。
ただ偏屈者で、「四季」はもう聴き飽きたなんて思って、(もちろんイムジチの四季の薫陶もうけております)
作品8も5番以降の方がいいとか、作品3とか作品4とか、ほかなんでも手当たり次第聴きました。
LP時代で特に感動的だったのは、弦楽のためのコンチェルトの一群で、
それを聴いて、完全にヴィヴァルディ・ワールドにのめり込んでしまいました。

「四季」の最近のCDとしては、ガルフレッティのが衝撃的でした。[Claves CD50-2204]
こんな事までして良いのかという演奏。かつてのイル・ジャルディーノ・アルモニコ以上の衝撃でした。
とは言ってもガルフレッティはイルジャルのメンバーということなのですが。
モダン演奏ならば、ここまでの常識破りの演奏は出来ないですね。

「宗教曲としては、やばいくらいに官能的」
「よく聴く・・・」トピでも言ってしまいましたが、これは人の受け売りなのです。
自分流に解釈して言ったのですが、ヴィヴァルディのキャッチ・フレーズとしても、
ぴったりという感じなので、私自身も気にいっています。
どのような曲が、となると有名どころでは、サルヴェレジナ、ディクシト・ドミヌス、ほか多数、
それほど知られていないもので、グッと来たものとしては、ソプラノとオーケストラのための、
モテット「いと公正なる怒りの激しさに」"In furore iustissimea irae"RV626 とか、
2人のソプラノ、2つのコーラス、2つのオーケストラのための、
詩篇「エルサレムよ、主をほめたたえよ」"Lauda,Jerusalem"RV609 などいろいろです。

ヴィヴァルディのファンサイトの声楽曲のリストにつないでおきます。
http://home.att.ne.jp/sea/vierzehn/vivaldi/list_vocal.html
同サイトのbbs3に上記のガルフレッティの「四季」のスレッドがあります。
「やばい・・」もここのbbsが、情報源です。

なんだか、主人がいない時に好きなこと言い放題で、ちょっと気がひけます。
たまにはかどうか、脇道にそれたちょっとしたエピソードということで、お許し下さい。

ピアノとギター
投稿者:y_bagus_m
2003/10/19 9:48 メッセージ: 3025
これは beknch さんの 2996 に対する返信です
トロントに着きました。
これまでLA−カンザスシティ−ミネアポリスとずっと良いお天気だったのですが、
トロントは雨で迎えてくれました。
とにかく寒いだろうと予想していたのですが、思ったほどではなく拍子抜けしています。
街路樹が黄色く紅葉しており(黄色くても紅葉??) とても綺麗です。

さて、今回のテーマは皆さん結構苦しんでおられるようですね。
私も少し時間的に余裕が出来たので、ボチボチ遡ってレスしてゆきたいと思います。

>>勝者を描いた/勝者を讃える/勝利を描いた曲
>まず思い浮かぶイメージからすれば、ベートーベン「英雄」の1楽章でしょうか。

なるほど、まずはベートーヴェンで来ましたね。
ベートーヴェンの3番以降の奇数交響曲はどれも「勝利」をストーリー展開の中でイメージ
させてくれるような気がします。
苦悩の運命が扉を叩くところから開始して高らかな勝利に終わる5番、同じく「苦しみを
突き抜けて歓喜へ到れ」をそのまんま実践している9番、最初からいきなり浮かれて始まり
2楽章でちょっと「アレグレット」しちゃうけれど、結局最後には狂喜乱舞で終わる7番。
そんな中でも3番はそのタイトルが示唆するとおりヒロイックな要素に事欠かないのかも
しれませんね。
なんたって葬送行進曲まで付いて来るのですから。

>>楽器のチャンピオンと言えば?
>兎に角、チャンピオンとして一つを選ばなくてはいけないとすると「ピアノ」でしょうね。

私も同感です。
そもそも「楽器のチャンピオン」を選ぶこと自体が正しいことなのかどうか? という疑問は
置いておいて、bekさんのおっしゃる
>単一楽器としては表現力、迫力が際立っていると思います。
ということは全くそのとおりだと思います。

それ以外に私がピアノを楽器のチャンピオンとする要因として、弾き手に対する許容能力の
高さを挙げます (ん、よーわからん?)。

少し話が脱線しますが、私が自分の子供に楽器をやらせるならばピアノかギターと思っています。
理由は1人で楽しめやすいこと。
音楽は仲間と一緒にアンサンブルを楽しむことができればそれを越える喜びは無いと思いますが、
実際に常にアンサンブルを楽しむことができる環境にいる人はむしろ少数派だと思います。
したがって、楽器をやるには1人で演奏していて楽しいと感じることができることが重要な要素となります。
で、私が考える「1人で楽しめる」ための要因は2つ。
1)ハーモニーが鳴らしやすい
2)ヘタクソでもそれなりに楽しめる

この2つを実現できるのがピアノとギターだと思うのです。
私ビオラをやっていて実感したのですが、はっきり言って提琴類はほんっと難しい。
オケで、或いは弦楽四重奏などで(特に上手い人たちと一緒にやるのは)弾く、これは無上
の喜びなのですが、1人で弾いていると音程はまともに取れないわ、ボウイングの下手さ
ゆえにまともな音が出ないわで、もう自己嫌悪、欲求不満のかたまりになる以外はありません。
はっきり言って、1人で弾いていて楽しいと感じたことは一度たりともありませんでした。
その点、ピアノならば取り合えず鍵盤を押さえればそれなりの音が鳴るし、少し頑張れば
「エリーゼのために」や「月光の1楽章」あたりならなんとかものにできる。
ギターでも、少し練習すれば「禁じられた遊び」ならばなんとか弾ける…
といった具合に、それぞれのレベルに応じた楽しみ方が出来る。

あと、アンサンブルをするにも合わせやすい、他のジャンルへの応用が利きやすい
(例えばバンドでキーボードやるとか、エレキギターをやるとか)という利点もあります。

と言うことで、ピアノはその懐の深さでもチャンピオン、そしてギターが準チャンピオンだと思うのです。

月並み
投稿者:y_bagus_m
2003/10/20 11:52 メッセージ: 3026
これは other_wind さんの 2999 に対する返信です
>月並みながら、ヘンデルの「湯出す・摩訶辺臼」から「見よ、勇者は帰る」を。

私も!
テーマ紹介の投稿に自分で 「勝利を讃える曲」 と書きながらイメージしていた曲が
(月並みながら) まさにこの曲でした。

ところでふと思ったのですが、なぜ「月並み」というのでしょうね?
「月とすっぽん」という言葉があるように、「月」と言えば、「松竹梅」で言えば「松」クラスの
ものを象徴する物のはず。
であれば、「月並み」ではなく「すっぽん並み」となるはずでは?

ついでに言うならば、「月とすっぽん」という言葉も不思議です。
月と比較されるなんてスッポンも可哀想ですよね。
スッポンと言えば、スッポン鍋に代表されるように高級料理の食材の一つ。
中国でもスッポンのスープは高級スープです。
その誇り高きスッポンが、「フカヒレ」や「ツバメの巣」あたりと比較されるのならばまだしも、
なぜまた月と比較されなければならないのか?
月と比べられるなんていくら何でもスッポンが可哀想です。

さらに言わせて貰えば、先ほど言った「松竹梅」。
なぜ「梅」の地位が最低なのでしょう?
松と比べてさえも決して引けを取らないにもかかわらず、松どころか竹よりも低い地位に
甘んじているなんて梅にとって屈辱以外の何ものでもないでしょう。
この序列は何に由来するのでしょうね?
そもそも「松竹梅」という言葉、物事の優劣を表わす言葉だったのかしらん?

さらに、「一姫二太郎三なすび」じゃなかった、「一富士、二鷹、三なすび」という言葉。
初夢に出てくるものとして、「一富士、二鷹」はわかるとして、なぜ3つ目になすびが
入るのでしょうか?
これも… おっと話がどんどんそれていってしまう…

どなたかこれらの由来知っておられる方がいらっしゃったら教えてください。

>チェロの方は高校時代にフルニエのLPを借りて、テープにとって毎日飽きずに
>繰り返し聴いてましたっけ。 やはりカザルスははずせませんよ。

other windさん、私もカザルスのCDを持っていたのですが、正直言ってこの演奏の
良さがまったくわかりません。
自分の音楽の感じ方の貧しさを告白するようで気が引けるのですが、この演奏、
左手は音程が不安定だし、右手の方も音がかすれるしで、「はっきし言ってドヘタクソ…?」 でした。
無理やり「うんにゃ、この演奏はそう言った技術面のハンディを超越した崇高な芸術なのだ!」
と思おうとしたのですが、その努力も実を結ばずに…
後でフルニエの演奏を聴いて「おー、これは!」と曲そのものの認識を新たにしたという有様。
ここ数年カザルスのCDの顔を見ないので随分と聴いていないのですが、
今聴けば違った感想を持つのでしょうか?

ファゴフェチ
投稿者:y_bagus_m
2003/10/20 11:58 メッセージ: 3027
これは ZAKKYO2000 さんの 3004 に対する返信です
>後にも先にも、これほど多くファゴット・コンチェルトを作曲した人はいないそうです。
>作曲数の多さとしては、まさにチャンピオンです。

ファゴット協奏曲計38曲ですか。
そもそもファゴット協奏曲なんて作る作曲家が珍しい、作ったとしてもせいぜい普通1曲ですよね。
それを38曲も作ってしまうなんて、何か特別な理由でもあったのでしょうかね?
例えば、
1)知り合いのファゴット奏者に何か弱みを握られ、
「オレのためにFg協奏曲を作れ。 さもなくば…」 と強迫されていた。
2)知り合いのファゴットオタクに何か弱みを握られ、
「オレのためにFg協奏曲を作れ。 さもなくば…」 と強迫されていた。
3)ヴィヴァルディはファゴットを見ただけでムラムラッと来るほどの「ファゴットフェチ」であった。
というような事情が?

>「お題」をご提案申し上げたものの、25年来のホークスファンとしては、
>やはり気になるのは今週末の日本シリーズ。

普請道楽さん、ホークスのファンなのですか。
25年来ということは、南海ホークスの頃からですよね。
あれっ、普請道楽さんって関西出身でしたっけ?
確か京都に住んでおられたことがあったは思いますが、出身は違ったような記憶…
それはそうと、ホークス頑張ってますね、2連勝。
私は今テレビでメジャーリーグのワールドシリーズを見ながら電脳を叩いているのですが、
さっき松井の3ランホームランが出て1人で興奮していたところです。

>抽象的な話で恐縮ですけど、私がメロディー・メーカーのチャンピオンだと
>信じているのはドボルザークです。

メロディメーカーのチャンピオンですか。
ドボちゃんと言えば、「乳臭い」じゃない、「土臭い」とか、「土俗的」とか形容されることが多く、
それはそれでその通りかも知れないのですが、同時にドボちゃんほど「郷愁」とか「哀愁」と
いう言葉が連想されるに相応しい作曲家もないように思います。

>オネゲル:交響的運動No.2「ラグビー」

この「交響的運動」ってのは何なのでしょう?
オーケストラでスポーツを表現した連作交響詩なのでしょうか?
NO2「ラグビー」ということは、NO1「野球」、NO3「相撲」、NO4「やぶさめ」…
という具合になっているのでしょうね、きっと。

ガンバレ
投稿者:y_bagus_m
2003/10/20 12:03 メッセージ: 3028
これは wadakamaru さんの 3010 に対する返信です
>チャンピオンに結びつく曲といえばF1の表彰台で勝利者たちがシャンペンをあけて
>ふりまく時の「カルメン」でしょうか。

シュピナートさん、F1表彰式のBGMで「カルメン」が流れるのですか?
「カルメン」の中のどの曲かのでしょう?
「ハバネラ」なんかではないのでしょうね。ましてや、「わたしの名前は、カルメンでっすっ!」でも。
やはり表彰式に相応しく「前奏曲」か「闘牛士の歌」あたりでしょうか。

>>このジャンルではこの曲がチャンピオンやで! という曲
>何だ?単なるベートーベンファン? でも一つだけ選ぶとするとこうなりそうです。
>ベートーベンは特別な位置づけなのでしょう(私には)。

と言うことはあれですよ、話は簡単。
bekさんにとって作曲家のチャンピオンがベートーヴェンなのでしょう。

>「ガンバレ」というのは日本人の特徴だとか。
>アメリカ人はそんな脅迫的なことは言わず、"Let take it easy" とか言うそうですね。

そう、この「ガンバレ」と言う言葉、私も何かもっと他に気の利いた言葉がないかな? と
思わないでもないのですが、実際にそう言う意味の事を書く状況に置いて「気楽にね」とか
「頑張りすぎないでね」とか「まぁ、失敗しても命まで取られるわけでもなし」とか書くのも
どうかと思われ、結局 「月並みだけど、頑張って」 とか言う風に書くことに落ち着くのです。

>トランペットって勝利の音?

そうですね。 全開トランペットは勝利の音、全開ホルンが戦いの音って感じがします。

>ソロ・コンチェルトとしてはヴァイオリンが220−230曲、
>それについで多いのがファゴットの37曲です。

ひぇー、ヴァイオリン協奏曲220曲ですか!
交響曲104曲(でしたっけ?)のハイドンも真っ青ですね。
これはもう古今東西、あらゆるジャンルの曲で曲の多さでは文句なしにチャンピオンでしょう。

>ファゴット・コンチェルトがたくさんあることについては、
>ピエタの女生徒の一人に非常に上手なファゴット奏者がいたとか、
>いろいろ憶測があるようです。でも真相は闇の中です。

いや、これはもうそれで決まりですね。
その女生徒がファゴットが上手で、飛び切りの美人。
その彼女に惚れた弱みで、「私のためにファゴット協奏曲を書きなさい。さもなくば…」
と脅されていたのでしょう。

>ヴィヴァルディの大ファンなので、ちょっとくどく書いてしまいました。おゆるしを。

いやいや、なんぼでも書いてくだよ、ご遠慮なく。

同感ですねえ
投稿者:from_ojp
2003/10/20 12:56 メッセージ: 3029
これは y_bagus_m さんの 3026 に対する返信です
>私もカザルスのCDを持っていたのですが、正直言ってこの演奏の
良さがまったくわかりません。

バグースさん、ぼくも貴殿と同じ感動受け取り能力を誇ります(笑)。

そうなんです。実はぼくも同じように思っていましたが、
そんなこと言うとカザルス命の友人からボコボコにされそうなんで、
気の弱いぼくは「そうだね、なんかこう、カザルス、ね、うん」などと
肯定も否定もせずにその場を取り繕い、
帰り道にネコをけっ飛ばしたりしていました。

もうひとつ言っちゃいます。
トスカニーニは好きなタイプですが、
NBCとの演奏はどこがそんなに凄いのでしょうか?。
当時最高の精鋭を集めた楽団と言われるけど、
アンサンブルは雑だし、管と弦のテンポがずれるし、まったくもう。
でも、最近ニューヨークフィルとの30年代の演奏を知り、
はっきり言ってたまげました。
これかあ、これだよなあ、トスカニーニの凄さって。
でもトホホなくらい音が貧しい。

最近はどれほど歴史的名盤であっても、
ステレオ期以前の録音はほとんどパスしてしまいます。
SP復刻なんて、なおさらです。
針音の向こうから聞こえてくる混濁した響きを有り難がるなんて、
こちとらそんな暇じゃないし。

結論、演奏は精確でなきゃ。聴くならいい音でなきゃ。
ヒェーッ、反論が来そう。

ブリリアント
投稿者:other_wind
2003/10/20 16:23 メッセージ: 3030
これは y_bagus_m さんの 3026 に対する返信です
CDの廉価盤のチャンピオンはブリリアントじゃないかな。
ナクソスもアルテノヴァもヒストリーも安くてうれしいです。

初めて買ったCDはスラトキン/セントルイスの「復活」。
当時、LPが発売されずCDのみの発売だったと思います。
1枚4000円くらいしたんじゃなかったかな。
LPで聴かれるノイズが全くなく、いきなり大音量ですごい音が出たのでびっくりしたのを覚えてます。

最近ではブリリアントのモーツァルトの宗教曲集が気に入りました。
NICOL MATTという私の知らない指揮者ですが、大ミサとレジナチェリK108が大好きでよく聴きます。
いい演奏が安く手に入るのでうれしいです。
バッハのカンタータ全集もブリリアントから安く出るようですね。


>私もカザルスのCDを持っていたのですが、正直言ってこの演奏の良さがまったくわかりません。

バグさんもフロムさんもカザルスにブーブーですね。
最近聴いてないので早速聴いてみましょう。
確か気骨あふれる演奏だったように思うんですが。


>最近はどれほど歴史的名盤であっても、ステレオ期以前の録音はほとんどパスしてしまいます。SP復刻なんて、なおさらです。針音の向こうから聞こえてくる混濁した響きを有り難がるなんて、こちとらそんな暇じゃないし。

わたしゃ逆にどんなんでも聴くようになりましたんです。
それまではSPなんてと、どこかで思ってました。
あのドゥーハンの「冬の旅」体験以来考えが変わりました。
ドゥーハンでなければ扉は開かなかったんですね。
混濁した響きの中からでも、演奏者が伝えたいものが伝わってくる、そんな時があるんだと、しみじみ思いました。
どちらかというと、良い音も聴きたいけど、人を聴きたいのかなあ。
ゴールドベルクとクラウスのVnソナタの演奏も引き込まれてしまいましたもの。


ところで昨日、TVでアバド/ルツェルン祝祭管の「復活」を見ました。
熱気にあふれた演奏で、久しぶりに「復活」を聴いて、いいなあと思いました。
ラインホルト・フリードリッヒというTp奏者がいたようで、完璧の演奏にたまげました。

勝利の?
投稿者:yukkomylove2003
2003/10/20 21:59 メッセージ: 3031
これは y_bagus_m さんの 3028 に対する返信です
バグースさん こんにちは。

チャンピオンと言うとボクシングを思い出してしまうのですが、
ボクシングで世界に近いと言われながら、結局世界チャンピオンになれず終わった
(ってまだ引退してないっつーの)人に、坂本博之選手という人がいます。

坂本選手は自分の入場曲になぜかクラシック。それもドヴォルザークの
「新世界」第四楽章を使っていたのですが、二度の世界戦は強豪に善戦も
判定負け。そして、三度目はダウン取って勝つと思ったら、顔が腫れて不運負け。
そしてTBSの番組で有名な畑山隆則選手に挑戦した時、音楽をあの映画
「アマデウス」で有名なモーツアルトの交響曲25番第一楽章に変えたんですよね。
結果は初の完全ノックアウト負け。
いやー、モーツアルト。縁起悪い!

あっ、話題が半分ずれましたが、勝利と言うと、ゴッドシャルク作曲の
「ブラジル国歌の主題による勝利の大幻想曲」を思い出してしまいます。
ブラジルは前回のワールドカップ「チャンピオン」だから、まっいいか。

と言えよう。
投稿者:y_bagus_m
2003/10/20 22:44 メッセージ: 3032
これは yukkomylove2003 さんの 3031 に対する返信です
>シンフォニック・ムーヴメント(マン)の訳語なので交響的楽章という訳も見られます。
>1番が有名な「機関車パシフィック2−3−1」、2番が「ラグビー」、3番はノンタイトル
>なのでいろいろ憶測を生んでいるようです(スキーのジャンプを描いているなど)。

おっと、そうだったのですね。
私はまた 「交響的運動=SYMPHONIC SPORT」 かと思いました。
(んなわけないか…)
題名の無い第3番も聴いてみたい気がします。

>17日金曜日の夜、8:00pmから 「絶対音感」でお馴染みの 五月(五嶋)みどりが
>Tronto Symphony Orchestra に登場する様です。

トロントに着いたのが土曜日の午後でしたから、着いたときにはもう終わっていたわけですね。
土曜日の夜も日曜日もコンサートは無し。
日曜日に別のホールで「シンプリー・レッド」のコンサートをやっていましたが…
結局コンサートにはいかず、そのかわり(?) 美術館に行ってきました。
常設展と別にドガの彫刻展をやっていましたが、絵画に関してはパーフェクトでも彫刻には
造詣の深くない私は、「なんか青銅が一杯踊っとる…」と思っただけでした。
常設展の絵画の方は絵画に関してはパーフェクトな私でも名前を知らない画家の作品が
大半でしたが、中にはブリューゲル、ルーベンス、モネ、ウォーホルなど「ボクでも知ってる!」
的作者の作品もあり、絵画に関してはパーフェクトな私を楽しませてくれました。
で、何より嬉かったことは人が少なかったこと。
NYのメトロポリタン美術館のように旧正月直前のチャイナタウンのような雑踏と異なり、
落ち着いて絵を見ることのできる雰囲気がとても良かったです。

>ほうほう、加藤知子さん、期待できますね。

この加藤知子とやら、随分と話題になっていますね。
私は加藤治子ならば知っているのですが…

>というわけで腹立つ評論家のチャンピオン、U氏。

どうも宇野氏、評判が悪いようですね。
私は音楽雑誌を読み始めた当時は宇野氏の批評は嫌いでした。
理由は簡単。
アンチ・カラヤンの宇野氏はことごとく私のアイドルカラヤンをこき下ろしたからです。
しかし、その後は率直で面白いことを書く人だなぁと、嫌いではなくなってきました。

>「SP、モノーラル、ステレオ史上を通じて、これ以上のモーツァルトはなく、おそらく今後も現れまい。 
>…これを理想のモーツァルトと呼ばなければ、そんなもんはこの世に永久に実現はしないであろう。」

とそこまでその演奏に惚れ込んで、そこまで自信に満ちた文章を書くことが出来るなんて
私は羨ましいと思いますが。

hihyouka ha
投稿者:lvkoechel
2003/10/20 23:22 メッセージ: 3033
これは y_bagus_m さんの 3032 に対する返信です
一つの意見の見本と捉えていますので、バグース氏に賛成します・・・「とそこまでその演奏に惚れ込んで、そこまで自信に満ちた文章を書くことが出来るなんて私は羨ましいと思いますが。」
 少なくともこういう書き方よりも好きです。
 「もし、私に羞恥心が無かったら、こう書くだろう。『これぞ、この曲の中の皇帝だ』と」。フィッシャー・フルトヴェングラーの「皇帝」についてのY氏の文(不正確ですが)。

ヴィヴァルディ
投稿者:y_bagus_m
2003/10/21 6:26 メッセージ: 3034
これは as_dsch さんの 3019 に対する返信です
>お薦め曲では、「ラ・ストラヴァガンツァ」の8番目の曲(RV249)などは、どぎもを抜かれるような
>斬新さは、当時としては当然の事ながら、現代でもその斬新さが充分感じられる曲だと思います。

「ラ・ストラヴァガンツァ」。
私には初めて聞く名前の曲なのですが、やはりこれもvn協奏曲なのですか?
ワダカマルさんのお薦め、是非聴いてみたいと思います。

>なんと言っても、彼の本当の姿は宗教曲ではないかと・・。

ワダカマルさん、随分前にもヴィヴァルディの宗教曲の話をされていましたね。
で、どんな曲がお薦めなのでしたっけ? もう一度挙げていただければ幸いです。

>イベールの交響組曲「パリ」から「地下鉄」なんて曲もありますね。

「地下鉄」ですか。
「地下鉄」とか「機関車」とかいうものは当時の作曲家のイマジネーションを大いに刺激する
ものだったのでしょうね。
誰だったか、蒸気機関車を飽きずに何時間も見物していたという作曲家がいたと言うことを
読んだことがあるように思います。
ドヴォルザークだったっけ…?

>>「おー、これぞ場末じゃぁ!」という絵に描いたような場末と言えば、どの辺りなのでしょう?
>東京だと鶯谷あたりでネオンがキラキラの通りから路地裏に入ったあたりの、
>くすんだ看板のバーで元気のない客が気の利かないママに恨み言を言ってる図・・・

おー、それがティピカル場末ですか!
よーし、今度東京に行く機会があれば是非行ってみたいと思います。

>また、トロントへ行かれるそうですが、トロントから車で2時間でNiagara Fallsへ行けますので…

実はナイアガラの滝は前々回来た時に行ったので、今回はパスしました。

>田吾作も五月みどりを聴きたいな。

え、そうですか? それでは私が代わって歌って差し上げましょう。

♪お暇な〜ら、来てよね。 私寂しいの〜♪ 如何?

もう出ていましたね…
投稿者:y_bagus_m
2003/10/21 6:30 メッセージ: 3035
これは y_bagus_m さんの 3034 に対する返信です
>ワダカマルさん、随分前にもヴィヴァルディの宗教曲の話をされていましたね。
>で、どんな曲がお薦めなのでしたっけ? もう一度挙げていただければ幸いです。

ワダカマルさん、すみません。
もう既に挙げていただいていましたね。
元々ボケ気味なのが、時差ぼけでさらにボケが2乗になっているようです。
失礼しました。

なんちゃって演奏
投稿者:y_bagus_m
2003/10/21 6:39 メッセージ: 3036
これは beknch さんの 3022 に対する返信です
>また、このLPには全曲分のスコアが付いてました。

そうそう、私は医務自治盤は持っていませんでしたが、親戚の家にあったレコードの譜面が
付いているのを見て、「こんなもん、一体誰が演奏すんねやろ?」 と思っていたのですが、
ちゃんと演奏する奇特な人がいたのですね。
この譜面も人さまの役に立って、よかったよかった。

>(○○トピ専門用語集では「なんちゃって演奏」といいます)。

私も同じようなことをしました。
ただし、私の場合はクラシックではなくポップス。
エルトン・ジョンのピアノ譜を買ってきて、練習してはレコードのエルトン・ジョンと夢の共演を
楽しんでいました。

>日本の丸山茂樹が2位に5打差をつけてトップ!

その後結局優勝したのでしたよね、確か。
ゴルフはここ10年以上全くしていない私ですが、日本人選手が活躍するのは嬉しいと言えよう。
で、日本人選手の活躍と言えば、昨日の松井は鳥肌モノでした。
ヒーローインタビューもやっていましたね。
さすがにこちらのテレビでもニュース番組であのシーンを何度も放映していました。
NYあたりではきっともっと凄いさわぎだったことでしょう。

>バグースさん、次は演目に合わせて出張スケジュールを立てられては?

それ、真剣に考えます…

トピ主のチャンプ
投稿者:beknch
2003/10/21 8:18 メッセージ: 3037
これは y_bagus_m さんの 3032 に対する返信です
バグースさん、

ハードスケジュールの中でコマメなレスは流石です。

やはり、貴方はトピ主のチャンピオン! 一同から「特製純金功労記念メダル」
贈呈が決まり、e-mailで電送されるそうです。おめでとう御座います。

ショッピングモールのチャンピオン「モール・オブ・アメリカ」もご経験された由。
私が行った時は真冬で外は極寒の世界でした。だから室内遊園地となった訳ですね。

さて、今度はニューヨークですか。

そこで、余計な事をまた書きますが、10月21日(火)から三週間に渡りニューヨー
クフィルではご存知、作曲家のチャンピオン、ベートーベン特集だそうです。
この期間に全交響曲と全ピアノ協奏曲が公演されます。行きたい!観たい! 
「絶対音感」でお馴染のマゼールが昨年から音楽監督をやっており、今回も全指揮を
彼が行うそうです。これってCD化されるのかも知れませんね。

面白い企画です。しかし仮にNYKに住んでいても全部のコンサートにはまず
行けないでしょうから却って欲求不満が溜まるかも。

マゼールに会ったら、水を入れたコップをスプーンではじいて、「今の音程は?」
ってやってみて下さい。

チケットは後半は全部売り切れだそうです。Sym1,2及び「英雄」はまだある
らしいですが。チケットは高い席で$100近辺と割とリーゾナブルな感があります。
N響の第九がS席で13,000円位だったか。

NYフィルが無理でも、夜はジャズライブ、ミュージカル、博物館、旭屋書店、
HMV、ピアノバー、美味しいラーメン、セントラルパーク近辺でのSRS(Super
Recorder Solo)公演、etc、etcと盛り上がるNYKライフですね(え?そんな悠長
なこといってられへん? 失礼しました)。それにしても美味しいラーメン食べたい。

そう言えば、松井は今回はバグースさんにはお会い出来ないそうです(フロリダで
ならokだそうです)。

現代の音楽の地 チャンプ
投稿者:tarohanako8408
2003/10/21 12:34 メッセージ: 3038
これは beknch さんの 3037 に対する返信です
というと、やっぱりニューヨークなのでは?
いいな〜。バグースさん。
私も行きたい、ニューヨーク。

でも、無理そうなので、5番街にあるメーシーズ(デパート)で化粧品、ゴダイバでチョコレートの詰め合わせ。あっ、でも、レオニダスでもいいですよ。5番街ではないけど。
あとは、グランドセントラル駅のオイスターバーで生牡蠣。
以上のお土産で勘弁してあげましょう?!(生牡蠣は、運べないか、、)
・・・すみません。調子にのりました。

NYなんて聞いたら、NYのピザが食べたくなりました。安くて、美味しいんですよね。
あっ。デリで色々なものを詰め合わせて、セントラルパークで、ぽちゃぽちゃに太ったリスを眺めながら、ベーグルと食べるのもいいなー。

あはは。(笑)冗談はさておき、お時間がありましたら、是非、Metに行って下さいね。そろそろ、始まっている頃でしょう?
オペラに興味がなくても、Metだけは是非行って欲しいです。料金もお安いし、気軽に見れるところがいいですよね。

ヴィヴァルディと無伴奏チェロ
投稿者:beknch
2003/10/21 14:33 メッセージ: 3039
これは wadakamaru さんの 3024 に対する返信です
wadakamaruさん、

先日、CD屋の前をフラフラ歩いていたらヴィヴァルディのCDが目だってました。
よく見ると、「声楽曲」でグローリアin D、マニフィカト、Dixit Dominus、
Beatus vir が入って、2枚組を安売りしてました。
これはもうご縁だと思い買い求めました。これらは「宗教曲」と言っていいのか良く判り
ませんが、これから折に触れてゆっくりと聴いてみます。色々ご教示頂き有難う御座いました。

>バグさんもフロムさんもカザルスにブーブーですね。

昨晩、思いがけないところから昔のCDが出てきました。で、約10年ぶりに少し
聴いてみました。この演奏は、私には十分OKです。フルニエと比べてどうのこうのと
言うよりもそこに彼のバッハがあると言う感覚を持つことが出来ましたので。
いくつか無伴奏組曲を持つんだったらカザルスも持っておきたいです。

>絵画に関してはパーフェクトな私でも

同様に、チェロに関してはパーフェクトな私でも、彼の演奏は「左手が・・・」
「右手が・・・」などと言う事は大目にみましょう(気がつかんかった・・・)。

チェロの場合はどうしても、音程に不安定な箇所があり、カザルスのは確かに
その程度が強いと思いますが、許容範囲だとも思いました。

ただ、細かいところでは1番の冒頭の付点をつけた様なリズムでの演奏は私の好み
ではありません。それと6番の開始後1分ちょっとのところの音程は、彼としても
ちょっとはずれすぎの印象を持ちます。

その点については、彼の技術以外にも、録音技術にも音程ずれの一要因が
あるのではと想像します。と言うのも同時期1935-6年のハイフェッツのパルティー
タ2番でも音程に不安のある箇所があり、何せあのハイフェッツのヴァイオリン
ですから、演奏技術を疑うよりも録音技術水準を疑いたくなります。

ところで、無伴奏チェロで一つをとるとすると、私は間違いなくフルニエにします。
40年の違いは色んな意味でやはり大きいですね。

歌うカザルス、と言えよう
投稿者:other_wind
2003/10/21 16:35 メッセージ: 3040
これは y_bagus_m さんの 3032 に対する返信です
確かに音がかすれるところがたびたび聴かれますね。
1936〜39年の録音で音もあまりよくないし。

この演奏を聴いてまず感じたのは、とっても歌ってるな、ということです。
カザルスはきっとこの曲が好きで好きでたまらないんだ。
そしてこの曲を完全に自分のものにしていて、こう歌いたい、表現したいという思いがあふれている。
その思いがあまって、かすれるところもでてきちゃう、そんなふうに感じました。
そんなカザルスを慕う人たちが、マールボロに集まったんじゃないのかなあとも思いました。
パイプをふかしてるカザルスおじさん、きっとどんな楽器を手にしても豊かに歌うことができたんじゃないかなあ…。
そんな歌心にあふれたカザルスおじさんが好きですよー。


>「SP、モノーラル、ステレオ史上を通じて、これ以上のモーツァルトはなく、おそらく今後も現れまい。…これを理想のモーツァルトと呼ばなければ、そんなもんはこの世に永久に実現はしないであろう。」
>とそこまでその演奏に惚れ込んで、そこまで自信に満ちた文章を書くことが出来るなんて私は羨ましいと思いますが。

私はクラウスもピリスもバレンボイムもヘブラーもクリーンも…それぞれ好きなんです。
それをチャンピオンはこの演奏しかないと、他の演奏を良いと思っている人のことを全く考えないで、まるで権威者のように決め付けるところ、偏屈な頑固親父のようでどうにも我慢できませんね。
実生活で、この人の周りの人たちはそうとう大変だろうなと想像します。
また、そんな意見のひとつを絶対的だと思ってしまう人が出てくるから、話はややこしくなっちまう。

「おそらく今後も現れまい」→「おそらく今後も現れないのではないだろうか」
「永久に実現はしないであろう。」→「永久に実現はしないのではあるまいか。」
こう書いてくれたら、なるほどねってうなずいちゃうかもね。
およそ他の人への配慮が感じられない文を書くからいやんなっちゃう。
バグさんのように広い心をもてない私には、とっても不快でたまらないんです。


>「もし、私に羞恥心が無かったら、こう書くだろう。『これぞ、この曲の中の皇帝だ』と」

私にはこちらの方がずっと好ましいと思うんですが。

どちらも
投稿者:lvkoechel
2003/10/21 17:57 メッセージ: 3041
これは other_wind さんの 3040 に対する返信です
良い、と言っている訳ではありません。
 「もし、私に羞恥心が無かったら」という書き方が嫌ですね。

ふむふむ
投稿者:other_wind
2003/10/21 18:45 メッセージ: 3042
これは lvkoechel さんの 3041 に対する返信です
>「もし、私に羞恥心が無かったら」

たしかに羞恥心なんて言葉を使わなければ良いのにね。

お持ち帰りですか?
投稿者:as_dsch
2003/10/21 21:34 メッセージ: 3043
これは beknch さんの 3037 に対する返信です
from_ojpさん

>結論、演奏は精確でなきゃ。聴くならいい音でなきゃ。
>ヒェーッ、反論が来そう。

精確でいい音というと、田吾作がすぐ思いつくのはムラヴィンスキー/レニングラードPOによるグラモフォンのチャイコフスキー4−6です。
4番終楽章、6番第1楽章展開部などは精確でいい音なだけではなく、音楽としても見事です。
同じグラモフォンでも、カラヤン/ベルリンPOのタコ10は精確でいい音なんですが、余りにも人工的な感じで、なんだかオーディオ・テスト用音楽を聴かされているようです。

ところで、精緻でなくてもいい音でなくてもいい演奏は聴きます・・・バイロイトの第九、シューリヒトの「未完成」など、いくらでもあります。
特に器楽、声楽はSPを蓄音機で聴くほうがCDよりずうっといいものがあります・・・1920年代のティボー&コルトーのフランク&フォーレのVnソナタやカルーソーの「衣装をつけろ」(レオンカヴァルロのオペラ「道化師」のアリア)などはその代表格だと思います・・・SPは一発勝負で電気的編集がしてないからいいんでしょうね。

beknchさん

>10月21日(火)から三週間に渡りニューヨークフィルではご存知、作曲家のチャンピオン、ベートーベン特集だそうです。
>この期間に全交響曲と全ピアノ協奏曲が公演されます。

1879年10月21日はエジソンが白熱電球を発明した日です。
この白熱電球のフィラメントには日本の妄想地区ぢゃない、孟宗竹が使われました・・・♪エジソンは偉い人、そんなこと常識、タッタタラリラ、ピーヒャラピーヒャラ、パッパパラパ

田吾作がKGBの一員としてマクドナルドとバーガーキングの味の比較という国家的諜報活動をしていたころ、アバド/ウィーン・フィル+ポリーニによるカーネギーホールでの全交響曲&全ピアノ協奏曲チクルスがありました。
仕事をほったらかして全部聴きたかったのですがそうもいかず、交響曲8&9のコンサートだけ聴きました。
8番は溌剌とした名演でした。
9番はまとまりは良かったのですが、名演というほどではなかった。

>しかし仮にNYKに住んでいても全部のコンサートにはまず行けないでしょうから却って欲求不満が溜まるかも。

そうなんです。
8番が名演だったこととポリーニを聴いたことがなかったので不満一杯でストレスが溜り、加えてベ−コン・ダブル・チズバーガー&フレンチ・フライ&オニオン・リングスの食べ過ぎで半年で30ポンド肥りました・・・田吾作は見事な霜降り肉になりました。

>マゼールに会ったら、水を入れたコップをスプーンではじいて、「今の音程は?」ってやってみて下さい。

そうするとマゼールは即座にミネラル成分の含有率を言い当てるんですね。
たしかマゼールがロサンゼルス交響楽団デビューをした時に、ロサンゼルス・タイムズは「太陽は西から昇る」という見出しで絶賛しました・・・♪西から昇った御日様が東に沈む・・・そうか、マゼールはバカボンのパパだったのか。
えー、ついでに書くと・・・映画「未知との遭遇」のパロディで、UFOの上にバカボンのパパが乗っていて「無知との遭遇」というポスターがありました。

そうそう、忘れていました。
「皇帝」がピアノ協奏曲のチャンピオンなら、ドヴォルザークのチェロ協奏曲はチェロ協奏曲のチャンピオンです。

ヴィヴァルディ づくし
投稿者:wadakamaru
2003/10/21 21:37 メッセージ: 3044
これは y_bagus_m さんの 3028 に対する返信です
いや、ほんま、
こんなよーけある、書き込みに一つ一つに返事を書きはるなんて、
なんとまあ、几帳面なお方やろ。
こりゃ、アメリカまでやってきた、その商売、
ぜったいうまくいきまっせ。

>なんぼでも・・
この関西弁。いいですねえ。

>「ラ・ストラヴァガンツァ」。
>私には初めて聞く名前の曲なのですが、やはりこれもvn協奏曲なのですか?
これは曲の名ではなく、曲集の名前です。作品4のことです。ちなみに「四季」は作品8です。
ポッジャーがお薦めですが、ツチノコ・暴飲愚がお嫌いであれば、
おしとやかな、医務自治盤でもよろしいかとも思いますが、
ちょっとパワフルさに欠けて、魅力が半減かも知れません。

beknch さん、
>「声楽曲」でグローリアin D、マニフィカト、Dixit Dominus、Beatus vir ・・
まさしく、これらは宗教曲です。
バッハと比べるとちょっと軽いかと思わせますが、
その軽さこそがすごいと思っているのです。
いろいろ噂があるけれども、ヴィヴァルディは少なくとも聖職者です。
かれは、他の作曲家と違って、宗教曲を作る状況が全く違うのです。
他の作曲家たちは、教会から作曲を依頼されたり、自分自身の信仰心から作曲したのでしょうが、
ヴィヴァルディは自分の職務、つまり人々を教導するということを主眼にして作曲しているように思うのです。
作曲は、自分の信仰心の吐露でなく、いかに、一般民衆を教導するかに主眼においているように思うのです。
だから、まるでオペラではないかと思わせるようなドラマチックなところとか、
たんなる声楽曲でなく、「声楽のためのコンチェルト」ではないとか思わせるようなところとか、
「宗教曲としてはヤバい表現」があると思っているのです。
ヴィヴァルディは謹厳実直なゴチゴチの宗教者でなく、
どちらかと言えばかなり俗っぽいひとだったので、
そんな表現が出来たのだと思っています。

羞恥心
投稿者:nujikoa
2003/10/22 2:41 メッセージ: 3045
これは lvkoechel さんの 3033 に対する返信です
>「もし、私に羞恥心が無かったら、こう書くだろう。
>『これぞ、この曲の中の皇帝だ』と」。

僕もlvkさんと同じく、この書き方は嫌ですねー。
というか、「ずるい」。

よく、
「これは失礼な質問になるかもしれませんが・・・」などと前置きして質問することがありますが、
これに似てますね。

・本当に失礼と思うのなら聞かないはずなのに。

・わざわざこんな妙ちくりんな前置きをしないと、正直な心境を話すことができないのか?

自分で自分に免罪符を発行しているようで、実に嫌なのです。
(自戒をこめて)


***
ところで、話題のカザルス。

僕もどちらかというと、
音が良い、新しい演奏を好む(古い演奏はあまり聴かない)ほうですが

カザルスは良かったです。
いろんな人の演奏で聴いた後でカザルスを聴いたのですが、
「ほー、名にしおう名盤ってのは、やっぱり凄いんですねー。さすがなもんです。」と、思いましたよ。
一つ一つの音をいつくしんでますよね。

フルニエ盤も好きです。
といっても、僕が聴いたのは1959年のACCORD盤(スタジオライブ?)だけですが。
このフルニエにしても、音程狂ったりひっくりかえったりしてますよ。
でも良いんですね〜。高貴なる熱演。

スーパーサラダ
投稿者:beknch
2003/10/22 13:31 メッセージ: 3046
これは as_dsch さんの 3043 に対する返信です
>お持ち帰りですか?

田吾作さん、このタイトルはハンバーガー屋での話にリンクしているんですよね?

それで思い出しました。初めて米国に行った時の事。
トピ主さんも今はあっちですし。

<マクドにて>
注文時、パート風のねえちゃんに「ヘアオトゥゴ?」と言われて、「え?」。
結局「here or to go?」って言っていたのでした。
「何や to go とは。take outと言わんかい」と思ったものです
(ちなみにこの辺りでは to go とは言わず、take away なのですが)。

<スーパーにて>
レジで「プラスティックオァペパア?」と訊かれて「へ?」、・・・これは
「plastic or paper (bag)?」(ビニール袋か紙袋かどっちに入れて欲しいんや?)
だったんです。「なんでビニールがプラスチックやねん」と思ったものです
(ちなみにこの辺りでは、紙袋はスーパーでは無いので訊かれませんが)。

レジで金額が表示されたとたんに、「財政赤字は何で補填すべきか?デニーロは
大丈夫なのか?」などとアルバイトのねえちゃんに突然訊ねられるはずは無く、
お決まりの話だけな訳ですが、予備知識無いとね。

<ド田舎のシーフードレストランにて>
注文時、ウエイトレスのおばさんに「スーパーサラド?」と訊かれたので、
「ほう、普通でもでかいのに、スーパーサイズのサラダがあるのか」と思い、訪米
記念に試そうと、「イエス」と答えたら、今度は相手が「???」って顔。
「スーパーサラド?」と再び。こっちも再度「イエス」と答えると、「?」、
の繰り返し。よく訊いてみると、「soup or salad?」と訊ねていたのでした。
「紛らわしい。はっきり喋れ」と思ったものです。

<某先輩の昔話、米国の某空港の某キオスクにて>
「ホットドッグはどこで買えるんや?」と同行の客の前で格好よく店員に
尋ねたら、シルクハット風の帽子(商品)が出てきた・・・「ハットドッグ」と
カッコつけて発音した結果らしい・・・「ほんまかいな」と思ったものです。

<下町の中華料理屋にて>
同僚が「カレーライス」を頼んだら「カニチャーハン」が出てきた。
「あんた、カニは英語とは違うやろ、幾ら何でもカレーとカニを間違うかいな」
と思ったものです。
でも、なまじ日本語に慣れている店員も困りもの、と言うお話だったのです。

人間の脳は6-9歳までの間に自分の言語体系に関係の無い発音の為の脳細胞
(ニューロンやらシナプスやら)を捨ててしまうそうです(勿体無い)。

「わしら日本人や、判るように喋れ」と開き直るもよし。おどおどはせずに
「わからんけど、知りたい」という態度を堂々ととるのがよろしいようで。

どーも
投稿者:y_bagus_m
2003/10/22 13:42 メッセージ: 3047
これは beknch さんの 3046 に対する返信です
今ニューヨークです。
メジャーリーグのワールドシリーズの第3戦が終わったところ。
松井が勝越のヒットを打って、「ヤッター!」と思ってたら、
その後ヤンキースが4点も入れて松井の一打の有難味が薄れてしまったような…
でもすごいですね、松井。
いやいや、うれしい、うれしい。

寝ます。

SYMPHONIC SPORT
投稿者:ZAKKYO2000
2003/10/22 19:23 メッセージ: 3048
これは y_bagus_m さんの 3032 に対する返信です
バグースさん、さぞかしNYは盛り上がっているでしょうね。しかし、イチローも野茂もすごいが、松井も負けてはいませんね。

>私はまた 「交響的運動=SYMPHONIC SPORT」 かと思いました。

なるほど、こんな曲あったら面白いかもしれませんね。
オリンピックがらみのデビット・フォスターの「ウィンター・ゲームス」やフレディ・マーキュリーの「バルセロナ」なんてのは結構これに近いですよね。
そういえば、ショルティも何かのクラシックのアルバムに「がんばれ、シカゴ・ベアーズ」なんていうのを入れていたな。

>日曜日に別のホールで「シンプリー・レッド」のコンサートをやっていましたが…

まだ、活動していたんですね。アルバム「スターズ」の大ヒットの頃が懐かしい。まだ屋敷豪太は参加しているんですかね。

>スーパーサラダ
投稿者:wadakamaru
2003/10/22 21:07 メッセージ: 3049
これは beknch さんの 3046 に対する返信です
>「ほんまかいな」・・
この関西弁もいいですねぇ。

そこら辺の落語家の小咄よりも、よっぽど面白い話ですね。
また聞かせてください。(^_^)

お元気そうで
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/10/22 22:15 メッセージ: 3050
これは y_bagus_m さんの 3047 に対する返信です
何よりです。トピ主チャンプのバグースさん

お仕事に加え、各地からのレス、きっとこのトピ参加の勧誘もなさっていることでしょう。
そちら方面からの参加者も加わって欲しいところ。
摩天楼にて『クラシック ○○と言えばこの曲! のトピ参加に御協力を!』のビラを配るバグースさんの姿を想像するにつけ、涙が込み上げて来ます!

お留守の間も、beknchさんにスーパーサラダで笑わせて頂いたりでチャンピオンに関係なくトピは無事続いておりますので安心してビラ配りと”ついでに”お仕事の方にも精を出して下さい。

>人間の脳は6-9歳までの間に自分の言語体系に関係の無い発音の為の脳細胞(ニューロンやらシナプスやら)を捨ててしまうそうです(勿体無い)。

な〜るほど。それで納得行きました。
将来どこで暮らす事になるか、6-9歳までの間なんかにわかりませんものねえ。
捨ててしまった脳細胞だけが必要とされている現状。
あれは一体どこへ、何と一緒に捨てたんだっけ…

ビラまきご苦労様です
投稿者:other_wind
2003/10/23 20:22 メッセージ: 3051
これは y_bagus_m さんの 3026 に対する返信です
>摩天楼にて『クラシック ○○と言えばこの曲! のトピ参加に御協力を!』のビラを配るバグースさんの姿を想像するにつけ、涙が込み上げて来ます!

バグース外交のお仕事のかたわら、せっせとビラまきのお仕事もされていたとは気がつきませんでした。
敬服致しております。
もちろん、ビラと一緒にティッシュも配られているのでしょ?
もしかして笛を片手にチンドン…
…お体には充分お気をつけ下さい。


さて、辞書を引きましたところ次のようにありました。

→→→いちふじ にたか さんなすび【一富士 二鷹 三茄子】 初夢に見ると縁起がよいとされるものを並べたことば。◎一説に、現在の静岡県にあたる駿河国(するがのくに)の名物を並べたことばとも言われる。

なすびは駿河国の名物の一つ?


→→→松竹梅(美術) しょうちくばい 東洋画の画題の一つで,中国では〈歳寒三友〉と呼ばれた。〈松・竹・梅〉が厳寒に耐える姿を賞したもので,めでたい図柄として調度や衣料などの模様にも応用され,生花や盆栽などにもする。

→→→歳寒三友 さいかんさんゆう 東洋画の画題の一つで,松,竹,梅を合わせたもの。古くから個々に描かれた画はあったが,三友として組み合わせた画は明以降に著しい。節操を曲げぬ士人の精神を象徴する画題であったが,日本に入って〈松竹梅〉と呼ばれ,吉祥的な意味が強くなった。

松竹梅は意味上でなく言葉の並びによる順序?

ピアノトリオ
投稿者:beknch
2003/10/24 5:09 メッセージ: 3052
これは y_bagus_m さんの 3047 に対する返信です
ラフマニノフのピアノトリオ2番を聴いてみました。
私には全く初めての曲です。

演奏が、ヴァイオリン/コーガン、ピアノ/スヴェトラノフと言うのが気に入り
ました。チェロはルザノフって言うんですが、その演奏家は知りません。

聴いてみると中々いい。ピアノの暗い下降旋律の繰り返しで開始。
弦の悲しく切ないメロディーが被さって進んで行きます。トーンは暗く重いんです
が、ロマン派の匂いも強い曲です。
いつ頃の作品なんだろうと見てみるとOP.9で、ラフマニノフが若干20歳ちょいの頃の作品。

音楽辞典によると、サブタイトルが「偉大な芸術家の思い出」となって
います。それってチャイコフスキーと違うの?
実は、この曲はチャイコフスキーの死を悼んで作曲された様です。
チャイコフスキー作曲の有名な同名曲は自分の死を悼んで作曲したもので・・・
はありません。当たり前ですか。ルービンシュタインの死を悼んで作ったそうです。

ベートーベンのOP1の1(Pトリオ第一番)なども聴きつつ、これを聴くのも中々
オツなものです。ラフマニノフのこのピアノ・トリオに妙に惹き付けられていて
暫くはまりそうな気配です。何度も繰り返して聴ける様な曲でもないのですが。
期間限定でのピアノトリオチャンプかも知れません。

曲数チャンピオンは・・・
投稿者:ZAKKYO2000
2003/10/24 14:09 メッセージ: 3053
これは wadakamaru さんの 3016 に対する返信です
wadakamaruさん、
>お薦め曲では、「ラ・ストラヴァガンツァ」の8番目の曲(RV249)
を早速聴いてみました。「四季」の夏に通じるような、なかなかいい曲ではありましたが、残念ながら斬新さはいまいちの感じでした。(手持ちはピノック盤でしたので、それがいけないのかも)

ところで、ヴィヴァルディに関連して、いろいろなジャンルの曲数のチャンピオンを調べてみました。
ざっと調べてみた結果なので、多少誤差があるでしょう。間違いなどあったら是非ご指摘ください。

・交響曲:ハイドン−104
・交響詩:リスト−13
・ピアノ協奏曲:モーツアルト−27
・ヴァイオリン協奏曲:ヴィヴァルディ−250
・弦楽四重奏曲:ボッケリーニ−106
・ピアノソナタ:ハイドン−52
・チェンバロソナタ:D.スカルラッティ−567
・ヴァイオリンソナタ:モーツァルト−45
・オペラ:ドニゼッティ−70
・ミサ曲:パレストリーナ−104
・カンタータ:バッハ−252
・オラトリオ:ヘンデル−25
(・歌曲:シューベルト−600?)

数さえ多ければいいというわけではありませんが、それにしてもすごい数ばかりですよね。

そして、作曲家としての曲数のチャンピオンは一体誰なんでしょうか?
バッハ?ヘンデル?ハイドン?シューベルト?ヴィラ=ロボス?
演奏時間だったらワーグナーだったりして・・・。

>曲数チャンピオンは・・・
投稿者:wadakamaru
2003/10/24 22:30 メッセージ: 3054
これは ZAKKYO2000 さんの 3053 に対する返信です
>>お薦め曲では、・・
世の美男美女でも、ジャニーズ系がいい、ゴジラ風がいい、
清楚の子がいい、いや紀香風がいいと、
皆さんいろいろ自分の好みがあって、
波長が合うとか合わないとか、さまざまですので、そういう事もあるでしょう。
確かにピノックおじさんの演奏は紳士的ではあります。
この曲はヘヴィ・ロックのように演奏しないとねぇ。

チャンピオン・・・   ※さらに付け足しです。  
・チェンバロ協奏曲:CPEバッハ−45曲
   とは言っても、このころは微妙で、ソロがチェンバロとは限らず、ピアノと言っていいものになるのかも知れません。
・CDのリリース数:モーツァルト
   何年か前に、統計を取ったことがあります。正確な数字は記録していませんが、順位は、
   1.モーツァルト: 2.JSバッハ: 3.ベートーヴェン: 4.シューベルト: 5.ブラームス
   以下、ショパン、チャイコフスキー、ワーグナー、ドビュッシー、シューマン、ヴェルディ、ハイドン、リスト、
   R.シュトラウス、ヘンデル、ヴィヴァルディ、ドヴォルザーク、プッチーニ、J.シュトラウス・・・
 の順でした。最近のことは調べていませんが、
 上位はあまり変わっていないかも知れませんが、10位以下はかなり変わっているかも知れません。

>作曲家としての曲数のチャンピオンは・・
この曲数というのが、なかなか難しい。
1分でも1曲だし、3時間でも1曲だし。
総演奏時間なんて、人によって演奏時間が違うので、ますます統計が取りにくいし。
楽譜の全小節数で勝負すれば、誰が一番多く作曲をしたかが分かるかも知れません。

戻りました
投稿者:y_bagus_m
2003/10/25 11:01 メッセージ: 3055
これは other_wind さんの 3051 に対する返信です
さっき香港に戻りました。
今荷物を置きにオフィスに来て、メイルチェック等々をやっているところです。
出張中 私が満足に書き込みができない間も皆さんで○○トピの火を守って下さって、
本当にありがとうございました。

よ〜し、戻ってきたからには今からバンバンレスしまうっちゃうもんね!
と 思わないでもないですが、20時間に渡る夜間フライト後の時差ぼけの身、
なかなかレスもままならないと思います。

シュピナートさん、エンパイア・ステイト・ビルからビラを撒こうとしたら、
警備員に止められてしまいました。 残念です。
other windさん、チンドンの方は本職ですから、各都市できっちりやってきましたよ。
それで稼いだ金で旅費にせにゃぁあかんですから。

というわけで、とりあえず帰国報告まで…

お帰りなさい
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/10/25 17:38 メッセージ: 3056
これは beknch さんの 3052 に対する返信です
bagus さん、お疲れさまでした!

>20時間に夜間フライト後の時差ぼけの身、
それはきついですね。どうぞゆっくりお休み下さい。

beknchさん
ラフマニノフのピアノトリオ2番は書き初めが10月25日(旧暦)、今日のようですね。
1度だけ生で聴いた事がありますが(ロシアからの演奏家で)暗さに滅入ってしまいました。尊敬する チャイコフスキーの死を 悼む音楽は聴いていてとても重苦しかったです。
チャイコフスキー本人のほうも、生で聴いたのはオイストラフ等の演奏で1度きりです。

今朝は雪が凍ってすっかり走れトロイカの雰囲気。
寒さや厳しさを感じさせるロシアものが身にこたえるこの頃です。

季節感
投稿者:beknch
2003/10/25 19:05 メッセージ: 3057
これは SPINATPOLKA2 さんの 3056 に対する返信です
バグースさん、お帰りなさい。ご無事にお戻りで何よりです。
時差ボケは激しいでしょうからゆっくりお休みください。北米からアジアに戻ると
暫くは朝が早く起きれるんですよね。日曜日は朝6時からラジオ体操でもやってみて下さい。

お留守の間はトピ主さんの日頃の強い意思を継いで、一切トピズレすることも
無く進んでいた様です(はて)。

こっちは、何となくブラームスのヴァイオリンソナタ一番が似合う季節になって
きました。今朝なども穏やかで、ノンビリと日が差す雰囲気はまさに第一楽章
冒頭の雰囲気だし、続く第二、第三楽章もしっくり来る平和な季節です。

NHKを見ていると、紅葉の季節の話題に、山は冬装備にして下さい、が加わり季節感の移り
変わりが如実です。日本はやっぱりいいなぁ。

>今朝は雪が凍ってすっかり走れトロイカの雰囲気。
>寒さや厳しさを感じさせるロシアものが身にこたえるこの頃です。

シュピナートさん、
こちらは、ブラームスのピアノ五重奏曲まで行ってしまいましたか。
これはこれで大変ですね。アラスカン・マラミュートという犬は元々ソリ用
の労働犬だったので数匹飼ってドライブをソリでされては如何でしょうか?

>捨ててしまった脳細胞だけが必要とされている現状。
>あれは一体どこへ、何と一緒に捨てたんだっけ…

はて、何と一緒だったんでしょう。でも、当時使用しない言語用の脳細胞を捨てた
代わりに他の人以上に発達した脳細胞もあるわけですね。シュピナートさんの場合は
音楽用の脳細胞もそのうちの一つなのでは?

>1度だけ生で聴いた事がありますが(ロシアからの演奏家で)
>暗さに滅入ってしまいました。

確かに暗いです。私はてっきりラフマニノフ晩年の作曲だろうと思って調べたら
相当若い時の作品で意外でした。何回か聴いて私も既にゲップが出てます。
繰り返して聴くには限界があった様です。

トスカ、キスか。
投稿者:beknch
2003/10/25 19:13 メッセージ: 3058
これは y_bagus_m さんの 3055 に対する返信です
今日、トスカを観てきました。

実演は予想以上に良かったですよ。大いに感動しました。

ナマの演奏が良いのは勿論なのですが、物語の内容からもズシンと重いものが
大きく心の中に残って居ます。これはCDでは決して感じなかった点です(私の
CDは説明書の歌詞がイタリア語記載なので如何ともし難いわけですが)。

やはり、字幕が出て今何を言っているのかが同時に判ると言うのは素晴らしいことです。
例えば、仮に歌詞が無い箇所のオケのメロディーでも、話の展開・雰囲気が判って
いる為に、作曲家が曲をシーンに合わせていることも良く判ります。

有名ないくつかのアリアも、筋の展開の中で捉える事ができるので生であることと
相まって深い感銘を受けました。鳥肌・感涙モノの箇所が数箇所ありました。
今日は物語そのものにも随分のめり込んでしまった様です。

一度雰囲気が判るとその後CDだけを聴いていても断然味わいが違うものですね
(帰宅してからまたCDを聴いてしまいました)。他に、アリア集、ハイライト集も聴き比べて
みましたが歌手によって随分違います。今のところマリオはククレカレーライスが
一番お気に入りです(そう言えば11月にこっちに来るらしい。どうしよう?)。

暫く、オペラを攻めてみるかな。まずはプッチーニから、「ラ・ボエーム」
「マダム・バタフライ」「トゥランドット」あたりですね?

ところで、第一幕と第三幕でトスカ役とマリオ役は舞台で本当にキス(口対口)を
しています。普通、こんなもんなんでしょうか? 魔笛のビデオではそういうシーン
はありませんでしたが(物語内容が全然違うか)。
特に一幕は結構激しいと思いました(フレンチではないですが。え?そんなこと誰も
言ってない? )。口紅は落ちないのだろうか、相手はタイプなのだろうか、
仕事とは言えどうなんだろうと、思考はあらぬ方向にも進んでいったのでした。

エレクトラ
投稿者:beknch
2003/10/25 19:55 メッセージ: 3059
これは beknch さんの 3058 に対する返信です
小澤征爾のウィーン歌劇場音楽監督任期が三年程延長される可能性が強いとの記事が
先日でてましたが、そこに来年以降の演目にR.シュトラウスの「エレクトラ」
とワグナーの何だったかが加わるとありました。

R.シュトラウスは「四つの最後の歌」で歌曲の印象を良くしている上に、小澤征爾
が演目に取り上げるとすれば大いに関心があるのですが、この「エレクトラ」と
言うのは歌劇としては出来はどうなのでしょう?

彼の作品は「薔薇の騎士」や「ニャロメ」あたりが有名の様に思うのですが
(あれ、サロメでしたっけ?)。

ところで、先のレス、編集する時に間違えて発電してしまったのですが、次の一文は
付け加えたいと思います。「と言う訳で、同時進行で内容を理解できるDVDは恐らく
オペラ苦手の方々には有効だと思われます。実演を観れればそれが最高ですが、
明らかに限界がありますからね。」

>エレクトラ
投稿者:tynaoshima
2003/10/26 0:27 メッセージ: 3060
これは beknch さんの 3059 に対する返信です
 beknchさん、今晩は。普請道楽です。

 「エレクトラ」は名曲です。

 拙い記憶で恐縮ですが、吉田秀和氏の評論では、「サロメ」の衝撃度を褒めつつも完成度では「エレクトラ」の方が上、というような表現も出ていたと思います(あと、サロメの「7つのベールの踊り」は余計、とも書いてました)。
 ただ、内容や曲調がサロメに似てるので、二番煎じのような感覚で捕らえられているのではないでしょうか?R.シュトラウスでは、「ダフネ」や「影の無い女」辺りなど、更に三番煎じ、四番煎じ的なものもありますけど、その中では「エレクトラ」が最も良いのではないかと考えております(恐縮ですが、イメージの範疇を超えておりません)。

 ただ、実演ではどうなのでしょう?この曲は「ヴォツェック」などと並んでグロテスク度が「チャンピオン」級(ほら、トピずれして無いでしょ)だとは思っていますが、実演の演出が聴き手の妄想の範囲の内側だとつまらないし、逆にそれを超えると受け入れ難いしということで、却って音だけの方がマシかも知れません。

 ところで、どなたかご存知でしたらDVDについてお教え頂きたいのです。
 私にも録画したビデオの在庫がそれなりにございまして(過半は「建物」関係なのですけど)、何とかDVDにダビングして省スペースを図りたいと考えております。ところがDVDには(1)録画方式が何種類(DVD−R,DVD−RAM,DVD−RW???)かあるらしい、とか、(2)新世代の技術でまた方式が変更になるらしい、とかで、録画用のDVDに手が出せずにいます。単純にビデオデッキからダビングしていくとして、どのような方式のものを買えば良いと思われますか?2ヵ月後の少額のボーナス支給に向けて、今から愚妻に対して条件闘争を行なって参りたいと思っておりますので、ご協力を頂けると大変助かります。

 ついでに、もう一つ。我が家では企画・提案権限は私にございますが、決裁権限は愚妻が握っております。皆様似たようなものなのでしょうか、ねぇ。愚妻操縦に関する秘策をお持ちの方も、ご教示頂けると嬉しいです(⇒もっとも、こちらの秘策は持っている方がいらっしゃらないと覚悟しておりますが…)。

体調の所為か
投稿者:lvkoechel
2003/10/26 8:37 メッセージ: 3061
これは nujikoa さんの 3045 に対する返信です
それとも私が莫迦なのかは分かりませんが、スコアを睨みながら、カザルスの「一番」を聴いてみました。
 アラサガシを目的として聴いてみたのですが、楽しめず、やめました。
 その後モーツァルトのVnソナタ・ホ短調を聴きましたが、やはりいつもほどは楽しめず、体調の所為と決めました。

 忘れそう。バグースさん、無事帰国なされて良かった。落ち着いたら、頑張って下さい。

楽器
投稿者:susano_o000
2003/10/26 15:13 メッセージ: 3062
これは y_bagus_m さんの 3025 に対する返信です
>少し話が脱線しますが、私が自分の子供に楽器をやらせるならばピアノかギターと思っています。
>理由は1人で楽しめやすいこと。

 一人で楽しめやすいならヴォーカルでしょう。なんちて。(^^;ゞ

 よく、人の声に一番近い楽器というとチェロだ、なんていわれますが、個人的にはギターのほうがよほど人の声に近く、あの音、「ポロ〜ン」の「ロ〜ン」の、音が伸びている個所なんか、まるでそっくりだろうと思います。

 で、好きな楽器というと、ギター、チェンバロ、ピアノ、それにオルガンあたりになりますか。
 これでチャンピオンとなると、鬼太鼓座の大太鼓?

カザルス
投稿者:susano_o000
2003/10/26 15:22 メッセージ: 3063
これは y_bagus_m さんの 3026 に対する返信です
>左手は音程が不安定だし、右手の方も音がかすれるしで、

 分析的な聴き方をすれば、彼の音楽は遠のくばかりなのではないでしょうか。

 LP時代にソニーから、カザルスによるバッハの「伴奏付き」の方のチェロソナタが出ていました。音が出る瞬間、「うぅ・・」といううめき声が聞こえてきて、何とも言えない思いがしたものでした。

 ジャケットの裏側に彼の写真がありました。傘をさして浜辺か何かを歩いている彼の後姿でした。
 その写真には「優しいおじいちゃん」という雰囲気があり、ふと、これなのかと思いました。

 彼の演奏は、崇高な精神性というような修辞が必要なものでもなく、ただただヒューマンとかソウルとかいうものに満ちたものなのだと思います。

今日は1時間多い日
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/10/26 17:19 メッセージ: 3064
これは beknch さんの 3057 に対する返信です
beknchさんは春の気分を味わってらっしゃるし、日本では紅葉の秋日和を皆さん楽しんでいらっしゃる…なんと不公平なこと。幸い雪はほぼ解けました。

今日から冬時間に切り替わり、時計は10時台を指しているけれど本当は9時台。
今日の仕事は時計の針や文字盤を一時間遅らせる事かな。ひとりでに切り替わってくれたのはPCの時計のみ。

エレクトラは大変に好きなオペラです。
あの異様さに引込まれます。そして最後のエレクトラの勝利の踊りの部分の音楽が何とも好きです。狂気の世界。オレストを呼ぶ声とそれに続くオーケストラの印象的な終わり方が、聴き終わった後にも深くずっしりと心に残ります。

>数匹飼ってドライブをソリでされては如何でしょうか?

子供が小さかった頃は犬にソリを引っ張らせたりもしました。ある時、一目散にこちらへ走って来たうちの犬の引っ張る空のソリにぶつかってカリカリの雪道で転倒し、息が止まるほど痛い目に合いました。
ソリによる怪我って結構多いんですよ、大人になると走れトロイカはちっとも楽しくない!

そういえば先日の「プラスティックオァペパア?」の噺。
こちらのスーパーでは、このどちらもお金を出さないともらえません。ちゃんとレジの前に値段がついて売っています。日本へいくとびっくりしますね、どんどんタダでくれちゃうので。

今日は1日が25時間あるのでのんびりと。

エレクトラの世界
投稿者:beknch
2003/10/26 22:11 メッセージ: 3065
これは tynaoshima さんの 3060 に対する返信です
普請道楽さん、早速のレス有難う御座います。色々と参考になります。

>「サロメ」の衝撃度を褒めつつも完成度では「エレクトラ」の方が上

そうなんですか。これは両方を聴かなければならないようですね。

物語の筋は確かに異様な感じがしますが、これに音楽を入れるとどうなるのか
とても興味があります。その意味では「ニャロメ」も同じです。
仰るとおり舞台演出は難しいのでしょうね。映画にして欲しくない小説と言った趣
なのでしょうか。第一印象が映像で焼きつくかも知れませんしね。

>エレクトラは大変に好きなオペラです。 あの異様さに引込まれます。

シュピナートさんもお好きとは。ますます好奇心が沸いて来ました。
何はともわれ、CDを聴いてみたいと思います。小澤征爾と共に頑張ってみます?
この小澤のナマを何とか聴いてみたいと言う欲望が・・・。

>ソリによる怪我って結構多いんですよ

向こうで飼っていたマラミュートは体重が70kg前後。散歩中に誰かと立ち話を
している折に、彼がウサギでも見つけて走り出して、こっちがその事実に気がつか
ない無防備状態だと吹っ飛んでしまいます。たまに長い紐を着けている時は尚更
衝撃が強烈となります。ソリが無くても十分に痛い思いをしました。
ましてやそういう犬にソリでもつけようものなら・・・、ソリとは「ソリが合わない」?

>どなたかご存知でしたらDVDについてお教え頂きたいのです。

昔はそういう話は大好きで常にフォローをしていたものですが最近は遠ざかって
しまって。再生の互換性を考慮するとまだDVD-Rが良い気がしますが、今後の新方式
云々の情報はわかりません。ただ、一般のDVDソフトがここまで普及していますの
で、DVD-Rとして残したデータは相当に長い間存在価値があるのでは?
互換性を気にしないならDVD-RAMも便利が良さそうですが、詳しい方、どなたか・・・

DVD録画機としてのご購入ですよね?(パソコン周辺機器ではなく)

何?奥様操縦秘策?「愛しているよ」って言ってみるとどうなるのでしょうか?

>DVD
投稿者:tynaoshima
2003/10/26 23:15 メッセージ: 3066
これは beknch さんの 3065 に対する返信です
beknchさん、ありがとうございます。普請道楽です。

>再生の互換性を考慮するとまだDVD-Rが良い気がします

早速の貴重なご意見助かります。そうですか、DVDには再生のご歓声、ではなくて互換性などという問題があるのですか。知りませんでした。購入時の参考にさせて頂きます。

>何?奥様操縦秘策?「愛しているよ」って言ってみるとどうなるのでしょうか?

これも早速試してみました。
                 …が、鼻で笑われました(どうもDVD以上に、家庭内に問題があるようです)。


もっともこの時期、ホークスファンの私が(俄かとは言え)阪神ファンの愚妻に声を掛けたのが間違いでした。明日でチャンピオンも決まりますし、来週以降に再チャレンジしたいと思います。

エレクトラの先には
投稿者:as_dsch
2003/10/26 23:50 メッセージ: 3067
これは beknch さんの 3065 に対する返信です
「張子の虎」ぢゃない、「電気仕掛けの虎」(エレキトラ)でもなく、ましてや「阪神タイガース」や「臨時手伝い出演」(エキストラ)などでもない「エレクトラ」ですが、これはもう“どこまで行くの?”てなもんで、マーラーの10番第1楽章アダージョのように、あとはもう橋幸夫「霧氷」ぢゃなくて「無調」に行くしかないというボーダーライン上の狂気とか頽廃とかいう、とっても危なくて魅力的で「清く正しく美しく」を嘲笑う快感があるような、そのまま死んでしまいそうで癖になりそうな世界です。
マーラーは10番を完成せずに死んでしまったが、R.シュトラウスはボーダーラインの外側に出ることはなく、先祖帰りして次に「薔薇の騎士」を作曲・・・頽廃はあるけれど、デモーニッシュでも死の世界でもない・・・佐藤栄作元総理(古い!)は昭電疑獄の時に国会議員の不逮捕特権で救われて「塀の上を歩くが必ず外に落ちる」と言われたのを思い出しました。
もしR.シュトラウスがボーダーラインの外側に踏出していたらベルクの「ヴォツェック」のようなのになってたのかと想像します。

DVDの話は田吾作もちっとも詳しくないのですが、最近は大容量HDに録画しておいて必要なものだけDVDに書きこむのがいいという話を聞きました・・・ちっとも役に立たない話かもしれません。

>何?奥様操縦秘策?「愛しているよ」って言ってみるとどうなるのでしょうか?

なんという恐ろしいことを!
そういう、好きでもない女性を口説く時の台詞を奥様に言うと、あらぬ疑いをかけられるだけではないでしょうか?
それにしても男は馬鹿ですねえ。
なんとか小遣いを捻りだそうとした夫が、妻に「会社が苦しくて今度のボーナスが出ない」とウソをつき、まんまとボーナスひとり占めしたまではよかったが、高級なものを買ったことが切っ掛けでウソがバレ、そのことを会社・親族に言いふらされ、以後お金に関しては完全に計画経済社会主義体制になってしまったという人がいます。
また、出張手当などをヘソクリしようとして妻に内緒で銀行講座を作ったのはいいけれど、キャッシュ・カードが自宅に届き、帰宅したとたんに「これなあに?」と訊かれて正直に答えるしかなく、アクセサリーを買わされた人もいます。
気をつけましょう。

DVDレコーダー
投稿者:wolfgang17560127
2003/10/27 0:54 メッセージ: 3068
これは tynaoshima さんの 3066 に対する返信です
DVDレコーダーを大きく分けるとDVD-RAM(松下)とDVD-RW(パイオニア)に分けられます。機能(追っかけ再生)とディスクの耐久性で選べばDVD-RAM、互換性で選べばDVD-RWと言ったところでしょうか。また、ハードディスクの付いたものと付かないものがありますが、ハードディスク付きを選びましょう。

また、DVD-Rのみしか使わない方はどちらを選ばれても構わないと思います。(実は私がそうなんです)

ソニーのデザインがちょっと気になりますね。
http://www.sony.jp/products/Consumer/dvdrecorder/

まいどどーも…
投稿者:y_bagus_m
2003/10/27 1:32 メッセージ: 3069
これは SPINATPOLKA2 さんの 3056 に対する返信です
昨日は朝着の便で戻ったのですが、そのまま家に帰ると絶対にあらぬ時間に寝てしまい、
夜眠れなくなると思ったので、家には帰らずに娘の学校のバザーに直行。
(おかげで夜はまあ普通に眠れました)

で、今日はまた朝からヤボ用で1日中外出…
レスできんですみません。

シュピナートさんのところはもうすっかり冬支度のようですね。
出張中トロントは思いのほか暖かかったと書きましたが、その3日後から急に寒くなり、
ニューヨークでは震えておりました。

お客さん廻りでニューヨーク郊外・ニュージャージに行ったのですが、道途中の紅葉が本当にきれいでした。

こちら香港も出た時と比べればかなり涼しくなっていますが、それでもまだプールは開業中。
泳いでいる人がまだたくさんいます。

ア・ストリング・アラウンド・オータム
投稿者:other_wind
2003/10/27 11:28 メッセージ: 3070
これは y_bagus_m さんの 3069 に対する返信です
  沈め
  詠うな
  ただ黙して
  秋景色をたたむ
  紐となれ

大岡信の詩をもとに作られた独奏ヴィオラとオーケストラのための曲。

今、日本では紅葉の美しい季節

鮮やかな木の葉の色で彩られた森の中を
思索しながら歩く

木々が静かに語ってくれる
その言葉にじっと耳を傾ける

鳥や動物たちも遠くから語りかける
その言葉にじっと耳を傾ける

暖かい日差し、流れる雲、そして穏やかな風
その言葉を探ろうとする

自然はもはや鑑賞の対象ではない
いつしか私もその一部となって秋を彩っている


美しい鮮やかな秋景色を思わせるオーケストラをバックに、独奏ヴィオラが静かにその色彩の中を歩いていく。
秋景色をたたむ紐とはいったいどんなものか。

日本の作曲家で、海外でも知名度の高いチャンピオンは、やはり武満徹かと思います。
これまた知名度の高い演奏家のチャンピオン、小澤征爾/サイトウキネンと今井信子で聴きました。

re.DVD
投稿者:ZAKKYO2000
2003/10/27 12:06 メッセージ: 3071
これは tynaoshima さんの 3060 に対する返信です
私は昨年、ワールドカップに備えDVDレコーダーを買ってから1年半の付き合いになりますがその感想です。

機種:シャープDV−SR100(かなりマイナー機種)
値段:約7万円(当時としてはかなり安い)
機能:DVD−RW対応、HDDなし

○良かった点
・通常モードでの画像がVHSより遥かにきれい
・RWなら何度でも書き換え可能
・一発頭だし可能
・予約は通常の本体にできる他、RWディスク自体にも記憶させられる(シャープのみ?)
・録画したものを簡単に自由に編集できる(部分削除、再生順番入れ替えなど=RW使用時)

●悪かった点
・パソコンのようにディスクを読み取る時間が長い
・ディスクが120分しかない。
・生ディスクが高い(RWまとめ買いで1枚700円ぐらい)
・長時間モードの画像が悪すぎ使えない(特に3倍モード)※但し音だけなら問題なし(私の耳では)
     ⇒ベートーヴェンの交響曲全集を1枚にできるメリットは大きい
・RWは剥き出しなのでキズに弱く、録画に障害を与えることがある(RAMなら大丈夫)
・ディスク入れ替えはデジタルビデオ(orVHS)を使わなくてはいけない⇒HDD付きにしなくて大変後悔
  ※その後進歩している点は多々あると思いますが。

ざっとこんなところです。
RWとRAMに関しては他機種で再生することが多いかどうかで判断するのがいいかと思います。
今後新方式(ブルーレイでしたっけ?)もある様ですが、とりあえず第1期完成期の今、CD機能も進化しているようですし、HDD付きも10万円位になっているので、日経トレンディやDIME当たりの記事でチェックして購入してもいい時期だと思いますよ。

もうひとつ参考までに↓
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=552018309&tid=dvda5sa5ga5aaa5la53a1bca5c0a1bca4nbepjs8r49a47a4dea47a4ga4a6&sid=552018309&mid=1&type=date&first=1

>>DVD
投稿者:tynaoshima
2003/10/27 23:08 メッセージ: 3072
これは ZAKKYO2000 さんの 3071 に対する返信です
wolfgangさん、ZAKKYOさん、ありがとうございました。普請道楽です。

そうですか、DVDは奥が深いのですね。DVD専門のトピがあるのも初めて知りました。生ディスクも高いんですね。全部ダビングすると何万円も掛かるのは、ちょっと驚きです。お恥ずかしいことですが、何しろケータイのメール機能も最近覚えたばかりで、最新機種の動向に弱いものですから、皆さんからの助言は本当に助かります。

よーし、ここは一発張り込んで買ってしまいましょう。こうなれば、愚妻だけ攻略すればこっちのもの…。あっ、阪神が負けて愚妻が不機嫌です。どーしましょ。
う〜ん、そうだ、贔屓のホークスも日本一になったことですし、素直なイエスマンとなってご機嫌伺いに徹してみたいと思います。
???あれ、これっていつもやってる(やらされてる?)ことではありませんか。




愚妻は、ダイエーよりも強し。

そろそろ次… でしょうか
投稿者:y_bagus_m
2003/10/28 10:03 メッセージ: 3073
これは y_bagus_m さんの 3069 に対する返信です
最近満足の行くレスができずにいて、申し訳ありません。
もうそろそろ落ち着いて来ると思いますので、また頑張ります。

お題のほうもそろそろ次に行きましょう。
それまで「チャンピオンと言えば?」まだ投稿お待ちしています。

そう言えば (という言い方に私自身の興味の薄さが窺えるのですが…)、
日本シリーズはダイエーが優勝しましたね。
ファンの方、おめでとうございます。
巨人ファンの私としても、王監督が優勝して嬉しく思います。

私のチャンピオン
投稿者:y_bagus_m
2003/10/28 19:12 メッセージ: 3074
これは y_bagus_m さんの 3073 に対する返信です
最後に、私の狭いレパートリーから敢えて「ジャンル別、私のチャンピオン」を
選んでみると、下記のようになりました。

◎交響曲/管弦楽
*ベートーヴェン:交響曲第九番
― 「最も好きな交響曲」はベー2であり、ブラ3なのですが、「チャンピオン」と
なるとやはり「第九」になってしまいます。
う〜ん、やっぱこれでしょう!

◎器楽曲/室内楽
*シューベルト:弦楽五重奏曲
― これは「最も好きな曲」と一致します。
規模、内容ともにこの曲が「チャンピオン」という気がします。

◎声楽曲
*バッハ:マタイ受難曲
― これはそれまで1枚もののレコードしか買ったことのなかった少年バグースが
清水の舞台から飛び降りる気で初めて買った高価なセットものレコードだった…
という事情もあり、非常に愛着のある曲です。
ただ愛着があるというだけでなく、内容的にも数ある (と言っても私が聴いたことの
ある曲など数が知れていますが…) 声楽曲の中において「チャンピオン」と言うに
相応しい曲だと思います。

えっ、清水の舞台から飛び降りる気で買ったのは誰のレコードかって?
決まっているじゃぁないですか。
lvk先生大推薦 (えっ、違った?) のカラヤン・ベルリンPOですよ。

カラヤン 雑感
投稿者:wadakamaru
2003/10/28 21:15 メッセージ: 3075
これは y_bagus_m さんの 3074 に対する返信です
世界中を股にかけたお仕事、ご苦労様です。
いつもの誠意ある書き込みを見るに付け、
お仕事の方もきっと順調に事が運んでいるだろうと、かってに推測しています。

>清水の舞台から飛び降りる気で初めて買った高価なセットものレコードだった…
こういうのって、他人がどう言おうと、自分なりの高得点ものですね。

私の知人で、「カラヤン命」的な人がいまして、
とにかくクラシックと言えば交響曲で、しかも、カラヤンのでないとだめなのです。
そのころ(と言っても20年以上前のLP時代のこと)、私はバッハにぞっこんだったので、
「バッハも聴いてみたら」と言って、管弦楽組曲を薦めてみました。
後で訊いた感想ですが、「あれは、あかん。耐えられへん、二度と聴きたくない・・」なんて言われました。
「ダダダ・ダーン」の華々しい交響曲を更に華々しく演奏するカラヤンを聴くと、
おなじカラヤンの演奏でも、どちらかというと小難しいバッハの管弦楽組曲はお気に召さなかったようです。
いまにして思うに、ヴァイオリン・コンチェルトを薦めておけば、
カラヤンのそれがあるかどうかは知りませんが、少しはましだったかなと思う次第です。

第31回テーマ:「華麗なる…」と言えば?
投稿者:y_bagus_m
2003/10/29 10:06 メッセージ: 3076
これは y_bagus_m さんの 3073 に対する返信です
前回のテーマは皆さんかなり戸惑い、てこずっておられたようですが、
今回のテーマはチョー単純。

* 文字通りブリリアントでゴージャスな曲
* 文字通り「華麗なる…」のタイトルが付いた曲
* 思わずカレーが食べたくなる曲
* 思わず鰈が食べたくなる曲

よろしくお願いします!

ショパン
投稿者:yukkomylove2003
2003/10/29 12:21 メッセージ: 3077
これは y_bagus_m さんの 3076 に対する返信です
バグースさん 毎度どうも。

華麗なると言えば、そりゃショパンの「華麗なる大円舞曲」作品18ですよね。
続編に「華麗なる円舞曲」作品34の三曲があるのですが、作品34−2は
陰気臭くて、どこが華麗なのかよーわからんです(^^;。

ちなみに最近巷では、「戦場のピアニスト」のおかげで、
「アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ」が有名ですね。
もっとも、これって名前が言いにくいので、私は勝手に「アンスピ」と略してますが。

模範解答
投稿者:nujikoa
2003/10/29 18:00 メッセージ: 3078
これは y_bagus_m さんの 3076 に対する返信です
○ホセ・カレーラス

 三人組のなかでは華麗度は低いほうですが・・・

○加齢なるピアニスト 

 ホルショフスキ

最近忙殺されていますので、手短に。というわけでこれにて・・・

模範回答は続く
投稿者:as_dsch
2003/10/29 19:01 メッセージ: 3079
これは nujikoa さんの 3078 に対する返信です
○カレル・アンチェル

チェコ・フィルを振ったタコ先生の交響曲1番&祝典序曲は名演です。

○カレン・ハチャトリアン

アラム・ハチャトリアンの甥で、作曲家としていくつかの作品がCD化されている。

○カレン・カーペンター

過度のダイエットから拒食症となって亡くなった大工さんの娘で、Top of the worldは屋根瓦修理の歌として知られている・・・カレン・カーペンターを早口で繰返すと、いつのまにかカンペーターになるという由緒正しき名前である。

記憶の頼った書き込みですので、一部間違いがあるかもしれません。

華麗なるほうれん草
投稿者:y_bagus_m
2003/10/29 19:23 メッセージ: 3080
これは yukkomylove2003 さんの 3077 に対する返信です
>華麗なると言えば、そりゃショパンの「華麗なる大円舞曲」作品18ですよね。

ユッコmyloveさん、早速のレスどーもありがとうございます。
いやぁ、新テーマしょっぱなから「ストライック!」の回答をいただくと、何かこうすっきり爽やか
お通じバッチリという感じで嬉しいですね。

>ちなみに最近巷では、「戦場のピアニスト」のおかげで、
>「アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ」が有名ですね。

あ、そうなんですか。
こちらでもこの映画はやっていたようですが、見ていません。
何を隠そう、シリ隠そう、私は英語(ですよね?) の映画を見ていてもようわからんのです。
海外生活十ン年のおっさんが何ふざけたことゆーとんねん? とお思いかもしれませんが、
これは恥ずかしながら厳然たる事実。

10年ほど前ジャカルタで「インディ・ジョーンズ」を見たときには一生懸命セリフを耳で追った
結果、ストーリー展開がさっぱりわかりませんでした。
で、次にジャカルタで見た映画は「ゴースト」。
その時には前回の教訓から、はなからセリフを耳で追うのを放棄し、ひたすらインドネシア語
の字幕を追うことに専念しました。
おかげでストーリーはわかったのですが、字幕を追うことに全精力を使い果たしてしまったため、
映画が終わる頃には疲労困憊、映像の方が全く印象に残らない有様。
というわけで、海外に出てからと言うもの映画を見る機会がめっきり減ってしまったのです。

と、話が飛んだところでまた更に飛びますが、「アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ」
以前私はシュピナートさんのお名前はこの曲来するのだとばかり思っていました。
そしたら全然違い、シュピナート=スピナッチ、すなわちほうれん草のことだった知り、
呆然とした覚えがあります (別に “呆然” とまでせんでえーやろ とも思いますが)。
で、こちらショパンの方はシュピナートではなく、スピアナートだったのですね。
いやいや、また賢くなりました。

ところで、このスピアナートって何なのでしょう?
案外ほうれん草のことだったりして。
アンダンテほうれん草…

華麗、加齢、鰈、家令、家例、鰔…
投稿者:y_bagus_m
2003/10/29 19:47 メッセージ: 3081
これは other_wind さんの 3070 に対する返信です
>いやぁ、新テーマしょっぱなから「ストライック!」の回答をいただくと、
>何かこうすっきり爽やかお通じバッチリという感じで嬉しいですね。

と書いた途端、

>○ホセ・カレーラス 
>○加齢なるピアニスト  ホルショフスキ
>○カレル・アンチェル
>○カレン・ハチャトリアン
>○カレン・カーペンター

と、こう言う回答をいただくと、いっぺんに便秘気味になりそうで微笑ましいですね。
しかし、「カレー…」や「加齢」はわかるとして、なんで「涸れる」とか「枯れん」が
出て来んのさ!?
この強引さ、さすが田吾作さんです。

ちと、さかのぼります。

>世界中を股にかけたお仕事、ご苦労様です。

いや〜、かけすぎで痛くって…

>いつもの誠意ある書き込みを見るに付け、
>お仕事の方もきっと順調に事が運んでいるだろうと、かってに推測しています。

だと良いのですがね、なかなか現実は…
「ヒジョーにキビシイ!」というやつですね。

>日本の作曲家で、海外でも知名度の高いチャンピオンは、やはり武満徹かと思います。

other windさん、これはもう誰も異議の無いところではないでしょうか。
アカデミー賞を取ったサカモトと比べてもやはりタケミツの方でしょうね。
えっ、一時の小室哲哉の方が有名だった? 少なくともアジアでは??
なに、一昔前の喜太郎もすごかったぞって??

んー、まぁそういう意見もありましょうが、ここは一つ「世界のタケミツ」ということで
統一見解を …

華麗なる・・・
投稿者:beknch
2003/10/29 20:46 メッセージ: 3082
これは y_bagus_m さんの 3076 に対する返信です
* 文字通りブリリアントでゴージャスな曲

最初にイメージしたのはベートーベンの「皇帝」冒頭ですね。
華麗・ゴージャスにかけてはチャンピオンなのでは?

* 文字通り「華麗なる…」のタイトルが付いた曲

やっぱり「華麗なる大円舞曲」、ショパンですね。
それ以外? 華麗なるギャッツビー。

* 思わずカレーが食べたくなる曲

♪リンゴとハチミツとろーり溶けてる、ヒデキ、還暦!♪
これって、シューベルトの歌曲でしたっけ?

* 思わず鰈が食べたくなる曲

♪私の私の鰈は−、左巻き♪

泥酔状態に近いのかな、今日は。え?いつもと変わらんって?

華麗なる曲
投稿者:wadakamaru
2003/10/29 21:04 メッセージ: 3083
これは y_bagus_m さんの 3076 に対する返信です
またも、バロック・ヴァージョンになりますが、
すぐに思い浮かぶのは、フランソワ・クープランの一連のクラヴサン曲ですね。
きんきらきんのフランス宮廷が目に浮かぶようです。
それと、バッハの「クロマティック・ファンタジーとフーガ」なんかは、
バッハの曲の中では、随分と華麗な感じがしました。

と、マジレス。引き続きオマケ。

* 文字通りブリリアントでゴージャスな曲
レーベルのブリリアント・クラシックは、ゴージャスな中身でしかも大特価。

* 文字通り「華麗なる…」のタイトルが付いた曲
I don't know

* 思わずカレーが食べたくなる曲
「カレーライスの歌」なんてものもあるようですね。
この曲を聴きながら、カレーを作るのでしょうか。
検索してみると、そんなような感じ。

* 思わず鰈が食べたくなる曲
「タイやヒラメの舞い踊り・・」はあるけれど、
カレイの舞い踊る曲や食べたくなる曲は、どうしても見つかりませんでした。

spianare
投稿者:lvkoechel
2003/10/29 22:26 メッセージ: 3084
これは y_bagus_m さんの 3080 に対する返信です
bagus さん、こんばんわ。さっそく大活躍、元気そうでなによりです。
 「平らにする」、「なめらかにする」と言う意味です。

テーマのほうはそのうちに。

ハウス”キラキラ華麗”
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/10/29 22:38 メッセージ: 3085
これは y_bagus_m さんの 3080 に対する返信です
SpianatoーSpinatと似ていてまぎらわしいですね。
「なめらか」「落ち着いた」のほうがほうれんそうより良かったなぁ…でもPolkaとは合わない。(ほうれんそうはもっと合わないけれど)

そうですねえ、やっぱりショパンが”華麗”というイメージの曲を書いたチャンピオンですね。あ、もうチャンピオンにこだわらなくていいんだ…
今回はブラームスもブルックナーも出番はなさそう。

やはり華麗というのはキラキラのイメージを伴う気がします。
>きんきらきんのフランス宮廷
で思い出しましたが、モーツァルトのミサ曲の中には時々そういうキンキラキンを感じるものがあります。
カトリック教会のキンキラキンに飾られた装飾のイメージが、高いソプラノパートや、高らかなラッパ、それに伴うティンパニーに感じられます。時々聴いていて眩しすぎる!華麗という言葉とはちょっと違いますけれど。

「華麗なる賭け」の映画音楽は「風のささやき」ーこの曲はちっとも”華麗”ではないですがマックイーン、フェイダナウェイ演じるこのストーリーはかっこいい!

ではショパンに並んで華麗なピアノ曲を。
ウェーバー:「華麗なるポロネーズ」「華麗なるロンド」

華麗な指揮者
投稿者:beknch
2003/10/30 6:04 メッセージ: 3086
これは as_dsch さんの 3067 に対する返信です
華麗なる指揮者というとやはりカラヤンですね。
本人が意識していただけあって、指揮の姿は華麗で美しい。
クライバーもそうかも知れませんが映像を見たことがありません。

華麗なる競演ということになると三大テノールでしょうか。
ルックス、演目、ハイトーンな演奏、どれをとっても華麗ですね。

華麗なるピアニスト、ヴァイオリニストと言う場合直ぐに頭に浮かびません。
若き日のホロヴィッツ?そうかも。
アルゲリッチは華麗と言うよりはパッショネートですし。
スターン? ちょっと違うような。クライスラーは陽気な爺さんって印象だし。

華麗なるマーラーは交響曲8番冒頭。
彼の曲としては珍しく豪勢に輝かしく開始します。「華麗な開始」に着眼すると
一際目立っていますね。

>>きんきらきんのフランス宮廷
>で思い出しましたが、モーツァルトのミサ曲の中には時々そういう
>キンキラキンを感じるものがあります。

鍵盤楽器の旧約聖書、バッハの平均律の中にもキラキラした曲が続きますね。
チェンバロの響きと相まって輝かしい光が見えそうです。
一方、鍵盤楽器の新約聖書、ベートーベンのピアノソナタにそれを見つけるのは
少し難しい。29番冒頭は華麗に始まりはしますがキラキラ度合いではそれなり。
ワルトシュタイン冒頭もそれなりの線行ってますかね。

wadakamaruさん、

最近頭の中が「トスカ」でかなり占められていたので違った風を吹き込む為に
聴かせて頂きました、ヴィヴァルディの「宗教曲」。
まず、興味深いのはオーボェなどのさりげない、しかし純バロック調のメロディ
が出てくること。グローリアでは結構曲想の変化がありますね。
民衆を対象にわかりやすく、と言う感じもしました。まだ一度だけしか聴いて
いないので「やばい・・・」ところまでは行っていませんが今後の楽しみにしておきます。

@>なんとか小遣いを捻りだそうとした夫が…以後お金に関しては完全に
>計画経済社会主義体制になってしまったという人がいます。
A>また、出張手当などをヘソクリしようとして妻に内緒で銀行講座を…
>正直に答えるしかなく、アクセサリーを買わされた人もいます。

上記の二つの例の「人」と言うのは、当然、田吾作さんの事ですよね。
他人事の様に振る舞いながら実は自分を語る高等手法を駆使されています。
で、この例は華麗な夫のお手本…とは違って、過酷な夫の現実?

華麗な指揮者
投稿者:maniac_kawashima_fm
2003/10/30 6:15 メッセージ: 3087
これは beknch さんの 3086 に対する返信です
ズビン・メータだな !!

ズビン・メータ → インド人 → インドカレー

父親の
投稿者:andrecampra
2003/10/30 10:09 メッセージ: 3088
これは maniac_kawashima_fm さんの 3087 に対する返信です
メーリ・メータも……。

かなり高齢で死にました

加齢(華麗)により死んだ

スピアナート→平ら→カレイ ?
投稿者:y_bagus_m
2003/10/30 10:32 メッセージ: 3089
これは lvkoechel さんの 3084 に対する返信です
>最初にイメージしたのはベートーベンの「皇帝」冒頭ですね。
>華麗・ゴージャスにかけてはチャンピオンなのでは?

おー、なるほど!
オケの「ジャーン」に続いてピアノソロがキラキラとブリリアントに輝いて…!
私自身はベートーヴェンには「ゴージャス」というイメージを抱いていませんでしたが、
確かにこの曲は「これぞゴージャス!」 という感じですね。
ところで、この皇帝の冒頭、複数の曲目解説に「いきなり冒頭にカデンツァを持ってきて
云々…」 と書いてあったような記憶があります。
その度に、「これってカデンツァ??」と違和感を覚えました。
「こんなん別にカデンツァちゃうやん、ただのオケとピアノの掛け合いの延長やんか…?!」
と思ったのは私だけ?

>♪リンゴとハチミツとろーり溶けてる、ヒデキ、還暦!♪

えっ、あのヒデキももう還暦ですか?! そりゃ自分も年取るわけだ。
と思いましたが、いくらなんでも還暦までは行ってませんよね、まだ…

>♪私の私の鰈は−、左巻き♪

あ、なるほど。
「左カレイに右ヒラメ」ってそこに由来するんですね。
… いや、反対か。

>すぐに思い浮かぶのは、フランソワ・クープランの一連のクラヴサン曲ですね。
>きんきらきんのフランス宮廷が目に浮かぶようです。

よう知らんのですが、クープランの曲ってそういう感じなのですか。
クープラン等フランス系のクラヴサン曲、以前の「苦手…」テーマの時から気になって
いるのですが、いまだに聴いていません。
トロントのHMVでよく探してみればよかった…

>「カレーライスの歌」なんてものもあるようですね。
>この曲を聴きながら、カレーを作るのでしょうか。

そう言えば、大昔 遠藤賢治だったか岡林信康だったかの曲で「カレーライス」という
曲がありましたね。
よくは覚えていませんが、あれはあんまし「カレーを食いたい!」と思わせる内容では
なかったような気がします。

>「平らにする」、「なめらかにする」と言う意味です。

さすがlvkさん、ありがとうございます。
と言うことは、「アンダンテスピアナート」は「アンダンテ平ら」という意味ですね。
なるほど、よくわかりました… いや、ますますわからんぞ!
何なのでしょうその「アンダンテ平ら」というのは?
昔阪神に「藤田平」という人がいましたが、それと同じようなものなのでしょうか?

華麗と言えば
投稿者:from_ojp
2003/10/30 10:45 メッセージ: 3090
これは andrecampra さんの 3088 に対する返信です
クイーンの名曲「華麗なるレース」をあげておきます。

華やかさの中に無常の哀しさが影を落とす。
モーツァルト中期の魅力は、そこに極まると思います。
ギャラントなフルートとハープのための協奏曲、
その2楽章など典型的です。
キラキラと光をまき散らしつつも、ふっと沈み込んでゆく。
ヨーロッパ風ワビサビの境地か。
でも、そんな無常観をうまく表現してくれている演奏に
なかなか出会えません。
いまのところ、ミュンヒンガー/ウィーンフィル盤かな。

舞台ものから
投稿者:ZAKKYO2000
2003/10/30 13:33 メッセージ: 3091
これは y_bagus_m さんの 3076 に対する返信です
「華麗なる・・・」ということになるとやはり聴覚だけでなく視覚にも訴えるものの方がより効果的でしょう。
ということで私の観た舞台ものからいくつか・・・。

●ラモ−:オペラ「ゼフィール」
ラモーのオペラで見たことがあるのはこれだけなのですが、途中にはさまれるバレは様々な舞曲が、様々な衣装を着た人たちによって繰り広げられ、音楽ともども華やかに盛り上がってました。「華やかなインド」とかはもっといいでしょうね。

●R.シュトラウス:楽劇「ばらの騎士」
LDでクライバーのを観たのみですが、宮廷の華やかさに後期ロマンの爛熟した管弦楽が華を添えます。

●プッチーニ:オペラ「ボエーム」
基本的には質素なオペラですが、クライバー&スカラ座&ゼッフィレリ演出で観た時の第2幕のパリのカフェの場面は、音楽も含め大変な華麗さでした。

●ストラヴィンスキー:バレエ「ペトルーシュカ」
パリ・オペラ座バレエ団でオリジナルのフォーキン演出版で観ましたが、第1部、第4部の謝肉祭の場面は様々なものが登場し、音楽も管弦楽法の極致という感じで華麗に盛り上がってました。

で、カレーが食べたくなる曲といえば、う〜ん・・・、「インドの虎狩」(byゴーシュ)・・・だめ?

カレーにしてーね、母さん
投稿者:y_bagus_m
2003/10/30 19:04 メッセージ: 3092
これは andrecampra さんの 3088 に対する返信です
>モーツァルトのミサ曲の中には時々そういうキンキラキンを感じるものがあります。

モーツァルトの宗教曲といえば、レクイエムしか聴いたことのない私。
キンキラキンのモーツァルトのミサ曲と言えば、「グローリアミサ」とか、「戴冠ミサ」とか
そういうものでしょうか。
一度聴いて見なればいけませんね。

>華麗なる指揮者というとやはりカラヤンですね。
>クライバーもそうかも知れませんが映像を見たことがありません。

そう、「華麗なる指揮者」と言えば、私のアイドル カラヤンをおいて他にないでしょう。
指揮する姿や作り出す音楽だけでなく、ビジネス・プライベート面でも華やかさを感じます。
(実際にそうだったのかどうかは別として)

クライバーの指揮はニューイヤー・コンサート、ベー7の映像を見たことがありますが、
この人の指揮は見ていて本当に美しい、指揮姿そのものが「音楽」していると思います。
一方カラヤンの方は映像になっているものは確かに美しいのだけれど、やはり意識しすぎ
というか、あまりにも作られた印象があることは否めない気がします (本当のライブの映像では
さほどそれを感じないのですが、擬似ライブやスタジオ収録されたものは特に)。
ですから、私は意外とカラヤンの映像、それも最も流暢に指揮し映像の収録にもアグレッシブ
だった最盛期のものは楽しめないのです。
カラヤンの映像モノで、はむしろ晩年の動きが不自由になってからの演奏の方が真実味があり、
凄味があるような気がします。
大のカラヤンファンの私が言うのだから間違いありません、エッヘン!

>華麗なるピアニスト、ヴァイオリニストと言う場合直ぐに頭に浮かびません。
>若き日のホロヴィッツ?そうかも。

私自身はリアルタイムでは晩年の姿しか知らず全く実感はないのですが、若き日の
ルービンシュタインもその演奏、容姿が相まって、まさに「華麗なる…」という修辞句が
付くに相応しい存在だったようですね。

>ズビン・メータ → インド人 → インドカレー

やはりカレーといえばインド、インドと言えばカレーなのでしょうか?
日本と言えば、「ゲイシャ・フジヤマ・スキヤキ」というものとダブるところがあって、
インド人が聞いたら「怒るで、ホンマにィ!」 となるのでは? と思わないことはないですが、
聞くところによると、インド人は本当にカレーっぽいものばかり食べているのだとか…
私は残念ながらインドには行ったことがないので自分の目で見たわけではないので、
もし事実と違っていれば、ごめんなさい。
まぁ、一口にインドと広いので、地域によって違いはあるのでしょうが。
知り合いの中にインド人もいるのですが、彼らの食生活を窺い知るほど親しくはないし、
「カレーばっかり食べているのですか?」 と訊ねるのもはばかられるし…

>父親のメーリ・メータも……。
>かなり高齢で死にました。 加齢(華麗)により死んだ

ハイ、座布団1枚!
佳麗を競った麗人が加齢により華麗に死んだ… てか?
ところで、andrecampraさん、初めまして (ですよね)。
今後ともよろしくご投稿のほどを!

華やかさの裏に潜む…
投稿者:y_bagus_m
2003/10/30 19:22 メッセージ: 3093
これは ZAKKYO2000 さんの 3091 に対する返信です
>クイーンの名曲「華麗なるレース」をあげておきます。

ロック界で「華麗なる…」が似合うバンドと言えば、まず筆頭に来るのがクィーンでしょう。
後期にはすっかりハードゲイっぽいおっさん臭さを発散させていたフレディ・マーキュリーも
「華麗なるレース」やそれ以前の頃はピッチリモッコリタイツや日本の振袖を着て華やかさを
発揮していましたし、ブライアン・メイのヒラヒラ衣装も印象的です。
そう言えば、一時「ANGEL」という名のハードロックバンドが出て、真っ白な衣装で「華麗」してた
のですが、覚えてらっしゃる方おられるかなぁ?

>華やかさの中に無常の哀しさが影を落とす。
>モーツァルト中期の魅力は、そこに極まると思います。

うーむ、華やかさの影に潜む悲しさ・虚しさ、晴れやかな笑顔の裏に隠された涙、
ピカピカに磨き上げられた部屋の押入れに押し込まれたガラクタ (ちょっと違うか?)…
これぞ華やかさの醍醐味! かどうかは知りませんが、フロムさんおっしゃるところの
モーツァルトの魅力は感受性の鈍い私でもよくわかります。
それも、その魅力は中期、ん、まさにそのとーりですね。
で、中期の作品と言えばフロムさんが挙げられた「フルート・ハープ協」以外には、
えーっと、うんーっと… んー……
この華麗なる無知…

>「華麗なる・・・」ということになるとやはり聴覚だけでなく視覚にも訴えるものの方が
>より効果的でしょう。

う〜む、なるほど 聴覚に加え、視覚を伴うオペラやバレエ。
これぞ「華麗なる世界」の極地なのでしょう。
オペラは全く実演を見たことがなく、バレエも「コッペリア」と「胡桃割人形」しか見たことの
ない私には「なのでしょう」としか書けないことが悲しい…。

>で、カレーが食べたくなる曲といえば、う〜ん・・・、「インドの虎狩」(byゴーシュ)・・・だめ?

トラ狩りして、その肉でカレー??
カタそう…

カザルス
投稿者:y_bagus_m
2003/10/30 19:40 メッセージ: 3094
これは susano_o000 さんの 3063 に対する返信です
さかのぼります。
少し前にカザルスの演奏が話題に上りました。

>>私もカザルスのCDを持っていたのですが、正直言ってこの演奏の
>>良さがまったくわかりません。

という私の投稿に対して、

>バグースさん、ぼくも貴殿と同じ感動受け取り能力を誇ります(笑)。 ― from

>この演奏は、私には十分OKです。フルニエと比べてどうのこうのと言うよりも
>そこに彼のバッハがあると言う感覚を持つことが出来ましたので。― beknch

>カザルスはきっとこの曲が好きで好きでたまらないんだ。 この曲を完全に自分のものに
>していて、こう歌いたい、表現したいという思いがあふれている。― other wind

>「ほー、名にしおう名盤ってのは、やっぱり凄いんですねー。さすがなもんです。」と、
>思いましたよ。 一つ一つの音をいつくしんでますよね。 ― nujikoa

>アラサガシを目的として聴いてみたのですが、楽しめず、やめました。 ― lvkoechel

>彼の演奏は、崇高な精神性というような修辞が必要なものでもなく、ただただヒューマン
>とかソウルとかいうものに満ちたものなのだと思います。 ― susanoo

といったレスをいただきました。
フロムさん、カザルスの無伴奏の演奏に関してそのように感じているのが私だけでない
ということを知って安心しました (でも、ネコ蹴飛ばさないでね)。
皆さんそれぞれカザルスのこのディスクに何らかの思い入れがあるのですね。
この話題だけに対してこれだけ多くの方のレスをいただいたということもカザルスの偉大さ
を物語るものでしょうし、皆さんこのディスクを持ってらっしゃるということも驚きです。

カザルスと言うと、数いる著名な音楽家の中でも特別な存在で、単なる一チェリストではなく、
その生き方や発せられるメッセージ等が一体となって「人間 カザルス」的存在になっている。
したがって、その音楽を聴く時にも純粋に音楽としてではなく、その後ろにある様々な要素を
無意識に取り込んで評価しているのではないか? とふと思ったのです。
ですから、例えばカザルスの存在を知らない人が何の先入観もなくいきなりこの演奏を
聴いた場合、果たして本当に「これは素晴らしい演奏だ」と思うのかかしらん? と。

実際、「技術は完璧が大前提、それにプラスαが鍵」の今の音楽界で、「技術的には問題
があるが、それをおぎなって余りある音楽性を感じさせる」なんてのはもの凄いこと、奇跡に
近いことだと思うのです。
いや、もちろんカザルスだからその奇跡を起こしたのかもしれませんね。

かく言う私ももう随分長い間カザルスの無伴奏は聴いていないので、是非もう一度聴きたく
なってきました。
ワイのCDどこや、どこ行ったぁ?!

リングへの入場音楽
投稿者:y_bagus_m
2003/10/30 21:13 メッセージ: 3095
これは wadakamaru さんの 3044 に対する返信です
またさかのぼります。

>坂本選手は自分の入場曲になぜかクラシック。それもドヴォルザークの
>「新世界」第四楽章を使っていたのですが、

ユッコmyloveさん、ボクシングやプロレスの入場曲にクラシックを使う人って珍しいのでしょうね。
でも、「新世界」を使う人がいるということは聞いたことがあるような気がします。
で、入場曲に相応しい曲と言えば? ということになるのですが、私の思い付くところでは、
*ヴェルディ:レクイエムの「怒りの日」
*オルフ:「カルミナ・ブラーナ」の冒頭
*ベルリオーズ:「幻想交響曲」の第4楽章
*プロコフィエフ:「ロメジュリ」のあれ (あれってどれよ?)
といったあたりでしょうか。

これらはオドロオドロしくていかにも という感じですが、その逆を突くという手もありますね。
例えば、ペール・ギューントの「朝」や、ベートーヴェンの「田園1楽章」なんか爽やかで、
イケメンのベビーフェイスの登場には良いかもしれません。
コミックレスラーにはアンダーソンの「ネコのワルツ」なんかどうでしょうか。
んー、でもいかにも弱そう… って感じは否めませんね。
棺桶に片足を突っ込んだような老レスラーにはやはりショパンの「葬送行進曲」でしょうか。
いや、これは案外不気味に響いて効果的かもしれません。

>さて、今度はニューヨークですか。
>そこで、余計な事をまた書きますが、10月21日(火)から三週間に渡りニューヨーク
>フィルではご存知、作曲家のチャンピオン、ベートーベン特集だそうです。

>田吾作がKGBの一員としてマクドナルドとバーガーキングの味の比較という国家的諜報
>活動をしていたころ、アバド/ウィーン・フィル+ポリーニによるカーネギーホールでの
>全交響曲&全ピアノ協奏曲チクルスがありました。

bekさん、田吾作さん、ニューヨークでは残念ながら全く遊びの時間が取れませんでした。
ただ、一晩だけ「今からカーネギーホール行けばなんかコンサートに出会えるかも」と
実際にカーネギーホールまで行ってみると (ホテルがすぐ近くだったもので)、ハイティンク
指揮のボストン響。
おぉっ、これは! と思ったのですが、曲目が何だっけ、フランス物を中心としたプログラムで、
私の頭の中にあるハイティンクのイメージと全く合致しなかったので、悩んだ末にやめました。
そう言えば、今回は食事に行くのもホテルの近くの日本食屋や中華料理屋で取ったので、
地下鉄さえも乗りませんでした。
次に行く時にはカーネギーホール、NYフィル、メトを総なめにしたいと思います。

>>「ラ・ストラヴァガンツァ」。
>>私には初めて聞く名前の曲なのですが、やはりこれもvn協奏曲なのですか?
>これは曲の名ではなく、曲集の名前です。作品4のことです。ちなみに「四季」は作品8です。

なるほど、「調和の幻想」とか、「和声となんちゃらの試み」とかいうのと同じものなのですね。
ということはやはり、協奏曲集なのでしょうか。

>他の作曲家たちは、教会から作曲を依頼されたり、自分自身の信仰心から作曲したので
>しょうが、ヴィヴァルディは自分の職務、つまり人々を教導するということを主眼にして
>作曲しているように思うのです。
>作曲は、自分の信仰心の吐露でなく、いかに、一般民衆を教導するかに主眼において
>いるように思うのです。

んー、なるほど! (あ、いかん。 このところまた「なるほど」ばっかし…)
ワダカマルさんのこのお話はすごく説得力がありますね。
ガチガチの聖職者であれば、きっと作る音楽もガチガチだったのでしょうが、ヴィヴァルディ
はそうではなかったのでしょうね。
きっと世俗的な方法でわかりやすく信者達を導こうと言う意図があったのでしょう。

華麗なる美髪ヴィヴァルディ
投稿者:smallcat01410
2003/10/31 9:59 メッセージ: 3096
これは y_bagus_m さんの 3095 に対する返信です
>きっと世俗的な方法でわかりやすく信者達を導こうと言う意図があったのでしょう。

ヴィヴァルディもヴィジュアル的に華麗な作曲家の一人でしょう。
彼は赤毛の長髪をなびかせ、(何とかっつう華道家風)教会にたくさんの美女を抱え込んでヴァイオリンの指導をしていました。
まさに世俗的で分かり易い方法でヴァイオリンを教えていたようです。
でも「わたしはコレで教会を首になりました」ってことがあったとか、なかったとか。

ついでに思い出しましたが「スカイハイ」のリングテーマに乗ってカッコよく空を飛んでいるかのように華麗なジャンプを連発していた華麗なるプロレスラー、ミル・マスカラス! 彼の技はまさに華麗でした。

re.入場曲に相応しい曲と言えば?
投稿者:ZAKKYO2000
2003/10/31 16:40 メッセージ: 3097
これは y_bagus_m さんの 3095 に対する返信です
ややっ、サブテーマ発令ですか。

選手の登場する時の心理状態によって曲を使い分けるのも面白いかもしれません。

格上の相手に向かっていく挑戦者には悲壮感漂う激しい曲がいいでしょう。たとえば、
・モーツァルト:交響曲No.25 冒頭
・ベートーヴェン:運命 冒頭
・ブラームス:交響曲No.1 冒頭
・マーラー:交響曲No.6 冒頭
・ショスタコーヴィチ:交響曲No.5 第4楽章冒頭

また、チャンピオンが挑戦者を受けて立つ時には勇壮で堂々とした余裕を感じさせる曲がいいでしょう。たとえば、
・モーツァルト:ジュピター 冒頭
・ベートーヴェン:第9 歓喜の歌
・ヴァーグナー:マイスタージンガー 前奏曲
・R.シュトラウス:英雄の生涯 冒頭
・コープランド:市民のためのファンファーレ
・・・とりあえず思いつくところで。

>アンダーソンの「ネコのワルツ」なんかどうでしょうか。

最近アメリカのWWEの試合をTVで見ることがありますが、日本人の田尻選手はなんとなくリング上のしぐさが猫を思わせるので、彼の入場曲にはいいかも・・・。

>「スカイハイ」のリングテーマに乗って・・・華麗なるプロレスラー、ミル・マスカラス!

懐かしいですね。まだ現役でやってるんですかね。(この間は坂口征ニが復活してましたね)
ブッチャーの「吹けよ風、呼べよ嵐(PINK FLOYD)」なんてのもありましたね。

しかし「ロッキーのテーマ」「猪木のテーマ」に勝るものは無いでしょうね。

エレガントな華麗さ
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/10/31 18:27 メッセージ: 3098
これは y_bagus_m さんの 3092 に対する返信です
”コンツェルトの音楽は楽しくて華やかなものであれば良いと私は思っています”と作曲者当人が言ったように、ラヴェルの「ピアノコンツェルト」はそれを象徴していますね。
1、3楽章の華やかさに比べて第2楽章の優美さがいっそう引き立っています。

フィナーレの管楽器による入れ代わりたち変わりのきらびやかなバスク風テーマ。
総練習の時、真っ青になって初見で難しいパッセージを吹かなければならなかったファゴット奏者に、
ラヴェルは涼しい顔をして全走力でやるように注文したというのは、端から見ればおもしろい話です。
まわりはニヤニヤして見ていたというのですから。

もうひとつラヴェルから「ラ・ヴァルス」。
ウィーンが大好きだった作曲者が、きらびやかな宮廷をイメージして書いたウィーン風ワルツ。
バレーの為のこの曲の上演は豪華の限りをつくした舞台装置のもとで行われたとのことです。

>バグースさん
モーツァルトのミサのきらびやかさは、例えばK220の「雀ミサ」などの小規模なミサ曲によく感じるのです。
これらはサルツブルクのコロレド大司教為の好みを取り入れて作られている為に、陽気なトランペットやティンパニーの使用、長いフーガの禁止などの規則に従って、明るく、ともすればキンキラに響くものとなったようです。

ミサ・ブレヴィスの数々の曲は、各地の教会でクリスマスやイースターの晴れやかな祝日によく演奏されますが、丁度12月26日の祝日にサルツブルグの大聖堂で「雀ミサ」を聴いたことがあります。
大聖堂の高い後方から、きらびやかな金色の音の破片が舞って来るようでした。

春田屋
投稿者:y_bagus_m
2003/10/31 19:13 メッセージ: 3099
これは wadakamaru さんの 3049 に対する返信です
>よく、「これは失礼な質問になるかもしれませんが・・・」などと前置きして質問することが
>ありますが、これに似てますね。
>・本当に失礼と思うのなら聞かないはずなのに。
>・わざわざこんな妙ちくりんな前置きをしないと、正直な心境を話すことができないのか?
>自分で自分に免罪符を発行しているようで、実に嫌なのです。 (自戒をこめて)

う〜ん、これは「こんなこと訊いたらセクハラって言われそうだけど…」とか言いながら、
まごうことなきセクハラ質問をするオヤジ(おめぇもオヤジだろっ!)に共通するものがありますね。
しかし、nujikoaさんのこの指摘は耳が (読んでるのだから目が?) 痛い。
私もこの掲示板の投稿をするに当たって思い当たるフシが多々あるからです。
「これはあくまでも私見で…」とか、「違っていたらごめんなさい!」、「こんなこと書くと**さん
に怒られそうだけど…」とかね。

でも、面と向かって話していれば表情、素振りで難なく理解し合えることが、掲示板のような
文章だけの場ではなかなかお互いに伝えきれず誤解を生じることもしばしば。
そういった世界ではどうしても「これやで!」という自分の気持ちをそのまま書くことに臆病になり、
どこかに逃げ道を確保しておきたいということも事実。
これからもそういった書き方をし続けると思います。

>スーパーサラダ

bekさんのこれらの経験は笑っちゃいますね。
よっしゃ、こっちも負けてられへんで〜! と言うわけで、私の体験2つ。

1) 十数年前 初めてニューヨークに行った(遊びで)時のこと。
とある店先で店のおっちゃんとその友達らしき人と会話をしていました。
「どっから来たの?」 ― 「日本から。」
というような話をしていると、いきなり先方が、
「ハルダーヤ!」 と訊いてくるのです。
「えっ、何?」 ― 「ハルダーヤ!」
何だろ、ハルダヤって? ハレルヤじゃなさそうだし…
と訝った私は次の瞬間ピンと来ました。
「そうだ、確かハワイに “白木屋” という日系百貨店があったはず。 これはきっとニュー
ヨークに “春田屋” という日系百貨店があるに違いない!」
そこで私は彼に 「ハルダヤってジャパニーズ・デパートメント・ストアか?」と訊ねました。
すると、先方は 「???」…

よくよく聞いてみると、彼は「HOW OLD ARE YOU ?」 と訊いていたことが判明。
そう言えばYOUのことをYAって言ったりしますわね、ロッド・スチュワートの
「DA YA THINK I’M SEXY ?」 みたいに…
そりゃ、あんたからしてみればそれが毎日使っている慣れ親しんだ言い方かもしれない。
でも、東の果てからやって来た東洋人の若者にそんなスラングめいた単語使うなよな…!

2) これも十数年前 シンガポールのスーパーマーケットを歩いていた時のこと。
1人の白人のおっちゃんが私を店のスタッフだと思ったのか、肥えを掛けて じゃない、
声をかけてきました。 曰く、
「ウェア・キャン・ナイ・パーイ?」― 「はぁっ?」― 「ウェア・キャン・ナイ・パーイ?」
はぁ、このおっちゃんパイ (源氏パイとか鰻パイとかのパイね) を探しているのかなと思い、
「パイならあのあたりじゃないかな?」と指を差すと、「ノー・ノー、ウェア・キャン・ナイ・パーイ?」…

よくよく聞いてみると、彼は「WHERE CAN I PAY ?」と訊いていたことが判明。
つまり、「レジはどこか?」と言うことだったのですね。
どーやらこのおっちゃんオーストラリア人だったようで、「エイ」の発音が「アイ」になっていたのです。
ほら、よく言うでしょ、「I GO TO HOSPITAL TODAY」が 「I GO TO HOSPITAL TO DIE」に
聞こえるというあれです。
そりゃ、あんたからしてみればそれが憲法で定められた発音かもしれない。
でも… ってこれはしゃーないか。

bekさんの住んでおられる南極はどうなのでしょう?
オーストラリアから近いので英語の発音も似ているのではないかと推察しますが。

パンパカパーン
投稿者:y_bagus_m
2003/10/31 20:04 メッセージ: 3101
これは ZAKKYO2000 さんの 3097 に対する返信です
>ヴィヴァルディもヴィジュアル的に華麗な作曲家の一人でしょう。
>彼は赤毛の長髪をなびかせ、(何とかっつう華道家風)教会にたくさんの美女を
>抱え込んでヴァイオリンの指導をしていました。

えっ、そうだったのですか?
音楽の教科書に載っていたヴィヴァルディの肖像画からはそんなカッコいい
おっちゃんだというイメージは受けませんでした。
むしろコミカルなファニー・フェイス系かと…

>まさに世俗的で分かり易い方法でヴァイオリンを教えていたようです。
>でも「わたしはコレで教会を首になりました」ってことがあったとか、なかったとか。

世俗的な方法って、まさか…

「ほら、この4の指 もうちょっと伸びないかな? んー、きれいな指をしているね、君。」 とか、
「左肘をもう少し中に入れて、右腕はこんな風に、ボクが支えてあげるよ… そうそう。」とか、
「もうちょっと足を開いて立った方が良いね、ボクが開いてあげるよ… そう、こんな風に。」
とか言って、文字通り手取り足取り…!

う〜ん、許せん! 羨ましいぞ、赤毛の司祭!!

>格上の相手に向かっていく挑戦者には悲壮感漂う激しい曲がいいでしょう。

この中ではタコ5の4楽章、これがピッタシ。
いかにも強そうだし。

>チャンピオンが挑戦者を受けて立つ時には勇壮で堂々とした余裕を感じさせる曲がいいでしょう。

この中ではやはりなんと言っても「マイスタージンガー」ですね。
この曲をバックにチャンピオンベルト締めて、金ラメガウンを着てリングに登場した日にゃぁ、
もう、「パンパカパーン」の世界、「華麗なるチャンピオン」ですね。

お、新旧2つのテーマに渡る素晴らしい投稿!

揚げ豆腐
投稿者:wadakamaru
2003/10/31 20:47 メッセージ: 3102
これは y_bagus_m さんの 3101 に対する返信です
ヴィヴァやんのことを、あんまりげすっぽく言わんといてちょうだいね。(^_^)
「ヴィヴァルディを愛する、友の会(仮称)」?! から、お咎めが来るかも知れませんよ〜。

女性問題の噂もあったけれど、どうもそちらの方は割と硬い人だったようで、
問題は、オペラ興業を派手にやりすぎて、教会のお堅い方から睨まれたようです。
結構まじめな人だったのですよ。ただ、司祭としての堅苦しい職務は嫌いだったようで、
自分の好きな音楽を通じて、教会に貢献したかったのだと思います。

海外は、淡路島と伊豆大島くらいしか行ったことはありませんが、
聞いた話では、アメリカでは、バスから降りたいときは、「揚げ豆腐」と叫べとか。
"I get off" かな。これ、本当ですか。

K454―ハスキルとセル
投稿者:other_wind
2003/10/31 20:55 メッセージ: 3103
これは y_bagus_m さんの 3094 に対する返信です
春田屋の揚げ豆腐はおいしそう。

ところで、モーツァルトのヴァイオリンソナタk454の最終楽章のコーダの部分、これも華やかですよー。

スケール風のとても速いフレーズを、まずヴァイオリン、次にピアノが演奏して終わるんです。

明るい輝く音で、粒がそろって、胸のすくような速さで、キラキラ演奏されると、なんと爽快。

印象に残ってる録音はグリュミオ&ハスキルの演奏。

ハスキルのピアノは、キラキラした真珠がこぼれ落ちるような演奏で、鳥肌が立つほど素晴らしいんです。

シゲティ&セルも快演。

セルのピアノもブラボーって叫びたくなるような爽快感です。

ところでバグースさん、シゲティの音はどう思いますか。

レコードで聴くにはまあ許せるんですが、CDで聴くと「ちょっと、じいさん大丈夫かい?」と言いたくなっちゃう。

バッハの無伴奏はまだいいんですがね。

古い話
投稿者:lvkoechel
2003/10/31 23:12 メッセージ: 3104
これは y_bagus_m さんの 3101 に対する返信です
DVDでベートーヴェンの生涯、というのを見たら、「エロイカ」の、前に話題になった「ヘミオラ」のところ、アーベントロートは「フタツ」に振っていました。

 横槍で失礼ですが、シゲティの音に一番「美」を感じます。CDは一枚も持っておりませんので、知りませんが。

すまん、ヴィヴァやん!
投稿者:y_bagus_m
2003/10/31 23:24 メッセージ: 3105
これは wadakamaru さんの 3102 に対する返信です
>フィナーレの管楽器による入れ代わりたち変わりのきらびやかなバスク風テーマ。

さすがラヴェル、目の付け所が違いますね。
バグース風テーマを作品に取り入れるとは!
それはそれはさぞ華麗できらびやかなメロディだったことでしょう。
いや待てよ、「だったことでしょう。」って言ってるけど、あんたこの前実演で聴いたんちゃうの、この曲?
そうなんです、先日(ってもう数ヶ月前か?) HKフィルの定期演奏会で聴いているのですよ、
ラヴェルのピアノ協奏曲。
確かに2楽章がとても綺麗だったこととは覚えているのですが…
もう一度きちんと聴いてみなければ、そのバグース風テーマ。

>モーツァルトのミサのきらびやかさは、例えばK220の「雀ミサ」などの
>小規模なミサ曲によく感じるのです。

シュピナートさん、丁寧な開設をありがとうございます。
ところで、「長いフーガの禁止」ってどういうことなのでしょう。
カトリックでは中絶だけではなくフーガも禁止されているのですか?
おっと、暴言?
さっきBSでその話題を取り上げた番組をやっていたもので…

>丁度12月26日の祝日にサルツブルグの大聖堂で「雀ミサ」を聴いたことがあります。
>大聖堂の高い後方から、きらびやかな金色の音の破片が舞って来るようでした。

いや〜、良いなぁ。
そういう環境に住んでらっしゃるのが羨ましい!

>ヴィヴァやんのことを、あんまりげすっぽく言わんといてちょうだいね。(^_^)
>「ヴィヴァルディを愛する、友の会(仮称)」?! から、お咎めが来るかも知れませんよ〜。

これは失礼しました、ワダカマルさん。
護身のために 「“ヴィヴァルディを愛する、友の会”の会員に怒られそうだけど」と書くのを
忘れていました。 … と言う問題ではないですね。
申し訳ありません。

>女性問題の噂もあったけれど、どうもそちらの方は割と硬い人だったようで、
>問題は、オペラ興業を派手にやりすぎて、教会のお堅い方から睨まれたようです。

そうだったのですか! これはとんだ失礼を!!
好きな音楽を通じて、教会に貢献しようとしたヴィヴァルディを女たらし呼ばわりするだなんて、
以前「眠りの精」をストーカー呼ばわりしたことに匹敵する侮辱。
平に、平にご容赦を!

>聞いた話では、アメリカでは、バスから降りたいときは、「揚げ豆腐」と叫べとか。
>"I get off" かな。これ、本当ですか。

それは初耳ですが、「揚げ豆腐」の「げ」に思いっきりアクセントを置き、「腐」をあいまいに
発音すれば完璧なのではないでしょうか?

重ねてお詫び申しあげます
投稿者:smallcat01410
2003/11/ 1 13:29 メッセージ: 3106
これは y_bagus_m さんの 3105 に対する返信です
私が調子に乗って誇張して書いたためにバグースさんまで怒られてしまいました。(汗)
でも天才、色を好むということでいいではないですか。
そういう気質があるからこそ名曲が生まれたってことで、ご容赦願いますね。

かの華麗なカラヤンだってその方面でも華麗だったことですし、モツやんやベトやんだって決して堅物だったわけではあるまい。

ソプラノ歌手の何を見ているのか
投稿者:beknch
2003/11/ 1 16:15 メッセージ: 3107
これは y_bagus_m さんの 3099 に対する返信です
図書館の一室で開かれたミニ・コンサートに行ってきました。

これはリコーダー、ハープシコード、バロックチェロの三人で組んでいるグループ
の演奏。リコーダーの人にちょこっと笛を教わった絡みで見物に行ったのでした。

ソプラノリコーダーで始まった演奏は華麗にピーヒャラ輝いていました。

曲は1300年代から1700年代までのもの。バロックピッチ(A=415HZ)での演奏だった
ので違和感がありました…なーんて、全然ウソ。予めそうだと聞いてなければ
気がついていないでしょう。

ところで、ゲストで呼ばれていた南極オペラのソプラノ歌手がいい!!
肉はそれなりについているけど、太っているわけでもなく、ラ・ボエームからアリア
を歌っている時(カラオケで)の顔と目つきが美しい!(おいおい、演奏の話じゃ
ないの?)

彼女が今日の「華麗大賞」です。私はまん前でかぶりつく様な席に居ましたので、
思わず座布団3枚あげておきました。

揚げ出し豆腐
投稿者:beknch
2003/11/ 1 16:18 メッセージ: 3108
これは wadakamaru さんの 3102 に対する返信です
>>聞いた話では、アメリカでは、バスから降りたいときは、「揚げ豆腐」と叫べとか。
>>"I get off" かな。これ、本当ですか。
>「揚げ豆腐」の「げ」に思いっきりアクセントを置き、「腐」をあいまいに
>発音すれば完璧なのではないでしょうか?

こう言う例が色々あるのでしょうね。面白いものです。
「腐」と言う時は、ラーメンを「フーフー」吹くような「フ」ではなく、下唇を
上の歯で軽くかんで息を噴出すようにするとより効果的の様です(BY ペンギン)。
間違えて「揚げ出し豆腐」と言ってしまうと運転手が一杯飲み屋と勘違いをして
運転中に気が散って危ないので気をつけて下さいね。

>bekさんの住んでおられる南極はどうなのでしょう?
>オーストラリアから近いので英語の発音も似ているのではないかと推察しますが。

ご推察の通りです。豪州ほど酷くはありませんが、一般には同様の発音体系ですね。
SALES を「セールス」とは言わずに「サイルス」などと言うものでややこしくて
仕方がありませんでした。

そもそも、アルファベットだけを聞いていても混乱しました。
着任早々の折には、電話で住所やら名前やらをスペル・アウトしてもらっても
「A」を「エイ」とは言わずに「アイ」に近く聞え、「H」を「アイチ」と言う
人もいるしで、A,I,H あたりがゴチャゴチャになる傾向がありました。

「H」を「アイチ」って「あんたはてんぷらーフリャーや鳥の味噌カツがすき
なんか?」と思わず突っ込んだ事もあります。

バスにまたがれ
投稿者:wadakamaru
2003/11/ 1 17:11 メッセージ: 3109
これは y_bagus_m さんの 3105 に対する返信です
バグースさん、スモールキャットさん、
情報によると、ヴィヴァやん先生も、ご機嫌を直したようです。ご安心を。(^_^)

beknch さん、
バスのことで、もひとつ思い出しました。
バスに乗るのは、get on で、決して ride on と言わないように。
これでは、バスにまたがることになると言われましたが、
英語を知らないものでよく分かりません。これも本当なんでしょうか。

華麗麺
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/11/ 1 17:58 メッセージ: 3110
これは beknch さんの 3108 に対する返信です
11月1日は聖人の霊、2日は死者の霊をまつる日。
昨日はハロウィーンの日で、仮装した子供達が夜道をぞろぞろ歩いているのを沢山見かけました。
雪はすっかり解け、今日は10度以上の暖かさ。お墓参りの日には適した気温です。

>ソプラノリコーダーで始まった演奏は華麗にピーヒャラ輝いていました。

ルネッサンスのリコーダーを伴う舞踊形式のものは、最後の方でテンポがアップし、タンバリンや鈴の音を伴って華やかですね。
John Dowlandのものをはじめ、この手のものは大好きなんですが、宮廷内の華麗な踊りを思わせるものもあれば、広場でのお祭りか何かで、庶民たちが楽し気に踊っている様子が目に浮かびます。

”華麗”というと、何となくある階級をイメージしてしまうのですが、”華やか”というともっと幅が広がるような気がします。

>肉はそれなりについているけど、太っているわけでもなく、

男の人ってこれだから…音楽聞きに行ってペンギンの品定め、ケシカラン!
で、ラ・ボエームからのアリアをこの編成で伴奏するとどう聞こえるんでしょう。おもしろいですね。

揚げ豆腐でも湯豆腐でも何でもいいから豆腐食べたい!
久しく食べていません。

>下唇を上の歯で軽くかんで息を噴出すように
して言う「フ」の発音しか出来ぬ息子に、それは日本語じゃないと言うと、今度は”ラーメンの「フーフー」”
の「フ」になり、これ又違う。
口先だけで軽く発音する「フ」は難しいらしい。
幼児の時にちゃんと教育しなかったのは私のせい。(この細胞も間違ってゴミといっしょに出してしまったらしい)

ちなみに、ラーメンをはじめ汁ものを音を立てて食べる習慣がないので、こちらに人たちが食べるの見てると本当にまずそう。
麺類は”華麗”に食べなきゃ!

上司は絶対的
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/11/ 1 22:30 メッセージ: 3111
これは y_bagus_m さんの 3105 に対する返信です
>ところで、「長いフーガの禁止」ってどういうことなのでしょう。
カトリックでは中絶だけではなくフーガも禁止されているのですか?

バグースさんにかかると話が時々”華麗なる飛躍”をして危険ですね!
長いフーガの使用を禁止したのはカトリックなのではなく、当時のコロレド大司教です。
彼の趣味に基づいたものを作らなければならなかった訳で、それはこの司教に限らず、そこに雇われている以上、上の者のひいた規則にそって仕事をしなければお払い箱となったわけです。

ちょうど11月1日、Allerheiligenの祭日にマンハイムでミサに参加したモーツァルトが、何故そこの素晴らしいオーケストラで自分のミサ曲を演奏出来ないかという理由に、次のようにレオポルドへの手紙に書いています。

短い(ミサ曲が)から?いや、ここの教会でも短くなくてはならない。
教会のスタイル?いやそうでもない。

これでもわかるように、その地域を支配している大司教の好みというのが一番優先なんですね。

ちなみに、モーツァルトが自作のミサをそこで演奏出来ない理由は、マンハイムの教会のコーラスの貧弱さに理由があったからで、オーケストラパートがそれをおおい被せるように作曲されていなくてはならなかったというのですから笑ってしまいます。
カストラートの2人はすでに高音がうまく出ず、アルトにまわらなくてはならず、残りのソプラノパートの少年たちは貧弱、テノールもバスもひどい、と散々なけなしよう。

パパ宛に書いた言いたい放題が後に公開されるなんてモーツァルトは思ってもいなかったでしょうが。

話がだいぶそれましたが、「禁止」は単に当時の上司の命令ということです。

シゲティ
投稿者:y_bagus_m
2003/11/ 1 23:15 メッセージ: 3112
これは beknch さんの 3107 に対する返信です
>モーツァルトのヴァイオリンソナタk454の最終楽章のコーダの部分、
>これも華やかですよー。

other windさんが愛するモーツァルトのヴァイオリンソナタ、これがいまだに
手付かずなんですねぇ、私の場合。
まぁ、あまり欲張らずに一歩一歩聴いていきます。

>ところでバグースさん、シゲティの音はどう思いますか。

シゲティのCDは持っていません。
中学か高校の頃、CBSの1500円のシリーズでプロコフィエフの
ヴァイオリンソナタのLPを買った覚えがあります。
印象としては 「何かすんごいザラついた音だなぁ」ということ、
あとは 「何かすんごい厳しさのようなものを感じさせる音楽だなぁ」ということ。
もっとも、後者の方はそれまでさんざん読んできた評論家たちの記述に頭が
支配されての印象かもしれません。

少なくとも、「ちょっと、じいさん大丈夫かい?」とは思いませんでしたが、
今聴くと、どんな風に感じるのでしょうね。

>DVDでベートーヴェンの生涯、というのを見たら、「エロイカ」の、前に話題に
>なった「ヘミオラ」のところ、アーベントロートは「フタツ」に振っていました。

えっ、ヘルニア? じゃなくヘミオラ?? 何か聞いたことある言葉…
おう、そうじゃった、忘れかけとったばい、その話題。
基本的にああいう箇所は本来の拍子どおりに振るものなのかな?
とも思いますが、やはり人それぞれなんですね。
アマオケならば、いきなりそこだけ2拍子で振られると面食らうかもしれませんが、
プロのオケであれば今まで散々やってきた曲なら何の問題もないでしょうし。

>かの華麗なカラヤンだってその方面でも華麗だったことですし、
>モツやんやベトやんだって決して堅物だったわけではあるまい。

そうです、あの華麗なるバグースもその方面では華麗 (涸れぇ/枯れぇ)
なのですかもしれませんのです。
(何か見たことがあるような文体…)

>図書館の一室で開かれたミニ・コンサートに行ってきました。

bekさんの住んでおられる所は結構気軽にクラシック音楽の聴ける恵まれた
環境なのですね。
バロックアンサンブルの演奏会でゲストがボエームを、それもカラオケで歌うと
いうところが何ともオシャレです。

>彼女が今日の「華麗大賞」です。私はまん前でかぶりつく様な席に居ましたので、
>思わず座布団3枚あげておきました。

それは先方さぞ喜んでおられたことでしょう。

♪Ride On Time
投稿者:beknch
2003/11/ 2 19:26 メッセージ: 3113
これは wadakamaru さんの 3109 に対する返信です
wadakamaru さん、

>バスに乗るのは、get on で、決して ride on と言わないように。
>これでは、バスにまたがることになると言われましたが

偉そうに言える程の事はないのですが、「ride on 」は「乗る」として通じると思います。
on をはずして、他動詞「ride」だけでも同様ですね。また、名詞として使う用例も多い
と思います。例えば take a ride in a bus(in a car, on a bike)。

ところで、山下達郎の昔の曲「Ride On Time」って日本語でピッタリくる訳は
何なんでしょうね? ♪Ride On Time 心に火をつけて♪ は ♪時間にまたがれー
心に火をつけて♪ だったりして?

ローカル・イベント
投稿者:beknch
2003/11/ 2 19:36 メッセージ: 3114
これは y_bagus_m さんの 3112 に対する返信です
>bekさんの住んでおられる所は結構気軽にクラシック音楽の聴ける恵まれた
>環境なのですね。

と言いますか、演奏者から事前に聞いてなければ全く気がつきようの無い小さな
イベントでした。

図書館の狭い一室で入場無料です。曲の合間におばさんが二人で何かを静かに
語っています。イタリア語の様子。

イタリア語が堪能な私は・・・何を喋っているのかが全くわからず、新興宗教の集会の
中に入り込んでしまったのかと不安に思いました。
貰った紙を良く見ると、おばさん達は大学教授と図書館員で「詩」を朗読している
事が判ったのでした。「イタリア音楽と詩を楽しむ午後」みたいなイベントだったんです。

バグースさんや皆さんの周りでも、ミニミニ・コンサートの類は案外開かれて
いる可能性があると思いますよ。どうやって知るかが問題ですが。

>”華麗”というと、何となくある階級をイメージしてしまうのですが、”華やか”
>というともっと幅が広がるような気がします。

最初の曲は1390年作曲の舞踏音楽でした。「華麗」だったのはソプラノリコーダー
の指さばきで、音楽はもろに大衆音楽。そりゃ「華やか」なものでした。

>男の人ってこれだから…音楽聞きに行ってペンギンの品定め、ケシカラン!

ありゃりゃ、品定めだなんて、そんなはしたないことをするはずが・・・(ある。もとい、無い?)。
ちなみに、シュピナートさん、いい男が歌っている場合、女の人って?
それにしても、彼女は昨年当地のオペラでMIMIを演じたそうです。聴いてみたかった!

昨日歌ったボエームは「Quando m'en vo」(When I walk)で本編では Musetta が歌い
始め、皆が加わってくるアリアですね。昨日は一人でカラオケテープを流して歌って
ましたけど、リコーダー・チェンバロ・チェロの伴奏だとどうなるんでしょうね。

シゲティ&セル
投稿者:other_wind
2003/11/ 2 19:46 メッセージ: 3115
これは lvkoechel さんの 3104 に対する返信です
>印象としては 「何かすんごいザラついた音だなぁ」ということ、
>あとは 「何かすんごい厳しさのようなものを感じさせる音楽だなぁ」ということ。

シゲティのバッハの無伴奏を聴くとその厳しさがいいと思うんですが、モーツァルトだとちょっと…という感じを受けたんです。
K454を聴くと、音がかすれるところがあるし、ヴィブラートも大きくて違和感を感じるところがある。
セルはすたすた先へ進んでしまうのに、シゲティはもたれるようなところがあって気になってしまうんですね。

>横槍で失礼ですが、シゲティの音に一番「美」を感じます。CDは一枚も持っておりませんので、知りませんが。

lvkoechelさんの意見を見て、何かわかったような気がしました。
これはシゲティとセルのモーツァルト観が違うせいではないかと。
そこでホルショフスキーとのK301のソナタを聴いたところ、かすれる部分はあるけれどこれは全く違和感がないんですね。
同じK301をドルイアン&セルで聴くと雰囲気がまるで違うんです。
ホルショフスキ−は、シゲティを聴きながら音を味わい、控えめな演奏をしている感じで、セルは停滞することなく、ピアノが主となってどんどん先へ進めていき、爽快感のある音楽を作り上げています。

シゲティのモーツァルト集は、2曲だけセルとの共演で、あとすべてはホルショフスキ−とのものです。
シゲティとセルの間に意見の相違があったのかもしれませんね。
lvkoechelさんはどう思われますか。
また、シゲティの音にどのような「美」を感じられますか。

>ローカル・イベント
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/11/ 2 20:02 メッセージ: 3116
これは beknch さんの 3114 に対する返信です
前回投稿した後で、カラオケでと書いてあったのにバカなこと言ってしまったとそそっかしさを悔やんでいた所でした。

まさかルネッサンス風の伴奏ではMusette嬢も華やかには歌えませんものね。
オペラ公演では可憐なミミ、ソロでは華麗なミュゼッテに変身したわけですね。

>ミニミニコンサート
>どうやって知るかが問題ですが。

こちらでもそういうのありますけれど、何せ”トリッチトラッチポルカ”の国ですから。
マーケットのレジなんかでも延々ペチャクチャやってる人、よくいます。
「アノー、急いでるんですけど」って足踏みしちゃう。

>いい男が歌っている場合、女の人って?
さあ…?
顔よりやっぱり声と歌い方のほうに魅力を感じますね。
オペラなんかだと皆化けてしまってるし。(笑)

シゲティ
投稿者:lvkoechel
2003/11/ 3 12:40 メッセージ: 3117
これは other_wind さんの 3115 に対する返信です
私は表現は苦手です。それに、判断も直感的なもので。
 ただ、ハイフェッツやオイストラフを美しいと思ったことは、あまりないのです(綺麗と美しいは別)。尤も、二人とも、少ししか持っておりませんが。
 上手い、上手くないは(無論、程度によりますが)あまり興味はありません。個人でも、オケでも。
 ハイフェッツとトスカニーニのベートーヴェンも、三度聴き返してみましたが、上手いだけで「良い」とは思えませんでした。シゲティよりもはるかにウマイですが。
 それと、シゲティのモーツァルトは所持しておりません。なんとなく、合わぬ気がしますし。
 バッハの無伴奏は彼のLPが私の基準になっています。ダールのなどを聴いても、重音がモダンVnよりも楽そうだなー、とは思いますが、感動の大きさは及びません。

掘った芋いじるな!
投稿者:as_dsch
2003/11/ 3 17:00 メッセージ: 3118
これは beknch さんの 3108 に対する返信です
>聞いた話では、アメリカでは、バスから降りたいときは、「揚げ豆腐」と叫べとか。

「揚げ豆腐」と共に有名なのが「掘った芋いじるな」です。
テレビで実際に米国人に「掘った芋いじるな」と話しかけるのをやってたことがあり、見事に通じてました・・・「掘った芋いじるな」=“What time is it now?”です。

>SALES を「セールス」とは言わずに「サイルス」などと言うものでややこしくて仕方がありませんでした。

おお、典型的おぢさん英語ぢゃない、オージー・イングリッシュですね。
なにしろ豪州人特有の挨拶が「グッダイマイト」(Good day mate.)ですから・・・ダイナマイトでも爆発させるのかと思ってしまう。
曜日もサンダイ・マンダイ・チューズダイですし。

ところで、日本にMcDonaldが上陸した時、藤田社長は“本場米国発音の「マックダーナル」では日本人には馴染めないので「マクドナルド」にしたい”と主張し、押し通してしまったそうです。
そのおかげかマクドナルドは随分と有名になりました。
そして近畿圏で「マクド」と略すのはマクドナルドが元であり、その他地域で「マック」と略すのはMcDonaldが元であるということになります・・・うーん、奥が深い。

>「H」を「アイチ」って「あんたはてんぷらーフリャーや鳥の味噌カツがすき
なんか?」と思わず突っ込んだ事もあります。

英国人で「H」を「ヘイチ」と発音する人がいますが、イングランド人は “そりゃあスコットランド人ぢゃあないの”と小馬鹿にしたように言ってました。

ハロウィーンって?
投稿者:y_bagus_m
2003/11/ 3 18:23 メッセージ: 3119
これは SPINATPOLKA2 さんの 3110 に対する返信です
>ご推察の通りです。豪州ほど酷くはありませんが、一般には同様の発音体系ですね。
>SALES を「セールス」とは言わずに「サイルス」などと言うものでややこしくて
>仕方がありませんでした。

やっぱりそうですか。
では音楽家の名前も、「ジョン・カイジ」とか「ジェフリー・タイト」、「オザワ・サイジ」とか、
「スティーヴン・タイラー」とかって言うのでしょう。
あ、最後のはそれで良いのか…

>情報によると、ヴィヴァやん先生も、ご機嫌を直したようです。ご安心を。(^_^)

さすがヴィヴァやん、寛大なお心を持った人や!
これから聴かせてもらいまっせ、ヴィヴァやんの音楽!!
とゆーてもボチボチやけど。

>11月1日は聖人の霊、2日は死者の霊をまつる日。
>昨日はハロウィーンの日で、仮装した子供達が夜道をぞろぞろ歩いているのを
>沢山見かけました。

ハロウィーンパーティと「trick or treat !」の行列はうちのアパートでもやっていたようです。
私の娘は魔女になっていたようです。
ところでところで、ハロウィーンって何?
11月1日が全ての聖人をまつる「万聖節」、で、そのイブが全てのオバケをまつる「ハロウィーン」?
何か変。

以前ちょろっと調べてみたのですが、キリスト教(聖人をおまつりするのだからカトリックでしょうか)
の祭日とケルト人の土着信仰のなにやらがこんがらがって、くっ付いて、「ホイッ!」とできた
のがハロウィーンだということが書いてあったように思います。
しかし、何でそんなもんがくっつくねん? 責任者出て来い!!
と、いまだにようわからんハロウィーンです。

>揚げ豆腐でも湯豆腐でも何でもいいから豆腐食べたい!
>久しく食べていません。

シュピナートさんが住んでらっしゃる所は豆腐さえ入手不能なのですか。
香港やシンガポールの「日本食材入手可能指数」の高さは例外的としても、オーストリアあたり
でも一軒くらいかは「日本食料専門店」があってもよさそうな気がしますが?
或いは中国系の人が住んでいる辺りの中国人向け食料品店とか。

>下唇を上の歯で軽くかんで息を噴出すように して言う「フ」の発音しか出来ぬ息子に、
>それは日本語じゃないと言うと、今度は”ラーメンの「フーフー」” の「フ」になり、これ又違う。

豆腐の「ふ」とラーメンフーフーの「フ」って違うのですかね?
今まで意識したことありませんでした。
普通ローマ字で「ふ」を表わすときに「FU」と書きますよね。
これって違うんじゃないの? と思うのは私だけ??。
これを欧米語圏の人が読めば当然、99%下唇を上の歯で軽くかんで発音します。
その度に聞いていてとても気持ち悪い… とまでは言わなくても、かなり違和感を覚えてしまいます。
どうして「HU」と表記しないのでしょう?
同じハ行でも他の文字は「HA, HI, HE, HO」なのにね。
「HU」と表記すれば、「ハ」と発音してしまう人がいるということなのでしょうかね?
それならば「FU」の方がまだ近いということ…?
いや、でもその理論で行くならば「SU」だって「NU」だって、「サ」、「ナ」と読まれる可能性が
あるのだし、「HU」だけ特別扱いされる理由がないような気もしたりして…
ヘボン先生は「ふ」に何か弱みでも握られていた、あるいはその逆に何か恨みでもあったのでしょうか?

と、話題はますますずれて行くのでした。

フーガ奨励
投稿者:y_bagus_m
2003/11/ 3 18:53 メッセージ: 3120
これは as_dsch さんの 3118 に対する返信です
>長いフーガの使用を禁止したのはカトリックなのではなく、当時のコロレド大司教です。
>彼の趣味に基づいたものを作らなければならなかった訳で…

そうなのですか。
私はまたモーゼの十戒の中に「汝 フーガることなかれ」というのがあるのかと思いました。
っと、あれはキリスト教ではなくユダヤ教でしたっけ。
要は宗教上の理由ではなく単に趣味の問題だったのですね。

ところでフーガさん、今いずこ??
このトピはフーガ禁止どころか、大歓迎ですから早いこと復活して下さいね、会長!

>バグースさんや皆さんの周りでも、ミニミニ・コンサートの類は案外開かれて
>いる可能性があると思いますよ。どうやって知るかが問題ですが。

なるほど、その可能性は十分ありますね。
重要なのはその情報が上がってくる人脈ですね。

>シゲティのバッハの無伴奏を聴くとその厳しさがいいと思うんですが、
>モーツァルトだとちょっと…という感じを受けたんです。

確かに、私もあれがプロコフィエフだったから良かったけれども、モーツァルトだったら…
流麗とか華麗とか言う言葉とは対極にあるような感じですものね。

>こちらでもそういうのありますけれど、何せ”トリッチトラッチポルカ”の国ですから。
>マーケットのレジなんかでも延々ペチャクチャやってる人、よくいます。

この文面から推察するに、「トリッチトラッチ」って「ペチャクチャ」というような意味なのでしょうか。
おしゃべりポルカ?

>「揚げ豆腐」と共に有名なのが「掘った芋いじるな」です。

「掘った芋いじるな」は私も聞いたことがあります。
でも、実際にそう話し掛けて通じるかどうかを検証する番組があったとは知りませんでした。

>ところで、日本にMcDonaldが上陸した時、藤田社長は“本場米国発音の「マックダーナル」
>では日本人には馴染めないので「マクドナルド」にしたい”と主張し、押し通してしまったそうです。
最初海外に出た当時、「マクドナルド」と「マドンナ」の違いがわからずに苦労をしました。

>そして近畿圏で「マクド」と略すのはマクドナルドが元であり、その他地域で「マック」と
>略すのはMcDonaldが元であるということになります・・・うーん、奥が深い。

私に言わせると、これはもう絶対「マクド」が正しい。
「マック」は電脳。 「マクドナルド」の略語は「マクド」、これしかあり得ません。

>英国人で「H」を「ヘイチ」と発音する人がいますが、イングランド人は “そりゃあスコットランド人
>ぢゃあないの”と小馬鹿にしたように言ってました。

シンガポール人の多くは「ヘイチ」と発音します、うちのカミさんも含めて。
知らなかった、彼女たちスコットランド出身だったなんて…

クープランは華麗なり。 か・・
投稿者:wadakamaru
2003/11/ 3 19:27 メッセージ: 3121
これは as_dsch さんの 3118 に対する返信です
いつの間にか英会話トピになっているので、
ついでに、大阪弁トピ・・
JR西日本では今月からICカードも、と言うことで、しばらく前からなんて大阪弁のCMをしています。
仲間由紀恵という子ですか、カモノハシに怒られてもケロッとしているあのCMです。
といっても関西のローカルCMかもしれません。
これから改札口は、大阪弁で「イコカでイコカ」と唱えないと、バタンと閉まるのかも知れません。

ということで、大阪駅の駅員と東京から来たとおぼしき学生の会話。
学生が、立ち入り禁止のドアを開けようとしていたので、
それを見た駅員が「そこはあかんでー」
すると学生はノブをグイッと引っぱって、「あきましたよ」


だいぶ前の書き込みのことですが・・
「クープランは華麗なり」
これは、クープランの曲風に加えて、
beknch さんも書いておられる通りクラヴサンの響きの華やかさ、
そしてフランスのクラヴサンは、ドイツのチェンバロに比べてさらに音色が華やかです。
百文は一聴に如かずですが、
あまり、前宣伝をすると期待が大きくなり過ぎて、「なんや、この程度か」、と言われそうです。


名の頭にマック(Mc)を付けて姓とするのは、スコットランド系だとか聞きました。
でも、これをうんちくしだすと、ルーツ・トピになりそうなので、これ以上はやめときます。
もっとも、これ以上は何も知りませんが・・。

また、やっちゃった
投稿者:wadakamaru
2003/11/ 3 19:53 メッセージ: 3122
これは wadakamaru さんの 3121 に対する返信です
>しばらく前からなんて大阪弁のCMをしています。
また、やっちゃった。「なんて」は削除して読んでください。
これやから、酔っぱらいながら書いたらあかんて、言うとんのや。
まして、風邪引いてちょっと思考回路が不安定気味やのに・・

これまた、言語学トピみたいですが、
平安時代以前は、ハ行は"p" の音で、そののち"ph" となり、現在の"h" となったとのこと。
"ph" は"f" のように下唇を噛まず、口そのものをすぼめて発音します。古代ギリシャ語と同じとか。
そう言えば、濁音清音というのが、英語、日本語ともに同じですが、
中国語、韓国語、ギリシャ語には、この区別がなく、
かわりにというか、有気音・無気音の違いになりますね。

コックニー(ロンドンの下町訛り)
投稿者:shaberibu
2003/11/ 3 20:26 メッセージ: 3123
これは as_dsch さんの 3118 に対する返信です
も同じようですね。


http://plaza16.mbn.or.jp/~S_Muramoto/jpage/library/lb_q002.htm

酔っ払いとワーグナー
投稿者:beknch
2003/11/ 3 21:53 メッセージ: 3124
これは wadakamaru さんの 3122 に対する返信です
うぃー。酔っ払っちまったい。

こういう風に頭の中に「ジーー」という音と風が吹きまくっている状態の折には何か
連続した音楽が聴きたくなります。そこで取り出したのがワーグナー名演集。
「さまよえるオランダ人序曲」が一曲目。景気良く始まったのはいいんですが、直ぐに
静かになって来る。駄目駄目、音を切ってはイケナイと、スピーカーに
指示をだしつつ、○○トピを開くこの忠実さ。

不完全燃焼気味にオランダ人が終って、タンホイザー序曲。おいおい、こんな静かに
聴くムードじゃない、といいつつも何となく引き込まれて行きます。この曲は静かに
開始するものの音自体は継続しているので良い。だんだん盛り上がって来ました。

月曜日であるにも関わらず南極カラオケは大盛況で、みんな気を使って若い
アップテンポで盛り上がろうと(おやじのくせに)するので仕方なく裏をかいて
「大阪で生まれた女」で攻めてみました。昔は天地真理にそっくりだったと言う
ママが「ねえ、太田裕美の木綿のハンカチーフってデュエットなのよ」。
で、やってみました。確かに対話風ではあるけど、デュエットにはどうかと・・・

ところで、YAHOO ってどういう風に発音しますか? 大概の日本人はヤッフーと
発音しますが、このHOOのところをフーと言うと欧米人には相当違和感がある様です。
これもラーメンのフーや下唇を噛むFU(フー)とせずに喉の置くから風を送るだけの
HUとするんですね。唇をとがらしても噛んでも違う風になっちゃう。

>平安時代以前は、ハ行は"p" の音で、そののち"ph" となり、現在の"h" となった
>とのこと。

平安時代はハゲを PAGE (パゲ)と言っていたんですね。「ねえねえ、あの人見事に
ぱげてるね」「でも立派なぴげがぱえてるよ」(立派なPIGEがPAETERUYO)。
母の日も PAPA の日になってこれもややこしいですね。

やってしまいました
投稿者:beknch
2003/11/ 3 22:04 メッセージ: 3125
これは beknch さんの 3124 に対する返信です
wadakamaruさん、

pの発音の件で茶化したみたいなままで発信してしまいすいません。これから編集をと思っていたら送信されてしまいました。せっかくアカデミックだったのに…。あの、酔っ払いと言う事でご容赦を。

ハとフのはなし
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/11/ 4 5:55 メッセージ: 3126
これは y_bagus_m さんの 3119 に対する返信です
華麗と全然関係ありませんけれど、トピ主さんに聞かれれば答えぬ訳にはいきませんね。

>豆腐の「ふ」とラーメンのフーフーの「フ」って違うのですかね?

豆腐のフは32音符、ラーメンをさます時は2分音符。
ぜんぜん違う。
32音符を発音するのに唇を尖らせてる暇はないでしょう?つまり後にUが入るか入らないかの違いですね。

>ハロウィーンって何?
何でしょうね、私も知りませんがアイルランドが発祥の地だとか聞きましたが。
オーストリアに入って来たのはごく最近の事です。以前はなかった。

>シュピナートさんが住んでらっしゃる所は豆腐さえ入手不能なのですか

リンツまで行けば曜日によっては手に入るのですが、めんどうで。車でわざわざ豆腐だけ買いに行くのも…。
まさか息子にリンツの学校の帰りに豆腐買って来てなんて言えませんし。

そういえばオーストリアでは”ハーノンコア”って皆言ってます。(アーノンクールというのは聞いた事がない)

シゲティのモーツァルト
投稿者:wolfgang17560127
2003/11/ 4 9:10 メッセージ: 3127
これは lvkoechel さんの 3117 に対する返信です
>シゲティのモーツァルトは所持しておりません。なんとなく、合わぬ気がしますし。

第3番(ワルター NBC交響楽団)と第4番(ビーチャム ロンドン・フィル)、聴いた事ありますが第4番なかなか味わいがあって面白いですよ。第3番は聴かない方がいいです。ただ、第4番は名演なのかと言われれば疑問符が付きますけどね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005GJ6G/qid=1067904490/sr=1-8/ref=sr_1_2_8/249-4902734-8318707

意外とメンデルスゾーンが良かった。

スコットランドですか
投稿者:y_bagus_m
2003/11/ 4 10:32 メッセージ: 3128
これは beknch さんの 3124 に対する返信です
>仲間由紀恵という子ですか、カモノハシに怒られてもケロッとしているあのCMです。
>といっても関西のローカルCMかもしれません。

クッ、この手の話題は大好きなのに、そのCMの存在さえ知らない自分が悔しい…

>それを見た駅員が「そこはあかんでー」
>すると学生はノブをグイッと引っぱって、「あきましたよ」

あとこんなのもありますよね。
「ふー、この階段ほんまエライわ。」
「えっ…? (階段が偉いの??)」

>名の頭にマック(Mc)を付けて姓とするのは、スコットランド系だとか聞きました。

では「マクド」のルーツはスコットランドでしょうか?
ポール・マッカートニーもスコットランド系?
そう言えば、彼の曲にバグパイプを使ったスコットランド民謡風のものがありましたね。

>また、やっちゃった。「なんて」は削除して読んでください。

私なんかやっちゃってばっかり。
ここ2-3日でも「解説」を「開設」と書いたり、「ところで」を抜かして話題がいきなり飛んだり…
さて、それはどこでしょう? 正解された方には賞金を差し上げ…

>かわりにというか、有気音・無気音の違いになりますね。

うわーっ、このトピで「有気音・無気音」なんて言葉が登場しようとは…!
中国語を勉強し始めた時には違いがわからずこれで悩みましたが、半年後にはすっかりマスター…
ではなく、すっかりその区別を認識すること諦めて開き直った自分がいました。
今もって???なのは言うまでもありません。

>ママが「ねえ、太田裕美の木綿のハンカチーフってデュエットなのよ」。
>で、やってみました。確かに対話風ではあるけど、デュエットにはどうかと・・・

bekさん、南極にもきっちりあるのですね、カラオケ。
木綿のハンカチーフを2人で歌うと言うのは初めて聞きましたが、なかなかナイスナアイデアかも?
ハモるところは一箇所もないけれど、男女の対話風にね。
ヒロシ&キーボーみたいに。

マックについて
投稿者:manianojinroku
2003/11/ 4 10:47 メッセージ: 3129
これは y_bagus_m さんの 3128 に対する返信です
クラシックと関係のないところですが、マックというのがスコットランド系の姓の接頭辞である、というのはそのとおりです。
だれだれの息子、という意味です。マクドナルドは、ドナルドさんとこの息子、昔の映画スター、スティーヴ・マックイーンにいたってはクイーン、つまり女王様の息子、ということになります。ご先祖は、どんな家系の方だったのでしょうか。

シゲティ&万霊節
投稿者:other_wind
2003/11/ 4 12:25 メッセージ: 3130
これは wolfgang17560127 さんの 3127 に対する返信です
> バッハの無伴奏は彼のLPが私の基準になっています。ダールのなどを聴いても、重音がモダンVnよりも楽そうだなー、とは思いますが、感動の大きさは及びません。

私の基準はシェリングかな。
正座して聴くような厳しいシゲティと比較すると、他の演奏は相当甘っちょろくなっちゃいますね。千住真理子さんも同じ方向を向いた演奏ですね。余計な装飾音はいらない系でしょう。私はちょっと肩がこってしまうかな。
ハジェットの内面と対話してるような演奏は、また違った方向を向いていて、このごろはこのような演奏に惹かれます。
シゲティ&ホルショフスキーのk296を聴き、また、バグさんやlvkoechelさんのお話を伺って、 シゲティの音楽が少しわかってきたように思います。

>第3番(ワルター NBC交響楽団)と第4番(ビーチャム ロンドン・フィル)、聴いた事ありますが第4番なかなか味わいがあって面白いですよ。第3番は聴かない方がいいです。ただ、第4番は名演なのかと言われれば疑問符が付きますけどね。

シゲティの協奏曲の方は聴いたことがないです。マガロフとのK304のソナタもあるんですね。


ところで、ハロウィーンってAll Hallow's Even (諸聖人の祝日の前夜)の短縮語だったんですね。知らなかった。
11月1日が万聖節(All Saint's DayまたはHallowmas)、2日は万霊節だったのですか。シューベルトの「万霊節の連祷」はこの日のための歌なのですね。これまた知らなかった。

怒ってるから何か食べよう
投稿者:y_bagus_m
2003/11/ 4 18:42 メッセージ: 3131
これは SPINATPOLKA2 さんの 3126 に対する返信です
シャベリブさん、お久し振りですね。

>コックニー(ロンドンの下町訛り)

興味深いサイトのご紹介、ありがとうございます。
この中で、「語頭の"h"を発音しない」というのが特に興味を引きました。
「Hの音を発音しない」というのは一般的にフランス語が知られていますよね。
あの「HERMES」が「エルメス」だったり、紅茶で有名な「HEDIARD」が「エディアル」だったり。
英語でも類似の例があったのですね、知りませんでした。
ところで、この「Hの無発音」で思い出したエピソードがあります。
これは私が台湾にいた頃、私の友人から聞いたお話。

流通業界で仕事をしている私の友人は、ある日フランスの有名な雑貨ブランドのお偉いさんを
台湾に迎えることになりました。
ホテルにチェックインしたばかりのそのフランス人をロビーまで迎えに行った彼、
顔を会わせるなり、初対面のその人物にいきなり 「私はベリー・アングリーだ!」と
言われてびっくり。
「えっ、お、怒ってんの…?」 とたじろぐ私の友人にに彼はこう続けました。
「私はベリー・アングリーだから何か食べたい。 ついてはMr.**、ホテルのコーヒーハウスに
付き合って貰っても良いだろうか?」

そして彼はそれが風であることを知った… ではなく、そこで彼は先方が「アングリー」ではなく、
「ハングリー」と言っている (言おうとしている) ことを知ったわけです。
「へっ? あぁ、どーぞ どーぞ!」 となったことは言うまでもありません。

>豆腐のフは32音符、ラーメンをさます時は2分音符。 ぜんぜん違う。
>32音符を発音するのに唇を尖らせてる暇はないでしょう?
>つまり後にUが入るか入らないかの違いですね。

なるほど、日本語の発音には全て母音がくっついていると思いがちですが、
実際には語尾の母音をあいまいにしか発音しない場合も結構あるのですね。
シュピナートさんのこのレスを読んでいて、ふと頭によぎったのが外国人による日本の
数字の発音の仕方。

「1」と言う数字、これは言うまでも無く「いち」ですが、「1,2,3,4…」と数字を連続して読む
場合には「い」にアクセントを置いてはっきり発音する一方、「ち」の音は極めてあいまいに
発音しますよね。 シュピナート流に言うと三十二分音符で。
それを外国人が読む場合、ローマ字の「ICHI」に忠実に二分音符で発音するので、
「いチ」と、「ち」の音がやけに強調されて聞こえます。
とまあ、それだけの話なのですが …

>リンツまで行けば曜日によっては手に入るのですが、めんどうで。車でわざわざ豆腐だけ
>買いに行くのも…。
>まさか息子にリンツの学校の帰りに豆腐買って来てなんて言えませんし。

息子さんがリンツの学校に通ってらっしゃるのであれば、息子さんに頼まれたらよいのですよ。
「太郎、今日は学校の帰りに豆腐に油揚げ買って帰んだよ。 忘れたら晩御飯抜きだからね!」 って。

私なんか言われれば会社の帰りに何でも買って帰ります。
カミさんから携帯にしょっちゅう電話やメッセージが入りますからね。
「パン買って帰って!」、「牛乳買って来て!」、「卵買って!」…
先日など、ご要望に応じてローカルデザート屋で「胡麻糊 (ゴマから作ったぜんざいみたいなもの)」
を買ったところ、バスの中でそれがひっくり返ってドロドロ、ベトベトに。
往生しましたよ、ほんっと。

の息子
投稿者:y_bagus_m
2003/11/ 4 19:22 メッセージ: 3132
これは other_wind さんの 3130 に対する返信です
wolfgangさんも久し振りですね。

>第3番(ワルター NBC交響楽団)と第4番(ビーチャム ロンドン・フィル)、
>聴いた事ありますが第4番なかなか味わいがあって面白いですよ。

本当に色々な演奏を聴かれていますねぇ。
wolfgangさん、一体ディスク何枚持っておられるのでしょう?
今度一回数えて教えてくださいね。

>クラシックと関係のないところですが、マックというのがスコットランド系の姓の
>接頭辞である、というのはそのとおりです。 だれだれの息子、という意味です。

初めまして、manianojinrokuさん。 歓迎光臨です!
「マック」は「〜の息子」という意味だったのですか!
それは知りませんでした。
では、ポール・マッカートニー(McCartney)は 「カートニーさんの息子」 なのですね。
だからMcの次の文字は元の名前がわかるように大文字になるのか… とまた納得。
いや〜、またまた賢くなりました。
で、その理論でゆけば、新沼謙治の息子は「新沼マッケンジー」ということに…

またまた派生しますが、あの「ビン・ラディン」の「ビン」というのもマックと同じく
「〜の息子」 と言う意味です。
元々アラブ系の名前(と言うか、イスラム系の名前と言うべきなのでしょうか?) は
姓がなく、「名」のみ。
「オサマ・ビン・ラディン」というのは、「ラディンの息子のオサマ」という意味です。
ですから、彼の名前はラディンではなく、あくまでもオサマであり、「ビン・ラディン」と
呼ぶのは本当は正しくないのではないかと思います。
先日引退したマレーシアの首相「マハテール・ビン・モハマド」を誰も「ビン・モハマド」
とは呼ばないように。

また話が飛んでしまいましたね。
manianojinrokuさん、今後ともよろしくお願いします!

>私の基準はシェリングかな。

other windさん、私のもシェリングです、ってそれしか持っていませんが…
好きです、あの演奏。

>ところで、ハロウィーンってAll Hallow's Even (諸聖人の祝日の前夜)の短縮語だったんですね。

へーっ、それも知りませんでした。
ますます賢くなりますね、このトピを読んでいると。
素晴らしいなぁ…!

で、お題の「華麗なる」はいずこへ?

華麗なるトピずれ
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/11/ 4 19:33 メッセージ: 3133
これは y_bagus_m さんの 3131 に対する返信です
このトピ、他のカテゴリーに引っ越しした方がよさそうですね。

>「太郎、今日は学校の帰りに豆腐に油揚げ買って帰んだよ。 忘れたら晩御飯抜きだからね!」

いいですねぇ。やってみるかな…
でも、ただのビニール袋に入れてくれるだけの豆腐、家にたどり着く頃にはおから状態になるのは間違いなし。
だいたい当人が食べないもの、買って来る訳がない。

本日は国鉄がストライキで学校にいかれず休み。従って豆腐は頼めず。
私の所は静かな環境ですが、時々汽車が通る音が聞こえる…それが今日は全くないのでシーンとしています。

そろそろ” アングリー”。お昼です。

華麗なるトピずれはまだ続く…

続 華麗なるトピずれ
投稿者:wadakamaru
2003/11/ 4 21:29 メッセージ: 3134
これは beknch さんの 3124 に対する返信です
私は、pageではなく、gomashipo頭になりかけ状態なので
page に特にコンプレックスはありませんが、(^^)
読者の中には気にされている方がいるかも知れませんね。

書き方がまずかったですが、平安時代の清少納言は "paru wa.. " ではなく、"pharu wa akebono" です。
"p" はその時代より前が、ということですね。
昔、NHKのテレビで平安時代の日本語がどうとか言った番組を、放送していたのを見たことがあります。

食べ物の話に便乗して、さらにトピずれネタを・・
ラーメンには、アメリカでは、"Lamen" と "Ramen" とがあり、
(スペルはこれでいいのかな。なんだか冷麺みたいです)
あるアメリカ人に「どう違うのですか」と質問された日本人がいたそうです。
また、ご飯を注文するつもりで「ライス」と言ったら、"lice" と聞こえたらしく、怪訝な顔をされたとか。
どういう意味かと辞典で調べてみると、シラミとかダニとか、これは気持ち悪くて食べられそうもありません。

と、「華麗」から一挙に暗転。失礼しました。

華麗なる都会としては、やはり「花のパリ」です。
しかし、これをパリっ子に言わせると「穴のパリ」になるそうです。
実際、パリの地下は穴だらけとか。
今でこそちょっとした都会には下水道が完備しているけれども、
昔のパリは、というかヨーロッパの町全体がですが、市民は汚物を窓から投げ捨て、
とにかく汚くて、それは無茶苦茶だったそうです。
同時代の江戸は、汚物のリサイクルが完備していて、
その頃としては一番清潔な都会だったとか。
ということで、パリも下水の普及に努め、そう言うことで穴だらけになった。
ということを、何かで読んだような気がするのですが、
解説が長すぎて、もう一つインパクトのないお話でした。
もう一つ、失礼しました。

英語は
投稿者:shaberibu
2003/11/ 4 22:57 メッセージ: 3135
これは y_bagus_m さんの 3131 に対する返信です
フランス語の一方言であると聞いたこと

があります。

ローマ字を先に勉強してしまった

明治以来の悪しき習慣によって、

英語をローマ字風に呼んでしまう所に

日本に居ては英語がしゃべれない

という現象の一原因になっているとも

聞いたことがあります。

少々強引ですが、フランス語風に

最後の子音を発音しないなど、

読むとしっくりいくようです。

>の息子追加
投稿者:shaberibu
2003/11/ 4 23:03 メッセージ: 3136
これは y_bagus_m さんの 3132 に対する返信です
スラヴ系の〜ヴィチ

アイルランド系のオ・(オサリバンなど)

メンデルスゾーンのゾーン

などもそうですね。

>万霊節
投稿者:shaberibu
2003/11/ 4 23:05 メッセージ: 3137
これは other_wind さんの 3130 に対する返信です
Rシュトラウスの歌曲も佳曲ですね。

シラミウオ
投稿者:y_bagus_m
2003/11/ 5 0:02 メッセージ: 3138
これは wadakamaru さんの 3134 に対する返信です
>本日は国鉄がストライキで学校にいかれず休み。従って豆腐は頼めず。
>私の所は静かな環境ですが、時々汽車が通る音が聞こえる…それが今日は
>全くないのでシーンとしています。

あ、そういうのも良いですね。
私の実家は鉄道からは遥かに離れていて、昼間は電車走る音など全く
聞こえないのですが、あたりが寝静まった夜中になるとたまに列車の走る音が
彼方から聞こえてくることがありました。
お客を乗せた電車が走る時刻ではないので、試験走行か回送列車か何か
だったのでしょうね、きっと。

>平安時代の清少納言は "paru wa.. " ではなく、"pharu wa akebono" です。

古楽器奏法の検証ではないですが、どうやってそれを突き止めたのでしょうね?
タイムマシーンにお願いしたのかな?

