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グループページ > クラシック ○○と言えばこの曲!

>うーん残念・・・
投稿者:il_conte_d_almaviva
2003/ 8/ 7 1:30 メッセージ: 2001
これは fugue_g さんの 1992 に対する返信です
映画に使われていた録音ということで、ヤノヴィッツ&マティスのベーム盤を紹介しましたが、実は私の「フィガロの結婚」の愛聴盤はジュヴァルツコップ&モッフォのジュリーニ盤なんです。

ベーム盤も名盤の誉れ高いですが、ジュリーニ盤も負けてませんよ。確か「音楽の友」の点数はジュリーニ盤のほうが上だったと思います。

個人的にはヤノヴィッツよりもシュヴァルツコップ、マティスよりもモッフォのほうが好みです。

初めて買ったCD
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/ 7 2:56 メッセージ: 2002
これは wadakamaru さんの 1960 に対する返信です
>生まれて初めて買ったCDは、グスタフ・レオンハルトのチェンバロ独奏でバッハ集でした。

初めて買ったCD!
生まれて初めて買ったLPならば今でも鮮明に覚えていますが(第6回テーマ:きっかけと
言えば?参照)、初めて買ったCDとなると?
ビートルズだったか、ホグウッドのベートーヴェンだったか…
う〜ん、覚えていません。
皆さん、初めて買ったCDって覚えてらっしゃいますか?

ん、今またサブテーマを設定してしまったような…?

>ムカデをテーマにした曲なんて、無いのでしょうかね。

けっこうあるようですよ。
http://search.music.yahoo.co.jp/bin/musicsearch?cp=%A4%E0%A4%AB%A4%C7&cc=ss
中には「むかで競走用」なんていうのも。
但し、さすがにクラシックは無いか?

で、突然ですがムカデではなく、サソリのお話。
以前北京に住んでいた頃仕事の関係の人に北京ダックの店に連れて行かれました。
北京ダックはまあ美味しくて良かったのですが、困ったのが前菜で出て来たサソリのから揚げ。
一緒に来たローカルの人たちは平気でバリバリ食っています。
まぁ、生きたサソリではないのでエビのから揚げみたいなものだろうと思い私もそれを
口に運びました。

歯でかむと、案の定エビのから揚げのように「バリッ」という歯ごたえ。
ところがその直後に「ニュルピュッ!」と何かが飛び出るのを感じました。
おそらく噛んだ圧力で私の口の中で内臓が押し出され飛んだのでしょう。
予期せぬその「ニュルピュッ!」がそれはそれは気持ち悪く、一口噛んだ後は出来るだけ
鼻腔から空気が通らぬよう息を止めて飲み込みました。
それ以来サソリは遠慮しています。
もっとも、いくら中国とは言え日常的に出される料理ではありませんが。

祝2000
投稿者:beknch
2003/ 8/ 7 7:21 メッセージ: 2003
これは y_bagus_m さんの 2002 に対する返信です
2000メッセージ到達おめでとう御座います。

田吾作さんは虎視眈々と、ゲッター・ロボを狙っておられたんですね。

この前、お、俺の生まれた年だ、お、万博の年だ、よし週末には2000か、
なんて思っているうちに油断してしまいました。速いですねぇ。

バグースさんも大変ですね。家の中の荷物片付けの手伝いもせにゃならん、でも
レスもしないでほおって置けない様子ですし。
そういう時に限って、チェンバロ議論白熱、香港の大鳥、ムカデ曲探し、ETC、ETC。

上田正樹がムカデの歌を作っているとは知らなんだ。大阪人としては、
♪にじむまーちーのひを、ひとりーみていたー♪ ・・・
♪泣いたらーあかん泣いたらー、せつーなくーなーるーだーけー♪
♪ほーるどミーたいと!!! おーおーさーかーベイぶるーす!!♪
もう、いいって?

祝2000
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/ 8/ 7 8:15 メッセージ: 2004
これは y_bagus_m さんの 2002 に対する返信です
bagusさん、
もう投稿数2000とはすごい速さですね。
楽しく、面倒見の良いトピ主さんの宿題によって、みな言いたい放題、道草し放題のこのトピがずっと続きますよう。

>初めて買ったCD
はフォーレのレクイエム(クリュイタンス/パリ音楽院)だった…と思います。

しばらく留守にしますので投稿出来ません。
戻りましたらまたよろしくお願いいたします。

R・シュトラウス
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/ 7 9:46 メッセージ: 2005
これは il_conte_d_almaviva さんの 1975 に対する返信です
>R・シュトラウスの管弦楽曲の大半

dkmさん、私にとってワーグナー、ブルックナーとともに苦手な作曲家御三家の一角を
形成するのがR.シュトラウスです。
ブラームスやフォーレがお好き(でしたよね)なとことろ言い、シュトラウス、ショパンが
苦手なとことろ言い、dkmさんと私はけっこう趣味が似ているのかもしれません。
なに? そんなこと言われちゃ迷惑だ?
うーむ、ごめんなさい。

>僕は大好きです!

逆にicdaさん (すみません! またまた勝手に略してしまいました 人のH/N)、
オペラ好きなところと言い、フルトヴェングラー好きなところと言い、R.シュトラウス
好きと言い、ことごとく私と趣味が反対ですね。
なに? よかった?
うーむ、そりゃどーも。

>あのひたすら能天気な音楽が僕のお気楽な性格とよく合っているのかもしれません。

シュトラウスの音楽は「能天気」系に属するのですか。
う〜ん、私にとっては「気に障る」系。

>でもバグースさんに「深遠な曲」なんて言われたら、もう一度聴き返したくなってきましたね

dkmさん、深遠な曲ではありますが、あのピアのソナタ21番ほど深く深く沈潜して行く
という感じではなく、もっと親しみやすいとても素敵な曲です。
それでいて、やはり深い…

>近畿地区は今日も猛暑です。

今年は梅雨明け遅く冷夏? などと言われていたのがウソのようですね。
確か今台風が近付いているのでは?
ご注意ください。 そう、雷にもね!

>「明日胃カメラで検査しましょう」と言われました。

ということは今日ですね。
良い結果が出ることを祈っています。

>ヴァルヒャの弾くバッハの「平均率クラフィア曲集」は私の愛聴盤です。
>他に、ヘンデルやラモーのチェンバロ曲集がありますが、これらは誰の演奏でも、
>それなりに説得力があると思います。

フーガさんもやはりヴァルヒャですか。
ヴァルヒャも確かモダンチェンバロですよね。
リヒター盤の二の舞になるのはいやだから、モダンチェンバロのバッハは避けて
オリジナル楽器によるヘンデル/ラモーにしようかな。

>でも、作曲家がチェンバロを念頭に置いて作曲したものは、やはりチェンバロで
>聴いてみるのも、一つの経験だと思いますね。

それは確かにおっしゃるとおりだと思います。
バッハはピアノの方が良い!と言うからにはチェンバロをきちんと聴いていなければ
説得力もないですしね。
じゃあやっぱりバッハにしようかな。
… 何という主体性の無さ。

クラシックお達者倶楽部入会要項
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/ 7 9:52 メッセージ: 2006
これは lvkoechel さんの 1982 に対する返信です
>フルトヴェングラー&バイロイトの第九!
>はっきりいって神格化されすぎ!(笑)

いや、そんなことないですよ。
ね、lvkさん。
指揮者の登場からその足音が消えるまでのところは最高だと思います。
(あ、lvkさん、またまたごめんなさい!)

>コレステロール値が40も上がってしまいました。連日のマクドナルド通いが
>功を奏したようです(涙)。

つけものさん、ハンバーグ嫌いな人がなぜマクドナルド通いを??
これも苦手克服のための修行なのでしょうか?

>私も「お達者クラブ」に早々と仲間入りかも...。

お達者クラブ入会基準を考えておきます、今度。
血圧、コレステロール値、体脂肪率 等々…

>歌が入っているものはあまり好きじゃないかもしれません。特に女性の声。

私も聴き始めはご多分に漏れず、歌無しの曲(但し第九は例外ね)から入りました。
何がきっかけだったのかなぁ、歌曲を聴くようになったには
モーツァルトのレクイエムあたりから入って、マタイ、シューベルトの「美しい水車小屋の娘」
という風につながっていったように思います。
マタイでシュライヤーを知り、その声に惚れたことも大きかったかな?
ナマシュラで聴いた水車小屋。
今でも心に残る最高のコンサートの一つです。
サインも貰ったし…

>モーツァルトの短調曲が以前はとても苦手でした。

これも逆ですね、私と。
私は今でこそ長調の曲も聴きますが、最初は短調ものしか聴きませんでした。
40番とかレクイエムとか25番とか。

>つけものさんは、ハープの曲はお好きですか ?
>私はハープの音も、とても好きです。

はい、好きです (すんません、つけものさんでなくて)。
実はさっきヘンデルのハープ協奏曲他(サバレタ)を聴いていたところです。
あの響きの華やかさは心躍るものがありますよね。

クラカテの星☆
投稿者:oisiitukemono
2003/ 8/ 7 10:08 メッセージ: 2007
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
 こんにちは、バグースさん!
2000投稿達成おめでとうございます。この分じゃすぐ3000いきますね。ひとえにバグースさんの「暖かいお人柄」によるもの、これからもよろしくお願い致します!!

 >フーガさん。

 私はハンバーグは嫌いなんですけど、ハンバーガーは大丈夫なんです。それにファーストフードのハンバーガー自体、「ハンバーグをパンで挟んだもの」とは思えないものばかりですし。本音はポテトを食べたくてマクドナルドに行っているだけです。
 お達者クラブに入会まじか(取りあえず高○○が付けばいいのですよね?)ではあります。

 >nujikoaさん。
 
 初めまして〜♪
 カリンバ、そう、これこれ!
なんだか、ゆで卵スライス器(と言うのかな?)に似ていません?私もほしー!
 ところで、nujikoaさんの名前の秘密、私はずっと「藤子不二雄A」のもじりだと思っていました(笑)。
 

しつこくチェンバロ
投稿者:ZAKKYO2000
2003/ 8/ 7 10:20 メッセージ: 2008
これは nujikoa さんの 1998 に対する返信です
nujikoaさん、こんにちは。

>チェンバロは、よりギター的な音色が出るのでスパニッシュムードには良くはまります。

私も同感です。だからスカルラッティの乾いた響きにはマッチしているのでしょうね。

で、かなりマイナーな曲なのですが、20世紀にM.D.ファリャが「チェンバロ協奏曲(正式にはクラブサン協奏曲でしょうか?)」を書いていますが、これが現代的な感覚とスパニッシュムードがうまくフィットした小粋な曲で、絶対にこの楽器でなくてはだめで、ピアノで代用はできない曲だと思います。
20世紀にはほとんどこの楽器のための作曲がありませんが(その他ではプーランクの協奏曲があったような気が・・・)、もっと作曲されていたら面白かったかもしれません。

正直言って私も普段この楽器は苦手な方なのですが、以前長崎の「ハウステンボス」に行った時、夜のヨーロッパ庭園でバッハの曲が流れていて、かなりいい感じでした。
また、曽根麻矢子の「ジュ・レーム」というオムニバスアルバムは、ジャケットともどもなかなか楽しめましたよ。

re:初めて買ったCD
投稿者:nujikoa
2003/ 8/ 7 13:08 メッセージ: 2009
これは y_bagus_m さんの 2002 に対する返信です
一応、レコードも買ったことがある世代です。

僕のリスナー人生は、最初、わずか2〜3年で一度死んで、
ブランクがあって、
そしてまた思い立って初めてCDを買ったことで生き返ったのでした。

その記念盤は・・・
(定番ですが)
グールドの「ゴールドベルク変奏曲」

なんせ僅かな小遣いをはたいて買いましたから、何度も何度も聴きました。
初めてのCDがこの素晴らしい録音で良かったのか悪かったのか・・・

このGなる人が、僕をCDアリ地獄に陥れた犯人です!(^^)


***
話は変わって、漬け物さんこんにちは。

nujikoa=ぬじ子ぬじ雄A ですか!

なんかかわいいですね。(^^)

re:しつこくチェンバロ
投稿者:nujikoa
2003/ 8/ 7 13:24 メッセージ: 2010
これは ZAKKYO2000 さんの 2008 に対する返信です
(あれ?しつこいと言った本人がまた登場・・・スミマセン;)

ZAKKYOさんのファリャ、プーランク(興味深い!)の話を聞いて思い出しました。

有橋淑和のふぁんたーすてぃぃっくな
チェンバロ・アルバムがあったじゃないですか!

ご存知の方も多いかもしれませんが↓
http://www.hammers.co.jp/arihashi/discography.html

ラヴェル・マスネ・ドニゼッティ・ディーリアス・ブゾーニ・Rシュトラウス・タコ先生・ロドリーゴ・伊福部センセ・・・

全部、チェンバロのために作曲された曲です。

どーですかモノさん!な1枚なのです。
(って、僕が自慢してどうする・・・苦笑)

まぁ大筋で言えば「廃れて」しまったと言えるかもしれませんが、こうして細々ながらも、大作曲家たちの創作意欲を刺激しつづけてきた楽器なのですね〜

特にラヴェル、ロドリーゴ、伊福部などは脱帽モノのセンスです(これはチェンバロでなければ!な曲です)。
タコ先生もなかなか粋な瞬間芸。
そして、最後に驚愕の「オチ」が用意されている・・・という、素晴らしい1枚ですよ。

ますますの繁栄を
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/ 7 13:58 メッセージ: 2011
これは y_bagus_m さんの 2006 に対する返信です
 bagus さん、2000回 突破、おめでとう! 凄い早さですね。まめにレスをして、さぞ大変なことと思います。ユーモアに溢れ、太っ腹(腹が出ているかどうかは知りませんが)な貴方の人柄故の早さかも。それにしても、一日の投稿の多いこと! 読むだけで容易でないです。

祝メッセージ2000・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 8/ 7 14:27 メッセージ: 2012
これは y_bagus_m さんの 2005 に対する返信です
バグースさん  こんにちは

遂にmsg2000を超えましたね。 おめでとうございます。
msg1000から2000に到達するまでの早かったこと、アッという間でしたね。
これは、何よりもバグースさんの魅力的なお人柄と、当意即妙なレスの賜物と思います。

さて、午前中に胃カメラの検査を受けてきました。
全体的には何処にも異常は無かったようですが、ところどころにピンクの斑点がありまして、軽い胃炎が見られるという所見でした。

「おそらく何でもないでしょうが、念のためにサンプルを採っておきましょう」と言って、二箇所ほど胃の表皮を採られました。

お医者さんは、「心配しなくても多分大丈夫です」と何度も言っていましたが、結果が判るまでの4−5日は、気が揉めます。

検査の後も、2時間ほどは、食事も飲み物もとってはいけません、と言われましたので、先ほどやっと軽い食事をしたのですが、まだシンドイです。

また、ゆっくりと書き込みますね。

ショック!
投稿者:ZAKKYO2000
2003/ 8/ 7 15:54 メッセージ: 2013
これは nujikoa さんの 2010 に対する返信です
>有橋淑和のふぁんたーすてぃぃっくなチェンバロ・アルバムがあったじゃないですか!

こんなにチェンバロ用の20世紀の曲があったなんて・・・!
しかもこんな美人奏者がいたなんて・・・!
ゼーンゼン知りませんでした。

早速CDを手に入れて見・・・、じゃなかった聴いてみなければ。


あ、遅ればせながら、バグースさん2000突破おめでとうございます。
確か2000を超えるとYAHOO!からトピ主さんに賞金が出るのでしたよね。

大丈夫!
投稿者:beknch
2003/ 8/ 7 16:01 メッセージ: 2014
これは fugue_g さんの 2012 に対する返信です
フーガさん、こんにちは。

胃カメラの検査結果で、まずは大事が無くて本当に良かったですね。
まだ、検査結果が残っておられるとのことですが、ここまで来れば大丈夫。

well-tempered を流しながら南極の映像でもご覧になられて(?)
リラックスされて下さい。チェンバロの響き、心地良いですね。

チェンバロと言えば、nujikoaさんご指摘のCDも良さそうですね。
これまで聴いた事の無いジャンルです。ご紹介のURLの曲目一行目に、

「モーリス・ラヴェル/スピネットを弾くアンヌ」

とありますが、これね、文字が多少小さいのか、最後の「ヌ」が「タ」に見えて
驚いてしまいました。「ええっ? 俺ってチェンバロ弾けるんだったっけ?」
ま、大阪弁で語りかけられるのは悪い気はしません。

>南極でペンギン見て(そういえばあの後調べたら150万円で売って
>ました...)シロクマと写真取りましょ!

えーと、以前からご指摘の向きもあったのですが、実は南極には土着のシロクマは
居ないのです(あ、ご存知でしたか)。私の周りに居る奴らはカナダ北部から
移住してきた家族なのです。

でも、可愛いペンペンとアザラシ、陽気な馬がおりますので、記念写真にはこと
欠きません。フーガさん、つけものさんとのTwo Shotも撮って差し上げますよ。

シュワルツコップ&モッフォですね!
投稿者:other_wind
2003/ 8/ 7 18:07 メッセージ: 2015
これは fugue_g さんの 1992 に対する返信です
fugueさん、il_conte_d_almavivaさん、こんにちは。

シュワルツコップ&モッフォのジュリーニ盤も素晴らしいのですね。
それは持っていないので、早速捜し求めてみましょう。
ワクワクしてきました。
ついでにスコアも探してきましょう。
この夏はオペラにはまりそう。

fugueさん、

まずは一安心ですね。
私の兄は、大腸と肝臓を手術してまだピンピンしてます。
これで安心して、○○トピ2000突破祝賀の踊りに参加できますね。
ところでbagus邸では、盛大なる祝賀会は催されたのでしょうか。

え、何でフィガロが??
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/ 7 18:19 メッセージ: 2016
これは wadakamaru さんの 1993 に対する返信です
>え〜と、アーティスト名は・・・覚えてない!です(CD店でかかっていたり、
>試聴したCDを衝動的に買ってしまうことが多くて・・・;;)。

あ、わかりますねぇ、それ。
私も店でかかっている曲を「あ、これいーじゃん!」と思い、衝動買いしてしまう
ことがありました。
でも、大概そう言うのって家に帰ってじっくり聴いてみると「??」というものが
多かったです。 「あのお店で聴いた時はあんなに良かったのに…」って。
あとジャケ買いもろくな結果にならなかったなぁ、私の場合。
最近は我が家の財政状態ひっ迫につき、その手の買い方は皆無になりました。
… ちょっと寂しい。

>私も好きです。 サンタナなんかも当て嵌まりますかね ?

サンタナ!
私も好きで行きましたよぉ、コンサート。 大阪厚生年金会館でした。
外タレポップス系では後にも先にもそれ1回きりです、コンサートに行ったのって。

>ヤノヴィッツとマティスのフィガロの「手紙の2重唱」を聴きました。
>うーん、グヤジー !

other windさん、フーガさん、icdaさん、昨晩引越し後間もないためごちゃごちゃ
状態の家でCDの整理をしていると、思わぬディスクが見付かりました。
それは何と、ベームのフィガロ (ただし、ハイライトね)。
えっ、何でこんなん持ってんねん?!
恐らくドン・ジョヴァンニや理髪師などと一緒に買ったものの1枚だったのでしょう。
そう、以前はそんな買い方が多かったのです。
今ではさきほど書いたような理由から、買ったまま忘れてしまうような買い方は
しなくなり、買うディスク1枚1枚が大事に思えるようになってきました。

ところで、このフィガロまだ聴いていません。 今晩あたり聴こうかな、と。
楽しみ…!

>「そして、それが風・・」のCDは来週の月曜日に入手です。

了解しました。
私も明日あたりHMVに行って買っておきます。
ところで、今までにこのトピで何度 “HMV” の3文字を書いてきたことか。
なんか私HMVの回し者みたいですね。
オフィスの斜め向いにあるもので、しょっちゅう行くのです。

>来週聴ける状態になります。"連れ聴き"をやりましょうか。
>世界同時挑戦!ですね。

「プロジェクトT」、着々と進行中ですね。
そのわりには本職の仕事の方は遅々として進まずなのですが…

>おすすめチェンバロ曲

ワダカマルさん、貴重なアドバイスをありがとうございます。

>個人的な思いですが、ドイツやベルギーのチェンバロよりも、フランスのいわゆる
>クラヴサンの方が、チェンバロつまりクラヴサンの本当の良さを表しているような
>気がします。

いろいろな曲/演奏を聴き尽くされた上でのワダカマルさんのご感想なのでしょうね。
そのあたりも頭に置きながら探してみます、チェンバロのディスク。

R.シュトラウスの魅力はオペラだ!
投稿者:as_dsch
2003/ 8/ 7 18:29 メッセージ: 2017
これは y_bagus_m さんの 2006 に対する返信です
>dkmさん、私にとってワーグナー、ブルックナーとともに苦手な作曲家御三家の一角を
形成するのがR.シュトラウスです。

田吾作にとってはワーグナー、ヴェルディ、プッチーニとともにオペラを堪能できる大作曲家です・・・「サロメ」「薔薇の騎士」「ナクソス島のアリアドネ」など、その音楽は倒錯と頽廃と陶酔の世界へ導いてくれる・・・飯島愛(おいおい、なんで出てくるの?)の名言「堕落して行く時ってすごく気持ちいいの」というのが愉しめる・・・ほーら、その世界を覗いてみたくなるでしょ?

しかし、交響詩などのオケ作品は面白くありません。
「ティル」だけは大好きですが「ドン・ファン」「英雄の生涯」は冒頭の素晴らしさとその後のつまらなさの対比がなんとも見事(?)であり、「ツァラ」に至っては冒頭の余りの陳腐さとその後の退屈さに「おお、なんという駄作!」と感激(?)してしまいます。
「アルプス交響曲」は単に“ムラヴィンスキーが録音を残しているから”ということでCDを買ったのであり、良さはちっともわかりません・・・グローフェ「グランド・キャニオン」のほうが百倍愉しい。
田吾作も随分無茶苦茶なことを書いてますが、あくまでも「苦手」なのです。

歌曲が不得意な田吾作ですが、コンサートで聴いた「4つの最後の歌」は素晴らしかった。
このコンサートはベルティーニ/ケルン放送交響楽団によるもので、ワーグナー「前奏曲と愛の死〜トリスタンとイゾルデ〜」、R.シュトラウス「4つの最後の歌」(Ms:白井光子)、マーラー「交響曲1番」いずれも素晴らしい、かの有名な(?)「田吾作名演体験記録」のひとつです。

>シュトラウスの音楽は「能天気」系に属するのですか。
>う〜ん、私にとっては「気に障る」系。

田吾作にとっては「擬似体験できる危ない世界」なんですが、どなたか賛成の方いませんか?

>>フルトヴェングラー&バイロイトの第九!
>>はっきりいって神格化されすぎ!(笑)
>いや、そんなことないですよ。
>ね、lvkさん。
>指揮者の登場からその足音が消えるまでのところは最高だと思います。

あのですねえ、田吾作の持っている「バイロイトの第九」は“足音カット盤”です。
「バイロイトの第九」は“足音の有無と無関係に”クレンペラー(テスタメント)と共に名演だと思ってます。
フルトヴェングラーに関しては「バイロイトの第九」と「1947.5.27の第五」は“神格化されるのもむべなるかな”と思います・・・田吾作は熱狂的なフルトヴェングラー・ファンではありませんが、好きな指揮者ではあります。
勿論カラヤンも持ってますよ・・・N響を振った「悲愴」・・・これ以外に血迷って買ったのはなかったと思う・・・暴言が過ぎてきたのでこのへんでやめときます。

賞金
投稿者:nujikoa
2003/ 8/ 7 18:34 メッセージ: 2018
これは ZAKKYO2000 さんの 2013 に対する返信です
>確か2000を超えるとYAHOO!から>トピ主さんに賞金が出るのでしたよね。

皆さん、名誉称号と功労金を見事ゲットされたバグースさんに、大盤振る舞いおねだりしたりしてはいけませんよ。

なにしろ、投稿数がベスト5入りした暁には、トピックの参加者全員に金一封が出るらしいですから。(・・・)
もう少しですから我々も頑張りましょう!


>「モーリス・ラヴェル/スピネットを弾くアンヌ」
>最後の「ヌ」が「タ」に見えて驚いてしまいました。
>ま、大阪弁で語りかけられるのは悪い気はしません。

せやけどbeknchはんアンタなぁ・・・、
おもろすぎるで。笑ろてしもたがな。
(悪ノリすんまへん〜)

***
フーガさん、良かったですね。
まずはストレスとピロリ菌を一刻も早く遠ざけて頂いて、元気になられますように。

ベーコン・ダブル・チズバーガー
投稿者:as_dsch
2003/ 8/ 7 19:01 メッセージ: 2019
これは oisiitukemono さんの 2007 に対する返信です
つけものさん、ハンバーガーは好きなんですか。
田吾作も大好きで、特にベーコン・ダブル・チズバーガー&オニオン・リング&ほとんど水のようなアイス・ティー(砂糖なし)の組合せが大好きです。
そしてマックよりバーガーキングのでっかいのが好きなのですが、日本ではマックが強過ぎてバーガーキングが撤退してしまいました、残念!
そうそう、マックのことを関西ではマクドと言うんですね、どうしてでしょう?
ちなみに名古屋はマックです。
尚、名古屋では「メーダイ」は明治大学のことではなく名古屋大学のことですが、これは理解してもらえるでしょう。

田吾作さん
投稿者:ciurlionjs
2003/ 8/ 7 20:18 メッセージ: 2020
これは as_dsch さんの 2019 に対する返信です
くだらないから無駄話はよそでやってくれませんか。

みんなが迷惑しています。

てりやきバーガー
投稿者:beknch
2003/ 8/ 7 20:46 メッセージ: 2021
これは as_dsch さんの 2019 に対する返信です
が好きでしたね。モスバーガーの。
欠点は運転しながら食べると大変なこと。マヨネーズがブチューっと出てしまう
のが美味しくもあり、注意が必要でもあり。

こっちでは、マクドのビックマックコンボ(確かミールではなかった)に
チキンナゲット+ダイエットコーク。どうも、マクドに行くとコークが飲みたく
なります。ちなみに、マ・ク↑・ド↓、で「ク」にアクセントが必要です。

しかし、お達者倶楽部としては、最近は控えてます。高コレステロールだと、卵類と
ジャンクフードを控えるべきなんでしょう。

そうそう、朝食メニューのあの塩辛い薄っぺらい揚げた芋みたいなのも好きでしたね。
何て言いましたかね。あのしょっぱさで誤魔化された感じです。

大学だと、「シンダイ」。関西では神戸大学、関東では神奈川大学、長野では
信州大学ですね。JRではブルートレイン。 ということで寝ます。

モスとフレッシュネスは美味しいです♪
投稿者:oisiitukemono
2003/ 8/ 7 21:26 メッセージ: 2022
これは beknch さんの 2021 に対する返信です
田吾作さん、beknchさん、こんばんは〜。

 マックはポテトとチキンナゲットが一番好きです。ハンバーガーは主に、チキンタツタかフィッシュ。
 田吾作さんのお好きなバーガーキングの変わりにベッカーズはいかかでしょうか。結構大きくて食べごたえあり!です。
 でも、一番美味しいのはやっぱりモス、そしてフレッシュネスバーガーですね。モスのはファーストフードとは思えないようなクォリティ(?)だと思います。

>そうそう、朝食メニューのあの塩辛い薄っぺらい揚げた芋みたいなのも好きでしたね。

 ハッシュポテトですね!私も大好き!
メインはエッグマックマフィンをチョイスします。朝メニューのが美味しい気がするのは私だけかしら?

 でも、高コレステロールなのでちょっと気をつけなくてはいけませんね(涙)。

ハンバーガーですか??
投稿者:nujikoa
2003/ 8/ 7 21:51 メッセージ: 2023
これは oisiitukemono さんの 2022 に対する返信です
なんか、トピずれ加減が相当すごいことになってきてますね〜(笑)

僕は、バグースさんの「サソリ」の方が気になっています。
<パリッ→にゅるぴゅっ>ってどんなだろう・・・?
ぜひ体験してみたいです。
BGMは・・・「ラ・ヴァルス」で行ってみるかな?
(ゴージャスながらにゅるにゅると怪しげ)

モノラル
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/ 7 22:20 メッセージ: 2024
これは other_wind さんの 2015 に対する返信です
 と言うか、もとSPは、部分聴きだと入り込みにくいです。「手紙の二重唱」以降を幾つか聴いてみました。34年のF.ブッシュ。現代的でなく惹かれますが、ノイズが気になります。次いでC.クラウスの42年。これも似たようなもの。オマケにドイツ語
 ステレオに切り替え、S.クイケンの98年の。つまみ喰いだとやはり音の良い方が聴きやすい。ただ、時にテンポの早いのが面白くない。
 LD(音のみ)でアバドのを聴いてみたら、今日のところはこれが(意外にも)一番良かったです。指揮も、結構デリケートで。
 ベームやクライバーは又いずれ。

チェンバロは、すっぴん美人の演奏に限る
投稿者:wadakamaru
2003/ 8/ 7 22:35 メッセージ: 2025
これは monopoly_mania さんの 1997 に対する返信です
ある意味では廃れてしまったと言えるかも知れませんが、
だからといって、当時の曲をピアノでないとダメだとも思えないし、
バッハは、(私見ですが恐らく)チェンバロに不満を持ちつつも、その楽器のための曲を作ったのだから、
チェンバロで演奏するのが、バッハの思いがかなうことだし、その方がその曲の特質をよりよく表現できると思います。
ただ、No.1993 でも書きましたが、チェンバロでは表現しきれない部分も、
バッハはチェンバロ曲に思いを込めているので、ピアノで演奏しても、
その曲の特質が崩れないでいるのだろうと思っています。
同じことを感じる作曲家としては、ドメニコ・スカルラッテイがあります。
ただ、あまりにそれに乗っかかってピアノでかけずり回ると、
盛り場のおばちゃんの厚化粧的、過剰装飾になるのではと懸念するのです。
厚化粧まではいかなくても、その場の雰囲気に不相応な服装をしている、
と言う感じの演奏もあるようなので・・

古楽演奏が何から何まで良いというような、原理主義的な考えも持っていません。
結局は、人それぞれ自由な表現を楽しめばよいと思っています。
ただ、あっちが良いとかこっちが良いとかの論争は楽しみたいと思います。

チェンバロ曲の良さを堪能するには、
すっぴん美人のチェンバリストの演奏を聴くのが一番なのです。(^_^)
当時のフランスの上流社会を彷彿とさせる装飾音たっぷりのクラヴサン曲を、
彼女たちの演奏で聴くと、これは、クラヴサン以外の楽器で演奏することは、考えられないことだと思います。

祝2000番
投稿者:tynaoshima
2003/ 8/ 7 22:47 メッセージ: 2026
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
 今晩は、普請道楽です。

 バグースさん、2000番達成おめでとうございます(今、2020番過ぎ位ですか?達成から一晩も経っていないのに、もう昔の話題みたいですね)。
 今のペースなら、中秋の名月の頃には3000番、お正月には5000番位まで行ってしまうかもしれません。こういう超人気トピでも小まめにレスをしていらっしゃるバグースさんは、まさにトピ主の鑑です。感服しております。・・・という事を書くとご負担感大かも知れませんが、無理をしない程度にレスを続けて頂いて、このトピが末長く続くことを祈っています。

 さて、お題です(ふっふっふっ。私は過去にトピずれをしたことが無いんですよ)。
 皆様が比較的苦手にしている、この「長く続く」というのに、私あまり抵抗感はございません。トリスタンの第二幕だろうと、ブルックナーの7番、8番辺りだろうと「ドンと来い」です。なに、やり方は簡単。途中で寝てしまえば良いだけなのですね。

 昔、ロンドンに旅行した時、シノーポリがブルックナーの7番を振っていたのを聴いたことがあります。学生時代の貧乏旅行だったので、一番安い席(確か2ポンド)を選びました。普段なら合唱団が座る、オケの後ろの席です。当時はブルックナーにさほど心酔している訳でもなかった上に、初めての海外旅行の緊張感と時差ボケが加わったのでしょう。ほんの5分程度ですが、第二楽章の途中で寝てしまいました。私、(多少)寝息が大きい方と自覚しているものですから、目が覚めた瞬間、ヤバイッと思いました(まだ覚えてます)。2m手前にいる打楽器奏者から(というより、指揮台のシノーポリから)睨まれている気がしてならなかったですね。

 それより驚いたのは、目が覚めても同じ楽章を同じような調子で演奏している事でした。「あぁこれならもう一回寝ても、まだ同じ楽章を演奏しているかも知れない・・・」というのは冗談にしても、逆に言えば、寝ても気にならない曲を発見した訳です。帰国後は、通勤途中に寝てしまうの覚悟で、このウネウネとした感覚を楽しんでおります。(誤解しないで下さいね。毎回寝ているのではありませんよ。)
 勿論、目が覚めて全部聴いている時の方が多いですし、それはそれで寝ていて聴いていない部分を愉しめる。二通りの楽しみがあるということですね。何と贅沢な曲なんでしょう。

 まぁ、このやり方、興味がある方はお試しください。
 今まで決して他人様にはオススメしたことはありませんでしたけどね(何しろハイドンでこれをやったら、曲が終わっていましたし。ヤレヤレ)。

ピアノVSチェンバロ
投稿者:nyarome47
2003/ 8/ 7 23:19 メッセージ: 2027
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
この論争、もう終わっちゃった? まだ続いてる?

もの凄っく面白かった〜 (あ、スンマセン。初めましてデス)

「クラシック ○○と言えばこの曲! 」

改め
「クラシック ○○と言えばこの楽器!」

最高〜!

冷やかしでもカラカイでもないよ。
マジ、面白かったんだから・・・

武満徹のファンです
投稿者:from_ojp
2003/ 8/ 8 0:09 メッセージ: 2028
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
バグースさん、武満にトライするとのこと、大いに期待しています。
彼の音楽は、なんというか、かっこいい。
曲もそうだし、タイトルがあか抜けてますよね。
話題になっている「それが風だと知った」はもちろんですが、
「鳥は星形の庭に降りる」「地平線のドーリア」「遮られない休息」
「閉じた眼」「妖精の距離」それに雅楽の傑作「秋庭歌一具」・・・

どれもみんな、曲のイメージが描けるじゃないですか。
しかしそんな期待をもって、いざ聴いてみると、
思い切り裏切られるのが武満ワールドの面白さかも。

生意気を言わせてもらえれば、
武満ビギナーには初期のピアノ独奏曲はいかがでしょうか。
最初期の「リタニー」なんて、
ちょっとメシアンを連想させる部分もありますが、
ういういしいファンタジーと空間性は、まごうことなく武満ワールド。
小賀野久美さんが演奏する素晴らしいCDが出ています。

>ピアノとの出会い
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/ 8 0:24 メッセージ: 2029
これは greenwood_jpn さんの 1996 に対する返信です
>今日はピアノとの出会いについて話したいと思います。(トピずれでしたらごめんなさい)

greenwoodさんはまだご存じないかもしれませんが、このトピは「トピずれ・カテずれ」
が身上(信条?)。 「トピずれ無しには○○トピは語れない」とトピのマニフェストにも
明記してあります。
今回のテーマは皆さんトピずれしている暇がないようで、珍しくテーマに沿った投稿が
多いのですが、普段はこんなものではありません。
― いや、ここんとこまた皆トピずれてきた気配が…
ですから、安心して思いっきりトピずれてください。

さて、greenwoodさんとピアノとの出会い、ドラマチックですね。
>今はもうフラれて元カノになってしまいましたが、
とは言え、ピアノ曲の素晴らしさを教えてくれた人、彼女に感謝 … 
するのかもしれませんね、いつかは。

「難曲道(どう)」の奥儀を極めてください。
そうするうちに自然と聴く曲の幅も広がってゆくと思います。

greenwoodさん、今後ともよろしくお願いします。

>上田正樹がムカデの歌を作っているとは知らなんだ。

彼は昔々はベタベタの大阪弁ブルースを歌っていたようですよ(もっとも私はあまり
聴いたことがありませんが)、あと桑名正博なんかも。

>♪ほーるどミーたいと!!!

ここがね、私にはどうしてもこう聞こえるのです。
「アホ〜みたい!」っと。

>しばらく留守にしますので投稿出来ません。
>戻りましたらまたよろしくお願いいたします。

シュピナートさん、この前は須磨浜海水浴場へご家族で出かけてらっしゃい
ましたが、今回はどちらまで行かれるのでしょう。
帰ってこられたらまたご投稿ください。

あぁ、悩ましのチェンバロよ…
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/ 8 0:31 メッセージ: 2030
これは monopoly_mania さんの 1997 に対する返信です
>チェンバロはピアノが発明されてからは、もはや時代遅れの楽器であって、…
>時代遅れというのは廃れたということです。

モノさん、と言うことはチェンバロは既に廃れてしまったということですね。
確かにチェンバロの隆盛期はとっくの昔に終わってしまったのでしょう。
でもここ数十年の短期でとらえてみると、むしろチェンバロの地位は向上している
ように思えます。
オリジナル楽器ブームもあって、活躍するチェンバロ奏者の数もずっと増えている
のではないでしょうか?
例えば日本だけを取ってみても、昔はチェンバロ奏者というと小林道夫くらいしか思い浮かば
なかったものですが、今は若い人からベテランまですごく選択の幅が広がっていますよね。
昔はピアノで弾くことが別に特殊なことではなかったブランデンブルクを今ではピアノ
で弾けば「えっ?」となること自体がチェンバロの地位の変化を物語っていると思います。

今後チェンバロがバッハ以前の時代のような栄光を取り戻すことはないでしょうが、
それでもこれからも自分の居場所を (その占めるスペースはピアノほど大きくないにせよ)
確保してゆくことは間違いないと私は思います。

>チェンバロソナタはピアノで弾くべきであるというのが私の偏見です。

というくだりには「う〜ん…」と唸ってしまいました。
敢えて「ピアノで弾く方が私は好きです」と書かずに、「弾くべきである」と述べられた
ところにモノさんの意志を感じたからです。
実は私も以前オリジナル楽器のことが話題になったときに似たようなことを書いた
ことがあります。
1&mid=978

この文章からおわかりのように、私はモノさんみたいに断言してしまう勇気ないですもん。
凄いですよ。モノさんに敬意を表します。

私もモノさんと同じようにチェンバロは苦手ですが、これから何枚か聴いてみようと
思っています、チェンバロソロのディスク。
皆さんが素晴らしいとおっしゃっている世界を私も(できることならば)体験してみたいですから。

高○○と言えば?
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/ 8 0:37 メッセージ: 2031
これは as_dsch さんの 2017 に対する返信です
>お達者クラブに入会まじか(取りあえず高○○が付けばいいのですよね?)
>ではあります。

高血圧、高コレステロール、高脂血症、高収入、高校生、高見山…
なんでも「高」がつけばよいというわけでもありあません。

>曽根麻矢子の「ジュ・レーム」というオムニバスアルバムは、
>ジャケットともどもなかなか楽しめましたよ。

>有橋淑和のふぁんたーすてぃぃっくなチェンバロ・アルバムがあったじゃないですか!

最近は日本人奏者によるおしゃれなチェンバロCDが出ているのですね!
それに、近代―現代の作曲家がチェンバロのための曲をそんなに書いている
なんて驚きです。

>さて、午前中に胃カメラの検査を受けてきました。

取りあえず異常がなくてよかった、よかった。
お医者さんが大丈夫ですというからには大丈夫なのですよ、絶対。
お医者さんは安易に楽観的なことは言いませんもの。
まずはゆっくりお休みください。

>えーと、以前からご指摘の向きもあったのですが、実は南極には土着の
>シロクマは居ないのです(あ、ご存知でしたか)。

あ、やっぱりそうでしたか。
ホックキョクグマとは言っても、ナンキョクグマとは言いませんからね。
でも、どうやってはるばるカナダ(しかも北部)から渡ってきたのでしょうね、
そちらの白熊たちは?

>でも、可愛いペンペンとアザラシ、陽気な馬がおりますので、…

噛み癖の悪い陽気な馬…

>歌曲が不得意な田吾作ですが、コンサートで聴いた「4つの最後の歌」は素晴らしかった。

R・シュトラウスが苦手な私ですが、あの素敵な子守歌を聴いてからは、歌曲はもっと
聴いてみたいと思っております。
「4つの最後の歌」はこちらのHMVでother windさんご推薦のシュワルツコップ/セル
のCDも売っていることだし。

>かの有名な(?)「田吾作名演体験記録」のひとつです。

田吾作さん、ひとつその体験記録とやら、1テーマにつき一つずつ披露なさる気
はありあませんか?
テーマとの関連性などいくらでもこじつけられることだし。

原稿料はでませんけど…

ありがとうございます。
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/ 8 0:41 メッセージ: 2032
これは fugue_g さんの 2012 に対する返信です
>キリ番ゲット!偶にはこれだけの投稿もいいでしょ?
>2000メッセージ到達おめでとう御座います。
>bagusさん、もう投稿数2000とはすごい速さですね。
>2000投稿達成おめでとうございます。
>ますますの繁栄を
>遂にmsg2000を超えましたね。 おめでとうございます。

皆さん、ありがとうございます。
まだまだかな、と思っていたらこのテーマに変わった途端多くの投稿をいただき、
一気に行ってしまいましたね。
ここまで来れたのもこんなトピ主に付き合っていただいた皆さんの忍耐力と
寛容さのおかげです。
本当にありがとうございます。重ねてお礼を申し上げます。

これでもう思い残すことはありません。
長い間本当にありがとうございました。

それではまたいつかお会いする時まで…

ちょっと堅い話
投稿者:nujikoa
2003/ 8/ 8 1:24 メッセージ: 2033
これは y_bagus_m さんの 2030 に対する返信です
ケンカ腰を厳に戒めながら、大真面目に書いてみます。(^^)

>敢えて「ピアノで弾く方が私は好きです」と書かずに、
>「弾くべきである」と述べられたところに
>モノさんの意志を感じたからです。
>実は私も以前オリジナル楽器のことが話題になったときに
>似たようなことを書いたことがあります。

バグースさん、読ませていただきました。
僕は、最近になって、
現代楽器でも古楽器でも、もうどっちでも良くなりました。
・・・というのは、「楽器」の問題ではなく、「奏法や音楽の捉え方」の問題だからです。
最近は現代楽器のオーケストラもソロ奏者も、バロックスタイルの奏法とアプローチを身に付けています。
あとは、音色の違いを楽しむのみ。
古楽器も良いけれど、
現代楽器の輝かしく、厚みとパワーのある音色で、しかしキビキビと奏されるバッハやベートーヴェン。大好きです。

以前は両者の間には、大きな溝(スタイルの明らかな違い)がありました。
だから、どっちを取るかは大きな問題でした。僕は古楽器のスタイルの方が好きでした。

今や、昔のモダン楽器(リヒターやフルヴェングラーやカザルスや・・・)のサウンドは<貴重品>です。で、僕は時々気合を入れなおしてこの人たちも聴きます。そして非常な感銘も受けます。


で、ピアノとチェンバロ。
これは、オーケストラ楽器のように簡単に同化できないんですよね。
同じアプローチで同じ奏法を目指す、っていうのは絶対に無理。
アーノンクールがモダンオケを振ったり、ラトルが古楽器みたいなフレージングを実践したり。みたいなことは鍵盤の世界では実現し得ないです。

だから、ピアノを選ぶか、チェンバロを選ぶか?「楽器」の問題になってくるんです。

でもピアノとチェンバロは、僕は両方好きなので、困らないです(うわ〜、最後にめちゃくちゃ無責任な逃げ方!)

でも、グールドという凄い人が居ました。
彼は彼だけの楽器(奏法も含めて)を作っちゃったわけです。
乱暴に言えば、クラヴィコードのような効果が出せるチェンバロ。バッハの音楽にピッタリです。

**バッハが「チェンバロのために書いた」ということで議論が進んでましたが、クラヴィコードのことを忘れてはならないと思います(強弱が付けられる、ヴィブラートがかけられる。)。

眠りのBGM
投稿者:nujikoa
2003/ 8/ 8 1:39 メッセージ: 2034
これは tynaoshima さんの 2026 に対する返信です
>(何しろハイドンでこれをやったら、曲が終わっていましたし。ヤレヤレ)。

僕など毎日のようにやっております。
目覚ましにCDコンポを使ってますので。

昨日はアンドラーシュ・シフの弾く、バッハの「パルティータ」をセット。
「第1番のプレリュード、あの夢のような曲にふんわりと包まれながら起きるんだ・・・」と思いながら布団に。
目が覚めてみると、「ん?」
何故かズドーンと暗く、重い・・・
もうCDは、第6番のサラバンドまで進行してました。 最悪の目覚め・・・(涙)


***
バ、バグースさん、ちょっと?

>それではまたいつかお会いする時まで…

それって、明日のことですよね?

それともまさか、しばらくの間だけ政権を放り出して、残ったメンバーの運営能力をテストするおつもり、とか?(笑)

いやいや、まだ、
バグースさんの有難味が今になってしみじみと・・・(略)」なんて言いたくないですよー!

ちょっと補足
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/ 8 7:13 メッセージ: 2035
これは nujikoa さんの 2033 に対する返信です
>**バッハが「チェンバロのために書いた」ということで議論が進んでましたが、クラヴィコードのことを忘れてはならないと思います(強弱が付けられる、ヴィブラートがかけられる。)。

 nujikoaさん、おはよう。
ほぼ同意見で、付け加える事はありません。音量のこと以外は。クラヴィコードこそは大袈裟に言えば「蚊の鳴くような」音、だそうです。生を聴いた事は無いので、正確には知らないのですが。

手紙の二重唱はこれしか
投稿者:beknch
2003/ 8/ 8 8:00 メッセージ: 2036
これは lvkoechel さんの 2024 に対する返信です
lvkoechelさん、こんにちは。

lvkoechelさんから出て来ないのは無理がないとしても、皆さんだれからも
声が上がらないですね、イレーナ・コトルバスとアンナ・トモワ・シントウ。
カラヤン/ウィーンフィルのやつです。

私はいいも悪いもこれしか持っていないので物が言えません。知ったかぶりも
できません。それなりにいいと思って楽しんでおりますが世間の評価は?

また、局所の二重唱等は歌手に負うところが大きいので仕方ないとして、全体的には、
カラヤンってオペラに向いていると思うんですが、どんなもんでしょう?

一方、オペラは歌手に負うところの方が大きいのかな。この前BGMした椿姫も
カラスの声が艶っぽくてやたら目だってましたね。

古楽器とチェンバロ
投稿者:beknch
2003/ 8/ 8 8:03 メッセージ: 2037
これは y_bagus_m さんの 2030 に対する返信です
皆さん、こんにちは。

古楽器への回帰現象がブームになったのは、逆説的に「表現の多様化」を要求
した時代の申し子だと思います。

現代楽器の性能とそれを演奏する技術があるレベルに到達した現代、演奏する
側も、聴く側も「違ったものを求める」ひとつの方法論として見直されたと。あの
ウィーンフィルでさえ、オケとしての個性が昔と比べて無くなったと言われる時代
ですからね。

これは、現代楽器を否定しているわけでも、古楽器をよりすぐれた表現手段と
考えているわけでもなく、表現の一方法であると言うことなんでしょう。。
古楽器による交響曲などは概して速い演奏が多いのは面白いところですね。

チェンバロへの回帰現象が出ているのも同様の背景があるのでは無いでしょうか?

これまでのお話から、チェンバロ嫌いの方の主な原因は、
@ 音そのものが嫌だ。
A 芸風が嫌だ(強弱をつけられない等の特性によるもの)。
B そもそも古い楽器を使用する意味がない。

@は仕方ないとして、Aは、例えば強弱が付けられないことによる、強音の
連続が@と相まって「押し付けがましい」と聴こえる等の問題。
でも電子楽器である、「スイッチト・オン・バッハ」などの音の連続とは
違って、演奏者の個性がでるんですよね。
フレージング、テンポ、装飾音の付け方等。
Bも根が深い。ただ、その曲が好きであれば、違った表現で聴いてみたい
との好奇心が一方ではあるはず。その面で挑戦されてみれば?

>クラヴィコードのことを忘れてはならないと思います

nujikoaさん、

たまたま、昨晩クラヴィコートでバッハの前奏曲を聴いてました。
「素朴」ですね。音量も小さい楽器なので、大衆の前では存在感が無い。

当時のドイツではチェンバロと共にかなり普及していたようですね。
第一小さくて気軽なので、家庭にぴったり。
フランスあたりでは、あまり流行らなかったようです。

チェンバロとギターのあいのこのような音ですね。それもそのはず、
鍵盤を使って弦のある箇所を押さえて音程を決めており、強く押すと音程が
上がるようですから。演奏法はチェンバロとは相当に違うはずです。考えるだけ
でも難しそう。繊細なタッチが要求されますね。

チェンバロ用とクラヴィコート用では作曲のイメージは違う気がしますね。

名物声明
投稿者:beknch
2003/ 8/ 8 8:14 メッセージ: 2038
これは nujikoa さんの 2034 に対する返信です
>これでもう思い残すことはありません。
>長い間本当にありがとうございました。

>それではまたいつかお会いする時まで…

nujikoaさん、上記表現は、メッセージ1000回に一度、トピ主さんから発せら
れる有り難い、アリガタイ「○○トピ名物定型声明」なのです。

このトピ参加の皆さんは背筋を伸ばし、目をつぶって有り難く拝見する(え?読めない?)のですよ。

まあ、挨拶の表現の一種だとお考え下さい。
過去レス1003番あたりと一字一句、改行場所まで比較してみて下さい。

本日のトピ主様からのレスが、どういう言葉で始まるかは・・・お察しとは思いますが、
そのお言葉を拝見して、各自意識を新たに精進に励もう、の踊りを踊るのです。

ちなみに、次回は3007メッセージあたりに同じ声明がだされる予定です。

やられた!
投稿者:nujikoa
2003/ 8/ 8 8:36 メッセージ: 2039
これは beknch さんの 2037 に対する返信です
beknchさん、
1003〜1005のメッセージ読みました。
まんまとハマってしまった自分が情けない・・・(涙)

しかし行動予測の鋭さに脱帽です。
今後も、偉大なる首領様への接し方についてアドバイス頂きたいと存じます。m(_._)m

**

lvkさん、beknchさん、
クラヴィコードの実用上の欠点についてはちょっと舌足らずでしたね;
補足有難うございました。

で、補足に乗っからせていただくと、
「だからこそ、十分な音量と素晴らしい音質をもったピアノで、<適切なスタイルで>弾かれることには大いに意味がある」、
と、言いたかったわけです。

CDでクラヴィコードの演奏を聴くと、良くも悪くも「息を詰めて、耳をすませて・・・」と、集中を強いられます。面白い体験です。
その後でチェンバロが鳴り出すと、「あースッキリした!」てなもんです。わかりやすい。

マクドです
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/ 8 9:46 メッセージ: 2040
これは as_dsch さんの 2019 に対する返信です
>それではまたいつかお会いする時まで…

はい、またお会いしましたねぇ。
― 読まれてますね、さすがに2度目となると

>確か2000を超えるとYAHOO!からトピ主さんに賞金が出るのでしたよね。
>なにしろ、投稿数がベスト5入りした暁には、トピックの参加者全員に
>金一封が出るらしいですから。(・・・)

えっ、本当ですか?
いくらくらいいただけるのでしょうね?
早速YAHOOに問い合わせてみます。

>ところでbagus邸では、盛大なる祝賀会は催されたのでしょうか。

娘と1人でブルーベリー・ファンタで祝杯を上げました。
知ってます? このブルーベリー・ファンタ、飲んだら舌が真っ青になるの。

>その記念盤は・・・
>(定番ですが)グールドの「ゴールドベルク変奏曲」

お、これまた名盤中の名盤を!
という私は聴いたことがありません、新旧どちらの録音も…

>そうそう、マックのことを関西ではマクドと言うんですね、どうしてでしょう?

そうそいう、マクドのこと関東ではマックと言うんですね、どうしてでしょう?

>ちなみに名古屋はマックです。

ってことは名古屋は関東圏なのか?

>尚、名古屋では「メーダイ」は明治大学のことではなく名古屋大学のことですが、
>これは理解してもらえるでしょう。

>大学だと、「シンダイ」。関西では神戸大学、関東では神奈川大学、
>長野では信州大学ですね。

「トーダイ」は東京では東京大学のことですが、足摺岬では…
… すんません。

スコーピオン・バーガー
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/ 8 9:52 メッセージ: 2041
これは nujikoa さんの 2023 に対する返信です
>てりやきバーガーが好きでしたね。モスバーガーの。

てりやきバーガー…
私はどうも照り焼きとパンの組合せに抵抗があり、未だにに食べたことがありません。
醤油系の味はやはり米飯…
で、登場するのがやはりモスのライスバーガー。
「焼肉ライスバーガー」をよく食べました、台湾にいた時に。

>ハンバーガーは主に、チキンタツタかフィッシュ。

つけものさん、日本にはいろいろあるんですなぁ。
海外(と言っても私が知っているのはアジアだけですが)では日本でも馴染みのある
ファストフードチェーンでもその国独特のメニューってあまり見かけません。
唯一記憶に残っているのがインドネシアのバーガー・キングの「ルンダン・バーガー」。
これはインドネシアの「パダン料理」風に調理した牛肉の煮込みをハンバーグの
代わりに挟んだもの。
パダン料理が大好きな私はこの「ルンダン・バーガー」もたま〜に食べました。

あ、それと以前マレーシアのマクドでプロモーションしていたのが「サムライバーガー」。
要は、テリヤキバーガーのことでした。

><パリッ→にゅるぴゅっ>ってどんなだろう・・・? 体験してみたいです。

中国に行かれる機会があれば是非試してください。
サソリバーガーもあります (うそです)。

サソリは「苦手」な私ですが、蛇のフルコースはなかなかいけました。
蛇皮の湯引きに始まり、蛇のから上げ、蛇の蒲焼(みたいなの)・・・ そして最後は
蛇ご飯で締めるという文字通りの蛇尽くし。
それを食べてからしばらくは体のそこここからウロコが生えてきたものです。
すごく美味しかったのだけれど、もう一度食べたいとは思わない…
だって、蛇皮の湯引きとかって結構生々しいんだもん。

ドリア
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/ 8 9:56 メッセージ: 2042
これは from_ojp さんの 2028 に対する返信です
>「手紙の二重唱」以降を幾つか聴いてみました。

lvkさん、「手紙の二重唱」って「DUETTINO CHE SOAVE」というやつですか?
ならば私も一昨日偶然見つけたCDを聴いてみたいと思っています。

>古楽演奏が何から何まで良いというような、原理主義的な考えも持っていません。
>結局は、人それぞれ自由な表現を楽しめばよいと思っています。
>ただ、あっちが良いとかこっちが良いとかの論争は楽しみたいと思います。

本当にそのとおりだと思います。
これはどちらが正しいと結論づけられるものではありませんから、人の言うことに傾ける
耳を持ち、それでいて「でもやっぱり自分はこう思う」という主張もしてゆければよいですね。

>二通りの楽しみがあるということですね。何と贅沢な曲なんでしょう。

一粒で二度おいしい。
栄養満点のブルックナー。

さて、ブルックナーについて私もちょっと書いてみたいなぁ。

>バグースさん、武満にトライするとのこと、大いに期待しています。

まっかせなさーい!…???
どう感じるかわかりませんが、とりあえず挑戦してみますよ。

>曲もそうだし、タイトルがあか抜けてますよね。

そーなんですよ、タイトルに後押しされたことも聴いてみる気になった要因のひとつです。
でも、「地平線のドーリア」だけはどーも。
歩き倒して腹が減って死にそうな旅人が地平線のむこうに幻影を見る。
それは彼の大好物「シーフード・ドリア」の幻であった… みたいな?

>しかしそんな期待をもって、いざ聴いてみると、思い切り裏切られるのが武満ワールドの
>面白さかも。

えっ、そーなの?!
う〜む、一抹の不安が…

わたしは体温がひくいので、皆さん
投稿者:youyou0031
2003/ 8/ 8 19:07 メッセージ: 2043
これは y_bagus_m さんの 2030 に対する返信です
みたいに、上手に熱く書けませんが、チェンバロといえば、わたしはぜったいに、フランソワ・クープランがいいと思います。
 好みがあるのでバッハとか、スカルラッティとかヘンデルとかいろいろあると思いますが、クープランほどチェンバロ(クラヴサン)の音が似合う人はいないと思います。

もしかしてだるいと思われてしまう曲かもしれませんが、良さが分かると、本当に繊細な楽器、繊細な作曲家だと分かると思います。。。

オリジナル楽器再び
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/ 8 19:15 メッセージ: 2044
これは beknch さんの 2037 に対する返信です
>現代楽器でも古楽器でも、もうどっちでも良くなりました。
>・・・というのは、「楽器」の問題ではなく、「奏法や音楽の捉え方」の
>問題だからです。

なるほどね、オリジナル楽器で現代楽器奏法をやるというのは聞いたことがない
ですが、現代楽器でオリジナル奏法を真似るというのは最近よくあるようですね。
ここまで来ればもはや楽器そのものの問題ではない…と。

しかし、オリジナル奏法が元々オリジナル楽器の特性に基くのであれば、
異なった特性をもつ現代楽器で無理してそれを模倣することに果たして意義が
あるのか? という疑問も出てきますね。

う〜ん、オリジナル楽器についてもまたちょっと書いてみたくなってきたなぁ…

>で、ピアノとチェンバロ。
>これは、オーケストラ楽器のように簡単に同化できないんですよね。

ピアノによるチェンバロ奏法って確かに聞いたことないですものね。
なるほど、なるほど。

>でもピアノとチェンバロは、僕は両方好きなので、困らないです
>(うわ〜、最後にめちゃくちゃ無責任な逃げ方!)

いやいや、その感性の幅を持つのが一番ですよ!

>クラヴィコードこそは大袈裟に言えば「蚊の鳴くような」音、だそうです。
>たまたま、昨晩クラヴィコートでバッハの前奏曲を聴いてました。
>「素朴」ですね。音量も小さい楽器なので、大衆の前では存在感が無い。

nujikoaさん、lvkさん、bekさん、私は以前グルダのライブパフォーマンス
のレコードを持っていました。
それにクラヴィコード(確かそうだったと思う)で弾いた自作の曲が何曲か
収められていたのです。
そこで聴いたクラヴィコードはおそらくアンプでバリバリに増幅していたの
でしょう、「蚊の鳴くような」という形容からは程遠い音を出していました。

さらに、nujikoaさんがおっしゃるようにビブラートが(しかもすっごい振幅で)
思いっきりかかっており、初めて聴いた時には「な〜に、これ?」。
卒倒しそうになりました。
スチールギターかと思いましたもん。

でも鍵盤楽器でビブラートがかかるって不思議です。
一度実物を触ってみたいものです。
それにチェンバロも!

苦手と言えば? オリジナル楽器!
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/ 8 20:37 メッセージ: 2045
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
冒頭で予め謝っておきます。

全国一千万人のオリジナル楽器ファンの皆様、ごめんなさい!
これから書くことはオリジナル楽器の存在を冒涜し、その名誉を傷つけることを
意図したものではない事を最初に申し上げておきたいと思います。
あくまでも、私が個人的に感じたこと…ですので。

以前も書きましたが、「バロックはオリジナル楽器が当たり前」のこの時代に
未だにオリジナル演奏に馴染めない私です。

そもそもオリジナル楽器奏法というのは誰がどのようにして編み出したのでしょう?
それとも元々「オリジナル奏法」など存在せず、オリジナル楽器を演奏すると誰でも
自然とあのような音が出てくるものなのでしょうか?

私が聴いていて一番気になるのは弦楽器に見られる下記の2つです。

*ノンビブラート奏法
*中ぶくれ・後抜き奏法
― 所謂普通の「ようかんタイプ」の音形ではなく、音の入りを小さくし途中で
膨らませ、更に音符を最後までしっかり弾き切るのではなく音の最後を抜いて
処理する「つちのこのタイプ」の音形で演奏することを勝手にそう呼んでいます―

これは楽器の特性によるものなのでしょうか?
私はオリジナル楽器は触ったことがないのでよくわからないのですが、
どうもそれだけではないような気がするのです。

確かにノンビブラート奏法については、オリジナル楽器はあご当てがなく
(でしたよね、確か) 楽器の構え方が現代楽器とはが違う。 そのため楽器を固定
し辛くビブラートをかけるのが難しいという理由があると聞きます。

でも、「中ぶくれ・後抜き奏法」についてはよくわかりません。
昔の弓は今の弓と比べて弓先で極端に圧力が弱くなってしまうのかもしれません。
もしもそうであれば「後抜き」についてはある程度理屈はつきます。
しかし中膨れになる理由がわかりません。
どんな弓であろうと根元が一番圧力がかかることには違いないのでしょうから。

それにしたところで、いくら弓の特性が云々と言えど、プロであれば少なくとも
弓のどの部分で弾いてもある程度は圧力を一定に保つ技術は身に付けているはずで、
あのつちのこタイプの音を出すのは意識的にそういった奏法で演奏している
としか思えません。
特に「後抜き」処理については、弓を浮かせていると思われる部分が多く聴かれます。
これは明らかに意識的にやっていると思われます。

苦手と言えば? オリジナル楽器! U
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/ 8 20:40 メッセージ: 2046
これは y_bagus_m さんの 2045 に対する返信です
また、先ほど楽器の構え方によるものであろうと書いたノンビブラート奏法に
しても、実際にテレビなどでオリジナル楽器のオーケストラ奏者を見ていると
曲想が盛り上がってくる箇所でビブラートをかけている人もいます。
ところがそれは一瞬のこと、すぐにまたノンビブラートに戻るのです。
それが私には、こんな風に映ります。

「ピリオド教」では厳しい戒律でビブラートが固く禁じられています。
音楽演奏家としての本能の趣くままにビブラートをかけることなどもってのほか。
それは最も恥ずべき行為、自らを厳しく律することが重要です。
るにもかかわらず、音楽奏者の本能でついビブラートをかけてしまった奏者が
いたら彼/彼女は一瞬にして絶望の淵に沈みこう思うのです。
「あぁ、私としたことがビブラートをかけてしまうなんて、何てはしたない事を!」
きっとこの奏者は演奏が終わってから左腕を切り落とされるのでしょう。
幸運にも誰にも見付からなかったとしても、自責の念に耐え切れず誰も見て
いない所で「○○はいけない子!」と叫びながら壁に頭をガンガン打ちつけるのだろうな、
などと想像してしまいます。
或いは「ビブラート反省の踊り」を踊るのかもしれません。

私の想像どおり100%楽器の特性によるものというわけではないとすれば、
こういった奏法は一体何に基くのでしょう?
当時の演奏が録音で残っていないのですから色々な文献で調べるのでしょうね、きっと。
でもそこに「現代の主流はノンビブラートである」などと書いてあるわけがないですよね。
もしも書いてあれば、それは当時から「ビブラート奏法があった」ということなのですから。

それとも考古学者がわずかな土や土器のかけらなどから多くの情報を引き出す
ことが出来るように音楽学者達はわずかな記述からノンビブラートやつちのこ奏法
のことまでわかってしまうのでしょうか?

オリジナル楽器奏法の謎、どなたか詳しい方教えてください!

冒頭で「オリジナル楽器の存在を冒涜し、その名誉を傷つけることを意図したものではない」
と書きましたが、読み返してみるとなんだか少しフザけた文章になってしまいました。

申し訳ありません!

手紙の
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/ 8 20:43 メッセージ: 2047
これは y_bagus_m さんの 2042 に対する返信です
 こんばんわ、bagus さん。

>「手紙の二重唱」って「DUETTINO CHE SOAVE」というやつですか?
 そうかもしれません。

bagus さん、変ロ長調、アレグレット、八分の六拍子で、ドーーレーー|ミド(ソ↑)ファレシ|ドミドソーー|  

歌詞は Che soave zeffiretto で始まります。ですから、多分そうでしょう

 雷公が来ているので、STOP します。

声楽とかも昔はノンビブラートなんじゃない
投稿者:youyou0031
2003/ 8/ 8 21:09 メッセージ: 2048
これは y_bagus_m さんの 2046 に対する返信です
でしょうか?

ビブラートは大きな誘惑ですが、ビブラートなしでもってゆうか、無しのほうが音楽の生の良さが出る曲もあるように思います。

ロックであんまりビブラートは似合わないし、演歌でビブラートしないと素人っぽい。ってゆう話じゃないんでしょうか。

過ぎたるは・・
投稿者:wadakamaru
2003/ 8/ 8 22:27 メッセージ: 2049
これは y_bagus_m さんの 2046 に対する返信です
聞きかじりの知識ですが、
>しかし中膨れになる理由がわかりません。
当時の楽器、特にその弓の形状からして、どうしてもそのようにしか音が出せなかった。
その欠点を解消するために、現在の弓の形状になったとか。特に先っぽの形が違う。
http://www.linkclub.or.jp/~hiikoysd/baroque/baro2.html
でも古楽の愛好家は、めりはりの効いた(効きすぎた)矩形の音を出すモダン・ヴァイオリンより、
「ふにゃ〜」というバロック・ヴァイオリンの味に慣れていて、ということです。

ヴィヴラートの件です。、
バロック時代がノン・ヴィヴラートだったのではなく、
それほど強くヴィヴラート奏法で歌わなかっただけ、と聞いています。
だから全くのノン・ヴィヴラートではないと言うことだそうです。
当時も、興に乗ったときのヴィヴラート奏法がなかなかのものと感じたので、
時代を追うごとに、だんだんとヴィヴラートが強くかかるようになったのでは、と思っています。
ですから、ヴィヴラートが興に乗って多少強くかかった歌い方をしていても、
特にどうと言うことはないと思います。バロック時代でもそうだったかも。
ただ「過ぎたるは猶(な)ほ及ばざるがごとし」で、くどいのはいけません。
カラオケでも、とにかくヴィヴラートやこぶしを利かしさえすれば、
いかにも上手そうにきこえるが如くに歌う人がいますが、これは違います。

バロックの声楽曲でも、もっとノン・ヴィヴラート(に近い)奏法で歌ったのを聴きたいと思うのですが、
バロック専門の歌手が少ないせいか、あまりお目にかかりません。

やっぱり、わだかまるさんはすごい。
投稿者:youyou0031
2003/ 8/ 9 0:06 メッセージ: 2050
これは wadakamaru さんの 2049 に対する返信です
ミーケ、ファン、デル、スルイスっていうひととか、エマ、カークビーとかノンビブラートに近いかなって思います。

中膨れ
投稿者:nujikoa
2003/ 8/ 9 10:22 メッセージ: 2051
これは wadakamaru さんの 2049 に対する返信です
と言えば、鏡に映る自分の姿がかなりきになってきました・・・(;;)
トレーニングあるのみですね。

>バロック時代がノン・ヴィヴラートだったのではなく、
>それほど強くヴィヴラート奏法で歌わなかっただけ、と聞いています。
>だから全くのノン・ヴィヴラートではないと言うことだそうです。(・・・)

wadakamaruさん、博識に脱帽です。
音楽を聴きながらなんとなく感じていたことが、
「それはこういうことだったのか・・・!」と深く納得。

**
バグースさん、「ピリオド教の戒律」のお話、楽しく読ませてもらいました。

>なるほどね、オリジナル楽器で現代楽器奏法をやるというのは聞いたことがない
>ですが、現代楽器でオリジナル奏法を真似るというのは最近よくあるようですね。

でも、オリジナル楽器の奏法も変わってきて、
・それほど「中膨れ」を強調しない
・ヴィブラートも「罪の意識(笑)なしに」かける
という、(古楽器独特の)癖、を感じさせない奏法をする人も増えてきたんではないでしょうか。

最近は、現代楽器、古楽器ともに、新しい録音が楽しい私です。
古い録音も魂がこもってて良いけれど、今頑張っている人たちに投資するのもまた良しですよ!

なるほど
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/ 9 12:51 メッセージ: 2052
これは nujikoa さんの 2051 に対する返信です
>雷公が来ているので、STOP します。

今台風が日本を縦断中のようですね。
予測進路図を見ましたが、これほど見事に日本をなめ尽くすのも珍しいくらい。
皆さん、充分お気をつけ下さい。

>声楽とかも昔はノンビブラートなんじゃないでしょうか?

そうですね、昔の重唱曲・合唱曲などでノンビブラートで聴かせるハーモニー
ってそれはそれは美しいですものね。
でも、弦楽器となると私は違う感想を持ちます。

ビブラートをかけないナマの音をある一定の箇所に「効果」として取り込む
ことは理解できます。
しかし基本がそれとなり、その音がずっと続くことは私にはツラいです。
これはオリジナル楽器で見られる開放弦の多様についても同様の思いを持ちます。
もっともこれこそ私個人の嗜好の問題であり、「基本はノンビブラートで、
ここぞと言う時の効果としてのみビブラートを取り入れるべきだ」という意見
があるとすれば、それはそれでなるほどと思います。

>当時の楽器、特にその弓の形状からして、どうしてもそのようにしか
>音が出せなかった。
>その欠点を解消するために、現在の弓の形状になったとか。
>特に先っぽの形が違う。

ワダカマルさん、ご紹介いただいたウェブサイトはすごく興味深いです。
実際にオリジナル楽器を触ってらっしゃる方の記述ですから説得力がありますね。

ここでの記述によると、やはり当時の弓は弓先では極端に圧力が小さくなって
しまうようですね。
ですから弓元から弓先まで均一な音を出すことが難しかったということは
よくわかりました。
でもね、私が持っているディスクを聴くと、「一生懸命弾いているのだけれど
そういう音しかでません、ゴメンナサイ!」と言うのではなく、明らかに意図的に
そういった弾き方をしているように聴こえます。
その特性(というより欠点)をデフォルメしているように思うのです。

なるほど U
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/ 9 12:55 メッセージ: 2053
これは y_bagus_m さんの 2052 に対する返信です
これは私の想像に過ぎませんが(でも確信のある想像です)、当時の人は中膨れ・
後抜きの「つちのこ型音形」には決して満足していなかった、
当時の弦楽器奏者はその不満足な弓で出来るだけ均一な音を出そうと一生懸命
練習し、努力していたのだと思います。
だからこそ時代を経るにしたがい弓に改良を加え均一な音が出せる近代の弓へと
変遷を遂げていったのではないでしょうか。
この「つちのこ型音形からの脱却」は私の「好み/嗜好」の問題などではなく、
おおよそ音楽を聴き、演奏する人々は皆同じ思いを抱くと思うのですが…
― えっ、そうじゃない? ボクの独りよがり?? う〜ん…

nujikoaさんがおっしゃるとおり、
>でも、オリジナル楽器の奏法も変わってきて、
>・それほど「中膨れ」を強調しない
>・ヴィブラートも「罪の意識(笑)なしに」かける
>という、(古楽器独特の)癖、を感じさせない奏法をする人も
>増えてきたんではないでしょうか。

ということであれば、オリジナル楽器でも現代の奏者の技術を持ってすれば
普通の(?)演奏の仕方も可能であるということですよね。
それをわざわざ楽器の欠点を誇張するなやり方をしているのを仮に当時の
演奏者達が聴いたとしたら、きっと心中複雑なものがあると思います。

これらの演奏家たちはオリジナル楽器演奏としてのオリジナリティを演出するために
オリジナル楽器の欠点を利用した。 と言えば言いすぎでしょうか?
― やっぱ言いすぎなんだろなぁ…
きっと50−60年後にはそういった演奏は、「当時の音楽界の不可思議な潮流を
示す貴重な資料」として更に価値を高めるのではないかと思います。
― これも言いすぎなんだろなぁ…

実は私は以前買ったオリジナル楽器のディスク (それはピノックやガーディナー
のものです) がそんな(つまり上記のような)だったので、それ以降あまり積極的
にはオリジナル楽器のディスクは買っていません。
ですからあまり偉そうなことは言えないのですが (でも言ってる…)、nujikoaさんが
おっしゃるような演奏が増えてきたとしたらそれは私としてはとても嬉しいことです。
またオリジナル楽器演奏のディスクを買おうかなという気になりますもん。

そして、それが台風であることを知った・・
投稿者:fugue_g
2003/ 8/ 9 17:32 メッセージ: 2054
これは other_wind さんの 2015 に対する返信です
皆様   こんにちは

ご心配と励ましのお便りを頂きまして、有難うございました。

昨日は、午後から深夜にかけて、近畿の真上を台風10号が通り過ぎて行きました。
我が家では、初夏に沢山の実をつけた枇杷の木は無事でしたが、3メートルほどに伸びた檜が一本倒れて、元に戻すには重過ぎるので、やむを得ず伐ってしまいました。

>ベーム盤も名盤の誉れ高いですが、ジュリーニ盤も負けていませんよ。

アルマヴィーヴァ伯爵さん
そうだったんですか。 ( ^ ^ ) ( ^o^ )。

>シュワルツコップ&モッフォのジュリーニ盤も素晴らしいのですね。
>それは持っていないので、早速捜し求めてみましょう。

other_windさん
ジュゼッペ・タデイが歌うフィガロの「もう飛ぶまいぞこの蝶々」や
フィオレンツァ・コソットが歌うケルビーノの「恋とはどんなものかしら」も
聴きものですけれど、
第3幕で、漂うようなオーケストラに乗せて、シュワルツコップの伯爵夫人が歌う、

レシタティーヴォ「スザンナはこないかしら、気になるわ」と、それに続く
アリア「どこにあるのかしら、甘くそして恋に生きた楽しかった日々は」

は、まさに鳥肌ものですよ。

>私はハンバーグは嫌いなんですが、
>ハンバーガーは大丈夫なんです。

つけものさん
私はハンバーガーなるものを一度も食べたことがありません。
ケンタッキーは、家族とクリスマスやドライブ旅行をした時に食べましたけれど・・・
ハンバーグは、時々作って食べます。

>でも、可愛いペンギンとアザラシ、陽気な馬がおりますので、記念写真にはこと欠きません。
>フーガさん、つけものさんとのTwo Shotも撮って差し上げますよ。

またまた嬉しいご提案 ! !
きっと、仲の良い親子のようなスナップショットになるでしょうね(笑)。

伯爵夫人のアリア
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/ 9 18:42 メッセージ: 2055
これは fugue_g さんの 2054 に対する返信です
最高です!
 こんばんわ(まだ、こんにちわ?)風雅さん。
 あんなアリアを聴かされては、浮気もできませんね。 ちょっと異なりますが、シューベルト(むしろ、ゲーテ)の「トゥーレの王」共々反省を促されます・・・別に浮気をしてはおりませんが

 明日全曲聴こう、っと !

hugue g さん
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/ 9 20:09 メッセージ: 2056
これは fugue_g さんの 2054 に対する返信です
先ほどは失礼しました。
 檜、残念でした。でも、大禍無さそうで、よかったです。
 と、こういうことを書こうと思っていたのですが、単細胞ゆえ、音楽のことを考えると他のことを皆忘れてしまいます。
 
 なるべくは気をつけますが !

どしてもシュワルツコップ
投稿者:other_wind
2003/ 8/ 9 21:00 メッセージ: 2057
これは fugue_g さんの 2054 に対する返信です
fugueさん、lvkoechelさん、

伯爵夫人のアリアですね。
早速聴いてみましょう。
それにしてもシュワルツコップを聴いてみたいー!

  グヤジー!

・・・??? その二
投稿者:other_wind
2003/ 8/ 9 21:01 メッセージ: 2058
これは other_wind さんの 2057 に対する返信です
お約束の東京都現代美術館で催されたコンサートに行ってきました。
田中一光回顧展の中のミニコンサートでした。

 ドビュッシー「ソナタ」(フルート、ヴィオラ、ハープ)
 ベリオ「セクエンツァT」(フルート)
 ベリオ「セクエンツァ]T」(ギター)
 サティー〜武満徹「星たちの息子」(フルート、ハープ)
 武満徹「そして、それが風であることを知った」(フルート、ヴィオラ、ハープ)

出演:岩佐和弘(フルート)、片岡詩乃(ハープ)、安藤裕子(ヴィオラ)、鈴木大介(ギター)

なんとドビュッシーと武満は同じ編成ではないですか。
ドビュッシーも風をテーマにしているような印象です。
ですがその目指すところは正反対!
ドビュッシーは音で空間と時間を満たそうとするけれど、武満は音で沈黙をクローズアップさせる。

冒頭でハープが「・・・???」のテーマを爪弾き始めると、あの想いが…

 カ ゼ ハ ドコカラ? ドコヘ? ユクノカシラ?

さらに発展させて、

 ○○ ハ ドコカラ? ドコヘ? ユクノカシラ?

○○に、「オト」を入れてみました。 うん、なかなかいい。
次に、「トキ」。 これもいい。
お次は「コトバ」…、「ヒト」…、「オモイ」…、ますますいい。
…「ワタシ」が入ったらだいぶ痴呆が進んでしまいそうな…
オットいけない、○○トピは知的で格調高いトピだったっけ。

fromさん、ベリオはわかんないっす。
特にギターの方が。 どこがおもしろいんだか教せーて!

「そして、それ…」がナマで聴けて、しかも素晴らしい演奏だったので大満足です。
コンサートが終わっても「・・・???」のテーマが頭から離れません。
よいコンサートを聴いたときって、しばらく言葉がありませんよね。
頭の中では、ドコカラ? ドコヘ? ナンデダロウ?…、こんな調子です。
何デ 台風ガ 来ルノダロウ?
何デ コンナニ 服ガ ヌレルノダロウ?
何デ 傘ノ骨ハ 折レテシマウノダロウ?

初めて買ったCDは ほか
投稿者:wadakamaru
2003/ 8/ 9 21:05 メッセージ: 2059
これは beknch さんの 2037 に対する返信です
>@ 音そのものが嫌だ。
>A 芸風が嫌だ(強弱をつけられない等の特性によるもの)。
>B そもそも古い楽器を使用する意味がない。

これって、ピアノにも言えそうな気がします。
1.私がピアノに思う気持ちです。
2.楽器というものは、その音色に惚れるもので、
  三味線をギターに置き換えることが不自然なように、
  チェンバロの音色をピアノの音色に置き換えることはやはり不自然です。
3.歴史上の事件でも同じ事ですが、当時には当時の価値観、倫理観というものがあり、
  そこに現在の価値観を押しつけても、ものごとは理解できません。
  でも往々にして、自分の価値観が最上のものとして、押しつけることが多いのです。
  つまり現代の演奏家はなじみの深い現代の楽器こそ最良と考え、
  不便で不完全な楽器を使うことにナンセンスさを感じる。
  だからこそ、その不便で不完全な古い楽器での演奏にこそ価値がある。

アンチ・チェンバロでピアノファンの方々へ、
こんな事を書いたからと言っても、私は原理主義者ではないのでお気になさらないように。

クラヴィコードについては、「バロック」カテでもちょうど同じ話なので、
そちらを見て頂ければうれしい。
それにしても、クラヴィコードやチェンバロのような繊細な楽器があるのに、
ピアノみたいな、あけすけな音色の楽器のどこが魅力なのか、と
また、ピアノファンにケンカを売っています。

話変わって、というか新たなテーマに沿って・・・

初めて買ったCDは、
Sony から出た、ヴィヴァルディのヴァイオリン、チェロ、または弦楽のためのコンチェルト集です。
彼の「四季」を聴くだけでは感知し得ない、
ヴィヴァルディ・ワールドが表現されています。

実を言うと、LP時代からクラシックファンなのですが、
CDに替わってしまって、そんなまた新しいオーディオシステムに投ずる金はないと、
音楽を聴くのをやめてしまった時期があります。
といいながら時は経って、ある時ボーナスの大半をはたいて、CDプレーヤーを買い込み、
ということで、それ以来バロック、なかでもヴィヴァルディの大ファンなのです。
ヴィヴァルディの本当の世界は、単に「四季」を聴く程度では、知ることが不可能で、
彼の宗教曲、彼のオペラ、つまり声楽にかかる曲を聴いてこそ、かれの本質が分かる気がします。

エマ・カークビーとチェチーリア・バルトリ
投稿者:wadakamaru
2003/ 8/ 9 21:06 メッセージ: 2060
これは youyou0031 さんの 2050 に対する返信です
ほめて頂いて恐縮です。
みんな 人の話の受け売りです。

エマ・カークビー、
初めて聴いた宗教曲のCDでこの人を知りました。
もうそこそこのお歳だとは思いますが、実に可愛い声をしていて、
仰るとおりヴィヴラートの少ない歌い方で、ほんとに心地よく聴き入ることが出来ます。
実は大ファンなのです。

彼女と正反対だったのが、バルトリです。
初めて聴いたときは、それこそヴィヴラートを思いきりきかせ、
なんと、バロックに殴り込みをかけてきた、いやなヤツだと思ったのですが、
のち彼女の真摯な曲に対する態度を知るに及んで、考えを改めました。
バロック歌手を目指す人たちは、バロックの発声法ばかりにとらわれるのでなく、
彼女の、声だけで歌うのでなく、顔や体でも歌うという術(すべ)を身につければ良いかな、と思いました。

最近のバロック事情
投稿者:wadakamaru
2003/ 8/ 9 21:12 メッセージ: 2061
これは y_bagus_m さんの 2053 に対する返信です
チェンバロと同様、それぞれの楽器はなんらかの欠点を有していて、
徐々に改良されていくのは当然ですが、それと共にそれまであった長所が、
失われてしまうということもあると言うことですね。
欠点はまた長所でもあり、大げさに言えば現代社会の便利さでさえ、
不便なつい最近までの生活を振り返ったとき、多くのものを失って、また思わぬ副作用まで現れて、
昔の人には思いもつかないことで現代人は苦しんでいることもあります。

>その特性(というより欠点)をデフォルメしているように思うのです。
故意に表現したかはともかく、モダンヴァイオリンを聴き慣れた人にはそう聞こえるのかな。
逆に私は、聴くだけではバロックヴァイオリンかモダンヴァイオリンか、
よく区別の付かないものの方が多いような気がします。
聴き分ける耳がないのでしょうか。だったら古楽演奏にこだわるなと言うことなのですが。

古楽の大御所とか言われるレオンハルトとクイケン三兄弟たちは、
今風に言えば原理主義的で、ある意味で極端なくらいに古式に則った方法で演奏するそうです。
そう言った流れがあると、当然それとは一線を画す流れも出来てきます。
イタリアの古楽演奏家たちは割合とこだわりなく、
モダン奏法との折り合いを付けた折衷的な演奏をする人が多いとのこと。
イギリスはどちらかというときまじめでしかも分かりやすい演奏をする人が多く、
ある意味では個性のない面白みの少ない演奏をすることが多いような気がします。
そんな中で、ピノックとの共演も多いレイチェル・ポッジャーは、
今までのバロックヴァイオリンの演奏のイメージを覆すものがあります。
彼女のバッハの無伴奏とか、ヴィヴァルディの作品4などは、
今まで(古楽は面白くないと言って)眠っていた人は、
よく目をこすって(いや耳の穴をかっぽじって)聴いて欲しい演奏とおもいます。
ほかイギリスでは、アンドリュー・マンゼが秀逸ですね。
イタリアやフランス、スペインにもつぎつぎと新しい古楽演奏家が現れていて、
これらは、かつての古楽演奏の未熟さを指摘されたものとは違って、
この味わいは、モダン楽器では到底表現し得ないもののように思います。
最近出たCDでは、みなさんおなじみのヴィヴァルディの「四季」を、
ガルフレッティというヴァイオリニストが演奏しているのがあります。[Claves CD 50-2204]
「こんなのありかあ」と言わせる「四季」が聴けます。
これぞ新しい古楽演奏でしょうか。
この「四季」を含む作品8「和声と創意への試み」をもじって、
新しい「演奏と創意への試み」と言いたくなる演奏です。
でも、折り目正しいモダン演奏こそ至上のものと思っている方は、
お聴きにならない方がいいと思います。

檜の一本ぐらい・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 8/ 9 21:23 メッセージ: 2062
これは lvkoechel さんの 2056 に対する返信です
lvkさん   今晩は

>檜、残念でした。でも、大禍無さそうで、よかったです。

有難うございます。
枇杷が倒れたら痛手でしたけれど、被害を受けられた方々のことを思えば、檜の一本や二本は、どうってことありませんよね(笑)。

なるほど V
投稿者:nujikoa
2003/ 8/ 9 21:25 メッセージ: 2063
これは y_bagus_m さんの 2053 に対する返信です
バグースさん、こんばんは。

>これらの演奏家たちはオリジナル楽器演奏としての
>オリジナリティを演出するために
>オリジナル楽器の欠点を利用した。 と言えば
>言いすぎでしょうか?
>― やっぱ言いすぎなんだろなぁ…

いやいや言いすぎでも何でもなく、そういう一面は(絶対に)あったと思います。

で、現在はというと、
「そこまで声高に自分のアイデンティティ(or流派)を主張しなくても良い時代」なんだと思います。
そこからは強いメッセージは消えているかもしれませんが、極上の音楽、極上の音のグルメがあります。
・・それが今という時代なんじゃないかと(ちょっとエラソ〜ですが)思います。


でも・・最後に残るのは、やっぱり「好み」の問題!ですよ。

>ピノックやガーディナーがそんな(つまり上記のような)だったので

ガーディナーはともかく、ピノックの楽団は、どちらかというとモダン楽器に近い感覚のナチュラルな演奏ですから。
やはり、古楽器の演奏は根本的に好みとはずれている、とい可能性が・・・
(まぁ、それだけバグースさんの耳が鋭敏なのだと思います)

ちなみに、僕は弦楽器以上に、管楽器に古楽器のよさを感じます。
弦はモダンで管楽器とティンパニは古楽器を採用、などという演奏もあり(アーノンさんやノリさんが現代オーケストラを指揮するとこうなる)、これはもう最高です!

Dove sono〜♪
投稿者:il_conte_d_almaviva
2003/ 8/ 9 21:34 メッセージ: 2064
これは fugue_g さんの 2054 に対する返信です
>レシタティーヴォ「スザンナはこないかしら、気になるわ」と、それに続く
>アリア「どこにあるのかしら、甘くそして恋に生きた楽しかった日々は」
>は、まさに鳥肌ものですよ。

まさにその通りですね。
「フィガロの結婚」全曲中で一番好きなアリアです。
ヤノヴィッツ、デラ・カーザなど色々な伯爵夫人を聴きましたが、このジュリーニ盤のシュワルツコップを凌ぐ歌唱はありません。
彼女の歌唱は表現力というてんにおいて、他の歌手とは全くレベルの違うものだと思います。

この作品でシュワルツコップの伯爵夫人と同じぐらい他の追随を許さない歌唱をしているのが、ベーム盤のフィッシャー=ディースカウの伯爵です。

シュワルツコップ伯爵夫人とフィッシャー=ディースカウ伯爵は、ベームのザルツブルグライブで共演しています。

re:最近のバロック事情
投稿者:nujikoa
2003/ 8/ 9 21:36 メッセージ: 2065
これは wadakamaru さんの 2061 に対する返信です
おっと、wadakamaruさんと投稿がかぶりました。^^;

ピノックが苦手なら「古楽器流」は好みではないんでしょう、みたいなことを乱暴に書いてしまいましたが、wadakamaruさんのお薦めに全く同感です(特にポッジャー!)。

加えるに、しっとりと癒してくれるヘレヴェッヘ。

☆wadakamaruさんの解説にはほんとうに唸らされます。
(私はピアノも好きですが、それは別建ての趣味ということで・・・)

Re・・・ ? ? ? その二・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 8/ 9 21:37 メッセージ: 2066
これは other_wind さんの 2058 に対する返信です
other_windさん  今晩は

>「そして、それ・・・」がナマで聴けて、
>しかも素晴らしい演奏だったので大満足です。

いい体験をなさいましたね。羨ましいです。

私も、月曜日の締め切りまでにCDを探さなければなりません。
ガンバラナクッチャ ! !

伯爵と伯爵夫人・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 8/ 9 22:02 メッセージ: 2067
これは il_conte_d_almaviva さんの 2064 に対する返信です
アルマヴィーヴァ伯爵さん  今晩は

>シュワルツコップ伯爵夫人とフィッシャー=ディースカウ伯爵は、
>ベームのザルツブルグライブで共演しています。

これこそ、最高の組み合わせですね ! !

一度聴いてみたいものです。

様々な聴きかた
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/ 9 23:26 メッセージ: 2068
これは fugue_g さんの 2067 に対する返信です
 があると思います。初めましてil_conte_d_almaviva さん。
 声(あるいはソロ楽器)中心の人とオケ中心の人。私は、大体後者です。例えばピアノ協奏曲でもピアノ中心の聴きかたばかりをしません。シフ・ヴェーグ&モーツァルテウムなどは、シフに不満はありますが好んで聴きます。
 同様に歌唱に少し物足りなさを感じても、クライバー&Wpo を一番好みます。
 ジュリーニのは所持しておらず、コメントは控えるべきなのでしょうが、多分総合評価は変わらぬと「思います」。尤も、アリア集では所持していますが。
 シュヴァルツコップはともかくディースカウは人工的であまり好きでないです。
 リヒターとのバッハのカンタータにしても、多少バランスを(一人で)壊していますし。上手いことは上手いですが。

Re:クライバー&Wpo
投稿者:il_conte_d_almaviva
2003/ 8/10 0:23 メッセージ: 2069
これは lvkoechel さんの 2068 に対する返信です
ここでのウィーン・フィルの響きは本当に素晴らしいですね〜。
オケだけなら間違いなく一番の名演でしょう。
特に弦楽器が素晴らしいですが、ウィーン・フィルのあの独特な音はどこからくるのでしょうね?
ジュリーニのブッファならではの軽快な指揮に比べて、E・クライバーの指揮は優雅でまさにウィーンの宮廷を思わせるような感じがします。
「ばらの騎士」はこの組み合わせが一番好きですが、「フィガロ」は歌手のせいもあると思いますが、軽快なジュリーニの演奏が気に入っています。

>ディースカウは人工的であまり好きでないです。

そういう人多いですね。(笑
シュワルツコップも多少技巧的すぎる感じがしますね。
E・クライバー盤の伯爵夫人は、美声でストレートな表現のデラ・カーザですから、その点でもlvkoechelの好みに合っていると思います。

失礼!lvkoechelさん。
投稿者:il_conte_d_almaviva
2003/ 8/10 0:34 メッセージ: 2070
これは il_conte_d_almaviva さんの 2069 に対する返信です
さきほどの投稿の中で呼び捨てにしていました。すみませんでした。

E・クライバーのフィガロはシェピですが、いつも「なぜドン・ジョヴァンニがいるんだ〜」って感じで聴いています。
ここでのシェピや、ベーム盤のプライも大変素晴らしい完璧な歌唱だと思いますが、表現方法でジュリーニ盤のタッデイがマイ・ベスト・フィガロです。
あとエーリヒ・クンツのフィガロもタッデイと同じぐらい好きです!

ザルツブルグのライブ盤
投稿者:il_conte_d_almaviva
2003/ 8/10 0:50 メッセージ: 2071
これは fugue_g さんの 2067 に対する返信です
>>シュワルツコップ&フィッシャー=ディースカウ伯爵夫妻
>これこそ、最高の組み合わせですね ! !
>一度聴いてみたいものです。

この録音は他のキャストも充実しているのでぜひ聴いてみてください。
おそらく最強の主役コンビであろう、クンツのフィガロにゼーフリートのスザンナ 。
そしてケルビーノをルートヴィヒが歌っています。

AND THEN I KNEW TWAS WIND
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/10 2:38 メッセージ: 2072
これは il_conte_d_almaviva さんの 2071 に対する返信です
>昨日は、午後から深夜にかけて、近畿の真上を台風10号が通り過ぎて行きました。

今は東北地方にいるようですね。
皆さんの住んでらっしゃる所は被害のほどはいかがだったでしょうか?
いやいや、今まさに台風の直撃を受けておられる方もいらしゃるわけですね。
お見舞い申し上げます。

>きっと、仲の良い親子のようなスナップショットになるでしょうね(笑)。

いーえ、恋人通しのように写るかもしれませんよ。

フーガさん、lvkさん、icdaさん、other windさん、フィガロの話題に花が咲いている
ようですね。
オペラに弱い私としては、そうやって盛り上がることのできるのがうらやましい限りです。
よし、せっかくうちでもフィガロのCDが出てきたことだし、聴いてみて皆さんの話題に
ついてゆけるように頑張ってみよ。

ところで、icdaさん (まだ省略形でお呼びしていますが、差し支えあればご指摘ください)
のお名前はこのオペラの登場人物に由来するのですね。
フーガさんの投稿を読んでいて始めて知りました。
これは失礼しました。

>お約束の東京都現代美術館で催されたコンサートに行ってきました。
>なんとドビュッシーと武満は同じ編成ではないですか。

先日見た武満のウェブサイトの記述によると、武満はドビュッシーが好きで、
「そしてそれが…」はこの「ソナタ」を意識してできた曲だとのことでしたよ。

>「そして、それ…」がナマで聴けて、しかも素晴らしい演奏だったので大満足です。
>コンサートが終わっても「・・・???」のテーマが頭から離れません。

これはますます月曜日の「プロジェクトT」決行の日が楽しみになってきました。

>私も、月曜日の締め切りまでにCDを探さなければなりません。
>ガンバラナクッチャ ! !

私は今日買いました、「そしてそれが風であることを知った」のCD。
ガロワ他の演奏で、他に「海へ」、「I HEAR THE WATER DREAMING」などが
収められています。

いや〜、期待が高まりますねぇ…!

私も含め、皆さん、やっています
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/10 9:04 メッセージ: 2073
これは il_conte_d_almaviva さんの 2070 に対する返信です
 伯爵様、気になさらず。「呼び捨て」多いですよ。
 ジュリーニとベームのライブですか?
そそられますね。どうしようかなー。
 すでに十組以上あり、あまり増やしたくないので考えてしまいますね。
 

なるほど W
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/10 15:11 メッセージ: 2074
これは nujikoa さんの 2065 に対する返信です
>ガーディナーはともかく、ピノックの楽団は、どちらかというと
>モダン楽器に近い感覚のナチュラルな演奏ですから。

nujikoaさん、ホグウッドのどうしようもないベートーヴェンを別とすれば、私が初めて
買ったオリジナル楽器のCDがピノックのブランデンブルクでした。
ですから、「穏健派」のピノックの演奏でさえそれまでモダン楽器に慣れていた当時
の私の耳を戸惑わせるのに十分だったのです。

>つまり現代の演奏家はなじみの深い現代の楽器こそ最良と考え、
>不便で不完全な楽器を使うことにナンセンスさを感じる。
>だからこそ、その不便で不完全な古い楽器での演奏にこそ価値がある。

私もワダカマルさんのおっしゃることにまったく異議ありません。
作曲者が当時想定していた楽器で演奏することは意義深く価値あることだと思います。

ただし、その行為に当たってどのようなアプローチの仕方でその価値を満たすのか、
それが大切だと思うのです。

どんな楽器を演奏するにしても、理想の音を奏でるために克服しなければならない
ことがあります。
時として (大げさに言えば) 自然の摂理(の様なもの)に反することもあります。
(例えばピアノを弾くにあたって、小指でキーを叩く時も親指で叩く時と同じ音量を
出さなければならないとか、弦楽器を弾くときに弓の弓先でも根元と同じ圧力で
弾かなければならないとか…)
不便で不完全な楽器であればあるほど克服することに費やさなければならない労力
は当然大きいわけです。
ですから、不自由な楽器を使っていた当時の演奏家たちもその不都合を克服する
ために必死の努力をしていたに違いありません。
なのに、現代の演奏家が本来克服すべき点を逆手にとってあえてそれを強調して
みせるということは音楽を演奏するものとしてあまり真摯な態度ではないな、と思った
わけです。

もしも当時の演奏家がタイムマシーンで現代にやってきてそういった演奏を聴き、
それが自分たちの時代の演奏を再現するために意識的にやっているのだと聞かされ
たらどう感じるでしょうか。
私なら絶対怒ります。
「ほ〜ら、君たちの時代にはこんな風にしか演奏できなかったんだろ?」と言われている
のと同じですから。

>で、現在はというと、「そこまで声高に自分のアイデンティティ(or流派)を主張しなくても良い時代」
>なんだと思います。

nujikoaさんのこの言葉を読んで「なるほど」と思いました。
逆に言うと、ひとつ前の時代の演奏家たちは「声高に主張する」必要があったわけですね。
だから、本来克服すべき欠点をも敢えて自分たちの演奏に取り入れることでアイデンティティを
得ようとした。

考えてみれば私が持っているピノックのディスクも既に20年以上前の録音です。
当時はまだオリジナル楽器の演奏がようやくモダン楽器の演奏に取って代わって
主流となりかけていた時代。
オリジナル楽器演奏のオリジナリティをことさら強調する必要があったのだと解釈
すればそういったアプローチの仕方もうなずけます。

なるほど X
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/10 15:16 メッセージ: 2075
これは y_bagus_m さんの 2074 に対する返信です
>イタリアやフランス、スペインにもつぎつぎと新しい古楽演奏家が現れていて、
>これらは、かつての古楽演奏の未熟さを指摘されたものとは違って、
>この味わいは、モダン楽器では到底表現し得ないもののように思います。

ワダカマルさん、色々な演奏家をご紹介くださりありがとうございます。
前にも書いたように私の「古楽器体験」は20数年前のピノックのバッハと10年前の
ガーディナーのベートーヴェンで止まっているようなものです。
ですから、これからワダカマルさんに紹介していただいた演奏家たちのディスクを
(経済状態が許す限り)買って聴いてみたいと思います。
これを機会に皆さんのおっしゃるオリジナル楽器演奏の素晴らしさを体験できれば
これほど嬉しいことはない!

>それにしても、クラヴィコードやチェンバロのような繊細な楽器があるのに、
>ピアノみたいな、あけすけな音色の楽器のどこが魅力なのか、と
>また、ピアノファンにケンカを売っています。

おっと、売られたケンカ買おうやないけ!
と思いましたが、やめときます。
これはもう完全に好みの問題ですからね。

本来チェンバロ用に書かれた曲をピアノで弾くことは十分意義深いことであると思います。
では、その逆について、つまり 「チェンバロのために書かれた曲を現代においては
チェンバロで演奏することには意味がない」という考えについては?
私はやはりそれは違うな… と思うに至りました。
そう思ったきっかけは最近目にしたあるウェブサイトに書かれていた記述を読んだことです。

どなたが書かれていたのかは忘れてしまいましたが、大まかに言えば、

「バッハがピアノの時代に生きていれば確かにピアノに飛びついたかもしれない。
しかしそうして書かれた曲はピアノの特性に合わせて書かれた曲であり、実際に彼が
残した曲とは少なからず異なるものだったにちがいない。 バッハがピアノのために
書いた曲であればそれらをチェンバロで演奏することには意味がないかもしれないが、
実際に彼が作曲に当たって念頭に入れていたのはまぎれもないチェンバロだったのである。」

というような内容でした。
これを読んでまたなるほどと思いました ―このところ「なるほど!」の連続です。

というわけで、チェンバロソロのCDも捜し続けることにします。
youyouさんが推薦しておられたクープランなんかも良さそうだな(と言ってもよく知らないのですが) 
などと思っている今日この頃です。

念頭に入れていたのは・・・
投稿者:nyarome47
2003/ 8/10 15:28 メッセージ: 2076
これは y_bagus_m さんの 2075 に対する返信です
横槍を入れるようで恐縮ですが、

>彼(バッハ)が作曲に当たって念頭に入れていたのはまぎれもない
>チェンバロだったのである。

この指摘自体あんまり(ほとんど)意味が無いと思いますね。
だから何なの?って感じ

So What?ですか?
投稿者:nujikoa
2003/ 8/10 17:23 メッセージ: 2077
これは nyarome47 さんの 2076 に対する返信です
>>彼(バッハ)が作曲に当たって念頭に入れていたのはまぎれもない
>>チェンバロだったのである。
>
>この指摘自体あんまり(ほとんど)意味が無いと思いますね。だから何なの?

まぁ、その通りではありますよね。

バッハが書き上げた素晴らしい音楽〜音の流れ〜があるんだから、奏者は どんな方法を使ってもいいから 活き活きしたかたちで現実化すればよい。現実化したい。

僕は異種楽器による演奏、大好きです。ギター、ハープ、スキャットコーラス、リコーダーやサックスのアンサンブル、電子楽器、室内楽・・・

何を使おうが良いじゃないですか(楽しいし)。
また、バッハの音楽にはどんな楽器でも許容する柔軟さがある。
あとは、ウデ次第ですよね。
ウデが良くなきゃどうしようもない。

**
ところでこんな体験をしたことがありました。(鍵盤曲ではありませんが)

バッハの無伴奏ヴァイオリン。
以前は古楽器によるものは、S.クイケンによるものしかありませんでした。
で、この独自な録音にいろいろと感心させられてはいましたが、でもやっぱり闊達さに欠けるというか、音楽の流れが悪いというか、語りが不自然というか・・・
あと音色もちょっと細い(心細い)。
要は不満があったわけです。
(クイケンファンの方すいません!!)

そこに、ビルスマが「チェロ・ピッコロ」を操って同曲を演奏したCDを発見。
早速聴いてみると、もう全然違うわけです。
なんと柔軟な語り、なんと甘い音色、そして心の余裕!
「やっぱりウデ次第だな・・・」と、思ったわけです。
同時に、「バロックの楽器を使ったのが間違いだった」なんて判断したのは早とちりだったな・・・ということ。
問題はウデではないでしょうか。

今では、いろんなバロック・ヴァイオリニストが録音してますが、ウデの良い仕事をたくさん聴くことが出来ます。
(クイケンの2度目=リターンマッチ、を僕はまだ聴いてないので、聴かないといけませんね。)

でも古楽器の世界はヘタッピばっかりで、名人が少ないだろう、と言われたら、「・・・そんなもんですかね。」と逃げるくらいしかありません(笑)。
でも、名人は居るんだから、それで良いじゃないですか!

**
ちなみに上のビルスマは、無伴奏フルートの曲も弾いており、これは異種楽器による演奏の面白さ全開!
だって息継ぎしなくて良いんですから。(^^)

やっと見つけた・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 8/10 17:33 メッセージ: 2078
これは y_bagus_m さんの 2072 に対する返信です
バグースさん  こんにちは

武満徹のCDをゲットしようと、三ノ宮へ出かけました。

ところが、2軒のCDショップでは、武満コーナーに10種類以上のアルバムが並んでいたのに、「そして、それが・・・」のアルバムだけが見当たりません。
「シベ5」と「タコ7」と「上松美香のデビューアルバム」は買いましたが、
テラークの「タコ5」と、アルマヴィーヴァ伯爵さんご推薦の「ザルツブルグライブ」も見当たりませんでした(泣)。

そこで、元町の日本楽器に行ってみました。
こちらには、ちゃんとありました。しかも演奏家の異なるCDが二組も・・・
そこで又、迷ってしまいました。
ハープを篠崎史子さんが弾いているものにするか、吉野直子さんが弾いているものにするか・・・

結局、「そして、それが・・・」が初演された時と同じメンバーで演奏された吉野直子さんの方を買うことにしました。

そこまでで、エエカゲン疲レテシモウタ !

お店を出て、帰途についてから、日本楽器では「タコ5」と「ザルツブルグライブ」を探すのを忘れたことに気が付きました(またまた泣)。

さて、「そして、それが・・・」を聴いた感想は・・・

いやいや、それは明日の「プロジェクトT」まで言わないほうが良いですね。

何だかおっかなびっくりだな
投稿者:in_nen_chuusa
2003/ 8/10 18:26 メッセージ: 2079
これは nujikoa さんの 2077 に対する返信です
ここにはバロックおたくがいるのかどうだかわからんが、いいかげん歯に衣を着せたような物言いはやめないか?
所詮バロックなんてクラシックの中にあって出来損ないで取るに足らないジャンルなんだろ?
未発達な記譜、未発達な楽器、バッハは別格としても、音楽そのものも未成熟なんだろ?
バロック時代の組曲なんて単なる舞曲なわけで、そんなものに芸術性も感動もあるわけがない。踊りのために淡々と弾き続けるのみ。
バロック時代の作曲家だってかなりの数に昇るはずなのに、学校で教えるのはせいぜいバッハやビバルディぐらいで、その他は聴く価値があるような芸術作品ではないからだろ?
バロックなんて少数派のものであって、クラシックの本流ではない。
古楽器奏者になったのはモダン楽器で成功できなかったからなんじゃないのか?
ピアニストになる技量も才能もないけど、チェンバリストならマイナーだしまだ売れる見込みもありそうだからなんじゃないのか?
下手クソが大勢いるのはそのせいだろ?

みんなどこかでそう思っているのに、そこまでここには書けないってことか。

楽しみです!
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/10 18:48 メッセージ: 2080
これは in_nen_chuusa さんの 2079 に対する返信です
>この指摘自体あんまり(ほとんど)意味が無いと思いますね。
>だから何なの?って感じ

そうですね、流してください。

>何を使おうが良いじゃないですか(楽しいし)。
>また、バッハの音楽にはどんな楽器でも許容する柔軟さがある。

同意!
以前このトピでサックスによる無伴奏チェロ組曲のCDが話題になった
ことがありました。
私はまだ聴いたことがありませんが、機会があれば是非聴いてみたい
ディスクです。
楽器だけでなくジャンルもまたがりますよね。
ジャズであれだけ取り上げられているクラシックの作曲家ってバッハ
以外にはいないでしょう。

>所詮バロックなんてクラシックの中にあって出来損ないで取るに
>足らないジャンルなんだろ?
>せいぜいバッハやビバルディぐらいで、その他は聴く価値があるような
>芸術作品ではないからだろ?

ふ〜ん、そうなんですか。

>結局、「そして、それが・・・」が初演された時と同じメンバーで演奏された
>吉野直子さんの方を買うことにしました。

フーガさんも買われましたか!
うれしいなぁ…。
で、フーガさんはもうお聴ききになったわけですね。
感想は…
そうですね、明日以降にお願いします!
私は入手したものの、まだ聴いていません。
bekさんが入手される明日、その晩に聴くつもりです。

サイン会
投稿者:beknch
2003/ 8/10 19:07 メッセージ: 2081
これは y_bagus_m さんの 2075 に対する返信です
バグースさん、こんばんは。

今回の一連のオリジナル楽器に対する書き込み、前々からこぼされてましたが、
バグースさんのくすぶっていた想いが一気に噴火した感じですね。

正直いって、バグースさんご指摘の「つちのこ型」演奏は我が家のCDではあまり
ありません(気がつきません)。でも、以前、ラジオでその様な演奏を聴いた記憶があります。

面白いと思ったのは、中学校の時に、ブリュッヘンのリコーダーを始めて聴いた
時に、「ノンビブラート」と「つちのこ型息遣い」の双方に違和感を持ったこと
と良く似ていること。これには色々意味がありそうですが、長くなるので今回はパス。

いずれにしても、古楽器演奏の表現が自由になりつつあるのは歓迎すべきことですね。
私は、自由な表現を行うことで、却って当時の演奏に近づく気がします。

>それにしても、クラヴィコードやチェンバロのような繊細な楽器があるのに、
>ピアノみたいな、あけすけな音色の楽器のどこが魅力なのか、と
>また、ピアノファンにケンカを売っています。

ワダカマルさん、先週後半からバロックついてて、この週末はついにゴルトベルクを
4つ聴いてしまいました。ピアノとチェンバロ二つずつです。
結論から言えば、どっちも良かったですねぇ。共に音の並び(=バッハの並べ方)が
凄い。ただ、もし、クラヴィコートだと少し無理があるように思います。

ところで、中野振一郎というチェンバロ演奏家が、今月17日(今度の日曜)に渋谷のHMVで午後4時半からサイン会を開くそうですが、どうやら、ミニ・コンサートもあるようです。どの程度演奏するのか全然知りませんので要チェックですが。彼のCDは一枚もってますが、素直な良い演奏だと思います。

明日が X day
投稿者:beknch
2003/ 8/10 19:18 メッセージ: 2082
これは y_bagus_m さんの 2080 に対する返信です
>そこまでで、エエカゲン疲レテシモウタ !

フーガさん、お疲れ様でした。準備が整いましたね。

>私は入手したものの、まだ聴いていません。
>bekさんが入手される明日、その晩に聴くつもりです。

恐れ入ります。私も明日の晩に聴きます! 今から楽しみです。

>「そして、それ…」がナマで聴けて、しかも素晴らしい演奏だったので大満足です。
> コンサートが終わっても「・・・???」のテーマが頭から離れません。

other_windさん、良かったですねぇ、いいコンサート経験されて。羨ましい。
私は兎に角明日の晩です。

>以前このトピでサックスによる無伴奏チェロ組曲のCDが話題になった
>ことがありました。

あ、そうなんですか? 
私はこのCD持ってます。全部普通の(?)演奏法で吹き通して欲しかったですね。
途中で特殊な息遣いに変わるのが私には非常に残念でした。せっかく、見事な音色を
持っているのに・・・

re^2:最近のバロック事情
投稿者:wadakamaru
2003/ 8/10 19:33 メッセージ: 2083
これは nujikoa さんの 2065 に対する返信です
ピノックおじさんは、昔はどうだったかよく知らないのですが、
今の演奏を聴く限りなかなか捨てたものでもないように思いますが、
確かにイタリア人と比べるとおとなしいですね。
かといって、モダン演奏から見た場合の正統性とも違い、
何だか中途半端に聞こえるのかな。

ピアノが嫌いばかり言っていますが、
現代では、喫茶店のBGMでも否応なく聞こえてくるものなので、
ピアノの音を聴いてアレルギーが出る人間でもありません。
少しだけですが、いちおうモーツァルトとベートーヴェンはピアノ(ピリオド楽器ですが)で聴きましたよ。当たり前か。
ほか、前期古典派とかCPEバッハのコンチェルトは当時のピアノで弾いたものを聴きました。
バッハのゴルトベルクもモンダイのグールドと、あと一枚ヴラダーと言う人ので聴きました。
この人は、なかなか気持ちの良い解釈の演奏だと思いました。
この演奏を聴いてはっきりと違いが分かるのが、
当たり前と言えば当たり前ですが、デュナーミクというのですか、
曲の流れに音の強弱が、つまりクレッシェンドとディミヌエンドが流れるようにつらなり、
(いつも印象批評ばかりして、こういう専門用語は使い慣れなくて、書きづらいことこの上ない。)
チェンバロの演奏では、強と弱と2つしかなくその間はない、まるでデジタルです。
ということで、なんぞお薦めのピアノによるゴルトベルクなどはないでしょうか。
見聞を広めてみたいので・・

屋台のラーメン
投稿者:wadakamaru
2003/ 8/10 19:39 メッセージ: 2084
これは y_bagus_m さんの 2075 に対する返信です
クラシックとは随分範囲が広いものです。
苦手のテーマもありましたが、考えてみたら殆どが苦手かも知れないですね。
広く浅くか、狭く深くか、他ジャンルもあるし、
聴くところと言えば、本当にそれらの内のほんの一部分なのですね。
時間とお金と持続して聴く気力のために、これ以上はなかなか大きくなれないですね。
ということで、皆さん方の語る私の知らない世界を、いつもフムフムと言いつつロムしております。

バグースさんも、惜しいところで古楽演奏に見切りをつけてしまったのかも知れませんね。
確かに、当初は技術的にはどうも中途半端だったようで、また試行錯誤の真っ最中でもあったようです。
私もその頃の演奏については、聴いていてしんどい部分が多分にあります。
それにバロック音楽というのは、少人数でも演奏が可能なので、
割合と新人の録音も多いような気もし、そう言ったところから、
余計にへたくそな演奏が多いように聞こえるのかも知れません。
しかし近頃はそう言った揺籃期ともいえる時代は過ぎ、
やはりバロックは古楽演奏でないと、味が出てこないと思わせます。
つまり、おいしいと評判の屋台のラーメンは、
高級ホテルのレストランでは食べることは出来ないのです。

屋台≒演歌?
投稿者:beknch
2003/ 8/10 20:25 メッセージ: 2085
これは wadakamaru さんの 2084 に対する返信です
屋台、なんといい響き。

今日、NHKで美空ひばりの曲ばかりを歌うアマチュアのコンテストがありました。

偶然最後の方だけを見たのですが、美空ひばりの歌う「みだれ髪」の一部が
流れて来ました。

♪春は二重に巻いた帯、三重に巻いても余る秋♪
♪暗や涯てなや、塩屋の岬♪

ううぅっ。感涙。

演歌は聴かないし、歌わないのですが本日のたった数分のひばりには結構
来てしまいました。これって何なんだろう?少なくとも日本人じゃないとこの
情感はわからないだろうな、などと思った日曜日でした。

ああ、うまいラーメンが食べたーい!!

今、サックスでの無伴奏チェロ組曲流してます。清水という演奏家がテナー
サックスを吹いてます。中々聴かせる音色ですね。エコーがまた良く効いている。
やはり、途中で「ぶふーーごわーっ」という派手な吹き方をするんですね。
これがいかん。折角音楽に入って行っているのに、かなりの違和感。
普通に吹いている箇所は結構いいですよ。これは紛れもなくバッハです。

>演歌
投稿者:wadakamaru
2003/ 8/10 21:09 メッセージ: 2086
これは beknch さんの 2085 に対する返信です
演歌とは、日本的叙情の最たるもので、
聴くにつれて、己が姿のわびしさ、かなしさを生々しく伝えて、
聴きたくない、見たくない・・
と言いつつ、古賀政男の曲になんとなくほろっとしたり、
「津軽海峡・・」などに何となく郷愁を感じたりする。
やめてくださいよ。
自分の見たくない部分をあからさまにするのが演歌なのです。
せっかくクラシックというヴァーチャルな部分に感情を置いていたのに、
突然現実的な生の匂いのする世界に引きずり込まれたような気分です。

ああ、ううぅ・・・

in_nen_chuusa さんへ・・・
投稿者:nyarome47
2003/ 8/10 21:58 メッセージ: 2087
これは in_nen_chuusa さんの 2079 に対する返信です
>所詮バロックなんてクラシックの中にあって出来損ないで
>取るに足らないジャンルなんだろ?

違うと思いますヨ。

じゃあボクも言わせてもらいますが・・・

「クラシック ○○と言えばこの曲」がこのトピのテーマでしょ?

ヴァイオリンと言えば「無伴奏ヴァイオリン〜」

チェロと言えば「無伴奏チェロ〜」

だと個人的には思っているし、信じている。

ついでに、どんなオラトリオやオペラも「マタイ受難曲」一曲にも
敵わないとも・・・

>バロック時代の組曲なんて〜
>踊りのために淡々と弾き続けるのみ。

シャコンヌを聴いてて本当にそう感じる?

ヴィヴァルディ、ピゼンデル、ブスクフーデ、フレスコバルディ、
コレルリ、アルビノーニ・・・・
その他諸々がいなければ、無伴奏も平均律も生まれなかった。

もし平均律〜がこの世に無ければ・・・
ベートーベンのPソナタも生まれなかった。
とも思うな〜。。。

wadakamaru さんに質問
投稿者:nyarome47
2003/ 8/10 22:00 メッセージ: 2088
これは nyarome47 さんの 2087 に対する返信です
wadakamaru さんて、

1、グールドが嫌いなの?
2、グールドファンが嫌いなの?
それとも
3、世の中にグールドファンが多いという現実が嫌いなの?

過去レスを拝見していると3のように思えてならないケド。
(違っていたらゴメンナサイ)

それからバッハ自身「平均律〜」をpf(ピアノ)で演奏した事も
あるらしいと何かの本で読んだこともあります。
(あれは決してチェンバロ専用ではないハズ)

建設的な
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/10 22:02 メッセージ: 2089
これは in_nen_chuusa さんの 2079 に対する返信です
意見を書けないのですか。

バグースさんへ
投稿者:monopoly_mania
2003/ 8/10 22:23 メッセージ: 2090
これは nujikoa さんの 1998 に対する返信です
チェンバロ→古楽器がまだ続いているようですね。
nujikoaさんの
>あんまり長いこと引っ張るのもどうかと・・・ボクシングにならってRound12で打ち切り、くらいにした方がよさそうに思います。
で私、チェンバロのこと書けなくなってしまいました。
次のテーマを出してもらわないと投稿できないんですが。
よろしく。

モノさん、すみません。
投稿者:nujikoa
2003/ 8/10 23:18 メッセージ: 2091
これは monopoly_mania さんの 2090 に対する返信です
モノさん、許してくださいね・・・
(あんなこと言っといて議論し続けてる私って・・・)
私もこのへんにしときます。
& nyaromeさんの簡潔な投稿に敬服します。

○○トピ史上、最も「超マジレス」が持続している、歴史に残る一時期ですね、今は??

re:演歌
投稿者:nujikoa
2003/ 8/10 23:22 メッセージ: 2092
これは wadakamaru さんの 2086 に対する返信です
beknchさん、
「塩屋の岬〜」あのひとふしには参ります。思い出しただけでやばい。

ああ、うぅぅ・・・

(wadakamaruさんからこんな言葉を聞くとは予想だにしておりませんでした!;;)

なるほど Y
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/10 23:46 メッセージ: 2093
これは wadakamaru さんの 2084 に対する返信です
>今回の一連のオリジナル楽器に対する書き込み、前々からこぼされてましたが、
>バグースさんのくすぶっていた想いが一気に噴火した感じですね。

いや、お恥ずかしい。

私が特に固執した「中膨れ」現象はオリジナル楽器に限らず普通の楽器でも、
何も考えずに不用意にボウイングをすればボウイングスピードの不均一から
起こり得る現象です。
ワダカマルさんにご紹介いただいたウェブサイトに「小さい頃からしっかりと
ヴァイオリンをやってきた人ほど、古楽に対する抵抗が強いように見受けらる。」
というようなことが書いてありました。
私は「小さい頃からしっかりと」やっていたわけでも何でもなく、ビオラを
やっていたのは学生時代のほんの数年間だったのですが、少しでも弦楽器を
いじったことのある者として、この中膨れは最も忌み嫌うものだったのです。
そんなとこからついつい熱くなってしまいました。
トピ主なのにね。

ところで、今日久し振りに家にあるピノックおじさん以外のオリジナル楽器演奏の
CDを聴いてみました。テレマンのトリオソナタなどの小編成のアンサンブルです。
そこにもやはり聴かれます、ノンビブラート奏法に中膨れ・後抜き奏法。
また、そのアップグレードバージョンとして、ノンビブラートでそっと入って
音を膨らましてゆき、一番音が大きくなった箇所でビブラートをかけるという
「野口五郎奏法」や、開放弦を弾きながら、恐らく弓をコマよりにぐっと
近づけてゆくのでしょうか? 普通の音を次第に倍音混じりの音に変えてゆく
「リッチ―・ブラックモア奏法」などウラワザが次々と出てきます。
これは面白い、聴いていて飽き… ます、すぐに。
ちなみにこのディスクも80年代半ばの録音です。

>バグースさんも、惜しいところで古楽演奏に見切りをつけてしまったのかも
>知れませんね。

なるほど、その通りですね。
あの最初期のいくつかの演奏での経験で拒絶反応を示さずそのまま色々な
オリジナル楽器演奏を聴いていれば、オリジナル楽器に対してこんなに
凝り固まった印象を持つことがなかったかもしれません。

でも、今からでも遅くはない!と、いろいろと聴いてみるつもりですよ。
我が家の財政が許す範囲内で。

今日がX day
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/11 9:34 メッセージ: 2094
これは wadakamaru さんの 2083 に対する返信です
>明日が X day
>恐れ入ります。私も明日の晩に聴きます! 今から楽しみです。

いよいよ今晩ですね。
楽しみ、楽しみ…

>なんぞお薦めのピアノによるゴルトベルクなどはないでしょうか。
>見聞を広めてみたいので・・

ワダカマルさんも間口を広げてみようということでしょうか?
うれしいですねぇ。
で、私自身が聴いたことない盤を出すのも気がひけるのですが、
最初に浮かんだのがピーター・ゼルキンのものです。
なぜ自分が聴いたこともないディスクを挙げるのかというと、
村上春樹の本の中に登場していたのです、グレン・グールドとの比較のうえで。

曰く;
魂の筋のひとつひとつまでを鮮やかに克明に浮かび上がらせてゆくグレン・
グールドの『ゴルドベルク変奏曲ではなく、淡い闇の光の隙間を細く繊細な
指先でたどるピーター・ゼルキンの『ゴルトベルク変奏曲』…
だそうです。
― 村上春樹さん、勝手な引用ごめんなさい。

私がピアノのゴルドベルクを買うならばこのピーター・ゼルキンのものに
しようかと考えています (影響受けやすいたちで…)。

>… その他諸々がいなければ、無伴奏も平均律も生まれなかった。
>もし平均律〜がこの世に無ければ・・・
>ベートーベンのPソナタも生まれなかった。 とも思うな〜。。。

ニャロメさん、真摯な投稿をありがとうございます。
私など「ふ〜ん…」で済まそうといたのですが…
言いたい事を代弁していただいたようです。

>○○トピ史上、最も「超マジレス」が持続している、
>歴史に残る一時期ですね、今は??

どうしてしまったのでしょうね、一体?
まぁ、「知性溢れる格調高いトピ」を標榜するこのトピとしてはたまには
こういうことが起こっても良いのではないでしょうか。

わかりました…
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/11 9:54 メッセージ: 2095
これは monopoly_mania さんの 2090 に対する返信です
>次のテーマを出してもらわないと投稿できないんですが。 よろしく。

おっと、モノさん。
そういう理由で投稿を控えてらしたわけですね。
これは失礼しました。
でも「苦手」と言えば、普請道楽さんが「寝てやり過ごせばわけないぜ。」と
おっしゃっていたブルックナーについてまだ書いていないし、オペラについても
もっと知りたいし…

… 自分の都合だけ考えていてはいけませんね、きりがないし。
わかりました、ブルックナーについてはまた別の機会にお話することにしましょう。

と言うわけで、そろそろこのテーマもコーダ突入です。
明日か明後日にはまたまた「パンパカパーン」と新しいテーマに移りたいと
思っております。
それまで、苦手について語り足りない方、どうぞお願いします。

準備完了!
投稿者:beknch
2003/ 8/11 10:54 メッセージ: 2096
これは y_bagus_m さんの 2094 に対する返信です
ワダカマルさん、nujikoaさん、皆さん、こんにちは。

場違いな演歌の話題、スイマセンでした。反省。

♪あなーたとー(ぉ)越えたい、天城ー越えーー♪

石川さゆり「天城越」の上記「とー(ぉ)」のところの彼女が凄く色っぽいと思う
んですよね。 ・・・ご、ごめんなさい。

>なんぞお薦めのピアノによるゴルトベルクなどはないでしょうか。

ワダカマルさん、グールド以外に先日聴いたのは、CANINOと言う人のピアノ
ですが、演奏はよりダイレクトで直情的。特にお薦めというほどの特徴は感じ
られませんでした。
今手元に無いのですが、ケンプの演奏はあっさりとした弾きっぷりで装飾音の
多いチェンバロとはかなり違った印象を持った記憶があります。

また、バグースさんのピックアップされているもの、私も聴いた事がありま
せんが、妙に関心を惹かれます。

>いや、お恥ずかしい。

いや、バグースさん、非常に興味を持って拝見しております。
以前、ボウイングの件で色々ご教示頂きましたが、そのシリーズの続きとも
思える話題、私には関心大です。引続きおりに触れて本件のフォローをお願いします。

そう言えば、皆さんのフィガロの熱い発言も刺激になりましたね。
ただ、私の持っているCD、スザンヌのソプラノのビブラート(!)が気に入らない。

さて、本日「・・・???」の武満徹さんのCDは無事到着致しました。
予定どおり、今晩、決行します!

げっ・・・
投稿者:nyarome47
2003/ 8/11 11:21 メッセージ: 2097
これは y_bagus_m さんの 2094 に対する返信です
此処って
マジレス(大した内容でもないケド)してはいけないトピだったんですか?

トピ主さん、そして皆さん

場の空気もわきまえず、どうも大変失礼いたしました。

ケンプのゴルトベルク
投稿者:other_wind
2003/ 8/11 18:02 メッセージ: 2098
これは beknch さんの 2081 に対する返信です
>今手元に無いのですが、ケンプの演奏はあっさりとした弾きっぷりで装飾音の多いチェンバロとはかなり違った印象を持った記憶があります

私もケンプのゴルトベルクが好きです。
いつもの聴きなれたテーマが装飾音なしに弾かれると、とても新鮮に聴こえます。
包み込むような暖かさがある演奏だと思います。


>ホグウッドのどうしようもないベートーヴェン

bagusさん、コレギウムアウレウムを初めて聴いた時は何だこの音は?と思ったものですが、いろいろ聴いているうちに慣れてしまったのか最近は気にならなくなってしまいました。
そして改めてオリジナル楽器の演奏を聴いてみると、ホグウッドのベートーヴェン、その中でも気に入っています。
今も2番を聞きましたが、私はもう違和感がなく、はつらつとしていい演奏だと感じました。


>面白いと思ったのは、中学校の時に、ブリュッヘンのリコーダーを始めて聴いた時に、「ノンビブラート」と「つちのこ型息遣い」の双方に違和感を持ったことと良く似ていること。

ホントですね、私もそう思ったのを思い出しました。
そこで、コレッリや涙のパバーヌのLPを引っ張り出して聴いてみると、あら不思議今はそんなに違和感がありません。
やはり慣れでしょうか。

それにしても、当時は本当に「ノンビブラート」と「つちのこ型」演奏だったのでしょうかね。
オリジナル楽器でモダン楽器のようにビブラートをつけたり、中膨れでない演奏はできないのでしょうか。

私は、ピアノであろうとチェンバロであろうと、モダン楽器、オリジナル楽器、どちらでも良い派です。
この曲はこれでなきゃというのがありません、ただ、響きは相当違いますね。
みんなちがって みんないい、金子みすずでしたっけ。


fugueさん、ご苦労様でした。

この曲、気に入っていただけると良いのですが。

苦手と言えば? 演歌…
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/11 18:52 メッセージ: 2099
これは other_wind さんの 2098 に対する返信です
>♪あなーたとー(ぉ)越えたい、天城ー越えーー♪

苦手と言えば、演歌はかなり苦手です。
でも2曲だけ例外が…
それは石川さゆりの「津軽海峡…」と八代亜紀の「もう一度会いたい(逢いたい?)」。
天城越えも結構イケてるかな? と思います。

>さて、本日「・・・???」の武満徹さんのCDは無事到着致しました。
>予定どおり、今晩、決行します!

うっしゃぁ!
ではその報告は明日ということになりますね。

>此処って
>マジレス(大した内容でもないケド)してはいけないトピだったんですか?

ニャロメさん、とんでもない。
ここは基本的にマジレスしか受け付けないとってもお固いトピなのです。
>私など「ふ〜ん…」で済まそうといたのですが…
と書いたのは、因縁中佐さんの書いてらっしゃった内容がとても素敵だったので
言葉もなかったというだけです。

>今も2番を聞きましたが、私はもう違和感がなく、はつらつとしていい演奏だと感じました。

うわっ、これは失礼!
決め付けはいけませんね…

>この曲、気に入っていただけると良いのですが。

国をまたがるこの「プロジェクトT」。
bekさんはもう聴いてらっしゃる頃かもしれませんね。

プロジェクトT 南極支部第一報
投稿者:beknch
2003/ 8/11 21:16 メッセージ: 2100
これは y_bagus_m さんの 2099 に対する返信です
バグースさん、フーガさん、こんばんは。

さあて、ちょっと予定よりもスタートが遅くなってしまったんですが、聴いてます今。

記念すべき規格。初めての現代音楽への挑戦。しかも、世界数カ国同時トライ
という、○○トピならではの画期的アイデア。

うちの「そして、それが風・・・」の演奏は、フルートがアニメのキャラの合体みたいな、
エイトケン(エイトマンとケンケン)という人。基本的にカナダ人の演奏です。
なんでも、武満の生前には交流があって、初演を努めた曲もあるらしい。

今回、偶然にも、バグースさん、フーガさん、3人とも演奏者が違うことになります。
武満の作曲家としての知名度をあらためて認識させられますね。

さてさて、この曲ですが、第一印象は、「現代音楽なのにノイズと感じない」です
(あ、現代音楽ファンの方失礼)。

事前に勝手にイメージしていた雰囲気とは遠くありません。が、思ったよりも聴き易い
感があります。

旋律を捉えにくい、同時に絵であるような雰囲気。

通常のクラシック鑑賞とは違う角度から音が頭にささって来て、自分のまわりに妙な
空間が出来上がって来るかのようです。これは旋律を聴こうとすべきではないのでは
ないか、って思わせますね。

今、2回目を流しているところですが、後数回聴いてみたいですね。これから、寝ながら
リピートで聴いてみます。

取り急ぎ、ご報告まで。さあ、もっと聴くぞっ。

お二人の第一印象はいかがですか?

カミナリこわいー・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 8/11 21:50 メッセージ: 2101
これは y_bagus_m さんの 2099 に対する返信です
皆様   今晩は

>うっしゃあ !
>ではその報告は明日ということになりますね。

エエッ ! !
そんなんありでっか ?

間の悪いことに、西から雨雲が近づいていまして、また雷が発生するかも知れません。
そうなると、パソコンを使えなくなりますので、取り急ぎ書き込ませて頂きます。

「そして、それが風であることを知った」に関する、私の感想・・・

今までの私の認識としては、武満氏の音楽は、<何となく掴み所がない>というのが正直なところでした。
ずっと親しんでいたモーツァルトやベートーヴェンやショパンなどの音楽では、
ある和音が鳴ると、次にはこんな和音が続くだろうとおぼろげながら予感でき、音楽に有機的な繋がりが出来て、メロディーが気持ちよく流れてゆきます。
ところが、武満氏の音楽では、素人がピアノの鍵盤を出鱈目に押すように、脈絡のない音が続くので、混乱し途方にくれてしまっていました。

しかし・・・
「そして、それが・・・」は、今までの私の認識を見事に覆してくれました。
ゆるやかに上昇してゆく六つの音が、度々現れて、重要なキーワードの役割を果たしており、その音列を取り巻くように様々なメロディーが独特な世界を作り上げているように感じます。

other_windさんが「・・・? ? ?」とお書きになったのも、この六つの音のことだと思います。
私も、最初は「? ? ? ? ? ?」でしたけれど、二回目には「? ! ? ! ? !」になり、何度か聴いていましたら、「! ! ! ! ! !」になりました(笑)。

私の買ったCDでは、吉野直子さんのハープは右寄りに定位していますが、オーレル・ニコレさんのフルートと今井信子さんのヴィオラは、右に左にたえず移動して聴こえます。
実際に演奏家が動きながら録音したのか、ミキサーが意識的に音をパンさせているのか、何も説明されていませんので判りませんが、四方を囲まれた中庭に風が吹き抜けて、小さな紙くずがくるくると転がっているのを眺めているような、不思議な気分になります。

今回手に入れたCDは、武満氏の世界に足を踏み入れる、とても良いファーストステップになりそうです。

other_windさん、有難うございました。

お寿司のはなし
投稿者:wadakamaru
2003/ 8/11 22:06 メッセージ: 2102
これは nyarome47 さんの 2088 に対する返信です
屋台のラーメンの次に、寿司ネタの話で、
なんとも食い意地のはった話で申し訳ないのですが、
お寿司屋さんで注文するものと言えば、
ハマチにマグロの赤身、イカとかアナゴとか、
なんだか安物ばかりで、どうしてイクラとかウニがないのだろう。
そうなんです。これらは生臭くてどうしても食べられないのです。
どうしてこんな旨いものを食べないのかとと言われますが、どうしても食べられないのです。
うまそうに食べている人をみるとちょっとシャクだけど、仕方がない。
グールドは、ちょうどこのようなものなのかな。

>それからバッハ自身「平均律〜」をpf(ピアノ)で演奏した事も
>あるらしいと何かの本で読んだこともあります。
バッハがピアノの前身である楽器を演奏したことがある。
と言う話は私も聞いたことがありますが、その楽器あまりにも不完全で、
バッハはあまりお気に召さなかったとか。
とにかく、ハンマーで弦をたたくという発想は、発想としては簡単ですが、
それを機構的に完全なものにするまで、かなりの試行錯誤があったようです。
ということで、バッハ時代のものはバッハにとっては不合格だった。と単に私の推測ですが。
ただ、バッハの作品には、ヴァイオリンの無伴奏曲のように現実には演奏不可能な曲とか、
楽器指定が無く、将来のある理想的な楽器を想定したかのような曲があるとか。
ひょっとして、ピアノは表現力の面から考慮して見ると、そのような楽器だったかも知れませんね。

ピアノのお薦め曲
投稿者:wadakamaru
2003/ 8/11 22:07 メッセージ: 2103
これは y_bagus_m さんの 2099 に対する返信です
みなさん、早速のお薦め曲の紹介ありがとうございます。
ゼルキン、カニーノ(?)、ケンプ。リストに挙げておきます。

演歌は苦手。
私もそうなんですが、日本人としてのアイデンティティーがそれを許さない。
と、こむずかしい言い方ですが、とにかく「いやよいやよも好きのうち」なのかな。
いやだいやだ、聴きたくないと言っていても、聴いてしまうとついホロホロとしてしまう。

ホグウッドといえば、CPEバッハの6つのシンフォニア集を思い浮かべる。
疾風怒濤時代、彼の時代はそう評されたとか、まさにそのイメージ通りです。

まだあった!苦手なモノ
投稿者:monopoly_mania
2003/ 8/11 23:38 メッセージ: 2104
これは y_bagus_m さんの 2095 に対する返信です
それは音楽評論家、宇野功芳。
この人って本当に音楽評論家?文はヘタだし、決めつけがひどい。私には単なる音楽好きの俗物としか思えません。
私の好きなバレンボイム&ベルリンフィルのモーツァルトピアノ協奏曲だって、「ピアノとオケのバランスが悪い。」の一言で終わりですからね。彼にはオケの音が大きすぎるようです。(笑)
一方、大したこともないピアニスト、ハイドシェクを絶賛。レコード会社とつるんでCDの販促やってるとしか思えません。
名演と言えば、クナッパーツブッシュだのワルターだの巨匠に偏りすぎ。
こんな人がクラシック界で影響力を持っているのはマイナスと思うのですが?(アマチュアのクラシックファンのみならず、プロの評論家の中にも信奉者いますよね。)

追記
この掲示板に功芳ファンがいないことを祈りましょう。(笑)

バッハにとっては///
投稿者:nyarome47
2003/ 8/12 0:22 メッセージ: 2105
これは wadakamaru さんの 2102 に対する返信です
まったくの余談で、だから何なの?
と自分自身からも責められそうだにゃ〜

>その楽器あまりにも不完全で、
>バッハはあまりお気に召さなかった

という話は結構紹介されている話で、バッハに多少とも関心をもつ人なら
一度は聞いた(あるいは読んだ)経験はあるんじゃないでしょうか?
ボクも昔、高校時代の音楽教育か何かで習った記憶があります。

但し、この「お気に召さなかった〜」のくだりはあくまで当初の話のようで、
ご自身でも「単に私の推測」と仰るように、どうやら推測の域を出ないみたいデス。

最初はジルバーマンのピアノを気に入らなかったバッハも後年は
フリードリヒ大王所有の改良型ピアノにはいたく感心したとか。

打弦という発声構造(その音の持続性や表現力)に着目した天才バッハは
既にピアノのもつ限りない将来性を予見していたようなのデス。
検証のしようもない話なのかも知れませんケド、あくまでボクの知り得た限りでは
バッハはたいそうピアノを「お気に召していた」「合格だった」という事になります。

かつてヴォルテールが
「ピアノが将来チェンバロに取って代わることはないだろう」と予測したのとは
正反対の見解をバッハはもっていたらしい。(さすがは天才音楽家ですネ)

ヤバっ、12時を回ってる。

ではでは・・・・

モノさん
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/12 0:48 メッセージ: 2106
これは monopoly_mania さんの 2104 に対する返信です
何度問題発言すれば気が済むのですか?
断言します。kNA のヴァーグナー以上のものは存在しません。
 眠いので、終わり。

クナ
投稿者:il_conte_d_almaviva
2003/ 8/12 4:10 メッセージ: 2107
これは lvkoechel さんの 2106 に対する返信です
>kNA のヴァーグナー以上のものは存在しません。

これには賛成!!!

そして、そこは空間だった。
投稿者:beknch
2003/ 8/12 7:21 メッセージ: 2108
これは fugue_g さんの 2101 に対する返信です
バグースさん、フーガさん、こんにちは。

「そして、それが風であることを知った」
その後、数回聞いてみました。

こういう音楽は「あり」だと思います。頭が旋律を追わない音楽。
音楽で感動すると言うよりも、そこをある空間にしてしまう音楽。
無調の展開なのに、変と言う訳でもない。どこか綺麗で清楚さを感じさせる音楽。

私は時々、音楽をかけながら寝るのですが、大抵の場合直ぐに寝てしまいます
(いつもとても眠いので)。でも、音楽に入り込んでしまう時もあり、そういう時に
は音楽を消します。
この曲は寝るときにかけていてもある意味で存在感が希薄と取れる響き方
をしています。それこそ、部屋の中にある空気みたいな存在。寝る邪魔になり
そうにありません。

でも、起きて、曲に向かいあってみると、脳にある種の刺激を感じます。
新しいジャンルの音楽だから?

この曲、楽器選択もいいんじゃないでしょうか。ハープ、フルート、ヴィオラ。
なぜ、ヴァイオリンで無い? 曲中にあるヴィオラの低音演奏は思いの他耳に馴染
んできますね。でも、高音も必要。そこは、「風」ですからね。
冒頭のハープの入りもいいですね。ピアノとは違った、空気を裂く感じがいい。
フルートはこのテーマには欠かせない音色でしょう。

また、題名のもつ重みと影響度がありますね。

「そして、それが風であることを知った」

前にも書きましたが、個人的にインパクトのあるタイトルです。これが頭に
あるだけで、聴いている間にあるイメージが生まれてきます。先入観も持たされていた?
もし、タイトルを聞かされずに曲を聴いていたら。この曲のトーンには暗い面が
ありますから違った想像力が湧いていたかも知れません。

彼の他の作品や他の現代作曲家の芸風との比較がわからないのですが、彼の
曲目を眺めてみると、水、風、季節、そういったものが多い様ですので、
この曲は彼の芸風をよく表している可能性がありますね。
同じCDに入っているほかの曲を聴いてみたいとの好奇心が出てきました。

新分野を垣間見るきっかけを与えて頂いた other_wind さん、当プロジェクト
委員の方々に感謝いたします。エキサイティングでした。

プロジェクト“T” 途中報告
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/12 9:37 メッセージ: 2109
これは lvkoechel さんの 2106 に対する返信です
昨日は急なお客さんが入り、夕食に付き合ってから帰宅するともう12時前。
「うっ、何とかしてプロジェクトの曲だけは聴かねば.…」と疲れた体に鞭打ち
聴きました、「そしてそれが風であることを知った」。
十数分の短い曲でよかった…

今はちょっと詳しく感想を書く余裕がありませんので後ほどレポートしますが、
一言で言えば、「聴いてよかった!」。

>名演と言えば、クナッパーツブッシュだのワルターだの巨匠に偏りすぎ。
>断言します。kNA のヴァーグナー以上のものは存在しません。

「問題発言」のモノさんに「断定口調」のlvkさん。
お二方どちらの文章も個性的で大好きです。
仲良くケンカしてください。

あ、それと新テーマ登場は明日と言うことで…
悪しからずご了承のほどを。

苦手の巻きも大詰め
投稿者:beknch
2003/ 8/12 15:03 メッセージ: 2110
これは y_bagus_m さんの 2109 に対する返信です
皆さん、こんにちは。

バグースさん、
私も演歌は苦手です。濃い話が濃い歌い方で・・・が、しかし、順不同で時々「!」
と来る事があります。
ワダカマルさんおっしゃるように、どこか日本人が持つ血に訴えてくるんでしょう。

五木ひろしの「千曲川」なんてどうですか? 歌詞の内容は覚えてませんが
曲想が非常に良いと思うのです。私は勝手に「ふるさと」のイメージを持ってます。

>どうしてイクラとかウニがないのだろう。

あれっ? ワダカマルさん、中トロ、大トロは? 
ウニ大嫌いの、ある人がある店で出されたウニを抵抗無く食べれたそうな。
それどころか「おいしい!」となったそうです。タイミング次第?
と、言うことはグールドも?

>それは音楽評論家、宇野功芳。

モノさん、
実は、私は音楽評論家をあまり知らないのです。レコ芸等の雑誌も買わないし。
朝比奈隆の「指揮者の仕事」を読んだ時に、確か「宇野さんには随分助けて
もらった」というくだりがありました。

昔から、作曲家、演奏家に対するその時代の「評論」はその人気に大きく
影響を与えていたようですね。良くても悪くても。宇野さんもその一人?
であれば、その役割を果たして来た人なんでしょうか?

けど、私は評論を基本的に好みません。
昔、ある曲のベスト10を選出する企画があった時に、誰だったか評論家が
言ってました。

「候補が沢山あるので、一楽章の出だしを比べて判断した」

そんなんで、順位を公表されても信用できない。却って迷惑。
プロならちゃんと聴いてから、自分の考えを表明して欲しいですね。
そうであれば、その人の癖を前提に読んでいけばいいわけですよね。
・・・宇野功芳とは直接関係ないですが。

さて、私の苦手のうち、現代曲には手を付けることが出来、オペラも皆さんの
盛り上がりに便乗させてもらいました。弦楽四重奏については、取り合えず
聴く回数を増やします。ベートーベンとタコ先生は交響曲との位置関係を意識
しながら、SQを一番から「聴き直し企画」を徐々に遂行しようと思ってます。
どうも。

バカの壁
投稿者:other_wind
2003/ 8/12 17:04 メッセージ: 2111
これは y_bagus_m さんの 2109 に対する返信です
題名につられて読んでしまいました。
日本では100万部も売れているそうですよ。
発想は面白いのですか、内容はイマイチと私は思いました。
自分でも気づかずに自から情報を取捨選択し、気に入らないものをシャットアウトしてる。
だから話せばわかるというのは大間違い。

結局、無意識に作っているこだわりみたいな壁の存在を認め、自分から壊していかないと壁は低くなりませんね。
苦手意識も似たようなところがあるように思いました。
ただ、曲が悪いと言わずに苦手と意識している分、壁の存在を認めているのだからまだましかなと思いますが。

オペラは頭から通して聴かなきゃならない、私の中にそんなバカの壁があったように思います。
オペラも数十曲の歌が繋がっているものと考えれば、ずっと聴きやすくなるものですね。
今回「手紙の二重唱」と「伯爵夫人のアリア」で壁に風穴を開けたように思いました。

fugueさん、「伯爵夫人…」は、ヤノヴィッツ、ポップ、シュターダーいずれも素晴らしいです。
beknchさん、カラヤン盤のシントウ、コトルバスは、この2曲いずれも上記のものよりあっさりと過ぎていってしまいます。
すっきりしているけれど、もうちょっとたっぷり歌ってほしいなと思った演奏です。

「そして、それ…」の異次元体験が好評でとてもうれしく思います。

>other_windさんが「・・・? ? ?」とお書きになったのも、この六つの音のことだと思います。

いえいえこれはbeknch夫人のご感想です。
テーマの六つの音を表していたとは!
私、不覚にもそこまで読めませんでした…。
「へぇ〜」を通り越して「ひょぇ〜」です。

ただ、ベートーヴェンのソナタは私にはまだまだ壁が高い!

だから何なの? イクラなの
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/12 19:54 メッセージ: 2112
これは nyarome47 さんの 2105 に対する返信です
>なんだか安物ばかりで、どうしてイクラとかウニがないのだろう。
>そうなんです。これらは生臭くてどうしても食べられないのです。

ウニはともかく、イクラは私も「こんな塩辛くって生臭いモノ、何で食べんだべ?」
とず〜っと思っていました。
その概念を覆したのが北海道で食べたイクラの醤油付けです。
プチッ、ピュルッ、ウマい!!
― 北京で食ったサソリの“ニュルピュッ”とえらい違いです。
「あ、これは卵なんだ 」という事を実感した味でもありました。
でも普段は私もやっぱり食べません、イクラ。

>まだあった!苦手なモノ
>それは音楽評論家、宇野功芳。

この方バリバリのアンチカラヤンだったので、中校生の頃「カラヤンアイドル」
だった私としては「チョーイヤなやつ」でした。
でも、その後結構面白いことも書いているようにも思い、嫌いではなくなってきましたが。
今ではほとんどレコ芸などの雑誌も読まなくなったこともあり、「別にどっちゃでも…」
というのが正直なところです。
それはそうと、コーホーさん、このカテゴリデーでは随分と評判悪いようですね。

>まったくの余談で、だから何なの?
>と自分自身からも責められそうだにゃ〜

「だから何なの?」的文章歓迎です。
ここはディベートの場ではありませんので、ロジック抜きの文章もどんどんいっちゃって下さい。
もっともニャロメさんのこの投稿読んで「だから何なの?」とは感じませんが。

異次元体験・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 8/12 20:14 メッセージ: 2113
これは other_wind さんの 2111 に対する返信です
other_windさん  今晩は

>「伯爵夫人・・・」は、ヤノヴィッツ、ポップ、シュターダーいずれも素晴らしいです。

そうでしょう、そうでしょう !
この三人の中では、ルチア・ポップに心惹かれます。
彼女の歌は、極端な感情移入をせず、どちらかと言えば淡白な感じですけれど、何とも言えない情感に溢れていますね。

ポップの歌で、唯一「魔笛」の<夜の女王>だけは、あまり感心しませんでしたけれど、元来リリック・ソプラノですから、叙情的なアリアに真価を発揮するのでしょうね。

因みに<夜の女王>は、クリスティナ・ドイテコムのド迫力が最高だと思っています(笑)。

>いえいえこれはbeknch夫人のご感想です。
>テーマの六つの音を表していたとは !
>私、不覚にもそこまで読めませんでした・・・。
>「へぇー」を通り越して「ひょぇー」です。

・・・・・(笑)。
私は、てっきり六つの音を「・・・ ? ? ?」に当てはめておられるのだと思っていましたよ。

一人でトピずれ...
投稿者:oisiitukemono
2003/ 8/12 21:11 メッセージ: 2114
これは y_bagus_m さんの 2112 に対する返信です
こんばんは〜。

最近の書き込みは私にはレウ゛ェルが高くて静かに見守っていました。
ですので、一人でトピずれします。

ウニが大好きだけど高くてね...と言う方、どうぞクレヨンを食べてみて下さい。色は何でもいいですけど、やっぱり黄色やオレンジがシズル感があって良いかと思います。
味がそっくりです。
食べた事あるので断言出来ます。
だから、ウニも苦手です。

バッハはチェンバロで演奏すべき
投稿者:nyarome47
2003/ 8/12 21:30 メッセージ: 2115
これは nyarome47 さんの 2105 に対する返信です
とわめき散らしたランドフスカ婆さん

そのくせ、大ホール用にと作らせたゲテモノ(鉄筋チェンバロ)で
ビョーンビョーンと鳴らし続け・・・
耳の痛くなるようなバッハを唯一正統とする神経の「細やかさ」には脱帽!
(同じ鉄の女、マーガレットも真っ青でしょうに)

あれに比べりゃ古楽チェンバロのなんと素敵な音色である事か・・・。。。

風の物語
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/12 21:55 メッセージ: 2116
これは beknch さんの 2108 に対する返信です
さて、日本・香港・南極を結ぶグローバル企画、「プロジェクトT」の香港地区
における成果を下記の通り報告いたします。
― 「グローバル企画」なんて言うと、何だかアチラ系のビデオ制作会社の名前
を想像してしまいますね …

正直言って何の予備知識もなくこの曲を聴いても「風」をイメージしたかどうか
はわかりません (いや、しなかったでしょうね、まず)。
しかし、まずタイトルに魅せられ、さらにother windさんからの事前レッスン
を受けた私としては聴き始めた途端もうのっけから風を感じてしまいました。
― 影響受けやすいたちなもので…

出だしのハープの主題は風の誕生です。
>カ ゼ ハ ドコカラ? ドコヘ? ユクノカシラ?
さぁ? どこなのかはわかりませんが、まぎれもなくここで風は生まれるのです。
でも、生まれたばかりの風はまだ頼りなく不安げで、戸惑いがあります。

しかし、そのテーマが他の楽器へと受け継がれてゆくにしたがい、風は風と
しての確信を持つようになります。
でも、
>カ ゼ ハ ドコカラ? ドコヘ? ユクノカシラ?
さぁ? 風自身も自らの行くべきところを知りません。
時に苛立ち、木立を震わせます。
フルートとビオラのトレモロがそれを象徴するかのようです。

しかし、それも次第に落ち着き、曲は穏やかな様相を見せ始めます。
そしてやがてそれまで無調だった曲が最後には明るいハーモニーを響かせて終わる。
>カ ゼ ハ ドコカラ? ドコヘ? ユクノカシラ?
さぁ? どこへ行くのかはわかりませんが、聴く者はここで「あぁ、風は自分
の行くべきところを知ったのだな」と悟るのです。

と、こんな感じでしょうか。
タイトルやそれまでに教えてらったお話を基にしてこんな勝手な想像を
巡らせるのも楽しいものです (作曲者が聞いたら怒るかもしれませんが…)。

さて、今回の「そしてそれが…」ですが、いきなりこの曲を聴いても「???」
に終わっていたかもしれません。
少し前にバルトークの弦チェレを聴いていたのがよかったように思います。
あの曲を聴いて、「感覚にまかせて聴く」ことの経験をしたことで武満の音楽にも
すっと入っていくことが出来た、そんな風に感じます。

いやぁ、フーガさん、bekさんからの報告も読むと、今回の「プロジェクト」は
思いの外実り多いものとなったようですね。
other windさん、本当にありがとうございます。
フロムさん、タケミツ 予想以上に良かったです。

このトピをやっていなければ私にとって武満徹は石川セリの「ポップソング集」
だけで終わっていたと思います。
いや、武満だけでなく他にも(予行演習となった弦チェレも含めて)今までの
ままならば一生聴くことのなかったであろう曲を聴く機会を得ました。

知らない世界の扉を開けてくださった皆さんに感謝! です。
これでもう思い残すことはありません… じゃなかった。

「そしてそれが風であることを知った」
どうです? この曲を聴かれたことのない皆さん。
聴いてみたくなったでしょ?
今週末あたりには世界中のレコード屋で武満のディスクが品切れになるかも
しれませんね…

Dove sono
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/12 22:17 メッセージ: 2117
これは fugue_g さんの 2113 に対する返信です
ジュリーニ盤が無いので、モノのアリア集で「金髪の」シュヴァルツコップを聴きました。確かに上手いです。ただ、バック共々の評価ではダントツとは思われません。
 ついでラウタヴァーラ(と読むと思う)。バックはブッシュ指揮のグラインドボーン。これの方が気に入りました。
 それからベームのヤノヴィッツ。声に、個性があまり感じられず、この中では一番つまらなかったです。ただ、バックは良かった。

 武満、図書館にあった気がするので、私もそのうちアタックしてみます。なんとなく、合わぬような気はしているのですが。

すみまセン・・・
投稿者:nyarome47
2003/ 8/12 22:19 メッセージ: 2118
これは y_bagus_m さんの 2112 に対する返信です
>ここはディベートの場ではありませんので

仕事柄どうしてもディベート口調になってしまうみたいなんデス。

うちの会社ときた日にゃ、一日おきに会議のオンパレード。
(馬っ鹿じゃないの、マッタク!)

以前「会議なんチューのは生産性がゼロなんだから、今の半分に減らそう」
と提案した事があるんです。
そしたら・・・3時間に及んで周りから責められましたね(笑)

ボクも頭にきたので、その後1時間半かかって反論しましたねー
そしたら・・・「よし解った、この件については明日あらためて話そう」
だって。

バーロー、途中でケツまくるんなら最初から文句付けるナ!