>ご飯を注文するつもりで「ライス」と言ったら、"lice" と聞こえたらしく、
>怪訝な顔をされたとか。

liceで思い出しましたが、台湾に棲んでいた時にスーパーマーケットの鮮魚売り場で
「虱魚」という魚をよく見ました。
ボラ系統の魚だったように思います。
別に開いたら中からシラミがうじゃうじゃ出て来るというものでもないのでしょうが、
あえてそれを買おうと言う気は起こりませんでした。

>昔のパリは、というかヨーロッパの町全体がですが、市民は汚物を窓から投げ捨て、
>とにかく汚くて、それは無茶苦茶だったそうです。

またまた話が飛躍して申し訳ないのですが、ワダカマルさんのこの文章を読んでいて
ワールドシリーズの中継で頻繁にテレビの画面に映されていたベンチの中の様子を
思い出しました。
床じゅうに紙コップは散らかってるわ、ガムの噛みカスはくっついてるわ、弁当折や
割り箸は散らばってるわ (それはないか?)、 ネズミの死骸は転がってるわ
(それはもっとない?)で、それはもうキッタない、汚い。
よくあんな中にいられるものだと感動してしまいました。

メジャーリーグ中継を見ていてもう1つ感動することがありました。
それはやたらと唾を吐く選手が多いこと。
ヤンキースのソリアーノなんか、「おいおい、そんなに唾ばっかし吐いてちゃ脱水症状
起こしちゃうよ…」とこちらが心配してしまうくらい、5秒に一度くらいの間隔で唾吐いて
したからね。 それも一度に大量に…
この人たち、○京市に行けば、名誉市民として迎えてもらえるのではないかと思いました。
全◎人△代□大会で可決されたと言われる、「良き◎◎国民は1日に最低1リットル
唾/痰を吐くこと」 という規則を (さすがにお膝元だけあって) 忠実に遵守している市民で
溢れていますからね、あそこは。

華麗なるマタズレ
投稿者:as_dsch
2003/11/ 5 0:05 メッセージ: 3139
これは shaberibu さんの 3137 に対する返信です
マタズレは股が摩れるのではなく、またもやテーマからずれるということです。

>スラヴ系の〜ヴィチ

これはミドル・ネームに使われることが多いようです。
かつて芥川也寸志が「ソヴィエト作曲家同盟からの手紙に“ヤスシ・リューノスケビッチ・アクタガワ”と書いてあって親父の存在の大きさを再確認した」と新聞に書いてました。
(タコ先生はドミトリー・ドミトリエビッチ・ショスタコービッチです)

>アイルランド系のオ・(オサリバンなど)

これは孫だと聞いたことがあるんですが、違ったかな?
友達のオニール(Eugene O’Neill)、サダハル・オウ(王貞治)などですね。

>メンデルスゾーンのゾーン

これは知りませんでした。
ということは、メンデルスゾーンは遺伝の法則を発見したメンデル一族の子孫だったわけですね、納得(?)

>ハローウィン

お盆のように先祖の霊が帰ってくるもので、その時に一緒に悪魔もおまけでついてくるそうで、その悪魔を追い払うために魔女などに扮して脅かすんだと英国人が言ってました。
南瓜堤燈(jack-o’-lantern)は、黄泉の国に行ったJackが帰ろうとした時に、帰り道が真っ暗だったので道端の南瓜をくりぬいて堤燈にしたというのが起源だそうです。
ついでにビックリ箱(jack-in-the-box)は、わんぱくJackを懲らしめるために母がJackを箱の中に入れ、そのことをわすれた母が“何が入ってるんだ?”と思って箱を開けたら、Jackが飛び出して殴りかかってきたというものです。
尚、米国ではトイレのことをJohnと言いますが、これの謂れは知りません。

むりやり戻します
投稿者:as_dsch
2003/11/ 5 0:33 メッセージ: 3140
これは as_dsch さんの 3139 に対する返信です
嗚呼!シラミウオだのマタズレだの、まったくこのトピはなんたることになってるんでしょう。
しかも唾を吐く話なんかが出てくるんだから、まったく唾棄すべき(ダジャレです)状況でありますが、なぜか嫌な顔もせずにレスしてしまう田吾作です。

>この人たち、○京市に行けば、名誉市民として迎えてもらえるのではないかと思いました。
>全◎人△代□大会で可決されたと言われる、「良き◎◎国民は1日に最低1リットル唾/痰を吐くこと」 という規則を (さすがにお膝元だけあって) 忠実に遵守している市民で溢れていますからね、あそこは。

でも、北○市は2008年にオリンピックが開催されるので街の美化を進めており、◎国△民□表大会で「唾を吐くのは帝国主義米○の人民と同じなので禁止」なんてことになるかもしれません。
香港は唾を吐くと罰金だったんぢゃあないですか?
なにしろ英国領だったので、シンガポールなどと同様に厳しのでしょうね。

いずれにしても唾を吐くのは躾と教育でやめさせるようにしたほうがいいと思います・・・最後に真面目なことを書いても後の祭、村祭り、ローマの祭り・・・ほうら、ちゃんとクラシック音楽に戻ったでしょ・・・なんと華麗なることか!

華麗なる無伴奏
投稿者:beknch
2003/11/ 5 5:54 メッセージ: 3141
これは other_wind さんの 3130 に対する返信です
バッハの無伴奏ヴァイオリンの音楽を「華麗」と言ってしまうには抵抗があります。
が、ヴァイオリン一つであれだけの世界を築き上げてしまうこと自体、華麗と
言ってしまうことが出来るのかも知れません。

前に書きましたがメンデルスゾーンのVn協のアンコールに突然パルティータ2番
のサラバンドが演奏された時、大コンサートホールの空気が一瞬止まった様に感
じました。でも、ヴァイオリンの音は華麗だった。

ソナタ一番の冒頭の和音も曲全体のトーンとは別に「華麗」に響いており、
いつもドキドキしながら音が出てくるのを待っているものです。

ミルステインの演奏を始めて聴いた時、荒い感じがしてあまり好きな演奏とは
思えなかったのですが、全体に流れるムードがいいなぁと思うようになって来ました。
話題のシゲティは聴いた事がありません。

しかしこの無伴奏の世界を録音して記録に残すなんて、皆さん勇気があるものだと
思います。まかり間違うとその演奏家の音楽的価値まで言及され後々にひびく危険性
もありますからね。

私は無伴奏について言えば規準の演奏が無いような気がします。一つの原因は
少年時代に特定の演奏家の刷り込みがないと言うことでしょうか。強いて言えば
シェリングと言う気もしますが、どの演奏家のを聴いても、その人の世界を肯定
してしまうのです。これはバッハが凄いと言うべきなのかも知れません。

で、クレーメルを是非聴いてみたいと思っています。クレーメルはベートーベン
のヴァイオリン協奏曲で独特の雰囲気を出していて、もしあの様にバッハも
弾いているのだとすると、かなりツボにはまる気がしています。残念ながら
ベートーベンのVn協はカデンツァにピアノとティンパニが入るというあまりに
奇抜(?)な演奏で繰り返し聴けませんが。

社会の風習
投稿者:beknch
2003/11/ 5 6:03 メッセージ: 3142
これは y_bagus_m さんの 3138 に対する返信です
>ハロウィーンって何?

これを訊いてまともに答えたペンギンに出会ったことはありません。
当地ではせいぜいここ数年でこういう風習が出てきたといいます。
皆がこれは米国から始まった風習だと言っているのが面白いところです。

その米国ですが、あっちに住んでいた時にもまともにハロウィーンのルーツ
を答えた人は居ませんでした。ましてやケルト人がどうのこうのと言った人
もいません。でも、アメリカでは大きなカボチャが存在してますし、祭りと
して定着しています。

我が家でも仮装パーティーを開いたものです。仮装したまま車で来る人も居て、
こういう日でなければ警察に通報されるのでは?と言う派手なのも。

>でも、ただのビニール袋に入れてくれるだけの豆腐

え?崩れてもいい前提で売っているし買っている?これでは角に頭をぶつける
ことが出来なくなって、ウィーン人に対してそういう表現ができませんね。

>ラーメンには、アメリカでは、"Lamen" と "Ramen" とがあり

当地ではもっぱら Ramen の様ですね。ペンギン達も Lamen と言うと意味が
わからない様です。しかし、世の中には両方の言い方が存在する。何故だろう?

ラーメンと言えば、建築の世界でも「ラーメン構造」と言うのがありますね。
文字だけ見ると、なんかゴチャゴチャに入り混じった麺のような構造を思い
浮かべますが、ガチッとした柱と梁の固定された構造の事です。こちらは
ドイツ語の「縁、枠」の意味から来ているようですがスペルは知りません。

>それはやたらと唾を吐く選手が多いこと。

米国の田舎では未だに噛みタバコを愛用している人も居ます。
この噛みタバコは唾を吐くことと対になりますが、昔は社会的に男性のたしなみ
として許容されていた(唾を吐くことが)そうです。
余談ながら(え?全部余談だって)唾を吐く行為が反社会的行為となった後、
タバコの世界では煙を吐く行為が一般的になったのですが、現在はその行為も
反社会的とみなされる様になってきました。

大リーグの唾吐きも、噛みタバコに由来したと思いましたが現実に愛用している選手
はまだいるんでしょうかね?

Jackの人生
投稿者:y_bagus_m
2003/11/ 5 10:51 メッセージ: 3143
これは as_dsch さんの 3140 に対する返信です
>英語はフランス語の一方言であると聞いたことがあります。

そう言えば私もそんなことを聞いたことがあるようなきがします。
でも響きは随分と違って聞こえますね。

>少々強引ですが、フランス語風に最後の子音を発音しないなど、
>読むとしっくりいくようです。

これなのでしょうね、私が「マクドナルド」と「マドンナ」を聞き分けられなかったのは。
「マクドナルド」から子音のみの音をはずせば、「マドーナ」と聞こえるのです。

>スラヴ系の〜ヴィチ

これも知りませんでした。
「◎◎スキー」や、「**ノフ」も何かいわれがあるのでしょうかね?
また、「●●の娘」というのは無いのでしょうか?

>>アイルランド系のオ・(オサリバンなど)
>友達のオニール(Eugene O’Neill)、サダハル・オウ(王貞治)などですね。

王監督はアイルランド系台湾人の家系だったのですか?!
それは知りませんでした。 いや〜、勉強になります!!

>南瓜堤燈(jack-o’-lantern)は、黄泉の国に行ったJackが帰ろうとした時に、
>帰り道が真っ暗だったので道端の南瓜をくりぬいて堤燈にしたというのが
>起源だそうです。

またまたこれも知りませんでした。
日本風に言えば、「太郎ちょうちん」でしょうか。
これを持っていればオルフェウスもエウリディケの顔を見たいという誘惑に駆られずに、
無事にカミさんを現世に連れ戻すことができただろうに。

>ついでにビックリ箱(jack-in-the-box)は、わんぱくJackを懲らしめるために母がJackを
>箱の中に入れ、そのことをわすれた母が“何が入ってるんだ?”と思って箱を開けたら、
>Jackが飛び出して殴りかかってきたというものです。

大活躍ですね、Jack。
ちなみに「ハイジャック」という言葉は乗合馬車に乗っていたJackが強盗に襲われ、
「ハ〜イ、ジャック」 とピストルを突きつけられたのが語源だとか。
それにしてもろくな人生送ってませんね、Jack…

>香港は唾を吐くと罰金だったんぢゃあないですか?
>なにしろ英国領だったので、シンガポールなどと同様に厳しのでしょうね。

香港はシンガポールとは異なり、お世辞にも美化意識が徹底しているとは言えず、
唾を吐いたらペナルティ というような感覚はなかった (いや、もしかしたら本当はそういう
規則そのものはあったのかもしれません) のですが、SARS騒ぎ以来さすがにそのあたりに
敏感になって来て、キャンペーンらしきこともやっているようです。
ちなみに、シンガポールが異常に厳しいのは「英国領だったから」ということではなく、
ひとえにシンガポール独自の政策によるものです。

>アクタガワ
投稿者:shaberibu
2003/11/ 5 11:13 メッセージ: 3144
これは as_dsch さんの 3139 に対する返信です
ロシア人に

「お前は、男なんだから語尾が、ワ
なのは、おかしいんじゃないか」

と言われたとN響アワーで言ってました。

>メンデル一族の子孫

やはりメンデルスゾーンの曽祖父の代になると

姓がメンデルになります。

ヤポンスキー
投稿者:shaberibu
2003/11/ 5 11:32 メッセージ: 3145
これは y_bagus_m さんの 3143 に対する返信です
日本人。

〜スキー=「〜人、〜人の」

という意味のようです。

単語によって所有格の意味を表すのも

あるんではなかったかと思います。

>ハイ・ジャックの逆バージョン

コクピットで副操縦士が操縦士のジャックに

「Hi! jack」と挨拶した言葉が

管制官にハイジャック発生と勘違いされ

大変な大騒動になった事があったそうで

す。テレビでやってました。

re.新沼マッケンジー
投稿者:ZAKKYO2000
2003/11/ 5 11:41 メッセージ: 3146
これは y_bagus_m さんの 3132 に対する返信です
これで思い出したのですが、昔バイクレーサーに「ニール・マッケンジー」という人がいて、場内アナが「ニール・マッケンジーが来た!ニール・マッケンジーが来た!」と絶叫すると、鈴鹿が爆笑の渦になったなんてことがありました。

まさか、バグースさん、それをご存知では・・・?

思いっきりトピずれ、すいませんでした。

ガッツ石松
投稿者:shaberibu
2003/11/ 5 12:00 メッセージ: 3147
これは ZAKKYO2000 さんの 3146 に対する返信です
最近の大型トラックがバックするときに

「バックします、バックします、・・・」

と連呼しますが、その声をずっと聞き続けていると、

あら不思議、

「ガッツ石松、ガッツ石松、・・・」

と聞こえてくるといいます。

ラジャー
投稿者:beknch
2003/11/ 5 13:28 メッセージ: 3148
これは shaberibu さんの 3147 に対する返信です
>コクピットで副操縦士が操縦士のジャックに「Hi! jack」と挨拶した
>言葉が管制官にハイジャック発生と勘違いされ

映画「フライングハイ」では機長と管制塔との無線連絡中に「ラジャー(了解)」
と聴こえる度に別の人間が振り返って「Hah?」てな感じで返事をするんですね。
振り返った彼の名前は Roger だった様です。

>ついでにビックリ箱(jack-in-the-box)は…

Jack in the box と言えば、ハンバーガーチェーンでもありますね。
話題のマクドと違ってこちらはカリフォルニアを中心とする西海岸や南部がメイン。
Jackはハンバーガーでもご活躍のご様子ですよ。

>KGBの一員としてマクドナルドとバーガーキングの味の比較
>という国家的諜報活動をしていたころ

田吾作さんは確かLAでも諜報活動をされていたはずなので、雪だるまがシン
ボルのこのチェーン店も調査をされていたかも知れません。

で、私は相変わらずモス・バーガーのテリヤキバーガーを食べたいのですが。
12月には「串の坊」にも行かなくては←これも好きなんですよ。

>「ガッツ石松、ガッツ石松、・・・」と聞こえてくるといいます。

そう言えば、山下達郎の「高気圧ガール」を「高血圧ガール」だと真剣に
思ってた人が居ました。

サイミン?
投稿者:from_ojp
2003/11/ 5 13:34 メッセージ: 3149
これは beknch さんの 3148 に対する返信です
みなさん音楽の話題で盛り上がっていますね。

そういえば
ハワイの食堂で「サイミン」なるものを注文したところ、
薄味のラーメン状のものが来ました。

これって、ソーメンのことだったの?
謎だぁ、サイミン・・・

さらに音楽の話で盛り上がる
投稿者:as_dsch
2003/11/ 5 14:00 メッセージ: 3150
これは from_ojp さんの 3149 に対する返信です
>Jack in the box と言えば、ハンバーガーチェーンでもありますね。
>話題のマクドと違ってこちらはカリフォルニアを中心とする西海岸や南部がメイン。
>田吾作さんは確かLAでも諜報活動をされていたはずなので、雪だるまがシンボルのこのチェーン店も調査をされていたかも知れません。

もちろんLAでの諜報活動でJack in the boxも行きました。
マックといい勝負、やはりバーガーキングにはかなわないと思います。
しかし、日本ではCIAの陰謀でマックの値引き攻撃に敗れ、バーガーキングは撤退してしまいました。

>で、私は相変わらずモス・バーガーのテリヤキバーガーを食べたいのですが。

テリヤキというのは完全に米国では定着した言葉ですね。
でもテリヤキ・ソースというのは日本の照り焼の味とは違って安っぽい感じ・・・将にeasy-goingの国です。

>ハワイの食堂で「サイミン」なるものを注文したところ、
>薄味のラーメン状のものが来ました。
>これって、ソーメンのことだったの?
>謎だぁ、サイミン・・・

なんと、from_ojpさんも催眠術にかけられるというサイミンを食べたことがあるのですか!
あれを食べて以来田吾作は「私はKGBの諜報員だ」という催眠にかけられたままなのです。
LAのAirport Hiltonのレストランにもサイミンがあり、明らかにラーメンでした。
田吾作もなぜサイミンと言うのか知らず、こんなところで話題になるとは思いませんでした・・・バクテ(肉骨茶)以上の懐かしの食べ物です。
しかし田吾作はサイミンからソーメンは思い浮かびませんでした。
beknchさんがご存知ないでしょうか?

音楽三昧
投稿者:beknch
2003/11/ 5 14:29 メッセージ: 3151
これは as_dsch さんの 3150 に対する返信です
>>ハワイの食堂で「サイミン」なるものを注文したところ、
>田吾作もなぜサイミンと言うのか知らず

私は生まれた時にどうも催眠をかけられて以来、今のようになってしまった上に
お達者倶楽部に手が届こうかと(足は入っているが)言うことで余計に訳が
わからんようになっているのですが。

サイミンってひょっとしてハワイ名物のラーメンのことでは?
何故ハワイに日本そっくりの名物ラーメンがあるのかは知りませんが。
ハワイに滅茶苦茶詳しい方いらっしゃいましたっけ?(そう言えばハワイ
の話題はあまりでませんね)。

米国ではベトナムラーメン(Ho というんだったっけ?)はよく食べました。
自分で調味料を加減して味付けすると最高に美味かったです。でも、あれに
入っている葉っぱが大嫌いだと言う人も結構居たっけな。

華麗なる曲
投稿者:y_bagus_m
2003/11/ 5 19:15 メッセージ: 3152
これは beknch さんの 3141 に対する返信です
あぁ、トピずれ三昧の話題に限ってどうしてこうも盛り上がってしまうのでしょう?
シュピナートさんがおっしゃるように別のカテゴリーに引っ越した方が良いかも…?
いやいや、そうすることにより話題がトピずれでなくなってしまうと、途端に面白みが
なくなり、皆醒めてしまうのかもしれません。
「ズレている、これはイケナい。 でも、わかっちゃいるけどヤメられない…」
幾ばくかの罪の意識を感じながら道を踏み外してゆくのがこの上ない喜びというもの…
ということなのでしょうね。

とは言いつつ、

>バッハの無伴奏ヴァイオリンの音楽を「華麗」と言ってしまうには抵抗があります。
>が、ヴァイオリン一つであれだけの世界を築き上げてしまうこと自体、華麗と
>言ってしまうことが出来るのかも知れません。

とbekさんが無理やり(一時的にではありますが) 本題に戻して下さったので、
私も自分が感じる「華麗なる」やつを一発いってみたいと思います。

◎華やかさを感じさせる音楽
*ドリーブ:コッペリア「マズルカ」
今まで幾度か挙げてきたこの曲。
初めて聴いた時はとにかくゴージャス。 シャンデリアきらめく大広間で着飾った男女が
華やかに踊っている情景を思い浮かべてしまいました。
ただし、これはオーマンディ/フィラデルフィアOの演奏でなければいけません。
その後、カラヤン/ベルリンPOをはじめいくつかの演奏を聴きましたが、あれほど
キラキラと輝いている演奏はオーマンディをおいて他にはありませんでした。

◎華麗なる… のタイトルを持つ曲
フロムさんとダブりますが、やはり「華麗なるレース」。
もっともこれは曲名ではなく、アルバム名ですが。
実はこれ、私が唯一持っているクィーンのアルバムです。
このアルバムの中の「ミリオネラ・ワルツ」、この曲なんか華やかですよ。
曲名からして華やかそうでしょ?

◎カレーが食いたくなる曲
カレー→うんこ→クサい→クサヤ→食べたことない→未経験→聴いたことない
ということで、有名な曲にもかかわらず私が情けなくも一度も聴いたことのない
ハイドン:オラトリオ 「天地創造」を。

◎鰈が食いたくなる曲
カレイ→魚→干物→クサヤ→食べたことない→未経験→聴いたことない
ということで、有名な曲にもかかわらず私が恥ずかしくも一度も聴いたことのない
ハイドン:オラトリオ 「四季」を。

なんやねん、それ?

やっぱりJack…
投稿者:y_bagus_m
2003/11/ 5 19:58 メッセージ: 3153
これは beknch さんの 3151 に対する返信です
>ハロウィーンって何?
>これを訊いてまともに答えたペンギンに出会ったことはありません。
>その米国ですが、あっちに住んでいた時にもまともにハロウィーンのルーツを
>答えた人は居ませんでした。

うーむ、そう言うものなのですか。 けっこう皆いい加減なのですね。
しかし、それを聞いて 「それやったらキリスト教でも何でもない日本人のボクらがクリスマス
やなんや言うて騒ぐのも別に後ろめたく感じんでもよさそうやん。」と、嬉しく思ってしまいました。

>ラーメンには、アメリカでは、"Lamen" と "Ramen" とがあり
>当地ではもっぱら Ramen の様ですね。

ラーメンの語源はおそらく中国語の「拉麺」から来ているのではないかと思っています。
「拉」と言うのは中国語で「引く」と言う意味で (日本語でもそうですかね?)、 文字通り
小麦粉を練ったものを両手で引っ張ってどんどん細くしてゆくタイプの麺です。
中国では「蘭州拉麺」の看板をよく見かけます。
蘭州には言行ったことがないのでよくわかりませんが、おそらく当地の名物なのでしょう。
で、「拉麺」をアルファベット表記で書くと、「la−mian」(だったと思う)となり、上記の2つの
スペリングを見比べると、「lamen」の方がオリジナルに近いということになると思います。

>〜スキー=「〜人、〜人の」 という意味のようです。

へー、そうなのですか。 それも知りませんでした。
では、アルプスに住むハイジは「アルペンスキー」、香川県人のことを「うどんスキ」と呼んで
よいわけですね? … なわけないか。

>コクピットで副操縦士が操縦士のジャックに「Hi! jack」と挨拶した言葉が
>管制官にハイジャック発生と勘違いされ大変な大騒動になった事があったそうです。

その話は私も聞いたことがあります。
やっぱりあんまり良い人生送っていませんね、Jack。

>場内アナが「ニール・マッケンジーが来た!ニール・マッケンジーが来た!」と絶叫すると、
>鈴鹿が爆笑の渦になったなんてことがありました。

その時本当に新沼謙治が来てたりして…

>まさか、バグースさん、それをご存知では・・・?

いえ、私が知っているライダーと言えば片山敬済とケニー・ロバーツくらいです。
あと、レーサーではないけど、三好礼子、堀ひろ子 (懐かしい) と言ったところ…

>そういえばハワイの食堂で「サイミン」なるものを注文したところ、
>薄味のラーメン状のものが来ました。

>サイミンってひょっとしてハワイ名物のラーメンのことでは?

http://www.0141ra-men.com/shin/02.html
検索してみたところ、ここにサイミンの説明が載っています。
これによると、元は日本人が持ち込んだラーメンではないかと書いてありますが、
「サイミン」 という言葉の響きにはどこかしらベトナムっぽいものを感じます。
ん? ただ音が「サイゴン」に似ているというだけのことか??

ロダンのトピ
投稿者:wadakamaru
2003/11/ 5 20:43 メッセージ: 3154
これは y_bagus_m さんの 3152 に対する返信です
「華麗」に因むものに何があるかと、いろいろと「考える人」となり、
ならばロダン、ならば、「カレーの人々」と言葉が巡る。
教科書に載っていたかで記憶していて、
その由来も聞いたような気がしますが、忘れてしまいました。
何だか疲れた人たちの群像です。
決して、カレーを食べている人々ではありません。

ラーメンと言えば、もっぱらインスタントのカップ麺ばかりですが、
とんこつ、みそ、しお、などいろいろですが、どちらかというとあっさり好みです。
でも、カレー・ラーメンもなかなか良かったですね。

華麗なる曲のネタは、涸れーてしまいました。とオジンギャグ・・・
 シラ〜   ならば、お許しを。m(_ _)m

ルパン三世
投稿者:maniac_kawashima_fm
2003/11/ 5 20:51 メッセージ: 3155
これは wadakamaru さんの 3154 に対する返信です
ダンロ 「考えない人」

>カレーの人々
投稿者:shaberibu
2003/11/ 5 21:58 メッセージ: 3156
これは wadakamaru さんの 3154 に対する返信です
ロダン→ロダンの愛人

カミーユ・クローデル→カミーユ・クローデルの弟

詩人ポール・クローデル→

オネゲル作曲「火刑台上のジャンヌ・ダルク」

という筋を考えてみました。

考える人
投稿者:shaberibu
2003/11/ 5 22:10 メッセージ: 3157
これは maniac_kawashima_fm さんの 3155 に対する返信です
ほおづえをついたその右ひじは、

なんと右太ももでなく、

左太ももに接地している。

確認画像はコレ。

http://www.jttk.zaq.ne.jp/baags702/monologue008.html

カレーな人々
投稿者:y_bagus_m
2003/11/ 5 23:33 メッセージ: 3158
これは wadakamaru さんの 3154 に対する返信です
>テリヤキというのは完全に米国では定着した言葉ですね。

先日米国に行った時、ショッピングセンターのフードコートには必ず(かどうかは保証しませんが)
「TERIYAKI」のブースがありました。
「どんなんかな?」とカウンターを覗いてみると、鉄板焼きとモンゴリアン・バーベキューを
足して2で割ったようなお世辞にも美味しそうとは言い難いものを供していました。
でも結構お客さん並んでましたけどね。

>米国ではベトナムラーメン(Ho というんだったっけ?)はよく食べました。
>でも、あれに入っている葉っぱが大嫌いだと言う人も結構居たっけな

香菜(パクチー)のことでしょうね。
私もあれを初めて食べたときには ウゲウゲでした。
今では何の抵抗も無く食べられますが。
だからと言って、別に無かったら無かったで、そう困ることはないだろな。

>「華麗」に因むものに何があるかと、いろいろと「考える人」となり、
>ならばロダン、ならば、「カレーの人々」と言葉が巡る。

これはきれいな連鎖発想ですね。
絵画について完璧だけど、彫刻はあまり得意でない私でも、「カレーの人々」は百科事典
に載っていた記憶があります。 そこには「カレーの市民」と書いてあったように思います。
何人かのおっちゃんが立ったままカレーを食べている図でしたよね、確か。

華麗と言えばオペラ
投稿者:beknch
2003/11/ 6 9:47 メッセージ: 3159
これは y_bagus_m さんの 3152 に対する返信です
オペラと云う催しは華やかですね。やはり、動員出演者数が多いこと、
そして視覚に訴える事も大きなポイントなのでしょう。事前宣伝も活発でした。

聴覚的には歌手は大声を張り上げる傾向がありますので、明るいトーンの
曲は大概「華やか」です。

どのオペラが一番「華麗」かと言えば、そりゃ「魔笛」か「トスカ」でしょう。
先日までは「魔笛」だけだったんですが… 依然限られたレパートリー、トホホ。

じゃあ、実際どのオペラがより「華麗」「豪華絢爛」なのでしょうかね。
エレクトラでは無い気がしますが。アイーダは結構いい線かも。

先日、チケットを買った人が行けなくなった穴埋めでうちの嫁が突然「アイーダ」
を観たらしいのですが、「豪華絢爛」だったんですと。うーむ、やはり内容の
違いで「華麗さ」も違うんだろう。

最近「トスカ」を観て、やはり面白いし、良い、と思いました。
朝の渋滞でCDを聴く程です。 思ったのは、一旦筋やムードがそれなりに判って
しまうと、部分聴きをしてもいいと思うんですね。全然知らない段階でいいとこ
だけを聴く作業は私は駄目なんですけど。

レヴァイン指揮でワグナーの指輪のDVDが発売されてますね。買ってみようかと
思っているのですが、如何なものでしょうね。

ワグナーは家にパルシファルのCDがありますが、通して聴いた事はありません。
この前、眠っている全曲盤を取り出して聴いてみたのですが、やはり曲がいいと
思う箇所よりも、何を言っているのかわからんと話にならない箇所の方が遥かに
多くてCD3枚は聴けませんでした。

較べてみよう
投稿者:y_bagus_m
2003/11/ 6 10:31 メッセージ: 3160
これは shaberibu さんの 3157 に対する返信です
連鎖発想のお話の続きです。
2人の人間が「カレー」から発想する曲を選んで見ました。

◎シャベリブ
カレー → カレーの人々 → ロダン → その愛人 → カミーユ・クローデル → その弟 →
詩人ポール・クローデル → オネゲル作曲「火刑台上のジャンヌ・ダルク」

素晴らしい! 美しい!! 知的である!!!
(ちなみに私はロダンとオネゲル以外は知らん)
さて、一方…

◎バグース
カレー → うんこ → クサい → クサヤ → 食べたことない → 未経験 → 聴いたことない
→ ハイドン:オラトリオ 「天地創造」

情けない! 汚い!! 痴的である!!!

この違いは一体何? どこから来るの??
う〜ん、考え込んでしまうぞ。

>ほおづえをついたその右ひじはなんと右太ももでなく、左太ももに接地している。

確認画像、見ました。
いや〜、良いフォームですね。
こう、ぐっと脇をしめて、飛んで来た雑念を「パーン」と弾き返す と言った感じでしょうか。
やはり気合を入れて考える時には脇がアマくてはダメ。
基本が大事ですね、基本。

さらにトピずれ
投稿者:ZAKKYO2000
2003/11/ 6 10:51 メッセージ: 3161
これは y_bagus_m さんの 3153 に対する返信です
>いえ、私が知っているライダーと言えば片山敬済とケニー・ロバーツくらいです。
>あと、レーサーではないけど、三好礼子、堀ひろ子 (懐かしい) と言ったところ…

なんだ、バグースさん、結構詳しいじゃないですか。
片山敬済は、一回彼のオートバイ塾に参加したことがあって、筋がいいと言われ有頂天になったことがあります。おかげでそれから走り屋になってしまった・・・なんてことはありませんよ。
ケニー・ロバーツはかっこよかったですね。最近息子が世界GPで大活躍しています。その名もケニー・Mcロバーツ・・・ではなくて、ケニー・ロバーツJr。
三好礼子は最近山村レイコの名でナチュラリストとして有名ですね。パリダカに出たこともありましたよね。
堀ひろ子は日本の女性ライダーの草分けでしたよね。若くしてなく亡くなってしまったので、本や写真でしか知りませんが、容姿ともども非常に魅力的な方だったようですね。彼女たちのポジティブな生き方は、学ぶべきものが多いですね。

beknchさん、
>レヴァイン指揮でワグナーの指輪のDVDが発売されてますね。買ってみようかと思っているのですが、如何なものでしょうね。

ファーストチョイスとしては最善でしょう。これは最近流行のやたら凝った、歌詞の内容と実際のステージに矛盾が生じるような演出でも、ヴィーラント・ワーグナーのような超シンプルな、舞台に何も置いてないような演出でも無く、極めて自然でオーソドックスな演出(オットー・シェンク)で、演奏も録音も高水準ですから、全く違和感無く楽しめるでしょう。(といっても私は「ワルキューレ」しか観てませんが)
先日、新国立劇場のキース・ウォーナーの演出を観ましたが、非常に抽象的&ポップなステージで、とてもワーグナーとは思えない世界でした。(私はそれなりに面白く、また準メルクルの指揮も非常に良かったので、大いに満足しましたが)

バンブルビーって
投稿者:other_wind
2003/11/ 6 12:07 メッセージ: 3162
これは y_bagus_m さんの 3160 に対する返信です
華麗な技巧を見せる曲もリサイタルなんかでは受けに受けます。
熊ん蜂の飛行、ツィゴイネルワイゼン、チャールダッシュ、ヴェニスの謝肉祭による変奏曲、なんてのはいろいろな楽器で取り上げられてますね。
ハラハラドキドキするんですが、唖然とする技巧をナマで聴かされると、思わず「おみごとーっ!」って叫びたくなっちゃう。

ところで、この「熊ん蜂の飛行」の熊ん蜂は英題ではflight of the bumblebeeですよね。
辞書で確認すると「マルハナバチ」と出て来る。

→マルハナバチ a bumblebee
膜翅まくし目ミツバチ科マルハナバチ類に属する昆虫の総称。一般に大型で短太,体一面長毛でおおわれ,毛色は女王,働きバチ,雄で異なる場合が多い。社会生活を営み,土中,木の穴,壁のすき間などに球形の巣を作る。北半球の寒帯〜温帯に多くの種類があり,日本にもオオマルハナバチ,クロマルハナバチなど約20種。花粉の媒介昆虫として重要なものが多い。

→クマバチ a carpenter bee
膜翅まくし目コシブトハナバチ科の昆虫の1種。体長23mm内外,黒色,胸部は黄色の毛を密生。北海道を除く日本,朝鮮,中国に分布。雌は枯木などに穴をあけ,数室に区切って花粉と蜜をたくわえ幼虫の餌とする。捕えない限り人を刺すことはない。クマバチ類は熱帯地方に種類が多い。なお俗称のクマバチ(クマンバチ)はスズメバチ類のこと。

→スズメバチ a hornet; a wasp
膜翅まくし目スズメバチ科の昆虫の1種。女王を中心に雄,働きバチからなる社会生活を営む。オオスズメバチは日本産ハチ類中最大で働きバチは体長25mm内外,女王は40mm内外。体は赤褐色で黒条がある。古木のほら穴などに数段になった育児巣を作る。1群は数百匹,巣は直径80cmに達することもある。きわめて攻撃性が強く,よく人畜を攻撃する。毒性も強く,幼児を死亡させた例もある。他の昆虫,クモなどを捕食。また糖分を好むため,果樹栽培,干果製造などに大害を与え,秋にミツバチの巣を襲撃し,全滅させることもある。日本本土,朝鮮,中国,台湾〜インドに分布する。日本にはこのほか近縁種にクロスズメバチ,キイロスズメバチなどがいる。

「マルハナバチの飛行」が正解かも?

百日紅
投稿者:other_wind
2003/11/ 6 12:09 メッセージ: 3163
これは shaberibu さんの 3137 に対する返信です
8月の終わりから赤い花をつけて、とても涼しくなった今もまだかろうじて咲いています。
そのすべすべした幹から、さるすべりと知っていましたが、漢字で百日紅と書くのは知りませんでした。
本当に長い間咲くのですね。
思わず「頑張れ」と声をかけたくなります。

>Rシュトラウスの歌曲も佳曲ですね。

shaberibu さんの書き込みで思い出して「万霊節」、ちょっと遅くなりましたが、ディスカウで聴きました。
ひしひしと悲しみが伝わってきました。
いい曲ですよね。

>残念ながらベートーベンのVn協はカデンツァにピアノとティンパニが入るというあまりに奇抜(?)な演奏で繰り返し聴けませんが。

クレーメルのベートーヴェンは聴いたことがありません。
面白そうだけど、聴きたいような聴きたくないような。
バッハは、昔1度LPで聴いてそれ以来聴いていないなあ。
探して聴いてみましょう。
今聴くと印象が違うかもしれない。

二つのティンパニ付きカデンツァ
投稿者:wolfgang17560127
2003/11/ 6 15:37 メッセージ: 3164
これは other_wind さんの 3163 に対する返信です
クレーメルのベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲はマリナーとの録音とアーノンクールとの録音がありますが、両方ともティンパニが入ります。しかし、カデンツァ自体は別物ですね。前者(マリナー盤)はアルフレート・シュニトケによるティンパニ付きカデンツァ、後者(アーノンクール盤)はベートーヴェン自身がこの曲をピアノ協奏曲に編曲したものがあるのですが、そちらにはベートーヴェン自身によるカデンツァが存在します。それをクレーメルがヴァイオリンに置き換えたものです。

マリナー盤
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005FFXH/qid=1068100016/sr=1-6/ref=sr_1_2_6/249-4902734-8318707

アーノンクール盤
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HIE6/qid=1068100016/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/249-4902734-8318707

マリナー盤は結構前衛的で面白いです。

一度聴かれてみては如何でしょうか ?

それと、偶然見つけたのですが、このベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲断章、ちょっと気になります。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005FIPS/qid=1068100016/sr=1-10/ref=sr_1_2_10/249-4902734-8318707

>ルパン三世
投稿者:wolfgang17560127
2003/11/ 6 15:43 メッセージ: 3165
これは maniac_kawashima_fm さんの 3155 に対する返信です
ブラックパンサーですね。

初心者向けオペラと言えば?
投稿者:y_bagus_m
2003/11/ 6 18:57 メッセージ: 3166
これは other_wind さんの 3162 に対する返信です
>どのオペラが一番「華麗」かと言えば、そりゃ「魔笛」か「トスカ」でしょう。
>先日までは「魔笛」だけだったんですが… 依然限られたレパートリー、トホホ。

うむむ、やはりまたオペラが出てきましたね。
それにしてもbekさん、「パスカ」以来オペラにはまりつつあるのではないでしょうか?
同じSRTのメンバーであるbekさんがオペラってくるとなると、私もその方面が気になってきます。

以前日経新聞土曜版の「なんでもベスト10」というコーナーに「初心者にお薦めの歌舞伎
ベスト10」 というのがありました。
もしかすると「初心者向けオペラベスト10」もやったことがあるのかもしれませんが、
私は見たことがありません。
オペラが得意の皆さん、ひとつ私のようなオペラ初心者、もとい、オペラド素人のために、
「○○トピ版、初心者向けオペラ ベスト10」 を挙げていただけませんでしょうか?
(以前田吾作さんが何曲か挙げておられましたが…)
「ド素人に聴かせるようなオペラ、10個もあらへんで!」 というのでしたら、ベスト5でも
ベスト1でも2でも3でも何でもかまいません。

>片山敬済は、一回彼のオートバイ塾に参加したことがあって、筋がいいと言われ
>有頂天になったことがあります。

お、それはすごい!
ZAKKYOさんはヨーロピアン・バイクにフルカウルで峠道のコーナーを攻めておられたの
でしょうか、それともゆったりアメリカン・バイクにまたがり 「風していた」 のでしょうか?
それとも泥んこモトクロス?

>三好礼子は最近山村レイコの名でナチュラリストとして有名ですね。

結婚して姓が変わったのかな。
ところで、ナチュラリストって?
山の中で電気ガスも引かず、井戸水を汲み、自分達のウンコを肥料にして農作をやって
生きている人達のことでしょうか。

>堀ひろ子は日本の女性ライダーの草分けでしたよね。若くしてなく亡くなってしまったので…

えっ、亡くなったのですか?! それは知りませんでした。
どのようにして亡くなったでしょう、事故? でれとも病気で…?
高校時代、友達が堀ひろ子の書いた「オートバイにくびったけ」という本を持っており、
私もそれを斜め読みした覚えがあります。

>「マルハナバチの飛行」が正解かも?

その昔この曲の邦題を何てつけようかと日本音楽界の重鎮達が集まって話し合った時に、
「マルハナバチじゃぁ高見山が枕を持って踊っているようなイメージになってしまってこの曲
にそぐわない」 という意見が出て、「クマンバチ」になった… ということを聞いたことがある
ような気がせんでもないです。

ところで、元々のロシア語 (ですよね) の題名では何バチになっているのでしょうね?

更に音楽
投稿者:beknch
2003/11/ 6 19:14 メッセージ: 3167
これは other_wind さんの 3163 に対する返信です
>熊ん蜂は英題ではflight of the bumblebeeですよね。

日本ではやはり、「熊ん蜂」じゃないとしっくりこないのでしょうね。スズメ蜂
でも良さそうなものですが、真剣に怖いし今ひとつかも知れません。
本当はタロハナ蜂と言うなんて知りませんでした。え?マルハナ蜂?失礼しました。

>→スズメバチ a hornet; a wasp

と言えば、グリーンホーネットを思い出しますね。ブルースリーが出演してました。
ずっと、マスクをかぶっているので顔はわかりませんでしたが。そして、この
ドラマの中の曲もどこか「熊ん蜂の飛行」に似ている曲が出ていた記憶があります。

蜂で超技巧と言えば「ミツバチ」という曲がシューベルトであります。
美人笛吹きのミカラ・ペトリのソプラノリコーダーの演奏はこれまた素晴らしい。
実演を見れば指が「華麗」に動いている事間違いなし。でも舌使いも凄いのですよ。

>ファーストチョイスとしては最善でしょう。

ZAKKYO2000さん、有難う御座います。レヴァインは元々好きな指揮者なので是非
トライしてみたいと思ってます。オペラはやはり演出家によって随分印象が違う
のでしょうね。昨年観た「フィガロ」も設定が1920年代版でインパクトは今ひと
つだと感じました。やはり、ワグナーはオーソドックス版から攻めてみたいです。

ところでZAKKYO2000さん、元ライダーですか。しかもレース志向?凄い!
私も少しだけ乗ってましたが、結局は4輪中心になりました。
ケニー・ロバーツの後に、セブンイレブンと言うのが出てきて、ん?デイリー
ヤマザキ、あ、ローソン。そうそう、エディ・ローソンが随分活躍しましたね。

>本当に長い間咲くのですね。
>思わず「頑張れ」と声をかけたくなります。

最近、こういった情緒的な事象に敏感になっています。TVドラマを見てても、
突然現れる演歌を聴いていても直ぐに感激してしまうのはどうした事でしょう?

>いや〜、良いフォームですね。

このロダンの「考える人」の腕だったか体の一部が実際の人間では有り得ない
サイズだか比率だかになっていると誰かが言っていた記憶があります。
つまり、何かを強調するための手法なんでしょうが、結局何がどうだったのか
全然覚えていません。
「だったか」だとか「だか」がやたらに多いのは・・・ボケ?

クレーメルのカデンツァ
投稿者:beknch
2003/11/ 6 19:20 メッセージ: 3168
これは wolfgang17560127 さんの 3164 に対する返信です
うちのはアーノンクール指揮の方です。

>それをクレーメルがヴァイオリンに置き換えたものです。

置き換えてくれるだけにして欲しかったですね。
クレーメルはヴァイオリン+ピアノ+ティンパニとして編曲してしまいました。
私はピアノはヴァイオリン協奏曲にはそぐわないと思うのです。

第1楽章のカデンツァは通常ならヴァイオリンが「華麗」に独奏を開始する
わけですが、この盤は突然ピアノが登場してその役を買って出ます。
この長いカデンツァの間に曲想も変化し、まあ良く遊んでくれてます。

第三楽章のカデンツァはヴァイオリンから始まりますが和音パッセージを弾いて
いる間にピアノが知らぬ間に重なり、そして入れ替わってしまいます。
「どう?珍しいでしょう?」と言うにはいいのですが・・・。

>面白そうだけど、聴きたいような聴きたくないような。

面白いと言えば、面白いとも言えますかね。それにヴァイオリン自体はいい
のです。派手すぎない演奏で。二楽章の情感も素晴らしいですよ。

ところで、ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲断章 というのは初めてですが
どの時代のどういう作品なんでしょうね?

蜜蜂
投稿者:shaberibu
2003/11/ 6 20:05 メッセージ: 3169
これは beknch さんの 3167 に対する返信です
フランソワ・シューベルト作曲。

かの未完成交響曲の作曲家

フランツ・シューベルトとは、別人。

同姓同名だった為に、当時の出版社も

間違えが多かったといいます。

蜜蜂の方のシューベルトは、あえて

フランス語読みにして区別をしております。

>実際の人間では有り得ないサイズ


目の錯覚を利用して、躍動感を演出した

んでしょうか。

宮崎 駿のアニメーションも普通の遠近法

に当てはまらないやり方で、臨場感を

演出してるそうです。

実際よりありえないサイズで表現しても

人間の脳が普通に見ようと映像を補正する

機能がありますので、それが、臨場感

だったり、躍動感だったりするんでしょうね。

ピアノ無しなら
投稿者:lvkoechel
2003/11/ 6 21:08 メッセージ: 3170
これは wolfgang17560127 さんの 3164 に対する返信です
シュナイダーハン&ヨッフムがかなり前にやっています。LPが見つからないので、100%の自信はありませんが。

オペラは愉し
投稿者:as_dsch
2003/11/ 6 21:22 メッセージ: 3171
これは y_bagus_m さんの 3166 に対する返信です
>>レヴァイン指揮でワグナーの指輪のDVDが発売されてますね。買ってみようかと思っているのですが、如何なものでしょうね。

>ファーストチョイスとしては最善でしょう。
>極めて自然でオーソドックスな演出(オットー・シェンク)で、演奏も録音も高水準ですから、全く違和感無く楽しめるでしょう。

METはなんでもありのニューヨークにありながら極めて保守的というかオーソドックスな演出のオン・パレードであり、しかもゴージャス(おお、テーマに沿ってる!)です。
田吾作がMETで観た「ワルキューレ」はオットー・シェンク演出ではありませんが、やはりワーグナーの指示を尊重したもので、決して時代を現代に変えたりはしていません。
そして最後の「魔の炎の音楽」(ブリュンヒルデの周囲を炎で囲む)の場面では本物の火を使い、舞台上に煙が充満する中でワーグナーの音楽がきらめいていました。
「指輪」を初めてDVDで愉しむのならZAKKYO2000さんの仰る通りレヴァイン&METがいいと思います。
サヴァリッシュ&バイエルンはやめておいたほうがいいでしょう・・・レーンホフの演出は時代が現代になってますので。

>「○○トピ版、初心者向けオペラ ベスト10」 を挙げていただけませんでしょうか?

「初心者向け」というのは「とっつきやすい」という意味があると思うので、田吾作の「ベスト・オペラ」とは自ずと違ってきます。
「ベスト・オペラ」なら「ドン・ジョバンニ」「チェネレントラ」「アンドレア・シェニエ」「トリスタンとイゾルデ」「ニーベルングの指輪」「ムチェンスク郡のマクベス夫人」「サロメ」「ナクソス島のアリアドネ」なんてのが並びます。
「○○トピ版、初心者向けオペラ」なら「トゥーランドット」「魔笛」「トスカ」「椿姫」「魔弾の射手」「セビリアの理髪師」「さまよえるオランダ人」あたりです。
一般には「カルメン」「婦人のバター揚げ」などがよく挙げられますが、田吾作ははずします・・・「カルメン」は親しみ易い音楽が多すぎる&第4幕が冴えない、「婦人のバター揚げ」は少しとっつににくいと思うからです。

>>「マルハナバチの飛行」が正解かも?
>ところで、元々のロシア語 (ですよね) の題名では何バチになっているのでしょうね?

「熊蜂の飛行」はオペラ「サルタン皇帝の物語」の中の曲で、現題は「Полет шмеля」(パリェット・シュミェーリャ)です。
「шмеля」の原型「шмель」(シュミェール)は「bumblebee:マルハナバチ」のことです。
したがって「マルハチ真綿の飛行」が正確です。
↓:参考
http://www.freedict.com/onldict/rus.html

そうそう、曙が相撲協会を辞めて挌闘家としてK−1に兆戦するそうで、東関親方(元高見山:マルハチ真綿のCMに出ていた)が「こんな言い方はいけないんだろうが、裏切りだ。」と言ったそうです。

私も
投稿者:lvkoechel
2003/11/ 6 22:30 メッセージ: 3172
これは beknch さんの 3159 に対する返信です
レヴァインの「リング」を薦めます。モリスのヴォータンも悪くないですし、「黄昏」でのベーレンスはとても良かったです。
 他の事は、ダブルので、書きません。演奏は最上では無いにせよ、充分な出来ではあります。

今日はサービス日
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/11/ 6 22:33 メッセージ: 3173
これは y_bagus_m さんの 3166 に対する返信です
バグースさんに勧める初心者向けオペラNo.1は
眠りの精登場の「ヘンゼルとグレーテル」フンパーティング
お嬢さんと一緒にご覧になってはいかがですか。

〈ついで〉に華麗な曲も追加であげておきます。
フォーレ(今日はバグースさんに大サービス)
ドリー組曲よりLe pas espagnol
連弾よりさらにオケ版(Henri Rabaudによる)が華やか。

フンパーディンク「ヘンゼルとグレーテル」
投稿者:wolfgang17560127
2003/11/ 6 23:05 メッセージ: 3174
これは SPINATPOLKA2 さんの 3173 に対する返信です
未聴なのですが、このオペラのストーリーは原作にそったものなのでしょうか。 つまり、「本当は怖いグリム童話」

サルスベリ
投稿者:y_bagus_m
2003/11/ 6 23:59 メッセージ: 3175
これは shaberibu さんの 3169 に対する返信です
>そのすべすべした幹から、さるすべりと知っていましたが、
>漢字で百日紅と書くのは知りませんでした。

私も初めて知りました。 100日間紅く咲き続けるということなのでしょうね。
サルスベリではありあませんが、「**紅」と言う花、どこかで見たことあるなと
思ったら、台湾でした。
ポインセチアのことを「聖誕紅」と書くのです。

>本当に長い間咲くのですね。
>思わず「頑張れ」と声をかけたくなります。

それではother windさん、ここで1曲お願いします。
以前こぶし開花記念にあの歌を思いっきり歌っていただいたように、
今回はサルスベリへの応援歌をいっぱつ …
… でもサルスベリが登場する曲なんか無いか。
いや、ありましたよ。
ルロイ・アンダーソンの曲、それもまんまのタイトルで。
英題が「SLEIGH RIDE」だったっけ…?

>二つのティンパニ付きカデンツァ

怖いもの見たさで一度聴いてみたいですね。
CD買おうとまでは思わないけど。

>実演を見れば指が「華麗」に動いている事間違いなし。

動かされてみたい…

>でも舌使いも凄いのですよ。

使われてみたい…

>「だったか」だとか「だか」がやたらに多いのは・・・ボケ?

「バグース化現象」とも言いますね。

>フランソワ・シューベルト作曲。かの未完成交響曲の作曲家フランツ・シューベルトとは、別人。

すんごい、シャベリブさん。
やっぱ、ちゃうわ。 「知的」と「痴的」、比べること自体が間違うとる…

>オペラは愉し
投稿者:tynaoshima
2003/11/ 7 0:02 メッセージ: 3176
これは as_dsch さんの 3171 に対する返信です
今晩は。一週間で天国と地獄を味わったホークスファンの普請道楽です。

初心者向けオペラは、以前「ヘンゼルとグレーテル」をお薦めしかかったのですが、ウチの双子に「つまんない」と言われてから控えております。

「華麗」がオペラの醍醐味でしょうが(おっ、ノルマをクリア!)、他方で「長い」「歌は苦手」「とっつきにくそう」等の障壁があるんでしょう。…となると、「(比較的)短め」「オケも素敵」「聴き慣れてる」をキーワードに探せば良い訳ですね。
 そうそう、特にベト好きだけど「天地創造」食わず嫌いで、ブルックナー初心者と自称系の方向け(誰のこと?)でしたら、こんなのは如何でしょうか?

 (1)ベートーヴェン「フィデリオ」⇒レオノーレ3番入りのが良いですね。
 (2)J.シュトラウス「こうもり」⇒乾杯の歌あたりからワルツ・ポルカに流れていきましょう。
 (3)チャイコフスキー「エフゲニー・オネーギン」⇒間奏曲(?)でしたっけ。佳作ですね。
 (4)レオンカヴァルロ「道化師」⇒映画「アンタッチャブル」を見た後で。
 (5)モーツァルト「魔笛」⇒どこの曲でも聴いたことがありそう。
 (6)バルトーク「青髭公の城」⇒弦チェレを聴いた勢いでチャレンジ。
 (7)ヴェルディ「アイーダ」⇒去年なら、ワールドカップで耳タコでしょうか?
 (8)ビゼー「カルメン」⇒お約束ですかね。でも、終幕は「カルメン組曲」だけじゃ味わえないオマケがありますよ。
 (9)ベルリオーズ「ファウストの劫罰」⇒本当はオペラじゃないけど、仲間に入れてあげて。小澤=サイトウキネンでは、オペラになってましたし。
 (10)…う〜ん、ネタ切れ。でもここまで聴いたら、もう初心者ではないでしょう。

今までのカキコミを拝見していると、ワーグナー、R.シュトラウス、プッチーニなんてお好みではないのかなぁ、なんて思ってしまったので、敢えて外してみました。

それから、DVDのご紹介をして下さった皆さん、ありがとうございました。
あれからDVDトピをROMし、各種電気店巡りを行い、予備知識をある程度備えて漸く愚妻に購入計画を打診したのですが、気持ちよく玉砕してしまいました。…あぁ、愚妻の壁は、オペラの障壁より高かったということですね。
でも、まだボーナスの支給日まで1ヶ月以上はあります。再チャレンジを試みて参ります。このままでは、トピ主様がオペラ初心者から抜けられるのと、交渉が成功裡に終わるのとどちらが先か。

しかし、交渉成立より、年末ジャンボ宝くじが当たる確率の方が高いような気がしてなりません。

フンパーディンク
投稿者:y_bagus_m
2003/11/ 7 10:06 メッセージ: 3177
これは wolfgang17560127 さんの 3174 に対する返信です
>「○○トピ版、初心者向けオペラ」なら…

田吾作さん、早速ありがとうございます。
メモ、メモ…
ところで、ピンク・レディーのオペラにバタ焼きおばさんはダメですか。

>「шмеля」の原型「шмель」(シュミェール)は「bumblebee:マルハナバチ」のことです。
>したがって「マルハチ真綿の飛行」が正確です。

さすが田吾作さん、米国国籍の元KGBだけのことはあります。
結論としては、高見山が飛んじゃうわけですね。

>バグースさんに勧める初心者向けオペラNo.1は
>眠りの精登場の「ヘンゼルとグレーテル」フンパーティング
>お嬢さんと一緒にご覧になってはいかがですか。

エンゲルベルト・フンパーディンクですね。
ふた昔ほど前にトム・ジョーンズとその華麗さ(やった、テーマに沿っている!)と
セクシーさを競っていた…
と、例によってくだらぬ冗談を書き、さてご本家フンパーディンクの上の名前は?と
調べてみると、なんとこの2人、全くの同姓同名なのですね。
知らなかった。
ところでシュピナートさん、このオペラは子供が飽きないくらいの短さなのでしょうか?

>〈ついで〉に華麗な曲も追加であげておきます。
>フォーレ(今日はバグースさんに大サービス) ドリー組曲よりLe pas espagnol
>連弾よりさらにオケ版(Henri Rabaudによる)が華やか。

では、と早速聴いてみました。
しかし、うちにあるCDは何故かオケ版もピアノ版でもなく、ギターデュオ版。
演奏はジョン・ウィリアムスとジュリアン・ブリーム。
それでもその華やかさは十分伝わって来ましたよ。

>フンパーディンク「ヘンゼルとグレーテル」
>未聴なのですが、このオペラのストーリーは原作にそったものなのでしょうか。

え、うそっ?!
wolfgang さんでも聴いたことのない曲ってあるのですか??

カレーなる…
投稿者:kettaro2001
2003/11/ 7 10:40 メッセージ: 3178
これは y_bagus_m さんの 3076 に対する返信です
御無沙汰しています。一時期ネットに接続できない時期がありまして、しばらく振りになってしまいました。

 遅れ馳せですが、「カレーなる」音楽をば。


* 文字通りブリリアントでゴージャスな曲
* 文字通り「華麗なる…」のタイトルが付いた曲

 何度も挙げている、ウィントン・マルサリスの「超絶技巧〜くまんばちは飛ぶ」に、

 「華麗なる幻想曲」(アルバン)
 「華麗なる円舞曲」(クラーク)

 があります。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=srcr2681

 「デビューする人」(クラーク)も原題の副題が「caprice brillant for cornet & piano (or band)」となっています。
 アルバム自体も、循環呼吸などを駆使してなかなか華麗。


* 思わずカレーが食べたくなる曲

 カレー→インド→シタールという連想が出来てるんですけど、シタール入りのアルバムって余り持っていないんですよね。
 マイルスの「オン・ザ・コーナー」とビートルズの「リボルバー」くらいですか。

 インドにこだわらなければ、ハイ・ノート・ヒットのトランペッターあたりがカレーを食べたい気分に。
 昔の人ならロイ・エルドリッジ、現役ならジョン・ファディスが血管切れそうな音を出してくれ、激辛カレーを食べたくなります。


* 思わず鰈が食べたくなる曲

 今住んでる杵築の隣が日出町(「ひじまち」と読む)。ここの名産が「城下(しろした)かれい」なんですが、日出町ゆかりの曲って思い浮かびません。
 「思わず鰈が食べたくなる曲」…。「おさかな天国」を挙げておきましょう。


 あと、カウント・ベイシー楽団に、Wndell Cullyというトランペッターがいましたが、ソロを聴いたことがありません。


 以上、お粗末さまでした。

re.初心者向けオペラ?
投稿者:ZAKKYO2000
2003/11/ 7 11:25 メッセージ: 3179
これは y_bagus_m さんの 3166 に対する返信です
またまた、サブテーマ発令ですね。

私も未だにモーツァルトやヴェルディのオペラを聴いてもあまりピンとこないので、本質的にオペラは好きでないと思います。また有名なオペラが必ずしも初心者向きではないと思いますし、ましてやバグースさんのようにかなり音楽を聴きこんでいる方でしたらなおさらだと思います。

そこで、私がこれまで初めて聴いた(観た)時に一発で面白かったと感じた作品を挙げてみます。多分オペラ好きの人からすると邪道だといわれるものが多いでしょうが、あくまでも独断と偏見によるものなので、聴いて外れてもご容赦ください。

1.ラモー「ピグマリオン」、「ゼフィール」
3.ヘンデル「アリオダンテ」
4.グルック「オルフェオとエウリディーチェ」
5.ロッシーニ「ランスへの旅」
6.ワーグナー「神々のたそがれ」
7.シュレーカー「遥かなる響き」
8.バルトーク「青ひげ公の城」
9.コルンゴルド「死の都」
10.ヤナーチェック「利口な牝狐の物語」
(番外)フィリップ・グラス「浜辺のアインシュタイン」

>ZAKKYOさんはヨーロピアン・バイクにフルカウルで峠道のコーナーを攻めておられたの
>ところでZAKKYO2000さん、元ライダーですか。しかもレース志向?凄い!
いやいや、もっぱら通学・通勤、ツーリングの足に使っていただけで、バイクもネーキッド・ヨーロピアンのおとなしいタイプです。(最近は子供を後ろにのせて近所に行く程度で、寂しい限りです)

>山村レイコ>堀ひろ子
ネットで調べるといろいろ出てきますよ。堀さんは事故で亡くなったようですね。

スクロヴァチェフスキー
投稿者:other_wind
2003/11/ 7 12:14 メッセージ: 3180
これは y_bagus_m さんの 3177 に対する返信です
80歳という高齢なのでもう聴けないかもしれない、しかもブルックナー8番、そう思うと仕事も何もほっぽって、すたこら演奏会に行ってきました。

11月6日東京オペラシティー
スクロヴァチェフスキー/ザールブリュッケン放送交響楽団
ブルックナー交響曲第8番

パンフレットによるとスクロヴァチェフスキーは自身作曲もするということで、このブルックナーもいろいろな版を取り入れて独自の演奏をしているようです。
スクロヴァチェフスキーはとても小柄で、とても80には見えないほどきびきびして、棒を大きく振る指揮者でした。

ドイツのオーケストラでいつも感心するのは金管の響きの素晴らしさ、特にバルブトランペットの輝かしい響きとバランスの良さ、そしてセンスの良さです。
このオーケストラは初来日ということですが、やはり素晴らしい響きを持っていました。

特に1楽章の最後のファンファーレは力強く、腹にずしんときました。
2楽章は金管の強奏の後の弦のやさしい響きにググッと。
アダージョはあまり思いをこめず意外にさらりとした印象、しかしホルンと持ち替えのワグナーチューバが活躍するところはさすがにこみ上げてきました。
ホールのせいか席のせいかハープをもうちょっと響かせてほしかった。
4楽章も金管族の一体となったオルガンのような響きが素晴らしい、そして弦をかき消すことがないバランスの良さ!
終わり方も素晴らしく、「ソーミレド」の「ソー」をたっぷり歌って、「ミレド」は見得をきって遅くならず、かといってあっさりとしすぎず、絶妙のタイミングで終わりました。

おそらくもう演奏会でこの指揮者には会えないのではないかと思うと、チェリビダッケやヴァントのブルックナー8番の思い出と重なって複雑な思いになりました。
拍手が鳴りやまず、何度もステージに呼び出されたすてきなじいちゃん、2003年は特別な年になりました。
なおこの演奏会はBSで1月22日?に放送されるようです。

bagusさん、ナマで聴くと苦手のブルックナーが克服できるかもしれませんよ。

Karajan
投稿者:lvkoechel
2003/11/ 7 14:21 メッセージ: 3181
これは y_bagus_m さんの 3177 に対する返信です
がやっていますので、ぜひお求めください。

ちゃうちゃう
投稿者:other_wind
2003/11/ 7 15:10 メッセージ: 3182
これは y_bagus_m さんの 3175 に対する返信です
>ルロイ・アンダーソンの曲、それもまんまのタイトルで。
>英題が「SLEIGH RIDE」だったっけ…?

バグさん、ちゃうわ。

それ「サルスベリ」でのうて、「ソリャスベレ」って言うんでね―の。

んではサルスベリがも少し頑張れるように、「ソリャスベレ」の踊りを。

あ、シャン、シャン、シャン、シャン。

たしか鈴の音入ってたんでねべか。

すばらしきかな、スクロヴァチェフスキ
投稿者:n003922
2003/11/ 7 16:55 メッセージ: 3183
これは other_wind さんの 3180 に対する返信です
スクロヴァチェフスキのブル8を聴かれた方、うらやましい限りです。
小生、ブル5を聴いてきました。
詳しくは下記へ…
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=552018630&tid=a5va5ka5ca5afa5ja1bca4na5aaa1bca51a59a5ha5la5a4a57a5ga5s&sid=552018630&mid=1&type=date&first=1
田舎のサラリーマンのため、なかなか上京できず、ブル8は伝え聞くのみです。
ブル5の時にもマイクが設定されていました。
どこで、いつON AIRされるのでしょうか。
もしわかりましたら教えてください。
このコンサート、指揮者・オケについて賛否両論あるものの、小生にとっても、きわめて心に残るものとなりました。

RE:スクロヴァチェフスキ
投稿者:other_wind
2003/11/ 7 21:25 メッセージ: 3184
これは n003922 さんの 3183 に対する返信です
n003922さん、はじめまして。
5番をお聴きになったのですね。

>ブル5の時にもマイクが設定されていました。
>どこで、いつON AIRされるのでしょうか。

お尋ねの件、私にもわかりません。
8番のほうは演奏会終了後に掲示されていたためわかったのです。
マイクが設置されていても放送されるとは限らないと思います。
放送されるといいですね。

ところでプログラムにあったモーツァルトのハフナーはどうでしたか。
スクロヴァチェフスキがどのようなモーツァルトを演奏するのか聴きたかったー。
モーツァルトのCDも出ないかなあと期待してるところです。

ブリリアント・トランペット
投稿者:y_bagus_m
2003/11/ 8 0:29 メッセージ: 3185
これは kettaro2001 さんの 3178 に対する返信です
今、なぜか日本に来ています。
兵庫県川西市の実家におります。
火曜日の朝に香港に戻るのですが、今まで皆さんから教えていただいて気になっている
曲たちのCDを探してみたいと思います。

>今晩は。一週間で天国と地獄を味わったホークスファンの普請道楽です。

そうそう、ホークス優勝おめでとうございます。
そして、小久保放出ご愁傷さまです。

小久保の件ではファンから 選手から球団の姿勢がボコボコに叩かれていますが、
球団はそんなに悪いことをしたの? とちょっと不思議に思います。
「無償」というところが本当に解せませんが、怒っている人は皆「なぜ見返りを貰わなかったんだ?」
ではなく、「なぜ主砲であり精神的支柱である小久保を出したんだ?」と言っているようですね。
「なぜ?」って、小久保自身が望んだからでしょ??
それが債務超過球団の思惑と一致した、ただそれだけのことではないのでしょうか?
球団を責めるより、「小久保に裏切られた」 と思うのが筋 (というのか?) だと思うのですが。
高見山が曙について言ったように…

>そうそう、特にベト好きだけど「天地創造」食わず嫌いで、ブルックナー初心者と自称系の
>方向け(誰のこと?)でしたら、こんなのは如何でしょうか?

普請道楽さん、ありがとうございます。
田吾作さんとはまた違ったチョイスで参考になります。
この中で「エフゲニ-・オネーギン」がちょいと興味をそそりますね。
確か以前other windさんも 良い!とおっしゃってたのではなかったかしらん?

>このままでは、トピ主様がオペラ初心者から抜けられるのと、交渉が成功裡に
>終わるのとどちらが先か。

さ〜て、どうでしょう。
私の場合、たとえオペラを聴きだしてとしても、永遠に初心者かもしれません。

>遅れ馳せですが、「カレーなる」音楽をば。

お久し振り、ケッタロさん!

>何度も挙げている、ウィントン・マルサリスの「超絶技巧〜くまんばちは飛ぶ」に、
>「華麗なる幻想曲」(アルバン)、「華麗なる円舞曲」(クラーク)があります。

おっと、ここにもまたなぜか出てくるくまんばち、じゃなくて「マルハナバチ」。
トランペットの音色はハープと並んで数ある楽器の中で最も華やかさを感じさせるものの
一つですよね。
マルサリス、私はきちんと聴いたことがありませんが、彼の演奏するハイドンのトランペット
協奏曲を聴いたペット吹きの知人が「すんげぇ」と言ってました。
ジャズの世界で華やかさを感じさせるアーティストって他にどんな人がいるのでしょう?
同じトランペットでも、チェット・ベイカーなんかは「華やか」って感じはしませんし、
ケニー・ドーハム も暖かみは感じますが、華やかではない。
いや、ドーハムはトランペットではなくフリューゲルホーンでしたっけ?

私が聴いていて「ゴージャス!」と感じたのは、純粋な「ジャズ」というのではないかもしれませんが、
ネルソン・ドリル・オーケストラをバックにリンダ・ロンシュタットが歌ったスタンダード曲集のディスク。
特に 「WHAT'S NEW」はたまらなく好きです。

オペラって来る(自動詞)
投稿者:beknch
2003/11/ 8 12:39 メッセージ: 3186
これは y_bagus_m さんの 3185 に対する返信です
>目の錯覚を利用して、躍動感を演出したんでしょうか。

気になるので解説を探してみたのですが見つけられません。
右手の腕のどこかが体に対して長すぎると言った内容だと思ったのですが
勘違いなのだろうか。おかしい、確かに誰かから聞いたはずなんですけど・・・。

>「指輪」を初めてDVDで愉しむのならZAKKYO2000さんの仰る通り
レヴァイン&METがいいと思います。
>レヴァインの「リング」を薦めます。

ZAKKYOさんに続き、田吾作さん、lvkoechelさん、有難う御座います。
これだけの面々からご推薦頂いたとあらば安心です。指輪を攻めるなら
レヴァイン(DVD)で行ってみようと思います。

>同じSRTのメンバーであるbekさんがオペラってくるとなると、
>私もその方面が気になってきます。

I am オペラって来りんぐ(ing形)、になりつつあるのかも知れません。
聴ける時に聴くとすれば今だ、と言う気がするのです。
SRTのコンサートの折に「メヌエット」一曲だと寂しいのでSAT(Super A・cappella
Trio)でなんちゃって演奏でも・・・

来年当地で、「カルメン」「リゴレット」「腰煩取って」が上演されると言う
噂をつかんだので、これも攻めてみようなどと思う今日この頃なのですが。
もし、実演を見れればかなりの確度で煩に、いや、ファンになれる気がします。

>ポインセチアのことを「聖誕紅」と書くのです。

花と言えば、チェリストの「ジャクリーヌ・デュプレ」の名前をつけた薔薇が
ありますね、白っぽい可憐な花です。薄命の天才にふさわしい。
ところで、デュプレは無伴奏は1番,2番しか残していなのでしょうかね。全曲版の
CDは販売されていない様に思うのですが。

>予備知識をある程度備えて漸く愚妻に購入計画を打診したのですが、
>気持ちよく玉砕してしまいました。…あぁ、愚妻の壁は

今度は、何も語らず黙って抱きしめる、と言うのは如何でしょうか?
・・・ カタログを夢中になって読んでいる姿をさりげなく見せ続ける、これが
一番いいような気がします。

>今、なぜか日本に来ています。

おやまぁ、なぜでしょう。
今日当たりは天気も良く、気温がだいぶ高くなっているそうですね。
おいしいものもたっぷり食べて来て下さい。

アルト歌手の何を見ているのか
投稿者:beknch
2003/11/ 8 20:42 メッセージ: 3187
これは beknch さんの 3107 に対する返信です
小さな教会で開かれたコンサートに行ってきました。

これは前回の図書館の時と同じグループ。で、今度はアルト歌手が参加。
彼らの今年最後のコンサートの様子です。

今回は、歌手がメインで、殆ど歌ってました。
演目は全てバロックでパーセル、モンテベルディ、バッハ(コラール)その他。
チェンバロ、チェロは勿論、伴奏メロディを吹いているリコーダーと中々合います。

アルト歌手の声は太く、教会の残響の中で豊かに響き渡っていました。
耳にキンキンこず、何か包み込んで貰っているような気持ちになります。
こう言うのも良いものですね。

実はハープシコードの女性は妊婦さんの様で、細い体なので余計にお腹が目立って
います。演奏が始まる前は暗い翳りのある表情が、演奏が始まると目つきと顔に表情
が出てきて、これが中々良い。

一方、アルト歌手は前回のソプラノ歌手よりは歳は上(知名度も上)なのですが、
お腹が膨らんでいる感じ。彼女も妊婦さんなのでしょうか?

ところで、ソプラノリコーダーでエイクのソロを吹いた時は、ルネッサンス
モデルを使用。音量がありましたし、「華麗」な指使い!
本日の華麗大賞はこの指の動きと言う事で。

P.S.
眠っているCDの一つ、ロッシーニの「絹のはしご」をBGMにして書いてますが、
何だかよくわかりません 。

さあ、イコカ・・
投稿者:wadakamaru
2003/11/ 8 21:21 メッセージ: 3188
これは y_bagus_m さんの 3185 に対する返信です
久しぶりの関西の空気は如何でしょうか。
イコカのCM、ご覧になりましたか。今はヴァージョンが代わっていますが。
ちまたにあふれる大阪弁を聞いて、そこはかとした安堵感に包まれているのではないでしょうか。
明日は投票日と言うことで、いささか町なかは騒々しく、
きのうは、我が町の駅前に、地元の某党のテレビでおなじみの方が来ていまして、
駅を降りたときは、何があったのかのかと思うくらいの黒山の人だかりでした。

さて、音楽の話題と言うことで、いろいろ考えるのですが、
もう「考える人」のネタは使えないし、テーマはまだ「華麗」が続いているのか、
ちょっと長すぎるなぁ、なんて勝手なことを思いつつ、
オペラと絡めて一つ絞り出します。とにかくバロックしか知らないもので・・

私もあまりオペラは聴かず、聴くのはヴィヴァルディが大半とヘンデルが少しですが、
そのなかでひとつ、ヴィヴァルディの「テンペーのドリラ」、
冒頭のシンフォニアの第3楽章は、あの有名な「春」をコーラスで歌っています。
「春」だから華麗というのも、いささか強引ですが、
まあ、話題提供と言うことで・・

こうして、今聴いていると、当初なかなか馴染めなかったレチタティーヴォ、
イタリア語ならでしょうか、母音を引き延ばして、すっと音を下げるところが、
何とも言えぬ情感を感じさせます。

生ブル
投稿者:y_bagus_m
2003/11/ 8 21:39 メッセージ: 3189
これは beknch さんの 3186 に対する返信です
>そこで、私がこれまで初めて聴いた(観た)時に一発で面白かったと感じた作品を挙げてみます。

「ZAKKYOセレクション」は少し見る角度を変えてきましたね。
しかし、バロックオペラから現代ものまで幅広いチョイス。
これも是非参考にさせていただきます。

>堀さんは事故で亡くなったようですね。

そうだったのですか。
それは知りませんでした。

>bagusさん、ナマで聴くと苦手のブルックナーが克服できるかもしれませんよ。

そう、私もそう思って香港POの定期演奏会のスケジュールを調べたことがあるのですが、
当地では人気がないのか、はたまた音楽監督/客演指揮者の好みでないのか、
見つけることができませんでした。
もし機会があれば是非行ってみたいと思っています。

>Karajanがやっていますので、ぜひお求めください。

あ、その盤の存在はなぜだか知っています (その存在だけは)。
確かかなり若い頃の録音でしたよね。

>>英題が「SLEIGH RIDE」だったっけ…?
>バグさん、ちゃうわ。 それ「サルスベリ」でのうて、「ソリャスベレ」って言うんでね―の。

え、「サルスベリ」ではなかっただか?
おら てっきり「サルスベリ」かと思ってただよぉ。
「ソリャスベレ」だったとは、そりゃ知らなかっただぁ。

あぁ、よかった other windさんにツッコんでいただいて。
「サルスベリ?」とボケてはみたのの、もしも誰もツッコんでくれなかたら 「1人ボケ・ツッコミ」
をやってやろうと悲壮な覚悟決めていたところです。

>小生、ブル5を聴いてきました。

n003922さん、初めまして。 歓迎光臨です!

>このコンサート、指揮者・オケについて賛否両論あるものの、小生にとっても、
>きわめて心に残るものとなりました。

素晴らしい体験をされてよかったですね。
ブルックナーの良さが今ひとつ (ふたつ?) 理解できない私。
またいろいろと教えてください。
今後ともよろしくお願いします。

>SRTのコンサートの折に「メヌエット」一曲だと寂しいのでSAT(Super A・cappella
Trio)
>でなんちゃって演奏でも・・・

お、新団体設立ですか? と言ってもメンバーはSRTとまったく同じ??
男の三重唱ってあるかしらん?
SRTの方でもここは一発「ワルキューレの騎行」にでも挑戦してみましょうか?

>>今、なぜか日本に来ています。
>おやまぁ、なぜでしょう。

仕事で来ています。
でも来たからにはCD屋、楽譜屋巡りをして帰ろうと思ってます。

かれい、かれい、と騒いでいるけど
投稿者:jeux24
2003/11/ 9 0:45 メッセージ: 3190
これは y_bagus_m さんの 3189 に対する返信です
日本の秋は、「かれい」じゃなくて「さんま」だべ?
去年だったか、缶ビールのCMで緒方拳(?)が七輪でさんまをじゅーじゅー焼いて、
冷えたビールをくぃーっと飲んでいるのを見て、ああ、あれやりた〜いと思ったのでした。
そして、今年ついにその機会がめぐってきました。
知り合い宅の庭で、七輪バーベキューがあったのです。
ところが、予期せぬ展開に―。
さんまから炭火に油が滴り落ちて、煙がもくもく出てきたのです。
でも、ご主人は煙にむせながら孤軍奮闘されました。
結果、お皿には黒い煤まみれのさんまがのったのでした(泣)!

   あはれ
   秋風よ
   情(こころ)あらば伝へてよ
   ――― 男ありて
   今日の夕餉に ひとり
   さんまを食らひて
   思ひにふける と。

   さんま、さんま
   そが上に青き蜜柑の酸(す)をしたたらせて
   さんまを食ふはその男がふる里のならひなり。

   (略)

   さんま、さんま
   さんま苦いか塩っぱいか。
   そが上に熱き涙をしたたらせて
   さんまを食ふはいづこの里のならひぞや。

            ―佐藤春夫「秋刀魚の歌」より―

で、さんまと言えば、音楽はサンタナの「君に捧げるsanma」で決まりだべぇ!
バグース様、日本の秋を満喫してお帰りくださいませ。(^^)
    

次行きます
投稿者:y_bagus_m
2003/11/ 9 12:32 メッセージ: 3191
これは wadakamaru さんの 3188 に対する返信です
>小さな教会で開かれたコンサートに行ってきました。
>これは前回の図書館の時と同じグループ。で、今度はアルト歌手が参加。
>彼らの今年最後のコンサートの様子です。

bekさん、良いですね。 そういった気楽なコンサートがよく開かれているようで。
香港では11月の終わりに私の知り合い達による「クリスマス・コンサート」が実際の
クリスマスに先駆けて行われるので行ってみたいとと思います。

>久しぶりの関西の空気は如何でしょうか。
>イコカのCM、ご覧になりましたか。今はヴァージョンが代わっていますが。

見ました、一度だけ。
「あ、これがワダカマルさんがおっしゃってたあれだ!」と気付いた次の瞬間には
終わってしまっていたので、次のチャンスを…! と

>もう「考える人」のネタは使えないし、テーマはまだ「華麗」が続いているのか、
>ちょっと長すぎるなぁ、なんて勝手なことを思いつつ、

お、奇遇ですね。
実は私もそろそろ次に行こうかな と考えていたところなのです。
… 別に奇遇でも何もないか。
と言うわけで、明日の朝までには次のテーマが発表されていることを期待しましょう。
… 誰に期待すんねん?

黒サンマのサンバ
投稿者:wadakamaru
2003/11/ 9 21:14 メッセージ: 3192
これは jeux24 さんの 3190 に対する返信です
(↑ネコでもテントウムシでもない)

サンマ? サンバじゃなかんべか。
サンタナといえば、黒魔術女なら、若かりし頃よく聴いた。
あのギター、泣かせてもらいました。

サンマは真っ黒、じゃなくて、目黒に限る。というのが定番ですね。
ということで、あしたのおかずは、サンマをリクエストしてみようと思います。

玄界灘の穴子、じゃなかった姐御!
投稿者:y_bagus_m
2003/11/ 9 22:37 メッセージ: 3193
これは wadakamaru さんの 3192 に対する返信です
>日本の秋は、「かれい」じゃなくて「さんま」だべ?

おっと、jeuxの姐御じゃござんせんか!
一体今までどこで何をなさってたんで?
以前お呼びかけしても応答がなかったんで、そろそろ捜索願を出そうかと思っていた
ところでやした。
お元気そうで何よりでごぜえやす。
これをきっかけにまたちょこちょこと顔を出しておくんなさい。

>結果、お皿には黒い煤まみれのさんまがのったのでした(泣)!

いや〜、秋刀魚 良いですね。
私は百貨店やスーパーを歩くのが大好きなのですが、日本に帰ってきて感銘を受けたのが、
そこで売られている秋刀魚が美しいこと!
今やアジアのどこの国にいっても1年中秋刀魚は手に入るのですが、どれも冷凍モノで、
目が血走っていたり、体の輝きが無かったり。
こんなに美しい秋刀魚が見られるのは日本だけですね。
(あ、いや、韓国は行ったことがないのでわかりません。 もしかした釜山あたりでは目の
覚めるような美しい秋刀魚を売っているのかもしれませんが)

>で、さんまと言えば、音楽はサンタナの「君に捧げるsanma」で決まりだべぇ!
>サンマ? サンバじゃなかんべか。

えッ、サンマでなく、サバだべか…?
いんや、秋サバも良さそだなゃ。

… 日本はえぇなぁ。

よかった。。。
投稿者:jeux24
2003/11/ 9 23:53 メッセージ: 3194
これは y_bagus_m さんの 3193 に対する返信です
wadakamaruさんと、バグースさんがつっこんでくれて、ホッ。
超トピずれで、二度とここの敷居をまたげないかも・・・と
心細く思っていました。

>以前お呼びかけしても応答がなかったんで

えっ? 知ーらなんだ、知らなんだ。
三段跳びで読んでるもんで・・・気をつけますです。m(_ _)m

>目が血走っていたり、体の輝きが無かったり。
こんなに美しい秋刀魚が見られるのは日本だけですね。

そうなんですか。
日本名に「刀」という漢字が入る所以ですね。

また、参加できるネタを待っています。

第32回テーマ 「朝」と言えば?
投稿者:y_bagus_m
2003/11/10 0:17 メッセージ: 3195
これは y_bagus_m さんの 3191 に対する返信です
例年と比べて暖かいと言われている今年の秋ですが、
昨日あたりから急に温度が下がりました。
これからどんどん朝晩が涼しく/寒くなってゆく季節。
と言うわけで少々こじつけっぽいですが、今回のテーマは「朝」。

* 朝の情景を描いた曲
* タイトルに「朝」という言葉が含まれている曲
* 直接は関係ないものの、朝をイメージさせる曲、朝聴くに相応しい曲
* 目覚まし時計代わりにピッタシ、一発で目が覚める曲
* 通勤・通学途上で (ウォークマンなどで) よく聴く曲
* 朝、キバりながら聴く快便を呼ぶ曲
等々

よろしくお願いします!

♪Guten Morgen,
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/11/10 4:32 メッセージ: 3196
これは y_bagus_m さんの 3195 に対する返信です
-schoene Muellerin
で始まる
シューベルト:水車小屋の娘より「Morgengruss」
ブラームスが友人Miller氏 (Muellerをひっかけて)宛の葉書の冒頭にも書いたメロディー。

まずまっ先にこれを。

朝と言えば
投稿者:beknch
2003/11/10 5:07 メッセージ: 3197
これは y_bagus_m さんの 3195 に対する返信です
バグースさん、大阪からのテーマ発信ですか?

朝と言えば、まずはなんと言っても、

* グルーグ ペールギュント から 「朝」

幼少の頃に買って貰ったLPに入っていたうちの一曲。学校でもよく校内放送
されていました。フルートが爽やかですね。「朝」の「チャンピオン」「華麗」
に登場です(マルチ・オン・テーマでトピずれ分を挽回、したかな)。

次に、

* ヴィヴァルディ フルートソナタ 
 「忠実な羊飼い」第2番 ハ長調 から一楽章

NHK FM で早朝に放送されていた「バロック音楽の楽しみ」のテーマ曲でした。
タイマー録音が多かったものの、早くから起きだして聴いていたこともあります。
今でもこの曲を聴くと、静かにさわやかに聞えて来る解説の声と共に当時の早朝
の雰囲気を思い出します。ランパルの素晴らしいフルートの音色に魅了されました。

ところで、ある演奏会でこの曲につき、ヴィヴァルディ(シドヴィル作)と書いて
ありました。ということは本当はヴィヴァルディの作曲ではないのでしょうか。

さわやかな朝をむかえるためには
投稿者:smallcat01410
2003/11/10 12:12 メッセージ: 3198
これは y_bagus_m さんの 3195 に対する返信です
さわやかな朝というイメージではマーラーの交響曲第1番の第1楽章なんていいですね。小鳥がさえずり朝露がこぼれ木々がゆれている風景が浮かびます。 個人的にはワルターのが好きです。それにこの曲学生時代オケの合宿中の起床の曲だったんですよねえ。 完全に刷り込まれたかも。

あとは目覚ましといえばバッハのカンタータ「目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ」も響きがさわやかでこの曲でめざめたら今日も1日頑張ろう!ってな気分になる。

逆にサティの「ジムノペディ1番」なんて朝に聴いちゃったら今日はちょっとタルいからもう少し寝ちゃおうっと、それからずるずると起き出して顔も洗わずにコーヒー飲んで、それでも目が覚めないからやっぱ会社休んじゃおっかな、てな気分になること間違いなしですね。
  

道化師の朝の歌
投稿者:manianojinroku
2003/11/10 12:28 メッセージ: 3199
これは y_bagus_m さんの 3195 に対する返信です
はじめての投稿です。宜しく。いきなり、レオンカヴァッロの<アルボラータ>なんて出したら、他の善良な人たちが、敬遠してひいちゃいそうなので、ありきたりですが、ラヴェルの有名曲から。個人的には、スキッと唐竹割りのリズムが一貫しながらも、中間部では寂しげな空気を漂わせた、ポール・パレー&デトロイト響の演奏がお気に入りです。

ところで、さすがに真っ先に登場した<ペール・ギュント>ですが、この<朝の気分>が、北欧の朝ではなく、モロッコの朝だと知ったのは、ヤルヴィによる完全全曲盤が出て初めてのことでした。小さくはないショックを受けたものです。

キリバンゲッターボロ参上 !!
投稿者:kiriban_getter_boro
2003/11/10 12:53 メッセージ: 3200
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

ハフナーでもブラボー
投稿者:n003922
2003/11/10 14:49 メッセージ: 3201
これは other_wind さんの 3184 に対する返信です
ブルックナーの前にモーツァルトをやるのは、ヨッフム・コンセルトヘボウのパターンでした。
これはCD化されていて、絶賛されています。
当日のスクロヴァチェフスキのハフナーもすばらしかったらしく、演奏終了後にブラボーが響き渡りました。
弦が若干荒め、テンポは抜群。フィナーレのホルンにはもう少しアクセントを利かせて欲しかったです。
この曲、小生はベーム版が好きで、どうしても聴き比べてしまいました。
スクロヴァチェフスキは自分で自信のある曲しか振らないそうです。
この曲もおそらくそうだったのでしょう。
当夜、あまりにブル5を意識しすぎて、もっとハフナーを堪能すればよかったというのが、実際のところです。

モーツァルトに期待
投稿者:other_wind
2003/11/10 15:31 メッセージ: 3202
これは n003922 さんの 3201 に対する返信です
>スクロヴァチェフスキは自分で自信のある曲しか振らないそうです。

ということは、7番の前プロだった34番とハフナーはだいぶ自信があるんですね。
モーツァルトの録音を聴きたいなあ。

>演奏終了後にブラボー テンポは抜群

スクロヴァチェフスキはもたれず、あっさりしすぎずテンポ感が良いようですね。
高齢にもかかわらずたいしたものです。
ますますモーツァルトに期待しちゃいます。
ティーレマン/ウィーンフィルのブルックナー堪能してきてください。

しまった!先越された!!!
投稿者:tarohanako8408
2003/11/10 16:07 メッセージ: 3203
これは beknch さんの 3197 に対する返信です
bekさん

お題を見たとたん、浮かんだ曲なのに、、、ぐすん。朝5時に起きられる方に、負けてしまった〜!

ペールギュントの「朝」。
これは、前、何かのお題で提出しましたが、私ももう一度、投票しましょう。(昨日、選挙できなかったし)
この曲は、以前学生の合宿先で、朝7時からこの曲が全館流れていた懐メロです。

smallcatさん
サティの「ジムノペディ1番」だったら、お休みの日の朝にいかが?
散々よく寝て、ぼ〜っとしながら起きて聴く曲。ゆったり美味しいコーヒーいれて、ちょっとづつ飲みながら、休日のまったりした素晴らしいひとときを味わうのには、最高ですよ。(笑)

それにしても、意外と声楽曲で「朝」とついた曲ってないものなんですね。というか、ぱっと出てこない。
とりあえず、もうちょっと頭をひねるとして、今ふっと思いついたのが、イタリア古典の「Gia il sole dal Gange」陽はすでにガンジス川から、という日本語訳ですが。
まっすぐに、大きな太陽がガンジス川から昇ってくる、、、ってイメージの曲で、しっとりしたイメージの多いイタリア古典歌曲のなかでは、テンポがよくて、好きな曲です。

サンマが食べたい。。。

アサーッ
投稿者:wadakamaru
2003/11/10 21:30 メッセージ: 3204
これは y_bagus_m さんの 3195 に対する返信です
と、昔、ニワトリが叫んでいるマンガがありました。

**(2つまとめて) 「あさだ あーさーだーよー あさーひーがのぼおるー・・」で始まる「朝だ元気で」
検索してみると、 作曲者は飯田信夫さんとか言うそうです。

* バッハのゴルトベルク変奏曲の第3変奏、同度のカノン、
朝日の射し込んでいる窓辺の雰囲気です。

* 昔、友人の家に泊まったとき、FMを目覚まし代わりにしていたのはいいのですが、
(もちろん、そんなセットをしているのも知らなかった)
ボリュームがあまりに大きすぎて、10センチくらい布団から体が跳び上がったことがある。
一発で目は覚めたけれど、非常に不愉快だった。

* 通勤中は一心不乱に、読書にいそしんでいます。よって、なにも聞こえてきません。
車内放送も聞きのがして、何度か乗り過ごたことあり。

* 下ネタに答えるべきか、ちょっと悩む。
いたって健康なお通じのため、適当な曲が見あたらず。

Re:忠実な羊飼い
投稿者:wadakamaru
2003/11/10 21:36 メッセージ: 3205
これは beknch さんの 3197 に対する返信です
ちょっと、硬いレスですが・・

ヴィヴァルディの曲を主として、自作や他の作曲家の曲も混ぜながら、
シェドヴィルが、ミュゼット用に編曲した曲集です。
たまたま、「レア盤・・」トピで少し触れましたが、
それを引用、補足します。

>ヴィヴァルディの作品13「忠実な羊飼い」が実は、ミュゼット奏者のシェドヴィルが、
>自分の得意とするミュゼット用の曲を売りださんがために、
>ヴィヴァルディの名を騙って、売り出したものです。
この曲集は、「ミュゼット、ヴィエール、フルート、オーボエ、ヴァイオリン、及び通奏低音のためのソナタ」
となっていて、この五つのうちのどの楽器を用いてもいいと言うことになっています。
しかし、ヴィヴァルディにしては考えにくい、フランス風の曲が混ざっていること、
そして、フランスでは流行っていてもイタリアでは考えられない、
ミュゼットが楽器指定の中に入っていると言うことで、
当初からヴィヴァルディ作ということは疑問視されていました。
いろいろ細かい話はあるけれども、ヴィヴァルディの研究者たちによって、
それらの疑問は解決されました。
ようするに、つい最近までシェドヴィルに、
みんなは、いっぱい食わされていたと言うことです。
フルートで演奏されることが多いのですが、「レア盤・・」でも書きましたとおり、
アルヒーフのCDでは、曲によって楽器をいろいろ取り替えています。
ただ、ミュゼットやヴィエールは、現代の我々が聴くと、
ちょっと民俗音楽的に聞こえないこともない、という感想です。

くだんの第2ソナタの第1楽章は、
ヴィヴァルディの現存の曲の中には見あたらないので、
シェドヴィルのオリジナルの可能性もありますが、本当のことは分かりません。
第2楽章の主題は、ヴィヴァルディからの借用、と解説書に書いております。
蛇足かも知れませんが、ミュゼットとは、フランスのバグパイプ、
ヴィエールとは、手回しヴァイオリン、と理解していれば、当たらずとも遠からずだと思います。

sukosi zuremasuga
投稿者:lvkoechel
2003/11/10 23:59 メッセージ: 3206
これは y_bagus_m さんの 3195 に対する返信です
J.シュトラウスの「汚く溝鼠色のドナウ」(田吾作さん、これでOK?)の女装部。
 Wagner の Goetterdaemmerung から Morgendaemmmerung.
共に朝というよりは夜明けですが。
よく「ラインへの旅」と一緒にされますが、私はこちらの方が好きです・・・誰もお前の好みなど聞いていない?  ごめんなさい、もうしません。

「朝刊」
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/11/11 4:59 メッセージ: 3207
これは y_bagus_m さんの 3195 に対する返信です
という訳の
ヨハン・シュトラウス作曲「Morgenblaetter」。

どこが「朝刊」なんだろう、他の題名でもよさそうなワルツなのにと思って調べてみましたら、Concordiaという Presse協会の為に書いたのですね。
そして、そこの主催で開かれた舞踏会で初演されたとのこと。
「夕刊」でも良かったのかもしれない。

でもやはり、すがすがしさを感じさせるメロディーは朝のイメージでしょうか。

朝、こっちはやっぱりちょっと寒い
投稿者:y_bagus_m
2003/11/11 6:26 メッセージ: 3208
これは SPINATPOLKA2 さんの 3207 に対する返信です
テーマ出しっぱなしで、レスもせず申し訳ありません。
今日香港に戻ります。
今晩また。

東京も寒いですね。
投稿者:wolfgang17560127
2003/11/11 7:04 メッセージ: 3209
これは y_bagus_m さんの 3208 に対する返信です
朝と言えば、ブルックナーの交響曲第7番の第1楽章なんか如何でしょう。私、この曲の冒頭部分を聴くと太陽が昇るシーンが思い浮かびます。

早起き競争
投稿者:beknch
2003/11/11 10:11 メッセージ: 3210
これは tarohanako8408 さんの 3203 に対する返信です
><ペール・ギュント>ですが、この<朝の気分>が、北欧の朝ではなく、
>モロッコの朝だと知ったのは、ヤルヴィによる完全全曲盤が出て初めてのことでした。

manianojinrokuさん、始めまして。
組曲では「朝」が冒頭ですが、オリジナルでは実は第4幕の場面だったんですね。
アニトラの踊りと同時期の話の様です。確かにこれは組曲を聴いていては
気がつきません。何と言っても曲想が緑溢れる森を思わせる雰囲気ですし。

>ぐすん。朝5時に起きられる方に、負けてしまった〜!

タロハナさん、失礼しました。これに懲りてお題提示の翌朝は6時間早く起きて下さい。
シュピナートさんに勝つためには、その日は寝てはいけませんよ。

>以前学生の合宿先で、朝7時からこの曲が全館流れていた懐メロです。

懐メロと言う表現はまだあるんですね。最近でもまだ「懐かしのメロディー」
のような歌番組をTVでやることもあるのでしょうか。私の言って懐メロとは
東海林太郎など、戦前・戦後の頃の歌なのですが。

>忠実な羊飼い
投稿者:beknch
2003/11/11 10:23 メッセージ: 3211
これは wadakamaru さんの 3205 に対する返信です
>「あさだ あーさーだーよー あさーひーがのぼおるー・・」

とくれば、

「新しい朝が来た 希望の朝だ 喜びに胸を開け 大空あおげ」

もお付き合いさせて頂きたく。ラジオ体操の歌ですが、早朝から出席スタンプを
貰う為に出かけた頃の雰囲気が思い出されます。
うちの親父や近所のお父さん達、元気なお年寄り達も来てました。
爽やかな印象が心に残っています。当時は今と違って寝不足でも爽やかでしたねぇ。

先日、NHKで田中裕子主演でラジオ体操をテーマにしたドラマをやっていました。
ドラマ自体はそれ程でもなかったのですが、ああいうドラマの背景や景色を見て
いるといいですね。潜在意識の何かをくすぐられている気がするのです。

>自分の得意とするミュゼット用の曲を売りださんがために、
>ヴィヴァルディの名を騙って、売り出したものです。

wadakamaruさん、詳細にわたる解説を有難う御座います。(シェドヴィル作)
の意味が良く判りました。成る程、ミュゼット用の曲を売り出す為に
ヴィヴァルディの名を使ったわけですね。

歴史の世界ではよくある事としても、それにしても不思議なものです。

不思議その1。
ヴィヴァルディの名前を語れば直ぐにバレバレになって、ヴィヴァやんから
「おまえ、こんな作風で俺は曲をかかん。代りに恥をかくじゃないか!」
とモメそうなものです。しかも、そういう騒ぎは歴史的に文字で残っていそう
なものですよね。国が違うから判らなかったと言う事なのでしょうかね。或は、
出来がよく、評判も良かったのでヴィヴァやんもだんまりを決め込んだ?

不思議その2。
最近研究者によって解明されたと言うのも面白い。明白な事実があるならもっと
早くに判っていたでしょうし、研究の結果最近わかるということは上記の様な何か
決定的な証拠が出てきたのか、或は、事実の断片を理論的に積み重ねた結果に
よるものかも知れませんね。多大なご苦労があったことでしょう。

現在、目の前におきていることでさえ分らないのに、いつも思うのですが、
研究者の皆様方はようやらはる。

(↑「はる」の使い方が、ていねい、謙譲、尊敬、意思、のどれなんだ?と東京の
 知人から毎回尋ねられたことがあります)

「はる」は軽い尊敬語w
投稿者:Fuu3
2003/11/11 10:42 メッセージ: 3212
これは beknch さんの 3211 に対する返信です
でも関西でも通じない地域多しw
朝といえば・・・
レオンカバッロの「朝の歌(マッティナータ)」
「道化師」以外で唯一知られている彼の曲ですが、
アリアとカンツォーネのいいとこ取りみたいな、名曲ですねえ
懐メロでは
「♪あーさはどこから来〜るぅかしら〜、あーの山越えてーうーみ越えて〜(略)」

朝に聴いてはいけない曲
投稿者:as_dsch
2003/11/11 11:12 メッセージ: 3213
これは y_bagus_m さんの 3195 に対する返信です
誰もが真っ先に思いつくペール・ギュントの「朝」が予想通り書かれたのはかまわないのだが、「神々の黄昏」の「夜明けとジークフリートのラインへの旅」も書かれてしまったのはちと悔しい。
「神々の黄昏」は4部作の最後の作品とあって、なんと第1幕にプロローグをつけるという“大きいことはいいことだ”を痔で行く、ぢゃない、地で行くもので、それもほんのちょっとではなく、プロローグだけで充分に一幕分あるというものです(ワーグナー最後の舞台作品である「パルシファル」の第1幕も二幕分の長さがある)・・・そして、プロローグから第1幕にいく部分が「夜明けとジークフリートのラインへの旅」です・・・これは“最後の始まり”という感じです。

それにしても、ついでに思い出した谷岡ヤスジの“アサー!”というのまで書かれてしまったのは残念です。

取敢えずまだ出ていないのをひとつ・・・ムソルグスキーのオペラ「ホヴァンシチナ」の前奏曲:通称「モスクワ川の夜明け」・・・これは清々しい「朝まっさかり」ではなく、「朝の始まり=夜の終り」という感じで、憧れのハワイ航路、ぢゃない、憧れのモスクワというイメージです。
もう一丁・・・♪新しい朝が来た 希望の朝だ(なんと、これも書かれてしまった!)
・・・確か藤山一郎だったはず・・・田吾作は国民健康体操(ラヂオ体操)と結びついています。

ところで、ある土曜日の朝、FMをつけたらマーラーの9番をやっていたことがありました。
陰々滅々たる第1楽章の途中で堪えられなくなりラヂオを切りました・・・一日憂鬱だった・・・朝っぱらから、しかも他人の選択でこういう曲を聴くものではないですね。
元気な朝を迎えるのなら、ここはタコ先生の「祝典序曲」がいいですね・・・長くてもいいのならオラトリオ「森の歌」です・・・間違っても交響曲14番「死者の歌」で目覚めようなんて思ってはいけない・・・そのまま蒲団から出られなくなるどころか、へたをするとあちらの世界へ行きたくなりますので。

re.朝、夜明けの曲
投稿者:ZAKKYO2000
2003/11/11 14:32 メッセージ: 3214
これは y_bagus_m さんの 3195 に対する返信です
朝といえばそのまんまの、
ハイドン:交響曲第6番「朝」、がありますよね。
ソロが活躍するコンチェルトグロッソみたいな曲で、第7番「昼」、第8番「夜」とセットになっています。しかし、いまいち何が朝(or昼、夜)なのか良くわからないし、曲としてはまだまだハイドンらしい面白さが出てないと思います。

朝の曲ではないですが、夜明けの描写を含んでいる曲となると20世紀前半に佳曲がたくさんありますよね。
そこで、私の選んだ夜明けの描写ベスト5にやや勝手なイメージを付けて挙げてみます。

・5位 ブリテン:「ピーターグライムズ」4つの海の間奏曲・・・嵐を予感させる海の夜明け
・4位 ドビュッシー:交響詩「海」・・・春か秋のやや曇り気味の海の夜明け
・3位 ラヴェル:「ダフニスとクロエ」・・・夏の草原の晴渡った夜明け
・2位 R.シュトラウス:「アルプス交響曲」・・・夏の晴渡った山の夜明け
・1位 グローフェ:「グランド・キャニオン」・・・乾いた砂漠の夜明け

P.S.
達郎&まりやの歌う「モーニング・グローリー」、日本のポップスの中で一番好きな朝の歌です。
そうそう、カシオペアの「アサヤケ」も忘れてはいけない。
それに「モ〜ニング、モーニング、君の朝だよ」なんて曲もありましたね。彼の人は何処へ?

タチヤーナの夜明け
投稿者:other_wind
2003/11/11 16:21 メッセージ: 3215
これは y_bagus_m さんの 3195 に対する返信です
チャイコフスキーのエフゲニー・オネーギンから第1幕第2場の夜明けの場面を挙げます。

物静かで読書と夢に浸る娘タチヤーナが、初めて胸をときめかせたオネーギンに手紙を書く場面。
その切なく苦しい胸の内を手紙に書いていると、いつのまにか夜も明け、羊飼いの角笛の音が聞こえてきます。
想いを全て語り尽くしたという充実感とこれからの期待、相手がどう思うだろうかという不安、うーん、青春ですねー。

夜の手紙を書く場面は、オーボエ、フルート、クラリネット、ホルンの掛け合いが美しく、タチヤーナの歌をいっそう引き立ててくれます。
夜明けの場面ではオーボエ(コールアングレ?)が、さわやかに遠くの羊飼いを演じてくれます。
音楽はタチヤーナの運命を予感させるような一抹の不安を感じさせて終わります。

一昨日のキーロフオペラでは、ゲルギエフの引き締まった音楽とクライマックスの盛り上がりが素晴らしいものでした。
ホロストフスキーのオネーギンが素晴らしく、オネーギンってこのオペラの主役だったんだと気づかせてくれました。

Morgen!
投稿者:other_wind
2003/11/11 16:40 メッセージ: 3216
これは other_wind さんの 3215 に対する返信です
bagusさん、ところでシュトラウスの歌曲は聴きましたか。

R.シュトラウスの歌曲、「あした」もテーマの範疇としてあげさせてください。

ピアノ伴奏版と管弦楽伴奏版がありますが、どちらも非常に美しくてめまいがするくらいです。

ピアノの前奏・後奏の瑞々しさといったら!

管弦楽版でのソロヴァイオリンの音色、ロマンチックですよー!

シュトラウスのたくさんの美しい歌曲を聴いてしまうと、交響詩が何で面白くないんだろうと思ってしまいます。

明るい朝に
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/11/11 18:00 メッセージ: 3217
これは beknch さんの 3210 に対する返信です
>シュピナートさんに勝つためには、その日は寝てはいけませんよ。

何と言っても皆さんが起きたかどうかを確認してから寝るのですから。(笑)
beknchさんの所は現在サマータイムで、ここより14時間も先を走ってる訳ですか??

競争と言えば歌合戦の”マイスタージンガー”より
「朝はバラ色に輝き」をあげましょう。

朝をイメージする曲としては

チャイコフスキー:イタリア奇想曲
 兵舎から鳴り響く朝のラッパー次第に夜が空けて行くよう。

シベリウス:交響曲2番 の冒頭も朝の空気を感じますがいかがでしょうか。

買っちゃいました
投稿者:y_bagus_m
2003/11/11 19:14 メッセージ: 3218
これは y_bagus_m さんの 3208 に対する返信です
香港に戻りました。
今回の帰国では週末をはさみ 珍しく時間があったためCD屋、楽譜屋に行って来ました。
梅田のタワーレコードを覗きましたが、安いわCD。
おしなべると、香港よりも日本の方が安いと思います。
最近とみにケチくさくなっている私は、レギュラー価格盤には目もくれず、
高くても1枚あたり1700円の廉〜中価格盤のみにターゲットを絞って物色。
以下、購入したCDの一部です。

*ベートーヴェン:交響曲全集 (ジンマン)
― 古楽器の良さが今一つ理解できない私。
現代楽器による演奏ではないものの古楽器奏法を取り入れて各方面で絶賛を得ている
(のか?) ジンマンのベトやんを買いました。
何たって2000円代だもの、全集で。

*春の祭典/ペトルーシュカ (メータ)
― 1000円で売っていたこのCD。
ZAKKYOさん大推薦だったのを思い出して買ってしまいました。

*フランス クラヴサン曲集 (クリスティ/ルセ)
― 以前「苦手」テーマの時にワダカマルさんが「フランスのクラヴサンを聴いてみては?」と
おっしゃっていたので、機会があれば是非!と思っていました。

*モーツァルト:オペラアリア集 (グロヴェローヴァ/バルトリ 他)
― これも1000円盤。
タロハナさんだったかなぁ? 「オペラが苦手ならアリア集から入ってみては?」と
おっしゃっていたので。

上記以外にも数セット(安いんだもん!) 買っちゃいました。
残念だったのが、以前ユッコmyloveさんが紹介して下さった「粋な娘の踊り」が見付から
なかったことと、お薦めオペラで何人かの方から名前が挙げられた「エフゲニ―・オネーギン」
が安い輸入盤 (安くてもストーリーや歌詞が全然わからん) か、高い国産DVD (歌詞付き
でも 何千円もするものは選択外) しかなかったこと。

今回買ったCDはおいおい聴いて、また感想を書き込みます。

私の好物です
投稿者:y_bagus_m
2003/11/11 20:18 メッセージ: 3219
これは manianojinroku さんの 3199 に対する返信です
>超トピずれで、二度とここの敷居をまたげないかも・・・と心細く思っていました。

おっと、何をおっしゃる玄海の穴子じゃない、姐御 (どうしても 「あ・な・ご」と打ってしまう)。
このトピがトピズレで持っていることは姐御が一番よくご存知のはず。
というわけで、また かまって下さいね、jeuxさん。

>Guten Morgen, schoene Muellerin

シュピナートさん、これって1曲目の曲でしたよね。
ミソドソミソドソ/ファ、ソ、ミー/… ていう。 いや、あれは「さすらい」でしたっけ?

そうそう、今回のCD探しでもう一つ残念だったのはシュライヤーの水車小屋のディスクが
見付からなかったこと。
シュライヤーも もはや過去の歌手なのでしょうか?
「水車小屋」はシューベルトの歌曲集の中でも最も好きなものなのですが、もうかれこれ
20年ほど聴いていません

>* ヴィヴァルディ フルートソナタ 「忠実な羊飼い」第2番 ハ長調 から一楽章
>NHK FM で早朝に放送されていた「バロック音楽の楽しみ」のテーマ曲でした。
>今でもこの曲を聴くと、静かにさわやかに聞えて来る解説の声と共に当時の早朝
>の雰囲気を思い出します。

もう、まったくそう、その通りなんですよね、bekさん!
私もこの曲について以前書いたことがあったような…
と、30分近くかけて探して見つけ出しました。
1&mid=583

この周辺の投稿を見ていると、似たようなテーマをやっていたのですね、以前。
ま、いっか。

>さわやかな朝というイメージではマーラーの交響曲第1番の第1楽章なんていいですね。

なるほど! という感じです。
と言っているものの、この曲も20年以上聴いていないなぁ…

>あとは目覚ましといえばバッハのカンタータ「目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ」も響きが
>さわやかでこの曲でめざめたら今日も1日頑張ろう!ってな気分になる。

文字通り! という感じの曲ですね。
この曲はよく編曲されてオムニバス盤の「バロック名曲集」なんかに収録されていますが、
20年以上前、リヒターのちゃんとしたやつ (というか…) を聴いた時にそのゆったりとした
スケールの大きな演奏に感動した事を覚えています。

ところでsmallcatさん、学生オケでは何の楽器をやっておられたのですか?

>はじめての投稿です。宜しく。

ジンロクさん、初めてでしたっけ?
以前もこのトピでお見かけしたような…
ん、「マックと言えば?」のテーマの時においでいただいたのでしたね。
え、そんなテーマ無かったっけ?

>いきなり、レオンカヴァッロの<アルボラータ>なんて出したら、他の善良な人たちが、
>敬遠してひいちゃいそうなので、

いえいえ、ここのトピの住人は2/3くらいの方々は全然善良ではない強者ですので、大丈夫です。
残りの人たちは私を始めとした善良な一般市民なのですが、マニアックな曲が出ても皆
「へーっ!」と感心/感動する素直な人ばかりです。
したがって、ひいちゃうことはありませんのでご心配なく。

で、私は知っていますよ、その<アルボラータ>。 エッヘン。
ベーコン、卵、ホワイトソースなどで作るパスタですよね。
私の好物です。

>道化師の朝の歌

おう、これもまた文字通り 「朝の歌」!
で、当然のことながら私は… 聴いたことありませっしぇん。
今度聴いてみます。

時間といえば
投稿者:beknch
2003/11/11 20:32 メッセージ: 3220
これは SPINATPOLKA2 さんの 3217 に対する返信です
>beknchさんの所は現在サマータイムで、ここより14時間も先を走ってる
>訳ですか??

こちらと日本との時差+4時間ですから、そちらとは12時間差ですね。
タロハナさんの所は日本との時差が-2時間なので、こっちと6時間差。そして、
同時にシュピナートさんから見てもタロハナさんの所は6時間差。
考えてみると、今の季節は判り易い時差(位置)関係ですね。

ところで、時間と言えば、田吾作さんのレス、あと一分発信が早ければ大変な
事になってました。11月11日11時11分と1が8個続いたことになります。
同じ数字が8個続くケースは1年でその1分間しかないんですね。次は来年の今日の
お楽しみ。2011年には1が10個続く事になるので狙ってみて下さい(鬼が笑いすぎる?)。

>シベリウス:交響曲2番 の冒頭も朝の空気を感じますがいかがでしょうか。

そうですね。透明感を感じますし、好きな冒頭です。
そして5番の冒頭も大地に光が差してくる様なスケールがあってグーです。

マイスタージンガーはわかりません(マジンガーゼットに見えてしまいます)。
これはその内勉強しましょう。

>朝バロのテーマ
投稿者:shaberibu
2003/11/11 21:32 メッセージ: 3221
これは y_bagus_m さんの 3219 に対する返信です
私も以前、この話題で投稿してたのを
思い出して探しました。

MIDIも紹介してます。

聴いてくださいまし。

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=MU&action=m&board=1834581&tid=a5pa5ma5ca5afa5ua5a1a5sa4na53a1bca5ja1bca4ga49&sid=1834581&mid=1408

訂正を1つ
投稿者:manianojinroku
2003/11/11 21:39 メッセージ: 3222
これは y_bagus_m さんの 3219 に対する返信です
 そう言えば「マック」の話はここでしたね。すっかり、忘れてました。
 実は、1つだけ訂正です。レオンカヴァッロの歌曲は、他の方が紹介なさっていたように、<マッティナータ>が正しいと思います。mattinata-giornata-serataと並べて、順に、朝昼晩の時間帯を表すのですが、そのmattinataですね。アルボラータというのも、朝、特に夜明け時を表すalboreから来てまして、よく<朝の歌>と邦訳されるんです。特に今回、その辺の曲名チェックをせず、うっかりレオンカヴァッロにも<朝の歌>ってのがあったなあ、ぐらいで書いちゃいました。スイマセン。細かいことかもしれませんが、お詫び訂正でございます。

グリンカ・「ルスランとリュドミラ」序曲の
投稿者:der_kranke_mond
2003/11/11 22:59 メッセージ: 3223
これは y_bagus_m さんの 3195 に対する返信です
ムラヴィンスキー&レニングラードフィルによる演奏。

初めて聴いた時は仰天しましたね。
ブッ飛ぶようなスピード感と、北朝鮮美女軍団も
真っ青の一糸乱れぬアンサンブル。
こりゃ一発で目が覚めますよ。

松茸の呪い
投稿者:y_bagus_m
2003/11/12 10:36 メッセージ: 3224
これは tarohanako8408 さんの 3203 に対する返信です
>当日のスクロヴァチェフスキのハフナーもすばらしかったらしく、演奏終了後にブラボーが
>響き渡りました。

>スクロヴァチェフスキはもたれず、あっさりしすぎずテンポ感が良いようですね。
>高齢にもかかわらずたいしたものです。

メインの曲以外でブラボーがかかることってそうありませんよね。
とても良い演奏だったのでしょう。
スクロヴァチェフスキは一度も聴いたことがありません。
n003922さん、other windさんお二人がお薦めのこの指揮者、聴いてみたくなりました。

>朝と言えば、まずはなんと言っても、* グルーグ ペールギュント から 「朝」

>お題を見たとたん、浮かんだ曲なのに、、、ぐすん。朝5時に起きられる方に、負けてしまった〜!

>この<朝の気分>が、北欧の朝ではなく、モロッコの朝だと知ったのは、ヤルヴィによる
>完全全曲盤が出て初めてのことでした。小さくはないショックを受けたものです。

これは私もテーマを決めた時に真っ先に浮かんだ曲です。
私は小学校か中学校の音楽の授業でこの曲を初めて聴きました。
「モロッコの朝」の件は教科書にその旨説明されていたので初めて聴いた時から知っていたので、
幸いにも、ジンロクさんのように後年ショックを受けることからは免れたのですが、
その代わりに 私はこの曲に関する奇妙な呪縛に苛まれています。
その「呪縛」と言うのは…

この曲を初めて聴いてからそれほど経たない頃、どこかの食品会社からレトルトの
「松茸ご飯の元」が発売されました。
そして、それに使われていた松茸がモロッコ産のものだったのです。
そのことが妙に印象に残っており、私の頭の中に「モロッコと言えば松茸」のイメージが
定着してしまいました。
そうなると必然的に 「ペール・ギューント→モロッコ→松茸」という連鎖イメージが出来上がる
ことは言うまでもありません。
その結果、この曲を聴くと松茸ご飯が食べたくなるという条件反射が形成された…
とまではいかないものの、この曲を聴けば松茸を思い浮かべると言う悲しい習性がついて
しまったことは確かです。

そして私はこの呪縛から未だ解き放たれずいます。
そう、死ぬまで私はこのグリークの代表曲を聴くたびに頭の中に松茸が出現するのです。
あぁ…!

マイスタージンガーも朝
投稿者:ZAKKYO2000
2003/11/12 11:33 メッセージ: 3225
これは SPINATPOLKA2 さんの 3217 に対する返信です
>競争と言えば歌合戦の”マイスタージンガー”より「朝はバラ色に輝き」をあげましょう。

またまたサブテーマですね。競争か〜、競争、競争・・・・違うって。

最近、なかなか全曲を通して聴けないので第一幕前奏曲の後にこの曲から最後までをくっつけて聴いています。とんでもない聴き方ですが、考えたら「トリスタン」と同じことなので、今後は「マイスタージンガー〜前奏曲と歌合戦の勝利」なんてのが流行らないかな?

ところで第3幕への前奏曲も朝の情景ですよね。さわやかな朝というよりも、夕べの大騒動の余韻が残りつつ、ザックスが自分の人生についての物思いにふける様を描いた、複雑な心境の朝ですね。
確か、カラヤンが80年代のベルリンフィルとのヴァーグナー管弦楽曲集のCDで珍しくこの曲を取り上げていました。

しかしやっぱり朝に聞くなら第1幕への前奏曲ですよね。一発で気合が入ります。

フライドチキンの呪い
投稿者:as_dsch
2003/11/12 12:05 メッセージ: 3226
これは y_bagus_m さんの 3224 に対する返信です
タイガースが日本シリーズで負けたことについて英国の新聞は「フライドチキンの呪い」という記事を書きました。
18年前の日本一の時に道頓堀で川に人形を投げ込まれたKFC(Kentucky Fried Chicken)のカーネル・サンダースおぢさんの呪いだというものです。
しかし、どうして野球など興味のない英国でこんなことが書かれるんだろう?

ところで小久保の件ですが、すでに日本で情報を得られたかもしれませんが、色々と伏線があるようです。
・オープン戦のけがでシーズンを棒に振った小久保の耳に「小久保がいなくてもやっていける」という球団トップの声が聞こえてきた・・・それもシーズン中であった。
・ダーエーの経営危機(本来税金を投入して救う事自体がおかしいのだが)に伴い球団売却問題が起こったが、これを讀賣のトンデモおやぢが救ってくれたということで、お礼の意味で無償トレードになった。
・詳しい説明もなく、王監督もほとんど無視された形になった・・・温厚で社会常識のあるな王監督までが「ファンが怒るのは当り前、文句言ってもらいたい。」と発言するんだから。
そんなこんなで、選手はあからさまに球団批判をするばかりでなく、選手会は優勝旅行を拒否するという事態になっています。
うーん、ドラゴンズ・ファンの田吾作としては、原解任と共に推移をお気楽に愉しんでいます。

今年は松茸が豊作のようです。

ブルックナーの朝
投稿者:y_bagus_m
2003/11/12 18:28 メッセージ: 3227
これは beknch さんの 3210 に対する返信です
>ヴィヴァルディの作品13「忠実な羊飼い」が実は、ミュゼット奏者のシェドヴィルが、
>自分の得意とするミュゼット用の曲を売りださんがために、
>ヴィヴァルディの名を騙って、売り出したものです。

さすがワダカマルさん、
しかし、人の作品を盗作する、自分の作品だと偽る というのはよく聞くケースですが、
自分の作品を敢えて他人の名で出版するというのは珍しいケースですよね。
名を捨てて実を取ったということでしょうか。
商売人だぞ、シド・ヴィシャス!
で、この方ヴィヴァルディと同時代の人だったのでしょうか。

>J.シュトラウスの「汚く溝鼠色のドナウ」(田吾作さん、これでOK?)の女装部。

ど、どんな音楽やねん? それって??

>Wagner の Goetterdaemmerung から Morgendaemmmerung.
>共に朝というよりは夜明けですが。

これは「神々の黄昏」の「夜明けとジークフリートのラインへの旅」のことですね。
フランス語は苦手だけれどドイツ語は完璧な私はすぐにわかりました、エッヘン!
もっとも、田吾作さんのmsg3226を読んだ後にすぐわかった… と言うことですけど。

>「朝刊」という訳のヨハン・シュトラウス作曲「Morgenblaetter」。

そんな題名のワルツがある… というのは知っていましたが、聴いたことがないです。
いや、もしかしたら自分が持っているCDの中に入っているかもしれないから
(前のレモンの花咲くところみたいに)、 家に帰ったら見てみよう、CDラック。

>朝と言えば、ブルックナーの交響曲第7番の第1楽章なんか如何でしょう。

ふむふむ、壮大なアルプスの山々の向こうから朝陽がのぼる。
ばら色に染まる空、ひんやりとした澄み切った空気。
「ハイジ、私やっぱりアルムに来てよかった!」
「クララ!」
「…」 (これは車椅子を押してきたおじいさん)
といった情景でしょうか。

ちなみに私はブルックナーの4番の1楽章の冒頭にも「朝」を感じます。
但し、これは7番と異なり太陽は昇りません。
ドイツの何とか地方の奥深い森の中。
あたりには乳白色の朝もやが立ちこめ、木々は朝露にしっとりと濡れている…
といった情景。

>組曲では「朝」が冒頭ですが、オリジナルでは実は第4幕の場面だったんですね。
>アニトラの踊りと同時期の話の様です。

ところで、アニトラさんってどこの国の人なのですか?
兄がトラさんってことは…?

亀ののろい
投稿者:wadakamaru
2003/11/12 21:16 メッセージ: 3228
これは y_bagus_m さんの 3227 に対する返信です
こわ〜い話です。
風がざわざわと吹く夜、
どことなく、いわく因縁の有りそうな池のほとりに、
何やらうごめくものが・・
亀の のろ〜い 足どり・・

階段を上がっていくと、そこに・・
階段 のぽーれー
なんてのもあったけれど、うまく話が作れません。


>で、この方ヴィヴァルディと同時代の人だったのでしょうか。
ヴィヴァルディが1678年でシェドヴィルが1705年の生まれということは、親子くらいの年の差ですね。
「忠実な羊飼い」の発刊が1737年ですからヴィヴァルディの晩年近く、
ヴィヴァルディもいろいろ忙しいし、遠く離れたパリで出されたものには関心がなかったのかも知れません。
当時はミュゼット人気も下火で、生活のかかっている彼にとっては、
他人の人気にあやかってでも、生活費をかせぐ必要に迫られていたのかも知れませんね。
それにしても、シェドヴィルもなかなかの名手で、これらの曲は充分に名曲だと思うので、
もっと自信を持っていれば、もっといい意味で後世に名を残せたと思うのに、何だか残念ですね。

でも・・、ヴィヴァルディの曲と信じたからこそ、よく演奏もされ、レコード化されもし、
NHKもテーマソングに選んだんだろうなと思うし、
でなければ、現在も数多くある無名の名曲の一つとして、
埋もれたままになっていたかも知れません。

皆さんほんまよう知ったはる
投稿者:y_bagus_m
2003/11/13 0:00 メッセージ: 3229
これは ZAKKYO2000 さんの 3214 に対する返信です
Fuuさん、こんばんは。

>「はる」は軽い尊敬語w

「〜してはる/してはった」という言い方は便利です。
私 仕事中なんかでも結構使います。
「〜しておられる/〜しておられた」というのがちょっとよそよそしいかな?/大仰かな?
と感じられるときによく言いますね、この言い方。

>朝といえば・・・ レオンカバッロの「朝の歌(マッティナータ)」

夕べの歌・セレナーデに対して朝の歌をマッティナータと言うのですね。
知りませんでした。
レオンカバッロのこの歌もオペラの中の1曲なのでしょうか?

>取敢えずまだ出ていないのをひとつ・・・ムソルグスキーのオペラ「ホヴァンシチナ」
>の前奏曲: 通称「モスクワ川の夜明け」・・・これは清々しい「朝まっさかり」ではなく、
>「朝の始まり=夜の終り」という感じで、憧れのハワイ航路、ぢゃない、
>憧れのモスクワというイメージです。

田吾作さん、ムソルグスキーは知っていますが、「オバン、死にな」も「モスクワ川の胸やけ」
も知りません。
どうやったらそんなマイナーな曲(ですよね?) まで網羅することができるのでしょう?
― ね、ジンロクさん、こんなもん(失礼!) ばっかり聴いている「善良」からは程遠い
人達なんです。 どんな曲を持ち出してきても「ひいてしまう」ことなんかありませんよ。

>ハイドン:交響曲第6番「朝」、がありますよね。
>ソロが活躍するコンチェルトグロッソみたいな曲で、第7番「昼」、第8番「夜」と
>セットになっています。

ヴィヴァディの「四季」をイメージしたのかもしれませんね。

>しかし、いまいち何が朝(or昼、夜)なのか良くわからないし

これらの曲は俗に「めし三部作」と呼ばれていて、「朝飯、昼飯、晩飯」の内容を描いた
ものだそうです。
例えば、「朝」であれば、
第1楽章:海苔と生卵
第2楽章:ご飯と味噌汁
第3楽章:焼いた塩鮭
といった副題が付いているらしいですね。
私は聴いたことありあませんが…

>そこで、私の選んだ夜明けの描写ベスト5にやや勝手なイメージを付けて挙げてみます。

「ZAKKYOスペシャル 夜明けセレクション」 ありがとうございます。
私としては、これら5曲 (と言いつつ聴いたことのない曲が殆どなのですが…)
「夜明けの歌」、「夜明けのスキャット」を付け加えたいところです。

朝のコーヒーに合う曲
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/11/13 2:56 メッセージ: 3230
これは ZAKKYO2000 さんの 3225 に対する返信です
バグースさん

>これって1曲目の曲でしたよね。
ミソドソミソドソ/ファ、ソ、ミー/… ていう

ワ〜ッ!泣いちゃいますよー。
この前奏の後に”Guten Morgen, schoene Muellerin”て入りますか〜?(バグースさんなら無理矢理入れるかも)

>「水車小屋」はシューベルトの歌曲集の中でも最も好きなものなのですが、もうかれこれ20年ほど聴いていません

なるほど…20年のうちに起こる記憶の入れ代わりって恐ろしい!是非また手に入れて下さい。あ、それは8番目の歌です。(朝だからって1番目の曲じゃないですヨ)

ZAKKYOさん

>しかしやっぱり朝に聞くなら第1幕への前奏曲ですよね。一発で気合が入ります。

これは私にはダメですね。
気合いどころか腰が落ち着いてしまって…。
朝聴くには”音が多すぎる”し、途中で止める訳にはいかなくなって、ZAKKYOさん風「マイスタージンガー〜前奏曲と歌合戦の勝利」縮小版にでもしない限り、お昼を過ぎてしまう。

今日のお勧めは

アルビノーニ:Concerto a cinque B-Durより第1楽章
何ともすがすがしく、朝のコーヒーにぴったり。

アニトラは早起き
投稿者:beknch
2003/11/13 8:23 メッセージ: 3231
これは SPINATPOLKA2 さんの 3230 に対する返信です
>ところで、アニトラさんってどこの国の人なのですか?
>兄がトラさんってことは…?

妹はサクラで、アニトラ=サクラ。
アニトラの踊り → サクラの踊り → 花見 → 場所取り → 早朝から

これもオン・テーマだったんですねぇ。著しく季節外れな話ですが。

アニトラさんのモロッコから松茸を輸入している(いた)なんて想像も
つきませんでした。モロッコって砂漠・ラクダ・織物の国じゃないの?
そう言えば「カサブランカ」って映画もありましたね。

>亀の のろ〜い 足どり・・
>階段 のぽーれー

とくれば、「マムシの寺」、「悪の十字架」、「猫語と犬語を喋る男の話」
「恐怖のシュウマイ」、他にも色々ありましたね。
学生時代の合宿等で夜通しこんな話ばかりしていた割には他にどんなのが
あったのか、にわかには思い出せません。

>「はる」は軽い尊敬語w
>でも関西でも通じない地域多しw

大阪、京都は大丈夫ですね。播磨弁(西)ではあまり使わないのかな。ところで、
兵庫県西部では「○○さん居(はり)ますか?」の事を「○○さんおってですか?」
といいますね。東北の幾つかの地域では「○○さん居た?」と今の話でも突然
過去形(の様な)表現になります。面白いものです。前にも書いたっけ?

>朝のコーヒーに合う曲

アルビノーニのConcerto a cinque B-Durってオーボェでしたですかね?
記憶が定かではありません。

朝のコーヒーにブランデンブルグの一番なんてのは如何でしょうか?

ベトナム名物
投稿者:y_bagus_m
2003/11/13 10:48 メッセージ: 3232
これは der_kranke_mond さんの 3223 に対する返信です
>チャイコフスキーのエフゲニー・オネーギンから第1幕第2場の夜明けの場面を挙げます。

おっ、other windさん またオネギの登場ですね。
オペラ嫌いの私、何となくチャイコフスキーなら聴けそうな気がするので、そうやって
書かれるとますます気になってきます。
日本でCD(DVD)を買わなかったことが悔やまれる…
でも、高かったんだもんなー、あのDVD。

ところで、other windさんキーロフオペラの公演に行かれたのですね。
今をときめくゲルギエフ、またまた至福の体験をされたのでは?

>bagusさん、ところでシュトラウスの歌曲は聴きましたか。
>R.シュトラウスの歌曲、「あした」もテーマの範疇としてあげさせてください。

聴きましたよ!
シュトラウスの歌曲は香港に来られたタロハナさんにお土産ディスクをいただきました。
ベトナム名物だそうです。
でも、何度かBGM的に聞いて、「えーやん!」と感じているのですが、まだ1曲ずつ
聴きこむところまでいっていません。
でも、このディスクはハマリそうな予感があります。
「あした」もきちんと聴いてみたいと思います、あしたあたり。

>朝をイメージする曲としては チャイコフスキー:イタリア奇想曲
>兵舎から鳴り響く朝のラッパー次第に夜が空けて行くよう。

「兵舎からのラッパ」で連想したのが、ボッケリーニの「マドリードの帰営ラッパ」。
タイトルからおわかりのようにこの曲の場合は朝ではなく夜の情景なのですが、
もしもこの曲を初めて聴かされて 「これは軍隊の朝の情景だよ」と言われれば、
「おー、なるほど!」と思ってしまうかもしれません。

>ところで、時間と言えば、田吾作さんのレス、あと一分発信が早ければ大変な
>事になってました。11月11日11時11分と1が8個続いたことになります。

それは危ないところでした。
そんなことになれば、このトピをご覧になっている皆さんの電脳の画面から一斉に
タゴサデビルが飛び出して来て大変なことになっていましたからね。
世界中がパニックになるところでした。
あー、よかったよかった。

>朝バロのテーマ
>私も以前、この話題で投稿してたのを思い出して探しました。

皆さんこの番組には何らかの思い入れを持ってらっしゃるのですね。
何か、嬉しいです。

>そう言えば「マック」の話はここでしたね。すっかり、忘れてました。

そーなんです、ジンロクさん。
でも忘れて当然、このトピ 何のトピだかわからなくなることがありますからね、たま〜に。

>グリンカ・「ルスランとリュドミラ」序曲のムラヴィンスキー&レニングラードフィルによる演奏。

dkmさん、お久し振り。
なるほど、この曲は目覚まし代わりにするには最適かもしれませんね。
私もその演奏は聴いたことがあり、「これはスゴい!」と思いました。
もっとも20年以上前の話ですが。

落ち着いた朝は、夢のまた夢
投稿者:ZAKKYO2000
2003/11/13 15:45 メッセージ: 3233
これは SPINATPOLKA2 さんの 3230 に対する返信です
>これは私にはダメですね。気合いどころか腰が落ち着いてしまって…

本当は私も落ちついて朝を過ごしたいのですが、とても現状ではそうはいきません。それに通勤電車の中でテンションの高い曲でも聴いてないとつり革につかまったまま寝てしまい、仕事にも身が入りません。
「マイスタージンガー」の他には「ベト3,5,7」「ハルサイ」あたりのアグレッシブな演奏が私には効果絶大です。

>アルビノーニ:Concerto a cinque B-Dur

これ、たまたま先週図書館で見つけて聴きましたよ。(ホグウッドの協奏曲全集)
アルビノーニにはアダージョのような暗〜いイメージしか持っていませんでしたが、いかにもイタリアバロックらしい活き活きとした、楽しい曲ばかりで結構気に入りました。
落ち着いた朝が過ごせるなら、さぞかしピッタリでしょうね。

>以下、購入したCDの一部です。
>*ベートーヴェン:交響曲全集 (ジンマン)
>*春の祭典/ペトルーシュカ (メータ)

バグースさん、ついに買われましたね。
しかもメータの「ハルサイ」買って頂きありがとうございます。(おまえはCD屋か?)
是非是非ご感想お聞かせください。

ダルマシェフのネギ焼き
投稿者:other_wind
2003/11/13 15:55 メッセージ: 3234
これは y_bagus_m さんの 3232 に対する返信です
ネギは焼いたのが甘くっておいしいですね。
写真で見ると、ゲルギエフって、
目がギョロッとしていて、
掛け軸なんかにある
達磨にそっくりじゃありません?

オネギの公演があると聞くと
どうしてもじっとしてられないんです。
えーい、こうなりゃ戦争と平和にマラ3、
おまけにバレエだ ってことになって、
まあ大変!
おかげでショボショボねぎ焼いて食ってます。

10年くらい前に見たボリショイは
3幕が豪華な舞踏会の場面で素敵だったのに
今回は設定が屋外、
舞踏会が見られないのがとっても不満。
トリケの歌ももっと声量が欲しかった。

でも舞台はとても美しく
アキーモフ演じるレンスキーに泣き、
マターエワ演じるタチヤーナに
またまた恋してしまいました。
う〜ん、タチヤーナさま〜。

>オペラ嫌いの私、
>何となくチャイコフスキーなら聴けそうな気がするので、
>そうやって書かれるとますます気になってきます。

そやそや、チャイコなら聴けるで!
バグさん、興味の出てきた今やっ!
今がオペラ克服のチャンスやっ!
今しかないんやっ!
(シメシメ、わいと同じ貧乏生活に無理やり引き込んだろ!)

>シュトラウスの歌曲は香港に来られたタロハナさんに
>お土産ディスクをいただきました。
>ベトナム名物だそうです。

あ〜ら、ベトナム名物でしたか。
一度あの味に魅せられたら
きっと、もう病み付きですよ。

ところで話題のペールギュント。
CDの解説を見ても、いまいちよくわからないので
本でも読んでみようかと思っているところです。
イプセンでしたよね。

KFCとケープ・ケネディ
投稿者:y_bagus_m
2003/11/13 18:22 メッセージ: 3235
これは as_dsch さんの 3226 に対する返信です
>マイスタージンガーも朝
>しかしやっぱり朝に聞くなら第1幕への前奏曲ですよね。一発で気合が入ります。

確かに気合が入りそうですね。 でも朝聴くにはちょっと重そう。

>18年前の日本一の時に道頓堀で川に人形を投げ込まれたKFC
>(Kentucky Fried Chicken)のカーネル・サンダースおぢさんの呪いだというものです。

私も聞いたことがあります、この話。
その後必死でドブさらいしたけど見付かんなかったんだとか…
サンダースおじさんは今では大阪湾まで流され、ヘドロの底に埋もれて
楽しく余生を送っていることでしょう。
ドナルド人形を投げ込めば中和されて、呪いが解けるかもしれませんね…

話は変わりますが、先日ニューヨークから香港に帰るときのことです。
空港まで行くのにタクシーに乗り、「KFCまで」 と言うと、「??」の顔をされました。
荷物がバカほどあったので空港に行くのだろうと察した運転手さんが「JFK?」と訊いてくれて…
次の瞬間爆笑でした。

またまた話は飛びますが、私は数年前までニューヨークのJ.F.ケネディ空港のことを
「ケープ・ケネディ 空港」 だとばかり思い込んでいました。
間違えてケープケネディに行ってしまえば、大変な所に連れてゆかれるところでした。
いや、それもまた面白いかも…

>うーん、ドラゴンズ・ファンの田吾作としては、原解任と共に推移をお気楽に愉しんでいます。

昨年はこちらにいてもインターネットで途中結果を気にしてみたり…と結構ジャイアンツの
試合が気になったのですが、松井が出てからというもの巨人に対する感心が急激に薄れ、
今年は大リーグの方ばかり気になっていました。

で、来年はなに? 監督が堀内だぁ??? ケッ!
どーも堀内という人は現役時代からなぜか好きになれないのです。
30数年間巨人ファンしてますけど、来年からはますます興味が低下しそう。

それにも増して何とかして欲しいのが、あのナベツネのじーさん…
小泉さん、あの人にもに引退勧告してくれませんかね?

兄寅、サクラ
投稿者:y_bagus_m
2003/11/13 18:30 メッセージ: 3236
これは beknch さんの 3231 に対する返信です
>ヴィヴァルディが1678年でシェドヴィルが1705年の生まれということは、
>親子くらいの年の差ですね。

そうなのですか、同時代と言えば同時代の人なのですね。
でも、今のような情報網が無かった当時、ヴィヴァやんはシェドヴィルの存在を
知らなかったのかもしれませんね。

>でも・・、ヴィヴァルディの曲と信じたからこそ、よく演奏もされ、レコード化されもし、
>NHKもテーマソングに選んだんだろうなと思うし、

そう考えると、シェドやんもクラシック音楽の普及に少なからぬ貢献をしたわけですね。

>これって1曲目の曲でしたよね。 ミソドソミソドソ/ファ、ソ、ミー/… ていう
>ワ〜ッ!泣いちゃいますよー。
>この前奏の後に”Guten Morgen, schoene Muellerin”て入りますか〜?

わー、シュピナートさんを泣かせてしまった!
そう、あの後は「ダス ワンダー ワンダー スティーヴィー ワンダー…」となるのでしたね。
… 女性を泣かせるだなんて、オレも罪な男だぜ。 フッ…

>なるほど…20年のうちに起こる記憶の入れ代わりって恐ろしい!
>是非また手に入れて下さい。

そう思って日本で探したのですけど無いのですよ、シュライヤーのが。
どうしても彼のが欲しくって…
それにしても、20年聴いていない曲をもって、「好きな曲」と言うのですからいい加減な
もんです、私も。

>アニトラさんのモロッコから松茸を輸入している(いた)なんて想像もつきませんでした。
>モロッコって砂漠・ラクダ・織物の国じゃないの?

「モロッコ 松茸」で検索してみると、結構ありました。
なんでも、カサブランカから車を2時間も走らせると辺りには広大な松茸畑が広がり、
芳香を放っているのだとか。
モロッコの主食は松茸、国花も松茸だそうです。

>「マムシの寺」、「悪の十字架」、「猫語と犬語を喋る男の話」「恐怖のシュウマイ」、
>他にも色々ありましたね。

「悪の十字架」は何となく覚えています。
「恐怖のシュウマイ」というのは、シューマイ大好きじいさんがシューマイを買い、
箱を開けたら一つ足りない!… ていうやつでしたっけ?
あとのやつは知りません。

>朝のコーヒーにブランデンブルグの一番なんてのは如何でしょうか?

あ、それ書こうと思ってたのに…!

朝の音楽 バグースセレクション
投稿者:y_bagus_m
2003/11/13 19:15 メッセージ: 3237
これは y_bagus_m さんの 3195 に対する返信です
と言うわけで、いきます!

[1]朝の情景を描いた曲
やっぱしペールギュントでしょう、これしか思い浮かばない。

[2]タイトルに「朝」という言葉が含まれている曲
やっぱしペールギュントでしょう では能がないのですが…
ん、そーだ 「朝」比奈隆! …ちゃうちゃう。
そう言えばビージーズの曲で「イン・ザ・モーニング」 というのがありました。
確か「小さな恋のメロディ」 の中でも使われていたのではなかったっけ?
あとスーパートランプで「ブレックファスト・イン・アメリカ」 ってのもありましたね。
と来れば、「ティファニーで朝食を」 なんてのも出てきます。
となれば、「ブーツを脱いで朝食を」 と来て、「秀樹還暦!」 ということになり、
さらには、「ハウスバーモントカレーだよ」 に行き着き、「カレーを食べたくなる曲」 は
ペールギュントで決まり! という結論になるわけですね。

[3]朝をイメージさせる曲、朝聴くに相応しい曲
休みの日の朝によくかけるCDを思い浮かべてみると、

*バッハ:ブランデンブルク協奏曲
― bekさんも挙げておられましたが、これはえーっすよね。
*モーツァルト:オーボエ四重奏曲
― クラリネット五重奏曲は朝の音楽にはなり得ないのだけど、オーボエ四重奏曲の方は
爽やかな朝の気分にぴったしです。
*パッヘルベル:カノン
― これも私としては朝の明るい陽射しの中で聴きたい

といったところでしょうか。
意外と思い付きません。

[4]目覚まし時計代わりにピッタシ、一発で目が覚める曲
これは私にはあり得ない。
阪神大震災の時もグラッと来て一旦起きた後そのまままた寝てしまったくらいですから、
耳元で何が鳴っていても寝起きがわるい…

[5]通勤・通学途上で (ウォークマンなどで) よく聴く曲
聴かない。
新聞読んでるか、寝てるか…

[5] 朝、キバりながら聴く曲
音楽聴きながらキバる習慣はないのですが、もしかけるとすれば やはりサラサラ系の
音楽でしょうか。 モーツァルトとか。
場合によってはドンドコ系も良いかもしれません。
例えばヴェルディのレクイエム 怒りの日。
大太鼓の一撃毎に、「ドン、ドン…」と勢い良く飛び出してきそうで気持ち良いですね。
逆にブラームスなんかは向かないでしょう。
あの曲がり角だらけの音楽だと、出るものも出なくなってしまいそう…

シモネタ、陳謝!

恐怖の・・
投稿者:wadakamaru
2003/11/13 20:18 メッセージ: 3238
これは beknch さんの 3231 に対する返信です
「恐怖のみそ汁」、一番ノーマルな具なんですが・・
ほんまの昔話なら
この世で一番怖いもの「ふるやのもり」
あるあばら屋に、泥棒と狼がお互いに気付かずに忍び込んでいたところ、
いろり端でおじいさんがおばあさんに言っている「やはり、この世で一番怖いものは・・」
そこに急に土砂降りの雨が降り出し、ポタリポタリと雨漏りが・・
するとおじいさんが言いました。
「ほら、ふるやのもりが来た」・・・  以下、トピずれのし過ぎにつき、略。

>アルビノーニのConcerto a cinque B-Durってオーボェでしたですかね?
バロックと聞くとまたしゃしゃり出てくる、ワダカマル。
変ロ長調の5声の協奏曲って、調べてみると7曲あり、オーボエ用は2曲、
もしそうだとしたら、Op.7−3かOp.9−11かな。
ZAKKYO2000 さんのお聴きになった、
ホグウット盤のあるOp9−11の方が、「朝」らしい雰囲気かな。
同じ変ロ長調のOp.9−1のヴァイオリン・コンチェルトなんかも、実に爽やかな曲です。
アルビノーニの曲は全体的にホンワカした曲が多いですね。
また、「アルビノーニのアダージョ」と言われている曲も、
アルビノーニの真作ではありませんね。楽譜の断片をみて、
後世のジャゾットという人が自分なりに肉付けして作曲したとのことです。
「アルビノーニの主題によるアダージョ」の方が正確な言い方だと、
検索したサイトでは、そう書いていました。

>KFCとJFK
私は、UFJとUSJとがごっちゃになりました。

>モロッコの主食は松茸、国花も松茸だそうです。
ちょっと、マッタケ!
国旗も松茸なんです。なんて言ったらモロッコの方に失礼ですね。
でも、最初読んだときは、松茸の花とはどんなものだろうかと、
一瞬本気にしかけましたよ。

「モスクワ川の夜明け」もいい曲ですね〜
投稿者:Fuu3
2003/11/13 22:11 メッセージ: 3239
これは y_bagus_m さんの 3229 に対する返信です
>夕べの歌・セレナーデに対して朝の歌をマッティナータと言うのですね。
知りませんでした。

まー僕もマッティナータはこの1曲しか知りませんがw

>レオンカバッロのこの歌もオペラの中の1曲なのでしょうか?

かのカルーソーのために作った単発(?)の歌曲らしいです
歌詞もレオンカバッロ自身が作ったとか・・・

ホヴァンシチナ前奏曲「モスクワ川の夜明け」も素朴で美しい名曲ですね!
全然ムソグルスキーらしくないですけどw

朝のアルビノーニ
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/11/14 6:26 メッセージ: 3240
これは wadakamaru さんの 3238 に対する返信です
の説明が曖昧でいろいろ予想が出てしまいましたね。
バロック専門のwadakamaruさんまで出て来て頂き、番号が書いてないこの曲を何と説明したものかと思っておりましたら、持参と同じCDが視聴出来るサイトを見付けました。

http://www.amazon.de/exec/obidos/tg/stores/detail/-/classical/B000025P65/samples/ref=ed_sa_dp_1_1/302-8128958-8133610

これには本来は番号がついているのですか?

アルビノーニのオーボエコンチェルトではOp.9 Nr.2がとても好きですが、こちらは朝には似合わない気がします。


投稿者:kettaro2001
2003/11/14 8:30 メッセージ: 3241
これは y_bagus_m さんの 3195 に対する返信です
バグースさん、皆さん、おはようございます。


 夜勤の仕事の身。生活のリズムはズレてばかりで、朝の爽やかさを感じながら音楽に浸るということはほとんどありません。

 「朝」で思いついたドビュッシーの「海」、ラヴェル「ダフニスとクロエ」第2組曲、グローフェ「グランド・キャニオン」などは既に出てしまっているようですね。

 「何かないかな〜」と思いつつHDD内の音楽ファイルを「Morning」で検索してみたところ、「朝日のようにさわやかに(Softly, As In A Morning Sunrise)」が出てきました。

 ウィントン・ケリーとソニー・クラークの演奏が有名ですが、どちらも気だるい雰囲気。ヘレン・メリルのボーカルもも彼女特有のアンニュイさ。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=vicj2201
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=tocj1579
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=phce10012

 朝にこれらの演奏を聴けば、一日中沈んだ気分になるかも。
 
 ケニー・ドリューと本田竹曠はアップ・テンポで演奏しているので、沈んだ気分にはならないかもしれませんが、朝から聴くのはちょっとヘビーですね。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=bvcj2012
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=tkcz79075

 ホセ・カレーラスがこの曲をとりあげていて、高らかに歌い上げています。これはこれでヘビーかも。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=wpcs11062


 2190番の書き込みで御紹介した「黒いオルフェ」は別タイトルが「カーニバルの朝」ですが、これも沈んだ感じの演奏が多いですね。
 ジェリー・マリガンは収録されているアルバムのタイトルからして「ナイト・ライツ」ですし、鮫島有美子もしっとりとした歌い方。朝より夜の雰囲気が合うはず。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=uccu5029
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=cocq83544

 例外は、バリバリのハード・バップ・スタイルで演奏しているフレディ・ハバードでしょうか。でも、これもヘビー。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=ucci9089


 朝に聴きたい曲は、ガーシュウィンの「霧深き日(A Foggy Day)」でしょうか。フレッド・アステアのミュージカルのために書いた曲で、歌詞に「I viewed the morning with much alarm The British museum」と出てきます。
 アップ・テンポで軽快に演奏してもよし、スローでしっとりと演奏してもよし、の佳曲だと思います。アップではレッド・ガーランド、スローではオスカー・ピーターソンが名演を残しています。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=vicj2075
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=pocj2422

 ジョン・ウィリアムズ(ギターのほうの)も木管やリズム・セクションを加えた編成で小粋に演奏しています。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=srcr2607


 それでは、また。

君にはマッタケ〜 (郷ひろみ)
投稿者:y_bagus_m
2003/11/14 10:21 メッセージ: 3242
これは Fuu3 さんの 3239 に対する返信です
>バグースさん、ついに買われましたね。
>しかもメータの「ハルサイ」買って頂きありがとうございます。(おまえはCD屋か?)
>是非是非ご感想お聞かせください。

へい、買ってしまいやした。
今のところまだジンマンの英雄のさわりを聴いただけです。
メータのプランタン祭り、聴いたら真っ先に咆哮じゃない、報告します。
(咆哮してどないすんねん?)

>写真で見ると、ゲルギエフって、目がギョロッとしていて、掛け軸なんかにある
>達磨にそっくりじゃありません?

なるほど、そう言えば達磨を細く、そして貧乏くさくしたような風貌ですね。

>アキーモフ演じるレンスキーに泣き、マターエワ演じるタチヤーナにまたまた
>恋してしまいました。

レンスキー 大好きーで、マターエワがまたえーわ!
… 寒い? そりゃもう11月だから。

>そやそや、チャイコなら聴けるで!バグさん、興味の出てきた今やっ!
>今がオペラ克服のチャンスやっ!
>(シメシメ、わいと同じ貧乏生活に無理やり引き込んだろ!)

せ、せやろか (そうやろか)?!
でも、ボクもう十分貧乏やねん…

>ところで話題のペールギュント。
>CDの解説を見ても、いまいちよくわからないので本でも読んでみようかと
>思っているところです。 イプセンでしたよね。

イプセン? なんか聞いたことあんぞ、他に何作ったんやったけ??
そうそう、人形の家でしたね、ノラですよ、ノラ。
♪埃にぃ、まみ〜れ〜たぁ〜、人形みぃた〜いぃ〜、愛されて 捨てられて
忘れられた部屋の片隅ぃ〜♪
広田三枝子の歌の作詞をしたんですよね。

>KFCとJFK 私は、UFJとUSJとがごっちゃになりました。

UFJとUSJ、私はいまだにごっちゃにしてます。
FBIとFOB、CIAとCIFもややこしいです。
(FOB、CIFは貿易用語、どんな意味か暇な人は調べてね!)

>国旗も松茸なんです。なんて言ったらモロッコの方に失礼ですね。

で、早速国旗を見てみましたが、松茸ではなく星でした。
うーん、残念。

>>レオンカバッロのこの歌もオペラの中の1曲なのでしょうか?
>かのカルーソーのために作った単発(?)の歌曲らしいです
>歌詞もレオンカバッロ自身が作ったとか・・・

そうでしたか。
カルーソーのための書き下ろし作品なのですね。
自分のために曲を作ってもらえるなんて、歌手冥利につきますね。

>ホヴァンシチナ前奏曲「モスクワ川の夜明け」も素朴で美しい名曲ですね!

聴いてみたくなった!

「ローマの噴水」
投稿者:kettaro2001
2003/11/14 12:17 メッセージ: 3243
これは y_bagus_m さんの 3195 に対する返信です
 レスピーギの交響詩、さっききちんと聴いてみたばかりです(デュトワ=モントリオール響)。

 第1曲が「夜明けのジュリアの谷の噴水」、第2曲が「朝のトリトーネの噴水」ですね。
 「朝のトリトーネの噴水」は、きらびやかながらも清冽な雰囲気が朝にふさわしい、と感じます。

 同じディスクの「松」。「ボルジア荘の松」も似た雰囲気で、これも清々しい目覚めが期待できるかも。

トピずれ・輸出・松茸
投稿者:as_dsch
2003/11/14 12:21 メッセージ: 3244
これは y_bagus_m さんの 3242 に対する返信です
>UFJとUSJ、私はいまだにごっちゃにしてます。

USJにはUFJがあるらしいのですが、本当でしょうか。
田吾作の住む偉大なる田舎である名古屋はUFJの元になった一方の東海銀行の本拠地ですので、未だに東海銀行と言う人がいます。
友人のひとりは長く海外に居たため、未だにJRを国鉄と言います。
田吾作の父親は西部ライオンズのことを西鉄と言います・・・国鉄スワローズ、東京オリオンズ、東映フライヤーズ(大杉、張本、毒島:ブスジマ、白:ハク、大下なんて懐かしい)とは言いませんが。

>FBIとFOB、CIAとCIFもややこしいです。
>(FOB、CIFは貿易用語、どんな意味か暇な人は調べてね!)

このKGBの敵については詳しい田吾作です。
なにしろ以前務めていた所ではなんとDDP、CIPなんてので輸出してましたから。
しかもTT remittance:180 days after B/L dateという代物でした。
DDPだと輸出手続・売掛管理の面倒なことといったらありゃしない。
相手国での陸揚げ・通関・背走ぢゃなく配送までやるんだから、簡単に「はい、そう!」と言うわけにいかない・・・しかも保険も掛けて、実際にトラックがひっくり返って保険適用手続きも何度かやりました。
香港へはL/Cでした・・・原産地証明・燻蒸証明・海賊保険付加の海上保険が必要で、銀行提出書類はL/Cで要求された文言と一字一句違ってはならない・・・ディスクレになりそうで銀行に保証書を提出したことがあります。
うーん、つい反応してしまった。

日本はタコの輸入をしていますが、最大の輸入先はモロッコです。
そういえばモロッコの原産地証明を捏造して捕まった人がいました。
で、モロッコというとどうしても性転換手術・・・カルーセル麻紀が松茸・・・いかん、お下劣モードになってしまう。

ゲルギエフ/キーロフ・オペラはタコ先生の「カテリーナ・イズマイロヴァ」を観たことがあります。
「カテリーナ・イズマイロヴァ」は「ムツェンスク郡のマクベス夫人」を改訂したものですが、なぜ改訂したのかということはタコ話がディープになりますのでやめておきます。
(取敢えず音楽のことも書いておきました)

>恐怖の・・
投稿者:beknch
2003/11/14 13:24 メッセージ: 3245
これは wadakamaru さんの 3238 に対する返信です
>変ロ長調の5声の協奏曲って、調べてみると7曲あり、オーボエ用は2曲

オーボェ用は二曲だったんですね。
宮本文昭が「あすか」の主題曲、CMその他で活躍していた時に吹いていた様
に思いますが、どの曲だったか自信がありません。

>また、「アルビノーニのアダージョ」と言われている曲も、
>アルビノーニの真作ではありませんね。

ええっ、本当ですか? 全く知りませんでした。私はこの曲を普段あまり
聴かないのですが、知っておくべき情報ですね。シェドヴィルに続いて
ジャゾットという人にも騙されていましたジャ、ゾットしますね。

>あとのやつは知りません。
>以下、トピずれのし過ぎにつき、略。

<マムシの寺>
これは私の同級生が経験した本当にあった話です。心臓の弱い方は
読むのを控えて下さい。

その日、彼は山道を歩いているうちに迷い、日が暮れてしまいました。
空腹と恐怖で体力・気力が衰弱し、悪い事に雨まで降り出しました。
その時、偶然発見したお寺。何故こんな所に寺が?と思いつつ中へ。
顔の表情が全く無い老和尚がご飯を一膳用意してくれました。
外は風雨が強まり、突然電気が消え真っ暗に・・・
激しい雷の音、凄い稲光!一瞬の閃光が暗闇を引き裂いた時、何かが
ご飯の上に見えた!・・・「ま、虫乗ってら」

<猫語と犬語を喋る男の話>
これは私の同級生が経験した本当にあった話です。心臓の弱い方は
読むのを控えて下さい。

その日、彼は新しいジャケットとズボンを買いに銀座に出かけました。
今まで着たことのない、オリジナルブランドものを選び出し、試着させて
貰いました。陰気くさい店員に「どう?」と聞いたところ、
その店員は・・・「似ャァーわん」

大阪人が主人公の有名な<猫の怨念>の話は、「○○がおんねん」で何にでも
応用できます。まあ、殆どの皆さんは応用したいなどと考えないと思いますが。

更に、音楽トピらしい応用編としては、ポルカがアンネン。

中央線の怪
投稿者:from_ojp
2003/11/14 15:32 メッセージ: 3246
これは beknch さんの 3245 に対する返信です
これは怖ろしい。
これを知ったら、もうあなたは中央線に乗れないだろう。

人身事故が多発し、呪われた路線として知られるJR中央線には、
奇妙な噂があった。。
下り最終電車いちばん後方の座席にカップルが座ると、
決まって不気味な老婆が現れるという。

噂を確かめるために、
あるカップルが中央線最終電車の最後尾に乗り込んだ。
ひとり降り、ふたり降り、乗客も少なくなった終着駅手前、
さっきからこちらをずっと見ている老婆がいる。
そして、その老婆がこちらに近づいて来た。

これが噂の老婆なのか。

老婆はカップルの前にスッと立ち、怖ろしい形相でこう言った。

「お前たち、お前たちは、チューをせんのかい」

ちゅーをーせんのかい 

中央線の怪・・・失礼しました。

薄々気付いてはいたのだが
投稿者:as_dsch
2003/11/14 17:31 メッセージ: 3247
これは from_ojp さんの 3246 に対する返信です
このトピは・・・あな恐ろしや!
そうぢゃないかとは思っていたんだが、やはりそうだったか。
このことに誰もが気付いているのだろうか?

カーネル・サンダースおぢさんの呪い
恐怖のシュウマイ
ふるやのもり
マムシの寺
猫語と犬語を喋る男の話
猫の怨念
中央線の怪

や、や、やはり!
そうだったんだ・・・



















・・・ここは駄洒落のトピだったんだ!

朝まで起きてよっと
投稿者:y_bagus_m
2003/11/14 19:10 メッセージ: 3248
これは from_ojp さんの 3246 に対する返信です
>「何かないかな〜」と思いつつHDD内の音楽ファイルを「Morning」で検索してみたところ、
>「朝日のようにさわやかに(Softly, As In A Morning Sunrise)」が出てきました。

ケッタロさん、この曲がありましたね。
そうそう、「朝日」と言えば、「朝日の当たる家」なんてのもありました。
あんまし爽やかではないですけど。

そして、「MORNING」で思い出したのが、アート・ブレイキーで有名な「モーニン」。
あんまし「爽やかな朝!」って感じではないのだけど、深夜のジャムセッションで徹夜明けの
ジャズメンが迎える朝ってこんな感じなんだ! う〜ん、これもまた朝! と納得していました。
そんなある日 タイトルをよく見ると、「MOANIN’」 と書いてあるではありませんか?
えっ、スラングでは「MORNING」のことを「MOANIN'」って言うの? と辞書を引いてみると、

*MOAN:うめく、うなる、愚痴を言う
*MOANING:うめき、愚痴 …

なに? 全然ちゃうやん!!
これを朝の音楽だと納得していた自分の感性を思わず誉めてあげたくなりました。

>なにしろ以前務めていた所ではなんとDDP、CIPなんてので輸出してましたから。

貿易は専門ではありあませんが、DDPと言うのは究極のやつですね。

>しかもTT remittance:180 days after B/L dateという代物でした。

う〜ん、それは凄い。
十分に先方の財務信用調査をして、毎日株価をチェックして、チャプター11申請なんて
ことがありませんように! と お祈りの踊りを踊らなければなりませんね。
やはりFOB、 LCアットサイト が一番です。
でも、ディスクレ起こせば意味ないですが…

>マムシの寺
>猫語と犬語を喋る男の話
>中央線の怪

bekさん、フロムさんまで!
背筋が凍るような恐ろしい話/不思議な話ばかりですね。
今晩眠れなかったらどうしよう…!
「朝」 まで起きていなければ…

>朝のアルビノーニ
投稿者:wadakamaru
2003/11/14 21:36 メッセージ: 3249
これは SPINATPOLKA2 さんの 3240 に対する返信です
ご紹介のアマゾンですが、残念ながらエラーが出て、試聴できませんでした。
でもマウスをコロコロと転がしてみると、下の方にちゃんと書いてありました。
Op.5−1ですね。これはソロ楽器のない、弦楽のためのコンチェルトと言われるものですね。
アルビノーニはクリスチャンだったはずだから、
この情景は、朝日が差し込んではいても、
早朝の、まだひんやりとしているチャペルという雰囲気でしょうか。

朝の飲み屋街
投稿者:yukkomylove2003
2003/11/14 21:36 メッセージ: 3250
これは y_bagus_m さんの 3248 に対する返信です
バグースさん 出遅れてこんにちは。

仕事の関係でたまたま朝早く某市の飲み屋街を歩いていました。
多分夜はネオンでにぎわうのでしょうが、どこも閉まっている朝って不気味。
そんな中、な、なんと「喫茶 バグース」という看板を見つけてしまったんです。
見た瞬間「バグース さん」ってどういう意味なのかなぁなどと
思ってしまいましたが(^^)。

さて、私の場合朝と言うと、なぜかモーツアルトのピアノ協奏曲23番の第一楽章。
実は、今は無きラジオ関東が日曜朝にやっていたキリスト教系宗教番組のテーマ曲
で、いつもこれで目を覚ましていたんです。
もっとも、ピアノのパートが出てくる前に終わってしまうんですけどね。

スターバグース コーヒー
投稿者:y_bagus_m
2003/11/15 11:44 メッセージ: 3251
これは yukkomylove2003 さんの 3250 に対する返信です
>薄々気付いてはいたのだが
>・・・ここは駄洒落のトピだったんだ!

えぇーっ?!
そ、そーだったのかああぁぁ…!!
な、何と恐ろしや。

最初のうちは「朝」の音楽が順調に続き、トピずれも (それほど) なく進んでいた
のですけどね。
いったいどのあたりからずれてきたのでしょう?

いつもそのあたりがうやむやになっているのですが、今回は一つ その原因を究明し、
犯人を特定してみたいと思います。
と、厳密なる捜査をした結果、やはり 「松茸の呪い」に端を発していることは明白。
「松茸の呪い」の投稿をしたのは誰やぁ?!
しかも、広大な松茸畑だの、国歌は松茸だの嘘八百並べ立てて、こういった輩は
市中引き回しの上獄門貼り付けにアタイする、いや、値する。
ん? そう言えば、未だに自分のことを「アタイ」と呼ぶ女性を見た/会ったという
目撃情報は寄せられていないぞ。

… と言うわけで、「トピずれ猛省の踊り」を踊り続けている私です。

>朝のアルビノーニ
>ご紹介のアマゾンですが、残念ながらエラーが出て、試聴できませんでした。

私は試聴できました… と思ったらなぜか1曲目だけ。
2曲目からは同じくエラーのようなものが出て、聴けませんでした。
でも、ほんの数十秒だけでしたけどすごく良かったので、「うちにもアルビノーニが
ある(び)のーに。」と探してみると、ありました。 作品9の協奏曲集というやつです。
で、今それを聴いているわけですがのっけから良いですよ、朝聴くのに相応しい。

>多分夜はネオンでにぎわうのでしょうが、どこも閉まっている朝って不気味。
>そんな中、な、なんと「喫茶 バグース」という看板を見つけてしまったんです。

あらら、見付かってしまいましたか!
実は私香港に住んでいる大富豪 (何やそれ?) と言うのは真っ赤なウソ。
本当は日本の某市で小さな喫茶店を営んでいるのです。
と言うのも もちろんウソで、ユッコmyloveさんが見かけた店は、私が日本で全国展開
を考えているコーヒーチェーン店の試作店です。

赤字を出しながらも世界を石鹸じゃない、席捲しつつある「シアトル・エスプレッソ系」
のチェーン店に対抗して、香り高い本物志向のコーヒーを手ごろな価格で提供する
「ジャワ アラビカ トラジャ・ネルドリップ系」で世界制覇を目論む「バグース・コーヒー」。
極秘裏に進められているその世界制覇プロジェクトの第一歩、それが「喫茶 バグース」
としてまずは日本にお目見えした… なんてわけないじゃん、もう!

あれ、そう言えばZAKKYOさんだったかな? もどこかで「喫茶バグース」を
見かけたっておっしゃってませんでしたっけ??
もしかして同じ店?

>さて、私の場合朝と言うと、なぜかモーツアルトのピアノ協奏曲23番の第一楽章。

23番の1楽章ってどんな曲でしたっけ?
聴いたらわかると思うのだけど思い出せない…
ワイのCD どこ行った〜?!

南・アニマル・KAN
投稿者:from_ojp
2003/11/16 3:04 メッセージ: 3252
これは y_bagus_m さんの 3251 に対する返信です
久しぶりに音楽のネタを。
でも「朝食に松茸を欲しがるアニトラ姿のアタイ」
という現在のテーマに合うかどうか。

永遠のアイドル南沙織ちゃんの「バラのかげり」を。
「恋する朝はバラの小枝を摘んで、あなたの足音待ったものなの…」
筒美京平/有馬三恵子コンピの名曲です。

愛するアニマルズの「朝日のあたる家」も外せない。
ばくち打ちの父親を殺した少年がニューオーリンズの少年院に戻る
という悲惨な内容は、爽やかな目覚めにぴったりですね。。

最後にもう一曲。
愛は勝つが大ヒットしたKANの「朝日橋」を。
天才ソングライターKANの数多い名曲の中でも、これはトップランク。
簡潔なメロディに、熱い情感を乗せ、しかもベタつかない。
旋律が詩になり、詩が旋律になっている。
おお、これはまるでモーツァルトじゃあ、
なんて言ったら叱られるかな。コワッ。

私もクラシック以外から
投稿者:lvkoechel
2003/11/16 9:10 メッセージ: 3253
これは from_ojp さんの 3252 に対する返信です
Early in the Morning なんて曲も流行ったような。歌詞も歌手も思い出せない。

朝→夜明け→昭和47年
投稿者:beknch
2003/11/16 12:00 メッセージ: 3254
これは lvkoechel さんの 3253 に対する返信です
* 「Morning of Creation〜You can never come to this place」

高中正義の「虹伝説II」の最終曲から。
「虹伝説」の一作目は私の学生時代で、かなりはまりました。その最終曲と同じメロディを
II でも使用しました。その直前に「新しい夜明け」として Morning of Creation をつけて。

ストリングスと高中のギターの組み合わせは独特のムードをかもし出しています。

* 「Morning Island」

渡辺貞夫がフルートで演奏するこの曲は爽やかな朝のムードをかもし出しています。
相当に流行っていた曲です。朝からこれ聴くと気分が良かったなぁ。

* 「さわやかな朝をむかえるために」

オフ・コースの初期の作品ですね。ハーモニーが爽やかでした。
彼らの歌は大学時代の雰囲気とリンクします。その頃大いに流行っていた「さよなら」
なども何か切ない当時の空気を感じます。

* 「夜が明けて」

♪夜が明けて手探りをしーてみた 抜け殻の隣には誰も居ない♪
♪目を開けて部屋の中見ーてみた 陽がもれる窓のそば誰も居ない♪
♪夢をー追いかけてー ひとりふかすタバコの煙しーろーいー しーろーいー♪♪

坂本スミ子の歌でした。いつやねんこれ?と思ったら、大昔に録音したNHK FMの
「昼の歌謡曲」で昭和47年特集(前半)をテープに録ったのが手元にありました。

聞いてみると、その年の出来事が一緒に語られています。横井庄一さんグァム島から帰還、
札幌オリンピック、浅間山荘事件、沖縄返還、大阪千日デパートビル火災、これらを歌の
紹介に真面目にこじつけて喋っているのがまた凄い。曲目は、「夜が明けて」以外に、
「虹と雪のバラード」「出発の歌」「終着駅」、「許されない歌」「太陽がくれた季節」
「なのにあなたは京都に行くの」「別れの朝」、「ハチのムサシは死んだのさ」
「あの鐘を鳴らすのはあなた」「結婚しようよ」「瀬戸の花嫁」。
ちなみにこのテープは昭和47年前半で、後半も別にあるらしい・・・聴いてみたいが、無い。

更に、このテープには「昼の歌謡曲」が終わった後に「ホームコンサート」と言う番組が
引き続き録音されております。テーマ音楽は
 ♪ミーファソーラシードレーミミーファソーラレー♪
最初のミから最後のラまでずっと上昇メロディ。これなんの曲でしたっけ?

* 「朝起きたら…」

大学生の頃、わけのわからん女性シンガーソングライターが関西で歌っていた変な歌。
♪朝起きたらー 男の態度が変わってたーー♪
この歌手は小林万里子という人で、当時問題歌詞を連発してメディアから居なくなったらしい。

朝ネタ、しぼり出し
投稿者:wadakamaru
2003/11/16 19:47 メッセージ: 3255
これは as_dsch さんの 3244 に対する返信です
>未だにJRを国鉄と言います。
省線と言う人はさすがにいなくなったようです。
私が小学校の頃、お年寄りたちは当時の国鉄を省線と言っていました。
時代は変わりに変わって、イコカの時代になり、
私も間もなく「お年寄り」の仲間にイコカです。いやですね。

>「朝日のあたる家」も外せない。
ああ、私もなつかしい。意味も知らず聞いていましたが、
曲風通りの暗い陰気な歌詞なのですね。
こう言うときは、口直しに、朝とは関係ないですが、
ママス&パパスの「夢のカルフォルニア」で爽やかになろう。

>旋律が詩になり、詩が旋律になっている。
こういう話を聞くと、レチタティーヴォのことを思い浮かべる。
意味も分からずにこれに馴染むのは大変なことでした。
オペラなどの全体の流れのうちの一つとして聴いてみると、
それなりにその世界に浸れそうです。
作曲家はこのレチタティーヴォに結構力を入れて作曲しているのだ、
というような話をどこかで読んだ気がします。

「朝」ネタとして、
冬はつとめて。雪の降りたるはいふべきにもあらず、・・・
火などいそぎおこして、炭もてわたるもいとつきづきし。・・・
冬の朝の寒い中を、布団から出るのがいやで、
冬が嫌いな一番の理由なのに、その寒い中かじかんだ手に息をあてながら、
火をおこすところが良いなんて、清少納言も変人です。
最近はスィッチ一つですぐに部屋は暖かくなり、王侯貴族さえも叶わなかったことを、
私のような一平民がしていて、ちょっと良い気分。

岸洋子の「夜明けの歌」
昔、若い頃、徹夜明けの東の空が白々としてくるのを見たとき、
この歌を思い浮かべて感動的な気分になりました。

夜明け
投稿者:beknch
2003/11/17 5:35 メッセージ: 3256
これは beknch さんの 3254 に対する返信です
>わー、シュピナートさんを泣かせてしまった!
>そう、あの後は「ダス ワンダー ワンダー スティーヴィー ワンダー…」となる

あのシューベルトもスティービーの影響を受けていたんですね。
流石、We are the world。 ところで、これは水車小屋の一曲目「さすらい」。
この「さすらい」と名をつけた曲は世の中に結構あると思いますが、

♪生きてゆく道ずれは 夜明けの風さー♪(一番の最後)

寺尾聡の「出航(さすらい)」です。車一人旅の折のテーマソングでした。
出だしは ♪一つまた一つ港を出て行く船♪。

真っ暗から薄ら明かりになってくる「夜明け前」の雰囲気が最高に好きです。

この曲はサーキットを舞台としたブリジストンのCMにも当時使われましたが、
その出来がまた良い。上記歌詞にある「風」と共に素晴らしいイメージを
作ってくれました。

>しかもTT remittance:180 days after B/L dateという代物でした。

信用力のあるお取引先のご様子、じゃなかったら中々痺れますね。
田吾作さんの仮のお姿はてっきりエンジニアだと思っていたんですが、貿易実務
にもお詳しいのですね。

当然と言えば当然ですが、タコの原産地証明の件には一際ご敏感の様ですね。

タコの原産地証明がきっかけで、弦楽四重奏曲を3枚分聴いてしまいました。
今回はBGM主体とさせて頂きましたが例によって順番が出鱈目のCDで困ったものです。

タコ先生の弦楽四重奏は独特のムードがありますね。番号がわからなくなり
ましたが、ちょっと複雑な気分での「夜明け」を感じた曲がありました。
今度調べておきます。

なお、私の前のレスで「許されない歌」というのは「許されない愛」の間違いです。
S47年後半にはきっと石橋正次の「夜明けの停車場」というオン・テーマの曲が
入っていたと思うのでテープが見当たらないのが残念。

カテずれ T
投稿者:y_bagus_m
2003/11/17 10:52 メッセージ: 3257
これは beknch さんの 3254 に対する返信です
あら、ここに来て早くもネタ切れの様相を呈してきたのか、トピズレの後はカテズレ。
随分とクラシック以外の「朝」が書き込まれていますね。

>永遠のアイドル南沙織ちゃんの「バラのかげり」を。
>「恋する朝はバラの小枝を摘んで、あなたの足音待ったものなの…」
>筒美京平/有馬三恵子コンピの名曲です。

フロムさん、南沙織! ですか。
「バラのかげり」という曲は、また、有馬美恵子という作詞家も知りません。
有馬稲子なら知っているのだが…
でも、南沙織は良かったですねぇ。
長い黒髪、少し頬骨の張った斜めアングルからの顔、少年バグースの
心もくすぐりましたよ。
まだ篠山紀信の奥さんやってんでしょうね。
…と、「南沙織」で検索してみると、なんと公式ホームページを見つけました。
いまだに人気があるのですね。 びっくらこきました。

>Early in the Morning なんて曲も流行ったような。歌詞も歌手も思い出せない。

lvkさんも珍しくカテずれ参戦ですか?
「Early In The Morning」、私は知らない曲ですが、検索してみるとおそらく
PPMの曲 でしょうか?

>* 「Morning Island」 渡辺貞夫がフルートで演奏するこの曲は
>爽やかな朝のムードをかもし出しています。

「Morning Island」? う〜ん、思い出しそうで思い出せないような…
もしかすると、 ♪ソ/ラソミドミ、ドミ/ラソミドミ、ドミ/ラソミドミレッファ/−… ♪
ってやつかしらん?
いや、これは「カリフォルニア・シャワー」だったっけ?

>*「さわやかな朝をむかえるために」

これはまた懐かしいですね。
大学卒業間もない頃、まだ学生だったオケの後輩とこの曲をMTRで多重録音
した覚えがあります。
彼はギターが上手くって、私はバックボーカルのみを担当したのですが、
ただ「アー」と歌うだけなのにどうしても音の頭にコブシがついてしまって
苦労した覚えがああります。

>この歌手は小林万里子という人で、当時問題歌詞を連発してメディアから
>居なくなったらしい。

まったく同姓同名の女性が中学校の同級生にいましたが、まさか…

カテずれ U
投稿者:y_bagus_m
2003/11/17 10:55 メッセージ: 3258
これは beknch さんの 3256 に対する返信です
>こう言うときは、口直しに、朝とは関係ないですが、ママス&パパスの
>「夢のカルフォルニア」で爽やかになろう。

この「夢のカリフォルニア」もよくよく歌詞を読んでみると、あんまし明るいとは言えない
ものだったような気がします。
ところで、この曲途中のフルートソロが出てくる度に、「おい、ピッチちゃうやろ!」と
ツッコミたくなるのは私だけ?

>岸洋子の「夜明けの歌」
>昔、若い頃、徹夜明けの東の空が白々としてくるのを見たとき、
>この歌を思い浮かべて感動的な気分になりました。

ふと、その時ワダカマルさんが徹夜をした理由は何だったのだろう?
と考えてしまいました。
朝焼けの情景が徹夜で勉強をした充実感と相まってワダカマル青年を感動へと
導いたのか?
徹マンあけの朝、しこたま稼いだ満足感がそうさせたのか?
或いは徹夜でもっと良い事をした後、東の空が空けてゆくのを一緒に見る人がいる
という幸福感が その情景をよりいっそう感動的なものへとしたのか?

>S47年後半にはきっと石橋正次の「夜明けの停車場」というオン・テーマの曲が
>入っていたと思うのでテープが見当たらないのが残念。

♪夜明けの停車場に〜、ふる雨は冷たい〜…♪ ってやつですね。
当時石橋正次がNHKの朝の連続テレビドラマで山口果林の弟役か何かで出演した
直後くらいにリリースされた曲ではなかったかと記憶しています。

それにしても古い話やねぇ。

re.喫茶バグース
投稿者:ZAKKYO2000
2003/11/17 12:29 メッセージ: 3259
これは y_bagus_m さんの 3251 に対する返信です
>そう言えばZAKKYOさんだったかな? もどこかで「喫茶バグース」を見かけたっておっしゃってませんでしたっけ??もしかして同じ店?