もしも企画書なんて書こうものなら、社内レビューにニ週間です。

ちょっとそこをドイテコム
投稿者:as_dsch
2003/ 8/12 22:29 メッセージ: 2119
これは y_bagus_m さんの 2112 に対する返信です
ここのところ田吾作が口を挟めないチェンバロとピアノの話だったので盆休みということにしてROMしてましたが、テーマ自体がそろそろコーダに入ったようなので少し書きます。

>ウニはともかく、イクラは私も「こんな塩辛くって生臭いモノ、何で食べんだべ?」とず〜っと思っていました。

田吾作は子供の頃魚類は嫌いでしたが、いつのまにか寿司・刺身大好きになりました。
ウニ・イクラ・トロ・ハマチは特に好きで、捕れたてのウニの殻を割って食べた時の美味は忘れられません。
そして寿司ネタ以外では魚介類ではまずサザエの壷焼き・・・特に紐の部分がいい・・・飲屋などの刺身で紐以外の部分を小さく切ったのが出てくることがありますが、これは犯罪行為である!
ブリの照り焼、コノワタがこれに続く大好物ですが、コノワタは高いので正月にしか食べません。

>それはそうと、コーホーさん、このカテゴリデーでは随分と評判悪いようですね。

田吾作は「音楽評論界の色物」と呼んでます。
文章が嫌いな方もいるようですが、田吾作は「自分の文体を持っていない人は評論家ではない」と思っていますので、好き嫌いとは別に一応評論家だと思います。
(吉田秀和、黒田恭一、堀内修なども宇野功芳と同様に、少し文章を読んだだけで「あの人だろう」と予測がつきます。)
そのうえで、あの極端な表現と決めつけが面白くも無茶苦茶なので、まあ「色物」と思うわけです。
また、芸風(表現方法)が限られているので、パターンに馴れてしまえば、それなりに距離を置いて愉しめるとともに飽きがきやすいとも言えよう。(「言えよう」はコーホー節のひとつの特徴です・・・以前このカテには、コーホー節で文章を書くというヘンチクリンでけっこう面白いトピがありました。)
客観的であろうとして当り障りのない作分に堕してしまった、評論とも言えない文章よりはましですね。
主観の表出のない客観ほど魅力のないものはないのだ!・・・あくまでも評論のことですが。
そういうことで田吾作は「コーホー節を愉しむ」というスタンスですが、ここ数年レコ芸は買ってないので芸風の変化があるのかどうかはわかりません。

>因みに<夜の女王>は、クリスティナ・ドイテコムのド迫力が最高だと思っています(笑)。

たしかにドイテコムの迫力はとんでもないのですが、どうもそれだけで“夜の女王の怒り”が聞こえなくて好きになれません。
田吾作はクレンペラー盤のルチア・ポップが好きです。(全曲の感じはベートーヴェン化した「魔笛」で、なかなかこれもいいものです。)

>ウニが大好きだけど高くてね...と言う方、どうぞクレヨンを食べてみて下さい。色は何でもいいですけど、やっぱり黄色やオレンジがシズル感があって良いかと思います。

甥が子供の頃にクレヨンを食べてしまい、翌日ウンチの中から黄色い棒状の物が出てきたそうです。
まあクレヨンなどの子供用玩具類は食品衛生法に適合していないといけないはずですし、HACCPという国際的な安全基準を適用しているメーカーも増えてきていますので、食糧危機の際には食べてもいいと思います・・・ウニの味といわれると一度試してみたくなる。

アリャリャ・・・!
投稿者:fugue_g
2003/ 8/12 22:52 メッセージ: 2120
これは as_dsch さんの 2119 に対する返信です
田吾作さん  今晩は

>たしかにドイテコムの迫力はとんでもないのですが、
>どうもそれだけで"夜の女王の怒り"が聞こえなくて好きになれません。

私には、怒りを叩きつけているように聴こえるのですけれど・・・(笑)。

ルチア・ポップを聴いた時には、「地獄の復讐がこの胸にたぎ」っているわりには、柔らかい歌いまわしだなぁと思いました。

以前に別トピで、lvkさんもドイテコムはあまりお好きでないと言われました。

どうも分が悪いようですね(笑)。

覚えていてくださったのですか
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/12 23:50 メッセージ: 2121
これは fugue_g さんの 2120 に対する返信です
風雅さん。二重投稿しないで良かった。
ポップよりは良いと思いますが。
 友人宅でしか聴いたことが無く、我が家で聴けばまた変わるかもしれません・・・良い方にか、悪い方にかは分かりませんが。

どこが問題発言や?
投稿者:monopoly_mania
2003/ 8/13 2:55 メッセージ: 2122
これは lvkoechel さんの 2106 に対する返信です
>断言します。kNA のヴァーグナー以上のものは存在しません。

ちゃんと読め、lvkのおっさん。
わいは「名演と言えば、クナッパーツブッシュだのワルターだの巨匠に偏りすぎ。」と書いて、宇野功芳を批判したんや。
これでわいがクナの批判をしたことになるんか?
わいにイチャモンをふっかけるのは無用や。

追記
先週、株で利益確定したのもつかの間、数日後にはまた株を買いまくってしまいました。
ちょっと儲けたら、さらに儲けようとする。私の欲は計り知れませんねえ。
「欲のない人生なんて、良くない人生どすなあ。」

クレヨンにも醤油
投稿者:beknch
2003/ 8/13 7:22 メッセージ: 2123
これは monopoly_mania さんの 2122 に対する返信です
>「欲のない人生なんて、良くない人生どすなあ。」

座布団一枚。

>どうぞクレヨンを食べてみて下さい。

今思い出しましたが、昔食べた記憶があります(しゃぶったことも)。
当時は、ウニを知らなかったので、感動はしなかったはずです。
そう言えば、粘土も食べました。
今思えば、両方とも醤油でもたらしときゃ美味しかったはず。

ウニ、How much(いくら)、辛い明太子、なぜ、私の大好物たちはコレステロール値に
悪いように出来ているんだろう? 

>いや、武満だけでなく他にも(予行演習となった弦チェレも含めて)今までの
>ままならば一生聴くことのなかったであろう曲を聴く機会を得ました。

これは痛感しています。
私の場合は、タコ先生が相当なきっかけになっています。
あのSymとSQを15曲ずつ聴くという壮大な修行の成果とも言えるでしょう。
田吾作さん、皆さん、感謝しております。

第26回:ご当地ソングと言えば?
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/13 10:25 メッセージ: 2124
これは y_bagus_m さんの 2109 に対する返信です
毎回頭を悩ませる新テーマの設定。
ネタになる事はないかと最近のニュースを探ってみると、

テロ― 戦争ネタはもうやったし
台風― これも「雨」の時に一緒にやったみたいなものだし
人民元切上圧力― これはテーマにならんし
盆休み― 「夏」ももうやったしなぁ。
それに香港は関係ねえしなぁ、盆休みなんて。
いいなぁ、ボクも旅行にでも行きたいなぁ… ん、旅行?!

と言うわけで前フリが長く且つわざとらしくなってしまいましたが、
今回は夏休み企画第1弾 (第2弾はあるのかどーか…)。
旅行シーズンに相応しく題記のテーマで行きたいと思います。
ご当地「ソング」としましたが、もちろん歌が入っていなくてもOK。

*ある特定の 地方/国/街/海/山/川 等々にまつわる曲
*直接は関係ないけれど、聴けばどことなくどこかの地方/国/
街/海/山/川等々をイメージする曲
*あの時、あの場所であの人と聴いた思い出の曲

等々… けっこう沢山あるのでは?

よろしくお願いします!

ひどい言いようですね
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/13 14:12 メッセージ: 2125
これは monopoly_mania さんの 2122 に対する返信です
 モノさん、少し過激ですよ(笑)
クナッパーツブッシュだのワルターだの巨匠に偏りすぎ、と書くから、その件に反対したのですが。

昔の人間なら
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/13 14:25 メッセージ: 2126
これは oisiitukemono さんの 2114 に対する返信です
 鉛筆を嘗めた経験があるでしょうが、クレヨンを食べる話は初耳です。
 友達とトラブってしまい元気が出ず、終わりにします。

>Dove sono
投稿者:il_conte_d_almaviva
2003/ 8/13 16:35 メッセージ: 2127
これは lvkoechel さんの 2117 に対する返信です
lvkoechelさん

>バックはブッシュ指揮のグラインドボーン。これの方が気に入りました。

これは聴いたことがないので機会があれば聞いてみたいですね。
でもかなり古いですよね。

>シュワルツコップの伯爵夫人
シュワルツコップが伯爵夫人を歌っている「フィガロの結婚」は手元に4組(フルトヴェングラー、カラヤン、ベーム、ジュリーニ)持っていますが、中でも唯一60年代の録音であるジュリーニ盤では、円熟した歌唱が素晴らしく、群を抜いているように思います。しかし僕の場合アリアなどではバックの演奏はあまり気にしていませんが。

スペインやら、キーシンやら
投稿者:beknch
2003/ 8/13 18:58 メッセージ: 2128
これは y_bagus_m さんの 2124 に対する返信です
皆さん、こんばんは。

>聴けばどことなくどこかの地方/国/街/海/山/川等々をイメージする曲

と言えば、ダントツで、

* アルベニス 「グラナダ」 を聴いてスペインをイメージ

でしょう。行った事はないのに、情景が綺麗に浮かぶという凄い曲です。
セゴビアのギターで。

* ブラームス 「ハンガリー舞曲」から第一番、ハンガリー地区。

発売されたばかりのキーシンのピアノ独奏で聴きましたが、これまた凄まじい演奏。
素直な弾き筋で、しかも強靭なタッチと唸るテクニックを兼ね備ています。
メリハリも十分で、昔愛聴していた連弾よりも迫力とニュアンスがあります!
相変わらず惚れ惚れします、彼のピアノ。

* 武満徹 「そして、それが風であることを知った」で南極の夜明け直前。

これは、ちょっと使ってみたかった。明るくなる直前の群青色の空気。

>ある特定の 地方/国/街/海/山/川 等々にまつわる曲

と言えば、一気に私のクラシック黎明期まで遡って、

* イヴァノビッチ 「ドナウ川のさざ波」をあげておかないと。

これも、行った事もないのに、川のイメージが幼少のころからあるんですよ。
以前書きましたが、鉄琴を担当したことも。レコードには笛の音程と丁度合うと
言う、音楽関心開花時期に持って来いの曲でした。もう、長年聴いていない。

同様に、

* ケテルビー 「ペルシャの市場にて」も同じく。

ペルシャ絨毯が売られている簡易ほったて小屋が頭に浮かんできます。

と言う訳で、私も明日から暫く旅に出てきます。

わては浪花の商人(あきんど)や
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/13 19:12 メッセージ: 2129
これは monopoly_mania さんの 2122 に対する返信です
>うちの会社ときた日にゃ、一日おきに会議のオンパレード。
>(馬っ鹿じゃないの、マッタク!)

私が前にいた会社の所属部署も会議が大好きでした。それも中身のない。
それが原因で潰れたわけではないだろが…

>飲屋などの刺身で紐以外の部分を小さく切ったのが出てくることがありますが、
>これは犯罪行為である!

香港にいればウニは中国の大連産、イクラ・トロ・ハマチは日本からの空輸ものが
食べられるけれども値段が「!!!」。
ましてやコノワタなんて…
ベトナムや南極、オーストリアになるとなおさらのことでしょう。
田吾作さん、海外に住んでいる者の前でそんな話を出すことが「犯罪行為である」!

>わいにイチャモンをふっかけるのは無用や。

えらく威勢の良い関西弁が飛び出していますが、モノさんもしかして河内出身?
確かに私もあの投稿を特に問題だとは思いませんでした。
ですから、私はlvkさんの「問題発言」発言はジョークの1種ととらえましたが…
いや、それとも もしかしてlvkさんの正体って.… 宇野功芳その人??
ケンカするのは結構ですが、罵り言葉 厳“謹”でお願いします。
どーかよろしく。

ところでモノさんが使われた一人称「わい」でふと思い出したのですが、
昔から抱いている謎があります。
それは、テレビ・本等々のメディアではけっこう目に/耳にするのだけれども、
実際には生まれてこの方一度も実際にお目にかかったことのない類の人達のこと。
どう言う人たちかと言うと、

*自分のことを「アタイ」と呼ぶ若い関東(多分)の女性。
― 歌なんかでよくありますよね、「アタイ振られちまったよ」みたいな。
*自分のことを「わて」と呼ぶ大阪男女。
― 「わい」はごく稀に「うち」はしばしば聞いたことありますが、「わて」は …

こういった人達は
1) メディアの中だけの虚構の世界の人達なのでしょうか? ― それとも
2) 昔はいたけれど今はもう絶滅したのでしょうか? ― それとも
3) 少数ではあるが今も確実に棲息しているのでしょうか?

どなたかそういった人がお友達/親戚にいる という方、或いは私がそうだという方
いらっしゃったら教えてください。

あ、それと「てやんでぃ、べらぼうめぃ!」と言う東京男にも未だかつて会った
ことがありません。

兵庫県に住んでいますが、わし、と、
投稿者:youyou0031
2003/ 8/13 20:51 メッセージ: 2130
これは y_bagus_m さんの 2129 に対する返信です
うち、がちょっと目立ちます。変わったものでは。

わしは男の人ですが、わりと若い人も使ってます。
うちは女の人も男の人も使ってます。

わいとか、わてはあんまり聞いたことがないです。たまにありますが。

わたしは普通にわたしです。書き込みのときは、ちびまる子ちゃんのイメージで、あたしゃって使ってみたいな。と思ってます。

香港にもそんな、方言があるんでしょうか。ばぐーすさんて中国語がしゃべれるんですよね。すごい。。。

まえに苦情の電話聞きの仕事のときは「ええかげんにさらせよ・・・」みたいな人もいました。

バグース殿ならびにlvk殿
投稿者:monopoly_mania
2003/ 8/13 21:11 メッセージ: 2131
これは y_bagus_m さんの 2129 に対する返信です
>私はlvkさんの「問題発言」発言はジョークの1種ととらえましたが…
私はジョークとは思っておりませんが、私の勘違いでしたらlvkさんに謝りたいと思います。
宇野功芳を批判することが問題発言というのなら、理解できるのですが・・・

さて、面白い謎ですね。私も興味あります。
確かに「わて」は聞きませんねえ。でも、ないことはない。たぶん(3)でしょう。
「てやんでぇ」もありますが「べらぼうめぇ」はないですね。実際はどうなんだろう?

そうだ!そういえば夏目漱石の「坊ちゃん」の中で「ぞなもし」とか使っていませんか?四国の松山が舞台でしょう。
私は松山が好きで、今まで三度行ったことがあるのですが、この街の人は本当に暖かい。
路面電車に乗っていても「今日は天気が良いですねえ。」なんて気軽に話しかけてくれます。
でも、「ぞなもし」は聞かなかったなあ(笑)今でも使っていてほしいなあ。いい言葉だと思うんですがね。

えっ、河内弁はどうって?そりゃ柄悪く聞こえますよ。
でも正統な方言ですよ。河内の人を一応弁護しておきます。

>ご当地ソング
投稿者:wadakamaru
2003/ 8/13 21:11 メッセージ: 2132
これは y_bagus_m さんの 2129 に対する返信です
♪こぉ〜べぇ〜〜 ないてどうなるのかぁ♪
神戸で育ったので、すぐに思い浮かべてしまいました。今はすぐ近所に住んでいます。
なつかしのクールファイブです。また、「ああ、ううぅ・・・」といってしまいそう。

神戸と言えば、また食べ物の話ですが、
豚まん(肉まんと言ってはいけないのです)と焼き豚がうまい。
スーパーで売っているような、一見ダイエット風の脂身のない焼き豚は、焼き豚ではないのです。
こてっと脂のついたのがいい。でも最近はこんなのは食べていない。

B.マルチェルロの「ヴェニスの愛」と名付けられている曲、
作曲者本人が名付けたわけではないでしょうが、
オーボエ・コンチェルトの佳品と思っています。
そのヴェネツィアを舞台にして、マルチェルロといろいろと確執のあったヴィヴァルディには、
いろいろと思い出深い曲が多いのです。
原風景的なヴィヴァルディの、いくつかの弦楽のためのコンチェルトには、
その昔の瀬戸内旅行の思い出が詰まっています。

>*自分のことを「わて」と呼ぶ大阪男女。
明治生まれおばあさんなら、使っている人がいるかも知れないですね。
と、いちおう標準語で書いていますが、
ほんまは、大阪弁で書いた方が調子よう書けるんやけど、
全国津々浦々の方々にも読んでもらわなあかんので、
いちおう、かっこつけて標準語で書いてまんねや。
ほんでも、最近はほんまの関西弁ちゅうのが、
だんだんと消えていきような気がするんやなぁ。
わて(と、敢えて使う)も、このごろしゃべっとう言葉は、
関西弁なんか標準語なんかようわからん言葉になってしもとる。
いまこれを書いとっても、なんや無理して書いとうようなとこもあるような気もするし、
むつかしいもんです。

ほんでも、近頃のATOKは関西弁入力モードがあって、ほんまに助かるわぁ。
いままでやったら訳の分からん変換ばっかりして、いらいらするとこやったのに、
いらいらすることのう、ここまで書けましたわ。ほんま、ATOKはん、おおきに。m(_ _)m


投稿者:lvkoechel
2003/ 8/13 21:22 メッセージ: 2133
これは monopoly_mania さんの 2131 に対する返信です
で無く、(笑)にしておけば良かったのですね。モノさん。
 方言は立派な言葉です。が、いつか青森に行って(地元の人しか行かぬような)居酒屋にはいったとき、一言も理解できませんでした。おまけに、喧嘩でも始まるのかとさへ思いました。
 音楽界もそうですが、総て標準語ではつまらない

管弦楽のためのラプソディー・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 8/13 22:39 メッセージ: 2134
これは y_bagus_m さんの 2124 に対する返信です
バグースさん  今晩は

関西弁が話題になっていますね。
私も長年関西に住んでおりまして、日常的には何の違和感もなく聞いたり喋ったりしていますが、テレビやラジオで聞くのはあまり好きではありません。

まあ、民放のローカル番組で関西弁が飛び交うのは良いとしても、最近はNHKの大阪局にまで、在阪の大手プロダクションのお笑いタレントが大挙して出演し、関西弁をべらべら喋りまくるのには、いささかウンザリしています。

少なくとも、NHKだけは、標準語で放送して欲しい。

東京から全国放送されている番組の女子アナウンサーの話し方は、聞いていてとても心地よいものがあります。
中でも、武内陶子さんの話し方は素晴らしいと思います。

閑話休題・・・
ご当地ソングとして、まず日本の曲を挙げたいと思います。
外山雄三「管弦楽のためのラプソディー」。
N響が海外公演をする時には、この曲をよく演奏し、大変好評と聞いています。
和太鼓と拍子木の祭囃子で始まって、
<あんたがたどこさ><ソーラン節><炭鉱節>などのメロディーが現れ、フルートの哀愁を帯びた<馬子唄>の後に、和太鼓、鐘、拍子木にフルオーケストラが加わった豪快な<八木節>で締めくくるのは、これぞ日本の曲と感じます。

限定的ご当地ソング:お盆の朝、通勤電車で
投稿者:tynaoshima
2003/ 8/14 0:04 メッセージ: 2135
これは y_bagus_m さんの 2124 に対する返信です
 今晩は、普請道楽です。

 今日からはお盆ということもあり、通勤電車は比較的空いています。毎年、この三日間と12/30の通勤を愉しみにしていまして、「あの常連さんは今日は休みかな」「この親子連れは、早起きしたのか眠そうだな」などと想像しつつ、いつもと違う車内の風景を眺めています。

 それにしても、気持ちのいい車内は、ウタタネ度も上がりますね。
 今週は月曜から毎朝ブルックナーの5番をディスクマンで聴いている筈なのですが、第一楽章の途中からフィナーレ近辺までは全く記憶にありません。毎日新鮮な曲となってそれはそれで良いのですが、習慣化するのは避けようと思っています。この曲を聴くと眠くなってしまうよう、刷り込まれてしまうかも知れませんし…。

 皆さんは、お盆の時の空いた通勤電車のご当地ソングは何がベストだと思われますか?
 皆んなの休みにつられて多少ウキウキした感じもあり、気だるい夏の雰囲気も漂い、且つ、あまり邪魔にならないような曲…。そうですねぇ、手持ちで思いつくのはモーツァルトのクラリネット五重奏曲あたりでしょうか。

 取り敢えず、明日の朝はこの曲に変えるとして、あさっての朝のウタタネにお薦めの曲がありましたら、お教え頂けないでしょうか。皆様のお知恵を拝借したいと思います。。

いろいろと。
投稿者:nujikoa
2003/ 8/14 0:17 メッセージ: 2136
これは y_bagus_m さんの 2116 に対する返信です
>「そしてそれが風であることを知った」どうです?
>この曲を聴かれたことのない皆さん。聴いてみたくなったでしょ?

もう〜バグースさん・・
今日はそのつもりも無くCDを買いに行ったのですが、なんと件のCDがあったので、つい手が伸びてしまったじゃないですか!
(逆にめあてのCDは全く見つからず;;)

で、
本当、良かったです。
BGM的というよりは、次に出てくる音は?と一音一音に集中を必要とさせられました。
(それは、沈黙が活きるように作曲/演奏されているからかもしれませんね。)
また3つの楽器の音色がとても良いですね!
CD収録の他の曲(Tさんの「海へ」とか、ドビュッシーとか)も思わぬお宝獲得、で、皆様に感謝です。

*nyaromeさん、会議のお話信じられない!現在月2回、の僕には到底耐えられないです・・・

*モノさん、「わいにイチャモンは無用や」とは…<無敵宣言>ですね?
 よっぽど勝算がなければ(いや、有っても...?)つっかかれないですね〜

>>
え〜と、ご当地ソングでした。
(このテーマはちょっと苦手かも)
中学校の音楽の時間で聴かされた曲の中で
「グローフェのグランド・キャニオン」を楽しく聴いたのを覚えてます。
難しい顔をした作曲家の肖像画なんかではなくて、アメリカの大自然、カウボーイの姿・・・が、目に浮かんできますもんね。

あさっての朝のうたた寝のために
投稿者:nujikoa
2003/ 8/14 0:30 メッセージ: 2137
これは tynaoshima さんの 2135 に対する返信です
中世のオルガヌムなど如何?

僕が持っているのは
デイヴィッド・マンロウの「ゴシック期の音楽」
12〜13世紀、leoninとperotinの曲が入ってます。
それぞれ10分前後と、結構長さもあります。お経みたいなもんなんでしょうね。

カウンターテナーの第1声に続いて、鉦が「コ〜ン・・・」と鳴り響けば、もう昇天決定です!(笑)
涼やかで良いですよ。といっても今年は冷夏ですが・・・

うに
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/14 0:53 メッセージ: 2138
これは lvkoechel さんの 2117 に対する返信です
レス、少しさかのぼります。

>五木ひろしの「千曲川」なんてどうですか?

千曲川ってどんな歌でしたっけね。
五木ひろしの曲では1曲3拍子のやつでいいなと思うのがありました
(「ふるさと」ではありません)。
それが「千曲川」だったような気がするのですが。

>けど、私は評論を基本的に好みません。

そう、自分の耳を信じるのが一番です!
と、かっこ良くそう言いたいのですが、これがまた人の言うことに
左右される人間なんだ、私ってのは。
今でこそ買っていませんが、中高生の頃は好きでしたねぇ、レコ芸、
音友、ステ芸等々。
月評読みましたよ、一生懸命。
それこそ評論家に関する評論が出来るようになるくらいにまで。

>バカの壁
>日本では100万部も売れているそうですよ。

100万部ですか、ハァ…
私も何か本出そうかな。 「カバの亀」とか。

>自分でも気づかずに自から情報を取捨選択し、
>気に入らないものをシャットアウトしてる。

う〜ん、でも気に入らないものまでぜ〜んぶ許容していたら神経
持たないですよね、きっと。
それも一種の防衛本能の作用かも。

>ウニが大好きだけど高くてね...と言う方、どうぞクレヨンを食べてみて下さい。
>味がそっくりです。

つけものさん、私本当に食べますよ。
そこで質問。
1) 「ウニ」に出会うためにはどのくらいの量を食べなければならないのでしょう?
2) 特定の銘柄指定はありあますか?
3) もしも「ウニ」に出会うことが出来なかった場合はどのように責任を取っていただけるのでしょう?


>武満、図書館にあった気がするので、私もそのうちアタックしてみます。
>なんとなく、合わぬような気はしているのですが。

当たるも八卦、当たらぬも八卦、是非一度聴いてみてください。
図書館だったら結果ダメでも痛くないし。
ダメモトで、ね。

放言、あれっ違った、方言
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/14 9:54 メッセージ: 2139
これは monopoly_mania さんの 2131 に対する返信です
>ダントツで、アルベニス 「グラナダ」 を聴いてスペインをイメージ

と言うわけで、早速聴いてみました、私も。
御意! です。

ならば私も真似して、アルベニス「タンゴ」で地中海の陽の光、海の青さ。
(前にも言いましたね、これ)

>イヴァノビッチ 「ドナウ川のさざ波」をあげておかないと。

おぉ、小学校の音楽の授業! ピアニカ!! 木琴!!!
この曲は私にとってアンサンブルの原点です。

>と言う訳で、私も明日から暫く旅に出てきます。

どこへ行かれるのでしょう。
遠い日本へ里帰りか、それとも近場の南氷洋で鯨釣りとしゃれ込むのか。
お気をつけて行ってらっしゃい。

>わしは男の人ですが、わりと若い人も使ってます。
>うちは女の人も男の人も使ってます。

そうですね、最近の若い女の子も「うち」とか「うちら」とか言っているようですね。

>香港にもそんな、方言があるんでしょうか。

と言うか、香港で話されている広東語そのものが方言です。
「私」は普通語(北京語)では皆さんご存知のように「我」と書いて「ウォ」と読みます。
それに対して、広東語では同じ字で… 何と読むのだろう。
香港に来て2年が経とうとしているのにこんな簡単な単語も知らないなんて…
我ながらショック。

>でも、「ぞなもし」は聞かなかったなあ(笑)

昔「ポンジュース」のテレビCMで「愛媛みかんじゃけん、ええぞなもし!」という
キャッチコピー(?)がありました。

大阪・神戸辺りの人って他の土地の人としゃべるときもけっこうそのまんま大阪弁・
神戸弁でしゃべることが多いように思いますが、もうちょっと西の方へ行くと意識して
方言を使わずにしゃべる人が多いような気がします。
若い頃、岡山の女性と話をしたことがありました。
彼女たちは基本的に標準語(?)でしゃべるのですが、時たま出る「**じゃの」と
いうのがすごく新鮮で可愛らしく思えたものです。

帰れ、ソ連都へ。
投稿者:from_ojp
2003/ 8/14 11:03 メッセージ: 2140
これは y_bagus_m さんの 2139 に対する返信です
ナポリ民謡が大の大の大好き。
特に「帰れソレントへ」「カタリカタリ」「オオーソレミオ」などを、
抜けるような青空にかすかに哀愁のまじったパバロッティのハイトーンで聴くと、
もうめろめろです。

映画「ニューシネマパラダイス」や「船の上のピアニスト」「マレーナ」など
エンニオ・モリコーネが手がけた映画音楽にもしびれてまくってます。
つまり、イタリアの音楽が僕の心のご当地ソングなわけね。

こんな冷夏の東京で聴いても気分はまんまイタリアーノ。
そうだ、あとでナポリタン食べに行こうっと。←単細胞なやつ

ところで僕のATOKはイタリアのおのぼりさんらしく、
ソ連都なんぞとお馬鹿な変換してくれました。笑ったけど。

ご当地ソング:イタリア編
投稿者:ZAKKYO2000
2003/ 8/14 11:11 メッセージ: 2141
これは y_bagus_m さんの 2124 に対する返信です
イタリアものが出たついでに・・・
ヨーロッパ人にとってイタリアというのはとても魅力的な所な様で、クラシックでもイタリア人以外の「俺はイタリアに行ったぞー」的な曲が多いですよね。

たとえば、
・チャイコフスキー「イタリア奇想曲」
・R.シュトラウス「イタリアから」
・メンデルスゾーン「イタリア」
・シャルパンティエ「イタリアの印象」
・サン=サーンス「交響曲ローマ」
などなど。
わがストラヴィンスキーですら若い頃「タランテラ」なんて曲を書いているし・・・。

やっぱりヨーロッパ人にとってイタリアは「君よ知るや南の国」なんでしょうかね。

それでいくとスペインもなかなか多いですよね。
たとえば、
・R=コルサコフ「スペイン奇想曲」
・ラヴェル「スペイン狂詩曲」「スペインの時」「ボレロ」←ラヴェルはちょっと反則か?
・シャブリエ「狂詩曲スペイン」
・ワルドトイフェル「  〃  」
・ラロ「スペイン交響曲」
などなど

日本でも交響曲「ハワイ」とか「フィリピン奇想曲」「グアムの思い出」とか・・・、ないなあ。
せいぜい「憧れのハワイ航路」くらいかな。


一方、北はやっぱり暗いイメージになってしまうので作りにくいのでしょうね。
交響曲「モスクワ」や「ラップランドにて」「ツンドラ組曲」なんて曲を作った人はいないものなあ。(メンデルスゾーンやブルッフのスコットランドが例外的にあるけれど)

>管弦楽のためのラプソディー・・・
投稿者:as_dsch
2003/ 8/14 12:09 メッセージ: 2142
これは fugue_g さんの 2134 に対する返信です
どうも関西と関係のある方が多いようで、エビフリャーなどと言っても相手にされないようですね。

>少なくとも、NHKだけは、標準語で放送して欲しい。

最近は「標準語」ではなく「共通語」と呼ぶようになったようです。
これはNHKに限ったことではないようで、民放のアナウンサーも「共通語」と言ってました。
東京弁に近いものを「標準とする」というニュアンスを避けるということなのでしょう。

>東京から全国放送されている番組の女子アナウンサーの話し方は、聞いていてとても心地よいものがあります。
>中でも、武内陶子さんの話し方は素晴らしいと思います。

田吾作は随分前に定年退職した後藤美代子さんの話し方が、おだやかで、包み込むようで、一音一音がはっきりしていて、上品さがあって好きです。
今は教育テレビの在日外国人向け日本語学習番組「日本語で暮らそう:Getting along in Japanese!」のナレーションでその声が聴けます。
この番組は日本語学習番組ですので、美しく正しい日本語が後藤美代子さん声で聴けるという素晴らしいものです。(出演者の中国人女性と日本人女性もなかなかいい・・・こちらは発音ではなく容姿のほうですが)
“誰だその人は?”と思うかもしれませんが、30〜40年前にNHK−FMで放送していた「オペラアワー」の案内役と言えば“あのアナウンサーか”と思う方もいるんぢゃあないか・・・まてよ、ここはオペラ・チンプンカンプン自慢大会会場になったことがあるな・・・NHKのクラシック音楽番組によく出ていました。

>ご当地ソングとして、まず日本の曲を挙げたいと思います。
>外山雄三「管弦楽のためのラプソディー」。

先を越されてしまった!
ポプリ序曲と同様の作りですね。
そんなにできがいいとは思いませんが、やはり聴き馴染んだ民謡と日本古来の楽器の登場で日本の曲だという感じです。
今ここではやっている武満徹の「ノーヴェンバー・ステップス」は極めて緊張を強いられますが、これも日本を感じさせる佳品だと思います。(太田裕美「九月の雨」もいい曲ですが、日本を感じさせるものではありません。)
外山雄三は交響曲「名古屋」なんてのも作曲していますが、聴いたことはありません。
外山雄三は名古屋フィルハーモニーの実力アップに尽力した名フィル中興の祖だと思います。
タコ先生の15番、前橋汀子を迎えてのストラヴィンスキーのヴァイオリン協奏曲は・・・出ました!(誰も期待してない?)田吾作の名演体験記録に残っているものです。

>あさっての朝のウタタネにお薦めの曲がありましたら、お教え頂けないでしょうか。

はいはい、マーラー7番、エリック・サティの一連の曲、極めつけはジョン・ケージ「4分33秒」ですね・・・って誰かに喧嘩売るつもりはないんですが。

最近トピずれ話題に絡めない田吾作の盆休みひとり相撲大会でした。

初めてですが
投稿者:mazingatakayuki
2003/ 8/14 14:26 メッセージ: 2143
これは as_dsch さんの 2142 に対する返信です
こんにちは。あまりわからないですがよろしくお願いします。

共通語・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 8/14 14:49 メッセージ: 2144
これは as_dsch さんの 2142 に対する返信です
田吾作さん   こんにちは

>最近は「標準語」ではなく「共通語」と呼ぶようになったようです。
>東京弁に近いものを「標準とする」というニュアンスを避けるということなのでしょう。

多分、文部関係のお役人あたりの発想なのでしょうけれど、訳の判らん考え方ですね。
そもそも、学校教育で、国語の教科書を作るにあたって、東京の山の手で使われている言葉をモデルにして「標準語」を作成し、全国に配布したと聞いています。
それを今更、何故<東京弁に近いものを「標準とする」というニュアンスを避け>なければならないのでしょう ?

「共通語」などと言っていたら、只でさえ変な言葉が氾濫している日本語が崩壊しかねません。

オッサン、ワイラ河内デハナ
コナイナ喋リ方ガアタリマエナンヤ。
コレガ、ワイラノ共通語ナンジャイ
ナシテ、オ上品ブッタ東京弁ヲ共通語ニセナナランノドイ、
NHKカテナ、河内弁デ放送センカイ。
ドアホ!  ボケ!  カス!

となるかも知れません。
お断りしておきますが、私は決して河内の言葉を差別するつもりはありませんので、誤解なさらぬようお願いいたします。

前回にも書きましたが、NHK東京のアナウンサーの言葉遣いは美しいと思います。
「クローズアップ現代」の国谷裕子さんの話し方も、とても好きです。
それ以外にも、ドキュメンタリー番組のナレーションも、安心して聞いていられます。

民放のナレーターは、ともすればギャアギャアわめき散らして、番組そのものを見る気が失われてしまいます。
ナレーションに「間」が必要であり、大切なのに、一秒でも言葉が途切れるのを恐れるのか、のべつ喋り続けています。

以前、F1レースの放送をよく見ていましたが、一時期、プロレス放送から転向してきた某アナが、愚にも付かない回顧的詠嘆調で、レーシングカーのエキゾーストノイズも聞こえない程、ベラベラ喋るので、白けてしまってレースそのものを見なくなってしまいました。

最近は、アナウンサーが交代したので、再び見るようになりました。

ドイテコム・シュトライヒ・ヤノヴィッツ
投稿者:other_wind
2003/ 8/14 18:15 メッセージ: 2145
これは fugue_g さんの 2113 に対する返信です
fugueさん、こんばんは。

ドイテコムの<夜の女王のアリア>を聴きました。
手に汗握る気迫のこもった歌唱ですね。
後半の三連符のところをスラーでなく歌っていて、とても小気味よく新鮮に感じました。

他のソプラノはどうかと、リタ・シュトライヒを聴いてみました。
とても明るく甘い声で、高い音のアアアア アッアッアッアッアッアッアッアーの8つ続く音の切り方が、とてもリズム感があってワクワクしました。。
なるほど、この人のLPが高価なのがわかったような気がしました。

ポップはLDが確かあったような…。
今回は出てこなかったのでパスです。
ところで歌手の分類はリリックソプラノやドラマティックソプラノなどがあるのでしょうか。
よくわからないので、できれば教えてください。

ヤノヴィッツのフィガロがあまりに素晴らしいので、他の曲はないかと探したところ…
出てきました、シューベルトのリート集LP5枚組のボックス。
いつか聴こうとツンドク状態のLPが目の前に。
まずは、アヴェマリアかな、と針を落とすと…

  すっ… すっ… すばらしい!

鳥肌が立ってしまいました。
続いて、<糸を紡ぐグレートヒェン><トゥーレの王><子守唄><きみは憩い>。
天に向かって祈ってしまうような歌唱です!
ピアノのアーウィン・ゲージがまたすばらしい。
<至福>や<連祷>がないのが、ん〜残念!
こんな演奏に出会えたことに感謝です。

bagusさん、テーマとサブテーマの回答はまたこの次に。

私だけのご当地ソング
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/14 18:19 メッセージ: 2146
これは tynaoshima さんの 2135 に対する返信です
>原風景的なヴィヴァルディの、いくつかの弦楽のためのコンチェルトには、
>その昔の瀬戸内旅行の思い出が詰まっています。

良いですねぇ、そういうのも。
私はヴィヴァルディから瀬戸内はずぇ〜ったい想像しませんが、ワダカマルさんにとって
その2つは切っても切れないものなのでしょう。
自分だけのご当地ソングというわけですね。

その方式で行くならば、私としては ベートーヴェン 交響曲第2番→神戸となります。
その理由はこちらでどうぞ。
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=MU&board=1834581&tid=a5afa5ia57a5ca5afa1fba1fba4h8c0a4a8a4pa43a4n6ja1aa&sid=1834581&action=m&mid=&mid=250

>音楽界もそうですが、総て標準語ではつまらない

オケでもメンバーのグローバル化(と言うのでしょうか)が進み、今やどこのオケも特色
がなくなってしまったとかって言われて久しいですよね (よね?)。
私はそんなに色々聴き比べているわけではないのでよくわかりませんが、実際のところ
どうなのでしょう? 最近の音楽演奏ローカル事情。

>私も長年関西に住んでおりまして、日常的には何の違和感もなく聞いたり喋ったり
>していますが、テレビやラジオで聞くのはあまり好きではありません。

何となくわかります、その感じ。

私がまだ小学生の低学年だった頃のお話です。 テレビで上方お笑いか何かを見て
いた私は母親に言いました。
「大阪弁ってなんか嫌いだ。」  すると母曰く、
「何ゆーてんの、あんたがしゃべってんのも大阪弁やないの。」
「えっ………………………………!」
絶句しました。 私はそれまで自分や周りの人が大阪弁をしゃべっているなんて自覚が
全くありませんでしたから。 
自分達は普通のテレビの人たちがしゃべっているの同じ標準語をしゃべっているもの
だとばかり思っていたのです。
幼心にか〜なりのショックでしたね、あれは。

>外山雄三「管弦楽のためのラプソディー」。

あんたがったどっこさ等の民謡/わらべ歌が次々に登場する賑やかなやつですよね。

>皆さんは、お盆の時の空いた通勤電車のご当地ソングは何がベストだと思われますか?

夏、朝、人の少ない電車の中、少しけだるい開放感、除モーツァルト…(2日連続を
避けるために) と言えば、
*(伝)ヴィヴァルディ:「忠実な羊飼い」
*ブラームス:交響曲第2番
などはいかがでしょうか?

ソ連と・逸れんと・反れんと・剃れんと
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/14 18:23 メッセージ: 2147
これは from_ojp さんの 2140 に対する返信です
>今日はそのつもりも無くCDを買いに行ったのですが、なんと件のCDがあったので、
>つい手が伸びてしまったじゃないですか!(逆にめあてのCDは全く見つからず;;)

うれしいなぁ、「風」仲間が増えて!
ね、良かったでしょ!

>(逆にめあてのCDは全く見つからず;;)

きっとレコード屋の仕入れ担当者がこのトピを見て「そしてそれが…」の需要が激増
することを察知し、他をおろそかにしてまでもこの曲を優先して仕入れたのでしょう。
バイヤーの鏡ですね。
しかし、どのレコード屋さんもそのバイヤーほど賢明だとは限りません。
皆さん、売り切れないうちに最寄りのレコード屋に走りましょう。

>「グローフェのグランド・キャニオン」を楽しく聴いたのを覚えてます。

ご当地ソングの米国代表選手ですね。
そういう私は恥ずかしながら聴いた記憶がないのです、この曲。

>ナポリ民謡が大の大の大好き。

カンツォーネですよね。
私はこの辺りはもしかして「苦手」かもしれない。
なぜかな? と考えてみるに、高校時代音楽の授業で 「カタリ・カタリ」を歌わされた
ことが原因かもしれません。
また何かのきっかけで好きになることができればよいと思います。

ところでフロムさん、スパゲティナポリタン食べました?

※ ちなみに私の電脳で「それんと」を変換してみたところ、上のようなのが順番に出ました。

イタチのばか!
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/14 18:27 メッセージ: 2148
これは fugue_g さんの 2144 に対する返信です
 F1の馬鹿アナ、イタチでなくフルダチでしたっけ?あんなに喋るのは二流の証拠ですね。風雅さんもファンだったとは意外でした。
 民放でも、上手い方(少数ですが)いますね。安心して聞いていられます。「台風が上陸するカノウセイがある」とは、NHK のアナは言わず、ちゃんと「オソレガ」と言っていました。
 友人と齟齬があり、ガッカりして、ヤケ買いして来ました。
 漬け物さんの推薦のマルケヴィッチの「第九」。伯爵推薦のジュリーニの「フィガロ」他。
 第二楽章のティンパニー気持ち好かったです、漬け物さん。つまみ喰いで、三十秒くらい。
 ついで「黒頭」さんの「伯爵夫人のアリア」をちょっと。アリア集よりもはるかに好かったです。「手紙の二重唱」「行進曲」をやはり少しづつ。指揮とオケはここだけで判断するとスウィートナー&SKD の方が良さそうです。
 シューリヒトのヴァーグナーを少し、そしてアーベントロートの「ブラ一」。41年のなので音を聴こうと思い載せたのですが、捉ってしまい、全曲通しました。これは実に良かったです。
 次はグールドの491でも聴こうかなー。

日本のご当地ソングたち
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/14 18:29 メッセージ: 2149
これは as_dsch さんの 2142 に対する返信です
>ヨーロッパ人にとってイタリアというのはとても魅力的な所な様で、
>クラシックでもイタリア人以外の「俺はイタリアに行ったぞー」的な曲が多いですよね。

私はヨーロッパは(ソ連を除いて)行ったことがないのですが、ドイツあたりに住む
人達のイタリアへの憧れというのは根強いものがあるようですね。
そう言えば最近ではシュレーダー首相の夏休みが話題になっていました。
「もうイタリアには行かん!… いや、やっぱり来年は行く…」とか言って。
昔の金持達の習慣が現代の政治家に受け継がれているようです。

>日本でも交響曲「ハワイ」とか「フィリピン奇想曲」「グアムの思い出」とか・・・、ないなあ。

ZAKKYOさん、ありますがな 名曲 「ラバウル小唄」。
では、シベリアは…? と思い調べてみると、お約束の「さらばシベリア鉄道」以外に
「シベリア・エレジー」という歌があるのですね、古賀政男の曲で。

>月も寒そな白樺かげで、誰が歌うか故国の歌
>男泣きする抑留ぐらし、いつのいつまで、ああ、続くやら

といった歌詞がついています。
結局その辺りの歌ってみんな戦争がらみになってしまうのですね、日本の場合。
なに? 戦中・戦後歌謡曲の話じゃなかった??

>ポプリ序曲と同様の作りですね。

田吾作さん、「ポプリ序曲」って??

>外山雄三は交響曲「名古屋」なんてのも作曲していますが、

交響曲「名古屋」!!
それはどえりゃー曲に違いにゃー!
きっと楽章ごとに表題が付いているのでしょうね。

第1楽章: 涙のエビフリャー
第2楽章: 愛の天むす
第3楽章: 哀愁のういろう
第4楽章: 炎の味噌煮込うどん

これは美味しそうな曲!
でもこれだけだと、シャチホコも味噌カツも中日ドラゴンズも入っていない。
4楽章だけでは足りないなぁ、交響曲「名古屋」。

― 外山雄三さん、ファンの皆さん、ごめんなさい。 悪気はありません。

「荒城の月」
投稿者:wadakamaru
2003/ 8/14 18:46 メッセージ: 2150
これは wadakamaru さんの 2132 に対する返信です
済んでしまったことで、もうどうでもいいかもしれませんが、
いちおう正確を期するために訂正いたします。
>B.マルチェルロの「ヴェニスの愛」
は、彼の兄のA.マルチェルロの誤りでした。失礼しました。綸言汗のごとし(冷汗)

ご当地ものをもう一つ。
滝廉太郎の「荒城の月」。その昔、竹田の岡城に言ったとき、
城跡にスピーカーでメロディーがずっと流されていました。
ただ作詞者の土井晩翠とでは、思いを込めたお城が違うとのこと。

>東京弁に近いものを「標準とする」
投稿者:wadakamaru
2003/ 8/14 18:49 メッセージ: 2151
これは fugue_g さんの 2144 に対する返信です
聞きかじりですが、イタリアでもかつて統一された際に、
ローマのあたりの言葉を標準語にしたとか。
中国でも北京の言葉を標準にしていますしね。
ある番組で湖南省あたりだったかの、地元の人のしゃべっている言葉が、
「訛りが強くてよく分からない」と通訳の人が言っていました。広東語なら尚更ですね。
まあ首都の言葉を標準とするのは妥当なところかも知れません。

>ドアホ!  ボケ!  カス
神戸では、「ダボ」とか「スカタン」とか言われ、
金沢では、「ダラ」とか「ダラボチ」なんて言われました。

民間の番組でも良いナレーションはたくさんありますが、
全体としてのレベルの高さではNHKにはかなわないでしょうね。
>プロレス放送から転向してきた某アナ
同意。この人に限らず昨今の若いアナウンサーはしゃべりすぎで、
しかも下らないことを言い過ぎますね。(中にはいい人もいますが)
「だまってしゃべろ」とガラ悪く言いたくなります。

ハールーコーオーローオーノー
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/14 19:50 メッセージ: 2152
これは wadakamaru さんの 2151 に対する返信です
>こんにちは。あまりわからないですがよろしくお願いします。

初めまして、mazingatakayukiさん。 歓迎光臨!
例によってテーマが何だったのかわからんちん状態に陥りかけていますが、
現在のテーマは 「自分のことを“わて”/“アタイ”と呼ぶ日本人について」…
ではなく、「ご当地ソング(楽曲)と言えば?」です。
1&mid=2124

どんな曲でも結構ですから、かけつけ3杯、いえ1曲でも2曲でも挙げていただければ
嬉しいです。
ラバウル小唄も出たことだし、この際クラシック以外の曲でもかまいません。
よろしくお願いします!

>ヤノヴィッツのフィガロがあまりに素晴らしいので、他の曲はないかと探したところ…
>出てきました、シューベルトのリート集LP5枚組のボックス。

other windさん、質問/相談があります。
私が前々から「欲しい!」と言い続けている「シューベルト重唱曲集」のCD。
ところがこれらの曲は女声のための歌曲集と一緒になった9枚組みのボックスCDで
しか手に入りません (ご存知かもしれませんが)。
買いたいのは山々なのですが、肝心の重唱曲集はCD1枚か2枚。
あとは全部ヤノヴィッツによる女声のための歌曲 (だったと思います)。
CD1-2枚について来る余分な7枚… それがネックとなって買っていません。
で、質問/相談というのは;
「で、どーよ、ヤノヴィッツのって。 12,000円はたいて買う価値あんの、実際のとこ?」
ということなのです。

other windさんの先の投稿を読む限りではイケそうな気がしますが…
いかがなもんでしょーか???

>ご当地ものをもう一つ。滝廉太郎の「荒城の月」。

“THE NEXT SONG IS A SONG CALLED コージョーノ、チューキー!!”

「荒城の月」と聞いてまず頭に浮かぶのがドイツのロックバンド「スコーピオンズ」。
来日ステージでは必ずこの曲を演ったと聞きます。
これに観客の手拍子が加わると、バリバリのハードロックのコンサート会場がたちまち
宴会場に早変わりしたと言う恐るべき曲です。
ワダカマルさんも知っておられるのでは?
確かその辺りのジャンルも、「ああ、ううぅ・・・」でしたものね。

>ある番組で湖南省あたりだったかの、地元の人のしゃべっている言葉が、
>「訛りが強くてよく分からない」と通訳の人が言っていました。
>広東語なら尚更ですね。

湖南省あたりの言葉は一応北京語と同じ流派に属しているようです。
それでも中国人でも聴き取りづらい。
広東語は全く別の流派で、これはもう「全然別の言語」になってしまうようです。

援軍現る・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 8/14 20:34 メッセージ: 2153
これは other_wind さんの 2145 に対する返信です
other_windさん   今晩は

>ドイテコムの<夜の女王のアリア>を聴きました。
>手に汗握る気迫のこもった歌唱ですね。

やっと味方が現れてくださって、とても嬉しいです(笑)。

>ところで歌手の分類はリリックソプラノやドラマティックソプラノなどがあるのでしょうか。

私も素人ですので、自分で聞き分けるほどの能力は持っていません。
音楽雑誌やディスクの解説書などに書かれているもので判断しています。
リリックとドラマティックの垣根を乗り越えて、どんな役柄でも歌いこなす優れた歌手もいらっしゃいますから、区分けすることはあまり意味のないことかも知れませんね。

lvkさんやアルマヴィーヴァ伯爵さんなら、もっと明快に解説してくださるかも知れません・・・

>ヤノヴィッツの・・・
>まずは、アヴェマリアかな、と針を落とすと・・・

>すっ・・・ すっ・・・ すばらしい !

>鳥肌が立ってしまいました。

 うっ・・・ うっ・・・ 羨ましいー ! !

私のレコード棚を、どう探してもそんな素敵なLPは出てきません。

 グヤジー ! (笑)。

 

顔で判断します・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 8/14 21:00 メッセージ: 2154
これは wadakamaru さんの 2151 に対する返信です
わだかまるさん  今晩は

>神戸では、「ダボ」とか「スカタン」とか言われ、

仰る通り、私達もよく使います。
笑い顔で「おまえダボか、このスカタンが」と言えば、冗談になりますが、
真顔や怒った顔で同じことを言いますと、大抵喧嘩になります(笑)。

>金沢では、「ダラ」とか「ダラボチ」なんて言われました。

これは初耳です。
いきなり言われても、意味が判らず「キョトン」としてしまうでしょうね。

>「ああ、ううぅ・・・」
投稿者:wadakamaru
2003/ 8/14 21:48 メッセージ: 2155
これは y_bagus_m さんの 2152 に対する返信です
ハードロックもかつては、のめり込んだ世界ではありますが、
また宴会場の手拍子も、それなりに日本人であるがために、心にぐさりとくるところもありますが、
「スコーピオンズ」を聴いたことがないので、なんとコメントして良いのか・・

この「日本的叙情」というのが、いやだいやだと言って打ち払いつつも、
我が身のそばを決して離れることがありません。「ああ・・・・」

>私はヴィヴァルディから瀬戸内はずぇ〜ったい想像しませんが
なんでか、教えてほしい。
事と次第によっては、と
おもちゃのピストルで脅しをかける・・。

自分のことは棚に上げて
投稿者:as_dsch
2003/ 8/14 22:05 メッセージ: 2156
これは y_bagus_m さんの 2149 に対する返信です
>NHK東京のアナウンサーの言葉遣いは美しいと思います。
>「クローズアップ現代」の国谷裕子さんの話し方も、とても好きです。
>それ以外にも、ドキュメンタリー番組のナレーションも、安心して聞いていられます。

そうですね、NHKが一番安心して聞けます。
また、国谷裕子さんのような方を才色兼備と呼ぶんでしょう。
それに比べると民放はとんでもないのがよくありますが、これは「物事をわかり易く的確に伝える」(NHK)のと「とにかく注目を集める」(民放)の違いでしょう。
民放アナウンサーの悪口を言い出すとキリがないのですが、いくつか書きます。

まず、たいしたことないことを大袈裟に言う。
やたらと「激○○」「超○○」「すごい」を連発し、やたらと絶叫します。
また、大嫌いな「わたし的」「感動もの」「全然すごい」という言い方を平気でするアナウンサーもいます。
そして、なんといっても間違いが多すぎる・・・綺羅星の如く(キラ・ホシノゴトク)を“キラボシノゴトク”と言い、間髪を容れず(カン・ハツヲイレズ)を“カンパツヲイレズ” と言い、未曾有(ミゾウ)を“ミゾーウ” と言い・・・ああ、イライラしてきた・・・“押しも押されもしない”を“押しも押されぬ”と言い、直截(チョクセツ)を“チョクサイ”と言い・・・もうやめときます。
でも、があとひとつだけ・・・アナウンサーとは無関係ですが、ここはクラシックのカテゴリーなので・・・テレビ朝日に怒りを!
アイザック・スターン死去のニュースの時、スターンがオケをバックに演奏している映像を出しておいて、まったくスターンと無関係なポップスをBGMに流すとはなんたる破廉恥なことか・・・民放はやたらとBGMを使い過ぎるのだが、その中でもこれは特にひどいものです・・・ああすっきりした、ストレス解消トピックがあってよかった。

>広東語は全く別の流派で、これはもう「全然別の言語」になってしまうようです。

ということは、北京語・広東語・バグース語は表千家・裏千家・武者小路千家みたいなものなんですね・・・って、田吾作は茶道のことはまったく知りません。
そうそう、茶道は慣用読みの“サドウ”が定着していますが、正しくは“チャドウ”です。
そしてチャドの首都はンジャメナであり、しりとりで「ん」で終わった相手に“お手つき”と言わずに“ンジャメナ”と言ってしりとりを続けると注目を集められます。

>田吾作さん、「ポプリ序曲」って??

ああ、胃に三つほどできてますねえ。
レーザー・メスで切取ってしまいますね。
ついでに悪性かどうかの検査をしますので、来週結果をお知らせします。
覚悟を、いや、なんでもない・・・まあ良性でしょうから気にしないで下さい。
えー、つまるところポリープというのは・・・ん?・・・あっ、ポリープぢゃなくてポプリのことだったのね。
「ポプリ序曲」というのは接続序曲のことで、オペラの中で出てくるメロディをつなぎ合わせたものを言います。
「こうもり」序曲はその典型です。
オペラの序曲ではありませんが、ブラームス「大学祝典序曲」もポリープがたくさんです。

>4楽章だけでは足りないなぁ、交響曲「名古屋」。

田吾作はエビフリャー、味噌煮込うどん、名古屋港遊覧船「しゃちほこ号」、中日ドラゴンズは大好きですが、天むす、味噌カツは好きになれません。
ういろうと小倉サンドはまあどうでもいいです。
名古屋はパチンコが有名ですが、喫茶店のモーニング・サービス発祥の地でもあります。
名古屋の喫茶店では、モーニング・サービスでなくてもコーヒーを注文するとピーナッツなどがついてくるのが普通です。
そして、朝にコーヒー“だけ”を注文しても、おにぎり・味噌汁(当然赤だし)・お新香が出てくる喫茶店まであります。
これで「燃えよドラゴンズ」(注:「燃えよドラゴン」ではない)が流れたら言う事無しの名古屋漬けです。

as_dschさん
投稿者:goiken_banban
2003/ 8/14 22:32 メッセージ: 2157
これは as_dsch さんの 2156 に対する返信です
くだらないことを延々書き込むのは避けて下さい。みなさん白けていますよ。

ところで、しりとりの方はどうしたのですかな? ほっほっほ。

国語のトピでしたか(笑)
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/14 22:35 メッセージ: 2158
これは as_dsch さんの 2156 に対する返信です
 田吾作先生に諸手を上げて賛成。ついでにもう一つだけ。
 早急を「さっきゅう」と言わず「そうきゅう」と言う人が増えましたね。

 グールドのK.491を聴きました。最高に面白い!

なんと偶然
投稿者:wolfgang17560127
2003/ 8/14 23:03 メッセージ: 2159
これは lvkoechel さんの 2158 に対する返信です
グールドのK.491、今聴いてます。

Re:なんと偶然
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/15 9:41 メッセージ: 2160
これは wolfgang17560127 さんの 2159 に対する返信です
私は楽しみましたが wolfgang17560127さんは如何?
 バックも、上手くはないにせよ、悪く無かったです。

国語のトピです
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/15 9:59 メッセージ: 2161
これは lvkoechel さんの 2158 に対する返信です
>>神戸では、「ダボ」とか「スカタン」とか言われ、
>仰る通り、私達もよく使います。

私は神戸と同じ兵庫県の川西市だったのですが、高校時代以前は「ダボ」という言葉
は知りませんでした。
大学に入りそれまでより広い範囲の人と接するようになって初めて「ダボ」を知りました。
電車で1時間圏内でも日常使う言葉って違うんだなと実感したものです。

似たような体験がもう一度ありました。
それは社会人になって大阪のミナミ近辺に勤務するようになったと時のこと。

「あーっ、テレビに出てくる大阪芸人と同じようなしゃべり方をする人がいっぱいいるぅ〜!」

自分のことを「うち」と呼ぶおばさんを実際に初めて見たのも働き出してからです。
それまで「うち」は鹿島市娘じゃない、かしまし娘の歌だけの世界でしたから。
同じ阪神間でもかなり違うものなんです、関西弁と言っても。
おそらく関東でも同じことが言えるのでしょうね。
例えば、東京23区で使われている言葉と横浜で使われている言葉などかなり違うの
だろうと想像します。

>「スコーピオンズ」を聴いたことがないので、なんとコメントして良いのか・・

あ、そうでしたか。 これは失礼。

>>私はヴィヴァルディから瀬戸内はずぇ〜ったい想像しませんが
>なんでか、教えてほしい。

う〜ん、それはワダカマルさんがベートーヴェンの2番からずぇ〜ったい神戸を想像
しないであろうことと同じだと思います。

>綺羅星の如く(キラ・ホシノゴトク)を“キラボシノゴトク”と言い、
>間髪を容れず(カン・ハツヲイレズ)を“カンパツヲイレズ” と言い、
>未曾有(ミゾウ)を“ミゾーウ” と言い ・・・

… そうなんですか?
知らなかった、マジ。

>「ポプリ序曲」というのは接続序曲のことで、オペラの中で出てくるメロディを
>つなぎ合わせたものを言います。

あぁ、チャンチャカチャン序曲のことですか。
ご教示ありがとうございます。

>朝にコーヒー“だけ”を注文しても、おにぎり・味噌汁(当然赤だし)・お新香が
>出てくる喫茶店まであります。

えっ…   (言葉なし…)

>早急を「さっきゅう」と言わず「そうきゅう」と言う人が増えましたね。

え、「そうきゅう」もダメなんですか?
自分のあまりの日本語の知らなさに、今後この掲示板に投稿するのが怖くなってきました。

それはそうと、自分のことを「アタイ」と呼ぶ女性に関する情報がまだ寄せられておりません。
どなたかいらっしゃいませんか? 「それはアタイのことさ!」とおっしゃる方。

わたしとあたし
投稿者:from_ojp
2003/ 8/15 15:14 メッセージ: 2162
これは y_bagus_m さんの 2161 に対する返信です
以前おつきあいして深い仲になりかかった女性は、
自分のことを昼間は「わたし」と言い、夜は「あたし」と言います。
あえて使い分けていたのでしょうか、
なんかゾクゾクとしたことを思い出します。
はっきり言って、好きなんです、ハスッパな女性って。
どこ行ったんだろう、あの娘。
もう立派なオバサンになって「あたしゃね」なんて言ってるのかなあ。

ラバウル、荒城・・
投稿者:ZAKKYO2000
2003/ 8/15 15:50 メッセージ: 2163
これは y_bagus_m さんの 2149 に対する返信です
>「ラバウル小唄」

これ出そうかどうしようか考え、ちょっと時節柄まずいかなと思い控えましたが・・・、私たちにとっては脳天気な唄ですが、戦争体験した方には複雑な心境でしょうね。そういえば今日は8月15日ですね。

>スコーピオンズの荒城の月
なつかし〜、昔バイト仲間でHR/HM大好きでよくBGMにかけている奴がいて、いつも「うるせいな」と思っていたが、突然これが流れてきてぶっ飛んだことがありました。それ以降、ハードロックを見直して多少は聴くようになりました。

美空ひばりの「りんご追分」なんかもよくロック系、ジャズ系のミュージシャンがやりますよね。

全然関係ないですけど、lvkoechelさんの「ブラ一」を見て、思わず「おおブラー※が話題になっている」と早とちりしてしまいました。
(※註、若者に絶大な人気を誇るロックバンドです→blur)

おしゃべり
投稿者:nujikoa
2003/ 8/15 17:32 メッセージ: 2164
これは lvkoechel さんの 2148 に対する返信です
フーガさん、lvkさん、

>F1の馬鹿アナ、イタチでなくフルダチでしたっけ?あんなに喋るのは二流の証拠ですね。風雅さんもファンだったとは意外でした。

「嘘も百回つけば真実になる」(で合ってたかな?)と言ったのはヒトラーですが、
喋りもとことんまで喋り倒せばそれが芸になるんじゃないでしょうか?というわけで僕は結構好きです。

「喋り倒し王」
クラシック界:コープマン(の鍵盤)
ジャズ界:キース・ジャレット
ロック界:ジミヘン?

というわけで、結構大物ぞろい。どれも好きです。
ただコープマンは右手ばっかりが流暢に喋って、左手ももうちょっと喋ってくれるとさらに良いんですが。

逆の「沈黙王」も極めると凄いですけどね。(アファナシエフ、マイルス・ディヴィスetc...)

テーマはなんだっけ?
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/15 19:18 メッセージ: 2165
これは nujikoa さんの 2164 に対する返信です
>以前おつきあいして深い仲になりかかった女性は、

フーガさん、一体今まで何人の女性に弄ばれてきたのですか? じゃなくて、
お付き合いされてきたのですか?!
まず、あの人にそのお姉さんでしょ、で鳩胸の彼女に加えて、またもや新たに1人。
いや、あの彼女とその彼女は同一人物でしたっけ???
華麗なる遍歴を誇る我らが会長です。

>もう立派なオバサンになって「あたしゃね」なんて言ってるのかなあ。

ふと疑問に思いましたが、やっぱり人って年を取るにつれて喋る言葉は変わって
くるのでしょうか?
例えば、「ってゆかぁ、ワタシ的にはぁ、これゲロうま? みたいな?」
(すんません、今無理やり作った文章なんで変です…) と言うような喋り方を
している女性が年を取れば、「いや、わたしゃこれに目がなくてねぇ」と言う風に
喋るようになるものなのでしょうかね?

>そういえば今日は8月15日ですね。

私の母親が終戦を知った時にまず思ったことが
「あぁ、今夜から空襲警報が無い、安心して寝られる!」だったそうです。

>>スコーピオンズの荒城の月
>なつかし〜

ZAKKYOさんはご存知でしたか!
あれはなんつーか、凄いですよね。
絶対にそのライブの場には居合わせたくないというか…

>というわけで僕は結構好きです。

古館伊知郎は私も大したものだと思います。
アナウンサーとしてと言うより、喋りのプロとして。

音楽世界一周:米国編 よろしく。
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/15 19:44 メッセージ: 2166
これは y_bagus_m さんの 2165 に対する返信です
前のテーマでは珍しく ずれることも少なく真面目なレスが多かったのですが、
テーマが変わると案の定…
誰だ? 「わて」だの「アタイ」だの「てやんでぃ…」だのって言い出したのは?
… すんません!

そこで無理やり本テーマに戻すために企画したのがこの 「音楽世界一周」。
どう? 画期的なアイデアでしょ?
― ちなみに私の辞書では「画期的」と「陳腐」は同義語です。

スタートは日本から。
さすがにこれは既に複数の曲が出ましたね。
*外山雄三:管弦楽のためのラプソディー
*武満徹:ノーヴェンバー・ステップス
*滝廉太郎:荒城の月 等

では、日本から太平洋を越えて米国に行くことにしましょう。
既に グローフェ:グランド・キャニオン が出ています。
でも、米国は他にももっとありそうですね。
そこで、私はアイヴスの「夕暮れのセントラルパーク」を挙げます。
アイヴスなんてほっとんど聴かない私ですが、この曲はその昔吉田秀和が
やっていた「名曲の楽しみ」で取り上げられたのを聴いたことがあります。
アイヴスで聴いたことのある唯一の曲です。
と言ってもどんな曲だったかは全く覚えていませんが…

米国はセミクラシック的曲なんかを入れればまだまだ出るでしょう。
お願いしますよ、皆さん。

お礼
投稿者:tynaoshima
2003/ 8/15 20:49 メッセージ: 2167
これは y_bagus_m さんの 2166 に対する返信です
 今晩は、普請道楽です。
 バグースさんありがとうございました。おかげさまで、今朝も静かな車内でぐっすり寝れました。 nujikoaさんの「中世…」は在庫なく聴けず、田吾作さんの「マラ7」は2枚組なので回避。サティは、日曜日に聴いたばかりなのでパス。「4分33秒」は…ねぇ。
 ま、結局はブラームスに落ち着いたのですが、これも眠りに向いている事が良く分かりました。今後も出勤が楽しみです。

 さてお題ですが、アメリカですよね。
 それなら、コープランドの「アパラチアの春」でしょう。「庶民のためのファンファーレ」も捨てがたいですけど、こっちの曲は賑やかで、短くて、眠れない(←最近、重要なファクター)ので遠慮しときます。

 さて、次は地球のどこに回りましょう?いきなりヨーロッパというのも勿体無いので、ちょっと南の方にずれましょうか?

 次の方、宜しくお願いします。

BLACKOUT
投稿者:as_dsch
2003/ 8/15 21:08 メッセージ: 2168
これは y_bagus_m さんの 2166 に対する返信です
勝手に「音楽世界一周」に話を持って行ったバグースさんのいいかげんさ、もとい!臨機応変な対応に敬意を表して、さっそく米国編にチャレンジします。

「グランド・キャニオン」については以前に書いたし既に挙げられているので、ここではニューヨークでいきます。
30年程昔のニューヨーク大停電では、その10カ月後に出産ラッシュがあったんだけれど、今回はどうかな?
ニューヨークといえば現代版「ロメオとジュリエット」の「金色夜叉」ぢゃない、「ウェイストサイズ・ストーリー」、違う!バーンスタインの代表作「ウェストサイド・ストーリー」です。
バーンスタインの男色と近○相姦を描いた18禁のドロドロした愛欲物語・・・いかん、お下劣怪談モードになってしまう。
名曲がいっぱいの「ウェストサイド・ストーリー」ほどニューヨークの、そして米国の若者を見事に描いたミュージカルはないんぢゃあないだろうか・・・っていっても、田吾作は他に米国の若者を描いたミュージカルはひとつも知りませんが。

実演は残念ながらニューヨークで観たことはなく、名古屋でニューヨークのミュージカル劇場の来日公演を観ました。
公演には満足しましたが、聴衆がオペラとは大違いで最初は戸惑いました。
冒頭のオケだけによるシンフォニック・ダンス(「マンボ!」と叫ぶところで一緒に叫びたくなるのをかろうじて抑えて周りの顰蹙を買わないで済みました)では聴衆はザワザワしており、4X5=20ぢゃない、私語も平気という感じでした。
オペラの序曲・前奏曲ではこんなことはないですから・・・「トリスタンとイゾルデ」の第1幕の前奏曲で4X5=20なんて言ってるのがいたら、ノートゥンク(「ニーベルングの指輪」に出てくる剣です)でドタマかち割り氷いかがっすか〜てなもんや三度傘です。(うーん、今晩は冴えてるぞ・・・一部に「壊れてる」という人もいる)
今年スカラ座が来日公演で「ウェストサイド・ストーリー」をやるんですが、オペラ歌手での「ウェストサイド・ストーリー」はどうみてもゲテモノのような気がするので、名古屋公演があるようですが、親戚がチケットをくれない限り行かないつもりです。

ところで、田吾作は啓徳空港時代の香港に行った時、ホテルのテレビで映画版「ウェストサイド・ストーリー」をやっており、画面には中国語字幕が出ていました。
もちろん語学に堪能な田吾作はさっぱり意味がわかりませんでしたが、シャークスとジェッツが「鮫當」「噴射當」になっているのを発見しました。
なんだかヘンチクリンな感じでしたが、漢字で書くとまさにその通りですね。
でも、タイトルには「西側物語」という訳はついてなかったと思います。
たしかニューヨークは紐育でしたよね。
中国語表記は面白い!

終戦記念日のちょっとまじめな話
投稿者:wadakamaru
2003/ 8/15 21:13 メッセージ: 2169
これは y_bagus_m さんの 2165 に対する返信です
>私の母親が終戦を知った時にまず思ったことが・・・
まじめな話ですが、
この間の神戸の震災も大変な災難でしたが、私の母が言った言葉に、
「戦争中はあんな事が毎日続いて、死んだ人を毎日跨ぎながら通勤していた」
神戸の阪神電車の三宮駅は、空襲を避けて逃げ込んで、
そこで煙にまかれて、大勢の人がなくなったそうです。
私の卒業した小学校は、震災で建物は新しくなりましたが、
それまでの校舎には、空襲の爆撃の後が生々しく残っていました。
これらは、戦時中の神戸を舞台にした「火垂るの墓」や「少年H」と同じ情景です。

フォスター
投稿者:wadakamaru
2003/ 8/15 21:14 メッセージ: 2170
これは y_bagus_m さんの 2166 に対する返信です
クラシックかどうか意見の分かれるところかも知れませんが、
フォスターを挙げたいですね。
この人も薄命の作曲家ではなかったでしょうか。
「草競馬」「オールド・ブラック・ジョー」など、
アカデミックな作曲家でなく、日本で言えば古賀政男的大衆音楽家で、
誰一人として知らぬものは、いないのではないでしょうか。

お二人に敬意を表して
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/15 21:26 メッセージ: 2171
これは wadakamaru さんの 2170 に対する返信です
wadakamaruさんの、フォスターと、bagus さんのアイヴスをミックスし、Ives の第二Symp.としましょう。

私の辞書でVで無くBで打ってみたらこうなりました・・・愛撫す。これもグーですね。

 第二交響曲は滅茶苦茶で面白い(滅茶苦茶に、でも可)。

終戦記念日に・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 8/15 23:41 メッセージ: 2172
これは y_bagus_m さんの 2165 に対する返信です
バグースさん  こんばんは

>>以前おつきあいして深い仲になりかかった女性は・・・

すみません、私じゃなくてフロムさんのお便りなんですけれど・・・

じつは、「いいなぁ、私も夜になるとアタシと言う女性とお付き合いしてみたいなぁ」とフロムさんが羨ましく思いました。

今日は、いろいろな事がありましたね。
ニューヨーク周辺では史上最悪と言われる停電で、いまだに70パーセントは復旧していないようですし、関東では、伊豆周辺で豪雨のために道路は寸断されるし、鉄道も軒並み運休して、陸の孤島と化しているらしいです。
おまけに、新種のコンピューターウイルスが猛威を振るっていて、ネットに接続するにも、オッカナビックリの状態です。

NHKで7時のニュースの後に、終戦記念日特集として、「核の脅威」に関して広島と長崎を記録した膨大な資料を紐解きながら、生存者の現在の活動などを克明に報道していました。
原爆が投下された時には、私は小学校(当時は国民学校と呼ばれていました)の二年生でしたが、爆心地から遠く離れていたとはいえ、リアルタイムで経験した事ですので、ことのほか感慨深く、時々目頭を熱くしながら見ておりました。

被爆者の方々の「核」を廃絶したいとの思いと、アメリカの人達の「核」は抑止力として絶対に必要だという考え方とでは、平行線を辿ってしまっていましたけれど、この先どんなことがあろうと「核」が二度と再び人類を不幸にするようなことは、起こらないで欲しいと願うばかりです。

マイルスは凄い・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 8/16 0:15 メッセージ: 2173
これは nujikoa さんの 2164 に対する返信です
nujikoaさん  今晩は

>喋りもとことんまで喋り倒せばそれが芸になるんじゃないでしょうか ?
>というわけで僕は結構好きです。

個人の好みの問題ですので、イチャモンつける気はありません(笑)。
ただ、私は生理的に受け付けません。

>「沈黙王」も極めると凄いですけどね。(アファナシエフ、マイルス・デイヴィスetc.)

マイルスは徹底していますね。
「俺のトランペットを以って語らしめよ」・・・
あそこまで堂々と振舞えるのは、超一流のプレイヤーに与えられる特権でしょうね。

サラ・ヴォーンの1950年頃の録音を復刻したCDを持っています。
初めて聴いたとき、バックで吹いているペットが滅茶苦茶上手いので、パーソネルを読みましたら、何と若き日のマイルスが吹いていました。

今頃になって、
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/16 9:25 メッセージ: 2174
これは y_bagus_m さんの 2053 に対する返信です
 バグースさん、こんにちわ。
 楽器の事は(実技)は全く分かりませんが、こういう話ですか?

一例を挙げれば、一つの音を延ばす場合に、次第に膨らまし、また次第に細くする方法がある。これは、バロック時代にはメッサ・ディ・ヴォーチェと呼ばれて、重要な方法とされていた(しかし、そう簡単な方法ではなかったことはタルティーニが弟子に対して毎日さらうように記していることからもうかがえる)。これを、実際に不可欠な要因とみなせるほど上手に使いこなしたのは、クイケンたちが初めてではないかと思う。      77年頃の録音の、G・レオンハルト達の「ブランデンブルク」の解説より(徳丸吉彦氏)

ごめんなさい、フーガさん!
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/16 11:15 メッセージ: 2175
これは fugue_g さんの 2172 に対する返信です
>バグースさんありがとうございました。おかげさまで、
>今朝も静かな車内でぐっすり寝れました。

それは良かったですね。
ぐっすり眠れましたか。 これで紹介のし甲斐もあろうと言うものです。
きっとブラームスも空の上で喜んでいることでしょう。

>それなら、コープランドの「アパラチアの春」でしょう。

お、コープランドを忘れてはいけませんね、米国を代表する作曲家ですものね。
「ビリー・ジーン」じゃない、「ビリー・ザ・キッド」なんてのもありましたよね。
かく言う私は1曲も聴いたことがありません、コープランド。

>ニューヨークといえば現代版「ロメオとジュリエット」の「金色夜叉」ぢゃない、
>「ウェイストサイズ・ストーリー」、違う!バーンスタインの代表作
>「ウェストサイド・ストーリー」です。

待ってました! 千両役者!!
バーンスタインの所謂 「西区故事」 というやつですね。
私は映画を見に行きました。
そう言えば、私が初めて買ったクラシックレコードはチャイコフスキー/ラフマニノフの
P協奏曲だったのですが、ジャンルを問わずに正真正銘初めて買ったレコードは
「トゥナイト」のシングル盤だったのです。

>戦争中はあんな事が毎日続いて、死んだ人を毎日跨ぎながら通勤していた

そういう異常な光景が日常的になってしまうなんて恐ろしいことですね。
でも、異常と通常の境目なんて紙一重なのかもしれません。

>クラシックかどうか意見の分かれるところかも知れませんが、
>フォスターを挙げたいですね。

フォスターも私のクラシック黎明期によく聴いた作曲家です (それも藤山一郎の歌で)。
私としてはKFCのCMにも使われた「ケンタッキーの我が家」が一番好きです。

>Ives の第二Symp.としましょう。

愛撫す選手2度目の登場!

>すみません、私じゃなくてフロムさんのお便りなんですけれど・・・

フーガさん、申し訳ありません!
いくら同じ「f」から始めるからとは言え、フーガさんとフロムさんを間違えるなんて…
一生の不覚です。
フロムさんにもお詫びします。
本来ならばフロムさんの頭上に輝くべきところの「華麗なる遍歴」がフーガさんの方に
行ってしまったのですから。
お二人とも申し訳ありませんでした。

>ニューヨーク周辺では史上最悪と言われる停電で、いまだに70パーセントは
>復旧していないようですし、

朝テレビ(BS)をつけると映し出されていた異様な光景。
「え、またNYで何か?!」 と思いましたが、そのわりには人々の表情にはそれほど
の切迫感が見られない…
アナウンスを聞いて事情がわかりました。
私もニュージャージーとトロントの取引先に「どない?」というメイルを送りましたが、
多分まだ見てないだろうな…

<ノックスヴィル、1915年の夏>
投稿者:other_wind
2003/ 8/16 11:20 メッセージ: 2176
これは y_bagus_m さんの 2152 に対する返信です
いつのまにか、アメリカに飛びましたね。
では、バーバーの曲を。
  
 <ノックスヴィル、1915年の夏(「父の思い出」より)>

管弦楽とソプラノの曲です。
<大草原の小さな家>のような、温かく懐かしい古き良きアメリカが描かれてます。

(僕らは今、テネシーのノックスヴィルで過ごした夏の夜のことを話している…)
… みんながそれぞれの家のポーチにすわる夕刻となり、ゆらゆらと体を揺らしながら穏やかな声でおしゃべりをし、通りをながめ、小鳥が飛んでゆくのをながめる。… 人々は去っていき、物事も去っていく。… そして夏の夜、夜の音に包まれて芝生の上のキルトにねころびながら、この地球にいる悲しみを、口に出す者はいない。神様、みんなをお守りください。おじさん、おばさん、優しいとうさん、かあさんを、お守りください。… しばらくしてから、僕は家に運ばれ、ベッドに寝かされる。眠りは僕を、その家で親しまれ愛されている者のように、無言でもてなしてくれる。…


bagusさん、「シューベルト重唱曲集」(8枚組みですよ)を聴きかじってみました。
聴いてないCDやLPいったいいくつあるんだろ。
重唱曲集はCD2枚ですね。この中には合唱曲も含まれてます。
あとはヤノヴィッツが4枚にルートヴィヒが2枚です。
私には、CD4枚について来る余分な4枚って感じしました。
つまり重唱の曲は独唱の曲ほど魅力的には思えませんでした。
珍しい曲をベーカー、ディスカウ、アメリンク、シュライヤーらが歌っているので、それだけでも価値があるかもしれません。

ちょっと高い買い物をするときは考えちゃいますよね。
踏ん切りをつけるときは、演奏会のチケットのことを考えます。
来日するシカゴのマラ9が\28,000〜\9,000、ウィーンフィルのブルックナー7が\29,000〜10,000、スカラ座のオテロときたひにゃ\55,000〜\35,000(エコノミー\10,000)ですぜ、旦那。
12,000円?…、安い安い、とね。

アメリカだと思っていました。
投稿者:oisiitukemono
2003/ 8/16 12:20 メッセージ: 2177
これは y_bagus_m さんの 2166 に対する返信です
こんにちは〜。

聞き始めの頃(今か)ドボルザークの「新世界」って、アメリカの印象を音楽にしたものだと思っていました。どことなくウェスタンっぽいメロディもあったので....。でも、故郷を懐かしんで作った曲だったんですね。
 個人的にはこの曲の第2楽章こそ、年末に演奏して欲しいんですけど。
 バグースさん達、外国で生活されている方はやはり日本が恋しくて仕方がない時もあるのでしょうか。(新鮮な魚が食べたい!!って言うコメントに現れていますが・笑)


 ところで「あたい」なんですが、冗談で言う事はありますねぇ。
 「あたい」って言う女性の勝手なイメージとしては、東京の下町のぼろアパートに住んでて(電車が近くを通るのだ)、部屋着はシミーズのままで、台所の流しは深く、水を落とすとバタバタいって、彼女は髪を染めてて、ウェーブがかかっていて、タバコを吸いながら、男が来るのを気だるそうに待っている...って、感じなんですけど。

 ちなみに私のお気に入りサイト(方言)を貼っておきます。面白いですよ。
http://nlp.nagaokaut.ac.jp/hougen/

サブテーマ「そういう風にしゃべる人見た事ない」ですけど、私の長年の疑問は

 ○お土産を(寿司?)を持っている酔っ払い
 ○バナナの皮で転んでいる人

 です。
定番中の定番なんですが、見た事ないぞ!