私が前回出したのは渋谷のHMVのビル、つまりセンター街です。だから多分違うでしょう。

また、先日新宿の歌舞伎町でも同じ店を見つけました(チェーン店のようです)。この店インターネットカフェもやっているようなので、今度そこから書き込んでみようかな?
それにしても、東京の2大繁華街を筆頭に全国制覇中の「喫茶バグース」、侮れん。

キーロフの底力!!『戦争と平和』
投稿者:other_wind
2003/11/17 15:22 メッセージ: 3260
これは y_bagus_m さんの 3258 に対する返信です
15日夜の公演に行ってきました。
午後7:00から始まって11:00近くまでかかる長丁場。
全11場に及ぶ舞台をどうやってつなぐのだろう、オーケストラの色彩はどうかなと期待しながら行きました。

第1部90分・休憩25分・第2部95分という長さ。
しかし全く退屈させることなく、舞台の美しさ・独唱と合唱の朗々と響く素晴らしさ・オーケストラの迫力と色彩に圧倒されました。
登場人物が多くて、事前に下調べしておいてよかった。
(出演人数が多いのでカーテンコールの長いこと!)
また、スムーズな場面展開に目を見張るばかり。
急遽キャストの変わったパブロフスカヤ演じるナターシャが大好きになりました。

プロコフィエフは、魅力的なメロディーが次々出てくるチャイコフスキーと違ってレチタティーヴォが多く、飽きはしないかと心配しましたが、取り越し苦労でした。
特に戦闘場面の、太鼓による砲火の中、半音階的に駆け上るトランペットのソロは素晴らしかった。
そして新しい響きとクライマックスの盛り上がり、キーロフの底力を見せつけられた思いです。
ゲルギエフの全体を見通す構成力の確かさを実感しました。

キーロフ・オペラ(マリインスキー劇場オペラ)管弦楽団は素晴らしく、今度このオーケストラのCDを聴きたくなりました。
以前聴いたことのあるボリショイやスベトラーノフのソ連国立響のような、ロシアの金管というイメージがありません。
ここは昔からそうだったのでしょうか、それとも国際化してそうなったのかしら。

昔、学生のころ二期会のローエングリンかマイスタージンガーかのオペラに初めて行った時、下調べなしで行ったので、何やってるのかチンプンカンプン、???で帰ってきたことがあります。
おまけに当時は字幕がなかったので、なおさらでした。
そんなことのないよう、今は下調べは必ずして行くようにしてます。
バグさんはそんな経験はありませんか。

さらにカテずれ
投稿者:ZAKKYO2000
2003/11/17 18:30 メッセージ: 3261
これは beknch さんの 3256 に対する返信です
>寺尾聡の「出航(さすらい)」
なつかしや、男の旅立ちのテーマソングですね。寺尾聡は3曲同時ベスト10なんて快挙も成し遂げてましたね。

>S47年後半にはきっと石橋正次の「夜明けの停車場」というオン・テーマの曲が入っていたと思うのでテープが見当たらないのが残念
石橋正次は確か当時何かの番組のヒーローで、「わぁー、あの人が歌ってるー。」と感激したようなことがあったように記憶しています(ちょっとあやふや)。
それにしてもこの時点で既にカセットデッキをお持ちでしたか?それともオープンリール?(Lカセットなんてのもあったな)

70年代カテずれネタでは
・朝日の中で微笑んで(荒井由実orハイファイセット)
・燃える朝焼け(イエス)
・アランのサイケデリックな朝食(ピンク・フロイド)=「原子心母」のB面
なんてのも、よく聴いたな。

懐メロ (トピずれ・カテずれ 再陳謝!)
投稿者:y_bagus_m
2003/11/17 18:33 メッセージ: 3262
これは y_bagus_m さんの 3258 に対する返信です
トピずれの続くカテずれついでに、もう少し私の戯言に付き合っておくんなまし。

「朝」を歌った曲で、随分と懐かしい歌謡曲・ポップスが出て来て、また、「懐メロ」
などという言葉も飛び出しました。
その懐メロについて、私がかなり前から疑問に思っていることが、そしておそらく誰にも
答えなえないであろうことがあります。
それは、「今の懐メロは昔の懐メロと同じように人々の耳に響いているのだろうか?」
ということ。
これだけでは何のことやらわからないので、また長くなりますが、この「懐メロ」に関する
不思議な感覚について、聞いていただければ幸いです。

少年バグースが「青春」していた1970年代、今から数えて20〜30年前に流行っていた曲。
それらには当然のことながら非常に愛着のあるものが多いです。
例えば私が中高校生だった頃 (ちなみに今は中高年) 今から26-27年前に流行っていた
曲の一例を挙げれば、
邦楽では、山口百恵:「横須賀ストーリー」、ユーミン:「翳りゆく部屋」、「中央フリーウェイ」 等
また、洋楽ではイーグルス:「ホテル・カリフォルニア」、クィーン:「ボヘミアン・ラプソディ」、
ボズ・スキャッグス「ウィ・アー・オール・アローン」 等々。
今でも放送媒体で、或いは街に出ればそこここで耳にするような曲ばかりです。

一方、これらが流行っていた当時、やはり更に26-27年前に流行っていた曲と言えば、
邦楽では、藤山一郎:「青い山脈」、高峰秀子:「銀座のカンカン娘」、津村 謙:「上海帰りのリル」 等、
洋楽では、ナット・キング・コール:「モナリザ」、R・クルーニー:「家においでよ」 等々…
はっきり言って、これらの曲は「懐かしのメロディ」と言われていたものの、少年バグースにとっては
懐かしくも何ともない「昔の曲」であり、身近な存在からは対極にある「古臭い歌」でした。
(曲の"良し悪し"は別問題です、この場合)
ましてや、洋楽に到っては、当時はその曲の存在さえも知りませんでした。

で、ここからが私の疑問なのですが、2003年から04年に移ろうとする今、現代の高校生たちの
耳には、「中央フリーウェイ」や「ホテル・カリフォルニア」といった曲たちが、当時私たちの
耳に「青い山脈」や「銀座のカンカン娘」が響いた同じように響いているのでしょうか?
「全く身近ではなく、懐かしくも何ともない"古臭い曲"」 として…?!
「そ、そんなことはあり得な〜い!」 と思うのですが、40過ぎのおっさんが (生霊になって憑依でも
しない限り) 今の高校生の感覚を経験できるわけがなし、これは永遠の謎となるのです。

そして、今の高校生たちはやはり26-27年後に同じように思うのでしょうか?
「今の高校生には、ヒッキーやアユの歌が…」って??

ナツメロ
投稿者:wadakamaru
2003/11/17 21:07 メッセージ: 3263
これは y_bagus_m さんの 3262 に対する返信です
>この「夢のカリフォルニア」もよくよく歌詞を読んでみると、あんまし明るいとは言えない
確かに少し哀愁のあるメロディーですね。
歌詞のことは知らず、当時流行していた頃の、この歌のすっきり感で言ってしまいました。

>ふと、その時ワダカマルさんが徹夜をした理由は何だったのだろう?
仕事に決まっているでしょう。(と、語尾が上がる)
決して麻雀その他ではありません。
と、ムキになるのがあやしいとか。
いえいえ昔は純情だったのですよ。

なんだか、クラシックよりもナツメロの方が話題が豊富みたいです。
ピンク・フロイドなんて名を聞いただけで、記憶をつかさどる細胞が、どーっと昔ヴァージョンに戻る。
ナツメロというと、わたし的にはグループサウンズなんて、ククッと涙が出るくらいに懐かしい。
ブルー・コメッツとか、タイガース、テンプターズ、ワイルド・ワンズ、ヴィレッジ・シンガーズ・・・・ なんぼでも出てくる。
わたしの両親などは、“つきがとってもあおいから〜”とか“しゃんはい〜がえり〜の リル リル ***”
“いきな くろべい みこしのま〜つに〜”、いろいろでてきます。SPレコードまでありましたよ。
あと、田端義夫のファンでしたね。聴きたいと言うから、CDを買いに行った覚えがあります。
結局、思う相手は違うけれど、昔を懐かしむ気分は同じなのでしょうね。

何十年後かには、チャパツでなくシラガのおばあちゃんアユが、NHKの懐かしのヒットメロディーに出てくるのですよ。
そして、平井堅が、ちょっとヨボヨボしながら椅子に座り、「おじいさんの古時計」を歌うのです。
でもこの曲はわたしにとってはちょっとナツメロ気味なのですよ。
なにせNHKの「みんなの歌」に何十年か前に出ていた曲なので。
なんでまた、こんなNHK的まじめな曲を、
また歌うのだろうと、ちょっと首をかしげたくらい。

またまた脱線
投稿者:yukkomylove2003
2003/11/17 22:54 メッセージ: 3264
これは ZAKKYO2000 さんの 3259 に対する返信です
ZAKKYOさん バグースさん こんにちは。

私が見た「喫茶バグース」って、実は九州の陸の孤島?「すべってころんで○○県」
の首都にあったんですよ。(あっ、このトピに○○県の方いらっしゃったですよね。
すいません。でも、九州と言えば新幹線の通る所が本筋だから、まっしゃーないか。)

渋谷ではもっぱらタワーばかり行ってたので、今度はそっちの方も見ておきます。

さて、懐メロが多数出てきているようですが、私となると、あの谷山浩子の
ファーストアルバムの最初の曲「朝の扉を開くとき」を思い出してしまいます。
もっとも、このアルバムには一部で有名な「お早うございますの帽子屋さん」も
入っていたんですけどね。

「喫茶バグース」、恐るべし
投稿者:y_bagus_m
2003/11/18 0:13 メッセージ: 3265
これは ZAKKYO2000 さんの 3261 に対する返信です
>それにしても、東京の2大繁華街を筆頭に全国制覇中の「喫茶バグース」、侮れん。

>私が見た「喫茶バグース」って、実は九州の陸の孤島?「すべってころんで○○県」
>の首都にあったんですよ。

東は東京から西はおお痛県までネットワークを広げつつある 「喫茶バグース」、
私に何の断りもなく、けしからん! と言うわけで、試しに「喫茶バグース」で検索。
すると… あるわ、あるわ。
ちゃ〜んと、ウェブサイトまでありました。
http://www.bagus-comic.com/
バグース系列店で、ダーツバーやビリヤードまでやっているようです。
いや〜、恐れ入りました。

>15日夜の公演に行ってきました。
>午後7:00から始まって11:00近くまでかかる長丁場。

other windさん、また行ってこられたのですか!
すごい情熱ですね。
またまた至福の時を過ごされたようで何よりです。
それにしても、それだけの長丁場を緊張感を途切れさせることなく見せる/
聴かせるというのは凄いですね。

>そんなことのないよう、今は下調べは必ずして行くようにしてます。
>バグさんはそんな経験はありませんか。

私は幸いと言うか、あいにくと言うか、下調べしなくてはならないような公演
(オペラとかややこしいオラトリオとか)には行ったことがないので、
そういった経験はありません。
ただ、オケや器楽もののコンサートへ行く時、そのメインのプログラムが初モノ
だったりする場合は予めレコードを買って聴いておくくらいのことはしますが。

>70年代カテずれネタでは
>・朝日の中で微笑んで(荒井由実orハイファイセット)
>・燃える朝焼け(イエス)
>・アランのサイケデリックな朝食(ピンク・フロイド)=「原子心母」のB面
>なんてのも、よく聴いたな。

「荒井由実」で、今いきなり思い出した。
荒井由実作ってが石川セリが歌った「朝焼けが消える前に」。
これは良いですよ。
石川セリの代表曲「SEXY」が収められたアルバムの冒頭に入っています。
で、今それを聴きながらこの投稿を書いています。

動物のお医者さん
投稿者:beknch
2003/11/18 5:33 メッセージ: 3266
これは ZAKKYO2000 さんの 3261 に対する返信です
>石橋正次は確か当時何かの番組のヒーローで

「飛び出せ青春」に出てましたね。これも昭和47年に放映されていて、先に挙げた
「太陽がくれた季節」が主題歌です。石橋正次はいい個性を出していました。
村野武範と酒井和歌子が先生役。面白い学園ドラマでしたね。

>それにしてもこの時点で既にカセットデッキをお持ちでしたか?

この「昭和47年特集」が放送されたのは実は昭和50年だったんですが、その時は
まだカセットデッキは入手しておらず、普通のカセットテープレコーダーでした。
しかし、当時のプリメインアンプは現在も使用しているものです。
最近ボリュームツマミの接触が悪くなって来てガリガリ雑音がしはじめて、
悲しい想いをしています。ボリュームの可変抵抗だけ換えられるだろうか?

>・朝日の中で微笑んで(荒井由実orハイファイセット)

今年放映されていた「動物のお医者さん」というTVドラマの最後に流れて
いました。諌山実生という人の歌で。
http://www.tv-asahi.co.jp/cyobi/music/index.html

ちなみに、オリジナルは漫画なんですが、そこに出てくる犬がチョビと言って
かわいいのですよ。

> ♪ソ/ラソミドミ、ドミ/ラソミドミ、ドミ/ラソミドミレッファ/−… ♪

おっしゃるとおり、これはカリフォルニア・シャワーです。これもご機嫌な名曲
です。モーニング・アイランドは、
♪シシーララーソソー#ファ#ファー#ファーミミ
ララーソソー#ファ#ファーミミーミーレレ♪

>懐メロ
投稿者:beknch
2003/11/18 5:46 メッセージ: 3267
これは y_bagus_m さんの 3262 に対する返信です
>「全く身近ではなく、懐かしくも何ともない"古臭い曲"」 として…?!

古いという違和感はあることはあるでしょうが、
私達が当時感じた程には"古臭い"と思わないのじゃないでしょうか。
もちろん当時の時代を共有していませんから、懐かしくも何とも無いという
意味では同じでしょうが。

一つの大きな原因は、音楽の多様化があると思います。
歌謡曲のベストテン番組が無くなった事からも、ある範疇で物事を測る事が
過去にない位難しくなってきた。逆に言えば、多種の音楽の存在が自然に認められる
環境になってきたと言う点があるのではないでしょうか?

現在はリバイバルブームがありますよね。ユーミン(高中のブルーラグーンまで
も!)他の我々世代の曲を今の人たちが歌うという。
これは、我々世代に懐メロとして訴えているだけではなく、今の世代も"良い"と思って
聴いているし、歌いたいという若者も居ると言う事だと思います。

また、今を規準にした25-30年前と、そこから更に25-30年前とでは、音楽の
変化度合いが違った、というのも要因としてあると思います。今から25-30年前の曲の
方がその前との比較でより次の世代の音楽に近かったのでは?

ただし、今から25-30年後にどうかと言うと、これはわかりません。過去になかった様な
音楽的変化が起きているかも知れませんね。

ところで、戦前・戦直後の懐メロが大いに受けたのは、"特別な時代を共有"して
いた人々の同種の強い想いがあったからではないでしょうか?

どの時代の多くの人にとっても、歌はその人の思い出に結びつくものですが、
身内・知人が戦争で死に、生き残った人々がどうやって生きるか、また、頑張って復興
するんだ、という切実なものが共通項としてあったように思います。

私はバグースさんと二つ違いですから、えーと、今年27歳になりますが(あれ?)
親父達が懐メロを見ていた時の雰囲気からそういったものを感じました。

我々世代の懐メロの時、世の中は豊かな時代になって来ていたんですね。

谷山浩子!
投稿者:y_bagus_m
2003/11/18 10:18 メッセージ: 3268
これは yukkomylove2003 さんの 3264 に対する返信です
何十年後かには、チャパツでなくシラガのおばあちゃんアユが、NHKの懐かしの
>ヒットメロディーに出てくるのですよ。
>そして、平井堅が、ちょっとヨボヨボしながら椅子に座り、「おじいさんの古時計」
>を歌うのです。

今のNHKの懐メロに太田裕美やイルカが出てくるのですから、いずれそういう時が
来るのでしょうね。
「グレイ、20年振りの再結成!」とか、「もーにんぐ婆さん。久々の新曲!」とかいうのも
あるのかもしれません。

>さて、懐メロが多数出てきているようですが、私となると、あの谷山浩子の
>ファーストアルバムの最初の曲「朝の扉を開くとき」を思い出してしまいます。

谷山浩子!
私も買いましたよ、「猫の森には帰れない」。
私が初めて「お、谷山!」と思ったのは 「川のほとりに」。
アルバムが出たか出てないかという頃、「小室等の音楽夜話」にゲストで出演した時の
スタジオライブで聴いたのが初めてでした。

でね、話は変わりますが、実は私学生時代に谷山浩子と共演したことがあるのです。
「共演」と言っても、ステージで一緒に歌ったわけではありません。
神戸のローカルラジオ局でラジオ関西というのがるのですが、当時兵庫県がスポンサーで
兵庫県に古くから伝わる民謡を紹介する番組がありました。
そこで民謡を実際に歌って紹介する役割を担っていたのが谷山浩子。
で、なぜか私たちの学校のオーケストラにその伴奏をやらないか?
という話が舞い込んだのです。
ちょうどオケの定期演奏会が終わったところで、一所懸命練習しなくてはいけない曲
もなかったので、オフに入る前のちょっとしたイベント と言うことでその話を受けたこと
は言うまでもありません。

2-3曲やったのですが、その中の「田植え歌」という曲のアレンジがやたら凝っていて、
チェロ奏者が泣いていたのを覚えています。
その時に指揮をしたのが私、谷山浩子と二言三言言葉も交わしたはずです。
すごく優しく人柄の良さそうな女性で、ラジオ局のスタッフの人も、
「彼女、性格良いんだよねぇ。」と言っていたのを覚えています。

ミラノのスカラ座でマリア・カラスの伴奏を務めた音楽家は数多くとも、
神戸の西山記念館で谷山浩子の伴奏を務めた者は世界中探してもそうおるまい。
エッヘン!

東京カテドラル実況録音盤
投稿者:maniac_kawashima_fm
2003/11/18 11:49 メッセージ: 3269
これは y_bagus_m さんの 3268 に対する返信です
地平線の向こうには ♪〜

ア〜ア ア〜ア ア〜ア ア〜 ♪〜

何度聴いてもぐっと来るよな !

re.懐メロ
投稿者:ZAKKYO2000
2003/11/18 15:19 メッセージ: 3270
これは y_bagus_m さんの 3262 に対する返信です
>現代の高校生たちの耳には、「中央フリーウェイ」や「ホテル・カリフォルニア」といった曲たちが、当時私たちの耳に「青い山脈」や「銀座のカンカン娘」が響いた同じように響いているのでしょうか?

あの頃と今では状況が全く違うと思います。多分ポップス音楽は邦楽であれ、洋楽であれ、70年代までは音楽がどんどん複雑化し、高度化し、70年代末期には極限に達してしまい、80年代以降は単純化または退化さえしていると思われます。(もちろん、楽器や録音方法などメカニックは格段進歩しているでしょうけれど)
たとえば「中央フリーウェイ」のようなコード進行やベースラインなんて、今出てきても非常に新鮮に響くと思いますよ。(この曲頭から転調していて、曲の途中で正規の調になるというポップスではとんでもない曲です)
ビートルズの新譜が今でもベスト10に入ってしまったり、若いアーティストによる昔の曲のリメイクブームもそうでしょう。
つまり、音楽に限らず、戦後70年代くらいまでは、世の中ドンドン進化してきたけれど、80年代以降進化は止まってしまった、もしくは進化することが良いとはいえない時代になってしまったといえると思います。

だから、今や、音楽における流行り感は音楽自体よりも、歌手や奏者、または歌い方、演奏の仕方などに対して起きているのではないでしょうか。

たとえば、最近新入社員とカラオケに行ったりすると70年代のポップスを次から次えと歌えちゃったりする奴がいたりすることもその象徴だと思います。

何を隠そう
投稿者:ZAKKYO2000
2003/11/18 17:12 メッセージ: 3271
これは y_bagus_m さんの 3268 に対する返信です
>>あの谷山浩子のファーストアルバムの最初の曲「朝の扉を開くとき」を思い出してしまいます。

>谷山浩子!私も買いましたよ、「猫の森には帰れない」。

実は私も隠れ谷山浩子ファンでした。「猫の森・・・」のアルバム大好きでした。B面のあまんきみこの「車の色は空の色」シリーズも良かったですね。
今子供がその本に夢中なのでレコードを探しているのですが、見つかりません。CDになっているのかな?
テーマに即して言えばこのアルバムの「おはようございますの帽子屋さん」、その後の「てんぷら☆さんらいず」なんていうのがありましたね。


>実は私学生時代に谷山浩子と共演したことがあるのです。

おっ、バグースさんすごい。さぞかし彼女の生声はきれいだったでしょうね。

なつかしや
投稿者:ZAKKYO2000
2003/11/18 17:20 メッセージ: 3272
これは beknch さんの 3266 に対する返信です
>「飛び出せ青春」に出てましたね。

ああそうそう、それですよ。クラスの女の子たちがキャーキャー言っていましたね。紅白で歌っていた姿が妙に心に残っています。

>「動物のお医者さん」というTVドラマの最後に流れていました。

へえ、そんなところでリメイクされていたのですね。
漫画は当時家内が大ファンで単行本を全て読みましたが、ドラマは残念ながら全然見てません。

憑依せずに済みそうです
投稿者:y_bagus_m
2003/11/18 19:02 メッセージ: 3273
これは ZAKKYO2000 さんの 3270 に対する返信です
>おっしゃるとおり、これはカリフォルニア・シャワーです。これもご機嫌な名曲です。
>モーニング・アイランドは、 ♪シシーララーソソー#ファ#ファー#ファーミミ
>ララーソソー#ファ#ファーミミーミーレレ♪

わかりました! あの曲ですね。
ここは南の島、コバルトブルーの海、抜けるような青空、降り注ぐ朝の陽射し、
風にそよぐ椰子の樹。
「グッドモーニング、Mr.バグース、椰子の木陰で朝食はいかが?」 という感じの…

ところで、この曲上記のメロディの後にそのままカリフォルニアシャワーのサビを
くっつけてもピッタシ来そうな気がしません?

>また、今を規準にした25-30年前と、そこから更に25-30年前とでは、
>音楽の変化度合いが違った、というのも要因としてあると思います。

>あの頃と今では状況が全く違うと思います。多分ポップス音楽は邦楽であれ、
>洋楽であれ、70年代までは音楽がどんどん複雑化し、高度化し、70年代末期には
>極限に達してしまい、80年代以降は単純化または退化さえしていると思われます

なるほど、さすがお二人 読みが深い。
すんごく納得させられてしまいました。
戦争が終わって60年足らず、仮にそれを単純に30年ずつに分けたとして、
前半の30年間と後半の30年間ではその変化の度合いが全然違うでしょうね。
特に日本においては戦後米国の音楽が一気にドーッと入ってた直後の30年と、
既に飽和状態に近づきつつあった時期の後の30年とでは、その時間の濃さと言うか、
密度というか が比べ物にならないほどの開きがあるのでしょう。

一方、欧米では戦争が終わったからと言って、日本ほどのドラスティックな変化はなかった
のでしょうが、それでもZAKKYOさんのおっしゃるところの
「70年代までは音楽が複雑化・高度化していった」というのはふむふむと頷けるものがあります。
そして、その中でBEATLESの果たした役割はすごかったのだと思います。
(今ふと気付きましたが、私は洋楽を無意識のうちに「ビートルズ前」と「ビートルズ後」に
分けてきたように思います。)
で、そのビートルズが解散したのが70年代前半、そしてそれに少なからず影響を受けた
人たちが後に続いたと考えれば、ちょうどZAKKYOさんのおっしゃる
>70年代末期には極限に達してしまい、
というのと一致しますね。
って、ちょっとこじつけっぽい…?

>たとえば、最近新入社員とカラオケに行ったりすると70年代のポップスを
>次から次えと歌えちゃったりする奴がいたりすることもその象徴だと思います。

そうなのですか。 それを聞くと何だか嬉しい気がします。
私たちが新入社員の頃、40-50年代のポップスにせよ歌謡曲にせよ次から次へと
歌えるような奴って少なくとも私の周りにはいませんでしたから。

いやー、私が今までず〜っと疑問に思っていたことをお二人からいとも簡単に回答を
いただき、すっきりしました。
生霊になって今の高校生に憑依することを真剣に考えていたのですが、実行しないですみました。
よかった、よかった。

僕の朝の携帯のアラーム音は、
投稿者:il_conte_d_almaviva
2003/11/18 22:50 メッセージ: 3274
これは y_bagus_m さんの 3195 に対する返信です
「ワルキューレの騎行」です。
勢いよく起きれますよ!

ワーグナー好きとしては、「朝」と言えばやはりマイスタージンガーの「朝はばら色に輝いて」かな〜?

朝一のTV
投稿者:beknch
2003/11/19 9:36 メッセージ: 3275
これは y_bagus_m さんの 3273 に対する返信です
今朝起きて(←お題風に開始)TVのスイッチを入れたら、またやってました
"懐メロ"(←早くもズレる)。 朝一から聴きたい訳じゃないんですけど。

今朝の番組は古賀メロディ特集。なんでも昨日11月18日が彼の誕生日?か何かで、
今現役の歌手達が古賀メロディを歌いまくると言う企画です。

歌手陣は豪華。ペギー葉山も出てました。
ちなみに、小さい頃からペギー葉山という文字を見るとペギラを必ず連想して
いたんですが、私だけでしょうね、そんな人。

森進一も11月18日が誕生日だそうで、熱唱していました。

昭和一桁から十年ちょっとにかけてのこの歌たちはやはり「時代」を
感じます。当時若々しい歌であったと称する歌でも、現代の懐メロであるユーミン
やアリスとは基本的に作りが違いますね。でも、いいと思ってしまうのは何故?

ところで、クレンペラーのペトやん、第九以外を全部聴き直しました。
はっきり言って気に入りました。がっちりと音楽が流れているのが何と言ってもいい。

「田園」でさえ、がっちりです。一楽章、「田舎に着いたときの楽しい気分」はそん
なに楽しく感じません。が、美しく感じるのです。三楽章「田舎の人々の楽しい集い」
もテンポが遅めで、しっとりとした楽しさ。

クレやんのこの全集、我が家ではいきなりトップに躍り出てきた感じなのですよ。
気分のせいか、今のところ8番が一番訴えてくるものが少なかったですね。

無理やり「朝と言えば?」に戻る
投稿者:y_bagus_m
2003/11/19 10:02 メッセージ: 3276
これは il_conte_d_almaviva さんの 3274 に対する返信です
今日の香港は朝からどんよりどよどよ、小雨もぱらつく良い天気です。

>東京カテドラル実況録音盤

それはもしかして、谷山浩子ではなく森田童子では?

>実は私も隠れ谷山浩子ファンでした。「猫の森・・・」のアルバム大好きでした。
>B面のあまんきみこの「車の色は空の色」シリーズも良かったですね。

お、意外といるいる、隠れ谷山!
ZAKKYOさんも谷山浩子のファンだったとは嬉しいですね。
因みに、谷山浩子の曲で私が一番好きだった「窓」という歌。
けっこう暗めの曲なのですが、よく聴きましたねぇ。
教室の窓からギリシャの海が見えた… というくだりが、よくわからんですが印象的でした。

>僕の朝の携帯のアラーム音は、「ワルキューレの騎行」です。
>勢いよく起きれますよ!

これはこれは伯爵、お久しぶりです。
現テーマとおとなりのトピの話題をいっぺんにクリアしてしまおうと言う贅沢でナイスな
書き込みですね。
朝からワルキューレの騎行、確かに勢い良く 「オラ オラァ〜!」と起きられそうです。

>ワーグナー好きとしては、「朝」と言えばやはりマイスタージンガーの
>「朝はばら色に輝いて」かな〜?

この曲はシュピナートさんも挙げておられましたね。
大のワーグナーファンの私としては(ヲイヲイ…) 当然聴いたことのない曲なのですが、
それを聴くと本当にばら色に輝くのであれば、是非聴いてみたいですね。

と、伯爵に話題を戻していただいたところで、私も朝に相応しい曲を思いつきました。
ヘンデル:ハープ協奏曲 OP4−6 の第1楽章
いんや、この曲は夜の曲やで! という方もいらっしゃるかもしれませんが、
私としてはこれは朝の音楽。
以前、件の「バロック音楽の楽しみ」でこの曲のオルガン版を朝に聴いたことが
影響しているのかもしれません。

あと、ヴィヴァルディの「調和の幻想」の中の1曲だったと思うのですが、
♪ドーシラソ、ファ、ミ、ド、ミ、ソ、/ド、、レ、、ミーレミド、ミ、/レソレソレソレソミ、ソ、…♪
っていう合奏協奏曲。
これも私の中では「朝の曲」なんですなぁ。

ヒンデミット金管のための朝の音楽
投稿者:other_wind
2003/11/19 11:51 メッセージ: 3277
これは y_bagus_m さんの 3276 に対する返信です
1932年のドイツ、プレンの音楽祭のオープニングに塔の上で演奏されたそうです。
音楽祭の開幕(朝)を告げる3つのファンファーレという感じです。
いったいプレンてどこらへんにあるんでしょう?
今でも音楽祭をやってるんでしょうか?

ヒンデミットはトランペットソナタぐらいしか聴いてないですね。
苦しい時代を生きた作曲家として、ちょっと重苦しいイメージが先行するせいか。
「庭にライラックの咲く時」やケーゲルの演奏、ディスカウの歌、室内音楽などあるんですが、なかなか触手が動きません。

>ところで、クレンペラーのペトやん、第九以外を全部聴き直しました。

ベックさん、エネルギーありますね。
今年の大晦日にはこんな演奏会もあるんですって!

12月31日(水)15:30開演 24:20終演予定 出入り自由 東京文化会館
ベートーヴェンは凄い「全交響曲連続演奏会」
指揮:岩城宏之、大友直人、金聖響、管弦楽:東京交響楽団他

ちょっと日本に帰省して、第九で年越しおめでとうってのはいかがですか。
あたしゃ、1・2番でダウンっす。

シベリウス
投稿者:yukkomylove2003
2003/11/19 12:17 メッセージ: 3278
これは y_bagus_m さんの 3276 に対する返信です
バグースさん ZAKKYOさん どうもです。

やはり、谷山浩子って、クラヲタが一回通る道?

>因みに、谷山浩子の曲で私が一番好きだった「窓」という歌。
おぉ! 私の場合は「おやすみ」「ほうき星の歌」「窓」がベスト3ですな。おお暗っ!

浩子さんというと、青山円形劇場のコンサートでは目と鼻の先くらい
接近したことがありますが、オールナイトニッポンに出したハガキは
読まれませんでしたな(^^;。

ちなみに、その「オールナイトニッポン」で彼女はシベリウスのヴァイオリン
協奏曲が好きと言って、実際ハイフェッツが弾くフィナーレをかけてましたが、
あれの第一楽章で、何か高原の朝霧って感じしません?

鶏が「おはよう」と
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/11/19 17:48 メッセージ: 3279
これは yukkomylove2003 さんの 3278 に対する返信です
ヘンデルがあがったところで思い出しました、朝にふさわしい曲。
同じくOp.4の中からNr.4 F-Durの第3楽章。
鶏たちがにぎやかに朝ごはんにありついている、としか思えないのです。
主題のオクターヴ下降型がコッ>コッコッコにどうしても聞こえて。
さわやかで楽しくて好きな楽章です。

Nr.6のハープ版を実際に教会で聴いた事がありません。
だいたい現代のハープを教会のらせん階段で上まで持って行くのはえらい騒ぎです。
いつだったか、とても狭いらせん階段でティンパニーがはまってにっちもさっちもいかなくなったことがありました。(笑)やはりバロックティンパニーの大きさが限度ですね。
教会のコア(オルガンのある演奏場所)への階段の幅は昔のままなのに楽器だけが大きくなっている。

>シベリウスのヴァイオリン協奏曲
>あれの第一楽章で、何か高原の朝霧って感じしません?

冒頭の何小節かだけはしますが…
もっとも、私のはハイフェッツ1935年版で、”プチプチ”と草原に小雨が降っているみたいに聞こえます。
冒頭のメロディーがむしろ「城が島の雨の朝」に近いですね。(笑)

プレンって…?
投稿者:y_bagus_m
2003/11/19 18:19 メッセージ: 3280
これは yukkomylove2003 さんの 3278 に対する返信です
>歌手陣は豪華。ペギー葉山も出てました。
>ちなみに、小さい頃からペギー葉山という文字を見るとペギラを必ず
>連想していたんですが、私だけでしょうね、そんな人。

えっ、bekさんもですか? 実は私もペギー葉山の名前を見ると決まってペギラを…
んなわけないですよ。
やっぱ、bekさんくらいのものでしょう、そんな人…

私の場合、ペギー葉山 で思い出すのが大昔NHK(?)でやっていたドリス・デイ主演のドラマ。
そのドラマでペギー葉山がドリス・デイの声の吹き替えをやっていました。
♪ケセラセラー…♪ という歌と共に。

>ヒンデミット金管のための朝の音楽

ヒンデミットは私も本当に(あの有名な「画家マティス」さえも)聴いたことがありません。
確かビオラソナタがあったと思うので一度聴いてみたいとは思っているのですが。

>いったいプレンてどこらへんにあるんでしょう?
>今でも音楽祭をやってるんでしょうか?

早速「プレン ドイツ」で検索してみましたが…
ざっと見たとこ、ありませんね それらしい街。
よっぽど小さな街なのでしょうか?

>やはり、谷山浩子って、クラヲタが一回通る道?

最近どうしているのかな? と思って見てみると、谷山浩子本人が運営していると思われる
ホームページがありました。
今でも積極的な音楽活動をしているようです。

>その「オールナイトニッポン」で彼女はシベリウスのヴァイオリン協奏曲が好きと言って、
>実際ハイフェッツが弾くフィナーレをかけてましたが、
>あれの第一楽章で、何か高原の朝霧って感じしません?

おぉ、所謂シベコンというやつですね。
何を隠そう顔隠そう、私この曲香港POの定期演奏会で聴いたことがあります。
しかも、独奏はあのムローヴァ。 ナマムロ! 凄いやろ!?
と言うわけで、この曲に関してはちょっとウルサい私です…
と言いたいのですが、本当のことを言うと、この曲を聴いたのは後にも先にもそれ1回っきり。
まったく覚えていません。
何してたんだろ、その何十分かの間 客席で。
もったいないやら、情けないやら…

べトやん三昧
投稿者:beknch
2003/11/20 5:50 メッセージ: 3281
これは other_wind さんの 3277 に対する返信です
>ゲルギエフの全体を見通す構成力の確かさを実感しました。

キーロフ・オペラが素晴らしかった様で良かったですね。
ゲルギエフと言う人の芸風はどんな感じなのでしょう。

CDでは、チャイコの5,6番しか記憶にないのですが、先日、幻想交響曲聴きました。
テンポ的にも強弱的にももっと抑揚があるのではという先入観とは違った演奏でした。

二楽章ではコルネットバージョンでなかったので一安心。ただもう少し軽快
に走った方が好みなんですけどね。

鐘の音もちょっと綺麗すぎるのではやり音程が狂わんばかりの古臭い感じの鐘
の音が欲しいと思いました。全体的には感覚的に走るのではない、がっしりした
印象です。

>ベートーヴェンは凄い「全交響曲連続演奏会」

驚きました。こんな企画があるんですねぇ。
一生のうちにナマでべトやんのSymを聴き続けるなんて機会は滅多にある
ものでは無いでしょう。その意味でも、是非聴き通してみたいのですが、
年末年始は恒例の京都詣でがあって残念ながら行けません。

宣伝では「ベントーもってベートーベン」と、私レベルの駄洒落で攻めている様
ですが、夕食をとる程度の休息はどこかで入れるのでしょうね。

岩城さんは何番を振るのかな?第九は彼が取りそうですが・・。

あ、そうそうクレンペラーは一日で8曲聴いたわけではないのでした。
3日に分けてだったんですよ。

セルやんもクレやんも第九を聴けずに残してしまってます。先日、気が乗らない
のに、小澤の第九をかけて以来、ムードが高まるまで聴くのを控えているのです。

クレやん特集の間、ポリーニの熱情も交えましたが、相変わらずとんでもなく凄い
演奏ですねー。文句なくマイ・熱情 No.1をキープです。

そろそろ次… でしょうか
投稿者:y_bagus_m
2003/11/20 9:59 メッセージ: 3282
これは beknch さんの 3281 に対する返信です
>だいたい現代のハープを教会のらせん階段で上まで持って行くのはえらい騒ぎです。

うむむ、シュピナートさん、教会でのコンサートって下のフロアではなく階段を上がった
高いところで演奏するのですか?
そう言えば、今月末に香港のメジャーな教会の一つで私の知り合いが出演する
クリスマスコンサート(ちょっと早いのですが)があり、聴きに行くつもりです。
楽しみ、楽しみ。

>冒頭のメロディーがむしろ「城が島の雨の朝」に近いですね。(笑)

お、久々に出ましたね、「盗作」シリーズ。
そのうちこれをテーマとして取り上げてみたく思います。

>>ベートーヴェンは凄い「全交響曲連続演奏会」
>驚きました。こんな企画があるんですねぇ。
>一生のうちにナマでべトやんのSymを聴き続けるなんて機会は滅多にあるものでは
>無いでしょう。

これはドッヒャーですね。
はっきり言ってかなりつらそう。
でも、同じ長時間公演でも、「指輪」のを見るよりは「拷問指数」はず〜っと低そうです。

さて、今回の「懐メロと言えば?」 いや、「朝と言えば?」、ネタも尽きてきたようですね。
そろそろ次に行こうかと思います。
明日の朝までには新テーマが登場するよう現在鋭意交渉中 (どことやねん?)ですので、
それまで積み残し、トピずれ等々 ございましたら、お気軽にお声をおかけください。
高級化粧紙と交換させていただきます。

re.ヒンデミット
投稿者:ZAKKYO2000
2003/11/20 11:17 メッセージ: 3283
これは other_wind さんの 3277 に対する返信です
ヒンデミットって移動する列車の中でサラサラ曲を書けてしまうような人だったようで、実に多くの作品がありますね。
私も多少は聴きましたが、この「金管のための朝の音楽」は全く初耳です。
ヒンデミットの音楽は重めのストラヴィンスキーという感じで、音楽が常に生き生きと動いているところが魅力でしょうか。
ただ、どの曲も割とワンパターンなので沢山聴くと飽きてしまうかもしれませんね。

交響曲「画家マティス」「ウェーバーの主題による変容」あたりは有名ですが、
・バロック時代の様々な楽器による協奏曲集を意識したような「室内音楽集全8曲」
・バッハを意識したような「ヴィオラソナタ全6曲(無伴奏3曲を含む)」
・ピアノの技法の研究のような「ルードゥス・トナリス(音の戯れ)」
・オーケストラがド派手に鳴りまくる「交響曲変ホ調」
・日常生活をテーマにしたオペラ「今日のニュース」
あたりは結構面白かったですよ。

ここで見て、急に「室内音楽」が聴きたくなり、シャイー盤を通勤中聴いてきましたが、結構朝のラッシュアワーには向いている音楽かも知れません。条件付の朝の音楽かな?

>独奏はあのムローヴァ。 ナマムロ! 凄いやろ!?

私も何年か前サロネン=フィルハーモニアOの来日公演で、バルトークのコンチェルトでアムロ・・・じゃない、ナマムロ体験しました。オケともども完璧な演奏でぶっ飛びました。最近は古楽も意識しているようですね。

ヒンデミット、聴いてみっと?
投稿者:y_bagus_m
2003/11/20 18:31 メッセージ: 3284
これは ZAKKYO2000 さんの 3283 に対する返信です
>交響曲「画家マティス」「ウェーバーの主題による変容」あたりは有名ですが、

あ、思い出した!
そう言えば、これまた大昔の話、 クーベリックがバイエルン放響と来日した時に聴きました、
その「ウェーバーの主題による変容」 という曲。
その時の公演はタンホイザー序曲、「ウェーバー…」、ドボ8というプログラムでした。
ところが、ぜんっぜん記憶にないのですよ。 どんな曲だったか…
この曲に限らずそのコンサートそのものの記憶が薄くて、タンホイザーは何となく覚えて
いるのですが、「ウェーバー…」 もドボ8も全然印象に残っていません。
ドボ8なんかクーベリックのCDは大好きなのですがね。
よっぽど先方の体調が悪かったか、こちらの感受性コンディションが悪かったのでしょう。

ヒンデミットはビオラソナタあたりは是非聴いてみたいとおもっています。

ところで、もう一つ朝に相応しい曲を思い出しました。
バッハの無伴奏チェロ組曲の一番最初のやつ。
同じ無伴奏でもバイオリンソナタ/パルティータはあんまり朝から聴く気が起こらないのですが、
チェロの方は目覚めの曲にも良いような気がします。
もっとも、この曲は朝だけでなく夜中にボリュームをちょっと落として聴くのも良さそうですが。

顔で損してる
投稿者:from_ojp
2003/11/20 19:52 メッセージ: 3285
これは y_bagus_m さんの 3284 に対する返信です
ヒンデミットって、
あの人相の悪い坊主頭のオッサンですよね。

街のはずれにある悪徳不動産屋のようで、
曲を聴く前にちょっとひいてしまうな。

あっ、この掲示板に
ヒンちゃんのお孫さんがいらしたらゴメンなさい。

>ウェーバーの主題・・・
投稿者:shaberibu
2003/11/20 20:35 メッセージ: 3286
これは y_bagus_m さんの 3284 に対する返信です
とは、彼の劇付随音楽「トゥーランドット」序曲ですね。

ゲルギ公
投稿者:other_wind
2003/11/20 21:10 メッセージ: 3287
これは beknch さんの 3281 に対する返信です
>CDでは、チャイコの5,6番しか記憶にないのですが、先日、幻想交響曲聴きました。

ベックさん、辺境の地?でもよく新しい録音をご存知ですね、驚き・桃の木・山椒の木です。
私はゲルギエフはこのオペラで初めて聴きました。
幻想はコルネットバージョンではないとすると、私はちょっとがっかり。
まっウィーンフィルではハイティンク盤があるんで、マリインスキー版はコルネットバージョンが欲しいところ。

パンフレットを見ると、マリインスキー劇場で1979年ころからかなりのオペラを振っている様子。
新演出で行うプレミエ公演が非常に多く、とても精力的な指揮者ということがわかります。
オネーギンや戦争と平和というオペラを、長さを感じさせずに演奏するのですから、クライマックスの置き場や流れを十分考え、豊富な経験を生かした演奏をしているのでしょう。
だから、それぞれの歌がメインというよりは、全体が一つの交響曲のようにすっきりまとまった印象がありました。


>でも、同じ長時間公演でも、「指輪」のを見るよりは「拷問指数」はず〜っと低そうです。

バグさん、ゲルギエフは2006年1月に『リング』を一挙上演ということです。
実は行ってみたいような。
4夜全部聴きに行くとなるといったいいくらかかるんだろ、ああ恐ろしい恐ろしい。


>先日、気が乗らないのに、小澤の第九をかけて以来、ムードが高まるまで聴くのを控えているのです。

小澤もラトルもいつか聴いてみたいと思ってるんです。
小澤は、やはりイマイチでしたか。


>ポリーニの熱情

おお私の苦手のベートーヴェンのソナタ!
この前ハンマークラヴィアというのでしたっけ、それの一楽章をアシュケナージでやっと聴きました。


>ただ、どの曲も割とワンパターンなので沢山聴くと飽きてしまうかもしれませんね。

>街のはずれにある悪徳不動産屋のようで、曲を聴く前にちょっとひいてしまうな。

ヒンちゃんの「ライラック」を勇気を出して聴いてみようと思います。
グールドの「マリアの生涯」というのも出てきました。

第33回テーマ:「政治」と言えば?
投稿者:y_bagus_m
2003/11/21 1:04 メッセージ: 3288
これは y_bagus_m さんの 3282 に対する返信です
ここんとこ時事ネタや季節ネタをやっていないので、ここらへんで一発… と思い、

最近のニュースを掘り起こしてしてみると…

ちょっと前ならやはり総選挙、それにここ2-3日ならばシュワルツネガーのカリフォルニア

知事就任、ブッシュの英国訪問等々 どうしても政治ネタが目に付きます。

と言うわけで、今回のテーマは「政治」。

「音楽と政治」トピとカブるところがあるやもしれず、dkmさんには申し訳ないのですが、

こちらの方は短期テーマのお気軽トピということで、目をつぶっていただければ幸いです。



*政治目的で書かれた/政治に利用された曲

*特定の政治家が好きな/好きだった曲/作曲家

*政治活動に関わる音楽家

*音楽活動に関わる政治家

*小沢セイジが得意とする曲

*セイジ(青磁)のつや、光沢、肌触りを思い起こさせる曲


等々…

よろしくお願いします。

パデレフスキー
投稿者:yukkomylove2003
2003/11/21 8:49 メッセージ: 3290
これは y_bagus_m さんの 3288 に対する返信です
バグースさん こんにちは。

政治というと、まずこの元ポーランド首相を思い出してしまいます。
(模範解答かな??)

たしか、音楽ビデオでなく、何かのドキュメントビデオで、彼の姿を見た記憶が。

ただ、作曲家としてはどうも「メヌエット」の一発屋に見えるし、
SP復刻やロールを聴いても、どうも凄いピアニストとは思えません(^^;。
知り合いのポーランドの方たちは誇りにしているようですし、
ショパンの校訂楽譜では私も大分お世話になったんですけどね。

あっ、一発屋といえば、あみんの「待つわ」を思い出してしまいました。
岡村孝子というと、谷山浩子同様クラヲタの通る道?

いやいや、いきなりお題ずれすいません。

政治絡み
投稿者:beknch
2003/11/21 9:00 メッセージ: 3291
これは y_bagus_m さんの 3288 に対する返信です
さらっと、頭に浮かんだのは、

* ショスタコービッチ 交響曲5番

タコ先生のソビエト体制側に沿った大ヒット作ですね。裏に隠された抑圧を思う
と・・・。 (師匠、せん越でした。スイマセン)

* ブルックナー交響曲7番

ヒトラー死亡時に流れた曲。何故、あのワーグナーを流さず、その崇拝者ブルック
ナーの曲としたんだったか。

* バルトーク オーケストラの為の協奏曲

ナチス絡みで追われてアメリカに渡った後の曲ですね。ハンガリー民族音楽
を愛した彼が、政治的理由で亡命。おまけに重病が発覚し、死の2年前
に完成した名作。

* X-Japan 「フォーエバー・ラブ」

小泉純一郎のお気に入り。彼はオペラのファンだそうだけど、どれが一番好き
なのやら。

演奏家でも沢山でてきそうですね。
いずれにしてもここの常連さんの名前が浮かんできて先に挙げにくいですなぁ。

幕が開く前に
投稿者:as_dsch
2003/11/21 17:26 メッセージ: 3292
これは y_bagus_m さんの 3288 に対する返信です
色々書きたいと思いながら時間が過ぎてしまい、書きそこないました。
でも、やはり書いておきたいので、「政治と音楽へ前奏曲」ということで書いてしまいます。

yukkomylove2003さん

>私の場合朝と言うと、なぜかモーツアルトのピアノ協奏曲23番の第一楽章。

うーん、大賛成!
これは田吾作も大好きで、なんの衒いもない自然な音楽に朝の陽光を感じますね。
散歩に行く気分です。

beknchさん

>聞いてみると、その年の出来事が一緒に語られています。横井庄一さんグァム島から帰還、札幌オリンピック、浅間山荘事件、沖縄返還、大阪千日デパートビル火災

覚えてますねえ!
「恥かしながら帰ってまいりました」という背筋をピンと伸ばした横井庄一さん。
「飛んだ、決った!」の日の丸飛行隊と「虹と雪のバラード」のメロディー。
連合赤軍と機動隊の対峙と鋼球による山荘の破壊。
「核抜き本土並」という言葉と車両通行が右から左になったこと。
熱と煙に堪えられなくなって多くの人が飛び降りていく衝撃的場面。
オイル・ショックが2年後に控えているなんて思いもしなかった元気な頃でした。

y_bagus_mさん

>南沙織は良かったですねぇ。
>長い黒髪、少し頬骨の張った斜めアングルからの顔、少年バグースの心もくすぐりましたよ。

ふふふ、田吾作も大好きでした。
「17才」と「色づく田吾作」ぢゃなくて「色づく街」がいいですね。

il_conte_d_almavivaさん

>僕の朝の携帯のアラーム音は、「ワルキューレの騎行」です。
>勢いよく起きれますよ!

いざ出陣という感じですね。
では田吾作はというと、携帯を持つ必要を感じないので持ってません・・・中年おぢさんの意地みたいなのもあります。
そして着メロ・着信音は嫌いなんです・・・以前「公共の場で音楽・音を流すのはやめよう」という主旨のトピックを立て、あえなくメッセージ100余りで消えました・・・田吾作は「ムリヤリ上げることはしない」という態度なので、あっという間でした。
il_conte_d_almavivaさんにケチをつけるつもりはありませんが、そういう訳で敢えて着メロ希望を挙げるとジョン・ケージ「4分33秒」と言ってしまいます。

beknchさん

>クレンペラーのペトやん、第九以外を全部聴き直しました。
>はっきり言って気に入りました。がっちりと音楽が流れているのが何と言ってもいい。

おお、なんという素晴らしい体験!
田吾作はクレンペラーとムラヴィンスキーが大好きで、クレンペラーのベートーヴェンではEMIの2・3・5・7がいいですね。
第九はEMIのも悪くはありませんが、テスタメントのが最高・・・「バイロイトの第九」(フルトヴェングラー)と比肩しうる名演だと田吾作は思っています。


other_windさん

>12月31日(水)15:30開演 24:20終演予定 出入り自由 東京文化会館
>ベートーヴェンは凄い「全交響曲連続演奏会」
>あたしゃ、1・2番でダウンっす。

田吾作もとても全曲聴くなんてできそうもありません・・・せいぜい3曲かな。
出入自由でどれを聴くかというと、3・4・6かな?

y_bagus_mさん

>同じ長時間公演でも、「指輪」のを見るよりは「拷問指数」はず〜っと低そうです。

田吾作は「指輪」を観るのが夢であり、「拷問指数=0」で「陶酔指数=100」ですね。
「ベートーヴェン全交響曲連続演奏会」は「拷問指数=90」かな?

>第33回テーマ:「政治」と言えば?

そうですか、田吾作を釣りあげようというんですね。
では、いよいよ次からテーマに沿った怒涛の投稿百連発・・・って、そんな知識も気力もないので「深い指数=100」&「不快指数=500」の話はできませんのでご安心下さい。

小澤政治
投稿者:y_bagus_m
2003/11/21 20:26 メッセージ: 3293
これは beknch さんの 3291 に対する返信です
>小澤 征爾だな !

おー、そうでした。 「小沢」ではなく、「小澤」でした。
「小沢」とくれば、「一郎」とか、「昭一」とか言う名前が続きそうですものね。
同じ漢字でもいろいろあってややこしい。
中国語圏でもいろいろあってややこしいです。
大陸やシンガポールで使われている「簡体字」、香港や台湾で使われている
「繁体字」があって、こんがらがってしまいます。
こちらでは 「浜崎あゆみ」 が 「濱崎歩」 となって、いささか違和感を覚えたりもします。
そう言えば、長嶋茂雄って昔「長島茂雄」だったような気がせんでもないのですが…

>政治というと、まずこの元ポーランド首相を思い出してしまいます。

あ、そう言えばパデレフスキーってポーランドの首相だったのですね。
あの「メヌエット」それほど難しくなく、「ボクにも弾けた!」という感じの曲だった
ような記憶があります。
それでも私は途中で放り投げてしまいましたが。

>あっ、一発屋といえば、あみんの「待つわ」を思い出してしまいました。
>いやいや、いきなりお題ずれすいません。

「あみん」はほんとあの1曲だけでしたね。
でも、その後の岡村孝子の活躍ぶりを見ていると、なぜ「あみん」時代にもっと
ばんばんヒット曲を書かなかったのか不思議に思えます。
どっちみち彼女で持っていたグループだったから、収入を相方と2人で分けるのが
面白くなく、ソロになった時のために才能の出し惜しみをしていたかな?
なんて考えたり…

それと、岡村孝子のお父さんって確か県議会議員か何かに立候補して、
娘の応援の甲斐あって当選したのではなかったかしらん?
あながちお題ずれでもないかもしれませんよ。

>さらっと、頭に浮かんだのは、
>* ショスタコービッチ 交響曲5番

これはもうコメントしません。 田吾作さんにおまかせでしょう。

>* ブルックナー交響曲7番
>ヒトラー死亡時に流れた曲。何故、あのワーグナーを流さず、
>その崇拝者ブルックナーの曲としたんだったか。

へー、それは知りませんでした。
ところで、「死亡時に流れた曲」というのは、
1) 死亡のニュースのバックに流れた
2) ヒットラーの葬式の時に流れた
3) この曲をかけながら自殺した
4) その他
のうちどれなのでしょう? また、誰が流したのでしょう?
まぁ、3)であれば当然自分で流したのでしょうが。

>* X-Japan 「フォーエバー・ラブ」
>小泉純一郎のお気に入り。彼はオペラのファンだそうだけど、どれが一番好きなのやら。

小泉も確かワーグナーが好きだったのではなかったかしらん?

では取敢えず
投稿者:as_dsch
2003/11/22 0:30 メッセージ: 3294
これは y_bagus_m さんの 3293 に対する返信です
* 政治目的で書かれた/政治に利用された曲

タコ先生にはいっぱいありすぎて、どれについて書いたらいいのか困ってしまいますね。
ここは名曲オラトリオ「森の歌」を挙げておきます。
スターリンが推進する植林計画を礼賛するもので、非常に聴き易く、明るく、希望に満ち、将に「社会主義リアリズムの標本」として画鋲で台紙に貼りつけてしまいたいほど。
それでいて退屈ではないというところがタコ先生の素晴らしさです。

>>さらっと、頭に浮かんだのは、
>>* ショスタコービッチ 交響曲5番
>>タコ先生のソビエト体制側に沿った大ヒット作ですね。裏に隠された抑圧を思う
と・・・。 (師匠、せん越でした。スイマセン)

この曲が思い浮かぶ人というのはけっこういるんぢゃあないでしょうあ。
特にここでは約1名(ということは0.5名〜1.4名ということ?)がタコ先生宣伝NGO活動をしているので余計思い浮かび易いかもしれません。

>これはもうコメントしません。 田吾作さんにおまかせでしょう。

うーん、この曲は有名なだけにその作曲経緯は有名でして、田吾作が語れることは意外と少ないんぢゃあないだろうか。
いずれにしてもタコ先生についてはまとめて書きますので、それまでお待ち下さい・・・誰も期待してない?

文化大革命時(中国:1966-1975)に集団創作として知られたピアノ協奏曲「黄河」なんてのも懐かしい政治がらみの作品ですし、「白毛女」は江青(毛沢東の2人目の妻でクーダターを企てた四人組のひとり)の指導の元で革命バレエとして知られました。
現在の北朝鮮でも将軍様が作ったということになっている革命歌劇「血の海」などというおぞましいものがあります。

* 特定の政治家が好きな/好きだった曲/作曲家

狂王ルードヴィッヒが憑りつかれ、ヒットラーが「ローエングリン」に目覚め、二人の狂気は歴史を動かした。
ワーグナーの存在は政治を抜きにしては語れませんが、作品を聴いている時にはそんなことは考えませんね。

*政治活動に関わる音楽家

パデレフスキーがやはり筆頭でしょうね。
ポリーニが共産党員だったのはタコ先生がムリヤリ共産党員にさせられたのとは違いますが、ポリーニが政治活動をしたという話は聞いたことがありません。
日本では黛敏郎が有名ですね・・・反共国家主義者でしたが、共産主義運動の代表的な曲である「インターナショナル」について“歌詞は別として名曲である”と言って「題名のない音楽階」でも取上げていました。

*音楽活動に関わる政治家

フリードリッヒ2世のフルート協奏曲というのをしらかわホールで聴いたことがあります。
なかなか愉しい曲です。
英国のヒース首相はプロ・レベルの音楽家で、オケをお遊びでなく指揮をした録音があるはずです。
小泉首相は日本オペレッタ協会に支援予算便宜を図ったということで、ある週刊誌が疑惑を投げかけています。

*小沢セイジが得意とする曲

まずドヴォルザークかな?
VPOとの「新世界」は名演でしたし、ウィーンでのドヴォルザークの評判も良かったと記憶してます。
フランス物が得意だという評判は以前からありますが、これはよくわかりません。

*セイジ(青磁)のつや、光沢、肌触りを思い起こさせる曲

青磁は英語でporcelain china(漆器はjapan)ですから、ここはバルトーク「中国の不思議な役人」とプッチーニ「トゥーランドット」を挙げておきます。

ところで

>こちらでは 「浜崎あゆみ」 が 「濱崎歩」 となって、いささか違和感を覚えたりもします。

「浜崎あゆみ」の本名は「浜崎歩」なんです。
で、読みは本名が「ハマザキ」で芸名が「ハマサキ」です。

>>あっ、一発屋といえば、あみんの「待つわ」を思い出してしまいました。

>あみん」はほんとあの1曲だけでしたね。

田吾作は狩人の「あずさ2号」ですね。
今でもこの兄弟コンビは現役歌手です。

>小泉も確かワーグナーが好きだったのではなかったかしらん?

ワグネリアンですね。
ホワイエで幕間に「こんなのはワーグナーではない!」と喚いているのを目撃した人がいますねで。
しかしバイロイトで「タンホイザー」を観たというのは羨ましい・・・これはドイツ・サイドの政治がらみの話があって実現したものです。

as_dschさん
投稿者:ciurlionjs
2003/11/22 0:34 メッセージ: 3295
これは as_dsch さんの 3294 に対する返信です
くだらないオヤジギャグの連発、読んでいて不愉快になります。

もう投稿しないで下さい。

政治がらみの曲の評価
投稿者:y_bagus_m
2003/11/22 20:25 メッセージ: 3296
これは as_dsch さんの 3294 に対する返信です
>タコ先生にはいっぱいありすぎて、どれについて書いたらいいのか困ってしまいますね。
>ここは名曲オラトリオ「森の歌」を挙げておきます。

田吾作さん、早速出ましたね、ヤマニ石油相の歌。
この曲は以前書いたように、私が知っている数少ないタコ先生の曲の一つです。
この曲もなぜかこのトピックによく登場するので、何十年かぶりで聴きたくなってきました。

>うーん、この曲は有名なだけにその作曲経緯は有名でして、田吾作が語れることは
>意外と少ないんぢゃあないだろうか。

タコ5の作曲経緯は有名なのですか?
でも、私は知りません。
ここは一つ、改めて教えてくださいませんでしょうか?

ところで、こういった政治目的で作られた曲というのは、現在ではどういう風に評価
されているのでしょう?
「政治目的で書かれた」という事実と曲の音楽的価値とは切り離されて捉えられるのですか?
特に、オラトリオのような言葉を伴った音楽ではなく、交響曲のような器楽による
絶対音楽においてはそういった評価の仕方もできるような気がします。

でも、元々政治目的がなかったらその曲そのものが生まれなかったということを
考えればそれも難しいものがあるのかもしれませんね。
「この曲、音楽的には素晴らしいんだけど、しょせん共産党のプロパガンダのために
書かれたんだよな…」とか思うと、純粋な音楽としての価値をゆがめてしまうようで…
そこいらへんを田吾作さんに解説いただければ幸いです。
(もしかしたら、interidea21さんのタコトピあたりで既に語り尽くされているのかもしれませんが…)

>現在の北朝鮮でも将軍様が作ったということになっている革命歌劇「血の海」
>などというおぞましいものがあります。

どんなんなんやろ?
怖いもの見たさで、見てみたいような気もしますが…

>英国のヒース首相はプロ・レベルの音楽家で、オケをお遊びでなく指揮をした
>録音があるはずです。

あと、西ドイツのシュミット首相もピアノの名人で、モーツァルトか何かのコンチェルト
を録音していたような記憶があります。

>「浜崎あゆみ」の本名は「浜崎歩」なんです。
>で、読みは本名が「ハマザキ」で芸名が「ハマサキ」です。

え、ホンマに?
それは知りませんでした。

せいじがらみ
投稿者:wadakamaru
2003/11/22 21:27 メッセージ: 3297
これは y_bagus_m さんの 3288 に対する返信です
このテーマはむつかしい。
半分以上お手上げです。
ということで・・

ヴィヴァルディのオラトリオ「ユディータ(ユディト)の勝利」
物語は聖書の外伝からとられているとのことです。
敵の大将ホロフェルネスとふしどを共にして、その寝首をかいたという、
なんと勇猛果敢な女性の話です。絵画では割合と有名なテーマです。
http://www.ne.jp/asahi/art/dorian/BibleOld/IApocrypha/06Judith/Judith.htm

当時のヴェネツィア共和国は、ギリシャのあたりに持っていた領土を、
つぎつぎとオスマン・トルコに奪われ、衰退の一途をたどっていました。
そんな時、ヴィヴァルディも愛国心に燃えてか、
民衆を鼓舞するために作曲したとか。

また当時、オペラは俗悪だから上演を禁止すると、時の聖職者が言うと、
じゃオラトリオなら良いだろうというこで、オラトリオを上演したとか。
題材が聖書かそうでないかの違いだけで、実質は殆ど変わらない。
江戸時代、巧妙に名前や時代設定を変えて歌舞伎の台本を書いた、
とかいう話となんとなく似てます。

つい先頃、忌野清志郎が、「君が代」をパンク風にアレンジして、
結局は発売中止となったと聞いていますが、
なんとなく政治的でいやな感じがします。
戦時中は、「君が代」を行進曲にアレンジしたのがありましたが、
(といっても、私は戦後生まれです)
時代の申し子という観点で見たら、同じ物だと思うのですが、
これがもし、交響曲風にアレンジして小澤征爾が指揮したとしたなら、
ニュースにもならないような気がします。
いっそ、オーケストラをバックに忌野清志郎が、
パンク・アリアなんてもので歌ってみたら良かったかも知れません。

音楽のかわりに荒唐無稽
投稿者:as_dsch
2003/11/23 19:03 メッセージ: 3298
これは y_bagus_m さんの 3296 に対する返信です
タコ先生は交響曲1番以降、思考錯誤しながら様々な作品を発表してきました。
そして1934年にオペラ「ムツェンスク郡のマクベス夫人」を発表し、これがソヴィエト各地で上演されるようになりました。
しかし、1936年にプラウダ(共産党の機関紙:「真実」という意味であるのは皮肉ですね)紙上に「音楽のかわりに荒唐無稽」という記事が出て批判されました。
当時では過激な表現やアヴァンギャルドと呼ばれる西側の軽佻な音楽の影響を受けているなどというものですが、実はスターリンが退屈して退席してしまったことが大きな要因だと思われます。
かくしてタコ先生は「人民の敵」となったのです・・・記事を読んだ時には血の気が引いたでしょう。
当時はスターリンの粛清の嵐が吹き荒れており、逆らえばトピずれ反省の踊りでは済まされず、市中引回しのうえ張付け獄門ぢゃない、ラーゲリ(強制収容所)行きの可能性がありました。

これはもうなんとか名誉回復できる作品を書かねばならない!
ちょうど交響曲4番の初演のためのリハーサルをしていましたが、これがまだやりたい放題の素晴らしい曲だったので、当局には受入れられない=死ぬことになると考えたタコ先生は、初演を中止して5番を作曲しました。
4番に較べて聴き易く、ベートーヴェン5番の運命との闘い・勝利に通じる感じがあり、しかも古典的4楽章・・・見事に名誉回復しました。
しかも、こういった政治的背景を無視しても傑作と呼べる作品であり、そのことは今日でも世界中のオケのスタンダード・ナンバーとなっていることからもわかります。
尚、4番の初演は「雪解け」と呼ばれる自由化の時代の1961年にコンドラシンの指揮で行われました。
こちらは別の意味で傑作です・・・マーラーが好きな人には特に聴いてみてほしい。

時代からは逃れられない
投稿者:as_dsch
2003/11/23 19:04 メッセージ: 3299
これは as_dsch さんの 3298 に対する返信です
政治との関係というとなかなか投稿しにくいのかな?
お茶を濁す程度のことを書いておいて、後は野となれ山となれで本筋のトピずれをすればいいと思うんだが。

と言いながら政治との関係について書きます。

>ところで、こういった政治目的で作られた曲というのは、現在ではどういう風に評価
されているのでしょう?
>「政治目的で書かれた」という事実と曲の音楽的価値とは切り離されて捉えられるのですか?
>特に、オラトリオのような言葉を伴った音楽ではなく、交響曲のような器楽による絶対音楽においてはそういった評価の仕方もできるような気がします。

これは非常に難しい問題ですね。
簡潔に言うと「時間の経過に伴って垢が落ちていくんぢゃあないか」と思います。
器楽作品といえども作曲者のコメント、当局の意見、政治体制による犠牲者などの話がついて回っているものについては、様々な推測を惹起するものです。
「ただ聴いて感動すればいいのだ」というのはそうなんだけれど、それが唯一絶対の聴き方ではないので、どうしても時代背景・作曲経緯・演奏史などを知りたくなったり、評価に利用したりすることがあるでしょう。

ところが、ベートーヴェンの「エロイカ」はナポレオンとの関係がよく語られるけれど、作品や演奏の評価ではそのことを持出す人はあまりいません。
♪なんでだろう なんでだろう なんでだ なんでだろう?
今の人にとってベートーヴェンもナポレオンも歴史上の人物であり、直接的実感というものがないからぢゃあないか。
父親がナポレオン率いる軍隊のスパイだったとか、子供の頃ベートーヴェンが「がっちり買いましょう」に出ているのをテレビで見たとかいうことがあれば、同時代を共有したという実感があるのでしょう。

タコ先生の場合、スターリン時代に粛清された人の子孫やソヴィエト体制下で人生の大半を過ごした人はいくらでもいるし、今とのつながりが大きい。
だから作曲経緯はまだ歴史として捉えるには時間が充分ではないし、さらに言えば余りにも興味深い内容がたくさんある。
プロコフィエフ、ハチャトリアンと較べても、なかなか歴史上の座るべき椅子が決らないんぢゃあないだろうか。

ところで、ペンデレツキの「広島の犠牲者の捧げる哀歌」は、作曲後に“題名をどうしようかな?”と考えたもので、最初から「広島の犠牲者の捧げる哀歌」という意図を持っていたものではないようです。
こういった逆転現象(?)のようなのもありますね。
そもそも教会との関係、特定の団体との関係がある作品などは掃いて捨てるほどあり、そういう点からは政治と関係のある作品は特別なものではないのですが、生臭さと「芸術は純粋」という建前のせいで歪が生じることがあるのでしょう。
田吾作のタコ先生に関する政治がらみの話も100年後の人には「当時はこんなことが言われていたんだ」ということになるでしょうし、そう言われるようになった時に垢が落ちてタコ先生は歴史上の椅子に座るのでしょう。

バカ丸出し
投稿者:y_bagus_m
2003/11/24 10:43 メッセージ: 3301
これは y_bagus_m さんの 3296 に対する返信です
今回のテーマ、初日から書き込みが殺到するかと思いましたが (まさか…)、予想に反して
(いや、予想どおり… ですね) 反応が鈍い!

ところで、政治と言えば、グルジア共和国で無血クーデターが起こりましたね。
シェワルナゼと言うと、ゴルバチョフと並んでソ連のペレストロイカを推進した冷戦終結の
立役者というイメージがあっただけに、残念です。

あとは相変らずのイラク情勢。
今日は米国兵士が何人殺されました…、イラク人自身がテロの標的になりつつあります…
民間機が狙われました… こんなニュースばかり。

イラク戦争については、開戦直後に下記の様に記しました。
1&mid=415

私は近い将来米国内でブッシュが殺人罪で告訴されるのではないかと予想しています。
告訴するのはイラク戦争で命を失った兵士の遺族。
(もちろん、この戦争によって米国人だけでなく、それを超える多くのイラク人が命を失った
ことは重大なことですが、それはまた別の機会に)。

もともと絶対必要ではなかった戦争を自ら進んでやらかした挙句の、多くの兵士の戦死です。
(開戦の最大の根拠とされた大量殺戮兵器は未だに発見されていないことは周知の事実)
私が戦死した兵士の親ならば、息子が或いは娘が「国の尊厳を守るために立派に死んでいった」
などと割り切ることは到底出来ません。
息子/娘を 無意味な死に追いやったブッシュ・チェイニー・ラムズフェルドを殺人罪で訴えます。

ブッシュの決断は、現在のところ少なくとも現象面を見るにおいては、結果的に多くの
「犬死に犠牲者」 たちを生み、そしてテロをさらに広めることになったに過ぎません。
今年の5月10日、ブッシュが戦闘機に乗って空母「エイブラハム・リンカーン」に満面の笑み
で降り立ったあのパフォーマンス、今となってはバカ丸出しです。
ブッシュ自身、自分の記憶の中から、そして米国政治史上から最も消し去りたいシーン
ではないかと思います。

Re:バカ丸出し
投稿者:lvkoechel
2003/11/24 11:40 メッセージ: 3302
これは y_bagus_m さんの 3301 に対する返信です
bagus さんが、マトモな文を書くと天候不順になりそうな!
  失礼。 もとより冗談です。

 今のままでは、ますます(収集よりは)混乱してくるでしょう。
 開戦?前には、独・仏に比べ同調的だったイギリスも(国民は)ブッシュに批判的になってきました。さて、我が小泉君は?!

 ところで、
>今回のテーマ、初日から書き込みが殺到するかと思いましたが (まさか…)、予想に反して
(いや、予想どおり… ですね) 反応が鈍い!

 = のだけでは無さそうです。毎週、金曜日あたりからペースが落ちていますから。

変換ミス
投稿者:lvkoechel
2003/11/24 14:54 メッセージ: 3303
これは lvkoechel さんの 3302 に対する返信です
収集で無く収拾でした。

「戦争と平和」から「マクベス夫人」へ
投稿者:other_wind
2003/11/24 20:44 メッセージ: 3304
これは as_dsch さんの 3298 に対する返信です
プロコフィエフの「戦争と平和」も作曲者の生前には第1部しか上演できなかったそうですね。
賢者であるお偉方の検閲を通った、正しい音楽しか認められなかった。

「戦争と平和」の2つの軸の一つであるナターシャとアンドレイの物語はアンドレイの戦死ということで下降線をたどり、もう一方のナポレオンとの戦いは祖国愛の名のもとに勝利するという上昇線をたどっていきます。

ナターシャも最後の場面で武器を取って一緒に祖国愛を歌えば、お偉方の機嫌が良くなったかも。
しかしそうしなかった。

「戦争と平和」からロシアオペラつながりで、ちょうど「ムツェンスク郡のマクベス夫人」を聴きだしました。
ロストロポーヴィチのLPがやっと日の目を見たところです。

ところで、ゲルギエフのマーラー3番を聴きました。
やはりオーケストラ、特にトランペットが惚れ惚れするほど素晴らしかった。
3楽章の舞台裏のトランペットソロは若い奏者で、ミスを大目に見ても他の奏者とは趣味が違いイマイチでした。
ゲルギエフはまとめるのがうまいのですが、もっと大きなスケールとマーラーに対する思い入れが欲しいと思いました。
全体としては豊かな音でゴージャスだったのですが、私には感動するまでには至りませんでした。

連休明け
投稿者:beknch
2003/11/25 8:35 メッセージ: 3305
これは other_wind さんの 3287 に対する返信です
ちょっとバタバタしてて中々書き込めません。
考えてみると三連休だったんですね。皆さんお出かけがちだったのでは?

>おお私の苦手のベートーヴェンのソナタ!
>この前ハンマークラヴィアというのでしたっけ、
>それの一楽章をアシュケナージでやっと聴きました。

ソナタ29番ですね。第三楽章大好きです。こころ静かな時に聴いてみて下さい。

>小澤は、やはりイマイチでしたか。

去年の12月に渋谷のHMVでラトル、佐渡、小澤と三枚の第九を仕入れました。
この中ではラトルがよかったですね。小澤は悪いとはいいませんが、印象に
残らないのです。

>へー、それは知りませんでした。
>ところで、「死亡時に流れた曲」というのは、

ブルックナーは交響曲7番を作曲中に信奉するワーグナーが死に、それを偲んで
7番を完成させたんですね。2楽章はその思い入れの楽章です。
ヒトラー死亡時に流れていたのはその2楽章ですが、何処で流れていたのか
失念しました。葬式でも自殺時でも無いと思いました。
恐らく放送ではワーグナーが流れまくっていたはずですし、どこだったっけな。

そう、政治と音楽家との関係と言えば、ナチス・ドイツ。
ゲルマン民族至上主義に合致しない他人種の人々の悲劇は言うまでもありませんが、
一方、ドイツ人音楽家であっても、己の政治的立場表明は難しかったはずです。

音楽家としての居場所は欲しいがファシズム側であると明言したくない・・。

指揮者だと、フルベン、カラヤン、クナさん、ベーム、クレンペラー、ETC
それぞれの苦難と駆け引きが渦巻いてましたねぇ。

ここらのお話は沢山でてきそうですが、またの機会に。

時の流れに身をまかせ
投稿者:y_bagus_m
2003/11/25 10:30 メッセージ: 3306
これは lvkoechel さんの 3302 に対する返信です
田吾作さん、タコ5が作曲された背景の説明、ありがとうございました。
そうなんですか、そういった背景があったのですか。
(無知なもので…)
しかし、自分が作った曲の作風が老板(親分)の好みに合わずにシベリア送り
なんてことになったらそりゃ大変、文字通り死活問題ですね。
タコ先生ならずとも老板の気に入るようなものを作ろうと必死になることは必至。
この曲の成功で先生、ホッと胸をなでおろしたことでしょう。

結果的にこの曲はタコ食わず嫌いの私でも知っている彼の代表作となり、
多く演奏家たちが取り上げているわけですが、先生自身この曲をどう評価して
いたのでしょうね。
「私の代表作、エッヘン!」と胸を張っていたのか、当局の圧力に負けて作らざるを
得なかった「妥協の産物、グッスン…」と低く見なしていたのか、気になるところです。
バーンスタインがモスクワでこの曲を演奏した時に先生自身が感激してステージ
までかけつけた というようなエピソードが残っているところを見ると、案外自分でも
気に入っていたのかな? と言う気もしますが。

>>ところで、こういった政治目的で作られた曲というのは、現在ではどういう風に
>>評価されているのでしょう?
>これは非常に難しい問題ですね。
>簡潔に言うと「時間の経過に伴って垢が落ちていくんぢゃあないか」と思います。

ふむふむ、なるほどね。
時が経つにつれ、曲の作曲背景、作曲動機といったものへの関心は次第に薄れ、
純粋に音楽の内容のみを評価するようになって来ると…
タコ先生にとってその時が来るのはいつなのでしょうね。

>bagus さんが、マトモな文を書くと天候不順になりそうな!

いやいや、香港は今日も良い天気ですよ、ちょっとモヤっていますが。

>のだけでは無さそうです。毎週、金曜日あたりからペースが落ちていますから。

確かに、このトピは週末になると書き込みが減る傾向にありますね。
そう言えば日本は昨日も祝日だったのですね。
と言うことは今日あたりから「政治といえば?」のテーマの下、政治と音楽のかかわりに
関する投稿が山のように押し寄せる…? わけないか。

ま、ぼちぼち行きまひょ。

政治と音楽の関わり合い
投稿者:ZAKKYO2000
2003/11/25 11:23 メッセージ: 3307
これは y_bagus_m さんの 3288 に対する返信です
かつて「戦争」「平和」がありましたが、今回は「政治」ですね。音楽と政治は一見相反するものなような気がしますが、大衆をひきつけるという同じ目的も持つため、意外と接点があるかもしれません。
思いつくままパターンに分け、実例もいくつか付けてみました。

●政治家が趣味として音楽を聴く場合。
・フリードリッヒ大王とバッハ
・ルートヴィヒ2世とヴァーグナー「ローエングリン」etc.
・小泉首相のオペラ

●政治家が政治のために音楽を利用する場合。
・国歌
・日本の「雅楽」「軍歌」など
・ナチスのベートーヴェン、ヴァーグナー

●政治家が政治のために音楽を禁止する場合
・ナチスにおける頽廃音楽展
・ソヴィエトの各批判

●作曲家が政治のために(批判して)音楽を作る場合
・ショスタコーヴィチ「森の歌」「レニングラード」etc.
・ノーノ「ガルシア・ロルカの墓碑銘」「中断された歌」etc.
・アイスラー「ドイツ交響曲」etc.

●音楽家が政治に参加する場合
・クルト・マズア

●作曲家が政治(家)を描写する場合
・ベートーヴェン「英雄」
・レスピーギ「ローマの祭り〜チェルチェンセス」


ところで、バグースさんのブッシュ批判は痛烈ですね。私は平和ボケした日本にいるせいか、お恥ずかしながらそこまで判断できません。

痛烈といえば、ピンク・フロイドの「ファイナル・カット('83)」もレーガン、ブレジネフ、サッチャーなど当時の世界政治を批判しまくっていましたね。
最も、ピストルズ以降80年代のブリティッシュ・ロックは、ほとんど全て体制批判の上に成り立っていたような気がしますが。

>忌野清志郎が、「君が代」をパンク風にアレンジして、結局は発売中止となったと聞いていますが、
この契約破棄になった日の彼のライブたまたま聴いてましたが、最初から最後まで、但し極めて冷静にポ○ドールを批判しまくっていました。別に歌詞を変えている訳でも無いのにね。

政治目的でかかれた曲の音楽的価値
投稿者:ZAKKYO2000
2003/11/25 17:31 メッセージ: 3308
これは y_bagus_m さんの 3296 に対する返信です
>「政治目的で書かれた」という事実と曲の音楽的価値とは切り離されて捉えられるのですか?
>特に、オラトリオのような言葉を伴った音楽ではなく、交響曲のような器楽による絶対音楽においてはそういった評価の仕方もできるような気がします。

この問いに対する答えを以前私はコンサートで認識したことがあります。
それは、ルドルフ・バルシャイ=東フィルによる「レニングラード」のコンサートです。
この曲はドイツ軍の進行に抗議した文字通り政治的な曲の典型だと思うのですが、バルシャイはそういった曲の裏にあるものを全くしまいこみ、純粋に音楽だけで再現してくれました。
そしてこの曲がそれでも十分、いやより一層感動を与えてくれるものだということを教えてくれました。
昨年出た、ブリリアントのCDもまたそれを再度認識させてくれました。

但し、これは本当はショスタコーヴィチが表向きは政治的な曲を書きながらも、実は純粋な音楽を書いていたということかもしれませんので、本当に表面的な曲ではそうでないかもしれません。

過酸化水素に炭酸マグネシウムを加えると
投稿者:as_dsch
2003/11/25 18:31 メッセージ: 3309
これは ZAKKYO2000 さんの 3308 に対する返信です
y_bagus_mさん

>先生自身この曲をどう評価していたのでしょうね。

交響曲5番には自信を持っていたんぢゃあないかと思います。
世界的名声&音楽史に名を残すことを決定付けた作品ですし、噂ですら“やめときゃよかった”という発言はないようですから。
それに、晩年に終楽章のテンポを一部変更しているので、気に入らない作品であればそんなことはしなかったでしょう。
さらに勝手な推測を加えると、この作品で地位を確立した後に初めてSQの作曲を開始しており、1番は穏やかな春のような明るさが基調にある作品です。
これとは反対に「森の歌」はできれば封印してしまいたいと思っていたようです。
タコ先生にしてみれば“こんな曲など鼻歌まじりで作れるさ”てなもんでしょうが、スターリンへのゴマスリをしなきゃならなかったのは堪らなかったでしょう。
しかもスターリン批判に伴って歌詞の一部が変更になるという、将に政治に翻弄された作品ですから。

ZAKKYO2000さん

>この問いに対する答えを以前私はコンサートで認識したことがあります。
>それは、ルドルフ・バルシャイ=東フィルによる「レニングラード」のコンサートです。

おお!田吾作もこの演奏を聴きました。
名古屋で聴いたのですが、翌日は東京でも演奏され、NHK-FMでライブ中継しました。
前半のピアノ協奏曲1番と共に田吾作の名演記録に入っています。

>この曲はドイツ軍の進行に抗議した文字通り政治的な曲の典型だと思うのですが、バルシャイはそういった曲の裏にあるものを全くしまいこみ、純粋に音楽だけで再現してくれました。
>そしてこの曲がそれでも十分、いやより一層感動を与えてくれるものだということを教えてくれました。

バルシャイは他の曲でも「音楽として表現することが第一」というアプローチのようです。
必要以上に煽ったり、逆にわざとさらっと流すということはなく、淡々と、しかし突放した態度ではないバルシャイの音作りは好きです。

>昨年出た、ブリリアントのCDもまたそれを再度認識させてくれました。

ブリリアントの全集はタコ先生の交響曲を全部聴いてみようという人にはもってこいの、無理のない演奏で買い得ですね。
バルシャイによる「レニングラード」では、ユンゲ・ドイチュPOとモスクワPOの合同演奏(独ソ戦開戦50周年記念演奏会のライヴ録音)がブリリアントのものより素晴らしいものです。

ちっともトピずれしないのはなぜだろう?
なに、お前がひとりで嬉々として書いてるだけだって?
どうも田吾作は「政治→タコ先生」という触媒反応をしているようです。

禁じられた音楽
投稿者:y_bagus_m
2003/11/25 19:20 メッセージ: 3310
これは ZAKKYO2000 さんの 3307 に対する返信です
>ヴィヴァルディのオラトリオ「ユディータ(ユディト)の勝利」
>敵の大将ホロフェルネスとふしどを共にして、その寝首をかいたという、
>なんと勇猛果敢な女性の話です。絵画では割合と有名なテーマです。

ワダカマルさんご紹介のサイト、見ました。
絵画に関しては完璧な私はあの生首持った女性の絵は見覚えがあります。
アローリという人が描いたのですね。
絵画に関しては完璧な私は全然知りませんでした。
ボッティチェリも同じ題材で描いているのですね。
でも、絵画に関しては完璧な私はボッティチェリの方は一度も見たことがありませんでした。

>つい先頃、忌野清志郎が、「君が代」をパンク風にアレンジして、結局は発売中止と
>なったと聞いていますが、なんとなく政治的でいやな感じがします。

あぁ、ありましたね、そんなこと。
右翼の嫌がらせが怖かったのかな?
セックスピストルズも 「ゴッド・セーブ・ザ・クィーン」 をパンク風にやりましたが、
右翼団体がバスで押しかけて嫌がらせを受けたと言う話は聞きませんね。

どうも「君が代」という歌は特殊な存在でいけません。
歌に罪はないのだろうけど、私もあまり積極的に歌いたいとは思いません。
あの辛気臭いメロディが好きになれないし、永らく海外に住んでいて何かの拍子に
「君が代」を耳にして涙が溢れた…というような経験も全くありません。
♪国歌のようで国歌でない、ベンベン…♪
おっと、既に正式に国歌と定められたのでしたっけ?

>政治家が政治のために音楽を禁止する場合

そうか、私の頭の中には「政治利用/奨励された音楽」しかなかったのですが、
当然のことながらその反対に禁じられた音楽もあったわけですね。

最近の例でいえば、タリバン。
これは究極の例で、特定の音楽のみならず全ての音楽が禁止されたのですから凄いです。
イスラム原理主義と言いますが、コーランの教えに具体的に「音楽はダメよ」という
記述があるのでしょうかね?
豆ホットじゃない、マホメッドは音楽は聴かなかったのでしょうか?
でも、あのコーランの暗誦 (と言うのでしょうか) そのものが限りなく音楽に近いような
気がするのですが。

以前ジャカルタに住み始めた当時、夜明けにモスクから拡声器を通して流される
コーランでよく目が覚めました (慣れてくるとその程度では目が覚めなくなりましたが)。
あれはコーランを「読む」というより「詠む」というに相応しい響きがありましたが。

そう言えば、タリバン政権下でただ1曲だけ聴くことが許された歌があったそうです。
皆さんもうお分かりですね。
そう、水前寺清子の懐かしいあの曲です。

♪タリバン、タリバン、タリバン、タリバン。みんなで歌おう、タリバン、タリバン、タリバーン♪

… 失礼しました、踊ります。

大王様のフルートでござる
投稿者:wadakamaru
2003/11/25 22:01 メッセージ: 3311
これは y_bagus_m さんの 3310 に対する返信です
>フリードリッヒ大王とバッハ
この時息子のエマヌエルが、チェンバロ奏者として宮仕えをしていたのですが、
これは栄誉な事には違いはないのですが、
アマチュアとしては上手だったかも知れないけれど、エマヌエル・バッハほどの大家からすると、
どうってことのない大王のフルートの伴奏ばかりさせられ、
(本当はうまかったかも知れません。なにしろ生演奏を聴いたことがないもので)
大王のお気に入りの音楽家に比べると給料が少なくて・・
とか、そんな話をどこかで読んだことがあります。
たった1曲だけですが、大王作のフルートソナタをCDで聴いたことがあります。
さすが偉大な大王様といいましょうか。持って回ったような表現が無く、分かりやすい曲であります。

as_dash さん、
>過酸化水素に炭酸マグネシウムを加えると
なんだか投稿間違いのようなタイトルですが、
化学屋の端くれの窓際族としては、
せんだってのなつかしの「あみん」と同様、ちょっと足を止めてしまいます。
上の件、何も起きないような気がするのですが、私が知らないだけかな。
あした、会社で試してみようかな。
「あみん」と聞けば「くさい」というイメージしかなかったのに、
よくもまあこんな名前を付けたものだと思ったものでした。でも、懐かしいですね。

また、バグースさんへ
>君が代
いろいろと問題含みなので、このさい現代の作曲家たちに作曲してもらって、
君が代も含めて、国民投票で決めたらどうでしょうか。なんて思っています。

>コーランの教えに具体的に「音楽はダメよ」という記述があるのでしょうかね?
聞いた話で間違っているかも知れませんが、
コーランに書いてあるとのことで、現にアラブ首長国連邦のうちの一つだったか、
その近辺だったかで、いまだに禁止されている国があるとか。

他宗教のことをとやかく言うのは、慎むべき事かも知れませんが、
21世紀なって、これほど世界中に瞬時に情報が流れる時代になると、
自分の主義主張だけで閉じた世界を作るわけにもいかず、
どの民族、どの宗教も、つねに他との折り合いをつけられるような、
原理主義的な閉塞的な考えでなく、自己改革が必要ではないかと思っています。
もっともこういう流れに反発して、原理主義が生まれたのでしょうが、
現実の原理主義(シオニズムもそうですが)は宗教でも何でもなく、本当の意味での宗教心のかけらもなく、
2千年以上も前に戻ったかと思わせる、部族のためだけの部族宗教か、またはただの破壊者のように思います。

マジレス、許せ。

勘違い?
投稿者:as_dsch
2003/11/25 22:30 メッセージ: 3312
これは wadakamaru さんの 3311 に対する返信です
>>過酸化水素に炭酸マグネシウムを加えると

>上の件、何も起きないような気がするのですが、私が知らないだけかな。

たしか触媒反応が起きて酸素が発生すると思ったんですが・・・中学の理科実験でやった記憶が・・・でも、お達者倶楽部会員ですから違ってるかも。
それで、要するに「政治→タコ先生」という発想を触媒反応になぞらえてみたかったのです・・・過酸化水素に炭酸マグネシウムを加えるというのは有名な触媒反応だと思込んでいて、ここに来られる博学トピずれの人達ならわかるだろうと決めつけていました。

>あした、会社で試してみようかな。

爆発しても訴えないで下さいね。

>「あみん」と聞けば「くさい」というイメージしかなかったのに、よくもまあこんな名前を付けたものだと思ったものでした。でも、懐かしいですね。

田吾作の地元出身の「あみん」ですが、田吾作は「待つわ」を聞いて”なんだ、これは学芸会のお歌か?”と思ったものです。
ところで、田吾作は「あみん」というとウガンダの独裁者アミンのほうを思い出します・・・パフォーマンス大好きで、スーツ姿でプールに飛込んでみせたりしました。
wadakamaruさんは化学物質(タンパク質?)の「アミン」を思いつくのではないですか?

国民投票
投稿者:y_bagus_m
2003/11/26 2:38 メッセージ: 3313
これは wadakamaru さんの 3311 に対する返信です
>たった1曲だけですが、大王作のフルートソナタをCDで聴いたことがあります。
>さすが偉大な大王様といいましょうか。持って回ったような表現が無く、
>分かりやすい曲であります。

あ、確かうちにあったはず、フリードリヒ大王がフルート吹いてる絵のジャケットのCD。
「フリードリヒ大王とその時代のフルート曲集」 みたいなのを1枚持ってたぞ!
と 勇んで見てみたのですが… 無い!
どこかへ消えてしまったのか?
もしかして、別途見つけた「ヤーコプ・フリードリヒ・クラインクネヒト」なる人の無伴奏
フルートソナタを勝手に大魔王、いや大王の作品だと勘違いしていたのか??
う〜ん、大王のフルートソナタ、聴かぬことには死んでも死に切れん!
というのは少し大げさか… というわけで、言い直します。
寝ても寝きれん!

>いろいろと問題含みなので、このさい現代の作曲家たちに作曲してもらって、
>君が代も含めて、国民投票で決めたらどうでしょうか。なんて思っています。

ワダカマル案に一票!
林光から戸倉俊一(?!)、椎名林檎まで今を代表する日本の作曲家たちに
1曲ずつ書いてもらって投票で決める、これ良いですね。
小林亜星と服部克久の2人に競わせるというのも一興かもしれません。
今度は盗作なしね! っちゅうことで。
で、10年に1度くらいの間隔で新しい国歌に替えてゆけばよいのです。

マレーシアの国家元首は州のサルタンの5年毎の輪番制。
(そう、国家元首は何とマハちゃんではなかったのですよ!)
国家元首が5年毎にころころ替わる国があるのですから、10年毎に国歌が替わる
国があってもおかしくも何ともないでしょう。
その時には 「いや、今の国歌が良い!」 と言う人も当然いるでしょうから、
「現国歌」 も候補の一つに入れておく方が良いでしょうね。
現職対新人の戦いとなるわけです。

>コーランの教えに具体的に「音楽はダメよ」という記述があるのでしょうかね?
>聞いた話で間違っているかも知れませんが、コーランに書いてあるとのことで、…

ほう、そうなのですか。
音楽禁止国家だけには済みたくないもんです。

>どの民族、どの宗教も、つねに他との折り合いをつけられるような、
>原理主義的な閉塞的な考えでなく、自己改革が必要ではないかと思っています。

まったくその通りだと思います。
さらに、「自己改革」と言っても、その宗教の教えに反することをせよ、或いは他の
宗教に妥協せよというようなことではなく、それぞれの教えに忠実に則ったうえで、
他宗教を尊重する ということはできないものでしょうか。
実質的に無宗教の私は各宗教の教えについては全く無知ですが、イスラム教にしても
ユダヤ教にしてもその教典を深く読めば決して他の宗教と争って自宗教の覇権を
目指せ! などと言うことは書いてないのでは? と思うのですが。

… いや、待てよ、書いてあるか… それも思いっきり…
旧約聖書なんかでは神様が「邪神」を崇める人々にこれでもか! という惨い仕打ちを
しますものね。

う〜ん、やっぱり難しそうですね、このお話。

化学反応
投稿者:y_bagus_m
2003/11/26 10:26 メッセージ: 3314
これは as_dsch さんの 3312 に対する返信です
>音楽家が政治に参加する場合
>クルト・マズア

私は詳しいことはよく知らないのですが、マズアはドイツ統一に際して力を尽くしたようですね。
確かベルリン市長だか、ドイツの大統領だか何か、とにかく何かの政治家としてのポストの候補
としても名が挙がっていたように記憶しています。

あと、バーンスタインも結構政治的メッセージを強く送っていた音楽家だったような気がします。
これもうろ覚えなのですが、まだベトナム戦争をやっていた頃ニクソンだか誰だかの大統領就任式の当日
ハイドンの「戦時のミサ」のコンサートをやったのではなかったかしらん?
あと、ベルリンの壁崩壊の時の第九の演奏は有名ですよね。

>この曲はドイツ軍の進行に抗議した文字通り政治的な曲の典型だと思うのですが、バルシャイは
>そういった曲の裏にあるものを全くしまいこみ、純粋に音楽だけで再現してくれました。

バルシャイは名前はよく目にするのですが、全く聴いたことがありません。
何となく地味ぃなイメージがありますが、「純粋に音楽だけで勝負」ということは、
はったりの無い真摯な音楽を奏でるのでしょう。
ところで、バルシャイってビオラも弾くのではなかったっけ?

>>先生自身この曲をどう評価していたのでしょうね。
>交響曲5番には自信を持っていたんぢゃあないかと思います。

やはりそうでしたか。
これは人気もあり広く演奏され、もう「古典」と言っても良いような曲ですものね。
やはり先生自身も自負し、愛着があったのでしょう。

>これとは反対に「森の歌」はできれば封印してしまいたいと思っていたようです。

う〜ん、これも「やはりそうでしたか」ですね。
タコ5は圧力に屈してとは言え、文字通り命をかけて作った力作だったのでしょうが、
スターリンに迎合した単なる 屈辱の歌 だったのでしょうか。
でも、私 好きなんですけどね、ヤマニ石油相の歌。

>たしか触媒反応が起きて酸素が発生すると思ったんですが・・・

これは「二酸化マンガン+過酸化水素水」のようです。
過酸化水素に炭酸マグネシウムを加えると何が発生するのやらわかりませんが、
田吾作さん、没問題。
毒ガスでもオゾンでもマイナスイオンでも何なりと発生させまくってください。

出物腫れ物所嫌わず
投稿者:as_dsch
2003/11/26 11:44 メッセージ: 3315
これは y_bagus_m さんの 3314 に対する返信です
>確かベルリン市長だか、ドイツの大統領だか何か、とにかく何かの政治家としてのポストの候補としても名が挙がっていたように記憶しています。

確かに大統領に推す人がいましたね。
一方で、自動車で人身事故を起こしたので米国に逃げたという話もあります・・・マズア嫌いの渡辺和彦(音楽評論家)の本に書いてあります。
真相はいかに?・・・ってわかりゃあしませんが。

>スターリンに迎合した単なる 屈辱の歌 だったのでしょうか。
>でも、私 好きなんですけどね、ヤマニ石油相の歌。

本人がどう思おうが、いい曲は残っていくでしょう。
チャイコフスキーだって「1812年」を機会音楽だということで低く見ていましたし、ブラームスは「大学祝典序曲」(別名:通信高校講座)を低く評価していましたが、いずれも今日でも頻繁に演奏される作品として残っています。
「森の歌」は何十年かかけて演奏機会が増えていくんぢゃあないかと思ってます・・・今はまだ政治的な点で嫌う人が多いんだと思います。

>これは「二酸化マンガン+過酸化水素水」のようです。

ははは、田吾作の無知蒙昧、呆けの進行ぶりが明らかになったようです。

>毒ガスでもオゾンでもマイナスイオンでも何なりと発生させまくってください。

うーん、これまでに充分ここで異彩をぢゃない、異臭を放っているような気がします。
そうそう、谷川俊太郎の詩に「おならうた」(だったかな?)というのがあり、おならを擬音で書いてあるのですが、ちっとも下品ではありません。
尚、江戸時代には「おなら」と「屁」とは別物でした。
「おならないらいいが屁の恥かしいこと」という文章が残っています。
どういうことかというと、女性がするものを「おなら」、男性がするのを「屁」と呼んでいたからです。
英語ではオナラブルというのは名誉なことだから、堂々としていいことになってる・・・違った?
うーん、また格調が高くなってしまった。

教えてください
投稿者:tanariku19555
2003/11/26 19:52 メッセージ: 3316
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
NHKホールが出来たときに歌った黒人の女性歌手は誰か分かる方いますか?

王様のために書かれた曲 とか
投稿者:y_bagus_m
2003/11/26 19:56 メッセージ: 3317
これは as_dsch さんの 3315 に対する返信です
>プロコフィエフの「戦争と平和」も作曲者の生前には第1部しか上演できなかったそうですね。
>賢者であるお偉方の検閲を通った、正しい音楽しか認められなかった。

同じロシア系の作曲家でもショスタコーヴィチは政治にがんじがらめにされたのに対し、
プロコフィエフはそんなイメージが無いのは何故だろう? と思っていたら、
単純に生きた時代が違ったということなのでしょうか。
プロコフィエフ(1891−1953)、ショスタコーヴィチ(1906−1975) ということで、
微妙にずれていますもんね。
でも、そんなプロコフィエフと言えど、政治的制約とは無縁でなかったのですね。
「戦争と平和」という曲はちょうどスターリンがブイブイ言わせていた頃の作品のようです。

>ところが、ベートーヴェンの「エロイカ」はナポレオンとの関係がよく語られるけれど、
>作品や演奏の評価ではそのことを持出す人はあまりいません。

>作曲家が政治(家)を描写する場合 :ベートーヴェン「英雄」

ナポレオンがらみの曲と言うと、他にもありますよね。
* チャイコフスキー:1812年
* ベートーヴェン:ウェリントンの勝利
* J.シュトラウス:ナポレオン行進曲 なんてのもありますね、聴いたことないけど。
それに、コダーイの「ハリー・ポッター」いや、「ハーリー・ヤーノシュ」にもナポレオンが
登場したような記憶がありますが、違ったっけ?
あと、佐野元春の「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」なんてのもあります。
持っていますが、あんまし面白いアルバムじゃなかった…

>確かに大統領に推す人がいましたね。

あ、やはり大統領でしたか。

>一方で、自動車で人身事故を起こしたので米国に逃げたという話もあります・・・
>マズア嫌いの渡辺和彦(音楽評論家)の本に書いてあります。

そんな報道もありましたねぇ、そう言えば。
で、その渡辺さんとやらはどうしてマズアが嫌いなのでしょうね?

>「森の歌」は何十年かかけて演奏機会が増えていくんぢゃあないかと思ってます・・・
>今はまだ政治的な点で嫌う人が多いんだと思います。

ソ連時代にタコ先生の息子がN響を振ってこの曲をやったことは以前書きましたが、
ソ連崩壊後この曲が実演で取り上げられたことってあるのですかね?
案外日本なんかでは やってたりするのかもしれませんが。

話は変わりますが、「政治に利用された」 というネガティブなものではなく、
単純に、政治の場で演奏された 或いは政治に絡む式典などで演奏された
というよな曲もあるのではないでしょうか?
例えば、モーツァルトで「戴冠ミサ」と言う曲がありますよね。
(ちなみに私は当然聴いたことがありません)
これなど、どこかの王様の即位に絡んで書かれた曲だと推察しますが。

へー
投稿者:wadakamaru
2003/11/26 20:54 メッセージ: 3318
これは as_dsch さんの 3315 に対する返信です
ディズニーのアニメだったかで、
「ビビディ バビデイ ブー」という呪文、
これは、おなら(魔女ならば)で唱えるのかと思ったのですが、多分違うでしょうね。
ものの役に立たないことを、「屁の突っ張りにもならぬ」というのを聞きます。
その成分は、若干のにおい成分とメタンが多いと言いますが、
普通の空気とあまり変わらないものもあるとか、体調によりけりみたいで・・
また、ピーマンの空洞の成分も、同じく普通の空気と殆ど一緒とか、
こんな話は、1“へー”にもならないでしょうね。

トピ・カテずれ、失礼しました。
つぎはまじめなレスです。

>政治に絡む式典などで演奏された・・・
ヴィヴァルディがフランスのルイ15世のために作った曲として、
セレナータの「栄光と結婚」と「セーヌの祝宴」があります。
バロックのマイナーなお話ですが・・

シンフォニア・ダ・レクイエムじゃぞ
投稿者:other_wind
2003/11/26 21:05 メッセージ: 3319
これは y_bagus_m さんの 3317 に対する返信です
あれは、たんとたんと昔のことになったのう。
たしか、昭和15年、1940年のことじゃった。
旗行列にちょうちん行列と、それはそれはにぎやかじゃったぞ。
日本は西洋より660年も古いんじゃと内外に示したかったんじゃな。
紀元2600年の政府主催の奉祝会が行われたんじゃ。

皇紀2600年を記念して、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、ハンガリーの6ヶ国に奉祝楽曲の作曲を依頼した。
ところがじゃ、アメリカは断り、イギリスのブリテンはなんと祝賀だちゅうのにレクイエムなんぞ作曲しおったんじゃ。
日本政府は、それはそれは腹を立てたろうな。
早速イギリスにクレームをつけて送り返したそうじゃ。

その時に寄せられたのはこういう曲じゃったそうな。
ドイツ:リヒャルト・シュトラウス:皇紀2600年祝典音楽 、フランス:イベール:祝典序曲、イタリア:ピッツェッティ:交響曲 イ調、ハンガリー:ヴェレシュ:交響曲 第1番 「日本風」

そんな経緯があるのが、このシンフォニア・ダ・レクイエム(鎮魂交響曲)じゃ。
わしゃもう戦争はこりごりじゃ。
そうじゃ、そうじゃ、この曲を聴いて、今は亡き戦友と今も戦いで命を無くしている人に祈りを捧げようぞ。
もう、もう、戦争はこりごりじゃて。

屁の突っ張り
投稿者:y_bagus_m
2003/11/27 11:11 メッセージ: 3320
これは wadakamaru さんの 3318 に対する返信です
>ものの役に立たないことを、「屁の突っ張りにもならぬ」 というのを聞きます。

おー、ワダカマルさん、また私の興味をそそることを。
私は語源を調べることが、もとい、積極的に調べるところまでは行きませんが、
語源について書いてあるのを読んで、「屁ーっ」いや、「へーっ」と思うことが結構好きなのです。
で、「屁の突っ張り」って一体何なのでしょう?

「屁」は一目瞭然ですが、「突っ張り」をgoo国語辞典 http://dictionary.goo.ne.jp/ で調べてみると、
>(1)つっぱること。
>(2)倒れたり、外から押し開けられないために支えとする柱や棒。つっかい棒。
>(3)相撲で、左右の手を交互に伸ばして相手の胸を強く突くこと。
>(4)不良じみた態度をとって、虚勢をはること。また、そうする者。
とあります。

これから推察するに、「屁の突っ張り」とは、
1) 放屁し過ぎて尻の筋肉がつっぱること。
2) 屁が外に漏れないように押さえるつっかい棒。
3) 屁相撲。 2人が尻を向かい合わせて放屁し、どちらが臭いか競う競技。
4) 放たれた屁が「ケッ、どーせオレなんて屁ぇだから」とウンコ座りをしながら煙草を吸う事、
また、そうする屁。

という4通りが考えられます。
私はここで言うところの「屁の突っ張り」は恐らく2)のことではないかと思うのですが、
生まれて二十数年、未だかつてそれを見たことがありません。
ダイソーでもカラヤンやフルトヴェングラーの100円CDは売っていますが、
100円「屁の突っ張り」は置いていないようです。

つっかい棒と言うからには、棒状の物なのでしょう。
棒の一方の先にお尻に優しい素材で穴を密封しおならを吸収する 「おならパッド」 が
取り付けてあるのだと思います。
で、もう一方の先には保護ラバーくらいで、あとは特に何も付いていない。
そう、ちょうど一輪車から車輪とペダルとチェーンををはずしたような形状の物を
想像すれば良いでしょうか。
… はい、想像していただけましたか?

使い方は簡単。 何も付いていない方の先を地面に当て、もう一方の先に付いている
おならパッドを尻に当てて体重をかける。 そうすると上手い具合に安定し、
放屁を防いでくれるというわけですね。
そう、横から見るとちょうど「人」と言う字のようになるわけです。
―― これで人前で急におならがしたくなってももう安心!
「屁の突っ張り」があなたを日常の不安感から解放してくれます!!――
と、一見大変なスグレモノのように思えますが、今日それが普及していないところを
見ると、思うほど便利な物ではないのでしょうね。

まぁ考えてみれば、結構かさばる物ですから、携帯には不便かもしれません。
もっともこの点は、傘のように折りたたみ式の屁の突っ張りを開発すれば解決するでしょう。
コンパクト化して、さらにボタンを押せばワンタッチでシュパッと伸びるようにすれば、
いつでもどこでも必要な時にサッと使えて便利になりますね。

いや、でもこの商品には致命的な欠陥がありました。
それは、「屁の突っ張り」を使用していると、他の人に 「あ、あいつ今屁を我慢してんだな」と
一発でわかってしまうことです。
これは特に若い(若くなくても) 女性にはかなり恥ずかしいことかもしれません。
それに、使用中どんな顔をしていればよいのかということも使用者を悩ませる問題でしょう。
にっこり微笑むのもバカみたいだし、恍惚の表情を浮かべるのも恥ずかしいし、苦悩の表情
はわざとらしいし… と悩み出したらきりがありません。

というわけで結局 「屁の突っ張り」は普及するに到らず、それどころか反対に「役立たず」の
代名詞という存在に甘んじているのではないでしょうか。

「屁の突っ張りにもならぬ」とは、昔の人はよく言ったものです。
日本語は深いなぁ…

>○の突っ張り
投稿者:wadakamaru
2003/11/27 21:34 メッセージ: 3321
これは y_bagus_m さんの 3320 に対する返信です
あまりこういう事に、激しく反応されますと、
こちらの方が恥ずかしくなってしまいます。(-_-;
どうしよう・・・
と言うことで敢えて伏せ字。でも、
こうすると却って、やらしい感じになるかな。

女性のみならず、私のような男の端くれの窓際者でも、
そんなことをしたら恥ずかしくて、大阪駅のホームを歩くことが出来ません。

今思うのですが、1“ヘー”の件、
トピ主様は、外国住まいということで、
某番組に出てくるこの特殊な単位、お分かりになるでしょうか。
といいつつ私もあまりよく知らないのですが、
もし、こう言うのが得意な方の解説があれば幸いです。

関西人の起源はフランス人?
投稿者:as_dsch
2003/11/28 13:54 メッセージ: 3322
これは wadakamaru さんの 3321 に対する返信です
>今思うのですが、1“ヘー”の件トピ主様は、外国住まいということで、某番組に出てくるこの特殊な単位、お分かりになるでしょうか。
>といいつつ私もあまりよく知らないのですが、もし、こう言うのが得意な方の解説があれば幸いです。

得意というわけではないのですが、この“ヘー”は今年の流行語のひとつであり、その元となった「トリビアの泉」という番組(水曜日21:00)は時々見ています。
視聴者からの「役に立たない無駄知識」を紹介し、その解説を聞きながら有名人5名が評価するものです。
その評価方法は、押すと“ヘー”という音が出る“ヘー・ボタン”を何回押すかで決まり、各自最大20回(20へー)X5名でMax.100ポイント(100へー)です。
投稿者へは「獲得した“へー”のポイントX1000円」が賞金として支払われます。
(この番組は人気が高く、先日“ヘー・ボタン”が発売されました。)

クラシック関係では、マーラーの交響曲5番第3楽章を例にとって、必至に弾いているヴァイオリン奏者とたった5回しか叩かないシンバル担当の打楽器奏者を映しながら「どの奏者も1回のギャラは同じ」というのを紹介していました。
クラシック・ファンにはちっとも“ヘー”ではないかもしれないが、一般の人には“ヘー”のようです。
今週やっていた中では「勝海舟は子供の頃に金○を犬に噛まれて死にかけたことがある」というのが記憶に残っています。(番組では「金○」の「○」を発音してました)

そして、先週やっていた中でこのトピを揺るがしかねない大発見がありました。
それは「フランス人はMcDonaldを略して“マクド”と言う」というものです!
“マック”は関西限定かと思っていた田吾作にとっては“20へー”でした。
フランス語では“マック”というのは、公衆では口に出すのが憚られる(卑猥な意味だったかな?)ものだから“マック”とは言わないそうです。
つまり、実は関西人は元々フランス人だったわけですね。
それでフランスではジャポニズムがはやり、ドビュッシーが北斎の浮世絵に触発されて交響詩「海」を作曲したんだ、納得。
ということは、日本人の起源は朝鮮半島からの北方人とインドシナ地方からの南方人という定説を覆す21世紀の大発見であります。
そして、来年の日本史の教科書には文明が始まった時代の人として縄文人・弥生人にフランス人が加えられることになります。
しかし、この伝でいくと“あっそう”はドイツ語の“Ach so.”が起源であり、日本人はモンゴル民族ではなくゲルマン民族ということになってしまいます・・・うーん、日本人はどこから来たんだろう?

as_dschさん
投稿者:ciurlionjs
2003/11/28 14:01 メッセージ: 3323
これは as_dsch さんの 3322 に対する返信です
TVで見た浅薄な知識を披露して尊敬されようとするのはみっともないですよ。トピックと関係のない話をするのなら出て行ってください。


投稿者:ageageagebaby
2003/11/28 14:10 メッセージ: 3324
これは ciurlionjs さんの 3323 に対する返信です
hagamerogidusowa?

文体そっくり

すみません
投稿者:y_bagus_m
2003/11/29 1:02 メッセージ: 3329
これは as_dsch さんの 3322 に対する返信です
何かバタバタしおており、レスできずにおります。
また後ほど!

ウィーン会議で
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/11/29 9:32 メッセージ: 3330
これは y_bagus_m さんの 3317 に対する返信です
今回のテーマは苦手と思っていましたら、
>政治に絡む式典などで演奏された というような曲もあるのではないでしょうか?
と、トピ主さんの配慮があり、なんとか投稿出来そうです。

1814年11月29日、ちょうど189年前の今日、ウィーン会議の祝典でオーストリア、ロシアの皇室、プロイセンの王、各国からの来賓や政治家、外交官などの集う大広間でベートーヴェンの作品が演奏されました。
曲目は
交響曲第7番
ウェリントンの勝利
カンタータ「栄光の瞬間」

>「戴冠ミサ」
>これなど、どこかの王様の即位に絡んで書かれた曲だと推察しますが。

KV317のミサにこの名がついたのはモーツァルトの死後ずっと後の1873年のようです。
サルツブルグにあるマリア・プラインという教会におけるマリアを奉る行事のために作曲されたという説からこの名前がついたようですが、そうではないという説が近年あり、その辺のところは憶測に頼るしかありませんが、いずれにせよ王様の冠とは縁のないことのようです。

バグースさんがこの曲をご存じないとしたら、それはビオラが編成に入っていないからかもしれませんね?

へーっ だらけ
投稿者:y_bagus_m
2003/11/29 10:54 メッセージ: 3331
これは as_dsch さんの 3322 に対する返信です
>NHKホールが出来たときに歌った黒人の女性歌手は誰か分かる方いますか?
tanariku19555さん、初めまして。
NHKホール落成とはまた懐かしいですね。
落成記念にカラヤン/ベルリンフィルが来て、ウィーン八重奏団が来て…
カラヤンが初めて行った外タレの、ウィーン八重奏団が初めて行った室内楽のコンサートになりました。
… その頃中一か中二だったのですが、考えてみれば今よりもずっとリッチな実演経験をしていたのだなぁ。

で、その時に歌った黒人女性歌手…
う〜ん、覚えがありません。
どなたかご存知の方いらっしゃいます?

>ところがじゃ、アメリカは断り、イギリスのブリテンはなんと祝賀だちゅうのに
>レクイエムなんぞ作曲しおったんじゃ。

へーっ、アメリカは断ったのですか。
1940年と言えば、私が生まれる40年以上も前のことなので、私にはよくわかりませんが、
日米の関係が微妙な時期にさしかかっていたのでしょうか?
それはともかく、ブリテンはなんでまた「レクイエム」なんぞを作曲したのでしょうね?
これもまた何か政治的な意図があったとか…?
ところで、もしもアメリカがOKしていれば、誰が書いたのでしょうね?
と、「?」が4つも並んでしまいました。

>あまりこういう事に、激しく反応されますと、こちらの方が恥ずかしくなってしまいます。(-_-;
>どうしよう・・・

いやいや、ワダカマルさん、どーもすみません。
「屁の突っ張り」という言葉を反芻しながら文章にしていると頭の中でくだらない連想が
次から次へと沸き起こって来て…
趣くままに書いていると、あんな文章になってしまい、書き上げた後投稿するのをやめよっかな?
とも思ったのですが、せっかく書いたものを捨てるのももったいなく、送信ボタンを押してしまいました。
反省しています。

>>といいつつ私もあまりよく知らないのですが、もし、こう言うのが得意な方の解説があれば幸いです。
>得意というわけではないのですが、この“ヘー”は今年の流行語のひとつであり、
>その元となった「トリビアの泉」という番組(水曜日21:00)は時々見ています。

私は見たことはありませんが、その存在は知っています。
タモリが司会をいしている番組ですよね。
何でも、その番組で使われている「へー ボタン」というのが商品化され発売されたとか。

>「どの奏者も1回のギャラは同じ」というのを紹介していました。
>クラシック・ファンにはちっとも“ヘー”ではないかもしれないが、
>一般の人には“ヘー”のようです。

プロオケの奏者の収入って一回一回のギャラで支払われるのですか?
それは知りませんでした。
私はまた月給制かと思っていました。
奏者の技量や経験によって基本給が決まり、それに「首席奏者手当」とか「コンマス手当」
とかがついて… と言うような。
この話私にとっては結構「へー」です。

ところで話は全然変わりますが、ベルリンフィルでは演奏旅行の移動で利用する飛行機の
席の優劣はポストとは関係なく年齢で決まるのだとか。
年齢の上の奏者がビジネスクラスに座り、いかに天下のベルリンフィルのコンマスであろうが
首席奏者であろうが、若めの人はエコノミークラスなんですと。
安永徹と赤川次郎との対談集で読んだお話です。
でも、ソリストとしても世界に名を馳せるパユなんかがエコノミークラスの狭い座席に座って
いるなんてのを想像したら何だか微笑ましいような気もします。
(パユはもう辞めたのかな?)

トリビア・ネタ
投稿者:wadakamaru
2003/11/29 20:58 メッセージ: 3332
これは y_bagus_m さんの 3331 に対する返信です
as_dsch さん。
「へー」の解説ありがとうございます。
クラ・カテにもと「トリピア・・」がありますが、
ヘー・ボタンを「へー、へー、へー、・・・」と叩いてみたいのですが・・
そんなに「へー」なのかどうか、どのくらい「へー」なのかさえ、よく分からないのです。

日本には「天の鳥舟」に乗ってきてやってきたとかいう伝説もあるようで、
これはまさにUFO、ということで、日本人は宇宙人。  と、強引My way  heyhey ... 2Heys

これ以上トピずれしないように、音楽ネタを考える・・・・
で、演奏者のギャラについてのお話として、

ヴィヴァルディと確執のあったベネディット・マルチェッロが出版した「当世流行劇場」という冊子があります。
これは、ヴィヴァルディを含めたオペラ劇場に群がる人々を批判したもので、
その中にこんな一節があります。
劇場の支配人は、作曲家にセコンダが歌うアリアの、
チェロやコントラバスのパートを書かないように頼み、
そして演奏者にその楽譜を渡し、演奏が終わってギャラを払うときに、
君たちは全部を演奏していないからギャラを減らす。と言い、
セコンダに対しては、君は風邪を引いていたとか、
音がずれていたとか、なんのかんのと難癖を付けたと言うことです。
この本の内容はかなり皮肉な表現になっているので、
話半分で聞くものかも知れません・・

DOUBLE OR NOTHING
投稿者:y_bagus_m
2003/11/29 23:59 メッセージ: 3333
これは wadakamaru さんの 3332 に対する返信です
>そして、先週やっていた中でこのトピを揺るがしかねない大発見がありました。
>それは「フランス人はMcDonaldを略して“マクド”と言う」というものです!

こ、これは「へー」を飛び越して、「ドッヒャー」モノですね。
このトピどころか、この地球上に住む全人類の価値観をも変えてしまおうかと言う
コペルニクス的大発見です。

>つまり、実は関西人は元々フランス人だったわけですね。

そうか、どーりで。
私はフランスには(と言うか、西欧にはどこにも) 一度も行ったことがありません。
にも関わらず、以前から私の身体の中にフォーレの音楽を愛し、ルオーの絵画に
深い共感を覚える限りなく トレビア〜ンでシュルブプレな血が流れているのを
感じていたのです。
この抑え切れないジュテームな感覚は何? と常々訝っていたのですが、
これで謎が解けました。
私の先祖はフランス人だったのですね。
田吾作さんには図らずも私のルーツを探り当てていただき、感謝の念に耐えません。

>1814年11月29日、ちょうど189年前の今日、ウィーン会議の祝典でオーストリア、
>ロシアの皇室、プロイセンの王、各国からの来賓や政治家、外交官などの集う
>大広間でベートーヴェンの作品が演奏されました。

ウィーン会議、「会議は躍る」ってやつですね。
ベー7は「舞踏の神化」だけあって、会議に趣旨に見事にマッチしていますが、
ウェリントンの勝利が演奏されたと言うことは、会議にニュージーランドのクラーク
首相も出席したのでしょうか?
― と、まだ たわけたことをほざいてる奴

それにもまして??なのがカンタータ「栄光の瞬間」。
これは曲の趣旨が云々 というのではなく、「何、その曲? そんな曲がベートーヴェン
にあったの??」 という意味です。
そもそもベートーヴェンのカンタータと言ってもピンと来ず、「観覧車上のキリスト」、
「静かな海で悲しく後悔」くらいしか知りません (いや、カンタータではなくオラトリオだったか?)。

あ、言うまでも無いことですが、「…くらいしか知りません」というのは「聴いたことがある」とか、
「ディスクを持っている」という意味ではなく、「名前を 見た/聞いた ことがある」
ということです、念のため。
で、「栄光の瞬間」なんて曲は見たことも聞いたことも名前ってわけです。
今でも演奏されることがあるのでしょうか?

>で、演奏者のギャラについてのお話として、
>ヴィヴァルディと確執のあったベネディット・マルチェッロが出版した「当世流行劇場」
>という冊子があります。

ヴィヴァやんとマルチェッロは対立していたのですか。
今で言うところの小林亜星と服部克久との間柄みたいなのでしょうか。
どういった事情があったのでしょうね?

ギャラの話が再び出てきたところで、新世界のシンバルを思い出してしまいました。
ご存知のようにこの曲でシンバルが出てくるのが4楽章の1箇所だけ。
3楽章にトライアングルがあるので4楽章のシンバルはトライアングルと掛け持ちに
なるのでしょうが、それにしても3楽章以外は4楽章一発だけの登場。
一般的に考えれば、出番が少ないのだからシンバル奏者のギャラは少なくても…
と言うことになるのでしょうが、私は一発にかけるその緊張感 (何せ他の楽器は強弱
記号p /pp の中での一発、これはシビレまっせ) を考えれば、シンバル奏者には
他の奏者の2倍のギャラを渡してあげたいと思います。

あ、そのかわり もしもその一発を叩き損ねたらギャラ全額没収ね。

せいじ・・・
投稿者:susano_o000
2003/12/ 1 1:46 メッセージ: 3334
これは y_bagus_m さんの 3301 に対する返信です
>もともと絶対必要ではなかった戦争を自ら進んでやらかした挙句の、多くの兵士の戦死です。

 化石ネタで申し訳ありません。(^^;
 アル中ブッシュの「あれ」は最初から「いくら爆弾を落としてもテロリストを増やすだけ」とあちこちから言われつづけてきただけの話が的中した、ということなんですよね。

 自分(たち)だけの正義しか見えない人たちが、欲得やら自己保身がらみでの正義を語ればああなる、そういう話だと思います。「自由!平等!正義!」
 んで、私の予言(^^;。「遠からずアメリカかイスラエルで核テロが起こる、そうして破滅的なまでに世界は混迷する」。

 10年ほど前、「にっくき敵」ソ連は崩壊しました。で、にっくき敵が崩壊したおかげでロシアから核がメチャクチャ流出しました。要するに、途轍もない危機が出来上がったわけで、実際、どれだけの小型核(もちろん、携帯可能なほどの)がテロリストたちに出回っているか、今やモサドやCIAですら捕らえきれない状態なんですね。

 「忠実な奴隷である限りにおいてのみ許してやれる連中」を殺しまくって、自らの破滅を招き続けている「アル中ブッシュの錯乱」はどこまで進むことやら。まあブッシュなんぞを大統領として選んだ者も選んだ者なんですが。

 で、ブッシュ、最近では「早期に統治権限をイラク国民に渡す。自由!平等!正義!」。というわけでいよいよ「桁外れの寝言」が始まっているような状態ですから、日本とアメリカとは仲良くケタが外れているという点で、友邦関係であると言えるのでしょう。

 で、音楽。(^^;ゞ
 よく「あの音楽は政治に利用された」とかいいますが、「政治家の理屈」程度の事でヒット曲など作れるはずはないと思っています。それができるほどの政治家だったら音楽業界が黙ってはいません。(^^;

 政治的な音楽。たとえば、福島の「会津磐梯山」などのような収穫の喜びを歌うような音楽、生きることの意味を歌い上げる世界各地の民謡などなど、これらは全て「人が基本的にあることを忘れて、自らの保身や欲得に走る狂人たち」へのアンチテーゼとして、素朴であるがゆえにますます、ある種の意味において政治的であると感じますが。

 しかし小泉さん、「友邦なんだから手を携えて当然」。
 われわれは誰でも「親しい友人なら、その友人が間違えた時には、それをはっきり言ってこそ本当の友人、親しければ親しいほど、そうするべき」という事ぐらい知っています。
 ところが、「親しい友人だから、そいつが何をやっても正しい、自分は常に賛成する、いつでもそれに協力する」。
 「しかしケタが違う」。そう思います。「圧倒的に、言語に絶するほどに」。そう、彼らの「自由!平等!正義!」に。

 バグースさんの思いに何ら間違いはないと思います。

次に行っちゃいましょう。
投稿者:y_bagus_m
2003/12/ 1 10:22 メッセージ: 3335
これは y_bagus_m さんの 3333 に対する返信です
このトピ設立以来稀に見る盛況ぶりを呈した今回のテーマ「政治と言えば?」でしたが、
そろそろ次に行っちゃいましょう。

政治と来れば次は当然 「経済と言えば?」、いや 「社会と言えば?」の方が良いかな。
う〜ん、「スポーツと言えば?」も捨て難い… って、新聞の見出しじゃあるまいし。

ま、とにかく明日の朝には新しいお題が「パンパカパーン」と…
いやいや、最近の状況を省みれば「パンパカパーン」ではないですね。
もとい、「ひっそりと」お目見えしているはずですのでよろしくお願いします。
それまであと1日ありますので、熱〜い (いや、別にぬるくても良いです) 政治と音楽談義
をお願いします。

スサノオさん、お久しぶり
投稿者:y_bagus_m
2003/12/ 2 1:21 メッセージ: 3336
これは susano_o000 さんの 3334 に対する返信です
今回はどこまで行かれていたのでしょう?

>んで、私の予言(^^;。「遠からずアメリカかイスラエルで核テロが起こる、
>そうして破滅的なまでに世界は混迷する」。

う〜ん、これはちょっとコワい。
しかし、旧ソ連の核兵器が本当に「彼ら」の手に渡っていたとすれば、自爆テロに無上
の誇りを見出す彼らのこと、絵空事ではないのかも知れません。

スサノオさんの予言と私の予測 ;
>私は近い将来米国内でブッシュが殺人罪で告訴されるのではないかと予想しています。
さて、どちらが先に現実のものとなるのでしょう?
スサノオさんの予言は現実のものとなって欲しくはないのですが、もちろん…

話は変わりますが、先日知合いが主催する一足早いクリスマスコンサートに行ってきました。
演奏会場が1800年代に立てられたと言うカトリックの教会。
プログラムはバッハのカンタータ、モーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」、
「躍れ、喜べ、幸いなる魂よ」、V.ウィリアムスの「クリスマスキャロルによる幻想曲」他。
親密で真摯な演奏と教会独特の長い残響、それに雰囲気が相まって、とても良いコンサートでした。
12月7日には小川典子がチャイコフスキーのP協奏曲を弾くコンサートに行ってきます。

第34回テーマ:「悲しみ」と言えば?
投稿者:y_bagus_m
2003/12/ 2 10:08 メッセージ: 3337
これは y_bagus_m さんの 3335 に対する返信です
イラクで日本人の犠牲者が出ました。
遅かれ早かれで、予想はしていたことですが、悲しみと怒りを覚えます。
世の中、悲しいことがたくさん。
今回のテーマは「悲しみ」です。

*「悲しみ」或いは類似語がタイトルに付いている曲。
*悲しみを描いた曲
*悲しい感じのする曲
*個人的に悲しい思い出に結び付いている曲
等々

よろしくお願いします。

クライスラー 「愛の悲しみ」
投稿者:wolfgang17560127
2003/12/ 2 10:29 メッセージ: 3338
これは y_bagus_m さんの 3337 に対する返信です
ありきたりかな ?

それと、昔、「愛と悲しみのボレロ」なんて映画がありましたね。

スターバト・マーテル
投稿者:wadakamaru
2003/12/ 2 22:03 メッセージ: 3339
これは y_bagus_m さんの 3337 に対する返信です
「悲しみ」がテーマと言えば、これが定番です。
邦訳は「悲しみの聖母」でしょう。
聖母マリアが我が子イエスを喪(うしな)った悲しみを歌っています。
実に多くの作曲家が作曲していますが、
超有名なのはペルゴレージで、それはソプラノとアルト(or C-T)の二重唱で、
特に第1曲目のデュエットをきくと、クリスチャンでない私が聴いても、
我が子を喪ったことを歌った曲として、ひしひしとその悲しみが伝わってくるように感じます。
また、聴き捨てならないのはヴィヴァルディの曲で、アルト(or C-T)独唱です。
この曲に関しては、ペルゴレージにちょっと負けたかも知れませんが、
ヴィヴァルディの本領は宗教曲にあり、と思わせるものを十二分に表現しています。


懐メロとしては、
「悲しき雨音」がふっと浮かびました。

悲愴
投稿者:yukkomylove2003
2003/12/ 2 22:15 メッセージ: 3340
これは y_bagus_m さんの 3337 に対する返信です
バグースさん こんにちは。

悲しみといえば、斉藤由貴の「悲しみよこんにちは」…あっ、違うか。

悲しみと言うと「悲愴」ですよね。
チャイコフスキー? ベートーヴェン?

うーん、たしかリストに「悲愴協奏曲」というオケなしの協奏曲があったような。
(2台ピアノ用でアルゲリッチがやってたっけ?)

最愛の娘の死
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/12/ 3 5:24 メッセージ: 3341
これは y_bagus_m さんの 3337 に対する返信です
悲しみを描いた曲
スメタナが長女の死を悼んで作曲したピアノ三重奏Op.15がまず浮かびます。
4歳半の可愛い盛りに急に命を落とした娘の思い出、父親としてのやりきれぬ思いこの曲に込められています。
とくに音楽に才能があった娘Bedriskaが好んで歌っていたメロディーが導入されており、それを音符として書いた父親の気持ちは如何ばかりだったことでしょうか。

心の葛藤を音にしたような1楽章の激しい流れの中に、ふと天使が現れたような美しいメロディーが顔を出します。
2、3楽章の中にも随所に現れる何とも美しいメロディーの数々。
3楽章では葬送行進曲とテーマが巧みに組み合わされ、愛娘の冥福を祈る父親の気持ちがひしひしと伝わってきます。

ハイドン:交響曲No.44
投稿者:ZAKKYO2000
2003/12/ 3 9:58 メッセージ: 3342
これは y_bagus_m さんの 3337 に対する返信です
「悲しみ」といえば確かハイドンにあったなと思い棚を調べてみると、ありましたよ、交響曲No.44 Em。
ほとんど聴いてなかったので、改めて聴きなおしてみると、じめじめ悲嘆に暮れるという感じではないけれど、なかなか締まったいい曲で、モーツアルトのト短調に比肩できるような曲で気に入りました。
これでもう少し第1楽章が悲しみ色を強め、第4楽章が長ければ、もっと良かったかなと思います。
また、この曲は緩叙楽章(字あってます?)が第3楽章にあり、ベートーヴェンの第9以前には例が無いと思い込んでいたので、ちょっと驚きでした。(たまたまこの演奏=オルフェウスCO=が特殊なのかどうか知りませんが)

ハイドンのこの時代の曲(疾風怒濤期っていうんでしたっけ)は、なかなかいい曲があると思います。もし、この曲の次に「ロンドン」交響曲でも書かれてハイドンの生涯が終わっていたら、この曲も、モーツアルト40番とまでは行かないまでも、今の数倍有名になっていたのではないかと思います。

悲しみの…
投稿者:y_bagus_m
2003/12/ 3 10:57 メッセージ: 3343
これは SPINATPOLKA2 さんの 3341 に対する返信です
>クライスラー 「愛の悲しみ」
>ありきたりかな ?

いえいえ、wolfgangさん、ありきたり 大歓迎です。
このトピに参加してくださる皆さんはクラシック音楽に造詣が深い方が多いので、
いつもこちらが 「へーっ、知らなかった」 という曲が多く挙げられ、私など大変勉強になり、
世界が広がる ということが常です。
でも、たまにこういった超ポピュラーな曲が登場すると何だか嬉しくなってしまうのです。

>スターバト・マーテル
>「悲しみ」がテーマと言えば、これが定番です。邦訳は「悲しみの聖母」でしょう。

お、来た来た。 スタバ登場!
(あ、またまた変に略してすみません、私「スターバグース・コーヒー」の廻し物です)
これはワダカマルさんのお気に入りの曲でしたよね。
今まで他の方にも幾度か取り上げられており、これが何度目の登場でしょうか?
こうなると聴かない手はないですね。
ワダカマルさん、ご推薦の盤は誰の演奏のものでしょう?
… と言いながら実際に手に入れ、更にそれを聴くまでにいつもえらく時間が
かかってしまうのですが。

>懐メロとしては、「悲しき雨音」がふっと浮かびました。

何だか最近サブとして懐メロを挙げるのが定番化して来ましたね。
「悲しき…」、「悲しみの…」 の邦題が付いた曲って検索してみればそれこそ
星の数ほどありそうです。

>悲しみと言うと「悲愴」ですよね。
>チャイコフスキー? ベートーヴェン?

ユッコmyloveさん、これまた定番曲をありがとうございます。
私はチャイコフスキーもベートーヴェンもどちらも大好きです。

>うーん、たしかリストに「悲愴協奏曲」というオケなしの協奏曲があったような。

それは知りませんでした。
定番曲と「へーっ」の曲の合わせ技、一本!

>最愛の娘の死悲しみを描いた曲
>スメタナが長女の死を悼んで作曲したピアノ三重奏Op.15がまず浮かびます。

これはまごうことなき「へーっ」の曲ですね。
シュピナートさんの書き込みを読んでいると、その曲の素晴らしさ(聴いたことないけど、
素晴らしいに違いない) とともに、シュピナートさんのこの曲に対する思いが伝わってくる
ような気がします。
「天使が現れたようなメロディー」を聴いてみたい!
これも是非探してみなければ。

かなしくてやりきれない。
投稿者:from_ojp
2003/12/ 3 11:34 メッセージ: 3344
これは y_bagus_m さんの 3343 に対する返信です
サトウハチローの詩に加藤和彦が曲をつけた傑作。
いま聴いてもなんていい曲だろうと思います。
永遠のスタンダードですね。でも僕、持ってない。

この作品の世界、
それは「悲しみ」でもなく「哀しみ」でもない。
晴れた秋の青空を吹き抜ける風のような澄みきった「かなしみ」。
嘆きや涙はそこにはありません。
日々を淡々と生きる、そのやるせなさ、無常感。

色は匂えど散りぬるを 我が世たれぞ常ならむ 
あの奥山きょう超えて 浅き夢見し 逢いもせず。
この人生観ですかね。

おー、そうだ。これは晩年のモーツァルトだ。
クラリネット協奏曲だぁ、第27番ピアノ協奏曲だぁ。

ピアノソナタ D959
投稿者:other_wind
2003/12/ 3 15:09 メッセージ: 3345
これは y_bagus_m さんの 3337 に対する返信です
シューベルトのピアノソナタD959(20番かな)を再び。

2楽章は、もう癒すことのできない深い悲しみ。

4楽章は、その悲しみをじっと受け入れて歩んでいるよう。

ワルター・クリーンの誠実な演奏を聴きました。

モーツァルト弾き
投稿者:shaberibu
2003/12/ 3 16:47 メッセージ: 3346
これは other_wind さんの 3345 に対する返信です
ワルター・クリーン。

懐かしい名前を出していただいて

ありがとうございます。

ワルター・クリーン
投稿者:yukkomylove2003
2003/12/ 3 17:16 メッセージ: 3347
これは other_wind さんの 3345 に対する返信です
other_windさん こんにちは。

私の場合、悲しいというとD960の第二楽章となりますが、D959も、特に
終楽章はじーんと来ますよね。

クリーンさんと言うと、教育テレビでモーツアルトのレッスン番組をしている最中、
逝去のテロップが上に出ていたという悲しい思い出があります。

膵臓癌でもうダメ状態の晩年のモーツアルトピアノソナタ8番の演奏には、
悲しいというよりも最後の執念みたいなものを感じてしまいますが。

LDは持っているのですが、DVDで再発してくれんかなぁ。

トノヴァンとモーちゃん
投稿者:y_bagus_m
2003/12/ 3 18:14 メッセージ: 3348
これは from_ojp さんの 3344 に対する返信です
>「悲しみ」といえば確かハイドンにあったなと思い棚を調べてみると、ありましたよ、
>交響曲No.44 Em。

ハイドンの「悲しみ」、お名前だけはかねがねうかがっております…
恥ずかしながら聴かせていただいたことはございませんが、44番という番号が
私ども日本人にとってはまた「悲しみ」という表題に相応しいように思ったりなんか
するのでございます。

>なかなか締まったいい曲で、モーツアルトのト短調に比肩できるような曲で気に入りました。

何、モーツァルトのト短調に肩を並べる??
それは凄いではあーりませんか!
ハイドンってちょっと曲書き過ぎ?
作った曲が多い分、その価値が薄められて評価されているのでしょうか?
いや、私 「ハイドンと言えばおもちゃの交響曲、いや違った びっくりシンフォニー!」
くらいの認識しかなく、ハイドンはほんと、よう知らんのです。
話が派生しますが、もしも、もしもですよ、モーツァルトがもっともっと長生きして、
ハイドン並みかそれ以上の数の作品を残していたとすれば、モーツァルトの評価って
どうなっていたのでしょうね?

>かなしくてやりきれない。

出ました、私の敬愛する巨匠、加藤和彦 初期の名作!
この歌は私も好きな歌です。

>おー、そうだ。これは晩年のモーツァルトだ。

なんと、加藤和彦はモーツァルトの世界に通ずるものがあったのですか?
学生だか学校卒業したてだかの若者が既に晩年のモーツァルトに匹敵する境地に到達していたとは、
恐るべし、トノヴァン。

クリーンのこと教えてね!
投稿者:other_wind
2003/12/ 3 18:31 メッセージ: 3349
これは yukkomylove2003 さんの 3347 に対する返信です
yukkomylove2003さん、shaberibuさんお二人もクリーンがお好きなようで大変うれしいです。
クリーンの演奏が今年の9月か10月にNHK教育で放送されたんですが、すっかり見るのを忘れて悔しく思っていました。
yukkomylove2003さん、クリーンの演奏はLDで出されていたのですか。
できればどんな曲目だったのか教えてください。
中古屋を探し回ろうと思います。

「悲愴」の追加
投稿者:shaberibu
2003/12/ 3 18:45 メッセージ: 3350
これは y_bagus_m さんの 3343 に対する返信です
グリンカの悲愴三重奏曲。

ピアノ・クラリネット・ファゴットのための曲。

さわやかな悲愴といった感じです。

>リストの悲愴は、

2台のピアノのための曲ですが、

リストの数多い編曲もののひとつで、

オケ付バージョンがあったりします。

偉大な芸術家の思い出に
投稿者:shaberibu
2003/12/ 3 19:04 メッセージ: 3351
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
チャイコフスキー作曲。

悲しい曲を書かせたら天下一品。

同名曲にラフマニノフのがありますが、

こちらはチャイコフスキーの死を悼み

作曲されました。

ところでラフマニノフはロシア革命でアメリカへ亡命しましたが、

以後祖国の地を踏まずにビバリーヒルズ

で無くなったわけですが、

葬式の時、かのキリル・コンドラシンが、

ラフマニノフの墓の土を

アレクサンドラ・ネフスカヤ修道院に眠るチャイコフスキーの墓に

移し置いてやったのでした。

ハイドンの短調の交響曲
投稿者:shaberibu
2003/12/ 3 20:31 メッセージ: 3352
これは ZAKKYO2000 さんの 3342 に対する返信です
は、全部で11曲ありますが、表題のあるものを見てみると

交響曲第26番「哀歌」

交響曲第44番「悲しみ」

交響曲第45番「告別」

交響曲第49番「受難」

交響曲第83番「雌鶏」

というようにそれなりではありますが、

83番は「雌鶏」ですし「哀歌」は復活祭に書かれたからという理由、

「告別」はハイドンによる妙計によるし、

「受難」は受難曲風だからという理由なのです。

モーツァルトのような深みをそこに見出そうとしても拍子抜けを食らうのです。

クリーンのこと
投稿者:yukkomylove2003
2003/12/ 3 21:30 メッセージ: 3353
これは other_wind さんの 3349 に対する返信です
other_windさん どうも。

LDはパイオニアLDCの「NHK趣味百科 ピアノでモーツアルトを」(WPLP9723〜4 2枚組)

一枚目がクリーンさんの演奏で、ソナタ8,11,14番とロンドニ長調。
二枚目が生徒のレッスン(ソナタ11,8)という、いかにもの取り合わせです。

あれから干支で一回りも過ぎてしまったんですね。早いものです。
当時はこれだけで一万一千円もしたので、VHSビデオの方が主流。
中古もそっちの方があるかな(レッスンがビデオ四本別売になっていて、
LD版はダイジェストになっていたはずです。)

クリーンさんのイチオシというと、奥さんとの共演のシューベルトの
軍隊行進曲全曲だと私は思っているのですが、
二番のトリオのところに大々的にハム雑音が入っているせいか、
CD復刻という話は聞きません。悲しいなぁ。

悲しいといえば
投稿者:yukkomylove2003
2003/12/ 3 22:08 メッセージ: 3354
これは yukkomylove2003 さんの 3353 に対する返信です
バグースさん どうもです。

いつものようにピアノばかりですまんのですが、シューマンの

色とりどりの小品 のうち「3つの小品」の第1曲
アルバム帳(Op.124)の子守唄
ユーゲントアルバムの無題(三ツ星)の三番目の曲

いずれも長調ですが、結構悲しいものがあります。

悲しいと言うと、色とりどりの小品の演奏でイチオシのユーリ・エゴロフ。
若くしてエイズで死んじまって、悲しいなぁ。

癒すことのできない悲しみ…
投稿者:y_bagus_m
2003/12/ 3 22:35 メッセージ: 3355
これは shaberibu さんの 3350 に対する返信です
>シューベルトのピアノソナタD959(20番かな)を再び。

あ、聴きたくなってしまいました。
と言うわけで、今電脳叩きながら聴いてます、2楽章。

>もう癒すことのできない深い悲しみ。

なんてのを読んだら、「癒すことのできない悲しみ… そ、そうだったのかぁ!」と
ますます入れ込んでしまいますね。
ほんっと、人の言うことに感化されやすいんだから。

ところで、先日BSでやっていた三毛ランジェリーの昔のライブを見るではなしに見、
聴くではなしに聴いていると、何だか聞覚えのあるメロディが…
あれ、D959の4楽章? でも違う。 でもやっぱりあのメロディ??

知りませんでした。 このメロディが他の作品からの転用だったなんて。
確かやはりシューベルトのソナタだったと思うのですが、イ短調??だったか…
どなたか詳しい方 いらっしゃったら教えて下さい。

>ワルター・クリーン。懐かしい名前を出していただいてありがとうございます。
>教育テレビでモーツアルトのレッスン番組をしている最中、逝去のテロップが…
>yukkomylove2003さん、shaberibuさんお二人もクリーンがお好きなようで大変うれしいです。

ワルター・クリーン。 聞き覚えがある 浄水器のようなこの名前。
しかし、例によって聴いたことはない。
皆さんそれぞれに思い入れがあるようですね。
今度HMVで見てみましょう。

>グリンカの悲愴三重奏曲。
>ピアノ・クラリネット・ファゴットのための曲。 さわやかな悲愴といった感じです。

ここにもまた一つ、悲愴が。
そんな曲があるなんて存在さえ知りませんでした。
しかも、ピアノ・クラリネット・ファゴットのための曲だなんてまた珍しい。
で、何と「さわやかな悲愴」とな? う〜ん、どんな悲しみなのだろう。
甲子園の決勝で敗れた高校球児の心中のような??
う〜ん、それは悲しみとは言わんか…

クリーンの
投稿者:lvkoechel
2003/12/ 3 23:21 メッセージ: 3356
これは y_bagus_m さんの 3355 に対する返信です
ソロも良いかも知れませんが、協奏曲もとても良いです。

 D959、私も大好きです。

 悲しい曲
ブラ4の冒頭。ベートーヴェンのOp.110の「嘆きの歌」。それとモーツァルトのK.595…殊に、終楽章のコーダ以降。

 脈絡の無い文で失礼!

いやどうも
投稿者:susano_o000
2003/12/ 3 23:29 メッセージ: 3357
これは y_bagus_m さんの 3336 に対する返信です
>今回はどこまで行かれていたのでしょう?

 あ、私のことおぼえていてくれてましたか。ここは1週間居ないと遠い昔の故人?になってしまう世界です(^^;。
 で、名古屋とか神奈川とかハシゴしていました。たまに帰ってきても、CDを掛けっぱなしでうつらうつらのリハビリ状態(^^;。

 岐阜県ではなぜか東欧の「黒海」に行っていました。東欧って、岐阜県にあったんですね、ルーマニアの女性とかウクライナの女性とかおりました。(^^;ゞコレバッカリ

>V.ウィリアムス

 つかみどころなく「どろ〜ん」として、不思議に暖かく濃く、ゆったりとうねるような影の存在を感じさせる明るさ。イギリスの作曲家って、不思議な魅力をもっていますよね。

 さかのぼって、ルネサンス時代のタヴァナーやバードのミサ曲は、ただただ「憧れ」という言葉がそのまま音楽になったような美しさがありますね。

>自爆テロに無上
>の誇りを見出す彼らのこと、絵空事ではないのかも知れません。

 そう思います。自爆テロって普通の?テロとは同じに出来ないほどのものがあると思っています。
 冷戦時代には、米ソは相手の核による報復を恐れるがゆえに大事には至らなかったわけですが、その種の恐怖感を持っていない連中なら「平然と」使えるわけです。

 ラムズフェルドはこう言っていました。「アメリカに対する大規模なテロは確実に起こる。もはや問題なのは、起こるか起こらないかなどではない、いつどこで、どんな手段で起こるかなのだ」。あの強気なラムズフェルドが、です。

 相手が国家ではなくテロ組織では、アフガンやイラクのようには行きませんが、それにしてもアメリカは泣き寝入りは出来ないでしょう。
 だとすると、イランやシリア、リビアなどの「ならず者」たちに、「お前たちが後押ししたんだろう」と、一方的な報復を始めるのだろうと思うのです。

 万が一にでもそうなったら、日本の出方がキーを握るような気がします。

たくさんある
投稿者:susano_o000
2003/12/ 3 23:44 メッセージ: 3358
これは from_ojp さんの 3344 に対する返信です
>おー、そうだ。これは晩年のモーツァルトだ。
>クラリネット協奏曲だぁ、第27番ピアノ協奏曲だぁ。

 うわ、出されてしまった。私も同感です。微笑んでいるのでますます哀しい。
 個人的には前者がベーム盤、後者はブレンデル盤が好きです。

 あとバッハの「いざ来たれ、異邦人の救い主よ:BWV599」の、ディヌ・リパッティによるピアノ演奏盤。彼の演奏はどれも哀しいんですがね。

 で、ロックでは(^^ゞ、レッド・ツェッペリンの「カリフォルニア」とブラックサバスの「イッツ・オールライト」です。
 で、で、日本のものでは「かぐや姫」の「赤ちょうちん」。ジ、ジ〜ン。(T^T)

アランフェス協奏曲の第2楽章が
投稿者:wolfgang17560127
2003/12/ 3 23:54 メッセージ: 3359
これは y_bagus_m さんの 3337 に対する返信です
出ませんね。

シューベルト
投稿者:susano_o000
2003/12/ 3 23:58 メッセージ: 3360
これは yukkomylove2003 さんの 3347 に対する返信です
>私の場合、悲しいというとD960の第二楽章となりますが、

 私もシューベルトならこっちでしょうか。ただ、持っているのがシュナーベル盤(1937年!)だけなんで、何とも言えないんですが。
 彼は思い入れたっぷりの表現をするんですが、これらの曲の場合「こってり」とした情緒を排した演奏のほうが迫ってくるものがあるような気がします。ワルター・クリーンの演奏で聴いたらどうなのか・・・。

 ただ、昔々の演奏って、思い入れタップリでも、そこに真実味があるので決していやらしくはないのですがね。

嘆きの曲
投稿者:y_bagus_m
2003/12/ 4 1:00 メッセージ: 3361
これは yukkomylove2003 さんの 3354 に対する返信です
>偉大な芸術家の思い出に チャイコフスキー作曲。
>悲しい曲を書かせたら天下一品。

うちにアルゲリッチ・クレーメル・マイスキーの演奏で作品50のピアノ三重奏曲の
CDがあるのですが、これがこの「偉大な芸術家の思い出に」というやつでしょうか?
と言うわけで、またまた聴いています、今。
この曲はのっけから「嘆き」という言葉が頭に浮かぶ何ともデモーニッシュな曲ですね。
この3人の演奏がさらに輪をかけてそう思わせるのかもしれません。

>同名曲にラフマニノフのがありますが、こちらはチャイコフスキーの死を悼み作曲されました。

この曲は確か少し前bekさんがはまりかけていた曲ではなかったかしらん?
ところでいつも皆勤賞のbekさん、最近お見かけしませんが、どこにおられるのでしょう。
もう夏間近ということで、南極点ハイキングにでも出られているのかな?

>葬式の時、かのキリル・コンドラシンが、ラフマニノフの墓の土をアレクサンドラ・
>ネフスカヤ修道院に眠るチャイコフスキーの墓に移し置いてやったのでした。

おぉ、何とも泣かせる話ですね。
でも、「土なんか持って入って、空港の検疫で引っかからなかったのかしらん?」
などと思ってしまったのは私だけ?

>モーツァルトのような深みをそこに見出そうとしても拍子抜けを食らうのです。

シャベリブさん、ハイドン やっぱしモーツァルトには匹敵しない??

>いつものようにピアノばかりですまんのですが、シューマンの
>色とりどりの小品 のうち「3つの小品」の第1曲
>アルバム帳(Op.124)の子守唄
>ユーゲントアルバムの無題(三ツ星)の三番目の曲

いつものようにユッコmylove定番のピアノ曲。
当然のように私の知らない曲ばっかし…ではあるのですが、もしかしたらこれらの曲
CDは持っているかもしれません。
あるのですよ、ケンプのシューマンピアノ曲全集みたいなのが、うちに。
北京で1枚当たり150円くらいで売っていた、所謂 ○○盤というやつです。
こういうのは取り立てて欲しいものでなくても衝動買いしてしまうんで
全然有り難味が無く、買ってからもう4-5年経つと言うのに未だに一度も
針を通して(?)いません。
でも、ここで挙げていただいたのが良い機会になりそうです。
一度それらの曲を探して聴いてみることにしましょう。

鳥のごとく飛びたちて
投稿者:kettaro2001
2003/12/ 4 1:47 メッセージ: 3362
これは y_bagus_m さんの 3337 に対する返信です
御無沙汰です。

 悲しみの歌、といえば葬送行進曲。

 ニュー・オーリンズの葬送の歌が、ルイ・アームストロングによって再現されています。

@「サッチモ1950アンド・モア」
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&pn=1&id=mvcr20001
A「音楽自叙伝」
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=mvcm24007

 どちらも同じ録音からのものですが、Aは曲の半ばほど、埋葬の際、遺族が歎き悲しむ箇所のナレーションがカットされています。

 前半は悲痛な雰囲気の「鳥のごとく飛びたちて(Free As A Bird)」ですが、これは元来スペイン民謡とのこと。「追憶」の題で日本でも知られているとか。「鳥の歌」に似ているような気もしますが、別の曲のようですね。

 後半は、神に召され、天国へ旅だった死者を賑やかに送る音楽が奏でられます(「Oh, Didn't He Ramble」)。


 今年も多くの人々の訃報に接しましたが、悲しみよりも、感謝の気持ちのほうが大きいように思います。

 95歳での大往生だったアルト・サックス奏者のベニー・カーター(高校生の時、サイン貰ったなぁ)、フルート奏者のハービー・マン、ボーカリストの笈田敏夫、ドラマーのジョージ川口。春風亭柳昇、夢路いとしの両師匠。そして、わが祖母。

 彼らの冥福を祈らずにはいられません。

岐阜の黒海
投稿者:y_bagus_m
2003/12/ 4 10:27 メッセージ: 3363
これは wolfgang17560127 さんの 3359 に対する返信です
>クリーンのソロも良いかも知れませんが、協奏曲もとても良いです。

lvkさんもクリーンの支持者ですか。
前にも書いたように私はクリーンは聴いたことがないのですが、NHKの先生をやっていた
ということやその名前の持つイメージ (だってクリーンだもん) から、何か人畜無害の
面白みの無い演奏をするピアニストというイメージを持っていました。
これほどまでに音楽通の皆さんの支持を受けているのであれば、是非聴いてみたいですね。

>岐阜県ではなぜか東欧の「黒海」に行っていました。

へーっ、黒海って日本、しかも岐阜県にあったのですか、知りませんでした。
でも、台湾やシンガポールなどにも「六本木」や「新宿」があることを考えれば、
岐阜に「黒海」があったり、島根に「バイカル湖」があったりしても
それほど不思議ではないかもしれませんね。

>V.ウィリアムス、つかみどころなく「どろ〜ん」として、不思議に暖かく濃く、
>ゆったりとうねるような影の存在を感じさせる明るさ。

私が聴いた「クリスマスキャロルによる幻想曲」は、バリトンソロと混声合唱、オケによる作品でした。
色々なクリスマスキャロルのメロディが次から次へと現れて奏でられる祝典的な曲… ではなく、
もっぱら1曲のクリスマスキャロル(題名は知りませんが、耳にしたことのあるメロディ)が
下敷きになった(と思われる) 暖かくも幻想的な曲 と言った感じでしょうか。

>>おー、そうだ。これは晩年のモーツァルトだ。
>>クラリネット協奏曲だぁ、第27番ピアノ協奏曲だぁ。
>うわ、出されてしまった。私も同感です。微笑んでいるのでますます哀しい。

笑いながら怒っている、じゃない (それは竹中直人)、涙をためて笑っているっちゅうやつですね。
以前「涙と言えば?」の時にも出ましたね、モーツァルト。

>アランフェス協奏曲の第2楽章がでませんね。

アランフェスですか!
これもちょっと「嘆き」が入ってますよね。
でも、悲嘆にくれて傍目はばからず嘆いているのではなく、
その昔栄華を極めたスペインの宮殿跡にたたずみ、当時の隆盛に思いを馳せ涙する… みたいな。
でも、なぜかつての栄華に涙するのでしょうね?
きっとその人はかつてその宮殿でブイブイ言わせていた貴族の生まれ変わりか何かなのでしょう。

ありがとうございます
投稿者:other_wind
2003/12/ 4 17:50 メッセージ: 3364
これは yukkomylove2003 さんの 3353 に対する返信です
yukkomylove2003さん、
クリーンのLDの情報ありがとうございます。
モーツァルトの演奏をぜひ見てみたいなあ。

D959はルプー、ケンプ、ポリーニ、ヘブラーも聴きましたが、あと二人の演奏をどうしても聴きたいんです。
一人は、素晴らしいモーツァルトを聴かせてくれたギルバート・シュヒター。
もう一人は、リストで有名なホルヘ・ボレット。
なかなかこのCDにお目にかからないんです。


>NHKの先生をやっていたということやその名前の持つイメージ (だってクリーンだもん) から、何か人畜無害の
面白みの無い演奏をするピアニストというイメージを持っていました。

bagusさん、クリーンは音がクリーンなんですよ!
音がとても美しくて、センスがいいんです。

葬送行進曲と言えば
投稿者:y_bagus_m
2003/12/ 4 19:09 メッセージ: 3365
これは other_wind さんの 3364 に対する返信です
>悲しみの歌、といえば葬送行進曲。
>ニュー・オーリンズの葬送の歌が、ルイ・アームストロングによって再現されています。

ケッタロさん、どーもです。
「ニュー・オーリンズの葬送の歌」というのは、どういった意味なのでしょう?
誰か有名なジャズミュージシャンが亡くなった時のパフォーマンス?
サッチモが亡くなった時かな? とも思いましたが、サッチモ自身が演奏しているのだから、
それはないですよね。
それとも「ニューオリンズの街」そのものの葬送?
よーわかりまへん、教えてください。

そう言えば、これまでまだ葬送行進曲が出ていませんでしたね。
葬送行進曲と言えば、私の場合まず頭に浮かぶのがなんと言ってもベートーヴェンの
英雄の2楽章。
学生時代にこの曲を定演でやったのですが、演奏会の直前に同じ学年のファゴット吹きの
お父さんが亡くなりました。
本番当日のこの楽章ではやはり感ずる所がありましたね。
あと、4楽章の後半だったかな、静か場面でのファゴットソロ。
彼のお父さんの魂がゆっくり天に昇ってゆくような気がしたものです。

っつーわけで、あなたの一推し葬送行進曲は? …ってなんか変?

>D959はルプー、ケンプ、ポリーニ、ヘブラーも聴きましたが、
>あと二人の演奏をどうしても聴きたいんです。

D959も皆さんの支持を集めていますね。
私はブレンデルのものしか聴いたことがありませんが(これもまた北京で買った150円もの)、
ルプーとか内田光子なんかの演奏を聴いてみたいと思っとります。

>bagusさん、クリーンは音がクリーンなんですよ!
>音がとても美しくて、センスがいいんです。

名は体を表す(現す?) っちゅーやつでしょーか?
そう言えばどこかのふとどき者もおっしゃっていましたね、「カラヤンの演奏は空やん!」って。
これも名は体を現す(表す?) っちゅーのでしょーか?
―― 怒るで、実際!

バーバー 「弦楽のためのアダージョ」
投稿者:der_kranke_mond
2003/12/ 4 22:46 メッセージ: 3366
これは y_bagus_m さんの 3337 に対する返信です
何故この曲が挙がらないのでしょうか?(ベタすぎですか?)
これは葬送音楽の定番中の定番といっていいでしょう。
映画「プラトーン」に使われてた曲としても有名ですが、
僕がこの曲を初めて知ったのは、「エレファントマン」
のテレビ放送でした。

アルビノーニのアダージョ
投稿者:der_kranke_mond
2003/12/ 4 22:48 メッセージ: 3367
これは der_kranke_mond さんの 3366 に対する返信です
もなかなか出てきませんね。何故だ!? (これもベタすぎ?)

ぴあの
投稿者:susano_o000
2003/12/ 4 23:09 メッセージ: 3368
これは lvkoechel さんの 3356 に対する返信です
>ベートーヴェンのOp.110の「嘆きの歌」。

 ベートーヴェンでふと思い出したのですが、彼の「さらばピアノよ」ってピアノ小品、どうやら偽作らしいんですが、偽作だとしてもなかなかの曲だと思います。耳が悪くなり、ピアノを諦めたときの曲だそうですが。

 タイトルそのものズバリでマニアック路線なら、数年前ブレイクしたカリンニコフのピアノ小品、「悲歌」。北国的な暗さの中にも郷愁味を感じさせる佳作だと思います。

 で、脈絡もなくシューベルトで思い出しました。即興曲第3番(D899-3)。
 とことん悲嘆に暮れた、というよりも、これもどこか微笑みすら感じさせる名曲と思います。

地理
投稿者:susano_o000
2003/12/ 4 23:29 メッセージ: 3369
これは y_bagus_m さんの 3363 に対する返信です
>台湾やシンガポールなどにも「六本木」や「新宿」があることを考えれば

 「京都」なんかは結構よく見るような気がしますが、上海の静安というところには「名古屋」もありましたっけ。あと、なぜか「皇太子」というのも。(^^;

>その昔栄華を極めたスペインの宮殿跡にたたずみ、当時の隆盛に思いを馳せ涙する… みたいな。
>でも、なぜかつての栄華に涙するのでしょうね?
>きっとその人はかつてその宮殿でブイブイ言わせていた貴族の生まれ変わりか何かなのでしょう。

 おお、なるほど!
 となると、「アルハンブラの思い出」も今回のテーマに出さざるをえませんね。
 しかし生まれ変わって「アルハンブラの思い出」なら、良い貴族だったんだろうな、と思わせたりします。

悲しみといえばマーラー
投稿者:beknch
2003/12/ 5 0:47 メッセージ: 3370
これは y_bagus_m さんの 3361 に対する返信です
こんばんは。

どうも大好きなマーラーが挙がらないようですね。

まずは文字通り交響曲第6番「悲劇的」

冒頭は遅いほうが好きで、バルビローリ、ブーレーズが好み。
ただし、アンダンテは3楽章にしてもらいたいものです。バルビローリは2楽章に
持ってきていますが。このアンダンテはロマンチックでいいのですよ。映画音楽にも使えそうです。
4楽章になると、悲劇的と言うよりも、「マラやん、あんた、大丈夫?」って言う
感じになってきます・・・。ハンマーが登場するのですが、最近はDVDも出てきている様
なので、様子がよくわかりそうですね。

しかし悲しみと言えば、何と言っても絶望を通りこしてあきらめの境地に達した交響曲9番
を挙げないわけには行きません。1楽章から通して4楽章に達した時。悲しみと言うべきか、
寂しさと言うべきか。ううっ。

今、日本に居るのですが睡眠不足+酒でヘロヘロ。完全に頭の機能が停止状態継続中です。
来週にはペンギンとの生活に戻る予定です。
ところで、HMVには初日に顔を出しました。DVDオペラ他、CDも仕入れましたよ。
今は、なつかしのモーツァルトフルートソナタ(KV10−15)を演奏中。残念ながら
思い入れのあるランパルのものはどうしても手に入らず、ニコレで。
ベトやんの交響曲全集、マゼールが二千円半ばだったのでついついこれも。

それではまた。

アダージョ
投稿者:y_bagus_m
2003/12/ 5 1:54 メッセージ: 3371
これは susano_o000 さんの 3368 に対する返信です
>バーバー 「弦楽のためのアダージョ」
>何故この曲が挙がらないのでしょうか?(ベタすぎですか?)
>これは葬送音楽の定番中の定番といっていいでしょう。

この曲がありましたね。
0911直後、テレビでニュースを見るとこの曲が流れている場面に出くわしたことがあります。

珍しく自分がCDを持っている曲が出ると、嬉しくなってすぐかけたくなってしまう私。
と言うわけで、今流れています。 イ・ムジチの演奏。

ここで、dkmさん (或いはどなたでも) に質問。
*この曲って元々葬送用に書かれたの?
*米国以外でも葬送音楽として定着しているの?
おせーて下さい!

ところでこの曲、私はイ・ムジチのあっさり目(?) の演奏しか聴いたことがないのですが、
確かバーンスタインのCDも出ていますよね。
1回聴いてみたいです、バーンスタインの思い入れたっぷりで魂没入型 (に違いない) の演奏。

>アルビノーニのアダージョもなかなか出てきませんね。何故だ!? (これもベタすぎ?)

私の父親が自分の葬式にはこの曲を流してくれと言っていました。
そんな父も今は…
… 引退して久しく、テニス三昧の日々を送っています。

>タイトルそのものズバリでマニアック路線なら、数年前ブレイクしたカリンニコフの
>ピアノ小品、「悲歌」。北国的な暗さの中にも郷愁味を感じさせる佳作だと思います。

カリンニコフという名前はたま〜に目にするような気がしますが、数年前にブレイクしたんですか?
ぜ〜んぜん知りませんでした、エッヘン。
名前からしてロシア系の人なのでしょーか?

ところで、私は今大変重大なことに気づきました。
何と、ここまでのところトピずれが (殆ど) 無い!
何か良からぬことが起こる前触れでなければよいのですが…

コンサート行ってきました
投稿者:y_bagus_m
2003/12/ 5 2:21 メッセージ: 3372
これは y_bagus_m さんの 3371 に対する返信です
ところで、今日(あ、もう昨日か) 小川典子が出演したコンサートに行ってきました。
1時間半ほど前に帰ってきたばかりです。
小川典子という人は名前は聞いたことがあった (かな?) のですが、当然のことながら
その演奏に接するのは初めて。

こういう方です。
http://www.kajimotomusic.com/artists/ogawa_noriko.html

チャイコフスキーの1番を演ったのですが、なかなか良かったです。
しっかりしたタッチで確実に音を鳴らすといった感じで、結構男勝りな印象を受けました。
ただ私が座った席 (場所的には普通のホールならばほぼ最高の席だったはずなのですが)
に届く音はなぜか安物のアンプを通したようなかなり汚い音で、100%演奏を楽しめたとは
言い難かったのが残念でした。
もっと後ろの方で聴いた人は音色の変化もとても美しかったと言っていましたから、
やはり席が悪かったのでしょう。
オケの音はきちんと聴こえていたのですがね。

メインの曲はチャイコフスキーの交響曲第2番「小ロシア」。
これもなかなかの熱演だったのですが、いかんせん曲が…
3楽章あたりはなかなか面白いと思うのですが、1楽章なんか かなり 「ウムム」だし、
それに輪をかけて 「ウムムムム」 なのがのが4楽章。
あれならボクにも書けそう… とまでは言いませんが。

1〜3番と、4〜5番ではその出来に天と地ほどの違いがあるように思います。

死を前に
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/12/ 5 4:01 メッセージ: 3373
これは der_kranke_mond さんの 3366 に対する返信です
>バーバー「弦楽のためのアダージョ」
>葬送音楽の定番中の定番といっていいでしょう

それは知りませんでした。
これは映画「ロレンツォのオイル」に使われていたのが印象的です。
バグースさんがこの映画を見た事がない場合、料理の映画ですか、なんて言われるのではないかと気が気でありません。
不治の病にかかった息子を救うために研究を続け、遂に死をくい止める手段を発見する愛と感動の物語です。

不治の病というと、癌に冒され刻々と迫る死の時を目の前に完成させたドビュッシーのヴァイオリンソナタも悲しいですね。
彼の完成させた最後の作品。
病状がかなり悪化した時期にコンサートで自作を伴奏したドビュッシーは、衰弱し、ろう色の顔だったと記録されています。
曲の短さも、彼の精神的、体力的の限界だった事を想像するとつらい気持ちになりますが、最後の恐るべき力で書き上げられた凝縮されたエネルギーには驚かされもします。

D959
投稿者:yukkomylove2003
2003/12/ 5 8:49 メッセージ: 3374
これは other_wind さんの 3364 に対する返信です
other_windさん こんにちは。

シュヒターのシューベルトボックスは、先日某通販A社の広告にも出てきましたが、
なかなか見ない物件ですね。私も入手苦労しましたが、先週福岡のタワーで
久々に偶然見かけました。二万近い凄い値段がついてましたが。

ボレットは、いかにもボレットという滋味のある演奏でしたが、
シュヒターの場合はまあ普通ってとこでしょうか。苦労して手に入れる
ほどでもないような気もするんですが。

そう言えば、シューベルトでは、断片の嬰へ短調のソナタも結構悲しいですよね。

グローバル化
投稿者:y_bagus_m
2003/12/ 5 10:32 メッセージ: 3375
これは beknch さんの 3370 に対する返信です
>「京都」なんかは結構よく見るような気がしますが、上海の静安というところには
>「名古屋」もありましたっけ。あと、なぜか「皇太子」というのも。(^^;

「名古屋」は香港にもあります。
何度か通過したことがあるのですが、行ったことはないので美味しいエビフリャーや
味噌煮込みうどんが食べられるかどうかは知りません。
ニューヨークには「伊勢」もありました。
「築地」なんてそれこそ世界中にあるのでは?
いや〜、こうやって見てみると世界が狭くなったということを実感しますねぇ。
グローバル化の波はここまで押し寄せている。

>あと、なぜか「皇太子」というのも。(^^;

「皇太子」というのはおもしろいですね。
もう10年ほど前になるでしょうか、香港で「宮沢理恵」というのを見かけました。
ちょうどあの写真集を出して間もない頃か、貴乃花(貴花田?)と婚約した頃か
そんな時期だったと思います。

で、そういった類では海外で見かける一番多い名前は「桜」ではないでしょうか。
「宮沢理恵」は日本食レストランの名前にはなり得ませんが、「桜」は、レストラン、
カラオケラウンジともに本当に良く見かけます。
北京では「桜」と言われてもよくわからず、「どこの桜?」と確認しなくてはなりませんでした。
やはり「桜」というのは日本を象徴する言葉なのでしょうね。
うむ、「日本の象徴」という意味では、スサノオさんが見かけた「皇太子」なんてのは
悪くないセンスなのかも知れません。
店の名前が「天皇陛下」ではちょっと … ですからね。

>となると、「アルハンブラの思い出」も今回のテーマに出さざるをえませんね。

アルハンブラは妙に懐かしさと暖かさを感じるのですが、その後ろにあるものは
「悲しみ」なのかもしれませんね。

>どうも大好きなマーラーが挙がらないようですね。
>まずは文字通り交響曲第6番「悲劇的」

bekさん、お久し振り。
日本にいらっしゃるのですね。
で、来週南極に戻り、月末にまた日本?
忙しいですね。

さて、マーラーが好き!と言いながら聴いたことがないこの曲 (えせマーラーファン)、
このトピでは何度か登場しているのでかなり気にはなっているのです。

>ハンマーが登場するのですが、最近はDVDも出てきている様なので、
>様子がよくわかりそうですね。

聴いたことがなくとも、ハンマーが登場するということは知っているのですが、
ハンマーをどうするのでしょう?
ハンマーをバチ代わりにティンパニを叩くのか、ハンマーで前に座っている奏者の
頭をドつくのか?
いずれにしてもハンマーは何かを叩く道具(?) にすぎない思うのですが、
なぜ叩かれるものではなくハンマーがクローズアップされるのか不思議です。
(聴いたことないもんだからますますわかりません)
たしかにDVDだとそれがよく分かるのでしょうね。

案外バチでハンマーを叩いていたりして…
或いは弓でハンマーを擦るとか…

もしかしたら・・・?
投稿者:tarohanako8408
2003/12/ 5 11:48 メッセージ: 3376
これは y_bagus_m さんの 3375 に対する返信です
ここ数週間バタバタしていて、すっかりご無沙汰してました★タロハナです。
ずっと、覗きにはきていたのですが、趣味トピのほうにレスするのが、精一杯な状況だったので、すみませんでした。

今回は「悲しみ」がテーマですよね。
ずっと、皆さんの投稿はみていたのですが、もしかしたら、ショパンはまだ出てないような。。。
あの超有名なピアノソナタ第二番「葬送」です。3楽章が特に有名ですよね?子供でも知っている・・・。

3楽章の最初の出だしから、ズンとくる和声に、「これは葬送行進曲だ」と子供心に悟った記憶があります。

悲しい鳥
投稿者:other_wind
2003/12/ 5 12:18 メッセージ: 3377
これは y_bagus_m さんの 3375 に対する返信です
ラヴェルのピアノ曲「鏡」の第2曲目。

「私は炎熱焼くが如き真夏に、ほの暗い森の中で動けなくなった鳥たちを喚び起こそうとした」(ラヴェル)

悲しいというより、静寂を味わうという感じでこの曲も大好きです。
ちょっと今の季節とは合いませんが。

……
森のさらに深みへと入って行くと、そこは孤独と静寂が支配していた。

 「鴉鳴いて私も一人」

鳥の声がさらに静寂を呼んでくる。
それは心の深みへの歩みとシンクロしてくる。
心の闇の中で、意識に現れてくることができなかった
多くの原型たちやコンプレックスたちが
鳥の声となって意識に呼びかけてくる。
「オレガ ホントウノ オマエ ナノダ…」と。

そんな感覚に襲われてきます。
ジャン=フィリップ・コラールの演奏で聴きました。

不治の病
投稿者:as_dsch
2003/12/ 5 12:24 メッセージ: 3378
これは y_bagus_m さんの 3372 に対する返信です
さすがに前回のテーマ「田吾作ひとり舞台(ひとり相撲?)」で堪え難きを堪え忍び難きを忍んでいた皆さん、今回のテーマ「不治の病といえば」では怒涛の如くテーマに沿った投稿が続いていますね。

ワルター・クリーン夫人は日本人で、その姉だったか妹だったかが元N響オーボエ奏者の小島葉子さんだということがN響オーボエ奏者茂木大輔氏の本に書いてありました。
で、ワルター・クリーンはというと、名前だけで実演もCDも聴いたことがないけれど、NHK教育テレビのレッスンは時々見ていました・・・テレビの影響は大きく、このレッスン出演でクリーンのコンサートは早々に完売となるという現象が起きたのを記憶しています。

チャイコフスキー「偉大なる芸術化の思い出」がロシアにおける「追悼=ピアノ三重奏」の嚆矢なのでしょうか?
ラフマニノフ「チャイコフスキーの思い出」は聴いたことがありませんが、タコ先生のピアノ三重奏2番「ソレルチンスキーの思い出」はなかなかいい曲です。
アルゲリッチ+クレーメル+マイスキーのCDがいいですね・・・東京でチャイコとのコンサートがあり、BSで放送したのも見ました。
尚、1番は若きタコ先生の作品で、こちらはチョン・トリオ(ミュンフン+キョンファ+ミュンファ)がいい。

アメリカの理髪師の「弦楽のためのアダージョ」は弦楽四重奏曲の第2楽章を弦楽オケに編曲したもので、チャイコの「アンダンテ・カンタービレ」(「弦楽セレナード」の第2楽章)やボロディンの「セレナード」(「弦楽四重奏曲2番」の第3楽章)のようなものです。
米国では有名人の葬儀によく使われ、ケネディの葬儀でも演奏されました。
バーバー本人は「私は送葬音楽を書いたんぢゃない!」と怒り狂っていましたが、残念ながらというか予想通りというか、ご本人の葬儀ではちゃんと(?)この曲が演奏されました。

「悲しみ」を広く捉えてしまうとタコ先生の作品がオン・パレードとなりそうなので、ここは「送葬行進曲」ということでバグースさんやシュピナートさんが泣いて喜ぶワーグナーを挙げておきます。
「神々の黄昏」の最後の部分で英雄ジークフリートの死を描いた「ジークフリートの送葬行進曲」は有名であり、オケだけの音楽ですので「ワーグナー=忍耐力養成音楽」という人でも感涙に咽び泣くことのできる優れものです。
できればそれに続く「ブリュンヒルデの自己犠牲」も聴いてみることをお勧めします。
ブリョンヒルデが愛馬グラーネに乗って、第4コーナーを回って直線をまっしぐらにジークフリートを燃やしている中に飛込んで馬番3-7の12,500円の万馬券、そして神々の住むワルハラの城が崩れてラインの水が溢れ、黄金はラインの乙女の手に戻り、全4夜にわたる「ニーベルングの指輪」は幕を閉じるのであった。
ところで、この「ジークフリートの送葬行進曲」の冒頭のティンパニをタコ先生は最高傑作交響曲15番の終楽章冒頭に引用しました。
そしてこのティンパニに続いて「トリスタンとイゾルデ」の冒頭の所謂「トリスタン音階」が出てきて、そこからタコ先生オリジナルの“黄泉のワルツ”とでも呼ぶものが始まります・・・様々な様相を呈して音楽は進み、謎を残しながらこの名曲はゴーダの星の煌きと共に幕を閉じます。
またタコ壷にはまっちゃったよ・・・交響曲15番をよろしく。

さて、最後に本テーマ「不治の病といえば」ですが、田吾作の場合は「タコ壷症候群」であります。
これはあまり感染力はなく、残念ながら多くの人は抵抗力を持ち合わせているようです。
しかし「香港bagus型トピずれ症候群」は強力です。
空気感染はしませんがネット感染しますので大変恐ろしく、多くの人は抗体を持っておらずワクチンも開発されていません。
ネット上で発病している分には問題ありませんが、実社会で症状がでると会議中に突然無関係な話をしだすなどして人間関係を損なうことになります。
人類の滅亡に繋がる21世紀の大問題であり、世界制覇を狙う中国の陰謀で生まれた人工ウィルスだという噂ですが、崩壊したソヴィエトから持出されたという説もあり、実際のところはよくわからないようです。
気をつけましょう。

救いようのない悲しみ
投稿者:ZAKKYO2000
2003/12/ 5 12:24 メッセージ: 3379
これは y_bagus_m さんの 3337 に対する返信です
悲しみも、軽いセンチメンタルなものから、重く救いようのないものまで様々ですよね。

夢も希望もない、悲しみの極限状態のような曲の代表としてはこれらあたりでしょうか。

・マーラー:交響曲第10番
有名なアダージョからしてもう終焉のムード満載ですが、最後の楽章のバスドラの連打により全ての希望は打ち砕かれてしまう感じです(6番の最後のところを延々やられる感じでしょうか)。

・ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第8番
これも全曲悲しみ色に染められ、超暴力的な第2楽章を経た後半の緩やかな部分でのテュッティの強奏によって全てが打ち砕かれる感じです。

・シューベルト:弦楽四重奏曲第15番
この曲が何で長調なのか良く分かりませんが、もう完全に悲しみを超えてしまった狂人の世界としか言い様のない曲だと思います。

これら3曲は私にとって非常に聴くのか恐ろしく、とても安易には聴くことができない曲ばかりです。

葬送といえば
投稿者:ZAKKYO2000
2003/12/ 5 12:56 メッセージ: 3380
これは y_bagus_m さんの 3365 に対する返信です
行進曲ではないのですが、
ハルトマンが「葬送協奏曲」というヴァイオリン協奏曲を書いていますね。美人ヴァイオリニスト、イザベル・ファウストのCDに入っていて、なかなか静謐な曲でよかったです。

それとストラヴィンスキーが師、リムスキー=コルサコフの死を悼んで書いた「葬送の歌」という曲がありますが、この曲、作品番号5(4は有名な「花火」)となっているにもかかわらず、楽譜が消失してしまって聴くことができません。初演の感想では、なかなかいい曲だったとの記述もあり、是非聴いてみたいものです。その内どっかから出てこないかな。(ちょっと専門的話題ですいません)

カール・アマデウス・ハルトマン
投稿者:shaberibu
2003/12/ 5 13:11 メッセージ: 3381
これは ZAKKYO2000 さんの 3380 に対する返信です
ですね。

弦楽合奏のためのヴァイオリン協奏曲ですね。

シュヒターの顔
投稿者:other_wind
2003/12/ 5 15:55 メッセージ: 3382
これは yukkomylove2003 さんの 3374 に対する返信です
>ボレットは、いかにもボレットという滋味のある演奏でしたが、
>シュヒターの場合はまあ普通ってとこでしょうか。苦労して手に入れる
>ほどでもないような気もするんですが。

yukkomylove2003さん、
シュヒターもボレットもお聴きでしたか。うらやましい。
シュヒターはモーツァルトのLPが10数枚あって、
ジャケットに写る、気取らないその顔がとても印象的でした。
音楽も気取らず、モーツァルトが大好きだとわかる味のある演奏だったように思います。
普通の演奏でしたか、でも聴いてみたいなあ。
渋谷か新宿のタワーに行ってみます。
あればいいけど、ちょっと高い…のね。


>もっと後ろの方で聴いた人は音色の変化もとても美しかったと言っていましたから、
>やはり席が悪かったのでしょう。

バグさん、小川典子の演奏、良かったようですね。
本当に、席によって響きが結構左右されますよね。
交響曲第2番「小ロシア」、恥ずかしながらまだ聴いてません。
早速聴いてみましょう。


>ベトやんの交響曲全集、マゼールが二千円半ばだったのでついついこれも。

beknchさんも神出鬼没ですね。
バグさんに引き続き、今日本ですか。
ベトやん、私はノリトンの新譜の方を手に入れました。
マーラーの悲劇的は先週メータの演奏会がありましたが、
イスラエルフィルなので、何か事件が起きるのではないかという不安から
結局行くのを止めました。


>ワルター・クリーン夫人は日本人で、その姉だったか妹だったかが元N響オーボエ奏者の小島葉子さんだということがN響オーボエ奏者茂木大輔氏の本に書いてありました。
>で、ワルター・クリーンはというと、名前だけで実演もCDも聴いたことがないけれど、NHK教育テレビのレッスンは時々見ていました・・・テレビの影響は大きく、このレッスン出演でクリーンのコンサートは早々に完売となるという現象が起きたのを記憶しています。

as_dschさん、
私はNHK教育テレビのレッスンを見ていないのですよ。ああ残念!
「マクベス夫人」はヴォツェックと内容がちょっと似てますね。
興味深く聴きました。
今度は交響曲4番を聴いてみます。


>ハルトマンが「葬送協奏曲」というヴァイオリン協奏曲を書いていますね。

ZAKKYO2000さん、
ベルクのヴァイオリン協奏曲も「ある天使の思い出のために」ですね。

祝!1周年
投稿者:ZAKKYO2000
2003/12/ 5 17:15 メッセージ: 3383
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
ああっ、忘れてた。1時間ほど過ぎてしまいましたが、

バグースさん、皆さん、トピ開設1周年、おめでとうございます。

様々なテーマのもと、いろいろ教えていただいたり、自分でも考えたり、楽しい1年でした。今後とも末長く続きますよう。

祝!1周年
投稿者:other_wind
2003/12/ 5 17:54 メッセージ: 3384
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
バグースさん、皆さん、1周年おめでとうございます。

バグースさんのユーモアと博識、機転、こまめなレスに頭が下がります。
私もとても楽しい1年でした。
これからもどんなテーマが出るのか楽しみにしてます。

今までのテーマをピックアップしてみました。

クリスマスと言えば...
第2回テーマ 「歓喜」 といえば?
第3回:「終末・フィナーレ」と言えば?
第4回テーマ:「夢」と言えば?
第5回テーマ:「涙」と言えば?
第6回テーマ:「きっかけ」と言えば?
第7回テーマ:「ロマン」と言えば?
第8回テーマ:「愛」と言えば?
第9回:「最近はまっている曲」といえば?
第10回テーマ:「映像」と言えば?
第11回テーマ:「春」と言えば?
第12回:自分で指揮/演奏してみたい曲
第13回テーマ:「戦い」 と言えば?
第14回テーマ:「平和/安息」と言えば?
第15回テーマ:「始まり」と言えば?
第16回テーマ :「子供」と言えば?
第17回テーマ:「宇宙・天体」と言えば?
第18回テーマ:「衝撃の1曲」と言えば?
第19回:貴方が好きな1,2,3番 と言えば?
第20回テーマ:「雨」と言えば?
第21回テーマ:「踊り」と言えば?
第22回テーマ:「夏」と言えば?
第23回:秘境に持って行く10枚と言えば?
第24回テーマ:「情熱」と言えば?
第25回:「どうも苦手です…」と言えば?
第26回:ご当地ソングと言えば?
第27回テーマ:「秋」と言えば?
第28回テーマ 「ベートーヴェン交響曲」
第29回テーマ: 「歌」と言えば?
第30回テーマ:「チャンピオン」と言えば?
第31回テーマ:「華麗なる…」と言えば?
第32回テーマ 「朝」と言えば?
第33回テーマ:「政治」と言えば?
第34回テーマ:「悲しみ」と言えば?

う〜ん、こうやって並べると結構たくさんあったんだなあ。

続 祝!1周年
投稿者:lvkoechel
2003/12/ 5 18:01 メッセージ: 3385
これは ZAKKYO2000 さんの 3383 に対する返信です
 話題は後回しにして、とりあえず

おめでとうございます。

バーンスタインの最高傑作か?
投稿者:der_kranke_mond
2003/12/ 5 18:21 メッセージ: 3386
これは y_bagus_m さんの 3371 に対する返信です
>*この曲って元々葬送用に書かれたの?
 *米国以外でも葬送音楽として定着しているの?

田吾作さんが仰っていた通りです(米国以外でも
葬送音楽として定着してるかどうかは分かりませ
んが)。まぁ「怒り狂っていた」というほどではない
ようですけどね。 

>確かバーンスタインのCDも出ていますよね。
 1回聴いてみたいです、バーンスタインの思い入れ
 たっぷりで魂没入型 (に違いない) の演奏。

以前別トピでどなたかも仰ってましたが、この演奏は
おそらくバーンスタインの最高傑作ではないかと思い
ます(オケはロサンゼルス・フィル)。バグースさんの
仰る通り、イ・ムジチのアッサリした演奏とは対照的
な、激しい感情移入を感じさせる超弩級の名演で、
中でもクライマックスのストリングスの絶叫は、この
世のものとは思えないような美しさです。


※トピ開設1周年おめでとうございます。

そうそう、葬送
投稿者:y_bagus_m
2003/12/ 5 18:26 メッセージ: 3387
これは tarohanako8408 さんの 3376 に対する返信です
>>バーバー「弦楽のためのアダージョ」葬送音楽の定番中の定番といっていいでしょう
>それは知りませんでした。

と言うことは、やはり米国だけなのでしょうね。
日本だったら何だろう。
以前小沢征爾が阪神大震災の犠牲者の冥福を祈るために、コンサートの冒頭で
G線上のアリアを演奏していたのは見たことがありますが。

>これは映画「ロレンツォのオイル」に使われていたのが印象的です。
>バグースさんがこの映画を見た事がない場合、料理の映画ですか、なんて言われるので
>はないかと気が気でありません。

そんな、いくら私でも「料理の映画」だなんて思いませんよ。
オイルと言えば自動車、ずばり lvkさんがお好きなF1ものと言えよう!

>不治の病にかかった息子を救うために研究を続け、遂に死をくい止める手段を発見する
>愛と感動の物語です。

むむむ、そうなのですか。
で、その息子と言うのがF1レーサーを目指していた… とか?

>不治の病というと、癌に冒され刻々と迫る死の時を目の前に完成させたドビュッシーの
>ヴァイオリンソナタも悲しいですね。 彼の完成させた最後の作品。

ドビュッシーの遺作なのですか。
以前聴いたことがあるような気がしますが、ぜ〜んぜん覚えていません (トホホ)。
大抵これだもんなぁ…

>そう言えば、シューベルトでは、断片の嬰へ短調のソナタも結構悲しいですよね。

シューベルトのソナタはD959、960しか知らない私。
その嬰へ短調っつーのはD??? なのでしょうか?
あ、それはそーと、クレオソート(byフロム…でしたっけ?) 前にちらっと書いたD959の4楽章の
メロディのもと歌、どなたか知ってらっしゃる方おせーて!
意地悪せずにおせーて、おせーて!!

>ずっと、覗きにはきていたのですが、趣味トピのほうにレスするのが、
>精一杯な状況だったので、すみませんでした

タロハナさん、最近の趣味トピ、久し振りに一家全員揃った という感じでとても良い雰囲気ですね。
あとはlvkさんを縛り上げて医者に引っ張って行くだけだな。

>あの超有名なピアノソナタ第二番「葬送」です。3楽章が特に有名ですよね?

私は先に英雄の2楽章を挙げましたが、生まれて初めて「葬送行進曲」というものの存在を知り、
メロディがインプットされたのはやはりショパンのこれでした。

>子供でも知っている・・・。

そう、テレビのコントなんかでも使われますもんね。
作曲者は知らなくてもメロディを知っている人は多いでしょう。

シューベルトに狂った私
投稿者:yukkomylove2003
2003/12/ 5 19:03 メッセージ: 3388
これは y_bagus_m さんの 3387 に対する返信です
バグースさん そう言えばこのトピが一周年ということ忘れてました。すいません。
私が乱入したのは最近の話なので、許してちょ。

シューベルトの嬰へ短調って第8番D571なんです。1楽章の展開部までしか
ないので、補完して後にアダージョやロンドをふっつけます。
後の部分は小品集としてケンプも録音してるんですけどね。
前の部分はシフとかダルベルトなどが入れてます。でも、この曲に関しては、
ブリリアントの安い箱のやつの方が好きですが。ちなみにここでもご参考に。

ttp://www.lcv.ne.jp/~pumpkin/classic6kem.htm

ちなみに、D959の4楽章の旋律の元祖となった、第4番(D537)も、
D537,959と続けて聴けば、また結構悲しいものがあります。

一周年を寿ぐ
投稿者:as_dsch
2003/12/ 5 21:05 メッセージ: 3389
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
席亭バグース氏の采配宜しきを得て毎日この御達者倶楽部寄席を愉しんできたためか、冬の太陽のやうに一年が短く感じられる。
時に、否、常に主題を捻じ曲げてあらぬ方向へ話を飛ばす輩が現れるのに対して、軌道修正するのかと思ひきや、さらにあらぬ方向へと押し進めて行く席亭の見事なまでの暴走に、唖然とする暇もなく引つ張られてしまひ、それでゐて愉快なことこのうへないのである。
そもそも、あらぬ方向へ話を飛ばすのは門下生ばかりではなく席亭自ら嬉々としてやつてゐるのだから、この寄席が繁盛するのは必定とも云へる。

それにしても門下生へ逐一の返答を欠かさぬ席亭の律儀な心配りには感心しきりであり、また躍動感ある文章の運びは「音楽にリズムがあるが如く文章にもリズムがある」といふことを教へてくれる。
それでゐて読み手が畏れを抱かぬやうに、時折背筋に冷気を感じさせる駄洒落を“わざと”散りばめるといふ深遠なる配慮までしてゐる。

嗚呼、驚嘆すべし席亭バグース氏の高等戦術!
不肖の門下生である田吾作は、蛸壷話ばかりで修行不足を痛感すると共に、これからも心地よきこの寄席におぢやまして学習せんと心に決める次第である。
まずは一年、愉しからずや。

ゲームオーバー
投稿者:shaberibu
2003/12/ 5 22:58 メッセージ: 3390
これは y_bagus_m さんの 3387 に対する返信です
20年以上まえに流行った

インベーダーゲームのゲームオーバーの時の音楽。

細川たかしの「心のこり」と

それにつづく

ショパンの葬送行進曲でしたね。

うっそー、あっ…
投稿者:y_bagus_m
2003/12/ 6 2:19 メッセージ: 3391
これは as_dsch さんの 3389 に対する返信です
>祝!1周年ああっ、忘れてた。1時間ほど過ぎてしまいましたが、
>バグースさん、皆さん、トピ開設1周年、おめでとうございます。

えっ、うそー、ちょっと早すぎますよ… えっ、あっ、あれっ、ほんとだー!
そろそろ1年だなー とは (実はかなり前から) 思っていたのですが、
何故かまだ4-5日先のような気がして、今日が (いや、もう昨日か…)
1周年だなんて全然気付いていませんでした。
ZAKKYOさん、other windさん、lvkさん、dkmさん、田吾作さん、トピ主自らがこんな
状態なのに、皆さん きちんと心に留めていただいて本当にありがとうございます。

クラシック音楽への造詣の深さについては他に類を見ないこの私の幅広く奥深い知識を、
ほんの一部ではありますが、皆さんに分けて差し上げる。 そして、そうすることによって
皆さんの音楽生活がよりいっそう豊かなものになってゆくのを目撃することは
私にとってこの上ない喜びです。

… えっ、寝言ほざくな、ふざけるな?
すんません、ほんとのこと言います。

クラシック音楽の造詣の深さにかけては半端ではない皆さんの幅広く奥深い知識を、
ほんの一部ではありますが分けていただく。 そして、そうすることによって
私の音楽生活が少しずつ豊かになってゆくのを実感することは
私にとってこの上ない喜びです。

実際このトピを始めてから、未知の曲の新体験、既知の曲の再発見が多数あり、
ワクワクしながら音楽を聴くということが多くなりました。
クラシック音楽を聴き始めた当時の感覚をちょっと思い出した と言う気さえします。

これでもう思い残すことはありません。
それでは皆さん… ってのはもう古い手なので、やめておきましょう。

皆さん、これからもよろしくお付き合いのほどお願いします。

バーブ佐竹
投稿者:y_bagus_m
2003/12/ 6 3:05 メッセージ: 3392
これは as_dsch さんの 3378 に対する返信です
>悲しい鳥ラヴェルのピアノ曲「鏡」の第2曲目。

ラヴェルの「鏡」って以前CD持っていたような気がしないでもないのですが、
探して見るとありませんでした。
なんか、持っているはずのCDがまとめてごそっと無いんだよなぁ…
なんでだろ〜?

>タコ先生のピアノ三重奏2番「ソレルチンスキーの思い出」はなかなかいい曲です。
>アルゲリッチ+クレーメル+マイスキーのCDがいいですね・・・

田吾作さん、その「剃れるチン スキーの思い出」というピアノ三重奏曲は、
もしかして第2番ホ短調、作品67 というやつでしょうか?
もしそうだとしたら、昨日「偉大なる芸術化の思い出」を聴いた「ついで」に
「聞き流し」ました。
アルゲリッチ+クレーメル+マイスキーのライブ演奏CD。
で、ぜ〜んぜん覚えてません、どんな曲だったか。
この曲をCDで持っていることすら知らなかったという有様。

と言うわけで、今度きちんと聴いてみますね、この曲。

>アメリカの理髪師の「弦楽のためのアダージョ」は弦楽四重奏曲の第2楽章を
>弦楽オケに編曲したもので…

さすが田吾作さん、アメリカ国籍。
この曲は元々弦楽四重奏曲だったのですか!
じぇ〜んじぇん、知らなんだ。

>バーバー本人は「私は送葬音楽を書いたんぢゃない!」と怒り狂っていましたが、
>残念ながらというか予想通りというか、ご本人の葬儀ではちゃんと(?)この曲が
>演奏されました。

きちんと成仏できたのでしょうかね、バーバーの魂は?
あ、それとバーバーで思い出しましたが、歌手のバーブ佐竹が亡くなりましたね。
私はバーブ佐竹の歌はまったく覚えていないのですが、
なぜかその名前と顔は結構鮮烈に記憶に残っています。

>「神々の黄昏」の最後の部分で英雄ジークフリートの死を描いた「ジークフリートの
>送葬行進曲」は有名であり、オケだけの音楽ですので「ワーグナー=忍耐力養成音楽」
>という人でも感涙に咽び泣くことのできる優れものです。

つまり私向けってことね。

>できればそれに続く「ブリュンヒルデの自己犠牲」も聴いてみることをお勧めします。

まったく関係ない話になってしまうのですが、この「ブリュンヒルデの自己犠牲」という
タイトルを目にするたびに、中国共産党を思い浮かべてしまうのです。
「胡耀邦の自己批判」 みたいな…

悲しみと喜びの日
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/12/ 6 7:45 メッセージ: 3393
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
バグースさん
1周年記念おめでとうございます!
こちらはまだ5日。日付が変わるまであとわずかの時間ですが。

トピの誕生日はモーツァルトの命日なのですね。この2つをコンビで記憶させるとは、さすが名トピ主と感心しております。

そして一周年記念のこの日に、悲しみの曲がテーマとなっている。
当然の事ながら、モーツァルト「レクイエム」以外に今日はありません。

わたしも
投稿者:tomo_910jp
2003/12/ 6 11:09 メッセージ: 3394
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
こんにちは、バグースさん (^_^)v
一周年おめでとうございます。ちょっと一日遅れましたが
このトピが一年前にできた時に、香港在住の方が面白いトピ
を上げたと思いました。グッドアイデアだったんですねぇ…
きっと盛況になるとその時から予測してましたよ。
まぁ最初はこんなひょうきんな方だとは思いませんでしたが(^^)


おとといの夜中にひょんなことで聴く事になった
シューマンのピアノ五重奏曲変ホ長調 op.44 、この作品の第2楽章が
葬送行進曲なんですねぇ…如何にも鬱陶しい楽章です。

バグースの顔
投稿者:y_bagus_m
2003/12/ 6 11:25 メッセージ: 3395
これは other_wind さんの 3382 に対する返信です
>・マーラー:交響曲第10番
>有名なアダージョからしてもう終焉のムード満載ですが、
>最後の楽章のバスドラの連打により全ての希望は打ち砕かれてしまう感じです。

えせマーラーファンの私は当然10番は聴いたことがないのですが、
これってアダージョしかなかったのでは?
「最後の楽章」ということは、完全復刻版なのでしょうか?
クック版(でしたっけ?) というような。

ショスタコーヴィチは田吾作さんにお任せするとして…

>・シューベルト:弦楽四重奏曲第15番
>この曲が何で長調なのか良く分かりませんが、もう完全に悲しみを超えてしまった
>狂人の世界としか言い様のない曲だと思います。

私は一つ前の番号(死と乙女)はかなり好きなのですが、15番は聴いたことがありません。
でも、14番があれなのだから、15番もさぞ… という気はします。

>行進曲ではないのですが、
>ハルトマンが「葬送協奏曲」というヴァイオリン協奏曲を書いていますね。

ハルトマンですか。
えっ、「当然知らないんでしょ」ってか?
ふっふっふっ、この人はね、知ってるんですよ、私も。
大きな「8」の字を胸につけて思いっくそ速く走る人ですよね、手は動かさずに。
でも、あの人作曲家でしたっけ?
いや、そもそも人間でしたっけ?

>カール・アマデウス・ハルトマンですね。

そうそう、その人ですよ私が言いたかったのは。
さすがシャベリブさん、私と同様よく知ってらっしゃる。
カール・アマデウス・ハルマゲドン その人です。

>バグさん、小川典子の演奏、良かったようですね。

その演奏会でオケで演奏していた知り合いの人と偶然ロビーで会ったのですが、
彼女も一緒に演奏していて、ビンビン伝わって来るものがあったと言っていました。
ついでながら、「実際に話をしてみると、とってもよい人!」 ということでした。
演奏会終了後ロビーでサイン会やってたので、サイン貰って来りゃよかったな…

>シュヒターの顔
>シュヒターはモーツァルトのLPが10数枚あって、ジャケットに写る、
>気取らないその顔がとても印象的でした。

1周年記念というわけではないのですが、私もここらで自分のことをよりいっそう皆さんに
知っていただこうと、プロフィールに顔写真をアップしてみました。
素顔をさらすのはちょっと恥ずかしいのですが、一大決心です。
ちょっとおめかししてみましたので、興味のある方はご覧下さい。
ちゃんと見られるかな?

「泣き、うめき、嘆き、苦しむ」
投稿者:wadakamaru
2003/12/ 6 12:00 メッセージ: 3396
これは y_bagus_m さんの 3372 に対する返信です
>小川典子
私にしては珍しく、彼女のCDがあります。
ベートーヴェンの「合唱」をワーグナーが編曲したピアノ独奏盤です。
きびきびしたなかなか良い演奏でした。

またバロックネタですが、「悲しみ」シリーズそして「葬式」ものとして、
ヴィヴァルディのカンタータ「泣き、うめき、嘆き、苦しむ」(RV675)があります。
この曲はバッハのカンタータ「泣き、嘆き、憂い、怯え」(BWV12)と名前が似ています。
関係があるのかも知れませんね。
なにが悲しくてこんな曲を作ったのか知らないのですが。

「葬送」と言えば、これもヴィヴァルディにあります。(RV579)
アレッサンドリーニのCDには「スタバ」も入っていて、
まるでお葬式シリーズみたいです。

追記:バグースさんって、中国の歴史上の人物とそっくりだったんですね。

祝、最初のアニバーサリー
投稿者:beknch
2003/12/ 6 13:51 メッセージ: 3397
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
○○トピ開設一周年おめでとう御座います。

考えてみると、筆不精・超面倒くさがりの私がそれなりに参加させて頂いているという事実
は画期的なことなのです。これはひとえにトピ主様のお人柄、知性、容姿端麗、質実剛健、
な面がやはり大きいといわざるを得ません。

更に大事な点と致しまして、ここにご参集の民様の温かいお心使い(とてつもないおじん
ギャグを見ても文句を表明されない等)も見逃せない要因です。

とろこで、昨日は無理やり夕方で仕事を打ち切り、マタイ受難曲を聴いてきました。
ヘルムート・ヴィンシャーマンという83歳の顔の小さい背の高い指揮者。ご存知の方も
多いとは思いますが、元オーボエ奏者で鳴らした人です。

前半は睡魔に襲われて何度か気を失いました。何せ席が最前列のど真ん中で指揮者の足が
良く見えるポジション。と言う事はステージ用の上からのライトを私も浴びているので、
演奏者からも私の姿が丸見えです。寝ちゃいけない、と前半はちょっと苦労。ところが、
後半は、どんどん曲に引き込まれて行き、睡魔は吹っ飛んで行ってくれました。

一番感じ入ったのは、83歳の年齢が発する重みです。
この老指揮者を見つめる演奏者の目も良かった。鳴り止まないアンコールの最後では、
自分の楽譜を顔の前に掲げて自分の顔を隠し、指で楽譜を指す。次に自分の顔を指で指して
首を横に振る。「凄いのは私じゃなくて、バッハなんじゃよ」と。
私は彼と何度も目が合ったので目で語っておきました。「やはり、あんたが凄いよ」と。

めでたや!
投稿者:jeux24
2003/12/ 6 15:34 メッセージ: 3398
これは y_bagus_m さんの 3391 に対する返信です
バグースさま、一周年おめでとうございます。
爆竹を鳴らしてお祝いしましょう!

祝辞の一番乗りを果たすつもりだったのですが、
残業続きのヘロヘロ状態で、完全に出遅れてしまいました。(グスッ)
こうなりゃ、ドンジリに控えしは・・・でいきましょうか。

お師匠様のさまざまな得技の中で、私が一番感嘆するのは、
「物語る才能」ですね。
未だに、口アングリ、目を白黒させてしまいます。。。
きっと、ご幼少の頃から、想像力豊かであらせられたのでしょう。(^_^)

ご常連の方たちのレスもまた、ウイットに富んでいて素晴らしい。
ほんとに、楽しませていただいた一年でした。
(スサノオさんのカキコを久々に読めて、嬉しいです。)

感謝。

*田吾作さんの祝辞は、立派なものですね。
 私たちの気持ちを代弁していただいたと思います。
 いや〜、なかなか葬送たる(アレッ?)メンバーです。 

お誕生日おめでとう
投稿者:from_ojp
2003/12/ 6 17:39 メッセージ: 3399
これは jeux24 さんの 3398 に対する返信です
ちがった、一執念おめでとう。
またちがった、一周年おめでとう。
こんなに面白くて、
ダメ、もとい、タメになるトピはないですよ。

ベト2・ブラ3・カロヤン愛好会のフロムを
これからもどぞよろしこ。
ついでに我が心の春日八郎もお忘れなくね。
赤いランプの終列車〜。ポッポー

キリ番ゲッター阻止!
投稿者:i_hate_liar_2003
2003/12/ 6 19:07 メッセージ: 3400
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
そういうこと。

え?
投稿者:exterminator_xp
2003/12/ 6 23:18 メッセージ: 3401
これは i_hate_liar_2003 さんの 3400 に対する返信です
阻止もなにもないじゃん。

華やかな中に感じる悲しさ
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/12/ 6 23:40 メッセージ: 3402
これは tomo_910jp さんの 3394 に対する返信です
tomoさんの寝不足談、趣味トピで読みました。
”この曲なんだっけ症状”はほんとに気持ち悪いものですね。でも夜中まで探した事はありません。どういうわけか2日ぐらい後にふと題名を思い出す事が多いです。
2日かかってたどり着く記憶の部分ーずいぶん性能の悪いコンピューターが頭に内蔵されてるわけです。

で、トモさんがまもなく記憶にたどりついたシューマンのピアノ五重奏曲変ホ長調 、大変気に入った曲ですが、この曲はクララにとって悲しい思い出にもつながるのではないでしょうか。
2人が幸せな時期に作曲され、シューマン宅での初演、ゲヴァントハウスでのコンサートでの初演もクララがピアノパートを受け持ち、それを微笑んで聞いていたシューマンが想像されます。
ところが、精神を病んでからのシューマンは、その時期にこの曲を弾いたクララの演奏をひどく批判し、クララは大変傷つくのです。

シューマンの不幸な死の後、クララにとってこの曲は最高の時期の思い出と重なって、非常に苦い思い出も回想されたことでしょう。

この曲を聴くと、手放しで曲の美しさに没頭出来ない、複雑なちょっと悲しい思いがするのです。

う〜む
投稿者:susano_o000
2003/12/ 6 23:54 メッセージ: 3403
これは y_bagus_m さんの 3371 に対する返信です
>カリンニコフという名前はたま〜に目にするような気がしますが、数年前にブレイクしたんですか?

 私の周りだけだったのかな?(^^;ゞ
 結構若くして死んだ人で、独特のほの暗い哀愁が何とも言えない作曲家です。どれを聴いても「悲歌」のイメージが付きまといます。
 NAXOSから出た交響曲が注目されたような。

 それにしても1周年、本当に凄いテンションですね!バグースさんのおかげでクラシックを聴き始めたという人が、日本だけで1000万人いるという話もうなづけますね。これからもよろしくお願い致します。

漢字
投稿者:susano_o000
2003/12/ 7 0:41 メッセージ: 3404
これは y_bagus_m さんの 3375 に対する返信です
>スサノオさんが見かけた「皇太子」なんてのは
>悪くないセンスなのかも知れません。

 高級クラブ風カラオケ飲み屋でした。たしかにちょっと意表を突かれた感じでした。これじゃあ「明太子」も出てきそうだなと思ったんですが、ありませんでした。(^^;

 「桜」、これは確かにオシャレですね。似た路線でも「梅」とかだと、すっぱい感じがして「なんだかな〜」です。(^^;

 「漢字」というのは欧米諸国から見ると、やはり何とも面白いものだそうですね、アメリカ人なんかで、漢字をタトゥーで彫っている人も結構いるそうですね。「根性」とか「極悪」とか。(^^;

 以前、どこかで書いた記憶があるのですが、昔々、ピエール・ブーレーズが来日したとき、彼も漢字に興味を持っていて、「私の名前を漢字で書くとどうなる」と質問したそうです。(音楽関係の雑誌に載っていた話なんですが)
 で、「冷(ヒエル)不冷(フレイ)」。意味は「クールだか非情ではない」と答えたとかで、「座布団5枚!」と、思わずうめいたものでした。(^^;

グローバル
投稿者:susano_o000
2003/12/ 7 1:10 メッセージ: 3405
これは y_bagus_m さんの 3395 に対する返信です
>素顔をさらすのはちょっと恥ずかしいのですが、一大決心です。

 バグースさんってケネディ大統領だったんですね。実はながらく、そうじゃないかと思っていました。(^^ゞ

 中国の音楽、いわゆる国楽と呼ばれるジャンル、「春江花月夜」「春到湘江」「陽春白雪」などなど、曲のタイトルでその雰囲気が伝わってくるそれらは、甘く濃い独特の雰囲気、常に感じさせる哀感がなんとも言えません。

 私の母は子供の頃、満州に住んでいたのですが、「中国の人が誰かを送る時に『ツァイチェーン、ツァイチェーン』と言うのを聞くと、本当に悲しくなるのよ」と言っていました。

 で、なぜか今、中国の「黒米酒」というのを飲んでいます。(^^ゞ

あ、いえいえ
投稿者:susano_o000
2003/12/ 7 1:48 メッセージ: 3406
これは jeux24 さんの 3398 に対する返信です
>(スサノオさんのカキコを久々に読めて、嬉しいです。)

 あ、いえいえ、おぼえていてくれて嬉しいです、私ごとき若輩者を。(^^;
 jeux24さんのもーちゃん談義、また聞かせてほしいです。

 そう言えば、もーちゃんと言いますと、「ほうれんそうさん」がレクイエムをあげておられましたが、私にはあの曲は「悲しみ」というよりは、たった一つのものを残してあとはぜんぶ失ってしまった、喪失の果てにあるものを感じてしまいます。好きな曲なんですが、圧倒的に過ぎます。特にワルター盤などは。

 もーちゃんで「悲しみ」なら、私には(何度も書いた記憶があるのですが)「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲」の第二楽章です。いつになっても好きな曲です。

スタバとモーツァルト
投稿者:y_bagus_m
2003/12/ 7 2:24 メッセージ: 3407
これは SPINATPOLKA2 さんの 3393 に対する返信です
>以前別トピでどなたかも仰ってましたが、この演奏はおそらくバーンスタインの
>最高傑作ではないかと思います(オケはロサンゼルス・フィル)。

やっぱし? しかも、バーンスタインの最高傑作??
そりゃ聴いてみにゃなんめ。
探してみますよ、そのCD.

>バグースさん そう言えばこのトピが一周年ということ忘れてました。すいません。
>私が乱入したのは最近の話なので、許してちょ。

そんな、あーた。
本人でさえ忘れてた、とゆーか、気づかなかったのですから、許すも何も…

>シューベルトの嬰へ短調って第8番D571なんです。1楽章の展開部までしか
>ないので、補完して後にアダージョやロンドをふっつけます。

ふむふむ、ありがとうございます。
ところでユッコmlさん (おっと、また略してしまった、人の名前を。 すみません!)、
狂ってしまったのですか、シューベルトに?
シューベルトの音楽って人を深〜くのめりこませる何かがあるのかもしれませんね。

>ちなみに、D959の4楽章の旋律の元祖となった、第4番(D537)も、
>D537,959と続けて聴けば、また結構悲しいものがあります。

さすが、ユッコmlさん。 きちんとおせーて下さいました。
D571と537、CD探してみます (多分こっちには無いだろけど)。

>インベーダーゲームのゲームオーバーの時の音楽。
>細川たかしの「心のこり」とそれにつづくショパンの葬送行進曲でしたね。

不器用な私にとっては、「インベーダーゲーム=100円玉の無駄」となるのが目に
見えていましたから、ほんの2-3回しかやったことがありあませんでした。
で、ショパンはありきたりなチョイスとしても、細川たかしはなかなかプレイヤー
心理の微妙な点を突いてきますね。
まずタイトルからして、ゲーム機からの離れがたさを助長しますし、
そのメロディを聞けば当然のごとく頭に浮かぶ歌詞 「私バカよね〜…」が、
「こんちくしょ〜、バカにしやがって… よし、もう一回!」という気にさせますから。

>トピの誕生日はモーツァルトの命日なのですね。
>この2つをコンビで記憶させるとは…

いや〜、さすがシュピナートさん、「わかってくれはりましたか(msg1763,1776参照)」 ですね。
そう、私はモーツァルトの遺志を継ぎ、クラカテ界の新生アマデウスとなるべく敢えて
この日を選んだのです! …などと言うことはあろうはずもなく、その日が恐れ多くも
先の副将軍じゃない、モーツァルトの命日であったなんてこれっぽっちも知りませんでした。

>そして一周年記念のこの日に、悲しみの曲がテーマとなっている。
>当然の事ながら、モーツァルト「レクイエム」以外に今日はありません。

くしくも12月5日の夕方、いつものように「カフェ・ラテ」のテイクアウトをオーダーすべく
立ち寄ったスター・バグース、いや、スター・バックス・コーヒー。
クリスマスデコレーションも賑やかな店内でかかっていた音楽は何とモーツァルトの
レクイエムだったのです。

「あれ、朝来た時にはクリスマスらしく ボニーMの “MARY’S BOY CHILD” がかかっていたのに、
よりによって何故レクイエムなんぞを?」 とかなり奇妙に感じたのですが、
これはそう言うわけだったのか??
いやいや、でもスター・バックスがそこまで手の込んだ選曲をするだろうか?
これは深読みのしすぎ、単なる偶然?
いやいや、でもスター・バックスでクラシックがかかっていたなんて言うこと自体初めてのこと。
これはやはりモーちゃんの命日だから…?

と、考えれば考えるほど謎は深まる香港の冬の夜。

クランポスとニコラウス
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/12/ 7 3:23 メッセージ: 3408
これは y_bagus_m さんの 3407 に対する返信です
”スター・バックスでモツレク聞きながらコーヒー飲もう”というのも珍しいですね。

オーストリアではウィーンに数件あるようですが、入った事はないです。
お菓子とカフェの国オーストリアのウィーン中心地にスタバが入ると話題になった事がありましたが、若者には受けているのかもしれません。

今日はSt.Nikolausの日。
サンタクロースと起原は同じらしいのですが、こちらは同じ赤い服でも司祭の服。
子供たちに袋に入ったお菓子や贈り物を配って回る日です。(もちろん親が詰めるのですけれど)

昨日5日は悪い子のところにこわい出で立ちの悪魔のような”クランポス”がくる日。
もっともこちらの方はクランポスに変装した若者が夜、街に出没するのみですが。

トピの誕生日はクランポスの日でもあるわけです。
小さい子はクランポスを見て怯えたりもしますよ。
良かったですね、バクース君のお家にまでは行かないでしょう、遠すぎて。

ヴィンシャーマン!
投稿者:y_bagus_m
2003/12/ 7 8:14 メッセージ: 3409
これは tomo_910jp さんの 3394 に対する返信です
>こんにちは、バグースさん (^_^)v

トモさん、お久しぶり!

>このトピが一年前にできた時に、香港在住の方が面白いトピを上げたと思いました。
>グッドアイデアだったんですねぇ…

そう、やはり私くらいの人間になると、アイデアの目の付け所が違うのです、エッヘン!
ではなく、これはmsg1にも書いてある通り、トピ名からして他カテのパクリだったんですね。
元トピなくしては、このトピはあり得なかったのです。
ちなみに、残念ながら本家本元の方は事情があって なくなってしまいましたが、
そちらでトピ主をされていた方は今でも他方面で大活躍中です。

>おとといの夜中にひょんなことで聴く事になったシューマンのピアノ五重奏曲変ホ長調 op.44 、
>この作品の第2楽章が葬送行進曲なんですねぇ…如何にも鬱陶しい楽章です。

読みましたよ、趣味トピに書かれていたお話。
気持ちはすごーくよくわかります。
シューマンのこの曲は若い頃好きで、パネンカ・スメタナSQのレコードを持っていました。
でも、もう長いこと聴いていないので、2楽章がどんな曲だったかも忘れてしまいました。
1楽章の冒頭や第2主題は今でもたまに頭の中に浮かぶのですけどね。
2楽章は葬送行進曲でしたっけ? 一回メロディを聴けば思い出すのだろーな。

>○○トピ開設一周年おめでとう御座います。
>これはひとえにトピ主様のお人柄、知性、容姿端麗、質実剛健、
>な面がやはり大きいといわざるを得ません。

いや、とんでもない。
この中で「YES」 と頷けるのは、「容姿端麗」だけですよ。
のトピが1周年を迎えることができたのも、一重にここに集まってくださる皆さんの
暖かくも熱心な投稿のおかげに他なりません。

>とろこで、昨日は無理やり夕方で仕事を打ち切り、マタイ受難曲を聴いてきました。
>ヘルムート・ヴィンシャーマンという83歳の顔の小さい背の高い指揮者。

いや、懐かしい名前です。
ヴィンシャーマンはドイツ・バッハ・ゾリステンを引き連れてよく日本にも来ていました。
まだ現役で頑張っているのですね。
マタイは私も大好きな曲です。
バッハの宗教曲と言えば、「ロ短調」と「クリスマスオラトリオ」は実演体験があるのですが、
残念ながらナママタイは経験したことがありません。
しかし、bekさんまたまた良い経験をされましたね。
行く演奏会行く演奏会 すべてアタリのようでうらやましい限りです。

悲劇のハンマー
投稿者:beknch
2003/12/ 7 16:06 メッセージ: 3410
これは y_bagus_m さんの 3375 に対する返信です
>ハンマーが登場するということは知っているのですが、
>ハンマーをどうするのでしょう?
>なぜ叩かれるものではなくハンマーがクローズアップされるのか不思議です。

マーラーの交響曲6番の4楽章では、木製のハンマーでしっかりした木製の台を
叩くのですが、実はちょっとややこしい経緯があるので有名になったのです。

新世界のシンバルと同様、後からハンマーの音が追加されました。
マーラーは何度も推敲しており、最初からハンマーを使えとの指示があった
わけではありません。
「重苦しく響く、短い強い金属的でない打音」との脚注をつけており、
マーラー自身、新しく色々と楽器(装置)を作ったこともあるようですが、
うまく行かなかったそうです。

>ハンマーで前に座っている奏者の頭をドつくのか?

違う様です(前の人がその瞬間にかわすので没になったそうです)。

このハンマーの出番は最初は5回、それが3回になって出版された後
2回に変わっています。ややこしいことに、2回目はffで、1回目のfffより弱く
しかも、この2回目のハンマーは「音が十分でなければ、シンバルとドラを
同時に叩く」ことを指揮者にゆだねると言う、難解なものなのです。

また、指揮者によってはハンマーの登場回数は3回にして(バーンスタイン
他)、且つ、わざわざ観客に目立つ特別席に据える人も居ます。

いずれにしても、このハンマーの音は「英雄」にとどめの死を与える音と解釈
され、実はマーラー自身の将来を暗示していたのです。これは、同時期に
書かれた「なき子をしのぶ歌」と同様、まだ不幸が起こっていない幸せな時期
に書いている「悲劇」です。

6番はこのハンマーの回数だけでなく、スケルツォとアンダンテの楽章の順番
など、マーラー自身が何度も試行錯誤を繰り返しており、それに呼応して後世
の解釈論も色々出てきている様です。

>マーラーの悲劇的は先週メータの演奏会がありましたが、

くやしー。ニアミスだったぁ。メータのやつ聴いてみたかった!

てな訳で、再びペンギンの世界に返って来ました。日本では「串の坊」はじめ
普段溜まっている「レストラン欲」を満たして来ました。ただし、その後が余計で、
「場末の」カラオケにも随分行ってしまいました。お陰様ですっかり体調が
狂っております。「高級ラウンジ」で接待されるのなら良いのですが・・・。

またまた無伴奏
投稿者:beknch
2003/12/ 7 16:09 メッセージ: 3411
これは y_bagus_m さんの 3407 に対する返信です
>プロフィールに顔写真をアップしてみました。
>追記:バグースさんって、中国の歴史上の人物とそっくりだったんですね。
>バグースさんってケネディ大統領だったんですね。実はながらく、
>そうじゃないかと思っていました。(^^ゞ

やっぱり、写真が載ると俄然親近感が沸きますね。実写の威力は流石!
口紅をつけておられる様で、樹木希林にも似ていらっしゃる。
おでこ広いんですね。 大助・花子の大助にも・・・。
色々な人と良く間違えられません?

>不器用な私にとっては、「インベーダーゲーム=100円玉の無駄」となるのが目に
>見えていましたから、ほんの2-3回しかやったことがありあませんでした。

学生時代に行きつけの喫茶店でやりすぎて、友人が功労賞としてインベー
ダーゲーム機を貰って下宿に持って帰りました。結構重たいんですよあれ。
任天堂の分ですが、お陰で目を瞑っていても延々とプレイできる位になったものです。

戸田弥生とクレーメルの無伴奏を手に入れました。
対照的な演奏と録音ですが、両方ともいいですね。弥生さんのは残響音がギンギン
で(ちょっとつけすぎかな)深い息遣いも時々聞こえます。緩楽章、スロー曲の
情感が中々よろしい。音もしっかり鳴っている感じですね。
クレーメルは想像以上に豪腕で聴き続けると無理やりペースにハマって持って
行かれてしまいます。こっちは残響音が少ない録音。
暫く楽しめそうです。

ちょっと遅れましたが、、お祝い
投稿者:tarohanako8408
2003/12/ 7 17:35 メッセージ: 3412
これは beknch さんの 3411 に対する返信です
祝 1周年♪♪

バグースさん、オメデトウございます。
昨日、書き込みしようとしたら、インターネットの具合が突然悪くなり、趣味トピのほうを書き込んだ後、全然yahooに入っていけなかったのです。
ですから、ちょっと時差があって、ごめんなさい。

やっぱり1年ずっと、これだけ盛り上がるトピというのもすごいですよねー。
これも酋長さんのお人柄ですよね。うんうん。
これからも、笑わせてください?!

祝電
投稿者:wadakamaru
2003/12/ 7 18:55 メッセージ: 3413
これは tarohanako8408 さんの 3412 に対する返信です
そう言えば、祝電を打つのを忘れていました。

「貴トピの一周年、謹んでお喜び申し上げます。
今後とも、貴トピのご発展を心よりお祈り申し上げます。」
なんだか、紋切り型で、らしくないですね。
ですが、いい文句も浮かばないので、
これをもって、挨拶に代えさせて頂きます・・
と、結婚式の司会みたいです。

大統領とか主席とか、皇帝、国王とか、なかなかかっこいい方かと思っていたら、
酋長さんでしたか。どんな恰好しているのやろ。
なんだか「香港に行って本当の顔を見よう」ツァーを組んで見に行きたくなりした。

面白くってダメになる
投稿者:y_bagus_m
2003/12/ 7 21:44 メッセージ: 3414
これは SPINATPOLKA2 さんの 3402 に対する返信です
>またバロックネタですが、「悲しみ」シリーズそして「葬式」ものとして、
>ヴィヴァルディのカンタータ「泣き、うめき、嘆き、苦しむ」(RV675)があります。

ワダカマルさん、タイトルからして凄そう。
辛くなりそうで、思わず聴くのことをためらってしまいそうですね。

>バグースさま、一周年おめでとうございます。
>爆竹を鳴らしてお祝いしましょう!

jeuxさん、お久しぶりです。 お仕事が大変そうですね。
身も心も疲れたときにあなたを癒す心のオアシス、○○トピ。
(余計に疲れる という話もありますが…)
今後ともそーぞよろしく。

>ご常連の方たちのレスもまた、ウイットに富んでいて素晴らしい。
>ほんとに、楽しませていただいた一年でした。

そう! 参加者の皆さんの博識ぶりにいろいろと教わっただけでなく、
こちらがボケたら突っ込んでくれるその絶妙さに思わずニヤリとすることもしばしば。
持つべきものは良い常連ってか?

>田吾作さんの祝辞は、立派なものですね。

本当に。 あんな文章がサラサラッと書けたらさぞ良いだろうと思います。

>こんなに面白くて、ダメ、もとい、タメになるトピはないですよ。
>ベト2・ブラ3・カロヤン愛好会のフロムをこれからもどぞよろしこ。

面白くって、ダメになる… 良いですねぇ、そのコピー。
これからあちこちで使いそうです。
ベー2、ブラ3仲間のフロムさん、最近「これは!」といった演奏には出会われたでしょうか?
そうそう、私は遂にセルのベー2を手に入れました。
で、聴いたのですが、もひとつピンと来なかったなぁ…
「セル命」のother windさんはどう聴かれるのでしょうか、セルのベー2?

>ついでに我が心の春日八郎もお忘れなくね。
>赤いランプの終列車〜。ポッポー

「きっかけ」のテーマの時でしたっけ?
フロムさんの音楽の原点が春日八郎だったと知った、あの衝撃(?) は
いまだに鮮烈に胸の置く深くに刻み込まれています。

>シューマンの不幸な死の後、クララにとってこの曲は最高の時期の思い出と重なって、
>非常に苦い思い出も回想されたことでしょう。

へーっ、そう言うエピソードがあったのですか。
シューマンのピアノ五重奏曲、何だか久しぶりに聴いてみたくなりました。
明日覗いてみます、HMV。

Beethoven
投稿者:lvkoechel
2003/12/ 7 23:12 メッセージ: 3415
これは y_bagus_m さんの 3414 に対する返信です
二番、前に薦めたことがあるかも知れませんが秀利人&Wpoを是非聴いてみてください。大名演です・・モノラルですが。

 テーマは何でしたっけ。
まだ「悲しい曲」でしたら、再びヴァーグナーの「さらば勇ましい我が子」(ヴァルキューレ)を。

酋長への捧げもの
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/12/ 7 23:19 メッセージ: 3416
これは wadakamaru さんの 3413 に対する返信です
>ヴィンシャーマンはドイツ・バッハ・ゾリステンを引き連れてよく日本にも来ていました。

なんとなつかしい名前。
素晴らしいのはバッハのせいだと示すあたり、さすがですね!
>ナママタイ
おかしな経験があります。
大人になってからでなく、子供の頃、合唱で歌わされたのですがさっぱりわからなかった。
”オーラムゴッテス”なんていったって何のことかさっぱりでした。
しかも、行きの電車の中でチョコレート食べ過ぎて、舞台の上(あれは上野文化会館だった)に立ってる時に鼻血が!本当に受難曲でした。
それ以来、マタイ=鼻血が結びついて最悪。

wadakamaruさん
「香港に行って本当の顔を見ようツァー」が組まれたら、パンフレットをこちらにも送ってくださいね。
で、酋長さんにはどんな捧げものをもっていったらいいんだろうか・・・

オーラムゴッテス
投稿者:lvkoechel
2003/12/ 7 23:41 メッセージ: 3417
これは SPINATPOLKA2 さんの 3416 に対する返信です
で思い出しましたが、ラムズフェルドって、「荒野の子羊」でしょうから、弱気になっても不思議は無いですね。

 ヴィンシャーマンは私には良かった、よりも楽しかった思いがあります。何がだったかは思い出せませんが。

テーマ
投稿者:susano_o000
2003/12/ 8 0:06 メッセージ: 3418
これは y_bagus_m さんの 3409 に対する返信です
>>このトピが一年前にできた時に、香港在住の方が面白いトピを上げたと思いました。
>>グッドアイデアだったんですねぇ…
>そう、やはり私くらいの人間になると、アイデアの目の付け所が違うのです、エッヘン!

 今日、久しぶりにCDショップをのぞきました。オムニバスものなど盛況なんですが、昔みたいに「クラシック音楽名曲選」なんてタイトルのものはまず無くて、何らかのシャレたタイトルがついているんですね。

 「タイトルがある、つまりテーマがある」。思えばこれって、バグースさんのトピみたいなものなんですね。しかしそういうCDでも、選曲は「クラシック音楽名曲選」から離れていない一般的なもので、こういうのをそろえると、結局、同じ曲ばかりそろってしまいます。(^^;

 メーカーもやる気があるなら、このトピックを参考にすれば、いいのが出来るのですが。(^^)
 NAXOSが以前出していた「NIGHT MUSIC」シリーズはまさにクラシックが好きな人が選曲したシリーズでしたが、まあ、こういう企画は国内メーカーでは・・・。
 「そういうのが売れるわけはないじゃないか。売れなかったら君、どうするのかね?損害が出るんだよ、君ぃ」。
 ジジイって、本当に嫌ですね。(^^;

 で、今日は「フランスの田舎者」、セブラックのピアノ曲集を買いました。この作曲家、数年前にレコ芸で話題になったんですが、ドビュッシーが「彼の音楽はいい香りがする」と賞賛したそうなんですね。
 「悲しみ」というような世界にあるのではなく、どこまでもフランスの田園風景を、まるで詩を綴るように表現しつづけているような音楽なんですね。

 逆に、今では「そんな風景は遠ざかっていく一方なんだ」というところに、音楽そのものではなく、聞き手の側が悲しみを感じてしまうような音楽です。
 ・・・まあ、「テーマ合わせ」的な言い回しになったりしますが。(^^ゞ

バクースの顔・・・(@_@)
投稿者:tomo_910jp
2003/12/ 8 0:09 メッセージ: 3419
これは SPINATPOLKA2 さんの 3402 に対する返信です
こんばんは、バグースさん (^_-)

鼻歌で出てくる位だから、ごく最近聴いたのだろうと思ったのですが
どうも、ずいぶん前に聴いたきりだという感じです。
ディスクもデムス/バリリ SQ の古い録音の物しかありませんでした。

どうも SPINATPOLKA2 さん  そう言うお話を拝見しますと、この
作品を聴くごとにクララの心情がよぎってしまいますね。
この作品はシューマンの傑作のひとつだと思ってますが、たしかに
なぜか聴き終えた後、切なさが残ってしまうんです。そのお話を別
にしてもです。
表面的には分からない、作品の深層部分にそう言ったものがある
ように感じてしまいます。


「悲しみ」と言うと、私もふっと浮かぶのは、K.364 の第2楽章なん
ですが、ちょっとスサノオさんに先を越されましたので、ちょっと
ストレートに「ああ、私は恋人を失くした」による6つの変奏曲 K.360、
この変奏曲の主題がいかにも表題どおりの悲哀に満ちたものです。
どうもこの主題はモーツァルトのオリジナルでは無いようなんですが、
ご経験の方にはこたえる作品だと思います。   (/_;)グスン  

いくつになっても
投稿者:jeux24
2003/12/ 8 1:05 メッセージ: 3420
これは susano_o000 さんの 3406 に対する返信です
私こそ、浅知恵・若輩者で、恥ずかしいにゃ。(^^;
スサノオさんの自由闊達&繊細な感性、いいですね。

モーちゃんの音楽にある「悲しみ」は、from_ojpさんが#3344に
書かれているのがぴったりきます。

>晴れた秋の青空を吹き抜ける風のような澄みきった「かなしみ」。

頭や心にとどまる「悲しみ」ではなく、身体を通り抜けていく「かなしみ」かな。
モーちゃんの「レクイエム」は、私も大好きです。

>私にはあの曲は「悲しみ」というよりは、たった一つのものを残して
>あとはぜんぶ失ってしまった、喪失の果てにあるものを感じてしまいます。
 
同感です。
天と地と、大いなる何か・・・厳粛な気持ちになります。
「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲」はまだ聞いたことがないのです。
メモ、メモ。

「ヨハネ受難曲」
投稿者:jeux24
2003/12/ 8 1:12 メッセージ: 3421
これは wadakamaru さんの 3396 に対する返信です
「悲しみ」それも「泣き、うめき、嘆き、 苦しむ」と言えば、
バッハの『ヨハネ受難曲』の冒頭合唱曲を挙げます。
(リヒター盤を聞いてます。)
すごい緊迫感で、聞いてるだけで心拍数が上がっていきます。
これはもう、悲痛な叫び―ですね。

本当に悲しいとき、私はきれいな悲しい曲ではなくて、
こういう怒涛のような悲しみの曲を聴きます。
一旦底まで落ちてしまえば、後は自然と浮き上がってきますもん。(^^;
幸いにして、まだ底のない悲しみには出合っていません。

今年、音楽を聞いて涙が出たのは、
ジンマン指揮の「英雄」と、NHKの深夜放送で見たQUEENの
「ボヘミアン・ラプソディ」でした。
*バグースさん、ジンマンの感想はいつ聞かせていただけるのでしょう?

「ボヘミアン・ラプソディ」は、CDでは泣けなかったのに、
ライブでは泣けてしまいました。

  ママ〜〜 ウ〜ウゥウ〜 ♪

クランポスの襲撃
投稿者:y_bagus_m
2003/12/ 8 10:09 メッセージ: 3422
これは SPINATPOLKA2 さんの 3408 に対する返信です
>カリンニコフ、 … 数年前にブレイクしたんですか?
>私の周りだけだったのかな?(^^;ゞ

今急に思い出しました。
カリンニコフと言えば、少し前にdkmさんが交響曲第1番を挙げておられましたね。
>第一楽章の哀愁漂うメロディーは、一度聴いたら耳を離れません。
ということでした。
これでこの作曲家の名前、きっちりインプットされました。
念のため頭の中で復唱を。
カリンニコフ、カリンニコフ、カリンニコワ、クリンニコワ、クルンニコワ、クルニコワ…
アンナ・クルニコワ、完璧です。

>バグースさんのおかげでクラシックを聴き始めたという人が、
>日本だけで1000万人いるという話もうなづけますね。

その代わり、あまりの場から示唆いや、馬鹿らしさに嫌気が差し、
クラシックを離れていった人が1500万人という話も…?
(それにしても、「ばからしさ→場から示唆」だなんて、普通こんな変換出るか?)

>これからもよろしくお願い致します。

こちらこそ、よろしくお願いします!

>>(スサノオさんのカキコを久々に読めて、嬉しいです。)
>あ、いえいえ、おぼえていてくれて嬉しいです、私ごとき若輩者を。(^^;
>jeux24さんのもーちゃん談義、また聞かせてほしいです。

ほんと、ほんと。
是非また… と言ってたら、早速いただいているようですね、モーちゃんに関する書き込み。
嬉しかばい。

>お菓子とカフェの国オーストリアのウィーン中心地にスタバが入ると話題になった
>事がありましたが、若者には受けているのかもしれません。

シアトルで「エスプレッソ税」を取る/取らないで揉めている… というニュースを
聞きましたが、オーストリアでは「ウィンナ・コーヒー税」とかってないのでしょうか?

>今日はSt.Nikolausの日。
>サンタクロースと起原は同じらしいのですが、こちらは同じ赤い服でも司祭の服。

そう言えば、サンタクロースの赤い服が世界中に定着したのは、コカコーラのキャンペーン
でサンタクロースに赤い服を着せたのがきっかけだという話を何度か聞いたことが
ありますが、その信憑性はどうなのでしょう?

>昨日5日は悪い子のところにこわい出で立ちの悪魔のような”クランポス”がくる日。
>良かったですね、バクース君のお家にまでは行かないでしょう、遠すぎて。

シュピナートさん、私のところ既に何度も砂男ちゃんの襲撃を受けているので、
「クランポス」とやらの相手までしている余裕がありません。
よかった、こっちまで来なくて。

re.マーラー10番
投稿者:ZAKKYO2000
2003/12/ 8 16:34 メッセージ: 3423
これは y_bagus_m さんの 3395 に対する返信です
最近少々レスが減り気味でしたが、一気に増えましたね。「お祝いといえば・・・」にテーマを替えたほうがいいかもしれませんね。

>「最後の楽章」ということは、完全復刻版なのでしょうか?クック版(でしたっけ?) というような。

そうです、まさしくクック版です。最近では違う人の版も出ているようですね。
未完成の曲は未完成のままで十分という考えもありますが、作曲家が想定していたのであればそれを再現することも決して無意味ではないでしょうね。
マーラー10番もインバルやラトルの優れた演奏で聴くとそれなりに説得力ありますね。

ついでに未完成というと、先日アーノンクールのブルックナー第9番に第4楽章の断片が付いていましたが、これがなかなか気に入りました。もともと、ブルックナーは初めて聴いたのがこの曲で、いまでも一番好きな曲なのですが、第3楽章までで十分と刷り込まれているため、8番ですら第4楽章が不要とさえ思い込んでいましたが、今回これを聴いて考えを改め直し、できれば完成版にして欲しいとさえ思いました。(アーノンクールは全くその意思はない様ですが)

しかし、シューベルトの「未完成」やホルストの「惑星」の完全版なども聴いた事がありますが、作曲者の意図が反映されているわけではないので、聴いていていまいち面白くなかったです。

>小川典子
彼女は第9の他、以前紹介した日本の作曲家集や外国の作曲家の日本をテーマにした曲集など、非常に個性的なCDを出してくれますね。よほどしっかりした考えをもっているのでしょう。

>「冷(ヒエル)不冷(フレイ)」。意味は「クールだか非情ではない」
うまいっ!でも最近富に「不冷」になってきてますよね。

>バグースさんってケネディ大統領だったんですね。
あれっ、私のパソコンではブレジネフ書記長が出てきましたよ。おかしいなー。

>ジンマン指揮の「英雄」と、NHKの深夜放送で見たQUEENの「ボヘミアン・ラプソディ」でした。
涙の対極にあるようなジンマンの演奏で涙が出てくるなんてすごい!

>*バグースさん、ジンマンの感想はいつ聞かせていただけるのでしょう?
あのう、ハルサイも〜。

>クリスマスデコレーションも賑やかな店内でかかっていた音楽は何とモーツァルトのレクイエムだったのです。
場違いなところでクラシックがかかっているのってなんかヘンですよね。以前昭和天皇崩御の翌日スキーに行ったら、ずっとBGMでチャイコフスキーやらブルックナーがかかっていたことがあります。(私は心の中で喜んでいましたが)
しかし、スタバグもなかなか侮れないなー。(私はタリーズ派ですが)

ハンマー
投稿者:y_bagus_m
2003/12/ 8 18:29 メッセージ: 3424
これは tarohanako8408 さんの 3412 に対する返信です
南極生活に戻られたようですね、bekさん。

>マーラーの交響曲6番の4楽章では、木製のハンマーでしっかりした木製の台を
>叩くのですが、実はちょっとややこしい経緯があるので有名になったのです。

えーっ、それは以外。
私は「ハンマー」と言うくらいですから、てっきり重〜い鉄製のハンマーで固〜いものを
(例えば金とこや前に座っている奏者の石頭等を)ガイーンと叩くのだとばかり思っていました。

で、木槌に木の台を使うのならば、お手軽に拍子木のようなもので良いのでは? とも思いましたが、
「重苦しく響く、短い強い金属的でない打音」となると、拍子木ではそのイメージに合いませんね。
でも、その一方で、「音が十分でなければ、シンバルとドラを同時に叩く」とゆーのは何なのだ?
思いっきり「金属」しているではないか!
言うことが我がままだぞ、グスタフ!!

>学生時代に行きつけの喫茶店でやりすぎて、友人が功労賞としてインベーダーゲーム機
>を貰って下宿に持って帰りました。

金払わずにいつでも、いつまでも楽しめる となると、却ってやらなくなってしまうのでは?
などと思わないでもないですが、そんなことはなかったのでしょうか。

>祝 1周年♪♪ バグースさん、オメデトウございます。

タロハナさん、ありがとうございます。

>これも酋長さんのお人柄ですよね。うんうん。

いえいえ、bekさんへのレスにも書きましたが、私は「容姿端麗」だけが取り得の人間で…
え、何? その「凝視冷淡」な眼差し??
あ、そーか。 タロハナさんにはこちらで正真正銘の姿をさらしていたのでしたね。
こりゃ誤魔化しがきかん…

香港ツアーのご案内
投稿者:y_bagus_m
2003/12/ 8 18:34 メッセージ: 3425
これは lvkoechel さんの 3415 に対する返信です
>「貴トピの一周年、謹んでお喜び申し上げます。
>今後とも、貴トピのご発展を心よりお祈り申し上げます。」

ありがとうございます、ワダカマルさん。

>なんだか「香港に行って本当の顔を見よう」ツァーを組んで見に行きたくなりした。

それは良いアイデアですねぇ。
何ならこちらでツァーをアレンジしましょうか?
松竹梅3つとまではいかなくとも、甲乙2種類くらいは用意しておいた方がよいでしょう。

Aコース:豪華絢爛! キャセイで行く香港4日間、贅沢三昧の旅。
航空会社:キャセイ ファーストクラス
宿泊:ペニンシュラホテル プレシデンシャル・スイート
食事:「福臨門」、「鯉魚門」フカヒレ・アワビ、上海蟹、シーフード レストラン巡り 他。

Bコース:庶民生活を実感! キャセイで行く香港4日間、緊縮財政の旅。
航空会社:キャセイ 貨物置場(使い捨てカイロ10個支給)
―― 追加料金を払わなくてもよいように、体重が20kg以下になるよう減量をお願いします。
宿泊:バグース家4畳半(も無いか…)/ベランダ 雑魚寝、
食事:香港各地のマクドナルド食べ比べツアー 他

最低2名よりツアー実施。
興味がおありの方はご一報を!

>二番、前に薦めたことがあるかも知れませんが秀利人&Wpoを是非聴いてみてください。
>大名演です・・モノラルですが。

実は、シューリヒトはベー2に限らず一度も聴いたことがありません。
これを機会に聴いてみますか… と今日昼飯時にHMVに行ってみたのですが案の定、
置いていませんでした。
また、その時にバーンスタインのバーバー、シューマンのピアノ五重奏曲も探してみました。
で、バーンスタインのバーバーは無し、シューマンはアルゲリッチのものと、
もう1枚聞いたことのない名前のピアニストの物がありました。
アルゲリッチ盤が出ているなんて知らなかったので、「おっ」とは思ったのですが、
日本円にして2300円ほどする代物。
最近低価格盤にしか目が行かなくなってしまった私としては「パス」のお値段。

CDの価格低下(或いは値崩れ)に伴い、ケチくささに拍車がかかる今日この頃です。

悲しみの砂男
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/12/ 8 18:41 メッセージ: 3426
これは y_bagus_m さんの 3422 に対する返信です
クランポスが子供たちを怯えさせて去り、ニコラウスがプレゼントを配って去り、本日はマリア様の登場。
汚れなきおとめマリアの懐妊の日で祝日。
今日はマイナス8度。ツーンとした冷気が肌を刺すよう。

>何度も砂男ちゃんの襲撃を受けているので、

という言葉から思い出しましたよ、悲しみを歌った曲。
「インスブルックよさようなら」再び登場です。でもこれは砂男とは関連はなかったという結論ですが。
ウィーンに居を移らなければならなかった皇帝マキシミリアンの気持ちを歌ったもの。
イザーク作曲のこの歌は後に他の歌詞もついて歌われ続けていますが、元の歌詞、インスブルックへの郷愁を表した物悲しさがとても美しい。

そういえば、最近買ったCDにかわいいペンギンマークがついており、見るとPenguin classicsとある。
bekさんの会社でしょうか?

>オーストリアでは「ウィンナ・コーヒー税」とかってないのでしょうか?

こちらにはウィンナ・コーヒーというものはなく(スタバでは知りませんが)、ウィンナーソーセージというものもありません。
日本と呼び方が同じなのはウィナーワルツぐらい?

神のマトン
投稿者:y_bagus_m
2003/12/ 8 19:34 メッセージ: 3427
これは susano_o000 さんの 3418 に対する返信です
>しかも、行きの電車の中でチョコレート食べ過ぎて、舞台の上(あれは上野文化会館だった)
>に立ってる時に鼻血が!本当に受難曲でした。

あー、そのお話次のテーマに取っておきたかったですね。
次は 「鼻血と言えば?」を考えていたのですが…
それにしても、とんだ災難、まさに「シュピナート受難曲」でしたね。

>で、酋長さんにはどんな捧げものをもっていったらいいんだろうか・・・

そんな、お気を使わないで下さい。
年貢米とか、子羊1匹なんていったらかさばりますし、第一税関や検疫で大変でしょうから、
軽くて薄い物で結構です。 軽〜くて、薄〜いもので…

>ラムズフェルドって、「荒野の子羊」でしょうから、弱気になっても不思議は無いですね。

ラム=羊、フェルド=フィールド ということなのですかね? なるほど。
話は変わりますが、私は「メリーさんの羊」の英題が「MARRY HAD A LITTLE LAMB」
というのだと知った時に随分と違和感を感じました。
昔テレビCMでありましたよね、♪… 子羊の肉、ニュージーランド、ラム!♪ という歌。
ですから、英語で「MARY HAD…」の歌を聞くと、羊肉の細切れを手に持った小さな女の子
を想像してしまうのです。

あと、鶏のことを「チキン」と呼ぶことが多いのにも違和感を感じ、「ラム」の件と合わせて
思わず人生幸路してしまうことがしばしばです。
「鶏がチキン、羊がラムやったら、何で牛はビーフと呼ばへんねん? 責任者出て来い!」
あ、さらに「ラムやったらええのに、何でマトンやったらあかんねん? 責任者出て来い!」とも。

ところで、「オーラム ゴッテス」って何のこってす?
大ラム=マトン??

>メーカーもやる気があるなら、このトピックを参考にすれば、いいのが出来るのですが。(^^)

それは素晴らしいアドバイス。
でも、おそらくどこのレコード会社も採用してくれそうにないので、私が自主制作盤をつくってみましょうか。
今までのテーマの下、挙げられた曲たちを編集して。
古今東西、ジャンルを問わず取り上げられたとてつもないCDが出来上がるかもしれませんね。

あ、でもそれやるならこのトピに参加してくださっている方は1人100枚のノルマですからね、
どうーぞよろしく。

疾走する悲しみ
投稿者:y_bagus_m
2003/12/ 9 1:32 メッセージ: 3428
これは ZAKKYO2000 さんの 3423 に対する返信です
>鼻歌で出てくる位だから、ごく最近聴いたのだろうと思ったのですが
>どうも、ずいぶん前に聴いたきりだという感じです

私の場合は久しく聴いていない曲が鼻歌で出てくる といったことはないかなぁ。
何かきっかけがあれば別ですけどね。

数日前例によってオフィスの近くのHMVの店内を歩いていてふと目に留まったのが、
「ピンク・シャンペール」というタイトルのジャズのオムニバス盤。
ピンク・シャンペールには以前痛い目にあったことがあったので(msg 933参照)、
「うっ、また頭の中でイーグルスのメロディが?」 と心配したのですが、
さすがに既に私の体内に抗体が作られているのか、大事にはいたりませんでした。

>頭や心にとどまる「悲しみ」ではなく、身体を通り抜けていく「かなしみ」かな。

jeuxさん、久しぶりのモーちゃんレス、嬉かぁ!
私がjeuxさんのこの書き込みから連想するのが、あの「失踪、いや、疾走する悲しみ」
というやつです。
モーツァルトの40番、小林秀雄の言葉でしたっけね?
私が「悲しみ」という言葉でまず思い浮かんだのがこの曲でした。

>「悲しみ」それも「泣き、うめき、嘆き、 苦しむ」と言えば、
>バッハの『ヨハネ受難曲』の冒頭合唱曲を挙げます。

お、ヨハネ? と言うわけで、今聴いています。 ガーディナーの演奏。

>これはもう、悲痛な叫び―ですね。

確かに。 マタイの冒頭が心の中で嘆き悲しむと言った風状なのに比べて、
こちらのほうは心の叫びをそのままストレートに表現しているような感じですね。

ところで、jeuxさん、リヒターがお好きなようですね。
だい〜ぶ前に「ロ短調」を挙げておられた時もリヒターの演奏だったように記憶しています。

>>「最後の楽章」ということは、完全復刻版なのでしょうか?
>>クック版(でしたっけ?) というような。
>そうです、まさしくクック版です。最近では違う人の版も出ているようですね。


私は後世の人の手による復刻版というのはなんだかマユツバものっぽいような気がして
敬遠していましたが(所謂聴かず嫌い)、ZAKKYOさんの書き込みを読んで、
そういった思い込みを排除しなければいけないなと思いました。
実際に聴いてみなければ良いかどうかなんて判りませんものね。

>>バグースさんってケネディ大統領だったんですね。
>あれっ、私のパソコンではブレジネフ書記長が出てきましたよ。おかしいなー。

むむむ、見る人の電脳によって見え方が違って来る七変化!
「写真」と書きましたが、正確に言えばこれは写真に手を加えたスクリーンプリント
とでも言うべきもので、私の友人であるアンディ・ウォーホールがどうしても作らせてくれと
しつこく頼むので仕方ないなぁと作らせてやった作品です。

>>*バグースさん、ジンマンの感想はいつ聞かせていただけるのでしょう?
>あのう、ハルサイも〜。

どーも 私「よし、聴くぞーっ!」と思うと構えてしまうたちで、買ってから聴くまでにえらく
時間がかかってしまうのです。 特にハルサイとか英雄とかの大曲になればなるほど。
で、先により気軽に聴けるクープランやラモーのクラヴサン曲集を先に聴きました。
もう遅いので、感想はまた後ほど。

ウィンナ・コーヒー
投稿者:y_bagus_m
2003/12/ 9 10:11 メッセージ: 3429
これは SPINATPOLKA2 さんの 3426 に対する返信です
>「インスブルックよさようなら」再び登場です。でもこれは砂男とは関連はなかった
>という結論ですが。
>ウィーンに居を移らなければならなかった皇帝マキシミリアンの気持ちを歌ったもの。

「インスブルックよさようなら」、久々の登場ですね。
あー、今突然思い出した、何を思い出したかと言うと、忘れたのを思い出した!
前回日本に帰った時に、「春の祭典」や、「いきな娘の踊り (これは見付けられなかったけど)」
などと共に是非探してみなければ!と思っていたのがこの曲、「インスブルックよさようなら」
だったのです。
すっかり忘れていました。

>こちらにはウィンナ・コーヒーというものはなく(スタバでは知りませんが)、
>ィンナーソーセージというものもありません。

あー、かなり前にもシュピナートさんがそうおっしゃっていたのを思い出しました。
案外そんなものなのかもしれませんね?
でも、北京には (意外にも) 北京ダックの店が腐るほどありましたけど…

私の理解では「ウィンナ・コーヒー=生クリームがボテッと乗っかったコーヒー」 という
概念があるのですが、ウィーンで「コーヒー」というと、一般的にそういうものが
出てくるのですか?
もしそうであれば、私たちの概念で言う一般的なコーヒー、つまりブラック或いは
普通のミルク/クリームを入れて飲む物は何か別の呼び方かあるのでしょうか?
どうでもよいことなのですが、そういったことを知るのがまた楽しいのですよね。

オペラの中での悲しみ
投稿者:tarohanako8408
2003/12/ 9 10:44 メッセージ: 3430
これは y_bagus_m さんの 3429 に対する返信です
って思ったら、もうどんどん出てきますね!
やっぱり、「悲しみ」を題材にしたほうが、作りやすい?のでしょうか。

まずは、有名どころから・・・。

「椿姫」第3幕 「さようなら、過ぎ去った日々よ」
   椿姫が死の床で歌っている姿は、何度みても悲しくなります。。。
   それにしても、一幕でもう病気をもっていたにもかかわらず、がんがん技巧的に歌いまくる椿姫とのコントラストがすごい、といつも思います。

椿姫とくれば、お次は・・・
「蝶々夫人」 第2幕「かわいい坊や」
   
    ミュージカル「ミス・サイゴン」のオペラ版、いえいえ、オペラの方が先でしたね(苦笑)
    子供を残して死んでいく、クライマックスの歌。蝶々夫人というと「ある晴れた日に」などのほうが、有名ですが、やっぱりこの曲も外せませんよね。

「ラ・ボエーム」 第3幕「あなたの愛の呼ぶ声に」

    この曲もお別れの歌。いかにも、、のプッチーニ調ですが、そこがこの曲のいいところでもあるかも。
    ミミも結局は死んでしまうのだけど、上記の2曲よりは、曲としてはあまり重くなくて、でもその中に哀愁があって、、、。私も好きな曲でした。

オペラだと、もう、いっくらでも挙がりますね、「悲しみの歌」。
ひとつのオペラの中に、一曲は出てくるんではないでしょうか?どんなハッピーエンドでも。
それだけ、人間生活には色々な種類の悲しみがある、ということですよね。

ジョージ・セルのベートーヴェン2番
投稿者:other_wind
2003/12/ 9 16:36 メッセージ: 3431
これは y_bagus_m さんの 3414 に対する返信です
>で、聴いたのですが、もひとつピンと来なかったなぁ…
>「セル命」のother windさんはどう聴かれるのでしょうか、セルのベー2?

おやおや、それはいけませんねぇ、バグースさん。
私は1楽章を5回も聴いてしまいました。
聴くたびに、「うう〜ん…な、なんて素晴らしいんだ!」ってうなってしまいましたよ。
カラヤンの一番新しい録音とジンマンのとを比較として聴きました。

ジンマンは意志の人ベートーヴェンを描くというより、ハイドンやモーツアルトに近い、さらりとした演奏のように感じました。
(映像で見るジンマンのモーツァルト39番は楽しいですよ。なんつったて、顔がいい!モーツァルトを演奏する喜びに満ち溢れてますもの。そう言えば、ミシェル・コルボも同じような喜びに満ちた、とってもいい表情をしますよ。)

力強いベートーヴェンを描くという点では、カラヤンもセルも同じ方向を向いているでしょう。
カラヤンは弦の響きにとても気を使っているようですね。
なめらかに流れるようなヴァイオリンが印象に残ります。
全体の響きがソフトで優雅な感じも受けます。

セルは冒頭の付点のリズムからとてもシャープで驚かせてくれます。
次のオーボエもカラヤンよりちょと意味ありげ。
次のフルートの付点のリズムを聴いてくださいな。
違うんですよ!ムフフフ!

心的エネルギーのようなものが次の冒頭と同じフォルテへと向かって流れ出ます。
このフォルテの響き!
金管とティンパニが力強くはっきり聴こえてでしゃばらない、このバランスと言ったら!オホホホホ!

続く弦、木管、これは全てに共通して言えるんですが、全ての声部がにごりなく明確に聴こえてくるでしょう。
そして不思議なことにメロディーを邪魔しない。
でも聴こうとすれば他の声部が聴こえる。
フレーズがすべて意味を持っていて、心的エネルギーがどこに流れるか、どこで解決されるかというのが考えられていて、意味のない音がないんです。

アレグロに入った時の弦の刻み。おみごとっ!
そしてクライマックスのトランペットの1番2番のみごとな掛け合い!
やったぜ、エーデルシュタイン!ゾーダー!
最後の閉めのジャン・ジャンのタイミングといったら!ナイス タイミング!
ブラボー、ベートーヴェン!ムホホホホホホッ!

てな具合に私には聴こえちゃうんですね。
1楽章でこんな具合ですから…。

十人十色、セルの感覚は私にぴったりなんでしょうけれど、他の人にはどうなんか分かりましぇ〜ん。
音楽なんて主観的なものですからね。
たとえ、もし、万が一、客観的なものがあったとしても、それはその人を動かさないかぎり何の意味も持ちませんよね。
この演奏を聴いて私なんかは、「はっ、はぁー、セル御大将のおっしゃるとおり!」と深くこうべを下げちゃうんです。

悲しいことにセル亡き後、マゼールもドホナーニもクリーヴランド管をセル以上に生かすことができなかったように思います。
おお、残念。おお、悲しい。
ということでイギリス民謡「オー、ウェイリー、ウェイリー」(ブリテン編)を再び聴くことにします。

悲しみと言えば?
投稿者:y_bagus_m
2003/12/ 9 18:56 メッセージ: 3432
これは y_bagus_m さんの 3428 に対する返信です
さて、一息ついたところで、私が頭に思い浮かべる「悲しみ系」の曲。
まず真っ先に思い付いたのは、先にも書いたとおりモーツァルトの40番でした。
あと悲しみを表現した曲ってたくさんあり過ぎて (どうも悲しみというやつは喜びよりも音楽
の題材としてアピールしやすいのか?)、 何を挙げてよいのかわからなくなってしまいます。
で、ちょっと視点を変えて、悲しみのオケージョンを考えてみました。
そこで思ったのですが、人間にとって最大の悲しみって、自分より先に子供が逝ってしまうことではないか?
そういった意味において、シュピナートさんが挙げられたスメタナのピアノトリオや、
実際に我が子を失う前触れになってしまった(?) ともいうべきマーラーの「亡き子を偲ぶ歌」
なんか、聴いたことがない(エッヘン!) にも関わらず、もう想像しただけで涙が出そうになります。
―― って、それはちょっと大げさか。

あと、クラシックではありませんが、エリック・クラプトンの「TEARS IN HEAVEN」も確か
それ系の曲ですよね。
あの曲をよく何度も何度も大勢の人前で歌えるものだと思い、「さすがプロだよな〜」 と
変なところで感心したりしてしまいます。

話は変わります。
日本で買って来たCDに関する報告。
以前チェンバロ嫌いの私に、ワダカマルさんが「フランスのクラヴサンものなんかどーお?」と
薦めてくださったのがきっかけで買ったフランスのクラヴサン曲集。
クリスティ・なんとか (或いは なんとか・クリスティ)という人の演奏です。

私は「フランスのクラヴサン」と言う言葉の響きから、きっと瀟洒な音色がチンコロ チンコロ
優雅に鳴るのだろうと想像していたのですが、なんの なんの。
クープランとラモ―の曲が中心なのですが、CDを廻した途端にヴィヴィッドな音楽が
パワー溢れる音色でガイ〜ンと溢れてきました。
確か「風車」という曲があったと思うのですが (すんません、今オフィスにいてCDが手元にないもので…)、
それなんか「おいおい、そんなにリキ入れて廻ったら羽が飛んでっちゃうよ」と心配になるくらい。
それでも、昔聞いたリヒターのチェンバロのようにタンスとトレーラーと鉄の塊の集団が一気
に押し寄せてくるといった強迫観念に駆られるような趣はなく、また、親しみやすい曲が多いこともあり、
大変楽しめました。

これで一気にチェンバロ嫌いが解決するかどうかは疑問ですが、買って良かったディスクです。
いやいや、ワダカマルさんありがとうございました。

悲しみと言えば? ― ポップス編
投稿者:y_bagus_m
2003/12/ 9 19:07 メッセージ: 3433
これは y_bagus_m さんの 3432 に対する返信です
ポップスや歌謡曲の世界ではタイトルに「悲しき…」とか「悲しみの…」が含まれる曲には
事欠きませんよね。
思い付くままに挙げてみると…

◎悲しき16才
私が中学か高校の頃この歌を知ったときに既に懐メロでしたから、もう随分前の歌なのでしょう。
誰が歌っていたのかは知りません、それに歌詞の内容も知りませんが、
聴いていて「全然悲しそうとちゃうやん!」と思いました。
そもそも原題が「SWEET SIXTEEN」。 どこが「悲しき」やねん?!

◎悲しみのサルタン
ダイアーストレイツの代表曲の一つですね。
これも悲しいのかどうなのかよく分かりませんが、軽快でシャレた曲です。

◎悲しみのシンフォニー
モーツァルトの40番をイージーリスニングのオケが演ると、この名前になります。

◎悲しみのアンジー
言わずと知れたローリング・ストーンズの名曲(なのかな?)。
確かに悲しげではあります。

◎悲しみのバラード
エルトン・ジョンの「ブルー・ムーヴズ(ムーグス?)」に入っているバラード。
結構エバーグリーン的存在になっているようで、ホテルのラウンジなんかでフィリピンバンド
がこの曲をやっているのを耳にすることがあります。

ちょっと古めの曲ばかりですが、こうやって見てみると当時の洋楽の邦題って結構安易に
決められているところがあるようで、「悲しき」って付けりゃヒットするさ! みたいな
いい加減さが垣間見られますね。
最近の洋楽はわざわざ邦題などつけずに原題のまま日本に流通させることの方が多いようで、
それはそれでちょっと寂しいような気もします。
もっと、「悲しき…」とか、「愛の…」とか、「哀愁の…」といった安易な邦題の洋物がバカバカ
出てくることを望みます。

で、私にとって一番の「悲しみの曲」は、もしかすると前にも書いたかもしれませんが
ジョン・レノンの「ジェラス・ガイ」。

これは別に歌の内容がとりたてて悲しいというのではなく、
ある故人の思い出に結び付いているからです。
その人はシンガポール(私の初めての海外赴任地)にいた頃私の上司だった人で、
お互いシンガポールを離れてからもずっと家族ぐるみの付き合いをしていたのですが、
数年前 ある日事故で突然亡くなってしまったのです。
私が北京にいる頃の話で、亡くなる前日に電話で話をしていたこともあり、
訃報を受けた時の気持ちというのは何とも表現し難いものがありました。
あれが喪失感というやつなのでしょうか。

その人はやはり音楽 (主に60年〜70年代ポップス) が大好きで、シンガポール時代に
よく生バンドで歌えるラウンジで私がピアノを弾きその人が歌う ということをやっていました。
バンドの人に無理やりピアノを譲ってもらい、他のメンバーには予め用意したコード進行だけ
書いた紙を渡して一緒にやってもらって… 楽しかったのですよ、それがまた!

その時にビートルズの「マイ・ライフ」や、憂歌団の「いやんなった」など共によく演ったのが
この「ジェラス・ガイ」。
今でもこの曲のイントロを聴くたびに胸が締めつけられるような気持ちになります。

… この話をこんな風に書けるようになったのだなぁ (以前ならとても書けませんでした)
と何だか1人で感慨にふけっちゃいました。

ポップスなら・・・
投稿者:ZAKKYO2000
2003/12/ 9 19:32 メッセージ: 3434
これは y_bagus_m さんの 3433 に対する返信です
ポップスまで広げちゃうとキリがありませんね。超有名どころでは、

・杏里「悲しみが止まらない」
・山下達郎「悲しみのジョディ」
・上田正樹「悲しい色やね」
・桑田佳祐「悲しい気持ち」
・・・・
あー、カラオケ行きたくなってきちゃった。

ワーグナーにもハンマー
投稿者:beknch
2003/12/ 9 20:00 メッセージ: 3435
これは y_bagus_m さんの 3424 に対する返信です
>言うことが我がままだぞ、グスタフ!!

これは彼には(他の作曲家でも)良くあることですね。

でもね、ドラやシンバル、それと大太鼓も、を加える場合でも夫々の音色が
判らないように素早く瞬間的に音を合わせると言うのが考え方なんですね。

最初に音のイメージがあって、どの楽器を使うかは後々試行錯誤をしたと
言う事なのでしょう。あまり悩まない程天才か逆かだったら楽だったのにね。

それと、何故ハンマーが強調されるか、については、マーラー本人が「英雄は
三度打撃を受け、三度目に本当に倒れてしまう」と妻に語っていたことが大きい
と思われます。ハンマーが象徴的となるに十分な話ですよね。

このハンマーはワーグナーの「ラインの黄金」の中の雷神ドンナーがワルハラ城
に虹の橋を架ける前にハンマーでの一撃を食らわすところから来たとの解釈も
あると言うので、先日仕入れたDVDにて早速この場面を観てみました。
レヴァイン盤ではあっさりとした金属音でした。ワーグナーの楽譜にもこの
ハンマーについてははっきりと演奏楽器を示していないそうです。

皆さん苦労してはりますなぁ。

先ほどからセルのベトやんSym.2を聴いてますが、やはり以前の印象と同じで
セルやんの4楽章の追い込みはいいと思います。難点は余韻に浸っていると
「運命」が始まってしまうこと。マゼールのは「7番」が始まりますが、
次の曲が始まって慌ててCDを止めるなら7番冒頭の方がまだましですね。

悲しみのアダージェット
投稿者:beknch
2003/12/ 9 20:07 メッセージ: 3436
これは SPINATPOLKA2 さんの 3426 に対する返信です
高度1万メートルから鱗の様に見える海のうねりは実は想像以上に巨大なはず。
白い点として見える波も相当な大波なのだろう、などとボーッと窓から眼下を見お
ろしてました。先々週の一時帰国道中の話です。
対地速度は時速970km前後、外気温はマイナス50度(車輪格納庫に隠れていたら
凍死ですね。隠れるなら荷物室に)。高度は11,600m近辺。

>そういえば、最近買ったCDにかわいいペンギンマークがついており、見ると
>Penguin classicsとある。bekさんの会社でしょうか?

ばれては仕方がない。
ペンギン=レコード社長の私は当然ビジネスクラス、えっへん(ちなみに席をエ
コノミーからアップグレードしてくれたのはこの路線では今回が初めて。ラッキー)。

突然、海の中に現れたエメラルドグリーンの海岸線を持つ島。
「美しい!」手元のモニターで地図を表示してみると、その島影はニューカレ
ドニアでした。

思わず隣に座っている腕の太さが私の三倍あろうかというたくましいお兄さんに
「ほら、ニューカレドニアが綺麗ですよ」。お兄さんは暫く私の前の窓からじっと
眺めて「ああいうところなら、お金を出してでも行ってみたいですね。教えて
くれて有難う御座います」と。ん?見たことのある顔。

その体、お主できるな。道を極めた者同士だけに通じ合う緊張感。
高校時代に電光石火の回し蹴りで天井からぶら下がる蛍光灯のスイッチ用の紐を
切って叱られた程の奥義を極めた私の勘というやつですか。
素早く彼の手元をチェックすると拳にマメが。やっぱり。
彼は、K-1を今年の春に引退したあの人に間違いありません。もと正道会館の。

さて、ひと段落して再びボーッと眼下を眺めていると今度は延々と続く赤い
直線。飛行機はそれを横切る様に飛んで行きます。どうやってあんな赤い線が?
そうです、丁度飛行機は赤道を横切ったのでした・・・。

それはそうと、ビゼーの「アルルの女」をケーゲルの指揮で入手しました。
これは凄い演奏ですねぇ。特に第二組曲のパストラールは素晴らしい。
フレーズの最後の弦の力みがなんとも言えない。もはや「田園風景」どころ
ではなく、得体の知れない重さを感じますね。

第一組曲のアダージェットもいい。以前、フーガさん中学生時代の川の土手の
描写で時間と風の止まったセピア色のイメージで申し上げたアレです。
ところで、フーガさん如何お過ごしなのでしょうか?

このアダージェットは聴く時によっては「寂し」くもあり「悲し」くも
あります。今日の演奏は何だか悲しい。

>フランスのクラヴサン曲
投稿者:wadakamaru
2003/12/ 9 21:11 メッセージ: 3437
これは y_bagus_m さんの 3432 に対する返信です
気に入って頂いて大変うれしく思います。
私も、トピ主様をはじめ、皆さんの書き込みを読ませてもらって、
見知らぬクラシック世界を垣間見させてもらっています。
長崎の出島みたいなものでしょうか。
いつの日か私も、バロック以外のクラシック世界に勇躍するときが、
きっとあることと思っています。(^_^)

>どうやってあんな赤い線が?
私の父は船乗りだったのですが、
子供の時に聞かされた話として、赤道を通過する時は船を挙げて「赤道祭」というものをするそうで、
うそかまことか、海の上にただよう長〜い赤い帯を、船に引っかけては大変なことになるので、
みんなで「えんやこら」と持ち上げて、その下に船をくぐらすそうです。

赤い線
投稿者:y_bagus_m
2003/12/10 9:56 メッセージ: 3438
これは beknch さんの 3436 に対する返信です
>オペラの中の悲しみって思ったら、もうどんどん出てきますね!

なるほど、オペラは悲しみ、喜び、怒り… 感情の宝庫でしょうーね。

>やっぱり、「悲しみ」を題材にしたほうが、作りやすい?のでしょうか。

んー、やっぱりそうなのでしょうーか?
私も同じようなことを書きましたが、喜びよりも悲しみの方が題材になりやすいのかな?
映画やテレビの中ではまた違うのかもしれませんが、舞台の世界では登場人物が喜んでいるよりも、
悲しんでいる方が見ている者としては感情移入がしやすいのかもしれませんね。

で、とーぜんのことながらここに挙げられた曲はどれ一つとして知りません。
そうそう、日本で買ってきたモーツァルトのオペラアリア集、まだ封も切っていない
状態で熟成させています。
そろそろ聴きごろになっているかもしれません。

>>「セル命」のother windさんはどう聴かれるのでしょうか、セルのベー2?
>おやおや、それはいけませんねぇ、バグースさん。私は1楽章を5回も聴いてしまいました。

むむむっ、1楽章X 5=5楽章 なわけですね、さらに2番だからX 2で何と10楽章。
… と何の話をしているのやらよくわかりませんが、other windさんがそこまで惚れ込んで
いると改めて知ったからにゃぁ、もう一度気合を入れて聴いてみるしかありません。
この間聴いたときは何かしながらで、全然気合入ってなかったですから、正直言って。

>ポップスまで広げちゃうとキリがありませんね。

ZAKKYOさんの挙げられた曲の中では、私はなんと言っても山下達郎です。
「じょぉーでぃ〜…」ってやつでしたよね。
で、上田正樹の「悲しい色やね」。
この曲のサビ「HOLD ME TIGHT!」というのが私にはどうしても「アホ〜みたい!」
と聞こえるのです。
前にも書きましたっけ?

>でもね、ドラやシンバル、それと大太鼓も、を加える場合でも夫々の音色が
>判らないように素早く瞬間的に音を合わせると言うのが考え方なんですね。

きっとマーラーは自分の中にある音を求めて、色々と実験したのでしょうね。
演奏会の練習の合間にパーカッション奏者に、「悪いけどちょっと実験 手伝ってくれへん?」
とか声をかけて。
そう考えると何だか微笑ましいものがあるような気がします。

>それと、何故ハンマーが強調されるか、については、マーラー本人が「英雄は三度打撃を受け、
>三度目に本当に倒れてしまう」と妻に語っていたことが大きいと思われます。
>ハンマーが象徴的となるに十分な話ですよね。

なるほど、象徴がただの木の台じゃカッコつきませんものね。
そうー考えるとやはりハンマーがクローズアップされるのがわかります。

>先ほどからセルのベトやんSym.2を聴いてますが、やはり以前の印象と同じで
>セルやんの4楽章の追い込みはいいと思います。

bekさんもセルの見方とあれば、やはり再挑戦するっきゃないっしょ。

>彼は、K-1を今年の春に引退したあの人に間違いありません。もと正道会館の。

ずばり、力道山?

>さて、ひと段落して再びボーッと眼下を眺めていると今度は延々と続く赤い直線。

bekさんは見たのですか?
いいなぁ、私も何度か赤道越えはしているのですが、未だかつてその赤い直線に
お目にかかったことがありません。
あれは潮の流れ、気温、風向き等の気象条件がぴったし合わないとなかなか
見られないものらしいですね。
私も是非一度見てみたいものです。

モーツァルトとカフェハウス
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/12/10 17:54 メッセージ: 3439
これは y_bagus_m さんの 3429 に対する返信です
>どうでもよいことなのですが、そういったことを知るのがまた楽しいのですよね。

酋長さんがそう仰っているので脱線します。
コーヒーの濃さ、ミルクの割合やクリームの使い方で様々な種類があります。
http://www.actilingua.com/japan/Koichi_kaffee.htm
に種類が書いてありますのでご覧管さい。

ついでにウィーンのカフェハウスの一つをご紹介。
http://www.tourist-net.co.at/coffee/frauen1.htm

ウィーンのモーツァルトの住居からわずかのところにある裏路地にあるカフェの入り口に
”モーツァルトがヘンデルのパストラールを演奏し、ベートーヴェンが…演奏”と刻まれた文字。

昔はここは上流階級相手のレストラン。
そしてそこで、モーツァルトやベートーヴェンが新曲を披露したりもしました。
モーツァルト自身の最後の公開演奏もこの場所。1791年3月4日、KV595のピアノ協奏曲を自身のピアノ演奏で。その9ヶ月後に、ここから目と鼻の先の住居で亡くなるわけですが。

演奏はこの2階で行われたと聞いた事がありますが、いずれにせよさほど広い場所ではなく、レストランとしてのスペースを差し引けば演奏のスペースはさほど大きいものではありません。
何百人と入るコンサートホールで、コンサートグランドピアノを使っての現代の演奏とはほど遠いもの。
ベートーヴェンがここで演奏した室内楽にしても同じ。

ウィーンへ行くとこのカフェに座って、その小さなスペースに響いたそれらの曲が、今では大ホールで当然のように演奏されることのギャップ、また室内楽のあり方などを想いながらコーヒーを飲むのが常です。

ドンナーのハンマー
投稿者:ZAKKYO2000
2003/12/10 18:31 メッセージ: 3440
これは beknch さんの 3435 に対する返信です
>ワーグナーの楽譜にもこのハンマーについてははっきりと演奏楽器を示していないそうです。

ここでマーラーのようなハンマーで「ゴンッ」とやったのでは雷神も形無しでしょう。
ショルティのように思いっきり金属音で「ガキーン」とやって欲しいですね。
これって多分、第3場の「ニーベルハイム」の前後で出てくる鍛冶の音で使ったハンマーをそのまま流用しているんじゃあないですかね。

>ウィーンへ行くとこのカフェに座って、・・・コーヒーを飲むのが常です。
うわあ、めちゃくちゃ羨ましいですね。でも、今はここでライブはないのでしょうかね。
こんなところで、アルコールやコーヒーをちびちびやりながら生演奏が聴けたら、さぞかしいいでしょうね。

春の祭典
投稿者:y_bagus_m
2003/12/10 18:40 メッセージ: 3441
これは wadakamaru さんの 3437 に対する返信です
>いつの日か私も、バロック以外のクラシック世界に勇躍するときが、
>きっとあることと思っています。(^_^)

来年の今ごろは、
「武満徹の神秘性はブルックナーの和声的調和と共にコープランドの非前衛性と異なる退廃音楽の
分野におけるチャイコフスキーの狂気は果たしてオーラムゴッテスってこってす。ドッカーン!」
というようなワダカマルさんの投稿がこのトピで見られるかもしれませんね。

さて、「日本で買ってきたCD聴きました」 第2弾。
今回はZAKKYOさんお薦めのメータの「春の祭典」。

春の祭典と言えば、中学か高校の頃ショルティ:シカゴ響のレコードがセンセーショナルに
発売されて話題になりました。
「春の祭典」は、まだクラシックを聴き始めて間もない頃、テレビで岩城宏之:N響の演奏を
ちらっと 見て/聴いて、「な、なんじゃこりゃ?!」と感じて以来敬遠がちだったのですが、
友達がそのショルティのレコードを買ったので、借りて聴いてみました。
帯に「大地が歌う、大地が踊る!」というキャッチコピーの付いたそのレコードの演奏は、
シャープで迫力があって躍動的。 聴いていてかなりの衝撃を受けました。
正直言って、「おぉ、これは!」と思ったのですが、当時ショルティのヘアスタイルが
気に食わなかった私は、そのレコードの持ち主に対抗すべく 「これよりもっと凄い演奏の
レコードを買っちゃうんだもんね!」 と、 ショルティ盤より少し前に発売され、やはり結構
話題を呼んでいた(かな?) バーンスタイン:ロンドン響のレコードを買いました。
ちなみに、選んだ基準は やはり指揮者のヘアスタイルです。

と、意気込んで聴いたバーンスタイン盤だったのですが、ショルティの演奏を聴いた耳には
その演奏はどうしようもなく重ったるい…
迫力はそこそこあるのですが、ショルティに見られた冴えがない、躍動感が無い、鈍重。
「う〜む、こう言う解釈もありなのだ…!」と、この演奏を好きになるべく何度も聴いたのですが、
その努力も空しく、そのレコードがターンテーブルに置かれる回数は見る見る減ってゆき、
ついには二度とジャケットを手に取ることさえなくなってしまいました。
それ以来、たま〜に偶然聞こえてくるものを除いてこの曲は今まで1回も聴いていませんでした。

と言うわけで (随分前置きが長くなってしまいました…)、25年以上ぶりに聴く「春の祭典」、
どうしてもカマエちゃうのがわかるでしょ?

で、メータの「春の祭典」ですが、久々にこの曲を聴いたこともあってか、かなり興奮しましたよ。
演奏の方は、ちょっと前のビールの宣伝ではないですが、一言で言えば「キレがあるのにコクがある」。
一糸乱れぬ弦のアンサンブルに上手いんだか下手なんだかよくわからない (いや、きっと
めちゃくちゃ上手いのでしょう) のバーベリアンな木管。
ビシっとキマったリズムの躍動感、それでいて時折見せるネットリとした濃厚な表情。
それに加えて30年以上前の録音とは思えない音の良さ。
一部の最後の方、ティンパニ(ですよね?) の「バタバタバタッ」という音、単に楽器と言うのを通り越して、
奇怪な生き物が足音を立ててこちらに走りながら迫ってくるような感じがし、ゾクゾクっとしてしまいました。

これは凄いですねー。

みかんの曲
投稿者:beknch
2003/12/10 20:19 メッセージ: 3442
これは ZAKKYO2000 さんの 3440 に対する返信です
>未完成の曲は未完成のままで十分という考えもありますが、作曲家が想定していた
>のであればそれを再現することも決して無意味ではないでしょうね。

マーラーの10番に関しては兎に角5楽章までの骨格は間違いなく本人が書いている
(4-5段の譜面)わけですしこれについては好奇心もあって十分聴けますね。
一方、私はみかん(未完)の曲で後の補筆作品からは一歩距離を感じてしまいます。

マラ10も心情的にはアダージョ版に味方してしまいます(ほぼ総譜があるから)。
ラトルのクック版のアダージョの演奏は素晴らしいと思うあたり矛盾があるのですけど。
キャプテン・クックも船に乗りながらマーラーの研究とは恐れ入ります。

船といえば、
>赤道を通過する時は船を挙げて「赤道祭」というものをするそうで

wadakamaruさんのお父様は船乗りだったのですか。
赤い帯を持ち上げてなんてある意味夢のある話ですが、現実は結構切実な想いで
行われる儀式なのでしょう。どの時代でも「縁起」をかつぐものですね。
私も個人的に船が好きなもので、俄然興味を惹かれてしまいました。

>bekさんは見たのですか?
>いいなぁ、私も何度か赤道越えはしているのですが、未だかつてその赤い直線に
>お目にかかったことがありません。

ええぇっ、バグースさん見たことがないのですか? それだけ旅をされてても?
知人などは私よりも更に条件が良くて、海の上に「赤道」と矢印で説明書きが
見えたそうです。いいなぁ。

赤い線と言えば、日本にも昔ありましたね。赤線って赤道のことですか?
地球温暖化とか言ってますが、日本も昔は暑かったんでしょうね。
話は違いますが、吉原炎上ってやはり「悲劇」ですよね。←お題。

>ショルティのように思いっきり金属音で「ガキーン」とやって欲しいですね。

このショルティの「おもいっきり金属音」の噂はどこかで読みました。取り合えず
ショルティのそこの部分だけ聴いてみたいです。幻想の鐘とかハンマーとか、
そういうのにも興味が惹かれるのでした。

春の祭典のついでに
投稿者:lvkoechel
2003/12/10 22:33 メッセージ: 3443
これは y_bagus_m さんの 3441 に対する返信です
こんばんわ、バグースさん。

 折角ですから、ヴァーグナーもどうぞ。彼をあまり好きで無い人向けの曲。申すまでも無く「婚礼の合唱」・・・では無く Siegfried-Idyll 。
 彼らしいアクの強さが少なく、親しめると思います。


投稿者:susano_o000
2003/12/10 23:29 メッセージ: 3444
これは jeux24 さんの 3420 に対する返信です
>「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲」はまだ聞いたことがないのです。

 なかなかいい曲だと思います。彼の協奏曲を聴くと、管弦楽合奏の中から飛び出してくる独奏楽器って、ホント、人の声と感じてしまいます。要するにオペラなんですね、どれもこれも。

 この曲の第2楽章も、ヴァイオリンとヴィオラが、若い男女の二重唱そのものです。
 しかし、そう考えながら聴くと、なんだかあまりにも嫋々とした雰囲気を感じてしまいますので、あまり考えないほうがいいですね。(^^;

変換
投稿者:susano_o000
2003/12/10 23:46 メッセージ: 3445
これは y_bagus_m さんの 3422 に対する返信です
>「ばからしさ→場から示唆」だなんて、普通こんな変換出るか

 工業技術の用語に「トルクリミター」というのがあるんですが、昔々、「取る栗見た」と出てくれて、「うまい!」とうめいてしまった記憶があります。
 結構パソコン君もお茶目なことをやりますね。

 で、「あんな来る二胡和」。カリンニコフって、ほとんど火星人みたいですね。(^^;

鳥たち
投稿者:susano_o000
2003/12/11 0:07 メッセージ: 3446
これは y_bagus_m さんの 3427 に対する返信です
>鶏のことを「チキン」と呼ぶことが多い

 シンガポールでは「チカン」と発音しますよね。イングリッシュではなくてシングリッシュですね。(^^;

 で、そうなると、アメリカで言うところの「このチキンヤロー」は「このチカンヤロー」。まあ、いずれにしても誉めているのでないことだけは間違いありません。(^^;

>「鶏がチキン、羊がラムやったら、何で牛はビーフと呼ばへんねん? 責任者出て来い!」

 知人に聞いた話ですが、彼の近所の小鳥屋さん、もちろんペットショップなんですが、店名を「鳥正(とりまさ)」というそうです。
 売っているどの鳥も美味しそうなその店の責任者は、人の良さそうなおじいさんだそうです。

 で、音楽。(^^;ゞ

 鳥で悲しみというと、何と言っても、カザルスの鳥の歌でしょうが。
 あと、オリビエ・メシアンの「鳥のカタログ」。グレー基調の透明な色彩感。現代的な悲しみというのでしょうか。

ウィーンのコーヒー
投稿者:y_bagus_m
2003/12/11 1:37 メッセージ: 3447
これは SPINATPOLKA2 さんの 3439 に対する返信です
>コーヒーの濃さ、ミルクの割合やクリームの使い方で様々な種類があります。

うむうむ、このサイトは一目瞭然。
こやって見てみると、国際基準 (と言うか、日本を含むアジアでの呼称?) と
微妙に異なりますね。

>モカ:小さなデミタスカップに入った濃いブラックコーヒー。

とのことですが、普通日本でデミタスと言えば、エスプレッソ(確かに濃いブラックコーヒー
ではあります) と相場が決まっていますし、それをモカとは呼びませんね。

>カプツィーナー:コーヒーにホイップクリームをのせ、ココアの粉をかけたもの。

コーヒーにココア(チョコレート)を加えたものは日本では普通 カフェ・モカと言いますよね。
で、日本で言うところのカプチーノはコーヒーに泡立てたミルク(クリーム?) を入れて
シナモンスティックでかき混ぜる、或いはシナモンパウダーを振りかける (ココアパウダーや
色つきチョコチップが入ったりすることもありますが、いずれにしてもシナモンがポイントでしょう)
というもの。
呼び方が日本のそれと少しずつずれているようで、興味深いです。

>ついでにウィーンのカフェハウスの一つをご紹介。

良いですね! 写真で見るこの店内のたたずまい。

>”モーツァルトがヘンデルのパストラールを演奏し、ベートーヴェンが…演奏”と刻まれた文字。

なるほど、このウェブサイトに載っているドイツ語の説明を読むと、確かにベートーヴェンが
ここでウィンナ・シュニッツェルを3皿食べた後、大きなザッハトルテを2切れ頬張りながら
ピアノソナタ「満腹」 を演奏したと書いてありますね。
何と由緒正しきカフェハウス!

たまひも
投稿者:y_bagus_m
2003/12/11 1:40 メッセージ: 3448
これは susano_o000 さんの 3446 に対する返信です
>>ウィーンへ行くとこのカフェに座って、・・・コーヒーを飲むのが常です。
>うわあ、めちゃくちゃ羨ましいですね。でも、今はここでライブはないのでしょうかね。

香港だって負けていません。
「スタバ」で買ったコーヒーを地下道でジベタリアンしながら飲めば、目の前でどこかの
おじさんが胡弓のライブをやっています。
もしもあなたがラッキーだったなら、おじさんの奥さんと思わしき女性の踊りを楽しむ
ことすらできます。
どーだ?!
… と書いてるそばから虚しくなります。

>知人などは私よりも更に条件が良くて、海の上に「赤道」と矢印で説明書きが
>見えたそうです。いいなぁ。

わー、それは凄い。
でも、そこまで行ってしまうと、人生の全ての運をそこで使い果たしてしまうのでは?

>折角ですから、ヴァーグナーもどうぞ。彼をあまり好きで無い人向けの曲。
>申すまでも無く「婚礼の合唱」・・・では無く Siegfried-Idyll 。

「ジークフリート牧歌」というやつですよね。
う〜ん…
この曲は何度か聴いたことがあるのですが、その度に眠ってしまいそうになりました。
「牧歌」と言うだけあって盛り上がりがなく、それでいて結構長い… みたいな。
確かにlvkさんがおっしゃるようにアクの強さはないのですが。

>工業技術の用語に「トルクリミター」というのがあるんですが、
>昔々、「取る栗見た」と出てくれて、「うまい!」とうめいてしまった記憶があります。

早速試してみましょう。
「取る栗見たー」、あ、ホントだ! なんか嬉しい。

>知人に聞いた話ですが、彼の近所の小鳥屋さん、もちろんペットショップなんですが、
>店名を「鳥正(とりまさ)」というそうです。

それって、絶対「かしわ屋さん」の名前ですよね。
「名古屋コーチン もも肉」とか、 「たまひも」とか、「ガラ」とかを売っていそうな…
断じてペットショップの名前ではない。

ストリートパフォーマー
投稿者:beknch
2003/12/11 8:16 メッセージ: 3449
これは y_bagus_m さんの 3448 に対する返信です
>>>ウィーンへ行くとこのカフェに座って、・・・コーヒーを飲むのが常です。
>>うわあ、めちゃくちゃ羨ましいですね。でも、今はここでライブはないのでしょうかね。

最近、歴史を感じる事に飢えています。
日本やヨーロッパの多くの国はその点本当にいいですね。
ましてや、モーツァルトやベートーベンが演奏した場所でお茶できるなんて!
シュピナートさん、いい環境にお住まいですね。

>目の前でどこかのおじさんが胡弓のライブをやっています。
>もしもあなたがラッキーだったなら、おじさんの奥さんと思わしき女性の踊り

胡弓のライブ(+美女の踊り)、いいじゃないですか。見てみたい。

こちらの賑やかストリートでは常連のパフォーマーが数人います。
その中でSRTとして見逃せないのがホームレスのおじさんの笛。
地面に座り込んで、ソプラノリコーダーをスーハー吹いているだけですが、
左手の指が時々動きます。勿論、穴をちゃんと押さえていません。
特筆すべきは3、4種類の色違いのリコーダーを所有していることです。
日によって笛の色が違うのです。
この事実に気がついているのは多分当地で私だけでしょう。

彼は相当なマニアであるに違いありません。
彼をいれて、SRCにします?(スーパー・リコーダー・カルテット)ただし、
ひげも頭もボウボウ。恐らくニオイも。

>>工業技術の用語に「トルクリミター」というのがあるんですが、
>「取る栗見たー」、あ、ホントだ! なんか嬉しい。

「トルクリミッター」だと「取る栗満ったー」となりこれは意味不明。
うちのワープロに解釈と意図を訊いてみたいところです。

ところで、今日のお題はスヴェトラーノフのマラ6「悲劇的」。
昨晩よりによって寝る前に取り出してしまった。
このCDは久し振りでしたが、速めのスケルツォ楽章と打楽器音のクリアーな
堂々たるテンポの4楽章が異様に良い。
大音量で鳴らした為にその迫力たるやすさまじく、完全にノックアウト状態。
大酔との相乗効果でトリップしてしまいました。

次のテーマは
投稿者:y_bagus_m
2003/12/11 9:57 メッセージ: 3450
これは y_bagus_m さんの 3448 に対する返信です
何にしようか?
あ、そーだ。もう決まっているのでした。
電車の中でチョコレートを食べ過ぎて災難にあった元少女に敬意を表して
「鼻血と言えば?」でした。

では、いつものように
*題名に「鼻血」が入っている曲
*曲の内容と直接関係はないが、鼻血をイメージする曲
*聴いているとあまりの衝撃に鼻血が出た曲
等々

よろしく…
って、ウソですよ、ウソ (別に念を押さんでも誰も本気にせんか)。
でも、本当にあれば、投稿しないでとは言いませんが。

と言うわけで、「悲しみと言えば?」も本日限り。
最後のチャンスをお見逃しなく!

ブラヴォ!
投稿者:ZAKKYO2000
2003/12/11 11:59 メッセージ: 3451
これは y_bagus_m さんの 3441 に対する返信です
>メータの「春の祭典」ですが、久々にこの曲を聴いたこともあってか、かなり興奮しましたよ。
>演奏の方は、ちょっと前のビールの宣伝ではないですが、一言で言えば「キレがあるのにコクがある」。・・・

バグースさん、ついに聴かれましたか。しかも完璧な感想まで添えていただいて。
私が30年近く、おそらくは1000回を超える程聴き、しかも数十種類の他の演奏も聴き、ようやくたどり着いた感想を、たった一回聴いただけで言い当ててしまうなんて、さすが!。

>春の祭典と言えば、中学か高校の頃ショルティ:シカゴ響のレコードがセンセーショナルに発売されて話題になりました。

そうです、実はFMでメータを聴いて、そのエアチェックではまり、小遣がたまったので颯爽とレコードを買いに行ったところ、このショルティ盤がちょうど発売になっていて、さんざん(多分半日ぐらい)迷った挙句、結局こっちを買ってしまったのです。そしてしばらくこっちに浮気をしていました。
このレコード当時のデッカの技術を惜しみなくつぎ込んでいるため、今でもぼろぼろになりながらも素晴らしい音を聴かせてくれます。
残念ながら1個所トランペットが思いっきりこけていて、今ではマニアの間ではそちらの方で有名になってしまっていますが。

いずれにしても、メータやショルティのような演奏ではまったので、今日まで聴き続けられているのかもしれません。

>折角ですから、ヴァーグナーもどうぞ。
なんだか新入生のサークル勧誘のようになってきましたね。

>このショルティの「おもいっきり金属音」の噂はどこかで読みました。
オーディオマニアの間ではこの部分をうまく再生できるかが話題になっていたと思います。カートリッジの上に10円玉を乗せないと、針が飛んでしまうとか・・・。

ザッハトルテ
投稿者:from_ojp
2003/12/11 11:59 メッセージ: 3452
これは y_bagus_m さんの 3447 に対する返信です
コピーライターという職業柄、いろいろなクライアントを担当します。
以前、ウイーンのお菓子屋さん「デメル」東京店の広告づくりに携わっていた頃
有名な「ザッハトルテ」というケーキを試食。
チョコが甘い、ホイップクリームが甘い。店内の雰囲気も甘い。
その濃厚な甘さに絶句しながらも「おいしいですね」を連発。
この広告がうまくいくと、
コールマルクト14番地にあるデメル本店に取材旅行があると聞かされていたので。
しかし、広告はうまくいったものの、旅行はなし。
チックショウ、ほんとに甘かったのは僕の詰めでした。チャンチャン

あー、劇辛キムチが食べたい。

せっかくなので「鼻血といえば?」
投稿者:ZAKKYO2000
2003/12/11 12:22 メッセージ: 3453
これは y_bagus_m さんの 3450 に対する返信です
殴られる→鼻血
ということで暴力シーンのある曲です。

バルトーク:バレエ「中国の不思議な役人」(このトピ定番)
ショスタコーヴィチ:オペラ「ムツェンスク郡のマクベス夫人」(田吾作さん定番)
・・・

「サロメ」「ウエストサイド・ストーリー」「フィデリィオ」「三文オペラ」あたりにはあったかな?

鼻血と言えば
投稿者:beknch
2003/12/11 13:23 メッセージ: 3454
これは ZAKKYO2000 さんの 3453 に対する返信です
鼻血 → 赤 → サンタクロース → クリスマス。
鼻血 → チョコレート → クリスマス。

という訳で、いずれにしてもクリスマスとなり、

音楽は、どう言うわけか、桑田佳祐の「白い恋人達」になりました。

また、チョコレートと言えば、今話題で持ちきりのコーヒー、ケーキの部で
ケーニヒスクローネの上品なケーキを思い出すのでした。

歴史
投稿者:y_bagus_m
2003/12/11 18:35 メッセージ: 3455
これは ZAKKYO2000 さんの 3451 に対する返信です
>最近、歴史を感じる事に飢えています。
>日本やヨーロッパの多くの国はその点本当にいいですね。

歴史と言う点ではbekさんがお住まいの南極も負けてはいないのでは?
人間の手に侵されることのない文字通り地球の歴史がそこここに見られるのではないでしょうか。
何でも聞くところによると、庭先をちょっと掘ればマンモスの氷漬けがごろごろ出てくるとかって話ですが…

>「トルクリミッター」だと「取る栗満ったー」となりこれは意味不明。
>うちのワープロに解釈と意図を訊いてみたいところです。

専門家お二人のお話を読んで、「なんじゃそりゃ?」 と思って見てみると、「トルクリ・ミター/
トルクリ・ミッター」 ではなく、「トルク・リミッター/トルク・リミター」だったのですね。
すなわち、トルクをリミットするなかなかのスグレモノである…と。
なるほど、なるほど、よくわかりました。
で、「トルク・リミッター」。
なんじゃそりゃ?

>私が30年近く、おそらくは1000回を超える程聴き、しかも数十種類の他の演奏も聴き…

ひゃー、凄い! そこまで惚れ抜くとは、聴く方も聴かれる方も幸せ。
これからも中むつまじく、いつまでもよきパートナー関係をお築きください。

>>折角ですから、ヴァーグナーもどうぞ。
>なんだか新入生のサークル勧誘のようになってきましたね。

なるほど、「ねぇ君、新入生?」みたいな。
勧誘と言えば、大学の近くに盛るもん、いや、モルモン教会があり、刈上げ頭で自転車に
乗った金髪のお兄さんによく声をかけられました、 「チョト、ジカン アリマースカ?」。
「おー、英語ワカリマセーン。」 と言って逃げました。

あと、学内でしつこかったのが「歎異抄」の勧誘。
太い黒ぶちの度の強い眼鏡をかけた何とも理屈っぽいお兄さんに、「君は人生をなめている」
とかって言われて、キレかけました。
個人的に深いお付き合いをすればそれほど彼も悪い人間ではなかったのかもしれませんが、
初対面の人にいきなりそんなこと言われても… ねぇ。
あれのおかげで私は般若心経のイメージが悪くなりました。
親鸞上人、ごめんなさい。

菓子トピです
投稿者:y_bagus_m
2003/12/11 18:39 メッセージ: 3456
これは beknch さんの 3454 に対する返信です
>以前、ウイーンのお菓子屋さん「デメル」 東京店の広告づくりに携わっていた頃
>有名な「ザッハトルテ」というケーキを試食。

「ザッハトルテ」、私もあのように書いてはみたものの、実は見たことも触ったことも匂ったことも
食べたこともありません。
フロムさんの書き込みによると、要はホイップクリームの乗っかった甘〜いチョコレートケーキ
なのですね (今その姿を想像しています、こんなやつですか?)。

>しかし、広告はうまくいったものの、旅行はなし。
>チックショウ、ほんとに甘かったのは僕の詰めでした。チャンチャン

それは残念、せっかく無理して誉めたのに?!
でもフロムさん、もしかするとこのトピ その時の宣伝担当者が読んでいるかもしれませんよ。
フロムさん、これで一つクライアント失ったな… 合掌。

>殴られる→鼻血
>ということで暴力シーンのある曲です。

では私から、「殴られる」ということで、オネゲルの“交響的スポーツ” 「ボクシング」を挙げましょう。
何でも「ラグビー」に次いで発表されるはずだった幻の名作だとか…

>鼻血 → 赤 → サンタクロース → クリスマス。
>鼻血 → チョコレート → クリスマス。

さすが、bekさん、一歩先を読んでますねぇ。
次のテーマに取っておきたかったようなレスです。

>また、チョコレートと言えば、今話題で持ちきりのコーヒー、ケーキの部で
>ケーニヒスクローネの上品なケーキを思い出すのでした。

御影のドイツ菓子屋さんですね。
ところが私、関西出身のくせにケーニヒクローネのケーキは一度も食べたことがないのですよ。
芦屋の「アンリ・シャルパンティエ」のは たま〜に食べたのですけどね。

せっかくなので「鼻血といえば?」 Ver.2
投稿者:wadakamaru
2003/12/11 20:36 メッセージ: 3457
これは y_bagus_m さんの 3441 に対する返信です
谷岡ヤスジの「鼻血ブー」を忘れてはいけません。
「アサーッ」とともに、何となくこのトピに似合っているような気がします。
どういう意味や、って言われそうですが。

>赤道祭
実を言うと私も見たわけでなく、昔話を聞くように聞いていたもので、
よく分かりません。現在でもするのかどうか。
とにかく最近の船は自動化が進んでいて、船員の数が昔と違って実に少ないようです。

>来年の今ごろは、・・・
いくらなんでも、そんなおお化けは出来ません。
まあ、早くてもあと10年・・
年寄りは、頭の切り替えが緩慢なのです。

悲しみと言えば
投稿者:beknch
2003/12/11 21:22 メッセージ: 3458
これは y_bagus_m さんの 3450 に対する返信です
昨晩スヴェトラーノフを聴いた縁で、今日はラフマニノフのピアノトリオ2番。
ピアノ:スヴェトラーノフ、Vn:コーガン、Cello:ルザノフで。

重く悲しい・・・。でも結構こういうの好きなんですね。

先にタロハナさんも言われていたオペラですが、トスカの「星は光ぬ」も
彼の心情を考えると悲痛。
実は最近少しだけオペラの知識も増えましたが、このあたりにしておくのが賢明と
いうものでしょう。

グレツキの交響曲3番などは生々し過ぎて、聴く気になりませんが、超悲痛です。
タコ先生の13番も同様で頻繁に聴けません。

さて、マーラーの「大地の歌」を付け加えて、今回のお題のファイナルとさせて
頂きましょう。

>次のテーマに取っておきたかったようなレスです。

ごめんなさい。配慮が足りませんでした。

>で、「トルク・リミッター」。なんじゃそりゃ?

零下60度でベンギン・レコードをかけようとするとターンテーブルが凍りついて
うまく回ってくれません。
それを打ち破る強力な回転力(=トルク)のプレーヤーを使用するのですが、
今度は夏場には力が強すぎて速く回り過ぎます。
何せ、「指輪」4夜が32分で終了してしまう。速いでしょ?
そのトルクを抑えて普通の速さにするのがトルク・リミッターなる装置なのです。
ZAKKYOさんはもしかすると、それとは違った装置のことを言われるかも知れません。

>あと、学内でしつこかったのが「歎異抄」の勧誘。

私もこれには強烈な印象があります。「あなた、死ぬの怖い?僕は全然怖くない」
いきなりこれから始まって延々と立ち話。凄い(しつこい)人たちが居るものだと
思ったものです。

ヴォーン・ウィリアムズ「南極交響曲」
投稿者:der_kranke_mond
2003/12/11 23:43 メッセージ: 3459
これは y_bagus_m さんの 3450 に対する返信です
鼻血が出たら冷やしましょう。
というわけで、冷え冷えした音楽をどうぞ。
凍っちまうかもしれませんが(笑)

鼻血の思い出
投稿者:y_bagus_m
2003/12/12 0:09 メッセージ: 3460
これは y_bagus_m さんの 3450 に対する返信です
私にとって「鼻血と言えば?」の曲は何と言ってもベートーヴェンの交響曲第7番です。
ご存知の通りこの曲にはタイトルがありませんが、私は密かに「鼻血交響曲」と呼んでいます。
なぜ、鼻血交響曲なのか?
それには不快、いや、深〜いわけがあったのです…

あれは学生時代。
いつものように授業も出ずにオケの部室にたむろしていた時のお話。
私はホルン吹きの男からホルンを借りて吹いて遊んでおりました。
最初は、「楽しいひな祭り」とか、「おぉ、牧場は緑」などをむちゃくちゃな音程で吹いて
ふざけていたのですが、突然思い立っておもむろに 「ベー7の高い方のEに挑戦!」と、
思いっきり口をすぼめて圧力かけて吹いたのです。
(ちなみに、高い方のEとは第1楽章で言えば、序奏部が終わりフルートソロに続いて全員
で第1主題を♪ソーファミッ/ファーラシッ/…♪と演る時にホルンが吹く最初の「ソー」の音。)

すると… 出ました、高い方のE!
「やったー!」と喜んだ瞬間 頭がクラクラッ、そして鼻の下にツツーッと伝わる何かを感じました。
手でぬぐってみると、そこには赤い血が…
そうです、ハイEといっしょに鼻血が出たのです。

それより随分前にウィーン八重奏団の演奏会に行った時にクラリネットを吹いていた
アルフレート・ボスコフスキーが大きく禿げ上がった頭のてっぺんまで真っ赤にして
演奏していたのを見て、「管楽器奏者って大変なんだ…」と思ったものですが、
自分がホルンを吹いて鼻血を出したことで、その思いを新たにしました。
鼻血を出さずに楽器を吹く管楽器奏者ってエラい!
そして、それ以来私はベー7を 「鼻血交響曲」と呼ぶようになったのです。

うーむ、過去の思い出話なら嬉々として書いてしまう私。
もっと今を、そして未来を熱く語ることのできる、そんな人間に私はなりたい…。

あなをかし、冷やせば止まる 鼻血かな
投稿者:y_bagus_m
2003/12/12 0:38 メッセージ: 3461
これは der_kranke_mond さんの 3459 に対する返信です
>谷岡ヤスジの「鼻血ブー」を忘れてはいけません。
>「アサーッ」とともに、何となくこのトピに似合っているような気がします。
>どういう意味や、って言われそうですが。

ど、どういう意味や?!

>>来年の今ごろは、・・・
>いくらなんでも、そんなおお化けは出来ません。 まあ、早くてもあと10年・・

ふむふむ、そうですか。
では、ゆっくり一歩ずつ 「何でもイケちゃうバロック通」の道を歩んでください。

>昨晩スヴェトラーノフを聴いた縁で、今日はラフマニノフのピアノトリオ2番。
>ピアノ:スヴェトラーノフ、Vn:コーガン、Cello:ルザノフで。

スヴェトラーノフってピアノも弾くのですか?
それは知りませんでした。

>>次のテーマに取っておきたかったようなレスです。
>ごめんなさい。配慮が足りませんでした。

いえいえ、とんでもない。
さて、これで次のお題が何か皆さんもうおわかりですね。
そう、次は 「取るクリ満ったーと言えば?」、これで決まりです。

>ヴォーン・ウィリアムズ「南極交響曲」
>鼻血が出たら冷やしましょう。 というわけで、冷え冷えした音楽をどうぞ。

そうか、ベー7などやらずにこの曲をやっていれば私も鼻血を出さずにすんだのですね。
と言っても、聴いたことないので吹こうにも吹けませんが…

ところで、YAHOO MUSICで「鼻血」で曲を検索したのですが、さすがに少ない。
ヒットしたのはたった1曲。
でも、1曲でもあるところがすごいかもしれない。
アルバムタイトルの方では、随分前に、野沢直子が「はなぢ」というアルバムを出していました。
ジャケットも野沢直子が鼻血をだしている写真(?) だったような気がします。
いくらコミック系とは言え、女でそれをやるのはちょっと勇気がいるよな… と感心した覚えがあります。

追悼曲いろいろ
投稿者:kettaro2001
2003/12/12 5:17 メッセージ: 3462
これは y_bagus_m さんの 3365 に対する返信です
バグースさん、お返事遅れてごめんなさい。

>「ニュー・オーリンズの葬送の歌」というのは、どういった意味なのでしょう?

 舌足らずな説明だったようで、申し訳ありません。

 「ニュー・オーリンズの葬送の歌」というのは、かの地で行われている葬儀での伝統的な音楽を再現したもの、といった程度の意味でして。
 ニュー・オーリンズでは人が亡くなると、ブラス・バンドが出て音楽を奏でるのですが、墓地までの往路は物悲しい音楽を、埋葬が終わっての帰路は神の御許に行く死者の魂を送るために賑やかな音楽を演奏します。


 死者に対して捧げられた曲というのは、ジャズでは、同じミュージシャンに対してのものが多いようです。

 特に有名なのがジョン・ルイスの「ジャンゴ(Django)」と、ベニー・ゴルソンの「クリフォードの思い出(I Remember Clifford)」でしょう。初演は以下の2枚です。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=vicj2026
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=tocj1557

 前者はベルギー生まれでフランスで活躍したギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトに捧げられたもの、後者は26歳の若さで交通事故死したトランペッター、クリフォード・ブラウンに捧げられたものです。
 「ジャンゴ」は沈んだ雰囲気の曲調、「クリフォード〜」は温かみのある優しい雰囲気の曲です。
 どちらもスタンダード・ナンバー化し、多くのミュージシャンにとりあげられています。

 「ジャンゴ」はリチャード・ストルツマンが演奏していますね。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=bvcf34006

 「クリフォード〜」のほうはクラシック演奏家の吹き込みは見つからないんですが、二胡盤という珍品がありました。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=vicc60306

 あと、ジェームズ・ゴールウェイが「ティアーズ・イン・ヘヴン」(エリック・クラプトンが息子コナーの事故死の後に作曲)と「キャンドル・イン・ザ・ウィンド」(エルトン・ジョンがダイアナ元皇太子妃に捧げた)を演奏していますね。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=bvcf37024

 それでは、また。

鼻血
投稿者:kettaro2001
2003/12/12 5:30 メッセージ: 3463
これは ZAKKYO2000 さんの 3453 に対する返信です
 ペレス・ブラード楽団の「タブー」なんてのは…?

 ボクシング絡みなら、メイナード・ファーガソン「ロッキーのテーマ」、マイルス・デイビスのサントラ「ジャック・ジョンソン」なんてのも。

 あと、マイルスのバンドにいたピアニストのレッド・ガーランドはボクサーだったそうな。軽妙洒脱なピアノからはとても想像できないのですが。

第35回テーマ:「冬」と言えば?
投稿者:y_bagus_m
2003/12/12 10:10 メッセージ: 3464
これは y_bagus_m さんの 3450 に対する返信です
えせクリスマスフェチの私としては、本当は「クリスマスと言えば?」をもう一度やりたかったのです。
このトピの一番最初のテーマだったし、その頃から比べると参加した下さる方の顔ぶれも
替わっているし、と言うことで。
でも、やはり同じテーマを2度やるのはちょっと芸がないし、それに近々やるであろう
同じ季節ネタの「冬」とかぶっちゃうよな… と言うことで、両方まとめて「冬」で行っちゃいます。

*クリスマスにまつわる音楽
*題名に「冬」が入っている曲
*冬を描いた曲
*別にタイトルとか何とかは関係ないのだけれど、この曲はやっぱ冬だよな…という曲
*寒い曲
等々。

よろしくお願いします。

追悼ホッター〜春の夢
投稿者:other_wind
2003/12/12 11:38 メッセージ: 3465
これは y_bagus_m さんの 3464 に対する返信です
ハンス・ホッターが6日ミュンヘンで亡くなった。
94歳。

定番<冬の旅>から、大好きな「春の夢」をホッターで聴こうと思います。
……
夢がかなった!、憧れが実現した!と思った瞬間、
鶏の声と共に、凍るような現実に戻される。
あぁ…、夢か…
まぶたを再び閉じると、夢の世界の余韻が…
いったい幸せなど自分に訪れることがあるのだろうか…

ピアノ伴奏がまたいいんですよね。
春の夢によって、いっそう現実の冬を引き立たせているように思います。
来週、マティアス・ゲルネは、ホッター追悼の意味もこめて、
どんな「冬の旅」を聴かせてくれるのだろうか。

>追悼ホッター
投稿者:beknch
2003/12/12 11:55 メッセージ: 3466
これは other_wind さんの 3465 に対する返信です
先日偶然テレビで彼の最近の映像が流れてました。
昔を懐かしむかのように自分の写真などを見てましたっけ。

>大好きな「春の夢」をホッターで聴こうと思います。

この歌は短い中にも曲想の大きな変化がありますね。最後の静かな旋律では泣けてきます。
「いつになったら新芽がでてくるのだろう?」

私も今晩は「冬の旅」でホッターの冥福を祈りたいと思います。

冬といえば
投稿者:shaberibu
2003/12/12 11:57 メッセージ: 3467
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
ペーター・フォン・ヴィンター(1754-1825)ですね。

な訳ないですね。

マンハイム楽派の作曲家。

モーツァルトの「魔笛」の続編としてシカネーダーが用意した題材

「迷宮」に音楽を付けた人です。

お気づきの通り名前が「冬」なので

挙げました。

恐ろしや血染めのトピック
投稿者:as_dsch
2003/12/12 13:37 メッセージ: 3468
これは y_bagus_m さんの 3464 に対する返信です
>ハンス・ホッターが6日ミュンヘンで亡くなった。
>94歳。

other_windさんが挙げたようにハンス・ホッターと言えば「冬の旅」・・・新テーマ「冬」が前テーマ「悲しみ」をひきずって登場したような感じです。
「冬の旅」はゲルハルト・ヒュッシュ、ディートリッヒ・フィッシャー・ディースカウと共に人気があります。
田吾作にとってハンス・ホッターは「バイロイト常連=ワーグナー歌手」です。
ジョージ・ロンドン、テオ・アダムと共にヴォータン役で活躍しました。

ところで、安易に「冬」というとヴィヴァルディ「四季」だったりチャイコフスキー交響曲1番「冬の日の幻想」だったりするのですが、やはり気がつけばタコ先生です。
交響曲11番「1905年」・・・1905年ってなんでっか?・・・第一次ロシア革命と呼ばれる「血の日曜日事件」が起きた年で、タコ先生はこれを題材にしたのです。
ペテルブルクで神父ガポン率いる労働者が「パンと土地と平和」を求めて王宮に向けて行進し、それを阻止しようとした軍隊がデモ隊に発砲、雪の王宮広場は血に染まった。
後のレーニン率いるヴォルシェビキによるイデオロギー革命とは違い、労働者の単純な請願であり、銃の引金を引いたのが帝政ロシア崩壊の最後の引金を引いたものである。
曲中で最も人気のあるのが第2楽章中程で突如現れる軍隊調の“発砲の場面”です・・・これは描写音楽として実に興奮するもので、これが聴きたくてこの曲のCDを買う人もいるくらいです。

さて、ここでも血が出てきたので前回の本テーマ「鼻血といえば?」について・・・ZAKKYO2000さん曰く

>殴られる→鼻血
>ということで暴力シーンのある曲です。
>バルトーク:バレエ「中国の不思議な役人」(このトピ定番)
>ショスタコーヴィチ:オペラ「ムツェンスク郡のマクベス夫人」(田吾作さん定番)

うーん、つい反応しそうになるのを堪えて「オペラは殴り合い・殺し合いの宝庫」と言う田吾作です。
「ウエストサイド・ストーリー」などは「ロメオとジリエット」のモンターギュ家とキャピュレット家をチンピラ・グループの鮫党(ジャークス)と噴射党(ジェッツ)に置換えたもので、鼻血・疣痔・切痔・裂痔・痔漏・脱肛てなもんです。
そんななかで、プッチーニ「トスカ」第2幕で悪代官スカルピオがトスカをいぢめ、迫り、悲しみの中でトスカが歌う「歌に生き愛に生き」がすばらしい・・・この後トスカはスカルピオを殺してしまい、血に染まったスカルピアの側に蝋燭を置くのですが、ここでは演技力が試される、将にオペラは総合芸術だという場面です。

血染めのトピックの行く末はいかに?

>冬といえば
投稿者:maniac_kawashima_fm
2003/12/12 14:11 メッセージ: 3469
これは shaberibu さんの 3467 に対する返信です
ジャンルは違うがポール・ウィンターなんてサックス奏者もいる。

re.ポール・ウィンター
投稿者:ZAKKYO2000
2003/12/12 14:44 メッセージ: 3470
これは maniac_kawashima_fm さんの 3469 に対する返信です
ウィンダムヒルレーベルの看板アーティストですよね。ザトウクジラの声の入った「鯨の歌」はなかなか良かったです。(冬に聴くのにいいかもしれない)
そういえば彼はバッハを入れたアルバムもあるので、あながちカテずれでもないでしょう。

で、ウインダムヒルで「冬」といえば、
・ジョージ・ウィンストン:「ディセンバー」
これしかないでしょう。やはりバッハ(主よ人の望みの喜びよ)も入ってますし、前テーマの「悲しみ」にもピッタリです。


>曲中で最も人気のあるのが第2楽章中程で突如現れる軍隊調の“発砲の場面”です
私はこの場面あまりにリアルすぎて、正直聴くのがちょっと怖いです。
この交響曲自体R.シュトラウスの「アルプス交響曲」と並んで、まるで映画音楽だなんていわれてますよね。

冬は雪
投稿者:yukkomylove2003
2003/12/12 17:07 メッセージ: 3471
これは y_bagus_m さんの 3464 に対する返信です
バグースさん こんにちは。

「冬」って言って真っ先に思い出してしまったのは、リストの超絶技巧練習曲「雪かき」
でした。シューマンの子供のためのアルバム(Op.68)なら、ずばり「冬期」って
いうのがあるんですけどね。

有名なヴィヴァルディの「四季」の「冬」は、NHK「みんなのうた」で替え歌
にされてしまったせいか、個人的には聴いていると何か変な感じがしてしまって。

替え歌というと、鼻血…じゃなくて、鼻から牛乳と言うと、バッハのトッカータとフーガ。
あの曲も聴くとくすくす笑うようになってしまったなぁ(苦笑)。

ウィンター
投稿者:y_bagus_m
2003/12/12 18:26 メッセージ: 3472
これは maniac_kawashima_fm さんの 3469 に対する返信です
>「ニュー・オーリンズの葬送の歌」というのは、かの地で行われている葬儀での伝統的な
>音楽を再現したもの、といった程度の意味でして。

ケッタロさん、分かりやすいご説明をばありがとうございます。
>埋葬が終わっての帰路は神の御許に行く死者の魂を送るために賑やかな音楽を演奏
というのが良いですね、からっとしていて。

>後者は26歳の若さで交通事故死したトランペッター、クリフォード・ブラウンに捧げられたものです。

クリフォード・ブラウンと言うと、私も2枚ディスクを持っています。
と言っても彼のリーダーアルバムではなく、サラ・ヴォーンとヘレン・メリルの
「ウィズ・クリフォード・ブラウン」。 定番中の定番(盤)ですかね。

>ペレス・ブラード楽団の「タブー」なんてのは…?

「タブー」と言えば、ギターのジョニー・スミスがスタン・ゲッツと共演した「ヴァーモントの月」
が入っているピンクのジャケットのレコードにも収められていたと思います。
あの演奏ではとても 「ちょっとだけョ」 という感じにはなりませんが。

>ハンス・ホッターが6日ミュンヘンで亡くなった。 94歳。
>定番<冬の旅>から、大好きな「春の夢」をホッターで聴こうと思います。

>私も今晩は「冬の旅」でホッターの冥福を祈りたいと思います。

私も新聞ネット版で読みました。
実はホッターは実演はもちろん、レコードでも聴いたことがありません。
で、これから聴くぞ! という者へのお薦めはやはりまずは「冬の旅」でしょうか?

>ペーター・フォン・ヴィンター(1754-1825)ですね。
>お気づきの通り名前が「冬」なので挙げました。

>ジャンルは違うがポール・ウィンターなんてサックス奏者もいる。

うーむ、その手があったか。
ならば、「春」のテーマの時にブールース・“スプリング”スティーン、リック・“スプリング”フィールド、
「夏」では、ドナ・サマー、「秋」では、う〜んと、そう、秋吉敏子なんてのを挙げときゃよかった…
で、その路線に沿うなら、私が挙げる「冬」はこの人しかありません、そう、モト冬樹。

>クリスマスにまつわる音楽
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/12/12 18:53 メッセージ: 3473
これは y_bagus_m さんの 3464 に対する返信です
バッハとサンサーンスの「クリスマスオラトリオ」はこの時期欠かせません。
サンサーンスの方は冒頭から、雪がしんしんとと降っている情景が目に浮かびます。

それからヘンデルの「メサイア」の中の、キリスト誕生の部分。
For unto us a child is bornの合唱と、その次のPifa(パストラールシンフォニー)を聴くと、クリスマス!という実感が湧いてきます。

バグースさんのところのように家の中が”クリスマス”ではまだありません。
もみの木と飾り付けはイヴの夜までお預けです。
”らしい”飾り付けといえば庭のもみの木に暗くなると点灯する豆電球とアドヴェントリースのみ。
でも聴く音楽だけはすっかりクリスマスです。

ペーター・フォン・ヴィンター
投稿者:maniac_kawashima_fm
2003/12/12 20:40 メッセージ: 3474
これは shaberibu さんの 3467 に対する返信です
ヴァイオリン、クラリネット、ホルン、ファゴットのための協奏交響曲、聴いた事あるがそんなに悪い曲じゃないな !!

マンハイム楽派に興味のある方、このCDを聴いてみてくれたまえ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005EH53/qid=1071229090/sr=1-2/ref=sr_1_0_2/249-9069470-0462753

ハンス・掘った〜
投稿者:maniac_kawashima_fm
2003/12/12 20:55 メッセージ: 3475
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
なんちゃって〜

冬と言えば、
投稿者:wadakamaru
2003/12/12 22:11 メッセージ: 3476
これは y_bagus_m さんの 3464 に対する返信です
ヴィヴァやんのあれも、かろうじて知っていたシューやんの「冬の旅」も、
さらりと出てしまった後は、やはり本命と言うべき、
石川さゆりの「津軽海峡、冬景色」に再度登場を願いましょう。
涙がちょちょ切れるような郷愁の世界です。

数センチ雪が積もっただけで、きゃーきゃー言う大阪人です。
今頃では既に北海道では最高温度が氷点下と言う真冬日ですが、
大阪市内ではここ数年なかなか最低温度が氷点下にならないのです。
それでも、いっちょまえに「さぶいさぶい」と大阪弁で言っております。
本当の冬のすごさを知らないのです。

超絶技巧雪かき
投稿者:y_bagus_m
2003/12/12 23:43 メッセージ: 3477
これは yukkomylove2003 さんの 3471 に対する返信です
>交響曲11番「1905年」・・・1905年ってなんでっか?・・・第一次ロシア革命と呼ばれる
>「血の日曜日事件」が起きた年で、タコ先生はこれを題材にしたのです。

先日夜遅くオフィスでカタカタやっている時に、インターネットラジオみたいなやつで
ショスタコーヴィチの交響曲の何番か(ええ加減やなぁ) をやっていました。
ふと、手を止めて聴き入ってしまいましたが、なかなか引き込まれました。
どんな曲だったか… と言うと、よくわからないのですが。

そう言えば、15番 「買ったろやないけ!」と言ったままになっています。
そのように宣言した曲は、こちらで入手できないものを除けば大概は買って来て聴く
(もっとも聴くまでにえらく時間がかかってしまうのですが) のですけれど、
この曲に限っては聴かないままになっています。

どうも、「パロディがいっぱいつまっている」と言うのが、私を躊躇させるのですよ。
だって、もと歌(曲) を知らない人がパロディ聴いたって… ねぇ。
田吾作さん、タコ5と森の歌とピアノトリオとピアノ協奏曲以外でオススメの
初心者向けってありますか?

>「冬」って言って真っ先に思い出してしまったのは、リストの超絶技巧練習曲「雪かき」でした。

超絶技巧練習曲は「超絶技巧…」と言う名前を聞くだけで引いてしまうものがあり、
聴いたことがありません。
もしかするとその中の1曲や2曲は耳にしたことがあるのかもしれませんが。
「ラ・カンパネッラ」 もこの曲集の中に入っていたのでしたっけ?
「鬼火」 なんて名前の曲もありましたよね。
で、「雪かき」って、どんな曲なのでしょうね。
「超絶技巧」なんて言うくらいですから、1分間に200回くらいショベルで雪を掻くことの
できる雪かきの達人を描いた曲なのでしょうか。
「おー、目にも止まらぬ早業!」
「うーむ、さすが名人、雪が見る見るなくなってゆく…」
「パチ パチ パチ (拍手)…」 と言うような。

リストと言えば、以前other windさん推薦の歌曲を聴いて新しい世界を知った
ということがあったで、ピアノも少しかじってみよっかな?
取りあえずうちで眠っているボレットの2枚組 (これも北京で買った**盤だぞ) から
手ぇつけてみっか。

クリスマス・オラトリオ
投稿者:y_bagus_m
2003/12/12 23:49 メッセージ: 3478
これは SPINATPOLKA2 さんの 3473 に対する返信です
>バッハとサンサーンスの「クリスマスオラトリオ」はこの時期欠かせません。

なぬ? サンサーンスに「クリスマス・オラトリオ」 なんて曲があったのですか?
このトピを始めた時の 一番最初の曲が「オネゲル:クリスマス・カンタータ」などという
見(聴き)知らぬ曲で、(ナックスさんですよ!) いきなりカウンターパンチを食らって
ビックラこきましたが、サンサーンスのクリスマス・オラトリオとはまたまた
おったまげたフックパンチですね。

えっ、もしかしておったまげてるのは私だけ?
皆さん 「そんな曲、初心者向けだよ」 だなんて言いながら 私をそんな目で見るの?
ヒドイわ、ヒドイわ…!

>サンサーンスの方は冒頭から、雪がしんしんとと降っている情景が目に浮かびます。

それは是非聴いてみたいなぁ。

で、バッハの方ですが、10月に米国出張に行ったときにこの曲のCD(リヒターの抜粋盤です)
を持って行き、ホテルの部屋でのBGMとして一足速く聴いていました。
その時に初めて気付いたのですが、クリスマス・オラトリオの終曲って、マタイ受難曲
で何度も何度も出てくるあのコラール (元々賛美歌なのでしょうか?)
♪ミー/ラーソーファーミー/レーミ… というやつのメロディそのものなのですね。
今までにも何度か聴いているはずなのですが、あまりに曲の雰囲気が違うので
全然気付きませんでした。
全くの性格の異なる曲の全く対照的な曲に同じメロディを使うとは、
バッハはよほどこのメロディに愛着があったのでしょうね。
これにもおったまげました。

えっ、もしかしておったまげてるのは私だけ?
皆さん 「そんなの常識だよ」 だなんて言いながら 私をそんな目で見るの?
ヒドイわ、ヒドイわ、ヒドイわ…!!

そのメロディーは
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/12/13 7:47 メッセージ: 3479
これは y_bagus_m さんの 3478 に対する返信です
>>サンサーンスの方は冒頭から、雪がしんしんと…
>それは是非聴いてみたいなぁ。

あくまでも雪国に住む”もと鼻血少女”の感覚です。どこが雪やねん?と文句が出るかも、と怖くなりました。
暖かい国で聴いたら違ったように聞こえるかもしれませんよ。太陽がサンサンとふりそそいでいるとか、と。(まさか)

>何度も何度も出てくるあのコラール (元々賛美歌なのでしょうか?)

クリスマスオラトリオにもマタイにも使われているこのコラールは、もともとはドイツのオルガニストで作曲家のHans Leo Hassler(1564−1612)によるもの。コラールも歌詞も様々なものがあります。
現在の賛美歌集ではO Haupt voll Blut und Wundenの歌詞で始まり、(7番まである)受難週に歌われています。

壷振りしましょう
投稿者:as_dsch
2003/12/13 12:46 メッセージ: 3480
これは y_bagus_m さんの 3477 に対する返信です
>ショスタコーヴィチの交響曲の何番か(ええ加減やなぁ) をやっていました。
>ふと、手を止めて聴き入ってしまいましたが、なかなか引き込まれました。
>どんな曲だったか… と言うと、よくわからないのですが。

うーん、これは問題ですねえ。
終り方がわかれば予測はつくんですが、思い出せませんか?

>そう言えば、15番 「買ったろやないけ!」と言ったままになっています。
>どうも、「パロディがいっぱいつまっている」と言うのが、私を躊躇させるのですよ。

15番に限らず、引用についての知識がなくても愉しんでもらえると思うので、ぜひ聴いてみて下さい。
そもそも引用について色々と考えるのはファンにまかせておけばいいので(でもつい発言してしまいたくなるのがこれまたファンなんですが)、引用がわからなけりゃ面白くない曲は碌なものでないか、或いはコアな曲だと言ってしまう田吾作です。

>タコ5と森の歌とピアノトリオとピアノ協奏曲以外でオススメの初心者向けってありますか?

クラシックを聴かない人でも愉しめるという点では「祝典序曲」ですね。
5分程でとても明るく元気一杯、目覚ましのオオロングティーぢゃない、烏竜茶を飲みながら聴くのにいいですね。
また「ピアノ五重奏曲」も親しみ易く、終楽章の穏やかで愉悦のある音楽と絶妙な終り方に思わず「ウーン、マンダム!」と口をついて出てきます。
「祝典序曲」と「ピアノ五重奏曲」は“森の歌パターン”であり、共通のメロディ&雰囲気が聴き取れます。

様々な憶測をしないでもいい初期(交響曲5番以前)の作品としてはチェロ・ソナタです・・・落着いて聴けば「悪くないねえ」と思ってもらえるんぢゃあないかと思います。

交響曲では9番がいいでしょう・・・作曲経緯など気にせずに“♪この指パパ”の親しみ易いメロディを愉しんで下さい。
また6番の「序・破・急」パターンも聴いてみてほしい・・・第1楽章の重い音楽をしみじみと味わった後にはお祭りの第2・第3楽章が待っており、曲が終っても阿波踊りを続けられるという優れ物です。

協奏曲では、ピアノ以外というとチェロ協奏曲1番がいいと思います・・・もし間違って2番を聴いてしまったら、それはもう隠々滅々で暗くて深く厭世的な気分にどっぷり浸って“この世界はやめられなくなる!”と思うか“こんな救いのない退屈なのは勘弁してくれ!” と思うかのいずれかでしょうから、くれぐれも間違えないようにして下さい。

衒学四十僧ぢゃない、弦楽四重奏では1番、3番、8番あたりを聴いてみて下さい。
1番は交響曲5番で名誉回復した後の作品で、春の気分が聴けると思います。
3番は交響曲9番と同じ時期のもので、第1楽章のおどけた感じがいい。
8番はシリアスですが、タコ先生のSQでは最も演奏されるものです・・・DSCHが冒頭から出てくるのが愉しみでもあります。

とにかく余計なことを考えずに聴いてみて下さい・・・えっ、だったらお前が余計なタコ壷話を馬鹿のひとつ覚えみたいに書くなだって?・・・そうなんですけど、まあその、なんと言いますか・・・知ーらないっと。

コラール
投稿者:y_bagus_m
2003/12/13 13:34 メッセージ: 3481
これは SPINATPOLKA2 さんの 3479 に対する返信です
>ペーター・フォン・ヴィンター

マンハイム楽派というのはこのトピでよく目にするのですが、一体何? と調べてみると、
>マンハイム楽派とは、18世紀ドイツのプファルツ選帝候のカールテオドール(1724〜99)のもと、
>活躍した作曲家たちを指す。ここの首都がマンハイムであるため、こう呼ばれる。」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~berisari/manhaimu.htm
ということなのですね。
例によって、全然聴いたことがないのですが、これも機会があれば朝鮮、いや挑戦してみますか。

>石川さゆりの「津軽海峡、冬景色」に再度登場を願いましょう。
>涙がちょちょ切れるような郷愁の世界です。

津軽海峡ですか。
演歌嫌いの私もこの曲だけは、八代亜紀の「もう一度逢いたい」とともに好きな曲です。
♪風の音が胸を揺する泣けとばかりに♪ というところが一番胸に迫って良いですなぁ。

>それでも、いっちょまえに「さぶいさぶい」と大阪弁で言っております。

関西出身の私が言うのもなんですが、「さぶい」 というのは大阪弁だったのですか。
最近は全国区で使われているようですね。
誰かがオヤジギャグをかましてスベれば、「さぶッ…」 という具合に。
それを言えば、このトピなんかそこら中で「さぶッ…」が飛び交っていそうです。
さぶと言えば、昔「さぶ」という雑誌があったような… 今もあるのかな?

>>サンサーンスの方は冒頭から、雪がしんしんと…
>それは是非聴いてみたいなぁ。
>あくまでも雪国に住む”もと鼻血少女”の感覚です。どこが雪やねん?と文句が出るかも、
>と怖くなりました。

「雪がしんしん」と言えば、私はチャイコフスキーの5番の1楽章を思い浮かべます。
序奏部分が終わり、まさに主題提示部に入るところ。
木管による第1主題が出てくる前に弦で、
♪Em、Am、Em、Am…♪ とpだかppだかで刻むあの部分は、
「寒くて暗い夜、空から降ってくる雪の一粒一粒が、既に地面に積もっている雪の上に落ちる音」
のように聞こえます。

>クリスマスオラトリオにもマタイにも使われているこのコラールは、もともとはドイツの
>オルガニストで作曲家のHans Leo Hassler(1564−1612)によるもの。

シュピナートさん、解説をありがとうございます。
このメロディは少年時代 マタイに少しハマっていた頃にその中に何度も何度も登場するのを聴いて、
「何て美しいメロディなのだろう」 と思って以来大好きになってしまいました。
― そのわりには何で今までクリ・オラ(また略してしまった) に使われてたのに気付かへんかってん?
ってツッコミはなしね。

バッハもこのメロディが好き(なのであろう) ことを知って、何だか嬉しく思います。

Re:コラール
投稿者:lvkoechel
2003/12/13 14:16 メッセージ: 3482
これは y_bagus_m さんの 3481 に対する返信です
ハスラーのは原曲で、そのままではありません。 ご存知でしょうが、念のため。

序に
投稿者:lvkoechel
2003/12/13 15:53 メッセージ: 3483
これは lvkoechel さんの 3482 に対する返信です
この曲です。

http://wso.williams.edu/cpdl/sheet/hassler/hass-gmu.pdf

砂男のプレゼント
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/12/13 17:04 メッセージ: 3484
これは y_bagus_m さんの 3481 に対する返信です
クリスマスまでバグースさんの大好きなメロディーの様々を聴いてお過ごしください。
http://w1.1595.telia.com/~u159500655/koraler/hassler.htm#Kirchengesaenge
白い線の中を1日1個クリックして眠る前に聴きましょう。
上2つはハースラーのもの。
そのほかはバッハの371の4声コラールからのものです。

クリスマス版砂男ーいや、眠りの精からのプレゼントです。

さむっ!も、さぶっ!もパッと身を縮める瞬間に発せられて便利。
ドイツ語でkalt!っていうのはそれに比べるとちょっと間延びしている。
日本語って便利ですね。

Re:さぶッ…
投稿者:wadakamaru
2003/12/13 18:46 メッセージ: 3485
これは y_bagus_m さんの 3481 に対する返信です
>「さぶい」 というのは大阪弁だったのですか。
そない言われると自信おまへん。
「ちゃっぷい」というのは、文珍の昔のCMです。
それから山本周五郎の「さぶ」とか、佐武と市捕物控なら聞いたことがあるけれど。

冬ネタがないので、こんなトピずれ話でお茶を濁すしかありません。

冬と言えば
投稿者:beknch
2003/12/13 20:06 メッセージ: 3486
これは y_bagus_m さんの 3464 に対する返信です
クリスマスのこの時期、日本の風物詩、「第九」。

保留していたセル、クレンペラー、それにこの前仕入れたマゼールを
聴いていきます。熟成してきただけあって頭が第九モードになってきました。

まずは、ハンス・ホッターを偲んでクレンペラーから。
相変わらずガッチリと大人(たいじん)の風格ですね。
二楽章のゆっくり目のテンポが「あんたも慌てずに行きなさい」って諭されて
いるようでした。四楽章はホッターと一緒に歌おうとしたのですが、
ヘ音記号+非絶対音感+ドイツ語=出鱈目。

お次はセル。
クレンペラーの後だけに歯切れの良さが際立っています。
テンポも良く「鋭い」演奏。最近は解釈も多様になり鋭く飛ばした演奏
も珍しくありませんが、セルの時代では結構目立っていたのではないでしょうか。

日を変えてマゼールも聴きましょう。ソプラノのルチア・ポップも楽しみです。

例年通りコンサートも第九で閉めます。N響が楽しみです。さて、ペンギンオケ
との違いや如何に。

しつこいですが
投稿者:lvkoechel
2003/12/13 20:56 メッセージ: 3487
これは y_bagus_m さんの 3481 に対する返信です
「受難コラール」は、BWV135,159、でも登場します。

 「冬」と言えば、何と言っても、Bach のカンタータが一番。

たしかにしつこいです
投稿者:age_age_baby
2003/12/13 21:18 メッセージ: 3488
これは lvkoechel さんの 3487 に対する返信です
やめてください

おまえは
投稿者:shinshuthukibothu
2003/12/13 23:02 メッセージ: 3489
これは age_age_baby さんの 3488 に対する返信です
人間やめろ!

受難コラールの変遷
投稿者:y_bagus_m
2003/12/14 1:01 メッセージ: 3490
これは lvkoechel さんの 3487 に対する返信です
>ハスラーのは原曲で、そのままではありません。 ご存知でしょうが、念のため。
>序にこの曲です。
>「受難コラール」は、BWV135,159、でも登場します。

lvkさんもさすが自らバッハを愛するとおっしゃるだけあって、お詳しい!
ところで、lvkさんご紹介の楽譜によると、この原曲とやら、 3/4+6/8(??) と2/2が入り混じった
摩訶不思議な音楽ですね。
3/4に従うとすれば、出だしのところなんかいきなりシンコペですよね。
で、途中から2拍子に変わるという…

>クリスマスまでバグースさんの大好きなメロディーの様々を聴いてお過ごしください。
>上2つはハースラーのもの。
>そのほかはバッハの371の4声コラールからのものです。

お、ここにlvkさんが紹介してくださったまさにその楽譜そのもの演奏があるではあーりませんか!
このDDK22aというやつ、実際に、聴いてみると、やはり随分変わっています。
楽譜表記の「3/4+6/8」っちゅーのは何じゃらほい? と思っていましたが、このMIDI を聴くと、
上記のようにシンコペになるのではなく、1小節目は6/8で、2小節目は3/4で、
そして3小節目は再び3/4で拍子を感じろ という意味のようですね。
で、その後 途中からいきなり2拍子に変わって、最後でまた6/8→3/4 ですか?
譜面を見ずに (いや、見ながらでも) 聴けば、随分と奇妙な音楽に聴こえます。

ところが、これが同じハースラーでも、D22bになるとぐっとこなれた音楽になってきますね。
そして、バッハの手にかかると、対旋律(と言えるのかな?)が加えられ、和声の処理も
洗練され、音楽がさらに深みを増すのがわかります。
シュピナートさん、面白いサイトをご紹介くださり、ありがとうございました。

>「ちゃっぷい」というのは、文珍の昔のCMです。

懐かしいですね、使い捨てカイロが出始めた頃のCMでしたっけ?

>まずは、ハンス・ホッターを偲んでクレンペラーから。 …
>お次はセル。 …
>日を変えてマゼールも聴きましょう。

bekさん、よくまぁそれだけ立て続けに第九を聴けますね。
私は第九は1年に1回年末に聴く、これで充分、お腹いっぱいです。
でも、そんな人は私くらいで、普通の人はそうではないのかな?
もちろんどこかの「第九命!」少女(…か?) のような特異体質の人は別として。

マーラー、エルガー、V.ウィリアムズ他
投稿者:der_kranke_mond
2003/12/14 1:03 メッセージ: 3491
これは y_bagus_m さんの 3464 に対する返信です
こんばんは。

まず個人的にクリスマスを連想させる曲として、以下の作品を挙げておきます。

マーラー       交響曲第4番ト長調
エルガー      劇音楽「スターライト・エクスプレス」
V.ウィリアムズ  「クリスマスキャロルによる幻想曲」
  同         クリスマス・カンタータ「この日に」

マーラーの第4番は、バグースさんもよくご存知の有名曲ですから、改めて
解説するまでもないでしょう。V.ウィリアムズの「クリスマスキャロル・・・」も、
バグースさんはすでにお聴きになられましたよね。「この日に」は、ウィリアム
ズの晩年に書かれた独唱、合唱、管弦楽による大作です。エルガーの「スタ
ーライト・・・」は、イギリスの作家アルジャーノン・ブラックウッドのファンタジー
小説「妖精郷の囚われ人」(内容は「ブラックウッド版『銀河鉄道の夜』」といっ
た感じ)をテクストにした、エルガーの隠れた名曲というべき作品です。

それから、

>別にタイトルとか何とかは関係ないのだけれど、この曲はやっぱ
冬だよな…という曲

といわれて僕が頭に浮かべるのは、次の2曲です。

ラフマニノフ   合唱交響曲「鐘」
シベリウス    交響曲第1番ホ短調 

「鐘」の歌詞は、エドガー・アラン・ポーの同名詩のロシア語訳に
基づいています。ラフマニノフは、この作品を自身の最高傑作と
みなしていたそうです。
シベリウスの第1番は、第2番と比べるとこちらの方が内容的に
深みが感じられて好きですね。(第2番ももちろん名曲ですが)


(付記)

ZAKKYO2000さんのレスにつられて、久しぶりにジョージ・ウィンストン
の「ディセンバー」を聴きました。ウィンストンのアルバムといえば「オー
タム」が非常にポピュラーですが、個人的には、俗っぽい身振りがやや
気になる「オータム」より、つつましやかな印象のある「ディセンバー」の
方が気に入っています。

北欧
投稿者:susano_o000
2003/12/14 10:25 メッセージ: 3492
これは y_bagus_m さんの 3455 に対する返信です
>で、「トルク・リミッター」。
>なんじゃそりゃ?

>すなわち、トルクをリミットするなかな>かのスグレモノである…と。
>なるほど、なるほど、よくわかりました。

 そういう事です。(^^ゞ
 補足すると、モーターでギヤなどをまわす時に、ギヤに何かが咬みこんだりしてロックするとモーターを破壊してしまいます。そんな時にモーターの力をギヤから切り離す役割があるんです。
 で、取る栗見た。(^^;

 で、冬。(^^ゞ

 チャイコフスキーのピアノ小品集「四季」の11月から2月あたりまではやはり、冬の趣が感じられます。

 あと「フィンランディア」レーベルのものには、やはり北欧らしく冬を感じさせる曲が満載ですね。
 「レーヴィ・マデトヤ」の合唱曲を「ヘルシンキ大学男声合唱団」が録音したものには、冬の暗い森を思わせる独特の重厚な響きがあると思います。

 このCD、収録曲のタイトル(「風よ、私の舟に」「若葉の茂る小道」「私はある夏の夜さまよいあるいた」などなど、泣かせるタイトルが多い)を見て買ったのですが、どうもタイトルどおりではなく(^^;、どれも皆、暗く奥深い北欧の冬を感じさせました。

ウィンター
投稿者:susano_o000
2003/12/14 10:29 メッセージ: 3493
これは maniac_kawashima_fm さんの 3469 に対する返信です
>ジャンルは違うがポール・ウィンターなんてサックス奏者もいる。

 エドガー・ウィンター/ジョニー・ウィンターという、ロック界の冬兄弟?は髪の毛も雪のように真っ白でしたっけ。

雪といえば
投稿者:shaberibu
2003/12/14 12:54 メッセージ: 3494
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
チャイコフスキー「くるみ割り人形」から

雪のワルツ。

ドビュッシー「子供の領分」から

雪は踊っている。


「雪のワルツ」は組曲で聴けないのが残念。

ドビュッシーは、妖精のように雪が舞っている感じ。

「夏」と来ても「冬」
投稿者:y_bagus_m
2003/12/14 13:17 メッセージ: 3495
これは susano_o000 さんの 3492 に対する返信です
>マーラー       交響曲第4番ト長調
>エルガー      劇音楽「スターライト・エクスプレス」
>V.ウィリアムズ  「クリスマスキャロルによる幻想曲」
>  同         クリスマス・カンタータ「この日に」

「スターライト・エクスプレス」 とはまたポップスの曲名かはたまたJR東日本のCMの
キャッチコピーになりそうな題名ですね。
管弦楽? それとも声楽が入るのでしょうか?
食指をうごかされますねぇ。

先にオネゲルの「クリスマス・カンタータ」の話をちらっとしましたが、
ヴォーン=ウィリアムスにも同名曲があったとは知らなんだ、知らなんだ。
まだまだ知らない曲がたっくさんありそうです。

>ラフマニノフ   合唱交響曲「鐘」
>シベリウス    交響曲第1番ホ短調 

シベリウス聴かず嫌いの私は彼の交響曲1番も聴いたことがないのですが、
ラフマニノフの方はCDを持っていました。
「持っていました」と過去形なのは今どこにあるのか見当たらないからです。
ロストロさんの指揮だったと思います。
で、感想はどうだったかと言うと、全然覚えていないのですよ、これが。
う〜む、行方不明のCD、数知れず。
どこや、お前ら一体どこに行ったんや〜?!

>補足すると、モーターでギヤなどをまわす時に、ギヤに何かが咬みこんだりして
>ロックするとモーターを破壊してしまいます。そんな時にモーターの力をギヤから
>切り離す役割があるんです。
>で、取る栗見た。(^^;

なるほど、それで文字通り 「取る栗見た」となるわけですね。
よ〜くわかりました (どこが文字通りやねん?)。

>チャイコフスキーのピアノ小品集「四季」の11月から2月あたりまではやはり、
>冬の趣が感じられます。

「四季」は、フロムさんが1年ほど前に挙げられていたのを覚えています。
で、こちらでCDを探したのだけれど、見付からず。
スサノオさんからも名前が挙がったとあれば、もう一度探してみようかな。

>あと「フィンランディア」レーベルのものには、やはり北欧らしく冬を感じさせる曲が満載ですね。

やっぱり北欧の音楽となると、冬に聴きたくなるのでしょうかね。
>「若葉の茂る小道」、「私はある夏の夜さまよいあるいた」
なんて言うと、タイトルからすると冬とは縁遠いのですが、それでもやはり「冬」を
感じてしまいますか。
「若葉」、「夏」と来て、まだ 「冬」を感じさせるのですから、これが 「雪」とか「木枯らし」
なんていう言葉がタイトルに入っている曲であれば、
完全防寒スタイルで聴かなければなりませんね。

歩く冬
投稿者:susano_o000
2003/12/14 13:56 メッセージ: 3496
これは wadakamaru さんの 3485 に対する返信です
>山本周五郎の「さぶ」

 「カムイ外伝」のカムイは、一般社会に紛れ込んでいるときは「サブ」と名乗っていましたね。(^^;

 しかし、最近、歩く事を心がけているのですが、30分も歩くと身体が熱くなってきて、寒さを感じなくなるんですね。で、なんだか「寒い」という感覚が段々なくなって来ました。

 なぜ歩く事を心がけるようになったかと言うと、飲み会でビールを4〜5本も飲むと、やたら酔っ払うようになってしまったからなんです。

 こんなんでは「胸ときめく不健康な生活」が送れません。で、思いついたのが「不健康な生活を送るには健康な身体が必要」という事。
 自分でもこの名案に感動しつつ、通勤も片道4kmを歩いています。(^^ゞ

 で、冬。ハインリヒ・シュッツの「ムジカーリッシェ・エクセクヴィエン」。ドイツの凍てつく夜。黒の中に光る、凍りついた銀色の涙。

 シュッツの音楽って、どこか、冬の日に歩いている雰囲気に近いものがあると思います。まあ、職場に向かう朝にこういう音楽をくちずさむようでは、休んだほうがいいかもしれませんが。

北欧レーベル
投稿者:susano_o000
2003/12/14 14:09 メッセージ: 3497
これは y_bagus_m さんの 3495 に対する返信です
>「四季」は、フロムさんが1年ほど前に挙げられていたのを覚えています。
>で、こちらでCDを探したのだけれど、見付からず。

 12ヶ月分で全12曲、くつろいで聴ける愛らしい作品満載と思います。チャイコフスキー特有の哀感が、何とも言えないロシアの冬景色を見せてくれると思います。

 お住まいが香港でしたらNAXOSでも出ていたはず・・・。内容的にもなかなかの名盤だったと記憶しています。
 個人的にお気に入りは、スヴェトラーノフが指揮した管弦楽編曲版。編曲とは言っても決してゲテ物ではない傑作だと思います。

 ところで私もシベリウスは聴かず嫌いだったのですが、フィンランディアレーベルからいろいろ出ている彼のピアノ小品集を聴いているうちに、いつの間にか好きな作曲家になってしまいました。

 同じ北欧レーベルでもBISは全体に重厚な感じがしますが、フィンランディアレーベルのものは、明るい冬の陽射しを感じさせるようなものが多いように思います。

あと
投稿者:susano_o000
2003/12/14 14:42 メッセージ: 3498
これは y_bagus_m さんの 3464 に対する返信です
 で、洋盤ポップス編。(^^ゞ
 サイモンとガーファンクルの「冬の散歩道」。もちろんレコード会社が付ける邦題らしく原題とは違うんですが、この邦題、曲の雰囲気をよく表していると思います。

 ローリング・ストーンズの、そのものズバリのタイトル、「ウィンター」。ギターの音作りがなんとも冬っぽいです。

 あと、ややマニアックですが、「アース&ファイヤ」の「シーズン」。
Winter, I first found a tree
I think I'll stay asleep for another week

 アバは北欧のグループらしく、あの銀色に輝く音作りには、何とも明るい冬っぽい感じがします。

彼女は
投稿者:lvkoechel
2003/12/14 14:46 メッセージ: 3499
これは y_bagus_m さんの 3490 に対する返信です
特異体質だったのですか?  納得!

>私は第九は1年に1回年末に聴く、これで充分、お腹いっぱいです。
でも、そんな人は私くらいで、普通の人はそうではないのかな?
もちろんどこかの「第九命!」少女(…か?) のような特異体質の人は別として。

 =私も普通は年にニ、三回ですね。某トピに顔を出し始めたらその影響で、もう八回も聴いてしまいました。 このあと生を聴くので、九回は確実ですね。

 私も 「シュピナートさん、面白いサイトをご紹介くださり、ありがとうございました。」 です。 譜面は承知していても聴いた事は無かったもので。

木枯らしのエチュード
投稿者:shaberibu
2003/12/14 14:49 メッセージ: 3500
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
ショパンの曲。

極寒の地
投稿者:shaberibu
2003/12/14 15:35 メッセージ: 3501
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
バイカル湖。というわけで

ロシア民謡「バイカル湖のほとりで」

MIDI↓
http://www5b.biglobe.ne.jp/~pst/douyou-syouka/12dl/dl3.htm


投稿者:y_bagus_m
2003/12/14 18:36 メッセージ: 3502
これは susano_o000 さんの 3497 に対する返信です
>雪と言えば、チャイコフスキー「くるみ割り人形」から
>雪のワルツ。

うっ、出ました、この季節の定番 「くるみ割り人形」!
昨年は娘を連れてこのバレエを見に行きました。
今年も と思っていたのですが、来年1月か2月かにある「美女と野獣」のアイス・スケートショーに
行きたいと言う娘。
どっちが良い? と訪ねたところ、即座に 「美女と野獣!」という答えが返って来て、
さらに 「くるみ割り人形は去年見たからもういいの。」とのコメントまで付いて来たので、
今年は行きません。
おとーさんとしては、君と美女と野獣よりくるみ割り人形に行きたかったのだけどなぁ、
ほんとのところ。

>ドビュッシー「子供の領分」から雪は踊っている。

CD持ってたっけ? ごそごそ、あったー!
と言うわけで今聴いています、フランソワの演奏。

冬のちょっと遅い午後、窓から外を見ていると、チラチラと雪が降ってきた…
と言う感じの始まりですね。
でも、「あっ、雪だー! やったぜパパ、明日は雪合戦だ!!」 という感じではない。
外へ飛び出すでもなく頬杖つきながらブッタレながら外の雪を眺めている生意気
そうなガキ、いや もとい、物憂げに外の雪を眺めているナイーブそうな少年の姿を
描いているようです。

>で、思いついたのが「不健康な生活を送るには健康な身体が必要」という事。

むむ、この逆説的スサノオ理論。
では、逆もまた真なりで、「健康な生活を送るには不健康な身体が必要」 とも??
いや、そりゃないか…
ってことは、健康な生活を送るにも不健康な生活を送るにも健康な身体が必要って
ことになりますね。
う〜ん、それでは「不健康な身体」の立つ瀬が無い。

>12ヶ月分で全12曲、くつろいで聴ける愛らしい作品満載と思います。
>お住まいが香港でしたらNAXOSでも出ていたはず・・・。

おー、そうですか、ならば早速明日あたりいそいそと磯野波平、もとい、
いそいそとHMVへと。

クリスマスソング ベスト5
投稿者:y_bagus_m
2003/12/14 19:24 メッセージ: 3503
これは susano_o000 さんの 3498 に対する返信です
>で、洋盤ポップス編。(^^ゞ
>サイモンとガーファンクルの「冬の散歩道」。

お、出ましたね、ポップス編。
では、私も! と言うわけで、真っ先に思い浮かべる「冬のポップス」と言えば、
エセクリの私のこと、何と言っても数多くのクリスマス・ソングです。
その中でも特に気に入っているものを順不同で5曲選んでみると、

◎スレイド:メリー・クリスマス・エブリボディ
小学校6年の頃でしょうか、冬休みにFMでかかっていたこの曲をオープンリールの
テープレコーダー (“テープデッキ”ではありません) に録音して何度も聴きました。
今から思えば、あれが私と洋楽ポップスの出会いだったのかも。

◎ボニーM:メァリーズ・ボーイ・チャイルド
シンガポールに住んでいた頃、クリスマスに時期になるとどこのショッピングセンターに
行ってもこの曲がかかっており、「もー充分!」と辟易するかと思いきや、すっかり体に
刷り込まれて、「クリスマスと言えばボニーM」 の条件反射(??)が形成されてしまいました。

◎マライア・キャリー:オール・アイ・ワント・フォー・クリスマス・イズ・ユー
これはとにかくご機嫌で良いですね。

◎アンダーソン:さるすべり
えーっと、other windさんご推薦の名曲 (でしたっけ?)。
この曲ってクラシックちゃうん? と言うご意見もあり、確かにその通りでもあるのですが、
私としては加湿器、いや、菓子月、もとい、歌詞付きのポップスバージョンも大好きで、
ここに挙げました。
いろいろな人が歌っていますが、私としては以前台湾の范暁萱が歌っていたやつが
好きだったなぁ (サインももらったことだし…)。

◎ホワイト・クリスマス
上記4曲が出た後、もう1曲何にしようか迷ったのですが、やはりクリスマス・ソングと言えば、
何十年かけてシングル売上世界NO.1の地位を築いたこの曲に登場してもらう
ほかはないでしょう。
もっとも、売上NO.1の座は、ダイアナ元王妃の死を悼んだエルトン・ジョンの
“キャンドル・イン・ザ・ウィンド” にあっさり明け渡してしまいました

バッハ:カンタータ140より
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/12/14 20:31 メッセージ: 3504
これは y_bagus_m さんの 3503 に対する返信です
第3アドヴェント
今日の賛美歌は「Wachet auf,ruft uns die Stimme」
http://w1.1595.telia.com/~u159500655/koraler/bach/bach179.mid
これもクリスマス前の歌。
カンタータ140でも有名ですが、原曲はPhilip Nicolaiによるもの。さらにもとのメロディーはさらに古いもの。

今日は地元でない教会にオルガン伴奏に行ってきましたが(いまだに身体が解凍されていない)、行ったら指揮台の上にネウマの楽譜が置いてある。びっくりしましたね、これにいきなり伴奏付けるのかと。
楽譜は2通りの記譜があって、ひとつはスイスのサン・ガレン修道院に保存されている版、古いネウマで速記記号のようなわけの分からぬ記号の連続。
もう一つは、それを後に角ネウマに直した、4線に四角の点と線で表した楽譜。

牧師さんの卵である人があらわれ、これは歌だけだというので(伴奏ナシ)一安心。
でも、彼はその楽譜だけで大昔のメロディーを歌いました。不思議な響きですけれど、とてもいいものです。(これが読めるなんて羨ましい!)
Gaude te in Dominoと始まる、今日、第3アドヴェント(Freut Euch!)にふさわしい”喜び”の歌。
今日はRosaの日曜日といって、教会のアドヴェントリースのローソクも3本目はピンク色。

”喜び”にあふれた華やかなミサでしたが、この寒さは喜びでもピンク色でもありません。

ルイ=クロード・ダカン
投稿者:shaberibu
2003/12/14 20:56 メッセージ: 3505
これは SPINATPOLKA2 さんの 3504 に対する返信です
新しいノエル曲集。

フランスのクリスマスを体感できます。

フランスのオルガンは、ドイツの音色とはやっぱり違いますね。装飾的です。

ダカンの師は、バッハとの対決を前に逃げ出したというマルシャンです。

しかし、「かっこう」だけではありませんね。

クリスマスの頃
投稿者:beknch
2003/12/14 21:33 メッセージ: 3506
これは y_bagus_m さんの 3503 に対する返信です
>bekさん、よくまぁそれだけ立て続けに第九を聴けますね。

12月に向けて盛り上げて来たのですよ。
全集モノ買っても第九だけは聴かずに保留してきてますから。
マーラーの第九と同様、いつもは聴けません。でも「モード」に入ると続けて聴けます。

そう言えば、昨年もこの時期にラトル、小澤、佐渡と同時に三枚買って聴きましたっけ。

「永遠のベートーベン第二巻 運命・第九」の二枚組LPを買ってきてもらった時は
クリスマスの時期。このレコードは生誕200年記念でした。
私が運命や第九で冬やクリスマスをイメージするのはこの影響も大きいのです。

>北欧

シベリウスのヴァイオリン協奏曲の出だしはいつも空気の透明感を想います。
季節感で行けば、冬ですね。ヴァイオリンはどんどん情熱的になっていきますが、
冷たい中での熱い情熱が北欧らしい?