当たり外れ
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/16 12:26 メッセージ: 2178
これは other_wind さんの 2176 に対する返信です
があるので、生の高いのは考えてしまいますね。
 (高いので)最後に聴いたのは「魔笛」ウィーン・フィルで\38000
 ひどい出来で、腹を立てて帰りました。以後高値のは考えてしまいます。ここのところ、一万五千円以上のは行っていません。

そうだったのですか!
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/16 16:09 メッセージ: 2179
これは lvkoechel さんの 2174 に対する返信です
>一つの音を延ばす場合に、次第に膨らまし、また次第に細くする方法がある。
>これは、バロック時代にはメッサ・ディ・ヴォーチェと呼ばれて、重要な方法とされていた…

!!!
lvkさん、それですよ、それ。 私が愛してやまない(おいおい…)ツチノコ奏法とは!
と言うことは、あの奏法はやはり楽器の特性のみに起因するのではなく、意識的に
やっていたのですね。
でも、私が揶揄したように「わざと下手くそに」やっているわけではなく、古式ゆかしい
奏法に則っていたのだと…
これは恐れ入りました。

>しかし、そう簡単な方法ではなかったことはタルティーニが弟子に対して
>毎日さらうように記していることからもうかがえる

うむうむ、そりゃわざと下手くそに弾くのもさぞ難しかろう…
と言うわけではなかったんだっけ、失礼。
それにしても、「メッサ・ディ・ヴォーチェ」はまだしも、ノンビブラートで入り
音を膨らましきったところでビブラートをかける 「細川たかし奏法(野口五郎奏法改め)」 
だけは勘弁してほしいぞ、実際。 
ブツブツ…

lvkさん、貴重な情報をありがとうございました!

>では、バーバーの曲を。
><ノックスヴィル、1915年の夏(「父の思い出」より)>
>管弦楽とソプラノの曲です。

other windさん、なんでそんな曲をご存知なのですか?
私などバーバーと言うと、「セビリアの理髪師」くらいしか知らないと言うのに。
それにまた曲について書かれている内容に即死がじゃない、食指が動く…

>私には、CD4枚について来る余分な4枚って感じしました。
>つまり重唱の曲は独唱の曲ほど魅力的には思えませんでした。

other windさん、利害の一致を見ましたね。
トレードしましょう、トレード!
other windサンにとって戦力外の重唱・合唱の2枚を私が引き取ります。
そのかわりにこちらの戦力外を何枚でも差し上げましょう。
何が良いですか? 選り取りみどりですよ。
う〜ん、ガーディナーのベートーヴェン交響曲全集なんてどうでしょう?
日本アカデミー大賞を受賞した名盤です、素〜晴らしい演奏ですよ。
あと藤山一郎名歌唱集なんてのもありますが…

転ぶ人
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/16 16:12 メッセージ: 2180
これは oisiitukemono さんの 2177 に対する返信です
>アメリカだと思っていました。

つけものさん、あの曲はボヘミアメロディだけでなくアメリカ土着メロディも取り入れ
られていたのではありませんでしたっけ?
何楽章だったか忘れましたが、大昔買ったLPの解説に「この旋律はアメリカンインディアンの…」
というくだりがあったような気がするのですが…
でも定かではありません。

>お土産を(寿司?)を持っている酔っ払い
>バナナの皮で転んでいる人

確かに。
寿司折はともかく、日本においてバナナの皮が日常的に道端に落ちているなんてこと
はあり得ない。
では、バナナがたくさん取れる南の国ではどうなのかという疑問が出てきますね、当然。
でも、残念ながら私が今まで行った南洋の国々でも道端にバナナの皮が落ちている
のは見たことがありません。
でも私は別に「バナナの皮ウォッチャー」ではなく、気をつけて見てきたわけではない
のでその気になって探せばあるのかもしれませんね、そういう光景も。
で、次のような会話が日常的に交わされているのでしょう。

「今日2回もバナナの皮で転んだよ。」
「ああ、見たよ。 見事な転びっぷりだったね。 最近君の転びっぷりにはますます
磨きがかかってきたんじゃないかい?」
「ん、おかげさまでね。 かなり上達したよ。」
「でも気をつけなよ、上達してきたなという頃が落とし穴。 怪我しやすいって言うから。」
「うん、そうだね。 だからボクもそろそろバナナの皮保険に入ろうかなと思ってるんだ。」

バナナの皮保険、バグース共和国にはあるそうな…

ちなみに私が以前住んでいた**(漢字2文字の都市です)ではバナナの皮は落ちていませんが、
道端のいたる所に痰がへばりついています。
これは別にウォッチャーでなくとも誰でも簡単に見つけることが出来ます。
冬になるとそれが凍りつき、足を滑らせて転んで怪我をする人が後を絶ちません。
困ったものです。

南米の音楽
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/16 16:27 メッセージ: 2181
これは y_bagus_m さんの 2180 に対する返信です
おかげさまで米国の音楽のコレクションもかなり充実してきましたので、
今度は少し南に下ってみましょうか。
ブラジル、アルゼンチン等々、これも沢山ありそうですね。
南は暑くて… と言う方は逆に北上していただいても結構ですよ。
カナダのご当地音楽なんてのがあるのならば、ご紹介ください。

re:南米の音楽
投稿者:nujikoa
2003/ 8/16 19:12 メッセージ: 2182
これは y_bagus_m さんの 2181 に対する返信です
南米ですか。これはまた<クラシックでは>難しいですね!

ピアソラは何故クラシックコーナーに置いてあるのかよく分からないし・・・


あ、そうだ、これ↓だけ許してください。(一応オーケストラ演奏ですから)

アントニオ・カルロス・ジョビンの「WAVE」

南に下ると、(音楽では)涼しい風が吹いてきます。

お礼:静かな車内でぐっすり眠り
投稿者:nujikoa
2003/ 8/16 19:47 メッセージ: 2183
これは tynaoshima さんの 2167 に対する返信です
すみません、普請道楽さん出題テーマの
蒸し返しです。

逆お薦めをうけて「モーツアルトのクラリネット五重奏曲」初めてCDを買いました。

ところが、あれ・・・?
これは、隅から隅まで聴いたことがあるような・・?

「最強の<純喫茶BGM>」ですね。道理で一度と言わず何度も聴いていたわけだ。
にしても、こうしてちゃんとスピーカーに対して意識を向けて聴くと、う〜〜んなんという名曲!と、うなる他ありません。

さて、今度は次に入っているブラームスが流れ出しました。これも良さそう。
このCDに手が伸びたのも掲示板と皆さんのお陰です。ハイ。

(初心者のひとりごとでした)

南米とバナナ
投稿者:wadakamaru
2003/ 8/16 20:06 メッセージ: 2184
これは y_bagus_m さんの 2181 に対する返信です
あまりにマイナーなので、ちょっと気がひけますが、
K617というレーベルから、南米のバロック音楽を録音したものがいくつかでています。
たまたま買ったのが宗教曲だったせいか、ちょっと泥くさくて聴くのが大変でした。
こわいもの見たさ聴きたさで、ラックから探してきて久しぶりに聴いてみました。
Velasco と言う1644年生まれの作曲家で、
その中の Dixit Dominus でヴィヴァルディやヘンデルのものと聞きくらべてみると、
やはり一時代前の雰囲気を漂わせています。
この作曲家はスペイン人でペルーに渡ったとか。
バロック時代にイタリアからスペインに行った人が大勢いますが、
さらにイタリアの作曲家のなかにもブラジルに渡った人もいたようです。

南米と言えば、映画「ハピヨン」を思い出す。
マックイーンとホフマン・・
最後のシーンは、海に浮かぶマックイーンを上空から撮っているのですが、
その下の方(海の底側)に潜水夫が写っていました。でも白けることもなく、なかなか感動的な映画でした。

>バナナの皮で転んでいる人
転ぶ人も見かけませんが、最近はバナナのたたき売りと言うのも見たことがないですね。
子供の頃は、よく見かけたのですが。当時は高級な果物で、指をくわえて見ていました。
テレビで見たのですが、最近は、東京土産は、雷おこしではなく、
「東京ばな奈」というのが一番の売れ行きだそうですね。
私は、人形焼がお好みでした。

Re:re:南米の音楽
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/16 22:15 メッセージ: 2185
これは nujikoa さんの 2182 に対する返信です
 私もクラシックをパス!というより知りません。以前ロボスかだれかの「ブラジル風バッハ」?とか何とかを聞いたことはありますが、全然覚えてない。
 ジョーン・バエズの「黒いオルフェ」

 南米は欧州と気候その他が逆で、よく一流人達が行っているようです。トスカニーニのデビューがそうだったような。
E.クライバーもよく行っていたみたいですね。
 Argerich ほか南米系のピアニストも多い気がします。

南米バロックとは…!
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/16 23:03 メッセージ: 2186
これは lvkoechel さんの 2185 に対する返信です
米国・カナダの停電、NYの方はなんとかほぼ回復したようですね。
ブッシュかパタキあたりが「我々は停電に打ち勝った!」と勝利宣言をし、
皆高揚した面持ち出で「ゴッド・ブレス・アメリカ」を歌うという光景を期待して
いたのですが、さすがにそれはやりませんでした。
大変残念です。

>あ、そうだ、これ↓だけ許してください。(一応オーケストラ演奏ですから)
>アントニオ・カルロス・ジョビンの「WAVE」

許す。
アントニオ・カルロス・ジョビンはそのジャンルでは「古典」ですから。
ブラ尻じゃない、ブラジルの海! って感じです。

>このCDに手が伸びたのも掲示板と皆さんのお陰です。ハイ。

どっちもええ曲でっしゃろ。
私も同カップリングのレコードを買いましたが、最初に耳が行ったのは
ブラームスの方でした。

>K617というレーベルから、南米のバロック音楽を録音したものが
>いくつかでています。

えぇっ、南米のバロックですか?!
「南米とバロック音楽」というのは、「ギリシャ神話と玉子焼き」と同じくらい
結びつかないのですが…

>この作曲家はスペイン人でペルーに渡ったとか。

なるほどねぇ、そういう人がいたのですね、そんな時代に。
もしかすると、欧州の音楽と土着のそれが混じったような音楽があるかも
しれませんね、探してみれば。
しかしまたよくそんな曲が録音されていますね、そしてまたよくそんなディスクを
持っておられますね。 すごいです。
K617というレーベル名もいわくありげですが…

>テレビで見たのですが、最近は、東京土産は、雷おこしではなく、
>「東京ばな奈」というのが一番の売れ行きだそうですね。

ワダカマルさん、もしかして先週の日経 「なんでもベスト10」
ご覧になりました?

>ジョーン・バエズの「黒いオルフェ」

「黒いオルフェ」ってジョーン・バエズも歌っていたのですか?
私はアストラッド・ジルベルトでしか知りませんでした。

>南米は欧州と気候その他が逆で、よく一流人達が行っているようです。

日本人では黒沼ユリコがメキシコに住んでいましたよね (今もかな?)。
たしかシェリングも晩年はメキシコではなかったかしらん?

他にありあませんか? 南米のご当地クラシック。
あ、もちろん中米も含めてけっこうです、もしあるのなら「カリビア〜ン」も。

黒いオルフェ
投稿者:nujikoa
2003/ 8/17 1:21 メッセージ: 2187
これは y_bagus_m さんの 2186 に対する返信です
>>ジョーン・バエズの「黒いオルフェ」
>「黒いオルフェ」ってジョーン・バエズも歌っていたのですか?
>私はアストラッド・ジルベルトでしか知りませんでした。

僕は「椎名林檎」で知っています。
発音は子猫ちゃんみたいでかわいらしいし、アレンジもカッコイイと同時に楽しいです。

あとこの曲は、インストゥルメンタルでのカバーが数限りなくありますね。

なかでも、
パコ・デ・ルシア/ジョン・マクラフリン/アル・ディメオラの「スーパーギタートリオ」によるものが好きです。

彼らのテクニックと個性はもう驚くほかないハイレベルですから、クラシックファンの方にも一聴の価値あり、とか偉そうに言ってみる事にします。(^^)

**
このくらい有名曲だったら、クラシック畑の人によるカバーはないんでしょうかね・・・?

お役に立てて何よりです
投稿者:tynaoshima
2003/ 8/17 2:08 メッセージ: 2188
これは nujikoa さんの 2183 に対する返信です
 nujikoaさん今晩は、普請道楽です。

 モーツァルトのクラリネット五重奏曲を、「通勤電車でのウタタネのための音楽」などと大変失礼なご紹介をして申し訳ありません。

>う〜〜んなんという名曲!と、うなる他ありません。

 お買い求めになられて喜んで頂いたご様子で、伺ってホッとしました。
 とは言え、このトピにはモーツァルト好きの大先輩が多々いらっしゃいます。私も、その方達に教えを請いたいですし、nujikoaさんも何か別の作品をお試しになったら、知識・感想のお裾分けをお願いしますね。
 何、ご心配には及びません。ちゃんと聴きますから。私も、(時々ですけど)通勤電車で寝ずに出勤する事もありますので。

 さて、お題ズレしないことをモットーとしてはおりますが、中南米はあまり知りません。その数少ない在庫の中では、カルロス・チャベス(メキシコ):「トッカータ」がお薦めです。持っているCDは、ヴァレーズやケージとのカップリングで、思いっきり現代音楽なのですが、この曲は打楽器のみによる(一種の)ソナタなので、バルトーク好きの方なら結構楽しめると思います。

 こういう打楽器系統が続くのも愉しみです。このままぐるっとご当地ネタが地球を半周したあたりでは、中近東分野:「イラク情報省伝統音楽グループによるドラム・アンサンブル」をご紹介できるかと思っております。また、トルコ・チュニジア・スーダンの「イスラム教神秘主義(スーフィズム)の儀式音楽」もなかなか面白いので、このエリアがご当地になれば…。

 いや、ご紹介するのは無理でした。
 このまま順当に行けば、東欧・ロシアに到着するでしょうし、そうなればシベリア鉄道経由でアジアに来る事になるでしょう。そうなれば(中近東やアフリカを思い出すことなく)、いつものようにシベリア鉄道の中で熟睡してしまい、終点まで目が覚めないでしょうからね。

トピずれですが・・・
投稿者:wolfgang17560127
2003/ 8/17 6:18 メッセージ: 2189
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
皆さん、CCCDを買うのは絶対やめましょう。

パソコン上では聴くだけなら聴けると言うので再生した所、一発でドライヴが壊れました。他のCDを聴こうと思い挿入したところ「ディスクが汚れてて読み取れません」なんて警告が出る様になってしまいました。このCCCDは中古行きとなります。

ちなみに曲は「犬夜叉」のエンディングです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00009V9I9/qid=1061068472/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/250-4904254-6116218

CCCDは噂には聞いてましたがこれほど酷いとは思いませんでした。

はっきり言って不良品ですね。

Re:黒いオルフェ
投稿者:kettaro2001
2003/ 8/18 15:42 メッセージ: 2190
これは nujikoa さんの 2187 に対する返信です
御無沙汰でございます。
 「秘境に持っていく10枚」で悩んでいたら、次のお題に移っちゃいまして。それからちょっとお邪魔しにくくなって。バグースさん、ごめんなさい。


>このくらい有名曲だったら、クラシック畑の人によるカバーはないんでしょうかね・・・?

 ホセ・カレーラスがあります。
@「ホセ・カレーラス 世界を歌う」
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=wpcs11061

 あと、今、こちらでお題になっています。上記カレーラス盤の感想とかも書いてますので(3137番)、よろしければ。ジャズ板の「聴き比べはいと楽し。」というトピです。
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=MU&action=m&board=1834582&tid=d0a4adhfa4ya4oa4a4a4h3za47a1a3&sid=1834582&mid=1&type=date&first=1


 で、システム障害の間に、また何枚か買ってきました。

 nujikoaさん御紹介の椎名林檎と、バリトン・サックス奏者ジェリー・マリガンの「ナイト・ライツ」、そして、

A鮫島有美子「マイ・ウェイ〜青春のポップス」
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=cocq83544

 です。

 椎名林檎は確かにカッコイイ! こういうファンキーさもいいですね。

 マリガンはピアノレスの演奏。トロンボーンのボブ・ブルックマイヤーが一緒で、こういう場合お互いピアノでバッキングをつけることが多いらしいのですが、ここではジム・ホールが抑制の効いたギターでリズムをつけています。
 日野皓正の「トランス・ブルー」でもこのナンバーをとりあげているんですが、ホールはそこでも素晴らしいソロを披露しています。

 Aの鮫島さんは、薩摩忠訳の日本語詞で歌っています。
 このアルバム、全般にスタジオ・ミュージシャンが軽音楽風のバックをつけているんですが、「オルフェ」はピアノとチェロを中心にした伴奏で、鮫島さんもしっとりと歌っています。


 ラテン・アメリカの音楽といえば、こういうのを持っています。
Bモートン・グールド「ジャングル・ドラム〜熱狂のラテン・リズム」
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=bvcc37307

 レクオーナが大部分で、他にヴィラ=ロボス、ファリャの「恋は魔術師」より「火祭りの踊り」、エリントンの「キャラバン」などもやっています。ノーブル&レレオハイクの「ハワイアン・ウォー・チャント」は「あ〜、ヤンなっちゃった」ですね。
 上記「聴き比べ」トピの3014〜3015番に略歴など書いておきました。

 ほかに、スウェーデン人ギタリスト、イョラン・セルシェルが2枚組CDで、ラテン・アメリカの作曲家の小品をいくつかとりあげています。これ、ラストの「ジョージア・オン・マイ・マインド」ばっかり聴いているんですが。

Cイェラン・セルシェル「ギター小品集」
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&pn=2&id=pocg3477


 あと、黒沼ユリコさんは、ちょっと前のTV「スペイン語会話」に出演していました。相変らず、彼の地で後進の指導に当たっているそうです(既に孫弟子までいるそうな)

 それでは、また。。

チュニジアの夜
投稿者:kettaro2001
2003/ 8/18 15:45 メッセージ: 2191
これは y_bagus_m さんの 2166 に対する返信です
 お題は既にラテン・アメリカに移ってしまっているのですが、合衆国の音楽家の作品を挙げさせてください。

 ディジー・ガレスピーの「チュニジアの夜」です。
 ガレスピーはチャーリー・パーカーと組んでバップの創生にかかわった人物ですが、キューバ出身のチャノ・ポソやカンディド・カメロをバンドに加え、ジャズにアフロ・キューバンの要素を導入した人物でもあるので、あながちラテン・アメリカとも無関係ではないですね(そういえばフィデル・カストロと一緒に写っている写真を見たことがあるな)。

 「チュニジアの夜」ですが、ガレスピー自身の演奏を始め、バド・パウエル、デクスター・ゴードン、アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズといったミュージシャンの名演があるんですが、クラシックの音楽家でもこの曲を演奏している人がいまして…。

*フリードリヒ・グルダ「グルダの芸術/グルダ・ワークス」
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&pn=3&id=phcp20332

 オリジナルはLP5枚組で、そのSide8がジャズの演奏に割り当てられている、とのこと。CDでは3枚目のトラックA〜Dにあたるものです。

 「チュニジアの夜」は変わった楽器を使っていまして。

 トリオの演奏ですが、グルダはアルト・ブロックフレーテとクラヴィコードを多重録音で演奏しています。
 ジャズではあまり馴染みのない楽器なんでよくわからないのですが、ブロックフレーテは所謂リコーダーで、クラヴィコードはチェンバロやハープシコードと同じものですよね(それとも微妙に違いがあるのでしょうか)。
 
 イントロはブロックフレーテでアラブの雰囲気を醸し出しています。テーマとアドリブ・コーラスもブロックフレーテのソロがあり、ややフリーキーなトーンも交えますが、見事にスイングしています。
 続いてはクラヴィコードのソロなんですが、これもまるでエレキ・ギターのようにきこえます。
 そのあとのウェイン・ダーリングのベース・ソロも骨太で見事。スラム・スチュワートやメジャー・ホリーがよくやっていた、ベースに合わせてハミング(スキャット?)する奏法です。


 このほか、グルダの自作が2曲、コール・ポーターの「恋とはどんなものかしら」もとりあげています。


 グルダの演奏は、私の「チュニジアの夜」コレクションの中でも結構お気に入りです。

英国・アイルランド編
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/18 18:51 メッセージ: 2192
これは kettaro2001 さんの 2191 に対する返信です
日本の冷夏、中国・欧州の猛暑、米国・カナダの大停電、加えてYAHOO
掲示板の度重なるシステム障害とやらによる異常。
これらは全てどこかでつながっていたりして?

>僕は「椎名林檎」で知っています。

へえ、椎名林檎の「黒いオルフェ」なんてあるのですか?
で、「子猫ちゃんみたいにかわいらしい発音」なのですか?
ちょっと想像できないですね。
それは一度聴いてみたい!

>カルロス・チャベス(メキシコ):「トッカータ」がお薦めです。

初めて聞く名前です。
打楽器のみによる「(一種の)ソナタ」というのも珍しいというか凄そうですね。

あ、それと、普請道楽さん。日本に戻る前には中東近辺も寄りますからご心配なく。
でも、その時には目を覚ましていて下さいね。

>御無沙汰でございます。

kettaroさんお久し振り!

>ホセ・カレーラスがあります。

「カーニバルの朝」=「黒いオルフェ」なのですね。
それとも映画「黒いオルフェ」に出てくる「カーニバルの朝」と言った方が正しいのでしょうか?
それにしても、カレーラスから椎名林檎まで取り上げているなんて、大した曲ですよね。

また、モートン・グールドも面白そうなのですが、
>「ハワイアン・ウォー・チャント」は「あ〜、ヤンなっちゃった」ですね。
ということは、あの曲は牧紳二のオリジナルではなかったのですか?
私はてっきり牧紳二一世一代の大傑作かと思っていました。

>「チュニジアの夜」ですが、…
>クラシックの音楽家でもこの曲を演奏している人がいまして…。

チュニジアの夜は「お噂はかねがねお伺いしておりますが、お聴きしたことがございません」
知名没聴の曲です。
グルダ御大がやっているとは知りませんでした。

>クラヴィコードはチェンバロやハープシコードと同じものですよね
>それとも微妙に違いがあるのでしょうか)。

チェンバロとは異なる楽器です。
このトピの2033、2035、2044あたりをご参照ください。
また、「バロックファンのコーナーです」トピの1280以降にも詳しく書かれています。

ketteroさん、またご自分のタイミングで顔を出してくださいね。
よろしくお願いします。

さて、南米といえばヴィラ・ロボスとかピアソラとかバンバン出てくるのではないかと
思ったのですが、チョロチョロでしたね。
皆さんあまりお好きでないのでしょうか。
「ならば、自分で出せよ」と言われそうですが、何せ私そのあたりの音楽に関しては
全くの無知でして…

と言うわけで、飛びましょう。 一気に大西洋を越えて。

で、今度は「英国・アイルランド編」。
今度は大丈夫でしょ。
よろしくお願いします!

ドヴォルザーク:交響曲第8番「イギリス」
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/18 19:10 メッセージ: 2193
これは y_bagus_m さんの 2192 に対する返信です
第9番がアメリカに渡って書いた曲なので、当然第8番はドヴォルザークがイギリスに
旅行した際にその地の民謡や風景などにインスパイアされて作ったのだと思っていました。

「意外と土臭いんやなぁ、イギリスって。 んー、何事もイメージだけで判断したらいかん。」
という大切なことを学び、4楽章を聴いて「こがねむしの歌はイギリス民謡だったのか!」
と、大発見をしたような気にもなっていました。

ところが…
全然関係なかったのですね、イギリスとは。
ただ単に、初版の楽譜が出版されたのがイギリスの出版社からだったからそういう名が
ついたとか何とか言うような話だったと思います。
最近ではこの曲を「イギリス」と呼ぶことも少ないようです。

私が学び、発見したことは何だったのだ?

竹光
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/18 20:18 メッセージ: 2194
これは y_bagus_m さんの 2193 に対する返信です
の、図書館で、借りてきました。一度目の感想は「そして、それが時間の無駄である事を知った」という所です。嫌でイヤでしょうがない、とまでは思いませんが。もう一、二度だけトライしてはみますが。
 ところで、香港のレーザーショーは如何ですか?

水上の音楽・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 8/18 21:35 メッセージ: 2195
これは y_bagus_m さんの 2192 に対する返信です
バグースさん  今晩は

最近システム障害が多発しますね。
新型のコンピューターウイルスの影響なのでしょうか。

>>カルロス・チャベス:「トッカータ」がお薦めです。
>初めて聞く名前です。
>打楽器のみによる「ソナタ」というのも珍しいというか凄そうですね。

曲名だけは、以前に書いたことがあります。
まあ、バグースさんが記憶しておられなくても、当然だと思いますけれど・・・

1&mid=845

亀レスになりますけれど、
「黒いオルフェ」や「チュニジアの夜」。
私は、MJQの演奏が好きで愛聴しています。
「THE BEST OF MJQ」という2枚組のLPには、他にも「ジャンゴ」「コンコルド」「ゴールデン・ストライカー」など、MJQの名演が収められています。

さて、イギリスといえば、
ヘンデルが、ジョージ一世のテームズ河での舟遊びのために作曲した「水上の音楽」が心に浮かびます。

もう随分前になりますが、小堺くんが司会をしている「御機嫌よう」で、和食、中華、イタリアンの軽食を、若いコックさんが腕を振るってゲストに出していたことがありました。

ところが、「水上の音楽」のメロディーが流れると小堺くんが「今日はイタリアンでーす」と叫んでいたのです。

イタリアとは縁もゆかりもないヘンデルが、イギリス国王の為に作った曲の、どこがイタリアンやねん !

頭にきた私はフジテレビに電話して、「御機嫌よう」の女性プロデューサーに注意しました。
それに対してプロデューサーの返事が振るっていました。

「この番組をご覧の方々は、それほどクラシック音楽に詳しい方はいらっしゃらないでしょうし、まぁ、ムード的にイタリアンに聞こえますので、これで宜しいのではありませんか ?」

私は二の句が告げられませんでした(笑)。

>南米バロックとは…!
投稿者:wadakamaru
2003/ 8/18 21:51 メッセージ: 2196
これは y_bagus_m さんの 2186 に対する返信です
またヤフーのサーバーの障害。最近多いですね。
無料で利用させてもらっているので、えらそうに「なんとかせい」とは言えませんが、
新手のウィルスではないでしょうね。
会社の同僚の一人は、早速例のブラスターというウィルスですか、それに罹ってしまって、
パソコンが再起動ばかりして、大変だったと言っていました。

>「南米とバロック音楽」というのは、「ギリシャ神話と玉子焼き」と同じくらい
オデュッセウスは玉子焼きが好物だったということが、トロイの遺跡の発掘で立証されています。(うそ)
"K617" とはどういう意味なんでしょう。たぶんモーツァルトとは関係ないですね。
ブラジルのレーベルと言うことなのですが、詳しいことは私も分かりません。
ちゃんとホームページもありますが、何が書いているのか理解できないのです。
http://www.cd-baroque.com/accueil.asp

「英国・アイルランド編」 バロック編
投稿者:wadakamaru
2003/ 8/18 21:54 メッセージ: 2197
これは y_bagus_m さんの 2192 に対する返信です
イギリスと言えば、ヘンリー・パーセル
ブリテンの「青少年のための管弦楽入門(パーセルの主題による変奏曲とフーガ)」
を聴いて、是非ともその原曲を聴きたいと思い、
その曲が、"Round-O"[ZT.684] だと言うことが分かるまで、何年かかったことか。

ほかの有名どころは、fugue_g さんも書かれているとおり、ヘンデルです。
いうまでもなく、まるでイギリス人かの如く、イギリスで大活躍していますが、本来はドイツ人。
当時イギリスは音楽的には後進国で、他国から大勢の人がやってきて活躍をしています。
ドイツからはほかにも、JCバッハがやってきて、この人はアイルランドのダブリンで活躍し、
イタリアからは、ジェミニアーニほかたくさんの人がやってきて、活躍しているようで、
"Italian Musicians in London" なんていうCDがでています。
このCDの中の、バルサンティという作曲家の、イギリス民謡をチェンバロ曲にアレンジしたものを聴くと、
バロックと言えばバッハなんて、もし安易に思っている人がいるとすれば、
それは、「音楽は知的な趣味である」という思い上がりを持った者ではないかということを思わせる。
ちょっとカルチャーショックを受けそうな、「情」というか、土臭い民衆の息づきが聞こえてきます。
つまり、「六甲おろし」も「フーガの技法」も同じようにわいわいと楽しみたいと言うことです。

イギリス人としては、パーセルを除いては、ウィリアム・ボイスが一番有名だと思うけれども、
バロックを聴かない人にとっては、「ボイスって誰」と言いそうですね。

勝手な思い込みですが
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/18 23:10 メッセージ: 2198
これは wadakamaru さんの 2196 に対する返信です
 フランス語で書いてあるのでフランスのメーカーと思っていました。
 K617も、モーツァルトのグラスハーモニカ五重奏曲と決めつけていました。根拠も自信も無いです。

 イギリスということでヘンデルのハープ協奏曲のオリジナルのオルガン協奏曲。
  
  wadakamaruさん、あえて異をとなえている訳ではないので、お気を悪くなされぬよう願います。

ドヴォ8・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 8/19 0:20 メッセージ: 2199
これは y_bagus_m さんの 2193 に対する返信です
バグースさんへ

以前に私のパソコンでネットハンティングしにやって来る友人のことを書きましたが、
カラヤン/ウイーンフィルのドヴォルザーク「交響曲第8番」をDVD-Rにコピーして、プレゼントしてくれました。

いつもは、ケルテッシュ/ウイーンフィルのLPを聴いていますが、映像があるとコンサート会場で聴いているみたいで、とてもいい気分です。

カラヤンと言えば・・・
おしゃべりトピのhanae_seさんが、カラヤンのファンらしいですね。
それに江口洋介と渡辺美里がお好きのようです。

よく書き込んでおられますが、あまり返事が書き込まれず、ちょっとお気の毒に感じます。
同じカラヤン好きとして、バグースさんと話が合うのではありませんか ?

私がコラールさんのトピへ書き込むのは、以前からの繋がりで、背信行為になりそうですので、バグースさんか、ワダカマルさんで、hanae_seさんに○○トビも読んで頂けるように、アプローチなさっては如何ですか ?

懺悔室
投稿者:nujikoa
2003/ 8/19 0:21 メッセージ: 2200
これは kettaro2001 さんの 2190 に対する返信です
けったろさん、はじめまして。

>ジャズ板の「聴き比べはいと楽し。」というトピです。

ジャズ板ですか。

実は私、クラシックCDよりジャズCDの方が少し多くて、
クラコンサートよりジャズライブの方がずっと多いんです。

(・・・あ〜あ、言っちゃった。;;)
(とはいえ最近増殖してるのは、断然クラシックですが。と言い訳)

というわけでジャズ板はたま〜にこっそり覗いていたのですが、どうもジャズは語りにくい!(理由不明)

でもとても素敵なトピックですね。今度はたまにといわずちょくちょく覗かせて頂きます。

竹光っておもちゃの刀のことですか?
投稿者:nujikoa
2003/ 8/19 0:36 メッセージ: 2201
これは lvkoechel さんの 2194 に対する返信です
>「そして、それが時間の無駄である事を知った」

lvkさん、これには一本取られました!(笑)

でも、「時間の無駄」も素敵なことじゃないですか。
いつもバッハみたいに有意義な時間に満ち満ちていると、そのうち
「時間を無駄に消費していく音楽」が無性に聴きたくなる時がきます。

ドビュッシーなども同様ですが、ひたすら響きの快感に身を委ねているうちに・・・えっもうこんな時間!?
あ〜良かった。
で、後には、何も残らない。
これもまた良し・・・

「音楽は終わると、空中に消えてしまう。もう一度とり戻すことはできない。」と言ったのは、
かのエリック・ドルフィーです。(と、格好つけてしめてみる)(^^)

イギリス
投稿者:nujikoa
2003/ 8/19 0:48 メッセージ: 2202
これは y_bagus_m さんの 2193 に対する返信です
とは・・・苦手分野です。
なんといっても一番苦手なのがHR/HMです(そんなんどーでもええってか;)

と思いきや、「どぼはち」がそういえば「イギリス」だったのですね、バグースさん。
これは僕が初めて買ったレコードでもあり、隅から隅まで大好きな曲です。

あと思い入れがあるのといえば・・・
グールドがピアノで弾いた、
バード ・ ギボンズの作品集でしょうか。
(エリザベス朝時代のヴァージナル音楽ですね)
グールドの録音の中でもセクシーなので有名な、ブラームスの「間奏曲集」
並みに、切ない音の数々です。

イギリス、アイルランドといえば。
そう、「グリーンスリーブス」が王道ですね!
この曲はいろいろありそう。電話の保留音とか(だから違うって)。
でもまず僕は「グリーンスリーブス」の意味からしてわかりません。
ご存知の方がいらしたら是非・・・

茸蜜
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/19 1:31 メッセージ: 2203
これは wadakamaru さんの 2197 に対する返信です
聴かれましたか! lvkさん。
短い曲ですから、2回聴いてもたかが20数分の時間の無駄。
ダメモトでもう一度聴いてみてください。
>でも、「時間の無駄」も素敵なことじゃないですか。
とおっしゃるnujikoaさんの意見に賛成です!

>ところで、香港のレーザーショーは如何ですか?

ところで、香港のレーザーショーって何ですか?

>曲名だけは、以前に書いたことがあります。

フーガさん、これは失礼!!
でも、ほんと「曲名だけ」でした…!

>まぁ、ムード的にイタリアンに聞こえますので、これで宜しいのではありませんか ?

気持ちはわからないでもないですが、プロなのですからその程度のこだわりは持って
欲しいと言うのが正直なところですよね。
何も「黒澤明のようにやれ」と言うわけではないのですから。

ところで、先日行ったイタリア料理レストランではボブ・マーリィがかかってました。
どこがイタリアンやねん!。
― その後で一応「フニクリ・フリクラ」もかかってましたけど…
でも、「アイ・ショット・ザ・シェリフ」のすぐ後で「フニクリ…」と言うのもなかなかオツな
ものがありました。

>オデュッセウスは玉子焼きが好物だったということが、
>トロイの遺跡の発掘で立証されています。

イカロスの好物はイカろ(ど)す。
パンドラの好物は… やめとこ、またタゴサクってしまいそうになった。

>ドイツからはほかにも、JCバッハがやってきて、この人はアイルランドのダブリンで活躍し、…

えっ、ダブリンでですか? 知らなかった…

>つまり、「六甲おろし」も「フーガの技法」も同じようにわいわいと楽しみたいと言うことです。

個人的な理由で「六甲おろし」だけはご勘弁!
あそこの球団は「**降ろし」の方が似合っているのでは?
そのうち「星野降ろし」になんなきゃいいけど…
あ、全国1000万の阪神ファンの皆様、ごめんなさい!
希望を失った哀れな巨人ファンのたわごとと、お許しください!

>バロックを聴かない人にとっては、「ボイスって誰」と言いそうですね。

ははは、いや、全くですね、考えられそうなことです。

で、時にワダカマルさん、ボイスって誰?

トピづれのお手伝いに
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/ 8/19 6:53 メッセージ: 2204
これは y_bagus_m さんの 2203 に対する返信です
再び戻って来ました。

ちょっと留守をしている間に、とんでもない両の投稿数!相変わらず流行っていますね、バグ−スさんのお店。
夏休みの宿題をためてしまった時の気分を久々に味わいました。全部読まなくても誰に咎められる訳でもないのに…あぁ目が疲れたこと!
「疲れた目には…」がテーマですよね?

では、また引っ掻き回してしまうであろうことは予想されますが(本人が言うのですから間違いナシ)再び参加させてくださいね。

ところで、今は何のテーマなんでしょう??

時間の無駄っていう意味がよくわかりません
投稿者:youyou0031
2003/ 8/19 12:57 メッセージ: 2205
これは nujikoa さんの 2201 に対する返信です
が、ドビュッシーも武満氏も、自分の感覚に寄り添う、みたいな音楽だと思います。けっへるさん、ぜったいに無駄じゃないと思います、よ。

あんまり聞かないのですが、かけがえのない音楽だと思います。

でも後には何も残らないって、うんそうだなと思います。自分の中のわだかまりみたいなのが、すーっと無くなってる感じです。

南米・英国・アイルランド編
投稿者:ZAKKYO2000
2003/ 8/19 13:06 メッセージ: 2206
これは y_bagus_m さんの 2192 に対する返信です
帰省しているうちに、テーマが世界を駆け巡っていましたね。思いつくままにいくつか・・・

「南米編」(遅ればせながら)
・ヒナステラ:バレエ「エスタンシア」
  アルゼンチンの農場の風景を描いたものですが、超強烈なリズムに圧倒される。
・ヴィラ=ロボス:「ショーロス」
  哀愁漂うブラジルの風景。
・レクオーナ:「マラゲーニャ」
  イージーリスニングとしての方が有名?
・レスピーギ:「ブラジルの印象」
  ヨーロッパ人の南米を描いた作品としては貴重な存在。

英国ロンドン編
・ハイドン:交響曲No.104「ロンドン」
・ヴォーン=ウィリアムズ:交響曲No.2「ロンドン」
・エルガー:「コケイン」
・ベリオ:「ロンドンの呼び売りの声」
  ロンドンの物売りの声をミュージック・コーンクレートっぽくした(一応)合唱曲

英国その他編
・メンデルスゾーン:「フィンガルの洞窟」、「スコットランド」
・ヴォーン=ウイリアムズ:「沼沢地方にて」
  「ひばり」や「タリス」にも負けないなかなかいい小品。
・「ロンドンデリー・エア(ダニー・ボーイ)」
  もともとは民謡ながらVn独奏用には不可欠な曲。
・ベートーヴェン:「ゴッド・セイブ・ザ・クイーンによる変奏曲」
  こんな曲があったなんて驚きでした。

アイルランド編
・武満徹:「遠い呼び声の彼方へ!」
  ダブリンを流れる河がテーマのヴァイオリン独奏とオケの曲。

(おまけ)
アイスランド編
・レイフス:「サガ交響曲」
  伝説に基づいた現代音楽ですが、全編ppとffばかりのオーディオ泣かせの曲です。

↓訂正
投稿者:ZAKKYO2000
2003/ 8/19 14:40 メッセージ: 2207
これは ZAKKYO2000 さんの 2206 に対する返信です
× ゴッド・セイブ・ザ・クイーンによる変奏曲

○ ゴッド・セイブ・ザ・キングによる変奏曲

イギリス国歌とピストルズを混同してしまいました。

あとベートーヴェンには「ルール・ブリタニアによる変奏曲」なんてのもありました。
ベートーヴェンはどこでこんな曲を聞いていたのでしょうかね?

考えてみます
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/19 18:32 メッセージ: 2208
これは youyou0031 さんの 2205 に対する返信です
あるとき恵子が荘子の言説をこう批評した。
「君の理論は現実にはなんの役にもたちたないね」
荘子はすかさずきりかえした。
「無用の何たるかを知っている人間だけが、有用なるものについて語る資格を持つのだ。たとえばだよ、われわれ二人が立っているこの大地は限りもなく広いが、いま我々にとって必要なのは足を置く僅かなスペースにすぎない、しかし、だからといって足の大きさだけ残して、周囲を地底まで掘り下げてしまったらどういうことになるかね。それでも残した部分が我々の役に立つだろうか」
「そりゃあ役に立つはずがないじゃないか」
「それみろ、無用なるものこそ真に有用であることがこれでわかったろう」
    荘子「雑篇」より
ではありますが、「あの十五分をエロイカに足しておけば第九が聴けたのに!」に近い解釈をしてしまいます。
 半分は洒落ですので、もうニ、三度は聴いてみます。「かけがえのない音楽だと思います」までになれば、それはそれで結構な事ですが。
 ただ、誰にでも好みがありますから、私にはたぶん・・・

楽しいロンドン
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/19 18:46 メッセージ: 2209
これは ZAKKYO2000 さんの 2206 に対する返信です
>再び戻って来ました。

シュピナートさん、お帰りなさい!
クラおしゃトピで見ましたが、イタリアへ行っておられたのですね。
欧州は気軽に国境越えの旅行ができて良いですね。
以前スペインに住んでいた知人もよく車でフランスやイタリアまで行ったと話をしていました。
それを聞いて羨ましく思ったものです。
こちらは香港から同じ国(本土)に行くのでさえビザが必要ですからね。
もっとも、もうすぐ香港在住日本人はノービザで行けるようになるらしいですが。

>全部読まなくても誰に咎められる訳でもないのに…あぁ目が疲れたこと!

これはこれは律儀にありがとうございます。

>ところで、今は何のテーマなんでしょう??

全部目を通されたのにもかかわらずそういった質問が出るところがこのトピのこのトピ
たる所以でしょうか?
今のテーマは「7日間世界一周・英国編」です。

>「南米編」(遅ればせながら)

レスピーギの「ブラジルの印象」という曲は初めて聞きます。
どんな曲なのでしょうか、興味ありますねぇ。

>英国その他編

「フィンガルの洞窟」という曲ですが、私ずっとこの曲はインドにまつわる曲だと思っていました。
そうでないと認識したのはわりと最近のことです。
そう、ある日ふと気付いたのです 「あぁ、ベンガルじゃなくフィンガルなんだ…」と。
別にそれまでも「インドの曲!」とはっきり思っていたわけではないのですが、
曲を聴いたこともなかったし、何となく漠然と 「インド…」という認識があったのです。
少し考えてみればすぐにわかりそうなものですが。
で、その後「じゃあフィンガルってどこ?」と思っていたのですが、今初めて知りました。
イギリスなのですね。
いやー、よかったよかった。
これでモヤモヤが晴れました。
が、肝心の曲の方は一度も聴いたことありません。

>ベートーヴェン:「ゴッド・セイブ・ザ・クイーンによる変奏曲」
> こんな曲があったなんて驚きでした。

ひゃー、私も驚きです!

ところで、「ロンドンデリー…」はアイルランドではなかったらしらん?

最後に私から1曲。ハイドンの「ロンドン」が出たことによって思い出しました。
作曲者不詳:舞曲「ロンドン」
言わずと知れたあの名曲です。
「楽しいロンドン、愉快なロンドン、ロンドン、ロンドン…!」
ご存知ですよね、皆さん?

やっぱり出た〜!
投稿者:ZAKKYO2000
2003/ 8/19 19:17 メッセージ: 2210
これは y_bagus_m さんの 2209 に対する返信です
>「ブラジルの印象」という曲は初めて聞きます。どんな曲なのでしょうか、
曲の背景などは良く知らないのですが、ローマ三部作ほど派手ではなく、熱帯の神秘性を表現したような曲です。

>>ベートーヴェン:「ゴッド・セイブ・ザ・クイーンによる変奏曲」
だから、キングですって!私が悪うございました(涙)。

>ところで、「ロンドンデリー…」はアイルランドではなかったらしらん?
ロンドンデリーの町は領土的には北アイルランドらしいので、一応イギリスにしておきました。

>楽しいロンドン、愉快なロンドン、ロンドン、ロンドン…!」
出た〜!ロンドンでまとめた時にふとよぎりましたが、やっぱり出てきましたねー。でも最近の若者には、もはやこれ通じないかもしれませんよ。

あなたのロンドン、わたしのロンドン
投稿者:as_dsch
2003/ 8/19 21:27 メッセージ: 2211
これは ZAKKYO2000 さんの 2210 に対する返信です
いやあ、日本って本当に便利ですねえ。
一晩でロンドンとハワイに行けるんだから。
(ロンドンとハワイは今もあるんだろうか?)

>でも最近の若者には、もはやこれ通じないかもしれませんよ。

「一晩でロンドンとハワイに行ける」ことについては以前にいくつかのトピックに書いたことがあり、女性の方から「どういう意味ですか?」との質問をもらったことがあります。
その時はduke iizuさんが“なんとなくわかるように”説明して下さいました。

ところで、ハイドンの交響曲104番「ロンドン」はロンドンで出版されたというだけのことですが、ザロモン・セット(93〜104番)はすべてロンドンで出版されています。
なぜ104番だけに「ロンドン」という渾名がついてるんでしょう?
さらに、なぜタコ先生は「ロンドン」の冒頭部分を交響曲15番の終楽章で引用したのか・・・単に“最後の交響曲”という意味だけなのだろうか?

>ベートーヴェンには「ルール・ブリタニアによる変奏曲」なんてのもありました。
>ベートーヴェンはどこでこんな曲を聞いていたのでしょうかね?

第九は1917年ロンドンのロイヤル・フィルハーモニー協会からの注文をきっかけに作曲をしていますし、ベートーヴェンは1918年にイギリス訪問を予定していましたから、どこかでイギリス音楽に関する情報を得ていたんぢゃあないでしょうか。

そうそう、イギリスといっても現地の人達は決して「自分はイギリス人だ」とは言いません。
現地の人は各々イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドを出身地として挙げ、そこの人間だと主張します。
特にイングランドに対する他地域の出身者による悪口は、なかなか愉しいPatriotism(Nationalismではない)の発露が聞けます。
ところで、有名なスコットランドのバグ・パイプのあの曲はなんて言いましたっけ?

私のイギリス的音楽
投稿者:monopoly_mania
2003/ 8/19 21:39 メッセージ: 2212
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
言葉ではうまく言えませんが、イギリス的と思ってしまう音楽は確かにありますね。
ヘンデルの水上の音楽をはじめ、多くの曲が紹介されていますので、(皆さん実にお詳しい)
私はイギリスとは全く関係ない曲と思うのですが、聴いていてイギリス的だなあと思う曲(演奏)を二つ紹介しておきます。
1)モーツァルト、ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」、バレンボイム&イギリス室内管弦楽団の演奏

2)バッハ、カンタータ「目覚めよ!とわれらに呼ばわる物見らの声」のオルガン編曲版、ヘルムート・ヴァルヒャの演奏

「どこがイギリス的じゃあ!」とlvkさんから言われそうですが・・・

RerereのRe
投稿者:wadakamaru
2003/ 8/19 21:41 メッセージ: 2213
これは y_bagus_m さんの 2203 に対する返信です
某監督のような、ヒラメキで名付けたタイトルで失礼します。

>希望を失った哀れな巨人ファンのたわごとと、お許しください!
巨人ファンも18年に一度くらいは、毎年味わう阪神ファンの悔しさを味わってみるのも良いかも知れないですね。
テレビで見る原監督の悲しそうな表情はあまり見たくないですね。
私はアンチ巨人でも原監督と松井選手には好感を持っているのです。
松井選手が巨人を捨てたのが痛かったですね。
かれはもともとは阪神に行きたかったとか聞きましたが、本当でしょうか。

>で、時にワダカマルさん、ボイスって誰?
すくなくとも、"His Masters Voice" ではありません。
詳しいことは私も知りませんが、この人のシンフォニア第1番は、
番組のBGMなどで時折流れているのを聴くことがあります。

済んでしまったことなのでどうでも良いかも知れませんが、一つ訂正です。
>イギリス民謡をチェンバロ曲にアレンジしたものを聴くと、・・・
チェンバロではありませんでした。オーボエの間違いです。
書き込みはうろ覚えでなく、ちゃんと聴いて確認してから書けよ、ということです。(反省)

イギリスご当地ソングと言えば、
昔、“ピンキーとフェラス”(注)の「マンチェスターとリヴァプール」なんて曲がありました。
ビートルズ生誕の地ですね。もう彼らは、クラシックと言っても良いのでは。
半熟クラシック?・・(玉子にこだわっているつもりはありません)
(注:ピンキーとキラーズではありませんよ。イギリスのロックグループです)

モノさん久しぶり
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/19 22:21 メッセージ: 2214
これは monopoly_mania さんの 2212 に対する返信です
 二曲とも、無縁ですので何も申しません。ヴァルヒャのはあったかな?
 「どこがイギリス的じゃあ!」というより、イギリス的というのが良く判りませんので。
 どこで作曲をしたかは知りませんが、ロンドンのバッハのシンフォニア。ことに変ロ長調。できれば、ベイヌム&Aco

ドボ8もいっちょ
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/19 22:42 メッセージ: 2215
これは nujikoa さんの 2200 に対する返信です
>イギリスということでヘンデルのハープ協奏曲のオリジナルのオルガン協奏曲。

私はヘンデルってあんまり聴かないのですが、この曲だけは大好きで…
この間自分の部屋でこの曲のCDをかけていると、クラシックのクの字さえ知らない
私のカミさんでさえ「この曲良い!」と言って、後で自分で聴いていました。
その後真夏の香港に雪が降ったことは言うまでもありません。

>いつもは、ケルテッシュ/ウイーンフィルのLPを聴いていますが、映像があると
>コンサート会場で聴いているみたいで、とてもいい気分です。

ドボ8は以前演ったことがある愛着のある曲です。
ケルテスの演奏は私も好きですよ。
しかし、愛着があるのがかえって災いしてか、色々なディスクを聴きましたがなかなか
理想の演奏に出会えません。

楽章ごとに言えば、
*第1楽章:ケルテス/ウィーンPO
*第2楽章:クーベリック/ベルリンPO
*第3楽章:ケルテス/ウィーンPO
*第4楽章:ロストロ/ロンドンPO

といったところでしょうか。
だからと言ってそれぞれを寄せ集めて編集すればよいというわけではなく、総合点では、
やりたい放題のロストロさんのが好きです。
多分晩年のバーンスタインがこの曲を録音していればこれに近い感じになったのでは
ないかと勝手に想像しています。

>よく書き込んでおられますが、あまり返事が書き込まれず、ちょっとお気の毒に感じます。

いやいや、そんなことはないでしょう。
ご本人も含め、皆さん楽しんで書いておられるように感じますよ。

「背信行為になりそう」というのは誰に対しての背信行為なのかよくわかりませんが、
気になさらずに色々なトピに投稿されればよいのでは?

re:楽しいロンドン
投稿者:nujikoa
2003/ 8/19 23:09 メッセージ: 2216
これは y_bagus_m さんの 2209 に対する返信です
>言わずと知れたあの名曲です。
>「楽しいロンドン、愉快なロンドン、ロンドン、ロンドン…!」
>ご存知ですよね、皆さん?

ゲッ、知らない・・・
(別に、若いフリをしてるわけじゃありません:笑)

知っているのといえば・・・

「ロンドン橋落ちる〜、落ちる〜、落ちる〜」くらいです。

*さて、これから
バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番のフーガを聴くとします。
(皆さんも聴いた気になってみましょう!面白いことが分かりますよ・・・)

ステレオ・タイプ・イメージ
投稿者:as_dsch
2003/ 8/19 23:15 メッセージ: 2217
これは lvkoechel さんの 2214 に対する返信です
「田吾作の寝言だから相手にしないでおこう」といって無視されることを前提にイギリス音楽のイメージを書くと、良く言えば穏やか、悪く言うと微温的ということかな。

ベートーヴェンの超克、ワーグナーのうねり、チャイコフスキーの激しさ、ショスタコービッチの屈折、マーラーの支離滅裂、プッチーニの大袈裟、ベルリオーズの巨大さ・・・いずれもイギリス音楽のイメージではなさそう。
どんなことがあっても慌てず、極限状況でもユーモアを欠かさないのがジェントルマンというステレオ・タイプのイメージと結びつけると、BGMにするにはもったいないが何かのメッセージを聴き取ろうとすると無駄骨を折ることになる、聴き易いがのめり込みにくいという感じです。
また、ユーモアという点ではほとんど浮ばないのはなぜだろう・・・外国人にはわかりにくいユーモアがあるのか、田吾作が気がつかないからか?
グリンスリーブスや愛の挨拶なんてイギリスというイメージにぴったりだし、シンプル・シンフォニーはイギリスのシンフォニーの傑作だと思います。

ところで、大陸ではあまり人気のないシベリウスがイギリスで人気があるのはわかるような気がするが、どうしてショスタコービッチがイギリスで人気があるのだろう?
(フランスでは人気がないんです)

P.S.
ドボ8はクーベリック/ベルリンが田吾作の愛聴盤です。

一晩で、行ってみたいな夏威と倫敦
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/19 23:46 メッセージ: 2218
これは monopoly_mania さんの 2212 に対する返信です
>ローマ三部作ほど派手ではなく、熱帯の神秘性を表現したような曲です。

熱帯の神秘性!
ますます聴いてみたくなりますねぇ。
明日早速HMVに走ってみたいと思いますが、まずないでしょうね、こちらには。
このトピを始めてからつくづく思うのですが、香港に住んでいて本当によかった。
もしも日本にいたら、あれもこれもぜ〜んぶ買っちゃって、CD破産してしまいそうです。

>だから、キングですって!私が悪うございました(涙)。

よしよし、泣くでない。
ところでZAKKYOさん、初歩的質問で恐縮なのですが、「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」と
「…ザ・キング」というのは同じ曲なのですか? それとも違う曲?

>ロンドンデリーの町は領土的には北アイルランドらしいので、一応イギリスにしておきました。

あ、なーるほど。 さすが、ZAKKYOさん!

>ロンドンでまとめた時にふとよぎりましたが、やっぱり出てきましたねー。

むむ、読まれていましたか。
でも、きちんと期待に応えたでしょ、お約束の曲。

>ところで、有名なスコットランドのバグ・パイプのあの曲はなんて言いましたっけ?

「荒城の月」のことでしょうか?

>「どこがイギリス的じゃあ!」とlvkさんから言われそうですが・・・

いやいや、そんなことはないでしょう。
と言ってもそれらの演奏は聴いたことがないので、私なんか「アメリカ的だ」とか、
「ラテンの香りがする」と言われても「ふむふむ」と思ってしまうでしょうが。

>>「楽しいロンドン、愉快なロンドン、ロンドン、ロンドン…!」
>>ご存知ですよね、皆さん?
>ゲッ、知らない・・・ (別に、若いフリをしてるわけじゃありません:笑)

そーか、知りませんか、nujikoaさん。
これがジェネレーションギャップというやつなのでしょうか…
これはね、「ロンドン」というキャバレー(でしたよね)のテレビCMの曲なのです。
女の子がずらっと並んで足を上げながら「楽しいロンドン…」と歌うのですよ。
これはCMの古典とでもいうべきもので、江口寿志の「進め、パイレーツ」でも取り上げられ、
田中角栄が国会で躍ったと言われる伝説的CMです。

それにしても、私も田吾作さんもZAKKYOさんも知っているということは、
全国展開のキャバレーチェーンだったのでしょうね。
今でもあるのかしら。

nujikoaさん
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/19 23:49 メッセージ: 2219
これは nujikoa さんの 2216 に対する返信です
 もう古いですよ。
 ゴメン!

>ドヴォ8・・・
投稿者:wolfgang17560127
2003/ 8/19 23:53 メッセージ: 2220
これは fugue_g さんの 2199 に対する返信です
>いつもは、ケルテッシュ/ウイーンフィルのLPを聴いていますが、映像があるとコンサート会場で聴いているみたいで、とてもいい気分です。

ドヴォルザーク 交響曲第8番のケルテス盤はウィーン・フィルではなくロンドン響だったと記憶しておりますが・・・

nujikoaさんへ
投稿者:nyarome47
2003/ 8/19 23:58 メッセージ: 2221
これは nujikoa さんの 2216 に対する返信です
>〜面白いことが分かりますよ・・・

「面白いことが」って何????

気になって眠れそうにない!

ちょっと説明を・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 8/20 0:13 メッセージ: 2222
これは y_bagus_m さんの 2215 に対する返信です
バグースさん  今晩は

>「背信行為になりそう」というのは誰に対しての背信行為なのかよくわかりませんが、

私が最初にクラシック掲示板に投書をしてみたいと思った時、「おしゃべりしませんか?」というトピ名に惹かれて、コラールさんのところに書き込みを始めたのです。

コラールさんには、とても暖かく迎えて頂いて、いろいろな書き込みをしました。
時には、個人的な悩みの相談にも乗って頂いたこともあります。

ただ、「おしゃべりトピ」に参加しておられる方々は、プロあるいは限りなくプロに近いセミプロの音楽家ですので、素人の私にはいささか敷居が高くて、何となく疎遠になってしまいました。

でも、いつもロムはしています。
そのトピに書き込んでおられる方に、○○トピを見て下さいと書き込むのは、お世話になったコラールさんに対して、大変申し訳ない気がして、「背信行為」と表現した訳です。

>いやいや、そんなことはないでしょう。
>ご本人も含め、皆さん楽しんで書いておられるように感じますよ。

そうですね、私の発言は撤回させて頂いたほうが良さそうですね。

英国編
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/ 8/20 6:18 メッセージ: 2223
これは y_bagus_m さんの 2209 に対する返信です
イギリスといえば…まずサッカーのマンチェスター・ユナイテッド。
その次に思い浮かぶのはローヤル・マリーンズ。
どちらも赤のイメージ。

イギリスの、目に眩しいような芝のグリーンには赤がいっそう映えて美しいこと!

曲でいえば
まず思い浮かぶのはエルガー「威風堂々」
トリオの部分はイギリスの第2国歌ともいわれていますね。

ヘンリー・パーセル「トランペット・ヴォランタリー」
自分の教会での結婚式の入場の曲はこれでした。
ダイアナ妃の結婚式もこの曲だったので、あ、真似してる!と。(笑)イギリス聖公会の本場でこれを奏するのは当然ですが。

ホルスト「組曲第2番」
ブラスオーケストラの曲ですが、とても好きです。イギリス的で。
グリーンスリーブスのメロディーが出てきたり。

それから数々のクリスマスキャロル。
イギリスのキャロルには素敵なものが沢山。
アメリカのにぎやかな物とも、オーストリア、ドイツ系の素朴な物とも違った、美しいメロディーとハーモニーのクリスマスキャロルが多いですね。

ドヴォ8の記憶違い・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 8/20 9:52 メッセージ: 2224
これは wolfgang17560127 さんの 2220 に対する返信です
ヴォルフガングさん  こんにちは

>ドヴォルザーク交響曲第8番のケルテス盤は
>ウイーンフィルではなくロンドン響だったと記憶しておりますが・・・

仰る通りでした。
ケルテスの「新世界より」がウイーンフィルとの演奏で、素晴らしい出来ですので、第8番もウイーンフィルだと記憶違いをしておりました。

お詫びして、訂正しますとともに、ご指摘頂いたヴォルフガングさんに、お礼を申し上げます。

ロンドン橋
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/20 10:05 メッセージ: 2225
これは fugue_g さんの 2222 に対する返信です
>詳しいことは私も知りませんが、この人のシンフォニア第1番は、
>番組のBGMなどで時折流れているのを聴くことがあります。

では、案外耳になじみのある曲なのかもしれませんね。
でもそんな曲を番組のBGMに使う担当者ってどんな人なのでしょうね。
もんのすごいマニアなのか、それともただ偶然の選曲だったのか…
案外フーガさんがおっしゃっていた「ごきげんよう」のプロデューサーと同一人物だったりして。

>昔、“ピンキーとフェラス”(注)の「マンチェスターとリヴァプール」なんて曲がありました。

あ、その曲、出だしのところだけ知っています!

>ロンドンのバッハのシンフォニア。ことに変ロ長調。できれば、ベイヌム&Aco

lvkさん、「ロンドンのバッハのシンフォニア」って??
バッハも一時ロンドンにいたのですか? ってそんなこたぁないですよね。
どなたかおせーて!

>「ロンドン橋落ちる〜、落ちる〜、落ちる〜」くらいです。
>さて、これからバッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番のフーガを聴くとします。

この曲何かに似ていると思ったら、ロンドン橋だったのですね。
ご多分に漏れず、バッハもやってたのですねぇ、パクり!
しかし、ほんの少し変えただけですぐには気づかせないところがさすが大作曲家です。
なんつーたらバッハに怒られる?
いえいえ、モーツァルトがモーニング娘の曲をパクってしまうご時世ですから
別にかまいませんよね。

あ、それと
>でもまず僕は「グリーンスリーブス」の意味からしてわかりません。
>ご存知の方がいらしたら是非・・・
についてはこちらに少しだけ書いています。
1&mid=1575

>ドヴォルザーク 交響曲第8番のケルテス盤はウィーン・フィルではなくロンドン響だったと・・・

あ、そーですよ。
私も間違えてしまいました。

>ちょっと説明を・・・

フーガさん、よくわかりました。
フーガさんらしい心遣いですね。
私もあちらのトピには随分とご無沙汰なので、また機会を見て顔を出させていただこう
かと思っています。

思わず一言
投稿者:nacs
2003/ 8/20 10:09 メッセージ: 2226
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
ご無沙汰しております。ひっそり楽しくROMさせていただいてます。

>SPINATPOLKA2さん
おかえりなさいませ。炎暑のニュース見るたびにどうなさったか..と
思っておりました。パートナー様もお元気回復されたでしょうか.。

>lvkoechel さん
思わず声が出てしまったのはMsg.2214
ロンドンのバッハのシンフォニアで一曲、大好きなのがあったんです。
ご紹介は、きっとその曲と早合点して取り出したら「変ホ長調」???

それから「変ロ長調」を探してみました。
lvkoechel さんのお好みはOp.18の2番ではありませんか?
私のご贔屓はOp.9の2番の2楽章でした。
Op.18の方がずっとスケールが大きいですね。
終楽章のプレスト、気持ちよく乗れました。
ベイヌムは持っていませんけれど、憶えておきます。有り難うございました。
(Op.9の方もよろしく..マイ・ベストはレーデルのエラート録音です)


>wadakamaru さん
BOYCEもいいですよね。
8つの交響曲集では、終楽章で同じくノリの良い曲が並んでいます。
7番のジグはもちろん、1番のアレグロも、4番のガヴォットも、
8番ニ短調(ウースター序曲)のガヴォットのテンポで..なんか、軽やかなのに
しみじみしてしまいます。

※伝聞ですけど、フランスのレーベルK617は、Msg.2198でlvkoechel さんが
 書かれているモーツァルトのレア作品のように「世に知られていない曲」を
 積極的に出そうということで付けられた名前だそうです。
 南米のバロック...横目で睨んだんですけど手が出なくて..;
 このレーベルでは、以前にモーツァルトのバセットホルンの為の作品集を求めました。


>y_bagus_m さん
たまに書いて、勝手におしゃべりですみません。

お題「イギリスの音楽」並べます。

まずは、かつてのイギリス的アジアに敬意を表して
韓徳爾:「令人懐念的樹蔭」 wadakamaru さんのおっしゃるようにイギリス的ですね。
(NAXOSのカバーから写したんですが、漢字違ってたらごめんなさい)

王道はトマス・アーンの「アルフレッド」
残念ながら、CD持ってません。でもArneのシンフォニアや序曲集はBoyce同様に
耳に心地よい曲ばかりで時々楽しんでおります。

本命は...やっぱりエルガー...かなぁ。
例のデュ・プレのチェロ協奏曲は忘れ難いし、威風堂々はともかく交響曲の感動も深いです。

で、今回の「お勧め」はAlbert William Ketelbeyです。
ケテルビーはペン・ネームだそうで、本名はウィリアム・アシュトン。
代表作?は「ペルシャの市場にて」

陽の没しない帝国と言われたイギリスらしい、グローバルな目配りと
ドレスデン(人形)からエジプト(の秘境で)、はては中国(の寺院の庭で)
まで「自流」にアレンジしてしまうたくましさこそ、
いかにもイギリスじゃないでしょうか。(^o^)

葡萄牙・西班牙・仏蘭西・伊太利・希臘
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/20 10:13 メッセージ: 2227
これは y_bagus_m さんの 2225 に対する返信です
さて、皆さんそれぞれ忙しい身。
あまり一カ国にのんびり滞在していられません。
次はまとめてど〜んと行ってみましょう。
地中海に面した欧州の国。
ポルトガル・スペイン・フランス・イタリア・ギリシャ のご当地音楽です。

よろしくお願いします!

re.ゴッド・セイブ・ザ・〜
投稿者:ZAKKYO2000
2003/ 8/20 11:22 メッセージ: 2228
これは y_bagus_m さんの 2218 に対する返信です
>「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」と 「…ザ・キング」というのは同じ曲なのですか? それとも違う曲?

「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」というのは、パンクの神様セックス・ピストルズが創った唯一の正式アルバム「勝手にしやがれ」の中の曲です。
このアルバムは全編全てイギリス社会に対する痛烈な批判(最後にはEMIまで槍玉に上がっています)の曲で、その中にイギリス国歌を思いっきりこけ下ろしたのが上記の曲です。

クラシックファンには最も嫌われる類の音楽だとは思いますが、ビートルズ並に時代を築いたこのCD一回は聴いてみてもいいのではないでしょうか。今聴いてみると、内容の割には音楽自体は結構ポップだと思いますよ。


>イギリスといえば…まずサッカーのマンチェスター・ユナイテッド

最近息子がサッカーに執心なため、私もつられてファンになりつつあります。ベッカムは抜けたけれどマンU強いですね。
以前はバイロイト詣でが夢でしたが、最近はオールドトラフォード詣もいいかなと思いつつあります。

・・・って、書いているうちに次の目的地へ出発しちゃいましたね、待って〜!

多分オトボケなのでしょうが
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/20 17:58 メッセージ: 2229
これは y_bagus_m さんの 2225 に対する返信です
 バグースさん、一応こちらを
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=552018630&tid=a5afa5ia57a5ca5afbdibf4bcta4ga49a1a3&sid=552018630&mid=827

クラークのトランペットヴォランタリー
投稿者:shaberibu
2003/ 8/20 18:31 メッセージ: 2230
これは SPINATPOLKA2 さんの 2223 に対する返信です
こちらです。

http://www7.plala.or.jp/machikun/gallary85.htm

スコットランド・ザ・ブレイブ
投稿者:shaberibu
2003/ 8/20 18:40 メッセージ: 2231
これは y_bagus_m さんの 2225 に対する返信です
こちらで聴けます。

http://www.asahi-net.or.jp/~zd9t-nsi/midi/military.htm

CCCD (ちょっと・チンケな・CD ?)
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/20 19:19 メッセージ: 2232
これは SPINATPOLKA2 さんの 2223 に対する返信です
さかのぼりますが、
>皆さん、CCCDを買うのは絶対やめましょう。

恥ずかしながら、私CCCDというものを知りませんでした。
もう一つありあますよね、あの音が凄く良いと言う(けれど値段が高い)S?CD。
あれのことかなと思い調べてみたのですが、全然違いました。
コピーを制限する機能を持ったCDのことだったのですね。
従来のCDよりも音が悪いらしくて、作る側も賛否両論あるようです。

いとも簡単に複製CDができてしまう現在の状況を見れば、作り手がそういった機能
を持ったCDを作ろうとすることは私は十分理解できます。
コピーが氾濫し、CDの売上が減り続けると、はなから大きな売上が期待できないような
曲目のCDの新録音は無くなり、ただでも少なくなっている新譜の数がますます減ってゆく。
そうなると最終的に不利益をこうむるのは聴き手の方ですからね。

しかし、そのCD(もどき?)が一般のCDと比べて質が悪く、また、電脳どころか一般の
再生機器でもきちんと再生される保証がない (しかも再生できないことが判明した場合でも
返品は受け付けない)、 さらには再生機器/電脳を壊してしまう…
こうなると話は別。 論外だと思います。

>まず思い浮かぶのはエルガー「威風堂々」
>トリオの部分はイギリスの第2国歌ともいわれていますね。

先日もプロムスをちらっと見ましたが、羨ましいですね。
ああやって皆で体をゆすりながら歌っている姿。

>アメリカのにぎやかな物とも、オーストリア、ドイツ系の素朴な物とも違った、
>美しいメロディーとハーモニーのクリスマスキャロルが多いですね。

例えばどんなタイトルの曲が英国系なのでしょう?
以前つけものさんがおっしゃていた「ナーサリー・ライム」系列の曲などかな?

ダブリン再出向!??
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/20 19:31 メッセージ: 2233
これは lvkoechel さんの 2229 に対する返信です
>ご無沙汰しております。ひっそり楽しくROMさせていただいてます。

これはこれは、nacsさん! お久し振りです。

>たまに書いて、勝手におしゃべりですみません。

と〜んでもない、nacsさんと言えばこのトピ創設時一番最初に来てくださったお客様。
(そうなんですよ、皆さん)
特別名誉会員待遇で (えっ、そんなもん要らんって?) お迎えさせていただきます。

>韓徳爾:「令人懐念的樹蔭」

ヘンデルはわかるとして、「令人懐念的樹蔭」と言う曲は何だろう?
あ、nacsさん、答えないで下さいね。
私明日にでもHMVに行って見てみますから。
でも、他の方で「ワシ知ってる!」という方がいらっしゃったらどーぞ教えてください。

>王道はトマス・アーンの「アルフレッド」

トマス・アーンという作曲家は初めて聞きました。
歌曲「私の歌に翼があったなら」 (この曲大好きです) のアーンとは別人ですよね。
第一国が違う…か。

>「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」というのは、パンクの神様セックス・ピストルズが
>創った唯一の正式アルバム「勝手にしやがれ」の中の曲です。

えっ、「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」って英国国歌そのものではないのですか?
あのロッド・スチュワートの「GET BACK」のイントロにも使われている
ドードーレー/シードレー/ミーミーファー/ミーレドー/レードーシー/ドー…
あれですよね.…
「ゴッド・セイブ・ザ・キング」は初めて目にする曲なので、おそらく「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」と
本来同じ曲で、男の王だったら「キング」、女王統治ならば「クィーン」になるのかな?
と想像したのですが。

ところで、セックス・ピストルズのジョン・ロットンって今も頑張っているのでしょうかね?
以前PILというバンドをやっていたのは覚えているのですが (と言ってもこれも随分前のことです)。
それと、nujikoaさんがお好きな(?) 椎名林檎の歌にシド・ヴィシャスのことを歌った
曲がありませんでしたっけ?

>多分オトボケなのでしょうが

いえ、マジですよ、マジ。

lvkさん、私を誰だと思ってらっしゃるのですか?
お忘れになったのですか? 私の真の姿を…
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=MU&action=m&board=1834581&tid=bcqla3a4g2bb3za4r0a6a49a4ka4ra4ha1aa&sid=1834581&mid=813

ところで、ロンドンのバッハとはヨーハン・クリスティアン・バッハのことだったのですね。
あれっ、でもJ.C.バッハと言えば、ワダカマルさんによるとダブリンで活躍していたのでは??
あぁ、きっとロンドンの現地法人に出向してきたJ.C.が出向先からさらに再出向さされて
ダブリンまで都落ちしたのですね。
どこかの誰かが出向先の北京からさらに湖北省にやらされたみたいに。 ううぅ…

と勝手に身につまされている奴が一名。

こちらこそ、よろしく
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/20 20:30 メッセージ: 2234
これは nacs さんの 2226 に対する返信です
nacsさん、初めまして、でよかろうかと思います。よくあなたのトピも覗いていますので、初めての気はしませんし、若しかすれば初めてではないかも。
 K617の件ありがとうございます。辞書片手に読んでみる気もしなかったので、何も知りませんでした。 私はモンテヴェルディの「聖母マリア・・」だけです。
 シンフォニア、Op.9も探してみます。
 ベイヌム盤ですが、LPでは「水上の音楽」と一緒でした。これがまた素晴らしいです。

オーヴェルニュの歌
投稿者:other_wind
2003/ 8/20 20:44 メッセージ: 2235
これは y_bagus_m さんの 2227 に対する返信です
カントルーブのこの曲を聴くと、、太陽がさんさんと降りそそいで、葡萄なんか栽培して、のんびりしたいい所なんじゃないかと想像しちゃいます。

でもCDの解説によると、「フランス中央南部のオーヴェルニュは独特の趣があり、ことに山深い渓谷の寒村にひっそりとたたずむロマネスク様式の教会は訪れる人を虜にする。しかし、住む側にとっては決して楽な土地ではない。19世紀末までは鉄道も通わなかったほどである。主要な産業に乏しく、農業もふるわないということで、多くの人々が村を捨てた。」とあります。

一度訪ねてみた〜いと思う土地であります。
どなたか行かれた方はあるでしょうか。

スペイン交響曲・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 8/20 21:07 メッセージ: 2236
これは y_bagus_m さんの 2227 に対する返信です
バグースさん   今晩は

>ポルトガル・スペイン・フランス・イタリア・ギリシャのご当地音楽です。

えらく間口が拡がりましたね。とりあえずスペインで・・・

スペインと名のつく曲も沢山ありますが、私が一番に思いつくのは、ラロの「スペイン交響曲」です。

どう見ても、いやどう聴いてもヴァイオリン協奏曲なのに、何故こんな題名がついたのでしょうね。
協奏曲にしてはカデンツァが無いので、ヴァイオリンのオブリガード付きの交響曲という意味でしょうか ?

15年程前に録画したアン・アキコ・マイヤースさんとN響の演奏がとても良いです。
日米のハーフで美人でしかもファッションモデル顔負けの素晴らしいスタイルで、ときには情熱的に、ときにはたおやかに演奏する姿は、何度見てもうっとりします(笑)。

ご参考までに、

http://www5.plala.or.jp/adelante/meyers.htm

イタリア奇想曲・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 8/20 21:59 メッセージ: 2237
これは y_bagus_m さんの 2227 に対する返信です
バグースさんへ

スペインの次ぎはイタリア・・・

イタリアと名の付く曲も、これまた数多くありますが、チャイコフ好キーとしては「イタリア奇想曲」。

まだ高校生だった頃、友人と映画を観に行きました。
題名はとっくに忘れましたが、青春物の洋画で、この曲が効果的に使われていました。
恥ずかしながら、私はその時までこの曲を知りませんでしたので、友人に「映画の中で流れていた音楽はなんていう曲かな ?」と訊ねましたら、即座に「チャイコフスキーのイタリア奇想曲」と答えました。

それ以来、とても好きな曲の一つになりました。
冒頭のトランペットのファンファーレから、金管楽器が華やかですし、アンダンテの部分はちょっとメランコリックで、一転してアレグロではトライアングルや鉄琴やタンバリンが大活躍して大いに盛り上がります。

チャイコフスキーはイタリアをこんなふうにイメージしたのですね。

アルルの女
投稿者:as_dsch
2003/ 8/20 21:59 メッセージ: 2238
これは other_wind さんの 2235 に対する返信です
オーヴェルニュの歌はいいですね。
特にバイレロは広々とした田舎の風景が目に浮ぶようです。

もうひとつ、風景がゴッホの絵のイメージで浮んでくるのがビゼー「アルルの女」です。
特にアダージェット、カリヨン、ファランドールがいい。
残念ながら生ではアンコールでファランドールを聴いたことがあるだけですが、ぜひ一度第1組曲&第2組曲全部を聴いてみたい。

>nacsさんと言えばこのトピ創設時一番最初に来てくださったお客様。
>特別名誉会員待遇で (えっ、そんなもん要らんって?) お迎えさせていただきます。

nacsさんのトピは最近ご無沙汰していますが、すべて読んでいます・・・つい最近CCCDのことが話題になってました。
そしてnacsさんがここを読んでいるということは、おそらく「前に私のトピで書いたことをまたここでも書いてる」と思われているでしょう。
そう、田吾作は同じようなことをいろんなトピで書いています・・・手持ちネタが限られてるとか手抜きとか思わないほしい・・・話題のリサイクルと呼んで下さい。
nacsさんが御達者倶楽部の特別名誉会員待遇であれば、田吾作は特別不名誉会員ですね。

>BOYCE
投稿者:wadakamaru
2003/ 8/20 22:27 メッセージ: 2239
これは nacs さんの 2226 に対する返信です
nacs さん、こんなマイナーな作曲家に、
こんな具体的なレスがあるとは思いもよりませんでした。
大変うれしく思います。今また聴き直しています。
このボイスの曲と言うのは、天才肌的な作曲家の曲のように、
良きにつけ悪しきにつけ、鋭角的に人の心を突き刺すところはなく、
ただただ心地よい、今風に言うならば癒し系の曲ですね。

>フランスのレーベルK617は、Msg.2198でlvkoechel さんが・・
Kが頭につく数字だったので、適当にモーツァルトなんて書いたことが、ホントだったてことですね。
嘘から出た誠かな。でもどうして617なんでしょう。
どこかのサイトでブラジルの、とあったのはどういう事なのだろう。
たまたま買ったCDが南米ものなので、すっかり信じていましたが。

まずは謝罪して、言い訳
投稿者:wadakamaru
2003/ 8/20 22:33 メッセージ: 2240
これは y_bagus_m さんの 2233 に対する返信です
>J.C.バッハがダブリンで活躍・・
すみません。確認してみましたが、そんな記載は見つかりませんでした。
たしかそんな話を読んだような気がした、と思ったけれど
今、彼の伝記や、音楽辞典で確認してもそのようなことは書いていなかった。
これは今思うと、ヘンデルの話とごっちゃになっていたのか、と反省してます。m(_ _)m

都落ちではないですが、晩年はオペラがなかなかヒットしなくて、
かなり不遇だったようですね。あげくに比較的若くして(47)病死し、
モーツァルトからも尊敬の念をもたれていたようで、
彼の死を「音楽の世界の損失」と評してその死を惜しんだ。とのことです。
これは、その本に書いていましたので、間違いない話でしょう。

ヘンデルが「韓徳爾」とは、おどろき。こんなうまい当て字を見るにつけ、
中国語というのは、外来語をうまく翻訳して漢字に当てはめていますが、
日本も外来語をそのまま芸のないカタカナ表記などにせず、
気の利いた翻訳をして欲しいと思うのですが、なんだか最近はそんな風雅は失われつつあるような。
いま、中国の戦国末期の頃を題材とした小説を読み終えたところで、
韓魏趙が、いまや秦によってその余命を絶たれんとする直前の話でした。

「樹蔭」とあるから、「懐かしい木陰(こかげ)」かな? オンブラ・・・というあれでしょうか。
湖北省ならまだいい。唐だったか明だったか清の時代だったか、
雲南省とか海南島へ行け、なんて言われたら、行くだけでも命がけだったとか。
今では、わざわざ行ってみたい気になる観光スポットみたいですが。

沈める寺・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 8/20 22:43 メッセージ: 2241
これは y_bagus_m さんの 2227 に対する返信です
バグースさんへ

フランスは意外に難しいです。

ヴァンサン・ダンディーの「フランス山人の歌」なんてのがありますけれど、聴いたことがありませんし、「アルルの女」は田吾作さんがお書きになったし・・・

ちょっと渋いところで、ドビュッシーの前奏曲集から「沈める寺」。

ブルターニュ地方の伝説から楽想を得たもので、海岸の町イスでは、海から街を守るために、高い堤防を巡らし、水門の鍵を王様が持っていました。
王の娘は恋する青年に逢いたい一心で、鍵を盗み水門を開いたため街は海に沈んでしまいます。

満月の夜、潮が引くと寺院のドームが海面上に姿を現すという伝説が生まれました。
ラロもこの物語を題材にして、オペラ「イスの王様」を作曲しています。

海の潮がひきはじめ、やがて寺院のドームが見えてくると、鐘の響きや僧侶の歌う聖歌が聞こえてきます。
そして、再び潮が満ちてくるとともに、その幻影は消え去ってゆくのです。

ドビュッシーはピアノだけで、幻想的な情景を見事に描いていますね。

失礼しました
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/20 23:57 メッセージ: 2242
これは nujikoa さんの 2216 に対する返信です
nujikoa さん、ごめん。他の方はしりませんがあなたはバッハ・トピ、無縁でないですよね。新旧バッハトピのどちらかで同じのがあったので、あのように書きました。再びごめん!

イタリア編
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/ 8/21 0:05 メッセージ: 2243
これは fugue_g さんの 2241 に対する返信です
fugueさん

ドビュッシー「沈める寺」は大好きな曲です。
とくに
>海の潮がひきはじめ、やがて寺院のドームが見えてくると、鐘の響きや僧侶の歌う聖歌が聞こえてきます。

この部分はその情景が目に浮かぶよう。

同じく ドビュッシーの前奏曲集の中から「アナカプリの丘」をイタリア編にあげたいと思います。
カプリ島もアナカプリも行った事はありません。でも、この曲から、どんなところなのか十分にイメージがわくのです。
実際に訪れたら、洒落たお店やホテル、レストランが立ち並んでいて思っていたイメージをそれが邪魔しているというのはよくあるものです。

その光景から現代的なものを全部消し去って、曲からイメージしていた”空気”を感じられるひとときは、早朝か、夜遅くになってからでないと訪れないのは残念なこと。

もうひとつイタリア編
ジョヴァンニ・ガブリエリの作品の数々は、ヴィヴアルディのものよりも強烈に、ヴェネチアへ気持ちを移動させてくれます。

>ナックスさん
このトピでお会い出来るのはとても嬉しい事です。最近はなかなかnacsさんのトピに書き込める事がなくて遊びにゆけません。ここは宇宙の彼方まで浮遊が許可されているので、時々冥王星あたりまで行って来たりしています。香港からのながーい命綱を腰につけて。

ドビュッシーは宝庫?
投稿者:nujikoa
2003/ 8/21 0:46 メッセージ: 2244
これは SPINATPOLKA2 さんの 2243 に対する返信です
大好きな前奏曲集、フーガさんとシュピナートさんに取られてしまいました(笑)。

「沈める寺」のフランス、「アナカプリ」のイタリアですね。

加えて、
オープニングの「デルフィの舞姫」はギリシャ。
「ヴィーノの門」はスペイン。

他にアメリカもあるしイギリスもある。まさに宝庫です!

前奏曲集を離れて・・・ドビュッシーの描いた最高のスペインといえば
「版画」の2曲目、「グラナダの夕べ」ですね。
若きベロフの演奏が、ハバネラのリズムを「カルメン」ばりにはっきりと打ち出しており、好きです。

***
lvkoechelさん、バッハトピの件、全然気にしてませんので、どうか・・。
(そういえばここのところ全然投稿してないですね・・・たまにROMはしているのですが)。

ツアーコンダクターのバグースです
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/21 1:52 メッセージ: 2245
これは fugue_g さんの 2241 に対する返信です
>クラークのトランペットヴォランタリー
>スコットランド・ザ・ブレイブ

shaberibuさん、初めまして (ですよね…?)。
どちらの曲も「あぁ、この曲!」でした。
田吾作さんがおっしゃっていた「バグパイプの曲」というのもおそらくこの曲のことなのでしょう。
(私はてっきり荒城の月だと思いましたが)
どうもありがとうございました。

>カントルーブのこの曲を聴くと、、太陽がさんさんと降りそそいで、
>葡萄なんか栽培して、のんびりしたいい所なんじゃないかと想像しちゃいます。

other windさん、この曲は持ってますよ、CD! ロスアンヘレスの歌唱です。
でも、殆ど聴いたことがありません。
これを機会にまた聴きます!

>一度訪ねてみた〜いと思う土地であります。
>どなたか行かれた方はあるでしょうか。

私は行ったことありません (なに? 誰もおまえに期待していない??)
シュピナートさんならば行かれたことがあるのでは?

>スペインと名のつく曲も沢山ありますが、私が一番に思いつくのは、
>ラロの「スペイン交響曲」です。

中学時代の友達でヴァイオリンを弾く男がいたのですが、彼がフランチェスカッティの大ファン。
フランチェスカッティの弾くスペイン交響曲が好きでした。
私はと言うと、1楽章の冒頭だけ覚えています。

>15年程前に録画したアン・アキコ・マイヤースさんとN響の演奏がとても良いです。

アン・アキコ・マイヤースのことならお任せください。
聴きましたよ、ナマアキコ!
香港フィルの定期演奏会でのブルッフの協奏曲の演奏です。
… でもあまり印象がないのですよ、悲しいことに。
もっと気合入れて聴けばよかったかなぁ?

>チャイコフスキーはイタリアをこんなふうにイメージしたのですね。

私 イタリア奇想曲は知っているような知らないような…
頭の中にメロディは浮かびませんが、おそらく曲を聴けば「あぁ!」となるのだと思います。
すんませんねぇ、たよんなくて。

>ちょっと渋いところで、ドビュッシーの前奏曲集から「沈める寺」。

この曲ならば知っていますよ。
私が持っているのはフランソワのディスク。
今聴いています。
「沈める寺」というタイトルはそういう物語が背景にあったのですね。
何となく聞いたことは(読んだことは)あったような気がしますが、改めてきちんと知ることが出来ました。
ありがとうございます。

フーガさん、スペイン−イタリア−フランスと駆け足での訪問、お疲れ様でした。

スペイン編
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/ 8/21 6:31 メッセージ: 2246
これは y_bagus_m さんの 2245 に対する返信です
shaberibuさんの仰る通り、トランペットヴォランタリーはパーセルでなくてクラーク作曲ですね。
ごっちゃになってしまって申し訳ありません。

ZAKKYOさん
>最近はオールドトラフォード詣もいいかなと思いつつあります

わざわざ行って来ましたよ、数年前に日本帰国の折、ロンドン経由にしてマンチェスターまで汽車で。
素晴らしいサッカ−場でした。その芝の美しさといったら!
うちの息子はブランド物には見向きもしませんが、あそこのショップでは買いまくりました。

>>太陽がさんさんと降りそそいで、
葡萄なんか栽培して、のんびりしたいい所なんじゃないかと想像しちゃいます
>>シュピナートさんならば行かれたことがあるのでは?

10年以上前に車でその辺を通ったことはありますが、ごめんなさい、覚えていません。
今年は太陽が”さんさん”を通り越して”ジリジリと照りつけて”葡萄は全部干しぶどうに。(まさか)

さてスペイン編では
ラヴェル:スペイン狂詩曲を。
特に最終の「フェリア」ではこの夏のような焼け付くような太陽、スペイン人の陽気さ、そして夜風が運ぶ、むせかえるような様々な花の香りまで感じられて…
素敵な、ラヴェルならではの曲だと思います。

はじめまして・・・みたいな。
投稿者:beknch
2003/ 8/21 8:40 メッセージ: 2247
これは y_bagus_m さんの 2245 に対する返信です
皆さん、こんにちは。

お久しぶりです。休暇でスキーしてきました。
雪が少ないものの、概ね良好なコンディションで楽しんできました。
SPF45の日焼け止めの威力は抜群で、顔が下半分だけ黒く焼けて何をして来たか
モロバレという事態も避けられました。

シュピナートさんの旅行先と恐らく40度程の温度差があったかと思うと不思議な
感じもしますが。でも、涼しくて(寒いとも言うが)気持ちが良かった。

道中で読んだ佐渡裕の「僕はいかにして指揮者になったのか」と云う文庫本、、
彼とバーンスタインや小澤征爾とのやり取りなど書かれていて面白かったですよ。
口語体で肩のこらない読み物として505円(税別)ですから皆さんも如何?

音楽から離れていたので、帰宅そうそうウズウズして聴こうと取り出したのが、
お土産に貰ったセルのベートーベンから英雄。しかし、バタバタしていてセル
を聴いたと言うより、英雄が流れてた程度にしか聴こえず後日仕切り直しとします。
ただ、バッハの無伴奏Vnパルティータ2番のアルマンドだけは数人分聴く機会が
あってちょっと落ち着いたところです。

それにしてもロンドンのCMは懐かしい。もう一つ、「ロンドン買ってね」と
云うパン屋のCMもありました。ロンドンとドンドンをかけているんですが、
関西だけかも。ズレまくる前に、この辺で。

勘違いしていました
投稿者:ZAKKYO2000
2003/ 8/21 10:59 メッセージ: 2248
これは y_bagus_m さんの 2233 に対する返信です
>えっ、「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」って英国国歌そのものではないのですか?

すいません、完全に私の勘違いでした。
ネットで調べたところイギリス国歌としてゴット・セイブ・ザ・クイーン(キング)と書いてあるので、どちらでもいいようです。おそらくバグース説で正しいのではないかと思います。

いやー、知ったかぶりはするものではないですね。
これに懲りてしばらく投稿を自粛します。

ポルトガルに涙して
投稿者:from_ojp
2003/ 8/21 13:51 メッセージ: 2249
これは ZAKKYO2000 さんの 2248 に対する返信です
ポルトガルと言えばファド、ファドと言えばアマリア・ロドリゲスでげす。以前、ポルトガルを旅したとき、生前アマリアが歌っていたという古い店で、ポルトワインを飲み、本場のファドに酔いしれた思い出があります。

サウダーデ(憂愁を意味するポルトガル人特有のメンタリティ)が、歌い手の節回しやポルトゲーザという楽器の音色に滲み出ていて「おお!これは演歌の世界じゃあ」と一人で感極まってしまいました。しかも歌のタイトルが「かもめ」「暗いハシケ」「難破船」「帰らぬ人」「暗い宿命」ときた日にゃ。

うら寂しいポルト、信仰の地ファティマ、山間の村オビドス、そして栄華の過去を偲ぶリスボン。宿泊した漁師町ナザレの裏通りで遊んでいた子供たちに「こんにちは」と話しかけると、照れながらも「こんにちは」と答えてきます。日本人と共通する感性があるのか、とても親しみを感じました。

そういえばテンプラ、ズボンなどの語源はポルトガル語らしいので、食堂のマルケス爺さんに尋ねてみたところ「知らねえなあ」とツレナイ返事。でも鰯を七輪で焼いて醤油をかけて出してくれたので感激していると、いまこんなことして食べるのは日本人だけだよ、みたいなことをニヤニヤしながら言っていました。

旅の最終日、大西洋の突端ロカ岬に立ち「ここに地果て、海始まる」と刻まれた碑を見上げたとき、一瞬、風に乗ってアマリアのファドが聞こたような気がすると言ったら、話ができ過ぎですね。

というわけで、ポルトガルは僕のもっとも愛する国になったのです。ファド、ぜひ聴いてください。長々とすいません。フロムでした。

謝辞*2
投稿者:nujikoa
2003/ 8/21 16:39 メッセージ: 2250
これは from_ojp さんの 2249 に対する返信です
バグースさん、御礼が遅くなりました。
グリーンスリーブス(緑の袖)の過去投稿見せていただきました、有難うございました。(キレイな詩ですね・・・)

フロムさん、ポルトガルの音楽は全く知りませんでした。
美味しすぎる紹介文!(もちろん皮肉0%ですよ)
ちょっと感動しました。

南米の<サウダーデ>は聴いたことがありますが、
ポルトガル語の生まれ故郷のサウダーデ、是非にも今度探して聴いてみたいと思います。
ファドというのはジャンル名ですか?(シロート君で済みません・・・)

オンブラ、ドンブラ、何ブラ?
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/21 18:35 メッセージ: 2251
これは wadakamaru さんの 2240 に対する返信です
>もうひとつ、風景がゴッホの絵のイメージで浮んでくるのがビゼー「アルルの女」です。

あぁっ、田吾作さんが言われんうちから自主的にお題に沿った投稿をしている!
すわ、これは一大事!
いや、今ごろ騒がずとも既にお題に沿った投稿 出ていましたね、すみません。
(ところで、子供の頃から思っていたのですが、この「すわ」というのは一体何なのだろう。
諏訪? 須和?? 酢は???)

>残念ながら生ではアンコールでファランドールを聴いたことがあるだけですが、

私はナマで聴いたことはないのですが、演ったことがあります。エッヘン!
技術的にあまり難しくないわりには聴き映えがするおいしい曲でした。

>nacsさんが御達者倶楽部の特別名誉会員待遇であれば、
>田吾作は特別不名誉会員ですね。

田吾作さん、ウマい!
まさにその通り!!
… なわけがないではありあませんか。
田吾作さんにならば、もっと凄い待遇をご用意します。
例えば、特別割引会員とか、特別優待会員とか…
ね、素敵でしょ!

>nacs さん、こんなマイナーな作曲家に、こんな具体的なレスがあるとは
>思いもよりませんでした。

うーむ、このへんになってくると私のレベルをはるかに超越した名人達の話題/会話
の域に入っていますね。
そう、例えて言うならばオールスター戦で出会ったイチローと松井の会話のような。
それをはたで聞いているのがまた勉強になり楽しい。

と、持ち上げた途端…

>>J.C.バッハがダブリンで活躍・・
>すみません。確認してみましたが、そんな記載は見つかりませんでした。

サルも木から落ちる、ではなく弘法も筆の誤りというやつですね。

>「樹蔭」とあるから、「懐かしい木陰(こかげ)」かな? オンブラ・・・というあれでしょうか。

オンブラ… と言うとあれですね。
シリコン製でピタっと貼りつき、肩ひも要らず。
運動してもはずれない…

… それはヌーブラ?

フランス勢強し!
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/21 19:08 メッセージ: 2252
これは ZAKKYO2000 さんの 2248 に対する返信です
>同じく ドビュッシーの前奏曲集の中から「アナカプリの丘」をイタリア編に
>あげたいと思います。

散発的にしかドビュッシーを聴いていない私、「沈める寺」は知っていても、
この「デカプリオの丘」は聴いたことがありません。
まだまだ修行が足りんのう。

>ジョヴァンニ・ガブリエリの作品の数々は、ヴィヴアルディのものよりも強烈に、
>ヴェネチアへ気持ちを移動させてくれます。

このガブリヨリという人はもしかしてクリスマスファンファーレとか作った人かしらん?
それならば部分的に齧ったかも…

>他にアメリカもあるしイギリスもある。まさに宝庫です!

アメリカですか?
ドビュッシーのアメリカ物ってどんな曲??

>ドビュッシーの描いた最高のスペインといえば「版画」の2曲目、「グラナダの夕べ」
>さてスペイン編では ラヴェル:スペイン狂詩曲を。

むむむ、地中海近辺のご当地音楽ではフランス勢が優勢なようですね。
ビゼーにラロにラヴェルにドビュッシー。
私はこの辺りの曲はことごとく聴いたことがありません。

>そして夜風が運ぶ、むせかえるような様々な花の香りまで感じられて…

むせかえってみたいぞ!!

>これに懲りてしばらく投稿を自粛します。

ZAKKYOさん、自粛期間は半日? それとも一日??
自粛そのものを自粛するという手もありあますが…

ああ、ポルトガル…
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/21 19:12 メッセージ: 2253
これは from_ojp さんの 2249 に対する返信です
>はじめまして・・・みたいな。

初めまして、beknchさん。 歓迎光臨です… みたいな。

>お久しぶりです。休暇でスキーしてきました。

南氷洋でのクジラ釣りかと思っていましたが、違ったのですね。
良いですねぇ、スキー。 私なぞもう20年以上スキーはやっていません。
この私が20年もスキーをやらないなんて、才能の国家的損失です。
皆さんにお見せしたいなぁ、私の華麗なるボーゲンテクニック!

そう言えば先日旅行会社でbekさんが住んでらっしゃる近辺へのツアーの
パンフレットを見ました 。
富士山に似た山があるのですね、南極富士とでも言うのでしょうか。
それはとても美しく、見ていた私は遠い南半球の果てへと思いをはせたのでした。

>ポルトガルと言えばファド、ファドと言えばアマリア・ロドリゲスでげす。

ポルトガルといえば、確か鶏で有名だったような…
確か「チャボ」?「チャド」?いや、「ファド」だぁ!
で、鶏ではなかったのですね、「ファド」。
「ファド」と言えば、私の中では「お母さんといっしょ」なのですが。
… ご存知? 「ミド、ファド、レッシー、ソラオ」

>サウダーデ(憂愁を意味するポルトガル人特有のメンタリティ)が、歌い手の節回しや
>ポルトゲーザという楽器の音色に滲み出ていて「おお!これは演歌の世界じゃあ」と
>一人で感極まってしまいました。

ファドは聴いたことがないのですが、お話を聞いているとそのサワデーとやら、
日本人の感性にぴったり来そうな感じがしますね。

>というわけで、ポルトガルは僕のもっとも愛する国になったのです。
>ファド、ぜひ聴いてください。

行ってみたいなポルトガル、聴いてみようよロドリゲス。
これはmustですね。

ポルトガル〜ギリシャ
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/21 19:48 メッセージ: 2254
これは y_bagus_m さんの 2253 に対する返信です
私が思い付く曲をいくつか。

*ポルトガル
― RCサクセション: 雨上がりの夜空に
のっけから何ゆーとんねん? とお思いでしょうが (私も思います)、
ポルトガル → チャボ(ファドだっけ?) → 中井戸麗一 → RCサクセション
と言うことで…
だって知らないんだもん、ポルトガルのクラシックなんて。

*スペイン
― ボッケリーニ: マドリードの夜警隊の行進
ドーソ ミ/ミーレ/レーソ ファ/ファーミ/…
という単純なメロディの楽しい曲です。
元々どういうきっかけで作曲されたのかは知りませんが、ギター五重奏曲の楽章に
使われたり、弦楽合奏で演奏されてりしているようです。

*フランス
― ガーシュイン:パリのアメリカ人
別に好きとか愛着があるとか言うわけではないのですが、今のところどなたからも
挙がっていないとうだけの理由で…
類似曲(?)で、スティングの「ニューヨークのイギリス人」というのがあります。
って関係ないか…

*イタリア
― メンデルスゾーン:「イタリア」
まんまやんけ…

*ギリシャ
― モーツァルト:「ジュピター」
ギリシャのご当地音楽と言うわけではないのですが、「ジュピター=ゼウス」、
ゼウスと言えば、ギリシャ神話の神々の大親分と言うことで。
いや、待てよ。
「ジュピター=ユピテル (の方が近い)」と言うことはローマ神話か?
じゃあ、ギリシャではなくこれもイタリア??
まぁ、固いこと抜きってことで…

でも、ギリシャ神話といえば劇音楽やオペラなんかの題材になっていそうですよね。
どなたかそのあたりの情報を…

パリのアメリカ人
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/21 20:31 メッセージ: 2255
これは y_bagus_m さんの 2254 に対する返信です
の向こうをを張ってミヨーだか誰かが「ニューヨークのフランス人」とかいうのを書いていたと思います。
 
 >だって知らないんだもん、
ここだけ読むと「漬け物」さんて感じ。

 モンテヴェルディの「ウリッセの帰還」と「オルフェオ」

 あとは少し古いけど ソドシ|ドレミファ|ソーソファ|ソーソファ|ソーソフ|ソラファソ|ミ〜〜〜
 二拍子か四拍子かは?

サウダージ
投稿者:shaberibu
2003/ 8/21 21:02 メッセージ: 2256
これは from_ojp さんの 2249 に対する返信です
ブラジルも同じくサウダージの国です。

なんでもサウダージという意味を

あえて訳せば「泣き」ということ

だそうです。

泣ける
ヴィラロボスのショーロ第1番を

お聞きください。

http://www.kit.hi-ho.ne.jp/kurochie/mid/m01.html

アマリア・ロドリゲス

ファドの女王と呼ばれてますね。

>ああ、ポルトガル…
投稿者:shaberibu
2003/ 8/21 21:11 メッセージ: 2257
これは y_bagus_m さんの 2253 に対する返信です
日本語の「ありがとう」

は、

ポルトガル語の

「オブリガード」(ありがとう)から

きてるとか。

スペイン奇想曲
投稿者:shaberibu
2003/ 8/21 21:14 メッセージ: 2258
これは fugue_g さんの 2237 に対する返信です
リムスキーコルサコフもいいですね。

変拍子の宝庫
投稿者:shaberibu
2003/ 8/21 21:18 メッセージ: 2259
これは nujikoa さんの 2244 に対する返信です
ギリシャの音楽。

これは東欧、バルカン半島に共通してますが。

アランフェス協奏曲
投稿者:kettaro2001
2003/ 8/21 21:22 メッセージ: 2260
これは y_bagus_m さんの 2227 に対する返信です
 スペインなら、ジャズ・ファンとしては、この曲を挙げぬわけにはいかんでしょう。

 ロドリーゴのギター協奏曲の第2楽章が、ジャズ界ではスタンダードといってよいほど、多くとりあげられています

 最初に聴いたのはマイルスの「スケッチ・オブ・スペイン」でした。
 ギル・エヴァンズのオーケストラをバックに、16分超の熱演を繰り広げています。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=srcs9705

 このアルバム、2曲目の「ウィル・オ・ザ・ウィスプ」は、ファリャの「恋は魔術師」からの「鬼火の歌」のアレンジで、ラヴェルの「スペイン狂詩曲」を思わせる演奏で、原曲よりもミステリアスな雰囲気が増幅されていると思います。

 ギターによる演奏は、ジム・ホールとローリンド・アルメイダのものがあります。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=kicj8301
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=phce4119

 他にチェコ出身のベーシスト、ミロスラフ・ヴィトウスが完全無伴奏のソロで演奏していますが、これは「Variations on Spanish Themes」というクレジットで、上記「スケッチ・オブ・スペイン」の「サエタ」のテーマを引用しています。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=pocj2048

 更に変わったところでは、カントリーのチェット・アトキンスによるギター四重奏というのもあります。こちらは輸入盤で。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00000FXV3/qid=1061467464/sr=1-15/ref=sr_1_2_15/250-0587573-9808267


 クラシックのオリジナルのほうは、セルシェル‐オルフェウスとボネル‐デュトワ‐モントリオールのものを持っています。

 バッハからビートルズまで演奏するカナディアン・ブラスが、有名なジャズ・ナンバーに取り組んだ「スウィング・タイム!」でとりあげていますが、これはマイルスを意識した演奏。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=bvcf1549

 ジャズ→クラシックの逆輸入版、といったところでしょうか。


 この曲、第2楽章だけが異質な雰囲気ですね。
 最初聴いたとき、第1、第3楽章の快活さに、少々驚きました。

 ジャズで、第1、第3楽章をとりあげたヒネクレ盤はないでしょうかねぇ。

ドビュッシーとチャイコフスキー
投稿者:shaberibu
2003/ 8/21 21:26 メッセージ: 2261
これは SPINATPOLKA2 さんの 2243 に対する返信です
プラトニックな関係を続けた

チャイコフスキーとメック夫人

このメック夫人のお抱えピアニストが

ドビュッシーでした。

ドビュッシーは、メック夫人を通じて

チャイコフスキーの曲を弾いていたそう

です。

さて、イタリアの曲

王道でローマの松をあげます。

ショーソンの詩曲
投稿者:shaberibu
2003/ 8/21 21:32 メッセージ: 2262
これは y_bagus_m さんの 2227 に対する返信です
きれいな曲です。

フランスの中のフランスといった感じです。

スペイン
投稿者:kettaro2001
2003/ 8/21 21:50 メッセージ: 2263
これは kettaro2001 さんの 2260 に対する返信です
更にジャズ絡みで1曲。

 チック・コリアとリターン・トゥ・フォーエバーの第2作「ライト・アズ・ア・フェザー」のラスト・ナンバー。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=uccu5091

 前作「リターン・トゥ・フォーエバー」の「ラ・フィエスタ」を継承するスパニッシュ路線の一曲です。
 イントロで「アランフェス協奏曲」が引用されています。
 スタンリー・クラークの超絶ベースが聴き所ですかね。


 で、クラシックでは、ベルリン・フィル12人のチェロ奏者たちがやっています。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=tocp66029

 ほかに、高嶋ちさ子と寺井尚子がやっていたかな。


 チックはこういったスパニッシュ路線の曲が多いみたいですが、彼自身はイタリア系で、父親がシチリアからの移民だったそうです。

イタリア方面
投稿者:kettaro2001
2003/ 8/21 22:26 メッセージ: 2264
これは y_bagus_m さんの 2227 に対する返信です
 ヴィヴァルディは「四季」と2本のトランペットのための協奏曲しか知らず、ヴェルディ、プッチーニなどのオペラ作品などはほぼ無縁、レスピーギのローマ三部作もきちんと聴いていないので、こういうのを出すしかないんですが。

 「夏の名残のバラ」で御紹介したウィントン・マルサリスのコルネット・アルバムにイタリア絡みの曲が二つほど。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=srcr2681

 「ヴェニスの謝肉祭」変奏曲は、フルート版が有名なようですが、こちらはアルバン編。原曲は民謡とのことですが、本当でしょうか。

 「ナポリ民謡による変奏曲」は、「フニクリ・フニクラ」ですね。

 どちらもウィントン一流の超絶技巧が堪能できます。

 彼のジャズ・アルバムにはもうついていけなくなってしまいましたが、クラシックのアルバムは、今でも結構聴きます。

ばれたか…
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/21 23:24 メッセージ: 2265
これは shaberibu さんの 2262 に対する返信です
>>だって知らないんだもん、
>ここだけ読むと「漬け物」さんて感じ。

しまった! 
しかし、ばれてしまっては仕方がない。
そう、バグースとは世を忍ぶ仮の姿、その実体はおいしい漬け物!!
今までうまく隠してきたが、もはやこれまで…
もうしません、ごめんなさい。

>モンテヴェルディの「ウリッセの帰還」と「オルフェオ」

おぉ、さすがlvkさん。
ウリッセの話はよく知りませんが、「オルフェオ=オルペウス(ですよね?)」の
話はギリシャ神話の中で最も印象に残る物語です。
実際見たことはないのですが、前に出た「黒いオルフェ」もこの話に基づいて
いるのでしたよね。

>ソドシ|ドレミファ|ソーソファ|ソーソファ|ソーソフ|ソラファソ|ミ〜〜〜

ソーラーシー/ド〜/、シドレードー/シ〜 …
って何の曲でしたっけ?
う〜、気になる!

>なんでもサウダージという意味をあえて訳せば「泣き」ということだそうです。

「泣き」と言えば、サンタナ。
そうか、サンタナもサワデー仲間なのね!

>日本語の「ありがとう」は、ポルトガル語の「オブリガード」(ありがとう)から
>きてるとか。

それは初耳!
ちなみに、日本語の「アンポンタン」はインドネシア語の「アンプン・トゥアン」から
来ているとか。  関係ないか…

>ショーソンの詩曲  きれいな曲です。 
>フランスの中のフランスといった感じです。

前述のヴァイオリン弾きの友人がこの曲が好きでよくフランチェスカッティで
聴いていたようです。
私はこの曲は知らないのですが、同じ作曲家のピアノ四重奏曲がとても
良かったので、詩曲も是非聴いてみたいと思っています。

余談ですが、その友人に
「でも、フランチェスカッティの音ってちょっと下品じゃない?」
と言うと、烈火のごとく怒りましたねぇ、彼。

シャベリブさん、色々とご教示ありがとうございました!

re:アランフェス協奏曲
投稿者:nujikoa
2003/ 8/21 23:27 メッセージ: 2266
これは kettaro2001 さんの 2260 に対する返信です
>最初に聴いたのはマイルスの「スケッチ・オブ・スペイン」でした。
>ギル・エヴァンズのオーケストラをバックに、16分超の熱演を繰り広げています。

このアルバムはなんと言っても最後の曲「ソレア」
マイルスの究極の泣き節が凄いですよね。
トランペットの朝顔から、人間の肉声を超えるかとまで思われる叫びが出てくる!

このアルバムはクラシックファンも必聴!とか、無責任なことを言ってみます。(^^)

デカプリオ
投稿者:nujikoa
2003/ 8/21 23:39 メッセージ: 2267
これは y_bagus_m さんの 2252 に対する返信です
>散発的にしかドビュッシーを聴いていない私、
>「沈める寺」は知っていても、この「デカプリオの丘」は
>聴いたことがありません。

残念・・・この曲は名前にたがわず素晴らしくハンサムで、キリリと締まった曲なんですよ。
中間部はイタリアン・ジャズな趣でカッコイイ。

>アメリカですか?
>ドビュッシーのアメリカ物ってどんな曲??

代表選手はもちろん「ゴリウォーグのケークウォーク」でしょう。

ケークウォーク:奇抜さ(ポップさ)を競うダンスコンクール。優勝者には豪華景品!なんだそうです。
舞踏にかけては一家言あるバグースさん、トライしてみませんか?


前奏曲集からは「ラヴィーヌ将軍・・・eccentric」。

今は亡きグルダのナマでこの曲を聴きました。ものすごいノリと勢いで弾かれ圧倒的!
それまでずっとクラシックのプログラムだったのが、この曲を境にジャズに移行していったのを覚えています。

オデュッセウス
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/22 8:16 メッセージ: 2268
これは y_bagus_m さんの 2265 に対する返信です
です、ウリッセは。
 Never on sunday

簡単に

さすがwadaka○さん
投稿者:nacs
2003/ 8/22 8:26 メッセージ: 2269
これは wadakamaru さんの 2239 に対する返信です
大当たり!でございます。
CDはTakako Nisizaki重役(?)のVn演奏でした。

確か以前はラールゴって呼んでたはずなのに
サントリーのCMだったかな..キャスリーン・バトルの見事な容姿で評判に
なってからは「天使のブラ」じゃなかった「Ombra mai fu」で有名になったのでしたね。

ウィリアム・ボイスのシンフォニア、私もあらためて聴いてみました。
「癒し」ではあっても、静かに眠りを誘うのでなしに、元気が良い。
今回は、聴いているうちに、サリヴァンのメロディーを思い出しちゃいました。
ミカドとか、軍艦ピナフォーとか、ノリの良さで大好きなんです。

やっぱり、こういうのはイギリスの伝統と言えるのかしら...

イタリア美人&スペイン
投稿者:nacs
2003/ 8/22 8:37 メッセージ: 2270
これは y_bagus_m さんの 2233 に対する返信です
>y_bagus_mさん
額に入れて飾っていただいて恐縮です。
後は、黒いリボンをかけるばかり...とか(^^)

樹下美人というと、やっぱり中国の古い絵が浮かびます。
正倉院御物では「鳥毛立女屏風」というのが有名ですが、
おそらく唐代の美人なんのでしょう、実に「ふっくら」してる。
そこで、ふくよか目の人のことを話題にする時に
「とりげだちおんなびょうぶ みたいな人」などと悪態をついておりました;
(ちなみに、ホントは「とりげりつじょ」と呼ぶのだそうです)

個人の好みというものは不思議なもので
私は唐代美人よりも、大和ナデシコよりも、断然イタリア美人が好きなのです!

イタリア美人と言って、たとえばどんな女優さんを連想なさいます?

あっ、今朝は時間がないので、ここで民放なみにひっぱっちゃおうかな。
nacs の惚れたイタリア美人をお当てください。


ヒント:お題のイタリアの音楽に関係あります。


もったいつけてばかりじゃ申し訳ないので
スペインを先に..
●ロドリーゴは、私的にはセゴビアに捧げられた「ある貴紳のための幻想曲」が好きです。
●スペイン..というと反射的に浮かぶのがアルベニスとグラナドス。
 このところはグラナドスを聴くことが多いです、ラローチャのピアノで..
●スペインというよりカタロニアと呼ぶべきでしょうか、中世の趣き深い
 「聖母マリアのためのカンティガ集」が大好きです。
 その昔、モノクロで「汚れなき悪戯」という映画があったのをご記憶でしょうか..
 「汚れきった悪戯」に明け暮れておりました私には、忘れ難い映画でありました。
 「マルセリーノ」と呼びかける歌もカンティガの1曲だそうです。

チック・コリア
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/22 10:17 メッセージ: 2271
これは kettaro2001 さんの 2264 に対する返信です
>スペインなら、ジャズ・ファンとしては、この曲を挙げぬわけにはいかんでしょう。

ケッタロさん、ジャズ系列のご当地ものをいろいろと挙げてくださり、
ありがとうございます。

>チック・コリアとリターン・トゥ・フォーエバーの第2作「ライト・アズ・ア・フェザー」
>のラスト・ナンバー。

チック・コリアで思い出すのが、学生時代大阪万博記念公園に聴きに行った
「ライブ・アンダー・ザ・スカイ」。
前半がVSOPクインテット、後半がチック・コリアとハービー・ハンコックの
デュオコンサートでした。
VSOPが今ひとつ期待していたほどの盛り上がりを見せずに終わってしまった
のですが、その後のチックとハービーのデュオ、これが面白かった!
2人のキャラクターが対照的。
ハービー・ハンコックが生真面目にひたすら「ピアニスト」するのに対して、
チック・コリアの方は「エンターテイナー」に徹していました。
ここでもやりましたよ、チックお得意のスペインもの。
すごく楽しいコンサートでした。

漬け物さんオリジナルは
投稿者:from_ojp
2003/ 8/22 10:37 メッセージ: 2272
これは y_bagus_m さんの 2265 に対する返信です
もうしません、ごめんなさい。 
ではなく 
ごめんなさい、もうしません。
でしたよね。

けだし名文です。
ん?
けだしって何?

地中海
投稿者:ZAKKYO2000
2003/ 8/22 11:09 メッセージ: 2273
これは y_bagus_m さんの 2252 に対する返信です
>自粛期間は半日? それとも一日??
あー、24時間の自粛は長かったー。もう、禁断症状が出て出て・・・
って、長期離脱する意思がはなからないことは、バグースさんには見通されてましたね。

では本題で、今回は地中海にちなんで3曲。
・ミョー:地中海序曲
  ミョーの楽天的な暖かさが反映された曲。
  ところで、ホントに>「ニューヨークのフランス人」はあるようですね(1962作曲)。一体どんな曲なんだろう。

・イベール:「寄港地」
  第二楽章のオーボエの哀愁がたまらない。

・トマジ:「12のコルシカの歌」
  女性合唱の清冽な調べが心地よい。

>ギリシャ神話といえば劇音楽やオペラなんかの題材になっていそうですよね
ラベル「ダフニス」、ストラヴィンスキー「オイデプス王」あたりはそうですよね。

>ホントは「とりげりつじょ」と呼ぶのだそうです
げっ、私も「とりげたちおんな」だと思ってた。

SPINATPOLKA2さん、
>その芝の美しさといったら!
うらやましー。プレミアリーグ戦を見たのですか?
> うちの息子はブランド物には見向きもしませんが、あそこのショップでは買いまくりました。
うちの子も絶対そうなるな。

逃した鯨は大きい
投稿者:beknch
2003/ 8/22 11:36 メッセージ: 2274
これは y_bagus_m さんの 2253 に対する返信です
バグースさん、こんにちは。

>南氷洋でのクジラ釣りかと思っていましたが、違ったのですね。

いえ、実はクジラも釣っていたんですが、糸が切れちゃって。
あれをもしも釣り上げていたら、長さは285メーター程あったのに・・・

>富士山に似た山があるのですね、南極富士とでも言うのでしょうか。

そこで昨年末から秋(こっちの)にかけてトムクルーズ出演の「ザ・ラスト
サムライ」という映画の撮影をやってました。やはり、山が富士に似ている
ので、コスト等を考えるとこっちがいいらしいんです。
日本人エクストラ募集だったので、余程参加しようと思っていたんですが、
最低でも1ヶ月強は仕事を休む必要があったので。

トム・クルーズと共演したなどと言えば一生モノなんですけどねぇ。

西班牙、仏蘭西
投稿者:beknch
2003/ 8/22 11:39 メッセージ: 2275
これは y_bagus_m さんの 2227 に対する返信です
皆さん、こんにちは。

まだキャッチアップしてないので既出かも知れませんが、
スペインと言うと、どうしてもギター曲を切り離せません。先に
グラナダを挙げましたが、

* アルベニス
  グラナダ、セビリア、アストリアス、タンゴ、コルドバ、他
* タレガ
  アルハンブラ宮殿の想い出
* グラナドス
  スペイン舞曲、ゴヤの美女

その他キリがありませんね。

フランスはフーガさんの挙げておられる「アルルの女」は私の古典。
でもやっぱり、ダニエル・ピダルの
「♪私は夢見るシャンソン人形♪」でしょう?

数ヶ月前に良く聴いていた弦楽四重奏にドビッシーとラベルのがあります。
フランス色と言えば、そうなんでしょうが、この二つは曲想が良く似ていて、
反対にしても通用しそうです。
仕事を終えた後にBGM風に流しておくと心地よいムード。

変わったところでは、デュカスの「魔法使いの弟子」なんてのもある意味
フランスらしいのかも知れません。手首が歩いてきそうですが。

地中海ということであれば、SRDの弟子である、スーパーギタートリオの
「地中海の舞踏」。えげつないテクニックは理窟ぬき。

夢見るシャンソン人形は
投稿者:from_ojp
2003/ 8/22 11:52 メッセージ: 2276
これは beknch さんの 2275 に対する返信です
ダニエル・ビダルじゃなくて、
フランス・ギャルじゃなかったかな?

シルビー・バルタン星人の「アイドルを探せ」もいいよねえ。

こら〜!(笑)
投稿者:oisiitukemono
2003/ 8/22 12:11 メッセージ: 2277
これは y_bagus_m さんの 2265 に対する返信です
>>だって知らないんだもん、
>ここだけ読むと「漬け物」さんて感じ。
>>>しまった! 
しかし、ばれてしまっては仕方がない。
そう、バグースとは世を忍ぶ仮の姿、その実体はおいしい漬け物!!


 ちょっと、lvkoechelさん、いくら私が脳タリンでも、「だって、知らないんだもん」なんてアホーな言い方はしませんよう。
 バグースさんまで、悪のりしちゃって、もお。偽物はオケカテだけで十分ですよん。

 全く面白いですねぇ(笑)、やれやれ。

こぴー
投稿者:oisiitukemono
2003/ 8/22 12:16 メッセージ: 2278
これは from_ojp さんの 2272 に対する返信です
 こんにちは、フロムさん♪

>もうしません、ごめんなさい。 
ではなく 
ごめんなさい、もうしません。
でしたよね。

 ん?「もうしません、ごめんなさい」の方ですよ、取りあえずは。
まぁ、どちらでもいいのですけれども、コピーだったら、気になりますよね。どっちを先に置くかで、微妙にニュアンスが変わってしまいますし...。

 って、どうでもいいですね(笑)。

ダニエル
投稿者:beknch
2003/ 8/22 12:23 メッセージ: 2279
これは from_ojp さんの 2276 に対する返信です
フロムさん、こんにちは。

>ダニエル・ビダルじゃなくて、
>フランス・ギャルじゃなかったかな?

そうですね。ダニエル・ビダルが歌っている絵が頭にはあるんですけども
どうやら違うようで失礼しました。ビダルは「わたしはシャンソン」とか
「おおシャンゼリゼ」ですか。

もう一人のダニエル。ダニエル・リカーリの「堕ちた天使」じゃなくて
(これも懐かしいですが)「ふたりの天使」も仏蘭西色ですね。

シルビー・バルタンはFMレコパルだったかの創刊号の表紙を飾っていましたね。

>夢見るシャンソン人形
投稿者:kettaro2001
2003/ 8/22 13:43 メッセージ: 2280
これは beknch さんの 2275 に対する返信です
 この歌、「黒いオルフェ」のところで挙げた、鮫島有美子盤にも収録されています。岩谷時子の日本語詞ですね。

*鮫島有美子「マイ・ウェイ〜青春のポップス」
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=cocq83544

 ちょっと前にテレビのフランス語会話で池澤春菜嬢が「GO! GO! 50」の歌として替え歌を歌ってましたっけ。

チック・コリアのモーツァルト
投稿者:wolfgang17560127
2003/ 8/22 15:55 メッセージ: 2281
これは y_bagus_m さんの 2271 に対する返信です
チック・コリアと言えばかつてこんなCDもありました。(ご存知の方も多いと思いますが)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005G907/qid=1061534911/sr=1-4/ref=sr_1_0_4/250-4904254-6116218

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HHO6/qid=1061534911/sr=1-5/ref=sr_1_0_5/250-4904254-6116218

また、キース・ジャレットと来日して2台のピアノのための協奏曲を演奏した事もありました。オケは読響だったかな ?

>マルセリーノの歌
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/ 8/22 16:34 メッセージ: 2282
これは nacs さんの 2270 に対する返信です
「汚れなき悪戯」が映画の題名でしたね。
ファーラーミーミー|レレミレ>ラーラー|
心に残る映画、メロディーでした。

イタリア編では
「鉄道員」
ソ<レレ|ドーラ|ソーー|
これもジーンとなるメロディーでした。

もっと新しくなって(今となっては古いですが)
「ひまわり」
これもまたまた短調。
マンシーニの曲付けがなかったら、ひまわり畑の美しさも悲しさもあそこまで感動をよばなかったかもしれません。ホルンのパートが絶妙!

ナックスさんのお気に入りはこの主演女優ですか??唐代美人も、大和ナデシコも持ち合わせてない”もの”を彼女は持っていますが。(?!)

イタリアがまさに思い浮かぶイタリア映画音楽といったら
ニノ・ロータ作曲の「8・1/2」
あのリズムにのったおどけたメロディー。
まさにイタリアのイメージがします。

脈絡もなく残暑に落書き
投稿者:as_dsch
2003/ 8/22 17:07 メッセージ: 2283
これは y_bagus_m さんの 2271 に対する返信です
まずは駄洒落から。

>チック・コリア

バグースさん、いくら美女軍団が来てるからって勝手に韓国に飛ばないで下さい。

ZAKKYO2000さん

>いやー、知ったかぶりはするものではないですね。
>これに懲りてしばらく投稿を自粛します。

これは田吾作への婉曲な皮肉ですね。
「知ったかぶりはいけない」などということになり、その都度自粛しないといけないとしたら、田吾作は年中自粛することになります。
でも、禁断症状が出たらすぐに復帰してもいいようなので、これからも「クラシック知ったかぶりと言えばこの曲!」のトピに投稿をしていきます。

そうそう、言い忘れましたが、以下の発言に応じて今回は(も)トピずれがメインです。

>あぁっ、田吾作さんが言われんうちから自主的にお題に沿った投稿をしている!
>すわ、これは一大事!

では続けます。

>例えば、特別割引会員とか、特別優待会員とか…

特別割引会員とは「田吾作の話は割引いて読め」という意味ぢゃあないでしょうね?

>運動してもはずれない…
>… それはヌーブラ?

さすがバグースさん、この手の情報は漏らしませんね・・・あ、あくまでも褒めてるんですよ(笑)

>― ガーシュイン:パリのアメリカ人
>類似曲(?)で、スティングの「ニューヨークのイギリス人」というのがあります。

ロッシーニのオペラには「アルジェのイタリア女」「イタリアのトルコ人」というのがあります・・・聴いたことはありません。
また、ロッシーニの傑作「セビリヤの理髪師」(オペラ入門にもってこいです!)の序曲は自作のオペラ「イギリスの女王エリザベス」の序曲をそのまま流用したもので、今では「セビリヤの理髪師」の序曲として知られています。

ところでギリシャというと、東京で聖母烏の映画が人気を集めているようですが、どなたかご覧になった方いませんでしょうか?
歌はすべて本人の録音を使っているそうなので、非常に興味があります。
そうそう、聖母烏はマリア・カラスのことですが、これは田吾作のでっちあげ中国語もどき表記です。

>シルビー・バルタン星人の「アイドルを探せ」もいいよねえ。

バルタン星人はピグモンと並んで人気者ですね。
あのバッハッハッハというバッハ一族のような声は誰がやってたんだろう。
尚、嵐隊員はバルタン星人の言葉が理解できますが、この役は毒蝮三太夫です。

カディッシュ
投稿者:other_wind
2003/ 8/22 18:04 メッセージ: 2284
これは from_ojp さんの 2249 に対する返信です
fromさん、
ポルトガルに行ったような気分になりました。
マルケス爺さんは今も元気にしてるでしょうかね。
ファドのアマリア・ロドリゲスでげすね。
田吾作備忘録に書かせてもらいます。(田吾作さん、ちょっと貸してね)
パバロッティのベスト盤もタイミングよく手に入れました。
そう言えば、ピアニストのピリスもたしかポルトガル出身でしたよね。

bagusさん、
ラヴェルの歌もとてもおもしろいですよ。
来日したらどうしてもコンサートに行きたいと思う演奏家にジェシー・ノーマンがいます。
前々回の来日の時に初めてこの<カディッシュ>を聴き、鳥肌が立ったのを覚えています。
ノーマンがこれを歌うと、どこぞのシャーマンか巫女の祈りのように聴こえて、ひれ伏してしまいそうな気分になりました。
<カディッシュ頌栄の祈り>はラヴェルの<2つのヘブライの歌>の1番目です。
ヘブライということからイスラエルの方でしょうか。

ラヴェルの歌曲で、も一つ好きなのは<ハバネラ形式のヴォカリーズ>。
ハバネラということからスペインの方ですね。

他にもスペインの歌、イタリアの歌、フランスの歌、スコットランドの歌、5つのギリシャ民謡、トリパトス、マダガスカル島民の歌など様々な地方を題材とする歌を作っていて興味深いです。

とりげだちイタリア女優
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/22 19:09 メッセージ: 2285
これは nacs さんの 2270 に対する返信です
>>ドビュッシーのアメリカ物ってどんな曲??
>代表選手はもちろん「ゴリウォーグのケークウォーク」でしょう。

何、グレゴリ―・ペックのケースワーカー?
初めて聞きました。

>ケークウォーク:奇抜さ(ポップさ)を競うダンスコンクール。
>優勝者には豪華景品!なんだそうです。
>舞踏にかけては一家言あるバグースさん、トライしてみませんか?

あ、ケースワーカーではないのですね。
よろしい、では私も機会があれば是非トライしてみましょう、そのケースワーカーとやらに。

>オデュッセウスです、ウリッセは。

あぁ、そうなんだ。
たった今インターネットで検索してみましたが、オデュッセウス=ウリッセ=ユリシーズ
なのですね。
他にもありますね、同一人物で違った読み方。
ヘラクレス=ハーキュリーズとか、ヘルメス=メルクリウス=マーキョリー、
それに、エビフライ=エビフリャー とか。

>Never on sunday

「NEVER ON SUNDAY」=「日曜日はダメよ。」だったのですね、知らなかった。
この映画が(って見たことないですが) ギリシャ(希米合作?)映画であり、音楽もギリシャの
作曲家が担当していたということも知りませんでした。
マノス・ハジダキスという人だそうです。
そう言えば、ギリシャの作曲家で「クセナキサス(でしたっけ?)」と言う人がいましたよね。
もちろん(とまた胸を張る)聴いたことないですが…

>正倉院御物では「鳥毛立女屏風」というのが有名ですが…

鳥肌が立ち、総毛立つほど美しい! と言う意味でしょうか。

>nacs の惚れたイタリア美人をお当てください。

イタリアの女優と言えば、私ソフィア・ローレンしか知りません。
あと、「イタリアの種馬」シッルベスタ・スタローンというのもいますが、「美女」からは程遠いしなぁ…
あ、もう1人いた。 nacsさん、もしかしてこの人ですか?
チョチョリーナ。

>ロドリーゴは、私的にはセゴビアに捧げられた「ある貴紳のための幻想曲」
>が好きです。

私も好きです、この曲。
何となく「古代」っぽい響きがするところが。

「カンティガ」という言葉も初めて耳(目)にしました。
「13世紀頃の中世イベリア半島(スペイン、ポルトガル)で歌われていた単旋律の歌曲」
らしいですね。
是非聴いてみたいと思いますが、う〜ん、こちらでは無いだろなぁ、CD。

けだしアホと言えよう
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/22 19:25 メッセージ: 2286
これは oisiitukemono さんの 2277 に対する返信です
>もうしません、ごめんなさい。 
>けだし名文です。
>ん? けだしって何?

調べてみましたが、「けだし」って 「おそらく(かなりの確信を持った)」 と言う意味なのですね。
私はてっきり「極めて」と言うような意味だとばかり思っていました。
いやー、また賢くなってしまいました。
誰? お前の場合は「賢くなった」のではなく、「アホさが少し軽減された」んだって言ってるのは。

ちなみに、「けだし」を変換してみました。 すると…
蓋し、気だし、毛… やめた。

>ところで、ホントに>「ニューヨークのフランス人」はあるようですね(1962作曲)。

ミヨーって本当にミョーな作曲家。
さぁ、君も聴いてミヨー。
… あぁ、自己嫌悪。

>>ギリシャ神話といえば劇音楽やオペラなんかの題材になっていそうですよね
>ラベル「ダフニス」、ストラヴィンスキー「オイデプス王」あたりはそうですよね。

!!
オイデプスって確かスフィンクスとなぞなぞ遊びした人でしたよね。
ダフニスってどんなお話でしたっけね?
クロエが出てくるのであれば、当然ナガシマやドイ、オウあたりも登場するのでしょうが…

>あれをもしも釣り上げていたら、長さは285メーター程あったのに・・・

おいおい、それはスゴすぎるぞ。
シロナガスクジラの10倍くらいありますよ、それ!

>トムクルーズ出演の「ザ・ラストサムライ」という映画の撮影をやってました。
>やはり、山が富士に似ているので、コスト等を考えるとこっちがいいらしいんです。

へぇ、それは知りませんでした。
映画と言えば、「ロード・オブ・ザ・リング でしたっけ?」のロケも南極で行われたのでは?

>ちょっと、lvkoechelさん、いくら私が脳タリンでも、「だって、知らないんだもん」
>なんてアホーな言い方はしませんよう。

フン、どーせボクはアホーですよ。
… やはり「けだし」のところで書いたこと(上記)は正しかったのか…
グレてやる…!

>偽物はオケカテだけで十分ですよん。

偽者が出るようになればビッグネームの仲間入り! とノーテンキにかまえたいところですが、
あれを本物だと思って真面目にレスされている方がいらっしゃるのを見るのが辛いですね。
それにまたレスをつけることもはばかれるし。
と、こうやって話題にすること自体が彼らを喜ばせることになるのでしょうが。

ダフニスとクローエ
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/22 19:55 メッセージ: 2287
これは y_bagus_m さんの 2286 に対する返信です
はギリシャのロンゴスの作です。ラヴェルのとは、だいぶ筋が違います。
 尤も、後者をよくは知らないのですが。

Marcelino
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/22 20:02 メッセージ: 2288
これは SPINATPOLKA2 さんの 2282 に対する返信です
pan y vino って原題でしたっけ?綴り自信なし。
 友人と喋りながらみていたので、よく覚えていません。主人公が可愛かったことだけ。

>>夢見るシャンソン人形
投稿者:beknch
2003/ 8/22 20:15 メッセージ: 2289
これは kettaro2001 さんの 2280 に対する返信です
よく見てみると、ご紹介の鮫島さんのCD、面白そうですね。

これに入っている、「別れの朝」は私の非常に好きな歌で、カラオケで
これを情感を込めて歌う女性がいるとまいってしまいます。高橋真梨子の歌はいい!
鮫島さんの歌いっぷりも、この曲については、想像に難くありません。

その意味では彼女の「夢見るシャンソン人形」聴いてみたいですね。

マルセリーノ
投稿者:beknch
2003/ 8/22 20:23 メッセージ: 2290
これは lvkoechel さんの 2288 に対する返信です
MARCELLINO PANE E VINO だそうです。

この曲は音楽の授業で合奏をやったので懐かしい。

「鉄道員」はギターの音色がグーでした。

訂正
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/22 21:19 メッセージ: 2291
これは beknch さんの 2290 に対する返信です
ありがとうございます。かなり以前の映画でしたよね。
 馬鹿(というよりも無知)な質問ですが「別れの朝」って、ウド・ユルゲンスと関係ありますか。そちらなら知っていますが。

 単純に出来ているのか、ベイヌムのを掲示板に書いた所為で聴きたくなり「水上の音楽」を今終えたところです。古楽器でないのは久しぶりです。さわやかで、とても良かった。

別れの朝
投稿者:beknch
2003/ 8/22 21:42 メッセージ: 2292
これは lvkoechel さんの 2291 に対する返信です
ええ、ウドさんの作曲のものだと理解してます。
「別れの朝」はペドロ&カプリシャスの歌で日本の歌謡曲界で昔流行ったのですが、その作曲がウド・ユルゲンスだと思います。

ちなみに単純なら私も負ける気がしません。

チェロの音色
投稿者:beknch
2003/ 8/22 21:44 メッセージ: 2293
これは beknch さんの 2292 に対する返信です
皆さん、こんばんは。

本日の田舎コンサートには客演でチェリストの登場でした。
Lynn Harrell で、ブルッフのコルニドライ、エルガーのチェロ協奏曲を聴いてきました。

このリン・ハレルはCDでも、コルニドライとドボ・チェロ協の組み合わせを持っていてちょっと思い出があるのです。

しっとりとした、音は流石。コルニドライはダイレクトに心に突き刺さってきます。
やはり、ナマで聴くリンのチェロは素晴らしい。ますますこの楽器を弾けるといいなぁとも思いました。でも、明日楽器屋に行って買うことはしません(当たり前)。あれの演奏は生半可では無理です。

ところで、それ以外には、Penderecki の 「Threnody to the Victims of Hiroshima」と、Vaughan Williams の Sym5もプログラムに入ってました。

現代音楽は最近ちょっと鍛えていたので、ペンデレツキーは楽しみにしていたのですが、不覚にも睡眠不足と酒のせいでどこかで気を失ってしまいました。しかし、この曲、タイトルからして身構えていたのですが、冒頭まもなく、譜面たてを弓の端で叩いてリズム音を出していたりするのが滑稽で、笑ってしまいそうになりました。ボウイングも掟破りのUpDownバラバラ(多分、各自勝手に演奏せよとの、作曲者の指示)。異次元の音と音楽と言う意味で面白いのですが・・・

ウィリアムスの方は事の外聴き易く、結構なじめましたが、これも不覚にも3楽章あたりでウトウトしてしまったのでした。

という事で、イギリスと言えば、エルガーとボーン・ウィリアムス・・・強引。

本日は酒がこたえているようです。

お願いだから・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 8/22 22:25 メッセージ: 2294
これは y_bagus_m さんの 2286 に対する返信です
バグースさん  皆さん  今晩は

昨日は孫と一緒に播磨人工島へ釣に行ってきました。
釣り場に着いて見ると、いつもは大勢の釣り人で賑わっているのに、5−6組しか釣っていません。
ひょっとしたら、魚があまり釣れないので、人出が少ないのかと、少し心配しましたが、釣り始めて撒き餌に魚が寄りはじめると、12−3センチの小鯵が入れ食い状態になって孫は大喜びでした。

ただ、午後の一番陽射しの強い時間帯だったので、暑いのには参りました。
風がずっと吹いていたので、多少はましでしたが、2時間ほどで100匹ほど釣ったところで、早々に退散しました。

家に戻ってから、全部を捌いて、自分の10匹程を残して残りを孫に持って帰らせました。
彼はご機嫌で、「また連れていってね」と言っていましたが、もう少し涼しくならないと、こっちがグロッキーになってしまいます。

「スケッチ・オブ・スペイン」について、

>このアルバムはなんといっても最後の曲「ソレア」。

私も「ソレア」も好きですが、その前の曲「サエタ」がとても好きです。
左奥からスネアドラムの音とともにフェードインして中央まで進み、フレンチホルンやチューバが通奏低音のように同じ音を長く吹き続けるのをバックにマイルスが名人芸を披露し、やがて右奥へフェードアウトして行く。
ギル・エヴァンスの編曲もなかなかの物だと思います。
ちょっと「展覧会の絵」の<ヴィドロ>を彷彿とさせてくれますね。

アマリア・ロドリゲスについて、

>ファドのアマリア・ロドリゲスですね。

彼女の歌う「暗いはしけ」は映画に使われて、よく知られるようになりました。
映画には実際に彼女が登場して歌っていましたが、とても印象的でしたよ。

「別れの朝」について、

ペドロ&カプリシャスの「ジョニーへの伝言」や「五番街のマリーへ」は高橋真梨子さんですけれど、「別れの朝」は前野曜子さんじゃありませんでしたっけ ?
高橋真梨子さんも歌っておられたのですか ?


>フン、どーせボクはアホーですよ。
>グレてやる・・・!

バグースさんがアホーだなんて、とんでもない。
お願いだから、グレないで・・・(笑)。

聖母烏とは…
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/22 23:15 メッセージ: 2295
これは as_dsch さんの 2283 に対する返信です
>ビダルは「わたしはシャンソン」とか「おおシャンゼリゼ」ですか。

「私はシャンソン」、懐かしいですね。
ところで、クイーンの「キラー・クイーン」を聴いていると「おお、シャンゼリゼ」を
思い出してしまうのは私だけ?

>「汚れなき悪戯」が映画の題名でしたね。
>ファーラーミーミー|レレミレ>ラーラー|

もしかして、日本語の歌詞で
♪おはよう、マールセリーノ…♪ と言うやつでしょうか?
それならば音楽の教科書に載っていたような気がします。

>イタリアがまさに思い浮かぶイタリア映画音楽といったら
>ニノ・ロータ作曲の「8・1/2」

うぅ、8・1/2 知りません。
5/8チップスなら知っているのだけれど…

ロータと言えば、クラシックの作品も書いているのですね。
うちになぜかCDがあります。
「CONCERTO PER ARCHI」という弦楽合奏のための曲、イ・ムジチの演奏です。
日本語に訳すと何と言うのでしょうか、この曲?

>>… それはヌーブラ?
>さすがバグースさん、この手の情報は漏らしませんね・・・
>あ、あくまでも褒めてるんですよ(笑)

そりゃぁ、愛用者ですから、私自身。

>そうそう、聖母烏はマリア・カラスのことですが、

… 絶句 …

眠れるコンサート
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/22 23:20 メッセージ: 2296
これは beknch さんの 2293 に対する返信です
>bagusさん、ラヴェルの歌もとてもおもしろいですよ。

ほら、出た、other windさんの得意技、「ツボやんわり刺激攻撃」。
これがどーにも効くんだ、私には…
まずやんわり刺激されて、次に背中をそっと押された日にゃぁもう…
HMVへいそいそと…
other windさん、もしかしてHMVの回し者??

>ダスニフとクローエはギリシャのロンゴスの作です。

と言うことは、ギリシャ神話オリジナルではないのですか?
で、ナガシマやドイの運命は??

>「別れの朝」って、ウド・ユルゲンスと関係ありますか。そちらなら知っていますが。
>ええ、ウドさんの作曲のものだと理解してます。

アホな質問ですが、「ウド・ユルゲンス」って「ウド・鈴木」と関係ありますか?
そちらなら知っていますが。
あー! またやってしもた。
やめとこ、やめとこと思いつつ、つい押さえきれずに…
lvkさん、bekさん、茶化してごめんなさい!

>Lynn Harrell で、ブルッフのコルニドライ、エルガーのチェロ協奏曲を聴いてきました。

おー、リン・ハレルが南極までやって来ましたか!
私も1枚持ってますよ、彼のCD。
パールマンとアシュケナージとの競演のベートーヴェンのピアノトリオです。
よかったですね、また良い実演体験が増えて。

>ペンデレツキーは楽しみにしていたのですが、不覚にも睡眠不足と酒のせいで
>どこかで気を失ってしまいました。
>ウィリアムスの方は事の外聴き易く、結構なじめましたが、
>これも不覚にも3楽章あたりでウトウトしてしまったのでした。

わー、もったいない。
でも、私もありました。
前々回のNY出張、初めてのカーネギーホール、今をときめくハーディンク/
ブレーメンなんとかPO、ソリストにパユ。

時差ボケの私は眠りこけました。
最高に贅沢な子守唄をバックに…

PER ARCHI
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/22 23:29 メッセージ: 2297
これは y_bagus_m さんの 2295 に対する返信です
は for strings です。
 私はヴィダルなら
Aime ceux qui t'aiment が好きです。日本語のほうは忘れました。

けだし
投稿者:susano_o000
2003/ 8/23 1:55 メッセージ: 2298
これは y_bagus_m さんの 2286 に対する返信です
>調べてみましたが、「けだし」って 「おそらく(かなりの確信を持った)」 と言う意味なのですね。

 けだし・・・。
 昔々、山本コータローの「パック・イン・ミュージック」で、「上から読んだらこういう言葉、下から読んだらこういう言葉」みたいな特集をやっていました。「しんぶんし」なら「しんぶんし」というアレです。
 で、「こんまけ、わたしのニキビ」。ヾ(^^;

 ま、いきなりこういう話もなんなんですが(^^;ゞ、やっと生きて帰りました。
 いや〜、7月あたりから休み無しで徹夜も4回という暮らしでした。
 で、一昨日の夜中に帰宅、昨日今日と半分死につつも?、久しぶりにCDを聴きまくりながら「雲山」とかいう酒を飲んでいたら、いつの間にかここにいます。(^^;ゞ

>と、こうやって話題にすること自体が彼らを喜ばせることになるのでしょうが。

 いわゆる「あらし」と呼ばれる人。しかしねえ・・・、そりゃとんでもない人もいるなあ、という感じがすることもあるのですが、同じ場所に居るというただそれだけの理由で、私はあまり敵対心を感じないんです。なんだかよくわからないんですが・・・。

マリー
投稿者:susano_o000
2003/ 8/23 2:01 メッセージ: 2299
これは beknch さんの 2289 に対する返信です
>高橋真梨子の歌はいい!

 「五番街のマリー」でしたっけ(不明)。アイルランド民謡の「ロッホ・ロモンド」が、あの歌をパクっていましたね。伝統ある民謡がああいう事をするなんて・・・。

メロディ以外
投稿者:susano_o000
2003/ 8/23 2:03 メッセージ: 2300
これは beknch さんの 2290 に対する返信です
>「鉄道員」はギターの音色がグーでした。

 「鉄道員」なら私は、最後の方のサイレンと少年の叫び声が最高です。

帰れソレントヘ
投稿者:oisiitukemono
2003/ 8/23 8:25 メッセージ: 2301
これは y_bagus_m さんの 2295 に対する返信です
 おはようございま〜す♪

 いま、夏気分を強引に盛り上げるためにパバロッティ氏のカンツォーネ&小品集を聴いていますが、学校でも習った「帰れソレントヘ」はいいですね。悲しい歌詞でも湿り気が少なくて、爽やか♪
 張り上げて盛り上げていくメロディも青い空を感じさせて気分がいいです。
 イタリア〜って感じです(偏見??)

 「別れの朝」って♪別れの朝 二人は 冷めた紅茶 飲み干し....でしたっけ?
朝に別れるなんて、なんて嫌な別れ方なんだろうと、昔思った事があります(笑)。

 ところで、バグースさん、私の「アホー」発言、怒っています?怒ってたらごめんなさいね、冗談だったんです。
ゆるしてちょん!

独墺瑞、ベネルクス三国のご当地ソング
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/23 10:52 メッセージ: 2302
これは y_bagus_m さんの 2192 に対する返信です
皆様、「ヨーロッパ地中海に臨む国々5日間の旅」ご満喫いただけましたでしょうか?
さて、ツアーはいよいよ佳境へと入ってまいります。
今回の目的地はドイツ・オーストリア・スイス。
私たち日本人にとっては「音楽の都」の独墺ですが、むしろ「絶対音楽」のイメージが
強いような気もいたします。
はたして、地域性を感じさせる「ご当地ミュージック」はどれほどあるのでしょう?

さらに、今回のツアーにご参加された方だけへの豪華特典 オランダ・ベルギー・
ルクセンブルクへのオプショナルツアーもご用意申し上げております。
全世界5000万のベネルクス三国住民及びファンの皆さん、「アタシら、オマケかよ!」
とお気を悪くなさらぬよう。
私は個人的にむしろこちらの方に掘り出し物があるのでは? と期待しております。

さらに、リヒテンシュタインへのツアーもアレンジさせていただくこともできますので、
ご希望の方はご遠慮なくお申し付けください。

では、よろしくお願いいいたします

まいうー
投稿者:from_ojp
2003/ 8/23 11:13 メッセージ: 2303
これは y_bagus_m さんの 2302 に対する返信です
ベルギーといえば
1にビール、2にビール、最後もビールですよね。
それもシメイにとどめを射します。
豊かなこく、かすかな甘み、ずっしりした喉ごし

まいうー。←もう死語か?

あっ、これって
バグースさん地方では意味不明でしょうか。まいうー。

お帰りなさい!
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/23 11:21 メッセージ: 2304
これは oisiitukemono さんの 2301 に対する返信です
>ま、いきなりこういう話もなんなんですが(^^;ゞ、やっと生きて帰りました。

スサノオさん、お久しぶり!
今回の旅は今までにもまして長かったので、てっきりゴビ砂漠に安息の地を見つけて
住み着いてしまったのかと思いましたよ。
で、今頃パオで移住しながら砂漠の中を転々と… てね。

>で、「こんまけ、わたしのニキビ」。ヾ(^^;

昔「上から読んでも山本山、下から読んでも山本山」というテレビCMがありあました
(今もあるのかな?)。
あれを見るたびに、「ウソつけ、したから読んだら “まやともまや” やんけ」 と
心の中でツッコミを入れていたのは私だけではないはず…

>「五番街のマリー」でしたっけ(不明)。アイルランド民謡の「ロッホ・ロモンド」が、
>あの歌をパクっていましたね。伝統ある民謡がああいう事をするなんて・・・。

盗作問題はますます深刻さを増してゆくようです。
ついこの間もバッハの「ロンドン橋パクり疑惑」が明るみになったばかりです。
あの大作曲家も例外ではなかったのかと思うと私は辛くて、悲しくて…

>ところで、バグースさん、私の「アホー」発言、怒っています?怒ってたらごめんなさいね、
>冗談だったんです。 ゆるしてちょん!

えっ、つけものさん、あれは冗談だったのですか??
なんだ、「けだし本質を突いた名言と言えよう」と思っていたのに…

ちょうちょ
投稿者:kettaro2001
2003/ 8/23 14:16 メッセージ: 2305
これは y_bagus_m さんの 2302 に対する返信です
って、たしかドイツ民謡でしたね。

 以前、坂田明が、「ミスティ」や「ブルー・モンク」をピアノで弾きながら、間に「チョ・オ・チョ、がでてきてかわのなか〜」と歌う、“新童謡”なる芸を披露していたらしいのですが、実際に聴いたことはありません。

 あと、ウェザー・リポートのキーボード奏者、ジョー・ザヴィヌルはオーストリア出身でしたね。代表作は「マーシー、マーシー、マーシー」と「バードランド」です。

意訳
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/23 15:25 メッセージ: 2306
これは lvkoechel さんの 2297 に対する返信です
誰かに突付かれぬうちに
 ARCHI は BOWS です。

良さそうですが
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/23 15:33 メッセージ: 2307
これは oisiitukemono さんの 2301 に対する返信です
 こんにちわ、漬け物さん。
ちょっとパバロッティの曲目を教えていただけます?懐かしそうな曲が多そう。

> 「別れの朝」って♪別れの朝 二人は 冷めた紅茶 飲み干し....でしたっけ?
朝に別れるなんて、なんて嫌な別れ方なんだろうと、昔思った事があります(笑)。

 古くは「きぬぎぬのわかれ」なんてのがありましたが。

「別れの朝」は「夕映えの二人」なんてのもあった気がします。

諸国めぐり・・、バロック編
投稿者:wadakamaru
2003/ 8/23 21:09 メッセージ: 2308
これは y_bagus_m さんの 2302 に対する返信です
バロック時代は、表題が無い曲が多いので、
マイナーな作曲家だけど、いかにもその国らしい人と、らしいレーベルでお茶を濁します。
まずは、地中海編から・・

* ポルトガル
いや、よく分からない。作曲家としては、セイシャスかな。
(と、検索して確認、間違いなさそうです。)
* スペイン
と言えば、断然D.スカルラッティ、スペインにイタリアからやってきた作曲家が多くいて、その内の一人。
私には斬新すぎて、バロック音楽の範疇から外れそうな感じの人と思うのです。
ほか、ソレールのチェンバロ曲が印象的。
また、映画「カストラート」の主人公カルロ・ブロスキは、スペインの宮廷に招かれて当時の王にかわいがられたとか。
レーベルでは、Glossa,AliaVox など、意匠も中身も凝っていますね。
あまりに懲りすぎて、CDの出し入れがままならないものがある。アイデア倒れというやつです。
* フランス
クープラン、ラモー、また、あまたいるクラヴサン曲の作曲家の曲に惚れ込みつつも、
ルクレールやモンドンヴィルとか言う人の器楽曲も、バロックとしては近代的でなかなか聴きやすい。
レーベルでは、HMF,Opus111 などたくさんありすぎますが、
そのうちの、Alpha というレーベルは実に凝っていますね。まるでジャケットそのものが芸術品のようです。
また外装ばかりでなく企画も凝っているので、未体験の方は一度お試しあれ。
* イタリア
無名の名曲を探索しております。そんななかで、
イタリアの民族楽器?と言っていいのか、マンドリンのための曲がいくつかあります。
ヴィヴァルディのコンチェルトは割合と知られていますが、
ほかの作曲家にもいくつかあって、その音色を聴くだけで、
イタリア的雰囲気に浸れて、気持ちよくなってきます。
さすが本場だけあって、レーベルの方はバロック音楽のマイナーレーベルが綺羅星の如くです。
* ギリシャ
これはという作曲家はいませんね。レーベルも知らないし。
ただ、ここはオペラの題材に事欠きません。
ヴィヴァルディのオペラにも、「ファルナーチェ」(これが先ほどのCDが出しにくいもの)、
「テンペーのドリラ」など、ギリシャ神話を題材にしたものがわんさかあります。
先ほどのAlpha のものでは、「ユリシーズのまどろみ」なんて言うカンタータもありました。

出遅れたので、そのまま当時のオスマントルコ領を過ぎて、北へ行きます。

* オーストリア
モーツァルトの親子を思い起こさせる。おもちゃの兵隊とか。
ウィリアムテルが、引力の法則に逆らってリンゴを打ち抜いて、
そのためにスイスという国が生まれた。のかな。
* スイス
「瑞」とあるから、スウェーデンかと思った。
調べてみると瑞西と瑞典ですね。
レーベルでは、Divox と言うのがスイスだったと思うのですが、
なかなかレアもので良いのが多いような気がしています。
* ドイツ
ドレスデンの宮廷に立派なオーケストラがあって、
時の作曲家たちのドレスデンのオーケストラのための曲がたくさんあるようです。
ご当地ソング、浮かばないなあ。
メジャーレーベルは腐るほどあるので特に言及せず、
マイナーレーベルでは、cpo なんかが、いかにもドイツ気質という感じがする。
* オランダ
バロック音楽の御大、レオンハルトの出身国。
思いつくのは、♪咲いた咲いたチューリップの花が・・♪
オランダ、ベルギーとも、個性的なレーベルがあるように思ったけれど、具体的にいま思いつかない。
いい加減なことを書いて後で、m(_ _)m は、いやなのでここら辺で筆を収めます。
* ベルギーほか、ルクセンブルグ、リヒテンシユタイン
アンドラ、モナコ、サンマリノ、ローマ法王庁、おまけのおまけ。
ベルサイユ体制の前までは、ドイツは国の中に国があるような、
イタリアなんてばらばらで日本の戦国時代みたいですね。
まともにヨーロッパ史を習っていないので、よく分かりません。どうなっているのでしょう。

パクリ問題
投稿者:wadakamaru
2003/ 8/23 21:15 メッセージ: 2309
これは susano_o000 さんの 2299 に対する返信です
民謡が、現代のアーティストの曲をパクるとは、ゆゆしき問題。
SFのようなタイム・パラドックス的現象です。
そういえば、こんな事を言うとサザンファン、並びに、
桑田佳祐、原由子ファンの方は気分を悪くするかも知れませんが、
(と言いつつ私もファンで、何枚かLPを持っている。CDは持っていない。このへんがビミョウなところ)
この人たちのノリの良い曲ほど、どこかで聴いたことがあるような気がしてならない。
心を打つメロディーというのは、いつの時代も同じようなものなので、
自然似たような雰囲気を醸し出すのかも。と善意に解釈しています。

パクリ その2
大音響でカーステレオをならして通りすぎる車がありますが、
特に低音部がよく響き、そのリズムというのが、心臓の鼓動のような感じです。
聞いた話では、胎児の時に聴いた母親の心臓の鼓動を無意識に懐かしんでいるとか。
かっこよく一人前になったつもりで走り回っていますが、
本当は心臓の鼓動をパクったリズムが忘れられない。まだ赤ちゃんなのですよ。
これって、本当にそうなのでしょうかね。

トピずれしません。
投稿者:tynaoshima
2003/ 8/23 22:38 メッセージ: 2310
これは y_bagus_m さんの 2286 に対する返信です
 バグースさん、今晩は。普請道楽です。

「>フン、どーせボクはアホーですよ。
 >グレてやる…!