スサノオさん、トルクリミッターのところで名前を間違えてしまいました。
すいません(気が付いておられないかも知れませんが気になったもので)。

>お、出ましたね、ポップス編。

今回は番外編。やや古いけど連ドラ「29歳のクリスマス」。
これはドラマそのものが大好きです。山口智子ちゃんが好演してました。
主題歌マライヤ・キャリーの曲はバグースさんが挙げておられますが、邦題は
「恋人達のクリスマス」でした。

「ゲレンデがとけるほど恋したい」も良く聴きましたが、曲想では同じ広瀬香美の
バラード調の曲「DEAR...again」がいいですね。
♪クリスマスまでには 間に合うように 私の元へ帰って来てね♪
♪ずっと遠く 凄く遠く 離れているけど・・・♪
歌い方は演歌調でしたけれど。

ここに来て、速歩きをすると汗ばみます。ずっと雨が多くてガッカリですがやはり
夏が本格化しつつあると感じる今日この頃です。

「スターライト・エクスプレス」
投稿者:der_kranke_mond
2003/12/14 22:00 メッセージ: 3507
これは y_bagus_m さんの 3495 に対する返信です
>「スターライト・エクスプレス」 とはまたポップスの曲名かはたまたJR東日本のCMの
キャッチコピーになりそうな題名ですね。
管弦楽? それとも声楽が入るのでしょうか?

編成は声楽+管弦楽。エルガーの隠れた名曲として、かつて人気が高かった時代
もあったそうです。まさにクリスマスにうってつけといっていい(実際クリスマスキャロ
ルの引用があります)、ファンタジックで心暖まる作品です。数年前まで、チャールズ・
マッケラス指揮のディスクが国内盤でも発売されてましたが、現在は輸入盤でしか
手に入らないようですね。

ちなみに「趣味で音楽を愛するひと!」のMsg1713の僕の投稿のタイトルは、
同作品の歌詞の一節でした。おそまつ。

北の熊
投稿者:susano_o000
2003/12/14 22:40 メッセージ: 3508
これは shaberibu さんの 3501 に対する返信です
>バイカル湖。というわけで
>ロシア民謡「バイカル湖のほとりで」

 あ、これいいですね。子供のころ、「国際情報社」という所から25cmLP?盤が付いている写真付きの本がありました。
 これ、全20巻ぐらいの「世界めぐり」みたいなものだったんですが、ロシア編にバイカル湖の写真などが載っており、上の曲も入っていました。
 幼心に、こういう写真や音楽に胸ときめかせたものでしたっけ。

 ただ・・・、日本の団体が演奏するロシア民謡は、しみじみと情緒的な感じがするのですが、ロシアの団体にやらせると、いきなり「エイエイオー」になってしまうんですね。民謡から教会音楽に至るまで「エイエイオー」。(^^;

 身近で手に入る日本の団体が演奏したロシア民謡なら、ダイソーの¥100CDのロシア民謡集でしょうか、これ、ご紹介のMIDI演奏に近いトーンがあると思います。

ロシア
投稿者:susano_o000
2003/12/14 22:54 メッセージ: 3509
これは beknch さんの 3506 に対する返信です
>シベリウスのヴァイオリン協奏曲の出だしはいつも空気の透明感を想います。

 チャイコフスキーの弦楽セレナーデのイントロ部分なども華麗でありながら、やはりそこにあるのは冬の空気ですね。

 今日は可愛いケルちゃんを連れて裏山の雑木林を歩いたのですが、冬ってずいぶん明るいんだなと思いました。木の葉が落ちて、光が豊かになるんですね。そうして、そんな光の豊かさを感じさせるような音楽もある。

 というわけで今日は「北の音楽」にハマっていました。ロシアですとアレンスキーはもう少ししっとりした感じ。ラフマニノフはしっとりならぬじっとり。(^^;
 何にしても、「部屋に居ながらにしての冬の旅」と申せましょうか。

MERRY AXEMAS(?)
投稿者:susano_o000
2003/12/14 23:15 メッセージ: 3510
これは y_bagus_m さんの 3502 に対する返信です
>では、逆もまた真なりで、「健康な生活を送るには不健康な身体が必要」 とも??

 う〜む、これも言えるかも。しかし、私が一番好まないパターン・・・。(^^;ゞ

 クリスマスソングですと、去年もどこかで書いた記憶があるのですが、私が好きなのは賛美歌の「The First Noel」。
 器楽演奏から、オルガン伴奏による厳粛な合唱によるものまで、いろいろな演奏のものがあるのですが、どれもいいですね。

 ポップス/ロックですと、「MERRY AXEMAS」という、有名ロックギタリストたちが演奏したオムニバス形式のクリスマス音楽集は、なかなか楽しいです。もちろん「The First Noel」も入っています。

 このディスクに入っているもので傑作は、有名なスコットランド民謡の「Amazing Grace」をジェフ・ベックが演奏したもの。しかし、この曲もクリスマス音楽の範疇に入るのですかね・・・。

 この「MERRY AXEMAS」、人気があったのかvol.2も出ています。若手のジョー・サトリアーニやザック・ワイルドからじいさんグループではジェフ・ベックやテッド・ニュージント、ロビン・トロワーまで、驚くような布陣によって、クリスマス音楽をさまざまなアレンジで楽しませてくれます。

ダカンだかんね
投稿者:y_bagus_m
2003/12/15 10:03 メッセージ: 3511
これは shaberibu さんの 3505 に対する返信です
>私も普通は年にニ、三回ですね。某トピに顔を出し始めたらその影響で、
>もう八回も聴いてしまいました。 このあと生を聴くので、九回は確実ですね。

私の場合、一昨年は一度も聴かず、そのかわり年明けに香港フィルの演奏会で1回。
これはなかなか良かった。
昨年は年明けのそれ以外に、年末にバーンスタイン/ウィーンフィルのDVDをわざわざ
本から取り寄せて見た/聴いたのですが、あまりの音のひどさに唖然として、ブー。
今年もそろそろ第九の季節なのですが、この前日本で買ってきたジンマンのCDが未聴なので、
それを聴くことになるのでしょう。

>木枯らしのエチュードショパンの曲。

やったー、私の知っている曲!
ショパンが好きでない私でもこの曲のCDくらいは持っているのですよ。
で、今聴いているのですが、あれ?こんな曲だったっけ?
「木枯らし」って、エチュードイ短調、OP25-11 「WINTER WIND」ってやつですよね?
ふ〜む…

>今日の賛美歌は「Wachet auf,ruft uns die Stimme」
>これもクリスマス前の歌。

シュピナートさん、この曲はチョー聴いたことがある…!
と言うわけで、またまたCDラックをガサゴソ。
あ、ありますがな、BWV140!
私の数少ない (と言うか、唯一の) バッハ カンタータのCDです。
で、またまた今聴き始めたのですが、これはかの「目覚めよと呼ぶ声あり」ではありあませんか。
これもクリスマス関連の曲なのですね。
よし、私のエセクリ音楽コレクションに加えよう。

ところで、さっきから「今聴いている」とか、「今聴き始めた」とかって書いていますが、
これは朝っぱらからオフィスでCDを聴いているというわけではなく、これを書いている
のは前日の夜なのです。
私の投稿パターンとして、夜のうちに大体書き上げて、翌朝オフィスで仕事前に
それを少し見直した後に送信する… ということが多いので。
ですから、今は夜、自宅にいると言うわけです。

>ルイ=クロード・ダカン
>新しいノエル曲集。 フランスのクリスマスを体感できます。
>しかし、「かっこう」だけではありませんね。

ダカンの「かっこう」と言うと、「ハンス・カン ピアノ名曲集」のようなディスクには必ず
収められているあれですね。
「あれ」ですね、とわかったようなことを言っていますが、その「あれ」が「どれ」だったか
全く覚えていません。
多分聴いたら、あ、「これ」か!となるとは思うのですが…

ま、それはそれとして、ダカンはそのかっこう1曲のヒットで荒稼ぎしているクラシック界の
BOROみたいな人なのですね。
そのダカンの隠れた(?) 名曲、これもまた興味深いです。

サンタは暑い
投稿者:beknch
2003/12/15 13:56 メッセージ: 3512
これは SPINATPOLKA2 さんの 3504 に対する返信です
>今日は地元でない教会にオルガン伴奏に行ってきましたが

この時期シュピナートさんは大忙しですね。
海外でも国によっては、また、自分の活動範囲によっても教会のミサなど
とは無縁になってしまいます。

オーストリアでは古い教会が沢山あるのでしょうね。
尤も、今の時期は歴史を実感するのと体が凍るのとどっちがいいのやら・・・。
「ホッカイロ」がいいのでは? 膝、腰、背中につけまくって、演奏直前
まで手袋の中にも入れておくとか。

ところで、ネウマってあの文字の様な楽譜のことですか?
単純そうに見えるのですが覚えるの面倒なのかな。覚えても使わないか。
漢字で書くと「寝馬」? やはりトラ馬になっている様です。

>Rosaの日曜日

色々あるんですね。ところでRosaっていうと、薔薇?女性?
小川ローザって居ましたよね。「オー、モーレツ」…ご存じないかな。
彼女は小川薔薇だったのか小川女だったのか・・・

こちらでは、真夏でも夜になると屋外は涼しいのですが、一日中窓を閉め切った
後の室内はムーッとしたままです。
巷のクリスマスパーティーではサンタの衣装を着て盛り上がる連中が出没して
います。あんな分厚いもの着て、暑いのにご苦労さんな話です。

ジンマンの英雄
投稿者:y_bagus_m
2003/12/15 18:25 メッセージ: 3513
これは jeux24 さんの 3421 に対する返信です
jeuxさん、ZAKKYOさん、聴きましたよ ジンマンの英雄。

まず1が苦笑、いや、1楽章。
♪ジャン、、、ジャン、、♪ と元気良く始まったのは良いのですが、あ、あかん、これはあかん…!
ちょ、ちょっと待ったー…!!
速いテンポでチョコマカチョコマカやられるので、小さなアリが何匹か速回しで動き回っている
姿を思い浮かべてしまいました。
一旦アリが 「こんにちはー!」 すると、もうだめ、あとはアリ地獄。
この楽章が終わるまで頭の中で働き者のアリが忙しそうに走り回っておりました。

しかし、2楽章、これが意外と悪くないんだわ。
当然上段に構えて切り込んでくる演奏ではないのですが、
「真実は低い声で語れと言うではないか、ん、ホレ、どーじゃ?」 と言う感じで、結構胸に沁みます。
ただし、オーボエのあの必然性のない (と私は感じた) 装飾音符はやめてくれー!
酔っ払ったオッサンが普通のポップスを無理やり演歌調にしてコブシを聞かせて歌っている
みたいでとってもイヤだったぞ!

で、3楽章はまぁ良いとして(?)、4楽章。
この楽章は面白かった。
途中で弦楽器がそれぞれソロになるところなんて、「ホェー!」と驚きました。
それが全然奇をてらった感じではなく、新鮮にそして自然に響きましたよ。
あと、今まで聴いたディスクでは木管がスラーをかけて吹いていた箇所がこの演奏では
一つ一つの音をタンギングして吹いていたり とか (その他一々取り出して書けばキリが
ないのだけれど)、 いろいろと耳に残るものがあり、すごく楽しめました。

と言うわけで、「うっ、ダメ!」と感じたり、「お、えーやん!」と感じたりなかなか忙しい体験
だったのですが、また何度か聴いてみたいと思わせる演奏です。
実際、「あれ、ここんとこ自分のスコアではどうなってたんかな?」と、スコアまで取り出して
みようとさえしました。 私がCDを聴きながらスコアを見ようなどと思うことは前代未聞のことです。
ところが… 日本から持ってきたと思っていたスコアがない!
ベートーヴェンの交響曲、なぜか3番だけがない…!!

このままスコアを確認しないことには死んでも死に切れん (ってのは大げさですが) ので、
先日偶然楽器屋で見かけた「ベーレンライター版」のスコアを買っちゃおっかな?
などと考えている今日この頃。 ― あんまし高くなかったはずだし。
いずれにせよ、おーいに刺激された一枚でした。

そうそう、そう言えばとうとうサダムが捕まりましたね。
いや〜、ブッシュには何よりのクリスマスプレゼントですね。
ブッシュはもう、嬉しくて嬉しくて昨晩は眠れなかったのではないでしょうか。
これを機会にテロは沈静化する、いや さらに激化する、 という二通りの見方があるようですが、
私はやはりテロを起こす側にサダムの存在という強力なモチベーションが失われることで、
少しは減るのではないかと (自分の希望も込めて) 思います。

でも、それは今テロを起こしている人たちが、「フセイン体制復活」を夢見て活動しているのか、
それとも、ただただ「反米」意識の下にやっているのかによっても違ってくるかもしれません。
あと、オサマの出方や、パレスチナ:イスラエルの問題も絡んできたりして…

タコ挙げ
投稿者:y_bagus_m
2003/12/15 19:57 メッセージ: 3514
これは beknch さんの 3506 に対する返信です
>>どんな曲だったか… と言うと、よくわからないのですが。
>うーん、これは問題ですねえ。
>終り方がわかれば予測はつくんですが、思い出せませんか?

うーむ、ぜんっぜん思い出せない。
面目ないっす…
またそのネットラジオ(のようなもの) を注意して聴いておきます。

>15番に限らず、引用についての知識がなくても愉しんでもらえると思うので、ぜひ聴いてみて下さい。
>引用がわからなけりゃ面白くない曲は碌なものでないか、或いはコアな曲だと言ってしまう田吾作です

なるほど、傑作であれば引用の知識などなくても楽しめるはずだ… と。
では、やっぱりこの曲から行ってみましょうかね?

で、その他大勢の方からリクエストをいただきました… ではなく、その他色々な曲をご紹介いただき、
ありがとうございました。
そーですねぇ、この中からだったらピアノ五重奏曲なんか素敵そうですね。
あとは交響曲第9番に第6番あたりでしょうか。
そのうち必ず聴きますんで、まぁ、何と言うか、その、長い目で暖かく見守ってやってください…

>>bekさん、よくまぁそれだけ立て続けに第九を聴けますね。
>12月に向けて盛り上げて来たのですよ。

わかった、bekさんの住んでらっしゃる南極は今真夏の太陽がジリジリ照り付けて
とても年末の雰囲気なんて味わえない、ってことで無理やり年末ムードを盛り上げようとしておられる…
わけではないですよね、別に。

>「ゲレンデがとけるほど恋したい」も良く聴きましたが、曲想では同じ広瀬香美の
>バラード調の曲「DEAR...again」がいいですね。

広瀬香美ですか。
夏のチューブ、冬の広瀬! というやつですね。
広瀬香美と言えば、俳優の大沢なんとかと結婚した時に、大沢なんとかのファンである知り合いの女性が
「あのカッコいい大沢なんとかがよりによってどーして広瀬香美なんかと…!」と絶句していました。
あ、これは私が言ったのではないですからね、私の知り合いが言ったのをそのまま書いた
だけですから、広瀬ファンの方、私にえさを与えないで、いや、ものを投げないで下さいね。

そりすべり
投稿者:shaberibu
2003/12/15 20:08 メッセージ: 3515
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
@リロイ・アンダーソン

もともとクリスマス用でもなんでもない曲で

単にニューハンプシャーの思い出に
作曲されました。

アンダーソンは、ちょうどショスタコと同じ年に亡くなってますね。

MIDI
http://www.psl.ne.jp/midi_302.html

Aフレデリック・ディーリアス

グリーグ、シンディング、ディーリアスの3人のあやしい?クリスマスオフ会に

ディーリアスが持ち寄った曲。彼の以外な一面を見る気がします。

MIDI
http://homepage1.nifty.com/PICCOLO/P-2-3.htm

Bレオポルト・モーツァルト

MIDIなくてすいません。

お父さんの茶目っ気は結構いい味出してますね。

北風の交響曲
投稿者:shaberibu
2003/12/15 20:41 メッセージ: 3516
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
ヴァン・ホルンボー作曲(1909-1996)

交響曲第8番「シンフォニア・ボレアル」。

北風と言っても描写音楽ではなく、生粋の北欧人の気概を表している。

彼の死に際して「ニルセン以来のデンマークのシンフォニスト」と評されたという。

生涯に13曲の交響曲を残し、その作風は、主題労作を積み上げていくもので

その半分は、3楽章形式の交響曲である。

冬の歌
投稿者:other_wind
2003/12/15 21:28 メッセージ: 3517
これは y_bagus_m さんの 3513 に対する返信です
メンデルスゾーンの作品

 冬の歌op19a-3(スウェーデンの詩から)
 …
 わが子よ…森に出かけて行くのはおよし
 妹はもう見つかりっこないのだよ
 おお、家に、私の傍らにいておくれ!
 …
 彼は森へ出かけていった
 …
 やがて雪が溶け、風が吹きやみ、
 再び太陽があたりを照らし、
 いたるところに花や葉が萌え出たが−
 母はひとりぼっちのままだった。

悲しい歌です。
バーバラ・ボニー&ジェフリー・パーソンズで聴きました。

歌で「冬」を探すといっぱいあるでしょうね。
他に思いついたところではブリテンの歌曲集「冬の言葉」というのがあります。
でも、新しい響きでちょっと冬のイメージがわかないんですね。

「くるみ割り人形」では、鼻血の話題も含めて「スペインの踊り(チョコレート)」を挙げます。
景気の良いトランペットのソロがクリスマスの雰囲気を盛り立てますよ。

ところで冬の旅、ホッターを偲んで聴きましたが、実はこの歌唱は私には苦手な方なんです。
入手したヨセ・ヴァン・ダムの冬の旅はどんなんだか、これから聴いてみるところです。

shaberibuさんの「そりゃすべれ」は百日紅の応援歌ですね。
もうすっかり葉も花も落ちてしまいました。
第九は、ここ数年まともに聴いてないなあ。

Eroica
投稿者:lvkoechel
2003/12/15 22:31 メッセージ: 3518
これは y_bagus_m さんの 3513 に対する返信です
のスコアです。

http://www.dlib.indiana.edu/variations/scores/adh1166/soundscore.html

北の大地へ
投稿者:tynaoshima
2003/12/16 1:38 メッセージ: 3519
これは lvkoechel さんの 3518 に対する返信です
今晩は、バグースさん。ご無沙汰してます。普請道楽です。

「冬」の音楽、皆さん良くご存知ですね〜。…と、感心していたら、急遽12/17の晩から札幌に出張することになってしまいました。

 大の飛行機嫌いなものですから、会社に我儘を言って、上野発の寝台特急「北斗星」に乗ることにしたのですが、夜7時発で到着は翌日の昼の11時過ぎというのんびりしたものです。愚妻から離れられるのはウキウキ(=お互い様らしい)するのですが、16時間もB寝台で何をしろというのでしょう?

 そうだ、「冬」の音楽三昧にうってつけではないですか。

 不足分は現地で一部調達するとして、皆さんオススメの曲はありますか?やっぱり、CD10枚位が限界でしょうか?
 先週、山形へ新幹線「つばさ」で出張した時には、
 ・ベートーヴェン「第九」
 ・バッハ「ブランデンブルク#1,2,4」
 ・モーツァルト「クラリネット五重奏曲」
 ・ワーグナー「ワルキューレ」
を持っていったのですが、季節モノの「第九」とモーツァルト以外は今イチの選曲だったと反省していました。

今回は、明日の晩までの、このトピに出てくる曲からピックアップしていきたいと思ってます。色々教えてくださいね。

 尚、残念ながら、12/19の帰りは飛行機に乗る羽目になってしまいました。宗教曲以外で(墜落することを考えなくて済みそうな)、安心して1時間を過ごせる曲もあったらヒントを下さい。

 宜しくお願いします。

Re:ジンマンの英雄
投稿者:jeux24
2003/12/16 1:47 メッセージ: 3520
これは y_bagus_m さんの 3513 に対する返信です
>jeuxさん、ZAKKYOさん、聴きましたよ ジンマンの英雄。

あ、ハイ。待ってました!
バグースさんのレスは、いつもどう転回するかわからないので、
楽しみでもあり、怖くもあり・・・、ドキドキ。

>まず1が苦笑、いや、1楽章。
>速いテンポでチョコマカチョコマカやられるので、
>小さなアリが何匹か速回しで動き回っている姿を思い浮かべてしまいました。
>一旦アリが 「こんにちはー!」 すると、もうだめ、あとはアリ地獄。

ナ、ナヌ〜?
なんでやねん。なんで、そうなるねん!(←なんで関西弁になるねん。)

>しかし、2楽章、これが意外と悪くないんだわ。
>オーボエのあの必然性のない (と私は感じた) 装飾音符はやめてくれー!
>酔っ払ったオッサンが普通のポップスを無理やり演歌調にして
>コブシを聞かせて歌っているみたいでとってもイヤだったぞ!

なんで、そこまで言うねん。
誰か、バグたんの口に(いや、指に)取る栗未ッたー、付けてぇな。


私は、第一楽章には、風小僧(と言っても、冬のではなく、早春の風)が
胸躍らせて転がるように山を駆け下りてくる様を思い浮かべます。
若々しくて、すっごく爽やか。
もう走るのが嬉しくてたまらないという風情。
このスピード感、好きなんです。
眉間に皺よせてるのだけが、ベトちゃんじゃないねんよ。知っとぉ?(^^ゞ

打って変わっての、第二楽章。
思いっきり孤独。(葬送行進曲だそうですが。)
でも、うら淋しい孤独じゃなくて、筋肉がついていてゴリゴリ押していく孤独。
ちょっと浸り過ぎって感じがしないでもない。。。
でも、好き。

興奮してきたけど、朝起きるのがつらいので、第三・第四楽章は割愛。
バグたん、おやすみなさい。
続きは、夢の中で、楽しい討論会しましょうね。

もう一つ140番
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/12/16 5:40 メッセージ: 3521
これは y_bagus_m さんの 3511 に対する返信です
雪が舞って突風が吹いて寒い夜。
普請道楽さんの出張先もこのぐらいの寒さでしょうか?

バグースさん
>あ、ありますがな、BWV140!
>これもクリスマス関連の曲なのですね

クリスマス前の曲という方が良いかもしれません。”目覚めて”待っていないといけません。

ところでBWV140でなくて、KV140もクリスマス関係。
モーツァルト:ミサ ブレヴィスG-Dur(パストラールミサ)
このKV140はモーツァルトの自筆の楽譜が消えてしまっているため、長年ああだこうだと議論されていましたが、最近になってモーツァルトの物である事が証明された曲。
3拍子系が多く使われた民族風な愛らしいミサ曲。
6/8や12/8の拍子は、羊飼いの音楽を表す時によく使われたもの。このミサ曲もクリスマスのために書かれたらしいとの事です。

beknchさん
>ホッカイロ」がいいのでは? 膝、腰、背中につけまくって、演奏直前まで手袋の中にも入れておくとか。

何ダースものホカロンを持ってきたのにもう品切れになりつつあります。
汗かきサンタの国が羨ましい!
ところで、暑い季節のクリスマスツリーも想像つきませんね。
いつだったか、bekさんの近辺のお家は、ガラス越しに家の中が見えるとおっしゃってましたが、家の中に飾ったツリーもきっと一般公開なのでしょうね。

汽車の中で
投稿者:yukkomylove2003
2003/12/16 8:53 メッセージ: 3522
これは tynaoshima さんの 3519 に対する返信です
tynaoshimaさん こんにちは。

私の場合、東京〜札幌を列車というと、青函連絡船の時代しか使ったことないぞっ!

と言いながら、もうどなたかから出て来たと思いますが、ピアノ専の私なら、

ショパン 練習曲集作品25
最初三曲ぐらいは春だが、だんだん冬。最後はぴゅーー。
チャイコフスキー 四季
7,8,9月は駄作?だからとばすと、あとは春でも秋でも冬の雰囲気。
ドビュッシー 子供の領分
全体的にクリスマスの雰囲気かな。

などがパッと思い浮かびます。といっても、冬らしくないか(汗)。

もっとも、最近の札幌はタワーのクラシックコーナーも大幅縮小なので、
現地調達と言っても、PALS21に頼るしかないのかなぁ(涙)。

チチカカ湖
投稿者:y_bagus_m
2003/12/16 10:01 メッセージ: 3523
これは susano_o000 さんの 3510 に対する返信です
>「スターライト・エクスプレス」
>編成は声楽+管弦楽。エルガーの隠れた名曲として、かつて人気が高かった
>時代もあったそうです。

OStars Shine Brightly ! う〜ん、聴いてみたい!
エセクリの私としては是が非でも聴いてみたいぞ!
特に 「ファンタジックで心暖まる作品 」 なんて言われると。
でも、まずこちらでは入手不可能でしょうね…

>ロシア民謡「バイカル湖のほとりで」
>ロシア編にバイカル湖の写真などが載っており、上の曲も入っていました。

バイカル湖ですか。
バイカル湖ってチョウザメで有名ではなかったかしらん?
あのキャビアを取るやつ。
一番最初にチョウザメと言う名前を聞いたときには、「おっ、鮫?」と畏怖の念を抱いたものですが、
湖に棲んでいるナマズっぽい淡水魚だと知って、「なんでサメやのに、湖におんねん?、インチキや!」
とキョウザメでした。

話は変わりますが、湖と言えば私が世界の湖の中で一番印象に残っているのがチチカカ湖です。
いえ、もちろん行ったこともなければ、写真で見たことがあるかどうかさえ定かではありません。
しかし、中学校(だったと思う)の地理の授業で習ったこの湖の名前は強烈なインパクトがありました。
よく友達と小声で囁きあったものです、「チ・チ・カ・カ・コ…」、有気音で発音して下さい。

>今日は可愛いケルちゃんを連れて裏山の雑木林を歩いたのですが、冬ってずいぶん
>明るいんだなと思いました。

お、地獄の番犬ケルベロス、元気にしていますか?
一度ケルちゃんにハープのCDを聴かせてあげてみてくださいね。
それで眠ってしまえば、やはり立派な地獄の番犬です。

>私が好きなのは賛美歌の「The First Noel」。

この曲は私も好きですよ。
♪KNOW WELL、KNOW WELL…♪ と歌っているので、きっと私はイエス様の物語をよく
知っているとでも歌っているのだろう、う〜ん、偉い子 クリスマス!
… と思っていたら、全然違っていました。
KNOW WELLではなく、NOELだったのですね。

ジンマシンが出なくて良かった
投稿者:ZAKKYO2000
2003/12/16 12:18 メッセージ: 3524
これは y_bagus_m さんの 3513 に対する返信です
バグースさん、「ハルサイ」についで「エロイカ」も聴かれましたか。

第1楽章の高速テンポは、私も初めてギーレン=シンシナティSOで聴いた時、同じような感想を持ったような気がします。
が、大丈夫です。何回か聴いている内にきっと抜け出せなくなって、ヤクを求めるようにノリントン盤やらサヴァール盤をあさるようになるでしょう。(患者の私が言うので間違いないです)

第2楽章の装飾音は賛否両論ですね。こんな勝手なことをして、これはベーレンライター新版ではないと目くじら立てる人が沢山いますが、私はそれほどいやではありません。むしろ途切れがちな集中力を喚起してくれるのでありがたいとさえ思っています。

第3楽章は私が最初に聴いて一番びっくりしたところです。コーダになって終わると思った瞬間、いきなりもう一度繰り返した時には本当に驚きました。正直これは余分かなと思っています。

第4楽章の室内楽も印象的ですよね。最近他の演奏のこの部分になると、頭の中が勝手に室内楽バージョンになってしまい困っています。

いずれにしてもこれだけ刺激的かつ優秀な演奏が、国内盤でわずか1,000円で(輸入版で450円ていうのも見たことがあります)提供できたメーカーに絶大な拍手を送りたいですね。


lvkoechelさん、こんなただでスコアを見れるサイトがあるのですね。ビックリ!

>タコ挙げ
投稿者:beknch
2003/12/16 12:51 メッセージ: 3525
これは y_bagus_m さんの 3514 に対する返信です
田吾作門下、弟子見習心得補佐としてのお話を。

15番はクラシックを聴いた事が無い人でも冒頭約二分のところでパロっている
メロディが耳に入ってきます。そのメロディは幾度か登場します。
でもどうしてこういうパロディをやるのだろう?
曲全体の印象については・・・聴かれる前にあれこれ言うのは避けましょう。

9番は彼の交響曲の中でも異色で、私は10番とのコンビで聴くのが好きです。

タコ先生のSym.は容易ではない部分があります。聴いている内にこの背景何だ?
と知りたくなり、ふーむ、と唸る。
また、DSCHが登場すると「でたー」とニンマリする。
そうこうしているうちにまた聴きたくなり、と言うのが私のパターンでしょうか。

初めて聴いた時から霊感が働いたのは13番です。でも何度も聴けません。
過去数ヶ月を振り返ってみると思い出した様に何番かを取り出して聴いてます。
どうも雰囲気の違いがスパイスとなっている様です。

もし、交響曲1枚を千円台でお買いになるのなら、この際、二千円台で
バルシャイの交響曲全集を手に入れてしまっては如何でしょう? 
長い期間で聴くおつもりならそれも一考かも、です。

>うーむ、ぜんっぜん思い出せない。
↑全集買っちゃうと思い出す必要がないですね。

>広瀬香美ですか。

広瀬香美が流行っていた頃は海外でしたが、あっちでスキーに行くときに
車の中で良く流しました。
ポップな曲なのにこぶしがついていて個性的でしたね。
この曲長いこと聴いてませんが、聴くと当時の道程、景色が頭に浮かびそうです。

当時はレンタルビデオ屋がヒット曲集のカセットを独自に作って販売して
いたので、日本に居るときよりもヒット曲には詳しくなりました。

誰が誰と結婚してどうなったとか言うのはわけが判らない状態。
俳優の大沢君か。ふーむ、誰ですかそれ。

暗くならない夜
投稿者:beknch
2003/12/16 12:52 メッセージ: 3526
これは SPINATPOLKA2 さんの 3521 に対する返信です
>夏の太陽がジリジリ照り付けて・・無理やり年末ムードを盛り上げようと

そういう事もあるかも知れません。
尤も、最近一時帰国したこともあって頭の中は既に日本年末モードになって居る様ですが。

第九聴いたのは今年は数回だと思います。
印象に残るのは当地でのナマ演奏。やっぱりナマは良い。
それと、フルベンの42年録音盤かな。
51年盤に輪をかけた様なラストスパート(一番最後の追い込み)が凄い。

>何ダースものホカロンを持ってきたのにもう品切れになりつつあります。

それはいけませんね、○通のペンギン便で補充を送ってもらわないと。
それだけ寒い国だと似たようなものがありそうですが…。
ハクキンカイロみたいなやつだとか。

>ガラス越しに家の中が見えるとおっしゃってましたが、
>家の中に飾ったツリーもきっと一般公開なのでしょうね。

そう言えば一度も見たことがない・・・。
シュピナートさんに指摘されて気がつきました。
米国ではこの時期の風物詩であった家の外回りの電球飾りつけもこっちでは
見たことがないですね(一部ではあるらしいですが)。

考えてみると、日の入りが夜の8時半過ぎという環境ではそんな労力を
使っても多くの人に見て貰えないし、肝心の子供が寝る時間になってしまう。
イルミネーションの欠如…クリスマスが盛り上がらない大きな原因の一つですね。

聴いてみっぺ、ね?
投稿者:y_bagus_m
2003/12/16 18:42 メッセージ: 3527
これは other_wind さんの 3517 に対する返信です
>小川ローザって居ましたよね。「オー、モーレツ」…ご存じないかな。

小川ローザ、これまた懐かしいですね。 皆ご存知でしょう、多分。
日石だったか丸善石油だったか。
そう言えば、最近菊川玲(怜?) が全く同じ格好をしてなんかやっていたような気がします。
なんでその格好をしていたのかは忘れましたが。

>@リロイ・アンダーソン
>もともとクリスマス用でもなんでもない曲で単にニューハンプシャーの思い出に作曲されました。

そうなんですか、きっとニューハンプシャーには綺麗なサルスベリが咲いていたのでしょうね。
で、そりで思い出すのがかの有名な 「ジングルベル」。
あの歌も、少なくとも一番の歌詞を見る限りでは、サンタの「サ」の字も、
クリスマスの「ク」の字も出てこないんですよね。
ただ、「雪を蹴散らし走る馬一頭だてのオープン式のそりに乗るのは、おー、何と楽しいのだ!」
と歌っているだけで。
この曲も元々クリスマスの曲ではなかったのかしらん?

>Aフレデリック・ディーリアス
>グリーグ、シンディング、ディーリアスの3人のあやしい?クリスマスオフ会に
>ディーリアスが持ち寄った曲。

この曲は良いですね。
聴いていてとても暖かい気持ちになれそうです。
ところで、グリークとデリアスが中が良かっただなんて全然知りませんでした。
「オフ会」 を開くところなんざなかなかニクいですね。

>北風の交響曲ヴァン・ホルンボー作曲(1909-1996)

知っていますよ、この曲は。 声楽入りの交響曲ですよね、しかも日本語の。
フィナーレで「きったか〜〜ぜっ こぞうのかぁんたぁろぉ〜〜」 というのを自動合掌団、
いや、児童合唱団が歌うのですよ。
… 違った?

>メンデルスゾーンの作品 冬の歌op19a-3(スウェーデンの詩から)

うぅぅ… やだぞ、こんな悲しい曲は。
と言いつつ、メンデルゾーンの歌曲は「歌の翼に」以外は聴いたことがないし、
面白そうだなぁ などと思ってしまうのです。

>第九は、ここ数年まともに聴いてないなあ。

それは聞き捨てならない!
other windさん、これを奇怪に、いや、機会に今年は是非性根を据えて(?) 聴いてみてはいかが?
色々な音楽を広く深く聴いておられるother windさんのことですから、今さら第九でもねえべ
ってなもんかもしれませんが、ここにおられる方々がきっと刺激的な第九を紹介してくださることでしょう。
それに、趣味トピでも第九の名盤が話題になっていとことだし。
ね?

ドビュッシーの
投稿者:shaberibu
2003/12/16 18:54 メッセージ: 3528
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
前奏曲集第1巻から

雪の上の足跡。

マニラ 冬の味覚
投稿者:y_bagus_m
2003/12/16 19:29 メッセージ: 3529
これは tynaoshima さんの 3519 に対する返信です
>Eroicaのスコアです。

lvkさん、インターネットではこんなものまであるのですね。
またまたビックラこきました。

>今晩は、バグースさん。ご無沙汰してます。普請道楽です。

普請道楽さん お久し振り、歓迎回来。

>急遽12/17の晩から札幌に出張することになってしまいました。

ご出張ですか、私は17-18日とまたマニラです。
札幌、良いですねぇ って、仕事で行くのだから別に良いもくそもないのでしょうが、
それでもこの季節に北海道に行けば、カニ食って、ラーメン食って、石狩鍋食って…
全部食していれば、19日には帰って来れませんよ。
一方この季節のマニラと言えば…
う〜む、やっぱり日本食レストランで「何とか定食」を食うのだろうなぁ。
私も行きたい、札幌出張!

>そうだ、「冬」の音楽三昧にうってつけではないですか。

16時間もあるのですから、ここはこのトピではないですが一つテーマを決めて
攻めてみたいところですね。
以下、「冬の音楽」 とは限りませんが ;

1) 大物に挑戦
指輪全曲、ハイドン交響曲全曲ぶっとーし 等

2) クリスマス音楽ノンストップ
持ってゆける限りのクリスマス関連の曲をノンストップで。
上記1) とかけあわせて、メサイア、クリスマスオラトリオ(バッハ、サンサーンス)、
クリスマスカンタータ(オネゲル、V=ウィリアムス) リスニング・マラソン なんていうのも。

3) 我が家のCDラック、落穂拾い
これを機会に普段ラックに埋もれてほこりを被っている哀れなCD達をドサっと持ってゆき、
「このところ聴く機会が持てず、君たちにはいつもすまないと思っている。
いや、決して君たちを軽んじているわけではないのだが、モグモグ…」
と詫びながら、真剣に聴いてみる。
その後また2-3年は再びほこりを被ることになるわけだし…
いやいや、思わぬ再発見があり、以後ターンテーブル(とは言わんか) の
常連になるかもしれませんし。

3)が一番現実的かな?

こちらが
投稿者:lvkoechel
2003/12/16 19:35 メッセージ: 3530
これは ZAKKYO2000 さんの 3524 に対する返信です
オオモトです、ZAKKYO2000さん。
 色々覗いてみてください。

http://www.rinku.zaq.ne.jp/suda/

アリ中毒
投稿者:y_bagus_m
2003/12/16 19:46 メッセージ: 3531
これは ZAKKYO2000 さんの 3524 に対する返信です
>ナ、ナヌ〜?
>なんでやねん。なんで、そうなるねん!(←なんで関西弁になるねん。)

ご、ごめんなさい!
でも、本当にボクの頭に中にアリが1匹、アリが2匹… ってやって来て
いくら追い払おうとしても消えずにチョコマカチョコマカ走り回るんだもん…

>私は、第一楽章には、風小僧(と言っても、冬のではなく、早春の風)が
>胸躍らせて転がるように山を駆け下りてくる様を思い浮かべます。

jeuxさん、ご安心下さい。
結局2人とも基本的には同じように感じているのですよ。
ただ、jeuxさんの場合は走るのが風小僧、私の場合はアリというだけの違いで。
取るに足らない差です、ガハハハ。
…ね? …………

>ところでBWV140でなくて、KV140もクリスマス関係。
>モーツァルト:ミサ ブレヴィスG-Dur(パストラールミサ)

「パストラール」 というところがいかにもクリスマス! と言う感じで良いですね。
話は変わりますが、昨日の夕方例によってカフェラテ・ショートを買いにスタバに行った時に、
メサイアのパストラールがかかっていました。
いや、メサイアでなくてクリスマス・オラトリオの方だったかな?
/ドーレミーファ/ソーラー/ソーファミファーファ/ミー…/ という曲、
どちらのパストラーレでしたっけ?
で、それを聴いて、「お、これはモーツァルトの命日にモツレクがかかっていたのも
あながち偶然ではなかったのかも?」 と思ってしまいました。

>ピアノ専の私なら、
>ショパン 練習曲集作品25
>最初三曲ぐらいは春だが、だんだん冬。最後はぴゅーー。
>チャイコフスキー 四季
>7,8,9月は駄作?だからとばすと、あとは春でも秋でも冬の雰囲気。
>ドビュッシー 子供の領分 全体的にクリスマスの雰囲気かな。

さすがユッコmlさん、「ピアノ」、「冬」でまとめてきましたねぇ。
これもなかなか素敵な選択では?

>何回か聴いている内にきっと抜け出せなくなって、
>ヤクを求めるようにノリントン盤やらサヴァール盤をあさるようになるでしょう。

うーむ、そうなのですか。
では私も積極的にアリ中毒(違うって) になれるよう何度も聴いてみましょう。

>第2楽章の装飾音は賛否両論ですね。
>私はそれほどいやではありません。

これも何度か聴いているうちに「酔っ払いのオッサンのコブシ」中毒(だから違うって!)
になれるでしょうか? 頑張ってやってみます。

師範代!
投稿者:y_bagus_m
2003/12/16 22:09 メッセージ: 3532
これは shaberibu さんの 3528 に対する返信です
>田吾作門下、弟子見習心得補佐としてのお話を。

おぉ、何と師範代にまでご助言いただけるのですか。
ありがたき幸せ!
交響曲各曲、参考にさせていただきます。

>もし、交響曲1枚を千円台でお買いになるのなら、この際、二千円台で
>バルシャイの交響曲全集を手に入れてしまっては如何でしょう? 

そう、私もそう思って探してみましたが、こちらでは入手できないようです。

>俳優の大沢君か。ふーむ、誰ですかそれ。

この人です。
http://www5.hokkaido-np.co.jp/italk/nichihum/series/1.html
じゃなかった、この人です。
http://www.coreinc.co.jp/

>考えてみると、日の入りが夜の8時半過ぎという環境ではそんな労力を
>使っても多くの人に見て貰えないし、肝心の子供が寝る時間になってしまう。

さすが南極、日が長いのですね。
冬至の頃には白夜だな、こりゃ。
… あれ、冬至ってもう過ぎたのでしたっけ? まだかな?

>前奏曲集第1巻から 雪の上の足跡。

お、それでは早速 と言うわけで、CDラックをガサゴソ…
残念、この曲はありませんでした。

ところで、チャイコフスキーの四季、スサノオさんのオススメに従ってナクソスのCDを
買いました。
12月「クリスマス」、ワルツなのですね、可愛い曲でとても気に入りました。
出だしの部分はメロディも覚えてしまいましたよ。
今のところ12月しか聴いていません。
毎月1曲ずつ聴いて、1年かけて全曲聴こうかな… と。

ちょっと疑問
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/12/16 22:22 メッセージ: 3533
これは lvkoechel さんの 3530 に対する返信です
lvkoechelさん

ご紹介のページの中の、MozartのAve verum corpusをのぞいて見て、ちょっとがっかりしました。
Tempo記号4分音符69の根拠、(モーツァルトの指定はAdagioのみ)
2/2拍子の曲が4/4で書かれている事。
これではこの曲が全く違ったように解釈されます。
これを初めて見た人はそういうものと信じてしまう訳で、楽譜を公開する場合、真実を曲げて伝えることには疑問を感じます。

lvkoechelさんがせっかくご紹介なさったページに文句をつけるのは非常に気が重いのですけれど、これだけ情報豊かな今日、検索すれば何でも出てくる便利な世の中…その中で出来るだけ真実に近い情報を得たいと思っているこの頃です。
うるさい事言ってごめんなさい。

ケルちゃんとの日々
投稿者:susano_o000
2003/12/16 22:57 メッセージ: 3534
これは y_bagus_m さんの 3523 に対する返信です
>お、地獄の番犬ケルベロス、元気にしていますか?
>一度ケルちゃんにハープのCDを聴かせてあげてみてくださいね。
>それで眠ってしまえば、やはり立派な地獄の番犬です。

 音を出す前にバクッと食いつかれると、それっきりですね。「おう!楽しそうな形をしているな!よし!遊んでやる!」(^^;
 で、すげー、元気なままです。最近、こいつの適性を見つけました。「犬ぞり引き」。(^^;
 ただ、犬ぞりが全く必要でない環境に生まれたところが、彼の不運なところなんですが。(^^;

 バイカル湖。北のロマンをなんとも感じさせるのですが、ロシアの作曲家による、あの湖の歌というのを私は知りません。かと言って、いまだにエスキモー関連の民族音楽も持っていないし。
 そんなわけで、神秘はますます神秘となっています。?

 しかし、キャビアですか。私は「とんぶり」と呼ばれるキャビアしか知りませんが。あれ、畑でとれるんでしょ?

>私が好きなのは賛美歌の「The First Noel」。
>この曲は私も好きですよ。

 いい曲ですよね、日本でクリスマスの音楽というと、ずいぶん賑やかで明るいのが多いですが、あちらのはどこか厳粛なものが多いですね、堅苦しくならない程度に。

 バロック音楽にはクリスマス協奏曲と呼ばれるものが多々ありますが、個人的にはコレルリのものが一番好きです。
 白と青だけの冬の朝を感じさせます。もちろん冷気たっぷりの。

もーれつ
投稿者:susano_o000
2003/12/16 23:07 メッセージ: 3535
これは y_bagus_m さんの 3527 に対する返信です
>小川ローザ、これまた懐かしいですね。 皆ご存知でしょう、多分。
>日石だったか丸善石油だったか。

 「れっつ・もーれつ・100だっしゅ!まるぜん・がそりぃ〜ん、100だぁっしゅ!」・・・知っている私が悲しい。(^^;ゞ

 でも彼女、「風が落とした涙」だったか、やたら淡々としたバラードをヒットさせているんですよね。

ご丁寧に
投稿者:lvkoechel
2003/12/16 23:12 メッセージ: 3536
これは SPINATPOLKA2 さんの 3533 に対する返信です
ありがとうございます、シュピナートさん。
 私は所持している分のスコアは(ふつう)見ないので、Ave verum corpus のことは存じませんでした・・・今もみていません。(自分の)スコアをみたら、二分の二拍子になっていました。MM69は誰が書いたのでしょう?仰るとおりで、反論は致しません。
 少なくとも私に限っていえば、「間違っているならば、訂正」していただきたい、と思っております。 どうか、お気になさらずに! それと、何でも言い合える「掲示板」が好きです。悪意のある投稿は歓迎しませんが。

PS
投稿者:lvkoechel
2003/12/16 23:20 メッセージ: 3537
これは lvkoechel さんの 3536 に対する返信です
私がKarajanを貶すことがあっても、それは悪意では無く私の本心ですので。 それもなるべくは控えますが。

ロシア民謡「バイカル湖・・・」
投稿者:shaberibu
2003/12/16 23:41 メッセージ: 3538
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
デカブリストの乱(1825年)で

逮捕されてシベリア流刑になった人物を

歌っているんですね。

歌詞は、流刑地をよなよな脱出して

放浪しているうちにバイカル湖のほとりにたどり着き、

ふるさとで待っている妻子を思う。というような感じです。

ドストエフスキーもこの時期、逮捕、流刑され、強制労働させられたといいます。

出張のお供
投稿者:tynaoshima
2003/12/16 23:56 メッセージ: 3539
これは y_bagus_m さんの 3529 に対する返信です
今晩は、普請道楽です。

>我が家のCDラック、落穂拾い
これを機会に普段ラックに埋もれてほこりを被っている哀れなCD達をドサっと持ってゆき…。

バグースさん、良いアイデアをありがとうございました。

早速、我が家の誇り、じゃなかった「埃」系のCDを探してみたら、結構あるものですね。

取り敢えず、今回の札幌出張の道連れにするのは、
 1)バッハ:クリスマス・オラトリオ抜粋
 2)ベートーヴェン:ワルトシュタイン、熱情、告別
 3)ベルリオーズ:オルフェウスの死、他初期カンタータ集
 4)ブラームス:ピアノ協奏曲2番
 5)ドボルザーク:ピアノ五重奏曲+アメリカ
 6)プッチーニ:三部作(外套、修道女アンジェリカ、ジャンニ・スキッキ)
 7)プロコフィエフ:交響曲第5+7番
 8)コープランド:ロデオ+アパラチアの春
の10枚(#6が3枚組)です。
#3みたいなマイナーなのは別にして、これらは他の方々なら愛聴版になっていても不思議ではないのでしょうが、随分ご無沙汰してたのもありました。まずは、「冬」らしくクリスマス・オラトリオから攻めて行こうと思います。カニやラーメンよりも楽しみかも知れません。

それにしても、今回の選からも漏れてしまった、
A)ヤナーチェク:カーチャ・カバノバー
B)R.シュトラウス:グントラム
C)プロコフィエフ:交響曲第2+3番
D)マーラー:交響曲第6+7番(ピアノ連弾版)
E)ハリス:交響曲第3番
など、一回聴いただけとか未開封なんていう曲は、いつになったら聴くのでしょう。

次は、福岡あたりに出張できないかな〜。

>ご丁寧に
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/12/17 7:44 メッセージ: 3540
これは lvkoechel さんの 3536 に対する返信です
lvkoechelさん
>それと、何でも言い合える「掲示板」が好きです。

そう言って戴いてホっと安心しました。

>間違っているならば、訂正」していただきたい、と思っております。

そうしたい気持ちはありますけれど…難しいところです。
出版されている本でしたら、出版社に手紙を書きますが、ネット上のものに関してはいくら目くじらたてても拉致があかないような気がするんです。
安易なものが余りに多すぎる。(そう言っているそばから、自分も安易な事を書いている訳ですし)

知りたい事があっても、あれこれ開けてみるとそれぞれ違う事が書いてあってどれを信用して良いか解らないことが多いですね。

例のAve verumの楽譜、歌詞がラテン語でないし、オリジナルのものでないことは一目瞭然ですが、昔ふうの活字を使ったりしていて、全く知らない人が見たら「へーえ、こういう譜面なんだ」と思ったりするかもしれませんね。

MIDIを使った曲の紹介などにも驚くものが何と多い事!メロディーだけかろうじて原曲をとどめているたぐいの、”ホントは全然そういう曲じゃない”紹介の多さ。

あふれるほどの情報の中から、信用出来るものを探してゆくのは大変に時間がかかる事ですね。
もっともそれすら憶測の範囲でしかない場合が多い。結局のところ、当時はどうだったかなんて”多分…だったのだろう”でしか言えないのでしょう。

とても便利な反面、とても危ない世界。
それでもおもしろいから、ついついあちこちクリックして…文句言うなら見なきゃ良いのに、ですよね。

カラヤンの件、どうぞご遠慮なく。(笑)
lvkoechelさんぐらい好き嫌いの極端な、そしてスピード狂でもある伴侶と暮らしていますので、ちょっとやそっとではびっくりしません。(笑)

落穂拾い
投稿者:y_bagus_m
2003/12/17 18:52 メッセージ: 3541
これは tynaoshima さんの 3539 に対する返信です
>で、すげー、元気なままです。最近、こいつの適性を見つけました。「犬ぞり引き」。(^^;

ケルちゃん、ますますお元気そうで何よりです。
そりに見立てた手押し車か何かを引かせて、近所の子供たちを乗せてやればウケること間違いなし。
「犬一匹立ての開放型そりに乗るのは、おー、何と楽しいことだ!」 とジングルベルを歌いながら。
動物虐待! と保護団体がやって来ても知りませんが。

>私は「とんぶり」と呼ばれるキャビアしか知りませんが。あれ、畑でとれるんでしょ?

とんぶりは池の中だか何だか水のあるところで取れるのではなかったかしらん?
昔読んだ「美味しんぼ」に出ていたような…
いや、違った、あれは「じゅん菜」でした。
でも、植物であることは間違いないですよね、とんぶり。
私は「とんぶり」から「とんぼり」、さらに昔なんとか喜劇でやっていた「とんぼりばあちゃん」
を連想してしまいます。
関西以外の方はおわかりにならないでしょうが、「とんぼり」とは「道頓堀」のことで、
その周辺を舞台に1人のばあちゃんを中心に繰り広げられる喜劇… だったかな?
そのばあちゃんを白木みのるが演じていた… のかな?

>バロック音楽にはクリスマス協奏曲と呼ばれるものが多々ありますが、
>個人的にはコレルリのものが一番好きです。

おー、出た! クリスマス協奏曲。
「クリコン」(また略す) と言えば、コレルリ以外にマンフェルディーニ、トレルリ…
あと誰のものが有名なのでしたっけ?
でも、私はコレルリのものしか記憶にありません。
複数の作曲家のものが収められた「クリスマス協奏曲集」のCDは一応持ってはいるのですがね。
え、誰の演奏かって?
ふっふっふっ、lvkさんが顔をゆがめ、皆川達夫氏が眉をひそめるカラヤン盤ですよ。
めっちゃくちゃ重い演奏です。

>ロシア民謡「バイカル湖・・・」
>デカブリストの乱(1825年)で逮捕されてシベリア流刑になった人物を歌っているんですね。

えーっ、デカプリオいや、デカブリストの乱については良く知りませんが、
そんな重い内容を歌った歌だったのですか。
私はまた、地元の漁師達がバイカル湖のチョウザメを捕る網を引きながら
「エイコーラー」と歌う仕事歌かと。
ま、それにしては曲調が合わない…か?

>>我が家のCDラック、落穂拾い
>バグースさん、良いアイデアをありがとうございました。

アイデア気に入っていただけましたか? それはよござんした。

>まずは、「冬」らしくクリスマス・オラトリオから攻めて行こうと思います。
>カニやラーメンよりも楽しみかも知れません。

落穂拾いの成果、また報告してくださいね。
楽しみにしています。

>次は、福岡あたりに出張できないかな〜。

いや、福岡だなんておっしゃらずに、海外ですよ、海外。
ヨーロッパあたりまで出張となると、飛行機で行かないとすれば船旅しかありません。
ヨーロッパまで船で何日くらいかかるのか知りませんが、おそらくCDを聴く時間は腐るほどあるでしょう。
昼間デッキで潮風に吹かれながら、夜の海で満天の星を眺めながら…
持ってゆくCD、スーツケース1個じゃ足らないかもしれないなぁ…
あと、モスクワ出張で、ハバロフスクからシベリア鉄道… という手もあるなぁ。
普請道楽さん、今のうちから内部営業して無理やり海外出張の口実を作り上げてくださいね。

Guten Tag !
投稿者:lvkoechel
2003/12/17 20:32 メッセージ: 3542
これは SPINATPOLKA2 さんの 3540 に対する返信です
>少なくとも私に限っていえば、「間違っているならば、訂正」していただきたい、と思っております。

 は、私の誤解や思い違いがあれば、それを、訂正してください・・・とのつもりでした。
 仰るとおり、ネット上のものは難しいでしょうし。


>例のAve verumの楽譜、歌詞がラテン語でないし、オリジナルのものでないことは一目瞭然ですが、昔ふうの活字を使ったりしていて、全く知らない人が見たら「へーえ、こういう譜面なんだ」と思ったりするかもしれませんね。

 後で、覗いて見ます。

悲しい歌が
投稿者:lvkoechel
2003/12/17 23:44 メッセージ: 3543
これは y_bagus_m さんの 3541 に対する返信です
ロシア民謡には多いのですね。

 もしかしたら思い違い(曲名)をしているかもしれませんが。例えば「トロイカ」
 「雪〜の白樺な〜み木、夕陽が映える」なんて美しい物ではなく「金が無いばかりに(地主?に)恋人を取られた」というような歌詞です。

 全く無関係ですが、動物保護団体ってのは碌な事をしませんね。

とんぶり
投稿者:from_ojp
2003/12/18 12:31 メッセージ: 3544
これは y_bagus_m さんの 3541 に対する返信です
>とんぶりは池の中だか何だか
>水のあるところで取れるのではなかったかしらん?

池じゃなくて川ですよね、とんぶりって。
桃と一緒に流れてくるんじゃなかったかな。
・・・コッコ、スッコッコって。

失礼しました。
追伸 ジンエロ、目からウロコです。

師走
投稿者:beknch
2003/12/18 14:42 メッセージ: 3545
これは y_bagus_m さんの 3532 に対する返信です
やはり師走ですね、バタバタしてます。

人マン。変な変換。これは重複が重なっているというやつですね。
しかし「英雄」を聴いて「アリの速回し」とは凄い感性。
ならば反対方向でチェリビダッケで聴こうと思ったものの、実現ができないまま
時間が過ぎてます。久し振りにカタツムリの遅回しをと思ったのに。

という訳で就寝時に時々流すマタイ以外はあまり音楽を聴いていません。
数分で意識がなくなるのでスタートの場所を変えてます。

ところで先日ヴィンシャーマンのマタイを聴いたのは東京オペラシティー
なのですが、あそこへ行ったのは初めてだったんです。
すぐ近くに紀伊国屋もあって便利ですね。場所柄クラシック関係の本が
結構置いてありました。結局「四角いあたまをまるくする」みたいな本
を立ち読みしてたんですが。

中学入試のクセに結構難しい問題がでてるんですよこれが。
昔電車の中で楽しみにしてたやつなんですけどね。

「頭の体操」もそうですが、結構意地になってしまいます。
兎に角答えを出さないと気がすまない(正誤は別にして)。

それと、小さなヴァイオリン屋さんにも顔を出しました。
小さなショウケースに入っているのは7百万円のヴァイオリン。
見てたら「いらっしゃいませ」と言われました。
流石に「3999円のヴァイオリンあります?」とは言えませんでした。

>>俳優の大沢君か。
>この人です。

あ、この人ね。おじさん、広瀬香美とは40歳近く年齢差があるのでは? 

>じゃなかった、この人です。

ああ、この人なら知ってる。「君といた夏」にも出てたんだけど、
「星の金貨」が当たった様な気がします。
でもそんなにカッコいいかな(失礼)。

re.クリスマスにまつわる音楽
投稿者:ZAKKYO2000
2003/12/18 16:05 メッセージ: 3546
これは y_bagus_m さんの 3464 に対する返信です
1年前の「クリスマスといえば」を読み返してみると、初投稿にしてペンデレツキなんていうとんでもないものを出していました。(汗)
で、今回はもうちょっと楽しいところで、

・リスト:ピアノ曲集「クリスマス・ツリー」

日ごろリストのピアノ曲なんてほとんど聴かないのですが、たまたまこの曲はジャケットとタイトルに惹かれて衝動買いをしてしまったものです。(ピアノ:ピエトロ・スパーダ ←誰?)

何でも晩年の作品だそうで、超絶技巧からは程遠いひっそりとした作品ですが、クリスマスの楽しさが伝わってくるいい曲です。
中に入っている「クリスマスツリーに火をともす時」なんていう曲は、なかなか描写的で、その光景が目に浮かぶようです。

最近のクリスマスは、この曲と、オネゲル、ルロイ・アンダーソン、それにポール・マッカートニーが私のヘビーローテです。

ゲルネの『冬の旅』
投稿者:other_wind
2003/12/18 16:21 メッセージ: 3547
これは beknch さんの 3545 に対する返信です
バグさん、ベックさん、
ジンマンはまだ1・2・4番しか聴いてませんが、昨夜、ゲルネの演奏会に行ってきました。
東京オペラシティーでした。
中で買うと高いので、B1のコンビニでサンドイッチと飲み物を買って、用意万端で行きましたよ。

ゲルネは柔らかく良く響くバリトンで、知的で立派な歌を聴かせてくれました。
ピアノはエリック・シュナイダー。
5曲目の菩提樹までは眠気との戦いで、朦朧としてましたが、6曲目「雪解け水」から12曲目「孤独」に至るとってもいいところにさしかかると、ようやくお目目パッチリランランランで、しっかり聴くことができました。

これまでにコンサートで聴いたボストリッジやプレガルディエン、シュライヤーとは違って、どちらかというとディスカウに近いタイプです。
決して羽目をはずすことがなく、十分に考えられ、安定した素晴らしい声でした。
私としては羽目をはずすくらい、のめりこんだ歌が好きなんですが。

「おやすみ」のあのピアノが始まると、憔悴しきってさまよう青年がそこに立っているのでした。
冬の旅を聴くと、一つのドラマの中のさまよう青年を「演じる」というより、歌い手が「生きる」と形容しても良いほどのリアリティーを感じます。
これは相当の集中力とエネルギーを使うのでしょうね。

朝日新聞のインタヴューの記事には、『水車小屋の娘』は「シューベルト自身が自らの暗い部分を表現しようとしているように思えてならない。」一方で『冬の旅』は「歩みこそ苦しげだが、最後には新しい人生への希望が垣間見える。前向きな気持ちを忘れずに歌わなければいけないのです。」と言っていて、なるほどと思いました。
『水車屋』では主人公は死んでしまって先は続かないけれども、『冬の旅』では出会いがあり、次の段階に行く可能性を秘めていますものね。

前回来日中止になったこともあるからなのか、『冬の旅』であるにもかかわらず、アンコールを4曲も歌ってくれました。
さすらい人の夜の歌、鳩の使い、ミューズの子、漁師の歌
さすらい人の夜の歌は「汝、天より来たりし者」と表示がありましたが「全ての峰に安らぎがある」の方ではなかったかしらん?どなたか同演奏会に行った方で判る人は教えてください。

いや〜素晴らしかったぁー!
だからコンサートは止められません。
来年は岡村・シェーファー・ボストリッジ・シュトゥツマンらが『冬の旅』を聴かせてくれるのでワクワクしてます。

オペラシティとまあるいあたま
投稿者:ZAKKYO2000
2003/12/18 16:37 メッセージ: 3548
これは beknch さんの 3545 に対する返信です
beknchさん、オペラシティはどうでしたか?
マタイを聴くにはうってつけのホールだったのではないでしょうか。小澤=サイトウキネンもここでやりましたよね。きっと武満徹もあの三角の天窓の上から聴いていたのではないでしょうか。

>結局「四角いあたまをまるくする」みたいな本

先日テレビを見ていたらこんな問題やっていました。何でも幼稚園〜小学校低学年向きらしいです。
是非皆さんトライしてみて下さい。

問題:四角にはいる文字(数字)は何でしょう?

第1問

 は な □ ふ


第2問

  め  め
□  は  み
    く

第3問

 3 4 6 3
  7 0 9
   7 9
    □

どうです、できましたか?

四角い頭と長い顔
投稿者:beknch
2003/12/18 18:04 メッセージ: 3549
これは ZAKKYO2000 さんの 3548 に対する返信です
むふふ。宴会の途中に会社よってみたらクイズが(なんで途中で会社よるねん?)

ZAKKYOさん、答え。

第1問  あ
第2問  み
第3問  6

あれ、答え方が違うかな?

ちなみに第3問は私の学生時代にBASICで作った名作ソフト「相性うらない」
の方法と同じ(はず)です。名前を「あいうえお」の行を順番に12345に置い
ていく。例えば山田花子は111115。横に男性の名前を並べて計算していって、
第3問のばあいは、79%の相性です、となるんです(え?何を言っているかわからん?)。

オペラシティは、指揮台のまん前だったので全体の音響はわかりませんが、
極めてクリーンな雰囲気。10列くらい後ろだったら相当に音響が良さそうな感じ
がしました。音響を別にしても、アットホームな雰囲気が好きですね。
内装の明るい木の色が印象的でした。

へぇ、小澤もやったんですか。
年末はNHKホールに行ってきます。

other windさん、ナマフユですか。なんと羨ましい。
生まれて20年(日によって年齢が異なる)、声楽のコンサートに行ったことが
ありません。

>歩みこそ苦しげだが、最後には新しい人生への希望が垣間見える

なるほどね。シューベルト晩年のこの曲に自分の人生をダブラせて書いたとも
言いますね。全体に漂う暗さから初めて聴く人はネガティブに思うのですけど。

お好きな「春の夢」は如何でした?
私は前にも書いたかもしれませんが、「宿」が結構ポイント高いんです。
このコラール調のピアノ前奏の和音を聴いた瞬間から固まってしまうのですよ。

いいコンサートだったようで良かったですね。ナマ体験は定期的に必要っすね。

クリスマスツリー
投稿者:yukkomylove2003
2003/12/18 18:43 メッセージ: 3550
これは ZAKKYO2000 さんの 3546 に対する返信です
ZAKKYOさん バグースさん こんにちは。

私の場合クリスマス・ツリーというと、レビコフのピアノ小品を思い出してしまいます。
亡き巨匠チェルカスキーの十八番のようですが、何か悲しい曲。
前のお題にもぴったりだったのかなぁ。

楽しいクリスマスの情景というと、クリスマスなんとかという題名の曲より、なぜか
サン=サーンスの「ウエディングケーキ」という曲にそれを感じてしまいます。

PS ピエトロ・スパーダと言うと、私にはフィールドおたくというイメージ。
全集の箱を買って、ノクターンだけは全部聴いたのですが、後はさすがに
聴ききらなかった。クレメンティのピアノ曲全集には、さすがに手を出してません。

ナマの不思議
投稿者:other_wind
2003/12/18 21:14 メッセージ: 3551
これは beknch さんの 3549 に対する返信です
>お好きな「春の夢」は如何でした?

そうです、「春の夢」、ディスカウのように鶏が鳴いて夢から覚めるとき、いまいましそうにがなりたてるのは好きではないんですね。
ハンス・ドゥーハンのように、さらりといくのが好きなので、昨夜のゲルネの解釈は大感激までには至りませんでした。

ピアノはボストリッジの伴奏を務めたジュリアス・ドレイクや、クルト・モルの伴奏のコード・ガーベンのようなみずみずしさとファンタスティックさがもっと欲しいんです。

ベックさんのご指摘のとおり「宿」は、ピアノの前奏からとても素晴らしかったぁー。
バリトンの柔らかい響きがとっても似合って胸を打つものでした。
重いつらい曲が続き、ふっとあのコラールが出てくると救われたような気分になりますよね。
しかし墓には自分の泊まる「宿」がなく、歩き続けなければならなかった。

>いいコンサートだったようで良かったですね。ナマ体験は定期的に必要っすね。

はい、それはもう。
研ぎ澄まされた緊張、ギュッと引き締まった集中の中、表情そして体全体からも訴えかけてきますから、感動もひとしおですね。
伴奏と歌い手のたった2人のステージ、最初、なんか小さいなと思っていたのが、そのうちホール全体に響いてくるように感じて、それがオーケストラに負けず劣らずビンビン心に響いてくるのが不思議でたまりません。

もっと貶して!
投稿者:y_bagus_m
2003/12/19 0:14 メッセージ: 3552
これは lvkoechel さんの 3542 に対する返信です
さっきマニラから戻りました。
常夏の国フィリピンですが、この時期は少し涼しくわりと過ごしやすかったです。

で、アヴェ・ヴェルム・コルプスのスコアの件。
私はこのスコアのページまで覗きませんでしたし、仮に覗いていたとしても、拍子の事、
テンポの事、言語の事、全く気が付かなかったと思います。
シュピナートさんが指摘されたのを読んで初めて、「ヘーっ」と思った次第です。

>これを初めて見た人はそういうものと信じてしまう訳で、楽譜を公開する場合、
>真実を曲げて伝えることには疑問を感じます。

確かにこれを初めて人はそういうものと信じてしまうかもしれませんね。
で、ふと思ったことが 「なぜこういった楽譜がこの世に存在するのだろう?
この楽譜を捻じ曲げ、“改ざん”した人の意図は何だったのだろう?」 ということです。
これは憶測にしかすぎませんが、例えば英国か米国かのある人が素人合唱団に
この曲を歌ってもらいたいと考えた。 でもラテン語では素人には難しすぎるし、
第一何を歌っているのか分からない、だから英語訳を使った。 拍子についても、
2/2よりも4/4の方が感じやすい(歌いやすい) ので敢えてそういう風に書き換えた。
というような背景があったのではないか? と想像します。

私は今までこの曲が何拍子かなんて考えたことはありませんでしたが、白状すると、
私自身も譜面を見ずにこの曲を聴かされて、「何拍子?」 と訊かれたらまず間違いなく
4/4と答えていたと思います。(ウッ、これって恥ずかしい…?)
―― 実際拍子と言うのは難しいですよね。 他の曲でも、例えばドボ8・1楽章の冒頭、
ここは4/4で書かれていますが、ここはよっぽど遅いテンポでやらない限り ゆったりした
2拍子だと感じる人の方が多い(であろう) と思いますし、ブラ1・1楽章の冒頭に至っては、
初めて譜面を見たときに 「何でこれが6/8やねん? 責任者出て来〜い!」 とちゃぶ台を
ひっくり返したのを覚えています。
それまで私が知っていた6/8と言えば、ベー7・1楽章系統や ちょっと重くなってチャイ5・1楽章系統、
さらに緩やかになっても「クリコン」のパストラール系列止まりでしたから、
あの重さの極致のような曲がよもや6/8だとは想像だにしなかったのです。
まぁ、それは単に私の知識・認識不足で、実際にはブラ1系列の6/8も他にいくらでも
あるのかもしれませんけどね ――

で、話は戻りますが、確かにそういったオリジナルとは異なるの譜面を 「これがアヴェ・ヴェルム・
コルプスのスコアですよ〜」 と何の注釈もつけずにウェブ上に載せるのは無責任なのでしょうが、
このアレンジ版の楽譜もおそらくそれなりに役に立ち、存在価値はあったのだろうな…
などとふと考えてしまった… という次第です。

>私がKarajanを貶すことがあっても、それは悪意では無く私の本心ですので。 
>それもなるべくは控えますが。

lvkさん、それはダメです。
あ、誤解がなきよう言っておきますが、私がダメだと言っているのは、「Karajanを貶す」の
部分ではなく、「それももなるべくは控えますが。」 部分です。
タイガースファンはチームが負けて負けて負けて負けて負けて負けて負けて負け続ける
(う、いかん、つい力が入ってしまった) ことに自虐的喜びを見出すと言われていますが
(もっとも タイガースがめちゃくちゃ強かった今年は例外ですが、来年からまたそうなるでしょう)、
カラヤンファンにも似たようなところがあって、他の人から「カラヤンなんて…!」と言われる
ことに快感を感じてしまうというところがあるのです。
ですから、lvkさんには大いにカラヤン批判をしていただかなければいけません。
lvkさんが、カラヤンを貶したら私はフルトヴェングラーを腐して反論しますから。

但し、私の場合 フルトヴェングラーのことをあれこれ言うほど聴いておらず、
反論の武器にすぐに事欠いてしまうことが致命的な弱点なのですが…

トロイカ、エロイカ
投稿者:y_bagus_m
2003/12/19 10:43 メッセージ: 3553
これは beknch さんの 3545 に対する返信です
>例えば「トロイカ」 「雪〜の白樺な〜み木、夕陽が映える」なんて美しい物ではなく
>「金が無いばかりに(地主?に)恋人を取られた」というような歌詞です。

えっ、ホンマですか?
いつも 「へーっ」と感心しているばかりが能じゃない、「lvkさん、そんなこと言うてまた
私らのことかつごうとしてんのちゃうん?」 と、「lvkの陰謀」を暴くべく調べてみると…
ありました。
http://www.kt.rim.or.jp/~shirakab/article/NHK_TV_RUSSIAN_1999_08.html

へーっ、なるほど、この歌詞トロイカはトロイカでも本当は別のトロイカだったのですね。
恐れ入りました、lvkさん。
あ、でもこのトロイカ、厳密に言えばロシア民謡じゃないですよね、
だってブラームス作曲だから…

>池じゃなくて川ですよね、とんぶりって。 桃と一緒に流れてくるんじゃなかったかな。
>・・・コッコ、スッコッコって。

えっ、ホンマですか?
いつも 「へーっ」と感心しているばかりが能じゃない、「フロムさん、そんなこと言うてまた
私らのことかつごうとしてんのちゃうん?」 と、「フロムの陰謀」を暴くべく調べてみると…
あるわけないじゃん。

>追伸 ジンエロ、目からウロコです。

フロムさん、「目ウロコ」ですか。
聖パウロしてしまったのですね。
私はまだ目の前に現れたものを疑り深い目で見ているトーマスあたりです。
でも、騙されたと思って何回も聴いてみるつもりですよ、ジンエロ。
… しかし、ジンエロって、何とも言えない響きがありますね。

>やはり師走ですね、バタバタしてます。

南極でも師走はやはりせわしいのですか。
先生の代わりにペンギンたちが走っているのでしょうかね?
ところで、今私「せわしい」と書こうか「せわしない」と書こうか一瞬迷いました。
この2つの言葉、「せわしない」=「せわしくない」 ということで
反対の意味のような気がするのですが、どうして同じ意味で使われているのでしょう?

>ああ、この人なら知ってる。「君といた夏」にも出てたんだけど、
>「星の金貨」が当たった様な気がします。 でもそんなにカッコいいかな(失礼)。

「星の金貨」に出ていた頃は、「目つきのよくない変なやつ」と思っていたのですが、
その後だんだんカッコよくなっていったような気がします。
もっともここ数年全然映像を見ていないので今どんな風なのか良く分かりませんが。

もっと貶して! もっともっと。
投稿者:from_ojp
2003/12/19 11:31 メッセージ: 3554
これは y_bagus_m さんの 3552 に対する返信です
そうだす、そうだす、バグさんの言うとおりだす。 
貶しまくられてこそ「カラヤン構成員」たちの結束が強まるというもの。

アンチカラヤンたちのカラヤン評は
「精神性の欠如、レガート主義、ショーマンシップ」に要約され、
詰まるところ「いくない!!!!」となるわけですね。

そのあたりをとっくにわかっているカラヤン構成員たちは、
だから反論しないのであります。
フルトヴェングラーやクナッパーツブッシュと較べることなど、
まったく意味がないと思っているわけですよ。

僕も一時期、フルちゃんの精神的な演奏に痺れ、
神格化していたことがあります。
しかし、やがてその純ドイツ的なドロドロとした表現が
なんとも古くさく感じられてきて・・・。

カラヤンが空ヤンなら、
フルトヴェングラーは古トヴェングラーだなあ。
とはいえ、たまに聴くといい意味でも悪い意味でも圧倒されてしまう。
でも最終的にはカラヤンを選んでしまいます。

だって好きなんだもーん、
あの「精神性の欠如、レガート主義、ショーマンシップ」が。

わたしゃどちらか言うと
投稿者:other_wind
2003/12/19 14:56 メッセージ: 3555
これは from_ojp さんの 3554 に対する返信です
空イヤ〜ン

あんた、いつからレガート主義んなったんや。

どちらかと言うのがはやりのようなので
投稿者:as_dsch
2003/12/19 16:47 メッセージ: 3556
これは other_wind さんの 3555 に対する返信です
from_ojpさん

>カラヤンが空ヤンなら、フルトヴェングラーは古トヴェングラーだなあ。

であればムラヴィンスキー、クレンペラーはいかがでしょうか。
ムラヴィンスキーは茶行こ夫好きー、タコ先生だけではなく、ベートーヴェンが素晴らしい・・・3・4・5は特に良く、中でも4番は絶品です。
また、靴帯「未完成」やブラ2なども聴き逃せません。

ところで、ムラヴィンスキーはターリッヒのドヴォルザークを聴いて「もう私が指揮をする必要はない」と思いドヴォルザークを指揮しなかった(ムラヴィンスカヤ夫人が公式に発言しています)のですが、カロヤン・ハイもムラヴィンスキーのタコ5を聴いて「脱毛した」ということで指揮しなくなったという話(裏づけなし)があります・・・だからタコ先生は10番しか録音がないのかな。
そのカロヤン・ハイのタコ10は見事に統制された作りですが、アンデルセン・水道の栓・いかんせん編集のしすぎで音が余りにも人工的であり、こんなロボット・オケになってしまったベルリン・フィルの音はたまらない・・・普門館で聴いたカロヤン・ハイ/ベルリン・フィルによる大工の時のベルリン・フィルの素晴らしさは今でも忘れられず、生とCDの違いを差引いてもタコ10の音はご勘弁願いたいのです。
カロヤン・ハイについては「精神性の欠如、レガート主義、ショーマンシップ」に「編集で磨き上げる」というのも追加したくなります。
(どうでもいい注釈:カロヤン・ハイというのは育毛剤です)

クレンペラーについては、bekさんが大好きな大工ではテスタメントから出ているものが素晴らしい・・・全集のもいいんですが、もっといい・・・古戸便蔵のバイロイトの大工と比肩する名演だと勝手に思っています。
ベートーヴェンでは全集の中の2・3・5・7も素晴らしく、5はウィーン・フィルのものと甲乙つけがたいと思います。

other_windさん

>空イヤ〜ン
>あんた、いつからレガート主義んなったんや。

バーンスタイン/ウィーン・フィルのベートーヴェン5第2楽章もとんでもないレガート攻撃ですよ。
しかしこちらは「ここまでやれば見事」というもので、およそベートーヴェンのイメージとはかけ離れていますが、これはこれでありだと思います。
演奏とはかくも不思議なものであり、指揮者は再現芸術家なんですねえ。

そういう訳で、なぜか田吾作の好みが「古戸便蔵>カロヤン・ハイ」であることがバレてしまいましたが、決して古便教徒ではなくムラヴィンスキーとクレンペラーが最も好きです。
いずれバーンスタインも俎上に乗せたいと思います。

ピアノの世界
投稿者:ZAKKYO2000
2003/12/19 17:59 メッセージ: 3557
これは yukkomylove2003 さんの 3550 に対する返信です
う、レビコフ?、サン=サーンス「ウエディングケーキ」?、フィールド?全く知らない、
チェルカスキーもクレメンティも名前だけしか聞いたことない・・・。
ピエトロ・スパーダという人もそれなりのすごい人なのですね。
ピアノの世界はまだまだ未知の世界だ。

beknchさん、お見事です。でも番組ではそれぞれ10秒以内に答えなければいけなかったのですが、わたしは1問目はだめでした。

ゲルネって
投稿者:y_bagus_m
2003/12/19 18:47 メッセージ: 3558
これは other_wind さんの 3547 に対する返信です
>1年前の「クリスマスといえば」を読み返してみると、
>初投稿にしてペンデレツキなんていうとんでもないものを出していました。(汗)

そうそう、トピ開設していきなりオネゲル、ペンデレツキ などというヘビー級パンチを
続けさまに喰らって思わずタオルを用意しましたもん。

>で、今回はもうちょっと楽しいところで、
>・リスト:ピアノ曲集「クリスマス・ツリー」

わ、またこれは面白そうな曲ですね。

>中に入っている「クリスマスツリーに火をともす時」なんていう曲は、
>なかなか描写的で、その光景が目に浮かぶようです。

う〜む、まるでロイヤル・コペンハーゲンのイヤー・プレートの世界!
聴きたい、絶対ききたい!!

>最近のクリスマスは、この曲と、オネゲル、ルロイ・アンダーソン、
>それにポール・マッカートニーが私のヘビーローテです。

オネやんとアンちゃんは分かるとして、カートニーんとこのせがれはどの曲なのでしょう?
「ワンダフル・クリスマス・タイム」かな、それとも「パイプ・オブ・ピース」?

>バグさん、ベックさん、ジンマンはまだ1・2・4番しか聴いてませんが、
>昨夜、ゲルネの演奏会に行ってきました。

ゲルネってどなた?
と、調べてみると、あー、これですね。
http://e-tyozai.com/pet/gerneflotion.html
い、犬だったのですか…?!

いや、それともこっちのほうかな?
http://www.operacity.jp/concert/2003/031217.html

音楽雑誌を読まなくなって久しく、CDも昔の録音の廉価版しか買わなくなったので、
最近 新しい音楽家 (歌手なんか特に) には本当に疎くなってしまいました。
今脚光を浴びているバリトン歌手なのですね、こいつは失礼をばいたしました。
小さな感動、大きな感銘。
よがっただなゃ。

ところで上記サイトを見ていると、曲目の欄に何とアンコール曲まで書かれているではありませんか。
最近は出演者と予め打合せしてアンコール曲まで事前に教えてくれるか?
なんと言う小さな親切! とビックラこきかけましたが、よく考えてみればいくら何でも
そこまでやりませんよね。
これはコンサート終わってから付け加えたものであろうという結論に達しました。

カラヤン・レガート
投稿者:y_bagus_m
2003/12/20 1:10 メッセージ: 3559
これは other_wind さんの 3555 に対する返信です
>問題:四角にはいる文字(数字)は何でしょう?

私は第2問はわかりましたが、あとの2つはじぇんじぇんわかりません。

>beknchさん、お見事です。

すごいですねえ。
で、ZAKKYOさん、そろそろ解説をお願いしたいかと…

>お好きな「春の夢」は如何でした?
>私は前にも書いたかもしれませんが、「宿」が結構ポイント高いんです。

>ベックさんのご指摘のとおり「宿」は、ピアノの前奏からとても素晴らしかったぁー。

冬の旅、私はディスカウのCDを持っているのですが、あんまり聴いたことがありません。
bekさんとother windさんのやり取りを見ていて、すごく興味を引かれました。
私もちょっと真面目に聴いてみようかなと思います。

>そうだす、そうだす、バグさんの言うとおりだす。 
>貶しまくられてこそ「カラヤン構成員」たちの結束が強まるというもの。

フロムさん、やっぱしぃ!?
しかし、カラヤンファン、何と屈折した心情であることか…
楽壇の帝王と呼ばれ、あれほどの知名度を誇り、ディスク売上枚数も(おそらく)
他のどの指揮者よりも多いにもかかわらず、「私カラヤンファンですっ!」 と
ためらいなく言うことがはばかれるって、すごく特殊ですよね。
案外君もあなたも社長さんもモーニング娘もみんなかくれカラヤンファンじゃないの?
皆さん、思い切ってカミング・アウトすれば気持ちが楽になりますよ。

>カラヤンが空ヤンなら、フルトヴェングラーは古トヴェングラーだなあ。

フロムさん、ゆってくれはりまんなぁ。

>わたしゃどちらか言うと空イヤ〜ン
>あんた、いつからレガート主義んなったんや。

そう、カラヤン演奏の代名詞のように言われる「レガート」、
わたしゃ今一これがよくわからんのです。
どこがそんなにレガートなのか…
other windさん、この曲のここ! ってのがあればおせーて下さい。
一回他の演奏とよーく聴き比べてみます。

ブラームスのコラール
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/12/20 9:19 メッセージ: 3560
これは y_bagus_m さんの 3559 に対する返信です
四角にはいる文字(数字)問題は全く解りませんでした。
日本にいたら小学校にも、いや、幼稚園にすら入れないかもしれません。

こんなクイズのようなクリスマスにちなんだ曲。
ブラームスの最晩年のオルガンコラール”Es ist ein Ros entsprungen”ーエサイの根より
http://www.phantorg.net/mp3/brahms_rose_glc.mp3

もとのメロディーは
http://www.weihnachtsstadt.de/Lieder/melodien/esistein.mid

題名を見ずに、ブラームス版だけ聴いたら何の曲のコラールかクイズのよう。
一番始めにこの曲の楽譜を見た時は、本当か?と思いましたが、まぎれもなくこのメロディーをブラームスが素晴らしいコラールに仕立てています。
バッハが様々なコラールを書いた時代からさらにかなりの時が経ち、ブラームスあたりまでくると、かなり”クイズ”も複雑になってきますね。

余談ですが、おもしろいサイトをご紹介します。
http://www.wienersingakademie.at/archive/d_brahms.html
これはブラームスがウィーンのシング・アカデミーを指揮したコンサートの日の記録ですが、
1863−11−15を開いてその日、ブラームスが何のプログラムを振ったか、バグースさん、下から2曲目をご覧ください!

このサイトのDirigent(指揮者)のところをクリックすると、様々な指揮者のリストが出、誰がいつ何の合唱曲を振ったかわかります。

ゲルネの『冬の旅』私も!
投稿者:bruenhildejp
2003/12/20 10:23 メッセージ: 3561
これは other_wind さんの 3547 に対する返信です
other_windさん
私も聞きました。
ゲルネ、よかったです〜。

「水車小屋」のほうも聞いたのですが、
やっぱりあの声質ですから、断然「冬の旅」です。
「水車小屋」だと徒弟というよりは親方が恋しちゃった、という感じがするのですね。
中年の純情も私は許しますけどね。

ともあれ「冬の旅」、
最近はリートも妙にオペラティっクな人が多いように思いますが、
ゲルネはほどよく抑制されて、リートの魅力ここにあり、だと思いました。

ホールの雰囲気もよかったと思います。
水車小屋のときはノーアンコールだったんですよ・・・。
オペラシティではゲルネも乗りのりだったのかな。

来年はボストリッジが楽しみ。
前回の来日で「詩人の恋」を聞いてすっかりファンしています。

カラヤン・ハイ
投稿者:y_bagus_m
2003/12/20 12:27 メッセージ: 3562
これは ZAKKYO2000 さんの 3557 に対する返信です
>普門館で聴いたカロヤン・ハイ/ベルリン・フィルによる大工の時のベルリン・フィル
>の素晴らしさは今でも忘れられず、生とCDの違いを差引いてもタコ10の音は
>ご勘弁願いたいのです。

田吾作さん、その演奏ってもしかすると最近CDが発売されて話題になっているアレですか?
そーか、素晴らしかったんだ…

>カロヤン・ハイについては「精神性の欠如、レガート主義、ショーマンシップ」に
>「編集で磨き上げる」というのも追加したくなります。

これもよく言われることですね。
スタジオ録音の映像モノに至っては、指揮も演奏もテープに合わせてフリをする
完全な「演技」ですしね。

ところで、最近70年代初頭のEMI 録音のチャイコフスキーの5番と6番の
リマスター盤を手に入れました。
これらのディスクには (少なくとも私の耳には) 田吾作さんのおっしゃる「つぎはぎ」の
跡は感じられません。
そのうち5番は元々LPで持っていて、すごく好きなレコードでした。
数年前に台湾盤CDを入手したのですが、何せ音が (元々LPの時から不鮮明で
おどろおどろしい音ではありましたが) ひどくてどないもならんなと思っていたのですが、
今回のリマスター盤は鮮明な音!とまでは言えないものの、かなり良い音になっていました。
で、その演奏を久しぶりに聴いてのですが、これにはやはり圧倒されましたよ。
もの凄いエネルギーの噴出。
「細かいことはかまへん、お〜ら、イッテまえ〜〜!!」 と言った趣。
「えっ、2楽章、そこラッパ完全に飛び出してるや〜ん!」 などと言う箇所もおかまいなし。
後に録音されたグラモフォンの同演奏家、同曲のレコードと対照的な演奏/録音でした。

で、そのEMI リマスター盤 6番の方、これも同趣向の演奏/録音なのですが
私としては終楽章の最後数小節の弦の引き伸ばしに不満が残ります。
crscの後に多分「sf」か「sp」が付いていると思うのですが、それが充分でない。
crsc の後もっとガツ〜ンと思いっきりsfしてdim … これを繰り返して欲しかったなぁ。
それさえキメてくれれば最高の演奏だったのに。

>私の場合クリスマス・ツリーというと、レビコフのピアノ小品を思い出してしまいます。

>う、レビコフ?、サン=サーンス「ウエディングケーキ」?、フィールド?全く知らない、

私もZAKKYOさんと同じくそれらの名前、存在 全くもって知りません。
さすがピアノを極めておられるユッコmlさん、すごいですね。

>ピエトロ・スパーダという人もそれなりのすごい人なのですね。

はい、すごく美味しいレストラン… の名前のような響きがありますね。
ユッコmlさん、まだまだ私たちの知らない名曲がたくさんありそうですね。
これからも引き出しから少しずつ取り出して私たちに教えてください。

因縁のインスブルック
投稿者:y_bagus_m
2003/12/20 13:12 メッセージ: 3563
これは bruenhildejp さんの 3561 に対する返信です
>ブラームスの最晩年のオルガンコラール”Es ist ein Ros entsprungen”ーエサイの根より
>一番始めにこの曲の楽譜を見た時は、本当か?と思いましたが、
>まぎれもなくこのメロディーをブラームスが素晴らしいコラールに仕立てています。

先日の受難コラールでは、バッハは単純で魅力的な元メロディをそのまま活かしつつ
アレンジを加え、その結果オリジナルの曲が格段に深みを増すのがわかりましたが、
今回のものはさらに手が込んでいますね。
バッハが素材の良さをそのまま活かす寿司職人に対して、ブラームスはソースに
妙味を見出すフレンチシェフという感じ?
う〜む、ちょっと喩えが不適切か?

>1863−11−15を開いてその日、ブラームスが何のプログラムを振ったか、
>バグースさん、下から2曲目をご覧ください!

ワォ、Innsbruck, ich muß dich lassen!!
これはもしかして、「インスブルックよさようなら」 というやつでは?!
縁を感じますねぇ。
やはり、「眠りの精」と「インスブルックよさようなら」 は何らかのつながりがあったのですよ、きっと。
また深みにはまり込んで調べてみますか…。

>other_windさん、私も聞きました。
>ゲルネ、よかったです〜。

bruenhildejpさん、初めまして。 歓迎光臨です!
bruenhildejpさんも行かれたのですか、それも2つのプログラム。

>「水車小屋」だと徒弟というよりは親方が恋しちゃった、という感じがするのですね。
>中年の純情も私は許しますけどね。

私はゲルネの存在すら知りませんでしたからその声も聴いたことがありませんが、
other windさんが「ディスカウ系」とおっしゃっていたこともあり、何となくおっしゃることは
わかるような気がします。
ところで 「水車小屋」と言うと、私は高校生だった頃に大阪フェスティバルホールで聴いた
シュライヤーのコンサートが忘れられません。

bruenhildejpさん、これを機会にまた顔を出してくださいね。

さて、クリスマスまであと5日ほど。
日本ではクリスマス商戦に拍車がかかり、オーストリアではどの家庭でもイブの夕食の
準備に余念が無く、南極ではペンギンたちが黒服を赤いサンタ服に着替え始め、
ベトナムではやはりクリスマス用の真っ赤なアオザイ (赤いからアカザイ) が飛ぶように
売れている頃だと思います。
別にクリスチャンでも何でもない私ですが、エセクリの私としては、
何が何でもこのテーマ少なくともクリスマスまでは持たせなければなりません。
っちゅうーわけで、皆さんよろしくお願いします。

帰京報告
投稿者:tynaoshima
2003/12/20 14:25 メッセージ: 3564
これは y_bagus_m さんの 3541 に対する返信です
バグースさん、こんにちは。普請道楽です。

 昨日、札幌での契約も無事完了し、何とか東京に戻って参りました。行きは寝台車で16時間、帰りは飛行機で1時間20分と大差が付きましたが、飛行機はやはり性に合いません。高い処と揺れるモノは苦手です。地面に接していないという意味では、船も駄目でしょうね。私の活動範囲は、鉄道移動可能な地域に限定されてしまいそうです。

 さて、早速のご報告なのですが、
札幌では、
 1)「温度差が激しい。」
   屋外は0℃前後とほぼ予想通りでしたが、地下街・ビル等の屋内設備の暖房が異常に暑い。おかげで、厚着をしていて汗びっしょりになった処で外気に晒されました。風邪を引かなかったのが不思議です(馬鹿だから、常に風邪をひかない?ご明察)。
 もっと不思議だったのは、若いお姉さん達の半分弱位が、0℃前後の外気の中なのに、ミニスカ+生足で歩いていたことです。先週行った山形では、黒系統のタイツを履いてたのになぁ。根性、見せ付けられました。

 2)「回転寿司が旨い。」
   単身主張なので、ジンギスカンも石狩鍋も断念。寿司屋のカウンター攻撃も何となく気後れし、午後9時からの夕食のため、やむを得ず回転系を選択。でも、これが結構いけました。東京・大阪の大手チェーンは時々行きますけど、ネタが違いましたね。以前、小樽や函館で愚妻と入った時には、寿司ネタもシャリも共に巨大で、あまり種類をこなせませんでした。しかし、回転モノだと比較的小ぶりで、色々と試せるのが魅力ですね。特に、ホタテと活ホッキ貝がグーでした。
 でも、ガイドブックに載っていたラーメン屋は今イチだったなぁ。

 3)「Kitaraホール(?)は良い。」
   独身・暇有りという理想的な環境でしたが、ススキノのお兄さん・お姉さん方の呼び込みにも耳を貸さず、前橋汀子バイオリン・リサイタルに行ってきました。「モスクワの夕べ」と称した、ロシアもの中心のプログラム。特に、プロコフィエフのバイオリン・ソナタ第1番が良かったなぁ。初めて聴いた曲でしたけど、これはゲットしなくちゃ、と思ってます。
 タコ先生も「四つの前奏曲」をやっていましたけど、短くて印象は薄いですね。このプロで、プロコ+タコのVnソナタのタッグなんてやったら、札幌のお客さんも二の足を踏むでしょうけど…。
 これをやった中島公園のKitaraホールはワインヤード型のホールでしたが、東京で言えば、サントリーホール+東京芸術劇場みたいな感じで、音も柔らかめに響いて好きなタイプです。また、幕間に呑んだ生ビールがいけてました。

 あと寝台車他で聴いた「虫干し・落穂拾い系」のCDでも、収穫がありました。
 ブラームスのPf協#2は、今後の定期的なレパートリーに加えられそうです。コープランドのアパラチアの春も復活組でした。
 逆に、プッチーニの3部作は今後もお蔵入りが決定しました。例え鹿児島まで寝台列車に乗ることになっても、日の目を見ることは無いでしょう。
 残りの曲は微妙です。ワルトシュタインを含めて、多分積極的に手を出さないだろうと思います。ただ、CDラックを見るときに、「聴いてあげなくて御免ね」から「この前聴いたから許してね」という気持ちに変わるとは思います。そういう意味で(何年持つかは分からないけど、)精神衛生上には「虫干し」は良い企画でした。

 あっ、すみません。長文でした。
では、今度は、大晦日の神田の蕎麦屋の報告の時にお会いしましょう。

中年の純情も許してね
投稿者:other_wind
2003/12/20 16:40 メッセージ: 3565
これは bruenhildejp さんの 3561 に対する返信です
>ゲルネはほどよく抑制されて、リートの魅力ここにあり、だと思いました。

bruenhildejpさんもゲルネのコンサートに行かれたのですね。
おっしゃるとおり、ほどよく抑制されてほんとにリートらしいリートでした。
立居振舞も凛として好感が持てました。
「水車屋」も行きたかったなぁ…残念。

ボストリッジは前回「詩人の恋」も歌ったのですか。
うわぁ、聴きたかったなぁ。
ボストリッジの「冬の旅」はもう大感激でした。
憔悴しきった青年がのた打ち回っている(言いすぎかな)ようでした。
来年の来日が本当に楽しみですね。
ピアノの内田がどのような演奏をするのか。
内田は神経質すぎないかがちょっと心配なんです。

もみの木
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/12/20 20:03 メッセージ: 3566
これは y_bagus_m さんの 3563 に対する返信です
>また深みにはまり込んで調べてみますか…。

どうか、底なし沼に入らないで下さい。帰ってこられなくなりますよ。インスブルックどころか
「◯◯トピよさようなら」になっては困ります。

>ブラームス=フレンチシェフ
ぐらいはまだ良いのですが昨日偶然出会った料理は、さらに大量の調味料をかけてミキサーでかき混ぜ、裏ごしにかけてあり、もともとのテーマがミクロの世界のように顕微鏡で見なければ解らないようになっていました。
あそこまでニューグルメコラールになると、美味しくも何ともない!

>オーストリアではどの家庭でもイブの夕食の
準備に余念が無く、

ごちそうを食べるのは25日のお昼。
イヴの夜は比較的質素に食べる人が多いようです。(ごちそう食べちゃう人もいますが、たいていは夜遅くクリスマスミサに出かけますからゆったりも出来ない)
だいたいイヴの夕方は忙しいのです。ツリーの飾り付けして、贈り物を並べて…片っ端からプレゼントを開けて紙ゴミを始末して…(笑)

ツリーには小さなローソクを沢山灯しますが、花火をつる下げて火をつけたりもします。(打ち上げ花火じゃありませんよ)

「もみの木」ー”オー タンネンバウム”はドイツ産のクリスマスキャロルですが、オーストリア人はこれを3/3の拍子どおりには歌えない。
オーー タンネンバーーーウムと言う風に延ばす訳です。
日本語でやると、もーーみーの木ーーー、ですね。次のアウフタクトが入ってくるのは翌日となります。(笑)
こういうやたらメロディーの最後をフェルマータで延ばすというのは教会から来ているのですが、そういう歌い方が影響して、この国の人たちは非常にリズムというものに弱いですね。

おかえりなさい
投稿者:y_bagus_m
2003/12/20 22:08 メッセージ: 3567
これは tynaoshima さんの 3564 に対する返信です
>バグースさん、こんにちは。普請道楽です。

お、帰ってこられたのですね。

>昨日、札幌での契約も無事完了し、何とか東京に戻って参りました。

契約が取れたのですか、よかったですねぇ。
仕事が順調そうでうらやましい限りです。
その契約ちょっとこっちに廻してく…
おっと、おっと、やめておきましょう、こういう話は。
どんどんシリアスな世界に落ち込んで行きそうになります。

>1)「温度差が激しい。」 >屋外は0℃前後とほぼ予想通りでしたが、
>地下街・ビル等の屋内設備の暖房が異常に暑い。

これは夏の香港やシンガポールと逆の現象ですね。
外がめちゃくちゃ暑くて、中がサブ〜い という。
私なんかデリケートなたちなので、あれで結構頭痛になったりします。

>やむを得ず回転系を選択。でも、これが結構いけました。

むむむ、良いですねぇ。
こちら香港にも回転寿司屋さんはありますが、日本のものと比べるとやっぱりねぇ。
でも、お客さんは95%ローカルの香港人で、こちらでの日本食の浸透振りには驚かされます。
家で作ることはまずしませんが、外食では日本食と言えばごくごく当たり前な感覚です。
以前タロハナさんが書かれていた「和民」なんか待ち時間1時間なんてザラですからね。
ちなみにこちらの人は鮭の刺身が大好きで、回転寿司屋さんにおける魚の消費量の
半分以上を鮭が占めるのではないかと思います。

>あと寝台車他で聴いた「虫干し・落穂拾い系」のCDでも、収穫がありました。

今回の落穂広い大会、はからずも 「メジャーリーグ昇格組み」、
「取りあえずマイナーリーグ居残り組み」、「自由契約組」の選別会になったようですね。
どこの世界もサバイバルゲームは厳しい!

>では、今度は、大晦日の神田の蕎麦屋の報告の時にお会いしましょう。

是非!

クリスマスの過ごし方
投稿者:y_bagus_m
2003/12/20 23:05 メッセージ: 3568
これは SPINATPOLKA2 さんの 3566 に対する返信です
>>オーストリアではどの家庭でもイブの夕食の準備に余念が無く、
>ごちそうを食べるのは25日のお昼。

そう言えば随分前、季節外れの時期に「クリスマス/年末」が話題になったよなぁ、
と 必死こいてさかのぼってみました。
そうそう、そうでしたね、シュピナートさん。
このあたりにそちらのクリスマス期間の様子を詳しく書いていただいていました。
1&mid=1788

1&mid=1808

それにしても、クリスマスイブにクリスマスツリーの飾り付けをするというのは、
クリスマスの夜には急いでツリーを片付けなければならない日本の習慣と全く
異なっていて興味深く思いました。
もっともこれに関しては日本の方が特殊なようですけどね。
これは言うまでも無く、日本の場合はクリスマスの直後に「お正月」というクリスマス以上の
大イベントが控えているからなのでしょう。
何だかすごく勿体無い気がしますが、やはり鏡餅、しめ縄や門松とクリスマスツリーが
仲良く同居しているという図はあまりぞっとしないものがありますものね。
仕方ないのかな?

>こういうやたらメロディーの最後をフェルマータで延ばすというのは教会から来ているのですが…

なるほど。 例の受難コラールでも、
ミ/ラソファミ/レーミシ/ドド… の「レーミ」の「ミ」の音を引き伸ばして歌うことがありますよね。
結果的にその小節だけ字余りになってしまう と言う。
間延びして聴こえるので違和感があったのですが、これは教会での慣習だったのですか。
以前持っていたカラヤンのマタイでは確かそんな風になっていたように記憶しています。
さすがに今手元にあるガーディナー盤はそうではありませんが。

さて、今日は一日中家にいて持って帰ってきた仕事をしていたのですが、
傍らではずっとクリスマス関係の音楽が鳴り続けていました。
その中で気に入ったのが、クリスマスキャロルの「AWAY FROM MANGER」 という曲。
ソー/ドードーレミ/ドードーミファ/ソーソーラー/ファーーレミ/ファーファーソー/ミーミー…
という3拍子の緩やかなとても美しい曲です。
娘が以前幼稚園で歌ったことがあるらしく、彼女のお気に入りでもあります。

本当なら今日明日当たり街に出てクリスマスイルミネーションを見物といきたいところなのですが
(カオルーン側から眺める香港島の高層ビルのクリスマスイルミネーションはちょっとしたものなのです)、
残念ながら娘がお腹をこわしてしまい外に連れてゆくことができません。
明日は「赤緑地獄」の家の中で写真でも撮るか…

ご同様です
投稿者:lvkoechel
2003/12/21 0:27 メッセージ: 3569
これは y_bagus_m さんの 3552 に対する返信です
ここをKarajan とすれば、似たようなものです。
>但し、私の場合 フルトヴェングラーのことをあれこれ言うほど聴いておらず、
反論の武器にすぐに事欠いてしまうことが致命的な弱点なのですが…

 ただ、足の引っ張り合いよりも、建設的な意見の方が良いのでは、と思ったから、です。

お嬢さんの好きな
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/12/21 3:35 メッセージ: 3570
これは y_bagus_m さんの 3568 に対する返信です
AWAY FROM MANGER(Away in a Manger)はとてもきれいな曲ですね。
これ、同じ歌詞でもうひとつのメロディーもありますね。
http://www.kprkpr.de/Weihnachten/Weihnachtslieder/Away-in-a-manger2.mid
こちらは”馬舟の中におやすみの”という日本語約で小学校の時歌った記憶があります。

どちらにしても可愛らしく美しいメロディーでとても好きです。

これからクリスマス会に出かけます。
バグースさんのところでもそうだと思いますが、自分と直接関係ないところでも夫婦そろって行かなきゃならない。
そして一旦顔を出したら夜中まで帰れない。
パーティーは”お開き”という時間がないからです。
本当はうちで静かにしていたいんですけれどネ。

お嬢さんお大事になさってください。

クリスマス
投稿者:susano_o000
2003/12/21 11:45 メッセージ: 3571
これは y_bagus_m さんの 3541 に対する返信です
>そりに見立てた手押し車か何かを引かせて、近所の子供たちを乗せてやればウケること間違いなし。

 近所の、遊び戯れる子どもたちは、ケルちゃんの大好物です。
 で、こちらはいきなり雪!やっと年賀状用の写真をとりにいきます、「犬ぞり」に乗って。(^^;

>関西以外の方はおわかりにならないでしょうが、「とんぼり」とは「道頓堀」のことで、

 関東のほうでは、道頓堀というとときどき「プロ野球がらみ」で出てくる印象しかないですねえ・・・。
 道頓(姓は忘れた)という名の人が作ったそうですが、その人、ムチャクチャ気合が入った人で、関が原の合戦(たぶん)にも参戦し、討ち死にしたそうなんですが、その時の年齢がなんと80歳台の半ばだったそうですね。

 しかし、雪。今朝は絶好のクリスマス・コンチェルトびより?でしたね。
 持っているディスクを色々みると、「シンフォニア・パストラーレ」まで入っているのもあり、こうなると、何がもっとも有名なのかわからなくなります。

 共通しているのは、「明るい静謐」とでもいうもので、本当に、これらの音楽は一つのジャンルとして存在しているなと思います。冬だから寒い寒いばかりでもないだろうという気になってしまうから不思議です。


投稿者:susano_o000
2003/12/21 13:52 メッセージ: 3572
これは y_bagus_m さんの 3567 に対する返信です
>でも、お客さんは95%ローカルの香港人で、こちらでの日本食の浸透振りには驚かされます。

 健康食として、色々注目されていますよね。トドメにSARSでまたまた、食に関係があるのでは?という事で、味噌汁とかが・・・。

 しかし、日本人で「どこに行っても日本食だけ」という人もいますが、私は、わざわざそこまで行ったのなら、そこのものを食べないと面白くないと思うのですがね。

 音楽というものも、その味の違いには胸ときめくものがありますよね。しかも、その土地まで行かなくても、それに触れることが出来る。

 久しぶりにスペインのグラナドスのゴエイスカスをラローチャ盤で聴いたのですが、この曲、昔はそれほど面白いとも思っていなかったのです。
 ところがなんと、すごくいい。2回も聴いてしまいました。2回も続けて聴くなんて、最近では珍しいんですがね。

 もちろん、南方の、土と煉瓦の香りのする世界の音楽なんでしょうが、ラローチャのタッチがきれいなんで、この季節の昼ごろの時間帯に聴いてもなんだかあまり違和感がありませんでした。

 夾雑物がなくなってくると、夏の音楽でも冬に聴いて違和感がなくなってくる、冬って、すっきりした季節なんですね。(^^;

バグバグ大作戦
投稿者:other_wind
2003/12/21 21:05 メッセージ: 3573
これは y_bagus_m さんの 3559 に対する返信です
おはようバグ−ス君
今週のキミの使命は、他の演奏と比較して、カラヤンのレガート主義とはどういうものかを聴き取ることにある。

ココにひとつのエピソードがある。
昔々、アザー青年がモーツァルトに突然目覚め、必死にレコードやらCDを集めまわっていた時のことだ。
例によってセル師匠を始め、ワルター、クレンペラー、クーベリック、ヨッフム、ミュンヒンガーにクリップスなどを嬉々として聴いたのだった。

そんな時にカラヤンを聴いたから、たいしたたまげだ。
「なっ、なっ、なんじゃこりゃあぁぁぁ!」
(注:草薙剛がサンヨーのデジカメのTVCMで、故松田優作のジーパン刑事に扮し、リキをこめてこう絶叫するのだ)
この叫びはいったい何を意味するのか。

用意するのは2つのモーツァルト交響曲40番の録音。
1つは、ワルター/コロンビア59年、もう1つは1976、77年のカラヤン/ベルリン。
ワルターがなければクーベリックや師匠(東京ライヴ盤なんぞはもっといい)のものなど。

@タララン タララン タララーラン Aタララン タララン タラランラン
いつものあのメロディーが始まる。
ワルターは@を受けてAで物憂げに優しく答える。

カラヤンは速い、そして、このように聴こえないだろうか。
タララータララータララーラータララータララータララーラー
こんなんちっとも面白ない、カラベリと輝くストリングスというやつとちゃうか、カラヤン・ベルリンでカラベリていうんか。
アザー青年も若かったのだ。

今、よく聴き返してみるとカラヤンはこの@Aすべて5小節を、いや次も含めた9小節を1フレーズにとっているから、レガートをかけているように聴こえるのではないか。
いや、もっと長いかも。
このように、長くフレーズを取っているから、流れるようなスピード感がでて聴きやすい。
しかし、ワルターのような細かく豊かなニュアンスは聴こえないのだ。
こういったことがずっと続いてブーブー言っていたのだ。

そういえばベートーヴェンの交響曲第2番の1楽章の最後のジャッジャンジャンジャンを聴いてもそれがわかる。
カラヤンは、流れを優先していてさらりと終わり充実感がない、師匠はなんともいえない素晴らしいタイミングでエネルギーが放出され、終わりだヨーといってくれる。

バグース君、概略はこんなところだ。
実際に聴いてみて、自分の座標軸を動かし、アンチ・カラヤン派のいうレガート主義とやらを理解するのだ。
いつものように当局は一切関知しないのでそのつもりで。
なお、このメッセージは自動的に消滅する。
健闘を祈る。


…ん? 消滅しない? 変だな。

タコライブ (活蛸?)
投稿者:y_bagus_m
2003/12/21 22:04 メッセージ: 3574
これは as_dsch さんの 3480 に対する返信です
昨晩、夜のお散歩(ウォーキング) のお供に、と携帯CDプレイヤーを持とうと思ったら…
ない! これはきっとマニラ出張の際のキャセイに置き忘れたに違いない!
いや、それともホテルか?
と言うわけで、私の動くリスニングルームが消えてしまいました、中にCD1枚入ったままで。

ところで、中に入っていたCDって何だと思います?
聞いておのろいたらあかんえ (驚いたらあかんで)。
何と何とタコ先生のピアノ三重奏曲第2番なのですよ。
以前「悲しみ」の時に、チャイコフスキーの「偉大なる芸術家の思い出」 のオマケで
聴いて、全然覚えていない と書いた曲です。
アルゲリッチ、クレーメルとマイスキーのライブ録音。
田吾作さんオススメの交響曲を聴く前にとりあえず今持っている曲から聴いてみようと、
以前おざなりに聴いた (というか、ただ流していただけ) のを反省も踏まえての再挑戦。
でも飛行機の中で聴いたのだから、これもきちんと真面目に聴いたとはいえなかも…

で、第1楽章。
バイオリン2本とピアノで暗く淋しく密やかに始まります。
それにしてもこの高い方のバイオリン、随分と音程が不安定…
ん、まてよ? ピアノトリオで何でバイオリンが2本なの??
…… えっ、こ、これもしかしてチェロ?
そうです、どうやらタコ先生ハーモニックス(?) でチェロにバイオリンパートより高い音を
弾かせていているようなのです。
道理で (いかにマイスキーと言えど) 音程が不安定なわけだ
へーっ、こんな楽器の使い方を聴いたのは初めて。
のっけからビックラこきました。
ところで、この楽章を聴いてい浮かんだ言葉が 「寂寥」。
う〜む、この曲も「冬」 に相応しいかも。

第2楽章。
この曲を聴いていて浮かんだ言葉は 「切り込む!」 (何でいきなり動詞やねん?)。
この3人の演奏ぶりがさらにそう感じることを助長するのかもしれませんが、
演奏者がピアノ・バイオリン・チェロという名の鉈で持って、何かにグサッ、グサッと
切り込んでいくようなスポーツ的感覚があります。
2度ほど出てくる下降グリサンドを伴う上昇音形なんか聴いていてゾクゾクする快感を
覚えますもんね。

第3楽章
浮かんだ言葉は 「葬送」。
田吾作さんがこの曲はソルチンスキーという音楽家の追悼に書かれたとおっしゃって
いましたが、出だしのピアノの和音からして、「お、沈んでる、メッチャ沈んでるぞ〜!」
という感じ。
この楽章がまさにそのソルチンに捧げられたのではないかな? と感じました。

第4楽章
浮かんだ言葉は 「諧謔」。
それもただ単におどけているのではない、「自虐的諧謔」、あるいは「自嘲的諧謔」と
でも言うような…
ところが、途中からおどけている余裕などなくなり、終わりの方で2楽章の「葬送の和音」が
再現されるあたりに至っては、この曲はまるで自分のための葬送音楽ではないか?
とさえ感じさせるに至ります。
終結部なんか演奏者たちも息も絶え絶え。
あのクレーメルのボウイングがかなりキちゃってます。

凄絶な曲/演奏ですね、これは。
もっとも、何せ飛行機の中で1回聴いたきりなので、もう一度きちんと聴けば全く異なる
印象を持つかもしれません。
今こうして書きながら「今もう一度聴いてみたい。」と思うのですが、何せ無いのよね、手元に。
明日キャセイに電話してみよーっと。

イルカの日
投稿者:y_bagus_m
2003/12/22 10:03 メッセージ: 3575
これは y_bagus_m さんの 3574 に対する返信です
昨晩、「夜のお散歩(ウォーキング)」 に出た時の話です。
昨晩のお供はother windさん達のお話に触発されて、「冬の旅」。
動くリスニングルームを機内に忘れてきたため、動く「第2」リスニングルーム
(壊れかけ) を持って出ました。

以前にも書きましたが、私が今住んでいるアパートは海に面しており、
敷地内の海沿いの道から始めるのが「夜のお散歩」定番ルート。
ディスカウの「おやすみ」を聴きながらいつものようにそこを歩いていると、
海から「ボチャッ!」というかなり大きな音が聞こえました。
「ん、何かな?」と思って海を見てみると、水面に大きな波紋が広がり、
そこから水面下すれすれでかなり大きな魚が泳いでいるような軌跡が続きます。
「サ、サメ?」
しかしこんなところでホオジロザメが出るという話は聞いたことがありませんし、
チョウザメはバイカル湖です。
目を凝らしてその奇跡を追ってゆくと、一瞬水面の上に姿を出した背びれが見えました。
「あ、イルカ!」
そう、それはホオジロザメでもチョウザメでもなく、イルカちゃんだったのですね。
実は2年ほど前もその近くの場所でイルカちゃんが泳いでいるのを見かけたことがあり
(その時は昼間でした)、今回が2回目。
彼は (彼女かな?)は一瞬だけその姿を見せた後、どうやら沖合いに戻っていったらしく、
再び現れることはありませんでした。

昨晩は持ってゆくCDをチャイ4にしようか冬のたびにしようか迷ったのですが、
冬の旅にしておいてよかった。
チャイ4だったらその大音響のためおそらく「ボチャッ!」が聞こえず、
イルカちゃんに遭遇することもなかったでしょうから。

いや〜、再びイルカちゃんに会えるだなんて、こいつぁ春から縁起が良いわい (エッ?)。

問題の解説です
投稿者:ZAKKYO2000
2003/12/22 12:35 メッセージ: 3576
これは y_bagus_m さんの 3559 に対する返信です
>私は第2問はわかりましたが、あとの2つはじぇんじぇんわかりません。
>四角にはいる文字(数字)問題は全く解りませんでした。

ありゃ、皆さん意外と苦闘しておられますね。
で、解説ですが、
第1問 四季=は(る)、な(つ)、あ(き)、ふ(ゆ)
第2問 顔=め、み(み)、は(な)、く(ち)
第3問 同じ行の横並びの数字を足した数字の1の位が下の行の数字になります
    3 4 (3+4)
     7  (=7)
大人になるといろいろ知識が増え、難しく考えすぎてしまうのでしょうね。

>回転モノだと比較的小ぶりで、色々と試せるのが魅力ですね。

なるほど、これは気がつきませんでした。今度行った時試してみようっと。

>そう、それはホオジロザメでもチョウザメでもなく、イルカちゃんだったのですね。

うわーっ、散歩中に天然イルカを見られるのですか。
私も以前北海道から東京へのフェリーに乗っているとき、数等の天然イルカが近くを横切っていくのを見たことがありました。

ところで、「夜のお散歩(ウォーキング)」って、何を・・・。いえいえ、ヘンな詮索は止めときましょう。

師走のヒマ人
投稿者:from_ojp
2003/12/22 13:22 メッセージ: 3577
これは y_bagus_m さんの 3575 に対する返信です
きのうはたっぷりヒマだったので
「どりゃ、ひとつ名曲聴き較べでもしてみっぺか」と
誰に言うでもなく言って、
「まずはエロイカにするべ、これはいろいろ持ってるもんね、おら」と、
また誰に言うでもなく言ってラックに向かいました。

そこにピンポーン♪とチャイム。
客人との長い立ち話のあと部屋に戻ると疲れ切ってしまい、、
気分は「おいおい、エロイカかよ。困るんだよなあ、
勘弁してくれたまいよ、きみ」となって、
準備したCDとLPをコソコソと元に戻したのでした。

ベーちゃんにはお引き取りいただいて、
モーちゃんの「ジュピター聴き較べ」にチェンジ。
■ワルター/ニューヨークフィル■ワルター/コロムビア響
■テイト/イギリス室内管■カラヤン/ウィーンフィル
■セル/クリーヴランド管■ベーム/ベルリンフィル
■レバイン/ウィーンフィル■クーペリック/バイエルン放送響

持ってるCDを全部並べて(クーペリックは図書館借りっぱなし)、
とりあえず1楽章と4楽章を聴き較べました。
勝ち残ったのは2点。
生命力あふれるワルターのNY盤と、
克明・精緻ながら意外と歌ってるセル。
次点はテイト(彼のハイドンは素晴らしい)かな。

それ意外はどこか物足りないんです。
評判のいいクーペリックは、美しいけれどひ弱な感じ。
レバインはオケの音に惹かれるけど、これだという魅力に欠ける。
ワルターのNYの豪放さにマッタリとした優雅さを足した
快速調の演奏が理想なんだけんども。

「こんどピリオド系の演奏も聴いてみるべ」と
誰に言うでもなく言った日曜日の午後でした。

皆様お久しぶりでございますm(_ _)m
投稿者:Fuu3
2003/12/22 13:47 メッセージ: 3578
これは from_ojp さんの 3577 に対する返信です
>おいおい、エロイカかよ。困るんだよなあ、
>勘弁してくれたまいよ、きみ

面白すぎです(^^;
今度どこかで使わせていただきます

>評判のいいクーペリックは、美しいけれどひ弱な感じ。

僕の持ってるのはこの盤なんですが
確かに穏健過ぎてポリフォニックなパッセージが不明瞭な嫌いがありますね
第1楽章や第4楽章はもっと激しく!鋭角的に!!疾風怒濤的な方が!!!カッコいいと思うんですが、
デジタル録音でそーゆーのないですかねえ〜

fuu3さん
投稿者:from_ojp
2003/12/22 14:13 メッセージ: 3579
これは Fuu3 さんの 3578 に対する返信です
>第1楽章や第4楽章はもっと激しく!鋭角的に!!
>疾風怒濤的な方が!!!カッコいいと思うんですが

fuu3さん、まったくその通りですね。
それがジュピターのすべてではないのでしょうが、
それがないとジュピターではないと僕は思っています。

キリッとしまった明瞭で鋭くて豊麗な(矛盾してますねえ)演奏、
ないでしょうかねえ。
そんでもって、録音もいいやつ。

未聴のブリュッヘン盤をひそかに期待しています。

re.ジュピター
投稿者:ZAKKYO2000
2003/12/22 15:07 メッセージ: 3580
これは from_ojp さんの 3579 に対する返信です
>キリッとしまった明瞭で鋭くて豊麗な(矛盾してますねえ)演奏、ないでしょうかねえ。
そんでもって、録音もいいやつ。

先ごろ発売されたインマゼール=アニマ・エテルナ盤はおそらくかなりご要望に近いのではないかと思います。
このCD2枚組みで、39番から41番+ファゴット協奏曲が入っています。
もちろん古楽器を使っていますので、上記の条件の中で唯一「豊麗な」点が気になりますが、ホグウッド盤に比べればかなりクリアしていると思います。

ただ、弦楽器の配置が特殊で、1stヴァイオリンからチェロまでは現代式の配置ですが、コントラバスが左側、つまりヴァイオリンの後ろで、チェロと離れています。気になる人は気になるかもしれません。

蛸の踊り食い
投稿者:as_dsch
2003/12/22 17:03 メッセージ: 3581
これは y_bagus_m さんの 3574 に対する返信です
>ところで、中に入っていたCDって何だと思います?
>聞いておのろいたらあかんえ (驚いたらあかんで)。
>何と何とタコ先生のピアノ三重奏曲第2番なのですよ。

ムムッ、いや(驚いてはいけないんだ!)別にどうということない話ですね。
すぐにキャセイに連絡して「見つけないとハイ・ジャックする」と言いましょう・・・どうです、冷静でしょ?(汗)

>で、第1楽章。
>そうです、どうやらタコ先生ハーモニックス(?) でチェロにバイオリンパートより高い音を弾かせていているようなのです。

さすがバグースさん!
これは知る人ぞ知るタコ先生の高等戦術であり、この曲を好きな人の間では偶に話題になる内容です・・・一筋縄ではいかないタコ先生の魅力です。

>第2楽章。
>2度ほど出てくる下降グリサンドを伴う上昇音形なんか聴いていてゾクゾクする快感を覚えますもんね。

これは俗に「悪魔の踊り」と呼ばれる部分のことだと思います。
これぞタコ先生の得意技“魂の叫び”であり、この部分はSQ8番でも出てきます・・・ほうら、SQ8番を聴いてみたくなる・・・SQ8番にはDSCHとチェロ協奏曲1番の一部が出てくる・・・こうやって広がっていく・・・といいんだが。

>第3楽章
>浮かんだ言葉は 「葬送」。

そうそう!

>この楽章がまさにそのソルチンに捧げられたのではないかな? と感じました。

田吾作もそう思います。

>第4楽章
>再現されるあたりに至っては、この曲はまるで自分のための葬送音楽ではないか?
>とさえ感じさせるに至ります。

うーん、バグースさんは既に蛸壺ワールドを感じとってしまったようです。
タコ先生のライト・モチーフとも言うべき“安らぎのない送葬”を受止めるとは只者ではない!
引続き様々な作品を聴いてみて下さい。

特命
投稿者:y_bagus_m
2003/12/22 19:12 メッセージ: 3582
これは other_wind さんの 3573 に対する返信です
>ただ、足の引っ張り合いよりも、建設的な意見の方が良いのでは、と思ったから、です。

おっしゃるとおりですね。
ま、ここにはカラヤンを「空やん」と揶揄し、フルトヴェングラーを「古ベン」と腐しても目くじら
立てて怒る人はいないだろう と言うことで適当にやり合うのもまた楽しいかと思います。
カラヤン、フルトヴェングラーに限らず、演奏や曲の良し悪しの感じ方に関しては、
結局行き着くところは 「まぁ、好みの違いなのでしょうが…」 ということになるのでしょう。
でも、だからと言って最初から悟りきってしまっていてはお話が全然進みませんからね。
あれこれ言いながら自分の意見を述べてゆこうではあーりませんか。

>これ、同じ歌詞でもうひとつのメロディーもありますね。

このメロディは多分聴いたことがないと思います。
これもまた良いですね。

>お嬢さんお大事になさってください。

ありがとうございます。
おかげさまで、かなり良くなったようです。

>関東のほうでは、道頓堀というとときどき「プロ野球がらみ」で出てくる印象しかないですねえ・・・。

飛び降りの名所?
大阪ではあの橋は「ナンパ橋」と呼ばれており、ナンパの名所ということになっているようです。

>健康食として、色々注目されていますよね。トドメにSARSでまたまた、食に関係があるのでは?
>という事で、味噌汁とかが・・・。

日本と韓国に感染者が出なかったということで、キムチとヤクルトが脚光を浴びましたが、
今も高売上をキープしているのだろうか?

>おはようバグ−ス君
>今週のキミの使命は、他の演奏と比較して、カラヤンのレガート主義とはどういうものか
>を聴き取ることにある。

特命ですか、師匠!、いや、隊長!、いや、親分?、旦那?
… あんた誰?

>用意するのは2つのモーツァルト交響曲40番の録音。
>1つは、ワルター/コロンビア59年、もう1つは1976、77年のカラヤン/ベルリン。

ボス、ワルター/コロンビアは持っておりますが、残念ながらカラヤン/ベルリンPOの
ものは持っておりません。
そのためだけにわざわざ買うこともはばかられますし…

>そういえばベートーヴェンの交響曲第2番の1楽章の最後のジャッジャンジャンジャンを
>聴いてもそれがわかる。

社長、このCDは持っております。 70年代録音のグラモフォン盤!

>流れを優先していてさらりと終わり充実感がない、

え、そ、そーだったかなぁ?
とにかくもう1度聴いてみます、課長!

>師匠はなんともいえない素晴らしいタイミングでエネルギーが放出され、
>終わりだヨーといってくれる。

組長、「師匠」とは組長が敬愛されるセルのことでしょうか?

そう言えばもう一度聴きましたよ、セルのベー2。
感想はまた後日 と言うことで。

諦めが肝心
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/12/22 19:45 メッセージ: 3583
これは y_bagus_m さんの 3574 に対する返信です
バグースさん

飛行機や空港に忘れたものが出てくるなど、イルカが出るくらいの確率です。
あと数日で帰国しますが、キャセイに乗るのだったら長〜い飛行時間を利用して、機内中探してもいいんですが、あいにくオーストリアからキャセイは飛んでいません。

それよりか、それを拾った人がシメシメと思い
CDを聴いた時を想像すると笑っちゃいます!
見つけた人はクラシックなど聴いたことのない人(と決めつける)
”何だ?ショスタ…とやらいう人の曲って”とPlayボタンを押す。
いきなりヒーヒーのチェロのフラジオレット音!びっくりしてStopボタンを押すに違いない!
愉快、愉快!

グリーンスリーヴス
投稿者:y_bagus_m
2003/12/22 19:56 メッセージ: 3584
これは ZAKKYO2000 さんの 3576 に対する返信です
>第1問 四季=は(る)、な(つ)、あ(き)、ふ(ゆ)

はぁ〜、なるほど!

>第3問 同じ行の横並びの数字を足した数字の1の位が下の行の数字になります

ほぉ〜、なるほど!

こう言うのってやはり日ごろからこの手のものに慣れ親しんでいると、
応用が利いてわかるようになるのですかね?
それともそんな努力はムダ?
いずれにせよ、アタマのカタさを思い知りました。

>うわーっ、散歩中に天然イルカを見られるのですか。

はい、当店では養殖もののネタは一切使用しておりません。
すべて天然ものなので、2年に1回くらいしかお目にかからないのです。

ところで、私の住んでいるアパートの沖合いに出ると、「ピンクドルフィン」が見られます。
http://www.discoverhongkong.com/jpn/touring/i-tour/program_2.html
以前ツアーに参加して見に行ったのですが、自分の家が見えるくらいの所で
(それも香港ですよ、香港。バグース諸島のような秘境ではなく) そんな貴重なイルカちゃん
を見ているという状況は、感激を誘うと同時に何だか変な気持ちでした。

話は変わりますが、以前の書き込みでモーツァルトの命日にスターバックスで「モツレク」が
鳴っていた という話を書きました。
で、今日行くと、何とまた鳴っていたのですよ、「モツレク」が。
これによって、「スタバはモーツァルトの命日を意識してレクイエムをかけていたのでは?」
という仮説は見事に崩れ、「それはただ単に偶然だった」 ことが判明しました。
それどころか、モツレクの次にかかった曲がクリスマスの時期によく聞かれる「グリーンスリーヴス」
だったため、「スタバはレクイエムをクリスマス音楽の一種として認識しているのでは?」
という新しい仮説が浮上してきました。
この仮説を是非検証してみたいものです。

ところで、今挙げた「グリーンスリーヴス」ですが、クリスマス音楽のCDに収められているのを
しばしば目にし、クリスマスの時期にかかっているのを耳にします。
私の中ではこの曲は涼しげに響く初夏の音楽なのですが、何ぜこの曲がクリスマスなのでしょう?
歌詞は以前も書きましたが、男が自分を「ソデ」にした女性に対して「どーちてボクを捨てたの?」
と嘆く女々しい内容だったはずです。
その女々しい男の嘆きの歌が一体全体クリスマスとどう言う関係があるのでしょう?
どなたかおせーて!

あれっ?
投稿者:y_bagus_m
2003/12/23 9:53 メッセージ: 3585
これは as_dsch さんの 3581 に対する返信です
>勝ち残ったのは2点。
>生命力あふれるワルターのNY盤と、克明・精緻ながら意外と歌ってるセル。

フロムさん、私も最近ジュピターをよく聴きます。
日本で買ってきたアーノンクール盤 (だって安かったんだもーん)、
こちらで買ったコープマン盤 (だって安かったんだもーん)、
それにかなり前に買ったワルター/コロンビア盤。
アーノンクールはモダン楽器の演奏とは言え、古楽器古楽器したテンポの速い
演奏だろうと思って聴いたのですが、何と何と超スローテンポ。
1楽章だけで13分(繰り返しつき)もかかってしまいます。
一方コープマンの方は古楽器らしく引き締まった演奏。
聴いていて一番ほっとするのはワルター。

ワルター/NYPO の演奏はこの曲は聴いたことがありませんが、
昔25番のレコードを持っていました。
宇野先生の解説で「疾風怒涛の云々」 と書いてありましたが、まさにその通り。
41番も似たような演奏なのでしょうか?

>皆様お久しぶりでございますm(_ _)m

Fuuさん、歓迎再来!

>もっと激しく!鋭角的に!!疾風怒濤的な方が!!!カッコいいと思うんですが、
>デジタル録音でそーゆーのないですかねえ〜

>キリッとしまった明瞭で鋭くて豊麗な(矛盾してますねえ)演奏、ないでしょうかねえ。
>そんでもって、録音もいいやつ。

>先ごろ発売されたインマゼール=アニマ・エテルナ盤はおそらくかなり
>ご要望に近いのではないかと思います。

インマゼールと言う人、名前は数年前からよく目にしていたのですが、
演奏は聴いたことがありません。
名前から推察すると、当然マゼールの親戚ですよね。

>うーん、バグースさんは既に蛸壺ワールドを感じとってしまったようです。

小市民的小心者の私は、あの投稿をしてから、
「果たして私はマトモなことを書いているのだろうか?」 と心配になり、
「タコ先生、ピアノ三重奏曲第2番」でこの曲関連サイトを検索してみました。
すると…

>終わりの方で2楽章の「葬送の和音」が再現されるあたりに至っては、…
と書いた第4楽章、ウェブサイトの記載によると、「第1楽章の主題も再び登場する」とある。
あれ〜? 1楽章?? おかしーな。
うーん、確かにあれは3楽章のモティーフだったような気がするのだが…
あれ? しかもよく読むと私、「3楽章」と書かずに『2楽章の「葬送の和音」』って書いてる…
むむむ、3楽章のつもりで2楽章って書いたのが、実は1楽章の間違いだってか??
ぎゃはは、わけわからん。 許してちょー、タコ先生。

あと、1楽章で
>バイオリン2本とピアノで暗く淋しく密やかに始まります。
って書いたけど、ピアノなんか入ってたっけ??
CDを聴いて確かめたいけど、そのCDも手元に無く…
ま、堪忍してちょー、タコ先生。

歳末催し物
投稿者:beknch
2003/12/23 10:09 メッセージ: 3586
これは y_bagus_m さんの 3584 に対する返信です
こんにちは。
日本に帰って来てます。

バグースさんはCDプレーヤーを飛行機に置いて来られたそうで大変ですね。
わたしはMDでしたのでプレーヤーはポケットの中故紛失はしません。
バグースさんもMDにされては如何でしょう? 
特にMDLP機能付にすると約320分が入りますので、CD4枚分が一枚のMDに入り楽勝です。
音質は標準モードより落ちますが、どうせ屋外ですから十分です。

前回、飛行機の中でラトルのマラ5、クーベリックのマラ6、キーシンの展覧会の絵、
内田光子のモーツァルトソナタ集、等々を聴いて帰ろうと楽しみにしていたら、
飛行機では「ゴーッ」というノイズがやかまし過ぎて楽しめませんでした。
で、今回は発想を変えて、桑田、ユーミン、山達、J-Pop集を聴いてきました。

ところで、ザ・テレビジョンというTV番組表ののっている雑誌を買うと、年末年始特番
の多さで目が回ってしまいます。

しかし、何で31日に格闘技が3系列も同時放送で重なっているのか・・・。
ボブ X 曙 は見逃せないし、やっかいなことです。
今年あたりは HD+DVD 録画機が全国的に活躍しそうな気配ですね。普請道楽さんも
無事ゲットされたのでしょうか?

>第3問 同じ行の横並びの数字を足した数字の1の位が下の行の数字になります

このシステムを使った姓名による相性診断。
名前をあ行から順番に1から5の番号をつけます。「ん」は1とし、「ー」は無視、
撥音便 「っ」 は3とします。例えば、バグース = 133。
フルトベングラー = 3354131。これを並べて
1333354131 とした後同様の計算をしてみると最後が06となり
「相性6%」と、これはちょっと悪いですね。 しかし、カラヤン = 1111
でやってみても、1331111 からは 24%となり意外に低い?

ちなみに、セル(43)とバグース(133)でやってみると
4 3 1 3 3
 7 4 4 6
  1 8 0
   9 8

バグースさん、98%の相性の人はそうそうは居ませんよ
(飛行機の中でエクセルで色々な組み合わせをやってみたのでした)。

ちなみに、残り三桁段階で100となれば「相性100%」で大万歳です。

話は変わりますが、昨日、銀座のヤマハに行って来ました。
あそこに行ったのは何年ぶりだろう? 
実は20−23日までリコーダーフェアと言うのをやっていて、SRTとしては
何としても行かなくては、と。

行ってみると、あるわあるわ、色々なメーカーの木製リコーダー100本を超える本数!
しかも、ソプラニーノより小さいものからコントラバスまで。
全部試奏可能なのですよ。沢山ありすぎてゴチャゴチャになってしまいました。

コントラバスも吹かせてもらいましたよ。自分の背より高そうな60万円の笛なんて吹いたの
は初めてです。あまりに良い響きがするので思わず二本衝動買いをしてしまいました。
・・・なんてことは起きるはずがありません。

いやあ、日本って色々面白い事がある国ですねぇ。

マッケラスのジュピターは
投稿者:other_wind
2003/12/23 12:09 メッセージ: 3587
これは from_ojp さんの 3579 に対する返信です
>キリッとしまった明瞭で鋭くて豊麗な(矛盾してますねえ)演奏、ないでしょうかねえ。
>そんでもって、録音もいいやつ。

フロムさん、マッケラス/プラハ室内管のテラーク盤はどでしょか。
古いとこだとラインスドルフ/フィルハーモニアとかトスカニーニとかも爽快。


>… あんた誰?

バグさん、ミッション・インポシブルのスパイ大作戦をご存じない?
このTVシリーズも良く見てたんです。
電話ボックスなどにテープレコーダーが置いてあって、「おはようフェルプス君」で始まる指令が吹き込まれてるんです。
その指令が終わると、モワ〜って煙が上がって、テープが自動的に焼却されてしまうんですね。


>ボス、ワルター/コロンビアは持っておりますが、残念ながらカラヤン/ベルリンPOのものは持っておりません。
>そのためだけにわざわざ買うこともはばかられますし…

まあ、残念。
でも、良いトコ悪いトコ、全部受け止めちゃうのがファンというモノ。
いつかどこかで聴いてみてね。


ベックさん、ザッキョさん、
とうとう加藤知子の無伴奏聴きましたよ。
これは素晴らしいですねー!
加藤知子という人はぜんぜん知らなかったのですが、深く深〜く音と対話してるのが聞き取れます!
ハジェットと並んでお気に入りとなりました。
まだソナタの1番しか聴いてませんが、とにかく感動してます。

相性
投稿者:y_bagus_m
2003/12/23 18:35 メッセージ: 3588
これは beknch さんの 3586 に対する返信です
>諦めが肝心
>飛行機や空港に忘れたものが出てくるなど、イルカが出るくらいの確率です。

え〜っ、そんなつれないおっしゃり方…
その後バタバタしており、まだキャセイに連絡していません。
後でウェブサイトを通して問い合わせてみようかな?

シュピナートさん、もうすぐ一時帰国されるのですね。
日本に帰ったら、あれ食べて、これ食べて…
今のうちから食べたいものリストを準備しておいた方が良いですよ。

>飛行機では「ゴーッ」というノイズがやかまし過ぎて楽しめませんでした。

そうそう、飛行機の中で聴く音楽はダイナミックレンジの狭い曲と言うか、
最初から最後までmfからffくらいの間で演奏される曲でなければなりません。
となると、クラシックではどうしても限定されて、「スーザ行進曲集」 くらいしかないのですけど。
そう言った意味では、タコセンセイのピアノトリオも決して飛行機の中で聴くに相応しい
チョイスからは程遠かったよなぁ…

>しかし、何で31日に格闘技が3系列も同時放送で重なっているのか・・・。
>ボブ X 曙 は見逃せないし、やっかいなことです。

わたしゃ大晦日と言えば「紅白歌合戦」、 これしかありません。
日本人の正しいあり方は、「こたつにみかんに紅白」で決まりです。
こちらにはこたつは無いけれど、紅白とみかんはあるのでそれで我慢しよーっと。

>ちなみに、セル(43)とバグース(133)でやってみると
>バグースさん、98%の相性の人はそうそうは居ませんよ

えっ、セルと私はそんなに相性が良いのですか??
となると、期待できますねぇ、セルのベー2への再挑戦。

セルのベー2
投稿者:y_bagus_m
2003/12/23 18:42 メッセージ: 3589
これは y_bagus_m さんの 3588 に対する返信です
と言うわけで、other windさん、私と相性バッチリ(のはず) のセルのベー2の報告です。

一言で言えば、「楽譜に書いてある一音たりともおろそかにはしないぞ!」 という意思に
貫かれた立派な演奏と言う印象を持ちました。

1楽章の初っ端の16分 (32分?) 音符からしてもう その強い意志が漲っています。
そして、提示部に入ってからの2ndやビオラのキザミも粒が立って聴こえます。
「見て見て、お米が立ってる!」 という感じです (古いね)。
だからと言って、古楽器演奏によく見られるように弓を飛ばし気味に弾くことによりキザミが
一人歩きしてグワーッと迫って来るというのではありません。
目立たないのだけれど、よく耳をそばだててみるときっちり弾いている。
「う〜ん、良い仕事をしていますねぇ。」という感じです。

付点音符の演奏の仕方も完璧です。
バーンスタインなんかが振ると甘〜くなって、ともすると三連の一部ように聴こえることが
あるのですが、セルの演奏はそんな気配は微塵も感じさせません。

2楽章のゆっくりしたところのトリルも勢いに任せて細かくトリることなく、何回トリったかが
数えられるほどきっちり演奏しています。
同じく2楽章、移弦を伴う弦のフレーズ。 移弦したことが聴いている人にわからないように
できるだけレガートで (カラヤンに限らず) 弾こうとするのが普通なのですが、
セルは敢えてそれをしません。
音が少しくらい切れても構わないからそれぞれの音をきちんと発音しなさいと厳命しているようです。

と いった感じで、聴いていてことごとく感心しました。
想像以上に歌っているようにも思いました。
では楽しめたか? と言うと、「う〜ん…」 というのが正直なところです。
何故? 録音のせいもあるかもしれないのですが、私はもう少し「潤い」が欲しかったかなぁ
という気がします。
それと、聴いていて「喜び」を感じなかったんですよね。
常々交響曲の中ではブラ3と共に「いっちゃん好き!」と言っているだけあって、
この曲を聴くといつも弾むような喜び/ゆったりと浸るような喜びを感じるのですが、
私はセルの演奏では最後までそれを感じることが出来なかった。
逆にother windさんはこの演奏に無上の喜びを見出しちゃうのでしょうけれど。

やっぱり玄人好みのセルはミーハーの私には合わないのかな? なんて思ったり…
でもこれ1曲しか聴いていないのだから、それだけで判断するのは早急と言うもの。
また何か別の曲に挑戦してみます。
なんたって相性度98%なのだから!

よりどり緑
投稿者:susano_o000
2003/12/24 0:02 メッセージ: 3590
これは y_bagus_m さんの 3584 に対する返信です
>その女々しい男の嘆きの歌が一体全体クリスマスとどう言う関係があるのでしょう?
>どなたかおせーて!

 「知りません」。(^^;ゞ
 ただ、他にもヘンデルの「ハレルヤコーラス」とか、モーツァルトの晩年の舞曲集に入っている「そりすべり」などもクリスマスアルバムに入っていたりしますので、「クリスマスを思わせる曲といえば?!」というテーマにのっとっているらしい、という事だけは感じます。(^^ゞ

 そう言えばグリーンスリーブス、NAXOSから出ている、ロビンフッドにちなんだ曲集「UNDER THE GREENWOOD TREE」にも入っていました。
 トドメにジェフ・ベックの「TRUTH」というアルバムにも、アコースティックギターによる、驚くほどに正統的でつつましい演奏で入っていたりします。

 あの曲、どんなテーマであろうとも必ず出てくるオールマイティな曲なんですね。
 と言いつつ、私もあの曲、好きなんですが。(^^ゞ

機内
投稿者:susano_o000
2003/12/24 0:18 メッセージ: 3591
これは y_bagus_m さんの 3588 に対する返信です
>クラシックではどうしても限定されて、>「スーザ行進曲集」 くらいしかないのですけど。

 スーザですか、バーンスタイン盤はサイコーですね。徒歩というよりは駆け足の行進曲で、あの怒涛のような演奏を機内で「座ったまま」数時間聴くとなると・・・。(^^;

 まあ、すでに売っている(らしい)、外からの雑音を消してしまうヘッドフォンをつければ機内でも何でも聴けるかもしれませんね。
 なんでも、外部からのノイズの位相を反転させて打ち消すらしいのですが。

 ところで、チェンバロ音楽は機内でも結構聞こえますよ。平均律クラヴィアは結構愛聴しています。

クリスマスを目の前に
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/12/24 7:21 メッセージ: 3592
これは y_bagus_m さんの 3588 に対する返信です
>その後バタバタしており、まだキャセイに連絡していません。

ショスタコは歓迎されたか、捨てられたか…
いえいえ、まだ望みを失うのは止めましょう。ピンクのイルカがバグースさんの家をノックするぐらいの可能性でも、希望を持ちましょう。(なんていじわる?!自分のものが出て来たためしがないからって)

>今のうちから食べたいものリストを準備しておいた方が良いですよ。

A4ノート、3ページ目にはいりました。
今回は短期間なので1日3食ではおいつかない!

>こちらにはこたつは無いけれど、紅白とみかんはあるので

こちらにはみかんのみ。そして、あまり美味しくない。

さて、「きよしこの夜」も近づいてきました。
イヴの午後からいっせいに街は静まり返ります。
クリスマスツリーがやっと飾れる時がやってきます。子供たちが子供クリスマスミサに行っている間に、親たちが飾り付けをし、その下にプレゼントを並べるのです。

明日の深夜のクリスマスミサの最後にはこの国で12月24日に生まれた「きよしこの夜」がどこの教会でもパイプオルガンの伴奏によって高らかに歌われる事でしょう。

クリスマスイブ
投稿者:y_bagus_m
2003/12/24 10:00 メッセージ: 3593
これは SPINATPOLKA2 さんの 3592 に対する返信です
おはようございます。

今日はクリスマスイブですね。
キリスト教徒の方々、そうでない方々、今晩はどう過ごされるのでしょう。
エセクリの私としてはそれこそ今日明日は クリスマスパーティーに参加して、クリスマスケーキ食って、
クリスマスパレードを見物して、教会のミサに参加して、般若心経唱えて、神社にお参りして… と、
ありとあらゆるクリスマス関連イベントをこなすのにへとへと…
と言いたいところですが、実際には特に何もなし。
娘のお腹もまだ本調子ではないので、クリスマスケーキも食べられるかどうか? というところです。
だって娘が指くわえて見ているそばで父親と母親が美味しそうにケーキをたいらげるってのも…
ねぇ…

ブラスのクリスマス
投稿者:other_wind
2003/12/24 11:31 メッセージ: 3594
これは y_bagus_m さんの 3589 に対する返信です
昨日は10人のトランペットアンサンブルを聴いてきました。
さすが全員オーケストラの主席やソリストだけあって見事なものでした。
クリスマスにとってもふさわしい演奏会でしたよ。

セルのベートーヴェン2番
>2楽章のゆっくりしたところのトリルも勢いに任せて細かくトリることなく、何回トリったかが
>数えられるほどきっちり演奏しています。
>同じく2楽章、移弦を伴う弦のフレーズ。 移弦したことが聴いている人にわからないように
>できるだけレガートで (カラヤンに限らず) 弾こうとするのが普通なのですが、
>セルは敢えてそれをしません。

さすがバグースさん、演奏する立場からの指摘は鋭い。

>音が少しくらい切れても構わないからそれぞれの音をきちんと発音しなさいと厳命しているようです。

きっと厳命していたのだろうと思います。
というより、セルを信頼する奏者が集まってきていて、セルの指摘がストレートに隅々まで行き渡っているように感じます。
それが逆にマイナスとなることもある。

>録音のせいもあるかもしれないのですが、私はもう少し「潤い」が欲しかったかなぁ
>という気がします。

そうです、ほんとに録音がイマイチなんですよね。

>それと、聴いていて「喜び」を感じなかったんですよね。
>常々交響曲の中ではブラ3と共に「いっちゃん好き!」と言っているだけあって、
>この曲を聴くといつも弾むような喜び/ゆったりと浸るような喜びを感じるのですが、
>私はセルの演奏では最後までそれを感じることが出来なかった。

それは残念ですねぇ。
喜びを感じなかったというのは、もっとも大事なことではありませんか。
う〜ん、あとの2%の相性が致命的でしたね。

>やっぱり玄人好みのセルはミーハーの私には合わないのかな? なんて思ったり…

ま〜た、バグさん、ご謙遜を。
リコーダー、ヴィオラ、ピアノをこなすバグさんなんですから、しっかり玄々してますよ〜。

いろんな演奏者がいて、いろんな感じ方がある、だから面白いですね。
違った趣味の人から触発されて、自分の感じ方考え方が変わっていくのも面白い。
だからCDやレコードをいっぱい集めちゃうんですよねぇ。
う〜ん、困った、やめられない。

クリスマスイブのディナー
投稿者:beknch
2003/12/24 11:43 メッセージ: 3595
これは y_bagus_m さんの 3593 に対する返信です
クリスマスイブですね。

イブの今夜は学生時代の友人と台湾料理に行ってきます(何でやねん)。
一年でも有数の家族で過ごす時期のはずですが、一方、正月を控え、普通の会社生活を送る
人(夜も宴会)もまだまだ多いのでしょうね。

>「きよしこの夜」がどこの教会でもパイプオルガンの伴奏によって高らかに歌われる事でしょう。

シュピナートさんの文章は映像を見るようなムードが漂ってきます。
臨場感溢れる季節モノ話題はいいですねぇ。
この「きよしこの夜」、あちこちの教会で聴いてみたいものです。

昨日録画したテレビ番組「1万人の第九」の始めの方だけ見たのですが、ウィーンの墓地
でベートーベンの墓が映し出され、バックに流れる第九の第三楽章がこれまたいい。
再び蘇る30数年前のクリスマスの景色。
よーし、第九モードは熟成され準備万端となっているようです。ナマは26日。

昨晩は六本木ヒルズで映画「ザ・ラストサムライ」を見た後、上を見上げてあのビルを背景に
記念写真。おのぼりさんしてます。この映画はNZにて撮影をしたのですね。富士山に似た山が
あっちにあるんです。中々良い映画でした。日本人側の熱演が目立ちました。

>とうとう加藤知子の無伴奏聴きましたよ。

other wind さん、これまたいい演奏の様ですね。
せっかくですので私も是非入手したいと思います。
実は、前に行ったHMVやヤマハでは加藤知子のは発見できずでした。
今週中にまたどこかでゲットすべく挑戦してみます。

>なんでも、外部からのノイズの位相を反転させて打ち消すらしいのですが。

スサノオさん、面白いものが販売されているのですね。
ヘッドフォンだけに耳寄りな話です。家にある密閉型のモノを持ってくるには
あまりにかさばるので諦めてました。
一方、通勤電車の中で「シャカシャカ」うるさい音を外に漏れない様なヘッドフォンも切に
希望したいですね。

ところで、今年紅白に初出場する綾戸智絵と言うジャズミュージシャン、上記一万人の第九の
番組にも少し出ていたんですが面白い人ですね。音楽は聴いたことがないんですが、あの
関西風ハイパーなノリはいったい・・・。
私も31日の夜は長年紅白以外はないです。裏番組の録画に今年は苦労しそうですが。

「本場」のクリスマス
投稿者:y_bagus_m
2003/12/24 18:57 メッセージ: 3596
これは SPINATPOLKA2 さんの 3592 に対する返信です
>バグさん、ミッション・インポシブルのスパイ大作戦をご存じない?

はいはい、知っていますよ。
きちんと番組を見たことはないのですが、毎回テープで特命指示が送られてきて (何と危ない。
途中でテープを盗まれたらどーすんの?)、そのテープが自動的に消滅してしまうらしい
(何と危ない、怪我したらどーすんの?) ことは知っていました。
でも、その指示を送ってくるおっさんが一体誰なのかまでは知らなかったもので。

>そう言えばグリーンスリーブス、NAXOSから出ている、ロビンフッドにちなんだ曲集
>「UNDER THE GREENWOOD TREE」にも入っていました。

この曲、ロビンフッドにも関係が深いのですか?
では、緑の服が良く似合う女性に振られて袖にすがって泣いていた女々しい男は
ロビンフッドなのですね。
そう言えば彼も緑色の服を着ていたように思います。
きっと失恋の痛手から立ち直ってもなお彼女のことが忘れられなかったのでしょう。
で、そのロビンフッドがきっと大のクリフェチだったのだと思います。
そこからグリーンスリーヴスがクリスマスの曲となった。
なるほど、謎は解けました。 ありがとう! スサノオさん!!

>ところで、チェンバロ音楽は機内でも結構聞こえますよ。

なるほど、チェンバロのように音に芯があってダイナミックレンジの狭い楽器は機内で
聴くのにぴったりかもしれませんね。
同じ鍵盤楽器でもピアノソロなんか全くダメですけど。
よし、これから出張のお供はチェンバロ!

>さて、「きよしこの夜」も近づいてきました。 イヴの午後からいっせいに街は静まり返ります。
>クリスマスツリーがやっと飾れる時がやってきます。子供たちが子供クリスマスミサに行っている間に、
>親たちが飾り付けをし、その下にプレゼントを並べるのです。

いや〜、本場やな〜。
これがホンマのクリスマスってやつなんやろなぁ〜。
本場ではきっと香港みたいに「クリスマス・パレード」とか、日本みたいに鼻メガネでクラッカー パーン!とか
山積クリスマスケーキとかってないんだろうなぁ。
ところで、「ミサ」に行く ということは、オーストリアの人って皆カトリックなのですか?

>>その後バタバタしており、まだキャセイに連絡していません。
>ショスタコは歓迎されたか、捨てられたか…

キャセイのウェブサイトの「カスタマーズ・リレーション」 を通じて問い合わせたところ、
その日のうちに向こうから連絡がありました。 さすがキャセイ、対応が早い。
しかしながら、ブツの方はまだ行方不明。
香港の方には無く、今マニラのほうに問い合わせてもらっています。
さぁ、出てくる? 来ない? あなたならどちらに賭けますか?

ベツレヘムからの贈り物
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/12/24 19:30 メッセージ: 3597
これは y_bagus_m さんの 3596 に対する返信です
朝の気温、零下15度。
真っ白に凍った世界が陽に輝いて、まさに今日にふさわしいクリスマス風景です。

ベツレヘムのキリスト生誕の聖地から「ベツレヘムの火」が届きました。
オリンピックのギリシャからの火みたいに、聖地で灯された火が旅を続け、今朝私の住む町の駅にも到着。
ローソクに灯されたその火が先ほど近所の方から届けられ、部屋の中で灯っています。

その少し前に、教会の仕事をされている方から、ベツレヘムから直送のツリーに引っ掛ける木彫りの飾りのプレゼントがとどけられました。
ベツレヘムのオリーヴの木で作られた、一つは馬小屋に、一つは星の形の中にマリアとヨーゼフが彫られた素敵な飾りです。

あと3時間もすれば、すべての店、全てのレストランも閉まって、午後3時には聖夜を迎える静粛なひとときが始まります。

深夜のミサはかなり冷え込みそう。明日の早朝はマイナス17度と予想が出ています。
管楽器のピッチがオルガンと合うだろうか、誰か病気にならないだろうかと、今晩と明日のミサの演奏が終わるまではゆったりした気持ちになれません。

Frohe Weihnachten!ークリスマスおめでう!

クリスマスには
投稿者:lvkoechel
2003/12/24 22:36 メッセージ: 3598
これは SPINATPOLKA2 さんの 3597 に対する返信です
全く、と言ってよいほど縁がありません。興味が無いからそう感ずるだけかもしれませんが。
 近くの教会に、ツリーが飾ってあるなー、程度で、街中もクリスマス.ムードはあまり無さそう。
 一日早いですが、Weihnachts-Oratorium 1.Teil を Gardiner で聴きました。キリスト生誕の歓びを感じさせる、良い演奏でした。

とりあえず
投稿者:y_bagus_m
2003/12/25 11:28 メッセージ: 3599
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
聖誕節快楽!

キリ番阻止!
投稿者:i_hate_liar_2003
2003/12/25 12:47 メッセージ: 3600
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
そういうこと。

メリークリスマス
投稿者:beknch
2003/12/25 23:20 メッセージ: 3601
これは y_bagus_m さんの 3599 に対する返信です
クリスマスですね。

窓の外は真っ白な世界。雪明りでほんのりと輝いています。
家の中では大きな暖炉が優しい光をだして部屋全体を暖めています。
腰が深く沈むソファーにどっぷりと体を沈めて音楽でも。
(以上は空想の世界)

そこで取り出したバッハの無伴奏チェロ組曲。
ビルスマで聴いてみましたが、これはいい。絶賛です。
こんなに温かくしみじみとしたチェロ組曲はそうそう聴けません。
1600年代の楽器を使用してますが、心に馴染む音色。録音具合も良い。
暖炉の前でブランデーを傾けながら聴きたい演奏です。

一方、ルーシー・ヴァン・デールで無伴奏ヴァイオリンも聴きました。
こっちは一概にのめりこみにくい感じでした。フレージングと装飾音に個性があり、
今回は波長が合わずしっくりきませんでした(しっくり来る時もありそうです)。
古楽器の柔らかい音色は暖炉の前で聴くには良さそうですでどね。
けど、HMVでチェンバロ伴奏付きの6曲のソナタ含めて4枚組1999円で売ってますね。
これなら持っておいて損はないでしょう。

話は違いますが、ノリントンの「英雄」、2002年のライブの分はなかなかよろしい。
最近オーソドックスな演奏を聴いている耳には相当に新鮮で面白いですね。
爽快な気分になれました。
強弱のデフォルメが斬新だしこういうのも持っていていいですね。
ティンパニィの音が迫力あります。恐らく木製のバチを使用しているのでしょう。

そういえば、HMVをうろうろしている時にBGMで流れていた第九が面白かったので演奏者を
訊いてみるとこれまたノリントンの新盤でした。
前に買った5番も新鮮だったし、特典盤のついている全集を買っておいても良かったかな。

さてさて
投稿者:y_bagus_m
2003/12/26 11:52 メッセージ: 3602
これは y_bagus_m さんの 3599 に対する返信です
おはようございます。
こちらは何故か(クリスチャンが多いわけではないのに) 25日と26日は祝日でお休み。
昨日の午前中は教会の集まりに行ってきました。

うちのカミさんが私に輪をかけたエセクリで、クリスマスデコレーションに命をかける
エセ・クリスマス・フェチにとどまらず、日頃から時々教会に行っては牧師やら神父やら
(彼女にとっては別にカトリックでもプロテスタントでもどちらでも良いのです)の話を
聞くのが好き というエセ・クリスチャン。
私より気合の入ったダブル・エセクリなのです。

彼女から「25日の朝は絶対教会だかんね!」と厳命されていた私は、
提出期限の迫っていた来年度の予算案作成を何とかそれまでに終わらせねば と、
24日の晩は翌朝4時半までかかって家に持って帰って来た電脳でカタカタ…
寝不足の目をこすりこずり 教会に行ってきました。
もっとも仕事の方は結局それでも終わらず、昨日は教会に行った後でオフィスに戻る
羽目になったのですが。

で、行って来た教会はSt.John’s カセドラル という香港でも由緒正しき教会。
西洋人の神父の説教は何言ってんだかよくわかりませんでしたが、ステンドグラスが
美しい荘厳なゴシック式建築(と言うのだろうか?)の建物に座っているだけで何だか
「クリスマスしてんぞ〜!」 という感覚が沸き起こってきてなかなか結構なものでございました。

晩は近所の人とクリスマスパーティー。
3軒の家が食べ物を持ち寄るポットラック形式。
お腹の調子がまだ少し心配な娘は豪華特製弁当(ふりかけご飯)持参。
教会→ 仕事→ パーティー と、なかなか忙しいクリスマスでした。

さてさて、この会のテーマ 「冬と言えば?」もそろそろこのあたりで終わりにして、
明日からは新しいテーマで行きたいと思います。
と言っても冬はまだ始まったばかり、それにクリスマスの期間はまだ続きます。
あと1日「冬」、「クリスマス」について語ってください。

ノリントンのベト全
投稿者:ZAKKYO2000
2003/12/26 12:20 メッセージ: 3603
これは beknch さんの 3601 に対する返信です
beknchさん、
>ノリントンの「英雄」、2002年のライブの分はなかなかよろしい。最近オーソドックスな演奏を聴いている耳には相当に新鮮で面白いですね。爽快な気分になれました。

でしょでしょ。
第一楽章のヘミオラのところのクレッシェンドや、第二楽章コーダのところの急激なテンポの変化など、ジンマンとはまた違った発見が随所にありますよね。

>HMVをうろうろしている時にBGMで流れていた第九が面白かったので演奏者を訊いてみるとこれまたノリントンの新盤でした。

昨年から今年に掛けて随分沢山の第九の新譜が出ましたが、これも個人的には一番面白かったです。第一楽章の冒頭の弦の刻みからしてもう耳を捉えて離しません。
レコ芸のアカデミー賞を取ったとかいう噂を聴きましたがほんとうなのかな?

>特典盤のついている全集を買っておいても良かったかな。

私もバラで買ってしまったのでしまったと思っています。(幸いあまり値段は安くないですが、でも特典が気になる・・・)
ラトルや小澤の全集が売れているようですが、内容からいったら断然こちらの方が面白いのではないでしょうか。

ついでに、もうひとつ私のおすすめの新譜としてはポルセリーン=タスマニアSO盤の全集を挙げておきます。
全部聴いたわけではないのですが、ジンマン、ノリントンの向こうを張った、現代楽器によるベーレンライター新版による全集ですが、フォルテピアノの通奏低音がついているところが大変面白く、オケも無名の割にはかなりの高レベルな演奏でした。

世間は、クリスマスも終わり、仕事納め&正月の準備モードに入っています。ノリントンやポルセリーンの第9はこんなあわただしい年の瀬にピッタリかも。

クリスマス
投稿者:y_bagus_m
2003/12/26 16:03 メッセージ: 3604
これは lvkoechel さんの 3598 に対する返信です
>いろんな演奏者がいて、いろんな感じ方がある、だから面白いですね。
>違った趣味の人から触発されて、自分の感じ方考え方が変わっていくのも面白い。

まさにその通りですね。
特にこのトピを始めてからは私も 「ふ〜ん、この人はあの演奏をそういう風に感じるんだ…」、
さらに 「ほいじゃ一回聴いてみっぺ」、そして 「お、えーやん なかなか!」 というような
経験が多々あり、そういう状況を楽しんでいます。
最近で言えば、今までどーにもならんかった古楽器に少しずつ馴染みつつありますし…

>イブの今夜は学生時代の友人と台湾料理に行ってきます(何でやねん)。

イブに台湾料理とは何とナイスなチョイス!
で、いかがでした? 楽しみましたか、台湾料理?
台湾にいた時には食べる機会も多く、もうええわ… と思ったものですが、
既に何年も食べていないので、懐かしく思います。
こちらにも台湾料理屋はあるので、一度行ってみようかな。

>朝の気温、零下15度。
>真っ白に凍った世界が陽に輝いて、まさに今日にふさわしいクリスマス風景です。

シュピナートさんの所は文字通りのホワイト・クリスマスだったのですね。
24,25日は楽しく過ごされましたか?

>ベツレヘムのキリスト生誕の聖地から「ベツレヘムの火」が届きました。
>オリンピックのギリシャからの火みたいに、聖地で灯された火が旅を続け、
>今朝私の住む町の駅にも到着。

へー、良いですねぇ。
それは毎年恒例で行われているのでしょうか?
うちでろうそくに日をつける時は、台所のガスコンロから火がリレーで届けられます。
(以前は100円ライターだったのですが、タバコを吸わなくなった今はうちにライターがないので。)

シュピナートさん、ミサは上手くいきましたか?

>クリスマスには全く、と言ってよいほど縁がありません。

う〜ん、いかにもlvkさんらしいコメントですね。
その覚めた目で我が道を貫きつつ、えー年こいてクリスマスだ何だと騒いでいる
オロかな私を暖かく見守ってやってください。

ご謙遜 !
投稿者:lvkoechel
2003/12/26 22:51 メッセージ: 3605
これは y_bagus_m さんの 3604 に対する返信です
>その覚めた目で我が道を貫きつつ、えー年こいてクリスマスだ何だと騒いでいる
オロかな私を暖かく見守ってやってください。

 トピの帝王たるバグースさんのおかげで、楽しい一年をおくれました。
 これからもよろしく!

>違った趣味の人から触発されて、自分の感じ方考え方が変わっていくのも面白い。

 確かに!
 某トピでReiner と騒いでいる方がいて
「ホンマカイナ」という感じでBeethoven の3,5,6,7 の二枚組を買ってみました・・・二月ほど前ですが。
 これが、実に素晴らしく「初心者」さんに感謝しています。殊に「第五」は凄かったです。

第36回テーマ:03年のベスト と言えば?
投稿者:y_bagus_m
2003/12/27 11:54 メッセージ: 3606
これは y_bagus_m さんの 3602 に対する返信です
さて、激動の(?) 2003年もいよいよ残すところあとわずか。
そこで今回のテーマは、03年を振り返ったこのテーマ。

*03年に買ったディスクで心の残った曲/演奏
*新たに買ったわけではないのだけれど、今年もやっぱりこの曲/演奏
*今まで埋もれていたのだけれど、何かのきっかけでこの年に復活してよく聴いた曲/ディスク
*03年に行ったコンサートで心に残ったもの
*上記とは反対、期待していたけれどがっかり… というもの
*その他、03年で「これは!」 と感じた出来事 (範囲が広すぎる??)
等々。

いくつ挙げてもらっても結構です。

では、よろしくお願いします。

>第36回テーマ:03年のベスト と言えば?
投稿者:wadakamaru
2003/12/27 19:41 メッセージ: 3607
これは y_bagus_m さんの 3606 に対する返信です
途中から割り込んできて、いろいろ言いたいこと書き散らして、
その都度丁寧なレスを頂きまして、まことにありがとうございました。
来年も相変わりませず、おつきあいのほどお願いいたします。
と、いやに改まったことを書いていますが、本当はこんなんは一番苦手なのです。

*03年に買ったディスクで心の残った曲/演奏
これは、nacs さんのところにも書き込みましたが、
レイチェル・ポッジャーのヴィヴァルディ作品4「ラ・ストラヴァガンツァ」
もう一度引用しますと、
“椅子にちんと座って「鑑賞」する音楽でなく、体を揺らしながら聴いて「楽しむ」音楽になっていると思いました。”
です。

*新たに買ったわけではないのだけれど、今年もやっぱりこの曲/演奏
何かのはずみにふと立ち帰って聴くは、ヴィヴァルディの弦楽のためのコンチェルトと、
数人のソロパートで演奏する室内コンチェルトといわれるものです。
要するに、わたくし的に癒される曲なのです。

*今まで埋もれていたのだけれど、何かのきっかけでこの年に復活してよく聴いた曲/ディスク
時々は私のクラシックの原点である、おやじさんバッハのチェンバロ曲を、そしてその次男坊のものを。

*03年に行ったコンサートで心に残ったもの
なかなか行く機会はないのですが、今年は2回聴きに行ってきました。
一つは、鈴木雅明さんとその仲間によるバッハのトリオソナタほか、
もう一つはフランスのレーヌというカウンター・テナーの、
ヴィヴァルディほかの声楽曲のコンサートです。
生演奏でしか味わえない臨場感を堪能してきました。

*上記とは反対、期待していたけれどがっかり… というもの
あるかも知れませんが、そう思いたくないので、
もしそのような気配のあるものは、すぐに封印、忘却します。

*その他、03年で「これは!」 と感じた出来事 (範囲が広すぎる??)
国際的にはイラク戦争かな。
つぎに、多分バグースさんは触れたくもないだろうけれど、『阪神の優勝』!! ですね。
それから、宇宙人とのファースト・コンタクトとか・・ いやこれはウソです。

03年を振り返ると
投稿者:tynaoshima
2003/12/27 20:54 メッセージ: 3608
これは y_bagus_m さんの 3606 に対する返信です
 今晩は、普請道楽です。

wadakamaruさん、ご指摘の通りですね。私もトピ主さんの暖かいレスで幸せな時間を過ごせました。皆さん、来年も宜しくお願いします。

 2003年と言えばベルリオーズの生誕200年という節目の年でした。ベルリオーズ好きでしたので、20余年前から心待ちにしていたのですが、思ったより「幻想」以外の曲が表に出てきません。折角、昨年暮から東京地方に戻ってきたのに、デュトワが音楽監督をしていた昨年のN響の方が、今年より頻度多く演奏していた気がします。
 残念ながら、結局、生で聴くことなく一年が終わってしまいました。

 さて私事なのですが、運良く(就職して以来始めて)年末年始に一週間休暇を取れることとなり、今日から来年1月7日まで「黄金の12連休」となったのです(やったね)!ましてや今日から3日間は、愚妻が実家に帰り(愛する子供達も一緒なのが心残りですけど)、思う存分音楽三昧ができる環境が整いました。よ〜し、これはチャンスだ、何か聴きに行ったろ…
 …のはずが、今日から都内・神奈川県でやっているコンサートは「第九」ばかりです。しかも高いか売り切れかのどっちか。初台の新国立劇場にも何にも掛かってないし、新春にしてもウィンナ・ワルツのみ。これもTVで代替できるでしょうに…。
 別に「第九」は嫌いではない(とっちかと言えば好き)ですが、選択肢が無くなってる、というのはつまんないですよね。
 実は、「運良く」ではなくて「運悪い」一年で、これもその象徴だったのかも知れません。

 そんな中、今年は自分なりの転換点だったようにも思います。
 今までは大音量で劇的な歌劇・交響曲がレパートリーの中心だったのですが、室内楽などを含めたしっとり系にも手を拡げることができました。
 このトピでご紹介頂いた、フォーレのVnソナタやデュルフレの「レクィエム」に出会えたのは幸運でした。他にもモーツァルトのクラリネット五重奏曲やJ.S.バッハのVn協奏曲集などの復活組も出てきました。

 不惑を迎えた盛夏、じゃなくて成果もあったなと思います。「枯れる味わい」の中年力(=大人の魅力)がついてきたってことですかね。
 来年は、一層「大人度」を高められる一年にしたいものです。

 最後におまけのご報告です。
 DVDレコーダー購入は、ボーナスの額が若返ってしまいましたので、ダイエー打線の前のオリックス投手陣のように愚妻の前で撃沈してしまいました。
 …ボーナスも「大人」になりたいなぁ。

ベスト・トピ
投稿者:as_dsch
2003/12/27 22:15 メッセージ: 3609
これは wadakamaru さんの 3607 に対する返信です
今年のベスト・トピずれというテーマはなかなか難しい。
気がつけばもう年の瀬、年と共に1年を短く感じる・・・ジャネーの法則というのがあって、過ぎ去った時間が長ければ長いほど時間を短く感じるというものですが、最近はこの法則をひしひしと実感しています。
40歳の人が感じる1時間は20歳の人には2時間に、80歳の人には0.5時間に感じられる。
老人が「もうすぐお迎えが来る」と言うのは気力・体力の衰えだけではなく、時間の実感をも表明しているのかもしれません。
子供がじっとしていられないのも時間の実感・・・30歳の親が「たったの5分くらい大人しくしていなさい」と言っても、5歳の子供にとっては30分の長さなのです・・・「大人しく」とは言い得て妙です。
小学校の6年間と中学・高校の6年間・・・あきらかに小学校のほうが長かった・・・20歳くらいまでは一昨年の出来事と去年の出来事と今年の出来事の区別ができたが、今やそのようなことができるのは天才ではないかとすら思うようになってきた・・・御達者倶楽部会員の面目躍如?

とはいってもまだ今年は4日残っている・・・師走になると「今年を振り返る」という企画が始まるが、いったい12月を置き去りにしていいと誰が言ったのだ!
テレビで「今年を振り返る」番組を放送し、そこでイラク戦争を様々に取上げた翌日にフセインが捕まり、田吾作は意地悪く「ざまあみろ、先を争って振り返るからだ!」と叫んでいました・・・2003年を振り返るのは正月三箇日になってからにしてほしい・・・昨年を忘れて新たな年をスタートするのではなく、大晦日までの昨年を振り返って新たな年をスタートしてほしい。
だいたい(文句が増えてきたぞ!)、テレビで「ご冥福をお祈りします」と言いながら今年亡くなった人を偲ぶ場面があるが、12月後半に亡くなった人は冥福を祈らなくていいのか?
そういうわけで、大晦日に3億円当った日には今年最大の出来事が12月31日に起こったことになる・・・残り4日は侮れないぞ。

そんなこんなでトピずれに80%の力を注いできた今年もタコ先生を多く語りました・・・ほとんどが無駄話だということは言われなくてもわかってるんですが。
残り4日に何もなければN響の第九を見ながらひとりで指揮・独唱・合唱をするのかな・・・紅白はもう30年以上見ていない。
さあて、これで今年を振り返ったことになるのだろうか?