  独墺系のご当地ソングの件
  :シェーンベルクの「グレの歌」なんてどぉ?

 ……ごめんなさい、もうしません。」


→おつけものさん、かの名言の使い方は、これで合ってます?

ヨロレイヒ〜
投稿者:nujikoa
2003/ 8/24 1:21 メッセージ: 2311
これは y_bagus_m さんの 2302 に対する返信です
でしょう、やっぱりドイツと言えば。

wadakamaruさんのサザン同様、
LPは持ってるけどCDは持ってない・・・状態ですが。

でもあの民族衣装っぽさには、LPに針を落として聴くのが雰囲気というものです。(とか言ってみたりして)

もちろん片手にはビール、つまみにはウインナー(って、結局それかい!)

脱毛、じゃなかった 脱帽しまくり
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/24 1:35 メッセージ: 2312
これは tynaoshima さんの 2310 に対する返信です
>昨日は孫と一緒に播磨人工島へ釣に行ってきました。

鯵100匹はすごいですねぇ。
お孫さんが持って帰った90匹、どうさばくのでしょうね。
そう言えば、子どもの頃は小さな鯵のから揚げをよく食べた覚えがありますが、
最近とんと食べていません。
鯵の干物なんかはこちらでもよく食べているのですがね。
フーガさんの投稿を読んで、久しぶりに食べたくなってきました、小鯵のから揚げ。

>PER ARCHIはfor strings です。

さっすがlvkさん!
と言うことは、ニーノ・ロータのこの曲、「弦楽のための協奏曲」というところなんでしょうね。

>ARCHI は BOWS です。

!! ARCHI はおそらく元々「アーチ」のことなのでしょうね。
それで、レインボウのボウ、「弓」となる
なるほど! と勝手に納得しております。

>ベルギーといえば1にビール、2にビール、最後もビールですよね。

私としては、ベルギーと言えば「チョコレート」なんですけどね。

>あっ、これってバグースさん地方では意味不明でしょうか。まいうー。

はぁ、まったくわかりません。
何でしょうかその「まいうー」って?

>ちょうちょって、たしかドイツ民謡でしたね。

いや、確かドイツではなかったはず…
と思って調べてみると、どうやらすスペインらしいですよ、この曲。
あんまり「スパニッシュ!!」という感じはしませんけどね。

>スペインと言えば、断然D.スカルラッティ…

ワダカマルさん、またまた私の無知を告白します。
私今の今までスカルラッティってイタリア人だとばかり思っておりました…

それにしても、ポルトガルからベネルクス三国まで、ワダカマルさんの知識の
広さは凄いですね。
脱帽しすぎて、もう脱ぐべき帽子が見当たりません。
新たに帽子を仕入れておきますから、またお願いしますね!

>トピずれしません。

トピずれが身上のこのトピにおいて「トピずれせず」を信条にし、それを頑なに
守っておられる普請道楽さん。
見上げたものです。

>独墺系のご当地ソングの件:シェーンベルクの「グレの歌」なんてどぉ?

お、出ましたね、グレて道を踏み外しかけた少年たちを更生させる不思議な力を
持つと言われる「グレの歌」。
実は前にも一度話題になりました。
あの時は確かフロムさんがグレかけたのでしたね。
この「グレてやる!」のフレーズはフロムさんの「パクり」なのですよ、本当は。

イタリアも遠く
投稿者:nacs
2003/ 8/24 4:57 メッセージ: 2313
これは y_bagus_m さんの 2312 に対する返信です
早やアルプスを越えてるんですね!
1日空けると追いつくのが大変。もはやグルペット...

順にMsg.を読ませていただいて、途中途中でのbagus大人のコメントを
拝見していると、まるで居酒屋に腰を据えた「聖徳太子」みたいですね(^o^)

もったいをつけるんじゃなかった..と反省するも時すでに遅し。
さっさと白状します。
私が愛したイタリア美人は「ジュリエッタ・マシーナ」
ニーノ・ロータのジェルソミーナのテーマと共に、深〜く深〜く浸透して
ついに「そっくりさん」と結婚するまでになりました。
(今では、スターワーズの「ヨーダ」の方が似ている気もしますが..)

DVDのおまけにあったロータのインタビューによると
「ヨーロッパのどこにでもありそうな旋律」を意図して作曲したそうですが、
宗教的な感動さえ呼び起こすもの悲しいメロディの魅力もまた
イタリア音楽という気がしてなりません。

たとえば、お葬式の音楽(?)として定着してしまったバーバーのアダージョも
イタリア留学中に発想されたそうですね。
アダージョ・カラヤンの白眉「カヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲」も
いかにもイタリアを感じます。
こちらは映画的にはイングリッド・バーグマンですか。

えぇい、この路線でつづけちゃえ!

ギリシャと言えばどしても「日曜日はダメよ」のメリナ・目ルクーリ。
確かにハジキダスの音楽は忘れ難いものでした。
映画音楽では「その男のゾルバ」のミキス・テオドラキスも素晴らしい。
ロータと同じく交響曲も作っています。
でも、何と言っても今のギリシャ音楽のスターはヴァンゲリスじゃないかしら..
「炎のランナー」「ブレードランナー」のワクワク度は大したものです。

フランス...美人多数によりパス。

ドイツ...もちの論でマリーネ・ディートリッヒ。
ハスキーな歌声はヘッドフォンで聴くとちょと怖いですけど
「モロッコ」で見せた粋な敬礼を思い出すと、やはり胸が騒ぎます。
ナスターシャ・キンスキーもドキドキしたけど、音楽カンケーナシ。

オーストリア...は浮かばないなぁ。
「会議は踊る」は古すぎるし、ザルツブルクの風景が素敵だった
サウンド・オブ・ミュージックもジュリー・アンドリュースはイメージ違いでした。
顔は良く憶えていませんが、同じトラップファミリー物で「菩提樹」という映画の
マリアさんは「隣のお姉さん」みたいで萌えでした;

オランダは?ベルギーは?
巻き戻し速度が遅くて間に合いません。

ところ変われば
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/ 8/24 6:31 メッセージ: 2314
これは y_bagus_m さんの 2312 に対する返信です
>>ちょうちょって、たしかドイツ民謡でしたね。
>いや、確かドイツではなかったはず…

こちらにドイツ語版が見られます。

http://helena.ludwig.name/Kinderwelt/Kinderlieder%20Site/haenschen_klein.htm

「ちょうちょ」ではなく「ヘンスヒェン クライン」とこちらでは歌われる童謡。
メロディーの出所はもっと古いようですが、この歌の作曲者はFranz Wiedemannとあり、やはりドイツ民謡ではないでしょうか。

また古い話
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/24 13:15 メッセージ: 2315
これは y_bagus_m さんの 2312 に対する返信です
「そして、それが・・・」と一緒に入っていたオネゲルの「小組曲」と、ブリテンの「ラクリメ」の方を気に入りました。


投稿者:susano_o000
2003/ 8/24 13:24 メッセージ: 2316
これは y_bagus_m さんの 2302 に対する返信です
>さらに、今回のツアーにご参加された方だけへの豪華特典 オランダ・ベルギー・
ルクセンブルクへのオプショナルツアーもご用意申し上げております。

 今回のテーマ「ご当地ソング」だったんですね。ずっとさかのぼってもテーマが見つからず、10000件さかのぼってやっと見つけました。(^^ゞ

 ベルギーなら「カリヨン」でしょうか。ずらりと並べられた鐘のちょっとくすんだような、いかにも純度の低そうな鈍い響きには、なんとも深い味があります。

 「CARILLON,ORGAN AND CHOIR OF THE ANTWERP CATHEDRAL」というCDがあるのですが、これにはなぜか、カリヨンによって演奏されたビゼーのカルメンやヨハン・シュトラウスのピチカート・ポルカなども入っています。で、恐るべきは、音程も狂っているんです。

 ところが、こういう重たく鈍い響きが、あの重厚な建築群にはずいぶん似合っているようで、そのとてつもなく味の濃い音世界には、何とも言えない魅力を感じてしまいます。で、ついつい、輸入ものの黒ビールに手が伸びてしまいます。(^^ゞ

夏ならスペイン
投稿者:susano_o000
2003/ 8/24 13:55 メッセージ: 2317
これは y_bagus_m さんの 2304 に対する返信です
>今回の旅は今までにもまして長かったので、てっきりゴビ砂漠に安息の地を見つけて
>住み着いてしまったのかと思いましたよ。

 あちこちで過労死しかかっていました。しかしそれでは「酒樽で溺死」という長年の夢がかなわずに終わってしまい、まことによろしくありません。(^^ゞ

 そういいつつも、転んでもただでは起きません?。CDは着々と増やして来ました。

 で、夏。夏ならスペイン音楽。と、さりげなく「ご当地ソング」に触れつつ(^^;ゞ、ここしばらくセゴヴィアのCDがいきなり増えました。彼の演奏するフェルナンド・ソル、なかなかいいと思います。

 ソルの曲想は非常に素直で、スペイン訛りがあまり感じられないのですが、セゴヴィアがしっかり訛っているので、夏の暑さが好ましいものに感じられるほどに楽しめます。

>あの大作曲家も例外ではなかったのかと思うと私は辛くて、悲しくて…

 そうですねえ・・・、「由紀さおり」の「夜明けのスキャット」も、サイモンとガーファンクルが「サウンド・オブ・サイレンス」でパクリました。(もう話題になったかもしれませんが)

 世界的なミュージシャンまでがああいう事をするなんて・・・。
 しかし、さすがに由紀さおりは大人で、ポール・サイモンを訴えたりはしませんでした。立派です。

 ほかにも、「カエルの歌が聞こえてくるよ」のメロディは、エアロスミスの「ドロー・ザ・ライン」のイントロ付近のフレーズのパクリです。ヘビメタといえど、被害者になることを免れませんね。

黄金時代
投稿者:susano_o000
2003/ 8/24 14:06 メッセージ: 2318
これは wadakamaru さんの 2308 に対する返信です
>* ポルトガル
>いや、よく分からない。作曲家としては、セイシャスかな。

 その国の黄金時代に、有名な作品/作曲家が登場しまくるんですよね。ポルトガルはルネサンス末期からバロック初期にかけてカルドーソ、ロボ、ブリトーなど、ポリフォニー音楽の世界では独自の地位を占めていると思います。

 なんというか、夏の夕暮れ時を感じさせる独特の哀愁があり、洗練の極致を感じさせるフランドル楽派とは一線を画していると思います。

ウインナワルツ・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 8/24 14:14 メッセージ: 2319
これは y_bagus_m さんの 2312 に対する返信です
バグースさん  こんにちは

>お孫さんが持って帰った90匹、どうさばくのでしょうね。

娘がご近所のお友達におすそ分けすると言っていました。
私が下拵えしておきましたので、塩とコショーを振って、片栗粉をまぶして唐揚げにしたと思います。
翌日孫から、美味しかったとメールが来ていました。
私も唐揚げにしましたが、おかずにもビールのつまみにも、オツなものです(笑)。

イタリア美人女優について、
私が若かった頃、ピア・アンジェリという美人が活躍していて、部屋にポートレートを飾っていました。

http://perso.club-internet.fr/beamovclassics/pier_angeli/gall_main.htm


さて、オーストリーといえば、
「ニューイヤー・コンサート」は毎年欠かさず聴いています。
CDなどでは滅多に聴けない珍しい曲も時々演奏されますので、楽しみにしています。
今年は、珍曲とは言えませんが、「舞踏への勧誘」が初めて演奏されましたね。
この曲に馴れていない人は、よく間違えるのですが、最後に暫らく休止があって最初のテーマが演奏されて曲が終わります。
ところが、ウイーンの聴衆も休止のところで拍手を始めてしまい、アーノンクールさんが、振り向いて指を唇にあてて拍手を制止していました。
ちょっと微笑ましいシーンでしたね。

コンサートの締めくくりは聴衆も拍手で参加する「ラデツキー行進曲」ですが、実際に会場で拍手した人には、一生の思い出になるでしょうね。
バブルの頃には日本人の姿が数多く映っていましたが、今年などは流石に数が少ないように感じました。

南系
投稿者:susano_o000
2003/ 8/24 14:19 メッセージ: 2320
これは wadakamaru さんの 2309 に対する返信です
>この人たちのノリの良い曲ほど、どこかで聴いたことがあるような気がしてならない。

 少し前に大ヒットしたサンタナのアルバム、「スーパーナチュラル」にもサザン風の曲が見受けられますね。サザンって、その名の通り、基本的にはラテン系のバンドなのでは?

白い花
投稿者:susano_o000
2003/ 8/24 14:26 メッセージ: 2321
これは kettaro2001 さんの 2305 に対する返信です
>ちょうちょって、たしかドイツ民謡でしたね。

 玄関横に植えている植物に青虫がたかっていました。いちいち殺虫するのも面倒くさくて放っておくと、いつの間にか、家の周りのあちこちにモンシロチョウが。(^^;

 じっとしている花よりも、飛び回る花のほうが面白いかも、などと妙なところで感心したものです。
 しかし「ちょうちょ」。やはり趣としては「てふてふ」が上だと思います。なんともはかなげな雰囲気になりますね。?

マダム
投稿者:susano_o000
2003/ 8/24 14:31 メッセージ: 2322
これは susano_o000 さんの 2321 に対する返信です
>やはり趣としては「てふてふ」が上だと思います。なんともはかなげな雰囲気になりますね。?

 勝手に自己レスですが、プッチーニの「蝶々夫人」は多くの場合、肩幅も広く胸板が厚い、やたらたくましい女性が演じます。
 この場合、どう転んでも「てふてふ」の世界などではなく、やはり「マダム・バタフライ」と呼ばざるを得ません。(^^;

割り込んでしまった・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 8/24 14:39 メッセージ: 2323
これは susano_o000 さんの 2322 に対する返信です
susanoさん  こんにちは

お久し振りですね。お元気そうでなによりです。

お便りの合間に割り込んでしまったみたいでドーモスミマセン(笑)。

オ〜、こぉれ、見ぃよ〜♪
投稿者:oisiitukemono
2003/ 8/24 17:18 メッセージ: 2324
これは lvkoechel さんの 2307 に対する返信です
>ちょっとパバロッティの曲目を教えていただけます?

 はいはい、こちらです。
1カルーソー 2オ・ソレ・ミオ 3女心の歌 4冷たい手を 5星は光りぬ 6カタリ・カタリ 7ボラーレ 8フニクリ・フニクラ 9忘れな草 10人知れぬ涙
11夢のように 12花の歌 13セレナード 14マティナータ 15衣装をつけろ 16見よ、恐ろしい火を 17帰れ、ソレントヘ
18誰も寝てはならぬ

 という、ベスト盤です。オペラが苦手でも、こういうのなら平気♪
 元気が出ますヨン。

ちょうちょ
投稿者:shaberibu
2003/ 8/24 18:04 メッセージ: 2325
これは susano_o000 さんの 2321 に対する返信です
スペイン民謡ちょうちょ
http://tot.to/mariko/sekainominyo/minyo.htm

ドイツ民謡ちょうちょ
http://www.miesc.ne.jp/sakura/Sekai-no-minyou/Sekai-no-minyou.htm

スイス
投稿者:beknch
2003/ 8/24 19:04 メッセージ: 2326
これは y_bagus_m さんの 2302 に対する返信です
ついに、ドイツ、オーストリア近辺に来ましたか。
この近辺は皆さんから沢山挙がっ来そうなので、じゃ、私はスイスからヨーデル。

ヨーデルは強烈なご当地ソングの個性を出してますね。

いつも思うのですが、あんな声が「よう出る」わ。 大阪弁。

ちなみに神戸から西の播磨弁で好きなのは、「○○さん、おってですか?」
(いらっしゃいますか? の意)。これが東北に行くと「○○さん、いました?」
と何故突然過去形に? 方言と文化シリーズはもう終わった?

>「別れの朝」は前野曜子さんじゃありませんでしたっけ ?

フーガさん、その通りです。「別れの朝」の時は高橋真梨子ではないですね。
失礼しました。 

>朝に別れるなんて、なんて嫌な別れ方なんだろうと、昔思った事があります(笑)。

どういう事情があったのでしょうね。

>もしかして、日本語の歌詞で
>♪おはよう、マールセリーノ…♪ と言うやつでしょうか?

そうですね。♪お目目をさませ♪と続いたと思います。

てふてふは、韃靼海峡まで先走り・・
投稿者:wadakamaru
2003/ 8/24 20:12 メッセージ: 2327
これは susano_o000 さんの 2316 に対する返信です
>私今の今までスカルラッティってイタリア人だとばかり思っておりました…
その通りですよ。ヘンデルがイギリスに渡ったみたいに、
スカルラッティはスペインに渡ったのです。
  >スペインにイタリアからやってきた作曲家が多くいて、その内の一人。
と、書いていますが・・。
と、これ以上突っ込まれても何も知りませんが。

あまりおだてられると、なんかのアニメのセリフみたいに、木に登りたくなります。
ドイツがどこかの昔話に、帽子をとってもとっても帽子が次々と現れて頭に乗っかかっているという話があったような。

「てふてふ」と言えば、誰の詩だったか、韃靼海峡が思い浮かぶ。
そのうち、今のテーマはいつか極東に及ぶでしょうが、
先走ってしまいますが、その時はアイヌの口琴とか、モンゴルのホーミーなんて出てくるのかな。
と、頭の中は瞑想ではなく、迷走状態です。

スサノオさんの
>ベルギーなら「カリヨン」でしょうか
実は、このカリオンをなまで聴く機会があったのですが、
やはりどう聴いても、音程は狂っていますよね。
プログラムをみて、なじみの深い日本の歌だと分かっていても、
よく聴かないとそれだってことがなかなか分からない。そういえば、そのように聞こえる、という具合。
カリオニストはなかなかの力仕事みたいで、鍵盤を叩くと言っても、こぶしで叩きつける見たいですね。

朝の別れ・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 8/24 22:03 メッセージ: 2328
これは beknch さんの 2326 に対する返信です
beknchさん  今晩は

>その通りです。「別れの朝」の時は高橋真梨子ではないですね。
>失礼しました。

いえいえ、
私こそ、揚げ足取りみたいなことを書いてしまってすみません。
どうか気を悪くしないで下さい。

>>朝に分かれるなんて、なんて嫌な別れ方なんだろうと、昔思った事があります(笑)。
>どういう事情があったのでしょうね。

私の友人で、朝いつも通りに会社に出勤して、夕方家に帰ったら、奥さんが自分の荷物を全部持って駆け落ちしてしまった奴がいました。
つまり、その日の朝が文字通り「別れの朝」だったわけです。

世の中には、そういうパターンが結構多いようです。
夫が「行ってくるよ」と出勤して、そのまま姿を消してしまい、どこか遠い土地でホームレスになっているケースもあるかも知れませんね。

私の妻は前日から危篤になり、私は夜通し付いておりました。
私の人生で最も長い夜だったと思います。
朝が来て、窓の外が白み始めますと「ああ、持ちこたえてくれた、これで回復するかも知れない」と希望が湧いてきました。
しかし、願いも空しく、その朝に息をひきとってしまったのです。
永遠の「別れの朝」になってしまいました。

人生いろいろですね。

ハイジのブランコ
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/24 23:03 メッセージ: 2329
これは susano_o000 さんの 2316 に対する返信です
>ヨロレイヒ〜
>いつも思うのですが、あんな声が「よう出る」わ。 大阪弁。

nujikoaさんとbekさんから出たヨーデル。
ヨーデルと言えばアルプス、アルプスと言えば、ハイジ。
私、アニメ「アルプスの少女ハイジ」が好きで好きで…

ところで、あのアニメのオープニングでハイジがブランコに乗っている絵が出てきますが、
ある情報筋によると、あのブランコは長さ27m、最高速度68kg/hのお化けブランコ
なのだそうです。
http://isp.ne.jp/~te2/Omoshiro/haiji.html 参照のこと。

>私が愛したイタリア美人は「ジュリエッタ・マシーナ」

私はてっきりチョチョリーナかと思いましたが…
このジュリエッタ・マシーナという方、フェリーニの映画に数多く出演しているのですね。
と、言っても「フェリーニ」そのものも名前しか知らない存在なのですけどね。
(確か、イタリアの有名な自動車メーカーですよね…)

>アダージョ・カラヤンの白眉「カヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲」も
>いかにもイタリアを感じます。

オペラは苦手な私ですが、この曲は大好きで…
機会があれば、この曲を思いっきり甘く切なく自分流に指揮してみたいと思っている
のですが、今のところベルリンフィルからもスカラ座からもお声がかかりません。

>「そして、それが・・・」と一緒に入っていたオネゲルの「小組曲」と、ブリテンの
>「ラクリメ」の方を気に入りました。

lvkさん、ご報告ありがとうございます。
結局武満はダメだったけれど、思わぬ副産物を手に入れたと言うわけですね。
そう言うのもアリでしょう!

>ベルギーなら「カリヨン」でしょうか。

カリヨンってベルギーが発祥の地なのですか。
これは知りませんでした。
また一つ賢くなりましたよ。

ちょうちょはどこから?
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/24 23:07 メッセージ: 2330
これは shaberibu さんの 2325 に対する返信です
>「由紀さおり」の「夜明けのスキャット」も、サイモンとガーファンクルが
>「サウンド・オブ・サイレンス」でパクリました。

あ、私も初めて「サウンド・オブ・サイレンス」を聴いたときに感じました。

>ほかにも、「カエルの歌が聞こえてくるよ」のメロディは、エアロスミスの
>「ドロー・ザ・ライン」のイントロ付近のフレーズのパクリです。

!!!
これは今まで気づきませんでしたが、たしかにおっしゃるとおり。
半音ずらしてあるところで訴訟を免れたというとこでしょうか。
それとも、スティーヴン・タイラーとジョー・ペリーが寛容なのか?

>私が下拵えしておきましたので、塩とコショーを振って、
>片栗粉をまぶして唐揚げにしたと思います。

鯵のから揚げ… 食いてー!!

>私も唐揚げにしましたが、おかずにもビールのつまみにも、オツなものです(笑)。

そう、で、余ったやつは南蛮漬けにして冷蔵庫でしばらく寝かせて…
あー、辛抱たまらん!

>さて、オーストリーといえば、「ニューイヤー・コンサート」は毎年欠かさず聴いています。

ウィンナワルツ、これを出さなきゃモグリですね。
これぞウィーンのご当地音楽って感じで。
あちらに住んでらっしゃるシュピナートさんはこのニューイヤーコンサート、聴きに
行かれたことおありでしょうか?

>>♪おはよう、マールセリーノ…♪ と言うやつでしょうか?
>そうですね。♪お目目をさませ♪と続いたと思います。

やはりそうですか、ありがとうございます。
ところで、この「マルセリーノ」と言うのは人(子供?)の名前なのですか?

>メロディーの出所はもっと古いようですが、この歌の作曲者はFranz Wiedemann
>とあり、やはりドイツ民謡ではないでしょうか。

あれっ、やはりドイツ民謡でしたか、これは失礼。
すると、今度はシャベリブさんから、「スペイン民謡ちょうちょ」と「ドイツ民謡ちょうちょ」
の2つの音源が…
なーるほど、同じ「ちょうちょ」でも2通りあるわけね、なるほどなるほど。
で、聴き比べてみると…

「おんなじやんけー!」

さて、「ちょうちょ」の原産国は果たして…??

まだです!
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/24 23:40 メッセージ: 2331
これは y_bagus_m さんの 2329 に対する返信です
まだ一度きりです。これからが勝負(何の?)です。
 そうだ、F−1を見なくてわ!
 漬け物さん、ありがとう。半分は知らぬ曲みたいです。
 オー・ソレ・ミロ、やはり知らないのが多かったか!ケ・ベル・ラ・コーザで良かったでしたっけ。もうしばらく無縁だったので。

アグネスのギリシア
投稿者:from_ojp
2003/ 8/25 1:06 メッセージ: 2332
これは lvkoechel さんの 2331 に対する返信です
ギリシア出身のメゾソプラノ、
アグネス・バルツァが故郷の歌曲を母国語で歌ったアルバム
「AGNES BALTSA SONGS MY COUNTRY TAUHT ME」を取り出して、
久しぶりに聴いています。
ハジキタスの「君の耳のうしろのカーネーション」、
テオドラキスの「汽車は8時に発つ」、ザルハコス「バルカローラ」など、
ギリシア現代作曲家の佳曲が勢揃い。
地中海の光のようなきらめきと乾いた哀切感に満ちたアグネスの歌は、
母国への愛情に満ちあふれています。
いやー、久しぶりに聴いて、異国情緒に浸りまくりました。
バグースさんから「地中海めぐり5日間ツアー」
というテーマをいただいたおかげで、
あやうく忘れかけていたアルバムに再会できたのです。
オブリガート。

追伸 msg2303の「まいうー」とは、
二人のデブ(石塚なんとかとパパイヤ鈴木)が、
いろいろな店の大盛りメニューを食べまくるという
テレビ番組「DEBUや」のキーワードです。
食べ終わった後、感極まったように「まいうー」とひと言。
これはもちろん「うまい」の逆さ言葉で、マスコミ業界風の言い方です。
今年の流行語大賞にノミネートされるかも。

どっひゃー、
投稿者:nujikoa
2003/ 8/25 1:15 メッセージ: 2333
これは y_bagus_m さんの 2329 に対する返信です
>nujikoaさんとbekさんから出たヨーデル。
>ヨーデルと言えばアルプス、アルプスと言えば、ハイジ。

どっひゃー、お恥ずかしーー!
ヨーデルはスイスでしたね。
言われてみれば当然の理でございます。
何でドイツなんて言ったんだろう。。

というわけで私も投稿自粛に入ります。
アタック25では、間違えたとき、
確か3問我慢すればまた復活できるんでしたっけ?

チャンスなし
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/ 8/25 4:15 メッセージ: 2334
これは y_bagus_m さんの 2330 に対する返信です
>あちらに住んでらっしゃるシュピナートさんはこのニューイヤーコンサート、聴きに
行かれたことおありでしょうか?

こちらに住んでいても聞きにいけません。
チケットは日本のほうが手に入りやすいとか。もっともびっくりするような値がついてるみたいですが。
それに、大晦日は前にも書きましたが明け方までの大騒ぎ。寝坊してテレビをつけるのがやっとです。(笑)

元旦以外の楽友協会、サッカー試合をやっていないオールドトラフォード、レースの時期でないモナコのF1コース、「へ〜ここでね」専門です。

nacsさんの奥様は ジュリエッタ・マシーナからヨーダに変身中ですか。(笑)
女性も大変なんですよ、パートナーに合わせて年とらなきゃいけないですから。
でも、年が増えてヨーダのようにおおらかになれるのだったら最高じゃないですか!

みんなのうた
投稿者:beknch
2003/ 8/25 6:56 メッセージ: 2335
これは y_bagus_m さんの 2329 に対する返信です
フーガさん、皆さん、こんにちは。

>私こそ、揚げ足取りみたいなことを書いてしまってすみません。
>どうか気を悪くしないで下さい。

ぜーんぜん問題なしです。先のメール打つときに極端に言葉足らずになって
しまって。ここんとこ時間が無かったので、昨日も簡単に書いちゃったのが
却ってフーガさんに気を使わせてしまったみたいでスイマセン。

この歌の別れは大人の別れなのかも知れません。

昨日たまたま映画「シックス・センス」をやってました。つくづく観て
みると、これは悲しい別れの物語なのですね。泣けてきます。

> 「五番街のマリー」でしたっけ(不明)。アイルランド民謡の
>「ロッホ・ロモンド」が、あの歌をパクっていましたね。

数百年から千年以上の歴史を誇る他国の民謡までが日本の歌謡界のパクリを
行っていたとは・・・テレビドラマ「タイムトンネル」の何とかという主人公が
日本にも来たに違いない。 実はこのタイムトンネルのプラモデルを持って
ました。どんなだか想像つきます?

前から、思っていたんですが、岩崎宏美の「マドンナ達のララバイ」と映画
「ファイナルカウントダウン」の映画中に出てくる音楽は殆ど同じ旋律ですね。
これって、ルーツが同じ曲だと思われますが、経緯をご存知ですか?

>ところで、この「マルセリーノ」と言うのは人(子供?)の名前なのですか?

バグースさんの大好きなハイジの友達の愛犬の名前です(大ウソ)。
映画の主人公の少年の名前だと思いますが、あまり詳しくありません。

余談になりますが(え?全部余談だって?)このマルセリーノの歌はNHKのみんなのうた
で取り上げられていたそうです。みんなのうた、と言えば、私は「僕らの町は川ぷち」
という歌が忘れられません。私の記憶では、サビの部分がコーラスになっていた分
なのですが、この音源があれば是非とも手に入れたいと思っています。

>鯵のから揚げ… 食いてー!!

激同意。

ヨーロッパ美女巡り(補遺)
投稿者:nacs
2003/ 8/25 8:08 メッセージ: 2336
これは fugue_g さんの 2328 に対する返信です
え〜、お題を勝手に美女巡りに読み替えてしまったシリーズつづきです。

ようやっと、オーストリア、オランダ、ベルギーを思い出しました。

まずオーストリアではロミー・シュナイダー
これはもう最高の音楽映画と言っても良かった「神々の黄昏」でみなさんご存知ですね。
めったなことでは側にも寄れない、リンとした美しさ!
亡くなったと聞いた時には「何で!」って思ったくらいでした。

オランダでは、とんでもない人を思い出してしまった。
シルビア・クリステル
チョチョリーナにお詳しいbagusさんならご存知でしょうけれど
「エマニエル夫人」という映画で一躍脚光を浴びた人です。
で、この映画が不思議なことに女性にも人気あったんですね。
試写会(無修正:当時)を見に行った人が「すごく綺麗!」と誉めてました。
それ聞いて、見れなかった私は悔しかった;

音楽担当はフランシス・レイ。「男と女」のダバダバで有名だった人です。
ムード音楽と呼ばれた(今なら癒し?)LPもいくつか出ていて、聴いた憶えがありますが
眠くなって聴き通せませんでした。

さてさて、ベルギー美人...これ誰だと思います?
何とオードリー・ヘップバーンはベルギー生まれだとか..!
フランス風でいて一味違う、不思議な魅力は「ヨーロッパのどこかの王女様」という設定に
ぴったりだったのですね。

音楽は...う〜ん、シャレードのマンシーニが浮かんでしまうな。

>SPINATPOLKA2さん
最後にマシーナの映像を見たのはフェリーニのお葬式のニュースでした。
あの晴れ晴れと胸をはった姿が忘れられません。
思わず、拍手したくなるほどでした。

あぁ、できることなら、誇らかに送り出されたい...男子一生の夢じゃないでしょうか。

>fugue_g さん
心よりお悔やみ申し上げます。

私も、同じような時間(手術終わったのは夜遅くでしたけど)を過ごし
見えぬ未来を凝視しながら
運命の行方は紙一重..とつくづく思いました。

フェリーニのような幸せは、まさに幸運と努力の結果と思います。
私の方は、何とか幸運に恵まれましたのに、圧倒的に努力が足りない。

次の時(輪廻した先)には頑張るから..と話しあっているのですが;

自粛モード
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/25 10:50 メッセージ: 2337
これは nujikoa さんの 2333 に対する返信です
>私今の今までスカルラッティってイタリア人だとばかり思っておりました…
>その通りですよ。ヘンデルがイギリスに渡ったみたいに、
>スカルラッティはスペインに渡ったのです。

ワダカマルさん、私の読み間違い!
スペインからイタリアに渡ってきたのかではなく、イタリアからスペインに渡ったのですね 
(ちゃんとそう書いてはるやろが!)。
と言うことはイタリア人なのですね、やはり。
失礼しました。

>ドイツがどこかの昔話に、帽子をとってもとっても帽子が次々と現れて頭に
>乗っかかっているという話があったような。

脱帽の達人?!

>まだ一度きりです。これからが勝負(何の?)です。

おっ、lvkさん、リキ入ってますね。 往生際が悪い…
ではなく、あと2度3度と聴いてみてください。
何かがlvkさんの頭の中ではじける!!     …かもしれません。

>アグネス・バルツァが故郷の歌曲を母国語で歌ったアルバム

アグネス・バルツァってギリシャ人だったのですか。
知りませんでした。

>あやうく忘れかけていたアルバムに再会できたのです。
>オブリガート。

いえいえ、フロムさん。
セーフガード。

あ、それと「まいうー」の説明ありがとうございます。

>どっひゃー、お恥ずかしーー! ヨーデルはスイスでしたね。
>言われてみれば当然の理でございます。 何でドイツなんて言ったんだろう。。

あれっ、nujikoaさん、「ドイツ」って書かれてましたっけ?
私も気づきませんでした (てっきりスイスと書いておられたとばかり…)

>というわけで私も投稿自粛に入ります。
>アタック25では、間違えたとき、確か3問我慢すればまた復活できるんでしたっけ?

なんか流行りそうですね、「自粛」。
さて、nujikoaさんの自粛は how long ??

ローレライ
投稿者:other_wind
2003/ 8/25 12:13 メッセージ: 2338
これは y_bagus_m さんの 2337 に対する返信です
「世界3大がっかり観光スポット」というのがあるそうですね。シンガポールのマーライオン像、ブリュッセルの小便小僧、コペンハーゲンの人魚姫の像だそうな。「欧州の3大ガッカリ」名勝地は、先の2つとこのローレライだというのがどこかのホームページに出てました。

ただの岩山だそうで、観光客の80%が日本人のようですね。そういえば、bagusさん、お土産でもらったローレライ饅頭、ミステリアスでまいうーなんて言ってませんでしたっけ…。

「なじかは 知らねど 心わびて…」というジルヒャーという人の曲は有名ですが、リストのローレライはロマンチックで音がとても豊か。このハイネの詩に作曲した人には、もうひとり、クララ・シューマンがいるようですが、残念ながら聴いたことがありません。

fromさん、バルツァはギリシャの人なのですね。リストとバルトークのCDがあるのでそっち方面かと思ってました。オブラート?

re.独墺瑞、ベネルクス三国
投稿者:ZAKKYO2000
2003/ 8/25 12:23 メッセージ: 2339
これは y_bagus_m さんの 2302 に対する返信です
またまた、思いつくままに・・・

ドイツ
・アイスラー:ドイツ交響曲
  デッカの退廃音楽シリーズの一枚にありましたが、交響曲とは名ばかりで、共産党っぽい内容の歌付の曲だったと思います。

・ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
  ローカルな内容ながら、最後はドイツ精神を大上段に問うたもの。

・ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指輪」
・シューマン:交響曲第3番「ライン」
・ジルヒャー(って知ってました?):ローレライ
  ライン川にちなんだ曲。

・一柳慧:ベルリン連詩
  現代音楽にしては聴き易かったと記憶してます。

・R.シュトラウス:アルプス交響曲
  確かスイスの山ではなくドイツ南部の山だったと思う。

・テレマン:ダルムシュタット組曲、ハンブルクの潮の干満(?うろ覚え)
  どっちも聴いたことありません。

オーストリア
(ウィーンはパス)
・モーツァルト:交響曲No.36「リンツ」

スイス
・ロッシーニ:オペラ「ウィリアム・テル」
  序曲以外って聴いたことある人いるのでしょうか?

・オネゲル:交響曲第4番「バーゼルの喜び」
  友人がポンと背中をたたいて去っていくような静かな感動を呼ぶ曲です。

ベルギー
・コルンゴルド:オペラ「死の都」
  ブリュージュを舞台にした20世紀を代表するオペラ(と勝手に思ってる)。

オランダ
・ワーグナー:オペラ「さまよえるオランダ人」
  でも、オランダが舞台ではなかったような気が・・・。

ルクセンブルク、リヒテンシュタイン、サンマリノ、アンドラ・・・
降参!

汚くどぶねずみ色のドナウ
投稿者:as_dsch
2003/ 8/25 14:22 メッセージ: 2340
これは ZAKKYO2000 さんの 2339 に対する返信です
オーストリアといえば「美しく青きドナウ」が有名ですが、実は汚れていて題名とはかけ離れているらしい。
しかも、J.シュトラウスの作曲時から既にどぶねずみ色だったようです。
そういう意味ではother_windさんが仰るガッカリ・スポットにはいるのかもしれません。

>シンガポールのマーライオン像、ブリュッセルの小便小僧、コペンハーゲンの人魚姫の像

マーライオン像と人魚姫の像については「つまらない」という話を何度か聞いたことがあります。
それでも近くへ行ったら見てみたいと思うのが人の常なんでしょう・・・見る人が少なくなったらガッカリ・スポットでなくなりますから。
田吾作お薦め(?)のガッカリ・スポットはハリウッドのチャイニーズ・シアター及びスターの道です。
チャイニーズ・シアターではマリリン・モンローの手形&サインだけ見つけてそれでおしまい、スターの道は歩道に星形のマークとスターの名前が書いてあるだけで「ふーん」と言っておしまい・・・田吾作もご多分に漏れず「つまんねえぞ」と言われていたのに「それでも行ってみたい」と主張して、言われた通りつまらなかった・・・そして同僚がロサンゼルスに来た時に「つまんねえぞ」と言ってました。

>「欧州の3大ガッカリ」名勝地は、先の2つとこのローレライだというのがどこかのホームページに出てました。
>ただの岩山だそうで、観光客の80%が日本人のようですね。

へえ、そうなんですか。
木曽川のライン下りや長良川の鵜飼はこの不景気で縮小や主催者変ったりして大変ですが、本家のライン下りはどうなんでしょうね。
そう言えば、親戚の娘がドイツ旅行の写真を見せてくれましたが、なんとロマンチック街道沿いの道路標識にドイツ語の「ロマンティッシュ・シュトラッセ」と並んで日本語で「ロマンチック街道」という表示がありました・・・がっかりというか、日本人が多いんだなと思いました・・・もしかしてライン川沿いに日本語で「木曽川ではありません」なんて書いてないだろうな。

ところでベルギー(フランクがベルギー人だが、活躍の場はほとんどフランスで、フランス音楽の発展に寄与した。あとはエルキュール・ポワロですが、こちらは架空の人物です。)といえば「フランダースの犬」が有名ですが、実はこの童話は本国ベルギーではちっとも有名ではなく、日本人観光客だけが「フランダースの犬」の関連スポットに行きたがるそうです。
そこで近年ベルギー人が日本人観光客目当ての「フランダースの犬」の家を作ったそうです。
こういったことは現地の情報を知らないとわかりませんね。
ガーナあたりの西アフリカでは野口英世が非常に有名で、彼らに言わせると「どうして日本人は誇るべき野口英世の誕生日を知らないんだ?」ということになります。

ZAKKYO2000さん

>ワーグナー:オペラ「さまよえるオランダ人」
>でも、オランダが舞台ではなかったような気が・・・。

ノルウェーの船が無限の航海にみまわれ、7年に一度辿りついた場所で命をかけて救済する人に出会わないと再び無限の航海に出るという話・・・クラシックに興味のないドイツ人に訊いたところ、この話はけっこうドイツでは有名なようです。

「ヨーダ」は、いけないよーだ・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 8/25 14:53 メッセージ: 2341
これは nacs さんの 2336 に対する返信です
beknchさん  nacsさん  こんにちは

beknchさん

>ぜんぜん問題なしです。

よかった ! ! 安心しました(笑)。


nacsさん  

>心よりお悔やみ申し上げます。

お心遣い有難うございます。

nacsさんのトピはいつも拝見しています。
CDの劣化の対処方とか、CCCDやSACDのいろいろな問題点とか、話題が豊富でとても参考になります。

>私も、同じような時間を過ごし
>見えぬ未来を凝視しながら
>運命の行方は紙一重..とつくづく思いました。

現在はnacsさんも奥様もお元気でお過ごしのようですので、お幸せだと思います。

理想の女性を伴侶になさったわけですから
「ヨーダ」に似てきたなどと仰らずに大切にしてあげて下さい(笑)。

マルセリーノの歌
投稿者:shaberibu
2003/ 8/25 18:16 メッセージ: 2342
これは beknch さんの 2335 に対する返信です
こちらです。

http://wagesa.cool.ne.jp/music/movie/marcelino.html

as_dschさん
投稿者:ciurlionjs
2003/ 8/25 18:21 メッセージ: 2343
これは as_dsch さんの 2340 に対する返信です
くだらない無駄話はおやめください。毎度毎度不愉快です。

ホーボーケン村
投稿者:shaberibu
2003/ 8/25 18:27 メッセージ: 2344
これは as_dsch さんの 2340 に対する返信です
フランダースの犬の舞台だそうです。

http://www.hoboken.pos.to/flanders/oldhoboken.html

ハイドンの作品番号で知られるホーボーケンさんは、この地方の方でしょうか?

この作品を書いたイギリスのウィーダ女史は、

ベルギーを一度も訪れた事が無かったと
か。

アメリカでは、ハッピーエンドになるんだそうです。

Bruno Walter
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/25 18:34 メッセージ: 2345
これは as_dsch さんの 2340 に対する返信です
も「ドナウ川が美しいのは」シュトラウスの曲の中だけ、と書いていますね

 何処にでも、変わった奴はいるものですね。私の友人と北海道へ行った時のこと。晴天の摩周湖を見られ、運が良いと喜び、次へ行こうと言ったら「霧の摩周湖」を見たいから、泊ろうと言い張るので、ヤムヲエズ一泊。彼の希望通り翌日は「霧の摩周湖」でした。あんな莫迦とドライヴするのじゃなかった!

オランダの幽霊船
投稿者:shaberibu
2003/ 8/25 18:37 メッセージ: 2346
これは as_dsch さんの 2340 に対する返信です
喜望峰付近に現れるという伝説上の幽霊船の話は、有名らしいですね。

カオ
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/25 18:56 メッセージ: 2347
これは nacs さんの 2336 に対する返信です
>永遠の「別れの朝」になってしまいました。
>人生いろいろですね。

フーガさんにとって人生の中で最も辛く忘れられない朝になったのですね。
私は幸い今までそんな朝を迎えたことはありませんが、フーガさんの書かれたこの
文章は胸に沁みます。

>こちらに住んでいても聞きにいけません。

はぁ、そうなんですか。
私はまた顔の広いシュピナートさんのことですから、例えば2001年の暮れ辺りには;

シュピナート: セイジ、今からでも一家族分お願いできるかしら。
オ ザ ワ : いやぁ、いくらシュピナートさんの頼みとは言え、今からではちょっと…
シュピナート: やっぱりね… ならいいわ、また来年ってことで。
オ ザ ワ : でも、2枚でしたら何とか都合がつくかも知れませんが。
シュピナート: えっ、本当!? でも無理しなくてもいいのよ、迷惑かけたくないし…
オ ザ ワ : 他ならぬシュピナートさんの頼みだ、何とかしましょう!
シュピナート: わぁ、ありがとう、セイジ! 愛してるわン!
オ ザ ワ : いや〜、デヘヘ…

と言うような会話があったのかなと想像していたのですが。

>前から、思っていたんですが、岩崎宏美の「マドンナ達のララバイ」と映画
>「ファイナルカウントダウン」の映画中に出てくる音楽は殆ど同じ旋律ですね。

む、パクリ研究家の私ですが、これは初耳且つ聴いたことなくわかりません。
どなたか情報を。

>バグースさんの大好きなハイジの友達の愛犬の名前です(大ウソ)。
>映画の主人公の少年の名前だと思いますが、あまり詳しくありません。

ハイジの家の犬のことならお任せください。
「パトラッシュ」ですよね、あれ? それはフランダースの犬??
ちがう、「ケルベロス」?
いや、「ハイドン」だったかなぁ…?

>シルビア・クリステル。 チョチョリーナにお詳しいbagusさんならご存知でしょうけれど
>「エマニエル夫人」という映画で一躍脚光を浴びた人です。

エマニエル夫人ですか、懐かしいですねぇ。

>音楽担当はフランシス・レイ。「男と女」のダバダバで有名だった人です。

ミーレドーミ/レードミーレ/ドーミレード/ファー…
というメロディですよね。
当時FMラジオでもよく流れ、「NHKでも(映像は当然やらんとして)音楽なら流すんやなぁ」
と妙に感心した覚えがあります。

がっかりスポットの風上にも置けない…
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/25 19:50 メッセージ: 2348
これは other_wind さんの 2338 に対する返信です
>「世界3大がっかり観光スポット」というのがあるそうですね。

シンガポールのマーライオン像は、以前はそのあまりの平凡さに加え、
プロのツアーガイドをして
「観光ポスターでは白く輝くマーライオンが口から勢い良く水を噴出しているのに、
実際に行ってみるといつ行っても水が出ているのを見たことがない。」
と言わしめた「水噴出し頻度」の低さも相まって、
まさに「世界3大がっかり観光スポット」の名に恥じない失望度を誇っておりました。

ところが、数年前にこともあろうに「マーライオン公園再開発計画(命名:バグース)」
が敢行され、マーライオンもすっかり衣替え。
以前はシャビィな土産物屋しかなかった周りにはお洒落なレストランが並び、
いつ行ってもマーライオンの口から豊富な推量の水がゲロゲロと吐き出されるようになって
格好の記念写真スポットへと変わってしまったのです。
これではせっかくの「がっかり観光スポット」が台無しです。
なんて事をしてくれたんだと地元では「マーライオン元に戻せ運動」が始まる始末
(ウソです)…
皆さん、今後シンガポールにいかれる機会があればその辺りを心してマーライオン
を見てください。
過度な「がっかり度」を期待するとがっかりするかもしれませんから…

>bagusさん、お土産でもらったローレライ饅頭、ミステリアスでまいうーなんて
>言ってませんでしたっけ…。

一口食べると、この世のものとは思えぬ歌声による妙なる調べが頭の中を満たし、
仕事も何も手につかなくなり、食事をとることさえ忘れてしまう、そして遂には…
という恐ろしい魔性の「まいうー」饅頭のことでしょうか?

>リストのローレライはロマンチックで音がとても豊か。このハイネの詩に作曲した
>人には、もうひとり、クララ・シューマンがいるようですが…

こりゃまた食指を以後かされる情報を…
ビブラート!

聖母達のララバイ・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 8/25 22:22 メッセージ: 2349
これは y_bagus_m さんの 2347 に対する返信です
バグースさん  今晩は

>む、パクリ研究家の私ですが、これは初耳且つ聴いたことなくわかりません。
>どなたか情報を。

この曲は、映画「ファイナルカウントダウン」の公開のとき、映画会社と日本ビクターがタイアップして、音楽担当のジョン・スコットの音楽に、山川啓介さんが歌詞を作って「聖母達のララバイ」として岩崎宏美さんが歌ったものです。

ですから、パクリではなくて正真正銘同じ曲なのです。



この映画は、当時の最新鋭のアメリカ海軍空母ニミッツが、あやしげな嵐に遭遇し1941年12月6日、つまり真珠湾攻撃の2日前にタイムスリップするという、とても面白い作品でした。

マーチン・シーン(チャーリー・シーンのおとっつぁんです)が、民間人のシステム工学研究者として空母に乗り合わせ、カーク・ダグラス扮する空母の艦長と、パールハーバーに向かいつつある日本海軍を攻撃するべきか、それとも、歴史を変えないために、じっと見守るかで大いに悩むところがスリル満点でした。

映画「卒業」のヒロイン、キャサリン・ロスも重要な役どころで出演しています。
とても綺麗でした。

映画の最後には、アッと驚く結末が用意されています。

名誉ばん回のために
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/ 8/25 23:24 メッセージ: 2350
これは y_bagus_m さんの 2347 に対する返信です
>汚くどぶねずみ色のドナウ

田吾作さんッ、ヒドイですねぇ!
去年の今頃、つまり大洪水の後のドナウはまさにそうでした。
たしかに普段の時も「青い」とはいえない・・・ウィーン市内で見るドナウはきれいでないかもしれません。でも、郊外に出れば、段々になった葡萄畑とのコントラストやら、美しい緑と教会とのコントラスト、川そのものだけでなく、まわりの景色ひっくるめてあのメロディーが浮かぶ美しい箇所は数知れず。
やっぱり” 美しく青きドナウ”です。
大シンフォニーの一部分だけとりあげて、「美しくない」と宣伝してはいけませんね。
  ーオーストリア観光局のまわしものではありませんー

トピ主を勤めるためにこの世に生まれて来た(他トピよりカンニング)バグースさん、

何ですか、あのセイジーシュピナートの会話は!
これでは、毛皮をまとい、テレビに写る為にお目かししてニューイヤーツアーにおいでになるオバサマ族のイメージじゃないですか。
そのくらい度胸があったらいいのですけどね。
でも、怖い世界ですね、日本のオバサマ族!いじめられないように御注意くださいね。

>聖母達のララバイ・・・
投稿者:beknch
2003/ 8/26 7:46 メッセージ: 2351
これは fugue_g さんの 2349 に対する返信です
フーガさん、こんにちは。

映画「ファイナルカウントダウン」の挿入曲と「聖母たちのララバイ」との
関係はそういう事情だったのですか。お陰様ですっきりしました。

歌詞といい、日本語題名といい、上手く作ったものですね。岩崎宏美の声質
と相まって成功しました。

それにしても、この映画は面白いですね。
ゼロ戦の横をF15が(あれ? F14?,16?)かっとんで行ったときの日本兵の
驚きぶりも・・・我々がジャンボジェットで旅をしている時に、スーパー
ジェッターの流星号がマッハ15でかっとんで行くのを見るよりも、驚いた
はずです。我々はSFやハイテクの知識が多少はありますが、当時の彼らには
想像がつかない世界でしょうからね。
まだ観ていらっしゃらない方はご覧になられては?

バックトゥーザフューチャーもそうですが、時間のパラドックスを考え始め
ると、頭が混乱してきますね。

そう言えば、昔ブルーバックスか何かで「タイムマシンの作り方」という本
を読んだはずなんですが、結局どうやって作るんだったっけ?

言い訳のかわりに荒唐無稽
投稿者:as_dsch
2003/ 8/26 14:38 メッセージ: 2352
これは SPINATPOLKA2 さんの 2350 に対する返信です
>ハイドンの作品番号で知られるホーボーケンさんは、この地方の方でしょうか?

どうなんでしょう?
あのホーボーケンはオランダの音楽学者ですから、お隣りベルギーと関係があるかもしれませんね・・・当時はオランダとベルギーはどういう関係だったんだろう?
どちらも行ったことがないのですが、ぜひ行ってみたい・・・アムステルダムのコンセルトヘボウ、レンブラントの絵画など・・・アンネ・フランクも出てきますね。
ルクセンブルクはフランスの田舎村大字田舎字ド田舎へ行く途中に通りましたが、山の中という印象しかありません。

>田吾作さんッ、ヒドイですねぇ!

ありゃ、またシュピナート姐さんを怒らせちゃった、反省反省・・・おっと、田吾作の辞書には反省という言葉はなかったんだ。
ブルーノ・サンマルチノ(人間発電所:プロ・レスラー)ぢゃない、ブルーノ・ワルターも「ドナウ川が美しいのはシュトラウスの曲の中だけ」と書いてるそうなのでご勘弁を。

>大シンフォニーの一部分だけとりあげて、「美しくない」と宣伝してはいけませんね。

わかりますが、テーマの「がっかりスポット」に引きこまれて得意の知ったかぶりをしてみたかったのです。
ついでに欧州で見た川について書くと、デュッセルドルフ近郊で見たライン川は穏やかで、周囲が緑に囲まれてきれいでした。
ハンブルグで見たエルベ川はどぶねずみ色でした・・・車ごとエスカレーターで川底近くまで降り、エルベ川の下を走って反対側に出るという珍しい体験をしました。
ここで慢性病のタコ壷症が出てしまいます。
エルベ川には「エルベの邂逅(出会い)」という史実があります。
これは第二次大戦中に連合国のソ連と米国の軍隊がエルベ川で出会って手を取り合ったというもので、この史実を描いた映画でショスタコが音楽を担当しています。(op.80「エルベの邂逅」)
また、初めてソ連と米国の宇宙船ドッキングが行われた時には、エルベ川の上でドッキングする予定でしたが、うまくいきませんでした。

>何ですか、あのセイジーシュピナートの会話は!

いやあストーリー・テラーとしてのバグースさんの面目躍如・・・田吾作は愉しく読みましたが・・・って、シュピナートさんを刺激してどうすんだ。

ヘルベルト・フォン・カリヨン
投稿者:beknch
2003/ 8/26 16:03 メッセージ: 2353
これは susano_o000 さんの 2316 に対する返信です
スサノオさん、こんにちは。

>こういう重たく鈍い響きが、あの重厚な建築群にはずいぶん似合っている

いいですねぇ、是非ご当地に行って聞いてみたい。鐘の音って非常に魅力的
で好きです。特に古くて音程の怪しいやつ。建築物と相まって絶妙な雰囲気
が味わえそうです。

鐘の音は日本のお寺のも好きですが、本場オランダ・ベルギーのカリヨンは
お鐘界のマエストロ?

鐘の音以外にも、オルゴールの音もいいですね。もしかして、スイスは
オルゴールで有名なのでは? あの、綺麗な空気にオルゴールの音は良く
似合いそうです。

ヨーロッパではあちこちにオルゴール館がありそうですね。その中で、
スイスのものは、やはり伝統的に精巧な工芸に長けていたのでしょうか?
我が家にある小さなオルゴールでも心の温まる深い音がしています。

がっかり返上?
投稿者:other_wind
2003/ 8/26 18:15 メッセージ: 2354
これは y_bagus_m さんの 2348 に対する返信です
>一口食べると、この世のものとは思えぬ歌声による妙なる調べが頭の中を満たし、仕事も何も手につかなくなり、食事をとることさえ忘れてしまう、そして遂には…という恐ろしい魔性の「まいうー」饅頭

bagusさん、や、やはり「まいうー」饅頭をご存知だったのですね…。しかし近年、Zuimmer茸というきのこがこのローレライ中毒症を治す働きがあることが発見され、この中毒症の患者がほとんどいなくなったということですよ。

>以前はシャビィな土産物屋しかなかった周りにはお洒落なレストランが並び、いつ行ってもマーライオンの口から豊富な推量の水がゲロゲロと吐き出されるようになって格好の記念写真スポットへと変わってしまったのです。

なるほど…。これではマーライオン像も「がっかり度」は期待できなくなりましたね。「世界3大がっかり観光スポット」、どこがその王座の1つを奪ってしまうのでしょう。

ドナウ川にしてもエルベ川にしてもあまり美しくないようですね。ちょっとガッカリです。

fromさん、リストとバルトークのCD、バルツァだと思ったら、シルビア・シャシュでした。また間違えてしまった。早とちり反省の踊りをさっそく踊りました。カステラート!

>実はこのタイムトンネルのプラモデルを持ってました。どんなだか想像つきます?

beknchさん、ソフトクリームのようにグルグルととぐろを巻いているようなものですか。その中にダグとトニーの人形が立っているんじゃないでしょうか。

映画「ファイナルカウントダウン」はタイムスリップする話なのですね。fugueさんの解説を読むと、あっ、似たような話、ミステリーゾーン(トワイライトゾーン)にあったような気がするって思いました。面白そうなのでメモッときます。(田吾作さん、田吾作備忘録また貸してね。)

as_dschさん
投稿者:ciurlionjs
2003/ 8/26 18:16 メッセージ: 2355
これは as_dsch さんの 2352 に対する返信です
いつも長い上にくだらない投稿、しかも本題と関係のない馬鹿話ばかり。

出て行って下さいませんか?迷惑です。

ご自由にお使い下さい
投稿者:as_dsch
2003/ 8/26 19:09 メッセージ: 2356
これは other_wind さんの 2354 に対する返信です
>田吾作さん、田吾作備忘録また貸してね。

ええ、好きなようなように使って下さい。
但し、半年後に突然使用料B$1000の請求書が届くかもしれません。(B$=バグース・ドル:1B$=0.0001円)

>リストとバルトークのCD、バルツァだと思ったら、シルビア・シャシュでした。

シルビア・シャシュとは懐かしい・・・とは言っても1951年生まれなのでまだ現役かもしれません。
ハンガリー人なのでシャシュ・シルビアですね・・・だからリストとバルトークに登場してるんでしょう。
ドラマティック・ダジリタ・ソプラノとしてヴェルディ作品で活躍し、声が似ていることから「第2のカラスなぜ鳴くの」と呼ばれましたが、そのためにバグース共和国のように酷使され、オーバー・ワークで調子を狂わせたといわれました。
この手の話はよくあるんですね・・・アニア・シリアは20歳頃に「さまよえるオランダ人」のゼンタ役でバイロイトに登場して大絶賛を博しましたが、やはり酷使されて絶頂期は短かった・・・クルト・アズアに騙されて(田吾作が勝手にそう思っているだけです)結婚しましたが離婚しました・・・最近もまだ歌ってはいますが、絶頂期には及ばないようです。
日本人歌手では岡田有希子が・・・関係なかった。

コンクール優勝などで有名になり、振りまわされてだめになるというのはよくありますね。
ヴァン・クライバーンはその代表格でしょう。
ポリーニはコンクール優勝後にコンサートから遠ざかって勉強をしたおかげで現在でも活躍しています。
また、諏訪内晶子も1年間のコンサート活動中止期間を設け、潰されなくてすみました。
再活動最初のコンサートはプレヴィン(ムターと結婚した元気なおっさん)/N卿によるショスタコのVn協奏曲1番で、どういうわけか(?)聴衆の中に田吾作がいました・・・これは名演記録には入りません。

すんません
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/26 19:58 メッセージ: 2357
これは as_dsch さんの 2356 に対する返信です
(珍しく?)仕事が立て込んでいて、レスする時間がありません。
すみません!

明日の朝にはまた次の目的地へと移動する予定ですので (せわしないね、どーも)、
独・墺・瑞にベネルクス、今のうちに充分見物しておいてくださいね。

トリビア風に
投稿者:other_wind
2003/ 8/26 21:03 メッセージ: 2358
これは as_dsch さんの 2356 に対する返信です
>ドラマティック・ダジリタ・ソプラノとしてヴェルディ作品で活躍し、声が似ていることから「第2のカラスなぜ鳴くの」と呼ばれましたが、そのためにバグース共和国のように酷使され、オーバー・ワークで調子を狂わせたといわれました。

へぇ〜、へぇ〜、へぇ〜、へぇ〜 … 11へぇ(持ち点20へぇ中)。ダジリタってなんですか?

>アニア・シリアは20歳頃に「さまよえるオランダ人」のゼンタ役でバイロイトに登場して大絶賛を博しましたが、やはり酷使されて絶頂期は短かった・・・クルト・マズアに騙されて結婚しましたが離婚しました

へぇ〜、へぇ〜、へぇ〜、へぇ〜 … 7へぇ。

>プレヴィン(ムターと結婚した元気なおっさん)

へぇ〜、へぇ〜、へぇ〜、へぇ〜 … 12へぇ。知りませんでした。 

>諏訪内晶子 … 再活動最初のコンサート … これは名演記録には入りません。

へぇ〜、へぇ〜、へぇ〜、へぇ〜 … 5へぇ。

<トリビアの泉>風に。
(注:<トリビアの泉>はこちらで高視聴率を獲得しているTV番組。人生に全く必要のない無駄な知識(トリビア)を品評する番組。一人持ち点20へぇで5人のパネラーが評価する。最高は100へぇ。「へぇ」は評価単位)

がっかりレコード
投稿者:wadakamaru
2003/ 8/26 21:46 メッセージ: 2359
これは y_bagus_m さんの 2347 に対する返信です
ハイジと言えば、テレビのアニメで有名になる前、
つまり、小学生だったか中学生だったかその頃、月刊誌か何かの付録で読んだのです。
ペーターが、車椅子ごとクララを突き落としたシーンが思い出される。
ハイジの犬と言えば、ヨーゼフと、ネットで確認して、
こんな人間並の名前が付いた犬がいたなんて事は知らなかった。
アニメでは、なんとなくそんな犬がいたようなと曖昧な記憶。

犬と言えば、南総里見八犬伝。
犬と言えば、鉄腕アトムに出てくるパトカーは犬の形をしていたなあ。
少年ジェットの犬の名はシェーンだったですね。
と、苔の生えた古くさい話で、ゴメン。

フランシス・レイと言えば、いやな記憶というか、しょうもない思い出がある。
何の曲だったか覚えていませんが、このメロディー、なかなか気に入った、
と思ってそのEP(シングル盤という方がいいのでしょうか)を買ったところ、
たった1分程度の曲で、なんだこれで終わりかと思った。
がっかりスポットならぬ、がっかりレコード。
カネ返せと言いたい気持ちでした。

影響され易いもので
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/26 22:10 メッセージ: 2360
これは as_dsch さんの 2356 に対する返信です
 シャシュ・シルヴィアを引っ張り出してきて聴きました。 フンガロトロン盤なので、ちゃんと Sass Sylvia となっていました。実に素晴らしい声で、Dich teure Halle という冒頭からすぐに引きずり込まれました。
 「ゼンタのバラード」も実に良い。シリア&ドホナーニ&Wpo の生よりも良かった。
 裏面はヴェーゼンドンク・リーダー。ヴェルディは聴いたこと無し。幾枚か買ってみたくなりました。

Reヘルベルト・フォン・カリヨン・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 8/26 22:26 メッセージ: 2361
これは beknch さんの 2353 に対する返信です
beknchさん  今晩は

ご存知かも知れませんが、六甲山にもオルゴールの博物館があります。

私は行ったことがありませんが、時々テレビで紹介されています。

初期のオルゴールはスイス製が多かったようですけれど、ドイツやベルギーそれにアメリカでも作られているのですね。

<ミュージックギャラリー>を開くと、いくつかのオルゴールの音を聴くことが出来ます。

http://www.hanshin.co.jp/hall/index.html

エンディング
投稿者:susano_o000
2003/ 8/26 22:54 メッセージ: 2362
これは shaberibu さんの 2344 に対する返信です
>アメリカでは、ハッピーエンドになるんだそうです。

 「ありとキリギリス」の話なんかも、国によってエンディングが違うそうですね。

 フランスだったかは、キリギリスが冬になってアリの巣を訪れると、アリはこう言うそうです。
 「夏に僕達が働いているときに、君はいつも楽しい歌を聞かせてくれたね、どうもありがとう」。

 で、キリギリスに対して、ご馳走をたくさん振舞ったそうです。それに比べると日本ヴァージョンは・・・、日本人ってロクな働きをしないくせに生意気なんですね。(^^;

まー
投稿者:susano_o000
2003/ 8/26 23:05 メッセージ: 2363
これは y_bagus_m さんの 2348 に対する返信です
>ところが、数年前にこともあろうに「マーライオン公園再開発計画(命名:バグース)」
>が敢行され、マーライオンもすっかり衣替え。

 マーライオンって、あくまでマーライオンですから?、何をどうやろうともあまり変わらないような???やはり「普通過ぎる」のが問題だと思います。
 シンガポールならむしろ、昔あった「タイガーバーム・ガーデン」!。あの原色的なケバさグロさへの衝撃は、今でも懐かしい思い出です。

ていうか〜
投稿者:as_dsch
2003/ 8/26 23:26 メッセージ: 2364
これは other_wind さんの 2358 に対する返信です
シベリウスのカレリア組曲の「行進曲風に」を思い出しました・・・あれがどうして行進曲ではなく「行進曲風に」なんだろう?

先日の「トリビアの泉」でマラ5の第3楽章を取上げて「ヴァイオリン奏者は忙しく演奏しているが、シンバルはたった5回しか叩かない。だけどギャラは同じ。」というのをやってました。
クラシック・ファンでない人には「fart(へぇ〜)」なんだという発見をして「へぇ〜」と思いました。
番組ではちゃんと「打楽器奏者は何種類もかけもちする」ということを字幕注釈つけてました。

>ダジリタってなんですか?

怒りや悲しみを声の技巧を使って表現することで、技巧派とでも言うんでしょうか、表現上の技巧派と言ったほうがいいのかな、まあそんな意味です。
例えば田吾作の文章のようなのをダジリタ・アット・ランダムなどと・・・言いません。

ところで「◆トリビアの泉(クラシック全般・カテ編)◆」のトピックはあまり「へぇ〜」と思うものはないと思っていたら荒れてきたので、あそこにタコ壷話を投稿するのは」やめておきます。

>実に素晴らしい声で、Dich teure Halle という冒頭からすぐに引きずり込まれました。

なんですか、そのダイ・トイレ・ホールってのは・・・そうか、大用の便器のことですね。

>六甲山にもオルゴールの博物館があります。

「六甲おろし」が聞けるんでしょうか?
神戸では別れたい彼氏/彼女を車で六甲山に連れて行き、山頂に放置して帰ってきてしまうのを「六甲降ろし」と言うとテレビで言ってましたが、本当でしょうか?

オルゴールといえば、前にも書きましたが名古屋に「赤い靴」という店があります。
一応レストランですがオルゴールと蓄音機の展示がメインで、定期的に古い大型オルゴールをかけてくれ、小さなオルゴールを買うこともできます。
また、SPを持って行くとかけてくれます。

六甲降ろし・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 8/27 0:22 メッセージ: 2365
これは as_dsch さんの 2364 に対する返信です
田吾作さん   今晩は

>あれがどうして行進曲ではなく「行進曲風に」なんだろう ?

私の持っているサージェント/ウイーンフィルのLPではジャケットでは「行進曲」となっていますけれど、LPのレーベルには、成る程"Alla marcia"となっていました。

思うに、シベリウスは、作曲したこの部分を演奏する時には、2/4拍子ではあるけれど、行進曲ふうの舞曲といったニュアンスで演奏して欲しかったのではないでしょうか ?

>「六甲おろし」が聞けるんでしょうか ?

それは無理でしょう(笑)。
オルゴールを製作したスイスやドイツやベルギーやアメリカに「六甲おろし」が届いていたとは考えられませんから・・・

「六甲降ろし」の件は私も聞いたことはありますが、実際にそんな事をされた話は聞いたことがありません。

巨大な猪が出没する山中に、か弱い(?)女性を放置したりしたら、犯罪ですよね。

タイムマシーンにお願い
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/27 2:21 メッセージ: 2366
これは as_dsch さんの 2356 に対する返信です
>re.独墺瑞、ベネルクス三国
>またまた、思いつくままに・・・

ZAKKYOさんらしく(?)近代−現代もの中心に挙げていただきました。
それにしても、「アイスラー」なんて名前は初めて聞きました。
クライスラーの親戚か何かでしょうか?

>田吾作お薦め(?)のガッカリ・スポットはハリウッドのチャイニーズ・シアター
>及びスターの道です。

ハリウッドは行ったことがありあませんが、行く機会があれば是非訪ねてみましょう、
田吾作さんお勧めのがっかりスポット。
他の方もお勧めのがっかりスポットがあれば、教えてください。

>マルセリーノの歌

シャベリブさん、そう、まさにこの曲ですよ。
「おーはーよーおー、ボールサリーノ…」と歌詞を変えて歌っていました。

>ですから、パクリではなくて正真正銘同じ曲なのです。

あ、どうりでパクリ研究科のこの私が知らないわけだ。
フーガさん、情報ありがとうございました。

>何ですか、あのセイジーシュピナートの会話は!

シュピナートさん、ごめんなさい!
でも、私としては、「毛皮をまとい、テレビに写る為にお目かししてニューイヤーツアー
においでになるオバサマ族」 ではなく、美しく優しい高貴な女性をイメージして描いた
つもりだったのですが…

>昔ブルーバックスか何かで「タイムマシンの作り方」という本を読んだはずなんですが、
>結局どうやって作るんだったっけ?

bekさん、作り方はともかく、タイムマシンに乗るにはサディスティック・ミカ・バンドの
アルバム「黒船」の3曲目を聴けばそれでOK!

>あのホーボーケンはオランダの音楽学者ですから、お隣りベルギーと関係が
>あるかもしれませんね・・・

確か「方々軒」ってラーメン屋が実家の近くに…

>しかし近年、Zuimmer茸というきのこがこのローレライ中毒症を治す働きがあること
>が発見され、この中毒症の患者がほとんどいなくなったということですよ。

お、それは初耳ですね。 是非常備しておかなければ。
ところで、other windさん、「ZUIMMER」の意味は?
インターネットでも調べきれなかった…

>但し、半年後に突然使用料B$1000の請求書が届くかもしれません。
>(B$=バグース・ドル:1B$=0.0001円)

田吾作さん、さすがに良くご存知ですね、あんな弱小共和国の通貨のことまで。
ところで、バグース共和国の最大金額紙幣はB$10,000札。
ですから、、皆さんがバグース共和国赴任後に給料を支給される時には(当然現地
通貨だての現金払いです)恐ろしいほどの量の紙幣を手にすることになります。
文字通り札が立ちますよ。

北欧・東欧のご当地音楽
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/27 2:38 メッセージ: 2367
これは y_bagus_m さんの 2302 に対する返信です
さて皆様、「独墺瑞、ならびにベネルクス三国4日間の旅」いかがでしたでしょうか?
名残はつきませんが、旅は続きます。

お次の目的地は北欧・東欧。
一口に「北欧・東欧」と申しましても広うございます。
ノルウェー、スウェーデン、フィンランドからバルト三国、バルカン諸国にチェコ、
ポーランド、ハンガリー …
もちろん、ロシア、旧ソ連諸国を忘れてはいけません。

それでは皆さん、ここよりフリー・タイムといたしますので、それぞれご自分の
「北・東欧 音楽の旅」をご満喫くださいませ。

なお、北極圏の白熊、旧ソ連地域の内紛にはくれぐれもご注意ください。

では、よろしくお願いいたします。

「やすかれ、我が心よ」
投稿者:nacs
2003/ 8/27 7:06 メッセージ: 2368
これは y_bagus_m さんの 2367 に対する返信です
北欧一番乗り(=^.^=)

名曲フィンランディアはフィンランドの歴史を題材にした
愛国心鼓舞用の劇の為に作られたのだそうですね。
BISから「FINLAND AWAKES」という威勢の良いタイトルの原曲が
出ていました。

ところが、この旋律、日本では賛美歌298番として歌われていることを
最近知りました。

「やすかれ 我が心よ
 主イエスはともにいます」と歌い出して
「痛みも苦しみも
 おおしく忍び耐えよ
 主イエスのともにいませば
 耐ええぬ悩みは無し」と進みます。

なるほど国歌のことを歌っても
個人的悩みを祈っても、ぴったりくるんですね。

>fugue_g さん
子供つれでオモチャ博覧会に行った時に、見ちゃったんです。

大きなヨーダの人形があって、ちょうど顔の目の高さ。
つくづく眺めたあげく、指でチョンチョンとつっついてました。
本人もよほど親近感を持ったのでしょう...

で、それを見た、他所のお兄さんが思わず吹き出したという..

以来、すっかり本人もその気になって
私に向かって様々なフォースを試みております。
(つまり、私がオモチャにされてるわけですな)

クルト・ワイル
投稿者:kettaro2001
2003/ 8/27 8:37 メッセージ: 2369
これは y_bagus_m さんの 2302 に対する返信です
 お題は北欧・東欧に移っていますが、ドイツ出身の作曲家で忘れていたのが一人。

 「三文オペラ」中の「マック・ザ・ナイフ(モリタート)」がスタンダード・ナンバーとして知られるクルト・ワイルです。

 調べてみると、ベルリンで音楽を学んだとありますが、ユダヤ人だったので、お約束通り、フランス(後にアメリカ)に亡命。

 「マック・ザ・ナイフ」の名演は、何といってもソニー・ロリンズの「サキソフォン・コロッサス」。ロリンズ自身の「セント・トーマス」とともにアルバムの代表曲となっています。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=vicj61043


 他に、
*コールマン・ホーキンズ「ジェリコの戦い」
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=uccu5123
*ケニー・ドーハム「静かなるケニー」
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=vicj2213

 がありますが、いずれもピアノがトミー・フラナガン。この曲と縁が深かったようです。

 あと、「サマータイム」で御紹介した「エラ・イン・ベルリン」。こちらも名演ですが、ベルリンのライブということで、ご当地ソングをとりあげたようです。

 他にワイルの作品で知られているのは、「スピーク・ロウ」。こちらはウォルター・ビショップ・ジュニアの同名アルバムが有名です。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=tkcb71602


 小唄以外のワイル作品がないか調べてみたところ、交響曲や「バイオリンと管楽器のための協奏曲」などがあるらしいのですが、アルバムは生産中止になってるようですね。

http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=toce9791

Rokko
投稿者:beknch
2003/ 8/27 15:32 メッセージ: 2370
これは fugue_g さんの 2365 に対する返信です
フーガさん、こんにちは。

>ご存知かも知れませんが、六甲山にもオルゴールの博物館があります。

へぇー、知りませんでした。こんなのが出来たんですね。この博物館は
1994年からとの事で、私が神戸を離れた直後ですね。
行ってみたいです。日本では、那須のオルゴール館で小さいのを買いま
した。定時にはオルゴールの演奏があって雰囲気はOKでしたよ。

しかし六甲山はいいですね。表六甲・裏六甲ドライブウェイは学生時代
に暴走族バッハのホームコース。目を瞑っても走れました(ほんとに
目を瞑って走ったら数秒でぶつかるでしょうが)。

極楽茶屋からお多福山の間にある道路から離れた岩場は、一人で黄昏る
もよし、デートに使うもよし。ところで、「六甲降ろし」の話は知りま
せんでした。夜中に降ろされると相当に怖いと思いますよ。

other_windさん、

>beknchさん、ソフトクリームのようにグルグルととぐろを巻いているよう
>なものですか。その中にダグとトニーの人形が立っているんじゃないでしょうか。

タイムトンネルのプラモデルは、小さなメガホン状の筒があって、その
内側には黒の輪を奥に向かって何重か書いてあるんです。
渦巻きじゃないんですね。一番奥では豆球が光るようになってて、その前に
画像のスライドを置く仕組みだったと思います。確か、人形も前に置く様に
なってたと思います。記憶の片隅の針の先のような記憶です。

あのテレビ映画もう一度見てみたいですね。

ところで、セルでベートーベンSym全集ゲットしましたよ。
これからボチボチ聴いていきます。

>bekさん、作り方はともかく、タイムマシンに乗るにはサディスティック
>・ミカ・バンドのアルバム「黒船」の3曲目を聴けばそれでOK!

おお、バグースさん、そう来ましたか。再びSMBの登場ですね。
「タイムマシンにおねがい」してみるか!
「黒船」は高中正義のアルバムで時々流してます。

シベリウス・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 8/27 16:59 メッセージ: 2371
これは nacs さんの 2368 に対する返信です
皆様   こんにちは

田吾作さんへ

オルゴールの「六甲おろし」は無理でしょうと書きましたけれど、ホール・オブ・ホールズで、虎ッキーオルゴールなるものを発売するそうで、「六甲おろし」が聞けるようになるらしいですね。
うっかり見落としていまして、失礼しました。

nacsさんへ

>以来、すっかり本人もその気になって
>私に向かって様々なフォースを試みております。
>(つまり、私がオモチャにされてるわけですな)

いいなぁ ! !
なんだか、目に浮かぶようです。羨ましいですね。

beknchさんへ

暴走族の名前がバッハとは凄いですね !
「マタイ受難曲」とか「ミサ曲ロ短調」などを大音響で鳴らしながら、暴走していたのですか ?(笑)。

beknchさんご推薦のシベリウス「交響曲第5番」を聴いてみました。
なかなか良い曲ですね。
ただ、私の素人考えですが、第一楽章の前半のアダージョと後半のアレグロは、それぞれをもっと展開させて独立した二つの楽章とし、全体を四楽章とした方が収まりが良かったのではないかと思いました。

シベリウスの交響曲の中では、最も人気のある第2番が、私も一番好きです。

交響曲以外では、「フィンランディア」、組曲「カレリア」、交響詩「四つの伝説」などもよく聴きます。

スウェーデン狂詩曲
投稿者:shaberibu
2003/ 8/27 17:23 メッセージ: 2372
これは y_bagus_m さんの 2367 に対する返信です
アルヴェーン作

ルーマニア狂詩曲
投稿者:shaberibu
2003/ 8/27 17:45 メッセージ: 2373
これは y_bagus_m さんの 2367 に対する返信です
エネスク作

ノルウェー狂詩曲
投稿者:shaberibu
2003/ 8/27 17:58 メッセージ: 2374
これは y_bagus_m さんの 2367 に対する返信です
スヴェンセン作

吹奏楽の世界では、グランドマン作

が有名だそうです。

スペイン交響曲のラロの作品もあるようです。

「おじいさん!」 「 ハ、ハイジ…」
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/27 18:26 メッセージ: 2375
これは fugue_g さんの 2361 に対する返信です
><トリビアの泉>風に。

その番組のことなら新聞で見たことがあります。
タモリが司会をしている「無駄知識」番組ですね。
すごく人気があるのだとか。
「へぇ」が評価単位なのですか。
へぇ〜。

>ハイジと言えば、テレビのアニメで有名になる前、つまり
>小学生だったか中学生だったかその頃、月刊誌か何かの付録で読んだのです。

私も小学校の時に児童書で読みました。
でも、ハイジにハマったのはあのアニメを見てからです。
蔵良じゃない、クララが立ちシーンも感動モノですが、それより好きなのがハイジが
フランクフルトから帰って来ておじいさんと再開するシーン。
あ、書いてるそばから涙が…

>シャシュ・シルヴィアを引っ張り出してきて聴きました。 

「影響され易いもので」とご自分でおっしゃるわりには確固たる自分の世界を持ち、
我が道を歩んでらっしゃるlvkさんですが、ここのところ (趣味トピでも見られるように)
新たな世界を開拓しようとされているように見受けられます。
影響されてください!
但し、誰の影響を受けるかはよく注意して選んでくださいね…

>ご存知かも知れませんが、六甲山にもオルゴールの博物館があります。

日本ではクリスマス前になるとCD屋や雑貨屋でオルゴールのCDが出回りますよね。
自分で買って聴こうとは思いませんが、クリスマスのざわついた雰囲気の中、
店先でオルゴールの音が他の音にかき消されそうになりながら鳴っているという状況
も嫌いじゃありません。
クリスマスまであと120日。

ポルムベスク他
投稿者:shaberibu
2003/ 8/27 18:30 メッセージ: 2376
これは y_bagus_m さんの 2367 に対する返信です
望郷のバラード

http://www007.upp.so-net.ne.jp/classic-ib/midi1.htm

モンティーのチャールダーシュ

http://www.geocities.jp/h_ikem/csardasv.htm

ディニークのホラ・スタッカート

http://ikebukuro.cool.ne.jp/ymch/Dinicu.ram

画期的な! …あらま。
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/27 18:34 メッセージ: 2377
これは fugue_g さんの 2365 に対する返信です
>フランスだったかは、キリギリスが冬になってアリの巣を訪れると、アリはこう言うそうです。
>「夏に僕達が働いているときに、君はいつも楽しい歌を聞かせてくれたね、どうもありがとう」。

う〜ん、その終わり方もイヤミですね。
そこでキリギリスはなんと言うのでしょう。
「てめーらの施しは受けないぜ!」と拒絶してそのまま凍え死に…

あ、そーか。 既にキリギリスがアリの家をたずねた時点でそんな気概はとっくに
なくなっているわけですね。

>マーライオンって、あくまでマーライオンですから?、
>何をどうやろうともあまり変わらないような???

いえいえ、マーライオンを侮ってはいけません。
たかがマーライオン、されどマーライオン。
マーライオン道は深い!

>シベリウスのカレリア組曲の「行進曲風に」を思い出しました・・・
>あれがどうして行進曲ではなく「行進曲風に」なんだろう?

私は実際にあの曲で行進するのは難しいからだと思います。

>>「六甲おろし」が聞けるんでしょうか ?
>それは無理でしょう(笑)。

いやいや、わかりませんよ今年なら。

!! ふと私思ったのですが、田吾作さんもしかしたら日本のオルゴール
業界に画期的なアイデアを提供してしまったのかも…
「六甲おろし」のオルゴール、今年限定なら絶対売れますよ。
10年、20年後にはプレミアムがつくかもしれません。
…と思ったら

>虎ッキーオルゴールなるものを発売するそうで、「六甲おろし」が聞けるようになるらしいですね。

な〜んだ、やっぱりあるのですね。
やはり誰でも思い付きそうなことなのでしょうか?
でも実際にそれが発売されると言うことは、着眼点は良かったわけですよね。

何せこの機会を逃したらもう今世紀巡ってこないかもしれませんからね、こんなチャンス。
阪神の優勝なんて火星の大接近の周期よりも長いでしょうから、きっと。

ポーランド
投稿者:beknch
2003/ 8/27 18:50 メッセージ: 2378
これは y_bagus_m さんの 2367 に対する返信です
こんばんは。

ポーランドといえば、ショパンは過去に随分書いた気がするので、たまにはバロックで、

* テレマン ポーランド風協奏曲ヘ長調

テレマンという人はかなり長生きした人で、いくつになっても新しい音楽で
走っていた人らしいですね。ドイツで生まれたけど、ヨーロッパ各地の音楽を
自分の音楽としてうまく取り入れたんですね。ポーランドの民族音楽やジプシー音楽
はかなり気に入っていたんですと。

バロック、ロココ時代のリヒャルト・シュトラウスと彼のことを呼ぶ人もいるらしい
です。そう言えば、二人とも長寿で、歌劇も手がけていますね。久しぶりに彼の

* リコーダーとフルートのための協奏曲ホ短調

も聴きましたが、最終楽章などは、ポーランド風の民族音楽って感じがします。
ブリュッヘンも「ノンビブラート+つちのこ型息遣い」ではなく、合奏用の明るめ
の正確な音程で合わせているのがさすがです。

さっきから、火星をみてるんですけど(矢印は出てないけどやたら明るいのであれが
そうだと思っています)、完全な晴れでないにもひときわ目立ってます。南十字星は
それに比べて地味なこと。

音楽家
投稿者:beknch
2003/ 8/27 19:27 メッセージ: 2379
これは fugue_g さんの 2371 に対する返信です
>「マタイ受難曲」とか「ミサ曲ロ短調」などを大音響で鳴らしながら、
>暴走していたのですか ?(笑)。

あ、フーガさん、それで思い出しました。
山ではなく街を走る本当の暴走族の中にも音楽家がいるもので、マフラー改造
バリバリのバイクで、アクセルの開度で爆音の音程が変わるのを利用して
「チューリップ」のメロディーを流していく奴がいました。ぼーやんは大嫌いでしたが、
あいつだけは(ってどこの誰かしらんけど)感心してしまったものです。

>beknchさんご推薦のシベリウス「交響曲第5番」を聴いてみました。

確かに、2番のインパクトとは違った種類の曲ですね。ベートーベンで言えば
4番みたいなイメージを私は持ってます。流れている空気がすごく好きなんですよ。
前にも書いたかも知れませんが、3楽章のラッパが出るあたりからのメロディーは映画
「千と千尋の神隠し」の中で、千とハクが空を飛ぶときの音楽のパクリのようですよ
・・・また時空のパラドクス。

折に触れて何度かトライしてみてみてくださいね。

ところで、火星はと。おお、確かに昨日より近づいている・・・

まいどートピずれです
投稿者:other_wind
2003/ 8/27 19:39 メッセージ: 2380
これは y_bagus_m さんの 2366 に対する返信です
>あのテレビ映画もう一度見てみたいですね。

beknchさん、ぬかりはありません。LDを確保してます。

>「ZUIMMER」の意味は?

bagusさん、田吾さんからお借りした百科事典(THE WORLD HUTTERY ENCYCLOPEDIA)で調べてみたところ、次のように出ていました。(百科事典借りるとB$500くらいかな?)

ZUIMMER茸 【ズイマーだけ (味不茸)】

中国山奥省仙人岳のみに自生するまつたけ科のきのこ。シイ・ナラ・クヌギ・カシなどの枯れ木に自生する。有毒。食べると、「ズイマー」(ア・メ・マ風に)の一言を発し昏睡状態になる。夢の中で、この世のものとは思えぬ音程の狂った歌声による調べが頭の中を満たし、遂には…という恐ろしい症状があらわれる。1970年E・C・タンブリン博士によってローレライ中毒症の解毒剤となることが発見され、以来薬剤として使われている。

E・C・タンブリン博士 【Dr. Enyah Cohlar Tambouling 心理学者】(1903〜1970)

師ヨング博士の遺品「チベット死者の書」の書き込みに不思議なきのこの話を見つけ、1970年現地に渡ってZuimmer茸を発見。ローレライ中毒症に苦しんでいた患者を救う。しかし、Zuimmer茸がないにもかかわらず、「まいうー」饅頭の誘惑に勝てずに自ら食してしまったため、タンバリンをたたきながら死亡。後、弟子のJan Juang Cymbaling博士によって、正式にローレライ中毒症の解毒剤としてのZuimmer茸が発表され、認証された。

すみません。ハイッします、トピずれ反省の踊り。

シベリウス
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/27 21:21 メッセージ: 2381
これは fugue_g さんの 2371 に対する返信です
>北欧一番乗り(=^.^=)

おめでとうnacsさん!
一番乗りのお客様には等旅行社よりB$1,000相当の商品券が贈られるかもしれません。

>名曲フィンランディアはフィンランドの歴史を題材にした
>愛国心鼓舞用の劇の為に作られたのだそうですね。

ほう、そうなんですか。

海外のオーケストラがフィンランドで公演する時にはこの曲をアンコールに持ってきては
いけないと聞きました。
「アンコールなどで軽々しく取り上げられるべき曲ではない!」ということらしいですね。
きちんとプログラムの中に組み込むのであればもちろんOKだとか。
でも、フィンランドの聴衆の前でフィンランディアを演奏するってすごく勇気が要りそう…

>ドイツ出身の作曲家で忘れていたのが一人。

「スピーク・ロウ」ってクルト・ワイルの曲だったのですか?
随分前に阿川泰子のアルバムに入っていたのを聴いた記憶があります。
ワイルというと何となくとっつきにくい印象があったのですが、スピーク・ロウを作った人
であれば、聴いてみようかと言う気になりますね。

>ケニー・ドーハム「静かなるケニー」

あ、持ってましたがな、このアルバム。
でもLPなんで、実家に置きっぱなしだなぁ…

>ところで、セルでベートーベンSym全集ゲットしましたよ。
>これからボチボチ聴いていきます。

お、全集と来ましたか!
私はセルのCDと言えば、以前HMVでベートーヴェンの第九のCDだけ置いてある
のを見かけて「う〜ん、第九ねぇ…」と思って以来まだ1枚も入手していません。
「セル買っちゃいます宣言」をした手前(って、別に誰も覚えちょらんだろが…) 何か
買わなきゃいけないんですけどね。
まぁ、次に日本に寄った時に色々と探そ。

>暴走族の名前がバッハとは凄いですね !
>「マタイ受難曲」とか「ミサ曲ロ短調」などを大音響で鳴らしながら、
>暴走していたのですか ?(笑)。

ん、それは確かに凄い。
「主よ、憐れみたまえ!」とか「ホザンナ!」とか口々に叫びながら走られた日にゃぁ、
「ハハーッ」とひれ伏すしかないですね。

>beknchさんご推薦のシベリウス「交響曲第5番」を聴いてみました。

むむむ、北欧と言えばやっぱり出てくるシベリウス。
私はこのシベリウスも今ひとつ苦手と言うか、聴かず嫌いの作曲家です。
カレリアだけはは学生時代に演ったことがあり、それなりに愛着はあるのですが…
シベリウスも克服してみよっかな、なんて思わなくもないと言えよう。

私も
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/27 21:56 メッセージ: 2382
これは y_bagus_m さんの 2381 に対する返信です
シベリウス、あまり好きではありません。但し喰わず嫌いでは無いです。生も幾度か聴いていますが、良いと思ったためしが無いです。
 ゼンタのバラードとエリーザベトのアリアを、ニルソンで聴いてみました。声だけで言えば、シャースの方が気に入りました。

ノルウェー、チェコ
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/ 8/28 0:43 メッセージ: 2383
これは y_bagus_m さんの 2367 に対する返信です
子供の頃、グリークのピアノ曲「叙情小組曲」から、ドイツの音楽ともフランスのものとも異なる不思議な北欧の世界を想像したものです。
とくに印象的だったのが「小人の行進」。

いまだに北欧は未知の国。車で行って来たという人は時々いますが、やはり遠すぎる。

チェコ、ハンガリーのナンバーの車はここでも頻繁に見かけます。時速60キロぐらいで走っている古いモデルのポーランドの車も時々見かけますが、あの調子で、いつ国へ着くのだろうと…

チェコのイメージはやはり私にはまずドヴォルザーク。
ピアノ五重奏曲Op.81、ピアノ4重奏曲Op.87(特に3、4楽章)は大好きな室内楽です。

昨日も今日もドナウ沿いを車で走り・・・・
投稿者:ブルーノ・ワルター
メッセージ:「ドナウ川が美しいのはシュトラウスの曲の中だけ」発言には”削除願い”を出したい程ですが、受け付けてもらえるでしょうか?(笑)

自粛モード解禁
投稿者:nujikoa
2003/ 8/28 2:00 メッセージ: 2384
これは y_bagus_m さんの 2367 に対する返信です
自粛モードに入っていましたが、
「一覧(最新40投稿)表示」から私の名前が消えてしまったので、忘れられないように復活します。

*何日で消えるかな〜?と待っていたのですが・・・たった2日!あっという間です(^^)

さて「北欧・東欧」ということで、
今回は「ジャズ板からの常連客様kettaroさんを呼び寄せること」を目標に投稿してみます。(笑)

○スウェーデン。
哀愁ソングの王様といえば「ディア・オールド・ストックホルム」!
このスタンダードには沢山のジャズメンが挑んでいますね。

○デンマーク。
そういえばデンマークって?
「東欧」ではないし、かといって「北欧」?
よく分かっていない私ですが、北欧の仲間に勝手に入れておきます。
<コペンハーゲン>と聞くと、もうこれはクラシックのイメージよりもジャズのイメージが先行してしまいます(なぜだろう?)。
すぐ浮かぶのは晩年のスタン・ゲッツのライブ録音の数々。

○ハンガリー
感動した映画。
「暗い日曜日」
ハンガリー&ドイツの共作映画です。
タイトルは、一度聴くと耳にこびりついて離れない、有名(らしい)なシャンソンの曲名です。
オープニング(レストランでのヴァイオリン生演奏)の、あまりの雰囲気の濃密さにまずグッと惹きこまれ、
そして次に主演女優の美しさにググッと惹きこまれ(^^)。
「ああこれがヨーロッパなんだ・・・」と満喫できる映画だと思います。

甘い恋は戦争(ナチ)によって引き裂かれてしまうわけですが・・・
最後、おばあさんが一人生き残るあたりは「タイタニック」に似ていなくもないです。。

フィンランディア
投稿者:kettaro2001
2003/ 8/28 7:18 メッセージ: 2385
これは y_bagus_m さんの 2381 に対する返信です
 シベリウスのこの交響詩、大好きです。
 この曲が発表された時期、フィンランドはロシアから自治権を奪われていて、「フィンランディア」も演奏禁止の弾圧を受けたそうですね。

 交響詩とともに好きなのが、同じ銘柄のウォッカです。


>ケニー・ドーハム「静かなるケニー」

>あ、持ってましたがな、このアルバム。>でもLPなんで、実家に置きっぱなしだなぁ…

 すみません。「静かなるケニー」の「マック・ザ・ナイフ」はCD追加曲でした。

シャンソン暗い日曜日
投稿者:shaberibu
2003/ 8/28 8:56 メッセージ: 2386
これは nujikoa さんの 2384 に対する返信です
ダミアが有名ですが、

これを聴いて自殺する人が後を立たなかったといいます。

曲は、チャールダーシュのラッサンで

書かれてると思います。

ハンガリージプシー楽団の演奏で

聞いたことがあります。

お聞きください
投稿者:shaberibu
2003/ 8/28 9:09 メッセージ: 2387
これは shaberibu さんの 2386 に対する返信です
暗い日曜日

http://homepage2.nifty.com/duarbo/versoj/v-popular/kurainichiyobi.htm

たしかにこのMIDIで聴くと暗い感じ

はしますが、

どこにでもある他のチャールダーシュ

と何らかわりない曲です。

リストのハンガリー狂詩曲2番を思えば

わかると思います。

幻のキノコ
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/28 10:08 メッセージ: 2388
これは SPINATPOLKA2 さんの 2383 に対する返信です
シャベリブさん、狂詩曲シリーズ ありがとうございます。
エネスコのルーマニア狂詩曲は(名前だけは)知っていますが、スウェーデン狂詩曲や
ノルウェー狂詩曲まであるとは知りませんでした。
どちらも作曲者さえ初耳ですが、ご当地作曲家なのでしょうか?
ところで、私がまずピンと来るご当地もの狂詩曲と言えば何と言ってもこれ。
「大阪ラプソディ」

>テレマン ポーランド風協奏曲ヘ長調
>ポーランドの民族音楽やジプシー音楽はかなり気に入っていたんですと。

テレマンには昔笛吹き少年時代に随分とお世話になったものです。

>リコーダーとフルートのための協奏曲ホ短調

この曲の終楽章と言うと、
ミレミファミレミファ/ミファミレドーシー/ラシドシラミドシー/…
というやつでしょうか?
ポーランド風と言うのか、トルコ風と言うのか、俗っぽくて良いですよね。

テレマンと言えば、笛吹き少年時代に「組曲 イ短調」を必死で練習しました。
リンデとコレギウム・アウレウムの演奏をお手本にして。
(ブリュッヘンのものも聴きましたが、ダメでした)
結局いつまで経っても上手に吹けなかったことは言うまでもありません。

>ZUIMMER茸 【ズイマーだけ (味不茸)】
>中国山奥省仙人岳のみに自生するまつたけ科のきのこ。

other windサン、ZUIMMER茸とはパンダが鼻で掘り起こすと言うあの幻の中国キノコ
のことだったのですか!!
その特異な毒作用ゆえ中国では「酔麻(ZUI MA)」の当て字も見られるようです。
私は自分の目で見たことはなく、ましてや「ローレライ饅頭」の解毒剤になると言う
ことも初耳でした。
しかし考えてみれば、「マイウー」饅頭に対してこの「ズイマー」茸が効くということは
ごく理にかなったことではありますね。
このタンブリン博士、さすがヨングの弟子だけのことはあります。
着目点が素晴らしい。
other windさん、貴重な情報をありがとうございました。

>私もシベリウス、あまり好きではありません。但し喰わず嫌いでは無いです。

私は聴いてみてもよいな、と思っています。
シベリウス入門は何が良いですかね?
あんまりウルサくないやつが良いかなと…

>子供の頃、グリークのピアノ曲「叙情小組曲」から、ドイツの音楽ともフランスのもの
>とも異なる不思議な北欧の世界を想像したものです。

この「叙情小組曲」は今までこのトピも含めて、クラカテでなぜか頻繁に目にする曲です。
最近確か「初心者」トピでも話題になっていましたよね。
私もギレリスのCDを持っていたはずなのですが、どこを探してもありません。
多分トランクルームに預けっぱなしになっている荷物の中にあるのだろうなぁ…

>いまだに北欧は未知の国。

シュピナートさんでさえ行かれたことがないのですか?
私はまたシュピナートさんあたりになると、ヨーロッパで行ったことのない国なんか
無いのかと思っていましたが…

>投稿者:ブルーノ・ワルター

よろしい、認めましょう ”削除願い”。
その代わりワルターに躍ってもらいましょうか、「失言反省の踊りを。

ロシア横断
投稿者:ZAKKYO2000
2003/ 8/28 12:20 メッセージ: 2389
これは y_bagus_m さんの 2367 に対する返信です
今回は思いっきり広範囲になりましたね。そろそろ少し面倒になってきました?(笑)。

東欧、北欧はキリないのでパスして、ロシア(旧ソ連)を横断してみたいと思います。(ソ連も死語になっていくのかなー。)

・ショスタコーヴィチ:交響曲No.7「レニングラード」
・ムソルグスキー:オペラ「ホヴァンシチーナ」から「モスクワ川の夜明け」
・チャイコフスキー:交響曲No.2「小ロシア(ウクライナ)」
・ハチャトリアン:バレエ「ガイーヌ」
  アルメニアの景色が一杯。  
・モソロフ:「鉄工場」
  ウラルあたりの工場を描いたのではないかと勝手に思っています。
・ボロディン:「中央アジアの草原にて」
・グレチャニーノフ:歌曲「草原を越えて」
  たまたまFMで聴いた事がある曲ですが、ボロディンよりは雄大な光景に感じます
・ショスタコーヴィチ:オペラ「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
  ムツェンスク郡ってどこ?
・プロコフィエフ:「キージェ中尉」
  途中シベリアが出てきたような気が・・・。

そして最後はもちろん、
・「さらばシベリア鉄道」

>ロシア横断
投稿者:shaberibu
2003/ 8/28 12:37 メッセージ: 2390
これは ZAKKYO2000 さんの 2389 に対する返信です
クニッペル作曲

交響曲第4番「コムソモール兵士の歌」

からポーリシュカ・ポーレ

を追加します。

モーツァルティアーナ・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 8/28 16:58 メッセージ: 2391
これは y_bagus_m さんの 2367 に対する返信です
皆様   こんにちは

チャイコフ好キーとしては、彼の作品はどれも好ましいので、甲乙つけ難いのですが、
それではお話になりませんので、かつて経験した事を書いてみましょう・・・

友人と車に乗って走っていた時、FMをかけましたら、聞いたことのない管弦楽が流れていました。

私 「こんなん初めて聴くけど、誰の曲やろ ?」
友人「モーツァルトちゃうかな」
私 「メロディーはモーツァルトみたいやけど、こんな曲あったんかなー」

暫らく聴き続ける・・・

友人「モーツァルトとはちょっと違う感じもするなー」
私 「そうやねん、オーケストレーションはチャイコフスキーに似てる気がするな」
二人とも「? ? ?・・・」

再び聴き続ける・・・

やがて曲が終わり、

アナウンサー「只今の曲はチャイコフスキー作曲、モーツァルティアーナでした」

二人は同時に大笑いしました、

「なんや、チャイコフスキーがモーツァルトをパクっとったんか !」

後でCDカタログを見ましたら、ちゃんと載っていました。

チャイコフスキー「組曲」
第1番ニ長調、第2番ハ長調、第3番ト長調、第4番ト長調「モーツァルティアーナ」。

どなたか、お聴きになった方はいらっしゃいますか ?

自粛を楽しむ
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/28 18:31 メッセージ: 2392
これは kettaro2001 さんの 2385 に対する返信です
>自粛モードに入っていましたが、「一覧(最新40投稿)表示」から私の名前が
>消えてしまったので、忘れられないように復活します。

自粛の仕方も様々。
それぞれの自粛を楽しんでください。

>哀愁ソングの王様といえば「ディア・オールド・ストックホルム」!

これはよく目にする曲名ですよね。
はて、聴いたことがあったか?

>そういえばデンマークって? 「東欧」ではないし、かといって「北欧」?

デンマークと言えば、ノルウェー・スウェーデンと並び、北欧を形成する最も代表的な
国の一つと言うことになっております、私の中では。

><コペンハーゲン>と聞くと、もうこれはクラシックのイメージよりもジャズの
>イメージが先行してしまいます(なぜだろう?)。

ケニー・ドリューもずっと北欧で活動しています(いました?)よね。
スウェーデンだかデンマークだかは忘れましたが…
あと、ベースでなんとかペデルセンと言う人、あの人もその辺りの出身では?
**センというからには、アンデルセンと同じ国ではないかと推察。
と言うことはデンマーク?

北欧って米国とはまた異なるジャズのメッカ(とまでは行かないとして、メジナくらい?)
と言うイメージが私にもあります。

ところで、フィンランドは**ネンと言う名前が多いのでしょうか?
長野オリンピックの時に「アホネン」というジャンプの選手がいましたが。
そう言えば、サロネンという指揮者もいますよね、あの人もフィンランド人でしたっけ?

>交響詩とともに好きなのが、同じ銘柄のウォッカです。

知ってます!
でも酒が飲めない私は飲んだことがない…

>すみません。「静かなるケニー」の「マック・ザ・ナイフ」はCD追加曲でした。

おっと、そうでしたか。
この曲に関しては、エラ・イン・ベルリンのディスクが欲しいなぁと今思ってるとこ。

仲と沖、也と美
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/28 18:58 メッセージ: 2393
これは shaberibu さんの 2390 に対する返信です
>暗い日曜日

シャベリブさんご紹介のHPにあった
>1933年にハンガリーで生まれた伝説の「自殺ソング」です。
という下りがなんとも凄いですね。
「音楽には力がある」とはよく言われることですが、その力が正の方だけで無くでなく
負の方に作用することもあるのですね。
恐るべし、音楽力。

>今回は思いっきり広範囲になりましたね。そろそろ少し面倒になってきました?(笑)。

ドキっ! わかった…?
と言うわけでもないのですが、日本へ帰り着く前にこの後まだアフリカに寄って、中東、
南・東・東南アジア、さらにメラネシア、ポリネシア、ミクロネシア、オセアニアに南極
(ありますよね、ご当地音楽。 南極にも!) を周らなければならない…
それを思うと、あんまりゆっくりしていれば「秋」までに帰って来れないのではないかと
心配になってきたのです。
それともこのままずーっと「クリスマス」まで引っ張ってしまおっかな?

それはそうとZAKKYOさん、旧ソ連地域のご当地ミュージックをたくさん挙げていただき、
ありがとうございます。
私がこの中で一番印象深いのは「ガイーヌ」です。
以前にも何回か書きましたが、「剣の舞」が私にとってクラシックを聴き始めるようになった
記念すべきキッカケ曲だったものですから。
と言うより、正直に言うと、その他の曲はボロディン以外聴いたことがない…!

で、最後にお約束の「さらばシベリア鉄道」をきっちり入れておいて下さったのが嬉しい!

>クニッペル作曲 交響曲第4番「コムソモール兵士の歌」
>からポーリシュカ・ポーレ

「ポーリシュカ・ポーレ」のメロディが交響曲に使われているのですか?
「ポーリシュカ・ポーレ」と言うと、あの夭折の二枚目俳優 沖雅也が歌ってたはず
と思って探ってみると、「沖雅也」ではなく「仲雅美」でした。
ややこし…

って今の若い人ら知らんやろなぁ。

re.ポーリシュカ・ポーレ
投稿者:ZAKKYO2000
2003/ 8/28 19:40 メッセージ: 2394
これは y_bagus_m さんの 2393 に対する返信です
>「ポーリシュカ・ポーレ」と言うと、あの夭折の二枚目俳優 沖雅也が歌ってたはず

♪みーどりもーえるロシアのだいーちーにー・・・
ってやつですよね。私も沖雅也だと思っていました。

この曲、ロシア民謡なのかこのクニッペルって人が作曲したのか良く分かりませんね。
でも交響曲になっているなんて驚きです。R.シュトラウスのフニクリ・フニクラみたいなものでしょうかね。


ところで話題変わりますが、皆さん、「まいうー」とか「ヘェ〜」はもう古いですよ。
これからは「ファビュラス、スイナチッタ、ファー」  これですよー。

トルコ風の快楽
投稿者:monopoly_mania
2003/ 8/28 20:23 メッセージ: 2395
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
ロシアが出てきたので、やっとトルコが書けます。
かなり以前に、lvkさんの投稿のレスと併せて書こうと思っていたのですが、まさかトルコに来るまでこんなにかかるとは。皆さんの博学ぶりには脱帽です。

>最後に聴いたのは「魔笛」ウィーン・フィルで\38000。ひどい出来で、腹を立てて帰りました。以後高値のは考えてしまいます。ここのところ、一万五千円以上のは行っていません。

私は2年前、ラトル&ウィーンフィル のサントリーホール、S席33,000円が一番高いですね。
lvkさんのおっしゃるように私も高値のはどうしても考えてしまいます。
でもウィーンに行く交通費を考えると・・・。それに約120分のプレイですからね。これが吉原だと・・・。ホール(hole?)も最高だし、一夜の快楽のためには・・・。(笑)

さて、トルコ風呂について・・。
いやトルコ風についてですが、トルコの行進曲をアレンジして取り入れている曲といえば・・・。
私の知っているのはモーツァルトではピアノソナタ第11番の第3楽章とヴァイオリン協奏曲第5番の第3楽章、ベートーヴェンでは弦楽四重奏曲第4番の第4楽章とピアノ協奏曲第3番の第3楽章。
他に何かありましたら教えてください。シューベルトなんかにもあるんでしょうか?
いいですよね、トルコ風。とても刺激的で、スパイス的な役割がありますね。うふふ。

ロシア
投稿者:beknch
2003/ 8/28 20:32 メッセージ: 2396
これは ZAKKYO2000 さんの 2389 に対する返信です
皆さん、こんばんは。

今日も火星は綺麗に光ってます。

バグースさん、
>>リコーダーとフルートのための協奏曲ホ短調
>ミレミファミレミファ/ミファミレドーシー/ラシドシラミドシー/…
>というやつでしょうか?

正解! さすが! スーパー・リコーダー・デュオだけのことはありますね。

>テレマンと言えば、笛吹き少年時代に「組曲 イ短調」を必死で練習しました。

おお、懐かしい。この曲もあちこちでポーランドの匂いがします。ポロネーズも
入っていますし。それにしても随分難しい曲を練習していたのですね。
さすが! SRDだけのことはありますね。

>結局いつまで経っても上手に吹けなかったことは言うまでもありません。

さすが! SRDだけのことは・・・ん?

ロシアといえばやはりロシア民謡も入れておかないと。
ボルガの舟歌、ステンカ・ラージン、カリンカあたりは欠かせません。
借りんか、いや、カリンカは昔フィギアスケートでソ連のペアの演技に合わせて
観客から手拍子がでてたのを忘れられません。だれだったけな。

>・モソロフ:「鉄工場」

おお、ここのお菓子はおいしいんですよね。小さい時は、おいしいけど値段が高い
ので、しょっちゅうは食べられないとのイメージがね。え? モロゾフ?
(反省の為、自粛します。ZAKKYO2000さんスイマセン)

ひとの話題に乗っかって長話
投稿者:as_dsch
2003/ 8/28 22:11 メッセージ: 2397
これは beknch さんの 2396 に対する返信です
ついに北欧に来ましたか。
では行ったことのあるスウェーデンについて気の向くままに。
まず、アルヴェーンの「スウェーデン狂詩曲」には冨田勲の「今日の料理(NHK):♪タンタカタカタカタンタンタン」のパクリがあります。
それから、スウェーデンは空気が綺麗で、落着いていて、冬は知らないけれど夏はいいと思います。
えーと、前にも書いたけれどトナカイの肉がおいしいのと、5月はザリガニ食い散らかしのシーズンです。

>beknchさんご推薦のシベリウス「交響曲第5番」を聴いてみました。

これは田吾作も大好きな曲で、一度ぜひコンサートで聴いてみたい!

>ゼンタのバラードとエリーザベトのアリアを、ニルソンで聴いてみました。声だけで言えば、シャースの方が気に入りました。

ニルソンはゼンタのような神経質な性格設定をされている役にはちょっと重過ぎるかも知れませんね。

>チェコのイメージはやはり私にはまずドヴォルザーク。
>ピアノ五重奏曲Op.81、ピアノ4重奏曲Op.87(特に3、4楽章)は大好きな室内楽です。

ピアノ五重奏曲は大好きです。
タコ先生のピアノ五重奏曲とのプログラムで聴いたことがあり、この時は第3楽章がアンコールで演奏されました・・・第3楽章は中村紘子と東京SQ(だったかな?)が登場するカレーのCMで流れていたことがあります。

>投稿者:ブルーノ・ワルター
>メッセージ:「ドナウ川が美しいのはシュトラウスの曲の中だけ」発言には”削除願い”を出したい程ですが、受け付けてもらえるでしょうか?(笑)

では「ワルターの見た頃は汚かった」ということで妥協しましょう・・・勝手に歴史を捏造するなって?

>ロシア横断

ずらずらっと並べられてしまった。
グレチャニーノフと「さらばシベリア鉄道」以外は聴いたことがあります。
ここでやっとテーマに沿ったのをひとつ・・・イッポリトフ・イワーノフ組曲「コーカサスの風景」から「酋長の行進」・・・♪私のラヴァーさーん酋長の娘、ぢゃない!・・・チェクナヴォリアン/アルメニア・フィルの演奏が際立ってます。

>チャイコフスキー「組曲」第1番ニ長調、第2番ハ長調、第3番ト長調、第4番ト長調「モーツァルティアーナ」。
>どなたか、お聴きになった方はいらっしゃいますか ?

「モーツァルティアーナ」はドミトリー・キタエンコ/アンサンブル金沢でタコ9を聴きに行った時に聴きました。
田吾作は「あんまりモーツァルトらしくないなあ」と感じましたし、ちょっと単調で長すぎるような気がしました・・・そういいうことで、残念ながら面白い話はできません。

>「ポーリシュカ・ポーレ」と言うと、あの夭折の二枚目俳優 沖雅也が歌ってたはず

沖雅也の遺書に「涅槃で待つ」と書いてあったが、芸能レポーター梨元勝が「涅槃」を読めなくて恥をかいたということがあったのを思い出した。

>この曲、ロシア民謡なのかこのクニッペルって人が作曲したのか良く分かりませんね。
>でも交響曲になっているなんて驚きです。R.シュトラウスのフニクリ・フニクラみたいなものでしょうかね。

どうも日本では勝手に「ロシア民謡扱い」になっているようで、実際は交響曲4番第1楽章「ポーリシュカ・ポーレ:草原よ」の第2主題が独立して「軍歌」となったものであり、詞は内戦時代のコンソモール(青年共産同盟)戦士たちの詩が用いられています。
どうでもいいが、この内戦(赤軍と白軍:紅白歌合戦の起源になった?)を舞台に「戦争と平和」を意識して書かれた小説がショーロホフ「静かなるドン」です。
クニッペルを検索してたらヘンチクリンなサイトをふたつ見つけました。
http://homepage2.nifty.com/JunMaerkl/kakusitodana.html
http://www.classicajapan.com/million2/million2.html
(クレンペラーの交響曲1番を聴いてみたくなった)

>おお、ここのお菓子はおいしいんですよね。小さい時は、おいしいけど値段が高い
ので、しょっちゅうは食べられないとのイメージがね。え? モロゾフ?

田吾作は10年以上モロゾフだと思ってました。
ミンクス(バレエ音楽で知られる)もずうっとミンスクと思ってました・・・ミンスクという都市がロシアにあることを知っていたので。

ポーリシュカ・ポーレ
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/29 1:05 メッセージ: 2398
これは as_dsch さんの 2397 に対する返信です
>友人と車に乗って走っていた時、FMをかけましたら、聞いたことのない
>管弦楽が流れていました。

フーガさん、その状況が目に浮かぶようです。
モーツァルティアーナ、私は聴いたことがありません。

>これからは「ファビュラス、スイナチッタ、ファー」  これですよー。

知ってますとも、その程度の言葉は。
…… 何か面白いこと書こうと思ったけど、浮かびません。
で、なんすか? その「ビオフェルミンがナイスタッチでヒャー!」って言うのは。

>トルコ風の快楽

久々の登場ですね、モノさん。

>ロシアが出てきたので、やっとトルコが書けます。
ってのは何? クリミア戦争つながりでしょうか

>これが吉原だと・・・。

「吉原」って何のこと? ボクわかんない。
と、YAHOO検索してみると、あるわあるわ…
でもボクわかんない。

>>モソロフ:「鉄工場」
>おお、ここのお菓子はおいしいんですよね。

モロゾフが鉄工所を持っていたなんて知りませんでした。
チョコレートやマドレーヌを作るための型でも作っているのでしょうかね。

おっと、私も自粛… したいところですが、トピ主である以上なかなか自粛もできません。
でも、いつか必ずボクだって、立派に自粛してみせる!

>5月はザリガニ食い散らかしのシーズンです。

そう言えば、昔読んだリンドグレーン(ピッピシリーズを書いた人です)の児童文学で、
子供達がザリガニを食べるシーンがあったような記憶があります。
それを読んでいた私は、「えーっ、ザリガニなんか食うんかいな、この人ら」と
びっくらこきました。

>実際は交響曲4番第1楽章「ポーリシュカ・ポーレ:草原よ」の第2主題が独立して
>「軍歌」となったものであり、

へーっ、ロシア民謡が交響曲になったのではなく、交響曲が「ロシア民謡」に
なってしまったのですか?!
それは仲雅美も久本雅美もびっくらこきます。
「新世界」の2楽章が「家路」と言う児童歌唱曲になったのと同じような感じなのでしょうかね。
と言っても、欧米では「家路(とは呼ばないのでしょうね)」がどのようなステイタスを確保
しているのかは定かではありませんが。

それにしても田吾作さん、どーしてそんなことまでいろいろと知っているのですか?
帽子が無くなっちゃったから服脱いじゃいますよ、いいんですか??

東欧からロシアへ
投稿者:nacs
2003/ 8/29 8:02 メッセージ: 2399
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
チェコと言えば、やっぱりSPINATPOLKA2さんと一緒でドヴォルザーク。
出会ったのはアメリカ(?)で、それから故郷へ案内されたという経緯でしょうか。
今では、アメリカ関係の作品よりお国での作品の方を多く聴いているようです。

ところで「パクリ」と言えば、かのニーノ・ロータは、
ジェルソミーナのテーマがドヴォルザークの弦楽セレナーデの4楽章のテーマに
そっくりなことについて「承知していた」そうです。
つまり、パクったドヴォルザークを許していた..ということでしょう。

一方、同じセレナーデでも、管楽の方の3楽章の終わりは、ミュージカル「南大平洋」の
バリ・ハイの完全なパクリ!だと思うのは私だけでしょうか?

ふんとに、ドヴォルザークという人は...

今一人のチェコを代表する作曲家はスメタナですね。
代表作はモルダウとして知られた作品。
この名前はドイツ人が付けた名前だから「バルタバが正しい」と聞いたことがあります。
エスキモーが駄目、ブッシュマンが駄目、ビルマが駄目..等々のハシリでしたでしょうか。

ドイツのチェコ占領時代の悲劇を回顧した戦後すぐの映画に
フレッド・ジンネマンの「山河遥かなり」というのがありまして、
オープニングからモルダウが流れていて印象的でしたが..

東欧からロシアにかけての広大な平原を思うと、そこを行き交った民族の流れ
歴史の流れに気の遠くなる感じですね。さっぱり、ワカンナイ;

中ではユダヤ系の人、ロマ(これも少し前まではジプシーと呼ばれてた)系の人が
音楽的にも興味深いところです。

スペインで出そうかと思いながら思いとどまったサラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」
ウィリー・ネルソンが「ゴールデン・イアリング」というのを歌っているのを聞けば
実にジプシーしてるんですね。驚いちゃった。
でも、「オールドファン(?)」はペギー・リーでおなじみだったとか。

ジプシーヴァイオリンに負けてないのがユダヤ系のフィドル。
「フィドラー・オン・ザ・ルーフ」の「サンライズ・サンセット」は良かったぁ。
映画版ではアイザック・スターンが覆面演奏してました。

場所はすでにロシアの国境を越えたかな..

で、最後は意図的なパクリで、アレクサンドル・アリャビエフの
「モスクワの思い出」にします。
初めて聞いた時に、重々しくも堂々と奏される「赤いサラファン」に唖然でした。
確かに、荘重な旋律だは..

でも、当時、耳に残っていたのは、NHK「みんなの歌」で、確か、研なおこが
歌っていた歌詞。
お母さんが、娘の嫁入り仕度をしてるのですが
「燃えるようなその頬も
 今にごらん、色あせる
 その時、きっと思い当たる」って、何てリアルな歌詞なんだろう!!
それも、実にイジワルっぽい歌い方(ΘoΘ;)

かくして、甘いか苦いか、定かでないままに
トボトボと、ロシアも過ぎて進むのでした。

北欧とジャズ
投稿者:kettaro2001
2003/ 8/29 10:02 メッセージ: 2400
これは nujikoa さんの 2384 に対する返信です
nujikoaさん、遅レス、すみません。

 第二次大戦前からジプシー音楽と融合して独自のスタイルを確立したフランスや、ナチスによる迫害で中断を余儀なくされ、戦後前衛的なスタイルが花開いたドイツのジャズと比べると、北欧のジャズは正統派路線のものが多いように感じます。

 ロルフ・エリクソン(トランペット)やスタン・ハッセルガード(クラリネット)といった、スウェーデン出身でアメリカに渡って活躍したミュージシャンもいるようですし。


>哀愁ソングの王様といえば「ディア・オールド・ストックホルム」!

 マイルスの「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」が有名ですね(というより、手持ちはこれだけなんですが)。
 作曲者はスタン・ゲッツとなっていますが、もともとはスウェーデン民謡らしいです。


>そういえばデンマークって?

 デンマーク語は、スウェーデン語、ノルウェー語と非常によく似ているようです。
 以前、白水社の語学入門テキスト「エクスプレス」シリーズで、これら三ヶ国語のダイアローグを読み比べてみましたが、違う場所を見つけるのが難しいほどでした。三カ国の人々は、それぞれ自国語を喋りながら、あまり違和感なく意思疎通できるそうな。

><コペンハーゲン>と聞くと、もうこれはクラシックのイメージよりもジャズのイメージが先行してしまいます(なぜだろう?)。

 デンマークの代表的レーベルに「スティープル・チェイス」がありますね。
 デクスター・ゴードン、ケニー・ドリュー、ジャッキー・マクリーン、デューク・ジョーダンなど、アメリカから渡欧して来たジャズメンの作品をたくさん発表しています。
 60年代も後半になると、ロック全盛時代。アメリカではジャズで食えない状況になってきて、時流に迎合しないジャズメンはヨーロッパに渡ったようです。
 こうしたジャズメンにチャンスを与えたのがSCのプロデューサー、ニルス・ウィンター。米本国では過小評価されてきたミュージシャンの名作を、たくさん生み出してきました。

 そんなSCの代表アルバムがデューク・ジョーダンの「フライト・トゥ・デンマーク」。しっとりとした、しかし暗くならない、名盤です。

>バグースさん、
>あと、ベースでなんとかペデルセンと言う人、あの人もその辺りの出身では?

 ニルス・ヘニング・エルステッド・ペデルセンはお察しの通り、デンマーク出身です。
 14歳でプロ・デビューしたというから、ジャズ界では数少ない神童の一人。バド・パウエルに認められ、オスカー・ピーターソンやケニー・ドリューのサイドを務めた実力派ですね。テクニックもピカ一.


 ヨーロッパのジャズ・アルバム、ホーン奏者やピアニスト、ドラマーはアメリカからのミュージシャンでも、ベースは地元のヨーロッパ人というパターンが多いですね。
 ペデルセンをはじめ、前記ジョーダン盤のマッズ・ヴィンディング(オランダ)、あるいはフランスのピエール・ミシュロ(「死刑台のエレベーター」など)、チェコ出身のミロスラフ・ヴィトウスやジョージ・ムラーツなど…。確かな実力を持ち、好サポートを見せる名手が多いようです。

 伝統ある弦楽の地、ヨーロッパの成せる結果でしょうか。

<歌によるモラヴィア民俗詩>・コジェナー
投稿者:other_wind
2003/ 8/29 16:26 メッセージ: 2401
これは y_bagus_m さんの 2398 に対する返信です
bagusさん、チェコの歌でこんなのはいかがですか。
マグダレナ・コジェナー(Magdalena Kozena)とグレアム・ジョンソンによるドヴォルザーク、ヤナーチェク、マルティヌー歌曲集です。

かなりマイナーな曲ばかりでドンナンカナーとおそるおそる聴いてみると…、いいっ!やっぱり民謡は強いですね。明るく力強い中にもほんのり憂いを帯びていて、そしてなんだか懐かしい。スラヴ舞曲のように複雑なリズムのものあり、リリックで聴かせるものあり。ドヴォルザークの<お休み>、しみじみとしていいですよー。

ドヴォルザーク:歌曲集<愛の歌>、4つの歌曲作品2、お休み
マルティヌー:歌曲集<新シュパリーチェク>、フランスの女友達に捧げる歌、子守唄、1ページの歌曲集、<新しいスロヴァキア民謡集>
ヤナーチェク:<歌によるモラヴィア民俗詩>から
これらの短い曲が42曲も入っています。

コジェナーは今年の初め来日したのですが、都合が悪く演奏会に行けなかったのが残念でたまりません。もう1人、シェーファーも行けなかったなあ。


>ダジリタ…怒りや悲しみを声の技巧を使って表現することで、技巧派とでも…表現上の技巧派…まあそんな意味です。

田吾さん、そういう意味なんですね。だから表現できない時ダジリタヲフムって言うんですよね?

>セルでベートーベンSym全集ゲットしましたよ。これからボチボチ聴いていきます。

beknchさん、私はバルシャイのモーツアルト後期交響曲集をゲットしました。早速41番を聴いてみました。ヨッフム、クリップス、ミュンヒンガーといったゆっくり堂々派を聴くことが多いですが(基準となるセルはもちろん)、バルシャイは速い!でもしっかりした主張があって、ナ〜ルホドととても引き込まれてしまった演奏でした。タコ先生全集は持っているので、この人の別のものを探してみたくなりました。
wolfgangさ〜ん、バルシャイのモーツァルトはCDになっていますか〜?また、他のお薦めCDもご存知だったら教えてくださ〜い。

困ったぞ
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/29 19:15 メッセージ: 2402
これは other_wind さんの 2401 に対する返信です
>ところで「パクリ」と言えば、かのニーノ・ロータは、ジェルソミーナのテーマが
>ドヴォルザークの弦楽セレナーデの4楽章のテーマにそっくりなことについて
>「承知していた」そうです。
>つまり、パクったドヴォルザークを許していた..ということでしょう。

さすが大御所 ニーノ・ロータ、人間の出来が違います。
ドヴォルザークのような大作曲家に自分の曲をパクられたなんて、作曲家冥利に
尽きると言うわけでしょうね。
「ライオンキング」が「ジャングル大帝」のパクリだと騒がれかけた時にムシプロが、
「天下のディズニー様にパクっていただけるなんて、光栄の極みでございます!」と
コメントしたあの奥ゆかしさを連想します。

>>哀愁ソングの王様といえば「ディア・オールド・ストックホルム」!
>マイルスの「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」が有名ですね。

今日昼休みに寄ったHMVでエディ・ヒギンズ・トリオの「ディア・オールド・ストックホルム」
(CDタイトル名もそのものずばり) のCDを見かけました。
ジャケットもカッコ良いし食指が動きかけましたが、ケッタロさん、これはお聴きに
なったことがありますか?

>作曲者はスタン・ゲッツとなっていますが、もともとはスウェーデン民謡らしいです。

えっ、あのスタン・ゲッツが作曲者(一応)なのですか?
スタン・ゲッツと言うとジャス・ボサノバのイメージがあって、どうもスウェ―デンと
結び付きません。

>ヨーロッパのジャズ・アルバム、ホーン奏者やピアニスト、ドラマーはアメリカからの
>ミュージシャンでも、ベースは地元のヨーロッパ人というパターンが多いですね。
>伝統ある弦楽の地、ヨーロッパの成せる結果でしょうか。

それは面白い。
確かにそう言う土壌があるのかもしれませんね、ヨーロッパには。

>bagusさん、チェコの歌でこんなのはいかがですか。

わー、また来た。 「other windのツボ押し攻撃」。
しかも今度のもまたじんわりと心地よくツボを刺激してくる曲 …
other windさんには私の興味を引きそうなものを完全に読まれているような気がします。

>明るく力強い中にもほんのり憂いを帯びていて、そしてなんだか懐かしい。

それは是非聴いて見なければ。
一応こちらのHMVでも探して見ますが、ま〜ず無いでしょうから、今度日本に帰った
時のお楽しみってことになりそうです。

でも、次に日本に寄った時にはアレ買って、コレ買って…
おー、破産しそうだ。
やっぱり当分帰るのやめとこ。
でも、帰らない期間が長くなればなるほどそれだけ分買いたいCDも増えて、
その次に帰国した時の負担が増すだけなような気もするし…
う〜ん、困ったぞ。

>北欧・東欧のご当地音楽 ほか付け足し
投稿者:wadakamaru
2003/ 8/29 22:19 メッセージ: 2403
これは y_bagus_m さんの 2367 に対する返信です
また、よくわからんままに、しつこくバロック音楽で攻めてみます。

北欧と言えば、ヨハン・ヘルミッヒ・ルーマン。
http://www.jsmcnet.com/JSMC/library/SweMH/SweMH.html
第5段落2行目、
 “「スウェーデン音楽の父」と呼ばれるヨハン・ヘルミッヒ・ルーマン ”
私もこの辺は知ったばかりですが、そのチェンバロ曲は、
バッハよりも、もうちょっと明るくもあっさりさせたような感じ。
でも一度聴いてしまうとそのまま捨てておけない曲です。
この人も、バッハの影に隠れて、忘れられた人という印象を持ちます。

東欧と言えば、ヤン・ディスマス・ゼレンカ。
http://www.algolab.co.jp/~lum/music/ginfo2.html
ボヘミア、つまり今のチェコ出身と言うことですね。
私も、いまこのHPを読んで勉強しています。
彼はなかなかインスピレーションに富んだ曲を今に残していて、
第2次大戦がなければ、もっと多くの楽譜が残っていたかも。と思わせ、
だとしたら、もっと早くに評価されたかも知れないと思う。大変残念に感じます。
でもこれは、ゼレンカに限らず大勢の作曲家に言える事でしょうね。
その曲風は、バッハの楽風を遠くに望む境地に入っている感じです。
回りくどい言い方ですが、要するに時代が経ったと言うことですが、
すぐ後にモーツァルトが控えているので、バッハと挟まれたこのころの音楽家は全体的に影が薄いですね。
いかに火星が今明るいと雖も、後半月もすると満月になり、そうすると火星なんか霞んでしまいます。
当時のドレスデンには、他にハイネヒェンなど多くの音楽家が、才能を競い合っていましたが、
その中でもゼレンカは特筆すべきと思うのですが、そんなことのためかそれほど知られていませんね。
でもテレマン程でもないかも。珍しい東欧出身ということで、ポイントを稼いでいます。

nacs さんの、
>エスキモーが駄目、ブッシュマンが駄目、ビルマが駄目..
かなりトピずれですが、以前からいろいろ気になっていることを一言ふたことみこと・・
何気なく言うヨーロッパの国の名にしても、
たとえば、イギリスとかエゲレスというのも、現地の人には理解できない、
オデュッセウスがユリシーズ以上に訛った言い方ですね。
「グレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国」はいかにも長すぎるけれど、
略号としてよく使われるUKと言った方がいいような気がします。
スイスはヘルヴェチア、オランダはネーデルランド、ハンガリーはマジャール、フィンランドはスオミ
ギリシャはグリーク、ポーランドはポルスカ・・・  正しい呼称はどちらなのでしょう。
極東では、中国はチャイナではなく、トゥンホワ・レンミン・・あるいはトゥンクォ(カタカナでは正確に書けない)
韓国はコリアではなく、テハン・ミングク、日本はジャパンではなく、ニッポンが正式呼称・・
と言っても、日本で日本をニッポンと言う機会は、ニホンと言う場合に比べて圧倒的に少ないですね。
こういったことも、どうも腑に落ちないというか、納得できないというか、
外国の人に日本を正しく呼称してもらいたい時に混乱しますね。
ほかにも、不可解なのは、北京をペキンと読むこと。
北京は北京語では、ペイチン(beijing)ですね。なのにどうして広東風発音なのか。
香港はホンコン(hongkong)ですが、返還後は北京語表記となってシアンカーン(xiangkang)というのが正しい表記では。
でもこれは強引か、いや、そうでもないかも。
聞いた話では熊本県の八代市は、カタカナ表記すると「ヤツシロ」ですが、
現地の発音では「ヤッチロ」と言うそうです。これなんかは、どちらが正しいのでしょう。
現に同じ熊本の「松橋」は「マツバシ」ではなく「マツバセ」と読ませていますし、
正式呼称というのは、差別的なのでその表現を避けるとか、歴史的背景があるのでいまさらとか、
なんとかかんとかで、割合と恣意的で統一性が無い感じです。

ヤッチロ
投稿者:nujikoa
2003/ 8/29 22:32 メッセージ: 2404
これは wadakamaru さんの 2403 に対する返信です
>現地の発音では「ヤッチロ」と言うそうです。
>これなんかは、どちらが正しいのでしょう。
>現に同じ熊本の「松橋」は「マツバシ」ではなく「マツバセ」と読ませていますし、

そーなんです、wadakamaruさん。
「ヤッチロ」は、ニックネームみたいなもんでしょうね。
正式には、「ヤツシロ」のはずです。
(現地駐在員より)

***
僕は中学時代は東京でしたが、期末テストで地理の先生がとんでもないテストを出題してきたのをいまでも覚えています。

問題:次の地名を読みなさい
1)吹田
2)枚方
3)和泉
4)箕面




こんな問題が、予告なしに突然!
みんなボーゼン、でした。

2人のGade
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/ 8/30 3:40 メッセージ: 2405
これは other_wind さんの 2401 に対する返信です
other_windさん

>ドヴォルザーク、ヤナーチェク、マルティヌー歌曲集です

これにはとても興味をそそられました。是非聴いてみたいです。
ご紹介有り難うございました。

北欧関係でジャズの話題が出ていますが、分野は違いますがあの有名なタンゴ「ジェラシー」もデンマーク出身ですね。
作曲者はGade(ゲーゼ)。

デンマークの作曲家ニルソン・ゲーゼ(ライプチヒでメンデルスゾーンに師事し、ゲヴァントハウスでメンデルスゾーンの後がまに就く)と、この「ジェラシー」のゲーゼが関係あるのかと、以前他トピで質問した事がありましたが、たまたま名が同じだけのようですね。

バグースさん
ドヴォルザークの新世界の2楽章のメロディーをとった「家路」はこちらにはない歌です。
ご期待に添えず、私は田吾作さんのようにあちこちを訪れていませんが、プラハのドヴォルザークMuseumには行きました。
入り口を入ったすぐの所に、「新世界」の総譜があったのが印象的です。

チェコの国境は私の所からそんなに遠くありません。
それはそれは素朴な、小さな街や村の風景に、様々な素朴なメロディーを生み出した作曲者達を感じます。
マーラーが生まれた場所もそんな素朴な村のひとつです。

「ペキン」の謎
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/30 12:46 メッセージ: 2406
これは wadakamaru さんの 2403 に対する返信です
ワダカマルさん、以前ご紹介いただいた南米のバロックにはびっくらこきましたが、
私の中では北欧・東欧も何となく「バロック」のイメージと結びつきません。
でも、ドイツ・オーストリアからさほど遠くない(?)そのあたり、当然その時代にその
音楽があったわけですよね。

考えてみれば、古典派以降、特にロマン派以降になると色々な国の作曲家が活躍し
名が知られるようになりますが、バロックと言えば、圧倒的にドイツとイタリア、それに
あと英国、フランスがチョロっ というイメージがあります。
当然各国にそれなりに活躍していた作曲家たちがたくさんいたのでしょうが、私クラス
の一般音楽愛好家には殆ど知られていない。
それほどバッハが偉大で、後はその影に隠れてしまったのでしょうか?
それとも、そもそも所謂西洋クラシック音楽の発祥の地がその辺りで、後年になって
欧州全体に広がっていったのか?
いやいや、でも時代を遡る中世・ルネサンスの時代には音楽勢力分布はもっと幅広い
国に分散していたのでは?

その辺を探ってゆくと、欧州の音楽発展史にまで話が及びそうですが、簡単にまとめると、
どういった展開になるのでしょうね?
ワダカマルさん、そのあたりをご教示くだされば幸いです。

>北京は北京語では、ペイチン(beijing)ですね。なのにどうして広東風発音なのか。

これは私も長年に渡り抱き続けている疑問です。
正確に言えば、広東語では北京のとこを「パッキン」と発音し、「ペキン」という発音は
広東語風発音とも言い切れません。
さらに、福建語では「ジップン」と発音し、これまた「ペキン」からは程遠い音です。
ですから、この「ペキン」は一体どこから来たのだろうと前々から疑問に思っていたのです。

これらの中では広東語の「パッキン」が一番近い発音なので、昔々たまたま広東人と
交流があった日本人が「パッキン」を聞いて、それがなまって日本では「ペキン」と
呼ばれるようになったのかな? とも思っていました。
ところが、「ペキン」という発音は必ずしも日本だけのものではないのですね。
ペキンのことを英語では一般的には「ベイジン」と呼びますが、たまに英語の観光パンフレットで
「PEKIN」という言葉が見られますし、かの有名な(?)北京原人は 「SINANTHROPUS PEKINENSIS」、
あるいは簡単に 「PEKIN MAN」と呼ばれるようです。
と言うことは、これは世界共通の呼び名であるらしい。

そこで、知り合いの多くの中国系の人たちに、「ペキン」って何語? と訊いて回ったのですが、
誰も「さぁ?」、「そんなこと今まで考えたこともなかった」というものばかりでした。

そこで、私がたてた仮説。

*その昔欧米人が中国大陸に押し寄せて貿易を始めた頃、その相手の多くは広東人であった。
*そこで、広東語発音の「パッキン」が欧米風(?)になまって「ペキン」となり、
それが中国以外の国での北京の呼び方のスタンダードになった。
*日本にもその呼び方が輸入され、「ペキン」と呼ばれるようになった。

こんなところではないかと思うのですが、どうでしょうか?

…ん、待てよ。
ここまで書いてきて正に今気がつきましたが、「じゃぁ、上海は?」…
「シャンハイ」は紛れも無い普通語(北京語)の発音。
上記仮説が正しいならば、当然上海も広東語風発音の「セォンホイ」に近い音になるはず…

こうして、私が意気込んで立てた仮説はもろくも崩れ去るのでありました。
誰かおせーて、「ペキン」の謎!

温情問題やん、そんなん
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/30 13:04 メッセージ: 2407
これは SPINATPOLKA2 さんの 2405 に対する返信です
>問題:次の地名を読みなさい
>1)吹田
>2)枚方
>3)和泉
>4)箕面 …

nujikoaさん、その先生は何と優しい先生なのでしょう。
これはいくら何でもこれだけは誰でもわかるだろうという温情問題なのですね。

>こんな問題が、予告なしに突然! みんなボーゼン、でした。

えっ、何故??
まさか、読めないとか…
こんな問題普通は小学生でもわかりますよ。

んー、そうかぁ。 大阪近辺に住んでいる人たちには「常識」でもそうでない人たちには
「???」なのですね。
これは面白い。

ちなみに、このトピをご覧になっている方で、これらの地名で読めないものがあるという方、
正直に手を上げて!

>分野は違いますがあの有名なタンゴ「ジェラシー」もデンマーク出身ですね。
>作曲者はGade(ゲーゼ)。

えっ! これは以外。
またまた結びつきません。

>ドヴォルザークの新世界の2楽章のメロディーをとった「家路」はこちらにはない歌です。

あぁ、そうですか。
ではあの曲は日本でのみああいった形で有名且つ一般的になったのですね。
チェコの人がそれを知ったらきっとびっくりすることでしょう。
あの「島唄」がアルゼンチンで歌われている(しかも日本語で)ことを知って我々が驚いたように。

チェコ
投稿者:kettaro2001
2003/ 8/30 13:51 メッセージ: 2408
これは y_bagus_m さんの 2367 に対する返信です
 十ウン年前までは、「チェコ」と書けば、大抵「チェコスロバキア共和国連邦」のことだったんですが、今では二つの国に分れていますね。
 うっかり「チェコ」と書いて、実は現スロバキア領の話題だったらどうしよう、と思い、「ボヘミア」にしようかとも思ったんですが、調べてみたら、さらに領域が狭くなりそうで。
 あえて古い使い方の&かなりアバウトな「チェコ」ということで。


 さて、ドボルザークの「新世界」第2楽章が「家路」になったのはアメリカではないかとおもいます。

 手元にカントリー・ギタリストのチェット・アトキンスによる「The Most Popular Guitar」があるのですが、そのなかに「Goin' Home」があります。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005Y7FI/qid=1062201929/sr=1-1/ref=sr_1_0_1/250-6366778-7760223

 これが「新世界」の第2楽章で、アトキンスのアレンジとクレジットされています。
 そこでAMG( http://www.allmusic.com/index.html )で、("songs"にチェックを入れて)この曲を検索したところ、245件ヒット。「Going Home」では306件ヒットしました。

 同名異曲があるでしょうし、作曲者がドボルザークでクレジットされていないもの(上記アトキンス盤はアレンジャーのアトキンスがクレジットされている)もあるようなので、正確な数は判りませんが、かなりの数の「家路」がありそうです。
 ジャズでも、ジョージ・ゲイブルス、ロン・カーター等の名が見えますね。
 歌ものではキャスリーン・バトルがあるようです。

http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=fhcb2003

 これもバックはジャズ・ミュージシャンのようです。

 親しみやすいメロディですから、ガーシュウィンやコール・ポーターなどのミュージカル作品と同じように、スタンダード・ナンバー化したとしても不思議ではないでしょう。


 チェコの作曲家にフチークという人物がいるようですね。ドボルザークの弟子で、軍楽隊やオーケストラのバスーン奏者として活躍したそうですが、「ボヘミアのスーザ」、「シュトラウスのプラハの従兄弟」などと呼ばれていて、明快な作風のワルツやマーチ、オペレッタなどを書いているようです。
 ロンドン・ブラスのベスト盤に収録されている「剣士の入場」しか知らないんですが、確かにスーザをコミカルにしたような曲調で、親しみやすい作風ですね。

http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=wpcs21040

 それから、「おお牧場はみどり」はチェコ民謡(今度は間違いないだろうな)らしいです。「みんなのうた」で紹介された曲の第1号だそうです。

 あと、ケニー・クラーク作曲のバップ・ナンバー「ボヘミア・アフター・ダーク」は、NYのクラブ、カフェ・ボヘミアのことですから、これは関係ないですね。


P.S.バグースさん、「ストックホルム」はマイルス以外聴いたことないんです。ごめんなさい。

>温情問題やん、そんなん
投稿者:kettaro2001
2003/ 8/30 14:09 メッセージ: 2409
これは y_bagus_m さんの 2407 に対する返信です
>ちなみに、このトピをご覧になっている方で、これらの地名で読めないものがあるという方、
>正直に手を上げて!

 ハイッ!! こんな阪急&京阪沿線の地名は読めません!! (和泉は違うか)

 大学時代京都にいた人間としては、これらの地名をみると、天一ラーメンの味や、「○西デンキ、ほ〜あん、きょ〜かい」のCMソングを反射的に思い出してしまいます。

 ところで、京都の「七条」。今では電車やバスの車内放送など、「ななじょう」と読んでいますが、親父(も大学時代京都だった)によると、地元の人間は「ひっちょ」と読んでいたらしいです。
 上方落語の「七度狐」や「質屋蔵」が「ひちどぎつね」「ひちやぐら」なのと同様、「しち」が「ひち」になるんですね。

 住んでいたのが北のほう(四条より南にいた親父は、まるでグリーンランドかアラスカのように言う)だったためか、こうした言葉に触れる機会はありませんでした。


>あの「島唄」がアルゼンチンで歌われている(しかも日本語で)ことを知って我々が驚いたように。

 今、テレビのスペイン語会話のEDで、アルベルトさんのスペイン語版「島唄」が流れています。

>温情問題やん、そんなん
投稿者:as_dsch
2003/ 8/30 17:25 メッセージ: 2410
これは y_bagus_m さんの 2407 に対する返信です
>ちなみに、このトピをご覧になっている方で、これらの地名で読めないものがあるという方、正直に手を上げて!

田吾作は関西に住んだことがあるので全部読めます。
吹田、枚方、和泉、箕面の読みを知った時には「ふーん」てなもんでしたが、「放出」の読みを知った時は「なんじゃそりゃ!ここは日本じゃないのか?」と思いました。
でも、ATOKでは「はなてん」と打って漢字変換すると「放出」が変換候補として出てきます。

まあ、どなたも出身地や居住地近辺のヘンチクリンな読みはいくらでもご存知でしょう。
ちなみに愛知県ではこんなのがあります。

・海部郡(「カイフ郡」でも「カイベ郡」でもない)
・常滑(「ジョウカツ」でも「ミソカツ」でも「ドウカツ」でもない)
・百々(「ヒャクヒャク」でも「ニヒャク」でも「イチマン」でも「モモモモ」でもない)

こんなのは田吾作には小学生並の問題ですが、知らない人にはハーバード大学入試より難しいですね。

>モスクワの思い出
投稿者:shaberibu
2003/ 8/30 18:32 メッセージ: 2411
これは nacs さんの 2399 に対する返信です
ヴィニャフスキのモスクワの思い出とは
違うのでしょうか?

剣士の入場
投稿者:shaberibu
2003/ 8/30 19:49 メッセージ: 2412
これは kettaro2001 さんの 2408 に対する返信です
お聞きください。

一番下です。

http://kannabeya.tripod.co.jp/midi2.html

ディズニーランドって感じですね。

ボヘミアン・ラプソディ
投稿者:shaberibu
2003/ 8/30 19:51 メッセージ: 2413
これは kettaro2001 さんの 2408 に対する返信です
クラシック番外編ということで

クイーンの名曲をあげておきます。

英語のTea(茶)
投稿者:shaberibu
2003/ 8/30 19:53 メッセージ: 2414
これは y_bagus_m さんの 2406 に対する返信です
は、中国語が語源らしいです。

ジェラシー(ヤコプ・ゲーゼ作)
投稿者:shaberibu
2003/ 8/30 20:06 メッセージ: 2415
これは SPINATPOLKA2 さんの 2405 に対する返信です
お聞きください。

http://www5.ocn.ne.jp/~miurah/toukoumidi/toukoumidi.htm

何でもコンチネンタルタンゴで最も

演奏されているのは、この曲だそうです。

私は、アーサー・フィドラーの演奏で
この曲を知りました。

作曲者について興味深い(2人のゲーゼ)サイトがありました。

http://www2u.biglobe.ne.jp/~y-koba/denmark02_a-g.htm

ガーデと紹介される事もあるようですね。

ジプシーというのは
投稿者:shaberibu
2003/ 8/30 20:18 メッセージ: 2416
これは nacs さんの 2399 に対する返信です
今や差別用語のようですね。

おっしゃるとおりロマと言うのが正しい
んでしょう。

その浅黒い顔からエジプト人(エジプシャン)と間違えられて

ジプシーとなったとか。

もともとインドあたりの民族と聞いております。

モスクワ郊外の夕べ
投稿者:shaberibu
2003/ 8/30 20:29 メッセージ: 2417
これは kettaro2001 さんの 2400 に対する返信です
セドイの名曲。

ジャズメンの食指が動きやすいメロディーですね。

まずは、正統派をお聞きください。

http://www.asahi-net.or.jp/~UD3T-KRYM/902-jasrac/32moscow.htm

次にジャズアレンジで、どうぞ。

MIDI FILEのところをクリック
ください。

http://www.medianetjapan.com/10/travel/vladimir/russian_house/podmoskovnyevechera.html

おなかのすいたカラスもまるまる太る
投稿者:wadakamaru
2003/ 8/30 20:40 メッセージ: 2418
これは nujikoa さんの 2404 に対する返信です
nujikoa さん、
>吹田・・
京阪神間の人にとっては、ほんとに「屁〜」みたいな問題ですね。
京都に修学旅行に来た学生が、「烏丸丸太町(からすま まるたまち)」の標識を見て、
「カラス、まるまる太る町」と読んだそうな。
昔、某ニュースキャスターが、兵庫県の三田市を「みたし」と読んでいるのを聴いてがっかり。
その人は、姫路のアクセントは「高高高」なのに、「高低低」という珍妙な言い方をしていました。
それ以来、この人をあまり評価していなかったので、
このたびの引退騒ぎを聞いても・・ と言う感じ。かれのファンには申し訳ないですが。

難読地名 尼崎市とその周辺編
○ 伊丹   これは有名なので誰でも読めそう。でも普通ではこう読めないですね。
○ 食満   「けま」、古典を習った人ならば「食」を「け」と読むことに納得出来るかも知れないけれど・・
○ 昆陽   「こや」、これも弘法大師とか、古典に関心のある方なら知っているかも知れません。
○ 小林   今をときめくタイガースの本拠地、西宮市の地名です。「こばやし」ではありません。「おばやし」です。

バグースさん、
>ワダカマルさん、そのあたりを・・
いや、私はピンポイント的にバロックしか聴かないので、ほかは何も知らないのです。
そのバロックでさえ、聞きかじりばかりで何度か謹慎処分に相当する誤記をしてしまいました。(^_^;
ただ、西洋音楽だけが音楽ではなく、アラブにはアラブの音楽が現代まで連綿と続いているはずで、
それは、インド、東南アジア、中国、そのほかの国々、また日本でも同じ事ですね。
本来ならばそれらは同等に扱われるべきものではないかと、思っています。
このトピの大家さんほか、皆さん方の書き込みを読ませてもらって、
いい勉強をさせてもらっています。いわばここは、長崎の出島みたいなものなのです。

>誰かおせーて、「ペキン」の謎!
なんだか、論文を書けば博士号が取れそうですね。
私も中国文化に関心のあるものとして、その結論を聞いてみたい気がします。

as_dsch さん、
地名人名と言うは、難訓の固まりですね。
難しく考えていたら、単にそのまま読めばいいと言うこともあるし。
日本文化の極致と言うべきか、日本を知る上での非関税障壁の極致と言うべきでしょうか。
「塩谷」という人がいて、ひとりは「しおたに」と言い、一人は「えんや」でした。
常滑(とこなめ)と言えば、信楽(しがらき)、伊部(いんべ)ですが、
どれも、まともに音読み訓読みだけでは読み切れませんね。
「百々」は、どう読んでいいのか私も分かりません。

アヴァンギャルドの代名詞
投稿者:shaberibu
2003/ 8/30 20:41 メッセージ: 2419
これは ZAKKYO2000 さんの 2389 に対する返信です
のような曲と聞いてますが未聴です。

モソロフ「鉄工場」

ルッソロの騒音音楽のようにお蔵入り

になった音楽というイメージがありますが、どうゆう曲なんですか?

チャイコフスキーは、
投稿者:shaberibu
2003/ 8/30 20:45 メッセージ: 2420
これは fugue_g さんの 2391 に対する返信です
モーツァルトを尊敬してたと聞いております。

ロココ風の主題による変奏曲なんか

はその表れでしょうね。

剣の舞もいいですが、
投稿者:shaberibu
2003/ 8/30 20:48 メッセージ: 2421
これは y_bagus_m さんの 2393 に対する返信です
私は、レズギンガ舞曲が好きですね。

ノミの歌
投稿者:shaberibu
2003/ 8/30 20:56 メッセージ: 2422
これは beknch さんの 2396 に対する返信です
最近、全くお耳にかかりません。

ムソルグスキー作

バス歌手のリサイタルでも最近取り上げられるのでしょうか。

シャリアピンで有名ですね。

堂々
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/30 21:00 メッセージ: 2423
これは wadakamaru さんの 2418 に対する返信です
と発音します。
用があるので、簡単で、失礼。

Gadeはメンデルスゾーンの陰に
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/ 8/30 21:08 メッセージ: 2424
これは shaberibu さんの 2415 に対する返信です
shaberibuさん、こんにちは。
シャベリブというより「調べ部」さんですね?!

>ガーデと紹介される事もあるようですね

Gadeと書いてゲーゼと読むとは、関西の地名ぐらい難しいですね。
以前、この作曲家のピアノトリオをやりましたが、楽譜を手に入れた時はガーデと思っていました。
なかなかきれいな曲で好きですが、やはりメンデルスゾーンの影響が濃く、彼独自の作風の特徴はとくに感じられません。
ピアノパートなどは圧倒的にメンデルスゾーンの方が難しい事から、彼ほどはヴィルティオーゾではなかったのかも知れないと思ったりもしました。

はじめにGadeの曲に出会ったのは、メンデルスゾーンの弦楽8重奏曲のCDを買ったら、同じ編成のGadeの曲も収録されていた事からです。
その時に、メンデルスゾーンの後継者の職についた旨を知りましたが、このOktettも、メンデルスゾーンの陰にちょっと隠れてしまっている気がします。

百々さん
投稿者:other_wind
2003/ 8/30 21:18 メッセージ: 2425
これは lvkoechel さんの 2423 に対する返信です
そういえば昔の知人にこう書いて、「どど」さん(姓)と読む人がいました。
私も簡単ですが失礼します。

禁句
投稿者:wadakamaru
2003/ 8/30 21:39 メッセージ: 2426
これは other_wind さんの 2425 に対する返信です
みなさん、えらく早いレスです。
「とど」なら、海岸のみならず、どこの家の畳の上にもいるとのことです。(どう言った人のことのことを言うのでしょう)

ゴメン
投稿者:wadakamaru
2003/ 8/30 21:44 メッセージ: 2427
これは wadakamaru さんの 2426 に対する返信です
また、舌を噛んでしまった。↓
(どう言った人のことを言うのでしょう)  です。

>モスクワ郊外の夕べ
投稿者:monopoly_mania
2003/ 8/31 0:33 メッセージ: 2428
これは shaberibu さんの 2417 に対する返信です
私にとって懐かしい曲ですね。
かなり前のことですが、私がラジオ短波でモスクワ放送を聞いていたとき、この曲がよくかかっていました。文学ならドストエフスキーのことも。でもトルストイはなかったなあ。
そのころはまだ、共産党政権下でしたからね。体制的にこの曲とドストエフスキーはOKなんだなあと思っていました。
そうそう、皆さんペレストロイカのこと覚えています?実はその頃、モスクワ放送の内容も大きく変わったんですよ。
日本ではまだペレストロイカが知られていなかったと思います。。それまでソ連という国の良いところばかり放送していたのが、急に自己批判するようになった。
その時の驚きは今でも忘れませんねえ。何が起こったの?という感じで耳を疑いながら毎日聞いていました。それがペレストロイカだとわかったのは、ずっと後のことでした。

今は、たまに平壌中央放送を聞いていますが、このような驚きの瞬間を早く味わえないかと思っています。
今は自国の宣伝とアメリカや日本、韓国への批判ばかりのどうしようもない放送ですが、スターリニズムに大笑いできるのと、軍国主義調の日本語が聞けるのが気に入っています。

ロシア民謡
投稿者:kettaro2001
2003/ 8/31 7:19 メッセージ: 2429
これは y_bagus_m さんの 2367 に対する返信です
 「黒い瞳」をまず思い浮かべますね。ディジー・ガレスピーが「フォー・ミュージシャンズ・オンリー」で演奏しています。

http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=pocj2105

 ルイ・アームストロングのオールスターズの演奏も聴いたことがあるんですが、こちらは「オチ・チョニア」というロシア語のクレジットだったように記憶しています。


 それから、何度も御紹介しているウィントン・マルサリス盤「絶技巧〜くまんばちは飛ぶ」に「ロシア民謡による大幻想曲」がありますね。

 あと、今年度の「ロシア語会話」。「ロシア民謡マスターへの道」というコーナーがあって、毎月一曲ロシア民謡を憶えるんですが、今まで「トロイカ」、「モスクワ郊外の夕べ」、「細きナナカマド」、「ポーリュシュカ・ポーレ」、「行商人」などをとりあげました。
 で、番組冒頭で、生徒役の作曲家ただすけくんが、毎月のロシア民謡をフェンダー・ローズで弾いてみせるんですが、これがちょっとファンキーでなかなかいい。チック・コリア風ロシア民謡です。
 しかし、なぜに、「マスターへの道」のテーマ曲は「燃えよドラゴン」(B.リーの怪鳥声入り)なんだろう?

だまされちゃった×アリャビエフ
投稿者:nacs
2003/ 8/31 7:31 メッセージ: 2430
これは shaberibu さんの 2411 に対する返信です
>shaberibu さん ご指摘有り難うございます。
前に某トピックに書いたことあるので今回は確認しませんでした;
CD取り出してみると、ソビエト時代のメロディア製。
タイトルはMusic of ALEXNDER ALYABIEV
輸入元の新世界レコード社が付けた帯は「アリャビエフ作品集」で
ご丁寧に「モスクワの思い出ほか」となってます。
演奏はEduard GrachとVladimir Verbitzky指揮USSR Academic Symphony O.
ジャケットのどこを探してもWieniawskiの名前は見つかりません。

ところが何たる偶然!
先週、Accordレーベルでヴィニヤフスキーのヴァイオリン曲集2枚組を入手して
未開封だったのでした!