年の瀬 モード
投稿者:y_bagus_m
2003/12/28 12:44 メッセージ: 3610
これは y_bagus_m さんの 3606 に対する返信です
さすがに年の瀬、皆さんお忙しいのかここのところ書き込みも少なめですね。
かく言う私もここのところレスさぼりがちで申し訳ありません。

>一方、ルーシー・ヴァン・デールで無伴奏ヴァイオリンも聴きました。

bekさん、何を隠そうシリ隠そう、私も先日買ったのです、ルーシー・ヴァン・デールで
無伴奏 (パルティータ2番が入ったもの)。
しかしまだ聴いていません。 楽しみです

>>ノリントンの「英雄」、2002年のライブの分はなかなかよろしい。
>でしょでしょ。
>ジンマンとはまた違った発見が随所にありますよね。

むむむ、また英雄ですか。
ノリントンの演奏は今まで一度も聴いたことがありません。
時代のハミゴの私もジンマンの英雄のおかげで半歩オリジナル楽器演奏に近付いたので、
そのうちに聴く機会も必ずあるかと思います。
でもその前にブリュッヘンのCDをどれか聴いてみたいなぁ。

>ついでに、もうひとつ私のおすすめの新譜としてはポルセリーン=タスマニアSO盤
>の全集を挙げておきます。

タスマニアですか?!
タスマニアと言えば、こちらのジャスコでも売っているあの
「ジャスコ・トップバリュー・タスマニアンビーフ」 のタスマニアですよね。
bekさんの住んでらっしゃるところに近いのかな?
特産物は牛肉だけではないのですね、タスマニア。
あなどれないかもしれない。

>>違った趣味の人から触発されて、自分の感じ方考え方が変わっていくのも面白い。
>確かに! 某トピでReiner と騒いでいる方がいて「ホンマカイナ」という感じで
>Beethoven の3,5,6,7 の二枚組を買ってみました・・・二月ほど前ですが。
>これが、実に素晴らしく「初心者」さんに感謝しています。殊に「第五」は凄かったです。

う〜む、経験豊かな玄人のlvkさんにそこまで影響を与えるとはやはり只者ではありませんね、
あの自称「変態」 少女(?)。

as_dschさん
投稿者:ciurlionjs
2003/12/28 13:02 メッセージ: 3611
これは as_dsch さんの 3609 に対する返信です
まったくくだらない書き込みを延々とするのは止めて下さい。あなた自身は面白いと思っているのかもしれませんが、全くトピックの主旨に沿わないくだらない内容です。

迷惑ですので自粛してもらえませんか。

2003年の収穫
投稿者:from_ojp
2003/12/28 13:31 メッセージ: 3612
これは y_bagus_m さんの 3610 に対する返信です
僕にとって2003年は衝撃と笑劇の一年でした。
トピ仲間のみなさんからのさまざまなリコメンドによって
新しい音楽感動に出会えたこと。
トピ主バグースさんの軽妙かつ核心に触れるレスによって
新しいお笑い感動に出会えたこと。

今年の収穫は数多くあります。
一例はトスカニーニ/ニューヨークフィルの第九との出会いです。
毅然として、強く、熱く、切れ味の鋭い名演。
NBCとの演奏はいまいちピンと来なかったけれど、
ニューヨークフィル盤の終楽章を試聴しただけで、
思わずヨッシャーと快哉を叫んだほど。
名演でも音の悪いのはカンベンねとほざいていた僕ですが、
これだけは違うのね。汗、汗、汗。
紹介していただいた方、どうもありがとう。
あれれ、もしかして漬け物さんのトピだったかな。

それともうひとつ収穫をあげるとすれば、
現代音楽にはまりこんだこと。
この分野には以前から関心がありましたが、
ウエーベルンやベルクから入り、
メシアンなどを聴きかじったところで何となく遠のいていました。
そんなある日、スティーブ・ライヒの音楽を知って、めらめらと再燃。
いっときは来る日も来る日もライヒやペンデレツキや
ベリオに明け暮れていました。
いわゆる「わかりやすい現代音楽」が好きなんですね。
そして今年最大のお気に入りが「サローネン作品集」なわけです。
そう、あの指揮者サローネンの初期から現代までの足跡。
フィンランディアレーベル、あなどれません。

大人になりたい 私
投稿者:y_bagus_m
2003/12/28 13:39 メッセージ: 3613
これは tynaoshima さんの 3608 に対する返信です
>レイチェル・ポッジャーのヴィヴァルディ作品4「ラ・ストラヴァガンツァ」

この曲/演奏、ワダカマルさん このトピでも以前挙げられていましたね。
バロックの権威 (あ、こんな呼び方お嫌でしょうね、ごめんなさい) ワダカマルさんが
3度にわたって取り上げられているとなると、これは聴いてみないわけにはゆかないでしょう。
次回日本に寄った時には最優先で探してみるとしましょう。

>つぎに、多分バグースさんは触れたくもないだろうけれど、『阪神の優勝』!! ですね。

いえいえ、巨人ファンは心が広いので、いくら触れられても大丈夫です…??
と言うか、正直言って最近私自身 巨人に対する思いがどんどん薄れていっているのを感じます。
元々ここ数年の金に飽かせて大物選手を買い漁るやり方には疑問を持っていましたが、
それでも長嶋監督時代は言うに及ばず原監督になってからも松井がいた頃には
インターネットの試合状況サイトをちょくちょく覗いては一喜一憂していたものです。
ところが、松井がいなくなった今年はその回数もめっきり減り、さらに 原監督の解任
(辞任?) やその後のゴタゴタを見ているとますます嫌気がさしてきました。
来年は巨人への思いに比例して日本のプロ野球に対する興味がますますなくなって
ゆくのだろうな と思います。

>2003年と言えばベルリオーズの生誕200年という節目の年でした。
>ベルリオーズ好きでしたので、20余年前から心待ちにしていたのですが、思ったより
>「幻想」以外の曲が表に出てきません。

そうですね、ベルリオーズと言えば「幻想交響曲」が突出していて、作曲家の知名度
の割には聴かれている曲の幅が極端に狭いように思います。
他にも良い曲がたくさんあるのにね。
で、お前は何を知っているのかって??
決まっているではありませんか、「幻想交響曲」1曲っきりですよ。
あ、それと中学生の頃FMで聴いた「レクイエム」と、今年香港POの演奏会で聴いた
「ローマの謝肉祭」 それぞれ1回っきり、エッヘン!
それにしても20年前からこの年を楽しみにしていたなんてすごいですね。
道楽普請さんのベルちゃんへの傾倒振りが察せられます。

>よ〜し、これはチャンスだ、何か聴きに行ったろ…
>…のはずが、今日から都内・神奈川県でやっているコンサートは「第九」ばかりです。

そうかそうか、日本の年末は第九一色。
オケにとっては年間最大の書き入れ時、11ヶ月間溜まった赤字をこのひと月で一気に
取り返さなければならないのでしょう、多分。
米国の某世界最大の玩具販売会社は1年間のうち3四半期が赤字、
クリスマス商戦のある第4四半期の儲けだけで年間損益を黒にしているらしいのですが、
日本のオケも同じような状況にあるのかもしれませんね。
もっともそれでも年間損益をトントンに持ってゆくことの出来るオケは少ないのでしょうが。

>今までは大音量で劇的な歌劇・交響曲がレパートリーの中心だったのですが、
>室内楽などを含めたしっとり系にも手を拡げることができました。

それは大きな成果!
皆さんから紹介された曲たちがその一端を担っているとすれば、これに勝る喜びはないですよね。

>…ボーナスも「大人」になりたいなぁ。

右に同じ…、いや月給も「大人」になりたい、私の場合。

>大人になりたい 私
投稿者:wadakamaru
2003/12/28 19:52 メッセージ: 3614
これは y_bagus_m さんの 3613 に対する返信です
3回も書いていたましか。
ちょっとくどいですね。反省しときます。
と言うことで、↓で試聴できるのでまずはお試しを。
http://www.hmv.co.jp/Product/Detail.asp?sku=376328
ちなみに「試聴16」は、「忠実な羊飼い」にも採られている曲ですね。

>クリスマス商戦のある第4四半期の儲けだけで年間損益を黒にしているらしいのですが、
これって日本の神社にも言えそうですね。
初詣と、関西なら「えべっさん」、「一年を三日で暮らすいい男」だったかな。
これは、日本のオーケストラのことだったのか。

大人になりたくないわたくし、
ピーターパン症候群になっています。
ええ年して、何を言っているのか・・

ロジャー・ノリントン
投稿者:wolfgang17560127
2003/12/29 8:26 メッセージ: 3615
これは y_bagus_m さんの 3610 に対する返信です
メルヴィン・タンとのベートーヴェン ピアノ協奏曲全集もいいですよ。

http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B000090WCD/qid=1072653630/sr=1-3/ref=sr_1_3/103-8903780-6917432?v=glance&s=classical

http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B00000DNNU/qid=1072653689/sr=1-14/ref=sr_1_14/103-8903780-6917432?v=glance&s=classical

特に、第3番が良いですね。

私の1年、娘の1年
投稿者:y_bagus_m
2003/12/29 9:59 メッセージ: 3616
これは from_ojp さんの 3612 に対する返信です
>気がつけばもう年の瀬、年と共に1年を短く感じる・・・ジャネーの法則というのがあって、
>過ぎ去った時間が長ければ長いほど時間を短く感じるというものですが、
>最近はこの法則をひしひしと実感しています。

いやー、ホントです、田吾作さん。
うちの娘は今7歳。
7歳の子供にとっては1年と言えば人生の1/7。
そのうち2歳まではあまり記憶が無いとして、物心付いてから数えると人生の1/5。
一方私が物心付いてから40年、その1/5と言えば8年。
単純計算すると私の1年間は彼女の1年間の1/8の価値しかないのね…
などと考えてしまう今日この頃。
逆に私の8倍の価値がある1年間を過ごした娘。
せいぜい勉強してやー。

>とはいってもまだ今年は4日残っている・・・師走になると「今年を振り返る」という
>企画が始まるが、いったい12月を置き去りにしていいと誰が言ったのだ!

これについては私も常々同じようなことを考えていました。
この時期になると今年の10大ニュース! とかってやるわけですが、
もしもその発表が終わってから何かとんでもないことが起こったりしたら (TOUCH WOOD!)
一体どうするのだろう?
翌年の10大ニュースの中に入れてしまうのかな? などと。
今まで実際にそういうことってなかったのかしらん?

>トピ主バグースさんの軽妙かつ核心に触れるレスによって
>新しいお笑い感動に出会えたこと。

うーむ、私はお笑いをやっているつもりはこれっぽっちもないのだが…
常に「痴性溢れる拡張他界トピ」、
じゃない、 知性溢れる格調高いトピ」を目指しているつもりなのだが…
うーむ。

>一例はトスカニーニ/ニューヨークフィルの第九との出会いです。
>毅然として、強く、熱く、切れ味の鋭い名演。
>あれれ、もしかして漬け物さんのトピだったかな。

ふむふむ、これを聞くとつけものさんが泣いて喜ぶことでしょう。

>いわゆる「わかりやすい現代音楽」が好きなんですね。

ペンデレツキって「わかりやすい現代音楽」なのですか…?
私は香港POの演奏会で「失楽園よりアダージョ」というのを聴いたことがありますが、
「わかりやすい」とは思わなかったなぁ。
あ、でも武満の「そしてそれが…」を一生懸命聴いたことを経験した今なら
ペンデレツキを聴いても 「やったぜ、パパ!」 となるかもしれません。
武満前/武満後 というやつですね。

大掃除の音楽
投稿者:beknch
2003/12/29 12:03 メッセージ: 3617
これは y_bagus_m さんの 3616 に対する返信です
今年も押し迫りましたね、あと二日を残すのみです。
お陰様で、盛りだくさんの年末を過ごさせていただいております。

昨晩は、ミレナリオを見てきましたが、人の多さには驚きでした。
あれは明治神宮の初詣客の雰囲気。群集の流れが止まってしまってます。
仕方が無いので丸ビルの上から眺めてました。
面白いのは群集の中でぼんやりと青白く光る無数の小さな点。デジカメ&携帯電話カメラの
モニターの光です。いやあ、ご時世ですね。
現場に居合わせて始めて認めることのできるものの一つです。

本日は実家に移動予定で、引き続き年末年始は恒例の京都です。

ここ数日の音楽は、
26日にはN響の第九。演奏は極めてオーソドックスなものでしたが
座席はベストポジションで良い響きでした。田舎ホールとは大違い。会場が音を鳴ら
している雰囲気です。どういう加減か金管が目立ちすぎずバランスが取れた感じ。
4楽章でバリトン歌手ソロ開始部では柔らかいトーンで雰囲気抜群でした。
そう言えば31日のNHKの放送も同じ歌手陣・指揮者の様ですね。

その他クリスマスに前後してバッハのカンタータ140番と147番 by リヒターで
BGMとし、その後はホッターの「冬の旅」、ベトやんの7番、8番 by ノリントンあたり
を聴きました。ノリントンの7番、8番は大掃除に妙に合ってました?

ZAKKYOさん、タスマニアにオケがあるなんて恥ずかしながら知りませんでした。
しかも50年以上の歴史があるオケなんですね。タスマニアの皆さんごめんなさい。

今年を振り返ってみると、自分の特殊な環境のなせるわざで随分音楽を聴きました。
また、5月以降に○○トピにお邪魔する様になったことは画期的な出来事でしたし、随分刺激を頂きました。感謝!

筆不精の私がこういう場所に投稿するなんて心境の変化があったとは言え、
凄いことです。これはひとえにトピ主さまの容姿端麗の(もういい?)おかげですね。

もう一つ、笛を再開し始めたのも音楽生活の中では大きな出来事ですね。

>*03年に行ったコンサートで心に残ったもの

8月のリン・ハレルのコルニドライがNo.1ですね。
ホールに響き渡るナマ・チェロの芳醇な響きにはノックアウトでした。

前半に聴いたマーラーの5番も良かったなぁ。
この曲はナマで聴くと金管の魅力を満喫できるのです。以前、東京で聴いたドレスデン・
シノーポリのマーラー5番が忘れられないのですけどね。

2003年のベストといえば
投稿者:other_wind
2003/12/29 17:22 メッセージ: 3618
これは beknch さんの 3617 に対する返信です
03年のベストと言えば、キーロフオペラのプロコフィエフ「戦争と平和」でした。

CDでは、NAXOS盤の武満徹「そして、それが風であることを知った」。

ノリトンの新ベ−トーヴェン全集もティンパニの硬い響きがとても印象的でいいと思いました。
金管はもっと抑えたほうがいいかな。
ハイドンやモーツァルトもCD出してくれないかなと期待してます。
えーと、タスマニアってどこですか。

加藤知子のバッハの無伴奏Vnは聴き込むのが楽しみ。

歌心あふれるブヤノフスキーのホルンのCDは4巻までそろえてしまいました。

ヤノヴィッツとデラ・カーザのリートを初めて聴き、シュトラウスのMorgen!にしびれました。

今年はジョージ・セルの素晴らしいライヴ盤が数多く出されたのもうれしいことでした。

LPでは、バルシャイのモーツァルト交響曲集、ピアーズ・ブレイン・グーセンスのブリテン/セレナード、ドクシツェルtpのカッチーニ/アヴェマリア、コヴァーチのモーツァルトVnソナタなど比較的珍しいものが手に入りました。

バグースさんや皆さんとお話ができ、楽しい1年でした。ありがとう!

ノリントン
投稿者:yukkomylove2003
2003/12/29 17:46 メッセージ: 3619
これは wolfgang17560127 さんの 3615 に対する返信です
wolfgang17560127さん こんにちは。

タンの全集と思って考えて見たら、指揮がノリントンだったんですね。
どうも、最近のベートーヴェン交響曲全集で急に有名になった感もあるので、
ちょっと盲点でした。

ちなみに、私は皇帝のフィナーレと合唱幻想曲が好きです。
最後のソロの盤もなかなかなんですが、なんでタンって国内市場から
一瞬消えたんでしょうかね。

意外な盲点
投稿者:yukkomylove2003
2003/12/29 18:00 メッセージ: 3620
これは y_bagus_m さんの 3606 に対する返信です
バグースさん 今年一年とまではいかないのですが、大変お世話になりました。

シューベルトのトピとか、他に書いていた所が死んでしまって、残ったのはこれくらい?

ベストといわれるとまだ考えがまとまらないのですが、今年買った中で盲点だった
のが、ポーランドからフランスに行ったピアニスト、故ミロシュ・マギンの復刻
でした。これって、昔レコード時代は日本のキングから出ていたんですが、
全然無視していまして…。
CD ACCORDがユニバーサルに吸収されてからの復刻を聴くと、
そのしっかりした演奏にどっきりしました。
その時のキングのシリーズというと、他にはグルダのベートーヴェンソナタ旧全集。
フランス・クリダのリストにカッチェンのブラームス。うーん渋かった。

あと、巷ではレコードアカデミー賞とかいうのが発表されているみたいですが、
ノリントンのべト第九をはじめ、ことごとく聴いたことないものばかり。
CCCDにもムッとしましたが、いかに国内盤を無視していたことか。

いや、器楽部門など、審査員全員一致でキーシンだったけど、昨年受賞のため
取り下げ。他に誰にしようと思ったら、候補はニコラーエワ女史や井上さんと、
天国に召した方ばかり。何か情けない気がするなぁ。

まさにその通り
投稿者:y_bagus_m
2003/12/29 18:44 メッセージ: 3621
これは beknch さんの 3617 に対する返信です
>と言うことで、↓で試聴できるのでまずはお試しを。

聴いてみました!
「試聴16」、確かに聴いたことがあります。
弦楽合奏でやるのも美しいですね。
ちなみにこの演奏、一聴しただけで例の細川たかし風ビブラート奏法満載、ツチノコも一杯、
ハヤシもあるでよー という感じですが、ワダカマルさんを始め皆さんのご指導の成果で
かなり耳が萎えてきたじゃない、慣れてきた今日この頃。 さほど抵抗は感じなくなってきました。
次回の日本行きでこのCDを探すのが楽しみです。

>メルヴィン・タンとのベートーヴェン ピアノ協奏曲全集もいいですよ。

このメルヴィン・タンという人、確かシンガポール出身でしたよね。

>なんでタンって国内市場から一瞬消えたんでしょうかね。

へっ、消えたのですか? 一瞬? で、また復活した?
きっと日本とシンガポールとの自由貿易協定の成り行きとリンクしていたのでしょう。
(んなわけない!)

>面白いのは群集の中でぼんやりと青白く光る無数の小さな点。
>デジカメ&携帯電話カメラのモニターの光です。いやあ、ご時世ですね。

少し前に小泉総理が選挙の応援演説で街頭に出たときの映像をテレビで見ました。
若い人達もたくさん集まり、皆が皆揃って右手を前に突き出しケータイで写真を撮っていました。
新興宗教の挨拶のポーズか何かみたい… と思ったものです。
話は飛びますが、ノキアかどこかの最近の調査で、ケータイを電話として使っているよりも
ゲームやカメラとして使っている時間の方が長いという結果が出たそうです。
そのため、今後デザインを電話機能重視ではなくゲーム/カメラ機能重視にしてゆく…
とかいうような話も聞きました。

>26日にはN響の第九。演奏は極めてオーソドックスなものでしたが座席は
>ベストポジションで良い響きでした。

bekさん、行かれましたか、ナマ九!
香港でもあれば行きたいのですけどね。

>ノリントンの7番、8番は大掃除に妙に合ってました?

なんじゃ、そりゃ…??
でも、何となく想像できるような気がしないでもありません。
クレンペラーとかフルトヴェングラーなんかかけていたら掃除が滞って滞って仕方がない
だろうことは想像に難くなく、ノリントンであればその逆の現象が起こるのだろう… ということで。

>5月以降に○○トピにお邪魔する様になったことは画期的な出来事でしたし、
>随分刺激を頂きました。感謝!

刺激を貰ったという意味では私も全く同感、感謝!

>筆不精の私がこういう場所に投稿するなんて心境の変化があったとは言え、凄いことです。

これは全く持って私にも当てはまることです。
友達関係のメイルにも返事を怠りがちな私が 義務感・責任感が伴ったとは言え、
これだけマメにレスしまくったと言うのは奇跡に近いと言えよう。

>これはひとえにトピ主さまの容姿端麗の(もういい?)おかげですね。

まさにその通りですね。

ケチをつけるのでは無いですが
投稿者:lvkoechel
2003/12/29 22:57 メッセージ: 3622
これは from_ojp さんの 3612 に対する返信です
 フロムさん、久しぶりです。
>一例はトスカニーニ/ニューヨークフィルの第九との出会いです。
毅然として、強く、熱く、切れ味の鋭い名演。
 =私には、とても聴き通せる録音では無かったです。PCで鳴らす分にはともかく、本式にオーディオに繋いだら、とても酷かったです。 あれで良し悪しを判断する能力は私にはありません。

 前向きの意見で無く、申し訳無い。

確かに音はひどい
投稿者:from_ojp
2003/12/30 3:50 メッセージ: 3623
これは lvkoechel さんの 3622 に対する返信です
lvkoechelさん、こんばんわ。
トスカニーニ/NYの第九、僕はディスクで聴いていません。
銀座山野やHMVでも見つからなかった。
ウェブサイトから第4楽章だけをダウンロードし、
MACの2チャンネル+サブウーハーのセットで鳴らしています。
本式のオーディオにつないでないせいか、
僕には充分聴けましたよ。
もちろん、各声部は混濁してドロドロモコモコの音でしたが。
それでも「トスカニーニの音楽」は
はっきり伝わってきました。

ノリントンのモーツァルト
投稿者:wolfgang17560127
2003/12/30 6:07 メッセージ: 3624
これは other_wind さんの 3618 に対する返信です
全集ではありませんが、交響曲は第38番-第41番があります。
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B00005RFSN/qid=1072730678/sr=1-6/ref=sr_1_6/103-8903780-6917432?v=glance&s=classical

ピアノ協奏曲は、メルヴィン・タンとの第20番第23番第24番第25番。
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B00000DNQ5/qid=1072731042/sr=1-16/ref=sr_1_16/103-8903780-6917432?v=glance&s=classical

http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B00000DNPK/qid=1072731123/sr=1-21/ref=sr_1_21/103-8903780-6917432?v=glance&s=classical

オペラは「魔笛」と「ドン・ジョヴァンニ」。
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B00000I3W4/qid=1072730678/sr=1-9/ref=sr_1_9/103-8903780-6917432?v=glance&s=classical

http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B00000JJRC/qid=1072730678/sr=1-10/ref=sr_1_10/103-8903780-6917432?v=glance&s=classical

声楽は「レクイエム」と「アヴェ・ヴェルム・コルプス」。
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B00000I3VZ/qid=1072731326/sr=1-14/ref=sr_1_14/103-8903780-6917432?v=glance&s=classical

以前、交響曲第39番を聴きましたが、かなりアップテンポでユニークな演奏でした。

また、現在廃盤になってしまってますが、ブラームスの交響曲全集もあります。古楽器演奏唯一のブラームス ?

レコードアカデミー賞
投稿者:y_bagus_m
2003/12/30 9:53 メッセージ: 3625
これは yukkomylove2003 さんの 3620 に対する返信です
>03年のベストと言えば、キーロフオペラのプロコフィエフ「戦争と平和」でした。

割と最近聴きに行かれたやつでしたよね。
実はゲルギエフは実質的にまだ1度も聴いたことがありません。
以前BSでちらっと姿を見かけましたが、きちんと聴けず曲名さえも忘れました。
巷の噂では凄そうなので、一度きっちり聴いてみたいのですが。

>バグースさん 今年一年とまではいかないのですが、大変お世話になりました。

トンデモゴ
こちらこそ私の知らないピアノ曲をいろいろと教えていただき、ありがとうございます。

>シューベルトのトピとか、他に書いていた所が死んでしまって、残ったのはこれくらい?

そうそう、シューベルトトピがいつの間にかなくなっていましたね。
私も数回投稿したことがあるのですが、残念です。

>あと、巷ではレコードアカデミー賞とかいうのが発表されているみたいですが、
>ノリントンのべト第九をはじめ、ことごとく聴いたことないものばかり。

レコードアカデミー賞という言葉には懐かしい響きがあります。
懐かしいと言っても別に過去のものではなく現在も毎年選出されているわけですが、
ここ10年以上何が受賞しているか殆ど知らないもので、そんな風に思ってしまいます。
しかし、若い頃、そう毎月レコ芸を買っていたクラシック少年だった頃には今年は
どのレコードが受賞するだろうかと予想までしていたほどのアカデミー・フリークだったのですよ。
特にカラヤンファンだった私は、今年はカラヤンのレコードが2枚受賞した! とか、
1枚も選ばれなかった! とかいうことで一喜一憂していました。
今から思えばバカみたいですが、当時はそれが結構重大な関心ごとだったのです。
と言うような事情で、レコードアカデミー賞には「現役だけど懐かしい」 と言われている
ドリフターズ同様の感慨を覚えてしまうのです。
ところで、この賞は最近どんなディスクが受賞しているのでしょう?

「レコードアカデミー賞」で検索しても、過去の受賞盤は断片的にしか載っていません。
どなたか過去の受賞盤を体系立ててご存知の方いらっしゃいませんか?
いらっしゃったら是非教えていただきたいものです。

>今年買った中で盲点だったのが、ポーランドからフランスに行ったピアニスト、
>故ミロシュ・マギンの復刻でした。

何と、ミロシュ・マギンですか!
と知ったかぶりをしようにもできない、私には「盲点」にさえもなり得ないピアニストです。
いつごろの人で、どんな曲を演奏していたのでしょう?

ノリトンのハイドンも
投稿者:other_wind
2003/12/30 12:30 メッセージ: 3626
これは wolfgang17560127 さんの 3624 に対する返信です
wolfgang17560127さん、ご紹介ありがとうございます。
モーツァルトとハイドンの交響曲は所有しております。
シュトゥットガルトとの斬新な響きが聴きたくなったもので。
タンとの協奏曲も聴きたくなりました。

>以前BSでちらっと姿を見かけましたが、きちんと聴けず曲名さえも忘れました。

バグースさん、私も先日マーラーの録画を見ました。
ゲルギエフはもっと豪快に指揮するのかと思っていたら、想像と違っていたので拍子抜けしてしまいました。

自説も曲げちゃう説得力
投稿者:y_bagus_m
2003/12/30 18:49 メッセージ: 3627
これは other_wind さんの 3626 に対する返信です
>もちろん、各声部は混濁してドロドロモコモコの音でしたが。
>それでも「トスカニーニの音楽」ははっきり伝わってきました。

あれあれっ、ご自分でも ;
>名演でも音の悪いのはカンベンねとほざいていた僕ですが、これだけは違うのね。汗、汗、汗。
と書いてはおられましたが、フロムさんの口からこんな言葉を聞こうとは!
いや〜、長生きはするものです。

しかし、1枚のディスク(じゃなかったっけ?) がフロムさんの持論をも変えさせてしまうとなると、
人の言うことに左右されやすい私のこと、1年後には 「フルトヴェングラーは神!」、
「ワーグナー万歳!」、「ブルックナー様ぁ!」 などと言っているかもしれません。

>ゲルギエフはもっと豪快に指揮するのかと思っていたら、想像と違っていたので
>拍子抜けしてしまいました。

そうなのですか?
私もあの野人っぽい風貌からワイルドな指揮振りを想像してしまいますけどね。

話は変わりますが、ジンマンの英雄に感化されてベーレンライター版のスコアを買ってしまいました。
4楽章の例の室内楽風の箇所にはただ「soli」 と書いてあるだけでしたし、
2楽章のオーボエにも酔っ払い装飾音をつけよという指示はありませんでした (当たり前か…)。
1楽章のラッパにミュートを付けよという指示があったかどうかは見忘れましたが、
おそらくそんな指示もないでしょう。

ベーレンライター版だ、ブライトコフ版だ と騒いでいますが (えっ、別に騒いでない? こりゃ失礼)、
どの楽譜を使うにせよ結局のところ演奏で表現されるものは指揮者の解釈による部分が
大半を占めるのですね。
まだチラっとしか見ていないので、近いうちにこのスコアを見ながらCDを聴いてみたいと思います。

う〜む、スコアを見ながらCDを聴くなんて私には(オケでやる曲は別として) 前代未聞のこと。
いや〜、やはり長生きはするものです。

>レコード・アカデミー賞
投稿者:wadakamaru
2003/12/30 19:06 メッセージ: 3628
これは y_bagus_m さんの 3625 に対する返信です
>ところで、この賞は最近どんなディスクが受賞しているのでしょう?
以下の通りです。
http://www.ongakunotomo.co.jp/kagutsu/index.html#reco_aca

この「大賞」のヘンデルだけは聴きましたが、
ミンコフスキーは好きな指揮者なので文句はないのですが、
どっちにしても、こういう権威付けは必要ないかなとも思っています。
月々の「推薦」曲にしても同様ですが、
あまりにも選者が少なすぎて、偏りがあるような気がします。
もっと大勢の意見が反映されればいいと思うのです。
一般のクラシック愛好家の投票も入れるとか、
いや、そんなことをすると組織票の排除がむつかしいかな。
それから輸入盤を選考の対象にしていないというのも、
現在のクラシック愛聴者の動向を無視している気もします。

話は違いますが、この「レコ芸」のジャンル分けには、昔から不満があるのです。
「音楽史」部門というのが、バッハの生年で分けているようなのですが、
そうすると、後期バロックは股裂き状態となり、
だった1年違いで、「音楽史」となったりならなかったり・・
まあ、どうでもよいことですが。

ミロシュ・マギン
投稿者:yukkomylove2003
2003/12/30 21:42 メッセージ: 3629
これは y_bagus_m さんの 3625 に対する返信です
バグースさん こんにちは。

マギンさん(1929−99)ってこんな人です。

http://shope.goo.ne.jp/se/sv/rt/prid/61000110_1923702/txid/00311

でも、これってHMVの宣伝文句ですよね。独自のルバートはあると
思いますが、この文と違ってもっとがっちりしていると思います。

私はこの方は作曲家だと思っていたのですが(作品のCDもあり)
実は1960年頃事故って手がおかしくなっている頃、作曲・指導に
特に燃えたよう。上の盤は手が治ってからの1970年頃の録音です。

03年で「これは!」 と感じた出来事
投稿者:lvkoechel
2003/12/30 23:19 メッセージ: 3630
これは y_bagus_m さんの 3606 に対する返信です
ディスクでなく、傾向ですが。
 あちこちのトピに顔を出し始めた昨秋から聴く傾向が変わってしまいました。
 以前はBach Mozart で90%以上だったのですが、今年は30%くらいになってしまいました。
 さっきも第九を聴き、今年10回目となりました。普段は3回くらいなのに。何処かのトピ主さんの影響かも。
 その他、自分からは聴かぬであろう曲もかなり聴きました。

たまには
投稿者:lvkoechel
2003/12/31 10:03 メッセージ: 3631
これは y_bagus_m さんの 3627 に対する返信です
スコアを見ながら聴きます。初めての時はしませんが。 その演奏が風変わりな時は、次回にスコアとニラメッコ!

 どこが違っているか耳だけでは捉えきれぬのと、覚えておく、補助として。

 ただ、そういう事をしない方が純粋に楽しめますが。

マルカート主義?
投稿者:y_bagus_m
2003/12/31 10:11 メッセージ: 3632
これは y_bagus_m さんの 3627 に対する返信です
大晦日ですね、今ここをご覧になている方々は大半がおうちにおられるのでしょうか?
いや、今日も仕事 という方も結構いらっしゃるのでしょうね。
かく言う私も今日まで仕事。
それでも、明日からは4連休なので、大晦日も正月もなかった以前の仕事から比べれば
随分と休みは増えました。
それにこちらでは国際正月(?) が終わってもまだ後にに旧正月が控えているし。
むふふ、良いでしょう…

さて、年末のお約束、第九を聴きました。
今年最初で最後の第九です。 ジンマン指揮。

第1楽章、第2楽章は正直言って期待はずれ。
そこここに「おっ」 とか「あれ?!」 という箇所はあるにはあるのですが、
これと言って特に際立ったものはなく、ただ 「めっぽう歯切れが良く、やたらと内声部が
良く聴こえる小型の第九」 という印象です。
例えて言うならば小柄のムキムキマンのレントゲン写真、或いは馬力のあるエンジンを
積んだスケルトンボディの軽自動車を見ている感じ。

何より不満だったのが英雄で感じたあの生命感があまり感じられないこと。
あの英雄はしょっぱなから働き者のアリが走り回っていただけあって生き生きとした
ヴィヴィッド感に溢れていました、そう、あの葬送行進曲でさえも。
まぁ、第九の場合、曲が曲だからと言ってしまえばその通りかもしれませんが。
もしかすると英雄が私にとってあまりに「オヨヨ!」な演奏だったため、衝撃的な要素を
期待し過ぎたのかもしれません。 或いは英雄で免疫ができて感性が鈍になっているのかも。

と、いまいち消化不良でいたのですが、第3楽章になるとこれがなかなかよろしい。
元々第九の3楽章というのは確かに (時にはこの世のものとは思えないほどに)
美しい音楽であることはわかるのですが、正直言って少なからず眠気を誘う音楽で
あることも否めない。
その点この演奏だとどっぷりと浸ることなしにさっさか行ってしまうので眠る隙を与えません。
且つ その表現がすごくチャーミング。

そして、いよいよ4楽章。
この楽章も楽しめました。 合唱もとても良かった。
喜びの賛歌をこれでもか! と高らかに歌い上げるのではなく、身近な人と喜びを
分かち合うようなインティミットな雰囲気がとても新鮮に感じられました。

と言うわけで、「感動した!」 というほどではありませんが、結構楽しめました。
これで3番と9番を聴きましたが、あとの曲も楽しみです。

それにしても、古楽器系の弦ってどうしてやたらと開放弦を使いたがるのでしょうね?
金属的な響きが耳について仕方がありません。
特にモダン楽器による古楽器系演奏(あー、ややこしい) では「耳につき具合」 がさらに強調されます。
それともう一つ。
古楽器系が演奏するベートーヴェンって何故往々にして音を短く切るのが好きなのでしょうね?
確信を込めてグッと演奏すると音が短くなってしまうのでしょうか?
レガート主義ならぬマルカート主義?
いや、マルカートって音をブツ切りにせよという意味ではなかったのでそうは呼べませんね。

レガート主義
投稿者:y_bagus_m
2003/12/31 10:13 メッセージ: 3633
これは y_bagus_m さんの 3632 に対する返信です
突然ですが、「マルカート主義」で思い出した。
other windさん、「カラヤンレガート本領発揮!」らしき演奏を聴きましたよ。
それは知人から貰ったテープの中に入っていたジュピターの第1楽章。
色々な曲がごちゃごちゃっと入っていて演奏者の表示もないのですが、
このジュピター、豊麗な響きによる これでもか!のレガート地獄。
これが噂の「カラヤン・レガート」に違いない! と思った次第。
年が明けたらテープをくれた知人に演奏者を確かめてみます。

カラヤン・レガートの軌跡は
投稿者:other_wind
2003/12/31 17:17 メッセージ: 3634
これは y_bagus_m さんの 3633 に対する返信です
カラヤンのワンフレーズを長く取って、流れるように演奏する方法は、若い時からそうなのでしょうか。
あまり聴いてないんで想像ですが、なんか違うような気がします。
ヤノヴィッツとの素晴らしいシュトラウスの4つの最後の歌や、シュワルツコップとのフィガロを聴いても気づきませんでしたから。
もしかしたらモーツァルトの交響曲だけ?

ベートーヴェンは何度も録音してますね。
確かフィルハーモニアと録音してるんじゃなかったっけ。
若い時と年取った時とではどのように違ってきてるんでしょう。

モーツァルトの交響曲を若い時録音してるでしょうか。
来年の最初のこだわりは、カラヤンの聴き比べにしてみましょうか。
うまくCDが見つかればよいけど。
しかも安くネ。
では良いお年を!

03年マイ・ベストと言えば
投稿者:jeux24
2003/12/31 17:35 メッセージ: 3635
これは y_bagus_m さんの 3632 に対する返信です
もちろん、ジンエロですね。
「アータ、邪道だってば」と言われても、「惚〜れちゃったのよ♪」。
のっけからのあのノリの良さ、これがクラシック?とタマゲました。
まるで映画を見ているように、この音楽を聴きました。
バグースさんが、第二楽章の演奏を「演歌」だと言われていましたが、言えてますね。
クラシックと演歌の融合・・・イケテルやん!
と言うわけで、まだまだワクワクする「未知との遭遇」があることを
実感したのでありました。

もう一つ。今年CDショップで耳にして、珍しく衝動買いをした1枚です。
『ALLEGRI:MISERERE』―ルネッサンス期の宗教音楽です。
かってグレゴリオ聖歌に全然癒されず、退屈のあまりCDを手放したことがあるので、
もし、耳に入ることがなければ、絶対に手に取らなかったでしょう。

このCDの一曲目、『Miserere Mei』の美しいこと!
男女混声の中から、ソプラノ独唱が高く高く飛翔するところがあります。
唐突に、宮沢賢治の『よだかの星』のラストシーンを思い出してしまいました。
悲しみを負ったよだかが、朦朧として天を上りづづけ、ついに燐の火のような
青い美しい光になるというシーンです。
このソプラノは、よだかの歌のように聞こえます。

ですが、このCD、2曲目からは退屈してしまいます。
なかなか最後(14曲入り)まで、聞きとおすことができません。(^^;

      *     *     *

さて、私は、昨年の1月から参加させていただいてますが、
宿題をサボッテばかりで、バグース先生ごめんなさい。
皆さん、ほとんど音楽関係のセミプロのようですね。(どのトピも。)
バグース先生が時々「それ聞いたことありません。エッヘン!」と
書かれているのに勇気付けられて、私も曲の拙い感想をたま〜に書いてますが、
バグース先生にしたって「何を隠そう、ツメ隠そう」の鷹じゃありませんか!
スコア見ながら、CD聞くなんて・・・。

私は、このトピの大人の・脱力系・遊び心のファンです。
「だって好きなんだも〜ん」系の熱いレスが時々入るのも好きです。
みんないい味だしてるなぁって、ニンマリしながら読んでます。。

来年は、どんな音楽や仲間に出会えるんでしょうね。
皆さん、良いお年を!

権威に弱いヤツ
投稿者:y_bagus_m
2003/12/31 18:44 メッセージ: 3636
これは wadakamaru さんの 3628 に対する返信です
>レコード・アカデミー賞

ワダカマルさん、ありがとうございます。
大賞のウンコフスキーなんて初めて目にする名前ですが、あとは「聞いたことはあんぞ」
という名前が多く、何となくほっとしまいました。
この中ではアルゲリッチ他のブラームスが面白そうです。
きっとこれもライブ録音なのでしょうね。
終楽章のハンガリー舞曲なんかその演奏ぶりが聴かずして頭の中に浮かぶようです。

ところでマイスキー、以前読んだインタビューで 「クレーメルとは二度と共演しない」 と
宣言していたのですが、何で再開したのでしょう?
アルゲリッチが 「まぁまぁ…」と取り成して関係を修復させたのでしょうかね。
いや、彼女はそんなキャラじゃないか。
って別に個人的なお付き合いがあるわけじゃないのでよう知らんけんど。

>どっちにしても、こういう権威付けは必要ないかなとも思っています。

確かにそのとおりですね。
しかし、白状しますとこの私、実はこの権威付けと言うのに滅法弱いのです。
「レコ芸特選!」 と聞けば、「おーっ!」 と感心しますし (この場合特選でなければいけません。
「推薦」では値打ち半減、「準推薦」なんか無い方がマシ)、
「アカデミー賞受賞!!」 と聞けば、「ははーっ!」とひれ伏してしまいます。
ましてや、「アカデミー賞大賞受賞!!!」 とでもなろうものなら、
そのディスクを前にして爆竹鳴らし、獅子舞を舞ってしまうほどです。

よく自分の耳を信じろと言いますが、残念ながら全幅の信頼をおけるほどの耳は持ち合わせていないし、
第一CDを買う時に通常の環境、通常の心理状態の下でゆっくりと時間をかけて試聴する
なんてことは不可能です。
以前レコード屋でちょろっと試聴して「!」 と思って買ったのに、家で聴くと「???」 だった
というようなことが何度かあって以来店頭での試聴はやめてしまいました。
また、よっぽど好きな曲でない限り、自分の耳に完全フィットするものが見付かるまでCDを
何枚も買い漁るほどの余裕もないし…
だもんだから、どーしても権威ある人(無い人も) の言うことに左右されてしまうのです。
もっとも最近のCDを買う基準は値段が 「レコ芸特選」かどうかというようなことよりも
ずっと大きな割合を占めていますけどね。 (うっ、それもまた情けない…)

>たった1年違いで、「音楽史」となったりならなかったり・・

そうそう、昔 (今もそうなのかな?) 何でバッハが「協奏曲/室内楽曲…」で、
ヴィヴァルディが「音楽史」やねん、責任者出て来いっ! と思ったことを思い出しました。

よろめきのパフォーマンス
投稿者:y_bagus_m
2003/12/31 19:03 メッセージ: 3637
これは other_wind さんの 3634 に対する返信です
>マギンさん(1929−99)ってこんな人です。

良いですね、シビレますね、「コルトーも真っ青の新鮮なよろめき具合!?」
というこのフレーズ!
聴いてみたいですね是非、そして一緒によろめいてみたいですね。
「さあ、皆さんもマギンさんと共にによろめいてみませんか?」 という感じですね。

>独自のルバートはあると思いますが、この文と違ってもっとがっちりしていると思います。

あらあら、そうなのですか。
んー、よろめいてみたかったのにィ〜!

ところで、このジャケット、見たことがあるような気がします。
もしかすると、こちらのHMVでも売っているかもしれません。
一度行って見てみましょう。 (でも、買わんと思うけど…)

>あちこちのトピに顔を出し始めた昨秋から聴く傾向が変わってしまいました。
>以前はBach Mozart で90%以上だったのですが、今年は30%くらいになってしまいました。

それは興味深い!
私もこのトピを始めてから、それまで聴いたことも無かったような曲/演奏を
積極的に聴くようになりました。
世界を広げてくれますよね、こういう交流って。

>さっきも第九を聴き、今年10回目となりました。普段は3回くらいなのに。
>何処かのトピ主さんの影響かも。

lvkさんにしてそこまでの影響力を及ぼされるとは、やはりスゴい人なのですね、あの方は。

>もしかしたらモーツァルトの交響曲だけ?

other windさん、私あのジュピターを聴いて思いましたが、
あれはカラヤンでもかなり特殊な方だと思いますよ。
確かにおっしゃるとおり
>ワンフレーズを長く取って、流れるように演奏する方法
の傾向はあるにしても、あのレガート責めは同じカラヤンでも他の演奏には
見られないものだという気がします。
と言っても、私が聴いたあの演奏が本当にカラヤンのものだという前提での話ですが。

中学生の頃 カラヤンの四季(ヴィヴァルディ) に慣れ親しんでいた私が世の誉れ高い
イ・ムジチの演奏をはじめて聴いた時に、春の出だしに違和感を感じたことがあります。
カラヤンが タン/タンタンッタンタタ ターン/ と軽快にやっているところを、
イ・ムジチは ター/タータータータタ ター/と 思いっきり引きずって演奏していたので。
これって、世に言われていることと逆ですよね。

’03年、もうすぐおしまい
投稿者:wadakamaru
2003/12/31 19:15 メッセージ: 3638
これは y_bagus_m さんの 3632 に対する返信です
ジンマンと言えば、初めて聴いたのはJ.C.バッハのシンフォニアでした。
録音が古いせいか、ごく普通のモダン演奏だったように思います。
どこまでも明解なJ.C.バッハにぴったりの演奏だったように記憶しています。

バロックあたりの曲を、ロマン派以降的に大編成で演奏するのは問題外のことで
当時考えられる程度の編成なら古楽器でもモダン楽器でも別に良いのではと思っているのですが、
細かなところで、微妙に受け入れがたいものがあるのは、趣味の問題としてやむを得ないことでしょうね。
個人的な趣味では、モダン楽器演奏をわざわざ聴くことはしませんが、
当然良い演奏もあるのは間違いのないことです。
殆ど古楽器演奏ばかり聴くせいか、ヴァイオリンをたまにテレビなどでモダン楽器演奏を聴くと、
スピーカーがテレビのに変わるせいもあるのか、音が鋭角で深く響かないという気もします。

まあほんとのところは、聴いただけでは、モダン楽器か古楽器かどちらか分からず、
CDのジャケットをどこをどうひっくり返してみても、
どうとも書いてなくて ついに分からずじまいと言うこともあり、
不得要領のまま、ペンディング状態の演奏もあるという、
いい加減な古楽器演奏愛好家です。(^^;

それから、今見たばかりですが、
>大賞のウンコフスキーなんて・・・
は、バグースさん流のギャグでしょうか??
あとにどんなオチがつくのでしょう。まさか臭いオチではないでしょうね。(^_^)

それでは、トピ主様始め、みなさんよいお年を。

今年一番買った人
投稿者:yukkomylove2003
2003/12/31 19:41 メッセージ: 3639
これは y_bagus_m さんの 3637 に対する返信です
バグースさん こんにちは。

結局今年買った盤を調べてみると、一番買った人は、交通事故でとうに逝っちゃった
イタリアのディーノ・チアーニさんでした。

チアーニさんは、リパッティ氏やカペル氏ほど技巧はないと思いますが、
清楚で独特なストイック的雰囲気って言う点では共通するものがあると
思います。そして、日本ではDG国内盤レコードで一瞬出たけど埋もれてしまった。

来年はこういう埋もれた人を掘り出す年かもしれませんね。
あっ、紅白が始まってしまいました。東工大の上田助教授夫人が…(って
それ言うなら、武内陶子とストレートに言えって(^^;)。
考えて見ると、今回の紅白って司会はすべて自社調達ですよね。
ほんとに何事でも手持ちの物件を再構築する時かもしれませんね。

それにしても、「歌」合戦なのに、何で女子十二楽坊が出るんだろ?

では、バグースさん、みなさん。よいお年を!

予想通り
投稿者:lvkoechel
2003/12/31 23:09 メッセージ: 3640
これは y_bagus_m さんの 3637 に対する返信です
曙が負けました。ちょっと簡単すぎたけれど。

 bagusさんの見事な舵取りで楽しい一年を過ごせました。 皆さんとも楽しく遣り取りできました。
 来年も楽しくやりましょう。

 喪中につき、新年の挨拶には参加いたしません。

ご挨拶
投稿者:y_bagus_m
2003/12/31 23:58 メッセージ: 3641
これは y_bagus_m さんの 3637 に対する返信です
さっき紅白歌合戦が白組の圧勝で終わりました。
平井堅の「見上げてごらん、夜の星を」 よかったなぁ。

さて、何とか年末のご挨拶に間に合いそうです。
今年このトピに参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました。
皆さんの音楽に対する造詣の深さに驚かされっぱなしの1年間でしたが、
おかげさまで私もクラシック音楽の新しい扉を何枚か開けることができ、
新しい世界が開けてゆくのを感じました。
来年もまたよろしくお願いします。

Miserere
投稿者:lvkoechel
2004/ 1/ 1 0:53 メッセージ: 3642
これは jeux24 さんの 3635 に対する返信です
って、門外不出の曲で、Mozartが一度聴いて譜を書いたら、数箇所しか間違っていなかった、という例の曲ですね。
 それほど良いのなら、機会があったら聴いてみたいですね。

明けましておめでとうございます
投稿者:as_dsch
2004/ 1/ 1 1:01 メッセージ: 3643
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
一年の計は元旦にあり!

今年はトピずれしないようにしよう・・・いかん、いきなりできもしないことを言ってしまった・・・これぢゃあ「一年の軽(薄)は元旦にあり」になってしまう。

ということで、またお手数をおかけしますが本年もよろしくお願い申し上げます。

年男(24歳?)田吾作拝

あけましておめでとうございます
投稿者:ZAKKYO2000
2004/ 1/ 1 2:23 メッセージ: 3644
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
先ほど除夜の鐘をついてきました。
新しいテーマはさておき、今年もよろしくお願いします。

まずは
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/ 1 11:59 メッセージ: 3645
これは ZAKKYO2000 さんの 3644 に対する返信です
新年快楽!
今年もまた色々な曲・演奏をバンバン紹介し、教えてくださいね。
よろしくお願いします!!

あけましておめでとうございます
投稿者:yukkomylove2003
2004/ 1/ 1 13:20 メッセージ: 3646
これは y_bagus_m さんの 3645 に対する返信です
バグースさん みなさん あけましておめでとうございます。

私の中で、最近新年で様変わったことといえば、ニューイヤーコンサート中継を
見なくなったことでしょうか。

NHKでこれがはじまった時は、食い入るように見ていたんですけどね。
まあ、最近はたとえばムーティーさんとか、私の好みと違う指揮者が出ている
ということもありますが、
一番の原因は、CDのみならずDVDも速攻で出るようになったので、
何も元旦に苦労して録画せんでもということでしょうか。
おまけに、今年はアンコールまでネタが全部判明してますし。

速攻というと、曙は予想通り打たれ脆かったですよね。そういえば、紅白で
BEGINたちが歌を歌っている時、曙戦で小柳ゆきが国歌を歌ってたんですよ。

何を隠そう
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/ 1 20:48 メッセージ: 3647
これは jeux24 さんの 3635 に対する返信です
>03年マイ・ベストと言えばもちろんジンエロですね。

jeuxさん、お久しぶりですが、必ず年末には顔をだしていただけると思っていましたよ。

ジンエロですか。
私はこの演奏を聴いてケチもつけましたが、それ以上に刺激を受け 楽しめたことも事実。
さらに、一昨日は第九、昨日は2番を聴いてジンマン様式にもかなり馴染んできましたから、
またもう一度、二度と聴いてみたいと思いますよ、エロイカも。

>『ALLEGRI:MISERERE』―ルネッサンス期の宗教音楽です。

何と何と!
実は私も似たようなCDを安さにつられて(こればっかし) 買ってしまいました。
「MISERE」 というディスクタイトルの16,17世紀の宗教合唱曲のオムニバス盤で、
その冒頭にjeuxさんがおっしゃっているまさにその曲が入っています。
実は今それを聴きながら書いているのですが、そちらにも聴こえているでしょうか?
私のCDでは独唱はそのピッチの危なっかしさから判断してボーイ・ソプラノが歌っている
のではないかと思いますが、jeuxさんの描くイメージはすっごーくよくわかります。
どういう類の曲なのか全く知らず (“MISERE” という言葉から“嘆き”と関係あるのかな?
とは思いますが)、また歌詞も全然わかりませんが、美しさと力強さの両方を感じさせる曲ですね。
私もすっごく気に入っています。

>ですが、このCD、2曲目からは退屈してしまいます。
>なかなか最後(14曲入り)まで、聞きとおすことができません。(^^;

これもまたその通り!
私のCDは13曲、他にパレストリーナとかモンテヴェルディ、バード等色々な作曲家
の曲が収められたオムニバスなのですが、それでもなお途中で寝てしまいます。

>さて、私は、昨年の1月から参加させていただいてますが、
>宿題をサボッテばかりで、バグース先生ごめんなさい。

トンデモゴ。
最近お姿をお見かけしないなぁと思っていても折に触れて登場していただけるので、
その度に 「あぁ、jeuxさんはちゃんと空の上から私のことを見守ってくださっているのだ!」
と感じることができ、すごく嬉しく思っています (ヲイヲイ…)。
そりゃできるだけ頻繁に投稿していただいた方が良いに決まっていますが、
しょせんはお遊びのトピ、負担にならない範囲で書き込んでください。

>バグース先生にしたって「何を隠そう、ツメ隠そう」の鷹じゃありませんか!

おっと、バレてしまいましたか。
何を隠そうムネ隠そう、私いい歳をして爪を噛む癖が抜けず、
小指と薬指以外の爪は右手も左手もボロボロ。
こんな爪を世間様の目にさらすなんてとても恥ずかしくって…

元旦であった
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/ 1 23:36 メッセージ: 3648
これは as_dsch さんの 3643 に対する返信です
>大賞のウンコフスキーなんて・・・ は、バグースさん流のギャグでしょうか??

ありゃりゃ、いつものように (バカの一つ覚え) 「ウンコフスキー、じゃない、ミンコフスキー…」
と書こうとしたのですが、どういうわけか、「じゃない…」 以下が抜け落ちてしまったようです。
反省、反省。

>まあほんとのところは、聴いただけでは、モダン楽器か古楽器かどちらか分からず、

おぉ、何とホッとすることを言ってくださることか!
バロックの達人ワダカマルさんにしてそれならば… と何だか和んでしまいました。

>一番買った人は、交通事故でとうに逝っちゃったイタリアのディーノ・チアーニさんでした。

あぁ、ディーノ・チアーニ ですか、いやいや、なかなかのものですよね、あの人も。
一時ミラノコレクションで一世を風靡したものです…
って何の話をしているのでしょう、私は。
で、MSG3625 のこの質問に戻るわけです。
>いつごろの人で、どんな曲を演奏していたのでしょう?

>それにしても、「歌」合戦なのに、何で女子十二楽坊が出るんだろ?

この女子十二楽坊、香港でも人気があって、町のDVD屋さんでよく流れているのですが、
紅白に出ていたメンバーはこちらで見たメンバーと随分と違うような気がしました。
こちらで見たほうがもっと可愛かったような気が…
まぁ、じっくり見たわけではないので気のせいかもしれませんが。

>曙が負けました。ちょっと簡単すぎたけれど。

あっちゅー間の勝負だったようですね。
でも、せっかく一大決心をして角界を飛び出したわけですから、
アケちゃんにも是非頑張ってもらいたいものです。

>Miserereって、Mozartが一度聴いて譜を書いたら、数箇所しか間違っていなかった、
>という例の曲ですね。

ひょえーっ、私など高校時代にバンドをやっていた時に、ディープ・パープルの
キーボードソロだけをコピーするためにカセットをわざわざオープンリールにダビングし、
回転を落としたものを何度も何度も繰り返して聴きながら音を拾っていったものです。
テープレコーダーなど無い当時、1回聴いただけでそこまで出来ちゃうなんて、
人間業ではないですね。

>一年の計は元旦にあり!

その元旦もそろそろ終わろうとしているわけですが、私は今日1日何をしていたのだろう?
そうそう、今日近所の自転車屋さんに行って娘のために自転車を買ってやりました。
早速近所の子供を講師に招いて「自転車教室」したのですが、
「お、すごいすごい、もうちょっとで乗れるじゃん!」 というところまできて、
娘はやる気マンマンになっています。
彼女にとっては良い年の始まりになったようです。

re.03年ベスト
投稿者:ZAKKYO2000
2004/ 1/ 2 2:41 メッセージ: 3649
これは y_bagus_m さんの 3606 に対する返信です
年末に出かけていたのでレスできませんでした。
年も明けてしまったので、いまさらながらの観もありますが、2003年のマイベスト5ディスクです。

1.ノリントン=シュトゥットガルトRSO:交響曲全集(ベートーヴェン)
 既に述べました通りベートーヴェンの新しい解釈の集大成のような、どこを切っても生きのいい演奏です。特に「エロイカ」と「第九」が良かった。(というか、まだ他は十分聴けていない・・・)
2.ミンコフスキ=ルーブル音楽隊&マーラー室内O:幻想交響曲(ベルリオーズ)
 この曲の古典と革新を実に斬新な方法で再現してくれました。ゲルギエフ、スクロバチェフスキ盤より一歩抜きん出てたと思います。(大賞を取ったヘンデルは残念ながら聴いてません)
3.アーノンクール=ウィーンP:交響曲第9番(ブルックナー)
 再現された第4楽章の断片も良かったが、本編の演奏もアーノンクールらしい思慮深い演奏でした。
4.ビシュコフ=WDR:交響曲No.7「レニングラード」(ショスタコーヴィチ)
 ゲルギエフやスヴェトラーノフ盤に比べると非常に客観的で締まった演奏で、バルシャイを彷彿(オケも同じ!)とさせるような演奏でした。
5.イデル・ビレット(P):「火の鳥」全曲(ストラヴィンスキー)
(おまけ)ル・ゲ(P):「ダフニスとクロエ」全曲(ラヴェル)
 20世紀の超有名管弦楽曲を初めてピアノ1台で再現してくれた2人の女性ピアニストに感謝。共にこれでもう少しメリハリとキレがあったなら言うことなかったのですが・・・。

逆に非常にがっかりしたのはクライバーの「田園」。演奏はたぶん申し分ないのでしょうが、以前に出た第4に比べると録音がひどすぎてとても楽しめませんでした。こんなものを商品にするレコード会社は許せない!

聴き納め、聴き染め と言えば?
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/ 2 11:28 メッセージ: 3650
これは yukkomylove2003 さんの 3646 に対する返信です
>先ほど除夜の鐘をついてきました。

良いですね〜。
私は生まれてこの方除夜の鐘をついたことなんて一度もありません。
除夜の鐘と言えば、日本にいた時は紅白歌合戦が終わると「行く年来る年」に画面が変わり、
除夜の鐘が「ゴ〜ン」… というのが毎年のパターンだったのですが、
こちらで見るBSにはそれがない。
今年も紅白が終わると、イッセー・尾形のなんちゃら という番組に変わってしまい、
淋しい思いを(?)しました。
と言っても、海外でNHK が見られるだけでも私が海外に初めて出た当時と比べれば
格段の進歩なのですがね。

>新しいテーマはさておき、今年もよろしくお願いします。

新しい年の到来と共に新しいテーマの登場! となれば最高なのですが、
もうちょい引っ張ります。
今のテーマを 「今年のベストと言えば?」ではなく、「03年のベストと言えば?」 と
したのも、年が明けてからも使えるようにしよう…
という小賢しい考えに裏打ちされていたのですよ、実は。

>私の中で、最近新年で様変わったことといえば、ニューイヤーコンサート中継を
>見なくなったことでしょうか。

私は逆です。
以前の職場は正月も何も関係なく仕事があったので、ニューイヤーコンサートなど
まったく縁が無かった (もちろん紅白も) のですが、今の仕事に変わってからようやく
人並みのサイクルで休みがとれるようになり、その分喜々としてそういった番組を見る
ようになりました。
ムーティ、かっこよかったです。

ところで、前の書き込みでジンマンのベー2を聴いたことに触れましたが、
実は昨年最後に聴いたのがディスクでした。
聴く前から2番なら期待が持てそうだと何となく思っていたのですが、
予測にたがわず非常に楽しめました。
はちきれんばかりの喜びに溢れたとてもよい演奏だと思います。

で、この演奏にも英雄と同じように楽譜には無い(?)と思われる装飾音符が
そこここに聴かれます。
それが管楽器のソロであれば「あ、なんか即興的にやってるんだな」 と
感じることができるのですが、これを複数の管楽器がしめし合わせていっせいにやると
何だかウソっぽく聴こえてしまいます。
また、装飾音符でもトリルに毛が生えた程度の酔っ払い装飾音なら許せるのですが、
かなり凝ったものになると、どうしても 「ムムム…」になってしまいます。
はっきり言って、センスが無い!
その装飾音が文字通り即興的なセンスの良いものであれば、「!」 と感じるのでしょう。
しかしあれはどうも、ジンマンに 「はい、ここ装飾音符あるから何か考えといてね」
と言われた奏者が徹夜して必死で考えて考えて考えた挙句の「苦労の末の装飾音」 という
感じのものに聴こえます。
こういった演奏を指向する奏者たちは日ごろからジャズをたしなむなどして、
即興演奏のセンスを磨いておくべきでは? などと感じてしまいました。

「とても良かった」 と言っておきながら、何か文句をつけずにはいられない。
こんな素直でないボクをどーか許して…!
でも、文句を言いながら次第にこの手の演奏に馴染んでゆく自分を感じるのです。

ほいで、今年初めて聴いた曲はと言うと、バッハのブランデンブルク、ピノックの演奏。
と言ってもBGM的に流していた というだけですが。
このトピであまりブランデンブルクがどーのということを書いた記憶がないのですが、
普段折りに触れて聴く一番頻度の多いCDというとこれかもしれないなぁ。

皆さんの聞き収め/聴き初めの曲って何でした?

聴き「初め」 ですね
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/ 2 11:37 メッセージ: 3651
これは y_bagus_m さんの 3650 に対する返信です
いつもなら変換ミスがあってもそのままほうっておくのですが、
「染め」ではちょっと… と言うことで。

それと、ついでに
「実は昨年最後に聴いたのがディスクでした。」と言うくだり、
「実は昨年最後に聴いたのがこのディスクでした。」 に訂正。

申し訳ありません。

謹賀新年
投稿者:wadakamaru
2004/ 1/ 2 14:09 メッセージ: 3652
これは y_bagus_m さんの 3648 に対する返信です
今日が新年、いや恭賀新年。
いやはや、あれにはいつものお得意のギャグが隠れていたとは、
ヨメなかった私も、まだまだ修行が足りないですね。

「何を隠そう、尻隠そう」というフレーズもあることだし、くさい話はこのくらいにして、
ギャグといえばやはり吉本で、ということで、
間寛平の「引きずり女は福を呼ぶ」という、
東京の人(ひょっとしたら日本中の人)には、どうしても理解し得ないようなナンセンス・ギャグがあり、
これを実体験すると、大阪文化の底の深さ、或いは馬鹿馬鹿しさを実感しました。

古楽器好みと言っても、ヘタの横綱(アケボノの事でありません)、いやヘタの横好きで、
大したことはありません。今度こそはリベンジしてサップでもツチノコでも、
リングの下につり出して、真実を白日の下にさらしたいと思っています。
あぁ、ここで「サップ〜」と書くつもりだったけれど、
だじゃれがうまく効かない。  だいぶ苦しい・・

ということで、今年の聴き初め曲は、
C.P.E.バッハのチェンバロソナタと、フルートの入ったトリオソナタでした。
では、みなさん今年もよろしく。

Happy 2004年!
投稿者:jeux24
2004/ 1/ 2 14:40 メッセージ: 3653
これは y_bagus_m さんの 3647 に対する返信です
あけまして おめでとうございます。

皆さま 今年もよろしくお願いします。

>またもう一度、二度と聴いてみたいと思いますよ、エロイカも。
バグースさん、本当に勉強(?)熱心ですね。
頭が下がります。

私もバグースさんの影響で、昨年ベトちゃんの1番&2番を買いました。
ジンマンで。  だって、安いんだも〜ん。(^^)
これもハツラツとして、走り出したくなる曲です。
1番の第一楽章で「ダン ダン ダン」と目立って鳴るところがありますが、
これ「ブン ブン ブン 蜂が飛ぶ〜♪」の「ブン ブン ブン」と一緒ですよね?
私「ダン ダン ダン」が来たら、続けて「蜂が飛ぶ〜♪」と歌っています。(^^)
私だけ・・・でしょうね?
2番は、1番以上に聞けば聞くほど好きになってます。
なんせ最初の1枚なので、装飾音なんて全くわかりません。(^^ゞ
ジンマンがどうとかというより、ベトちゃんが大変好きになりました!

ブラームスの3番もよく聴くようになりました。
(カラヤン+ベルリンフィルの1964年の演奏です。)
第一楽章の、あの「ほの暗い情熱」(っていう形容がぴったり)がゾクゾクきます。
今までは一番ばかりを聞いていましたが、順位が入れ替わりました。

「Miserere Mei」―ネットで歌詞を調べましたところ、(旧約聖書から)
     「神よ、わたしを憐れんでください。御慈しみをもって。
      深い御憐れみをもって 背きの罪をぬぐってください」
というようなことの繰り返しですね。 懺悔しまくりです。
私のにも、パレストリーナとかモンテヴェルディ、Byrd(バードと読むのかな)
の曲が入ってます。合唱は「Pro Cantione Antiqua」となっています。
これも輸入盤で1000円以下でした!
こんな安物買いばかりしているせいか、福岡のクラッシク部門は、
閉店とか移転して縮小とか多いですね。
私も懺悔しなくちゃいけないかも。。。
皆さんの街のCDクラシック部門は、大丈夫ですか?

>「あぁ、jeuxさんはちゃんと空の上から私のことを見守ってくださっているのだ!」

アニさん、なにかい、あたしゃお釈迦様かい?
あの世行きは、まだカンニンしてくださいましね。(^^)

ゲルギエフのことなど
投稿者:jeux24
2004/ 1/ 2 14:47 メッセージ: 3654
これは jeux24 さんの 3653 に対する返信です
ところで、私もNHKのゲルギエフ見ましたよ。
マーラーの3番は初めしか聞かなかったので、感想はかけませんが、
ゲルギエフのインタビューに強烈な印象を受けました。
暗い照明だったせいか、風貌がド迫力でした。(^^)
語ることばも熱くて、ちょっと感動してしまいました。
ゲルギエフ氏曰く「理想とする指揮者は、伝統に深く根ざした指揮者」
「時代や環境から切り離されたものは真実ではない」(だったかな?)
「遺伝子や血の中に流れるものをエネルギーとして放出してこそ魂の音楽である」
(かなりいいかげんな記憶で、勝手にアレンジしているかも。ごめんなさい。)
なんてことを、ギロギロした目をして語っていました。
彼はフルトヴェングラーを敬愛しているそうです。
けっこう親日家のようですし、やはり、生で聞いてみたいなあと思いました。
*ZANKYOさんは、既にゲルギエフのCDも聞き込まれいるようですね。

この前、beknchさんが「歴史あるものが懐かしい」というようなことを
書かれていて、ちょっと意表をつかれました。
離れてみなければ、そういう感覚は持てないものですね。
ゲルギエフのことばにも刺激されたことだし、
今年は音楽も含めて古いものを意識して見ていこうかなと思っています。
久しぶりに京都にも行こうかな。

あ、紅白はとびとびで見ていましたが、「見上げてごらん、夜の星を」
は良かったですねぇ。「Unforgetable」のマネでしょうけど。
私は、平井堅よりもやっぱり坂本九ちゃん!
あの、あったかい笑顔と甘酸っぱい気持ちになる歌声。
今更ながら、ハートウォームな歌手だなぁと思いました。
長渕剛は、完全に森進一をくってましたね。
脇役にするには個性が強すぎます。
紅白の今年の一番の聞きどころは、何だったのでしょうか?

*お詫びと訂正
 bR635のレスで「私は、昨年の1月から参加させていただいてます」
 と書いていますが、あの時点では「今年の1月から参加」でした。
 どうでもいいことですが、相変わらずそそっかしくてスミマセン。

お正月
投稿者:beknch
2004/ 1/ 2 17:38 メッセージ: 3655
これは y_bagus_m さんの 3641 に対する返信です
新年明けましておめでとう御座います。
本年も宜しくお願い致します。

前回レス直後に大阪に帰省し、年末年始を京都で過ごし、今大阪に戻ってきました。
電脳を使用出来ない数日間でしたが、代わりに、生脳?をリフレッシュ出来ました。

帰省時には予定していた新幹線に乗り遅れて一騒動でしたが、逆に人の親切・情に
触れる機会もあり世間もまだまだ捨てたものではないなどと嬉しく思えた次第。

京都では除夜の鐘の音を体に浴びまくりました。腹から響く鐘の音で煩悩を落とし
(気分の問題)、新たな年への準備をしたのですが、鐘の横に立つお坊さんも記念
写真のシャッターを冗談を言いながら切る等、くだけた感じがいいやら、しらけるやら。

遅ればせながら昨年発信できなかったコピーをあげさせて頂きます。

>*03年に買ったディスクで心の残った曲/演奏

03年は特徴あるディスクを例年になく沢山聴きました。が、お達者倶楽部援助会員と
してはCDが目の前に無いと忘れているディスクが多々ありそうです。
○○トピにこれまで書いた(ことを覚えている)中から挙げてみますと、

・ルプーとブレンデルのシューベルト即興曲集
 ルプーの情緒は素晴らしい。ブレンデルはちょっとしたアクセントが良い。
・バルシャイのショスタコービッチ交響曲全集から9番、10番、13番
 この人の演奏は「素直」なイメージがあります。
 5番あたりもムラやんやバーンやんと比べるとオーソドックスですね。
・カレラス出演の「トスカ」
 久しぶりにオペラへ目を向けたもの。カレラスの美声は見事。
 あ、「トスカ」は実演コンサートでも感激ひとしおでした。
・キーシンのハンガリー舞曲一番
 この人は出るアルバム毎に感嘆します。若いのにタイジン。今後も目が離せません。
・ラフマニノフの「偉大な芸術家の思い出」Vnコーガン、Pスヴェトラーノフ+チェロ
 比較的初期作品ですが、重く沈みます。でも大いに惹きつけられました。
・R.シュトラウス「四つの最後の歌」シュワルッコップ・セル
 これぞ人生達観の境地。暗すぎない、しかし、静かなトーンで統一された秀曲。
・ケーゲルの「アルルの女」
 弦のアクセントと情緒は凄い。これに惚れて彼の第九も入手しました(安いんだもん)
 が、未だ聴く時間がありません。
・ノリントンとクレンペラーの「英雄」
 両極端の二つ。クレやんでどっしりと浸りノリやんで心機一転、爽快に。

上記には03年以前にに買ったディスクも一部含まれてますが真剣に聞いたのは03年。
また、トピにレスしていませんでしたが下記ディスクも良かったですよ。

・花岡のリコーダーでクヴァンツの無伴奏集
 無伴奏リコーダーの境地。素晴らしい息遣いは究極の目標。
・ムローヴァでベートーベンのヴァイオリン協奏曲
 これもいい。冒頭からテンポは抜群。若いムローヴァのクリアでしっとりの
 ヴァイオリンには注目。

>*今年もやっぱりこの曲/演奏

まずは02年発売のポリーニの「熱情」を挙げておきましょう。
この演奏は凄いとしか言いようが無い。折に触れて浸っています。

バッハの無伴奏ヴァイオリンは誰のを聴いても良かった。そこに「世界」が見えて
くるのですよ。ヴァルヒャの「平均律」もよかったですねぇ。

それと、バーンスタインのマーラー5番、9番も挙げておきます。

>*今まで埋もれていたのだけれど、何かのきっかけでこの年に復活してよく聴いた曲/ディスク

テレマンの「リコーダーとフルートの為の協奏曲」と「リコーダー組曲」。
ポーランド風ということで前者を出したと思うのですが、バグースさんのレスで
組曲を思い出させていただきました。その後暫くは車の中で両者をずっと聴いてました。

ブラームスのヴァイオリンソナタ1番&2番、ドビッシーとラベルの弦楽四重奏も仕事帰りに
良く聴きました。なんだか癒されるんですよね。

また、ブラームスのピアノ五重奏曲「トロイカ」や弦楽五重奏曲1、2番も随分就寝のお供に。

バルトークの弦・打・チャレ、オケコンも結構な回数聴きましたよ。

>*上記とは反対、期待していたけれどがっかり… というもの

がっかりとまでは言いませんけどゲルギエフの「幻想」は私の期待していたもの
とは少し違って肩透かしを食らった感じでした。
私はある種の過激さを望んでしまってディスクが手元に届いた時にはワクワク度が
爆発寸前でしたので。

長文失礼致しました。これから皆様のレスを数日間分読ませて頂きますね。

レンジ
投稿者:susano_o000
2004/ 1/ 2 21:16 メッセージ: 3656
これは y_bagus_m さんの 3596 に対する返信です
 まずは、明けましておめでとうございます、今年もよろしくお願い致します。m(_"_)m

>>「UNDER THE GREENWOOD TREE」にも入っていました。
>この曲、ロビンフッドにも関係が深いのですか?

 よくわからないんですが、そうみたいなんです。あと、シェークスピアにも、グリーンスリーブスのメロディがどうのとかいうセリフが出てくるそうで、こうなると、どんなテーマが出てこようとも、「グリーンスリーブス!!」でOKとなりますね。(^^;

>なるほど、チェンバロのように音に芯があってダイナミックレンジの狭い楽器は機内で

 そもそもクルマで聴く場合でも、ダイナミックレンジが大きいのはよくありませんね。よく聴こえないのでヴォリュームをあげると「ドッカーン!!(ひぇ〜っ!!)」(^^;。

 クルマに積んである12連装CDチェンジャーにもチェンバロ曲が入っていますが、なかなかイケますよ。

03年で・・・
投稿者:susano_o000
2004/ 1/ 2 21:47 メッセージ: 3657
これは y_bagus_m さんの 3606 に対する返信です
 こ、これは難しいです。そもそも03年に買ったものなのかどうか、去年の前半あたりになると、すでによく覚えていないし・・・。(^^;ゞ

 まあ、そんな中で、舘野泉さんのピアノによるセヴラックのピアノ曲集には「まるきり知らなかった作曲家に、まだまだこんな魅力的な人がいただなんて!」と思ったものでしたっけ。
 ひたすら素朴な魅力に溢れていて、劇的とか、圧倒的とか、そういう形容には無縁な音楽なんですが。

 あと、「AUVIDIS ASTREE」レーベルから出ている(た?)、ドゥ・ラランドの「ルソン・ドゥ・テネブレ」。
 これ、他にもマラン・マレとかルイ・クープランなどなどの宗教音楽が満載なんですが、ビブラートのない、澄んだソプラノによって歌いこまれていくバロック宗教音楽の魅力を再発見しました。

 コロムビアから出た¥1000廉価盤シリーズ中、リヒター/コーガンによるバッハのヴァイオリンソナタ集。
 レオニード・コーガンという人はこれまで名前ぐらいしか知らなかったのですが、これですっかり「これから増やしていくリスト」に入ってしまいました。

 あと、NAXOSから出ている、アイナル・ステーン=ノックルベルイによる、グリークのピアノ曲集は名盤の誉れ高いですが、この中の「ノルウェーの旋律集1〜152」。
 可愛らしい小品ばかりなのですが、どこかで聴いた事があるものも出てきたりして、去年は、じっくり聴く以外にも、BGMでもよく掛けっぱなしにしていました。

 あとは、「ずっと昔から引きずっているものを飽きる事なく聴きつづけた」03年だったといえるでしょうか。(^^;ゞ

いつかは
投稿者:susano_o000
2004/ 1/ 2 21:55 メッセージ: 3658
これは wadakamaru さんの 3607 に対する返信です
>*上記とは反対、期待していたけれどがっかり… というもの
>あるかも知れませんが、そう思いたくないので、
>もしそのような気配のあるものは、すぐに封印、忘却します。

 こういうのって、去年に限らず、やはりあるにはあるんですが、「どうも良さがよくわからない感じがする、何となく見えないものが入っているような気がする」と感じたりするものは、「もしかすると先々ハマるかも知れない」予感ゆえに、やはり大事にしてしまいます。

 で、ある時、ふと思い立って聴き直すと、やはり面白くない。(^^;
 しかし必ずいつかは・・・、こう思わせる演奏とか音楽って、ありますよね。

比率
投稿者:susano_o000
2004/ 1/ 2 22:06 メッセージ: 3659
これは as_dsch さんの 3609 に対する返信です
>過ぎ去った時間が長ければ長いほど時間を短く感じるというものですが、最近はこの法則をひしひしと実感しています。

 この現象?を、知人がこう分析していました。
 「10歳の時の1年は、人生の1/10を占めるが、50歳の1年は人生の1/50でしかない。同じ1年でも、全体との比率で考えるなら、長さも重さも全く異なるはずなんだ。10歳の1年と50歳の5年が同じくらいになるんじゃないか?」。

 「間違えているような気もするけれど、それ以上の名案を思いつかない」思いがしたものでしたっけ。(^^;

古い録音
投稿者:susano_o000
2004/ 1/ 3 9:13 メッセージ: 3660
これは y_bagus_m さんの 3627 に対する返信です
>あれあれっ、ご自分でも ;
>名演でも音の悪いのはカンベンねとほざいていた僕ですが、これだけは違うのね。汗、汗、汗。

 古い録音のものが少しでも良く聴こえる、というのが、私がスピーカーやアンプなどを選んだ基準なんです。もちろん、「予算」が何より大きなファクターになりますが。(^^;

 トスカニーニは、あまりにも解像度が高くてキレが良いシステムでは、ちょっとツラいかもしれませんね、高音域はちょっと上品?に「おとなしめ」のものがいいかも。

 トスカニーニで1920年代のNYとの演奏では、ハフナーやベートーヴェンの7番などを持っていますが、あの灼熱するような音の表出は健在で、またたくまに自分の中にあるダルさみたいなものが焼き尽くされて行くのを感じてしまいます。

 で、また、ちょっとダルい感じの音楽を聴いて、ダルい世界に戻ったりします。どちらの世界も好きなんで。(^^;ゞ

古い楽器
投稿者:susano_o000
2004/ 1/ 3 9:55 メッセージ: 3661
これは y_bagus_m さんの 3632 に対する返信です
>古楽器系が演奏するベートーヴェンって何故往々にして音を短く切るのが好きなのでしょうね?
>確信を込めてグッと演奏すると音が短くなってしまうのでしょうか?

 楽器の特性もあるのかもしれませんが、古楽器復興期のコレギウムアウレウム合奏団なんか、古楽器を使っていたにもかかわらず、音はよく伸びていましたよねえ・・・。時代の要請なんでしょうか。

 もう20年以上前、モーツァルトのたしかフルート協奏曲を、団体名は忘れましたが古楽器演奏で聴いたとき、重さが排された鮮烈な明るさにアッと思った記憶があります。
 あの「アッ」なのかと思います。「情念がかもし出す重さ」、これの排除があるのではないでしょうか。

 ただ、そういう演奏には呼吸の浅さを感じさせられる事も多々あり、呼吸の浅い演奏って、私にはわからない世界だったりしますので、個人的には玉石混交という気もしますが。

若いころ
投稿者:susano_o000
2004/ 1/ 3 10:04 メッセージ: 3662
これは other_wind さんの 3634 に対する返信です
>確かフィルハーモニアと録音してるんじゃなかったっけ。
>若い時と年取った時とではどのように違ってきてるんでしょう。

 以前、どこかで書いた記憶があるのですが、若い頃の演奏は圧倒的ですよ。トスカニーニの流れを汲む、覇気があり颯爽とした演奏で、明快な造形に、みなぎる熱気を感じさせます。
 ベートーヴェンなら交響曲集もさることながら、フィルハーモニア管弦楽団との「コリオラン」は今でも偏愛の演奏です。

 ’70年代あたりの演奏からは、「あれあれあれ・・・」と思う程に、こちらが求めていたものが空振り状態にさせられた思いがしたものでしたっけ。

聴き「初め」 の曲
投稿者:beknch
2004/ 1/ 3 11:34 メッセージ: 3663
これは y_bagus_m さんの 3651 に対する返信です
>皆さんの聞き収め/聴き初めの曲って何でした?

これは1日の夜中に聴いたベートーベンのヴァイオリン協奏曲の2楽章。
何となく目が覚めたのでたまたま持っていたMDをつけたら2楽章から始まったのでした。
ムローヴァのVn、ガーディナー指揮の分ですが、京都の闇の中で聴くと2楽章の弦楽合奏に
もう少し重厚さとレガートさ欲しいと思いました。重厚さは演奏人数の問題でもあるのでしょう。

>また、装飾音符でもトリルに毛が生えた程度の酔っ払い装飾音なら許せるのですが、

大概の場合、楽譜に書いていない装飾音が素晴らしいと思うことは少ないと私は思います。
それが表現の常套手段である、チェンバロ曲などは許せるケースが多いですが(これもセンス
次第です)、例えばパイプオルガンでコープマンの様にトッカータとフーガの冒頭からトリル
を入れられるとその違和感たるや・・

>この前、beknchさんが「歴史あるものが懐かしい」というようなことを
>書かれていて、ちょっと意表をつかれました。

jeux24さんもご指摘の様に、歴史を感じにくい場所にいるとその様に思ってしまいます。
昔、パルテノン神殿を見たとき、「この石の建物は2000年に渡って人間を見下ろして
きたんだ」と、その存在だけで人を威圧する力がのしかかって来ました。
過去から積み重ねて来たものに接した時に特別な事を思うことがあるのですね。

>久しぶりに京都にも行こうかな。

毎年必ず訪問するのは、東山の大谷さん、二年坂近辺、そして東本願寺。
大晦日の夜に知恩院の三門にも行きました。黄色系のライトアップで引き立ってその
美しさは素晴らしい。

東本願寺の御影堂の木造建築は素晴らしい。まずその大きさに圧倒され、中に入ると
心静かになります。あの柱一本で何軒の家が建つのだろうと思うこともありますが。

二年坂、三年坂途中の家の屋根の重なり具合がまたいいですね。

レコードの儀式
投稿者:beknch
2004/ 1/ 3 11:35 メッセージ: 3664
これは beknch さんの 3663 に対する返信です
今日は正月三日目。のんびり正月も終盤です。
実家には一歳になったばかりの甥と姪が居ます。可愛いさかりなのですっかり叔父馬鹿
になってます。ゆっくり電脳を触っている状況ではない様です。

ところで久しぶりに埃を被ったLPを取り出して眺めてみると、30cm四方のジャケットは
意外な程大きくガッシリと手ごたえがあり、そして視覚的アピールがあります。
「聴いてくれ」と訴えかけて来るようです。

20年ぶりですがオーレックスのターンテーブルは何とか回ってくれましたし、音声多重
チューナーをつなげて活躍していた廉価版補助アンプもなんとか鳴ってくれました。
幸い接点復活剤スプレーが未だ生きていたのです。何枚かをMDに録音しています。

何とも嬉しかったのは「演奏前の儀式」。
レコードをかける際にクリーナで盤面の埃を払うのですが、CDですっかり不必要になって
しまったこの「手間」は久しぶりにやるとウキウキしますね。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、私は円筒形で中にスポンジの棒を水に浸して
挿入する"PAROSTATIK" DISK PREENER と云うクリーナーを愛用してました。
今みたら中のスポンジにカビが生えていましたが、十分使用出来そうです。

レコードスプレーは昔FM大阪でも使用していたと言う東芝・ナガオカの「クリアトーン」
でしたが、そのお陰か盤面は想像以上に綺麗な状態です。今でも売っているのかなぁ。

もう一つ愛用していたオーディオテクニカのトーンアーム式のクリーナ、
「オートクリニカ」は紛失して見当たりません。これは効果があったのに残念。

「演奏中の儀式」も思い出しました。
片面が終わると慌ててVolumeを下げて針を盤面から上げる作業。
そして、儀式ではありませんが、プチプチという雑音も何とも言えない風情?があります。

突然ですが
投稿者:lvkoechel
2004/ 1/ 3 12:01 メッセージ: 3665
これは beknch さんの 3664 に対する返信です
beknchさん、本年もよろしく。

>もう一つ愛用していたオーディオテクニカのトーンアーム式のクリーナ、
「オートクリニカ」

 まだ、何処かで入手可能でしょうか?
秋葉原でも、なかなか見つかりませんが。

初夢と言えば?
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/ 3 12:50 メッセージ: 3666
これは wadakamaru さんの 3652 に対する返信です
>年も明けてしまったので、いまさらながらの観もありますが、2003年のマイベスト5ディスクです。

年が明けた今、昨年を振り返ってのマイベスト ということで、まだまだ大丈夫ですよ。
何たって、「今年のベストと言えば?」ではなく、「03年のベストと言えば?」ですから。

ZAKKYOさんが挙げられたCD、当然のことながら私は1枚も聴いたことがありませんが、
この中ではやはりノリントンのベートーヴェンが気になります。
シュトゥットガルト放響ということはこれも「古楽器系現代楽器演奏」 ということですね。
アーノンクールと言い、ノリントンと言い、最近古楽器系の指揮者が現代楽器の
オケを指揮することが多いようですね (アーノンクールなんかここのところ殆どそうなのでは?)。
これはなぜなのでしょうね。
やはり指揮者自身が古楽器の表現力に限界を感じたりするのでしょうか?

それと、ウンコフスキー じゃなかった、ミンコフスキー (え、今さらやるなって?) という人、
最近出てきた古楽専門の人かと思ったら、ベルリオーズをやるからにはそうではないのですね。
次世代のアーノンクール/ガーディナー という存在の人なのでしょうか?

>ギャグといえばやはり吉本で、ということで、間寛平の「引きずり女は福を呼ぶ」という、
>東京の人(ひょっとしたら日本中の人)には、どうしても理解し得ないようなナンセンス・ギャグがあり…

あれは私も始めてみた時は唖然としましたが、何とも味があると言うか、意味がないというか…
数年前に紅白歌合戦の応援であれが出てきて、客席がいっせいに引いたのを覚えています。
ところで、「引きずり女は福を呼ぶ」ということは、カラヤンのモーツァルトの交響曲を
聴けば幸せになれるのかな?

話は変わりますが、皆さん初夢はごらんになりましたか?
見なかった? 見たようだけど覚えていない??
私は鮮明に覚えています、1月2日の明け方(というより、朝) に見た夢。
どんな夢だったかと言うと…

数日前にカラヤンのジュピターらしき演奏を聴いたということを書きましたよね。
1&mid=3633
で、私は夢の中でそのテープをくれた人に「あのジュピターは誰の演奏?」と訊くのです。
すると、あれはカラヤンの演奏だという答えが返ってきて、私は 「や〜っぱり!!」。
… そこで目が覚めました。

これは何の脚色も無いホントの話、いや、ホントの夢の中での話。
実際にはそこに至るまでいくらかのストーリーがあったのですが、それは特に面白くもないので省略。

次々週の日曜日にはその人に会うので、その時に判明します、その夢が正夢となるかどうかが。

>突然ですが
投稿者:beknch
2004/ 1/ 3 15:53 メッセージ: 3667
これは lvkoechel さんの 3665 に対する返信です
lvkoechelさん、

こちらこそ、宜しくお願いします。

>まだ、何処かで入手可能でしょうか?

どうなんでしょう。レコードユーザーが減っているので生産を取り止めたので
しょうか。オートクリニカは当時、周りでも持っている人が多かったですね。

数分後に東京に向けて出発します。
今度新幹線に乗り遅れたら大変なことになります。

Berlioz
投稿者:lvkoechel
2004/ 1/ 3 17:05 メッセージ: 3668
これは y_bagus_m さんの 3666 に対する返信です
ノリントンが古楽器でやっているから、

>それと、ウンコフスキー じゃなかった、ミンコフスキー (え、今さらやるなって?) という人、
最近出てきた古楽専門の人かと思ったら、ベルリオーズをやるからにはそうではないのですね。

  もそうかも。

>テレマンの・・
投稿者:wadakamaru
2004/ 1/ 3 18:51 メッセージ: 3669
これは beknch さんの 3655 に対する返信です
>テレマンの「リコーダーとフルートの為の協奏曲」
これって、バロックファンとしては興味ありますね。
テレマンの曲は、TWV番号が最近ようやく普及してきたところで、
曲の特定がちょっと面倒なのです。
作品カタログで調べてみると、これはTWV52:e1と言うことになるのですが、
手持ちのCDには調性しか書かれていないことが多くて・・
と言いつつ探してみると、出て来ました。ゲーベル/MAKのでありました。
ちょっと鄙びた田舎風の情緒を盛り込んでいるような。

こういう、当時としてはこれから隆盛に向かおうとしている楽器と、
衰退に向かいつつある楽器の組み合わせというのは、
CPEバッハのコンチェルトに、「チェンバロとピアノフォルテのための協奏曲」(Wq47,H479)、
と言うのがあるのですが、よく似た取り合わせです。
現在ならば、いくらでも作曲できるでしょうが、
当時としては往くものと来たるものとの、一瞬の邂逅が生んだ曲と言うことですね。

とにかくテレマンの曲には、当時のありとあらゆる楽器が出てきて、
TWVのカタログをざっと数えても3900曲近くあるようです。
これって、世界というか史上最大ではないでしょうか。  トリビアネタですが。

生体実験?
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/ 3 20:32 メッセージ: 3670
これは beknch さんの 3655 に対する返信です
>私もバグースさんの影響で、昨年ベトちゃんの1番&2番を買いました。
>ブラームスの3番もよく聴くようになりました。

それは良いこと!
jeuxさんとフロムさんと3人で「B2B3DS3N」 を結成できますね。
あ、これ 「ベー2、ブラ3大好きな3人」の略です。
私が好きなブラ3は60年録音のカラヤン/ウィーンPO。
私は64年盤は聴いたことがありませんが、ウィーンPO盤と録音年が近いので似た
ような傾向の演奏なのかもしれませんね。

ベー2の方はjeuxさんにとってはジンマンがスタンダードの演奏となるのですね。
その耳にカラヤン、ワルター、バーンスタイン… といった巨匠たちの演奏は
どのように響くのでしょう。 一種の生体実験的興味があります。
jeuxさん、是非近いうちにその手のCDを買って聴いてみてください。
そして、感想をお知らせくださいね。

>ゲルギエフ氏曰く「理想とする指揮者は、伝統に深く根ざした指揮者」
>「遺伝子や血の中に流れるものをエネルギーとして放出してこそ魂の音楽である」

ということは、所謂「本場モノ主義」 なのかな?
日本人や韓国人、中国人がヨーロッパ音楽を演奏することをどう捉えているのか
訊いてみたいですね。

>>*03年に買ったディスクで心の残った曲/演奏

今までにこのトピで挙げられたディスクばかりで、嬉しい気がします。
この中でまた私の目を捉えたのが R.シュトラウス「四つの最後の歌」。
そう言えば、タロハナさんにいただいたシュトラウスの歌曲のディスク、
まだざっとしか聴いていなかったっけ。
あとで聴いてみよっと!

>テレマンの「リコーダーとフルートの為の協奏曲」と「リコーダー組曲」。

そうそう、これらの曲の話をしましたね。
実はねbekさん、私もその時の話に刺激されて、この前日本に寄った時に組曲の
スコアを買ってきたのですよ。
またリコーダーで吹いてみよっかな… と思って。
そのことを今の今まで忘れていました。
あとで吹いてみよっと!

時代の要請
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/ 3 22:31 メッセージ: 3671
これは susano_o000 さんの 3661 に対する返信です
>あと、シェークスピアにも、グリーンスリーブスのメロディがどうのとかいうセリフが出てくるそうで、
>こうなると、どんなテーマが出てこようとも、「グリーンスリーブス!!」でOKとなりますね。

イギリスでは万能無敵の曲なのですね、グリーンスリーヴスって。
グリーンスリーヴスで長〜い論文が書けるかも知れないですね。

>03年で・・・ こ、これは難しいです。

う〜む、何ともマニアックな曲たちが並んでいますね。
その中では「舘野泉さんのピアノによるセヴラックのピアノ曲集」 なんか興味をそそられますね。
あと、コーガン/リヒターなんかも何とかまだついていけそうな気が…

>トスカニーニは、あまりにも解像度が高くてキレが良いシステムでは、ちょっとツラい
>かもしれませんね、高音域はちょっと上品?に「おとなしめ」のものがいいかも。

結局昔のモノラジカセあたりで再生するのが一番よかったりして…
そう言えば北京にいた時に知り合いから借りた「リング」 (あ、lvkさんや田吾作さんが
泣いて喜ぶ「指輪」ではありあませんからね、貞子のほうですよ、貞子) のVCDを
家で見ようとしたら、何せ粗悪な○賊盤のこと、まともに再生できません。
貸してくれた人にそう言うと、「どこのプレイヤー使ってるの?」と訊かれ、「日本製のソニー」
と答えると、「あ、そりゃだめだ、北京のVCDを再生するんだったら中国製のいい加減なブランド
でなきゃぁ」と言われました。
… と、そんなことをふと思い出してしまいました。

>楽器の特性もあるのかもしれませんが、古楽器復興期のコレギウムアウレウム合奏団なんか、
>古楽器を使っていたにもかかわらず、音はよく伸びていましたよねえ・・・。時代の要請なんでしょうか。

ジンマンのは「現代楽器による古楽器系」なので、楽器の特性が理由ではないと思うんですよね。
やっぱりそう言う解釈なのでしょう。 … 時代の要請なんでしょうか。

権威
投稿者:susano_o000
2004/ 1/ 4 0:38 メッセージ: 3672
これは y_bagus_m さんの 3636 に対する返信です
>しかし、白状しますとこの私、実はこの権威付けと言うのに滅法弱いのです。

 聴き始めの頃は、この種の基準がないと何を選んでいいのかわかりませんでしたから、レコードを購入する時には重宝しました。

 しかしやはり「自分の好み」というものが出てきてしまいますから、推薦マークより以上に、自分が好きなものに当たることが何より重要にならざるを得ませんでした。
 別に私、自分の耳などは信用していませんが、それにしても本能的?好みだけは信用していますので。(^^;

>>たった1年違いで、「音楽史」となったりならなかったり・・
>そうそう、昔 (今もそうなのかな?) 何でバッハが「協奏曲/室内楽曲…」で、
ヴィヴァルディが「音楽史」やねん、

 吉田秀和さん、「バロック音楽は過剰の産物である」なんて言い放っていたわけですが、なぜかバッハにだけは実に謙虚な発言をしていたりします。
 彼のバロック音楽に対する扱いの違いが、レコ芸での扱いにそのまま出ているような・・・。
 要するに、ただ単に「神様」を「歴史資料館」の側に置きたくなかったと言うだけの事だと思いますが。

 ただねえ・・・、「バロック音楽は過剰の・・・」を読んだ時には、「おいおいジーサン、中原が生きているときにそれを言えば、ずいぶん楽しい目に遭わせられただろうに、残念だねえ」ぐらいの感想しか持てませんでしたが。(^^;


投稿者:susano_o000
2004/ 1/ 4 0:57 メッセージ: 3673
これは jeux24 さんの 3653 に対する返信です
>私のにも、パレストリーナとかモンテヴェルディ、Byrd(バードと読むのかな)
>の曲が入ってます。合唱は「Pro Cantione Antiqua」となっています。

 別にひと様の持っているものにケチをつけるつもりはないのですが、プロ・カンティオーネ・アンティクァは、個人的にはあまりにも暑苦しく感じます(結局つけてる(^^;)。
 「タリス・スコラーズ」のものは、ソプラノの響きに超絶的美しさがあると思います。
 「最もすばらしい楽器は、人の声である」なんて話を聞いた事がありますが、こういう演奏を聴くとそれに納得してしまったりします。

あなろぐ
投稿者:susano_o000
2004/ 1/ 4 1:29 メッセージ: 3674
これは lvkoechel さんの 3665 に対する返信です
>もう一つ愛用していたオーディオテクニカのトーンアーム式のクリーナ、
「オートクリニカ」
> まだ、何処かで入手可能でしょうか?
秋葉原でも、なかなか見つかりませんが。

 クリアトーンは静電気除去能力が抜群でしたね、あの頃はクリアトーン555、今でも「558」で出ているはず。

 オーディオテクニカからもトーンアーム式のクリーナーが出ていたのは知りませんでした。私が今でも使っているのはナガオカのもので、「AUTO131」という型式のものです。
 これ、交換式のブラシが別売りで出ていたので、当時買い込んでおいたストックによって、いまだに現役で使っているのです。

 で、・・・とっくに製造中止になっているものを「持っているもんね〜」と書くのは、「まったく誰のためにもならない、ただの自慢話」にしかなりませんが(^^;、こういう書き込みによってメーカーが改めて再発売してくれれば、という思いを込めて、あえて書いたりしました。(^^;ゞ

 じつはクリアトーンとオートクリーナーのおかげで保管状態を良好に保つことができ、いまだにアナログディスクは現役で使えているのです。

まにあ
投稿者:susano_o000
2004/ 1/ 4 1:53 メッセージ: 3675
これは y_bagus_m さんの 3671 に対する返信です
>う〜む、何ともマニアックな曲たちが並んでいますね。

 お聴きになれば、ずいぶん聴きやすい曲たちだと思うのですが・・・。

 グリーグの「ノルウェーの旋律」は152曲がCD3枚に収まっていますから1曲1曲がずいぶん短く、もしも「あ、つまらないな」と思ってもすぐに終わってくれます。(^^;
 しかし、彼の「抒情小曲集」の原型がここにあるようで、いつでも口ずさめるようなメロディが満載だと思います。

 セブラックはフォーレと同時代のフランスの作曲家で(生まれはフォーレより30年ぐらい後ですが、死んだのは近い)、自分で田舎者と言っていたほどの、「田園詩人」といった感じの作曲家です。
 ドビュッシーなど作曲家たちから高く評価されていたという、ちょっとユニークな存在の作曲家です。

 で、つまり、「マニアック」ではなく「私が普通」。いえ、それが言いたかっただけなんですが。(^^ゞ

マルク・ミンコフスキ
投稿者:wolfgang17560127
2004/ 1/ 4 4:22 メッセージ: 3676
これは lvkoechel さんの 3668 に対する返信です
ミンコフスキといえば、オッフェンバックの喜歌劇「天国と地獄」全曲を、昔、聴いた事があります。この、CDを聴いてひとつ発見がありました。よく知られている「天国と地獄」序曲はこのオペラのものではないんですよね。何でも、このオペラの曲をベースにして演奏会用に作られたものなんだそうです。

視聴できます。
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B00000I3U8/qid=1073157116/sr=1-4/ref=sr_1_4/104-0385442-0056732?v=glance&s=classical

リサイクル
投稿者:susano_o000
2004/ 1/ 4 9:54 メッセージ: 3677
これは y_bagus_m さんの 3645 に対する返信です
>今年もまた色々な曲・演奏をバンバン紹介し、

 で、関係ない話になるんですが。(^^;ゞ
 リサイクルショップ全盛の今日この頃、昔のアナログ盤をゲットすることが多いのですが、箱に入ったかび臭い盤を眺めていくと、あることに気が付くんです。

 邦楽系は言うまでもなく、ラテンとかタンゴ、シャンソン、カンツィオーネ、映画音楽などなど、多様なジャンルのものが「あたり前のように」やたらひしめいているんですね。もちろん、当時、マニア向けではなく、あくまでも「一般向け」として出ていたものばかりです。

 で、私が最近凝っているのが、映画音楽というかムードミュージック。(^^ゞ
 「**楽団」というような、**に人名が入るような楽団のものを着々と集めています。@¥200とかで。(^^ゞ
 で、アコースティック楽器ならではの、微妙かつ複雑な「味の濃淡」をいまさらのように感じてしまい、無名楽団のものにも何とも言えないものを感じています。

 濃い時代だったんだなあと思います。
 ラジオでやっているポップスベスト10にも、ポップ/ロック以外にもカンツィオーネやらシャンソン、映画音楽が登場することが多かった時代。で、今、J−POPしか聴こえてこない時代。

 「良いものだけを世界から」。やはり今年もまた、これをモットーに粉骨砕身することになるのでしょう。(^^ゞ

CDを買うとき
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/ 4 12:21 メッセージ: 3678
これは susano_o000 さんの 3672 に対する返信です
>これは1日の夜中に聴いたベートーベンのヴァイオリン協奏曲の2楽章。
>京都の闇の中で聴くと2楽章の弦楽合奏にもう少し重厚さとレガートさ欲しいと思いました。

う〜む、京都の闇は重厚さを要求しますか。
やっぱり聴く時、場所やオケージョンによって要求されるものって違ってくるのでしょうね。

>>久しぶりに京都にも行こうかな。
>毎年必ず訪問するのは、東山の大谷さん、二年坂近辺、そして東本願寺。

京都。
実家がお隣の兵庫県にありながら、もうかれこれ10年以上行っていません。
次回帰国の際には一度… とも思いますが。

>何とも嬉しかったのは「演奏前の儀式」。

うわっ、わかりますね〜。
昔ナガオカとかスウィングのレコードスプレーを吹き付けてクリーナーで拭き取ると、
埃が最後の一筋となって残ってしまい、どうしてもそれを取り除くことができずに
フラストレーションがたまったりしたものです。
その後、ガムテープを逆さにしたようなものをローラーで転がすタイプ、
水に濡らして拭く棒状のもの、静電気を中和させるピストルのようなもの…
いろいろ試しましたが、結局どれが最も効果的だったのかはよくわかりません。

>テレマンの曲は、TWV番号が最近ようやく普及してきたところで、
>曲の特定がちょっと面倒なのです。

TWV ってあるのですか、知りませんでした。
BWV のBACHがTELEMAN に代わったものなのでしょうね。
ところで、「WV」って何なのでしょう?

>CPEバッハのコンチェルトに、「チェンバロとピアノフォルテのための協奏曲」
>(Wq47,H479)、と言うのがあるのですが、よく似た取り合わせです。

今まで意識したことは無かったですが、確かにリコーダーとフルートって面白い組合せですよね。
それにしても、チェンバロとピアノフォルテのためのっていうのも珍しいですね。
聴いてみたいです。
そのパターンでいくと、「チェロとヴィオラ・ダ・ガンバのための協奏曲」とか、
「オーボエとオーボエ・ダ・モーレのための協奏曲」なんてのも…
ないか…。

>しかしやはり「自分の好み」というものが出てきてしまいますから、推薦マークより以上に、
>自分が好きなものに当たることが何より重要にならざるを得ませんでした。
>別に私、自分の耳などは信用していませんが、
>それにしても本能的?好みだけは信用していますので。(^^;

なるほど、なるほど。
で、ここですっごく素朴な質問なのですが、皆さんCDを買う時に何を頼りに選ばれていますか?
確かに、その都度自分の耳で確かめて買うことができれば理想的とはいえ、
実際それは難しいような気がしますが、どうなのでしょう?

1) 店頭で毎回視聴、「よっしゃ、これ!」と感じたもののみを買う
2) 今までの経験から自分の好みがわかっているため、好きな演奏者のものを買う。
3) 「これ!」という演奏に出会うまで買って買って買いまくる。
4) 評論家、知人など他人の意見、アドバイスを参考にする。
5) その他

私は主に2) と4) でしょうか。
2) だけだとどうしても偏ってきてしまう、と言って 1)は不可能、3)は財政状態が許さない、
と言うわけで、いまだに4) が重要な位置を占めています。

WVは
投稿者:lvkoechel
2004/ 1/ 4 12:46 メッセージ: 3679
これは y_bagus_m さんの 3678 に対する返信です
Werke Verzeichnis です。
いわゆる 作品番号 です。
 Werk(e) は work(s) です。

少し
投稿者:lvkoechel
2004/ 1/ 4 13:32 メッセージ: 3680
これは lvkoechel さんの 3679 に対する返信です
訂正します。

 Verzeichnis は番号、というよりは
目録、あるいは索引、という感じです。

2003年のベストっちゅーか…
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/ 4 17:19 メッセージ: 3681
これは lvkoechel さんの 3680 に対する返信です
>>う〜む、何ともマニアックな曲たちが並んでいますね。
>お聴きになれば、ずいぶん聴きやすい曲たちだと思うのですが・・・。

そうですか。
では早速… といきたいけどいけない、海外暮らし。
でも、特にグリークとセブラックは聴いてみたいですねぇ…

>ミンコフスキといえば、オッフェンバックの喜歌劇「天国と地獄」全曲を、
>昔、聴いた事があります。

「ウンコフスキ」じゃない、「ミンコフスキ」(しつこい?) で検索してみると、
オペレッタに造詣の深い指揮者のようですね。
いくつくらいの人なのでしょう。

>「良いものだけを世界から」。やはり今年もまた、これをモットーに
>粉骨砕身することになるのでしょう。(^^ゞ

う〜む、良いモットーですね。
さしずめ私は、「安くて悪くないものだけを香港で」 かな?
… ちょっと情けない。

>WVはWerke Verzeichnis です。

lvkさん、ありがとうございます。
バッハ/テレマンの作品目録… というような意味になるわけですね。
ところで、こういったその作曲家専用の作品番号がある/ない
というのはどういう事情によるものなのでしょうね?

さて、レスが追いついたところで、私の2003年ベスト と言えば?
「これだ! ガヒョ〜ン!!」 というのはないのですが、
このトピを通じて聴くようになった曲/演奏で心に残ったものは目白押し。

最近で言えば、ジンエロは文句をつけまくりながらも印象に残ったし、
20数年ぶりに聴いたハルサイ(メータ)も良かった。
タコ先生のピアノトリオも結構キました。
もう少しさこのぼれば、バルトークの弦チェレの快感も捨てがたいし、
フーガさん、bekさんとせーので聴いた「そしてそれが風であることを知った」も
このトピをやっていなければ一生聴くことのなかった類の曲だと思います。
…と、挙げてゆけばキリがありません。

見方を変えて昨年一番よく聴いたCDは?と言えば、
何と何と意外なことにブルックナーかもしれません。
苦手克服! を掲げて一時期ブルックナー(4,7,8,9番) ばかりを
聴いていたことがあります。
特に8番の3楽章なんか盤が擦り切れるほど聴いたなぁ…
というのはウソですが、まぁ、ブルックナーは集中的に聴きました。
これもこのトピをやっていなければ、絶対にありえなかったことです。

そう言えば、今までも「聴いた、聴いた!」 ということは何度も書きましたが、
感想は一度も書いたことがありませんね。
また近いうちに書いてみたいと思います。
でも、この半年ほど全然聴いていないので、書くのであれば
もう一度聴き直してみなければならないかも…

流行を追うテレマン
投稿者:beknch
2004/ 1/ 4 17:55 メッセージ: 3682
これは wadakamaru さんの 3669 に対する返信です
>こういう、当時としてはこれから隆盛に向かおうとしている楽器と、
>衰退に向かいつつある楽器の組み合わせというのは、

>確かにリコーダーとフルートって面白い組合せですよね。

テレマンってバロック時代のR.シュトラウスと言う人がいる位二人の様子が似ているん
ですね。二人とも80歳以上の長寿で、いくつになっても時代の中では先端を行こうと
していた。

二人とも流行を感じ取ったり、自らそれを作り出す才能に溢れていたのでしょう。

テレマンは若い頃にポーランドの酒場でジプシーの音楽等に接した時に「注意深い人なら
ここで一週間音楽を聴けば一生分の音楽ヒントを得られる。」と言ったそうです。

人々の気を引く様々な楽器の組み合わせや音楽を作ったんですね。

>作品カタログで調べてみると、これはTWV52:e1と言うことになるのですが、

wadakamaruさん、TWV番号はさっぱりわかりません。52:e1とはまた込み入った風な
番号ですね。この二重奏はブリュッヘンの分と、ナクソスのCDを持っていますが、
ブリュッヘンのが好きです。

テレマンの音楽はバッハあたりと比較すると聴くよりも演奏する方が(どの程度の演奏
かは別にして)楽しいと思っています。

バグースさんが組曲の楽譜を買ったのなら私もヤマハで買っておけば良かった。
私はコレルリの「ラ・フォリアによる変奏曲」の楽譜をゲットしました。

CDを買うとき
投稿者:susano_o000
2004/ 1/ 4 20:13 メッセージ: 3683
これは y_bagus_m さんの 3678 に対する返信です
>で、ここですっごく素朴な質問なのですが、皆さんCDを買う時に何を頼りに選ばれていますか?

 私の場合は・・・、最初は何よりもまず有名な曲を聴き、添付の解説を読んでその演奏家や作曲家、関連する他の演奏家や作曲家へと触手を伸ばしました。

 この時点で、「好み」の壁によって何度も泣くことになるのですが(^^;、もちろん「大当たり」にも出くわすわけで、屈する事なく繰り返していくと、だんだんカンが働くようになるんですよね。

 知らない作曲家/演奏家でも、その年代や国籍、楽器などにより、だんだん「思っていた通りだ」になってくるように思うんです。

 しかしこれだけでは思っていたとおりのものを発見するだけで終わってしまいますし、これでは「悦楽の人生を送る」というポリシーを必ずしも満足させられません。(^^ゞ

 で、今でも相変わらずやるのは、上の条件に加えて「ジャケットデザインを重視する」と「曲のタイトルを判断材料にする」というやつです。
 心を「無」にして、心眼でジャケットを見つめると、けっこう見えてくるものです、実にナイスな世界が。(^^ゞ
 もちろん、聴いて泣く羽目になることもあるわけですが、己の心眼がにごっていたことを反省すれば済むことです。(^^;

 ですので、いまだに「行き当たりばったリ」的な状況ではあります。

問題
投稿者:wadakamaru
2004/ 1/ 4 20:33 メッセージ: 3684
これは y_bagus_m さんの 3678 に対する返信です
私も、にわか仕込みのところもあってよく知らないのに、生意気に問題を出します。
さて、以下のものは誰の作品カタログ番号でしょう。
HWV、BuxWV、ZWV、SWV、WWV、   BMWは違う。
ほか、K、RV、Hob、 など
このくらいはクラシックファンとしての常識だ、と思われるかも知れません。
ただし、同じ記号で複数人いる場合、記号の表記の仕方が違う場合や、
同じ作曲家でも、別の研究者による別の番号もあります。
参考資料としてはこちらを。
http://alambix.uquebec.ca/musique//oeuvres.html
1.をクリックすると、主な作曲名の作品番号の記号の一覧が、
2.をクリックすると、主な作曲家の作品カタログの一覧が出てきます。
古典派以後の作曲家のなかに時々見かける、WoOの意味が長い間分かりませんでした。
作曲家によってはマメに自分で番号をつけているようですが、
その抜け落ちがWoOということだろうか。

>「チェロとヴィオラ・ダ・ガンバのための協奏曲」とか、
>「オーボエとオーボエ・ダ・モーレのための協奏曲」なんてのも…
多分ですが、ないのでは?
ついでに言うと「ヴィオラとヴィオラ・ダ・モーレ」というのもないですね。

>「チェンバロとピアノフォルテのための協奏曲」
特にどうと言うことのないの曲ですが、彼のシンフォニアと似た雰囲気を持っている曲です。
私の持っているのは、ゲーベル/MAKの "bachiana" と言う、
バッハの息子たちの協奏曲集です。[Archiv 471 579-2]
CPEバッハのこの曲以外に、
JCバッハ、WFバッハ、JCFバッハの協奏曲が1曲ずつ収められています。

私のCDの探し方。
これには当初はだいぶん苦労しましたが、
インターネットを使うようになってからは、
飛躍的に情報が増えて非常に助かっています。
○ まずは「レコ芸」の「海外新譜情報」 単なる新譜情報で細かい内容は分かりません。
国内盤の情報は、さまざまな評が掲載されていますが、
気に入らない評も多く、あまり参考にならない気がしています。
そして国内版は、輸入盤に比べてリリースされるCDが極めて少なく、
発売もかなり遅いので、あまり買うことはありません。
○ 「海外盤試聴記」、これにも評が書かれていますが、
ここの評は実際に聴いてみた印象に見合うことが多く、一応の参考にしています。
その筋の専門家だけあって、素人が見落としがちな無名の演奏家や、
無名の作曲家の紹介があったりしてなかなか重宝です。
○ HMVから送られるメル・マガ
要求すれば、好きな作曲家などの新譜情報を送って貰える。
○ FNACのウェブサイト
最新の新譜情報が得られますが、そのCDの詳細は掲載されません。
たとえ掲載されていたとしてもフランス語は読めないのです。
○ 各レーベルのホームページの情報
ご存じの方も多くいらっしゃると思いますが、
そんなのは知らなかったという方のために紹介しておきます。
http://www.concerto.demon.co.uk/frames.html
タイトルは"Early Music Record Labels" になっていますが、
殆どのレーベルにリンクしているようです。
ただ、ホームページのないレーベルが結構たくさんあります。
○ そしてこういった掲示版で得られる情報です。
ほか、クラシック愛好家たちのウェブサイト。
かつて出たCDの詳しい紹介が載っていることがあって、結構参考にさせてもらっています。

自分の好きな作曲家、演奏家、注目すべきレーベルに主眼をおいて情報収集しています。
マイナー・レーベルに良い企画があることが多いのです。

beknch さん、このTWVの番号の付け方は、
ヴィヴァルディでいえば、F(ファンナ)番号と似ていて、曲種別になっていて、
ある意味では合理的で、新発見の曲があった場合でも番号が飛ばないけれど、
なんだか見た目はすっきりしない感じもしますね。

今回は
投稿者:lvkoechel
2004/ 1/ 4 22:49 メッセージ: 3685
これは wadakamaru さんの 3684 に対する返信です
他の方にお任せします。

 WWVというのは、使われることはあまり無さそうですね。
 一つには Wagner は作品数が少ないからでしょうか。

 >私のCDの探し方。
これには当初はだいぶん苦労しましたが、

 いまだに苦労しています。
当りは三から四割くらいでしょうか。

「ジャケット買い」
投稿者:from_ojp
2004/ 1/ 5 2:44 メッセージ: 3686
これは susano_o000 さんの 3683 に対する返信です
僕の場合、何が欲しいと言うのでもなく、漫然と陳列棚を見て回ります。
足を運ぶコーナーはいつも決まっていて、
ベーやん、モーやん、ブラやん、現代音楽やん(無理があるな)、
それに廉価版コーナーをこそこそと。
これにジャズ、キューバ・ブラジル関係、落語が加わります。

気になるブツを見つけても「いまは買えないからあとでね」などと言い聞かせて、
カタログだけを持ち帰り、ボールペンで丸を付けて買った気分に(号泣)。

この場合、ジャケットデザインってかなり重要ですよね。
グラモフォン、EMI、フィリップスなどは優れたデザインが多いようですが、
DENONやRCAなどには「センスねーなー」的なジャケットが多く見受けられます。

ジャケット買いしたCDは不思議に外れがないのも事実。
ギレリスのグリーク叙情小品集などは作品も演奏も大当たりでした。
EMIからシリーズで出たチェリのブルックナーも、
モノクロのわびさびデザインが気に入っています。

逆にクナ/ミュンヘンのブル8など、もう少しとかならないものか。
いくら名演でも、あれじゃ物欲が萎えてしまいます。

>CDを買うとき
投稿者:beknch
2004/ 1/ 5 7:47 メッセージ: 3687
これは y_bagus_m さんの 3678 に対する返信です
>皆さんCDを買う時に何を頼りに選ばれていますか?

恐らく下記の様に買っていると思います。

過去のパターンだと、
1.CD屋をウロウロして惹きつけられる盤をピック。
2.好きな曲は折に触れて異なった演奏で入手する。
3.お目当ての演奏家をある程度おっかける。
4.名演奏がどうのこうのと言う本を取り出してみる(情報が古いのが難点)。
最近は上記に加えて、
5.WEB販売のセールを見る。
5.○○トピの影響を受ける。

でも上記では何を基準に選択しているかが今ひとつわかりませんねぇ。

レコード芸術等を買わないので今をときめく評論家の意見をあまり見れません。
実家で試しに本棚を見てみたら、一番新しいレコ芸は1978年9月号でした(大汗)。
この号はブレンデルの特集と書いてありました。
尤も、その後確かに数回はレコ芸を買っているとは思うのですが・・・

今回CD屋をうろついてみて、随分面白そうなものが数多くあることを再確認しました。
随分沢山ゲットしてきましたが、まだまだ欲しいものがあります。
若手ヴァイオリニストも追ってみたいと思う今日この頃でもあります。

>クリアトーンは静電気除去能力が抜群でしたね、あの頃はクリアトーン555、
>今でも「558」で出ているはず。

むむ、私の頃は555ではなかったはず(555と言えば難波蓬莱…)。

>私が今でも使っているのはナガオカのもので、「AUTO131」という型式のものです。

恐らくオーディオテクニカと同じ仕組みのものなのでしょうね。

>話は変わりますが、皆さん初夢はごらんになりましたか?

見ましたね。といっても音楽や○○トピとは全然関係の無い話。妙にリアルでしたが、
何でこんな夢? と思ったら、実家で学生時代に友人から譲り受けたバイクの名義変更の古い
コピーを見たことが一要因である夢でした。

で、なんと三日の早朝に見た夢が○○トピの皆さんとどこかで会っている夢でした!
尤も具体的なハンドルネームは夢の中では出てこなかったのですが。
一人だけバグースさんははっきり認識していた様な気がします。

と云う訳で南下する飛行機の中で書いてます。
先ほどまで、バーナード・ショーが書いたワーグナーの本の最初の方を読んでみました。
なんだか面白そうな本です。完読出来ればまた感想などを書きますね。
こんな事も書いてあります、「技も学もない音楽好きは、大胆にワーグナーに近づくが
良い」。はてさて。

既に現地時間の朝方だと言うのに目が冴えてやばい。
長かった休暇の後でもあるし月曜日の仕事は大変です、きっと。

マイナー音楽の発見
投稿者:susano_o000
2004/ 1/ 5 9:12 メッセージ: 3688
これは from_ojp さんの 3686 に対する返信です
>この場合、ジャケットデザインってかなり重要ですよね。

 いや〜、本当にそう思います。特にマイナー輸入盤なんか。
 製造元の国籍によっては、曲名もなにもまるきり読めないものも多いですし、それ以前にタイトルなんだか作曲家名なんだかわからないものすらあります。(^^;ゞ

 しかしこういうものをことごとくパスしていたら、何のためにCDショップに行ったんだかわかりません。(^^;

 で、・作曲家の生没年代のチェック、・国籍の類推(作曲者、演奏者、レーベル、ともにわかる範囲で)、・楽器や演奏編成のチェック、+ジャケットデザインで選ぶんです。ここで、ジャケットデザインはけっこう「トドメ」になるんですね。

 ジャケットはわりと簡単に、昔の絵画なんかを使っているものもありますが、これにしても、やはりイメージが中身に近いものがあったりしますから、これで発見したものもけっこうあります。

 たとえばフランス近代物とかでしょうか。シャレた絵を使っているものは、中身もそれに近かったりすると思います。
 うろ覚えですが、昔々、フォーレを初めて発見したのは、ジャケットデザインだったような気がします。

 で、同じ曲が入っているディスク2枚を見比べて、どちらも魅力的、どうしようかとなった場合は、オマケ曲がどちらが多いかとか、完全に物欲が勝ることになります。(^^;ゞ

03年大当たり:リサイクル編?
投稿者:susano_o000
2004/ 1/ 5 9:44 メッセージ: 3689
これは beknch さんの 3687 に対する返信です
>恐らくオーディオテクニカと同じ仕組みのものなのでしょうね。

 ナガオカのものはレコードクリーナーのベルベット地と同じものを円盤状の平面に貼り付けてあり、平面部分全体を盤面にベタッと置くタイプでした。で、演奏中ずっとレコードクリーナをかけている状態になりました。

 演奏が終わってベルベット地をみると、ホコリでうっすらと茶色に・・・。
 という事は、溝の奥まできれいになっているようで、そのせいか、アナログレコードは15年ほど引退状態だったんですが、復活させたとき、ほとんどカビも生えていない状態で保存されていたものがずいぶん多く、かなり助かりましたっけ。

 で、カビが生えていたものは、「必殺・発泡メラミンクリーニング」。(^^;ゞ
 このやり方、盤面を痛めるとか批判もあるみたいなんですが、音を聴いてもクリアーにはなっても、別に痛んでいるようでもありません。
 そもそも私、売るためにレコードを持っているわけでもなければ、資産価値追求のために持っているわけでもないし。(^^;

 この必殺クリーニング、最近ではキッチンのシンクをきれいにしてそこにレコード盤をベタッと置き、水を盤面に流しながら大き目の「発泡ウレタンスポンジ」で、「キュッキュッ」と軽く数回、レコード溝に沿ってクリーニングするやり方になりました。これが一番効果が高いみたいです。

 やりすぎると盤面が白っぽくにごってしまうので、「程度」はありますが。(濁っても音がどう変わったか、幸い?私の耳では判別不能だったりする(^^;)。

 で、おかげで?リサイクルショップでのカビだらけジャンク盤にも食指が動く今日この頃です。(^^;ゞ

 というわけで、リサイクルジャンクレコードでの「03年一番のアタリ(と、テーマにかろうじて近づいたりしつつ(^^;)」は、フルトヴェングラーのシューマンの交響曲第4番でした。
 リリースが1950年代後半のもので、解説からしておそらく国内でのファーストリリースだと思います。かなり聴き込まれた盤で、痛みは治りませんでしたが。

仕事始め
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/ 5 9:57 メッセージ: 3690
これは y_bagus_m さんの 3681 に対する返信です
お早うございます。
長〜い正月休みも終わり、今日から仕事に復帰 という方々が多いのではないでしょうか。
「やだ〜、仕事やだ〜」と出社拒否気味の方、「もう休みはたくさん。やっと仕事が出来る!」と
仕事に憑かれた方、それぞれだと思います。
中には「ふー、やっと終わった書き入れ時。 そろそろ休みが取れっかな〜?」 という
方も少なからずいらっしゃるかと思います。

私はあっという間の4連休でした。
しかし、ここは香港、この後にクリスマス・正月以上の大イベント「春節(旧正月)」が
控えています。
「いや〜、せっかく仕事に復帰できたのに、2週間後にまた6連休だなんて、
いやんなっちゃうよなぁ、まったくぅ。」 という感じです。
いやだなぁ〜、まいった、まいった。
もっと仕事したいのになぁ〜。

ジャケ買い・タイトル買い
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/ 5 10:01 メッセージ: 3691
これは susano_o000 さんの 3683 に対する返信です
>テレマンってバロック時代のR.シュトラウスと言う人がいる位二人の様子が似ているんですね。

テレマンはバロック時代のシュトラウス?
私も詳しくは知りませんが、確かにテレマンは当時大人気の流行作曲家であったと
いうことは読んだことがあります。

>TWV番号はさっぱりわかりません。52:e1とはまた込み入った風な番号ですね。

bekさん、その程度で驚いていてはいけません。
私が知っている曲にはBagWV 777−β60 TURBO 2000GT なんていうのもあるくらいですから。
その曲、今年あたりCDが出るとか、出ないとか。 え、出ないか…

>で、今でも相変わらずやるのは、上の条件に加えて「ジャケットデザインを重視する」と
>「曲のタイトルを判断材料にする」というやつです。

おー、所謂「ジャケ買い」、「タイトル買い」 というやつですね。
私も以前はよくやりました、「ジャケ買い」。
しかし、ジャケ買いしたものでアタリだったディスクは… 皆無。
経済的な余裕のない今はとても恐ろしくてできません。

よく「土地カン」のある人っていますよね。
ろくに地図を見ないでもハンドル握りながら「こっち近道ちゃうか?」 と行ってみると、
いつでも「ピンポ〜ン!」 な人。
そうかと思えば必死で地図に噛り付きながらでも、「この道は上下だからそれと交差
する道は東西、しかし今はこの地図を逆さま270度に進んでいるのだから北北西が
右斜め逆上がり、前回りの上下が下克上で古今東西老若男女皆元気なのだー、
ドッカーン!!」 となる人もいる (それは私です)。
これと同じことがジャケ買いにも当てはまるのかもしれません。
「ジャケカン」のはたらく人はジャケットを一目見ただけで、その鋭い嗅覚をもってして
ディスクの内容まで掴み取ってしまう。
一方ジャケカンのない人はいくら「あ、これ良いジャケット!」 と買ってもカス掴みを繰り返す…
あ、これも私です。

あと、タイトル買いについては、知人のこんな話があります。
クラシックを聴き始めたばかりの彼、「ある天使の思い出に」という曲名に一目惚れ。
「この美しきタイトル! こりゃぁ、聴かにゃいかんばい!! 泣かにゃいかんばい!!!」
と買ったのはよかったのですが…
聴き終えた彼、「どっこが美しき天使やね〜ん、責任者出て来〜い!」 と
ちゃぶ台をひっくり返したことは言うまでもありません。
と言ってる私自身は聴いたことがないのですけどね、このベルクのヴァイオリン協奏曲。

広告
投稿者:susano_o000
2004/ 1/ 5 10:32 メッセージ: 3692
これは y_bagus_m さんの 3691 に対する返信です
>「この美しきタイトル! こりゃぁ、聴かにゃいかんばい!! 泣かにゃいかんばい!!!」

 あ、ディスクの帯についているコピーは参考にしては駄目です。なぜ訴訟沙汰にならないか、不思議なくらいに誇大広告のオンパレードです。
 読めばまず「おいどんば、聴くでごわす!!泣くでごわすたい!!!」になってしまうのですが、聴いたとたんに、倒れ伏して、あるいは壁に頭を打ちつけて泣くことになります。(^^;

 ’60年代初頭のように、「ステレオ!」などと技術的側面を誇らかに歌っていた頃のものがもっとも無害だったと申せましょう。

タイトル
投稿者:susano_o000
2004/ 1/ 5 11:11 メッセージ: 3693
これは susano_o000 さんの 3692 に対する返信です
>あ、ディスクの帯についているコピーは参考にしては駄目です。

 あ、バグースさん、ごめんなさい、曲のタイトルの事だったんですね。(^^;ゞ

 曲のタイトルですと、現代音楽の場合、どうもタイトルと中身が一致しないものが多いような気がします。(タイトルはあまりにも美しく詩的で感動的、曲自体はただひたすら「実験的」とか)。

 それ以前のものはそれなりに一致しているものが多いような気もします。
 もーやんのように、「後世に便宜的に付けられただけ」なのにもかかわらず、何となくピッタリというのも、なかなかすごいですが。

re.CDを買うとき
投稿者:ZAKKYO2000
2004/ 1/ 5 13:05 メッセージ: 3694
これは y_bagus_m さんの 3678 に対する返信です
はあ〜、やっと会社に出て来られてほっとしてます。休みが長いのも問題ですね(休みにやりたいことができないのが最大の問題かもしれない)。

>ここですっごく素朴な質問なのですが、皆さんCDを買う時に何を頼りに選ばれていますか?

改めて考えてみると、最近は許されている時間に応じて、極めてパターン化されてきていることに気づきました。

1.ストラヴィンスキーのコーナーへ行き、新譜があるかどうかチェックする。
  ⇒あれば7割方買う。(15分コース)
2.輸入版のコーナーへ行き好きな指揮者(ブーレーズ、ギーレン、ノリントンなど)の新譜があるかどうかチェックする。
  ⇒あれば5割方買う。(30分コース)
3.廉価盤(ナクソス、アルテノヴァなど)のコーナーへ行き新譜または珍しいものがあるかどうかチェックする。
  ⇒あれば2割方買う(45分コース)
4.20世紀or現代音楽のコーナーへ行き面白そうなものがあるかどうかチェックする。
  ⇒あれば1割方買う。(1時間コース)
5.ベートーヴェンのコーナーへ行き面白そうなものがあるかどうかチェックする。
  ⇒あれば0.5割方買う。(1時間半コース)
6.その他ふらふらとして面白そうなものがあるかどうかチェックする。
  ⇒あれば0.1割方買う。(2時間以上コース)

昨年末CDショップへ行った時、DVDが大幅に安くなっているのに驚きました。今年からは「DVDのコーナーへ行き面白そうなものがあるかどうかチェックする」というのが上位に来そうです。

>「ウンコフスキ」じゃない、「ミンコフスキ」(しつこい?) で検索してみると、
オペレッタに造詣の深い指揮者のようですね。いくつくらいの人なのでしょう。

バグースさん、1962年生まれですから我々と全く同世代ですよ。こんな人がオペラ指揮者としてアカデミー大賞を取ってしまう時代ですよ!嬉しやら、悲しいやら・・・。

新年会
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/ 5 18:42 メッセージ: 3695
これは beknch さんの 3687 に対する返信です
>HWV、BuxWV、ZWV、SWV、WWV…

まっかせなさ〜い! この私が見事に答えて差し上げましょう。
「HWV」は ハイドン? ホルスト?ヘンデル? … う〜ん、ここはBWVに対抗してヘンデル。
「Bux」って誰? 全然わからん。 んー、思いつきでブルックナー。
「ZWV」? 「Z」で始まるのって… * * * … * * * … ゼットン??
「S」 は沢山いそう。 シューベルト? シューマン? 両シュトラウス? タコ先生?…
ま、ここは一つシューマンということで。
「WWV」と言うと、ワーグナーくらいしか思いつきません。 いや、ウェーバー?
んー、やっぱりワーグナー!

… ワダカマルさん、どーぉ? 完璧??

>私のCDの探し方。
>僕の場合、何が欲しいと言うのでもなく、漫然と陳列棚を見て回ります。
>これには当初はだいぶん苦労しましたが、 いまだに苦労しています。
>恐らく下記の様に買っていると思います。
>最近は許されている時間に応じて、極めてパターン化されてきていることに気づきました。

いやいや、皆さんのCDの探し方を教えてくださりありがとうございます。
これはおおいに今後の参考になりそうです。
スサノオさんやフロムさんがどちらかと言うと動物的カンでいっちゃう長嶋流だとすれば、
ワダカマルさんはいろいろなソースからの情報収集・分析に基く野村流。
lvkさんはいまだ迷える子羊、ZAKKYOさんはルーティーンワーク化された回転寿司流 (何それ?)
… という感じでしょうか。
それに、bekさんの「5.○○トピの影響を受ける。」 というのがよろしいなあ。
そう、私も最近はめっきりこれが主流になってきました。

>むむ、私の頃は555ではなかったはず(555と言えば難波蓬莱…)。

チッチッチッ (とすぼめた口の前で人差し指を3回)、難波蓬莱は「551」。
モーツァルト41番の作品番号と同じです。
そう、難波蓬莱のぶたマンは中華料理界のジュピターだったのですね。

>で、なんと三日の早朝に見た夢が○○トピの皆さんとどこかで会っている夢でした!

えっ、ほんとー!?
○○トピの新年会でしょうーかね?
しかし、実際に集まるのではなく夢の中で新年会をやってしまうあたりが何ともイキじゃぁござんせんか。
で、私夢の中でどんな顔してました? こんな顔でした??
http://profiles.yahoo.co.jp/y_bagus_m/?.src=prf&.done=http%3a//messages.yahoo.co.jp/bbs%3f.mm=MU%26action=m%26board=1834581%26tid=a5afa5ia57a5ca5afa1fba1fba4h8c0a4a8a4pa43a4n6ja1aa%26sid=1834581%26mid=1&lg=jp
(新年なのでプロフィールの顔写真をリニューアルしてみました。)


投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/ 5 19:11 メッセージ: 3696
これは ZAKKYO2000 さんの 3694 に対する返信です
>ジャケット買いしたCDは不思議に外れがないのも事実。
>…やはりイメージが中身に近いものがあったりしますから、これで発見したものもけっこうあります。

おー、スサノオさん、フロムさんの秀でた「ジャケカン」は そういった深〜い洞察力と
たゆまぬ努力に裏打ちされたものだったのですね。
なんの努力もせずに、「自分に持って生まれたジャケカンが無い」 だなんて言っていた
私が恥ずかしい…!
よ〜し、私も今日から、いや明日からジャケカン養成ギブスで特訓だ!
… やっぱり 明後日からにしようかな。

>あ、ディスクの帯についているコピーは参考にしては駄目です。

実は私こいつにも弱いのです。
CDになってから帯も小さくなりアピール力が弱まってしまいましたが、LP時代 帯に
「これぞ、決定版! カラヤンが到達した究極のチャイコフスキー!」 とか、
「バーンスタイン入魂の熱演!」 などと書かれた日にゃぁ、あーた。
もう、「買っちゃう、買っちゃう! ずぇ〜ったい買っちゃうんだもんね!」 と、とたんに
鼻息が荒くなったものです。
しかし、慢性こずかい欠乏症の私のこと、まさにいみじくもフロムさんが書かれた
「いまは買えないからあとでね」 状態。
カタログのレコードタイトルをラインマーカーでピンクに塗って、それを黒いボールペンで囲って、
さらにジャケット写真の左上にマジックインキで二重丸をつけたりしていました。
う〜ん、また思い出してしまったぞ、1枚のレコードに命を賭けていたあの情熱の日々を…
って、んなえーもんじゃないすけど。

>>「ウンコフスキ」じゃない、「ミンコフスキ」(しつこい?) で検索してみると、
>>オペレッタに造詣の深い指揮者のようですね。いくつくらいの人なのでしょう。
>バグースさん、1962年生まれですから我々と全く同世代ですよ。

まさに、同世代!
やっぱりね。 もう、名前からして他人じゃないような気がしたのですよ、この
「ウンコフスキ」じゃない、「ミンコフスキ」。

太鼓連打
投稿者:other_wind
2004/ 1/ 5 20:06 メッセージ: 3697
これは y_bagus_m さんの 3696 に対する返信です
遅ればせながら、みなさん、明けましておめでとうございます。

まずは、聴き収め・聴き始め。
聴き納めは、武満「二つのレント」を高橋アキで。
聴き始めは、ハイドン交響曲103番「太鼓連打」をカラヤン・ベルリンで。
ノリトン、プラハ室内管、ドラティーで聴き比べ。
カラヤンは新春にふさわしく、すがすがしくてとってもいい演奏、そしてカラヤン・レガートが聴こえない。

あれ、おかしいぞ、ということで、59年のウィーンフィルとのモーツァルト40・41番を入手しました。
思ったとおり、レガートはあまり目立たない。
改めてベルリンとの40番を何度も聴いていると、レガートが気にならなくなってくるから不思議です。
…ということで、40番の比較をしてみることにしました。
次回に続く。

モデルチェンジ
投稿者:wadakamaru
2004/ 1/ 5 21:19 メッセージ: 3698
これは y_bagus_m さんの 3695 に対する返信です
>ワダカマルさん、どーぉ? 完璧??
超完璧!? さすがバグース氏。
でも正解は、このあいだのリンク先を見てくださいね。

BagWVなんていう番号がある事までよくご存じで・・
こんなものもあるとは、このトピではじめて知りました。

>ワダカマルさんはいろいろなソースからの情報収集・分析に基く野村流。
実はこれをしておかないと、店でいいなあと思ったのを買うと、
ダブり買いをしてしまうことが多いのです。苦い経験が多々あるのです。
だから店では、予め注文していたCD以外は、滅多に買わないことにしているのです。
CDショップの、あの膨大なCDからお目当てのものを探すなんて、至難の業なのです。
在庫のない場合の方が多いし、事前に調べてメールや、
ネット・ショップで注文した方が、手間がかからなくてすみます。
CDショップのウィンドウ?ショッピングはよくしています。

ジャケットには、むさ苦しいおっさんの顔よりも、
やはり美形のアーティストの方がいいですね。
少々ヘタでも許してしまうのです。(うそです)
ちゃんと公平に聴いています。(のつもりです)
それと、昔の絵画をジャケットにしているのが好きです。
音楽より、こっちの方に魅せられることさえあります。

「あるとき〜、 ないとき〜」の蓬莱の豚まんもいいけれど、
(近所の駅では、構内でいつもこのCMを流しながら販売しているのです)
でも、豚まんは神戸に美味しい店がたくさんあって、それが忘れられない。

モデルチェンジしたこの顔、どこかで見たことあるなあ・・
このひげは、まさにダリなんだけどなあ。
でも、なんかちゃう感じやしなあ・・
買おうと思って手に取ったCDが、こんな顔のジャケットだったら、
また元の棚に戻してしまいそうだ。

本能
投稿者:susano_o000
2004/ 1/ 5 23:08 メッセージ: 3699
これは y_bagus_m さんの 3695 に対する返信です
>で、私夢の中でどんな顔してました? こんな顔でした??

 げええ!バグースさんって、ケネディ大統領かとばかり思っていたらエイブラハム・リンカーンだったんですね。ごめんなさい、早とちりしていました。(^^ゞ

>スサノオさんやフロムさんがどちらかと言うと動物的カンでいっちゃう長嶋流だとすれば、

 ただ単に「本能のおもむくがまま」だけなんですけど。うちの可愛いケルちゃんみたい。(^^ゞ
 そう言えば昔はFMのエアチェックも重要なネタ元でしたが、最近はまったく聴きませんねえ…。

 あと、生意気言いますと、wadakamaruさんの主要テリトリーをもう一回検討すれば、もう少し正答率が上がるかも・・・。(^^ゞ

>re:CDを買うとき
投稿者:tynaoshima
2004/ 1/ 5 23:22 メッセージ: 3700
これは ZAKKYO2000 さんの 3694 に対する返信です
 今更ですが、明けましておめでとうございます。普請道楽です。

 バグースさん、ZAKKYOさん、羨ましいですね。お仕事に復帰できて。
 昨年末にも書きましたが、私は12月26日から12連休なもので、あと3日も仕事に戻れなくて甚だ残念です。…てな訳は勿論なくって、休みはいくらあっても足りません。夢のような日々がもう10日も過ぎ去って、あと2日しかありません。今、とても絶望的な気持ちになっています。

 ただ、お金が無いので行動範囲は限定されてますね〜。オマケに小学生の子供が冬期講習とかで頑張っているものですから、毎朝6時に叩き起こされて、塾までの送り届けを強要されてます。休みの最大の楽しみである朝寝坊も許されてません。

 そんな中でも、(DVDレコーダーを諦めて)大晦日は東京・神田の藪蕎麦で豪遊してきました。
 例年より短く1時間半待ちで済みました。いらっしゃい〜、との掛け声を受けて、寒くなった体にまずは「ビール」(ここはエビスのみの店)。矢継ぎ早に「お燗」(同じく、菊正宗のみ)で蕎麦味噌をつつき始めます。そして、「あいやき(合鴨と白葱を焼いたもの)」「蒲鉾」「トロロ芋」「焼海苔」「天たね」とサイドディッシュの連続技で、もう堪りません。とどめに「せいろ」を積み重ね、蕎麦湯で〆て、あゝ満腹。毎年だけど、やはり旨い。幸せ。生きてて良かった…。
 でも、お会計は、親子4人で2万5千円!蕎麦屋の値段じゃないですね…。

 そんな財布が寂しくなった今日は、連休初の単独行動を決意。愚妻と子供を見捨てて地元・神奈川県のプチ周遊に行って参りました。江ノ島近辺と鎌倉の散策をし、新横浜のラーメン博物館で行列に参加したのですが、主目的は、横浜駅前のタワーレコードでのCD買い集めです。

>ここですっごく素朴な質問なのですが、皆さんCDを買う時に何を頼りに選ばれていますか?

今日、まとめ買いしたCDに当てはめてみると、主に2つのパターンに分かれます。
[1]○○トピの影響を受ける。
 ・噂のミンコフスキの「幻想」
 ・タコ先生Pf協奏曲#1&2(田吾作さんの影響)
[2]CDで持っていない曲のうち、気になったのをピックアップ。但し、レパートリーを増やしたいので、NAXOS他の廉価版を優先。つまり名演奏の1枚より、名も知らぬ2枚を選ぶというもの。
 ・ロッシーニ「セビリアの理髪師」抜粋
 ・ブルックナー「モテット」
 ・ブラームス「ドイツ・レクィエム」
 ・ハイドン「告別」他(#45,#48,#102)
⇒これで、3千円台半ばですよ。
[その他]今回諦めたもの。
 ・プロコフィエフ「戦争と平和」⇒DVDで7,800円では手が届かず。
 ・グリーグ「Vnソナタ集」⇒廉価版存在せず。
 ・プーランク「Vnソナタ」⇒在庫なし。
 ・フランク「Vcソナタ」⇒在庫なし。

 ホントなら、もっと買いたい処ですが、DVDレコーダーが蕎麦と今週末の京都旅行に化けたため、もうこれで手仕舞いです。バッハの「ヨハネ受難曲」とかモーツァルトの「ドン・ジョバンニ」とか、ず〜っと前から気にしている曲にも、結局、手が出ませんでした。次に買いに行けるのは、何時になるのか…。
 これが「2004年のベストと言えば…」になってしまいそうで、怖いです。

買うばい
投稿者:susano_o000
2004/ 1/ 5 23:44 メッセージ: 3701
これは y_bagus_m さんの 3696 に対する返信です
>実は私こいつにも弱いのです。
>CDになってから帯も小さくなりアピール力が弱まってしまいましたが、LP時代 帯に

 私、レコードの帯って、すぐに捨てていたんです(^^;。理由。ジャケットがわずかでも見えなくなるから。(^^;
 ところが日本では中古盤など「帯つき」だと査定は上がる、販売価格は上がる、帯って強力なんですね。
 おかげで、中古ショップでは帯なしの安いほうを買えるという点で、けっこう得したりもしています。(^^;

 しかし、そう言いつつも、帯に書かれている言葉に釣られて買ってしまった盤もまた、最近になってもあるのです。
 中国からの輸入盤で、少年少女合唱団による世界の名曲集でした。「倫敦徳里小調」や貝多分(「分」には草冠みたいなのがついている)作曲の「歓喜之歌」などが入っているのですが、それの帯にこう書かれていました。

 東方的天使之音 「世紀末紛乱中 唯一純浄的優質童声 史無前例」

 読んだだけで「わしゃあ、泣くばい!!」と叫んでしまうでしょう?で、「買うばい!!」となってしまったんです。(^^;ゞ

 「北京天使合唱団 再度用声音帯領大家回到記憶中的温暖地帯」。読めば読むほどに、一方的にトドメをさされまくります。(^^ゞ

あんたダリ?
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/ 6 9:49 メッセージ: 3702
これは susano_o000 さんの 3699 に対する返信です
>聴き納めは、武満「二つのレント」を高橋アキで。
>聴き始めは、ハイドン交響曲103番「太鼓連打」をカラヤン・ベルリンで。

聴き納めはいかにもother windさんらしいチョイスですね。
聴き初めはちょっと意外。

>カラヤンは新春にふさわしく、すがすがしくてとってもいい演奏、
>そしてカラヤン・レガートが聴こえない。

カラヤンのハイドン と言うと、レガートあるなしはともかく、すごく重そうな演奏を
イメージしてしまいますが、そうではなかったのですね。
「清々しい」 ですか、意外ですね。

>改めてベルリンとの40番を何度も聴いていると、
>レガートが気にならなくなってくるから不思議です。

それはきっと ハイドン→比較的若い頃のモーツァルト→全盛期のモーツァルト
と段階を踏んだために耳が慣れていったのではないでしょうか?
いわゆるマスローの「レガート段階説」というやつですね。

>BagWVなんていう番号がある事までよくご存じで・・
>こんなものもあるとは、このトピではじめて知りました。

さすがのワダカマルサンもBagWV はご存じなかった?
これはもう知られざる名曲が目白押し。
是非お近くのCDショップへ!

>モデルチェンジしたこの顔、どこかで見たことあるなあ・・
>このひげは、まさにダリなんだけどなあ。

これは私がこの正月に家で撮った最新ショットですよ。
今回はひげをおめかししてみました。

>げええ!バグースさんって、ケネディ大統領かとばかり思っていたら
>エイブラハム・リンカーンだったんですね。

さすがスサノオさん、以前描いた絵にリンカーンを題材にしたものがあります。
http://www.salvastyle.com/dali/works_e04.html

オビ買い
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/ 6 9:51 メッセージ: 3703
これは susano_o000 さんの 3701 に対する返信です
>あと2日しかありません。今、とても絶望的な気持ちになっています。

わかるなぁ、私も以前今より裕福だった頃休暇でハワイに行った時、最後の日になると、
「あー、明日はもう中国へ帰るのか… 武漢でまた仕事か…」 と、
思いっきりブルーになったものです。
休みが長ければ長いほど、楽しければ楽しいほどその「青み」は増すのですねぇ。

>でも、お会計は、親子4人で2万5千円!蕎麦屋の値段じゃないですね…。

ぐぐぐッ、2万5000円あれば、安物CDが何枚 …? と考えてしまうこの貧乏人根性よ。
いえ、年末や正月くらい2万5000円くらいポ〜ンとはたいて、贅沢したいもの。
安い、安い……

>[1]○○トピの影響を受ける。
>・噂のミンコフスキの「幻想」
>・タコ先生Pf協奏曲#1&2(田吾作さんの影響)

ふむふむ、普請道楽さんもこのトピの影響を… 嬉しいですねえ。
それにしても、田吾作さんの影響力は大きいものがありますね。
これで既に何人の人がその毒牙にかかってしまったのでしょう?
あな (じゃる)、恐ろしや。

>私、レコードの帯って、すぐに捨てていたんです(^^;。理由。
>ジャケットがわずかでも見えなくなるから。(^^;

あ、それは私も同じ。
帯に大いに影響される割にはポイと捨てていました。

>「倫敦徳里小調」

これってもしかすると「ロンドン・デリーの歌」?
で、帯につられて買った「東方的天使之音」、中身の方は如何でした?

>レコードアカデミー賞
投稿者:beknch
2004/ 1/ 6 10:01 メッセージ: 3704
これは wadakamaru さんの 3628 に対する返信です
wadakamaruさんご指摘の「レコードアカデミー賞」結果を拝見しました。

金賞受賞曲「ジュリアス・シーザー」は私の範疇外で馴染みがありません。
指揮者も演奏を聴いた事が無いですが、最近このトピでウンコがスキだの
キライだのと言う話題の元を確認させて頂きました。
で、この人の「幻想」には俄然興味を覚えます。どなたか聴かれました?
今度入手してみたいですね。

こういうマイナーな曲が(え?マイナーじゃない?スンマセン)最高位を
受賞と言うことは余程凄い演奏なのか、他が今一なのか・・・
それを確かめたい気がします。

銀賞は豪華顔合わせで面白そう。
このチェロのマイスキーもよく名前を見ますが聴いた事が無いのです。
バッハ無伴奏のDVDもあちこちのCD屋で結構目立ってました。
アルゲリッチとクレーメル。ほう。
個性派どうしが合奏しても必ずしも良い結果にならない例が多いと思うの
ですが受賞したところを見ると、うまく行ったんでしょうね。
今度聴いてみたい。

ノリントンの第九は銅賞なんですねぇ。
HMVで一楽章を聴いたのみでしたが、新鮮で面白かったのは事実です。
CDは売り切れでした。1番から8番までの新盤は揃ったのでそのうち入手します。

他に気を引いたのはゲルハーエルの「冬の旅」。
何を隠そう顔を隠そう私は今回彼の「白鳥の歌」を偶然ゲット。
ジャケットは今一でしたが安かったのでついつい手が伸びたのでした。
「冬の旅」は置いて無かったので買えなかった。残念。
で、白鳥の歌は未だ聴いてません(何せ夜が眠たくて)。

こうやって見ると、やはりレコードアカデミーの結果に興味を持ちます。
自動車のカーオブザイヤーと同様に功罪はあるでしょうし、業界内で
ウラもありそうだし。でも商業的にはあった方が良いでしょうね。
それでも何かあるから選ばれるわけでCD選択の一要因にはなり得ますね。
年末はCD屋に行く前に結果を確認しておく方が良さそうです。

>beknch さん、このTWVの番号の付け方は、ヴィヴァルディでいえば、
>F(ファンナ)番号と似ていて、曲種別になっていて、

成る程、ある意味ではわかりやすいですね。
一番最後の数字はその範疇の中での年代順になっているんでしょうかね。

>BagWVなんていう番号がある事までよくご存じで・・
>こんなものもあるとは、このトピではじめて知りました。

これはあれでしょう、MTRにせっせと多重録音して、未だ世に出ていない
伝説の自画自賛、もとい、自作自演の名曲集を生み出した某トピ主様の
作品番号。

右エリの先
投稿者:beknch
2004/ 1/ 6 10:06 メッセージ: 3705
これは y_bagus_m さんの 3695 に対する返信です
>ナガオカのものはレコードクリーナーのベルベット地と同じものを円盤状
>の平面に貼り付けてあり、平面部分全体を盤面にベタッと置くタイプでした。

あ、形状が少し違いますね。
オーディオテクニカのは、ベルベット地を直径1cmちょっと位の円筒状に
なってます。 
使用中は一箇所がレコード盤面に接し続けます。
適当な時期に少しづつ円筒を回してやれば接点が変わり長持ちするという仕掛けです。
あれはあれで結構静電気を発生させそうですが、埃は良く取れました。

また、替針の入手は大変でしょうね。
うちのオーレックスの様なマイナーカートリッジのものは難しいだろうなぁ。
しかし針の型番がスッと出てくるこの記憶力が他にも生かされればいいのにね。

>「ZWV」? 「Z」で始まるのって… * * * … * * * … ゼットン??

ということは、SWVは シーボーズ? 石を蹴りそこなって転ぶ?

>チッチッチッ (とすぼめた口の前で人差し指を3回)、難波蓬莱は「551」。

ドンドン(と拳で頭を2回)、やっぱり気圧が低いとボケが加速されます。

>で、私夢の中でどんな顔してました? こんな顔でした??

真面目な話、ひげを取ると結構似てました。気持ち肉をもう少し付けて・・・
写真を一見した時、右エリの先がめくれ上がっている様に見えましたが、あれは何ですか?

ところで、ヴィバルディのラ・ストラヴァガンツァ入手しました。
ポッジャーのヴァイオリンを聴きたかったのですが、このディスクの存在が
頭に焼き付いていたもので。

カタログ番号
投稿者:ZAKKYO2000
2004/ 1/ 6 14:30 メッセージ: 3706
これは wadakamaru さんの 3698 に対する返信です
wadakamaruさん、こうしてみると作曲家独自の作品カタログ番号表記って随分あるのですね。楽劇「トリスタンとイゾルデ」が「WWV90」だなんて知りもしませんでしたし、またWoOは作曲者の死後楽譜を見つけた人が感動のあまり「うぉぉ〜」と叫んだことによるのかと思ってました。

で、少し調べてみたのですがリンク先の表以外にも結構ありました。

・Sz  バルトーク
・WAB ブルックナー
・RT  ディーリアス
・G   ファリャ
・Kv  アイヴズ
・MS  パガニーニ  ・・・

さらに気が付いたのですが、普通にOpがついている人、一部のみついている人(ストラヴィンスキー、ヒンデミットなど)、全くついていない人(ラモー、グルック、ロッシーニなど)、さらには、Opとそれ以外がだぶってついている人、Opのないものにそれ以外のものがついている人等々いろいろなパターンがあり、非常に複雑でなんだかよくわからなくなってきます。

また、ベートーヴェンなんて結構うぉ・・・じゃなかった、WoOが見つかっているので誰かが「BeeWV」なんてつけて整理し直してもよさそうなのに、何で誰もしないのだろうとか、ベルリオーズ、シャルパンティエ、ホルスト、グラナドス、オネゲルは何で同じ「H」なんだろうとかいろいろ疑問が湧いてきます。

右エリの秘密
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/ 6 18:51 メッセージ: 3707
これは ZAKKYO2000 さんの 3706 に対する返信です
>最近このトピでウンコがスキだのキライだのと言う話題の元を確認させて頂きました。

う〜ん、私はどちらかと言えば好き。
なんのトピや、ここは一体? スカルノ? カストロ? ネギトロ?

>ノリントンの第九は銅賞なんですねぇ。

最近ジンマン以上に話題になっていますね、ノリベー。
今日HMVに行ったら何と1500円で売っていました、ノリベー全集。
いや、今 円高だからもっと安いかも。
でも、お怪我 じゃない、オケがシュトゥットガルト放響ではなくロンドン・クラシカル・プレイヤーズ。
多分古い方の録音なのでしょうね。
で、どーなのでしょう、この旧盤?

>BagWVなんていう番号がある事までよくご存じで・・
>これはあれでしょう、MTRにせっせと多重録音して、未だ世に出ていない伝説の自画自賛、
>もとい、自作自演の名曲集を生み出した某トピ主様の作品番号。

ひゃっひゃっひゃっ、聴いてみたい? ねぇ、聴く〜??
何ならウェブ上で公開して…
いや、やめときましょう。
他人のオリジナルを無理やり聴かされるのって、どう反応してよいかわかんないことが
ままありますからね。
別ルートで世に広めることを考えます。
まぁ、皆さん年末のレコ大、紅白を楽しみにしておいてください。

>写真を一見した時、右エリの先がめくれ上がっている様に見えましたが、あれは何ですか?

さすが、ダンディbek、目の付け所が違います。
片方のエリ先だけピンと跳ねさせるあれはアンダルシア地方独特のたしなみなのです。
既婚の男性は右エリ、女性は左エリ。 未婚の人は男女ともエリは跳ねさせない。
この写真は私がこの正月にスペインで撮った写真なので、敢えてその辺りにこだわってみたのですよ。

>wadakamaruさん、こうしてみると作曲家独自の作品カタログ番号表記って随分あるのですね。

ワダカマルさん、私もご紹介いただいたウェブサイト、見ました。
結構当たっているではないですか、私の回答!
いや、ヘンデルとワーグナーだけですが…
「S」はシュッツだったのですね。
しかし、「BuxWV」 の「ばくすれふで」 とかいう方には初めてお目にかかりましたし、
「ぜれんか」さんも存じ上げませんでした。
「Bux」はともかく、「Z」は自信があったのですけどね。

モーツァルト40番(1)
投稿者:other_wind
2004/ 1/ 6 19:19 メッセージ: 3708
これは y_bagus_m さんの 3707 に対する返信です
バグースさん、
カラヤンの意図するモーツァルトが解ってきたように思います。
端的にいうと、速いテンポの、爽快で、華麗なモーツァルトを目指してるんですね。
カラヤンを聴いた後、遅いテンポの演奏を聴くと、とても野暮ったく聴こえてしまいます。

流れるような効果を得るために、敢えて短いフレーズの細かいニュアンスを省き、長フレーズ間のピアノとフォルテ、あるいはリズムパターンの変化をくっきりと対比させる手法を取っているようです。
そして豊かで美しい音を次から次へ途切れずに畳み掛けてくるのです。

これまで、細かいニュアンスを聴かせる遅い演奏に慣れていて、モーツァルトはこうでなければという固定観念が、カラヤン・スタイルを理解不能にしていたようです。
レガートに聴こえるのはフレーズを一まとめにするための手段で、こうすると曲全体が大きく俯瞰できるのですね。
いや〜感心してしまいました。

演奏時間比較です。
7:20/07:43/4:32/4:38/カラヤン/ベルリンフィル76
7:46/07:42/4:22/4:35/カラヤン/ウィーンフィル59

8:07/07:31/4:44/4:50/スウィトナー/ドレスデン75
8:10/08:10/4:29/4:36/セル/クリーヴランド67
8:12/11:31/4:23/7:17/デイヴィス/ドレスデン88
8:15/08:04/4:52/9:19/ヨッフム/バンベルク82
8:19/08:32/4:37/6:09/バーンスタイン/ニューヨーク63
8:27/08:02/4:46/5:03/ベーム/ベルリン61
8:29/08:13/4:50/9:13/バーンスタイン/ウィーンフィル84
8:33/07:53/4:45/7:10/ブロムシュテット/ドレスデン81
8:36/07:39/3:11/8:05/ヴェーグ/モーツァルテウム94
8:45/08:58/4:14/5:04/クレンペラー/フィルハーモニア56
8:46/08:35/4:31/7:00/マーク/パドヴァヴェネト96
8:47/08:24/5:08/4:50/クーベリック/バイエルン80
8:54/08:03/5:07/4:57/ベーム/ウィーンフィル76
9:19/09:11/4:26/5:09/フリッチャイ/ウィーンフィル75?
9:31/07:31/4:44/7:05/クリップス/コンセルトヘボー72

こうして並べてみると、一番長いクリップスを聴いてたのですから、速い演奏に不満をもっていたのもうなずけます。

モーツァルト40番(2)
投稿者:other_wind
2004/ 1/ 6 19:19 メッセージ: 3709
これは y_bagus_m さんの 3707 に対する返信です
比較的速い演奏
6:39/12:22/3:48/9:50/アーノンクール/コンセルトヘボー83
6:46/08:14/4:32/9:24/サヴァリッシュ/チェコ80
6:49/13:50/4:56/9:08/ガーディナー/イングリッシュバロック94
6:56/13:26/3:55/9:02/マッケラス/プラハ室内管86
7:03/10:57/3:34/9:27/コープマン/アムステルダムバロック94
7:19/08:32/4:50/4:37/バレンボイム/イギリス室内管68
7:23/08:12/4:44/4:35/ビーチャム/ロンドンフィル39
7:23/11:21/4:48/9:19/ピノック/イングリッシュコンソート94
7:24/07:08/4:00/4:18/トスカニーニ/NBC38−39
7:26/08:11/4:35/6:33/デイヴィス/ロンドン響61
7:28/08:17/4:20/4:57/カイルベルト/バンベルク60?

繰り返しがないために時間的には短いが(1楽章)比較的遅めのテンポの演奏
5:33/09:50/4:13/4:35/カザルス/マールボロ68
5:46/08:10/4:23/4:36/ヴァンデルノート/パリ音楽院57
5:56/07:20/4:33/5:02/ラインスドルフ/フィルハーモニア?
6:29/08:17/4:30/4:56/ミュンヒンガー/シュトゥットガルト古典81
6:36/08:49/5:08/4:56/ワルター/コロンビア59

カラヤン・スタイルが解ると、モーツァルト(だけではないのかな?)の速い音楽はきっとこのスタイルで来るだろうと想像できます。
フィガロの結婚序曲を聴くと、想像した通り、手に汗握るスリリングで華麗な演奏。
「手紙の二重唱」もなぜあのテンポなのかがよくわかった気がしました。
おかげで一つの呪縛から解き放たれた気分です。
ウヘッ、ミイラ取りがミイラになった?
長文のメッセージ失礼しました。

そういえば、私もインターネット喫茶バグースというお店を発見しました。
吉祥寺の中古屋へ行ったら縮小移転していて、替わりに入っているのでした。

(にせ)トピ主風レスで・・
投稿者:wadakamaru
2004/ 1/ 6 21:42 メッセージ: 3710
これは y_bagus_m さんの 3707 に対する返信です
>・・リンカーンを題材にしたものがあります。
このサイト、はじめて見る絵が多くて感激しました。
「お気に入り」に入れておきました。感謝します。 多謝多謝

>こういうマイナーな曲が・・
服部幸三さんの総評によると、
「・・大賞にふさわしい作品がほぼ横一列に並んでいたと言えるだろう。
これが、大賞を得たのは、当時のカストラートとその声の技術に大きく依存していた、
バロック時代のオペラを今日どのようにして甦らすかという課題に対する現代的な答えだった。」
ということだそうです。
実際、カストラートを現在に復活させることは不可能なことなので、
バロック・オペラを、当時の姿のまま忠実に再現させるのは大変難しいそうです。

>ポッジャーのヴァイオリンを聴きたかったのですが
さて、どんな感想を持たれることか。ドキがむねむね・・

>WoOは作曲者の死後楽譜を見つけた人が感動のあまり「うぉぉ〜」と叫んだことによるのかと思ってました。
座布団、2枚です。
いやほんとに、バルトーク以下、私もこんなに色々あるとは知らなかった。

バロック時代の作曲家には、
校訂者の違いによる別の番号が付いている人が多くて、結構ややこしいものです。
D.スカルラッティのK(カークパトリック)とL(ロンゴ)、CPEバッハのWq(ヴォトケンヌ)とH(ヘルム)とか、
ヴィヴァルディに至っては、RV(リォム)のほかにF(ファンナ)とP(パンシェル)が有名で、
さらに出版されたものは、Op.としての作品番号で呼ぶことが多いですね。

>BuxWV
ブクステフーデ。 JSバッハに関心のある方なら、よく知られた人です。
二十歳の頃、彼の演奏を聴くために、遠路わざわざ出掛けたという、
言うなれば、バッハの音楽に大きく影響を与えたという人です。
とマジレスです。

エア
投稿者:susano_o000
2004/ 1/ 6 22:57 メッセージ: 3711
これは y_bagus_m さんの 3703 に対する返信です
>これってもしかすると「ロンドン・デリーの歌」?

 ピンポ〜ン。(^^)
ロンドンデリー・エア 倫敦徳里小調
 「小調」というところが絶妙です。

>で、帯につられて買った「東方的天使之音」、中身の方は如何でした?

 泣いたでがんす(^^ゞ。
 何というか、中国訛りでの「歓喜之歌」など可愛らしさにあふれ、しかも歌唱に妙なテクニックがない分、純な感じにあふれていました。


投稿者:susano_o000
2004/ 1/ 6 23:29 メッセージ: 3712
これは beknch さんの 3705 に対する返信です
>また、替針の入手は大変でしょうね。
>うちのオーレックスの様なマイナーカートリッジのものは難しいだろうなぁ。

 交換針なら、まだまだ作られていますよ。私、ADCのQ36という大昔の激マイナーなカートリッジの交換針、インターネットで見つけて手に入れました。こういうのすらまだ出ているんですね。
 
 それ、どこかって?う〜ん、ここで紹介するのは、商売でやっているところですからまずいかも・・・。

 とりあえず、「カートリッジ」「交換針」「ADC」「Q36」で検索すればそこが出てくるかもしれません。(^^;
 たとえ一覧リストに入っていなくても、問い合わせると出てくることが多いようです。交換針の型式なんか知らなくても、カートリッジの型式がわかれば、それでもOKのようですよ。

 そもそも、カートリッジ自体、新品、中古を問わず、今でも色々出ていますね。
 所有するLPの中にはCDでは出る気配もないものなどもけっこうあり、LP復活は嬉しいです。


投稿者:susano_o000
2004/ 1/ 6 23:40 メッセージ: 3713
これは y_bagus_m さんの 3707 に対する返信です
>「Z」は自信があったのですけどね。

 ゼットン・・・。衝撃でした、ウルトラマンが死んだあのシーンは。
 水戸黄門が「この印籠が目に入らぬか〜!」とやるあのクライマックス、あるいは遠山の金さんが「この桜吹雪が目に入らねえか〜!」とやるあの感動のシーン。ところがところが、なんと悪党にバッサリやられてしまった、というのと同じですからねぇ・・・。

ウルトラつながり
投稿者:tynaoshima
2004/ 1/ 7 0:21 メッセージ: 3714
これは susano_o000 さんの 3713 に対する返信です
>衝撃でした、ウルトラマンが死んだあのシーンは。

susano_o000さんのカキコで、ウルトラセブンの最終話(=モロボシ・ダンがアンヌ隊員に正体を告白するシーン)を思い出しました。

あの時のBGMはシューマンのPf協奏曲でしたねぇ。

バグース神社へ初詣
投稿者:SPINATPOLKA2
2004/ 1/ 7 6:22 メッセージ: 3715
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
バグースさん、皆さん
明けましておめでとうございます。
昨夜、日本からこちらへ戻ってきました。

日本のお正月気分から、積雪にクリスマスの飾り付けのままの国へ戻ると、時間が逆戻りしたようなおかしな気分になるものです。
今日は3人の博士がキリスト降誕の地に到着した祝日。一応、クリスマス期間も終わりという事で、部屋のツリーやその他のクリスマスの飾りを片付けました。本当はまだ飾っておいても良いのですが。

こちらでなかなか見つからなかったヤマニ石油ことショスタコの「森の歌」を今回日本で再購入し、それはそれは久しぶりに懐かしく聴きました。昨日は延々とその上空を飛んで来たばかり。それにしても約半日にわたる飛行はきついものです。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

日本征服作戦
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/ 7 9:48 メッセージ: 3716
これは other_wind さんの 3709 に対する返信です
>カラヤンの意図するモーツァルトが解ってきたように思います。

えっ、other windさん、カラヤン開眼?

>流れるような効果を得るために、敢えて短いフレーズの細かいニュアンスを省き、
>長フレーズ間のピアノとフォルテ、あるいはリズムパターンの変化をくっきりと
>対比させる手法を取っているようです。

なるほど、私はカラヤンの40番は聴いたことがないのですが、other windさんの
言わんとされていることはわかるような気がします。

>こうして並べてみると、一番長いクリップスを聴いてたのですから、
>速い演奏に不満をもっていたのもうなずけます。

1楽章で2分強、4楽章で2分半の差。
4楽章など、クリップスはカラヤンの1.5倍以上の長さ!
これは実際に聴くとすっごい差として耳に残るでしょうね。

>おかげで一つの呪縛から解き放たれた気分です。
>ウヘッ、ミイラ取りがミイラになった?

グフフ、これでカラヤンファンが1人増えた…
着々と進んでおります、カラヤン日本征服作戦。
1億総カラ耳化もそう遠い将来ではなさそうです。

>そういえば、私もインターネット喫茶バグースというお店を発見しました。

着々と進んでおります、喫茶バグース日本征服作戦。
日本からスター・バックスの看板がすべて喫茶バグースに替わる日も
そう遠い将来ではなさそうです。

テーマ開き
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/ 7 9:53 メッセージ: 3717
これは wadakamaru さんの 3710 に対する返信です
>このサイト、はじめて見る絵が多くて感激しました。

ワダカマルさん、私も改めて見てみました。
年代順になっているのがうれしいですね。
私も知りませんでしたが、初期の頃にはキュビズムのような絵も描いているのですね。
一瞬ブラックかと思ってしまいました。

>ポッジャーのヴァイオリンを聴きたかったのですが
>さて、どんな感想を持たれることか。ドキがむねむね・・

私より一足先に買われたbekさん、私も感想が楽しみです。

ところで、「ドキがむねむね」 という歌をご存知の方いらっしゃるでしょうか?
数年前にWOW WOW でやっていた めっちゃくちゃしょーーーーーーーーもない
映画(?)か何かの中で主人公の女の子が歌っていたこれまた飛び切りしょーもない
曲なのですが、一度耳にしただけでなぜだかメロディを覚えてしまいました。
もしもご存知の方いらっしゃったらお知らせください。
しょーもない映画を見てしょーもない歌に心の一部を奪われた喜びを共に分かち
合おうではありませんか。
(でも、いないだろーな …)

>ブクステフーデ。 JSバッハに関心のある方なら、よく知られた人です。

ほう、バッハに大きく影響を与えたとはすごい人なのですね。
バッハをイエスにたとえると、ブクステフーデは預言者ヨハネのような存在でしょうか。

さて、一般的な松の内も今日まで (ですか?)。
鏡開きと共に「03年のベストと言えば?」 も今日でお開き。
明日には次のテーマに移りたいと思います。
っちゅうーわけで、今日いっぱい昨年のベストな体験、語ってください。

>針
投稿者:beknch
2004/ 1/ 7 14:37 メッセージ: 3718
これは susano_o000 さんの 3712 に対する返信です
>交換針なら、まだまだ作られていますよ。

本当ですね。WEBでみると結構ヒットしてきます。
今のところ自分の型番のものは発見してませんが未だにレコード針を生産の
中心に据えている会社もある程ですからまず間違いなくありますね。

このトピでもレコードも聴いておられる方々が大分いらっしゃる
様ですし、一時から比べると愛好家も復活しているのではないでしょうか?

>所有するLPの中にはCDでは出る気配もないものなどもけっこうあり

そうそう、仮に出ていても廃盤になっていたりすると中古探しにも
限界がありますし。
それに何といっても手元にあるレコード達を捨ててしまうなんてことは
ありえません。置いている限りは聴きたいというのが人情でしょう。

>現代的な答え
投稿者:beknch
2004/ 1/ 7 14:38 メッセージ: 3719
これは wadakamaru さんの 3710 に対する返信です
>ひゃっひゃっひゃっ、聴いてみたい? ねぇ、聴く〜??

そりゃもう。ポップ調且つメロディアスな曲かな?
楽しみにしてますよ。

>アンダルシア地方独特のたしなみなのです。

さすが、世界の慣習がわかる国際派の○○トピ。また一つ賢くなりました。

ちなみに、お風呂から上がった時にヒゲはどうなっているのでしょうか?

>以前描いた絵にリンカーンを題材にしたものがあります。

20メーター離れて見ようとしたら画面を見失いました。
PC画面の場合は数メーター離れるだけで良い様です。
それにしても興味深い絵です。

>服部幸三さんの総評によると・・・課題に対する現代的な答えだった。

興味を惹かれます。どの様な「現代的な答え」を用意したんでしょうね。
カストラートと同じ声は流石に出ないので、声以外のところでカバーした
と言うことなのでしょう(え?ソプラノに歌わせた?)。

>さて、どんな感想を持たれることか。ドキがむねむね・・

暫く家に居る時間が少ないのですが、聴いたらご報告致しますね。

クリスマスツリーの利用法
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/ 7 18:43 メッセージ: 3720
これは SPINATPOLKA2 さんの 3715 に対する返信です
>>で、帯につられて買った「東方的天使之音」、中身の方は如何でした?
>何というか、中国訛りでの「歓喜之歌」など可愛らしさにあふれ、
>しかも歌唱に妙なテクニックがない分、純な感じにあふれていました。

中国訛りでの「歓喜之歌」ってどんなんやろ、聴いてみたいもんです。
ところで、スサノオさんのレスを読んで例のガブリエル・フォーレ合唱団を
また思い出してしまいました。
スサノオさん、いつか聴きに行きますから、レコード大切に保管しておいてくださいね。

>ゼットン・・・。衝撃でした、ウルトラマンが死んだあのシーンは。
>ウルトラセブンの最終話(=モロボシ・ダンがアンヌ隊員に正体を告白するシーン)
>を思い出しました。

ううっ、実は幼少時代おぼっちゃまだった私は、
母親に 「こんな野蛮な番組は見てはいけないざーますよ」 と言われていたのです。
いたいけな睾丸の、いや 厚顔の、もとい 紅顔の美少年だった私は素直に
「はい、ママン」 と頷き、もっぱらサリーちゃんやアッコちゃんを見ていました。
と言うような事情で、このあたりのシーンはリアルタイムで見ていないのです。
随分と後になってからビデオか何かでら見たと思うのですが、
あまり印象に残っていないんだよなぁ〜
返す返すも残念!

>昨夜、日本からこちらへ戻ってきました。

お帰りなさい (でよいのか?)、シュピナートさん。
日本では美味しいもの沢山食べましたか?
飛行機の中に忘れ物しませんでしたか?
宿題しましたか?
歯ァ磨けよ。
ちなみに、私がキャセイに置き忘れた(と思われる)CDプレイヤーと中に入っていたCD、
結局出てきませんでした。
これでタコ先生のピアノトリオも当分聴くことがないだろうなぁ。

>一応、クリスマス期間も終わりという事で、部屋のツリーやその他のクリスマスの
>飾りを片付けました。本当はまだ飾っておいても良いのですが。

きれいに飾っても、クリスマス後すぐ日本に行かれて昨日戻ってきて… では、
せっかくの飾りを愛でる時間が短く、何だかもったいないですね。
そうだ、今年は12月24日と言わず、11月末からツリーを飾ってしまえばよいのです。
でも、そちらではイミテーションではなく生木でしょうから、そうするとクリスマスの
頃には枯木になってしまうか…
ん! いっそのこと鉢植えにしてしまえばよいのです。
1年中部屋の中に置いておき、クリスマス以外、例えばイースターの時には卵をぶら下げ、
ハロインの時には骸骨をぶら下げる。 手ごろな骸骨がなければ魚の骨でもOK。
その他季節応じてなんでもぶら下げておけばよいのですよ。
部屋のインテリアにもなるし、季節感は出るし、一石二鳥、いや五〜六鳥はいくでしょう。

夢の中で聴いた歌
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/ 7 19:38 メッセージ: 3721
これは beknch さんの 3719 に対する返信です
>そりゃもう。ポップ調且つメロディアスな曲かな? 楽しみにしてますよ。

bekさん、そりゃもう 盛り沢山。
ポップでキャッチーな曲から、心温まるバラード、戦前中国風からインドネシアの
ダンドゥッ風の歌まで。

♪ひとたび耳にしたならば、すぐさまあなたを魅了して、心を捕らえて離さない。
そんな素敵な曲たちを、今宵あなたとササニシキ。 「バグース・ミュージック・ショー」!♪

そんな番組がそのうち始まるかもしれません。

ところで、オリジナル曲ということから、ふと昨年末に見た夢を思い出しました。
その夢とは、

*あるアイドル歌手がいる (実在の歌手ではありません、名前も覚えていません)
*そのアイドル歌手は私 (私ってこの私、バグースのことです) と恋仲である
*彼女は私と一緒になるために芸能界引退を決意する
*彼女は引退前の最後の曲として、ラジオ番組で私への思いを綴った曲を披露する
*あー、何て素敵な曲… …で目が覚める

という 呆れるほどお目出度い内容(初夢に取っておきたかったぞ) だったのですが、
その歌というのが本当に美しく切ない素晴らしい曲だったのです。
今までも夢の中で妙なる調べを聴くことはしばしばあったのですが、
いつも目覚めれば忘れてしまっていました。
メロディの断片とさえも言えない気配のようなものは頭の中にモヤ〜っとは残っているのですが、
そのメロディの一部分さえも思い出せず、思い出そうとすればするほどそれは遠ざかって行く…
というのが常でした。

ところが! 今回は違ったのです!!
目が覚めてからもそのメロディを覚えていて、歯を磨きながら口ずさんでおりました。
「やった〜、この歌を発表すれば来年のレコ大新人賞はボクのもの、紅白大トリも夢じゃない!」
思わず力こぶを作った私は希望に満ちた朝食を食べました。
そして、朝食が終わってもう一度あの曲を口ずさもうとすると…

「……」

そうです、きれいさっぱり忘れていたのです、そのメロディ。
ついさっきまで口ずさんでいたのに!
何とか思い出そうとするのですが、ダメ。
出てくるのは頭から無理やりひねり出したような陳腐なメロディばっかし。
その後1週間以上経ちますが、あのメロディが帰ってきてくれる気配はありません。
おそらく、他の誰かの夢の中へ旅立っていったのでしょう。
タイトルも覚えているのですけどね。
なぜか「カントリー・ロード」 (なんや、それ?) というタイトルでした。

ううう、レコ大新人賞が、紅白大トリが、夢の印税暮らしが遠ざかって行く…

「現代的な答え」
投稿者:wadakamaru
2004/ 1/ 7 21:37 メッセージ: 3722
これは beknch さんの 3719 に対する返信です
>一瞬ブラックかと思ってしまいました。
そういえば、ピカソでも若い頃は、真面目な?を肖像画を描いていますね。
それがだんだん、目や鼻があっちこっちへ行って、福笑いみたいになって、
時計は熔けてグンニャリとし、キリンは燃え上がり、・・・
ほか、マグリット、キリコ、いやはやシュールレアリズムはたまりません。
キュビズムの理屈、昔 本で読んだことがあったけれど、忘れてしまった。

>ドキがむねむね
そんな歌があるとは知らなかった。
これは、高校の時の体育の先生の口癖的ジョークだったのです。
_________

>どの様な「現代的な答え」を用意したんでしょうね。
このCDのどのようなところが、大賞を得るものとなったのか、
普段は殆どバロックばかり聴いている私には、
というよりは、専門的な解釈が出来ない、一バロックファンとしてはよく分かりません。
このCDでは、ソプラノで歌っていますが、
他では、そう言う女声のほかに、カウンター・テノールが当然多いようです。
そしてと言うか、しかしと言うか、特筆すべきと思うCDに、
ヴィヴァルディの「ウティカのカテゥーネ」というオペラのCDがあります。(2002年リリース)
マルゴワール(バロックの指揮者としては大家)の指揮するCDです。[Dynamic CDS403/1-2]
Jacek Laszczkowski (ラスッツコウスキ ?) というメール・ソプラノ(男声のソプラノ)歌手、
ほかに、Philippe Jaroussky というメール・アルト歌手が登場する、このCDは圧巻です。
とても男の声とは思えません。
かれらは、カウンター・テノールのようにファルセットではありません。
でも、国内盤が出ていないので、批評の対象にさえなっていません。

オーケストラの演奏は、ミンコフスキーの方が洗練されていると思うのですが、
当時の再現と言うことに主眼をおくと、現代人が見る「洗練されている」ということは、
すなわち現代人の「一般的な普通」のクラシックを聴いている人の好みということであって、
必ずしも「当時を再現した」ということではないかも知れません。

歴史ドラマで、主人公を当時の倫理観で正しいものとするか、
現代の倫理観で正しい者として表現するか、
むつかしい選択というところです。

第37回テーマ: 花/植物 と言えば?
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/ 8 10:10 メッセージ: 3723
これは y_bagus_m さんの 3717 に対する返信です
今年初めてのテーマに相応しく華やかなものは? と思い、このテーマにしました。
中国圏では春節のための花が市場に出回る頃、また、日本では早くも花粉症対策を考え始める方も
いらっしゃるのえはないでしょうか。

*花/草木がタイトルに入っている曲、それらを描いた曲
*直接は関係ないのだけれど、花/草木を連想させる曲
― 可憐な花のようだ、大樹のようだ、除虫菊を思い出す… 等
*個人的に花/草木にまつわる思い出のある曲
― あの日あの時あの人と桜の木の下で聴いたのよ… とかね

「植物」ですから、もちろん上記の「草/花木」が野菜/果物等に代わってもかまいません。(あるやろか?)
では、よろしくお願いします。

キャベツ
投稿者:oisiitukemono
2004/ 1/ 8 11:09 メッセージ: 3724
これは y_bagus_m さんの 3723 に対する返信です
こんにちは〜!
ご無沙汰しておりました、y_bagus_mさん、皆様。
ちょっとした事情で「全般」から離れていました。でも、もう大丈夫かな〜?なのでレスします。

植物を想像させる曲は一杯あるので、それは置いといて、「まるでキャベツを刻んでいるような体感が出来る」曲としてベートーヴェンの7番の第4楽章を挙げます。
この楽章、演奏によっては「窓磨き」にナッたり「縄跳び」になるのですが、新鮮なキャベツを刻むあの快感はやっぱり
ライナー氏&シカゴ響が1番です。
好き嫌いはあると思いますが、まこと、気持ちがいい演奏です!!

....ところでバグースさん、私は「少女」ではありませーん。
少女ってせいぜい高校生までですよね、多分。
いちおー立派な大人です♪
ちなみに今年に入ってから、第九はまだ3回しか聴いていないんですよ。
人並みになって来たでしょー♪

ランゲだけではない
投稿者:yukkomylove2003
2004/ 1/ 8 12:03 メッセージ: 3725
これは y_bagus_m さんの 3723 に対する返信です
バグースさん こんにちは。

花といえばランゲの通俗名曲「花の歌」。これが模範的?回答でしょうか。
「花の歌」って私的には「乙女の祈り」より弾きやすく思うのですが。

でも、実はシューマンに渋い「花の曲」っていうのがあったりして。
リヒテルのが好きなんですけど。

あと模範的?答えとなると、チャイコの「花のワルツ」かな。
中国といえば「花火」でしょうが、花火でいいなら結構ありそう。

花/植物 と言えば雪の下
投稿者:SPINATPOLKA2
2004/ 1/ 8 13:23 メッセージ: 3726
これは y_bagus_m さんの 3723 に対する返信です
今回はひどい時差ぼけ。とんでもなく早朝にパッチリと目が覚めてしまい…あたりはまだシーンとしています。

草花は大雪に埋もれ、木々は凍りついて、花粉症対策などずーっと先の話。
雪かき大変、運転には細心の注意が要る季節です。
こんな季節にぴったりなのは、暖かい南国を想ってのヨハン・シュトラウス「レモンの花の咲くところ」 以前にもあげましたが、雪国で暮らす者にとって、冬でもポカポカと明るい太陽の照る南の地方は憧れ。そんな想いがこの曲にあふれています。

「南国のバラ」も”レモン”と並んで大好きなワルツ。

歌曲では「野ばら」「菩提樹」
「忘れな草」もありますね。
忘れな草というとパヴァロッティを思い出しますが、昨年暮れに2度テレビで見ましたが、両方とも椅子に座ったままでした。具合が悪いのでしょうか?

バグースさん、クリスマスツリーを1年中部屋に置いておいたら、1年中「もみの木」を歌ってなくてはなりませんよ。
それに、春になって窓を開けるようになったら、小鳥が来て巣を作る可能性も。
部屋の中でピイピイとヒナがかえったらたまらない…!

モシュコフスキの
投稿者:shaberibu
2004/ 1/ 8 13:46 メッセージ: 3727
これは yukkomylove2003 さんの 3725 に対する返信です
花火。ホロヴィッツの名演で知られる。

シューマンの
投稿者:shaberibu
2004/ 1/ 8 13:49 メッセージ: 3728
これは y_bagus_m さんの 3723 に対する返信です
歌曲集「ミルテの花」

洟を垂らしながら
投稿者:as_dsch
2004/ 1/ 8 18:31 メッセージ: 3729
これは y_bagus_m さんの 3723 に対する返信です
七草粥を食べましたが、この中にも菜の花が入ってます・・・蕾の状態ですが。
花というとやはりチャイコフスキー「花のワルツ」が真っ先に思い浮びます。
続いて「森の歌」で新年初聴きをしたシュピナートさんが挙げたJ.シュトラウスのワルツ「南国のバラ」です。
また、銀の薔薇を花婿から花嫁に渡すというホフマンスタールの創作をタイトルにしたR.シュトラウス「薔薇の騎士」もあります。
さらに、ハチャトリアン「ガイーヌ」の中の「バラの娘達の踊り」はなかなか愉しい。

さて、ここからバグースさん、シュピナートさんが泣いて喜ぶ(?)ワーグナーです。
まず「タンホイザー」・・・最後の場面でヴェヌスの誘惑を振切ってエリーザベトにひざまづいたタンホイザーは生き絶えるのですが、小学三年生ぢゃない、救済された・・・その証は巡礼の人が持つ杖に花が咲いたからである・・・舞台で花の咲いた杖を掲げる場面はなんか可笑しかった。
もうひとつは「パルシファル」・・・第2幕で魔法によって突然花園が現れ、音楽も急変する・・・この場面はパルシファルが空中に静止した槍を捕まえて十字を切ると荒野に変ってしまいます。

さて、ではタコ先生はというと・・・あるんですねえ・・・読みたくなくても書いてしまいます。
それはアヴァン・ギャルド時代のオペラ「鼻」です・・・ゴーゴリの戯曲につけた珍奇で愉快で皮肉な音楽は、ファンでないとあの交響曲5番と同じ人物の作品とは思えません・・・ん、なんかおかしい・・・あれ?「鼻」ぢゃなくて「花/華」なんですね。
ズレついでに、「華氏(F)」というのはファーレンハイトという人物が考えたもので、ファーレンが「華」という意味なので「華氏(F)」ですね。
「摂氏(C)」はセルシウスのことですが、米国では「センチ・グレイド」と言うことが多く、田吾作はずーっと「センチ・グレイド」の「C」だと思っていました。

トピずれ甚だしいので端(ハナ)から話にならんと離れていかないで下さい。

花/植物と言えば
投稿者:beknch
2004/ 1/ 8 18:56 メッセージ: 3730
これは y_bagus_m さんの 3723 に対する返信です
筆頭候補群が既に挙がってしまいました。それでは

*「葦笛の踊り」
 先日EPハイライト盤を聴いてきました。
*「椿姫」
 オペラ好きの私としては(自己暗示中)挙げざるをえません。
*「枯れた花」
 新春早々と言うトピ主様のご主旨から逸脱した雰囲気である気もする
 のですが、水車小屋はお好きなはずだから許してね。

>まるでキャベツを刻んでいるような体感が出来る曲としてベートーヴェン
>の7番の第4楽章を挙げます

あれれ?これは「大掃除」の曲ではなかったっけ。
共通点はノリントンもF.R.氏も家事をこなすこと?
因みにノリやんの8番冒頭も景気いいですよ、大掃除には。
と言う事はF.R.氏ならば8番冒頭は「キャベツ剥ぎ」かも。

美術部だった
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/ 8 18:56 メッセージ: 3731
これは wadakamaru さんの 3722 に対する返信です
>ほか、マグリット、キリコ、いやはやシュールレアリズムはたまりません。

中学、高校の頃 シュールレアリスムには結構はまりましたよ。
何を隠そうハナ隠そう、私高校の頃美術部に所属しておりました。
と言っても、もともと小学・中学校と図工/美術の成績が ほぼ3 (5段階中) で固定されていた私、
絵を描くのが好きなわけでも得意なわけでもないため、全く部活動にも参加しない幽霊部員の典型でした。
でも、文化祭くらいは何か作品を出展しなければ と、徹夜して仕上げましたよ、一幅の水彩絵画を。
題して 「かぐや姫」。

徹夜明けの文化祭初日、力作を手に意気揚揚と登校しようとした時 母親に
「バグちゃん、どんな絵を描いたの? お母さんにもちょっと見せて」 と言われました。
ちょっと見せたくないなと思いながらも、そこは素直なバグース少年 「はい、ママン」。
「どれどれ」 と絵を手にした母親、一目見るなり「ドッヒャー!」と叫んで、涙ながらに懇願するのです。
「お願いだから、こんな絵 持ってかないで!」

私が描いた絵と言うのは、お爺さんが竹やぶで黄金に輝く竹を鉈でスパッと切ったところ、
中で眠っていたかぐや姫の首もスパッと切れてしまった。
飛び散る血しぶき、血にまみれた鉈の刃。 あー、めでたきかな首チョンパ… と言う図。
母親にしてみればこんな絵が人様の目に触れようものならバグース家の恥、
明日からお天道様の下を歩けない… くらいに思ったのかもしれません。
中学、高校時代には母親に様々なショックを与え続けてきた私ですが、
この一件は、私がある日いきなり髪の毛を全部剃って(眉毛は残したヨ) 帰宅したことの
次の次の次の次くらいの衝撃度があったのでしょう。

で、母親を泣かせたことは数あれど、別にそれが趣味ではなかった私、
最終的には折れて その絵は文化祭に出展されることはなかったのです。
しかし、結局数ヵ月後には友人と共催した「個展」で他の「作品」と共に学校の渡り廊下に
貼り出されたのですけどね、その絵。
そこで目出度く皆の目に晒されることになったのです。

高校の頃には美術部以外に、ギター部 (と言うのは名ばかり、実際はバンドの集合体)、
ホーム・メイキング・クラブ (ホーム・メイキングと言っても何も家族計画を実践するわけでは
ありません、要はお料理クラブです) など籍を置いていた私。
美術部以外の活動についてはまた別に機会に。

新テーマ初っ端からトピ主自ら思いっきりトピずれてしまった…
久し振りに トピずれ反省の踊りを踊るとするか。

現代のトレンド
投稿者:beknch
2004/ 1/ 8 18:59 メッセージ: 3732
これは wadakamaru さんの 3722 に対する返信です
>必ずしも「当時を再現した」ということではないかも知れません。

私も演奏家は自分の演奏を「目の前で聴いている現代の人」に
ウケる事を期待していると思います。
古楽ブームではあるのですが、表面上は「当時の再現」と言っていても、
「今の聴き手にとって新鮮な演奏」を目指しているように思えるのです。

有能な若手ヴァイオリニストが古楽器による古楽演奏へ、或は、現代楽器による
古楽演奏へ、転身或は挑戦する例が増えている様ですが、それは「当時の再現」
に目覚めたと言うよりは、その方が演奏をアピールできると考えたからでは
ないかと言う気がします。

多くの巨匠を既に輩出した後の現代楽器・演奏に残された余地が少なくなって
しまったのかも知れません。或はマンネリ化してしまったのかも。

新しいトレンドが始まると聴き手側も更に新しいもの(演奏)を求める様に
なるでしょう。演奏側・聴き手両側のそう言う状況を「現代的」と言う風に
言えるかも知れませんし、それを実現した演奏を「現代的な答え」と言っても
いいような気がします(評論家先生らしい表現ですね)。

ノリントンの演奏がウケているのも同じ現象の話であると思います。
この手の演奏が乱立してくると今度は「卓越した表現力を持つ現代楽器による
オーソドックスな現代的な答え」を出す演奏が次には増えるかも知れませんね。

ショック!
投稿者:ZAKKYO2000
2004/ 1/ 8 19:34 メッセージ: 3733
これは y_bagus_m さんの 3731 に対する返信です
>実は幼少時代おぼっちゃまだった私は、母親に 「こんな野蛮な番組は見てはいけないざーますよ」 と言われていたのです。
>高校の頃美術部に所属しておりました。
>私がが描いた絵と言うのは、お爺さんが竹やぶで黄金に輝く竹を鉈でスパッと切ったところ、中で眠っていたかぐや姫の首もスパッと切れてしまった。
>私がある日いきなり髪の毛を全部剃って(眉毛は残したヨ) 帰宅したこと
>美術部以外に、ギター部、ホーム・メイキング・クラブなど籍を置いていた私。

なんか、非常にショッキングな話ばかりで、私の中のバグース像がガラガラと崩れてしまいました。よって、今後投稿はしばらく控えさせてもらいます、さよなら・・・

っていうのは冗談ですが、なかなか派手な過去があったのですね(あ、実は今もそうなのかな)。
こんな少年がなぜクラシックの道に入っていったのか大いに興味がありますので、それはまたおいおいとお願いします。

テーマについてレスしようと思いましたが、ちょっと動揺してしまったのでまた後日。

キャベツ!
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/ 8 22:46 メッセージ: 3734
これは oisiitukemono さんの 3724 に対する返信です
>キャベツ

な、何だんねん? いきなりキャベツって??

>「まるでキャベツを刻んでいるような体感が出来る」曲としてベートーヴェンの7番の
>第4楽章を挙げます。

う〜ん、なるほど! つけものさんならではの感性ですね。
言われてみると、確かにあの楽章はキャベツを刻んでいるようなサクサクカ感がありますね。
それも、とんかつ屋チェーン店で付け合わせで出されるような自動キャベツ切り機で切ったような
ほっそ〜い千切りではなく、かと言って立ち食いの串カツ屋で見るのようなザクっと切ったのでもない、
程よい幅の由緒正しい刻みキャベツであるような気がします。

ところで、つけものさんは決して 「ベー7はキャベツを切りながら聴くのに相応しい」 と
おっしゃっているわけではないのでしょうが、それはそれとして、料理しながら聴くのによい曲
というのがいろいろとあるようです。
最近買った村上春樹の本によると、きんぴらごぼうを作る時にはニール・ヤングが最適なんだそうな。
で、ロールキャベツを作る時はプリンス、きのこうどんを作る時はエリック・クラプトン、
メンチカツにはマーヴィン・ゲイが断然良いそうです。
何だかわかるような…? いや、さっぱりわかりませんね。
ちなみに、クラシックではロッシーニがスパゲティをゆでるのに向いてるとかって別の本に
書いてあったような気もします。
間違っていたらごめんなさい、ハルキさん。

ところでつけものさん、初心者トピ毎日覗かせてもらっていますが、最近とても良い雰囲気ですね
(モデムが壊れたのはおいといて)。
なんかこう、むくつけき騎士たちを従える天衣無縫なお姫様という感じです。
あるいは (もうちょっときれいに言えば)、白雪姫と7人の小人 という感じ?
私も家来に加えてもらおうと常に機会ををうかがっているのですが、なかなか出番がありません。
近いうちにまた書き込みしたいと思いますんで、そん時はよろしく。

>ところでバグースさん、私は「少女」ではありませーん。

おっと、これは失礼。
いやね、何て書こうか迷ったのですよ実は。
「女」や「ねーちゃん」じゃ失礼だし、「娘」も変だし、「婦人」もしっくり来ないし…
と言うことで「少女」と表現させていただきました。
ですから確か(?) をつけていたように思うのですが、まぁ(?) や(笑) を付ければ何でも
許されるってわけでもないですものね。

>ちなみに今年に入ってから、第九はまだ3回しか聴いていないんですよ。
>人並みになって来たでしょー♪

3回といえば私の3年分。 やはり特異体質は治らない…
おっと、またまた失礼。

盆栽
投稿者:age_age_dandy
2004/ 1/ 8 22:52 メッセージ: 3735
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
石坂浩二とアメイジンググレイス

二人のトピ主が
投稿者:lvkoechel
2004/ 1/ 8 23:17 メッセージ: 3736
これは y_bagus_m さんの 3734 に対する返信です
揃うと、漫才の世界ですね。いとし、こいしさんのが聞けぬのは残念です。

 >むくつけき騎士たちを従える天衣無縫なお姫様という感じです。
あるいは (もうちょっときれいに言えば)、白雪姫と7人の小人 という感じ?
 
 たいして変わらないような。
私は、「娘」のように・・・と書いたことがありますが、べつに怒られなかったから、勝手に、「娘」と思っています。
ちょっとおきゃんで付き合いきれぬ時もありますが。

花の曲いろいろ
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/ 9 1:30 メッセージ: 3737
これは SPINATPOLKA2 さんの 3726 に対する返信です
>花といえばランゲの通俗名曲「花の歌」。

!! ありましたねぇ、そんな曲。
ランゲという名前からしてレンゲを連想させる花っぽい名前。
もしかしたら私も昔弾いたことがあるかもしれません。
でも、忘れちゃいました、メロディ。
どんなのでしたっけ?

>中国といえば「花火」でしょうが、花火でいいなら結構ありそう。

花は花でも花火ですか。
これは思い付きませんでした。
確かにありそうですね、マンマの曲も含めて。
なんて示唆しても、ここの住人達は乗ってこないのですよね、
そんなベタな曲を挙げることには。
と言うわけで、私から出します、ヘンデル:王宮の花火の音楽。
かく言う私は… 聴いたことありません。 有名な曲なのにね。

>草花は大雪に埋もれ、木々は凍りついて、花粉症対策などずーっと先の話。
>雪かき大変、運転には細心の注意が要る季節です。

シュピナートさん、こちらは最近やたらと暖かい。
本来ならば春節前だから一番寒いはずなのですけどね、今頃が。

>「南国のバラ」も”レモン”と並んで大好きなワルツ。

この曲名を目にするたびに、南国のバラって温帯地方のバラとどうちがうのかな?と
想像してしまいます。
多分ね、バラはバラでも花弁が開いているのですよ、グワーって。 普通のバラと違って。
で、一見してもブーゲンビリアだかバラだか区別がつかないような…
バラでございます といった高貴さとは無縁だけれど、もっと開放的な親しみやすさがある、
そんなバラだと思います。

>「忘れな草」もありますね。

これは私にまかせてください。
♪別れても 別れても 心の奥に〜♪ というやつですね、菅原洋一が歌っていた。

テシウス、ペルセウス、セルシウス
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/ 9 1:45 メッセージ: 3738
これは as_dsch さんの 3729 に対する返信です
>モシュコフスキの花火

またですか? ウンコフスキじゃなくて、ミンコフスキ… えっ、ではなかった。
モシュコフスキ? ボスコフスキーなら知っていますが。 シコルスキーなんてのもあります。
シャベリブさん、これは初めて聞いた名前です。 やっぱりロシア人?

>花というとやはりチャイコフスキー「花のワルツ」が真っ先に思い浮びます。

私もやはりそうです。 この曲は大好きだなぁー。

>ハチャトリアン「ガイーヌ」の中の「バラの娘達の踊り」はなかなか愉しい。

これですよ、これ! 私がクラシックと出会った初めての曲「剣の舞」と一緒にソノシートに
収められていた曲は!!
私の音楽の原点とも言える曲です。

>さて、ここからバグースさん、シュピナートさんが泣いて喜ぶ(?)ワーグナーです。

花はワーグナーの世界にでも重要な役割を果たしているのですね。
さすが花です! って何を言ってんだろ、ボク。

ところで、今HMVでストッククリアランスセールをやっており、昨日店内を歩いていると
ショルティの指輪のオーケストラ楽曲集が350円くらいで売っていました。
ワーグナー苦手克服の第一歩になるかもしれない! と思わず買ってしまいそうになりました。
いや、もしかすると本当に買ってしまうかもしれません。

>さて、ではタコ先生はというと・・・あるんですねえ・・・読みたくなくても書いてしまいます。

出ましたね、お約束のタコ先生!
田吾作さんなら必ずや挙げてくださると思っていました。
でも、もちろん聴いたことはありません。
ふーん、タコ5とは対照的な曲なのですか。

>田吾作はずーっと「センチ・グレイド」の「C」だと思っていました。

えーっ、違ったのですか? 私もてっきりそうだと思っていました。
で、セルシウスって何ですか?
ギリシャ神話に出てきそうな名前ですね。

ピンクの花びら
投稿者:SPINATPOLKA2
2004/ 1/ 9 5:21 メッセージ: 3739
これは y_bagus_m さんの 3738 に対する返信です
オペラ「マダム・バタフライ」の中のフラワーデュエット…桜の花びらでいっぱい。
この2重唱は非常に好きな部分です。

>バグースさん、シュピナートさんが泣いて喜ぶ(?)ワーグナーです。

いつの日からか、バグースさんと一緒にワグナーがらみで名が連なるようになったのは何故だろう?
ワーグナーの悪口を言ったことがあったのかしら?
ただ、今回の里帰りでもトリスタンのピアノスコアをやめて、その重量の「おもち」をトランクに詰めた事は確か。(こういう態度がよくない?)
ワーグナーの分厚い楽譜はウィーンの楽譜店の中古コーナーで”安く”手に入るけれど、お餅は”高”い、という苦しい言い訳。

かぐや姫を斬ってしまうバグース酋長って恐ろしいですね!
でも、ドンブリコと流れて来た桃を切った絵よりはまだ救われる…!?

バグース像
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/ 9 10:05 メッセージ: 3740
これは SPINATPOLKA2 さんの 3739 に対する返信です
>*「葦笛の踊り」

この曲も良いですねぇ、胡桃割り人形の中では花のワルツ、行進曲に次いで好きです。

>*「椿姫」

これは名前しからない。

>*「枯れた花」

水車小屋好きとしては、おーいに許します。
で、どんな曲でしたっけ?
好き好きと言っておきながら、この曲ももうかれこれ20何年聴いてないねん。

>古楽ブームではあるのですが、表面上は「当時の再現」と言っていても、
>「今の聴き手にとって新鮮な演奏」を目指しているように思えるのです。

全くそのとおりだと感じます。
時として、古楽器がそのための「道具」と化している と言う気がすることさえあります。

>有能な若手ヴァイオリニストが古楽器による古楽演奏へ、或は、現代楽器による
>古楽演奏へ、転身或は挑戦する例が増えている様ですが、

現代楽器で芽が出えへんから古楽器に逃げてるだけちゃうん? と言っていた知人がいました。
え、言っているのは私ではありませんからね、断じて私では。

>揃うと、漫才の世界ですね。いとし、こいしさんのが聞けぬのは残念です。

別に漫才やってるつもりはないのですけどね。
で、なんでいとし・こいし が出てくるのですか?
私たちだったらどっちがいとしで、どっちがこいし?
いや、女と男だから人生幸路・生恵幸子、いや 鳳啓介・京唄子、もうちょっと新しく、大助・花子?
何の話をしているのだろう…

>>むくつけき騎士たちを従える天衣無縫なお姫様という感じです。
>>あるいは (もうちょっときれいに言えば)、白雪姫と7人の小人 という感じ?
>たいして変わらないような。

うむ、確かにたいして変わらない…

>なんか、非常にショッキングな話ばかりで、私の中のバグース像がガラガラと崩れてしまいました。

ZAKKYOさんの中のバグース像ってどんな像だったのでしょう。
もしかしてこんな像?
http://www005.upp.so-net.ne.jp/moto/motosphoto4.htm

as_dschさん
投稿者:ciurlionjs
2004/ 1/ 9 14:06 メッセージ: 3741
これは as_dsch さんの 3729 に対する返信です
無駄話ばかり、しかもつまらない内容ばかり、やめてください。

おふざけばかりしているつもりでしたら、このトピックから出て行ってもらいますよ。

気を取り直して、「花/植物」
投稿者:ZAKKYO2000
2004/ 1/ 9 15:48 メッセージ: 3742
これは y_bagus_m さんの 3740 に対する返信です
>ZAKKYOさんの中のバグース像ってどんな像だったのでしょう。もしかしてこんな像?

こんな感じでした。
http://members.aol.com/rokumeien/gakkoubosatu.hannsin.yoko.sample.jpg

さてと気を取り直して、花、花っと・・・

・バルトーク:「2つの映像」〜第1曲「花ざかり」
これは割と初期の民族音楽を集めていた頃の曲で、比較的とっつきやすい曲だったと思います。バグースさんの買ったCDには入っていたかな?

・ラモー:オペラ「花飾り、または魔法の花」
・シャルパンティエ:オペラ「花咲ける芸術」
どちらも華やかで楽しいバロックオペラです。ちなみに後者の原題は「レザール・フロリサン」です。

その他思いつくところでは
・ドリーブ:ナイラワルツ
・ペルト:アルボス(樹)
・ベートーヴェン:オリーブ山上のキリスト
・ストラヴィンスキー:戦争に行くきのこ
・ミョー:「レモンの摘み取り」「ぶどうの収穫」・・・
でも、どれも全く聴いたことありません。

あそうそう肝心の滝廉太郎「花」や団伊玖磨「花の街」は出てましたかね?
 
それとyukkomylove2003さんの挙げたシューマン:「花の曲」、私も好きです。

桃太郎
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/ 9 19:17 メッセージ: 3743
これは SPINATPOLKA2 さんの 3739 に対する返信です
>オペラ「マダム・バタフライ」の中のフラワーデュエット…桜の花びらでいっぱい。
>この2重唱は非常に好きな部分です。

町長夫人じぇない、蝶々夫人と言えば、オペラ嫌いの私でも知っています。
「あ〜る〜 腫れた日〜に〜!」 ってやつですよね。
大昔NHK朝のドラマ 「雲のじゅうたん」でバックに使われていたような気がします。
何のシーンだったか… 飛行機で大空を気持ちよく飛び回るシーンか、
墜落してゆくシーンかどっちかだったと思います。

>かぐや姫を斬ってしまうバグース酋長って恐ろしいですね!

いえいえ、蚊も殺せぬこの私、恐ろしいだなんてとんでもない。
私は幼い頃から抱き続けてきた素朴な疑問を絵に反映させただけです。

昔から、お爺さんが竹を切った時に何故中のかぐや姫がスパッといかなかったのか、
少なくとも怪我くらいはしなかったのか、それが不思議でたまりませんでした。
後日、その疑問をある人に話したところ、
「いや、あれは竹の中にいたんでなくて、竹の切り株の中にいたんだ。」 と言われました。
なるほど、そうであればお爺さんは竹を切る必要はなかったわけですからね。
でも、それは私と同じような疑問を感じた人が後でその部分だけ作り変えたのではないか?
という気もします。
さて、どっちが正しいのか?

その点、桃太郎の場合はこれはもう疑問の余地なしですよね。
中に入っていた桃太郎は桃が拾われるまで気が気でなかったことでしょう。
切られる瞬間にどのポジションにいるのが一番ダメージが少なくて済むかを考えながら、
入刀の瞬間に刃の位置を確認し、素早く横っ飛びする練習に余念がなかったものと推察します。
その練習が桃太郎を鍛えたのかもしれませんね。

>でも、ドンブリコと流れて来た桃を切った絵よりはまだ救われる…!?

実際かぐや姫の絵を描いた後で桃太郎の絵にも挑戦したのですが、
かぐや姫が横切りに対して、桃太郎は縦切り。
絵が難しいのと、マジで図が気持ち悪く、笑いが取れそうになかったのでやめました。

話はがらっと変わりますが、絵画や文学の世界では一大ムーヴメントとなった (のかな?)
シュールレリスム、なぜ音楽にも波及しなかったのでしょうね?
(あ、私の描いたかぐや姫がシュールだったというわけではありませんよ、念のため。)
やっぱり音楽と言う目に見えない抽象的なものでは無理があるのかな?
… でしょーね。

すみれ三題
投稿者:yukkomylove2003
2004/ 1/ 9 20:55 メッセージ: 3744
これは y_bagus_m さんの 3738 に対する返信です
バグースさん みなさん どうもです。

「花火」と言うとまずドビュッシーが浮かびましたが、個人的にはモシュコフスキーの
ピアノ小品の方が好きです。ホロヴィッツのアンコール用専売特許曲かな?
ドビュッシーのそれはモシュコフスキーに比べて、暗く不気味な感じが。

暗いと言うと、可憐そうな出だしながら実は背後真っ暗?なモーツアルトの「すみれ」。
うん、やはり傑作なんでしょうね。

でも、私的に「すみれ」というと、ストーリーボックの子供用ピアノ小品なんです。
だって、最初の発表会の時弾いたモン(何のこっちゃ)。

あと、「すみれ」で思い出すのは、吉原すみれさん。実は、ピアノ専門?の私にとって、
非ピアノ独奏演奏会の初体験になったのがすみれさんだったからなんです。
あの頃はきれいだったなぁ(はぁと)。

>花/植物と言えば
投稿者:wadakamaru
2004/ 1/ 9 21:23 メッセージ: 3745
これは y_bagus_m さんの 3723 に対する返信です
キャベツから思い出しました。
バッハのゴルトベルクの第30変奏曲「クオドリベット」、
2つの旋律を同時に歌って、そのおかしさを楽しむ、
例えて言えばちょうど、♪やまでらの おしょさんが まりはつきたし まりはなし ・・♪と、
♪うーさーぎーおーいし かのやまー こーぶーなー つーりし ・・♪ 
の2つを同時に歌うみたいなものでしょうか。
この「クオドリベット」の元歌となった1つが「かぶらとキャベツ」、(やっと植物の名が出てきました)
と、もう一つが、「私はあなたから長い間離れている」、だそうです。
バッハのこの曲を聴くと、2つの旋律は聴き分けられますが、
こんなコミカルな曲とは思えなくて、マジメに聴いてしまいます。

>「今の聴き手にとって新鮮な演奏」を目指しているように思えるのです。
音楽に限らず芸術でもなんでも、その現在が最先端で、
ニューウェーブとかモダンとか言うけれども、いずれそれは固有名詞化して、
ある一時代を指すようになっています。
いずれ、新古楽演奏時代とか新現代楽器時代とか、
さらには音楽におけるスーパーリアリズムなんてものも現れるかも知れません。

>時として、古楽器がそのための「道具」と化している と言う気がすることさえあります。
そういう、にわか阪神ファンのような人もいることは事実だと思います。
現代楽器では芽が出ないからと言っても、古楽器に対する理解がなければどうしようもないし、
いっそエレキ・ヴァイオリンで、ポップス系のバックバンドをした方が良いという人もいるでしょう。、
パ・リーグではも一つだったけれど、セ・リーグ活躍するとかいう人もいるし、
演奏家のジャンル(古楽器は当然バロックが多いので)に対する好み、感性もあるし、
色んな人がいるのも確かですね。

シュールレアリズムといえば、「ベッドの上でハサミと雨傘(だったかな?)が出会ったような」、
とか言う表現をするそうですが、これは一瞬で感知できる芸術には良くても、
音楽でそんなことをしたら、不協和音を連続して何分も聴かされるみたいで、
よほどの天才的音楽家が、不協和の中に調和を取り入れる表現すれば成功するでしょうけれど、
ピカソもガリレオも当初は相手にされなかったように、
それでも地球は回ると言う信念で、理解者を未来に求める必要があるかも知れません。

何で○○○像がここに?
投稿者:beknch
2004/ 1/ 9 23:57 メッセージ: 3746
これは y_bagus_m さんの 3740 に対する返信です
>朝食が終わってもう一度あの曲を口ずさもうとすると…「……」

夢の中で現れる曲が起きている時に思い出せないとすると、それは既成の曲では
ないはずですね。
ということは夢のなかで世の中に存在しない曲を作っていることになります。
しかもいつも同じ曲。その様なことは誰にでも起こることではありません。

以上、フロイト的夢分析の結果、あなたのセルとの相性は98%です、いやもとい、
あなたは実は天才ですので、枕元にレコーダーを置いておいて下さい。
ほらね、MTR「PANDORA」買って枕元に置いてれば内蔵マイクですぐ録音できたのに。

「いつも同じ曲が夢に出てくる」という夢を一度だけ見たなんて事はないですよね?

>水車小屋好きとしては、おーいに許します。で、どんな曲でしたっけ?

「○△◇×・・□」と言った曲ですね。
「枯れた花」と言うタイトルからも想像される通り静かな曲です。

>ZAKKYOさんの中のバグース像ってどんな像だったのでしょう。
>もしかしてこんな像?

昔「タモリのボキャブラ天国」と言う番組があって、そこで「ロード」という歌を
使った作品がありました。
「何でも無いようなことが 幸せだったと思う」の部分が
「何でモアイ像がここに・・・」となるのですが、
落ちに到達するまで引っ張る映像が思わせぶりで忘れらない作品だったのです。

○○トピは花ざかり
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/10 0:44 メッセージ: 3747
これは yukkomylove2003 さんの 3744 に対する返信です
>>ZAKKYOさんの中のバグース像ってどんな像だったのでしょう。もしかしてこんな像?
>こんな感じでした。

お、お父様! お父様が何故ここに??
ZAKKYOさんが私の父親の写真をお持ちだとは思いも寄りませんでした。
いやいや、この切り替えし 最高です、ZAKKYOさん!

>・バルトーク:「2つの映像」〜第1曲「花ざかり」
>バグースさんの買ったCDには入っていたかな?

いや、残念ながらこの曲は入ってないです。
ハンガリーではどの季節にどんな花が咲くのでしょうね?

>・ストラヴィンスキー:戦争に行くきのこ

お、出た 真菌類!
野菜は出てもきのこは出るまいと思っていたのに、ちゃんとあるのですね。
しかし戦争に行くだなんてまた奇特な、いや、けなげなきのこですね。
きっと小さな貧しい国で人もおらず、きのこの手も借りたいという状況なのでしょう。
で、まず負けますね、その戦争。

>あそうそう肝心の滝廉太郎「花」や団伊玖磨「花の街」は出てましたかね?

いえいえ、初出ですよ。
「花」というと、♪はーるの〜、うらーらーの〜…♪ っていうあれですよね。
「花の街」ってどんな歌でしたっけ?
♪人に訊かれりゃぁお前のこーとぉを〜…♪ ってやつでしたっけね?

>それとyukkomylove2003さんの挙げたシューマン:「花の曲」、私も好きです。

ユッコmlさんのみならず、ZAKKYOさんもオススメとあらば、是非聴きたいですねぇ。
そーだ、私はシューマンのピアノ曲集(ケンプ・4枚組・海○盤) を持っていたのだった!
(カンペキ忘れてました)
きっとその中にあるにちがいない。
で、早速見てみたのですが、曲名が全部ドイツ語(多分)でわっかりませーん。
「花の曲」って何て言うのですか?

>「花火」と言うとまずドビュッシーが浮かびましたが、個人的にはモシュコフスキーの
>ピアノ小品の方が好きです。

シャベリブさんのみならず、ユッコmlさんもオススメとあらば、是非聴きたいですねぇ。
そーだ、私はモシュコフスキーのピアノ曲集(リヒテル・4枚組・海○盤) を持っていたのだった!
… というのはもちろん ウソです。
これはこちらでは手に入らないだろうなぁ。

かぶらとキャベツのお話
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/10 2:00 メッセージ: 3748
これは wadakamaru さんの 3745 に対する返信です
>暗いと言うと、可憐そうな出だしながら実は背後真っ暗?な
>モーツアルトの「すみれ」。

はいはい、この曲を忘れてはいけませんね。
シュワルツコップの名唱が心に残ります
… とか言ってますが、本当は聴いたことがありまっせーん。

>あと、「すみれ」で思い出すのは、吉原すみれさん。

吉原すみれって打楽器奏者でしたよね。
男勝りにいろんなものブッ叩いていた映像を思い出します。
何で見たのだっけ? 何かのCMに出演されてましたっけ?
ネスカフェ・ゴールド・ブレンド??
あと、打楽器奏者と言えば、ツトム・ヤマシタっていましたよね。
最近お名前を聞かないようなきがしますが、どうされているのでしょう。

で、私の場合 「すみれ」で思い出すのが、春日野すみれさん。
ご存知ですか、この方?
実は「魔法使いサリー」 に出てくるすみれちゃんのフルネームなのです。
と、得意げに言っている私もさっき検索して知ったばっかりなのですけどね。
ちなみに、サリーちゃんは「夢野サリー」、よっちゃんは「花村よし子」 と
いうのだそうです。
いや〜、勉強になりますね!

>この「クオドリベット」の元歌となった1つが「かぶらとキャベツ」、
>と、もう一つが、「私はあなたから長い間離れている」、だそうです。

バッハの曲にはそういった「仕掛け」のある曲も多いようですね。
ところで、「かぶらとキャベツ」と、「私はあなたから長い間離れている」
この2曲が選ばれて同時進行するということは、このカブラとキャベツは
間違いなくデキているのでしょう。
まぁ、そもそも二人がどうやって知り合ったのかはわかりませんが、
カブラ畑とキャベツ畑は遠く離れていて滅多に会う機会が無い。
今で言うところの長距離恋愛ですね。
文字通り「長い間離れている」わけです。
そして、遂に念願かなってやっと一緒になれた(!) のは
二人が市場へ出荷される日。
彼らの思いが通じたのか、同じ店先に並べられた二人は一人のおばさんに
買われて行きました。
そして、同じ鍋で一緒に煮られて、スープになることで二人は思いを遂げるのです。
悲しいお話ですね。

スコットランドの釣り鐘草
投稿者:nacs
2004/ 1/10 7:15 メッセージ: 3749
これは y_bagus_m さんの 3723 に対する返信です
年が明けてもテンポの変わらないトピック。
ついつい楽しく読ませていただいている内に機会を逸しそうなので
駆け込みで「おめでとうございます」を申し上げさせてください。

ホントは「すみれ」のところで「すみれの花咲く頃」を出させていただこうと
思ったのですがデーレの原曲(「リラの花咲く頃」でしたっけ)を探している間に
通り過ぎてしまいました。
宝塚は、私の父も好きだった(と母が苦笑してました)そうですが
あのメイクを思い浮かべると...ちょと弱いです。
でも、「すみれ..」はいい歌ですね。
「蒲田行進曲」と並んで、耳にするたびにノスタルジックな雰囲気に包まれます。

ノスタルジーと言えば、記憶の底に沈んでいたメロディーに
突然対面することがある。
100円CDのオールドポップスを聞き流していたら飛び出してきた
Rose Rose I Love You
フランキー・レインの歌声は上品とは言いかねますが、記憶の中では
可憐な中国少女の声だったような...
幻の上海の調べだったのですね。
う〜んと子供の頃に耳にした「上海の花売り娘」も大好きでした。

え〜、タイトルの「スコットランド〜」もノスタルジー仲間でして
おなじく100円CD、それもアルバムタイトル「追憶」から出てきました。
このメロディーは、NHKの夜のラジオ放送で「人間の歴史」という番組の
タイトルにオルゴールのような音で流れてました。
歴史には、今日では失われてしまった様々な謎がある...ということを
子供心にワクワクして聞いていた番組でした。
その頃でも「古めかしい」と思った旋律は、かろうじてクラシックの
オーケストラ演奏でも聴くことができます。
ルロイ・アンダーソンの自作自演「スコットランド組曲」です。

>wadakamaru さん
全然別の曲を組合わせて...と言えば
ビゼーのアルルの女、ファランドールが初めての驚きでした。
カセットを入手してから、いろんな音楽を重ね録音して実験してみましたよ。
偶然ながら、結構面白い感じが出るものですね。
グレゴリオ聖歌をベースに声部を重ねていく宗教音楽なども
リアルタイムで歌い聴いた人は、面白さに夢中になったりしたんじゃないでしょうか。

6つの歌
投稿者:other_wind
2004/ 1/10 10:06 メッセージ: 3750
これは y_bagus_m さんの 3723 に対する返信です
花・植物のテーマでこんなのを聴きました。

◎ モーツァルト 「すみれ」

yukkomylove2003さんが挙げられました「すみれ」、シュワルツコップ&ギーゼキングで聴きました。
人に知られず、かわいい娘さんに踏みつけられ、それでもうれしいと死んでいくすみれがいとしおしいです。
yukkomylove2003さん、シュヒターのシューベルトは残念ながら見つかりません。


◎ シューマン 「くるみの木」

shaberibuさんが挙げられました「ミルテの花」の中の「くるみの木」は、シュトライヒ&ヴァイセンボルンで。
夢見るような歌に、そっとピアノ伴奏が受け答えするのがとってもチャーミング。


◎ イギリス民謡/ブリテン編 「とねりこの木立」The Ash Grove

久々のイギリス民謡はブライトマン&パーソンズで聴きました。
第3節からピアノ伴奏がメロディーと微妙にずれていくところに、困惑と悲しみが表されているように感じました。


◎ 山田耕作 「からたちの花」

関定子&塚田佳男で。
白い花、青いとげ、金色の果実、大切な母との思い出、郷愁をそそりました。


◎ 中田喜直 「さくら横ちょう」

雨谷麻世&斎藤雅広で聴きました。

◎ 別宮貞雄 「さくら横ちょう」

米良美一&小倉貴久子で。
加藤周一の詩を二人の作曲家が作曲しています。

  春の宵、さくらが咲くと
  花ばかり、さくら横ちょう
  思い出す恋のきのう
  …

どちらもピアノがとても美しいです。


投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/10 10:25 メッセージ: 3751
これは beknch さんの 3746 に対する返信です
>これは一瞬で感知できる芸術には良くても、
>音楽でそんなことをしたら、不協和音を連続して何分も聴かされるみたいで、…

なるほど、そうなってしまうのでしょうね。
そもそも、シュールレアリスムの絵画って、描かれている風景は (超現実主義と言う
言葉そのものに) 現実離れしているのですが、描かれている物体1個1個はもの凄く
リアルで、「抽象的」という言葉とは正反対にあるようなものばかり。
そういった感覚を音楽で表現するのは不可能なのかな?

>ということは夢のなかで世の中に存在しない曲を作っていることになります。
>しかもいつも同じ曲。その様なことは誰にでも起こることではありません。

いや、いつも同じ曲というわけではないのです。
毎回違う曲を聴いています (のはずです)。
それらの歌を全部覚えていれば今頃はJ.POPの大御所なんだけどなぁ…
なんてね。

>「いつも同じ曲が夢に出てくる」という夢を一度だけ見たなんて事はないですよね?

音楽ではないのですが、「いつも同じ」 ということであれば、空を飛ぶ夢。
これはしょっちゅう見ます。
と言っても、いつも全く同じ内容と言うわけではなく、シチュエーションは常に違います。
でも、空を飛ぶ方法、その時に味わう気持ちはいつも同じ。
空を飛ぶ夢を見る人は結構たくさんいるらしいのですが、その飛び方は人によって異なるようです。
私の場合は後ろ足でポンと地面を蹴った瞬間に両手で羽ばたくというスタイル。
必ずしも羽ばたいた瞬間す〜っとスムーズに飛び立てるわけではなく、最初はヨタヨタッ
と失速しそうになりながらどうにか体が浮いて、次第に体勢が整ってゆく といった感じ。
ちょうど自転車をゆっくりこぎ始めると最初はバランスが取れずに倒れそうになるけれど、
スピードがついてくるとだんだん安定してくる… という感覚に似ています。
で、家の屋根の高さあたりを飛んでいる分には良いのだけれど、10メートル、20メートル
と高度を上げると怖くなってくるのです。
私は元々高所恐怖症の気があるからなのかしらん?
そんなわけで、楽しいはずの空飛ぶ夢も今ひとつ楽しみきることができず、
不完全燃焼気味に終わってしまうのが常です。
せめて夢の中だけでも高所恐怖症を治し、自由に楽しく空を飛び回る。
これが私の今年の目標です。

>昔「タモリのボキャブラ天国」と言う番組があって、そこで「ロード」という歌を
>使った作品がありました。

この番組が全盛だった頃、ちょうど私は半年ほど日本に住んでおりました。
で、毎週欠かさず見てましたよ。
最も印象に残っているのは、「WE ARE THE WORLD」。
この曲をバックにカメラがレコーディングに参加したアーティストたちの集合写真の
顔を順々になめてゆく。
すると、何とその中に宮沢喜一の顔が!
その瞬間に 「ミヤーザワ〜 (WE ARE THE WORLD)…」 というもの。

私も
投稿者:lvkoechel
2004/ 1/10 15:47 メッセージ: 3752
これは y_bagus_m さんの 3740 に対する返信です
 >現代楽器で芽が出えへんから古楽器に逃げてるだけちゃうん? と言っていた知人がいました。
 =同感の部分があります。

 花といえば、「カルメン」の第二幕のドン・ホセの「花の歌」は、もう出てしまいましたっけ?

カテずれた!
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/10 19:07 メッセージ: 3753
これは nacs さんの 3749 に対する返信です
>駆け込みで「おめでとうございます」を申し上げさせてください。

nacsさん、お久しぶりです!
明けましておめでとうございます。

>宝塚は、私の父も好きだった(と母が苦笑してました)そうですが
>あのメイクを思い浮かべると...ちょと弱いです。

あの宝塚と言うのは不思議な存在ですよね。
NHK BSが宝塚のレギュラーの番組を持っているようで、こちらでもたまに目にするのですが、
少なくともぱっと見た感じでは、今も昔もやっていることはほっとんど変わっていない
ように見受けられます。
何事においても移り変わりの激しいこの世の中において (あの紅白歌合戦ですら、
ここ10年以上試行錯誤のくり返しですよね) あれだけ変わらずにい続け、
ファンを獲得しているというのはすごいことだと思います。
宝塚って、常に新しい若い世代のファンが育っていっているのでしょうか?
それとも昔からのファンをそのまま引きずっているのかな?
前者だとすれば、すごいの2乗ですね。

>100円CDのオールドポップスを聞き流していたら飛び出してきた Rose Rose I Love You

nacsさん、久しぶりにやって来られたと思いきや、いきなりカテずれとは、困りますね。
… と言うのはウソ (このところ意味のないウソばっかし言ってます)。
いつも自分から口火を切るのがはばかられるので、誰かカテずれてくれないかな〜
と待っていたのです!

ROSE と言えば、誰の歌かは知りませんが、「ROSE GARDEN」という曲がありましたね。
あと、私のお気に入りサラ・ヴォーンも歌っている 「ROSES AND ROSES」 という歌、
これも大好き。
それに、ベット・ミドラーの歌で、その名も「ROSE」。 これも素敵な曲ですね。
もっともバラの花そのものを歌った歌ではないようですが。
日本では、「フォーク大全集」のような番組では必ず真っ先に取り上げられる「バラが咲いた」
が真っ先に浮かびます。

スコットランドの釣り鐘草と言うタイトルは聞いたことがなかったので、
検索してMIDI で聴いてみました。
聴いたことがあるような、ないような… の可憐な曲。

>全然別の曲を組合わせて...と言えば
>ビゼーのアルルの女、ファランドールが初めての驚きでした。

あー、そう言えばそうですね。
最初に出てくる短調のメロディ[A]と次に出てくる長調のメロディ[B]。
最後に[A]を長調に変えて、[B]と同時に鳴らす。
いや、ほんまにうまいこと鳴るもんですな。

あと、それとは少し趣旨が異なるかもしれませんが、バッハをベースにメロディを
乗っけたグノーのアヴェ・マリア。
これも初めてそれを知った時、すごく感心しました。

「でもしか」古楽奏者
投稿者:wadakamaru
2004/ 1/10 21:10 メッセージ: 3754
これは lvkoechel さんの 3752 に対する返信です
「でもしか」古楽奏者の演奏なんて、古楽ファンとしては聴きたくもないですね。
古楽器は管理も大変で、演奏そのものも現代楽器より大変難しいそうで、
そんな逃げてきた「でもしか」程度の人が、一人前の演奏家になれるのでしょうか。
昔テレビで、ある有名なフルート奏者が尺八に挑戦していましたが、
かろうじて音が出て、「さすがプロだ」なんて思ったくらい。
尺八は「首振り三年」とか言いますが、いわゆる古楽器というのはそれほど難しいと思うのですが・・。
感性が合えば、古楽器に転向もいいとは思いますが、
「現代楽器で芽が出えへんから・・」程度では、多分どこでも芽は出んのでは・・

植物編 つづき
ヘンデルのオペラ「セルセ」(HWV40)のアリオーゾ「オンブラマイフ」
邦訳はいろいろ言うそうですが「懐かしき木陰」ということで。
また、ヴィヴァルディのカンタータに、RV649「美しいブナの木陰で」なんてのがあります。

とねりこ
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/10 22:22 メッセージ: 3755
これは other_wind さんの 3750 に対する返信です
今日 最近のこのトピにおける私の投稿を読み返していました。
すると あるわ あるわ、新年早々 変換違い/タイプミス/てにをはミス/同じ単語のくり返し等々…
1年ほど前、掲示板への書き込みを始めた当時はそれこそ一つの投稿をするのがドキドキもので、
何度も何度も見直した後、震える右人差し指で送信ボタンをクリックしたものですが、
最近では最後のひとチェックが煩わしくなってしまい、「まぁ、えーやん」 で送信してしまう。
よーし、一つ初心に帰り、今年はできるだけ見苦しい投稿を少なくするように心がけよう!
… などという殊勝な心がけにはなかなか至らないのですけどね、残念ながら。

>花・植物のテーマでこんなのを聴きました。

other windさんの書き込みを読んでいて、上記ではないですが、早速「タイプミスみーっけ!」
「とりねこ」を 「とねりこ」 と書いてる!
いや、待てよ。 その前に念のため一応調べてみなくては…
すると… ガーン!
http://www.jyaken.ne.jp/~yasuhiro/Pictorial/Plant_2/toneriko.htm

何と、正しいのは「とねりこ」 ではあーりませんか!
私はこの木、実際にお目にかかったことはありませんが(と思う)、時々本やなんかで目にします。
生まれてこの方、今の今まで27年間 「とりねこ」だと思っていました。
考えてみりゃ、「とりねこ」って、へんですよね、「鳥猫」みたいで。
あー、恥ずかしい。

む、もう一つあったよね、同じような語感の植物… そうそう、「にわとこ」。
これもよく文字を目にする割には一度も実物にお目にかかったことのない木 (木 ですよね?)。
こ、これもまさか本当は「にわこと」とか 「にとわこ」とか 「とこにわ」とかって言うんじゃぁ…
http://www.jyaken.ne.jp/~yasuhiro/Pictorial/Plant_2/niwatoko.htm

あー、よかった。 これは「にわとこ」で正しいのですね。 ホッ。

と言うわけで、聴いてみたくなりました、この「とねりこの木立」とやら。
いや、もしかすると持っている… ?
ゴソゴソ、あ、あったー! 「THE ASH GROVE」
で、今聴いています。
ん、ほんとだー、 ピアノと歌が微妙にずれてゆく。
シンプルなメロディの曲なのですが、ブリテンの手にかかるとこういった妙味が加わるのですね。

あと、other windさんもシューマン、モーツァルトを挙げておられるのますね。
これも要チェックですなぁ。

そうそう other windさん、 話は変わりますが、前の書き込みで膨大な種類のジュピターの演奏時間を
列挙されていましたよね。
もしかして、あれ全部持ってんの???

とねりこ、にわとこ
投稿者:lvkoechel
2004/ 1/10 22:30 メッセージ: 3756
これは y_bagus_m さんの 3755 に対する返信です
とは、バグースさん、今年は Wagner に縁がありそうな予感。 

「とねりこ」とワーグナーの形而上的関係
投稿者:as_dsch
2004/ 1/10 23:25 メッセージ: 3757
これは y_bagus_m さんの 3755 に対する返信です
さすがワーグナー食わず嫌い症候群のバグースさん、とねりこをご存知ないとはあっぱれ(?)です。
「指輪」の最後を飾る「神々の黄昏」の序幕(といってもちゃんと1時間ほどある)で、神々の長ウォータンがとねりこの木を薪にして神々の城であるワルハラの周辺に積上げて“いずれこの薪が燃えてワルハラは炎上するであろう”と予言する・・・この予言は当り、ジークフリートの遺骸を燃やすのにこの薪が使われ、その炎でワルハラが燃盛り、そこへ愛馬グラーネ(3歳・牝馬・G1レース未勝利・通算12勝)に乗ったブリュンヒルデが飛込む(前転り3回・捻り1回で9.95)・・・「ブリュンヒルデの自己犠牲」の場面であり、愛によるキュウサイの青汁・ウーン不味い・もう一杯!(東海地方で有名なCMで全国的にもその不味さで有名になりました)ぢゃない、救済と神々の滅亡、そして黄金がラインの乙女達の元に戻るのであった。
そう言えば「愛の水中花」というのがありました・・・松阪慶子が好きというわけではないが、なぜか覚えています・・・♪これも愛、あれも愛、きっと愛、みんな愛・・・杉山愛、福原愛、飯島愛、前田愛、奥村愛・・・何人知ってます?

そうそう、「ジークフリート」では「にわとこ」ならぬ「かなとこ(鉄床)」が出てきます・・・名犬ラッシーの親戚である名剣ノートゥンクを作る場面があり、実際に金鎚でリズムを刻みます・・・少年時代に新聞紙を丸めてハチャトリアン「剣の舞」(別名:チャンバラごっこ)をしましたが、この時の剣はツァイトゥンク(意味がわからない方はシュピナートさんに訊いて下さい:但し余りにもつまらない駄洒落で凍死しても知りません)です。

as_dschさん
投稿者:ciurlionjs
2004/ 1/10 23:32 メッセージ: 3758
これは as_dsch さんの 3757 に対する返信です
あいかわらずクラシックと関係のないくだらない話をダラダラと書き込むのは止めて下さい。

ご自分では気づかないでしょうがまったく馬鹿馬鹿しい内容で、みんなの迷惑です。

もう書き込まないで下さい。

アンコール
投稿者:susano_o000
2004/ 1/11 0:05 メッセージ: 3759
これは y_bagus_m さんの 3720 に対する返信です
>ところで、スサノオさんのレスを読んで例のガブリエル・フォーレ合唱団を
また思い出してしまいました。
>スサノオさん、いつか聴きに行きますから、レコード大切に保管しておいてくださいね。

 ああ!また思い出させてくれましたね、またも号泣させてくれましたね!(^^ゞ
 ガブリエル・フォーレ合唱団のものですね。「ヴォックス・アンコール・シリーズ」の中にありました。

 「マリーア・マーテル・グラティエ」、「タントゥム・エルゴ」、「祈り」などなど、けっこう珍しい曲まで入っているのですが、やはりこれもまた声の純な響きがなんとも言えません。

 普通、子供の声というのは、宗教音楽などでも声量や歌唱力の熟達度?などなどから女性ソプラノなどに置き換えられたりするものですが、つまりその音楽に何を求めるか、そこが大切です。?

 そう言えば1月の終わりごろから天津にいく予定です。天津と香港って近いんですよね、地図で見たら2センチぐらいしか離れていませんでした。これだったら自転車でもお届けできますね。(^^;

バッハのゴールドベルグ変奏曲
投稿者:susano_o000
2004/ 1/11 0:16 メッセージ: 3760
これは y_bagus_m さんの 3723 に対する返信です
 「キャベツとニンジンが俺をこの家から追い出したんだ。母さんがもっと肉を煮てくれたら、俺はこの家にいたんだが」。
 格調の高い民謡が、あの曲に使われていますね。バッハって、民謡のメロディを使うときでも、歌詞にまでうるさい人だったんですね。(^^;

 「コーヒー・カンタータのコーヒーだって植物だべ!」となってくると、何を出してもテーマに合ってしまいかねませんから、さすがに控えておきますが。(^^;

君の耳のうしろのカーネーション
投稿者:from_ojp
2004/ 1/11 0:36 メッセージ: 3761
これは susano_o000 さんの 3760 に対する返信です
現代ギリシアの音楽家たちの歌曲作品を、
同郷のアグネス・バルツァが歌ったアルバム
SONG MY COUNTRY TAUGHT MEから「君の耳のうしろのカーネーション」を。

このCDはとてもお気に入りで、折にふれては取り出して聴いています。
とくに表題の曲は、ギリシアの輝く海と乾いた陽ざしを思わせ、
そこにかすかな哀感さえ忍び寄ります。

アグネス・バルツァはそれほど好きなタイプではないのですが、
こうしたお国モノはさすがに巧い。

うにょ、お題に沿ったまともなレス。
とんでもないことをしてしまった。

タッチ
投稿者:susano_o000
2004/ 1/11 1:01 メッセージ: 3762
これは y_bagus_m さんの 3751 に対する返信です
>言葉そのものに) 現実離れしているのですが、描かれている物体1個1個はもの凄く
リアルで、「抽象的」という言葉とは正反対にあるようなものばかり。
>そういった感覚を音楽で表現するのは不可能なのかな?

 絵画にはタッチというものがありますからねえ・・・、近くから見ると、画家それぞれの絵筆のタッチには驚かされることがあります。

 ピカソのタッチなんか、安定感、バランスなど、ともかく私のようなシロウトが見ても完璧だと思います。その一つ一つに同じものは全くなく、しかもどれもがはっきりと強く、完璧にバランスしているんですね。
 で、絵全体を見ると、なんだかわからなかったりする。(^^;ゞ

 タッチというものは音楽で言う音の一つ一つと、あるいは同じ意味合いがあるのでは??

70年代
投稿者:susano_o000
2004/ 1/11 1:19 メッセージ: 3763
これは y_bagus_m さんの 3753 に対する返信です
>ROSE と言えば、誰の歌かは知りませんが、「ROSE GARDEN」という曲がありましたね。

 リン・アンダーソンですね。私にとって重要なジャンルである「'70年代初頭の洋楽ポップス」中で、なかなか重要な位置にある曲ですね。
 で、この時期は、「ウルトラマンが負けた」という衝撃から日本が復興し始めた、もっとも活気があった時期と申せましょうか。

 実は最近のテーマのひとつが、この頃、買い逃していたEP盤探し。「サインはピース」「ミスターマンディ」「孤独の夜明け」・・・ぞくぞくと入荷中です。(^^;ゞ

 で、音楽。パーシー・フェースによる「ひまわり」。それに「いちご白書」からの「サークルゲーム(曲自体は植物に関係ないけど)」。
 まったくトピずれしていない自分が恐い・・・。

>日本では、「フォーク大全集」のような番組では必ず真っ先に取り上げられる「バラが咲いた」
>が真っ先に浮かびます。

 バグースさん!、北山修をシカトするとは、あのご立派なお父様に言いつけますよ。
 「はぁんなびぃらぁ〜の、しぃろいいろわぁ〜」。ジ、ジ〜ン。何度聴いてもこの曲・・・。(^^ゞ

花束
投稿者:susano_o000
2004/ 1/11 2:18 メッセージ: 3764
これは y_bagus_m さんの 3723 に対する返信です
 植物でもう一つ。
 フィオーリ・ムジカーリ(音楽の花束)。なんだか今回のテーマのために、フレスコバルディが遠い昔、作曲していたみたいですね。(^^;

 この曲集、まだまだ水と緑が残っていたヨーロッパを感じさせてくれます。もともと森ばかりの薄暗い世界だったヨーロッパは、ルネサンス期あたりから急速に切り開かれて行きます。

 で、ひろびろとした風景があちこちに展開し始めるのはバロック期あたりから。
 起伏の少ない大陸にまだまだ水と緑が残る世界の独特の美しさを、この曲集は音にして残してくれているようです。

 そう言えば、昔々、「フィオーリ・ムジカーリ」という廉価盤シリーズがRVCから出ていました。
 エラート原盤によるこのシリーズには、小さく「カッターヘッドはどこのを使っている、テープレコーダーはどこ、アンプは真空管200W」、など、なんだかこだわりを感じさせてくれたものでしたっけ。

 このシリーズ、よく見かける「クラシック100選」の類などではなく、その選曲が「本当に音楽が好きな人が決めたものなんだなあ」と感じさせてくれるものでした。

 もちろんフランスものは、バリトンのカミーユ・モラーヌやヴァイオリンのピエール・ドゥーカン、オルガンのアンドレ・マルシャルなどなど、まるでフランスワインを思わせるような、フランス語のあのニュアンスが匂い立つような演奏に満ち満ちています。

 しかしそれだけではなく、たとえばベートーヴェンの三重奏曲「街の歌」を、ロベール・ベイロン=ラクロワ、ジャック・ランスロ、ロベール・ベックスといった、フランス人が演奏したものなど、今でも偏愛の対象です。

 本当に、国内メーカーでも、こういうものを出していたところがあったんだなあ、と、つくづく思わせてくれます。
 で、この種のものをいろいろ所有しているおかげで、アナログ環境からも抜け出すことが出来ないわけなんですが。(^^;
 アナログ環境がまだ残っている人は、中古ショップなどで、「フィオーリ・ムジカーリ」、要チェックです。

花のフィレンツェへ
投稿者:SPINATPOLKA2
2004/ 1/11 7:51 メッセージ: 3765
これは susano_o000 さんの 3764 に対する返信です
susanoさん、こんにちは。

どうもsusanoさんの文章を読むと、タイムマシンで遠い昔へ旅したくなります。
フレスコバルディーの「フィオーリ・ムジカーリ」(音楽の花束)、CDは出ているようですけれど、そんな”こだわり”のあるオリジナルがあったとなるとシャクですね。(笑)
タイムマシンで旅したついでに、同じ名前のタイトルのついた興味深いCDを見つけました。
http://www.eccolaprimavera.gn.to/ECCO_LA_PRIMAVERA/Fiori_Musicali_jp.htm

susanoさんはすでにお持ちかもしれませんね。
さっそくメールを送って注文がまだ可能か問い合わせ中です。この手のもの、とても引きつけられます。
他に、このサイトにあるシルヴィウス・ワイス:ドレスデン手稿によるソナタも非常に魅力的。
13弦のリュートの音は何ともいえぬ雰囲気があるものです。

きっかけの”花束”を、ありがとうございました。

自己犠牲
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/11 9:08 メッセージ: 3766
これは as_dsch さんの 3757 に対する返信です
>花といえば、「カルメン」の第二幕のドン・ホセの「花の歌」は、もう出てしまいましたっけ?

カルメンにも「花の歌」というのがあるのですか。
考えてみれば、オペラ(にかかわらず、あらゆる舞台音楽) での小道具として花は万能でしょうね。

>古楽器は管理も大変で、演奏そのものも現代楽器より大変難しいそうで、
>そんな逃げてきた「でもしか」程度の人が、一人前の演奏家になれるのでしょうか。

よくピリオドの弦楽器は弦の張力が弱い と言いますよね。
私もね、以前一度自分の楽器で弦を緩く張って、音を少し低めにして弾いてみたことがあるのですよ。
で、何が起こったかと言うと、とにかく音程が不安定!
ちょっと指の押さえる角度がおかしかったりすると、とたんに音程がはずれます。
変な喩えですが、緩く弦を張ったギターはチョーキングがしやすい というのと同じ原理ですね。
それを思い出すにつけ、古楽器演奏は並大抵なことではないのであろうと察することができます。
確かに、ワダカマルさんがおっしゃるとおり、「でもしか」 では大成しないのだと思います。
どの道を選ぶにしても甘いものではないでしょう。
もっとも、これまたワダカマルさんがおっしゃるように相性というやつはあるのでしょうね、やはり。

>バグースさん、今年は Wagner に縁がありそうな予感。 

ん、何のこと? と思っていると、

>神々の長ウォータンがとねりこの木を薪にして神々の城であるワルハラの周辺に積上げて…

あ、なるほど。
以前「胡耀邦の自己批判」 を連想すると書いたことのある 「ブリュンヒルデの自己犠牲」って
そういう場面だったのですね。
それにしてももうちょっとしゃれた訳し方はなかったのでしょうーか?

>・・・杉山愛、福原愛、飯島愛、前田愛、奥村愛・・・何人知ってます?

私は3人。 前田愛と奥村愛がわかりません。

古楽器
投稿者:lvkoechel
2004/ 1/11 12:27 メッセージ: 3767
これは y_bagus_m さんの 3766 に対する返信です
の事、私は「同感の 部分 があります」と書きました。100%同感ということではありません。
 ただ、時に「安易」な感じのする演奏もあるので。無論現代楽器のでも、同様ですが、パーセンテージからゆくと古楽器の方が多いので。

 >「ブリュンヒルデの自己犠牲」ってもうちょっとしゃれた訳し方はなかったのでしょうーか?

 英語ではBruennhilde's Immolation と書かれていますが、ドイツ語でのそういう表現を見ません…私が知らぬだけかも。 Schluss-szene(最終場面)としか表記されていません。

UNDER THE VIOLET MOON
投稿者:susano_o000
2004/ 1/11 14:31 メッセージ: 3768
これは SPINATPOLKA2 さんの 3765 に対する返信です
>タイムマシンで旅したついでに、同じ名前のタイトルのついた興味深いCDを見つけました。

 おお、まさに「音楽の花束」ですね、なんともしっとりと落ち着いた雰囲気がありますね。
 知らなかったCDですが、樹齢がどのくらいになるのか見当も付かないような木の下で、枝にランプをつるして、その明りの中でくつろいで音楽を楽しんでいるような感じがしました。

 個人的にはフレスコバルディの音世界には、もっと遠望がきく、広さ、明るさを感じます。レオンハルトやコープマンのオルガン演奏によるものはなかなかイケると思いますよ。
 TACTUSレーベルのセルジオ・バルトロのものには、ブラウン系の落ち着いた雰囲気があると思いますが。

 リュートもいいですね、個人的には超・昔のヴァルター・ゲルヴィッヒという人の演奏が好きです。ヨーロッパの黒ビールを思わせる(^^ゞ、とてつもなくコクのある演奏。こういうもののおかげで、アナログLPから離れられなくなってしまうんですね。(^^;

 この人の演奏に近い雰囲気をもっていると思える現代の演奏家ですと、BISレーベルのリンドベルイ(リンドバーグ)あたりがそうでしょうか。この人の演奏もまた陰影が深く、まるで古い石造りの家のランプの明りの中で演奏をしているような雰囲気を感じます。

 古楽器の話題が出ていますが、個人的には、まるでガラス細工のように明るく鮮烈に美しい、あの音世界も好きなんです。
 ただ、その曲が作られた時代のものとは全く異なっていると思うし、あくまでも現代的な演奏なんだと思っています。

>きっかけの”花束”を、ありがとうございました。

 いえいえ、「良いものだけを世界から」。ただただこのポリシーを貫くのみ、と申せましょう。(^^;ゞ

救済
投稿者:as_dsch
2004/ 1/11 14:46 メッセージ: 3769
これは y_bagus_m さんの 3766 に対する返信です
「ブリュンヒルデの自己犠牲」というのはlvkoechelさんが書かれたように英語のBruennhilde's Immolationを訳したものであり、ワーグナー自身が特記してはいません。
この場面はドイツ語ではBruennhildes Schlussgesang “Starke Scheite schichtet mit dort”(ブリュンヒルデの告別の歌「ラインの岸に薪の山を積み」)と呼ばれています。
ところで、実はワーグナーの幕切れはワン・パターン=金太郎飴なんです。
「さまよえるオランダ人」「タンホイザー」「トリスタンとイゾルデ」「ニーベルングの指輪」「パルシファル」いずれも最後は死と救済があるわけです。
だから自己犠牲&愛による救済はワーグナーのテーマであり繰返されているので、「ブリュンヒルデの自己犠牲」というのは適当だと思います。
もっとも「ローエングリン」では救済されませんが、これはなぜかはわかりません。
(「ローエングリン」は「パルシファル」との関係があり、間接的には「パルシファル」で救済が行われたと牽強付会することも可能・・・自信ありません)
また「ニュルンベルクのマイスタージンガー」は喜劇であり、偉大なるドイツ精神を礼賛して終るもので、自己犠牲&愛による救済がテーマにはなっていません。

さあみなさん、自己犠牲のワーグナー・ワールドへどうぞ。
それとも、なんの救いも甘美さもないタコ壷ワールドへ行きますか?

遅ればせながら
投稿者:tarohanako8408
2004/ 1/11 15:19 メッセージ: 3770
これは y_bagus_m さんの 3766 に対する返信です
明けましておめでとうございます。
本年も趣味トピともども、よろしくお願いします。

パソコン壊れた後で、もうどうにもこうにも、○○トピに遅れをとり、新しいトピになったら復活しよう♪と思いつつ、月日が流れていました。すみません。
お花がお題でしたね★
お花はたっくさんありますよね!

私は、まず、トスティ歌曲から「Rosa(薔薇)」を挙げましょう。
トスティを知らなくても、多分、多くの方がメロディーをきけばご存知のはず。
あとは、ロッシーニのオペラ「オテロ」より、「柳の下にたたずんで」。

>>・・・杉山愛、福原愛、飯島愛、前田愛、奥村愛・・・何人知ってます?

>私は3人。 前田愛と奥村愛がわかりません。

奥村愛って、最近人気のバイオリニストですよね?ちょっと可愛い。
ただ、私も前田愛がわかりません。
・・・これを聞きたいがため、つい、趣味トピを放って、出てきてしまった!(笑)

ふたりの愛
投稿者:as_dsch
2004/ 1/11 15:34 メッセージ: 3771
これは tarohanako8408 さんの 3770 に対する返信です
>奥村愛って、最近人気のバイオリニストですよね?ちょっと可愛い。

そうです。
聴いたことはなく、名前を知ってるだけなので、なんの説明もできません。

>ただ、私も前田愛がわかりません。

前田愛はタレントで、そんなに有名ではありません。
20歳くらいで丸顔です。
確かお菓子のCMに出ていたことがあります。

>これを聞きたいがため、つい、趣味トピを放って、出てきてしまった!(笑)

ご期待に沿えるほど詳しく知りませんが、その気持ちは充分わかります。

ALL YOU NEED IS LOVE
投稿者:susano_o000
2004/ 1/11 18:37 メッセージ: 3772
これは y_bagus_m さんの 3766 に対する返信です
>>・・・杉山愛、福原愛、飯島愛、前田愛、奥村愛・・・何人知ってます?
>私は3人。 前田愛と奥村愛がわかりません。

 私が知っているのは「早乙女愛」ですが、「失せろ!ジジー!」と言われそうです。(^^;

>前「胡耀邦の自己批判」 を連想すると書いたことのある 「ブリュンヒルデの自己犠牲」って

YOUという女性漫画誌に去年だかおととしだか、池田理代子による「ニーベルングの指環」が連載されていました。なんだかやたらアレンジが激しくて、ヒトラーなんかも登場していましたっけ。(^^;

 ストーリーそのものはともかく、絵は「ベルバラ」のああいう絵ですので、ブリュンヒルデなんかオスカルが武装したみたいに、かなり格好よく決まっていました。
 おかげで、今でもブリュンヒルデの名前によって思い浮かぶのは、「あの」ブリュンヒルデになってしまっています。(^^;

「植物」の範囲
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/11 18:51 メッセージ: 3773
これは susano_o000 さんの 3763 に対する返信です
>普通、子供の声というのは、宗教音楽などでも声量や歌唱力の熟達度? などなどから
>女性ソプラノなどに置き換えられたりするものですが、つまりその音楽に何を求めるか、
>そこが大切です。?

私はこのレコードで初めてフォーレの宗教曲に接しました。
レクイエムの「ピエ・イエズス」でしたっけ も入っていたのですが、後になってソプラノの歌唱を
聴いた時には随分違和感を感じたものです。
今でもあの曲はボーイ・ソプラノ の方が好きですね。

>天津と香港って近いんですよね、地図で見たら2センチぐらいしか離れていませんでした。
>これだったら自転車でもお届けできますね。

まー、なんたっておんなじ中国ですからね。
そう、たった2cm、自転車ならば1日1mm くらいでしょうか。 いや、0.5mmくらいかな?

>「コーヒー・カンタータのコーヒーだって植物だべ!」となってくると、
>何を出してもテーマに合ってしまいかねませんから、さすがに控えておきますが。(^^;

と言いつつちゃんと出しておられるではありませんか。
でも、そうやって考えると、お茶、お菓子、酒 等 にまで広がり、あてはまる曲はますます
多くなってゆきますね。
さらには豆腐、豆乳、納豆、醤油、酢、油 … なんで食い物ばっかしなんだ (それも豆系?)
でも、納豆と言えば? とかって何かありそう。

>同郷のアグネス・バルツァが歌ったアルバム
>SONG MY COUNTRY TAUGHT MEから「君の耳のうしろのカーネーション」を。

バルツァってギリシャ人だったのですか? 知りませんでした。
「ギリシアの輝く海と乾いた陽ざしを思わせ、」 って、こう言うキャッチコピーに弱いのですよ、私。
それにしても耳の後ろからカーネーションが生えている人って珍しいですよね。
頭のてっぺんに旗が突き刺さっているキャラクターは昔漫画で見たことがありますが。

>で、この時期は、「ウルトラマンが負けた」という衝撃から日本が復興し始めた、
>もっとも活気があった時期と申せましょうか。

え、知らなかった。 あの 「耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び…」 というスピーチをしたのが
ウルトラの父だったなんて…

>バグースさん!、北山修をシカトするとは、あのご立派なお父様に言いつけますよ。
>「はぁんなびぃらぁ〜の、しぃろいいろわぁ〜」。ジ、ジ〜ン。何度聴いてもこの曲・・・。(^^ゞ

いやいや、あの書き込みのときはとりあえず「バラ」に絞ったもので…
加藤和彦命!(と言うほどでもないけど…) の私がこの曲をシカトするわけがにゃーではにゃーですか。
外国人女性二人組が歌っていたのですよね。
リンリン&ランランでしたっけ?

上手でない演奏
投稿者:wadakamaru
2004/ 1/11 19:55 メッセージ: 3774
これは lvkoechel さんの 3767 に対する返信です
LP時代は発展途上ということで、今にして思うに もう一つという演奏もあり、
最近のことで思うことは、これは古楽ばかりでないと思いますが、
特にマイナー・レーベルに出てくる演奏家たちは、
玉石混淆で、今後を期待できる若手の掘り出し物的演奏があるかと思えば、
こんな演奏でよくCDを出したものだというのもあります。
日本だったらとても考えられないこと。
考えようによってはそんな演奏であっても、
録音のチャンスが得られるというのは、恵まれた環境といえるかも知れません。

そういうまだ未熟といえる若手が挑戦する曲というのが、
日本では商業ベースに乗らなくて相手にされない、
スキマ産業的な、無名の作曲家や、無名の曲が多いために、
不満足ながらも貴重な録音として重宝しています。
バロック関係の曲を出す日本のレーベルは極めて少ないし、
実力のある日本の古楽奏者はヨーロッパのレーベルから出すし、
少なくとも日本はまだまだ発展途上のように感じます。

植物ネタ・・・、
レイチェル・ポッジャーのことを以前にも話題にしましたが、
彼女が所属するアンサンブルの名前が植物に関係があります。
"Florilegium"フロリレジウム、訳すると花譜帳と言えばいいのでしょうか。
花の図鑑みたいなものか。

さらに、植物ネタ、絞り出し中、がまの油、いやゴマ油、
ということで、セサミ・ストリート。
数ばかり数えるカウント伯爵が、どうして伯爵なのかよく分からなかったのですが、
ある時その訳が判明。だとすると、
「見てきたような嘘を言う人」は、公爵か侯爵でないといけないし、
男爵のキャラクターはジャガイモでないといけないことになります。
と、しょうもないことを言ってしまいました。
上手でないダジャレ、オジンギャグでした。失礼しました。

名前
投稿者:susano_o000
2004/ 1/11 20:02 メッセージ: 3775
これは y_bagus_m さんの 3773 に対する返信です
 ???突然、ログインの際、パスワード入力を求められ、しかも入力しても「パスワードが違います」とメッセージが出て書き込めなくなりました。
 で、なんだか知りませんが治りました。???何だったんだろ??

>外国人女性二人組が歌っていたのですよね。
>リンリン&ランランでしたっけ?

 「♪リンリンランラン龍園、リンリンランラン龍園、龍園いって、幸せ食べ〜よ〜」。この歌を知っている自分が悲しい・・・。(^^;
 外国人女性二人組といえば、もちろん「ツー・ディグリーズ」でしょう。あ、あれは「スリー・ディグリーズ」だったか。(^^;

 全然関係ない話になりますが、グループ名。
 日本のグループで「ザ・リガニーズ」というのがありましたよね、冠詞とセットで一つの言葉になっているので面白いと思っていたのですが、「ジ・アマリーズ」というのが、これまた冠詞まで含めて、しかも母音で始まる場合の発音の変化まで考慮してあって感動したものでした。

 で、植物。(^^;
 見落とされている有名どころといえば、ベートーヴェンの「田園」。ヴェルディの「椿姫」はちょっと苦しいか。(^^;ゞ


投稿者:susano_o000
2004/ 1/11 20:33 メッセージ: 3776
これは susano_o000 さんの 3775 に対する返信です
>ヴェルディの「椿姫」はちょっと苦しいか。(^^;ゞ

 すでに出ていましたね。m(_"_)m

ヴィヴァやん
投稿者:beknch
2004/ 1/11 21:36 メッセージ: 3777
これは wadakamaru さんの 3745 に対する返信です
>スコットランドの釣り鐘草と言うタイトルは聞いたことがなかったので

笛四重奏向けの楽譜持ってますよ。以前にちょっと書いたCBSソニーの家族で演奏
しているLP用の楽譜を実家から持って来ました。管弦楽組曲2番がメインですが。
このレコード、子供二人とお父さんのファミリーメンバーに上杉紅童氏を
交えてLPを全7巻も録音してます。お父さんも楽しいでしょうね。

>「君の耳のうしろのカーネーション」を。

カーネーションと言えば、「白いカーネーション」井上陽水。
え?古い? じゃ「花は遅かった」なら?美樹克彦。

さて、「ラ・ストラヴァガンツァ」聴きましたよ。
これは良いアルバムですねぇ。
簡単に言うと、「激しい」「熱い」「活き活き」「響きの妙」。

この曲を聴くのは初めてでしたが、曲もさることながらこの演奏がかなり
「ヤッテ」くれてることは明白でした。

刺激されたので、他のヴィヴァルディ(合奏協奏曲や他のヴァイオリン協奏曲)と
比べてみたのですが(現代楽器)、一層上記感想を持ちます。

演奏そのものだけでなく、面白い「響き」には大いに興味を持ちました。
多種の楽器の交わった強奏の響きが面白いのです。ギター、テオルベ、
アーチリュート、等々の楽器の音色が入り混じった音がする箇所がありあます
(バンジョも入っているのかと思ったりして)。

また緩楽章ではヴァイオリンのしっとり感とリュート・ギター系のボロンボロン
とした伴奏がまた良い。

急楽章の活きの良さは際立ってますね。
実際に当時この様な演奏をしていたのかどうかはわかりません。
個人的には現在思うよりも遥かに大人しいのではなかったかと思っている
のですが。
wadakamaruさんに叱られそうですが、この演奏って現代人の速度感と刺激
嗜好に良く合う気がするのです。
ただ、考えてみれば民謡や酒場で繰り広げられる音楽の中には常道を逸した
速さやデフォルメで遊ぶケースはありそうな話ですが。

ただこの際、そういうこととは無関係に楽しめるアルバムでした。感謝。

肝心のポッジャーは、緩楽章でその魅力の一端を感じました。ヴィヴラート
を抑えた演奏はすっきりと美しい。やはり無伴奏を聴いてみたい感じです。

バロックヴァイオリンソロの響きは「くすんだ」感じが時には違和感を持つ
こともあります。一方で、繊細な響きにうっとりもするのですが。特にスロー
系統の曲は良いですね。
実は、やはり刺激されてルーシー・ファン・ダールのバロックヴァイオリンと現代
ヴァイオリン数人の無伴奏まで聴いてしまいました。
が、ここ暫くのハードスケで今思考回路がショートしてますのでまた今度。

「バラのひとひら」
投稿者:kettaro2001
2004/ 1/11 22:18 メッセージ: 3778
これは y_bagus_m さんの 3723 に対する返信です
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。本年も、カテずれご容赦でよろしくお願いします。

 さて、私の大好きなデューク・エリントンには花に因んだ曲がかなりあります。

 「パッション・フラワー」、「アフリカの花」、「蓮の花」(これはビリー・ストレイホーン作ですが。ケニー・ドーハムのものとは同名異曲)、「リオ・グランデのバラ」、「ブルー・ローズ」などなど。

 ほかに、「バラのひとひら」(Single Petal of a Rose)という曲があり、「女王組曲」に収録されています。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=vicj60846

 エリザベス女王に謁見し感激したエリントンが、組曲を作曲・録音し、1枚のみレコードをプレスして献呈した、というものですが、美しい曲が目白押しです。
 オーケストラ作品ですが、「バラのひとひら」のみピアノとベースのデュオ。静謐な雰囲気が漂う名曲です。

 クラシックでは、ジャン=イヴ・ティボーデというピアニストがエリントン作品集を出しており、そこでとりあげています。
 http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=pocl1879

 きらびやかな音色はなかなかのものです。

 この曲は映画「ライジング・サン」に使われているようですが、この映画の音楽は、武満徹。
http://www.allmusic.com/cg/amg.dll?p=amg&uid=UIDSUB040401030120011257&sql=Ao1420r2ar48x

 武満氏は大のエリントン・ファンで、アメリカ留学の話が舞い込んだときに本気でエリントンに師事したいと考えたようですが、この曲も武満氏が編曲しているんでしょうか。

 なお、エリントンは「三大組曲」で「くるみ割り人形」をとりあげていますが、「花のワルツ」は「Dance of the Floreadores」のタイトルで四拍子にアレンジして、「葦笛の踊り」は「Arabesque Cookie」の題でエキゾチックに演奏しています(イントロの葦笛(?)は、普段アルト・サックスとクラリネットを演奏しているラッセル・プロコープ)。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=srcs7083

「九州のうた」から
投稿者:kettaro2001
2004/ 1/11 22:40 メッセージ: 3779
これは y_bagus_m さんの 3723 に対する返信です
 こちらでは、某国営放送局で「生活笑百科」が終わり、「連続テレビ小説」の再放送が始まるまでの5分間、「九州のうた」という福岡制作のミニ番組が流れます。

 「関の鯛釣り歌」(大分)などの民謡、「荒城の月」や「われは海の子」(作詞者が鹿児島出身)などの唱歌、「精霊流し」や「心の旅」などの歌謡曲等、さまざまな音楽を九州交響楽団が演奏します。

 「からたちの花」(作詞者北原白秋が柳川出身)や「花」(喜納昌吉のほうの)が紹介されたこともあります。「てぃんさぐぬ花」もあったかな。
 「からたちの花」はテノール独唱、「花」は趙国良氏の二胡入りの演奏でした。

 これ、「御当地ソング」のお題で回答しようと思ったんですが、PCの調子が悪くなり始めていて、出しそびれてしまいました。

 この番組、将来は某ベース漫談士のあの曲もとりあげたりするんでしょうか。

京都探訪報告
投稿者:tynaoshima
2004/ 1/12 1:41 メッセージ: 3780
これは y_bagus_m さんの 3723 に対する返信です
 今晩は、普請道楽です。

 一泊二日で奈良・京都を訪ねました。
 今回は厄除祈願が主目的で、その後の京都観光がオマケです(愚妻と子供には、こっちがメインですが)。ただ5年半も関西に赴任していたおかげで、京都の名所は既にほぼ一巡してました。行ってないメジャー処は、竜安寺・大徳寺・伏見稲荷という程度。今更、わずか一日しかないのに金閣・銀閣・清水寺を再訪するのも芸がないですし、ちょっとマイナー路線で攻めました。

 そんな中、子供達の希望で行ったのが、北大路の「京都府立植物園」です(我が子ながら、何とお題を意識した良い子なのでしょう!)。

 この寒風の中ですし、今日の植物園はガラガラです。特に、大きなガラス張りの温室では、私達の前後、他の観客の姿は見えませんでした。
 この温室が暖かく、密集した違和感のある植物群に囲まれるのは予想の範囲内でした。ちっぽけな、隔絶されたジャングルですから。しかし、それでもそこに身を置くのは新鮮でした。
 確かに子供達はそこら中で大声を張り上げ、いつも通りの煩さがあったとは思います。ただ、時々ですが何の音もしなくなり、そこでは時間が止まった気がしました。まとわりつく湿った空気と大量の緑。虫も鳥も存在せず、音がありません。絵画で言えば、アンリ・ルソーでしょうか。濃密だけれども、まるで静けさに満ちた別の世界に踏み込んだような、不思議な時間感覚でした。

 いっぱいあるのに、静かな感じ。
 マーラーの第九やブラームスの4番のイメージがあります。

 今日は、家族を措いて、一人で悦にいっておりました。

ヴァイオリンの音色
投稿者:beknch
2004/ 1/12 10:04 メッセージ: 3781
これは beknch さんの 3777 に対する返信です
ルーシー・ファン・ダールのバッハヴァイオリンソナタ集(チェンバロ伴奏付
の方)もいいですね。

第一番は出だしのチェンバロの前奏が良くて、しみじみ指数が急上昇です。
そこへ、最初は聞えないない程のか細さから徐々に浮き上がるヴァイオリンが
しみじみ度合いをピークに持ってきます。

ここらのムードはバロックヴァイオリンの独壇場なのかも知れません。

半音程下がっている音程の効果と何といっても弦の「渋い」音がその情緒を
倍化させている様です。そして演奏法。控えめなヴィヴラートは良いですね。

と言っているそばから今度は現代ヴァイオリンの音が聴きたくなるのです。

戸田弥生やらクレーメルやらで取り合えずスタート。
やはり、大きな音がでて凄い迫力。バロックヴァイオリンとは物理的な特製が大
きく違いますね。微小な音から最大音までがワイドなんでしょう。
私はこの音に慣れていることを再認識させられます。

どちらの楽器であれいい演奏は聴き手に感動を与えるし、演奏家の求めるもの
もその次元に到達した者にだけある共通の世界がそこにあるんだろうと
思います。

と言うことで色々聴けるというのは嬉しいことです。

>京都探訪
投稿者:beknch
2004/ 1/12 10:07 メッセージ: 3782
これは tynaoshima さんの 3780 に対する返信です
>時々ですが何の音もしなくなり、そこでは時間が止まった気がしました。

「京都府立植物園」とはいいところに目を付けられましたね。
何処へ行っても人ごみが当たり前になっている中ちょっとした異次元体験ですか。
こういうのは予想をしていない時に突然現れるんですよね。

今年の正月は八坂の塔から南で異次元空間を体験しました。
民家の隙間の細く狭い下り坂を入っていくとそこは古い生活の場。
親父の生まれ故郷のちっぽけな島の雰囲気を思い起こさせる様な空間でした。
頭は数十年前にタイプスリップ。曲は田舎の祭囃子になってしまいますねぇ。

前に書いたかも知れませんが、学生時代に大原から北への阿弥陀寺と言う
ところに行った時もそうでした。
紅葉シーズンの終わりかけの頃、境内は紅葉の真っ赤な絨毯となり人と言えば
彼女と二人だけ(何と言うムーディーなシチュエーション!)。
あの時はニューミュージック系の音楽が頭にあったような気がします。

予想をしていない体験や発見は楽しいものです。
そうだ写真を整理しなくちゃ。

アマポーラ
投稿者:nacs
2004/ 1/12 10:50 メッセージ: 3783
これは y_bagus_m さんの 3753 に対する返信です
昨夕、鎌倉へ食事&食材買い出しに出かけました。
ついた時には駅に溢れる観光客に驚いたものの、すぐにひけて
食後に歩いた通りはシンシンと寒かったです。

文字通りの喫茶店を見つけて入りました。
家内は上等の煎茶、息子は上等の中国茶、私は普通の紅茶にブラックペッパーを入れたものを注文。
ほどなくテーブル上は、世界お茶博みたいになってしまった。
アルコールランプでシンシンと沸く土瓶があって、それぞれに店主が入れ方を指南してくれます。
(つまり、それぞれに人数分の湯のみがついて計9杯)

3種類のハシゴ飲みに寒さも忘れ、ボ〜ッと上気してきたところへ
超甘ったるい歌声が聞こえてきました。
「あまぽ〜ら」

ポーラと言えば「ヘイヘイ、ポーラ」 そのポーラが「甘い」のは当然でしょうなぞ
オバカなことを考えていて、ふと思い出した。
ちゃうちゃう、アマポーラはメキシコの真っ赤なケシの花。ドラッグそのものです。

特別なお茶を喫しながら聴くアマポーラは、実に怪しい雰囲気。

家に帰って、まだ声を憶えている間にCDを探しました。
やっぱり、そうだ!
ギリシャの歌姫ナナ・ムスクーリの唄った「アマポーラ」でした。

うんうん、今度こそ「カテキンずれ」でやんすね。

>y_bagus_mさん
Rose,Rose I love youを検索してみたら、何とびっくり
元歌の歌手さんは現在、香港にいらっしゃるようです。
http://www.ne.jp/asahi/bai-dai/tokyo/meetyao.htm
お話が音声で聴けるのですが、もちろん私にはさっぱり;

>ヴィヴァやん
投稿者:wadakamaru
2004/ 1/12 12:00 メッセージ: 3784
これは beknch さんの 3777 に対する返信です
>「ラ・ストラヴァガンツァ」聴きましたよ。
好意的な感想、ヴィヴァやん、ポッジャーになりかわり、篤くお礼を申し上げます。
(なんて、こんなことを言う立場のものではありませんが)

なぜ古楽器演奏にこだわりがあるかというと、
最近ではもうそういう傾向はだんだんとなくなりつつありますが、
昔(LP時代)の演奏というのは、時代考証もなくただやみくもに、
一番改良された楽器で演奏するのが、その曲の良さを最大限に引き出すことが出来る、
という誤った認識があったと思うのです。
当時は知らなかったとはいえ、当時のまま演奏スタイルでバロックの演奏をする。
コレッリのソナタの楽譜を見て、なんと単調な音楽と思った時代もあったそうです。
本来ならば装飾音を演奏者がアドリブでつけなければならないのにです。
しかし、そう言った本来あるべき形を知った上でのデフォルメであるならば、
古楽器であろうと、現代楽器であろうとなんでもいいと思っています。
別トピ(名編曲・・)にも少し書きました、「展覧会の絵」のELPの演奏なんか、
元のピアノ版よりよほど上手く表現されているように思います。
これなんか、時代が後ろに少しシフトした、古楽器と現代楽器のせめぎ合いかも知れません。

去年出た、ガルフェッティの演奏する「四季」なんかは、
これは古楽器でありながら、解釈はかなり前衛的で、
お堅いアカデミックな人たちからすればこれは芸術でなく、
寄席の舞台でする芸人風演奏なんて思ってしまうかも知れません。
現代楽器でもこういった試みがあれば、大いに評価すべきと思いますが、
私のイメージが古く凝り固まっているのか、
みなさんタキシードを着てくそまじめな顔をして演奏している。という風に感じるのです。

植物ネタ、
nacsさんは美味しそうなお茶を飲まれたようですが、
我が家には、お茶の出がらししかありません。(^_^;

ベーちゃんVSモーちゃん
投稿者:other_wind
2004/ 1/12 16:20 メッセージ: 3785
これは y_bagus_m さんの 3755 に対する返信です
>ジュピター、もしかして、あれ全部持ってんの???

だあさん、まだまだありまっせ。
(ジュピターでのうて40番やけど。ジュピターかておないことと思いますねんけど)
あのリスト、真中ん部分抜けてまんねん。
そでもって、リンデンとバルシャイ、ホグウッド…なんやかや打ち込むの忘れてしもうて。

家ん中でベーちゃんとモーちゃんが競争しちょりまんねん。
数かぞえたことおまへんので勝敗はわかりません。
そでもって、隣で冬の旅と無伴奏Vnも争ってまんねん。
争い事はすかん、戦うの止めなはれて言うてんけどなかなか止めへんで困ってますねん。

ご紹介のサイト、ぎょうさん花が載ってて嬉しおまんな。
ほう、これがあのトネリコ。どっかで見たことありそうでんな。
ご紹介ありがとさんでした。

kettaro2001さんの挙げられた「てぃんさぐぬ花」もいい歌詞でんな。
「てぃんさぐぬ花」はどんなんやろと調べよ思うたら載っとりませんな。
しかし、いいも悪いもあるんやろけど、歌詞にあるような伝統にのっとった教えが、今、だんだんぐらついて、なかなか通用せんようになってきとりまんな。

遅れるかな…?
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/12 19:25 メッセージ: 3786
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
テスト中

映画音楽から
投稿者:kettaro2001
2004/ 1/12 19:25 メッセージ: 3787
これは y_bagus_m さんの 3723 に対する返信です
*「ひまわり」
 ヴィットリオ・デ=シーカ監督、ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニ主演のイタリア映画で、音楽はヘンリー・マンシーニ。
 最近DVDを買ってお気に入りになりました。
 広大なロシアの大地に地平線まで咲き誇るひまわりの花は壮観の一言に尽きます。
 マンシーニの哀愁を帯びたメロディも素晴らしいですね。

 ジェームズ・ゴールウェイが「暁の出撃」「ムーン・リバー」とのメドレーで演奏しています。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=bvcf37024

*「酒とバラの日々」
 同じマンシーニが音楽を担当した作品ですが、こちらは観たことがなく、テーマ曲のみよく知っています。
 「酒バラ」と略されるくらいの大スタンダードで、オスカー・ピーターソン、クインシー・ジョーンズ等の演奏があります。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=uccu5006
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=phca4136

 フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルの後身、ロンドン・ブラスが吹き込んでいます。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=wpcs21040

*「エーデルワイス」
 最近「サウンド・オブ・ミュージック」がデジタル・リマスター番で劇場公開されているようですね。
 映画は昔一度見たきりだし、音源は一枚もないんですが、小学校の時に「ドレミの歌」とともに歌ったのでお馴染みの曲です。
 舞台がオーストリアなのでシュピナートさんにお任せしたほうがよろしいですかね。

 ウィーン少年合唱団もご当地ソングとしてとりあげているようです。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=toce55399

遅れた! もとい、送れた!!
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/12 19:34 メッセージ: 3788
これは y_bagus_m さんの 3786 に対する返信です
朝、昼休みと、何度もトライしたのですが、プレビュー画面に進む時点ではじかれてしまいました。
今度は大丈夫かな?

>植物でもう一つ。 フィオーリ・ムジカーリ(音楽の花束)。
>なんだか今回のテーマのために、フレスコバルディが遠い昔、作曲していたみたいですね。(^^;

あ、ご存知なかったのですね。
これは私が今回のテーマのためにフラスコヴェルディに頼んだ○○トピ委託作品です。
で、古い昔ではなく先週頼んだばかりです。
もう出来上がっているなんて、フラスコちゃんも筆が速い!
… あれ? スサノオさん、名前を間違っておられるのでは?

>フレスコバルディーの「フィオーリ・ムジカーリ」(音楽の花束)、CDは出ているようですけれど、
>そんな”こだわり”のあるオリジナルがあったとなるとシャクですね。(笑)

もう、シュピナートさんまで。
とりねこじゃなく とねりこ、フレスコバルディー じゃなく フラスコヴェルディ。
あれ、 …違った?
理科の実験室じゃないんだってか?

字数が多いと送れないみたい
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/12 19:39 メッセージ: 3789
これは y_bagus_m さんの 3788 に対する返信です
>英語ではBruennhilde's Immolation と書かれていますが、ドイツ語でのそういう表現を見ません

Immolation ? 芋レーション ??
そんな単語 初めてききました。
これで、この単語この先1ヶ月は覚えていると思います。
いやいや、勉強になりますねぇ。

>「植物」の範囲
投稿者:kettaro2001
2004/ 1/12 19:41 メッセージ: 3790
これは y_bagus_m さんの 3773 に対する返信です
>「コーヒー・カンタータのコーヒーだって植物だべ!」となってくると、
>何を出してもテーマに合ってしまいかねませんから、さすがに控えておきますが。(^^;

 鮫島有美子が歌った「コーヒー・ルンバ」や、タコ先生編曲の「二人でお茶を」(田吾作さん、なかなかチャーミングな編曲でよかったですよ)を挙げようとたくらんでいたんですが…。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=cocq83544
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=pocl5255


>なんで食い物ばっかしなんだ (それも豆系?)

 食べ物以外の農産物の名前が入った曲は、またエリントンに戻りますが、「ムード・インディゴ」や「コットン・テイル」になりますかね。
 それぞれ、ダニエル・バレンボイムとカナディアン・ブラスが演奏しています。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=wpcs10309
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=bvcf31031

なんかやだ、こんな送り方
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/12 19:42 メッセージ: 3791
これは y_bagus_m さんの 3789 に対する返信です
>だから自己犠牲&愛による救済はワーグナーのテーマであり繰返されているので、
>「ブリュンヒルデの自己犠牲」というのは適当だと思います。

わかりました、もうケチはつけません。
ところで、自己犠牲 というからには、やはりここでブリュンヒルデは死んでしまうのでしょうか?

でも、こうやらないと送れないし…
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/12 19:43 メッセージ: 3792
これは y_bagus_m さんの 3791 に対する返信です
>さあみなさん、自己犠牲のワーグナー・ワールドへどうぞ。
>それとも、なんの救いも甘美さもないタコ壷ワールドへ行きますか?

う〜む、どっちもどっちなのだけど、この前聴いたピアノトリオが思いのほかキたこともあるし、
私としてはやはり迷わずタコ壷的世界を取りますね。

とりあえずここまで
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/12 19:44 メッセージ: 3793
これは y_bagus_m さんの 3792 に対する返信です
ちなみに、先日 「350円で売られているショルティの指輪 管弦楽曲集を買っちゃおうかな?」と
書きましたが、後日その隣りの隣りの列にR.シュトラウスの「死と変容: ベーム」、「カプリッチオ:
ベーム/ヤノヴィッツ」、「最後の4つの歌: カラヤン/ヤノヴィッツ」がやはり350円で値段で
売られているのを発見し、思わず買ってしまいました (まだ聴いていません)。
結局同じ苦手でもワーグナーがシュトラウスに化けてしまいました。
う〜ん、以前このトピで話題沸騰(?) だった 「最後の4つの歌」 楽しみだなぁ。

花ざかり
投稿者:susano_o000
2004/ 1/12 22:24 メッセージ: 3794
これは y_bagus_m さんの 3788 に対する返信です
>朝、昼休みと、何度もトライしたのですが、プレビュー画面に進む時点ではじかれてしまいました。
>今度は大丈夫かな?

 なんだか私も、ウィルス対策ソフトを別のに入れかえてから、開けないとかあります。ファイヤーウォールつきにしたので重くなりすぎ・・・。
 以前使っていたファイヤーウォールは、フリーソフトの「Z*」。これはインストールするとなぜか、たちまち外部からの攻撃にさらされまくり、しかもそれらを確実にブロックしてくれるという不思議なソフトでした。???

>で、古い昔ではなく先週頼んだばかりです。
>もう出来上がっているなんて、フラスコちゃんも筆が速い!

 は、早すぎます。先週頼んだ作品を20数年前に買っていたんですから。(^^;

 もっとも、「昨日買ったのに、ずいぶん前からすでにCDラックにあった」という、時空を超越したCDもあったりしますが。(^^;ゞ
 私がタイムマシンで1年前にさかのぼればそこには1年前の私もまたいる。私が2人。
 2枚のCDを見ながら、「こっちが今のCD、こっちが時空を超えてやってきた同じCD」と、涙ながらに自分に言い聞かせたものです。(^^;ゞ

アラビアン・ナイト
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/13 0:52 メッセージ: 3795
これは wadakamaru さんの 3774 に対する返信です
>明けましておめでとうございます。
>本年も趣味トピともども、よろしくお願いします。

タロハナさん、むこうのトピではしばしばお会いしていたのですけど、こちらでは久し振りですね。
こちらこそよろしくお願いします。

>私は、まず、トスティ歌曲から 「Rosa(薔薇)」 を挙げましょう。

以前もどちらのトピだったかで挙げておられましたね、トスティの歌曲。
ちょっと気になる存在です。

>奥村愛って、最近人気のバイオリニストですよね?ちょっと可愛い。

覗いてみたら、確かに可愛い。
有望な若い音楽家たちが、容姿がどうこうということに煩わされずに
その才能を伸ばしていってくれれば と願います。

>前田愛はタレントで、そんなに有名ではありません。

この人も覗いてみたら、結構売れっ子みたいですよ。

>私が知っているのは「早乙女愛」ですが、「失せろ!ジジー!」と言われそうです。(^^;

早乙女愛! スサノオさん、言ってあげましょうか?
「失せろ、ジジー! (失礼!!)」
おっと、その言葉そのまま自分に跳ね返ってきた!

>「♪リンリンランラン龍園、リンリンランラン龍園、龍園いって、幸せ食べ〜よ〜」。
>この歌を知っている自分が悲しい・・・。(^^;

この歌は知りませんねえ。
新疆ウィグルあたりの中華レストランのテレビCMでしょうか?

>さらに、植物ネタ、絞り出し中、がまの油、いやゴマ油、ということで、セサミ・ストリート。

とうとう胡麻まででてきてしまいましたか。
胡麻と言えば、「開けゴマ」。
ということで、千夜一夜物語 「シェラザード」 などいかがでしょうか?

おっかしーなー
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/13 1:30 メッセージ: 3796
これは kettaro2001 さんの 3778 に対する返信です
>>スコットランドの釣り鐘草と言うタイトルは聞いたことがなかったので
>笛四重奏向けの楽譜持ってますよ。

bekさん、SRT 用に三重奏に編曲しておいてくださいね。
ところで、最近nujikoaさんをお見かけしませんが、どうされているのでしょーね?

>じゃ「花は遅かった」なら?美樹克彦。

♪遅かったのかい?…♪ ったやつかなと思ったら それではなく、
♪かおるちゃん、(ジャジャジャジャン) 遅くなってごめんね…♪ の方なのですね。
♪遅かったのかい?…♪ は何ていう歌でしたっけ?

>実は、やはり刺激されてルーシー・ファン・ダールのバロックヴァイオリンと現代ヴァイオリン
>数人の無伴奏まで聴いてしまいました。

ルーシー・ファン・ダール、随分前に書いたことがありますが、実は私もバッハの無伴奏
(パルティータ2番の入った1枚) を買いました。
最近ワダカマルさんを始め皆さんのおかげで古楽器開眼中(?) の私。
期待して聴いたのですが、残念ながらこの演奏はダメ。
奏法がどーの、ビブラートがこーの といったこととは違った次元で私はこれを受け付けません。
何度か聴きましたが、作品をこねくり回した印象がついて廻って、「なんでもっと素直に弾けないの?」
というのが実感です。
で、その感想を再確認すべく今そのCDをかけています。

>本年も、カテずれご容赦でよろしくお願いします。

こちらこそ、今年も「カテずれ専科」で このトピに刺激を与え、色取りを添えててください。

>さて、私の大好きなデューク・エリントンには花に因んだ曲がかなりあります。

ケッタロさんが挙げておられる曲、私はいずれも聴いたことないです。
「静かなるケニー」に入っている「蓮の花」なら知っているのですけどね。
「女王組曲」 というのはその存在は知っています。
エリントンでもう一つ何とか組曲ってありませんでしたっけ? 北欧組曲??

>クラシックでは、ジャン=イヴ・ティボーデというピアニストがエリントン作品集を出しており、
>そこでとりあげています。

ティボーテというと、私が香港フィルの演奏会でラヴェルのコンチェルトを聴いた人ではなかったかしらん?
この人そんなCD出してるんですね、知らなかった。

と、ここまで書いた時点でまだ ルーシー・ファン・ダール の無伴奏が鳴っているのですが、
ん? おかしいなー、上記のことを殆ど感じない…
それどころか、「いや、これも悪くないんじゃない?」 などと感じている始末。
と言うわけで、取り合えずさっき書いたこと一時撤回!
おっかしいなー??

安眠に不似合いな華
投稿者:beknch
2004/ 1/13 8:20 メッセージ: 3797
これは susano_o000 さんの 3772 に対する返信です
>ストーリーそのものはともかく、絵は「ベルバラ」のああいう絵ですので、

リヴァインDVDのブリュンヒルデは池田理代子のオスカルとは似ても似つかない
ですね(ファンの方他意は無いです)。

>そこへ愛馬グラーネ(3歳・牝馬・G1レース未勝利・通算12勝)に乗った
>ブリュンヒルデが飛込む

どういう演出か見てみたら馬(本物や模型)は出てこず、彼女一人で飛び込ん
でました。馬に跨っている事になっている(見る人が頭で)んでしょうね。
序幕でも馬は出演してません。模型でも馬を出すのはリスキーかも(笑って
しまいそうになる)。

指輪全編鑑賞は今年の目標にはしますがあまり無理をしない様にします。

「指輪」とくればネックレス。
ならば「花の首飾り」(タイガース)はどうだ(トピずれ常習に後ろめたさを
感じている…)。

昨晩は、キーシンのブラームスを聴きながら寝ました。
ソナタ3番を「ブラームスの子守唄」にして。
誤算だったのは、ハンガリー舞曲が始まる直前で目が覚めてしまったこと。
頭の中で「華」真盛りになってしもうた。

おはようございます
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/13 10:10 メッセージ: 3798
これは nacs さんの 3783 に対する返信です
>そんな中、子供達の希望で行ったのが、北大路の「京都府立植物園」です
>(我が子ながら、何とお題を意識した良い子なのでしょう!)。

普請道楽さん、トピ主孝行のお子さんに育ててくださり、ありがとうございます。
是非お子さんにも「花/植物と言えば何の曲?」 と訊ねてみてください。
どんな答えが返ってくるかな?

どーもまた字数が多いとダメみたい
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/13 10:11 メッセージ: 3799
これは y_bagus_m さんの 3798 に対する返信です
>絵画で言えば、アンリ・ルソーでしょうか。濃密だけれども、まるで静けさに満ちた別の世界に
>踏み込んだような、不思議な時間感覚でした。

そういった「日常の中の非日常」的シチュエーションってあるのですよね。
私はここのところ日常の煩雑さに追われています。

>紅葉シーズンの終わりかけの頃、境内は紅葉の真っ赤な絨毯となり人と言えば
>彼女と二人だけ(何と言うムーディーなシチュエーション!)。

う〜ん、ええ感じやなぁ。
自分にはないなぁ〜、そんな思い出。 うらやましいなぁ〜。
で、その後二人は??

ケシの実
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/13 10:14 メッセージ: 3800
これは y_bagus_m さんの 3799 に対する返信です
>ちゃうちゃう、アマポーラはメキシコの真っ赤なケシの花。ドラッグそのものです。
>ギリシャの歌姫ナナ・ムスクーリの唄った「アマポーラ」でした。

むむむ、ゴマの次はケシ。
ついにヤクの世界にまで進出してしまった、このトピ。
ナナ姫の歌った「ケシの花」。
どんな内容の歌なのでしょうね?

頭の中の色彩感
投稿者:beknch
2004/ 1/13 19:03 メッセージ: 3801
これは wadakamaru さんの 3784 に対する返信です
>「展覧会の絵」のELPの演奏なんか、
>元のピアノ版よりよほど上手く表現されているように思います。

wadakamaruさん、そういえばピアノについては以前チェンバロ云々の話題の折に
色々と書かれておられましたね。こればっかりは趣味の問題とも言えそうです。

「展覧会の絵」は私にはピアノが一番なんですよ。

音が具体的になったり、色彩感覚が増してくると却ってイメージが沸きにくい
といった感覚を持っています。
映画を見るより原作の小説を読むほうが鮮烈なイメージを持つ事がある、
というのと似た感覚です。

もちろん、オケ、ELP、シンセサイザー(富田)、ギター(山下)も聴きました。
何せこの曲には関心はありましたので。ただ結果としてピアノが一番いいんです。
大昔、ピアノでの聴き比べをやった時に何かが刷り込まれたのかも知れません。

>去年出た、ガルフェッティの演奏する「四季」なんかは、
>これは古楽器でありながら、解釈はかなり前衛的で

ラ・ストラヴァガンツァよりも凄いのでしょうか?

古楽器関連の演奏が却って現代的な演奏を行うというのは面白い傾向ですね。
古楽演奏で名をあげた演奏家は現代楽器を使用しても「新鮮、斬新」路線を
行き易いというのも同様です。

さて、今日のお題は「薔薇に百合に鳩に」。
シューマン詩人の恋から。33秒の演奏時間で同曲の中では最短の曲。
早口であっと言う間に終ってしまいます。家のはペーター・シュライヤー。

Piano & Forte
投稿者:wadakamaru
2004/ 1/13 21:31 メッセージ: 3802
これは beknch さんの 3801 に対する返信です
タイトル、なんのこっちゃとつっこみ入れられそうですが。
ともかく、少し戻って、No.3777 の、
ポッジャーのラ・ストラヴァガンツァのレスから。

>多種の楽器の交わった強奏の響きが面白いのです・・
これは私もそう思っています。バンジョーはさすがに入っていませんが、
通奏低音が非常に凝っているという印象を持ちます。
考えられるあらゆる通奏低音楽器が動員されていると思うのです。
本来、ヴィヴァルディはこの曲集に関しては、
通奏低音としてオルガンを指定しているのですが、
このCDはそういったセオリーをも乗り越えた演奏をしています。
それが良いかどうかはまた別に論ずることかも知れませんが、
とにかくも新しい世界を切り開いています。
古楽器演奏とは、教科書的なありきたりの解釈をするのでなく、
(バロックの常識と、それ以後のクラシックの常識がかなり違うにも関わらず、
 その常識をバロックに持ち込もうとしている風潮があった)
吉本的コメディー風解釈までも含めて、とにかく当たり障りのない解釈をしないと言うこと。
と思っているのです。ただ可能性の一つとしてなので、
あり得ないことをするのは、また別の話で、それはそれとしての楽しみ方の一つになりますが。
もっともこれは、古楽器演奏に限らないかも知れません。

話は違いますが、
ホルストが「惑星」について遺言したことに、
「絶対に勝手な編曲をしないように」と言ったとか。
でも、富田勲氏などは、とんでもない編曲というか改作というか、
じっくりと聴いたわけではないので、よく分かりませんが、
別にこれらは原作者を冒涜するというより、逆に誉めあげていると思うのです。
いろいろ皆さんも意見をお持ちでしょうが、どんなものなのでしょう。


>「展覧会の絵」は私にはピアノが一番なんですよ。
ほんのちょっと聴きかじった程度なので、
いろいろ聞き込むと、成る程仰るとおり、と思うようになるかも知れませんね。
私も、ピアノを全く毛嫌いしているわけでもないのです。
モーツァルトのピアノソナタをチェンバロで弾いたのを聴きたいとは思いませんし、
でも、初期の頃のは聴いてみたいかな。ハイドンのチェンバロ・コンチェルトもよかったしなあ、
でも、ピアノ・ソナタは悪くはなかった。
と、なにを、ぐちゃぐちゃ言っているのか・・
ともかく、ピアノ曲はピアノで聴くのが一番だと思っているのですよ。

小説にはイメージをいろいろ膨らませて、自分なりの映像化した世界を持つことが出来、
映画化などをしてしまうと、何だか急につまらなくなるときだってあります。
しかし、これも古楽演奏愛好と通ずることかも知れませんが、
想像ではどうしても見ることの出来ない、当時の服装や町並みを目で見ることが出来て、
そう言う面では大変興味があります。ただ考証の不完全なものには気を付けないと、
誤ったものを見せられる恐れもありますが。

>ラ・ストラヴァガンツァよりも凄いのでしょうか?
ちょっと大道芸人風・・、とまではいきませんが、
結構面白いのですが、ここまでせんでも・・。 という気もせんでもない。
ELPの演奏が編曲と言うよりは創作的なのに比べれば、
はるかにフツーです。


それから、
この間からちょっと気になる、
バグースさんの独り言。
どうも困っておられようですね。
どうなさったのでしょうか。

若者たち
投稿者:susano_o000
2004/ 1/13 23:30 メッセージ: 3803
これは y_bagus_m さんの 3795 に対する返信です
>この歌は知りませんねえ。
>新疆ウィグルあたりの中華レストランのテレビCMでしょうか?

 TVCM、ピンポ〜ンです。この曲、知っている人もおられるかと思いますが、名乗り出ないと思います。理由。「恥ずかしいから」。(^^;ゞ

 そう言えば、前にも書いた記憶があるのですが、トスカニーニのこんな逸話。
 彼は80歳を越えたあたりから、自分が老け込んだのに往生していたそうです。
 ある日、彼は知人に言いました。「朝起きて鏡を見ると、私は思わず鏡に向かって叫んでしまうのだよ。『おまえはそんな姿を人前にさらして恥ずかしいと思わんのか!この老いぼれめ!!』とね」。

 もちろんその逸話を聞いた人が思わず叫ぶ言葉は「ブラヴォ!マエストロ!」です。
 他の人が同じ事を言ったら「うせろ、ジジー!」としか言ってもらえません。(^^;

オスカリュンヒルデ
投稿者:susano_o000
2004/ 1/13 23:41 メッセージ: 3804
これは beknch さんの 3797 に対する返信です
>リヴァインDVDのブリュンヒルデは池田理代子のオスカルとは似ても似つかない
>ですね(ファンの方他意は無いです)。

 指環を物語として淡々と読むと、やはりブリュンヒルデはオスカル的なものが似合っているような気がします。私も他意はありませんが。

 あの漫画は、ひたすらブリュンヒルデと、なぜかヒトラーにスポットライトを当てたような感じで、ジークフリートはなんだか可愛らしく、「お坊ちゃま」過ぎました。

 アッと驚くような「どんでん返し」なんかより、燃え上がるような悲劇を期待してしまうのですがね。

現代楽器?
投稿者:susano_o000
2004/ 1/13 23:58 メッセージ: 3805
これは beknch さんの 3801 に対する返信です
>古楽演奏で名をあげた演奏家は現代楽器を使用しても「新鮮、斬新」路線を
行き易いというのも同様です。

 「現代楽器」という言葉に、不思議だな〜と思う事があるんです。
 ストラディバリウス、ガルネリ、アマティ、これら「クレモナの輝き」であるところのヴァイオリン群って、「現代楽器」で演奏している人たち(有名どころばかりでしょうが)が使っていますよね。

 ところでストラディバリウスetcって、他ならぬバロック時代のヴァイオリン製作者たちなんで、もちろんヴィヴァルディだって「同時代の」彼らの作る楽器の音を知っていたように思うんです。

 それなら「古楽器による当時の音楽の再現」って、いったい・・・???まあ、専門家ではないのでよくわからないんですが。

なんでだろ〜?
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/14 0:22 メッセージ: 3806
これは other_wind さんの 3785 に対する返信です
何故だか投稿がはじかれてしまうことに加え、仕事の方の予算組みが佳境に入っていたことが重なり、
思うように書き込みが出来ませんでした。
申し訳ありません。

昨夜家の電脳からはまともに送ることができたのですが、今は字数が多いとまたダメみたい。
なんでだろ〜。
長すぎるの送るな ってこと?

そう言えば、去年の紅白で初めてテツ&トモの姿を目にし、「なんでだろ〜」の歌を耳にしました。
世界音楽史上に残る名作ですね。

ROSE ROSE、I LOVE YOU
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/14 0:31 メッセージ: 3807
これは y_bagus_m さんの 3806 に対する返信です
>Rose,Rose I love youを検索してみたら、何とびっくり
>元歌の歌手さんは現在、香港にいらっしゃるようです。

続き
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/14 0:35 メッセージ: 3808
これは y_bagus_m さんの 3807 に対する返信です
こ、これはnacsさん、姚莉の「メイクェイ、メイクェイ、我愛イ尓」 ではないですか!
この曲は中国歌謡曲史上に残る名作… かどうかはわかりませんが、とにかく中国語圏では
誰でもが(おそらく) 知っている歌です。
昨夜、ルーシー・ファン・デール は一休みして、この曲のCDをかけてしまいました。

その続き
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/14 0:37 メッセージ: 3809
これは y_bagus_m さんの 3808 に対する返信です
家に姚莉、李香蘭、白光 といった戦前戦後の中国の女性歌手(日本人も混じっていますが…)
たちの歌った歌がたくさん入ったCDが何枚かあるのです。
良い曲がたくさんあります。
結構好きなんですよね、私。

白黒つけてもらおうじゃぁ…
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/14 0:39 メッセージ: 3810
これは other_wind さんの 3785 に対する返信です
>>ジュピター、もしかして、あれ全部持ってんの???
>だあさん、まだまだありまっせ。

ひゃあー、
other windさんのお家には一体何枚のCD/レコードが貯蔵されているのでしょう?
びっくりぃ!

>(ジュピターでのうて40番やけど。ジュピターかておないことと思いますねんけど)

ひゃあー、40番でしたね。 えらいすんません。
ところで、私がこれはカラヤンに違いない! と感じたジュピターについてですが、
先週の日曜日にそのテープをくえた人に会った時に誰の演奏か訊いてみました。
すると、「さぁ〜? ようわからん。 他の人に録ってもらったから…」
がっかりぃ…

>家ん中でベーちゃんとモーちゃんが競争しちょりまんねん。
>数かぞえたことおまへんので勝敗はわかりません。

う〜む、そう聞いたからには勝負の決着つけないと成仏でけんなあ。
other windさんもそう思ってきたでしょ。 白黒つけにゃだちかんで… というふうに。
是非数えてみてください。
ちなみに、私は僅差でモーちゃん と予想しました。

あ、今度は長めの 入った。

林業に進出
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/14 1:12 メッセージ: 3811
これは susano_o000 さんの 3794 に対する返信です
>*「ひまわり」

イタリアの定年間近の実直な警察官を描いた作品… え、違う?
じゃあ、主人公が「死刑!」とか、「八丈島のキョン!」 とかってやるあれ?
え、それも違う?

>*「酒とバラの日々」

酒のツマミには豚バラの煮込みが最高でぃ! という世界酒類協会と世界豚肉振興会とのタイアップ映画…

>*「エーデルワイス」

洋菓子店の社長の活躍を描いた映画…

ケッタロさん、茶化してすみません (しかも、面白くもなんともない…)。
実はね、これらの映画私一度も見たことがないのです。
「サウンド・オブ・ミュージック くらいは見たことあんべ ?」 とおっしゃるやも知れませんが、
これもマジで見たことがない。
それどころか、私 東京ディズニーランドも行ったことがないし、佐賀県に行ったこともさえない。
あぁ、何て不完全な人間なんだ、ボクって!

>鮫島有美子が歌った「コーヒー・ルンバ」や、タコ先生編曲の「二人でお茶を」
>(田吾作さん、なかなかチャーミングな編曲でよかったですよ)を挙げようとたくらんでいたんですが…。

タコ先生編曲の「二人でお茶を」なんてのがあるのですか?!
タコ茶、なんともミスマッチっぽいのですが…

>食べ物以外の農産物の名前が入った曲は、またエリントンに戻りますが、「ムード・インディゴ」
>や「コットン・テイル」になりますかね。

うーむ、そう来たか。
では、私から「A HARD DAY’S NIGHT」。
♪犬のように働き、丸太のように眠る…♪ 建築資材です。

>なんだか私も、ウィルス対策ソフトを別のに入れかえてから、開けないとかあります。
>ファイヤーウォールつきにしたので重くなりすぎ・・・。

さっき気づいたのですが、理由の一つは普通でない漢字をまじえたことにあったようです。
「ROSE ROSE, I LOVE YOUの投稿をした時に「メイクエィ (中国語で薔薇のこと)」 を漢字で書こうと、
日本語では滅多に使わない漢字を探し出して使ったところ、はじかれました。
以前lvkさんが、同様のことをしようとしたらはじかれたとおっしゃっていたのを思い出し、
それをカタカナに変えたところ、送ることができましたから。

でも、一昨日からのREJECT 具合を見ていると、それだけではないのですよね。
よくわかりません。

>なんでだろ〜?
投稿者:oisiitukemono
2004/ 1/14 1:49 メッセージ: 3812
これは y_bagus_m さんの 3806 に対する返信です
こんばんは〜!

バグースさんの所も調子がおかしいみたいですね....。
私もいくら送ってもダメ状態でした。
今はよくなったんですけど....。
ここは一発叫びましょう。

「うわー!!ヤフーさんってすっご〜い!便利でみんなの事考えて良くつくってくれてるぅう〜!!」

以上。

あ....「花・植物」でしたね....。
生命の息吹を感じる、土から植物の芽がぐうんぐう〜んと太陽に向かって伸びて行く、その力強さを感じたのはなぜだか
ハイドン様の「告別」でした。
何度も聴いていますが今でも変わらないです。

今にうちに送っておこっと
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/14 2:03 メッセージ: 3813
これは wadakamaru さんの 3802 に対する返信です
いつものように保存しておいて、明日の朝始業前にフィスから送ろうと思ったのですが、
明日の朝オフィスの電脳からじゃあまた送れそうにない予感 (と言うか確信)があるので、
今のうちに送っておきます。

>馬に跨っている事になっている(見る人が頭で)んでしょうね。
>序幕でも馬は出演してません。模型でも馬を出すのはリスキーかも(笑ってしまいそうになる)。

昔「ロンパー・ルーム」でやっていた、「お馬さんでギャロップ、ギャロップ、ギャロップ…」 というコーナー。
あれで使っていた棒の先に馬の顔をくっつけたやつにまたがってやってくるとか、
或いは志村けんが 以前「8時だよ、全員集合!」で着ていた白鳥の湖のコスチューム
(股のとこから白鳥の首が突き出しているアレです) の白鳥を馬の首に替えたやつを着させるなど、
ワーグナーの演出はまだまだ無限の可能性を秘めていると思います。

>>「展覧会の絵」のELPの演奏なんか、元のピアノ版よりよほど上手く表現されているように思います。
>「展覧会の絵」は私にはピアノが一番なんですよ。

私はよくわかりません。
っちゅーか、曲そのものがあんまし好きでないのですね。
ELP のあれも皆が言うほど良いと思わなかったなぁ。
それよりもオマケについていた「NUT CRACKER」の方がずっと好きでした。

>さて、今日のお題は「薔薇に百合に鳩に」。

シューマンの詩人の恋。
以前出張時にトロントでパンゼラ・コルトー のCDを買ってきたのをすっかり忘れていました。
bekさんのおかげで思い出しましたよ。
でもどの曲なのだろう?
「DIE ROSE、DIE LILIE、DIE TAUBE、DIE SONNE」
うん、どうやらこれっぽいですね。
と書いているうちに曲が終わっていました。 確かに短い。
もう1回聴こっと。

>Piano & Forte

どうにもワダカマルさんの投稿には触発されるというか、興味深い点が多々あって困ってしまいます。
で、書けばまた長くなりそうなのでまた後ほど。

とここまで書いて気づきましたが、また終わっていました、シューマン。
もっかい聴こっと。

お馬さん
投稿者:ZAKKYO2000
2004/ 1/14 2:45 メッセージ: 3814
これは y_bagus_m さんの 3813 に対する返信です
>棒の先に馬の顔をくっつけたやつにまたがってやってくるとか

実はこれを実際にやっているオペラがあるのです。
ベルクの「ヴォツェック」の最後の場面で、子供がこれにまたがりハイドゥ、ハイドゥとやっていくところで幕が下ります。
ただ、あまりにも不条理な話の結末ゆえ、とても笑えませんが。

ワーグナーでやったら、音楽の重さ(西洋音楽で最高のへヴィーな場面)とのギャップの大きさゆえ、さぞかし笑えるだろうなあ。

イイでしょ
投稿者:nacs
2004/ 1/14 8:32 メッセージ: 3815
これは y_bagus_m さんの 3808 に対する返信です
でしょ、でしょ。(=^.^=)

そちらのお正月は、もっと後になるのでしょうが
日本のお正月にも合わせて美味しい料理を召し上がっておられたであろう
y_bagus_m さんを想像しつつ年明け第1曲目を考えていたらひらめいたんです。

確かに、記憶の中の少女の声は「メイクイ、メイクイ」って唄ってました。
メイクィーンと言えばジャガイモですけれど、ちょっと「面食い」にも聞こえたので
良く憶えてます。
とっても可愛らしかった....

それがですね、100円CDの50年代ポップスで歌っているのは
ローハイド(スリッパ、ビシッ!)のフランキー・レインなんですよ。
もう想像するだに美女と野獣みたいでしょ。
同じ歌とはとても思えなかったです。

あぁ、それにしても、当時の中国名歌をたくさんお持ちとは,,,,
羨ましいですん(;_;)

横浜中華街でも売ってるかな...欲しい、欲しい;

お聴きなったのは当時の復刻盤ですか?
音、良かったんじゃありませんか?
何でも、クラシックLPのレーベルとしては超有名なフランスのパテ・マルコニーが
上海に出張っていて、作ったレコードらしいですよ。

※漢字入力を工夫されてたそうで、申し訳ないです。書き込み回復されましたでしょうか。
 当方、マッカーにつきDOS外字だめなんですよ。
 OSXのユニコードだと中国語や韓国語も大丈夫そうですが...
 第一、読めない!;
 カタカナの「読み方」付でお願いできますでしょか。

叫んでみると…
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/14 19:14 メッセージ: 3816
これは oisiitukemono さんの 3812 に対する返信です
>「現代楽器」という言葉に、不思議だな〜と思う事があるんです。
>ストラディバリウス、ガルネリ、アマティ、これら「クレモナの輝き」であるところのヴァイオリン群って、
>「現代楽器」で演奏している人たち(有名どころばかりでしょうが)が使っていますよね。

そうそう、まさに同じような疑問を私も持っていました。
検索結果によるとアントニオ・ストラディバリウスは1644年生まれとあります。
(インターネットって本当に便利!)
バッハが生まれたのが1685年ですから、バッハの一世代前。
その時代に使われていた楽器って古楽器ですよね。
では、同じ時代にストラディバリウスが作った楽器って古楽器ではなかったの?
その時代に彼はその卓越した先見の明で200年後、300年後に主流になる「現代楽器」を
作っていたのでしょうか?
それとも、弦楽器においては「現代楽器」と「古楽器」 には特に明確な区別が無く、同じ楽器に金属弦を
ピンと張って逆反り弓を使って弾けば「現代楽器」、ガット弦を緩く張って山なり弓を使って弾けば
「古楽器」という具合になっているのでしょうか?

もし後者だとすれば、「えっ、古楽器と現代楽器の境目ってそんなファジーなものだったの?」とビックラ
こくとともに、「じゃぁ、ボクのビオラも弦を張り替えれば古楽器じゃん!」 という新たな可能性に全身が
打ち震えてしまうわけです。
「さぁ、君のスズキバイオリンもこうすれば古楽器に早変わり!」
う〜ん、何とも魅力的なフレーズではありませんか!

>ここは一発叫びましょう。
>「うわー!!ヤフーさんってすっご〜い!便利でみんなの事考えて良くつくってくれてるぅう〜!!」

叫びましたよ。
その甲斐あって何とか直ったようです。
目出度し、目出度し。

>生命の息吹を感じる、土から植物の芽がぐうんぐう〜んと太陽に向かって伸びて行く、
>その力強さを感じたのはなぜだかハイドン様の「告別」でした。

「告別」って、♪そして今日も1人、明日も1人、ステージから逃げてくるぅ〜…♪ という奥村チヨ的
さびし〜い曲ですよね? (実は聴いたことがない)
それが植物の芽の力強い生命の息吹… ですか。
これまたつけものさんらしい感性。
人の感じ方ってそれぞれですね (聴いたことがないのに何でそんなことがわかる…?)。
それが音楽の面白いところだと思います (いや、だから聴いたことないだろっちゅーの !)

夜上海
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/14 19:28 メッセージ: 3817
これは nacs さんの 3815 に対する返信です
>>棒の先に馬の顔をくっつけたやつにまたがってやってくるとか
>実はこれを実際にやっているオペラがあるのです。

えっ、あるのですか? そんなの!
演出、うつみ宮土理?
でも、志村けんの白鳥コスチュームはいくらなんでも無いでしょうね。

>あぁ、それにしても、当時の中国名歌をたくさんお持ちとは,,,,羨ましいですん(;_;)
>横浜中華街でも売ってるかな...欲しい、欲しい;

フッフッフッ、良いでしょう。
私が持っているのは10年ほど前にマレーシアのクアラルンプールで買ったEMIの「夜上海」という
シリーズタイトルで出された 昔の中国歌謡曲の復刻盤CD 3枚です。
「メイクェイ2 我愛イ尓」の他に「夜上海」、「何日君再来」、「夜来香」、「蘇州夜曲」等々数多くの曲が
オリジナル歌唱で収められています。

>お聴きなったのは当時の復刻盤ですか? 音、良かったんじゃありませんか?

音は特に「!」 というほどではなく、「それなり」だと思います。

グフフ、nacsさん 聴きたいでしょう。
必要であれば言ってくださいね。
何とか聴いていただけるようにする策を講じますから。

現代楽器と古楽器
投稿者:nota_piccola
2004/ 1/14 20:09 メッセージ: 3818
これは y_bagus_m さんの 3816 に対する返信です
ストラディバリウスも、ガルネリも、アマティも、現在使われている楽器は、
厳密には、オリジナルではありません。
200年から300年の間に、何回か改造されています。
新しい演奏技術を開発しようとするアーティストの要求に答えるためです。
一番大きな変化は、「ネック」と言うのでしょうか、左手を滑らせる部分が、
当時の楽器より長くなっています。
胴体の内部にも、手が加えられています。
つまり、あの時代は、2000人も収容する会場で演奏することは想像外だったので、
オリジナルのままだと、現代の演奏会場では、十分な音量が得られないのです。
(特にロマン派以降の作品の演奏の場合に言える事ですが)

>古楽器
投稿者:nota_piccola
2004/ 1/14 20:29 メッセージ: 3819
これは y_bagus_m さんの 3816 に対する返信です
結論をわすれていた。

スズキバイオリンは、現代楽器として作られているので
ガット弦を張っても、古楽器にはなりません。

ヴィオール系弦楽器の音量
投稿者:wolfgang17560127
2004/ 1/14 21:18 メッセージ: 3820
これは nota_piccola さんの 3818 に対する返信です
駒の部分を高くすると音量は大きくなるそうですよ。

また、駒の山の部分を高くするとトリプルストップが弾き難くなるんだそうです。

管ならどんなものでも音は出る
投稿者:wadakamaru
2004/ 1/14 21:36 メッセージ: 3821
これは nota_piccola さんの 3818 に対する返信です
ノータ・ピッコラさん、どうもはじめまして。
そうなんですよね。詳しいことはよく知れませんが、
駒も高くなって弦の張りを強くなるようにしているとか、
かなりの改造が加えられているようですね。

改築のたびにそのときの最新の技術で補強される、
歴史的建造物と似ているかな。動機と結果が逆ですが。
また元のバロック時代の形に戻した楽器もある、と言うことも聞いたことがあります。
さらに大きく違うのが、弓の方ですね。例のつちのこ奏法の出てくる原因ですね。

管楽器に至っては材料からして違うし・・、

そうそう、話は違いますが、この木管楽器と金管楽器という分け方、
すごく不合理だと思いませんか。
だいだい材料で分けようなんて発想からして変ですね。
昔はそうだったから、と学校では教わりましたが、これはウソですね。
これじゃオカリナは土管楽器になるし、竹管楽器も要るし・・。 まあ、これは冗談ですが。
サキソフォンは木管か金管かなんて、
テレビのクイズ番組のネタになるような、分かりにくい分け方はだめですね。

分けるとすれば、どういう言葉を用いればいいかよく分かりませんが、
ラッパのたぐいと、笛のたぐいの2つに大きく分けられ、
(素人風に言えば、ピストンを使うかスライドさせるものと、穴で音階をだすもの)
それともう一つ、ハーモニカや笙のような、多管形ものですね。オルガンも管楽器としてはこれかな。
これも理屈っぽくて分かりにくい、かも知れないかな。
でも、この分け方の方が発音原理からしても妥当で合理的と思うのです。

どなたか良い命名をしてやってください。
そして文部科学省に、これからこういう風に教えるように・・
なんて言ったらどんな顔されるでしょう。

金管楽器と木管楽器
投稿者:nota_piccola
2004/ 1/14 22:26 メッセージ: 3822
これは wadakamaru さんの 3821 に対する返信です
の分け方ですか?私の考えですが、

楽器そのものに発音装置(リード等)があるもの>木管楽器(クラリネット、オーボエ等)
演奏者の唇を振動させて音を出す楽器>金管楽器(トランペット、ホルン等)

と言うわけ方はだめでしょうか。
フルートは、金属製だけど、奏者は息をふきこむだけで、音そのものは楽器から出ているので
木管楽器です。フルートは、バロック時代は木製だったと、聞いたことがあります。
ただ、サキソフォンは、リードがあるけど木管楽器かどうかは、記憶にないので何ともいえませんが。
また、竹製や、土製の楽器は西洋音楽では、ほとんど使われないので、この分け方にはなじまないのでしょうね。

以上、シロウトの、浅はかな考えでした。

Concertgebouw の
投稿者:lvkoechel
2004/ 1/14 23:20 メッセージ: 3823
これは nota_piccola さんの 3822 に対する返信です
バルワーザーは、古楽器の流行る前から、木製のFlでした。

 金管、木管については、昔、何で出来ていたかに拠ったものと、勝手に考えていました・・・というよりも、深く考えた事は無かった、というほうが正しいのですが。

 概ねnota piccola さんに賛成です。

テーマはどこへいった
投稿者:SPINATPOLKA2
2004/ 1/15 1:20 メッセージ: 3824
これは y_bagus_m さんの 3811 に対する返信です
花はどこへいった(Where have all the flowers gone? )というフォークソングがありましたね。
テーマが浮遊中なのでこんな歌が思い浮かびました。
この歌の最後には”兵士の墓”が出て来て、映画「ひまわり」とダブリます。
>イタリアの定年間近の実直な警察官を描いた作品…
>じゃあ、主人公が「死刑!」とか、「八丈島のキョン!」 とかってやるあれ?

大好きな映画、大好きな主題曲をこんな風に言うとは許せない!ほうれんそうの缶詰を片手にポパイが香港へ向けて出航。(といってもここの国には海も港もない)

>「サウンド・オブ・ミュージック くらいは見たことあんべ ?」 とおっしゃるやも知れませんが、これもマジで見たことがない。

大丈夫です。ほとんどのオーストリア人はこの映画知りません。同じ題材の物語はありますが。従ってエーデルワイスの歌もこの国ではあまり知っている人がいないのです。

シューマン作の早口言葉の歌、ちゃんと聴けましたか?たったの2分弱もじっとしてられない忙しさなんですね?
何で「薔薇にゆりに鳩に太陽に」なのかと思いきや、ゴロあわせなのだとバグースさんの書かれた原題で納得。
そういえばタコ壷のヤマニ石油の歌も、ポプラ、トネリコ、ドングリ、りんご…みんなゴロ仲間なんだ!

所変わってウィーンの森、そこの物語も植物にからむ題名。
眠れる森の美女(Dornroeschen)は同じ森でもトゲトゲのいばら。

もう思い浮かばない…
では本題の古楽器といえばに戻して下さい。

キンカン
投稿者:beknch
2004/ 1/15 9:54 メッセージ: 3825
これは SPINATPOLKA2 さんの 3824 に対する返信です
さて、今日のテーマは、R.シュトラウスの「森の魂」と「薔薇の花輪」。

別にこれらの曲に詳しいわけではないのですが、バグースさんの
「四つの最後の歌」入手記念で聴いてみました。
家のシュワルツコップのCDに入っていたもので。
33秒のシューマンよりは聴き応えが…R.シュトラウスの他の歌曲も聴いて
みるとなかなか良いものです。

で、「四つの・・・」も再び聴いてますが、やはり美しい。
人生の終盤にあの境地(歌詞内容は知りませんが)にいけたらなぁ。

>ホルストが「惑星」について遺言したことに・・・

そういう遺志があったんですか。
どの程度縛られる類のものなのでしょうね?現に富田のものは世に出てますし。
でも後世の人に色々な形で取り上げられる事自体、名誉なことだと思いますが
本人は完璧に作ったので弄られるのは「NO」なんですかね。

富田のシンセはそれまでは結構オリジナル譜を守ってきたと思いますが
「惑星」は結構変えている部分があったと思います。二十数年聴いてないと
かなり記憶が・・・。
そう言えば木星の盛り上がりが今一でしたね。アイデアは面白いのですが。
製作するのに大変な労力がかかったという苦労話は覚えてます。

>「現代楽器」という言葉に、不思議だな〜と思う事があるんです。

製作が18世紀より新しいか古いかを境にしているという話を聞きました。
で、現代楽器(として使用している楽器)でも18世紀以前に作られたものは、
現代用に改造してあると。
皆さん挙げておられる、ネック、弦、弓、首あてなどの改良のことですね。

ただ、そういう「時代の名器」を誰がいつどの様に改造したのかによっては、
名器でなくなってしまう気もしますがどんなもんなのでしょう。

古い楽器は弦の張力を強くすると駄目とか言う人もいますが、一方で科学を
越えた響きの妙が達成されているケースも多いとのことですね。
目隠しして聞いて何処まで違いがわかるのだろう?

>サキソフォンは、リードがあるけど木管楽器かどうかは、記憶にないので
>何ともいえませんが。

サキソフォンが木管だと言われた時は外観とのギャップが大きかったです。
リードがあるので発音方法で区別しているんでしょうね。

関係がありませんが、
木管は Woodwind で何故金管は Brass だけの事が多いのですかね。
近くのオケでは wind を木管、brass を金管として使う人も居ました。
田舎のおばあちゃんは虫さされにキンカンを・・・さぶ。

白鳥の黄昏?
投稿者:beknch
2004/ 1/15 14:35 メッセージ: 3826
これは ZAKKYO2000 さんの 3814 に対する返信です
>あの漫画は、ひたすらブリュンヒルデと、なぜかヒトラーにスポットライトを
>当てたような感じで、ジークフリートはなんだか可愛らしく、「お坊ちゃま」
>過ぎました。

「神々の黄昏」では人間と言うのはあまり出てきませんよね。
ヒトラーが出てくると言うことは、20世紀の時代設定になっていると言うことですか?

レヴァインDVDのジークフリートはまずまずの容姿であると思います。
でもジークフリートと聞くとオデット姫を思い出し、ワグネリアンへの道は遠く
険しい事を再確認する今日この頃です。

>>棒の先に馬の顔をくっつけたやつにまたがってやってくるとか
>実はこれを実際にやっているオペラがあるのです。

実例があるものですね。それで曲は、
>ベルクの「ヴォツェック」の最後の場面

ベルク・・・ですか。

せっかくですので、数少ないベルクのCDをBGMにしてはみたのですが、ああ、
「ルル組曲」っていうやつですけど、不覚にもいつ何処でお次のシェーンベルクの
何とかと言う曲に変わっていたのか気がつかなかったのでした。
シェーンさんは「浄夜」だけは経験者なんですけど。
それで、ベルクのオペラってどんなだか想像がつかないです。

>昔「ロンパー・ルーム」でやっていた、「お馬さんでギャロップ・・・」

この馬うちにもあったと思います。どこにしまったんだろう?
で、当時不思議だったのが「ロンパールーム」で「おやつの時間」と称して
ミルクを飲んでましたね。おやつって食べるものではないの?って。

ヴォツェック
投稿者:ZAKKYO2000
2004/ 1/15 17:24 メッセージ: 3827
これは beknch さんの 3826 に対する返信です
>「惑星」は結構変えている部分があったと思います。

主な変更点
・火星の前にロケット発射がある。
・木星と土星の間にブラックホール突入がある。
・天王星と海王星がかぶっている
・最後に木星の主題がオルゴールで流れる

こんなところですかね。

>ベルクのオペラってどんなだか想像がつかないです。

筋から行くと、下層兵士のヴォツェックが上司に奥さんを寝取られ、アルバイトで医者に人体実験され、挙句の果て狂って奥さんを殺害し、自分も沼にはまって死んでしまうが、息子はまだそのことを知らずに馬にまたがって遊んでいる・・・といった不条理な事この上ないオペラなので、正直見た後の爽快感は皆無です。

ただ音楽的には非常に高度な技術を用い、構成的にもしっかりとしていて、12音音楽(無調音楽?)の割にはジャズバンドもでてきたりと、なかなか面白いと思います。

ともかく、西洋オペラのひとつの到達点として一度は聴いて(観る)みるべきだと思いますが。

実は私は過去3回観ていて(ウィーン国立歌劇場、ベルリン国立歌劇場、二期会)、「神々のたそがれ」と並んで一番実演を見ているオペラです。

執刀医
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/15 19:37 メッセージ: 3828
これは beknch さんの 3825 に対する返信です
やっとまともに投稿できるようになったと思ったら、今度は私がオフィスで使っている電脳のメイル設定が
おかしくなり、今朝オフィスから送信するつもりで昨晩家の電脳から送った投稿用の文章取り出すことが出来ません。

上記、何を言っているのかわかります? え、わからない? …でしょうね。
ま、いいや。 要は ;

*電脳の調子がおかしくて、今朝送ろうと思って準備しておいた投稿が送れなかった。
*取りあえずその分は置いておいて、皆さんからの直近の投稿からレスしてゆきます。

ということです。

>花はどこへいった(Where have all the flowers gone? )というフォークソングがありましたね。

PPMでしたっけ? オリジナルは違う人かな?
良い歌ですよね。
ところで、PPMといえば、うちの娘が学校で使う歌集に載っている「PUFF」 が好きで、
よくシャワーを浴びながらこの曲を歌っています。

話は変わりますが、音楽好きのおやじとしては娘に音楽に親しんでもらうべくいろいろと「教育」しています。
クラシック系はいまいち興味がないみたいなのですが、他ジャンルで最近ようやく下記のような会話が
できるようになりました。

* HAPPY CHRISTMAS を聴きながら 〜 私:「この歌 歌っている人、誰?」、 娘: 「ジョン・レノン!」
* ギター弾いてるおじさんの写真を見せて 〜 私:「この人誰?」、 娘:「エリック・クラプトン!」
* イマジン のイントロを聴いて 〜 私:「この曲は何?」、 娘:「LET IT BE !」

LET IT BE ? ちょっと違うんだ、娘よ。 でも気持ちはわかるぞ。

>大好きな映画、大好きな主題曲をこんな風に言うとは許せない!

う、シュピナートさん、ごめんなさい!
でも、私好きだったんです、「がきデカ」。

>大丈夫です。ほとんどのオーストリア人はこの映画知りません。

へー、そうなのですか。 そんなものなのでしょうかね?
まぁ、出演者がが英語で会話していれば、見ているオーストリア人としては奇怪に思うのかもしれません。
ところで、「アマデウス」も出演者皆英語でしたが、この映画はオーストリアではどう評価されたのでしょう?

>別にこれらの曲に詳しいわけではないのですが、
>バグースさんの「四つの最後の歌」入手記念で聴いてみました。

bekさん、私も聴きましたよ「四つの最後の歌」!
う〜ん、この曲は何と言うか… で、その感想はまた改めて。

>ただ、そういう「時代の名器」を誰がいつどの様に改造したのかによっては、
>名器でなくなってしまう気もしますがどんなもんなのでしょう。

そうそう、私もそれは思いました。
実際に改造に携わった職人はビクビクものだったでしょうね。
だって、それらの楽器は当時から「名器」 の誉れ高かったでしょうから、それに切った張ったの大外科
手術を施して、もしも失敗したら…
天皇陛下の執刀医よりも緊張したのではないでしょうか?

死ぬまで勉強、なのです
投稿者:wadakamaru
2004/ 1/15 21:47 メッセージ: 3829
これは SPINATPOLKA2 さんの 3824 に対する返信です
トピずれの元凶は私かも。
トピずれ踊りだったかな、そんなんを踊らんとあかんのかな。
片手逆立ちで犬の散歩風に「ねんしょうけい〜・・」みたいなやつかな。

>眠れる森の美女(Dornroeschen)は同じ森でもトゲトゲのいばら。
我がご幼少のみぎり、ディズニー(たぶん)の映画でありました。
映画はよく覚えていないのですが、それを絵本にしたものがあって、
なぜかそれを覚えている。人の腕ほどの太いイバラのつるの絡まる森を乗り越えて・・

本題。植物系・・
♪ 花は霧島 タバコは国分 燃えて上がるは オハラハア 桜島 ♪
わあ、三つも出てきた。
クラシックじゃないというクレームがつくかも。

管楽器について。
ノータ ピッコラさんの書いておられる通りだと思います。
でも、キンカン、モッカンは誤解を招く・・
でも、これはという良い言葉がない。

「惑星」
自分で話を振っておきながら、あまりよく知らない。
むかし、ズービン・メータ(たぶん)で聴いたことがある。
バロックばかり聴いとらんと、裾野を広げる思いも込めて、
じっくりと聴いてみても良いかな、と思っています。
「これは是非」という、お勧めCDを教えてください。

>名器でなくなってしまう気もしますがどんなもんなのでしょう。
>実際に改造に携わった職人はビクビクものだったでしょうね。
改造した人たちは「こんなんじゃ使いもんにならん。俺が上手く作り替えてやる」
なんて思って改造したんでしょうね。
当時の要望通りの鳴り方に、上手く鳴るようになったものやら、
どうにも変な具合になって、ワヤにしてしまったものやら、色々だったかも知れません。
昨今では、本当の出来より、ブランド名だけに惑わされていることもあるのでは、
という気もしないではないです。
確かに、ブランドものは偏差値は高いでしょうが、必ずしも良いとは限らない気もするし。
ストラディヴァリウスだから特別素晴らしいなんて、私は聴いてもとんと分からないし、
無名のヴァイオリンでも良い響きだな、と感じるものもあるし、さまざまです。
アマティは、ストラディヴァリウスと比べると鼻にかかったような甘い響きがあり、
これが特徴かと思っていたら、ほかに知らない作者のヴァイオリンが、
アマティのような響きがあったりして、まだまだよく分かっておりません。
人間、死ぬまで、修行、勉強なのです。
と、えらそうにいっている、ワダカマルです。

大手術
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/15 21:48 メッセージ: 3830
これは nota_piccola さんの 3822 に対する返信です
>ストラディバリウスも、ガルネリも、アマティも、現在使われている楽器は、
>厳密には、オリジナルではありません。
>200年から300年の間に、何回か改造されています。

えっ、そ、そ、そーなんですか!?
と言うことは今残っているストラディヴァリウスって、「元古楽器」なのですね。
(脈略ありませんが、「元プリンス」 を連想しました)

>一番大きな変化は、「ネック」と言うのでしょうか、左手を滑らせる部分が、
>当時の楽器より長くなっています。 胴体の内部にも、手が加えられています。

ひぇ〜! しかもそんな大外科手術が施されているとは!!

あ、ついつい取り乱してしまい、ご挨拶が遅れてしまいました。
nota_piccolaさん、初めまして。 歓迎光臨です!
お詳しいですね、nota_piccolaさんは弦楽器弾きなのでしょうか?
またいろいろと教えてくださいね。
これからもよろしくお願いします。

>スズキバイオリンは、現代楽器として作られているのでガット弦を張っても、
>古楽器にはなりません。

う〜む、それは残念。
現代楽器・古楽器切り替えキット付き(含ガット弦&山なり弓) バイオリン(中国製) 定価3万円を
今ならこの価格(9,980円)で! というのをテレビショッピング・通販でやれば大当たり!
だと思ったのですが。

>駒の部分を高くすると音量は大きくなるそうですよ。

ほう、そうなのですか。

>また、駒の山の部分を高くするとトリプルストップが弾き難くなるんだそうです。

それはわかりますね。
そのかわり、普通に単弦を弾くときに隣りの弦も一緒にこすっちゃいそうです。

>改築のたびにそのときの最新の技術で補強される、
>歴史的建造物と似ているかな。動機と結果が逆ですが。

楽器にあれだけの大工事を施されているということを聞くと、大阪城を思い出してしまいますね。
見かけは昔のまんまだけど、中にはエレベーターが通っているという…
いや、ネックを長くして外観も変わっているのですから、それ以上でしょうか?

>そうそう、話は違いますが、この木管楽器と金管楽器という分け方、すごく不合理だと思いませんか。
>楽器そのものに発音装置(リード等)があるもの>木管楽器(クラリネット、オーボエ等)
>演奏者の唇を振動させて音を出す楽器>金管楽器(トランペット、ホルン等)

やっぱり 「笛系」、「ラッパ系」 でしょうね。
笛系はリード系/ノンリード系 (さらにシングルリード/ダブルリード) に分かれますが、
オーケストラの中ではどちらも共通の動きをすることが多いので一まとめで良いと思います。
あれ? とゆーことは結局分け方そのものは「木管・金管」 と同じではありませんか。
分け方はそのままで、呼称だけ変えましょうか? 「笛」と「ラッパ」に。

ちゃうやろ!
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/15 21:54 メッセージ: 3831
これは y_bagus_m さんの 3830 に対する返信です
>>また、駒の山の部分を高くするとトリプルストップが弾き難くなるんだそうです。

>それはわかりますね。
>そのかわり、普通に単弦を弾くときに隣りの弦も一緒にこすっちゃいそうです。

うっ、逆です。
山を高くすると、単弦を弾く時に隣の弦をこする心配がなくなりそうです。
私なんか思いっきし弾くと、いつも隣の弦まで擦っちゃってすごい音立ててましたから。

ばらの精
投稿者:tynaoshima
2004/ 1/16 0:56 メッセージ: 3832
これは y_bagus_m さんの 3831 に対する返信です
ベルリオーズの「夏の夜」の2曲目でした。

ベルリオーズ好きが、出し忘れてはいけませんね。

他にも(聴いたことはありませんが)歌曲集「ランドの花」というのがあるそうです。

不条理の世界
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/16 1:19 メッセージ: 3833
これは ZAKKYO2000 さんの 3827 に対する返信です
>で、当時不思議だったのが「ロンパールーム」で「おやつの時間」と称して
>ミルクを飲んでましたね。おやつって食べるものではないの?って。

そうでした、そうでした。
でもね、あのミルクが 私にはとてつもなく美味しそうな魔法の飲み物のように思えたものです。

>下層兵士のヴォツェックが上司に奥さんを寝取られ… …自分も沼にはまって死んでしまうが、
>息子はまだそのことを知らずに馬にまたがって遊んでいる・・・といった不条理な事この上ない
>オペラなので、正直見た後の爽快感は皆無です。

… パス。

>…12音音楽(無調音楽?)の割にはジャズバンドもでてきたりと、なかなか面白いと思います。



>ともかく、西洋オペラのひとつの到達点として一度は聴いて(観る)みるべきだと思いますが。

… でもパス。

ZAKKYOさん、よくまぁそんなオペラを実演で3回も!
ヴォツェック、お好きですかあ〜?

同じ不条理でも、不条理漫画 (相原コージとか)は好きでよく読みましたが。

ストラディヴァリウスを借りたい
投稿者:beknch
2004/ 1/16 8:06 メッセージ: 3834
これは y_bagus_m さんの 3830 に対する返信です
>と言うことは今残っているストラディヴァリウスって、「元古楽器」なのですね。

「現役古楽器」もありますね。改造されていないものはとても貴重だそうです。
日本音楽財団のホームページの中で「所有楽器一覧」と「貸与者一覧」を
見てみると面白いですよ。

http://www.nmf.or.jp/

今諏訪内晶子に当財団から貸与されてる「ドルフィン」と呼ばれている楽器は
三大ストラディヴァリウスの内の一つとだそうです。
ハイフェッツがコンサート用に使用していた楽器なんですと。
東京カルテットの分も凄い。皆凄い!

世界から高価な楽器を買い集めて無償で貸与するなんて何ちゅう組織や!
しかし、歴史的名器が世界のどこかで弾かれもせず眠っているよりも
その方が楽器にとっても演奏家にとっても聴き手にとっても素晴らしい事、
と言う風に考えないと。(決算書付なので楽器購入支出も見れます)

バグースさんも如何ですか、財団から一本借りてみては?
尤も立候補だけでは無理な様ですが。更に、借りれても演奏可能か
どうか。体と脳が硬直して・・・

ストラディヴァリの最後の名器
投稿者:wolfgang17560127
2004/ 1/16 8:47 メッセージ: 3835
これは beknch さんの 3834 に対する返信です
「ムンツ」はパールマンが使用してるそうです。

今も使ってるのかな ?

名器
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/16 10:06 メッセージ: 3836
これは wadakamaru さんの 3829 に対する返信です
>トピずれの元凶は私かも。 トピずれ踊りだったかな、そんなんを踊らんとあかんのかな。

そう、トピずれ反省の踊り。
躍ればみんなゆすられる、じゃない 許される。
躍ろうではありませんか。

>我がご幼少のみぎり、ディズニー(たぶん)の映画でありました。

オーロラ姫ですね。
私も数ヶ月前にDVDで見ました、娘に付き合って。

>本題。植物系・・
>♪ 花は霧島 タバコは国分 燃えて上がるは オハラハア 桜島 ♪
>わあ、三つも出てきた。

私の母親方の両親が鹿児島出身。
死んだじいちゃんがこの歌よく歌ってました。

>「惑星」 自分で話を振っておきながら、あまりよく知らない。
>むかし、ズービン・メータ(たぶん)で聴いたことがある。

名盤推薦は私より詳しい方にお任せするとして、「木星」のあのメロディ、最近日本の若い歌手が
歌詞をつけて歌っているらしいですね。
何かの番組だかCMだかで流されて、「この歌の題名は?」 という問合せが殺到したとか。

>ストラディヴァリウスだから特別素晴らしいなんて、私は聴いてもとんと分からないし、
>無名のヴァイオリンでも良い響きだな、と感じるものもあるし、さまざまです。

私もストラディヴァリだ、アマティ だ なんていう音色の違いなど とんとわかりません。
ところで、世界の著名ヴァイオリニスト達はそういった国宝級、いや地球宝級の楽器を持っている人が
ウジャウジャいる という気がするのですが (何だか、この人はストラディヴァリ、あの人はアマティ、
あっちはグァルネリ…という印象があるのです)、実際のところ (例えば) ストラディヴァリウスの
ヴァイオリンを持っている人たちって何人くらいいるのでしょうね?
また、ストラディヴァリウスの楽器って世界に何個あるのでしょう?

も一つおまけに、ストラディヴァリウスと言えば 「ヴァイオリン」ですが、ヴィオラ、チェロ、ベースは
作らなかったのでしょうか?
それとも私が知らないだけなのかな?

>ストラディヴァリウス
投稿者:oisiitukemono
2004/ 1/16 11:08 メッセージ: 3837
これは y_bagus_m さんの 3836 に対する返信です
こんにちは〜☆

>も一つおまけに、ストラディヴァリウスと言えば 「ヴァイオリン」ですが、ヴィオラ、チェロ、ベースは
作らなかったのでしょうか?

ビオラとチェロなら旅行先で展示されているのをみました。
その国の元王宮...なんですが、ストラディウ゛ァリウスの楽器が沢山展示されて眠っていました。
もったいない。
楽器は展示される為でなく弾く為に有るんですよね。
この楽器の為に家を売る音楽家もいるぐらいですから、貸し出せばいいのに....と思いました。

ヴァイオリン二つの謎
投稿者:wolfgang17560127
2004/ 1/16 13:32 メッセージ: 3838
これは y_bagus_m さんの 3836 に対する返信です
謎@
ストラディヴァリウスのニスの顔料は、弟子から弟子へと伝えられて来ましたが、末端の弟子が第1次世界大戦で戦死してしまった為、永遠の謎になってしまってるそうです。

謎A
最近、スカパーのクラシカ・ジャパンでアンセルメ スイス・ロマンド管の古い映像を放送しているのですが、その楽団員の中にヴァイオリンを左右逆に構えて演奏している方が居ます。謎だ・・・

ムンツ
投稿者:beknch
2004/ 1/16 13:41 メッセージ: 3839
これは wolfgang17560127 さんの 3835 に対する返信です
前述のホームページによると、「ムンツ」は2002年9月よりアイスランド出身のジュディス・インゴルフソンという女流ヴァイオリニストに貸与されている様です。ムンツ製作時のストラディヴァリウスは92歳!

以前パールマンが使用していたのですか。うちのバッハ無伴奏CDは「ムンツ」で弾いていたのかも知れないですね。諏訪内も「ドルフィン」が貸与されている間に無伴奏を録音して欲しいものです。

あのパガニーニが弦楽四重奏の為にストラディヴァリウス作の4楽器を集め、自らも演奏したというセット、通称「パガニーニ・カルテット」。これを東京カルテットが使用して9年目だそうです。弾いているとパガニーニの霊が乗り移る(気がする)?

名器の街(トピづれ編)
投稿者:SPINATPOLKA2
2004/ 1/16 16:40 メッセージ: 3840
これは y_bagus_m さんの 3836 に対する返信です
>また、ストラディヴァリウスの楽器って世界に何個あるのでしょう?

読んだところでは
ヴァイオリン−540
チェロ−50
ヴィオラ−12
が現在残っているようです。

ストラディヴァリやアマティの名器が生まれたイタリアのクレモナは、その楽器の歴史を思わせる古さをそのまま残した街。街中が焦げてしまったみたいに古い。
人々が現代の格好をして歩き、車が走っているのが場違いなような、昔の面影をそのまま残した古ーい街で(今の若い方達が行ったら、それも音楽に興味などなかったら”何てきったない街!”という印象を受けるでしょう。)
古い古い建物のウィンドーには名器のポスターがあちこち見られ、弦楽器作りの街であることが一目瞭然です。

といっても、ストラディバリ博物館に行ったわけではなし、街中をかけずり廻っただけなのですが。
何故こんなところでマラソンをしたかっていうと、近くのガソリンスタンドで給油しようとしたらクレジットカードは扱ってないという。(何と古い方式!)
で、クレモナの街へ入って現金をおろす必要があった。ところが街にはキャッシュのおろせる機械は2台しかないという…1台やっと見つけたら壊れている(まったくイタリア!)
それでもう1台を探して駆け回った…その時はつくづく〈古い街〉を恨んだものです。

バグースさん、クレモナに名器を買いに行く折には、前もって現金をアルミケースに用意して行く事をお勧めします。

トピづれーガイドブック「クレモナの歩き/走り方」でした。

ベルリオーズ
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/16 18:23 メッセージ: 3841
これは wolfgang17560127 さんの 3838 に対する返信です
>ばらの精 ベルリオーズの「夏の夜」の2曲目でした。

この曲は知りません。 エッヘン!
前にも書きましたが、ベルリオーズと言えば家にCDがあるのは 幻想交響曲だけ。
あとはレクイエムを遠い昔にFMで、謝肉祭を昨年実演で聴いたのみ。
普請道楽さん、ベルリオーズを聴くなら何が良いでしょう?
別にベルリオーズアレルギーなわけでも、曲が難解だと感じているわけでもないので、
初心者向け とかに拘らず、普通に推薦していただければとありがたき幸せ です。

>「現役古楽器」もありますね。改造されていないものはとても貴重だそうです。

おー、あることはあるのですね。
今は誰が弾いているのでしょうね。

ところで、bekさnご紹介のウェブサイト、見ました。
貸与対象演奏家は日本人だけではないのですね。
でも、貸与者リストに載っている奏者達、半分以上は私の知らない人たちです。
また、若い人が多いように見受けられます。
無名だけれど将来性のある演奏家達が対象になっているのでしょうか。
こういった楽器を使うことのできる人っていわゆる大家だけだと思っていたので、ちょっと意外でした。

>バグースさんも如何ですか、財団から一本借りてみては?

そう言えば、数ヶ月前何やら 「是非ドルフィンだかデルフィンだかいうものを是非使って欲しい」とかいう
依頼があったのですが、私はイルカにもプロレスにも興味ないから (クジラだったら考えるけど) と
言って断ってしまいました。
今から思えば、あれ この財団からのアプローチだったのですね。
いやー、惜しい事をしました。

>ビオラとチェロなら旅行先で展示されているのをみました。

バイオリンだけではないのですね。
先のホームページにも載っていましたね。
ただ私が知らなかっただけのようです。

>楽器は展示される為でなく弾く為に有るんですよね。

楽器もず〜っとそのまま保管されているよりも、日常的に弾いてもらった方が良いコンディションが
保てるのではないか? と思うのですがどうなのでしょうね。
ちなみに、私のビオラはそんなことを超越した超名器であることと私の腕前がまた超人的であることが相まって、
毎日弾こうが20年ぶりに弾こうが、カビが生えようがヒビが入ろうが、全く変わることのない妙なる音を
奏でることが出来ます。

>ストラディヴァリウスのニスの顔料は、弟子から弟子へと伝えられて来ましたが、
>末端の弟子が第1次世界大戦で戦死してしまった為、永遠の謎になってしまってるそうです。

秘伝のタレの入った瓶が空襲でやられてしまった、という焼き鳥屋だか鰻屋だかの話を思い出してしまいました。

>その楽団員の中にヴァイオリンを左右逆に構えて演奏している方が居ます。謎だ・・・

その人、もじゃもじゃ頭で帽子をかぶってちょび髭を生やしていませんでしたか?
チャップリンがトラで出演していたのかもしれません。

長嶋さん(巨人)のイメージの曲といえば
投稿者:graywhale3
2004/ 1/16 23:47 メッセージ: 3842
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
ベートーベンの交響曲第三番「英雄」だと思います。
もし、長嶋さんが19世紀初頭のウイーンにいて、野球をやっていたとしたら
ベートーベンのこの曲の表題は、まちがいなく「英雄」ではなく「ナガシマ」になっていたでしょう♪

>ベルリオーズを聴くなら
投稿者:tynaoshima
2004/ 1/17 1:19 メッセージ: 3843
これは y_bagus_m さんの 3841 に対する返信です
>普請道楽さん、ベルリオーズを聴くなら何が良いでしょう?

 いやぁ、トピ主さん。流石です。のせるのが上手いですね。タコ壷ネタがでた時の田吾作さんの気持ちがちょっとだけ判りました。今日は折角の機会ですし、「私のオススメ」をご紹介します。

 皆さんがトピ主さんにバルトークを紹介する時、彼の最盛期の傑作、「弦チェレ」をお薦めしてましたね。
 …となると、
「ロメオとジュリエット」「ファウストの劫罰」「レクィエム」がご推薦の王道でしょう。

 全般に言えることですが、彼の曲は難解ではありません。寧ろ、かなりシンプルな方です。
 また彼の良さは、「劇的」や「大音量」だけではありません。確かに、その盛り上げ方(特にコーダの)は熱狂的だしアドレナリン全開系なのですが、他方それと背反する「簡素さ」とか「静謐さ」とかが共存しており、それが独特な魅力を出していると思います。
 
 ただ残念なことに、ベルリオーズは好きなシーンを積み重ねる作り方が多く、作品構成には全体感が無いのが欠点です。そのため、晩年の傑作「トロイアの人々」も、中期の失敗作「ベンヴェヌート・チェリーニ」も、良く言えば彼の美学が出てますが、根底は我が儘そのもの。演奏する方も、聴く方も合わせるのが結構大変です(慣れるとそれも「らしく」て素敵ですけど)。

 その点上記の三作品は、いずれも立派な原作付きなだけに、話のズレ方にも限界があります。そんな制約があるからこそ、かえって構成力の不足が補填され、彼らしい奔放さと素朴さが際立ってきます。(お釈迦様の手のひらの上の孫悟空?いえ、ズレっ放しだけどキチンとテーマに戻ってくる○○トピみたいなもんでしょうか)。

 いきなり三つというのが大変でしたら、「ファウスト…」だけかな。静かな処も、盛り上げ処も素敵ですよ。

 長々と恐縮です。給料日の次の日頃に考えてみてください。

バロック以外だと
投稿者:beknch
2004/ 1/17 8:28 メッセージ: 3844
これは wadakamaru さんの 3829 に対する返信です
>・火星の前にロケット発射がある。

あ、そうでした。宇宙人(らしき)声でカウントダウン(らしき事)をやって
その後発射になるんでしたね。
木星もこの宇宙人声の歌で対話的に盛り上がっていく・・・
金星はビューティフルだったですね、確か。
それにしても速やかに変更点を列挙されましたねぇ。

>「これは是非」という、お勧めCDを教えてください。

オーケストラ版の「惑星」ですが私はリヴァインがイチオシですね。
録音も比較的新しくダイナミックな演奏です。
ショルティ、カラヤンもいいですが、どうせなら新しい録音が良いかと。

バロックからちょっと風向きを変えてみられるのでしたら、マーラーなど
はいかがでしょう。 聴かれたことあります?

>ともかく、西洋オペラのひとつの到達点として一度は聴いて(観る)
>みるべきだと思いますが。

ベルクの「ヴォツェック」、凄い内容ですね。
既に三回ナマを、しかも一流どころばかりで、経験されている達人の
お言葉は尊重したい。
…のですが、到達点を聴いてみる前にスタートしておかねばならないので、
「指輪」と有名どころを攻めてみます。

>分け方はそのままで、呼称だけ変えましょうか? 「笛」と「ラッパ」に。

サキソフォンを「笛」と呼ぶのも何だかピンと来ない面が。
でもこのサキソフォンだけが例外的(な外観)と言う感じがします。

さて、今日のお題は私のカラオケ初挑戦の歌「シクラメンのかほり」。

以前書いた、友人がインベーダー機を貰った喫茶店(夜は酒が出る)にて挑戦しました。
なかなかの名曲です。

有効利用
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/17 11:21 メッセージ: 3845
これは graywhale3 さんの 3842 に対する返信です
>ヴァイオリン−540、チェロ−50、ヴィオラ−12、が現在残っているようです。

へーっ、ヴァイオリンが540とは思ったよりずっとより多いのですね (と私は感じました)。
もっとも、それらが全て良いコンディションで保存され「名器」 のままでいるわけ
ではないのでしょうが。
その点ヴィオラは少ない。 争奪合戦が激しそうです。
ベースは作らなかったのでしょうか、ストちゃんは。
これらの楽器が今有効に利用されていればよいですね。

シュピナートさんはクレモナにも行ったことがおありなのですか。
うらやましい限りです。
クレモナは今も弦楽器を作る職人がたくさんいるのでしょうね。
その中には日本人も何人かいるのかもしれません。

>バグースさん、クレモナに名器を買いに行く折には、前もって現金をアルミケースに
>用意して行く事をお勧めします。

いやー、私は現金は持ち歩かない主義なので、クレモナで楽器を購入することは
難しそうですね。
えっ、いつもクレジットカード決済なのかって?
いーえ、私クレジットカードも持ち歩かない主義なんです。

>長嶋さん(巨人)のイメージの曲といえばベートーベンの交響曲第三番「英雄」だと思います。

graywhaleさん、初めまして。
例によってテーマずれが続くと思っていたら、今度はさらにビューンと飛んでいきましたね。
トピずれカテずれテーマずれは日常茶飯事のこのトピですが、自ら別テーマ設定・自己回答
された方は初めてです。
まぁ、野村語録によると、自分は月見草、長嶋茂雄はひまわりだそうですから、
テーマに沿っていると言えなくはない…か?

ストラディヴァリにけちを
投稿者:wadakamaru
2004/ 1/17 19:45 メッセージ: 3846
これは y_bagus_m さんの 3836 に対する返信です
ストラディヴァリにけちをつけるつもりはないのですが、
世間では素晴らしい楽器だとよく言いますが、
これほどまでに改造(改良?)された楽器なのですから、
当のストラディヴァリが製作したものとは、
随分とかけ離れたものとなっているわけで、
製作者の意図した本来の味わいは失われているのでは、と思うのです。
なんで大改造されて、ストラディヴァリと言えるかどうか分からないような楽器の音を聴いて、
世間のみなさんは絶賛されるのでしょう。
例えて言えばこれこそ、大阪城を鉄筋にしてエレベーターを備えたのに似ている。
この改造こそは、今風に「改良」されたもので、「改悪」ではないと信じるからなのでしょうか。
それとも本当に素晴らしい音で、これに勝るものはない、と認識できているのでしょうか。
現代の音楽に合う、現代の製作者のもっと勝れたものもたくさんあるのでは、とも思うし、
改造型なんぞで演奏する意味があるのかと、ふと思う。
これは、グッチ、ルイヴィトンなどブランドものを欲しがるのと似たところがあるのでは。
いやいや、やはり当時のクレモナの楽器に勝る楽器は未だにない・・
なのかも知れませんが。

>ベースは作らなかったのでしょうか、
ベースとは、コントラバスの事で良いのでしょうか。
だとしたら恐らく、バロック時代には無かったからではないでしょうか。
当時このパートは、ヴィオローネが担当していてこれはヴァイオリン属でなく、
ヴィオール属で、これにはフレットがついている。
辞典を読んでみると、それが徐々に形を変えて、
現在のフレットのないコントラバスになったとか。

>今は誰が弾いているのでしょうね。
ちょっと話がずれるかも知れませんが。
最近のCDは親切なことに、使用された楽器の由来も記載されていることも多く、
それによると古楽器のコピーがかなり多いのですが、
当時そのままの無改造楽器もよく記載されています。
「製作者不明」というのもかなり多いですね。
隠れた名品が蔵の奥に眠っているのかも知れませんね。

>バロック以外だと
投稿者:wadakamaru
2004/ 1/17 19:52 メッセージ: 3847
これは beknch さんの 3844 に対する返信です
早速の紹介ありがとうございます。
バロック以外ならば、近代のものにちょっと関心があります。
これは映画からの影響かな。
そういうことでは、マーラーも面白そうですが、
バロックの路地裏巡りもしていますので、
なかなかあれもこれもというわけにはいきません。

ちょうど梅田に出る用事があり、ついでにちょっと店を覗くと、
お薦めのレヴァィンの「惑星」があったので、買って早速聴いております。
バロック以外では、ストラヴィンスキー、R.シュトラウス以来かな。
R.シュトラウスはお決まりのあの曲を全曲聴きたいと思って聴いてみました。

HMVのある人のレビューでは“キンカン”がちょっとうるさいなんて書いていたけれど、
聴いた限りがそんなに気にならなかった。
すっきりとしていてよく分かる演奏(これくらいしか言えないええ加減なクラシックファンです)、
これは結構楽しめて、良いですねえ。と言う感想です。
こう言うのを聴くと、どうしても映画を見ている気分になります。
でも、前から思うことなのですが、こういったオーケストラをバンバン鳴らす音楽は、
我が家の環境では大変難しいと言うことを感じます。
今日も我が家のネコは突然の大音響に、
さっと身構えて「むむ、なにごと!?」という顔をしていました。
そう、ボリュームをあげると家族のひんしゅくを買い、
下げると全然聞こえない部分がある。
みなさんはどういう風にして聴いているのでしょう。

ラッパ笛
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/17 22:11 メッセージ: 3848
これは beknch さんの 3844 に対する返信です
>「ロメオとジュリエット」「ファウストの劫罰」「レクィエム」がご推薦の王道でしょう。

普請道楽さん、ありがとうございます。
ふむふむ、「ロメジュリ」は劇的交響曲というやつでしたっけね。
「ファウスト…」ははオラトリオ? 声楽曲でしたよね??
ビオラの独奏が入るのはどちらでしたっけ?
週明けにでもまたHMVで見てみましょう。

>タコ壷ネタがでた時の田吾作さんの気持ちがちょっとだけ判りました。

うーむ、どのジャンル、作曲家にも中途半端な私。 一度味わってみたいものです、その気持ち。

>ただ残念なことに、ベルリオーズは好きなシーンを積み重ねる作り方が多く、
>作品構成には全体感が無いのが欠点です。

理論よりも感覚で勝負! という人なのでしょうかね。
いずれにしても、これはまた良い機会。
幻想交響曲しか知らない私のベルリオーズ界進出、乞うご期待。
あ、でも例によって聴くまでにすんごい時間がかかる可能性があるので、気長に舞ってね、
いや、待ってね。

>ベルクの「ヴォツェック」、凄い内容ですね。
>既に三回ナマを、しかも一流どころばかりで、経験されている達人のお言葉は尊重したい。

うむうむ、確かに。
それほどZAKKYOさんの心を掴んでしまった不条理の世界。
これも一度はまってしまえばタコ壷ワールドと同じくらい危険な世界なのかもしれませんね。

>サキソフォンを「笛」と呼ぶのも何だかピンと来ない面が。
>でもこのサキソフォンだけが例外的(な外観)と言う感じがします。

ではサックスは「ラッパ笛」と命名しましょう。

>さて、今日のお題は私のカラオケ初挑戦の歌「シクラメンのかほり」。

トピずれの世界に首までつかりながらもきちんとテーマを忘れない。
この気配り、さすがです。 bekさん! (但しカテずれ)

目指すもの
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/17 22:53 メッセージ: 3849
これは wadakamaru さんの 3802 に対する返信です
遅レスで申し訳ないのですが、ワダカマルさんの古楽器考察について。

>昔(LP時代)の演奏というのは、時代考証もなくただやみくもに、一番改良された楽器で演奏するのが、
>その曲の良さを最大限に引き出すことが出来る、という誤った認識があったと思うのです。

「時代考証もなくただやみくもに」と言う部分は置いておいて、私は当時の曲を現代楽器で演奏
すること自体は誤った行為だとは思いませんが、このトピを通じて色々な方の考えを聞くにつけ、
やはり 「古楽器なんて!」と毛嫌いする頑なな姿勢は良くないのかな? と思うに至りました。
それに、それぞれに良さを感じることが出来るならば楽しさ2倍! ですしね。

今や古楽器演奏(奏法) 隆盛時代の様相を呈していますが、今を遡ることに二十数年前に
今のブーム (いや、もはや “ブーム” という段階ではなくなったかな?) の露払いともいうべき
古楽器ムーブメントがあり、ハルモニア・ムンディからコレギウム・アウレウム、
ハンス・マルティン・リンデたちを中心とした演奏家によるレコードがたくさん発売されました。
グスタフ・レオンハルトの名前を知ったのもその頃です。

当時の古楽演奏は今のそれとは随分趣をことにしていたような気がします。
「典雅」、「のんびり」、「ひなびた」… 私が思い浮かべるその演奏を形容する言葉たちです。
一方最近の古楽演奏を形容する言葉と言えば、「アグレッシブ」、「ヴィヴィッド」、「自由闊達」、
時として「過激」…
同じ古楽器演奏でもその動機、目指すものが全く違うのでしょうか。

>コレッリのソナタの楽譜を見て、なんと単調な音楽と思った時代もあったそうです。
>本来ならば装飾音を演奏者がアドリブでつけなければならないのにです。

私は 古楽器演奏の原点は、当時の楽器を当時の奏法で演奏することにより当時の響きを
再現すると共に、楽譜も全て洗い直して従来慣習で行われていた楽器編成変更等の悪習を
捨てて元来の楽譜に忠実に演奏すること… だと思っていました。

しかし、実際の演奏を聴いてみると、必ずしもそうとは言い切れないのですね。
むしろ、楽譜には指示されていない音符を加え、楽譜に書かれた楽器編成を変更し、
楽譜には指示されていない楽器を通奏低音として加える… といったことにより、
元の楽譜から離れて行っているように見受けられるのはとても興味深いことです。
もっとも、それは必ずしも「楽譜に不実」 とは言えないのかもしれず、これについて語るには
「“楽譜に忠実”とは何ぞや?」 の定義づけから始めなければならないかもしれませんが。

ワダカマルサンは ポッジャーのラ・ストラヴァガンツァ について、

>本来、ヴィヴァルディはこの曲集に関しては、通奏低音としてオルガンを指定しているのですが、
>このCDはそういったセオリーをも乗り越えた演奏をしています。
>それが良いかどうかはまた別に論ずることかも知れませんが、とにかくも新しい世界を切り開いています。

と書かれていますが、目指すところはもはや「当時の再現」を超えて、完全に「新しい表現の開拓」
へと移行しているように見えます。
あるいは、古楽器演奏家の中でも、「当時の再現派」と「改革派」に分かれている…
なんてことはないのでしょうか。
もしもそうであれば、同じ古楽器奏者でもいろいろと論争があって面白そうなのですが、
そういったことはあまり聞こえて来ませんね。

何だか取り留めのない文章になってしまいましたが、とにもかくにも今私の中では、「古楽器演奏
/古楽器奏法を聴くこと」 は、(「フン、どんなもんやねん、まぁ一つ聴いてみたろやないけ」という
部分を残しながらも) 大きな楽しみの一つとなってしまいました。
bekさんも見せられたポッジャーのラ・ストラヴァガンツァ、楽しみです。
もっとも、聴くことの出来る日が一体いつになるのかがわかりませんが。

改造楽器
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/18 9:04 メッセージ: 3850
これは wadakamaru さんの 3847 に対する返信です
>なんで大改造されて、ストラディヴァリと言えるかどうか分からないような楽器の音を聴いて、
>世間のみなさんは絶賛されるのでしょう。

私はストラディヴァリ/グァルネリ/アマティ/その他 が聴き分けられるわけではないので
これに関しては何とも言いようがないですが、これだけ世界で評価されているということは
やはりただ単純にその「改造」された音が他のどの楽器よりも美しい ということではないのでしょうか?
一度世界の専門家・評論家を集めて目隠しテストをしてみれば面白いかもしれませんね。

>ベースとは、コントラバスの事で良いのでしょうか。
>だとしたら恐らく、バロック時代には無かったからではないでしょうか。

えっ、バロック時代にはベース(コントラバス) はなかったのですか?
それは知りませんでした。
と言うことは今世に出ている古楽器の弦楽合奏/オーケストラ演奏のCDはベース抜き、
そのヴィオローネとやらが低弦を支えているのでしょうか?
私 ピノックのブランデンブルクをよく聴く と書きましたが、今まで何度も聴いていてそんなことに
全く気がつきませんでした。
もっかい聴いてみよーっと。

>ボリュームをあげると家族のひんしゅくを買い、下げると全然聞こえない部分がある。
>みなさんはどういう風にして聴いているのでしょう。

私の場合、今みたいに何かしながら聴く時には (ちなみに今はこれを書きながらシューベルトの
ピアノトリオ第1番を聴いとります) 音はごく小さめにしてかける(それで聴こえない箇所は仕方が
ないとあきらめる) のですが、真面目に聴く時は最近は100% 屋外リスニングルームで聴きます。
つまり夜這い、じゃない 夜のウォーキングに出かける時にポータブルCDプレイヤーを持ち、
それをヘッドフォンで聴く… ということですね。

その間90%は歩きながら(しかもかなり早足) で聴くためゆったりと椅子に座って聴くのとは
コンディションが異なり、さらに田舎の夜とは言え屋外ですから車などの雑音も聞こえたりなんかします。
ですから、これはおおよそまともな聴き方とはいえず邪道なのでしょうが、家にいてもなかなか
自分を落ち着いて音楽を聴く状況に置くことが難しく、ましてや夜に大音響で鳴らすことなど
考えられないため、今のところこういった聴き方に甘んじています。
それに、自分でも結構気に入っているのですね。 夜の10時半頃に外に出て海辺で音楽を聴くと
いうこの行為を。

でも、そのうち この聴き方でなければ音楽に集中することが出来なくなり、演奏会に行っても
つい席を立って歩き回ってしまうのではないか? と、ちょっと心配しているのですが…

>目指すもの
投稿者:beknch
2004/ 1/18 9:29 メッセージ: 3851
これは y_bagus_m さんの 3849 に対する返信です
私は古楽演奏につき次のような時系列的推移だと類推します。

1.古楽演奏の見直しは「作曲当時の再現」から始まった。(数十年前から)
2.考証経過と共に自由演奏が認知されてきた。
3.「当時」にとらわれない「革新派」が出てきた。

1.に平行して時代考証が始まり、その結果「作曲当時」は案外と自由な演奏が
行われていた事が判って来る(アドリブ・装飾等)。ただ、この段階ではあくまで
「作曲当時の再現」を目指した上での自由な演奏です。

その「自由な演奏」に目を付けた革新派が「当時の再現ではない」自由な演奏を
行い始めた。

ポッジャーのラ・ストラヴァガンツァの演奏を聴いて眉をひそめている保守派
古楽演奏家達や研究家、愛好家は少なからず存在すると思います。

ただ、商業的にも業界的にもああやって聴く人のレンジを広げていくこと
についてはウェルカムでしょうから、その辺の兼ね合いは難しいところでしょう。

また、1.と3.の境目を行く演奏形態も数多くあると思われ、あんたはどっち?と
定義しにくい面もあるはずです。

従って、
>同じ古楽器演奏でもその動機、目指すものが全く違うのでしょうか。

全く違うパターンがごく最近になって現れて来たと考えます。
でも、同時に保守派は必ず居るはずです。目立たないけど。

革新派の音楽は、
「新鮮なサウンド(古楽器)」による「斬新な演奏」。
これは、伝統的バロック演奏家(現代楽器)では演奏することが伝統的に許され
ない範疇に古楽演奏と言う姿を借りて入って行ったと思えるのです。

古楽器演奏の姿で成功してくると、今度は現代楽器との融合路線へと進むかも
知れません。ノリントンのベートーベンの様に。

商業的にも、演奏家に残された余地の点でもこの様な動きは言わば時代の申し子
だと感じますね。

でもね、革新演奏は確かに面白いし、聴きたいという欲求に駆られますが、
今流している朝比奈の第九もいいんですよ、これが。
前にも書来ましたが、世の中同じ様な演奏が増えるとまたその内回帰現象が現れる
気がしています。

コントラバスについて ほか
投稿者:wadakamaru
2004/ 1/18 20:19 メッセージ: 3852
これは y_bagus_m さんの 3850 に対する返信です
コントラバスについて、
簡単に無かったと言っていいのか、心配になったのでちょっと調べてみました。
結論はあったようななかったような。言葉は同じバスと言っていても、
当時の楽器がヴァイオリン属かヴィオール属か、はっきりしないところもあるのかな。
http://www2n.biglobe.ne.jp/~kura-kb/60321044/
4、5、6、あたりがそのあたりの説明のようです。
7にもアマティのバスの説明がありました。

余談ながら、その次に説明されているマリーン・トランペット(トロンバ・マリーナ)は、
ヴィヴァルディの曲が再発見されたとき、RV558にヴァイオリン(トロンバ・マリーナ風に)
と書かれてあり、当初このような楽器がバロック期に有ったことが分からず、
いろいろと憶測されて、トランペットで吹いてしまった事さえもあったそうです。
現在では、自然ハーモニクスを作るとか、
それに似せた音をヴァイオリンで出すと言うことのようです。
ということで、古楽再現といっても現実には大変難しく、
かえって変なことになったこともたくさんあるようです。

>演奏会に行ってもつい席を立って歩き回ってしまうのではないか?
そんなことをすると、「マナー」トピに書かれますよ。No.1537参照。

beknch さんが古楽演奏について、上手くまとめられていて、
これ以上何も言うことはありません。
ポッジャーのほかにも、先日も書きましたガルフェッティ、
さらにはオバーリンガー(? Oberliger) というフルート奏者なども、
そう言う意味では、かなりきわどい演奏と言えそうです。
今後は、論議の的になるかも知れないですが、
単なる学者的な再現音楽の時代は過ぎたような気がします。
揺れ戻しがあって、いずれはどこかで落ち着くのでしょうね。
最近では、現代楽器奏者の中にも、それまでの常識を打ち破ったような、
ある意味でプログレッシヴな演奏があるようにも聞きますが。

ああ、トピずれの極地(極致)にまで行ってしまった。
日本に戻れるだろうか・・

チャップリンは確かに
投稿者:shaberibu
2004/ 1/18 20:38 メッセージ: 3853
これは y_bagus_m さんの 3841 に対する返信です
レフターでしたね。

菜の花
投稿者:beknch
2004/ 1/18 20:43 メッセージ: 3854
これは y_bagus_m さんの 3850 に対する返信です
最近家でピアノ、オペラ、大編成オケものを聴くことが多かったのですが、
今久しぶりにと言うか再びベートーベンのヴァイオリン協奏曲を聴いて居ます。

一楽章でふと頭に浮かんだのがどういうわけか「菜の花」。
一面に広がる菜の花畑。
この曲に黄色の花のイメージがあるとは思ったことも無かったんで不思議です。
それにしても、ムローヴァのベートーベン、特に一楽章はオケと共にしっとりして
いて中々気に入っています。
このしっとりさが花を連想させたのかも知れません。

>>みなさんはどういう風にして聴いているのでしょう。
>真面目に聴く時は最近は100% 屋外リスニングルームで聴きます。

これはいいアイデアですね。誰に気兼ねもなく存分に鳴らせます。
しかも健康にもいいと来ている。まさに一石二鳥!

歩きながら聴いていると車のロードノイズが意外にウルサイ事に気がつき
ますね。私も自分が運転する時は好き勝手やっておいて、いざポータブル
プレーヤー聴きながら歩く時は「車なんか道路を走るなよ」と訳のわからん立場と
なります。勝手なんだから。

住宅事情の厳しい環境での室内はやはりヘッドフォンが必要でしょうね。特に夜は。
密閉型だと音が漏れにくくてグーですが最近はあまり流行っていない様ですね。
30数年手元にあるパイオニアの密閉型は愛着があって離せません。
つくづく眺めてみると白い本体が汚れまくっています。今度拭いてみるかな。

ペンギンは騒音には強いらしく、夜中でもガンガンスピーカーを鳴らせるので
このヘッドフォンの出番はないですねぇ。MTRで遊ぶ時は軽い方のヘッドフォン使ってますし。

ウロウロとオペラ鑑賞
投稿者:SPINATPOLKA2
2004/ 1/18 21:23 メッセージ: 3855
これは y_bagus_m さんの 3850 に対する返信です
以前、wadakamaruさんからご紹介いただいたJacek Laszczkowski 、あの後すぐにCD店に問い合わせたのに未だに返事なし。
昨日、ウィーンの大きなCD店に入った折、そうだ、ここで聞いてみようと思い立ったのにその難しい名前が思い出せず、沢山のVivaldiCDの1つ1つのタイトルを追っているうちに携帯電話が鳴り、「一体いつまでかかるの?」と。
すでにそれまでにながーい時間を費やしていたので仕方がありません。

手に持っていた購入候補のハインリッヒ・イザークのモテット集、ボローニャのルネサンス歌曲、フランスの古い宗教音楽やR,シュトラウス指揮のCD…みんな置いて来てしまった!
まったくバカみたいですが、あとに予定がある時、また、1人でない時にCD店に入るものじゃないですね。

>演奏会に行ってもつい席を立って歩き回ってしまうのではないか? と、ちょっと心配しているのですが…

日本で購入して来たカストラートの本。
飲み食いやゲームをしながら、または観客席のボックスを行ったり来たりしながら、現在のウィーンオペラ座舞踏会のボックス席を思わせるような、当時のイタリアオペラの様子を昨日読んだところです。
ヘッドフォンを耳に、下で演奏されている退屈オペラとは関係ない音楽聴き、ボックス席でトピのコメントを書き、合間にウロウロ…なんてことも可能。良き時代(?)でしたね。

で、なくした物件はショスタコCDともどもまだ音信不通なのですか?
そのうち夜の海辺をマラソンしていると波打ち際に見覚えのある…という希望を持って走り続けてください。

R.シュトラウス
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/18 22:33 メッセージ: 3856
これは beknch さんの 3826 に対する返信です
少し前に書きましたが、先日R.シュトラウスの管弦楽曲と声楽曲が入ったCDを買いました。
それをきっかけに、以前タロハナさんからいただいたリートのディスクをここのところちょくちょく
聴いています。

タロハナさん、フロムさん、とても良いですね。 楽しんでいます。
全てが全てしっくり来るというわけではありあませんが、フロムさんが好きだとおっしゃっていた
「献呈」、「夜」、「万霊節」 といった曲、それにこれは私も以前から知っていた「子守歌」 あたりは
本当に気に入りました。
あと、これは美しいと思ったのが「明日には!」 という曲。
このディスクにはシュワルツコップのピアノ伴奏版と、伴奏にバイオリンが入った田中路子の歌唱の
2つが収められているのですが、この田中路子の歌唱が初々しい感じがしてシュワルツコップに
負けず劣らず良いです。
いやー、ええもんくれはったわ、タロハナさん。 ほんまおおきに。

さて、もう1枚の方、 HMVで買った 「死と変容」、「カプリチオ」、「最後の4つの歌」。
1曲目は死と変容。 ベーム/ドレスデンのライブ録音。
初めて聴く曲ですが、その印象は 「え、これがシュトラウス ?」。
私はR.シュトラウスと言うと、その楽器の使い方からくるものか和声から来るものかわかりませんが、
一種ギラギラした「シュトラウス臭さ」を感じ それが私をこの作曲家から遠ざけていました。
ところが、この曲にはそれを全く感じない。
何かチャイコフスキーとワーグナーを足して2で割ったような印象です。
「フランチェスカ・ダ・リミニ」 の続編みたい。
いつごろの作品なのかよく知りませんが、作品24ということはかなり初期の作品で、
まだ「シュトラウスらしさ」が出ていない時期でしょうか?
結果的に、苦手な「シュトギラ (シュトラウスのギラギラ)」 がない分、この曲は楽しめました。
演奏がこれまた凄いですね。 ベーム、燃えてます。

次の「カプリチオ」 (ベーム/バイエルン/ヤノヴィッツ) はオペラティックな分ちょっと苦手。
でもヤノヴィッツの声には感じ入りました。
細かいチリメンビブラートが少し気になりますが、ほんとに美しい。
ところで、このカプリチオと言う曲は一体何なのでしょう?
ちょろっとだけバスの独唱が出てきたりして、ようわかりまへん。
まるでオペラみたい。

続 R.シュトラウス
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/18 22:40 メッセージ: 3857
これは y_bagus_m さんの 3856 に対する返信です
そして、いよいよ噂の「最後の4つの歌」。 (カラヤン/ベルリン/ヤノヴィッツ)
まずは1曲目。
前述の「シュトギラ」はここでも 影も形もなく、カプリチオなんかよりはずっとしっくり来るのですが、
今ひとつ捉えどころない感じがします。

2曲目、これは良い。 1曲目よりずっと聴きやすく、そして美しい。
「ジーザス・クライスト・スーパースター」のメロディ (レーシソー/ミードソー) が一瞬出てきたりして、
お、シュトラウスよお前もか! と嬉しくなったりもしました。

そして、3曲目…


bekさん、フロムさん、other windさん、何と言う音楽なのでしょう、これは!
言葉にならないです、この美しさ。
さっきからあーでもない、こーでもないとこの曲の感想を書いては消しているのですが、
何だかんだ書けば書くほどその言葉がむなしく思えてくる。
そんな稀有な美しさを持った曲 だと思います。
4曲目もまた素晴らしい。

bekさんが
>人生の終盤にあの境地(歌詞内容は知りませんが)にいけたらなぁ。
と書いておられましたが、この「4つの最後の歌」は確かに作曲家が最晩年に至った境地でこそ
書くことができた音楽なのだと思います。(特に3曲目・4曲目)
にもかかわらず、「枯淡」とか、「諦念の境地」といった言葉は当てはまらない。
枯れた感じはなく、素晴らしく瑞々しい音楽です。
人生の最終盤を迎えて枯淡の境地を飛び越えて、一気に向こう側の世界に行っちゃった、
そして、そこの花畑で悦楽に遊ぶ… といった風情です。
(よかった! ここでお題の「花」に戻ることができて。)

もっとも、これは曲そのものがそう感じさせるのか、フロムさん溺愛のカラヤン/ベルリンPOの
演奏がそう感じさせるのかはよくわかりません。
other windさん溺愛のセル/シュワルツコップ盤ならばまた別の感じ方をさせるのかもしれませんね。

いやー、いずれにしてもこの曲、私にとっては新年早々にして今年最大級のスマッシュヒットに
なることは間違いありません。

こういう出会いがあるからやめられへんねんな、このトピ。

カプリチオは
投稿者:lvkoechel
2004/ 1/18 22:48 メッセージ: 3858
これは y_bagus_m さんの 3856 に対する返信です
オペラです。細かいことは何も知りませんが。R.シュトラウスを好きでないので。

lvkoechelさんよー
投稿者:e_kagentaloo
2004/ 1/18 23:45 メッセージ: 3859
これは lvkoechel さんの 3858 に対する返信です
あんたはお子様やのう。
感動している人間に、平気で水を差しよる。
その性格、あらためんと、
友達ひとりもおれへんようになるよ。

忘却の彼方に
投稿者:tynaoshima
2004/ 1/19 0:50 メッセージ: 3860
これは y_bagus_m さんの 3857 に対する返信です
「4つの最後の歌」に感銘されたご様子。
かなり前に買っていたのですが、あまり聴いていませんでした。明日、早速聴いてみます。
「カプリッチョ」もずっとお蔵入りさせたので、中身は良く憶えてません。近々チャレンジして見ましょう。(2種類持ってました。きっと、一度買ったことを忘れてたんでしょう。)

そう、お題に絡んで思い出しました。
R.シュトラウスの「ダフネ」って、最後はダフネが木になるんです。その筈です。だったと思います(自信なし)。大学の卒業旅行の時にミュンヘンで見た記憶はありますが、これも良く憶えてません。

以前お薦めされたデュルフレのレクィエムにしても、○○トピに出てくるヒットって、当たりが多いから参考になります。最近良く聴くバッハやブラームスにしても、このトピが無ければこんなには聴き返さなかったでしょうし…。ありがたいことです。

ただ、かつての記憶力が失われつつある最近、○○トピで記憶の発掘をしてる木、じゃなくて、気がしてなりませんが。

コンクールと名器の音
投稿者:beknch
2004/ 1/19 8:16 メッセージ: 3861
これは y_bagus_m さんの 3841 に対する返信です
>今から思えば、あれ この財団からのアプローチだったのですね。
>いやー、惜しい事をしました。

財団も罪作りですね。一言「ストラディヴァリウス」と言ってくれれば変な誤解を
せずに済んだものを(イルカとプロレスとは財団の担当者も驚いたでしょう?)。

世界に数多くいる大金持ち収集家やその類の人々が界各地で開催される
コンクールに出向き、実力はあるのにPoorな楽器で奮闘している若者等参加者を
見て自分所有の「名器」の貸し出しを申し入れるのだそうです。

時には予選でそれを申し入れ、楽器を替えて、次の本選で見違えるような音を
出すこともあるとか。

楽器が貧弱でも公平に審査委員は実力を判断出来るそうですが、それでも実力
が同じなら音が良い楽器が有利な面もあるらしいのです。

更に、愛用の(安い)楽器からいきなり(高価な)名器に持ち替えても十分に
実力が発揮できる位の腕は超一流になるには必要だそうです。

バグースさんもコンクールに出ればその腕ならばついつい目立ってしまい、
「うちのストラを使ってくれたまえ」的申し入れが殺到するのでは?

前々から思っていたのですが、素人的所感を。
ヴァイオリンの音がいいとか悪いとか評論をする時に何処まで基本要因を押さえて
いるのか? その要因間の全体印象への影響度は? 例えば、
・弦のブランド?
・弓のしなりの強さ?
・弓へのニスの塗り加減? その他たぶん色々。

大衆自動車雑誌でよく若手評論家が判ったような試乗記を書いているのですが、
一度捕まえて訊ねてみたいと良く思うことがありました。例えば、
A車とB車を比較し云々と言っているが、
「両車のタイヤ空気圧チェックした?」
「片方はバリバリの新車のようだけど、ショックアブソーバーは馴染んでいるの?」

ヴァイオリンの音の違いでも恐らく、弦をA社からB社に替えても印象が変わる
次元なのではないかと想像するのです。
弓の摩擦面に塗るニスの量によっても同じヴァイオリンでも随分違うのでは?
弓のしなりは本体と違って、くたびれた名弓よりも、しなやかな新品の方が
断然良い、とも聞いた事がありますし。

上記要因と名器評価の次元との影響度、或は、相違性は如何程なのでしょうね?

更に改造楽器でその改造が響きに与える影響度にも関心がありますね。
恐らく鳴る「うつわの部分」には一切手を加えないのでは?と思うのですが・・・

「四つの・・・」と一括取り込み
投稿者:beknch
2004/ 1/19 8:17 メッセージ: 3862
これは y_bagus_m さんの 3857 に対する返信です
>私にとっては新年早々にして今年最大級のスマッシュヒットに
>なることは間違いありません。

それは良かったですね。気に入る曲に巡り合えた時の感激はひとしおですよね。

「最後の四つの歌」の一曲目冒頭は曲全体を通しても珍らしくミステリー映画に
出てくるような印象をもたせますね。初めて聴くと、この先どうなるんだろう?と。

それが意外と激しくならない。そして、二曲目の弦合奏のさわやかな事。
この曲が晩年に書かれたことをどうしても想像してしまいます。晩年なのに
この爽やかさは?

三曲目は美しい曲ですが、特にヴァイオリンソロのところで泣けてきます。
初めて聴いた時からこのソロが印象的でした。

最終曲になって私は始めて「ソプラノの声」の美しさが前面に出てくる感じが
します。

前にも三曲目のヴァイオリンソロが良いと書いた様な気がするのですが、
それを確かめるのが大変。バグースさんが以前書かれていた事に関連するの
ですが、トピの書き込みを一括して取り込む方法は無いものですかね?

特に訳のわからないタイトルを付ける傾向がある人(=私)は過去の内容を
見ようと思っても中々そこに辿りつけません。只でさえお達者倶楽部に
入りかねない(入っている?)状況ですから、そもそも何時だったか見当を
つけるのも大変です。

過去ログをそんなに見ない、と思っていたのですがトピによっては大変貴重
な情報が詰まっているものもあるんですよ(え?そうそう○○トピの事です?)。

そろそろ
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/19 10:09 メッセージ: 3863
これは wadakamaru さんの 3852 に対する返信です
>ああ、トピずれの極地(極致)にまで行ってしまった。>日本に戻れるだろうか・・

さて、いつもにもましてトピずれ激しく (でも意外とカテずれなかったけど) 遠くまで行ってしまった
今回のテーマ、名残惜しいですがそろそろ次のテーマに移りたいと思います。
(えっ、全然惜しくない? 名残惜しけりゃもっとテーマに沿った話題が出るだろってか?)
今日1日「花」にちなんだ曲、そうでない曲、お待ちしています。

漂着CD
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/19 20:11 メッセージ: 3864
これは SPINATPOLKA2 さんの 3855 に対する返信です
>言葉は同じバスと言っていても、
>当時の楽器がヴァイオリン属かヴィオール属か、はっきりしないところもあるのかな。

ワダカマルさん、ありがとうございます。
こんなサイトもあるのですね。
ピノックの演奏をもう一度聴いてみます。
もっとも、聴いたところでそれがヴァイオリン属なのかヴィオール属なのか聴き当てることができるか
どうか甚だ疑問ではありますが。
それはそうと、「ヴァイオリン属」と「ヴィオール属」ってどう違うのでしょう?

>チャップリンは確かにレフターでしたね。

そう、私は映画に詳しいわけでもなく、チャップリンにも全く馴染みはないのですが、
テレビでチャップリンがバイオリンを弾いている姿を見たことがあります。
独学でマスターしたとの説明でしたが、右手に楽器を構えて左手に弓を持って弾いていました。
でも、見ていてすごく違和感を感じましたよ。
ただ左右が入れ替わるだけなのにね。
ポール・マッカートニーが同じように構えてベースを弾いているのをみても全く違和感がないのに、
バイオリンだと変なのは何故? 不思議です。

>ポッジャーのラ・ストラヴァガンツァの演奏を聴いて眉をひそめている保守派古楽演奏家達や研究家、
>愛好家は少なからず存在すると思います。

やはり古楽器界でも「保守」、「革新」があるのでしょうか。
何だか「革新」ばかりが目に付くようなきがするのですが、具体的に名前を挙げると「保守」って
誰が当てはまるのでしょうね?
実際にその演奏は聴いたことはないのですが、何となくそのイメージからして、クイケンとかレオンハルト
あたりなのでしょうか?

>一楽章でふと頭に浮かんだのがどういうわけか「菜の花」。

ベーやんのvn協奏曲で菜の花ですか、ふーむ。
私の場合、「4つの最後の歌」の3・4曲目を聴いている時に垣間見たあちらの世界のお花畑が
もしかすると菜の花畑だったかもしれない。

>あとに予定がある時、また、1人でない時にCD店に入るものじゃないですね。

わかります、わかります。 それ。
誰かと一緒の時にCD屋に行くと、「じゃぁ、15分後にここでね。」 とかとか言う風に散るのですが、
なかなか制限時間が気になって集中できない。
あと5分と言う時になって面白そうなシリーズ物を見つけたりして欲求不満の溜まること…
そうかと言って1人の時に行っても、2時間くらい店内にいながら結局買うのは廉価版1枚だけ
なんてこともよくあるのですけどね。

>で、なくした物件はショスタコCDともどもまだ音信不通なのですか?

どなたかの予言どおり結局出てこず、あきらめました。

>そのうち夜の海辺をマラソンしていると波打ち際に見覚えのある…という希望を持って走り続けてください。

おぉ、その可能性がありましたね。
また明日から希望を捨てずに生きてゆくことにします。
でも、見つけたとして、その漂着CDとプレーヤー、聴けるのだろうか?

>菜の花 & ヴィオール属
投稿者:wadakamaru
2004/ 1/19 21:35 メッセージ: 3865
これは beknch さんの 3854 に対する返信です
>一面に広がる菜の花畑。
せっかく良いように連想されているのに、
こんなことを言って良いのか・・
どういう訳か、ベートーヴェンというと、
昔見た「ソイレント・グリーン」を思い出します。
なんか器械にかかると、菜の花畑だったのか、大豆畑だったのか、
何だか一面の「田園」を夢見る内容だったような。
あまり気持ちのいい映画ではありませんでしたが。
ちゃんと豆の名が出てきて、トピずれていない・・(エヘン)。

>「ヴァイオリン属」と「ヴィオール属」ってどう違うのでしょう?
専門の方に説明をしてもらうのが本当は一番良いでのしょうが、
わたし的、ドシロウト的、誤解を恐れず書いた的極めて簡単な解釈では、
フレットが有るか無いか、ほかにもいろいろあるようですが。
聴いた感じの違いは、ヴィオール属の方はヴァイオリン属に比べると、
なんだかフニャッとしている。とは、甚だ素人的言い方です。

ご存じかも知れませんが、ヴァイオリン属には、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、
そして、ヴィオール属との混血児であるコントラバス。
そしてヴィオール属には、ヴィオラ・ダ・モーレ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴィオローネなど。
ヴィオラ・ダ・モーレは、共鳴弦も付いていてちょっと鼻にかかったような、
その名の通り甘い響きがあります。ヴィヴァルディにいくつか知られた曲があります。
ヴィオラ・ダ・ガンバはバッハに知られた曲がありますね。
通奏低音では非常によく使われています。

花のコーダ
投稿者:SPINATPOLKA2
2004/ 1/19 21:54 メッセージ: 3866
これは y_bagus_m さんの 3864 に対する返信です
テーマも最終バーゲンに入ったようなので、何書いてもいいんですね?

>「じゃぁ、15分後にここでね。」 とかとか言う風に散るのですが、

CD見るのに”15分後にね”ってことはないですねぇ。”45分後にね”が相場。で、手ぶらで待ち合わせ場所へ戻るのがしょっちゅう。

>どなたかの予言どおり結局出てこず

酷な予言をする人がいるもんですね。
本当に、見たい過去の投稿をタイトルから探すのは一苦労ですが、都合の悪い事はうまいこと隠れちゃうという利点もありますね。

>その漂着CDとプレーヤー、聴けるのだろうか?

当然!乾燥機ですぐ乾きます。

花の執筆陣
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/20 0:44 メッセージ: 3867
これは beknch さんの 3861 に対する返信です
>カプリチオはオペラです。

えーっ、そ、そうだったんですか?!
で、よく読んでみると、「CAPRICCIO - FINAL SCENE」と書いてありました、CDの裏に。
しかし、管弦楽と声楽曲の余白にオペラの一部分がぽこっと入っているなんて、
誰が予想するであろうか? (いや、誰も予想しない― 何とか疑問文ってやつですね)

ところで、「カプリチオ」と言えば「奇想曲」。 「奇想曲」と言う名の歌劇なのですか?!
なんか「コンチェルト」と言う名のシンフォニー… みたいで意表をつきますね。
そう言えば、誰だかの弦楽四重奏曲で「クロイツェル・ソナタ」 というのがありましたが、
似たような感じなのでしょうか?
誰かしらんが書いた「カプリチオ」という小説か何かを台本にしたオペラ。
うん、きっとそうに違いない…ということにしておきましょう。

>「4つの最後の歌」に感銘されたご様子。
>かなり前に買っていたのですが、あまり聴いていませんでした。明日、早速聴いてみます。

普請道楽さん、まぁ是非聴いてみてくださいな。
そして「四つの歌」ファンクラブに入会してください。
今会員4人です。 (勝手に会員にさせていただきました、お3人さん。)

>「カプリッチョ」もずっとお蔵入りさせたので、中身は良く憶えてません。
>近々チャレンジして見ましょう。

是非チャレンジしてみてください。
もっとも、こっちの方はまぁ、私としては 別に聴かなくても… といった感じなのですが。

>R.シュトラウスの「ダフネ」って、最後はダフネが木になるんです。その筈です。だったと思います。

ダフネと言えばギリシャ神話ですね。
ダフネが誰かに惚れられるんですよ。 でも、ダフネはその人(神かも) が大嫌い。
で、逃げ回った挙句すんでのところでつかまりそうになると、嫌さがこうじて、木に変わってしまった。

ん、書いているうちにちょっとずつ思い出してきましたよ。
追いかけるのはアポロ、で、ダフネが姿を変えるのは月桂樹。
悲しみにくれるアポロはそれ以来月桂樹の冠を頭にかぶるようになる…
こんなお話だったと思います。

>○○トピに出てくるヒットって、当たりが多いから参考になります。

そ、そうでしょう?!
何せ華麗なる執筆陣を誇っていますからね!

第38回テーマ:パクリんちょ! と言えば?
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/20 10:07 メッセージ: 3868
これは y_bagus_m さんの 3863 に対する返信です
今までに何度となく出てきました、この話題。
でも、単発/突発的に出てきていたため、一度それらをまとめてみたいなと思いました。
今回はその集大成です。

* これまでにこのトピで出てきた 「これ、あの曲に似てたよね!」 というもの。
そうそう、そんなん あったあった! と思い出しましょう。
* これまでにこのトピで出てこなかった 「これもあの曲に似てる!!」 というもの。
あ、ほんまや、ほんまや! と楽しみましょう。
* 数小節に渡る 「大パクリ」、瞬間芸の「小パクリ」、その中間の「中パクリ」、
何でも結構です。

いろいろな曲が集まれば、それらをまとめて皆さんの連名で学会で発表したいと思います。
「西洋古典音楽における旋律の古今東西の楽曲の旋律との類似性に関する研究」 と題して。

では、よろしくお願いします。

演歌か童謡か
投稿者:yukkomylove2003
2004/ 1/20 11:58 メッセージ: 3869
これは y_bagus_m さんの 3868 に対する返信です
バグースさん こんにちは。

いつもながらピアノ専ですみませんが、ショパンの幻想曲第一主題後半が「雪の降る街よ」、
そしてピアノ協奏曲第一番の第一主題冒頭が都はるみの「北の宿から」ということは
巷でよく言われてますよね。私はそれほどにも思いませんでしたが。

パクりんちょと言えば、このトピでも出たかと思いますが、シューマンの
序奏とロンド作品134の第二主題が、山田耕筰の「赤とんぼ」そのもの
というのが代表的でしょうか。耕筰がホントにパクったか否かにはいろいろ説がありそうですが。

でも、私的には、似ているといえば、「チゴイネルワイゼン」と小林幸子の「思い出酒」のサビの部分と思うのですが。

最近、有線放送で
投稿者:shaberibu
2004/ 1/20 12:45 メッセージ: 3870
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
よくかかるホルストの木星の旋律に

曲を付けて歌っているJ−POPの

新人歌手平原綾香さんのデビューシングル「jupiter」。

突然流れてきてビックリしました。

http://www.ayaka-hirahara.com/

以前、テレビで
投稿者:shaberibu
2004/ 1/20 12:54 メッセージ: 3871
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
ドップラーのハンガリー田園幻想曲を

尺八で演奏する試みをやってました。

なんでも、

冒頭の部分からして日本的だというかなり強引なこじつけをしておりました。

木星
投稿者:yukkomylove2003
2004/ 1/20 12:55 メッセージ: 3872
これは shaberibu さんの 3870 に対する返信です
shaberibuさん どうもありがとうございます。

誰が歌っているんだろと思ったのですが、やっとわかりました。

でも、ホルストの木星のこのメロディーというと、やっぱりダイアナ元王妃の葬式を
思い出してしまいますよね。

>木星
投稿者:shaberibu
2004/ 1/20 13:29 メッセージ: 3873
これは yukkomylove2003 さんの 3872 に対する返信です
おっしゃるとおりですね。

賛美歌「われ汝に誓わん、わが祖国よ」

となっているそうですよ。

映画「ライトスタッフ」から
投稿者:shaberibu
2004/ 1/20 13:34 メッセージ: 3874
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
ビル・コンティ作曲。

だれが聴いてもチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を想起してしまう。

この映画のサントラを先に聴いて名曲だと思い、

あとでチャイコフスキーを聴いてびっくりする方も多いそうです。

この映画には、ホルストのパクリもあるそうです。(おそらく木星のメロディだと思うのですが)

よく聴きゃ似てる
投稿者:shaberibu
2004/ 1/20 14:57 メッセージ: 3875
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
結構面白いです。食いついて見てしまいました。

あのNHKFMの番組サイトからです。

http://www.nhk.or.jp/kimakura/dokonite.html

ボレロのパクリ
投稿者:shaberibu
2004/ 1/20 15:57 メッセージ: 3876
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
クラミ:組曲「海の情景」の終曲。

ショスタコーヴィチ:第7交響曲から第1楽章。

早坂文雄:映画「羅生門」の音楽。

坂本龍一:映画「ファム・ファタール」の音楽。

その他楽曲構成、リズムなどが似ているのは、かなりあるようです。

童謡「あのこはだあれ」
投稿者:shaberibu
2004/ 1/20 16:07 メッセージ: 3877
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
アッテルベリー:ピアノ協奏曲変ロ短調op37から第3楽章。

マーラー:交響曲第5番
投稿者:shaberibu
2004/ 1/20 16:13 メッセージ: 3878
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
メンデルスゾーン:葬送行進曲。

http://www5.famille.ne.jp/~dr-m/contents_frame.htm

兄弟で
投稿者:shaberibu
2004/ 1/20 16:38 メッセージ: 3879
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
ヨハン・シュトラウスU:急行列車op311。

ヨゼフ・シュトラウス:休暇旅行で

エドゥアルト・シュトラウス:テープは切られた

シュトラウスUには、観光列車op281もある。

パックリ、グダグダ
投稿者:as_dsch
2004/ 1/20 17:38 メッセージ: 3880
これは y_bagus_m さんの 3868 に対する返信です
そもそもMsg.1にあるように、このトピックが他のカテにあるトピのアイデアのパクリであります・・・もちろんアイデアを活かしたバグースさんの慧眼を賞賛することはあっても、それがいけないなんて言うつもりは毛頭ありません。

さて、パクリがテーマということは「タコ先生について語れ」と言われているような気がしてしまう田吾作ですが、ここは取敢えず他のものを書いてみます。

わかり易いのはストラビンスキー「春の祭典」が映画「ジョーズ」でパクられてますが、余り上手なパクリとは思えません。
映画そのものも、どうしてあんなリアリティのない映像が受けたのが不思議です・・・なにしろ世界に誇る円谷プロの特撮に親しんでいる身には、なんとも陳腐に思えてしまう。
意地悪く言うと「映像レベルに見合ったパクリ」ということになります。

パクリというより歌詞をつけてそのまま歌にしたものは数多くありますが、ゼクシーという結婚式場のCMでメンデルスゾーン「結婚行進曲」に“I love you forever.”という歌詞をつけたのは余りにも安易で、最初見た時には怒り心頭に発してリモコンをテレビに投げつけようとしました。
その後はこのCMが出てくるとすぐさまチャンネルを変えています・・・この手のチャンネルを変えるCMが他にも色々あるので、民放の番組をまともに1時間以上見続けることはあまりありません・・・元々民放は見ないほうがいい番組のオン・パレードではありますが。

うーん、なんか文句ばかり書いてしまった・・・次回は愉しくやりますので、今回はこれでご勘弁を。

似てるというと
投稿者:yukkomylove2003
2004/ 1/20 17:48 メッセージ: 3881
これは shaberibu さんの 3875 に対する返信です
shaberibuさん またまた面白いもの見せてもらえました。

ソナチネアルバムにある「チャルメラ」がつい最近まで出てなかったのは意外ですね。
あまりにもまともすぎたので、みなパスしてしまったのかな。

でも私的には、吉幾三の「酒よ」というと、シューベルトピアノソナタ第六番
D566第一楽章を思い出してしまいますし、
「しよじょ寺の狸ばやし」の間奏を聞くと、ベートーヴェンの「英雄」フィナーレ
のコーダを思い出してしまいます。

ネコに小判
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/20 18:42 メッセージ: 3882
これは wadakamaru さんの 3865 に対する返信です
>世界に数多くいる大金持ち収集家やその類の人々が界各地で開催される
>コンクールに出向き、実力はあるのにPoorな楽器で奮闘している若者等参加者を
>見て自分所有の「名器」の貸し出しを申し入れるのだそうです。

そういう考えなのですか。
貧しいながら才能のある若い人には貸し出して、名を成し財を成した大家は自分で買ってね、
ということなのでしょうね。

>バグースさんもコンクールに出ればその腕ならばついつい目立ってしまい、
>「うちのストラを使ってくれたまえ」的申し入れが殺到するのでは?

確かにその通りなのですが、私くらいの超名人ともなれば、諺にもあるように 「膀胱は筆を選べず」、
もとい、「弘法は筆を選ばず」 で、どんな楽器でも同じなのですよ。
ま、「バグースにストラディバリ」 という諺もありますからね。
えっ、そんな諺聞いたことない?
同じ意味で 「豚に真珠」 とも言いますね。

>トピの書き込みを一括して取り込む方法は無いものですかね?

私、今 老後の楽しみのためにこのトピの全ての書き込みを保存しようと思ってはいるのですが、
一つ一つ保存してゆくことを思うとぞっとして、未だに実行に移せておりません。
そうしている間にも数は増えてますます面倒くさくなってしまうのです。

>どういう訳か、ベートーヴェンというと、昔見た「ソイレント・グリーン」を思い出します。

うっ、恐怖の(?) 人肉食映画ですね。
私は見たことはありあませんが、随分前の書き込みでこの映画を見たがためにそこで流れていた
「田園」 が聴けなくなってしまった という方がいらっしゃいました。
go to concertさん、今いずこ?

プンプン!
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/20 18:45 メッセージ: 3883
これは SPINATPOLKA2 さんの 3866 に対する返信です
>わたし的、ドシロウト的、誤解を恐れず書いた的極めて簡単な解釈では、フレットが有るか無いか

フレットの有無ですか、う〜む。
フレットがあるほうが断然音程が取りやすい! のですけどね。
現役時代には自分の楽器にフレット付けたろか! と思ったこともありました。
グリサンドなんかできなくったっていいから。
ところで、アルペジオーネは確かフレットつき。
と言うことは、ヴィオローネ属の楽器の末裔 ということなのでしょうね。
いや、もっと末端の末裔であれば、ジミー・ペイジのレスポールかな?
ありましたよね、例のバイオリン奏法ってやつ。
あの楽器も当然フレット付きです。

>CD見るのに”15分後にね”ってことはないですねぇ。”45分後にね”が相場。

うちの場合、カミさんと娘をほったらかして45分はちょっと…
同じ趣味を持つパートナーであれば、こう言うときに都合よいのですがね。

>酷な予言をする人がいるもんですね。

でしょ、シュピナートさん、プンプン。

>当然!乾燥機ですぐ乾きます。

乾燥機に入れて廻せば確かに乾きはするでしょうが、別の面で更にひどい状態になるような気が…

パクりんちょ!
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/20 18:51 メッセージ: 3884
これは shaberibu さんの 3874 に対する返信です
>ショパンの幻想曲第一主題後半が「雪の降る街よ」、

そうそう! これは私もこの曲を初めて聴いたときに感じました。

>そしてピアノ協奏曲第一番の第一主題冒頭が都はるみの「北の宿から」…

これは私もユッコmlさんと同様、それほどにも思わず、「そう言われればそうかな?」 という感じ。
「小パク」 ってとこですかね。

>シューマンの序奏とロンド作品134の第二主題が、山田耕筰の「赤とんぼ」そのもの

これもよく言われ、大パク中の大パクらしいのですが、私シューマンのこの曲を聴いたことがありません。
一度聴いてみたいと思っているのですが…

>でも、私的には、似ているといえば、「チゴイネルワイゼン」と小林幸子の「思い出酒」の
>サビの部分と思うのですが。

♪あの人ぉ〜♪ のところですね。
なるほどなるほど!
しかし、ツィゴウネル・ワイゼン、滅多に聴かない曲でよかった。
これがしょっちゅう聴く曲だと、そのたんびに思い出してしまいますからね。
♪あの人ぉ〜♪ を。

>ホルストの木星の旋律に曲を付けて歌っているJ−POPの新人歌手平原綾香さんの
>デビューシングル「jupiter」。

そうそう、私もネットの記事で誰かが歌っているということは知ってはいたのですが、
それがこの人だったのですね。
HPでチラッと聴きましたが、なるほど、日本語の歌詞がちょっと馴染んでいない箇所があるよう
にも感じましたが、なかなか美しいですね。
しかし、この曲が讃美歌になっているとは知りませんでした。
そーだ、近いうちにテーマにしようかな?
「違うカテゴリーに行った名曲と言えば?」

>ドップラーのハンガリー田園幻想曲を尺八で演奏する試みをやってました。
>なんでも、冒頭の部分からして日本的だというかなり強引なこじつけをしておりました。

いやー、でもこれはすんごくよく分かりますよ、その気持ち。
私の場合は逆で、中学の時に音楽の授業で「鹿野遠音」 という尺八デュオの曲を聴いた時に
ドップラーのこの曲を思い出しましたもん。
この曲、けっこう尺八に合うのでは?

>映画「ライトスタッフ」からビル・コンティ作曲。

もしかしたら私も耳にしたことがあるかもしれません。
何かの機会で何度か聞こえて来た曲で、「なんやこれ、チャイコフスキーのパクリやん?!」と
思ったものがありましたから。
作曲者は意識的にチャイコフスキーをパロったのでしょうね。
チャイコフスキーならもうとっくに著作権が切れているだろうし。
それとは別に、おんなじような曲で 「なんやこれ、ラヴェルのボレロのパクリやん?!」
と思った曲もあります。

木曽のおんたけさん
投稿者:beknch
2004/ 1/20 19:56 メッセージ: 3885
これは y_bagus_m さんの 3868 に対する返信です
第九の4楽章で、ベースのソロの後のファゴットが裏メロディを吹くところは
「木曽のおんたけさん」からパクッてますね。(120小節目あたりです。え?
小節数言われてピンとけいへんて?)。

前にレスした中からいっておきましょうか。
モーツァルトのトルコ行進曲の中間部の終りは奥村チヨの「終着駅」の中の
「過去から逃げてくる」とほぼ同じ。「ドレミラ↓ソ#ラシソ#ラー」。
モーやんもあの情感には打たれたのでしょう。

映画「ファイナルカウントダウン」の中で流れてくる音楽は岩崎宏美の
「マドンナ達のララバイ」と殆ど同じ、と書いたら、本当に同じ曲だとの
ご指摘を確かフーガさんから頂いたと思います。

ブラームスのピアノ五重奏曲は冒頭からいきなり「走れトロイカ」ですね。
今流してますがいいなぁ、この曲。
確かシュピナートさんが田吾作さんのご指摘だと言われていた様な気がします。

チャイコフスキーが「亀田製菓」からパクッたと言う曲もありますが(Sym4,
3楽章)、あれはSRTメンバーでお馴染みの nujikoaさんの発言だったのかな?
当時を私は知らないのですが。

私も幻想曲ヘ短調(でしたよね?)の「雪の降る町よ」が昔から皆に主張して
ました。わが意を得たりです。

マーラー「巨人」の第三楽章は「鐘が鳴る」でしたよね。

そう言えば、チャイコの悲愴の冒頭はベトやんの悲愴の冒頭と似てますね。

パクリ
投稿者:wadakamaru
2004/ 1/20 21:15 メッセージ: 3886
これは y_bagus_m さんの 3868 に対する返信です
24時間後に見てみれば、20通ばかりの書き込み。
読むだけでも結構時間がかかる。
これだけ書かれていれば、すでに書き込まれているだろうな、
と思いましたが、「未書込」(新語・音読みで発音できない)の曲。
バロック専(どなたかの真似(笑))の、私としては珍しくバロックではありません。
サン・サーンスの「動物の謝肉祭」のなかの「カメ」は、
オッフェンバックの喜歌劇「天国と地獄」のカンカンをパクッていますね。
http://www.geocities.co.jp/MusicHall/1548/tengoku.htm
最下段です。「そんなこと、知ってる」って?

バロックの或る無名の作曲家の曲の或るフレーズが、
後世の有名な作曲家の有名な曲と非常によく似てる。
と、思うことが時々あるのですが、その後世の作曲家の名誉のためと、
その作曲家が誰だったか判らないために、今日のところは特にその名を伏せます。

パクリとは失礼な。
本歌取りと言って下さい。なんて言われるかも知れません。

>ウロウロとオペラ鑑賞
投稿者:wadakamaru
2004/ 1/20 22:08 メッセージ: 3887
これは SPINATPOLKA2 さんの 3855 に対する返信です
カメレスです。
例のCD、イタリアのDynamic なのだから(時間的にルーズでも、それなりに信用できる)、
CD屋さんにレーベル名とCD番号[CDS 403]を言って入荷を待っておけば、
すぐにでも(といっても2〜3月)で入ると思うのですが。
オーストリアはイタリア以上に、チャランポランなのでしょうか。
ネットでの注文(私もHMVをよく利用する)なら、廃盤で無い限り確実に入手できますが。

男声より女声の方が低い。
これぞ「逆さまの世界」。
ヴィヴァルディに同様な名前のコンチェルトがあり、
ガルッピにも同様な名前のオペラがあり、
これこそ、バロックのハチャメチャな時代を象徴しているような題名です。

動物の謝肉祭
投稿者:shaberibu
2004/ 1/20 23:07 メッセージ: 3888
これは wadakamaru さんの 3886 に対する返信です
象〜ベルリオーズの妖精の踊り

化石〜ロッシーニ:「今の歌声は」他

シュトラウスU世:芸術家のカドリーユ
投稿者:shaberibu
2004/ 1/20 23:12 メッセージ: 3889
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
モーツァルト、ベートーベン、シューベルト、ヴェーバー、メンデルスゾーン、ショパン、パガニーニなどのパロディのオンパレード。

私も先を越されぬうちに
投稿者:lvkoechel
2004/ 1/20 23:20 メッセージ: 3890
これは y_bagus_m さんの 3884 に対する返信です
 ずっと、ログインできず、腹がたちました。 友人へのメールもアウト!
 
 多分、由紀さおり、の「手紙」? とかいう曲の「なみだでつづりおえた(お別れの手紙)」というのと 
 「フィガロの結婚」の第三幕の六重唱 E quello e mio padre che a te lo dira(こちらは僕のおとっつぁん)。

 パクリと言うよりは引用ですが、愛撫す の第二交響曲。フォスターがたっぷり聞かれます。

クライスラー
投稿者:shaberibu
2004/ 1/20 23:22 メッセージ: 3891
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
ランナー、プニャーニ、ポルポラ、クープラン、ボッケリーニ、フランクールなどの

「埋もれた作曲家の珠玉の作品を次々に発表」したかに見えたが、

実はすべてクライスラーの創作だった。

ロンディーノは、確かにベートーヴェンでしたが。

北の宿から
投稿者:katochan_kenchan
2004/ 1/20 23:24 メッセージ: 3892
これは y_bagus_m さんの 3884 に対する返信です
>>そしてピアノ協奏曲第一番の第一主題冒頭が都はるみの「北の宿から」…

冒頭主題ではなくて、第1主題が一段落してから出る副主題です。
「北の宿から」と酷似しています。最初から9番目の音まで、完全に
一致していますから。

>>シューマンの序奏とロンド作品134の第二主題が、山田耕筰の「赤とんぼ」そのもの

シューマンの曲は、20年以上前に一度聴いたきりですが、これは
異様なほどよく似ていて、驚いた記憶があります。
ショパンの協奏曲と「北の宿から」は、リズムが違うので、
言われれば気づくくらいですが、こっちは本当に似ていました。
リズムが違って音の動きが同じといえば、ビゼーの歌劇「カルメン」に
ベートーヴェンの「歓喜の歌」と同じ音の動きをする旋律が出てきます。
リズムと和声が全然違いますけど、旋律はまるっきり同じです。

有名どころ3つ
投稿者:shaberibu
2004/ 1/20 23:54 メッセージ: 3893
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
@モーツァルト:バスティアンとバスティエンヌ序曲とベートーヴェン:英雄交響曲第1楽章第1主題。

Aモーツァルト:春へのあこがれと中田章:早春賦

BシュトラウスU世:芸術家の生涯の第2ワルツと成田為三:浜辺の歌

「新世界から」から第4楽章冒頭
投稿者:shaberibu
2004/ 1/21 0:11 メッセージ: 3894
これは as_dsch さんの 3880 に対する返信です
「ジョーズ」をなぜか想起してしまいます。

ラヴェル ピアノ協奏曲の第3楽章と
投稿者:wolfgang17560127
2004/ 1/21 1:28 メッセージ: 3895
これは y_bagus_m さんの 3868 に対する返信です
ゴジラのテーマ。

http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B000000WXC/qid=1074615609/sr=1-8/ref=sr_1_8/103-1624565-4591812?v=glance&s=classical

トラック 4

亜麻色の髪の乙女
投稿者:nujikoa
2004/ 1/21 1:43 メッセージ: 3896
これは y_bagus_m さんの 3884 に対する返信です
↑<題名パクり>。
(...こういうのも、ありですか?)

同じタイトルの2曲。
しかし「乙女」のイメージがあまりにも違うので印象に残っていました。
両曲とも、名実ともに名曲なのが嬉しいところです。

***
お久しぶりに戻って参りました。nujikoaです。
多忙と疲労が重なり、レスについてゆけない最近でした。ふぅ〜

ついに自分の名前(nujikoa)で掲示板検索をしてみるという始末。(−−)
すると・・・

>ところで、最近nujikoaさんをお見かけしませんが

バグースさん、bekさんにご心配頂いていたようで、痛み入ります。
***

まずはリハビリに軽く一筆、失礼しました。/~

パクリの品種
投稿者:SPINATPOLKA2
2004/ 1/21 6:04 メッセージ: 3897
これは y_bagus_m さんの 3868 に対する返信です
これだけ曲の数があれば、どこかが何かに似てるというのが起こらない方が不思議ですね。

・めんどくさいからあのメロディーをとっちゃおうという正真正銘のパクリ。
・わざとパクリをして解ってもらえたらニヤリとするたぐいのもの。
・古ーい1つのメロディーをもとにした作品は当然似たような結果となり、真っ先に作った人の勝ち。
 その後に続く人はパクリ犯にされる。
・全然パクったつもりはないのに、偶然にもすでに非常に似たものが存在していた。
…などなどパクリの種類も様々。

2番目の例は、”このパクリ冗談に気がついてくれた?”と笑って済ませられるけれど、最後の例の場合は罪もない疑いをかけれた人は気の毒!

モーツァルトはライオンキングの映画を見て、その中の美しいシーンに流れる「Under the Stars」に涙し、それがアヴェ・ヴェルム・コルプスを生むきっかけとなり、
スッペは「線路は続くよどこまでも」を「詩人と農夫」でチェロのソロでやらせてみようと思い立った。

bekさんと同じく、こういう風になら書けますが…
やっぱり故意でない場合を考えると
「パクリじゃないか!」>あ、ほんまや、ほんまや!
と警察に通報に行く訳には行かない…

クリソツ
投稿者:nacs
2004/ 1/21 6:30 メッセージ: 3898
これは SPINATPOLKA2 さんの 3897 に対する返信です
さすが、お母さんは冷静ですねぇ。
(調子は珍しくもオバサン風ですけど(^^))

でもこういう話は、どこか「作った」より「言った者勝ち」のところがあって
法律が出てくるとアンマシ好きになれません。
日本では「どこまでも行こう」というCMソングを作った人が
作曲家仲間を訴えるという事件がありまして、
あんな簡単なメロディ、ほとんど共有財産みたいなもんじゃないか..と
腹が立ちました。

頭はモーツァルトの子守唄の一軒おいた隣くらい
次はクリソツじゃありませんか!

これが、ご贔屓の中島みゆきさんだと
「ニヤリ!」の口じゃないか...と思うから可笑しいですね。

「泣きながら電話をかければ バカな奴だとなだめてくれる」と
唄い出す「しあわせ芝居」という歌。

ある時、アルゼンチンタンゴのディスクをかけていたら
突然頭の中でメロディーに合せて「歌詞」が飛び出してきたのでびっくりしました。
アンヘル・ヴィジョルドが1903年に作曲した「エル・チョクロ」

こん時は「やられたぁ〜!」って思いましたよ。

いや〜、すごいですね。
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/21 9:52 メッセージ: 3899
これは shaberibu さんの 3875 に対する返信です
出るわ出るわ…
シャベリブさんの怒涛の書き込みも凄い。
ご紹介くださったNHKの番組サイトのリストもスゴい。
よくあれだけ聴き集めたものだと感心します。
私も今回の皆さんからの情報に基いて○○トピ版のリストを作ってみようかな。

詳しいレスはまた後ほど。

パクリ・ジャズ
投稿者:kettaro2001
2004/ 1/21 10:36 メッセージ: 3900
これは y_bagus_m さんの 3868 に対する返信です
どもです。

 ジャズのほうでは、アドリブ・ソロなどで他の曲からメロディを拝借することもあるようで。

 オスカー・ピーターソンの『プリーズ・リクエスト』収録の「マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ」のラストに、「主よ人の望みの喜びよ」が顔を出しますね。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=uccu5006

 フィニアス・ニューボーンJrの『ワールド・オブ・ピアノ』収録の「ラッシュ・ライフ」はイントロ部がラベルのソナチネらしいのですが、自分は「ソナチネ」のほうを聴いたことがありません。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=vicj60019

 モダン・ジャズ・カルテットの『コンコルド』。「朝日のようにさわやかに」のイントロとエンディングはバッハの「音楽の捧げ物」からの引用があるらしいのですが、こちらは両方聴いたことがない。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=vicj2043

 『クリフォード・ブラウン・アンド・マックス・ローチ』の「パリジャン・ソロフェア」では、「ラ・マルセイエーズ」や「天国と地獄」、「パリのアメリカ人」などが顔を出すシャレが聴けます。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=phce3056

 同じ「パリのアメリカ人」は、エリントン『アップタウン』の「パーディド」で、トランペッターのクラーク・テリーがパクっています。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=srcs9207

 チャーリー・パーカーは「カルメン」のハバネラからフレーズをよく引用することがあり、「恋とはどんなものかしら」でもやっているんですが、ちょっとわかりにくい。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=pocj1909
 同じ「ハバネラ」なら、ウォルター・ビショップJr.の『スピーク・ロウ』収録「グリーン・ドルフィン・ストリート」のほうがわかりやすいでしょうか。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=tkcb70554

 思いついたのを片っ端から挙げてみました。


 コード進行を借用して、別の曲にしてしまう、ということもよくあるようで、コールマン・ホーキンズ『ジェリコの戦い』収録の「ビーン・アンド・ザ・ボーイズ」は「恋人よ我に帰れ」と、エリントンの「コットン・テイル」はガーシュウィンの「アイ・ガット・リズム」と、それぞれ同じコード進行ですね。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=pocj2465
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=bvcj38049


 偏った聴き方をしているので、こういうのしか挙げられなくてスビバセン。

やずやのこうず
投稿者:shaberibu
2004/ 1/21 11:40 メッセージ: 3901
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
とホルスト「木星」。(冒頭だけ期待させてあとは、まるっきり違いますけど)

ホルスト「天王星」とデュカの「魔法使いの弟子」の後半、

魔法使いの先生が帰ってきて呪文をかけるところ??

洋楽ポップスで・・・、
投稿者:ZAKKYO2000
2004/ 1/21 13:04 メッセージ: 3902
これは y_bagus_m さんの 3868 に対する返信です
・・・2つほど、

’80年代に一発屋で終わったイギリスの女の子二人組「ストロベリー・スウィッチブレイド」のデビュー曲「2人のイエスタディ」のイントロと「シベリウス」の「交響曲第5番、第3楽章」、おそらく引用だと思いますが、実はパクリかも。

モータウンの若き歌姫「シャニース」のデビュー曲「アイ・ラヴ・ユア・スマイル」の途中で一瞬出てくる「ドビュッシー」の「アラベスク」、これは明らかに引用。

天王星=「たんたん狸の〜」やドヴォ8=「こがねむし〜は」は出てましたかな?

モーツアルト
投稿者:yukkomylove2003
2004/ 1/21 13:07 メッセージ: 3903
これは shaberibu さんの 3893 に対する返信です
shaberibuさん こんにちは。

モーツアルトと早春賦といえば、ピアノ協奏曲27番のフィナーレを聴いてそう思いました。
というか、これって春へのあこがれと同じですよね。

そういえば、モーツアルトの四男にフランツ・クサーヴァー・モーツアルトという
のがいて、彼も作曲をしているのですが、ピアノ四重奏曲ト短調のフィナーレって
「たんたん狸の○玉」の主題?による変奏曲になっています。
このことはHMVの通販も認定しているようですけど。

オー○ンチン
投稿者:yukkomylove2003
2004/ 1/21 13:14 メッセージ: 3904
これは yukkomylove2003 さんの 3903 に対する返信です
バグースさんの世代なら、子供の頃ハニーナイツという団体が「オーチンチン」と
いう歌を歌っていたことご存知ないですか?

実は、シューマンのピアノ曲トッカータの中間部の出だしを聴くと、どうしても
この歌のことを思い出してしまうんですよ。

as_dsch
投稿者:ciurlionjs
2004/ 1/21 15:45 メッセージ: 3905
これは as_dsch さんの 3880 に対する返信です
あなたの分身のhcsd_sa_as_dschとassss_dschを何とかしてください。うざいよ。

パクられ上手
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/21 18:40 メッセージ: 3906
これは shaberibu さんの 3901 に対する返信です
まずはシャベリブさん、怒涛のレス 改めて御礼申し上げます。

>ボレロのパクリ
>童謡「あのこはだあれ」
>クライスラー
>有名どころ3つ

私はこれらの曲、いずれもパクり歌/パクラれ歌のどちらかが分かりません。
う〜ん、聴いてみたい。 どこぞに音源がないものか!
ところで、「早春賦」って確か 「知床旅情」のパクラれ歌でもありましたよね。
モーツァルトにパクラれ、森繁久弥にパクラれ、この中田章さんという方 なかなかのパクラれ上手。
できるものならば、パクリ王、パクラれ王選手権もやってみたいですね。

>兄弟で

シュトラウスは兄弟でパクり合いをしていたのですか?
美しき兄弟愛… 違うか。

>「新世界から」から第4楽章冒頭

これは以前jeuxさんもおっしゃってましたね。
結構、「そうそう!」と思ってらっしゃる方 多いのでは?

>動物の謝肉祭
>シュトラウスU世:芸術家のカドリーユ

この辺になってくると、パクりいうより、引用・パロディの世界。
確信犯ですね。

>マーラー:交響曲第5番

私も初めてマーラーの5番のレコードを聴き始めたその瞬間、「あれ、レコード間違って入ってる?
だってこれメンデルスゾーンの結婚行進曲じゃないの…」 と思いまし…
あれあれ? 「結婚行進」ではなく「葬送行進曲」なのですか??
「そんなん あんの?」と言うわけで、MIDI聴きました。
へー、こんな曲があるのですね。
もしかすると、この曲自体が自作の結婚行進曲からのパクり(もしくはその逆) では?

>やずやのこうずとホルスト「木星」。

シャベリブさん、「やずやのこうず」って何?

パクりトピです
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/21 18:52 メッセージ: 3907
これは yukkomylove2003 さんの 3881 に対する返信です
>そもそもMsg.1にあるように、このトピックが他のカテにあるトピのアイデアのパクリであります・・・

ややや、そ、そーでした、そーでした。 ○○トピはパクりトピ。
このトピが今あるのも今はなき元トピがあってこそ。
で、私のお師匠さん、そのトピがなくなってからも他カテで大活躍しておられます。

>パクリがテーマということは「タコ先生について語れ」と言われているような気がしてしまう田吾作ですが、

まず思い出すのが、「この指パパ…」でしたね。
あと、交響曲第15番に多くの引用があるのでしたね。
でも、田吾作さんの口ぶりから察するに、それら以外にももっとありそう。
おいおいバクろっていって下さい。

>ストラビンスキー「春の祭典」が映画「ジョーズ」でパクられてますが、

お、そーだったのですか。
もっとも、私ジョーズのテーマと言うと、あの出だしの新世界しか知らないので、わっかりまへん。

>メンデルスゾーンの「結婚行進曲」に“I love you forever.”という歌詞をつけたのは余りにも安易で、
>最初見た時には怒り心頭に発してリモコンをテレビに投げつけようとしました。

田吾作さんはリモコン投げつけたくちですか。
私は逆に 「お、考えたじゃん!」と膝を打ち、脛を打ち、悶えながら感心した方です。
私も何か他の曲に歌詞を付けて発表すれば、次の紅白・レコ大も夢じゃない! (こればっかし) って。

>ソナチネアルバムにある「チャルメラ」がつい最近まで出てなかったのは意外ですね。

え、どんなんやろ?!
ソナチネアルバムなら私もやったことのある曲かもしれないのですが。

>でも私的には、吉幾三の「酒よ」というと、シューベルトピアノソナタ第六番D566第一楽章を
>思い出してしまいますし、「しよじょ寺の狸ばやし」の間奏を聞くと、
>ベートーヴェンの「英雄」フィナーレのコーダを思い出してしまいます。

D566? 知らない…
しょうじょう寺の間奏? 忘れた…
うーむ、こうして色々な曲が出ても、それを知らなければフラストレーションが溜まりますね。
体に良くないテーマだ、これは。

ところで、子供の頃(と言っても中学校以降ですが)、「しょ、しょ、しょじょじ」という歌を耳にすると、
いつも 「処女寺」という文字が頭に浮かんでしまいます。
どんな寺なんだろう、行ってみたいような みたくないような…

いじわるモーツァルト
投稿者:SPINATPOLKA2
2004/ 1/21 19:18 メッセージ: 3908
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
最高のパクリ収集作品はモーツァルト「音楽の冗談」(Ein musikalischer Spass KV522)

これはひどい!
才能ない作曲家や演奏家をパクって作品に仕上げた”いじわるモーツァルト”。

色々なメロディーの寄せ集めで始まる1楽章、無理矢理な転調、ひどいオーケストレーションのパクリを披露。
2楽章、おかしな和音進行に続き、ホルン奏者の記号の読み違え、へたくそなヴァイオリニストの弾き方をパクリ。
3楽章、間違ったフレーズの取り方や装飾の仕方、まるでエチュードをくっつけ合わせたような能のないカデンツァを演奏する奏者をパクリ。
4楽章、シンフォニーらしく聞こえるもののまとまりがなく、転調を繰り返すうちに遂に行き詰まるという愚作のパクリ。

3流の作曲家やへたくそな奏者をあざわらって、モーツァルト風に仕立てたというところが何とも皮肉ですが、そのたくみなパクリ方に笑い転げずにはいられない曲です。

座右の銘
投稿者:beknch
2004/ 1/21 20:19 メッセージ: 3909
これは katochan_kenchan さんの 3892 に対する返信です
フランクのヴァイオリンソナタの4楽章冒頭はベートーベン「大公」冒頭と
ムードが良く似ていると思います。

バッハ無伴奏ヴァイオリンソナタの3番のフーガは「ロンドン橋落ちた」を彷彿
させますね。無関係乍ら「ロンドン買ってね」というパン屋を思い出しました。

シベリウス5番の3楽章途中ホルンの辺りは「千と千尋の神隠し」の千が竜の上に
乗って空を飛ぶ時の音楽に似ています。2002年に最も多く見たDVDでした。

結婚行進曲とマーラー交響曲5番、共に冒頭のラッパの11音目までは同じ。
12音目で半音違うだけで大きく明暗が分かれます。
もし演奏者がギャグで違う方を吹いたら・・・

>ショパン・・・ピアノ協奏曲第一番の第一主題冒頭が都はるみの「北の宿から」

これは良く出来た話だと思います。互いの曲想からは似てるなんて思わせずに、
でもよく見たら♪の並びは9個目まで一緒だなんてその意外性が面白いです。
よく気がつかれたものですね。

原田真二の「キャンディ」とビートルズの「ミッシェル」どこか似てますね。

そう言えば、天地真理のデビュー曲「水色の恋」がパクリだと言う話題で盛り
上がったことが昔ありました。大ヒット曲へのやっかみだったのでしょうか?
でも、何という曲に似てたかを思い出せず気持ちが悪い。

>ネコに小判

これで突然思い出したパクリ格言、「ネコにこんばんは」。
ネコに挨拶しても答えてくれない事から無駄なことはやめましょう、と。

余計なことをするとおっぱいにアザができますよ、と言うパクリ警句として、
「馬の耳にねんど」というのもありました。

私の座右の銘にしたいくらい気に入っているのが
「犬も歩けばネコも歩く」
犬好き、動物好きにはこたえられないパクリ名言です。
世の中自然体が一番ですよ、と教えてくれますね。

米のテレビ番組「ナイトライダー」
投稿者:shaberibu
2004/ 1/21 20:40 メッセージ: 3910
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
とドリーブ:組曲「シルヴィア」から

終曲「バッカスの行列」。

どう考えてもパクリだと思います。

ふたつ
投稿者:lvkoechel
2004/ 1/21 20:46 メッセージ: 3911
これは y_bagus_m さんの 3907 に対する返信です
たぶん偶然の産物でしょうが、「第九」の「歓喜の歌」と、KV222

 こういう曲です
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=552018630&tid=a5afa5ia57a5ca5afbdibf4bcta4ga49a1a3&sid=552018630&mid=1585

 サン・サーンスの「天国と地獄」同様に、意図的なパクリ
  マラ3の冒頭とブラ1の終楽章の主題

>ふたつ
投稿者:shaberibu
2004/ 1/21 21:04 メッセージ: 3912
これは lvkoechel さんの 3911 に対する返信です
これは、初耳でした。

第九→ブラ1→マラ3とは・・・

西洋音楽の偉大な遺伝子が脈々と流れているのを感じ取りました。(大げさ)

しかし、モーツァルトとベートーベンも偶然の産物とはいえ、興味深いです。

y_bagus_m殿
投稿者:psycho_itteyoshi_returns
2004/ 1/21 21:14 メッセージ: 3913
これは y_bagus_m さんの 3845 に対する返信です
graywhale3こと極悪灰色鯨は悪人です!

長嶋のことしか頭がない上に、近鉄を「近玉」などと汚い言葉で侮辱するバカサイコです!

こんなサイコには絶対にレスしないでください!!

>ライオンキングの映画を見て、・・
投稿者:wadakamaru
2004/ 1/21 21:24 メッセージ: 3914
これは SPINATPOLKA2 さんの 3897 に対する返信です
お、これ。ひとこと言いたかった。
また、「トピカテ」ずれのネタ。よく似た名前の宮殿の秘宝になるかも。(なるわけない)
雰囲気を強調するため、ガラ悪く表現していますが、
これは演技であって書き手の本当のキャラクターではありません。(ほんまかいな)

この映画って、まさしく「ジャングル大帝」のパクリそのものですよね。
それをある人が、手塚プロの人に言ったら、
「あのディズニーに似ているなんて言われて大変光栄です」のようなことを言ったとか。
「何をぼけたこと言っとんねん。人のええのも大概にせなあかんでえ、ほんまに〜。
 ええようにパクられているだけやないか。どっちが先に作っとんねん。
 裁判起こすくらいの気〜ないと、しまいに手塚作品全部持っていかれるで〜。
 鉄腕アトムも取られそうな兆候もあるし、たのんまっせ〜」
と、はしたない言葉遣いをしてしまいました。
それまでは畏敬の念さえ持っていたディズニー・プロに対して、
かなりの不信を抱くようになってしまいました。

ずれネタ、並びに「ライオンキング」ファンの方には不快な思いをさせたかも知れません。
話題の一つと言うことで、ご容赦下さい。失礼しました。

似てないけど・・・
投稿者:shaberibu
2004/ 1/21 21:28 メッセージ: 3915
これは beknch さんの 3909 に対する返信です
@ラヴェル:ラ・ヴァルスとR・シュトラウス:バラの騎士からワルツ。

Aロッシーニ:セビリアの理髪師序曲とセミラーミデ序曲。

Bダニー・ボーイとアニーローリーと庭の千草。

有名どころで
投稿者:shaberibu
2004/ 1/21 21:36 メッセージ: 3916
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
16世紀の作者不詳のシチリアーナ(レスピーギ編で著名)と

ロドリーゴ:ある貴神のための幻想曲より第2楽章。

雰囲気が・・・
投稿者:shaberibu
2004/ 1/21 21:41 メッセージ: 3917
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
ベートーベン第九の第2楽章の出だしとドヴォルザーク第9の第3楽章の出だし。

世紀の大発見
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/21 22:49 メッセージ: 3918
これは wadakamaru さんの 3887 に対する返信です
>第九の4楽章で、ベースのソロの後のファゴットが裏メロディを吹くところは
>「木曽のおんたけさん」からパクッてますね。

裏メロに目を(耳を) つけるとは、さすがbekさん。
120小節目あたりですね、とスコアを見る。
なーるほど。
今までそんなことを思ったことはなかったですが、言われてみればそんな気がしてきますね。
木曽のおんたけさんか、なるほど。 反芻すればするほど味が出ますね。
これは渋い。

>モーツァルトのトルコ行進曲の中間部の終りは奥村チヨの「終着駅」
>映画「ファイナルカウントダウン」の中で流れてくる音楽は岩崎宏美の
>「マドンナ達のララバイ」と殆ど同じ
>ブラームスのピアノ五重奏曲は冒頭からいきなり「走れトロイカ」ですね。

そうそう! 今までのおさらいですね。

>チャイコフスキーが「亀田製菓」からパクッたと言う曲もありますが(Sym4,3楽章)、

何を隠そう、アシ隠そう、私 最近「亀田のあられ…」のパクりをもう1曲発見しました。
それはベートーヴェンの8番。
これでもか! と「亀田のあられ…」のフレーズをやる箇所があるのです。
上高森遺跡発見に匹敵する大発見だと自負しています。
でも、何楽章のどこだったっけ?
自負しているわりには覚えていないというこのいい加減さ。
まぁ、上高森遺跡ですからね。
もっかいベー8聴いて確かめておこっと。

>マーラー「巨人」の第三楽章は「鐘が鳴る」でしたよね。

♪ARE YOU SLEEPING…♪ のメロディを短調に変えた確信犯的「引用」ですね。

>そう言えば、チャイコの悲愴の冒頭はベトやんの悲愴の冒頭と似てますね。

これも今まで全然気づきませんでしたが、そう言われればその通りですね。
bekさん、なかなか渋い耳をお持ちのようです。

>サン・サーンスの「動物の謝肉祭」のなかの「カメ」は、
>オッフェンバックの喜歌劇「天国と地獄」のカンカンをパクッていますね。

もう何十年もこの曲聴いていませんが、たしかベースで天国と地獄をノソノソとやるのでしたよね。

>バロックの或る無名の作曲家の曲の或るフレーズが、
>後世の有名な作曲家の有名な曲と非常によく似てる。

ワダカマルさん、そのあたりの暴露話もおいおい聞かせてくださいね。

>男声より女声の方が低い。 これぞ「逆さまの世界」。

何だかタコ先生のピアノトリオを思い出してしまいました。
出だしの、チェロがフラジオでバイオリンよりも高い音を出す… という箇所。
うーん、あのCDは今いずこ。
昨日現在で、香港九龍サイドの海岸には流れ着いていません。

じゃ、私も第九
投稿者:lvkoechel
2004/ 1/21 23:23 メッセージ: 3919
これは y_bagus_m さんの 3918 に対する返信です
裏メロディの128小節からのを、ヴァーグナーが「マイスタージンガー」でぱくった。

パクりパクられ
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/21 23:24 メッセージ: 3920
これは katochan_kenchan さんの 3892 に対する返信です
>ずっと、ログインできず、腹がたちました。 友人へのメールもアウト!

あれ、今度はlvkさんの番なのでしょうか?
なんだか持ち回りでおかしくなっていっているようですね。

>多分、由紀さおり、の「手紙」? とかいう曲の「なみだでつづりおえた(お別れの手紙)」というのと 
>「フィガロの結婚」の第三幕の六重唱 E quello e mio padre che a te lo dira

では早速、と思ってCDを見てみたのですが、
私の持っている抜粋盤には収められていませんでした、その曲。 残念。

>愛撫す の第二交響曲。フォスターがたっぷり聞かれます。

EYEブスとフォスターですか。 同じ国のお人ですけんね。

>冒頭主題ではなくて、第1主題が一段落してから出る副主題です。

katochan_kenchanさん、初めまして。 歓迎光臨です。
あれは副主題なのですか。
私は冒頭のは「序奏」で、あれが第1主題かと思っていました。

>「北の宿から」と酷似しています。最初から9番目の音まで、完全に一致していますから。

ミ・ド・レ・ミ・ラ・シ・ド・シ・ラ…
そう言われれば本当にそうですね。
そのわりに、katochan_kenchanさんご自身もおっしゃっているように「言われれば気づくくらい」
なのは、拍子や音の長さが違うことに加えて、フレーズの取り方が異なるからなのでしょうね。
「北の宿から」をショパンのように取ると、「あな〜たか/わりは…」となって変なところで
切れてしまう… という。 まぁ、どーでも良いことですが。

そう言えば、「北の宿から」って小林亜星の曲でしたよね。
服部克久を訴えるのであれば、ついでにショパンも訴えればよかったのにね。
「オレのメロディをパクった!」って。

>シューマンの曲は、20年以上前に一度聴いたきりですが、
>これは異様なほどよく似ていて、驚いた記憶があります。

いや〜、そういったのを読むと、ますます聴きたくなりますねぇ。
山田耕作自身からのコメントはあったのでしょうか、その件に関して。

>ビゼーの歌劇「カルメン」にベートーヴェンの「歓喜の歌」と同じ音の動きをする旋律が出てきます。

それは知りませんでした。
ベートーヴェンのこのメロディって結構色々なところで使われているようで、
パクられ度がかなり高いような気がします。

katochan_kenchanさん、またよろしくお願いします。

バグースさん
投稿者:lvkoechel
2004/ 1/21 23:30 メッセージ: 3921
これは y_bagus_m さんの 3920 に対する返信です
「フィガロ」、抜粋とはけしからん!(笑)。  六重唱はMozartが自信を持っていた曲だった気がします。   

シューマン作曲
投稿者:der_kranke_mond
2004/ 1/22 0:05 メッセージ: 3922
これは y_bagus_m さんの 3868 に対する返信です
ピアノ五重奏曲・第4楽章のテーマ

これって、モーツァルトの「トルコ行進曲」の旋律の一部を短調に移し替えた
だけのように聞こえるのですが、いかがでしょうか。
作品の成立事情をよく知らないので、これはパクリ(又はパロディ)なのか、
偶然似てしまっただけなのか、僕は分かりませんけどね。

マーラー5番といえば
投稿者:katochan_kenchan
2004/ 1/22 0:11 メッセージ: 3923
これは beknch さんの 3909 に対する返信です
マーラーのトピでも書きましたが、冒頭のファンファーレは、
ハイドンの「軍隊」第2楽章がネタ元ではないかと思います。
なーんか、いかにも「軍隊」からの引用、というニオイを
感じるもので。単なる勘ですけど、民謡を短調にして引用した
第1交響曲の第3楽章と同様、わざわざ短調で引用したのでは
ないかと疑っています。
なお、マーラーは、ごていねいにも、第4交響曲の第1楽章で、
このファンファーレを予告しています。それも、同じ嬰ハ短調で。
このリズムは、メンデルスゾーンの結婚行進曲とか無言歌とも
共通していますが、ベートーヴェンのいわゆる「運命の動機」
でもありますね。私は、実は、このリズムは普遍的なので、
どんな作曲家でも好んで当然、それだけの話じゃないかな、と
よく思うんですけどね(そもそも「運命」というのは日本独特の
あだ名だとも言われていますし)。

それから「大公」ですが、フランクよりもシューベルトへの
影響を感じます。彼は、同じ変ロ長調でピアノトリオの名曲を
書いていますし、やはり変ロ長調のピアノソナタ(D.960)の
冒頭主題にも、「大公」の冒頭主題の遠いエコーを感じます。

パクりの道
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/22 0:59 メッセージ: 3924
これは SPINATPOLKA2 さんの 3897 に対する返信です
>ラヴェル ピアノ協奏曲の第3楽章とゴジラのテーマ。

いやー、これはびっくり。
出てきますねー、あのテーマが。
私昨年この曲を実演で聴いているのですが、その時には全く気付きませんでした。
それにしても、ラヴェルが伊福部をパクっていたとは知りませんでした。

>亜麻色の髪の乙女
>↑<題名パクり>。

おー、nujikoaさんではないですか!
歓迎会来。 どうされているのかと思っていましたよ。

「題名パクり」とは思いつきませんでした。
その線の曲結構あるかもしれませんね。
例えば… と考えてみるとなかなか思いつかない。
あ、そーだ、「春」なんて題名は古今東西津々浦々パクりパクられまくりではないでしょうか。
そもそもオリジナルは誰やねん? というほど。

>ついに自分の名前(nujikoa)で掲示板検索をしてみるという始末。(−−)
>すると・・・
>>ところで、最近nujikoaさんをお見かけしませんが

あー、びっくりした。
私はまたYAHOO全体で検索したらそれが出てきたのかと思いました。
掲示板内検索なのですね。
でも、実際に「nujikoa」 でYAHOO検索してみると…
何とヒットするではありませんか、nujikoaさん!
ちなみにgoogleでやってみても同様の結果でした。
この〜、有名人!!

nujikoaさん、お仕事急がしそうで大変ですが、これからも無理せぬ程度に出来るだけ頻繁に
(なんや、それ?) 寄ってください。
投稿が明日への活力を生む! ということも無いではないような気がしないでもないですから。

>パクリの品種

なるほど、一口にパクりと言えど、いろんなパクりが存在するのですね、この世には。
この中で、一番微妙なのが、
>・全然パクったつもりはないのに、偶然にもすでに非常に似たものが存在していた。
というやつ。
「偶然にも」というのが、どれほど純粋に偶然なのかが問題です。
自分では全然そんなつもりはなかったのだけれど、人から指摘されて「あ、ホンマや」
となった場合、そしてそれが作曲者も知っている曲だった場合、意図的ではなくても
無意識のうちにそのメロディをベースにしてしまった ということは絶対にあり得ることだと
思います。

また、もっと意地悪な見方をすれば、たとえそれが「作曲者が知らない曲」だったとしても、本当に
100% 知らなかったのか? という疑問も出てきます。
自分は意識していなくても、どこかで耳にしてそれが潜在意識の中に取り込まれたという可能性も
ないではない。
なんて考えてゆくと、作曲なんかできなくなってしまうのかもしれませんね。
奥が深いぞ、パクり道!

被告の証言
投稿者:SPINATPOLKA2
2004/ 1/22 3:04 メッセージ: 3925
これは y_bagus_m さんの 3924 に対する返信です
>「偶然にも」というのが、どれほど純粋に偶然なのかが問題です。
本当に100% 知らなかったのか? という疑問も出てきます。

疑い深いバグースさん。
この例は自ら体験があり、本当にそういうことも起こり得るのです。
在学中の試験で提出したものとそっくりのものが、数年後、初めて聴いたオペラ「サロメ」の中に出て来た時は、ウィーンオペラ座の上席から落ちるほどびっくりしました。
なんでリヒャルトが何でウィーンフィルが…!と。

テーマのモチーフが同じ、楽器も同じ。従って何度も何度も出てくる。
サロメのサの字も知らなかったのは事実です。
隣に居た主人が”同じじゃない!”とニタリ。ヤな感じ…
パクリしたのはどっちよ?R.シュトラウスな訳がない。
試験官達はなんと当時思ったのだろうかと思ったら非常に複雑な気持ちになりました。

だからあるんですってば。偶然の一致って。(プンプン)

たぬきの○んたま
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/22 10:25 メッセージ: 3926
これは yukkomylove2003 さんの 3903 に対する返信です
>日本では「どこまでも行こう」というCMソングを作った人が作曲家仲間を訴えるという
>事件がありまして…

私はあの「記念樹」と言う曲、知らなかったのですが、娘が学校で使っているソングブックを見て、
「おー、これはまごうことなきパクりやんけ!」 と感じてしまいました。

>頭はモーツァルトの子守唄の一軒おいた隣くらい次はクリソツじゃありませんか!

うわっ、ホンマや。
「どこまでも行こう」を3拍子にしたらモーツァルトの子守歌そっくり!
それにしても、小林亜星という人は稀に見るパクられ上手なのですね。
ショパンにパクられ、服部克久にパクられ、さらに同じ曲をモーツァルトにまでパクられるとは!
この際、モーツァルトも訴えましょう。
「モーツァルトまでオレの曲をパクりやがった!」 ってね。
パクられ王の栄冠はあなたの頭上に輝くかもしれない!

>ジャズのほうでは、アドリブ・ソロなどで他の曲からメロディを拝借することもあるようで。

ケッタロさん、結構あるのですね。
クラシックからメロディを借りてきたアドリブって。
それもバッハからビゼー、ガーシュインまで様々。

ロックでは私は実際に聴いたことはありませんが、ジョン・ロードあたりが絶対に
やっていそうですね、バッハあたりのメロディ借りてきて。
あと、リッチー・ブラックモアが、やはりギターソロでクラシックではありませんが
童謡だか民謡だかっぽいメロディを挟んでいたのを聴いたことがあります。

>洋楽ポップスで・・・、・・・2つほど、

「ストロベリー・スウィッチブレイド」というのは私は知りませんでした。
ついでに言えば、シベリウスの交響曲第5番 も聴いたことがない。 うゥ…

>天王星=「たんたん狸の〜」やドヴォ8=「こがねむし〜は」は出てましたかな?

いや、出とりまへんな まだ。
そうそう、これらを挙げなきゃモグリですね。

>ピアノ四重奏曲ト短調のフィナーレって
>「たんたん狸の○玉」の主題?による変奏曲になっています。

なに? それは聞き捨てならない。
実は私も大学時代 「タヌキのき○たまの主題による変奏曲」 というのを作り
同学年の連中に無理やり演奏させた覚えがあるからです。
あのメロディはなかなか素晴らしい。

ブラームスの「ハイドン変奏曲」の第1曲目を頭の中に思い浮かべてみて下さい。
で、次にあのオーボエのメロディを「タヌキのきん○ま」に替えて見てください。
ね、なかなか良いでしょう?
私は声を大にして言いたい。
「たぬきのきんた○」は「ハイドンの主題」に勝るとも劣らない簡潔にして高貴なメロディだと。

モーちゃんって…
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/22 11:34 メッセージ: 3927
これは SPINATPOLKA2 さんの 3908 に対する返信です
恭喜發財!
今日は春節(旧正月) の初一(元旦)。
こちらは今日から6連休です。
昨年はシンガポールに里帰りしたのですが、今年はずっと香港に居残り。
まぁ、このトピのレスにせっせと精を出すとするか。

>バグースさんの世代なら、子供の頃ハニーナイツという団体が「オーチンチン」と
>いう歌を歌っていたことご存知ないですか?

♪おー、チンチン、おー、チンチン、あのチンポコや〜、どこ行った?♪ というやつですね。
不思議と下品さを感じさせない曲でした。
ほら、上記のように歌詞を書いてもお下劣じゃないでしょ?
え、充分お下劣だって? 失礼。

>実は、シューマンのピアノ曲トッカータの中間部の出だしを聴くと、どうしても
>この歌のことを思い出してしまうんですよ。

シューマンのトッカータですね。
よ〜し、探してみるぞ、ケンプのシューマンピアノ曲全集。
…と意気込んだのですが、見付かりません。
このCDは「全集」ではなかったのかな? 「ほぼ全集」 程度のようです。

>最高のパクリ収集作品はモーツァルト「音楽の冗談」(Ein musikalischer Spass KV522)

うーむ、これをどっかの下手オケがやったらわざとやらなくても「冗談」になってしまうのでしょうね。
しかも決して笑えぬ冗談に。

>3流の作曲家やへたくそな奏者をあざわらって、モーツァルト風に仕立てたというところが何とも
>皮肉ですが、そのたくみなパクリ方に笑い転げずにはいられない曲です。

私は(例によって) この曲は知らないのですが、シュピナートさんの書き込みを読むと、
モーツァルトってメチャクチャ性格悪そうですね。

自己パク
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/22 11:40 メッセージ: 3928
これは wadakamaru さんの 3914 に対する返信です
>フランクのヴァイオリンソナタの4楽章冒頭はベートーベン「大公」冒頭と
>ムードが良く似ていると思います。

早速聴いてみました。
なるほど、なるほど。 結構「大公」 してますね。
大公と言えば、ベートーヴェンのラズモフスキー3番の出だしもかなり「大公」しているような
気がするのですが、いかがでしょうか。
あと、曲調やメロディは違うのですが、チェロソナタ3番の出だしも共通した雰囲気を感じます。
同一の作曲家がやっている「自己パクり」って結構あるのでは?

>バッハ無伴奏ヴァイオリンソナタの3番のフーガは「ロンドン橋落ちた」を彷彿させますね。
>無関係乍ら「ロンドン買ってね」というパン屋を思い出しました。

はいはい、この曲は前にも話題になりましたね。
ちなみに、私の場合「ロンドン」で思い出すのはパン屋ではなく、何と言っても
あの「楽しいロンドン、愉快なロンドン」…」 です。
前にも書いたっけ この話、「ご当地ソング」 の時に。
いずれにせよ、イギリスが生んだ屈指の名曲と言えよう。

>原田真二の「キャンディ」とビートルズの「ミッシェル」どこか似てますね。

これは原田真二が歌っていた当時から私もそう思っていました。
きっと、わざと似せて書いたのでは? と思っているのですが。

>私の座右の銘にしたいくらい気に入っているのが 「犬も歩けばネコも歩く」

なかなか味わい深い、含蓄のある言葉ですね。

>米のテレビ番組「ナイトライダー」ととドリーブ:組曲「シルヴィア」から終曲「バッカスの行列」。

う〜む、パクり歌、パクられ歌 どちらの曲も知らない…

>たぶん偶然の産物でしょうが、「第九」の「歓喜の歌」と、KV222

これは驚き。
パクられ歌の横綱格だと思っていたあのメロディが実はパクり歌でもあったとは!
改めて、パクリ道の奥深さを感じます。

>マラ3の冒頭とブラ1の終楽章の主題

マーラーの3番は知りませんが、ブラ1は「はいはい!」ですね。
あと「歓喜の歌」系で忘れてはならないのがシューベルト。
「偉大交響曲」4楽章で盛大に(改めて聴いてみると「盛大」と言うほどでもないか)パクってくれますし、
D959のピアノソナタ終楽章におけるさり気ないパクリっぷりも見事なものです。

>「あのディズニーに似ているなんて言われて大変光栄です」のようなことを言ったとか。

そう、私もあのコメントには失望しました。
何でそんなに自分たちを卑下するの? って。
小林亜星を見習いなさい! 彼なんか「パクられて光栄でございます」なんて言いません。
現役の同業者どころか、モーツァルトやショパンといった歴史上のた偉大な作曲家まで相手取って
訴訟を起こす気概を持っているではありませんか?
… いや、違った?
ちょっと、しつこいですね。 小林ネタはこれで打ち切り。
亜星さん、ごめんなさい。 ボクを訴えないでね。

「君が代」の作曲者判明!
投稿者:as_dsch
2004/ 1/22 12:15 メッセージ: 3929
これは y_bagus_m さんの 3926 に対する返信です
katochan_kenchanさん

>私は、実は、このリズムは普遍的なので、
どんな作曲家でも好んで当然、それだけの話じゃないかな、と
よく思うんですけどね(そもそも「運命」というのは日本独特の
あだ名だとも言われていますし)。

そうですね。
ぱっと思いついたものでは、ベートーヴェン「英雄」第2楽章の送葬のメロディを支える低弦が“運命の動悸・息切れのリズム”を奏でます。
西郷隆盛(ハイドン→おいどん→西郷隆盛)の「軍隊」にも出てきますし、それ以前にも探せばあるというのを聞いたことがあります。
また、ベートーヴェンの交響曲5番と6番「田園」、ピアノ協奏曲4番とのリズムの共通点については作曲時期と絡めて、アカデミックな場で古くから指摘されていることはつとに知られています。(尚、5番と6番は同時に初演されているが、この時は5番と6番が逆だった・・・これもまた有名な話です)

さて、パクリといえばナント!「君が代」がパクリだったのです。
バルトーク「オケコン」第2楽章で金管によって「君が代」の冒頭のメロディが出てきます・・・このことは天岩戸神話と並んで広く遍く知られるべきことではないでしょうか?

パクリではありませんが、モーツァルト「ジュピター」終楽章のフーガの4つの音は既に交響曲1番に登場しているというのを聞いたことがあり、これが所謂「初期の作品に後の作品の萌芽が必ずある」という判分納得・判分眉唾な作品運命論の一例となっています。

神への音楽が未亡人の踊りに転化!・・・ブルックナー8番終楽章はレハール「メリー・ウィドウ」のワルツのメロディとして登場します・・・“タッタタッタ・タッタタッタ”の部分です。

ここで私も第九を出します。
シューベルト「グレイト」終楽章コデッタに「歓喜の歌」のメロディが出てきます・・・これはベートーヴェンを尊敬していたシューベルトが気づかなかったとは思えません・・・ベートーヴェンへのオマージュだというのは穿ち過ぎでしょうか?

パクリの根拠が明らかなのがプロコフィエフのピアノ協奏曲3番第3楽章のテーマとなっている「越後獅子」です。
プロコフィエフが米国に亡命する途中で日本に立寄ったのですが、この時に太田黒元雄(懐かしい!)などが面倒をみて日本でリサイタルを開いています。
そして、歌舞伎座で「越後獅子」を観ています・・・無駄な抵抗はやめよ、証拠はあがってるんだ!

ここらへんでタコ先生を。
なんと!ベートーヴェン交響曲7番終楽章の途中でゆっくりになる部分がありますが、これがタコ先生の最も有名な交響曲5番の冒頭になるんです。
そう、批判に応えて名誉回復するためにスターリンでも愉しめるベートーヴェンのパクリをしたのです・・・恐るべしタコ先生!・・・って、明らかに穿ち過ぎです。

もう一丁いきます。
「むすんでひらいて」があの有名な思想家ジャン・ジャック・ルソー作曲のオペラ「村の占師」の中のパントマイムの音楽であるのは比較的知られています。
それが賛美歌となり、そして日本で「むすんでひらいて」になったのです。
(“賛美歌→有名な歌”はバグースさんが「ハイドンの主題」に匹敵すると絶賛している「たぬきのきんた○」もそうです・・・以前NHKで取上げてました・・・さすが皆様のNHK、少年合唱団は肝心の部分を「たんたんたぬきのX▲!○」と歌ってました。)
さて、「むすんでひらいて」が登場するのはタコ先生の交響曲11番終楽章です。
「血の日曜日」を描いた作品で「むすんでひらいて」を登場させて政府にあっかんべーをするあたり恐るべしタコ先生!・・・って、同じパターンは飽きました?

以前に書いたものでは、モーツァルト「魔笛」でモノスタートス一味が魔法にかかって踊り出す部分は「森の音楽家」のパクリです。

まだまだパクリについては色々ありますが、次回はあの「どこまでも行こう」V.S.「記念樹」に関する一文です・・・遂に禁断の(?)人間関係にまで及ぶ、音楽界を揺るがす(震度0?)大論文です、請うご期待(しないでね)!

>雰囲気が…
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/22 12:24 メッセージ: 3930
これは der_kranke_mond さんの 3922 に対する返信です
>似てないけど・・・

どことなく雰囲気は似てる… というやつでしょうか?
ダニー・ボーイとアニーローリーと庭の千草、 これら全部アイルランド民謡… でしたよね。

>16世紀の作者不詳のシチリアーナ(レスピーギ編で著名)と
>ロドリーゴ:ある貴神のための幻想曲より第2楽章。

これはわかります、私にも。
メロディもさることながら、曲全体に流れるあの雰囲気に共通したものがありますよね。

>裏メロディの128小節からのを、ヴァーグナーが「マイスタージンガー」でぱくった。

うーむ、これは逆ワーグネリアンの私にはとんとわかりまへん。

>「フィガロ」、抜粋とはけしからん!(笑)。

う、lvkさん、ごめんなさい。
でも、今も昔もモーツァルトに限らずオペラの全曲を買うなんて私にとっては清水モノ、
いや、清水を通り越して東京タワーのてっぺんから… という感じなので。
で、私 最近「やはり自分はオペラはダメなのではないか?」 という結論に達しつつあります。
ま、もちょっとトライはしてみますが。

>シューマン作曲ピアノ五重奏曲・第4楽章のテーマ

dkmさん、お久しぶり。
シューマンのピアノ五重奏!
昔よく聴いていたのですが、もうかれこれ20年以上聴く機会がなく、
1楽章以外はどんな曲だったか全然覚えていません…
ちょっとこの曲はまたCD買わないかんなぁ。
元々好きだった曲だし…

運命の動機
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/22 12:29 メッセージ: 3931
これは SPINATPOLKA2 さんの 3925 に対する返信です
>冒頭のファンファーレは、ハイドンの「軍隊」第2楽章がネタ元ではないかと思います。

カトちゃんケンちゃんさん、歓迎再来。
では、早速 と言うことで、今軍隊の2楽章を聴いています。
クレンペラーのCD。 こんなん持ってたっけ? と言うほど聴いていません。

でも全然出てこないんですけど、軍隊ラッパ…
と思いきや、出た! 一番最後のほうに出てくるのですね。
なるほどなるほど。

>ベートーヴェンのいわゆる「運命の動機」でもありますね。

そう言えばそうですね。
ベートーヴェンは好んでこの音形を使うのでしょうか?
熱情の1楽章でも出てくるし、プロメテウスの序曲にも出てきたような…

>実は、このリズムは普遍的なので、どんな作曲家でも好んで当然、
>それだけの話じゃないかな、とよく思うんですけどね

例の、「これは運命が扉を叩く音だ」 と弟子に言ったという話はどうなのでしょう?
作り話なのかな?

>変ロ長調のピアノソナタ(D.960)の冒頭主題にも、「大公」の冒頭主題の遠いエコーを感じます。

このピアノトリオ、実は最近ちょっとハマっているのです。
そう、あの出だしのところは確かに大公に共通する雰囲気がありますね。
D960の方にはそれを感じたことはありませんでしたが、そう言われればそんな気が
しないでもない… という上書き保存の私です。

>在学中の試験で提出したものとそっくりのものが、数年後、初めて聴いたオペラ「サロメ」の中に
>出て来た時は、ウィーンオペラ座の上席から落ちるほどびっくりしました。

へー、あるものなのですね、そういうことって。
もしかすると、シュピナートさんはどこかでR.シュトラウスの血を受け継いでおられるのでは?
DNAにそのメロディが組み込まれていて、それが何かのきっかけで作品として表出した… とか。

>試験官達はなんと当時思ったのだろうかと思ったら非常に複雑な気持ちになりました。

落とされなかったところをみると、裁判官は無罪判決を下したのでしょうね。
でも、その評に、「シュトラウスのモティーフを見事にアレンジした素晴らしいパロディ…」
とか書かれていたりして。
そうであえば、気持ちはますます複雑に…

「偶然にも」
投稿者:ZAKKYO2000
2004/ 1/22 12:34 メッセージ: 3932
これは y_bagus_m さんの 3924 に対する返信です
ちょっとマニアックですいませんが、
>・全然パクったつもりはないのに、偶然にもすでに非常に似たものが存在していた。
例でひとつ、

ストラヴィンスキーの「組曲第1番」の第4曲「バラライカ」と
プーランクの「ジャンヌの扇(複数の作曲家による合作)」の中の「パストラーレ」

どうみても主旋律が同じ物で絶対にどちらかがパクっているか、別のオリジナルが存在していると思うのですが、未だ確証を得られる文献に当たっていません。真実やいかに?

同じような例で、
シャブリエの「狂詩曲スペイン」と
ワルドトイフェルの「スペイン」

これは明らかに後者がパロった様ですが、初めて聴いた時ぶっ飛びました。

運命の動機
投稿者:ZAKKYO2000
2004/ 1/22 12:52 メッセージ: 3933
これは y_bagus_m さんの 3931 に対する返信です
>ベートーヴェンのいわゆる「運命の動機」でもありますね。

吉松隆は最新作の交響曲第5番で、確信的にこのリズムを使っています。
ちょっと聴いてみましたが、これは十分許せる範囲でした。
曲自体もなかなか良く、たとえて言うと「翔べない中年男が垣間夢見る哀愁ロマン」ってな感じで、結構グッと来るものがありました。(なんのこっちゃ?)

そういえば、ファリャもバレエ「三角帽子」で悪代官の手下が主人公の夫を迎えに来る場面で、パロディとして「運命」をそのまんま使っています。初めてをこれを聴いた時、思わずにんまりしてしまい、以来この曲がずっと気に入っています。

雰囲気パクリ
投稿者:from_ojp
2004/ 1/22 13:35 メッセージ: 3934
これは y_bagus_m さんの 3930 に対する返信です
コニーフランシスの「ボーイハント」と「渚のデート」。
メロディの組み立てがちがうだけで、
曲の雰囲気はクリソツ。
最初期いた時、同じ曲がと思いました。

なんとなく似てるこの2曲
投稿者:wolfgang17560127
2004/ 1/22 16:25 メッセージ: 3935
これは y_bagus_m さんの 3868 に対する返信です
ベートーヴェン 交響曲第3番「英雄」から第2楽章冒頭とパガニーニ ヴァイオリン協奏曲第4番から第2楽章冒頭

http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B000001G93/qid=1074756281/sr=1-9/ref=sr_1_9/103-1624565-4591812?v=glance&s=classical

トラック 5

パクリの人間関係(論?)其ノ一
投稿者:as_dsch
2004/ 1/22 17:16 メッセージ: 3936
これは as_dsch さんの 3929 に対する返信です
小林亜星v.s.服部克久のパクリ問題は大変注目を集めたもので皆さんよくご存知だと思いますが、一応裁判の結果だけ書いておきます・・・駄洒落をやりたいためですが。

服部克久の「記念樹」という曲が小林亜星の「どこまでも行こう」とクリソツだということで小林亜星が服部克久を著作権侵害で訴えたものである。
一審では著作権侵害に当らずと服部克久の勝訴判決がでた。
これに不服な小林亜星は勝つまで「どこまでも行こう」とばかり控訴し、二審では“音符の70%以上が同じ”というデータをつけて争い、著作権侵害が認められた。
今度は服部克久がこれを範例として「記念樹」にされてはならぬと上告したが、最高裁は二審の判決を支持し、著作権侵害を認めた。

これについては色々考えさせられます。
田吾作は「クリソツだ」と思います。(“音符の70%以上が同じ”というのも頷ける)
しかし服部克久が意図的にパクリンチョしたのではないと思います。
敢えて司法の判断ということでは、これはもう“まあまあ、なんとか手打ちを”とはいかないので最高裁判決もやむなしだと思います。
しかし、もっと訴訟以前になんとかならんかったのかと思います。(田吾作は元米国人KGBスパイであっても意識は日本人です・・・欧米ではこういった訴訟は当り前なんでしょう)
ここで思い出すのは芥川也寸志の本に書いてあったことです。
ある日突然先輩作曲家から贈り物が届いたが、その理由がわからず電話をしたら、開口一番“申し訳ない”とのこと。
先輩作曲家が作った曲が、芥川也寸志が作ったラジオ番組のテーマ曲とクリソツであった・・・先輩は学生に指摘されてわかったとのこと・・・普段その番組をよく聞いていたせいで知らず知らずに頭の中に入っていたようです。
そして芥川也寸志は “こういうことがあるんだな” と言い、決して先輩の名前を明らかにしていません。
なんといい話だ、御達者倶楽部メンバーの田吾作は思わず落涙してしまいそうです・・・なんでここぞとばかり“高くつきますよ”と脅さなかったのかという悔し涙ではありません。

さて、ご本人の迷惑をも顧ずに引用をします。

nacsさん曰く
>あんな簡単なメロディ、ほとんど共有財産みたいなもんじゃないか..と腹が立ちました。

作詞家(今は小説家?)なかにし礼はテレビでこう言ってました。
「様々な曲を知っていることはプロとして当然である」

うーん、どちらも言い分がありますねえ。
ここで田吾作はどちらかに軍配を上げるなどという暴挙はせず(やはり日本人ですからね)、人間関係に話をすり替えぢゃない、知る人ぞ知る人間関係を展開するのであります。

JASRAC(日本音楽著作権協会)では嘗て理事会の承認無しに古賀政男記念館へ無利子融資を行うということがあり、小林亜星、池辺辰一郎らがこのことを問題として理事会を突上げました。
そして、なかにし礼もこの突上げの主用メンバーでした・・・服部克久がどういう立場だったかはわからないが、突上げの主用メンバーではなかった。
さあさあ、服部克久に「様々な曲を知っていることはプロとして当然である」と言ったなかにし礼と小林亜星の関係はいかに?(作詞家?策士か?・・・なんちゃって)

ここで吉松隆が「音楽現代」で問いかけていた永遠の問題を思い出します。
「尊敬する先輩の駄作と嫌いな奴の傑作のどちらを褒めるか悩む」

田吾作は正直に言うと、この場合は尊敬する先輩の駄作のほうを褒めたい・・・もちろん様々な人間関係に悩んだ末です・・・作品そのものの評価はちゃんと心の中でしておきますが。
なぜ悩むかというと、音楽作品の評価は数値(売上高など)や勝敗が目に見えるもの(相撲など)ではないので“なんとでも理由をつけられる”という素晴らしいものだからです。

<続く>

パクリの人間関係(論?)其ノニ
投稿者:as_dsch
2004/ 1/22 17:24 メッセージ: 3937
これは as_dsch さんの 3936 に対する返信です
<承前>

さて、ここでまたもやご本人の迷惑をも顧ずに引用をします。
被告ほうれん草に証言の機会を与える。

>初めて聴いたオペラ「サロメ」の中に出て来た時は、ウィーンオペラ座の上席から落ちるほどびっくりしました。
>なんでリヒャルトが何でウィーンフィルが…!と。

まさかSPINATPOLKA2さんはリヒャルトの隠し孫で、その名をシュピナート・シュトラウスというんぢゃあないでしょうね?
本題(?)に入ります。

>テーマのモチーフが同じ、楽器も同じ。従って何度も何度も出てくる。
>サロメのサの字も知らなかったのは事実です。

これは本当にびっくりされたことでしょう。
でも、ここで意地悪な田吾作は吉松隆の命題を適用してみます。

>試験官達はなんと当時思ったのだろうかと思ったら非常に複雑な気持ちになりました。

試験官の中のひとりがSPINATPOLKA2さんと懇意な人であった場合・・・SPINATPOLKA2さんが子供の頃からの愛弟子で可愛がってもらったとする・・・その試験官は“偶然の一致ってあるんだね”ということで“リヒャルトとクリソツになるなんてなんという天才”と主張するかもしれません。
逆に試験官の中のひとりがSPINATPOLKA2さんと仲が悪かったとしたら・・・以前にブラームスの交響曲3番の評価で決定的に意見が合わず、しかも田吾作とは違ってそのことで口も利かない関係になっているとする・・・その試験官は“なんだこのパクリンチョは”ということで“こんな恥知らずなことをする者は追放だ” と主張するかもしれません。

>だからあるんですってば。偶然の一致って。(プンプン)

これは本当に誰にも信じてほしいですね。
でもおそらく本気で疑う人はいなかったんぢゃあないでしょうか・・・試験官も気づいたと想像できますが、オーストリーでは超の字がつくほど有名な「サロメ」を楽器も同じでパクリンチョなんてプロ(になる最中?)の音楽家がやるとは思えませんから、疑ったりはしなかったでしょう。(ご主人もわかってて面白がってたんぢゃあないだろうか)
むしろもっとマイナー曲と一致していて、自分は気づかずに他人に指摘されるほうが嫌でしょうね。

結局何が言いたいのか自分でもわからなくなってきた田吾作ですが、パクリに気がついたら、パクリを指摘されたら、相手との関係をよく考えて行動しましょう・・・うわっ、しょうもない結論になってしまった。

ショパンとベートーヴェン
投稿者:yukkomylove2003
2004/ 1/22 17:26 メッセージ: 3938
これは y_bagus_m さんの 3927 に対する返信です
バグースさん こんにちは。

トッカータって難曲だから、ケンプには無理ですわ。
リヒテルのシューマン協奏曲旧盤(DG)のおまけにはついてますが。

さて、ショパンが歌曲を書いていたということを知る人も少ないと思いますが、
そのうち第13番(作品74−13)イ単調の曲の最後の部分が、
思いっきりベートーヴェンの「エリーゼのために」しています。
こんなヘン?な曲をMIDIにしてしまった奇特な方もいらっしゃいますが。

ttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hasekou/midi.htm

アトム
投稿者:beknch
2004/ 1/22 20:23 メッセージ: 3939
これは y_bagus_m さんの 3931 に対する返信です
ベートーベンのピアノソナタ31番の2楽章は「マイムマイム」のムードに溢れて
います。

>変ロ長調のピアノソナタ(D.960)の
>冒頭主題にも、「大公」の冒頭主題の遠いエコーを感じます。

成る程、「遠いエコー」と言われてみるとそういう気も。

このシューベルトのソナタ21番ですが、冒頭から1分位のところで「鉄腕アトム」が顔を出しますね。
前から思っていたんですが、一瞬登場するメロディは全くアトムと同じです。
「空をこえてラララ星のかなた…」の「星のかなた」のところなんですけど。

>ベートーヴェンのラズモフスキー3番の出だしもかなり「大公」して
>いるような気がするのですが、いかがでしょうか。

和音のロングトーンをガーッと弾くところから始まるやつですよね?
1楽章のアップテンポになるところからですか? ほう、鋭い感性ですね。

>曲調やメロディは違うのですが、チェロソナタ3番の出だしも共通した雰囲気を感じます。

チェロのソロで始まるやつですね。ピアノが入ってくるあたりから確かにそのムードが。
この曲の4楽章も「大公」冒頭のメロディをパロッている感じで愉快ですね。

>同一の作曲家がやっている「自己パクり」って結構あるのでは?

曲が曲だけに「大公意識」があったんでしょう。

平原綾香
投稿者:shaberibu
2004/ 1/22 20:49 メッセージ: 3940
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
こんなんなってるとは、思いませんでした。

これって、原曲のせい?

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/entertainment/music_charts/

プラスチック・ヴィヴァ・バンド
投稿者:wadakamaru
2004/ 1/22 20:53 メッセージ: 3941
これは y_bagus_m さんの 3918 に対する返信です
↑オノ・ヨーコのパクリです。

あんまり曲名を知らないものだから、聴いたことはあってもその名が判らない。
前から気になっていたパクリ曲としては、
マイナーな作曲家だから殆どの人は知らないと思いますが、
フランスのシレ(1663-)という人のクラヴサン組曲のガボットを、
こちらの方は知らない人はいないくらい有名な、
ビゼーの「アルルの女」の「ファランドール」(今いろいろ検索して名前を確認した)、主題がよく似ていて、
初めてシレのこの曲を聴いたとき、変な感じのアルルの女だな。と思ったくらい。
いやー、ビゼーはこんな曲誰も知らないだろうと思って、ちょっと拝借したのかな。
それとも、誰でも自由に使える「フリーソフト」みたいなものがあったのかな。
ビゼーは、生前も認められなくて苦労し、死後は二流作曲家のレッテルを貼られ、
おまけに、ベートーヴェン、そしてこのたびもう一つのパクリを暴露され、
ちょっと可哀想な気もしますが、彼の親しみやすいメロディーは、
私は本当は、このような庶民的なイメージのする作曲家は大好きなのです。
と、ちゃんと擁護もしておきます。

駅のBGMで流されていた曲は、誰の作曲は判らないのですが(多分現代の作曲家の曲)、
バロック風の雰囲気を出そうとしてか、ヴィヴァルディ節をふんだんに盛り込んでいるのですが、
いかんせんヴィヴァやんのファンからすると、
プラスチック製の物まね曲の域を出ないものでした。

もともとフランス民謡
投稿者:shaberibu
2004/ 1/22 21:03 メッセージ: 3942
これは wadakamaru さんの 3941 に対する返信です
王の行進という曲です。

MIDI王の行進

http://sakykun.oops.jp/midi/C14_12.htm

>もともとフランス民謡
投稿者:wadakamaru
2004/ 1/22 21:30 メッセージ: 3943
これは shaberibu さんの 3942 に対する返信です
皆さんにシレの曲を、お聴かせできないのが残念ですが、
この民謡というのは、ビゼーの曲とあまり変わらないように思います。
シレの曲は、これほどにビゼーの曲と同じではありません。
ビゼーはこの民謡をそのまま取り入れ、
シレはそのテーマに基づいた新たな曲を作ったという印象を持ちます。

ベータコ
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/22 22:26 メッセージ: 3944
これは as_dsch さんの 3929 に対する返信です
>ベートーヴェン「英雄」第2楽章の送葬のメロディを支える低弦が
>“運命の動悸・息切れのリズム”を奏でます。

確かに、確かに。
この時点で既に運命は扉を叩く準備を開始していたのですね。

>さて、パクリといえばナント!「君が代」がパクリだったのです。

これは全然気づきませんでした。
で、今聴いているのですが…
あ、出てきました。 確かに、♪きーみーがーあー♪ まで同じですね。
ハンガリーの何とか人、マジャールでしたっけ? は東洋系っぽいとかいう話ですし、
彼の地では姓名が日本と同じ順番に来るという共通点もあるということで、音楽も昔どこかで
クロスオーバーすることがあったのでしょう。

>パクリの根拠が明らかなのがプロコフィエフのピアノ協奏曲3番第3楽章のテーマとなっている
>「越後獅子」です。

私もそんな話を読んだことがあります。
でも、肝心の越後獅子のメロディを知らない… という情けなさ。
オケコンの後でこの曲もかけましたが、どのメロディが越後獅子やらようわかりまへんでした。

>なんと!ベートーヴェン交響曲7番終楽章の途中でゆっくりになる部分がありますが、
>これがタコ先生の最も有名な交響曲5番の冒頭になるんです。

これは私にとって「!」 です。
私がクラシックをかじり始めた頃、タコ5の冒頭のあのメロディはなぜか既に知っていました。
誰の何と言う曲かは知りませんでしたが、
おそらく何かの画像のバックで使われていたのだろうと思われます。
で、ベー7の4楽章を初めて聴いた時に、「あ、あの“ダダーン、ダダーン” に似てる」 と
思ったのですよ、確かに。
今までそんなこと忘却の彼方へと行っていたのですが、今その感触が忽然と甦りました。

>“賛美歌→有名な歌”はバグースさんが「ハイドンの主題」に匹敵すると絶賛している
>「たぬきのきんた○」もそうです・・・

おー、そうなのですか!
着ているものは貧しくとも (歌詞は低俗でも)、そのたたずまいにどこかしら高貴なものを
感じていたのですが、やはり由緒ある素性のメロディだったのですね。

マニアックなパクり
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/22 22:40 メッセージ: 3945
これは yukkomylove2003 さんの 3938 に対する返信です
>ストラヴィンスキーの「組曲第1番」の第4曲「バラライカ」と
>プーランクの「ジャンヌの扇(複数の作曲家による合作)」の中の「パストラーレ」

そうそう、確かに! と言いたいところですが、これはどちらも知らない、聴いたことがない…

>同じような例で、シャブリエの「狂詩曲スペイン」とワルドトイフェルの「スペイン」

うん、これならば! と言いたいところですが、これもまたどちらも聴いたことがない…

>吉松隆は最新作の交響曲第5番で、確信的にこのリズムを使っています。

吉松隆ってここ数年ちょっと話題になっている人ですよね。
「翔べない中年男が垣間夢見る哀愁ロマン」 って…?
何か身につまされるものがあるのですが…

>コニーフランシスの「ボーイハント」と「渚のデート」。

コニー・フランシスが出てくるとは…
と言っても、私名前は知っているが、何を歌っていた人なのかは知らない…
というくちなのですが。

>メロディの組み立てがちがうだけで、曲の雰囲気はクリソツ。

と言うことは、その2曲、コード進行が同じということなのでしょうかね?

>ベートーヴェン 交響曲第3番「英雄」から第2楽章冒頭とパガニーニ ヴァイオリン協奏曲
>第4番から第2楽章冒頭

聴きました。
確かに似ている!

>トッカータって難曲だから、ケンプには無理ですわ。

あらあら、ユッコmlさん、そげなミもフタもないおっしゃり方。

>そのうち第13番(作品74−13)イ単調の曲の最後の部分が、
>思いっきりベートーヴェンの「エリーゼのために」しています。

聴きました。 笑います、これは!

ピアノソナタD.960
投稿者:katochan_kenchan
2004/ 1/22 22:46 メッセージ: 3946
これは beknch さんの 3939 に対する返信です
確かにアトムに似ています。
「星のかなた」の部分だけなのに、なぜこんなに似ていると思うのかと
考えてみたら、「空をこえて」の部分も、ミからソ(移動ド)に音程を
上げる点で共通しているからでしょうか。
なお、「鉄腕アトム」は変ロ長調なんですが、変ロ長調ソナタの
方は、変ト長調に転調している部分なんですね。ちょっと惜しい。

「大公」とチェロソナタ第3番その他の例は、四音動機の使い方と
いう点で似ているということでしょうか?
これを言い出したら、弦楽四重奏曲の第13番、第14番、第15番の
三曲の壮大な類似にまで話が及んでしまうかと思います。
タコ先生の「レミドシ」もオリジナルはここかもしれません。
バッハの平均律第1巻第4番にも使われている「十字架動機」も
お仲間でしょうし。

バルトークとプロコフィエフ他
投稿者:der_kranke_mond
2004/ 1/22 23:14 メッセージ: 3947
これは y_bagus_m さんの 3868 に対する返信です
バルトークの「管弦楽の為の協奏曲」・フィナーレの出だし
と、プロコフィエフの組曲「キージェ中尉」の第2曲「ロマンス」
の出だし。よく聴きゃクリソツじゃあーりませんか。

あとブラームスの「交響曲第4番」・第1楽章の出だしと、
クリーゲルの「メヌエット」(※下記リンク参照)の出だし。
こりゃマタ、よく聴きゃクリソツじゃあーりませんか。

http://yu-yu48.hp.infoseek.co.jp/oto/menuet.html


(追伸)

今気がついたのですが、バグースさんのプロフィールに
載ってた顔写真、一体ダリ? バグースさん本人?

一番有名なのを忘れてるな !!
投稿者:maniac_kawashima_fm
2004/ 1/22 23:21 メッセージ: 3948
これは y_bagus_m さんの 3945 に対する返信です
ブラームスの交響曲第1番とあの曲。

複数あるかもな !!

ブラームスの第4交響曲
投稿者:katochan_kenchan
2004/ 1/22 23:26 メッセージ: 3949
これは der_kranke_mond さんの 3947 に対する返信です
ベートーヴェンの「ハンマークラヴィーア」の第3楽章途中に、そっくりの
旋律が出てきます。
ブラームスのピアノソナタ第1番冒頭は、同じく「ハンマークラヴィーア」
からの、これは完全なパクリだと思います。

ついでにブラームス
投稿者:katochan_kenchan
2004/ 1/22 23:27 メッセージ: 3950
これは katochan_kenchan さんの 3949 に対する返信です
チェロソナタ第1番のフィナーレは、バッハの「フーガの技法」の引用です。

“ソドレミ攻撃”を受けてみよ!
投稿者:as_dsch
2004/ 1/23 0:07 メッセージ: 3951
これは y_bagus_m さんの 3944 に対する返信です
みなさん今回のテーマは待ってましたとばかりの怒涛の如き投稿で、しかも21世紀の奇跡!トピずれしてません。

そんな中で田吾作が“およよ”と思ったのは、まずbeknchさんが指摘したヴァイオリン・ソナタの最高傑作フランクの終楽章冒頭とベートーベン「大公」冒頭の類似です・・・きっとフランクは「クロイツェル」を凌ぐ傑作にしようとしてパクったんでしょうね。

der_kranke_mondさんが指摘したバルトークの「オケコン」終楽章冒頭のホルンとプロコフィエフ「キージェ中尉」の第2曲「ロマンス」の冒頭にもびっくりしました。
どっちが先かと調べてみたら、プロコフィエフが先なんですね・・・きっとバルトークは祖国に帰りたくて、祖国に帰ったプロコフィエフが羨ましかったからパクったんでしょう。

そうこうしている間にも思いついたのがありますので暴露します。

オペラ好きの方が余りいないのでうっかりしていましたが、ヴェルディ中期の傑作「椿姫」の第一幕への前奏曲をチャイコフスキーが「悲愴」の終楽章冒頭でパクってます・・・同じ悲しい結末であり、きっとチャイコフスキーは我が身をヴィオレッタに重ねたのでしょう。

シューベルト「グレイト」の冒頭をビゼーが「アルルの女」の前奏曲でパクって、更に古関裕而がパクって早稲田大学の応援歌「紺碧の空」を作りました・・・こんなにパクリンチョされるなんて、グレイトなメロディなんですね。

ついでにローカル・ネタでは中日ドラゴンズの応援歌「燃えよドラゴンズ」の前奏は「月光仮面」の前奏のパクリです。

ところで、前々回にブル8とレハール「メリー・ウィドウ」のパクリ関係を書きましたが、これってもしかしたら恐怖の簡易パターン“ソドレミ攻撃”ではないでしょうか?
山田耕筰「この道」、九州地方の「五木の子守唄」、タコ先生の交響曲5番終楽章などで用いられ、誰でも使えるパクリ元が判明しないやつです。
スメタナ「モルダウ」にも出てくると思います。
ブラームスPf協奏曲2番冒頭のホルンもそうかな。
うーん、恐るべし“ソドレミ攻撃”・・・って、こんなのはみんな知ってるの?

悲愴ソナタの第3楽章とか
投稿者:katochan_kenchan
2004/ 1/23 0:32 メッセージ: 3952
これは as_dsch さんの 3951 に対する返信です
ソドレミなくてミラシドだという話もありますが。
むかし、悲愴ソナタのフィナーレのロンド主題を初めて聴いたとき、
歌謡曲みたいな旋律だなあと思った記憶があります。
ソドレミあるいはミラシドの曲は、きっと星の数ほどあるんでしょう。

R・コルサコフとレスピーギ
投稿者:der_kranke_mond
2004/ 1/23 2:03 メッセージ: 3953
これは y_bagus_m さんの 3868 に対する返信です
リムスキー・コルサコフの「シェエラザード」・第三楽章の出だしと、
レスピーギの「リュートのための古風な舞曲とアリア」第三組曲の
「シチリアーナ」の出だし。これもよく聴きゃクリソツでござんした。

※そういえばR・コルサコフって、レスピーギの師匠でしたよね。

<der_kranke_mond さん
投稿者:nacs
2004/ 1/23 4:06 メッセージ: 3954
これは der_kranke_mond さんの 3953 に対する返信です
それは、違うと思います。

レスピーギの原曲は作者不詳の16世紀のリュート曲ということで
ワルター・ゲルヴィッヒなど原曲の録音も出てましたから。

シェエラザードは、むしろ盟友であったボロディンの延長線上に
発想されたのではないでしょうか。

<as_dsch さん
投稿者:nacs
2004/ 1/23 4:38 メッセージ: 3955
これは as_dsch さんの 3936 に対する返信です
なかにし氏の意見は、お金がかかってくると正論に思えそうです。
これが逆にCMの方が訴えられた場合、その経済的損失はハンパじゃなかったでしょう。
また、裁判の結果、どこかの音楽の教科書が書き換えられるようなことがあれば
これまた出版社にとっては痛手ではあります。
さて、その出版社となかにし氏の関係は....などと
生臭い想像の先にはロクなイメージがわきません。

意図的に引用したかどうかは別として、共通言語はオーバーにしても
「記号」としての旋律や、リズム、響きがあるように思えませんか。
遡れば、古の教会音楽であったり、民謡だったりするのでしょうけれど
耳になじむことで、そこからある程度限定されたイメージが浮かぶ。
それが伝統でもあり、人の創作活動の蓄積でもあるということじゃないかなぁ。

「運命」の動機も、きっと信号ラッパや太鼓のリズムとして
西欧が初めて異文化に触れた時の驚きに端を発しているのではないか..と
想像しているところです。

もっと具体的な例として知られている例に
「ライダーズ・イン・ザ・スカイ」がありました。
空を駆ける亡霊のカーボーイを歌ったものですが、元は「ジョニーが凱旋する時」
という南北戦争時のキャンプソングですね。
そのまた元はテキサスの「三羽のカラス」、そして遠く遡ると
17世紀イギリスのトマス・レーヴェンスクロフトの「三羽の鴉」というのは
かつて「宝石トピック」で話題になりました。

面白いのは、時代が変わっても、いぜんとして「死と戦い」の匂いが
残っていることです。
引用の面白さは、そういうことだと思うんです。

ドヴォルザークと映画音楽
投稿者:nacs
2004/ 1/23 5:09 メッセージ: 3956
これは y_bagus_m さんの 3868 に対する返信です
甘えてズレたまま転がってくと、やがてガーターに...;

y_bagus_m さんに笑われる前に、2本取りに行きましょう。

1本目
ニーノ・ロータの名曲が涙をしぼらせた「ジェルソミーナのテーマ」
個人的にも思い入れの深いフィリーニの映画「道」の音楽です。

で、これがドボルザークの弦楽セレナーデの4楽章ラルゲットにクリソツという..
これは「パクリ指摘」のパクリで、気がついたのは私が最初じゃない
公開直後から話題になったのだそうです。

それに対してロータは「ヨーロッパのどこにでもありそうな旋律をねらった」ので
そういうこともあるだろう...って、落ち着いて答えたそうです。
さすがですね。


2本目
(ホントはこれも前に書いたんだけど、今再確認したので改めて..)
同じドヴォルザークの管楽セレナーデ、3楽章のアンダンテ・コン・モトの
最後の部分を聴いてみてください。
手もとの録音(セントポール室内オケのテルデック盤)では8分34秒のトラックの
7分29秒から始まります。

これは知っててやったと思いますね。ホントにそっくりで驚きました。
東欧と南洋、何たる流用!


ついで3本目...と思ったら
あっ、時間きました。それではみなさん、サイナラ、サイナラ。

ソドレミ市場
投稿者:SPINATPOLKA2
2004/ 1/23 5:12 メッセージ: 3957
これは katochan_kenchan さんの 3952 に対する返信です
>悲愴ソナタのフィナーレのロンド主題を初めて聴いたとき、歌謡曲みたいな旋律だなあと思った記憶があります。

フランク永井だったかの「宵闇〜」の出だしですね。
他にソドレ♭ミで思いつくのは
チゴイネルワイゼン
バッハ”パルティータ2番”ソッドレ♭ミー”で出てくるアンダンテの部分、又サラバンデの冒頭も。
明るいソドレミでは

片付けたばかりの「もみの木」の冒頭付点入り。
モーツァルトがモーツァルトクーゲルン(チョコ)のコマーシャル用に書いたアイネ・クライネのメヌエットの冒頭。
ブラームスでは大学祝典のソ|ドドドドドーレー|ミミミミミーファー
ピアノトリオ1番のソードーーレーミーの冒頭
ホルントリオのフィナーレの頭
またまたお出まし「眠りの精」
(やはりソドレミ大賞はブラームス氏に。)
金と銀のワルツのながーいソーのアウフタクトの後に続くドーーーレミ
サロメのシュトラウスおじさんは、ティル オイレンシュピーゲルで”いたずら”に一音加えてソドレ♯レーミ|ソドレ♯レーミとホルンにやらせた
いっくらでもありそう!

夕食作りながら思いついた品々。今日のハンバークはソドレミ入り。

ベートーヴェンの7番にいたショスタコ5の冒頭、言われてみてナルホド。つまり、あの冒頭を利用すればどこでも好きな調へ飛んでゆけるかも。
”人間関係”って大切なんだなあとしみじみ。

as_dschさん
投稿者:ciurlionjs
2004/ 1/23 10:39 メッセージ: 3958
これは as_dsch さんの 3951 に対する返信です
何というか、見ていて痛々しいんだよね。くだらないオヤジギャグの連発にトピックに関係のないくだらない(若い奴にはわからない)話の連続。みんな何も言わないけど、邪魔だよ。

頼むから、邪魔しないで下さいよ。

nacsさん
投稿者:der_kranke_mond
2004/ 1/23 10:50 メッセージ: 3959
これは nacs さんの 3954 に対する返信です
>レスピーギの原曲は作者不詳の16世紀のリュート曲ということで
ワルター・ゲルヴィッヒなど原曲の録音も出てましたから。

いやぁ、それぐらいはモチロン知ってますよ(笑)
でも、これってホントによく似てると思いません?
単なる偶然なんでしょうけどね。

ベートーヴェン交響曲関連で
投稿者:ZAKKYO2000
2004/ 1/23 12:10 メッセージ: 3960
これは y_bagus_m さんの 3868 に対する返信です
これも前からずっと思っていたのですが、

交響曲第1番の第1楽章の終わり方と、「運命」の第4楽章の終わり方。

交響曲第2番の序奏の後半部の短調になって盛り上がるところと、「第九」の第1楽章冒頭の主題。

それから、
「英雄」とR.シュトラウスの「英雄の生涯」。タイトルも調性もすでにパクリかなと思いますが、「英雄」の第4楽章の低弦+ホルンなどによる上昇音(389、391小節)が第6曲「英雄の引退」(楽譜がなくて小節が分かりませんが)に出てきます。

これら瞬間的ではありますが、そっくりじゃありませんか?

>パクリの人間関係(論?)
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/23 12:32 メッセージ: 3961
これは as_dsch さんの 3937 に対する返信です
>小林亜星v.s.服部克久のパクリ問題は大変注目を集めたもので皆さんよくご存知だと
>思いますが、…

私は何度か小林亜星を茶化すようなことを書いてきましたが、実はこの件に関しては、
小林氏側に賛同します。
理由は単純、メロディが殆ど同じだから (“音符の70%以上が同じ” ですか?)。
ただそれだけです。

この手の裁判で、服部氏が「どこまでも行こう」の存在を知っていたか、意図的に似せたのか
というようなことがどの程度判決に反映されるのかは知りませんが、これは 「服部氏がカラオケで
この歌をを歌っているのを見た!」 というような証人が出てこない限り立証するのは難しいでしょう。
ですから、それに至った背景は考慮せず、結果だけで判断せざるを得ないのではないかと。
(もっとも、私自身は服部氏があの曲を知らなかった、少なくとも聴いたことがなかったという
可能性は極めて低いと思いますが…)

自分が作った曲というのは作曲家にとっては本当にいとおしいものなのだと思います。
ましてや、それが若い頃のヒット曲ともなればなおさらだと思います。
(まぁ、中にはキダ・タローのようにあんまり作った曲が多すぎてその歌を聴かされても自分の曲
だと気づかない、というような方もたまにはおられるようです)

元々「パクる」意図はなかったにせよ、潜在意識の中にあった曲に似てしまう。
本人はそれに全く気付いていなかったのだけれど、他人に指摘されて 「ガーン! アァ…!!」
ということは頻繁に起こり得ることです。
「いや〜、偶然似てしまっただよねぇ!」 という理由で放っておくと、それを本当に悪用する輩が
出てこないとも限りません。

服部氏も小林氏側から指摘された時に潔く、
* 盗作を意図したわけではなかった
* しかし、結果的に非常に良く似ているのは事実である
* 意図的/偶然は別として、これほど似ている曲を自分の曲と称し続けることは忍びない
* よって、小林氏側に謝罪すると共に、この曲を棄却する
くらいの対応をすればよかったのに と思います。

その点、はなわ は賢かった。

みんなスゴ耳だぁー
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/23 12:58 メッセージ: 3962
これは shaberibu さんの 3942 に対する返信です
>ベートーベンのピアノソナタ31番の2楽章は「マイムマイム」のムードに溢れています。

これは以前にも指摘されていましたね。
ベートーヴェンはフォークダンスが大好きで、曲としては「オクラホマ・ミキサ」よりも
「マイム・マイム」の方を好んだ と旧約聖書に記されています。

>このシューベルトのソナタ21番ですが、冒頭から1分位のところで「鉄腕アトム」が顔を出しますね。

今までそんなこと気付きもしなかった。
確かにそうですね。
いや〜、それにしても皆さん、パクり発見においても凄耳を発揮されますねぇ。
尊敬、尊敬!

>和音のロングトーンをガーッと弾くところから始まるやつですよね?
>1楽章のアップテンポになるところからですか? ほう、鋭い感性ですね。

すんません、勘違い! ラズモフスキー1番の間違いです。
ソーラーシードー/ソーー、ラソ/… で始まるやつ。

>曲が曲だけに「大公意識」があったんでしょう。

!!!

>平原綾香こんなんなってるとは、思いませんでした。

何だかすごいみたいですね。
私としては、この曲はなんと言っても昔テレビでやっていた「○曜洋画劇場」の
エンディングテーマなのでけどね。 (何曜日だったかは忘れてしまいました)

>フランスのシレ(1663-)という人のクラヴサン組曲のガボットを、
>ビゼーの「アルルの女」の「ファランドール」…

ワダカマルさん、もしかするとこれは両曲に共通するパクられ歌があったのでは?
例えば、フランスの○*地方に古くから伝わるブレーであった。
シレはそのままパクるのは気が咎めたのか、ガボットに変えてしれっと拝借した。
一方ビゼーは、ファランドールに変えてパクった。
な〜んてね。

>もともとフランス民謡、王の行進という曲です。

ありゃりゃ、すごいですね、シャベリブさん。 さすが。
と言うことは、「ファランドール」にはやはり元歌があったということで、私の推理(?) も
当たらずとも遠からず… といったところ??

ブルックナー交響曲第7番の第3楽章
投稿者:shaberibu
2004/ 1/23 13:00 メッセージ: 3963
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
とデュカの魔法使いの弟子。

>ニコラ・シレ
投稿者:shaberibu
2004/ 1/23 13:03 メッセージ: 3964
これは wadakamaru さんの 3943 に対する返信です
唯一残されたクラブサン曲集の1曲でしょうか?

ちょっと気になりました。

出るわ、出るわ…
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/23 13:36 メッセージ: 3965
これは katochan_kenchan さんの 3950 に対する返信です
>「大公」とチェロソナタ第3番その他の例は、四音動機の使い方と
>いう点で似ているということでしょうか?

いや、そんなツッこんだお話ではなく、ただ何となく雰囲気と言うか、空気というかが
似ている というだけのお話です。
第一、ラズモフスキーなんて番号を間違えて書いていたくらいですから、ナハハ。

>バルトークの「管弦楽の為の協奏曲」・フィナーレの出だしと、プロコフィエフの組曲
>「キージェ中尉」の第2曲「ロマンス」の出だし。 よく聴きゃクリソツじゃあーりませんか。

「キージェ中尉」は聴いたことがないなぁ。
今度聴くときには注意して聴くようにします。

>あとブラームスの「交響曲第4番」・第1楽章の出だしと、クリーゲルの「メヌエット」の出だし。
>こりゃマタ、よく聴きゃクリソツじゃあーりませんか。

!!!
この「メヌエット」と言えば、 我々SRTのテーマ曲。
これを忘れちゃモグリだわい。

>バグースさんのプロフィールに載ってた顔写真、一体ダリ? バグースさん本人?

そうです。 この正月に撮った私の最新のポートレート。
右襟が跳ねているところがおしゃれでしょ?!

>ブラームスの交響曲第1番とあの曲。

あの曲は多いでしょうね。
今までにも、ブラームスの他にシューベルト、ビゼーなど出てきましたね。
もっとないかな?

>ブラームスの第4交響曲…
>ブラームスのピアノソナタ第1番冒頭は、同じく「ハンマークラヴィーア」からの、
>これは完全なパクリだと思います。
>チェロソナタ第1番のフィナーレは、バッハの「フーガの技法」の引用です。

出た、同時多発ブラームス!
ブラームスが好き! と言っているわりには曲を知らない私。
ここはひとつ、じっくりと勉強させていただくことにいたしましょう。

ブル8と阿波踊り
投稿者:from_ojp
2004/ 1/23 16:12 メッセージ: 3966
これは y_bagus_m さんの 3965 に対する返信です
みなさん、凄いですねえ。
僕も苦し紛れにこんな曲をパクリ扱いしてみました。

ブルックナー8番の終楽章、
冒頭金管に続くシンコペーションのリズミックなパッセージと、
えらいやっちゃえらいやっちゃの「阿波踊り」。

大の阿波踊りファンであったブルちゃんの
面目躍如と言うところでしょうか。

「運命の動機」は転回・逆行する
投稿者:as_dsch
2004/ 1/23 16:55 メッセージ: 3967
これは from_ojp さんの 3966 に対する返信です
from_ojpさん

>ブルックナー8番の終楽章、
>冒頭金管に続くシンコペーションのリズミックなパッセージと、
>えらいやっちゃえらいやっちゃの「阿波踊り」。

そうか、通りでブルックナーが不得意科目の田吾作でもこの部分では踊り狂えるんですね、納得。
そしてシンコペーションしない「阿波踊り」はレスピーギ「ローマの松」の“ボルゲーゼ壮の松”の最後の方に出てきます・・・華やかに始まったのが踊り疲れてシンコペーションできなくなってしまったのでしょう。

さて、「運命の動機」が動悸・息切れして転回・逆行すると、ありゃりゃ「迷子の迷子の子猫ちゃん」(う、苦しい!)になり、これをパクったのがベートーヴェン「トルコ行進曲」だということがわかりました。
これも「運命の動機」と同様にいくらでもあるのかな?

グレゴリオ聖歌より「怒りの日」
投稿者:der_kranke_mond
2004/ 1/23 18:07 メッセージ: 3968
これは y_bagus_m さんの 3868 に対する返信です
あらゆる宗教曲の中で最もパクられ度の高いものの一つが、
この曲ではないでしょうか。古い時代の旋律ながら、何はと
もあれ近代西洋音楽の語法にフィットするからこそ、作曲家
達に持て囃されたのだと思います。最も有名なのはベルリ
オーズの「幻想交響曲」・第5楽章への引用でしょうが、西洋
の作曲家で誰よりもこの旋律に入れこんでいたのは、おそらく
ラフマニノフではないでしょうか。交響曲や「パガニーニの主題
による狂詩曲」、交響詩「死の島」、「交響的舞曲」等、彼の主
要作品の多くにこの旋律が用いられていることからも分かると
おり、「怒りの日」はラフマニノフの創作活動全体において極め
て重要な位置を占めていたようです。

http://hb5.seikyou.ne.jp/home/Kazuo.Saito/kazsan/music/topics/dies_irae.html

http://homepage1.nifty.com/rachmaninoff/features/diesirae3.htm

余談ですが、子供の頃テレビ放送で見た「ザ・カー」という恐怖
映画(無人の車が人々を襲う、といった内容)にも、この「怒りの
日」の音楽が使われてましたね。死や恐怖を表すシンボル、と
いった意味合いで使用されるのは、昔も今も変わらないみたい
ですね。

混同する曲
投稿者:shaberibu
2004/ 1/23 18:27 メッセージ: 3969
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
ヘイズ:冬の星座とコンバース:星の世界

MIDI
http://resimama.hp.infoseek.co.jp/cristmas_1.html

雰囲気が
投稿者:yukkomylove2003
2004/ 1/23 19:05 メッセージ: 3970
これは shaberibu さんの 3969 に対する返信です
旋律が似てるってほどのものではないのですが、「ミニモニじゃんけんピョン」という
曲を聴いたとき、思わずプロコフィエフの「古典交響曲」のフィナーレを思い出して
しまいました。

アルゲリッチ女史が連弾用に編曲されたのを録音しているのですが、いまだに
これを聴くとクスクスしてしまったりして。

金婚式
投稿者:beknch
2004/ 1/23 20:28 メッセージ: 3971
これは y_bagus_m さんの 3965 に対する返信です
シューベルトの即興曲D899の出だしはマリー作曲の「金婚式」に似ています。
小学校の時に授業であった曲、笛などで演奏された方も多いのでは?

>出た、同時多発ブラームス!

ブラームスのピアノソナタ3番へ短調の「間奏曲」には「運命の動機リズム」が
頻出しますね。でもしつこくはありません。

ブラームスのクラリネット五重奏曲の一楽章ではベトやんの第九の1楽章を
彷彿させる強奏瞬間芸がありビクッとします。ほんの短いフレーズなのですが、
結構なインパクトです。

ブラームスの弦楽五重奏曲op111の2楽章はフランクの交響曲2楽章を思わ
せるムードです。それにしてもこの五重奏曲2番の1楽章の冒頭やワルツになる
ところは良いですなぁ。

>「魔笛」でモノスタートス一味が魔法にかかって踊り出す部分は「森の音楽家」
>のパクリです。

おお、笛の場面と共に私の大好きな場面。そうそう、森の・・・あれ? 山の?
「山の音楽家」だったか、お達者の記憶では不明です。
オペラと言えば、先日「カルメン」を観てる時に途中で「ファランドール」がもろに
出てきて驚きました。これはれっきとした「引用」というやつですね。

>新人歌手平原綾香さんのデビューシングル「jupiter」。

これ想像以上にいいですね。声も歌い方も。通して聴いてみたくなってきました。

ニコラ・シレ & サザン
投稿者:wadakamaru
2004/ 1/23 20:55 メッセージ: 3972
これは shaberibu さんの 3964 に対する返信です
>唯一残されたクラブサン曲集の1曲でしょうか?

今、検索して確認したところ、その通りのことが書かれていました。
そこに紹介されていたモロニーによる演奏のCDです。[Accord 205332]
実を言うとクラヴサン曲としては、クープランをさしおいて、
ラモーと同じくらい好きな作曲家なのです。
もっとたくさん聴きたいと思っていたけれど、「唯一」ではどうしようもないですね。
ちなみにその曲は第1集のニ短調の組曲のガボットです。

話変わって、
こんな事言ったら、サザンのファンから抗議の電話が、いや投稿が殺到するかも知れませんが、
いちいち曲名を言おうにも曲名が判らないので、曲名を言えないのですが、
たとえばひとつ挙げれば「チャコの海岸物語」とか、また原由子の曲も含めて、
どれを聴いても(は、言い過ぎ。いくつかの曲は、です。)以前どこかで聴いた曲だな、
と思う曲が多いのです。別にパクリとは言いませんが、彼らの曲は非常に馴染みやすいメロディーなので、
似たようなメロディーを無意識に作曲してしまった。 のでしょうか。
LP時代はサザンの曲をよく聴いていたもので、
その時にふと思ったことを、今またふと思い出したのです。

奥義をきわめる
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/23 23:12 メッセージ: 3973
これは nacs さんの 3956 に対する返信です
>みなさん今回のテーマは待ってましたとばかりの怒涛の如き投稿で、しかも21世紀の奇跡!
>トピずれしてません。

そう言えば、ずれていませんね、一貫して。
何か良からぬことが起こる兆候か?

>“ソドレミ攻撃”を受けてみよ!

随分前にシュピナートさんと、「ブラームスは“ソードー” で始まる曲が多い?」 という話しをした
ことがありましたが、その進化版ですね。

ソドレミで今ぱっと頭に浮かぶ曲と言えば、♪こじーかのー バンビー はー、かわーいーいなー♪
♪おかーを越ーえー行こーおよー♪ …
シとファが入っていないので、日本系、中国系の歌でも沢山あるかもしれませんね。

>悲愴ソナタの第3楽章とか

そうそう、ミを半音下げればこれまたいろいろありそう。

>フランク永井だったかの「宵闇〜」の出だしですね。
>他にソドレ♭ミで思いつくのはチゴイネルワイゼン

シュピナートさんからフランク永井の名前が出ようとは思わなかったですね。
地語彙寝るわ以前 (こんなん出ました〜)、いや、チゴネルワイゼンが出たからには自動的に
小林幸子 「思い出酒」 もここに含まれるわけですね。

>R・コルサコフとレスピーギ

古代舞曲とアリア、二度目の登場ですね。
シェラザードって聴いたことないんですよね、殆ど。
ところで、♪ラシド…♪ で始まる曲ってのもそれこそ星の数ほどあるでしょうね。

>さて、その出版社となかにし氏の関係は....などと
>生臭い想像の先にはロクなイメージがわきません。

そこまで勘ぐってはレイちゃん、可哀そう。
私はなかにし氏の言っていることは至極もっともだと思いますよ。
だって常識的に考えてあの年代のプロ中のプロの作曲家、服部克久があの曲を耳にしたことが
なかったとはどうしても思えないもの。

>ニーノ・ロータの名曲が涙をしぼらせた「ジェルソミーナのテーマ」
>で、これがドボルザークの弦楽セレナーデの4楽章ラルゲットにクリソツという..

う〜む、パクり道はますますその奥義を究めてゆくのであった。

>同じドヴォルザークの管楽セレナーデ、3楽章のアンダンテ・コン・モトの
>最後の部分を聴いてみてください。

で、nacsさん、これは何の曲に似ているのでしょう??
(ドヴォルザークの管楽セレナーデって知らないもんで…)

>これは知っててやったと思いますね。
>ホントにそっくりで驚きました。東欧と南洋、何たる流用!

そんな思わせぶりせずに、おせーて!

阿波踊りファン
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/23 23:39 メッセージ: 3974
これは from_ojp さんの 3966 に対する返信です
>またまたお出まし「眠りの精」(やはりソドレミ大賞はブラームス氏に。)

あ、ほんまでんがな!
いや〜、このトピのあるところ砂男ちゃんの影あり、ですね。
バグちゃんとスナオちゃんはもはや切っても切れない関係! ってか?

>夕食作りながら思いついた品々。今日のハンバークはソドレミ入り。

一口食べたとたんに、頭の中でモーツァルトが、ブラームスが、サラサーテが、
シュトラウスが お手々つないでグルグルと…
あんまし食べたくないなぁ、そのハンバーグ…

>ベートーヴェン交響曲関連でこれも前からずっと思っていたのですが、

ZAKKYOさんから、自己パク二題。

>交響曲第1番の第1楽章の終わり方と、「運命」の第4楽章の終わり方。

さっき聴きました。
な〜るほど。 1番の終わり方をもっと強く、しつこく念押ししたものが5番の終わり方
という感じがしますね。

>交響曲第2番の序奏の後半部の短調になって盛り上がるところと、
>「第九」の第1楽章冒頭の主題。

今聴いています。
これもなるほど。 今まで何度も聴いているのですが、第九を連想したことはなかったです。
ベートーヴェンの初期の交響曲って中期以降の交響曲の蕾がそこここにあるのかもしれません。

>ブルックナー交響曲第7番の第3楽章とデュカの魔法使いの弟子。

デュカの魔法使いの弟子っていうと、ファンタジアに使われていた曲ですよね。
でもどんなんだったか思い出せない…

>ブルックナー8番の終楽章、冒頭金管に続くシンコペーションのリズミックなパッセージと、
>えらいやっちゃえらいやっちゃの「阿波踊り」。

フロムさん、今聴いています。
なるほどね、笑っちゃいました。

>大の阿波踊りファンであったブルちゃんの面目躍如と言うところでしょうか。

ブルッククナーも阿波踊りファンだったのですか? それは知らなかった。
ブルックナー「も」と書いたのは、当然もう1人いるからに他なりません。
これはもう皆さんおわかり。
ベートーヴェンの第九の終楽章の最後の部分のことです。

ドビュッシーに似てるような・・・??
投稿者:der_kranke_mond
2004/ 1/24 0:44 メッセージ: 3975
これは y_bagus_m さんの 3973 に対する返信です
>>同じドヴォルザークの管楽セレナーデ、3楽章のアンダンテ・コン・モトの
 >最後の部分を聴いてみてください。

 で、nacsさん、これは何の曲に似ているのでしょう??
 (ドヴォルザークの管楽セレナーデって知らないもんで…)

nacsさんがいない間に僕がお答えしましょうか。
これは(僕の耳には)ドビュッシーの「牧神の午後への
前奏曲」の冒頭に似ているように思われますね。
(こりゃたしかに確信犯的かも・・・)

おっとっと。
投稿者:der_kranke_mond
2004/ 1/24 2:08 メッセージ: 3976
これは der_kranke_mond さんの 3975 に対する返信です
今調べてみたら、作曲されたのはドヴォルザークの方が
先でしたね。ということは、これが「牧神の午後・・・」に似て
いるとすれば、パクったのはドビュッシーの方だったという
事でしょうか(笑)(まさかぁ)

ペンギンの目は鋭い
投稿者:SPINATPOLKA2
2004/ 1/24 3:59 メッセージ: 3977
これは beknch さんの 3971 に対する返信です
>それにしてもこの五重奏曲2番の1楽章の冒頭やワルツになるところは良いですなぁ。

良いですねえ。久々に聴いてパクリもソドレミも忘れて聴き入りました。
が、その先でまたもや”このみち〜”らしきものが登場。昨夜ソドレミハンバーグを食べ過ぎたばかりに、弦楽5はともかく、ピアノ5の方はトロイカとソドレミの2重攻撃でもう聴けなくなりました。

フランクの第二の第二楽章との比較、言われてみればそうですね。bekさんの目の付け方はおもしろい!
そういえば、フランクのこの2楽章のメロディーの中に、賛美歌にあるveni Emmanuel を思わせるところが出て来ます。オルガニストのフランク、やはり何かの理由がありそうです。

今日は大変に大きなお葬式が教会であり、アヴエ・ヴェルム・コルプスも演奏されました。
そこの合唱団長も「この曲は2/2拍子、アヴェ、アヴェ、ヴェールム コルプスまでひとフレーズで」と合唱団員に指摘していました。
ライオンキングでの似た部分はあきらかに4/4ですが、そのテンポでやったら息が続かず、バタバタと続いて息絶えるはめに…?

○○愛好会
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/24 11:33 メッセージ: 3978
これは shaberibu さんの 3969 に対する返信です
>シンコペーションしない「阿波踊り」はレスピーギ「ローマの松」の“ボルゲーゼ壮の松”の
>最後の方に出てきます・・・

レスピーギよ、お前もか!
何でも、「世界作曲家阿波踊り愛好連盟」 という組織があったとか…

>最も有名なのはベルリオーズの「幻想交響曲」・第5楽章への引用でしょうが、

怒りの日のメロディ、私は (おそらく他の多くの方々と同じように) 幻想交響曲で初めて知ったのですが、
後になって (今はなき「バロック音楽の楽しみ」で) グレゴリオ聖歌の怒りの日を聴いた時、
意外にも「ワォ、何て優しげな、そして悲しげな音楽なんだろう。」と感じました。
パクり歌のベルリオーズの方はいかにも「怒りの日いぃイィ!」 という感じなのに対して、
パクられ歌のグレゴリオ聖歌の方は怒りよりも悲しみを感じた… とでも言うのでしょうか。
もっとも歌詞の方は知らないので、本当は雷も火事も親父も尻尾を巻いて逃げ出すほどの
怖〜い歌なのかもしれませんけど。

>西洋の作曲家で誰よりもこの旋律に入れこんでいたのは、おそらくラフマニノフではないでしょうか。

ラフマニノフが怒りの日愛好家だとは知りませんでした。
ご紹介のHPを見ると、結構いろいろな作曲家がパクっていや、引用しているのですね。
何でも、「世界作曲家怒りの日愛好連盟」 という組織があったとか…

>混同する曲ヘイズ:冬の星座とコンバース:星の世界

シャ、シャベリブさん、な、何てことを…!
私は今までこの曲を混同したことがなかった、と言うか 意識したことすらなかったのですが、
これをきっかけに混同することは間違いないでしょう。
あぁ、これで私の人生に惑いがまた一つ増えてしまった。
な〜んてね。

○○の山が累々と…
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/24 11:47 メッセージ: 3979
これは beknch さんの 3971 に対する返信です
>「ミニモニじゃんけんピョン」という曲を聴いたとき、
>思わずプロコフィエフの「古典交響曲」のフィナーレを思い出してしまいました。

ミニモニと言えば、加護、辻、安倍 ? いや、あの小さい彼女は安倍じゃない??
で、後藤真希は? いや、あれはプッチモニ?? 今はメンバー替わってる???
いやいや、“無理して若いもんの聴くやつも知ってんぞー” ぶるのはやめましょ、腰に悪い。
で、肝心の曲の方、2曲とも知らないわけですが…

>シューベルトの即興曲D899の出だしはマリー作曲の「金婚式」に似ています。
>小学校の時に授業であった曲、笛などで演奏された方も多いのでは?

金婚式ってどんなんやったっけ? メロディが浮かばない。
聴いたら絶対わかると思うのですが…

>ブラームスのクラリネット五重奏曲の一楽章ではベトやんの第九の1楽章を
>彷彿させる強奏瞬間芸がありビクッとします。

ありましたっけ? そんなの。
うーん、今オフィスに来ているので、すぐにCDで確認できないのが辛い!

>おお、笛の場面と共に私の大好きな場面。そうそう、森の・・・あれ? 山の?
>「山の音楽家」だったか、お達者の記憶では不明です。

「山の音楽家」と言えば、」あーた、これまたブラームスにご登場願わねばなりません。
「子供のための14(だったかな?) のドイツ民謡」。
この中の1曲で ソ/ドドレレミーファソファ/ミミレレドー/ がそっくりそのまま出てくる曲があります。
どの曲だっけ? 題名を覚えていません。
うーん、今オフィスに来ているので、すぐにCDで確認できないのが辛い!

せっかくの休みの日にオフィスに出てきて仕事もせずに何やってんだ?? と言われそう…

それにしても、ここ数日間皆さんの投稿に反応して、いろいろなCDのサワリを聴きまくりです。
「この曲のあの部分があの曲のここに似てる」 なんてのを読めば、いてもたってもいられず、
「どれどれ…」 と。
おかげで、家にはサワリだけ聴いてほっぽり出されたCDが累々と…
(と言うほどはCD持っていないのだけど)

学校のチャイム
投稿者:shaberibu
2004/ 1/24 17:47 メッセージ: 3980
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
ルイ・ヴィエルヌ:オルガン曲「ウェストミンスター寺院の鐘」

もっとも、ビックベンの音が学校のチャイムの音と同じなので・・・

Bassoon Brothers
投稿者:kettaro2001
2004/ 1/24 18:38 メッセージ: 3981
これは y_bagus_m さんの 3868 に対する返信です
こんなのがあるんですが。

●Wanted-The Bassoon Brothers
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00000I8JJ/qid=1074934039/sr=1-1/ref=sr_1_0_1/249-8230729-9967508

 バスーンの四重奏でジャケ自体もブ○ーズ・ブラザーズのパクリ?!

 有名なスタンダードでは、リチャード・ロジャースの「ビウィッチド」とホーギー・カーマイケルの「ジョージア・オン・マイ・マインド」がありますが、それぞれモーツァルトの『魔笛』風、ワーグナーの『ジークフリート』風らしいです。

 「ビウィッチド」は一瞬「どんな曲だったっけ?」と思い、調べてみたら男性ボーカリスト(兼フリューゲルホーン奏者)TOKUのものを持っていました。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=srcs2408

 BBのは確かにモーツァルト風なのはわかるんですが、『魔笛』を知らないので、面白さを半分もわかってないかも。


 「ジョージア・オン・マイ・マインド」は大好きな曲で、お気に入りはイョラン・セルシェルのギター版
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&pn=2&id=pocg3477

 BB版も曲の持つテンダーな雰囲気が行かされていると思います。

 あと、「アレクサンダー・ラグタイム・バンド」は、フォスターの「故郷の人々」が顔を覗かせますね。

 このアルバム、普段は余りきこえないコントラバスーンがはっきりきこえるのも嬉しかったりします。

Re:学校のチャイム
投稿者:kettaro2001
2004/ 1/24 18:46 メッセージ: 3982
これは shaberibu さんの 3980 に対する返信です
「ラーファーソードー、ソードーラーファー」ですよね。

 以下の3枚でもやっています("Three O'clock In The Morning"と"If I Were A Bell")。

http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=tocj9077
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=vicj60346
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=vicj61047

(質問)運命の動機について
投稿者:nyarome47
2004/ 1/24 18:49 メッセージ: 3983
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
ずいぶん久しぶりの投稿になります。

ちょっと前の話題に食い付いて申し訳ないですが、

「運命の動機」のオリジナルって
確かハイドンじゃなかったでしたっけ?
ピアノ・ソナタ(何番かは忘れましたが)

「タタタターン」のことですよね?

モーツアルトも借用していたんじゃなかったかな?

もっとも、モーツアルトとハイドンじゃあ
どっちが先かはちょっと微妙ですが。

サザンのつづき
投稿者:wadakamaru
2004/ 1/24 19:19 メッセージ: 3984
これは wadakamaru さんの 3972 に対する返信です
確か、「夢みるシャンソン人形」だ。昔、中尾ミエが歌っていた。
今MIDIで確認してみると、そっくりと言うほどでもなく、何となくってところか。

ローカルCMですが、「奈良健康ランド」のCMソングは、
「君が代」に似ている。特に幼児がピアニカで吹いているのは、
なんで幼児が君が代を・・ と思ったくらいよく似ている。

もうひとつ、「酒が呑める、酒が呑める、酒が呑めるぞ〜・・」と
シンデレラの「サラガドゥラ・メチカブラ・ビビディ・バビディ・ブー・・」とそっくりだ。
これは単に「酒・・」は「ビビディ・・」のパロディーしただけなのか。

完全に「クラカテ」から外れております。お許しを・・

>学校のチャイム
私が小学校の頃は、最期のところ(か、どうか知りませんが)、
ガ〜〜ン、ゴ〜〜ん、〜〜〜〜
のところまで流していたけれど、
そのあとから現在まで、今勤めている会社でも同じチャイムですが、
この部分は略させているのか聞いたことがありません。
ベルやブザーよりは良いけれど、
大和民族の一人としては、何でもかんでもヨーロッパスタイルはいかがと、
太鼓の方がいいのではないか、などと思うのですが、
西洋音楽を趣味としている者が、言う資格あるのかとも、ふと考える。

ピアノソナタ第49番
投稿者:katochan_kenchan
2004/ 1/24 19:56 メッセージ: 3985
これは nyarome47 さんの 3983 に対する返信です
変ホ長調の曲です。
提示部の最後の方で出てきて、展開部で展開されます。
他にも、交響曲第103番「太鼓連打」のフィナーレにも出てきます。
こっちは「タタタターン」のあとに尻尾がつくけど、このリズムを
徹底的に展開する点で、ベートーヴェンを先取りしています。
(以上は、別のトピでも紹介しましたけど)
モーツァルトの作品だと、管楽器のためのハ短調のセレナードの
第1楽章で、第1主題の後の経過句で現れ、展開部でも活躍します。
ハ短調ミサの「キリエ」も、拡大解釈すれば「運命の動機」を
使っていると言えます。ベートーヴェンの第4ピアノ協奏曲と
同じような使い方です。
ただ、ハイドン(やモーツァルト)がオリジナルというわけでも
ないと思いますが...
どなたかの投稿では、シュターミッツの作品に出てくるとの
ことですし。私はどんな作品か知りませんけど。

個性の逆作用
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/24 20:26 メッセージ: 3986
これは kettaro2001 さんの 3982 に対する返信です
>また原由子の曲も含めて、どれを聴いても(は、言い過ぎ。いくつかの曲は、です。)
>以前どこかで聴いた曲だな、と思う曲が多いのです。

書くメロディが親しみやすいというのもあることに加えて、個性の強さが逆作用する…ということも
そう感じさせる一つの要因ではないかという気がします。
桑田佳祐にしても中島みゆきにしても松任谷由実にしてもそうですが、所謂ビッグネームのソング
ライターって「**節」 とでも言えるような独自の色を持っていますよね。
一聴して、あ、これはクワタだ! とか、みゆきだ! とかわかるようなメロディライン。
そういった本来オリジナリティであるはずのものが逆に、「ワンパターン」とか、「あれ、どこかで
聴いたことあるよな…」 (実は“どこかで聴いた歌”は本人の過去の歌だったりして) と感じさせる
ことになっているような気がしてなりません。

>nacsさんがいない間に僕がお答えしましょうか。
>これは(僕の耳には)ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」の冒頭に似ているように
>思われますね。

dkmさん、ありがとうございます。
牧神の午後ならばこんな私でも知らないでもない。
ドボちゃんとドビュちゃんに接点があろうとは思いもしませんでした。
ドビュちゃんはドボちゃんの隠れファンだった?

>昨夜ソドレミハンバーグを食べ過ぎたばかりに、弦楽5はともかく、ピアノ5の方はトロイカと
>ソドレミの2重攻撃でもう聴けなくなりました。

やはりソドレミハンバーグの効果はてきめんだったようですね。
それを食べられたご家族の方たちは大丈夫だったのでしょうか?

>ライオンキングでの似た部分はあきらかに4/4ですが、そのテンポでやったら息が続かず、
>バタバタと続いて息絶えるはめに…?

噂になっている「ライオン・キング」。
私はよくわからないのですよね、その「アヴェ・ヴェルム・コルプス」 に似た曲ってやつ。
今度HMVでDVD漁ってみっか?

>ルイ・ヴィエルヌ:オルガン曲「ウェストミンスター寺院の鐘」
>「ラーファーソードー、ソードーラーファー」ですよね。

このメロディ (と言ってよいのですよね)、チープ・トリックも使ってませんでしたっけ?
何ていう曲だったかは忘れましたが…

埋もれていた記憶が甦る
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/24 20:28 メッセージ: 3987
これは wadakamaru さんの 3984 に対する返信です
>バスーンの四重奏でジャケ自体もブ○ーズ・ブラザーズのパクリ?!

ジャケットを見る限り、これはもう確信犯的パクり と言うか、パロディのようですね

>「ビウィッチド」は一瞬「どんな曲だったっけ?」と思い、

私知ってます、この曲! (知っていると思います)
♪ビウィッチド…♪ って曲ですよね。
えっ、それだけじゃわからない? ん〜、音符で言えば、♪シド…♪。
えっ、ますますわからない? ほんとは知らないだろうって?
ほんと知ってるんだってば〜!

>「アレクサンダー・ラグタイム・バンド」

そんな名前のバンド、日本にありませんでしたっけ?

>ずいぶん久しぶりの投稿になります。

わ、ニャロメさん、随分ご無沙汰ではございませんか?

>「運命の動機」のオリジナルって確かハイドンじゃなかったでしたっけ?
>ピアノ・ソナタ(何番かは忘れましたが)

えっ、そうなのですか?
そういった素性のはっきりしたオリジナルが存在するとは知りませんでした。
どなたか詳しい方情報待ちます。

>ローカルCMですが、「奈良健康ランド」のCMソングは、「君が代」に似ている。

このCM、何故だか一度だけ見たことがあります。
多分誰かから借りたビデオに入っていたのでしょう。
超低予算のローカルCMの典型だったような気がしますが、その歌までは覚えていない。
うちにあるビデオをかたっぱしから見てみるか…

>もうひとつ、「酒が呑める、酒が呑める、酒が呑めるぞ〜・・」と
>シンデレラの「サラガドゥラ・メチカブラ・ビビディ・バビディ・ブー・・」とそっくりだ。

そうそう!
あの歌が流行った当時私も同じように感じていました。

>私が小学校の頃は、最期のところ(か、どうか知りませんが)、ガ〜〜ン、ゴ〜〜ん、〜〜〜〜

そうそう!!
私の場合、最初は「省略版」でこの曲(?) を知り、後にこの「完全版」を知ったのですが、
完全版を知ってからと言うもの、この曲(??)を耳にするたびに、♪ソーレーーミードーー♪ が
終わってからもその続きがあるかどうか耳を澄まし、♪ガ〜〜ン、ゴ〜〜ん、〜〜〜〜♪がないと
何だか物足りない気分にさせられたものです。
いや〜、このテーマになってから埋もれていた記憶が甦ることが多く、なかなか楽しかとです。

コガネムシ(中山晋平)と
投稿者:shaberibu
2004/ 1/24 20:34 メッセージ: 3988
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
ラモー:タンブーラン

パクられ度
投稿者:katochan_kenchan
2004/ 1/24 20:38 メッセージ: 3989
これは der_kranke_mond さんの 3968 に対する返信です
パクられ度というか、引用されたり変奏曲の主題として用いられる
頻度では、「怒りの日」「ラ・フォリア」「パガニーニの狂詩曲」が
ビッグ3という気がします。
マーラーの交響曲第2番「復活」で大活躍するのも、「怒りの日」の
動機の前半をパクったものですよね。

#ラフマニノフは、このビッグ3から「怒りの日」と「パガニーニ」を
借用していますね。

パクリ魔ブラームス
投稿者:katochan_kenchan
2004/ 1/24 21:17 メッセージ: 3990
これは beknch さんの 3971 に対する返信です
> ブラームスのクラリネット五重奏曲の一楽章ではベトやんの第九の1楽章を
> 彷彿させる強奏瞬間芸がありビクッとします。

クラ五第1楽章の強奏というと、コーダの交響曲第4番の自己パクリ
(両曲の第1楽章コーダの構造はそっくりだと思います)を連想
しますけど、ベートーヴェンの第9からのパクリというと、
ピアノ協奏曲第1番に尽きるでしょう。
展開部から再現部の入りの部分は、臆面もないパクリと言われても
仕方ないほどそっくりです。調も同じニ短調だし。
マーラーの第2交響曲第1楽章も、この点でベト9によく似ていますね。
それだけ、ベートーヴェンの第9交響曲第1楽章の展開部から再現部の
入りにかけての音楽が天才的だったということなんでしょうけどね。
もともと、ブルックナーとマーラーは、ベト9がなければ作曲家を
やってたかどうか疑わしい人たちだとも思いますけどね(笑)。

モーツァルト:ロンドニ長調k485
投稿者:shaberibu
2004/ 1/24 21:40 メッセージ: 3991
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
ソナチネアルバムで有名なこの曲。

冒頭主題は、クリスチャン・バッハの五重奏曲op11-6 の第1楽章から拝借。

ピアノ協奏曲第12番k414の第2楽章の冒頭の主題は、

クリスチャン・バッハのシンフォニアからとられている。

フランク永井の歌は知らなかったけど
投稿者:katochan_kenchan
2004/ 1/24 22:12 メッセージ: 3992
これは SPINATPOLKA2 さんの 3957 に対する返信です
フランク永井の歌は全然知りませんでした。
私が「悲愴」ソナタを初めて聴いたのは、中学生だった70年代の
半ば過ぎくらいの頃です。初めて聴いた時から、ダイナミックな
第1楽章、美しい第2楽章、親しみやすい旋律によるロンドの
フィナーレのすべてが気に入りましたが、フィナーレのロンド
主題は、どこかで聴いたような旋律だという印象を受けながら、
それが何に似ているのかわからないまま、四半世紀が過ぎたと
いうわけです。今後フランク永井の歌を聴く機会があるかは
わかりませんが、一度は聴いてみたいと思います(笑)。
とにかく、「悲愴ソナタ」を聴いて以来、「ソドレミ」の旋律が
気になってはいました。シューベルトのピアノソナタ第18番の
第3楽章の中間部も、「ソドレミ」で始まりますよね。
同音反復が許されるのなら、岩崎良美の「涼風」という歌も
ありました。何かのムード音楽の出だしに似た旋律でしたね。
こうなると、いったい何重の「パクリ」になるのかわかりません。

Mozartは
投稿者:lvkoechel
2004/ 1/24 23:04 メッセージ: 3993
これは shaberibu さんの 3991 に対する返信です
ピアノ四重奏曲ト短調でも、同じ曲を借用しています。 
 
 少し前にブルックナーの第八を聴き終えたところです。 
 アダージオの主題はシューベルトの「さすらい人幻想曲」D760の借用。
 
 モーツァルトは敬意を払ったのかもしれないし、シューベルトは知っていたかどうか。

訂正
投稿者:lvkoechel
2004/ 1/24 23:07 メッセージ: 3994
これは lvkoechel さんの 3993 に対する返信です
ブルックナーは、シューベルトのこの曲を知っていたかどうか。

PACKLER
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/25 2:42 メッセージ: 3995
これは lvkoechel さんの 3993 に対する返信です
>ピアノソナタ第49番変ホ長調の曲です。
>モーツァルトの作品だと、管楽器のためのハ短調のセレナードの第1楽章で、
>第1主題の後の経過句で現れ、展開部でも活躍します。

すごいですね。
ニャロメさんの問いかけに対して即座に反応するこの機動力!
私なんぞ、全く無縁の世界のお話、ただただ「へーっ」と指をくわえて感心する他ありません。

>コガネムシ(中山晋平)とラモー:タンブーラン

このメロディをパクったのはドボルザークだけではなかったのですね。
ラモー、そんな古い人にまでパクられていたとは、中山さんもすみにおけないお方…

>パクられ度というか、引用されたり変奏曲の主題として用いられる頻度では、「怒りの日」、
>「ラ・フォリア」「パガニーニの狂詩曲」がビッグ3という気がします。

「怒りの日」、「ラ・フォリア」は古のメロディだから頷けるとして、「パガニーニの狂詩曲」って
当然パガニーニが作ったわけですよね。
そんな比較的新しい(?)メロディが引用されるというのは結構すごいことなのではないでしょうか。
テクニシャンが作ったメロディだけに、後世のテクニシャンをインスパイアするのでしょうかね?

>パクリ魔ブラームス

ブラームスって「魔」がつくほどのパクラーだったのですか?
う〜む、ちょっとブラームスを見る目、変えないかんかなぁ…

>モーツァルト:ロンドニ長調k485ソナチネアルバムで有名なこの曲。

ついにソナチネアルバムまで出てきてしまいました。
このテーマ、一体どこまで行くのやら…
次あたりはブルグミュラーの登場か?

>ピアノ四重奏曲ト短調でも、同じ曲を借用しています。

ひぇー、それに呼応してまた話は一段と深く…

ふー、それにしてもすごいですね。
実は私、今回のテーマを「パクりんちょ」に決めた時、「今まで散々出た話題だから、
今回はあんまり集まんないかな…」 と内心 心配していたのです。
ところが、フタを開ければ出るわ出るわ。
しかも、話はどんどん深く掘り下げられ、古今東西の作曲家のパクりが次々と暴露されてゆく。
その「パクラー」ぶりもさることながら、皆さんの「パクラー・ウォッチャー」ぶりはもっと凄い!
いや、まったく恐れ入りまくり。 今回もまた帽子がいくつあっても足りません。

民謡のパクリ王
投稿者:shaberibu
2004/ 1/25 8:30 メッセージ: 3996
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
チャイコフスキー

交響曲2番、4番、

弦楽四重奏曲第1番など。

最近気付いたパクり3題
投稿者:y_bagus_m
2004/ 1/25 11:31 メッセージ: 3997
これは y_bagus_m さんの 3995 に対する返信です
さて、皆さんの広くて深〜いパクラー・ウォッチャーぶりに圧倒され、完全に飲まれている私ですが、
ここらで、ささやかながら 最近気付いたパクりんちょ3曲、報告します。

1) 「愛さずにはいられない」に似た曲
以前から、口ずさむとどうしても途中からエルビスのこの歌に変わってしまう… という曲があり、
とても気になっていました。
イージーリスニング風のアレンジでしか聴いたことがなかったため、その曲 クラシックかどうか
さえ定かでなかったのですが、最近になってようやくその曲名を知るに至りました。

マルティーニの「愛の歓び」。
ソ/ドーー/レーー/ミーーー/ー、ミ/ファーファ/ミドミ/レーー/ー、と来た後、当然の如く
♪BUT I CAN‘T HELP FALLING IN LOVE WITH YOU…♪ となりません?
なるでしょう? え、ならない??
てめーら、人間じゃねぇ、叩っ斬ってやる!

2) カバレフスキーがパクった曲
つい最近にして初めて聴いた「道化師」、その「プロローグ」。
開始直後に、
ミ/レッララッミレ、ミ/レッララッミレ、ミ/レッミファッミファッ、ラッ/ソッファミッレド!/
というメロディがあるのですが、この最後の2小節。 どこかで聞いたことありません?
そう、それは「かしまし娘」のテーマ、 ♪かしましいとは愉快だね♪ の箇所(ほぼ) そのもの。
聴くたびに歌江、照江、花江 三姉妹の顔が浮かびます。
そう言えば、「道化師」の英名は「コメディアン」。
国は違うとは言え、同じ芸人同士、通ずるものがあるのだ!と感激。

3) モーツァルトとディズニーの関係
これまた最近初めて聴いたモーツァルトの交響曲第31番。
第1楽章の主題提示部の終わりのほう(かな?) に、 ドミレドシラソラソファミレ/ドー
というメロディが現れます。
この ソラソファミレ/ドー というところが、 ♪ビビディバビデブー♪とおんなじ。
1秒にも満たない瞬間芸なのですが、そんなところにモーツァルトのディズニーに対する思いが
さりげなく込められているようです。
きっとモーツァルトも アニメ映画の名作「シンデレラ」を見て感動したのでしょう。
ええ話やなぁ…。

レモンのキッス
投稿者:shaberibu
2004/ 1/25 15:40 メッセージ: 3998
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
往年のオールディーズ。

ポンキエッリの時の踊りですね。

3兄弟
投稿者:shaberibu
2004/ 1/25 15:48 メッセージ: 3999
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
故郷の廃家(ヘイズ作曲)

埴生の宿(ビショップ作曲)

旅愁(オードウェイ作曲)

ゲッターさん
投稿者:age_age_dandy
2004/ 1/25 15:53 メッセージ: 4000
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
失礼


YBCollection ver0.26