オーケストラ伴奏とピアノ伴奏の違いはありますが、ご指摘通り同じ曲でした。
しかし、音の感じは随分と違います。
こんなに短い曲で、9分11秒、7分16秒と2分も差があるんですから
「荘重な響き」と聞こえたのも無理ないでしょう。
(赤いサラファン部分だけでも7分。馬はそれほど変わりませんでした)

アリャビエフが亡くなったのは1851年。
ヴィニャフスキーがペテルブルクを訪問したのは1860年から71年ということですから
二人は出会ってもいないのですね。
一方、「赤いサラファン」の作曲者アレクサンドル・ワルラーモフは40代で
1848年に亡くなっているので、その生涯はアリャビエフに重なります。
加えて、二人とも「ロマンス」と呼ばれる親しみやすい歌の作者として有名。

これは「ゲスの勘ぐり」的には
ソビエト時代の「意図的な書き落とし」を疑っちゃうなぁ..
このCD聴いた当時のソビエト国民の中には、アリャビエフ作品と思った人が
いたのではないかしら。


今回のドジで反省しましたことは、良く知られた旋律素材が用いられている場合
誰の作品か..特に注意しないといけないということ。
つい元歌で聴いてしまう...あ〜あ。

黒い瞳
投稿者:lvkoechel
2003/ 8/31 10:04 メッセージ: 2431
これは kettaro2001 さんの 2429 に対する返信です
フリオ・イグレシアスがやりましたね。題は思い出せません。
 私は「黒い瞳」よりも「黒い瞳の」の方を好みます。三十数年前に友人に借りたLPのソプラノが良かったのですが、何も思いだせません。今はテレンテワというソプラノで聴いています。

家路
投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/31 10:05 メッセージ: 2432
これは kettaro2001 さんの 2409 に対する返信です
>さて、ドボルザークの「新世界」第2楽章が「家路」になったのはアメリカではないかとおもいます。
>手元にカントリー・ギタリストのチェット・アトキンスによる「The Most Popular Guitar」があるのですが、
>そのなかに「Goin' Home」があります。

「Goin' Home」と言うと、文字通り「家路」ではあーりませんか?
では、あの「遠き山に日は落ちて…」 というのは、その「Goin' Home」の訳詞なのでしょうあかね?
それとも、「Goin' Home」の題名だけもらって、歌詞は全く違うものを作ったのかもしれませんね。
または、逆に日本でこの曲が「家路」で親しまれているのを知ったチェット・アトキンスが
アメリカ版をそのように命名したとか…

米国での生活経験がおありになるbekさん、アメリカ人の田吾作さんにお訊きしたいのですが、
米国の小学校では下校時刻に流れていたでしょうか、この「Goin' Home」?

ところで、「Goin' Home」と言えば、ケニー・Gもやっていませんでしたっけ?
この曲だったかどうかは覚えていませんが。

>>ちなみに、このトピをご覧になっている方で、これらの地名で読めないものが
>>あるという方、正直に手を上げて!
>ハイッ!! こんな阪急&京阪沿線の地名は読めません!! (和泉は違うか)

「ハイッ」って言っておられますが、知ってるんじゃないですか、全部。

>大学時代京都にいた人間としては、これらの地名をみると、天一ラーメンの味や、
>「○西デンキ、ほ〜あん、きょ〜かい」のCMソングを反射的に思い出してしまいます。

「天下一品」のラーメンですか。
恥ずかしながら、私一度しか食べたことがありません。
「○西デンキ、ほ〜あん、きょ〜かい」は味がありましたねぇ。


投稿者:y_bagus_m
2003/ 8/31 10:06 メッセージ: 2433
これは shaberibu さんの 2414 に対する返信です
>田吾作は関西に住んだことがあるので全部読めます。

アメリカ国籍で今は愛知県に住み、以前関西にも住んでいた…
田吾作さんって一体どう言う素性の人なのでしょう?

>「放出」の読みを知った時は「なんじゃそりゃ!ここは日本じゃないのか?」と思いました。

ハナテン中古車センターのあのCMはまだ健在なのでしょうか?

>海部郡(「カイフ郡」でも「カイベ郡」でもない)

これの正解がまだ出ていないようですが、どなたかわかる方いらっしゃいますか?
私の当てずっぽう、「トシキ」と読む。
違います?

>ボヘミアン・ラプソディ

これは「f」がつくどなたか溺愛の曲だったのでは?

>英語のTea(茶)は、中国語が語源らしいです。

ペキン語では「チャァ」と言います。
イントネーションは「低高」。
ちょうど関西の人が、「茶ぁしばきに行かへんけ?」と言う時の「茶ぁ」と同じイントネーションです。
これが日本の「チャ」や、ロシアや中東で呼ばれている「チャイ」の語源ではないかと思います。

で、「ティー」というのは、福建語の「テ」から来たのではないかと勝手に推測しています。
以前このトピで東南アジアの中華料理「バクテ」が話題になりましたが、これは「肉骨茶」と書きます。
「バクテ」の「テ」が「茶」なんですね。
ドイツ語では「茶」は確か「テ」だか「テー」ではありませんでしたっけ?
「ティー」は「テ」がなまったものではないでしょうか。
ちなみに、インドネシア語でも「茶」のことを「テー」と言います。

でも、その推測が正しいのであれば、なぜペキン語でなく福建語読みが欧州に広がったのでしょうね?
これも不思議です。

茶茶茶
投稿者:kettaro2001
2003/ 8/31 12:13 メッセージ: 2434
これは y_bagus_m さんの 2433 に対する返信です
>海部郡(「カイフ郡」でも「カイベ郡」でもない)

>これの正解がまだ出ていないようですが、どなたかわかる方いらっしゃいますか?

 「あまべ」ではないでしょうか。大分には「南海部郡(みなみあまべぐん)」というのがあります。

>ペキン語では「チャァ」と言います。

 私はこれが「ツァー」となってしまいます。
 大学時代、1年目は北京出身の先生に習ったんですが、2年目は武漢出身で捲舌音無しの先生。
 「上手く発音できないなら、南の発音で通すのも一つの方法」と言われ、「でもしっかり発音は憶えないと」と思っていたんですが、そのうち捲舌音抜きの普通話になってしまいました。
 万里の長城の売店で、あまり上手くない中国語で話していたら、「どこの方言で話しているんですか」とツッコまれました(その方は桂林出身でした)。

>で、「ティー」というのは、福建語の「テ」から来たのではないかと勝手に推測しています。

 欧米各国語の「茶」を意味する言葉は、広東語系統のものと復建語系統のものがあるという話を以前何かで読みました。たしか「茶の世界史」という中公新書の一冊だったと思います。
 ロシアやアラビアの「チャイ」は広東語、英語の「ティー」フランス語の「テ」は復建語がルーツですかね。

 で、お茶で思い出したのが「二人でお茶を」。
 バド・パウエルやセロニアス・モンクの演奏がありますが、フチークのところで御紹介したロンドン・ブラス盤にも収録されています。
 その解説によると、ロシアでは「タヒチ・トロット」と呼ばれ、ショスタコーヴィチが1928年にレコードから聴き書きし、45分でオーケストレーションしたバージョンがあるとのこと。
 この演奏、御存知の方はいらっしゃいませんでしょうか。

おもちゃの茶茶茶
投稿者:as_dsch
2003/ 8/31 14:10 メッセージ: 2435
これは kettaro2001 さんの 2434 に対する返信です
♪おもちゃのチャチャチャ:なんと作詞は野坂昭如(吉岡治補作)です!

そらに キラキラ おほしさま
みんな すやすや ねむるころ
おもちゃは はこを とびだして
おどる おもちゃの チャチャチャ
おもちゃの チャチャチャ
おもちゃの チャチャチャ
チャチャチャ
おもちゃの チャチャチャ

そういえば、タコ先生が最後の交響曲15番の第1楽章について「おもちゃの店でおこるようなもの」であるという発言をしています。
とはいっても、タコ先生自身「だがわたしがそう言ったからといって、からならずしも正確だとはかぎらない。この交響曲に引用した音楽には『ウィリアム・テル』、ワーグナーの『ニーベルングの指輪』からがあり、またあまり聴衆になじみのないと思われるグリンカのロマンス『疑惑』をわたしは第4楽章に利用した。なぜそんなことをするのかと問われるが、それには、そうしなければならなかったのだとしか応えられない。」とも言ってます・・・このように無理にタコ壷に話を持っていったのは、偉大なるバグース将軍様がよもやご自身の「よっしゃー、そのタコ先生の最高傑作とやらを聴いてやろうぢゃないか!」という発言をお忘れになってないだろうなという、田吾作のいらぬおせっかい・親切ごかしの押し売り・アメリカ人としての矜持(なんのこっちゃ?)からであります。

>米国での生活経験がおありになるbekさん、アメリカ人の田吾作さんにお訊きしたいのですが、米国の小学校では下校時刻に流れていたでしょうか、この「Goin' Home」?

“Yankee Go Home!”という言葉なら聞いたことあるんですが、イボ痔・切痔・裂痔・脱肛ぢゃない、家路の起源については知りません。

>アメリカ国籍で今は愛知県に住み、以前関西にも住んでいた…
>田吾作さんって一体どう言う素性の人なのでしょう?

そしてタコ壷に入り浸り・・・そう、実は崩壊したソ連の諜報機関KGB(正確にはКГБ:カー・ゲー・ベー)の生き残り・・・いかん、こんなところで正体を明らかにしては!

>英語のTea(茶)は、中国語が語源らしいです。

日本茶・中国茶・紅茶のいずれもが同じお茶の葉で、摘んだ後の処理方法が違うだけということは、ほんの数年前まで知りませんでした。
ロシアでは紅茶にジャムを入れますが、これはロシアン・ティーとして知られています。

>>海部郡(「カイフ郡」でも「カイベ郡」でもない)
>「あまべ」ではないでしょうか。大分には「南海部郡(みなみあまべぐん)」というのがあります。

「南海部郡(みなみあまべぐん)」というのがあるんですか、勉強になります。
ですが、海部郡は「あまべ」ではないんです・・・おしい!・・・正解は「あまぐん」です。
尚、海部(カイフ)元総理の地盤は海部郡(アマグン)です。
とにかく人名・地名は読めないのがたくさんありますね・・・角谷という名前はカクヤ・スミヤ・スミタニいずれの読みの人も実在しますし、神戸という地名もコウベ・カンベ・ゴウドのいずれの地名もあります。

>で、お茶で思い出したのが「二人でお茶を」。
>ロシアでは「タヒチ・トロット」と呼ばれ、ショスタコーヴィチが1928年にレコードから聴き書きし、45分でオーケストレーションしたバージョンがあるとのこと。

ありますとも!
タコ先生がまだタコ青年のころ、音楽家だったか教授だったかと一緒に列車に乗っていて、その人物が「みんなが君のことを天才と言うが、それならこの曲の編曲を簡単にできるかい?」と言い、それに応じてタコ青年が45分でオーケストレーションをしてみせ、その人物を驚かせたというものです。
実演はカーネギー・ホ−ルで聴いたことがありますが、この時は交響曲15番、なんちゃらという作曲家のなんとかという曲、そしてなぜか独立記念日でもないのにアメリカ国家がプログラムに入ってました。
どんなオーケストレーションかというのは「こんなんです」と言えるほど表現力がないのと、只今田吾作はCDが手許にない状態にありますので、残念ながらCDについて書くことはできませんが、ジャズ組曲や交響曲の余白に入ってたりしたと思います。

>この演奏、御存知の方はいらっしゃいませんでしょうか。

kettaro2001さん、タコ先生のことなら「御存知の方は」なんて遠慮せずに田吾作をご指名頂ければ、役に立たない話を中心にいくらでも独演会(毒宴会?)をやります・・・え、それが嫌だから指名しなかったって?・・・ははー、お後がよろしいようで。

ロシア国歌
投稿者:beknch
2003/ 8/31 18:14 メッセージ: 2436
これは y_bagus_m さんの 2432 に対する返信です
こんばんは。

火星はまだ綺麗ですね。最接近時から何メートル程地球から離れたのでしょうね?

NHKの海外向け放送の内容が限られているので仕方がないのかも知れませんが、
偶然スイッチを入れるとなぜ、いつも演歌が流れているのでしょう?
昨日は五木ひろしで、彼が自分の母親のことを語っている時に感極まって語りが
詰まってました。その後に私の好きな「千曲川」を熱唱・・・ううっ。やはりこの曲は
何かをうったえてくる・・・。

バグースさんが、おっしゃっていた、五木ひろしの三拍子の曲というのは、これじゃないかな。

>米国での生活経験がおありになるbekさん、アメリカ人の田吾作さんにお訊きしたい
>のですが、米国の小学校では下校時刻に流れていたでしょうか、この「Goin' Home」?

小学校の横に住んでいたわけではありませんが、しょっちゅう前は通ってました。
私が米国に居た5年半の間に、おおよそ、何かの放送が学校から聞こえてきた記憶は
ありません。登下校時に音楽を流す風習は無いのではないでしょうか。ちなみに、南極
でも、そういう風習はなさそうです。

>ところで、「Goin' Home」と言えば、ケニー・Gもやっていませんでしたっけ?

やってましたね。ただ、ドボ9とは全然違う曲です。ケニー・Gの曲もいいですよ、
切ないメロディです。ワイナリーでの彼の野外コンサートもそう言えば行きました。
彼のホームタウンの近くに住んでいたもので。私、個人的には、10年前あたりから
7年前にかけて、ケニー・Gや、彼のCDへの思い出が沢山あります。

話は変わりますが、ロシアといえばあの国歌いいですね。どういう言われがあるので
しょうか。まさか、タコ先生作曲とか・・・タコ先生と言えば、田吾作さん、
私の次のテーマである、SymとSQの時代考証がとどこおっちゃっています。
しかも、9月に田舎コンサートでSym5番があると言うのに、その日に申し合わせたように
来客。なんという残念さ!!

other_windさんもバルシャイでタコ先生もってらっしゃるんですね。タコ先生を聴いて
いる限りでは、オーソドックスな人かと思っていたんですが。5番などはむしろ、大人しい
感じで。もっとも比べる相手がバーンスタイン、ムラビンですが。
モーさんはそんなに速いんですか。へぇー。ちょっと関心。

テニスエルボーは全然治らず、それでも、USオープンを見ながら、音はケニー・Gで、
手はキーボード。今日は、武蔵もみよっと。

as_dschさん
投稿者:ciurlionjs
2003/ 8/31 18:53 メッセージ: 2437
これは as_dsch さんの 2435 に対する返信です
あいかわらず下品でくだらない書き込みばかり続けられていますね。他の参加者に迷惑ですから二度と来ないで下さい。

お願いします。

>ロシア国歌
投稿者:as_dsch
2003/ 8/31 21:10 メッセージ: 2438
これは beknch さんの 2436 に対する返信です
>ロシアといえばあの国歌いいですね。どういう言われがあるので
しょうか。まさか、タコ先生作曲とか

ロシア国歌は名曲ですねえ。
歌詞が変更されてロシア国歌として復活したのは大変喜ばしいことです。
学生時代にはモスクワ放送のソ日友好番組「善隣と友好」の前に流れるのをよく聴きました。
かつてソ連ではインターナショナル(これも名曲です:黛敏郎が絶賛していました・・・勿論歌詞は別です)が国歌でしたが、スターリンの命令で新国歌を作ることになりました。
で、ここからは問題の書「証言」(ヴォルコフ)に書いてあることですが、なんとタコ先生とハチャトリアンに共同作曲をさせたが結局採用されなかったという情報があります。
たしかに作品番号なしでハチャトリアンとの共作として「赤軍の歌」というのが1943年に作曲されていますので、これがそうなのかもしれません・・・聴いたことはありませんし、録音情報も持っていません。
また、作曲年や内容はわかりませんが、これまた作品番号なしの「国歌」というのもあり、これはさらに情報がありません。


>私の次のテーマである、SymとSQの時代考証がとどこおっちゃっています。

のーんびりいきましょう、愉しみはゆっくり時間をかけて少しづつ・・・感想もじっくりと読めますから。

>9月に田舎コンサートでSym5番があると言うのに、その日に申し合わせたように
来客。なんという残念さ!!

そういう人は客とは呼ばずに侵略者と呼んではどうでしょう?

教育テレビでシュタルケル(Vc)によるバルトークのラプソディ1番をやっています。
これもハンガリーの雰囲気があっていいですね。

>黒い瞳(ロシア民謡あれこれ)
投稿者:shaberibu
2003/ 8/31 22:07 メッセージ: 2439
これは lvkoechel さんの 2431 に対する返信です
チャイコフスキーの交響曲4番で使用されてます。
http://www.aki-kaeul.com/bereza.mid

黒い瞳
http://www9.plala.or.jp/kino-yama/Midi2/rosia02.htm

黒い瞳の
http://www5b.biglobe.ne.jp/~pst/douyou-syouka/04gaikok/kuroi.htm

チャイコフスキーのアンダンテカンタービレに使用されてます。
http://jukunen.azt.ac/~aquarius/wrldfolksong/sidli.htm

悲しき天使
http://www.worldfolksong.com/songbook/others/hananokisetsu.htm

バルカンの星の下に
http://village.infoweb.ne.jp/~fwgc6260/valcan.html

コロブチカ(一番下です)
http://kannabeya.tripod.co.jp/midi1.html

アリャビエフの有名だといわれてる曲
投稿者:shaberibu
2003/ 8/31 23:14 メッセージ: 2440
これは nacs さんの 2430 に対する返信です
夜鳴きうぐいす

http://village.infoweb.ne.jp/~fwgc6260/yorunouguisu.html

ナイチンゲールって..
投稿者:nacs
2003/ 9/ 1 6:08 メッセージ: 2441
これは shaberibu さんの 2440 に対する返信です
何て鳴くんですか?

日本のウグイスとは全然違うそうですね。

モノの本によるとコマドリに近いとか..
とても明るく華やかなに聞こえる時もあれば、ひどく悲しく聞こえることもある..などと
難しいことが書いてあります。「困った困った」

アリャビエフのナイチンゲールに材をとったリストの作品では
冒頭でツツツツッといった連打音が響きますが、あれがコマドリ風ナイチンゲールかしら。

グリンカの変奏曲でも第2変奏の前半と後半の間で同じような連打音が聞こえますね。
次の変奏の最後の方でもちょこっと..

実際に耳にされた方、カナ表記に挑戦してくださいませんでしょうか。


偶然とは言え、夜、寝静まった時に看護士(女性)の声が聞こえるとハッとします。
「は〜い、どうしましたぁ〜?」って。
その後でバタバタ廊下を走る音がしたりしようものなら、ベッドの中で首が縮まってしまう。
経験ありませんか?

カラスの太る町
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/ 1 9:32 メッセージ: 2442
これは monopoly_mania さんの 2428 に対する返信です
>京都に修学旅行に来た学生が、「烏丸丸太町(からすま まるたまち)」の標識を見て、
>「カラス、まるまる太る町」と読んだそうな。

う〜ん、確かに。
きっとその町は、ゴミ出しにあまり注意を払わない(カラス避けネットなど使わない)のでしょう。
それとも、「カラス類哀れみの令」なんていう条令があるのかもしれません。

ワダカマルさん、昆陽池はよくバイクでそばを通りました。
小林も阪急今津線、学校に行く途中で通りましたよ。

>「百々」は、どう読んでいいのか私も分かりません。

これはもう、「もももも」しかないと思ったのですが…

>私は、レズギンガ舞曲が好きですね。

それもガイーヌの中の曲なのでしょうか?

>「とど」なら、海岸のみならず、どこの家の畳の上にもいるとのことです。

うちにもいます、一頭。
以前はゴマアザラシくらいで可愛かったのですが、いまやトドかゾウアザラシか、
はたまたセイウチか…
えっ、何の話でした?

>私がラジオ短波でモスクワ放送を聞いていたとき、この曲がよくかかっていました。

まさか、ロシア語…?

>今は、たまに平壌中央放送を聞いていますが、このような驚きの瞬間を早く
>味わえないかと思っています。

まさか、ハングル…?

>スターリニズムに大笑いできるのと、軍国主義調の日本語が聞けるのが気に入っています。

あ、日本語放送なのですね。
でも、ハングルがしゃべれたら良いだろうなぁと常々思います。

茶茶茶茶
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/ 1 9:46 メッセージ: 2443
これは as_dsch さんの 2435 に対する返信です
>私はこれが「ツァー」となってしまいます。

ケッタロさんは中国語使いなのですか?
これはうれしいですね。

>「上手く発音できないなら、南の発音で通すのも一つの方法」と言われ、
>「でもしっかり発音は憶えないと」と思っていたんですが、
>そのうち捲舌音抜きの普通話になってしまいました。

良いではありあませんか。
一重に普通語(北京語)と言っても地方によって様々です。
私に言わせると、北京で話されている北京語の巻き舌が異常なのです。
どんな単語でも語尾に「r」をつけりゃ良いってもんじゃない!
とおじさんは怒ってしまいそうになります。
これが台湾に行くと、捲き舌の「ま」の字もない、日本人にとってはずっと
聞き取り易い普通語になりますよね。

ちなみに、「茶」は広東語ではより「ツァー」に近い発音になるようですよ。
(たった今カミさんに確認したばかり)

>欧米各国語の「茶」を意味する言葉は、広東語系統のものと福建語系統の
>ものがあるという話を以前何かで読みました。

そうなんですか。
福建語系統があると言うのは、やはり福建省が茶の産地であることが関係
あるのでしょうかね。

>偉大なるバグース将軍様がよもやご自身の「よっしゃー、そのタコ先生の最高傑作
>とやらを聴いてやろうぢゃないか!」という発言をお忘れになってないだろうなという…

将軍様にお伺いを立てたところ、「タコ15聴いちゃうもんね 宣言」をした後、
田吾作大先生から「タコ15よりもバルトークを先に聴けぃ!」というご神託が
あったので、そちらを優先したのであるとのお答えをいただきました。
さらに、「タコ15には色々な曲からの引用があるらしいが、自分はそれがわかるほど
曲を知らない。そんな私がこの曲を聴いて楽しめるのだろうか? また自分はこの曲を
聴く価値がある人間なのだろうか?」 という疑問もお持ちになっているご様子でもあります。
こんなところにも将軍様の奥ゆかしいご性格が窺い知れます。

>日本茶・中国茶・紅茶のいずれもが同じお茶の葉で、摘んだ後の処理方法が
>違うだけということは、ほんの数年前まで知りませんでした。

日本茶は無発酵、中国茶は半発酵、紅茶は全発酵と言うことらしいですね。
同じ茶葉でも、発酵の度合いによって日本茶になったり中国茶になったり紅茶に
なったりするようです。
でも私は、現実には日本茶向き/中国茶向き/紅茶向き の茶葉があり、それぞれ
異なる種類の葉を使っているのではないかと怪しんでいます。
アール・グレイと日本の玉露が同じ種類の茶葉とは絶対思えませんものね。

中東・アフリカ紀行
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/ 1 9:52 メッセージ: 2444
これは y_bagus_m さんの 2443 に対する返信です
皆さん、北欧・東欧の旅 ご満喫いただけましたでしょうか?
白熊に襲われることなく無事にご集合いただいていますか?

さて、このツアーもそろそろ終盤に差し掛かかってまいりました。
今度は進路を少し南に取り、中東とアフリカを周っていただきます。

これらの地を題材にした音楽も数多いのではないでしょうか。
よろしくお願いいたします。

注意
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/ 1 10:03 メッセージ: 2445
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
申し忘れましたが、時節柄身の回りの安全には充分ご注意ください。

ジョージ・ワシントン・なにやらという男が中東の国にちょっかいを出した挙句、
現在この地は大変危険な地域になっております。

当ツアーの参加者の皆様には保険をかけさせていだだいてはおりますが、
やはり最後に身を守るのはご自分です。

ではお気をつけて「中東・アフリカ 音楽の旅」をお楽しみ下さい。

ラフマニノフ<ああ、私の畑よ>
投稿者:other_wind
2003/ 9/ 1 11:25 メッセージ: 2446
これは y_bagus_m さんの 2445 に対する返信です
わぁぁぁぁ…、乗り送れてしもうた!
ままよ、こうなったら中東・アフリカは諦めてゆっくりロシア見物だぃ!

ラフマニノフの<ああ、私の畑よ>Op4‐5が大好きです。ロシア民謡風の物悲しい調べにのせて、どうすることもできない深い悲しみを切々と訴えかけてきます。有名なヴォカリーズに似て、すばらしい歌ですよ。

  ああ、私の畑よ、小さな畑、
  おまえを鎌の一振りで刈り取ることはできない、
  おまえの全部を一束に束ねることはできない!
  ああ、私の思いよ、思い煩いよ、
  おまえを一度に肩から振りおとすことはできない、
  一言で言い尽くすことはできない!
  ………

シベリウスもラフマニノフもたくさんの歌を作っているので聴くのがたいへん!

bagusさん、ところで、北京ですが、漢字源を引いたらこうでてきました。この辞書はHUTTERY社製ではないので信用できますよ。

【北京】
#ペキン・ペイチン 現在の中国の首都。金キン・元ゲン・明ミン・清シン代にも都が置かれた。▽北京は、明の永楽帝が国都と定めたときからの呼び名で、それ以前は、薊ケイ・燕京エンケイ・大都・北平などと呼ばれた。▽ペキンは十七世紀の発音。ペイチンは現代中国音。


>モーさんはそんなに速いんですか。

beknchさん、聴き比べたらセルの方がわずかに速いのが判りました。聴く時はいつもゆっくりな演奏をばかり聴いているのでとんでもなく速く聴こえたのでしょう。古典の方が指揮者の個性が良くわかるような気がします。


>ご紹介有り難うございました。
>それはそれは素朴な、小さな街や村の風景に、様々な素朴なメロディーを生み出した作曲者達を感じます。

SPINATさん、どういたしまして。ヤナーチェクのイエヌーファやカーチャカバノヴァ などにでてくる古い因習の残った素朴な地方がまだあるのでしょうか。こんな村の一つからマーラーが育ったのですね。

re.中東・アフリカ紀行
投稿者:ZAKKYO2000
2003/ 9/ 1 11:47 メッセージ: 2447
これは y_bagus_m さんの 2444 に対する返信です
また一段と広範囲になりましたね。といっても、クラシック音楽的には狭い範囲ですね。また思いつくまま・・・

●中東
・シェーンベルク:「モーゼとアロン」
  音楽も難しければ、テキストも難しく、人類史上最高に難しい音楽のひとつだと思います。CDを4種類ほど揃え何度も聴いていますが、未だチンプンカンプンです。
・ブロッホ:ヘブライ狂詩曲「シェロモ」
  題名は耳にしますがきちんと聴いたことありません。

●アフリカ
・サン=サーンス:「アルジェリア組曲」、ピアノ協奏曲第5番「エジプト風」
・クロノス・クヮルテット「アフリカン・ポートレート」
  現地の打楽器と弦楽四重奏が絡まる作品や、クロノスの18番のケヴィン・ヴォランス(アフリカの作曲家らしい)の「ホワイトマン・スリープス」などが聴けるほのぼのとしたアルバムです。
・ロラン=エマール「アフリカンリズム」
  聴いてみたいと思いつつまだ聴けてないのですが、現地の音楽にリゲティやライヒの作品が挟まっているらしい。
・ピーター・ガブリエル「W」
  カテずれですが、アフリカンビートのすごさを強烈に感じさせてくれるアルバムです。


>>これからは「ファビュラス、スイナチッタ、ファー」  これですよー。
> で、なんすか? その「ビオフェルミンがナイスタッチでヒャー!」って言うのは
 
誰かからフォローはいるかと思いましたが、ありませんね。これはフジテレビの深夜番組「クイズ・ポーカーフェイス」の司会生瀬勝久がよく発している言葉です。トリビアのようにゴールデン進出なるか?

shaberibuさん、
>モソロフ「鉄工場」 ルッソロの騒音音楽のようにお蔵入り になった音楽というイメージがありますが、どうゆう曲なんですか?
 
オーケストラがひたすら機械的に鉄工場の音を模している、まるでオネゲルの「パシフィック2−3−1」とB.ジョエルの「アレンタウン」を足して2で割ったような曲です。(ちなみに私、ルッソロの騒音楽器「イントナルモーリ」の実演を聴いたことがあります)

kettaro2001さん、
>で、お茶で思い出したのが「二人でお茶を」。・・・この演奏、御存知の方はいらっしゃいませんでしょうか。
 
上記の「鉄工場」ともどもR.シャイー=コンセルトヘボウがCDに入れていて、演奏も申し分なく、入手もしやすいでしょう。
詳しくは↓のNo.15とNo.22を。
http://www.kapelle.jp/classic/concertgebouw/chailly_discography/cd_index.html

ケニーGの「家路」
投稿者:ZAKKYO2000
2003/ 9/ 1 14:51 メッセージ: 2448
これは y_bagus_m さんの 2432 に対する返信です
>ところで、「Goin' Home」と言えば、ケニー・Gもやっていませんでしたっけ?この曲だったかどうかは覚えていませんが。

「ケニーGライブ」の冒頭に入っている曲ですよね。残念ながらドヴォルザークとは全然関係ないオリジナルです。
ただ、曲の印象はかなり似通っているため、確か都内の某有名CDショップで閉店の音楽に使っていたと思います。

ところで、地名問題を私もひとつ。
信州の某地方に「新山」という地名がありますが、なんと読むでしょうか?

・・・実はこれで「ニュウヤマ」と読むそうです。
昔、アメリカ人が住んでいたという記録はないそうですが・・・。

中東
投稿者:kettaro2001
2003/ 9/ 1 16:13 メッセージ: 2449
これは y_bagus_m さんの 2444 に対する返信です
 メッセージ#2191の「チュニジアの夜」は、今回まで待ったほうがよかったかもしれませんね。

 では同じグルダ盤から、「アラビア風・ジプシー風幻想曲」をば。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&pn=2&id=phcp20332

 上記Yahooミュージックのデータでは3枚組中2枚目のラストに収録されているようになっていますが、実際は3枚目の1曲目です。
 グルダの自作で、クラヴィコード(&ボンゴ)のソロ。
 クラヴィコードは楽器についての説明を御紹介していただいたのですが、なかなか構造が把握できなくて。
 この演奏を聴いてみると、ますますわからなくなるような感じです。ほとんどギターのような音色で、鍵盤楽器というのが信じられない印象です。
 鍵盤を叩かず、直接、中の弦をはじいているのかもしれません。
 かなりアブストラクトな印象で、ほとんど即興演奏でしょう。ちょっとチック・コリア(グルダは彼とも共演しているようです)を思わせるところもあります。

 グルダはイスラムに関心が深かったらしく、同アルバムの解説でチュニジア人の友人のことに触れていますし、イスラム教徒のドラマーについても「アブドラー・イブン・ブハイナ(アート・ブレイキーの名の方でよく知られているが)」という書き方をしています。


 中東方面は「アラビアン・ナイト」がらみなどで、かなりあるかもしれませんね。
 とりあえず、フレディ・ハバードの「オープン・セサミ」を挙げておきましょう。

皆様、ありがとうございます
投稿者:kettaro2001
2003/ 9/ 1 16:45 メッセージ: 2450
これは y_bagus_m さんの 2443 に対する返信です
>バグースさん
>ケッタロさんは中国語使いなのですか?
これはうれしいですね。

 大学の専攻が一応東洋史で、第二外国語が中国語でした。一般教養で経済学や法学をとるのがイヤで、副専攻という形でも勉強したんですが、今では錆付くいっぽう。
 テレビの「中国語会話」はオモロイので毎週観てますが、ほとんどお笑い番組としてしか観てません。
 研究テーマが朝鮮の年中行事だったので、朝鮮語もやったんですが、こちらも錆付き気味。
 今ではイタリア語に手を出している有様。


>福建語系統があると言うのは、やはり福建省が茶の産地であることが関係あるのでしょうかね。

 私は貿易港の関係が大きいんじゃないかと思います。泉州、福州、あるいは広州などは古くから開かれた港でしたし。
 ヨーロッパの中国貿易では、国ごとに寄港地が違ったでしょうし、そこで使われていた言葉が、欧州各国の「茶」を意味する語の起源になったのではないかと考えています。


>「二人でお茶を」
 田吾作さん、ZAKKYO2000さん、御教示ありがとうございました。
 ショスタコービッチは「祝典序曲」の吹奏楽版しか知らなかったもので、これを機会に入手してみようと思います。
 その後、ジャズの「聴き比べ」トピで御注進に及ぼうという目論見です。


 では。

クラカテの生字引
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/ 1 19:03 メッセージ: 2451
これは shaberibu さんの 2440 に対する返信です
>バグースさんが、おっしゃっていた、五木ひろしの三拍子の曲というのは、
>これじゃないかな。

千曲川! ええ、多分その曲だと思います。
♪千曲川ぁ、たそがれぇ、ホテルの小部屋ぁ…♪

>登下校時に音楽を流す風習は無いのではないでしょうか。
>ちなみに、南極でも、そういう風習はなさそうです。

そうですか。
私はまた米国では1日1回は国歌と「ゴッド・ブレス・アメリカ」を校内放送で流して
皆で歌い、愛国心を育むのかと思っていました。

>テニスエルボーは全然治らず、それでも、USオープンを見ながら、
>音はケニー・Gで、手はキーボード。

bekさん、「テニスエルボー」なんて仰ってますが、本当の病名は「リウ**」の付く
やつではないのですか?
いいんですよ、見栄張らなくっても。 皆お達者倶楽部のメンバーなのです。
カミングアウトすれば、気が楽になりますから。
さぁ、素直におっしゃい… 吐けっ、吐くんだ!!

… あ、私としたことがとんだ暴言を。
ここ数年間ずっと怒涛の血圧と孤高のコレステロール値、それに不滅の体重を
維持し続けていることにふと疲れを感じ、思わず取り乱してしまいました。
bekさん、お許しを。

>なんとタコ先生とハチャトリアンに共同作曲をさせたが結局採用されなかった
>という情報があります。

えーっ、それは凄い。
「協同作曲」というのはどういう手順だったのでしょうね。
1) 頭から共同作業で進めた… のか、
2) どちらかが原案を作りもう一方がそれを補筆/加筆した… のか、或いは
3) Aメロはタコ先生サビはハチャやん、という具合だったのか…
確か、ビートルズの「ア・イン・ザ・ライフ」はレノンとマッカートニーが3) に近い形で
協作したという話を聞いたことがあります。

>黒い瞳(ロシア民謡あれこれ)
>アリャビエフの有名だといわれてる曲

シャベリブさん、いつもいつも貴重な情報をありがとうございます。
それにしても、凄い情報力!
クラカテの「WALKING DICTIONARY」と呼ばせてください。

ソー、ソー、ソラソー… と鳴くんです ??
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/ 1 19:46 メッセージ: 2452
これは ZAKKYO2000 さんの 2448 に対する返信です
>ナイチンゲールって.. 何て鳴くんですか?

ベートーヴェンの「田園」の2楽章でナイチンゲールの鳴き声が
出てきませんでしたっけ。
もしそうだとすれば、「ソー、ソー、ソラソー…」と言うのがそうなのでしょうか?
「ミッミ ミッドー」というのはおそらくカッコウでしょうから。
… ホンマか??

>ラフマニノフの<ああ、私の畑よ>Op4‐5が大好きです。

むむむむむ、other windさん、今度はラフマニノフですか。
ロシア民謡風の物悲しい調べ…
ヴォカリーズに似たすばらしい歌…
むむむむむ…

>▽ペキンは十七世紀の発音。ペイチンは現代中国音。

!!! これですよ、これ。 私が求めていた答えは。
起源は17世紀にまで遡るのですか。
いやー、これで今までもやもやしていたものがすっきりしました。
other windさん、ありがとうございました。

>シェーンベルク:「モーゼとアロン」

おお、これはまさにアフリカから中東を広くカバーする曲と言えよう。
でも、聴いたことありませんし、内容も知りません。

>CDを4種類ほど揃え何度も聴いていますが、未だチンプンカンプンです。

ZAKKYOさん、凄い。
私など1種類聴いてダメならば、それで終わりですよ。
それをさらに3種類買い求めて聴くとは、何とアグレッシブな!

>サン=サーンス:「アルジェリア組曲」、ピアノ協奏曲第5番「エジプト風」

作曲者自ら訪れたのでしょうかね?これらの土地を。

>残念ながらドヴォルザークとは全然関係ないオリジナルです。
>ただ、曲の印象はかなり似通っているため、確か都内の某有名
>CDショップで閉店の音楽に使っていたと思います。

これを読んだ瞬間にそのメロディが頭に浮かびました。
あの曲に違いない!
北京のとある百貨店でもこの曲が閉店の音楽に使われていました。

目指せ、トリリンガル!
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/ 1 19:50 メッセージ: 2453
これは kettaro2001 さんの 2450 に対する返信です
>ほとんどギターのような音色で、鍵盤楽器というのが信じられない印象です。

あ、わかりあます。
私がグルダのクラビコード演奏をレコードで聴いたのはもう随分前のことですが、
私も「これが鍵盤楽器?」と訝りました。
その時に思ったのが「スチールギターちゃうん、これ?」でしたから。

>イスラム教徒のドラマーについても「アブドラー・イブン・ブハイナ
>(アート・ブレイキーの名の方でよく知られているが)」という書き方をしています。

アート・ブレイキーってモスリムだったのですか?
知らなかった。

>大学の専攻が一応東洋史で、第二外国語が中国語でした。
>朝鮮語もやったんですが、こちらも錆付き気味。

そうだったんですか。
定期的にそちら方面に旅行に行かれて語学力維持に努められてはいかがでしょう。

>朝鮮語もやったんですが、こちらも錆付き気味。

すごいですね。
私はタガログ語を喋れるようになりたいなと思っているのですが、
手を出すまでには到りません。

>私は貿易港の関係が大きいんじゃないかと思います。泉州、福州、
>あるいは広州などは古くから開かれた港でしたし。

なるほど、そうなのかも知れませんね。
ケッタロさんの仰るとおり国ごとに寄港地が違ったでしょうし、
産物によっても港が違ったということも考えられますものね。

訂正
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/ 1 20:00 メッセージ: 2454
これは y_bagus_m さんの 2453 に対する返信です
>朝鮮語もやったんですが、こちらも錆付き気味。

すごいですね。
私はタガログ語を喋れるようになりたいなと思っているのですが、
手を出すまでには到りません。



>今ではイタリア語に手を出している有様。

すごいですね。
私はタガログ語を喋れるようになりたいなと思っているのですが、
手を出すまでには到りません。

あまりに入力ミス/変換ミスが多すぎて最近はいちいち訂正しなくなったのですが、
この貼り付けミスは文章の流れがおかしくなってしまうため、訂正を入れておきます。

すみませんでした。

フランス軍隊行進曲
投稿者:shaberibu
2003/ 9/ 1 21:28 メッセージ: 2455
これは y_bagus_m さんの 2452 に対する返信です
比較的、有名らしいです。

アルジェリア組曲から

http://www.accord-publishing.jp/dl1.html

モーセの兄がアロンで

モーセが沈思黙考型に対し、アロンは

雄弁家だったそうです。

出エジプトから荒野の放浪まで2人は

一緒だったと言うことです。

ペルシャの市場にて
投稿者:shaberibu
2003/ 9/ 1 21:42 メッセージ: 2456
これは kettaro2001 さんの 2449 に対する返信です
かなり聴けるMIDIです。

http://www.bekkoame.ne.jp/~bluewil/In-a-Persian-Market.htm

ヨハン・シュトラウスの

ペルシャ行進曲、

楽団員の合唱が入るエジプト行進曲

などもありますよね。

>中東・アフリカ紀行  バロック編
投稿者:wadakamaru
2003/ 9/ 1 21:49 メッセージ: 2457
これは y_bagus_m さんの 2444 に対する返信です
さすがに、このあたりにはバロック音楽の作曲家はいません。
ご当地ものとして、ざっと思いつくところでは、
タルティーニのヴァイオリン・ソナタ、「見捨てられたディド」
彼の作品としては、「悪魔のトリル」の方が有名ですが、
私の好みとしてはこちらの方が深みがあるような気がします。
ほか、ヴィヴァルディのオペラ「ウティカのカトー」、
ともに、時代は随分と違いますが、カルタゴとその周辺を舞台にしたものですね。
中東と言えば、受難曲と言われるものも、イェルサレムを舞台にしているので、中東ものと言えそうですね。
ほかバロックではないですが、「アイーダ」もエジプトものでは。
突然現代ですが、「ジャングル大帝」はまさしくアフリカものです。
「月の砂漠」もそんな感じですが、これはモデルは、ゴビ砂漠だと言う感じもします。

ZAKKYO さん
>・・・実はこれで「ニュウヤマ」と読むそうです。
そう言えばこんな話が。
ドイツ語では「名前」の事を「ナーメ」とか言うそうで、江戸弁では「ナメー」と言います。
よって、江戸弁の元祖ははドイツ語だそうです。

kettaro さん
>鍵盤を叩かず、直接、中の弦をはじいているのかもしれません。
クラヴィコードは弦を弾かず、叩いていることは間違いないのですが、
現物を見たことがないので、私も もう一つぴんとこないところもあります。
弦の片側を音が鳴らないようにダンパー・フェルトというものを弦に巻き付け、
鍵盤を叩くと、それに直接取り付けられたタンジェントが弦を叩き、
すると、叩いた部分から、フェルトの巻き付けられていない、
もう片側の弦の部分の長さに応じた音の高さで音を発するとのこと。
でも、も一つよく分かりませんね。一度目の前で聴いてみたいものです。

私も中国語に関心があって、ほんの毛先ほどですが勉強しました。
本当はもうちょっと勉強したい気分もあるのですが、なかなか本腰を入れるところまでいきません。
会話はともかく、せめて簡体字くらい全部覚えたいのですが、まだ読めない字があります。

ナンチンゲールはヨナキウグイスということで思い出したのですが、
梅にウグイスなんてよく言いますが、本当に梅によく来る鳥と言えばメジロであって、
花札などの絵に描かれているのも、どうもそんな感じがします。
同様に、カッコウとホトトギスが混同されているような気がしてなりません。
郭公と書いてホトトギスと読ませたり、"Cuckoo"をホトトギスと訳したり、訳が分かりません。
ヘンデルの曲に「ナンチンゲールとカッコウ」という曲があるようなのですが、
バロックファンとして、まだ未聴なのが残念。
ヴィヴァルディの曲にも「カッコウ」という名の曲があります。
これはまさしく”カッコウ”と鳴くカッコウであって、”ホット、トギス”と鳴くホトトギスではありません。
(世間では「てっぺんかけたか」でしょうが、語源的には先に書いたものが正しいそうで、
うちのいなかでは、「とっつぁ、おきしゃっさい(お父さん、起きて下さい)」と言います)
と、書いていることが、だんだんあっちの方へ行きそうです。
ということで、今日はこのへんでおしまいにします。

シェロモ
投稿者:shaberibu
2003/ 9/ 1 21:58 メッセージ: 2458
これは ZAKKYO2000 さんの 2447 に対する返信です
ダビデの息子であり「ソロモンの栄華」

という代名詞で有名なソロモン王ですね。

確かに曲は、つかみどころがないと思います。

思い出せといわれても、パッと出てきません。

チェロが活躍するんですよね。

ところでライヒ。私的には懐かしいです。ミニマル・ミュージックですね。

よくこのような曲にお金をつぎ込んだ

もんだなぁと私的に思います。

クラシック番外編で

TOTOのアフリカを入れましょう。

>カトーの大演説
投稿者:shaberibu
2003/ 9/ 1 22:10 メッセージ: 2459
これは wadakamaru さんの 2457 に対する返信です
BC2世紀のローマ政治家きっての論客

ポルキウス・カトーが、

残した名言。

「カルタゴ滅ぼさざるべからず」

ところでカッコウは、ヘンデル、ヴィヴァルディにもありますか。

ダカンくらいしか知りませんでした。

スキーのメーカー、ロッシニョル
投稿者:shaberibu
2003/ 9/ 1 22:27 メッセージ: 2460
これは y_bagus_m さんの 2452 に対する返信です
ロッシニョルとはイタリア語で

夜鳴きうぐいすのことだそうです。

知らなかった。

英語だとnightingale

Fクープランの有名な恋のうぐいすです。

http://jukunen.azt.ac/~aquarius/instrumental/ChambM/rossgnol.htm

アラビアンナイトが出てしまったら
投稿者:shaberibu
2003/ 9/ 1 22:34 メッセージ: 2461
これは kettaro2001 さんの 2449 に対する返信です
シェーラザードを出さざるを得ませんね。

残忍なササン朝ペルシャ王シャフリヤールに千一夜の間、

興味深い話をして、処刑をまぬかれたというやつですね。

昔、スター千一夜なんて番組ありましたね。

コル・ニドライ・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 9/ 1 22:43 メッセージ: 2462
これは y_bagus_m さんの 2444 に対する返信です
バグースさん  今晩は

マックス・ブルッフはドイツの作曲家で、どういう経緯からこの曲を作ったのかはよく判りませんが、私には中東の香りが感じられます。

コル・ニドライとは「神の日」という意味らしく、ユダヤ教の古い聖歌の旋律を元にして作られた幻想曲で、深い宗教性が感じられます。

シュタルケルとドラティ/ロンドン響の演奏が、崇高な祈りの気持ちが感じられて、とても良いと思います。

マイスキーがN響と演奏したビデオも持っていますが、演奏としては達者ですが、いまいち祈りの気持ちが伝わって来ないのが残念です。


ナイチンゲールの鳴き声について、

ミュンシュ/ニュー・フィルハーモニア(管)のレスピーギ「ローマの松」の第3部<ジャニコロの松>に、本物のナイチンゲールの鳴き声が入っています。

可憐ないい声で、オーケストラとよく溶け合って聴こえます。

江戸弁のルーツって…
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/ 2 1:31 メッセージ: 2463
これは wadakamaru さんの 2457 に対する返信です
>モーセの兄がアロンでモーセが沈思黙考型に対し、
>アロンは雄弁家だったそうです。

阿刀田高の本で「**を知っていますか」というシリーズがあります。
そのシリーズの一つ「旧約聖書を知っていますか」という本にもモーゼが登場します。
(何と、たったの25ページにまとめられています)

これによると、神はモーゼとアロンの性格を心得ており、口下手だけれど一途な
モーゼには神との直接の接触係を、弁の立つアロンには広報係を任じたようなふし
がありあますね。

ところで、この「**を知っていますか」シリーズ、「**」がギリシャ神話であったり、
聖書であったり、アラビアンナイトであったりするわけですが、それぞれなが〜い物語
を文庫本一冊にまとめてあり、ハイライトをつまみ食いするには中々都合の良い本に
なっています。
音楽を聴いたり、絵を見たりするときに欠かせない知識なんだけど、どーも全部読む
のは遠慮したいという方(殆どの人がそうかも?)にはオススメの本です。

>>中東・アフリカ紀行  バロック編

えっ、まさか中東アフリカにもバロックの選手が?!
と、またまたびっくらこきかけましたが、

>さすがに、このあたりにはバロック音楽の作曲家はいません。

そうですよねぇ、いくら何でも中東・アフリカまでは…
それを聞いて、何かほっとしました。 (なんでやろ?)

>ドイツ語では「名前」の事を「ナーメ」とか言うそうで、
>江戸弁では「ナメー」と言います。
>よって、江戸弁の元祖ははドイツ語だそうです。

お、これは新説、大発見!
よ〜し、それに対抗して私も新説、中発見を。
インドネシア語では「あなた」のことを「アンダ」と言い、大阪弁では「アンタ」と言います。
よって、大阪弁のルーツはインドネシア語にあった…!

いや、その逆かも。
戦争中関西出身の日本人が多く住んでいたインドネシアでは日本人の間で飛び
交っていた「あんた」に影響を受けてインドネシア人の間でも「アンタ」が流行、
それがしだいに「アンダ」へと …

ボバンババンボン
投稿者:beknch
2003/ 9/ 2 6:15 メッセージ: 2464
これは fugue_g さんの 2462 に対する返信です
こんにちは。

アフリカと言えば、「狼少年ケン」と「ジャングル大帝」、とそのうち書こうと
思っていたら、ジャングル大帝が出てきました。皆さん、広範囲のカバーですね。

狼少年ケンの主題歌は「ワーオ、ワーオ、ワオー」に続いて
「ボバンババンボン、ボンボバンバボバ、ボバンババンボン、ボンバボン」
という男声から始まる由緒ある?アフリカの民族音楽を思わせ、少年の私に、
アフリカを意識させたものでした。

一方のジャングル大帝は、アフリカの崖の頂(大地溝帯の上)から雄大な大地
を見下ろす白ライオンのバックに流れるこれまた雄大な富田勲の音楽。
これも見たことのないアフリカの景色を思わせる名曲です。アニメ中の効果音
的な音楽を含めて富田勲の画期的な才能が溢れてますね。

ワダカマルさん、
>クラヴィコードは弦を弾かず、叩いていることは間違いないのです

ギターで右手を使わずに左手をフレットに叩きつけても音がでるイメージですね。
ただ、クラヴィコードにはフレットは無く、弦が浮いているのでそのまま
鍵盤を更に強く押すと弦がたわんで音程が変わるのでビヴラートがかかるん
ですね。そして鍵盤から手を離すと音が消える。
簡易型の楽器では一本の弦を複数の鍵盤(に繋がる弦たたき)で抑えるのも
ある様ですが、それだと今押さえている鍵盤よりも低い音は出なくなります。
普通は一鍵盤に一本の弦が対応しているようです。

フーガさん、コル・ニドライお好きですか。

この前書きましたが、リン・ハメルでナマを聴きました。ご一緒したかった
ですね。早めにご連絡差し上げてつけものさんとご招待すれば良かった。
気がつかずスイマセン。

個人的にリン・ハメルのコル・ニドライに想い出があった上に、チェロのナマの音がいいこと! 鳥肌モノでした。

>bekさん、「テニスエルボー」なんて仰ってますが、本当の病名は
>「リウ**」の付く・・・見栄張らなくっても・・・吐けっ、吐くんだ!!

ううっ。ど、どうして私が「流感」であるとバレたんだろう。でもお陰様で
素直になれて気が楽になりました。
しかし、これだけ運動しないで飲み食いだけは続けていると、折角努力の甲斐
あって下がり始めたコレステロール値は今どうなっているのか・・・トホホ。

お達者?
投稿者:beknch
2003/ 9/ 2 9:12 メッセージ: 2465
これは beknch さんの 2464 に対する返信です
すいません、先の書き込みでリン・ハレルのことをリン・ハメルと書いてました。

私もいちいち訂正しているとキリがないのでいつもほっていますが、どなたかが、
「輪を嵌める」と勘違いされると忍びないので(そんな人いない?)お詫びの上訂正します。

しかし二回も書いているのに気がつかないとは・・・トホホ。

知らなんだ、知らなんだ
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/ 2 9:33 メッセージ: 2466
これは fugue_g さんの 2462 に対する返信です
>私も中国語に関心があって、ほんの毛先ほどですが勉強しました。

ワダカマルさんも中国語使いでしたか。
私は中国語圏が長いわりには中途半端です。
特に、香港に来てからと言うもの、普通語はとんと使わなくなり、広東語は端から
勉強する気持ちも無く…
衰え行く一方です。

>ダビデの息子であり「ソロモンの栄華」という代名詞で有名なソロモン王ですね。

「シェロモ=ソロモン」だったとは!
こら知らなんだ。

>アラビアンナイトが出てしまったら
>シェーラザードを出さざるを得ませんね。

シェラザードと言うと、私はプログレもどきロックバンド「ルネサンス」を思い出すのです。
「シェラザード」というアルバムにはいっていた「オーシャン・ジプシー」という曲。
これが美しい。
さらに、そのスタジオ録音よりもカーネギー・ホールでのライブの録音が一段と…

>コル・ニドライとは「神の日」という意味らしく、ユダヤ教の古い聖歌の旋律を
>元にして作られた幻想曲で、深い宗教性が感じられます。

では、ブルッフはユダヤ人だったのですね、これも知らなんだ。
「コル・ニドライ」は名前はすっごく馴染みがあるのですが、曲は聴いたことがない
ような気がします。

>ミュンシュ/ニュー・フィルハーモニア(管)のレスピーギ「ローマの松」の第3部
><ジャニコロの松>に、本物のナイチンゲールの鳴き声が入っています。

nacsさん、これは是非手に入れなければ!

ナマのチェロ・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 9/ 2 12:01 メッセージ: 2467
これは beknch さんの 2464 に対する返信です
beknchさん  こんにちは

>個人的にリン・ハレルのコル・ニドライに想い出があった上に、
>チェロのナマの音がいいこと! 鳥肌モノでした。

良かったですねぇ。
「コル・ニドライ」のナマは、
ピアノ伴奏では聴いたことがありますが、オーケストラ伴奏では聴いたことがありません。
羨ましいですね。

re.コル・ニドライ、ナイチンゲール
投稿者:ZAKKYO2000
2003/ 9/ 2 13:43 メッセージ: 2468
これは fugue_g さんの 2462 に対する返信です
>シュタルケルとドラティ/ロンドン響の演奏が、崇高な祈りの気持ちが感じられて、とても良いと思います。

私もこの演奏で聴いています。併録のドヴォルザークともども大変いい演奏、かつ60年代とは思えないほどいい録音ですよね。

シェーンベルクも「コル・ニドレ」という作品を残しています。(・・ライと・・レの違いが良く分かりませんが)


ところでナイチンゲールといえばストラヴィンスキーが、オペラ「ナイチンゲール」とそこから抽出した管弦楽曲「ナイチンゲールの歌」の2曲を作っています。
ナイチンゲールの声はヴァイオリンのフラジオレットや木管楽器で模されています。
しまった、この曲、中国に行ったとき出そうと思ってたのに・・。

ナイチンゲールといえば
投稿者:from_ojp
2003/ 9/ 2 18:48 メッセージ: 2469
これは ZAKKYO2000 さんの 2468 に対する返信です
バークリー・スクウェアのナイチンゲール。
アニタ・オデイの歌で聴いてます。
このアルバムを引っ張り出すと、なぜか「大」をもよおす。
なにかトラウマがあるのでしょうか。
それとレコード店に行くと不思議に足が痒くなる。

台風です。
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/ 2 20:55 メッセージ: 2470
これは from_ojp さんの 2469 に対する返信です
またまたやって来ました。
香港今年2回目の台風上陸です。

こちらでは台風時の対応がはっきりしていて、「シグナル3」と呼ばれる注意報が出ると
全ての小中学校、高校はその時点で授業を打ち切り下校。
「シグナル8」という警報が出た時点で全ての会社は仕事を打ち切り帰宅。
今日は午後2時半に「シグナル8」が出ると(或いはそのもっと前から)、皆即効で帰宅です。

今回のやつは前回のよりも一段と強力なのだそうで、今 部屋の外は暴風雨。
雷が鳴っていないのが救いでしょうか。

>ただ、クラヴィコードにはフレットは無く、弦が浮いているのでそのまま
>鍵盤を更に強く押すと弦がたわんで音程が変わるのでビヴラートが
>かかるんですね。そして鍵盤から手を離すと音が消える。

bekさん、クラヴィコードのこと 詳しい!
一度で良いから触ってみたいですね、この楽器。
あ、それからチェンバロも一度弾いてみたい!

>ううっ。ど、どうして私が「流感」であるとバレたんだろう。

やっぱり。
流感で体の節ぶしが痛む、それが肘にも来たのだろうと思ってました。
…えっ?

>ところでナイチンゲールといえばストラヴィンスキーが、オペラ「ナイチンゲール」と
>そこから抽出した管弦楽曲「ナイチンゲールの歌」の2曲を作っています。

このナイチンゲールと言う鳥、ずいぶんと古今西洋の作曲家を魅了しているのですね。
そんなに美しい声で鳴くのでしょうか。
nacsさんでなくても、実物の鳴き声を聞いてみたくなりますね。

>ナイチンゲールといえば、バークリー・スクウェアのナイチンゲール。

いやいや、フロムさんまでお題の「ナイチンゲールと言えば?」を忠実に守って下さり恐縮です。

>このアルバムを引っ張り出すと、なぜか「大」をもよおす。

フロムさん、それは素晴らしい。
アニタ・オデイで便秘知らず、一家に一枚アニタ・オデイ!  ですね。

>それとレコード店に行くと不思議に足が痒くなる。

う〜ん、それは不思議ですね。
私の場合は辛いものを食べるとしゃっくりが出ます。

33回転EP盤・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 9/ 2 20:59 メッセージ: 2471
これは ZAKKYO2000 さんの 2468 に対する返信です
ZAKKYOさん  今晩は

レス有難うございました。
私の持っているのは33回転の17センチEP盤で、ショパンの「華麗なるポロネーズ 作品3」とのカップリングになっています。

もう、20年位になるでしょうか、当時二人の娘を育てていましたし、時々四国方面に磯釣りに行ったりしていて、かなりビンボーだったのと、ドボルザークのコンチェルトはルートウィッヒ・ヘルシャーとカイルベルト/ハンブルク国立フィルのLP(テレフンケン・レーベル)のものを持っていましたので、500円のEP盤を買ったのです。

今でしたら、CDでも簡単に買えるのですけれど、LPと遜色のない音ですし、多少の愛着もあって聴き続けています。

ところでテレフンケン・レーベルなんて、今でもあるのでしょうかね。

台風お見舞い申し上げます・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 9/ 2 21:23 メッセージ: 2472
これは y_bagus_m さんの 2470 に対する返信です
バグースさん  今晩は

今年の台風は、動きが異常ですね。

先日10号が真上を通過した時には、一番酷いときにグウグウ寝ていまして、朝起きたら庭の木は倒れているは、落ち葉が散乱しているはで吃驚してしまいました。

お宅に被害が起きないことを祈っています。

雷は鳴っていなくても、急な停電にご注意下さい。

夜鳴鴬ありがとうございました
投稿者:nacs
2003/ 9/ 3 7:38 メッセージ: 2473
これは y_bagus_m さんの 2470 に対する返信です
たくさん教えていただいて感謝です。

特にfugue_g さんご紹介のミンシュは驚きました。
はて、ミンシュがニュー・フィルと録音してただろうか..と
考えること一晩。
ロンドンからフェイズ4という超立体音響のLPが出てまして
その中に「カルメンとアルルの女」を録音してたのをやっと思い出しました。
あの時、レスピーギも出ていたのですか?

失敗しちゃった。買ってません;

>y_bagus_m さん
田園は、風景にたとえれば「昼の風景」とばかり思っていて
夜が出てくるとは思いませんでした! ちょとびっくりです。

でも、ナイチンゲールって、夜昼鳴くらしいですね。

さてさて、これまで教えていただいた中では
実際に(自然の中で)耳にされた方はいらっしゃらないようですね。
y_bagus_m さんの言われるとおり
これほど多くの作品に反映されているところからからも
さぞや印象的な鳴き声なのでしょう...

そうだ、ついでに..
中国の鴬も「ホーホケキョ」なんですか?
「仏法僧」みたいに「法法華経」かしら..

千夜一夜
投稿者:nacs
2003/ 9/ 3 7:42 メッセージ: 2474
これは shaberibu さんの 2461 に対する返信です
...と言えば、リムスキーコルサコフの「シェエラザード」が定番ですが
これを本場風(?)に演奏した録音があります。

テヘラン生まれのラハバリが指揮してPersian International Philharmonicが演奏したものです。
このオーケストラはイランからの亡命演奏家を集めてオーストリアで結成されたものだそうです。
気のせいか、表情の濃い歌が聴かれます。
Koch Discover DICD920555-6
ちなみにライナーノートは英語とペルシャ語で印刷されてました。

この中にはラハバリ自身のペルシャ交響曲「NOHE KHAN」という23分ほどの作品も
収められていますが、かなり激しい熱気のある音楽でした。

ところで
「千夜一夜」と言えば「青空」と返ってくる世代の方も多いかと思いますけれど
歌の方では「千夜一夜の唄」がまず思い出されます。
作詞は野口雨情で、昭和5年の唄だそうですが
お登紀さんがサックスの坂田明氏とデュエットしているという素敵なリバイバル盤が
あります。
新譜の時のインタビューで「あの顔がぴったりなんです」と
お登紀さんが笑ってコメントしてました。
「やっぱり顔ですか?」「そうです!」

ちょいと歌詞を抜き書き(著作権さんゴメンナサイ)

「散るや無残に 薔薇の花
 ああアラビアの タイラント

 (繰り返し 坂田氏)

 餓狼(ガキ)の如き 貪欲に
 むさぼり飽かぬ 闇のなか
 その夜は更けて かすけくも
 瞬く空の 悪魔星
 (デュエット お登紀さん主)

 髪も乱れて 乙女子は
 淡き灯影に 夢うつつ
 (繰り返し)
 (デュエット 坂田氏主)

 さも冷ややかに ほくそ笑む
 ああアラビアの タイラント

 ああアラビアの タイラント」
 (デュエット)

タイラントという言葉が時代っぽいですね。

子供向け読み物を卒業して、初めて
バートン版アラビアンナイトを読んだ時の「ドキドキ感」に
近いと思いませんか?

レパートリーの貧困を痛感
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/ 3 10:32 メッセージ: 2475
これは fugue_g さんの 2472 に対する返信です
>私の持っているのは33回転の17センチEP盤で、ショパンの
>「華麗なるポロネーズ作品3」とのカップリングになっています。

随分前にこのトピでも一度話題になりましたが、33回転の17センチ盤(私は17センチLPと
呼んでいました)も懐かしいですね。
私はこれで「動物の謝肉祭」を持っていました。
それに、レイモン・ルフェーブル・オーケストラのものもありましたよ。
「シバ漬け女王」、「ロメジュリ」、「死刑台のメロディ」とあと1曲何かが入っていました。
あの頃はいわゆる「イージー・リスニング」というジャンルが隆盛でした。

>お宅に被害が起きないことを祈っています。

フーガさん、ありがとうございます。
ものすごい雨と風で窓から水が漏れてきて、「わ、これが一晩中続くとやだなぁ」と
思っていると、絶頂期はものの2時間ほど。
急に収まってきたので、「今 目に入ったに違いない、もうすぐまた来るぞ」と覚悟を新たに。
そして、その後…… 来ない。
そのまま収まってしまいました。
疾風のようにやってきて、疾風のように去って行きました、文字通り。

さて、この長い旅に出てから、自分で何か曲を出そう、出そうと思いつつ全く出来ずに
いましたが、ここらで思い付くままにバンバン挙げてみたいと思います。

◎アフリカ編
*グリーク:ペール・ギューント組曲より「朝」
― モロッコの朝だ! 

あとは…
うーむ、さすがにアフリカは思い浮かばん。
「エジプト」で何か出るかな? と思いましたが、ただでも狭いレパートリーの中では
「エジプト」でさえ、どーも出てきません…

◎中東編
*モーツァルト:トルコ行進曲
― これもやはり中東にちなんだ曲と言えるのかな?
*ケテルビー:ペルシャの市場にて
― この曲は既に出ていましたが、小さい頃から愛着のある曲だったし、自分たちで演った
こともあるし、と言うことで再々度の登場。
弾きながら歌いましたよ、「バ〜クシェース、バ〜クシェース、ア〜ラ〜ラ〜…」とか言って。
*バッハ:マタイ受難曲
― ワダカマルさんもおっしゃっていましたが、この曲に限らず、聖書の世界を描いた曲は
大概この辺りが舞台になっているはずですよね。

うーむ、バンバン挙げちゃうつもりだったのですが、予想以上に出てきません。
今日1日アフリカ・中東に留まった後、明日当たりには次の目的地に飛ぶとしますか。

「エジプト」といえば・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 9/ 3 14:06 メッセージ: 2476
これは nacs さんの 2473 に対する返信です
皆様  こんにちは

nacsさんへ

>ロンドンからフェイズ4という超立体音響のLPが出てまして
>その中に「カルメンとアルルの女」を録音してたのをやっと思い出しました。
>あの時、レスピーギも出ていたのですか?

仰る通りです。
私の持っているLPは、AUDIO ADVICE SERIESとなっていまして、「フェイズ4」のマスターから最新の製盤技術を駆使して作られたもの、という解説が載っています。
確かに鮮鋭な録音で、「アッピア街道の松」などは迫力に満ちています。
LP番号はLondon GT9188ですけれど、CDには復刻されていないのでしょうかね。

バグースさんへ

台風の被害は無かったようで、良かったですね。

>「エジプト」でさえ、どーも出てきません。

エジプトと言えば「アイーダ」を思い出します。
有名な「凱旋行進曲」はいろいろなオムニバスLPに入っていますが、この曲だけちょっと聴きたくなった時には、やはり33回転EPのカルロ・フランチ/ローマ聖チェチーリア音楽院(管)(合唱団)のものを聴きます。
左右から吹き鳴らされるアイーダ・トランペットの迫力は大したものです。

全曲では、マゼール/ミラノ・スカラ座(管)(合唱団)のビデオを見ます。
アイーダをマリア・キアーラ、ラダメスをルチアーノ・パヴァロッティが歌っています。

ラダメスの「清きアイーダ」やアイーダの「勝ちて帰れ」など聴き所が沢山あります。

うにゅ〜
投稿者:nujikoa
2003/ 9/ 3 15:13 メッセージ: 2477
これは fugue_g さんの 2476 に対する返信です
うにゅ〜 アフリカ中東となると、クラシックではなかなか浮かびません・・・

そろそろ終わりになってしまうそうなので、一応ひと唸り。


バルトークの「44の二重奏曲」(ヴァイオリン・デュオ)は、かなり面白い曲集ですよね。
確か、中にアラビア由来の民謡のふしが使われている曲があったような気が・・・。


で、それはさておき、
クラシックを離れると(←早っ!)、


西アフリカの<ジャンベ>
最近流行ってますね。
ストリートで盛り上がってるグループも見ますし。
打楽器のプリミティブなリズムの洪水は、やはり生で浴びるのが一番。
僕も叩いてみたいです。


エジプト・・・<マイルス・デイヴィスの「ファラオ’ズ ダンス」>

まさに帝王!のカリスマ性とオーラを見せつけるような曲想、演奏。
最後にトランペットがフレーズを繰り返し畳み掛けるところを聴いていると、
なぜかベートーヴェンの「エロイカ」を思い起こしてしまいます。

歌曲集<シェヘラザード>
投稿者:other_wind
2003/ 9/ 3 15:47 メッセージ: 2478
これは y_bagus_m さんの 2475 に対する返信です
ロシア見物してたらまた遅れそうになったぁぁ…!
ラヴェルの歌曲集<シェヘラザード>も忘れないでぇぇ…!

1903年の作曲だから今年でちょうど100年。(おめでとうございます)
ソプラノと管弦楽のための曲です。1.アジア 2.魔法の笛 3.つれない人 の3曲構成。

「アズィー(Asie)、アズィー、アズィー、…」と曲が始まると、エキゾチックで夢のような世界に一気に引き込まれてしまいます。乳母の物語に登場する古い夢の国、幻想が眠る国を旅してみたい、あの帆船に乗って旅立ちたい…と東方に対する憧れが歌われます。管弦楽も素晴らしく、クライマックスではドビュッシーの「海」を思わせるような部分があって波のうねりを感じてしまいました。曲はそっけなく終わってしまいますが、後にはなんともいえないエキゾチックな香りが残って、いいわぁーとほっとため息をついてしまいました。

エジプトではベルリオーズの「クレオパトラの死」(ソプラノと管弦楽)があります。さすがベルリオーズ!という曲です。

モーちゃんの<後宮からの逃走>はトルコが舞台じゃなかったかな?

ボストリッジの歌うヘンツェの<6つのアラビアの歌>というのがありますが、なんかよくわからない!

シェヘラザード
投稿者:kettaro2001
2003/ 9/ 3 16:13 メッセージ: 2479
これは other_wind さんの 2478 に対する返信です
 ラヴェルの「シェヘラザード」はもうひとつあります。

 「童話劇のための序曲」の副題のついた管弦楽曲で、こちらは1898年の作曲。 序曲だけ作られ、劇自体がお蔵入りしてしまったため、楽譜の出版も1975年まで待たなければならなかったようです。

 アバド=ロンドン交響楽団のCDで、歌曲集、序曲ともに収録したものを持っていたかな。

熊ん蜂の飛行
投稿者:kettaro2001
2003/ 9/ 3 16:28 メッセージ: 2480
これは y_bagus_m さんの 2444 に対する返信です
 リムスキー・コルサコフの歌劇「サルタン王」の第二幕第一場で演奏される曲、ということだから、イスラム王国が舞台だと思うのですが、これ以外の曲を聴いたことがありません。

 「チゴイネルワイゼン」同様、各楽器の超絶テクニックをみせるショーケースの作品のようで、2分未満の演奏がほとんどですね。

 何度も挙げているウィントン・マルサリスのコルネット演奏以外に、宮本文昭がハープと共演した「ドリーミング・ストリーム」、「サマータイム」で御紹介した許可の二胡版を持っています。

http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=srcr2681
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=srcr9302
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=bvcf37021

 フレディ・マーチンだったか、この曲を編曲した「バンブル・ビー・ブギ」というのをやっていましたね。

アフリカ
投稿者:kettaro2001
2003/ 9/ 3 16:47 メッセージ: 2481
これは y_bagus_m さんの 2444 に対する返信です
 「黒いオルフェ」のところで御紹介したホセ・カレーラス盤に収録されている「ここに降りたち給え(Kumbaya my Lord)」がアフリカの曲のようですね。

http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=wpcs11061

 英語で歌っているのですが、雄大な雰囲気はアフリカの大地の夜明けを思わせます。

 ほかにウィーン少年合唱団の「世界の歌」に南アフリカの歌が3曲収録されています(「ヤン・ビーレビート」、「サリー・マライス」、「パンツー族の別れの歌」。

http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=phcp10601


 ジャズではコルトレーンの灼熱暑さ倍増盤「アフリカ」や、米で黒人運動が高まりを見せた時代に、マックス・ローチが吹き込んだ「ウィ・インシスト」がありますね。南アのアパルトヘイト(これも「ペレストロイカ」同様死語になっているでしょうか)に抗議する曲もあります。
 ほかにも山ほどあるはず。

ジャズがらみで
投稿者:kettaro2001
2003/ 9/ 3 17:16 メッセージ: 2482
これは y_bagus_m さんの 2444 に対する返信です
 デューク・エリントンがバンドのトロンボーン奏者ファン・ティソールと合作した「キャラバン」。
 エリントン自身の演奏も多いし、スタンダード・ナンバーとして、数多くのジャズメンがとりあげています。
 ほかにもベンチャーズや寺内タケシが「テケテケテケテケ」と演奏しているし、何度か挙げているカントリーのチェット・アトキンスもレパートリーに加えています。

 クラシックでもとりあげているミュージシャンがいるようで、まずは、「ベルリン・フィル12人のチェリストたち」によるもの。

http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=tocp66029

 斬新なアレンジでゲルマン流の「キャラバン」は、エリントンのオリジナルにも迫るスリルだと思います。

 ほかに、ラテン・アメリカのところで御紹介したモートン・グールド盤は、アマゾン川をカヌーで下るような雰囲気。

http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=bvcc37307

 ソプラノのバーバラ・ヘンドリックスは、モントルー・ジャズ・フェスティバルのステージでピアノ・トリオをバックに歌っています。

http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=toce55342

 あと、バレンホイムが、エリントン生誕100周年の1999年に出したアルバムでもこの曲を吹き込んでいるようですね。アマゾンで試聴しただけですけど、なかなか良かったように記憶しています。


 デイブ・ブルーベックの「トルコ風ブルー・ロンド」(「タイム・アウト」に収録)。ヨーロッパ戦線に従軍したブルーベックが、現地で耳にした変拍子の曲にヒントを得て作ったものらしいです。

 国内盤はカナディアン・ブラスと宮本文昭ぐらいしかでていないようですが、アマゾンのクラシック検索で「Brubeck」をキーワードに調べてみると、この曲を収録した洋盤が山ほど出てきます。

 ちなみに、カナディアン・ブラスと宮本文昭の盤はこちら。

http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=bvcf1549
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=srcr9303

 バド・パウエルの「クレオパトラの夢」をクラシックでやっている人はいませんかねぇ。

エジプト
投稿者:yukkomylove2003
2003/ 9/ 3 17:48 メッセージ: 2483
これは y_bagus_m さんの 2475 に対する返信です
バグースさん お久です。

エジプトと言うと、第一にシュトラウス二世の「エジプト行進曲」を思い出します。
ボスコフスキーのしか聴いたことないんですが、何か怪しげ??

あとはラモーのチェンバロ曲「エジプトの女」でしょうか。
仲道郁代女史に刺激されて、楽譜を買ってみたはいいのですが、
簡単そうに見えて結構弾き難いんですね。
あっ、私が下手なだけか。

皆さん、凄い
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/ 3 18:58 メッセージ: 2484
これは kettaro2001 さんの 2480 に対する返信です
>田園は、風景にたとえれば「昼の風景」とばかり思っていて
>夜が出てくるとは思いませんでした!

え、そんなこと言われたら私も自信なくなっちゃう…
と言うわけで、「ベートーヴェン 田園 ナイチンゲール」で検索してみると、
ありました、ナイチンゲールも登場するようです。
良かった…

>そうだ、ついでに..
>中国の鴬も「ホーホケキョ」なんですか?

さぁ、これはどうなのでしょう? 私もわかりません。
まず第一に「鶯」という鳥が中国にいるのか…?
いや、確か李香蘭の歌「夜来香」の中国語歌詞に「鶯」が出てきたような気がします。
と言うことは中国にも鶯はいるのでしょうね。
でも日本の鶯と同じかどうかは???です。

>台風の被害は無かったようで、良かったですね。

ありがとうございます。
今朝外に出たら、アパートの敷地内の数ヶ所で立木が倒れているのを見ました。
しかし、香港全体的にもさほどの被害はなかったように見受けられます。
短時間の集中攻撃で済んでよかった。
あの風と雨が一晩中続けばもっと大きな被害が出たことでしょう。

>エジプトと言えば「アイーダ」を思い出します。

アイーダか。
超有名な曲ですが、これも「凱旋行進曲」くらいしか知りません(情けな…)。
ヴェルディと言えば、「オテロ」もアフリカ系ではありあませんでしたっけ?
それとも舞台そのものはヨーロッパ… かな?
よく覚えいません。

>バルトークの「44の二重奏曲」(ヴァイオリン・デュオ)は、かなり面白い曲集ですよね。

知らない…
皆さん、ほんまによう知ったはりまんなぁ。

>西アフリカの<ジャンベ> 最近流行ってますね。

知らない…
nujikoaさん、何それ? おせーて!

>ラヴェルの歌曲集<シェヘラザード>も忘れないでぇぇ…!

あ、それは昔LPを持っていたような気がしないでもないように思わないでもない。
と言うことは持っていたとしても、殆ど聴いていないし印象にもないと言うことです。

>曲はそっけなく終わってしまいますが、後にはなんともいえないエキゾチックな香りが
>残って、いいわぁーとほっとため息をついてしまいました。

う〜む、またまたツボを刺激してくるではないか!
う〜む…

>ラヴェルの「シェヘラザード」はもうひとつあります。

ケッタロさん、クラシックにかけても凄い!
むむむ、ジャズだけでなくクラシックでも負けている…
と、対抗意識を燃やしてどーする?

>熊ん蜂の飛行
>リムスキー・コルサコフの歌劇「サルタン王」の第二幕第一場で演奏される曲

へっ、そうーなんですか?
私はまたチェロ(でしたっけ?)のために書かれた独立した曲だとばかり思っていました。

ここに来てアフリカ・中東関連の曲が俄然出てきました。
やっぱりあるのえですね、探せば。

それにしても皆さんの守備範囲、凄い!!

エジプトというと
投稿者:oisiitukemono
2003/ 9/ 3 20:07 メッセージ: 2485
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
私は
アース・ウィンド&ファイヤーしか
思い浮かびませぬ...。

トピずれでした〜。

数千年前の音楽?
投稿者:beknch
2003/ 9/ 3 21:00 メッセージ: 2486
これは y_bagus_m さんの 2484 に対する返信です
こんばんは。

>エジプトではベルリオーズの「クレオパトラの死」(ソプラノと管弦楽)があります。
>さすがベルリオーズ!という曲です。

other_windさん、
全然聴いた覚えがありません。でも今月終わりに発売のゲルギエフ・ウィーンフィルで
「幻想交響曲」とカップリングになってますね。楽しみにしてます。

エジプト文明では随分昔の壁画にも楽器が出てきますね。ハープみたいなものとか。
その時のライブを聴いてみたいですねぇ。

ところで、絵にはグレイハウンドだと言われている犬も描かれています。

>皆さん、ほんまによう知ったはりまんなぁ。

ほんまでんなぁ。エジプトなんか、EW&Fの「太陽神」、あと「アイーダ」くらと
ちゃいますやろか思いつくのは。

そういえば、ノリントン・シュツットガルトで運命と田園を今聴いてます。新しい録音
の分です。現代楽器と古楽器を取りまぜて、演奏法は古楽器風に。するとサウンドも
なんだかMIXの味。テンポは相変わらず速めですが、こういうのもありかって感じ。
ティンパニはケッタイな音。バチが木なのでは?

エジプト
投稿者:wolfgang17560127
2003/ 9/ 3 21:13 メッセージ: 2487
これは oisiitukemono さんの 2485 に対する返信です
エジプトと言えば、指揮者のズビン・メータはエジプト出身ですよ。

また、サン=サーンスのピアノ協奏曲第5番は「エジプト風」と言う題名が付いてます。(由来は知りませんが・・・)

ちなみに、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番は「トルコ風」、厳密に言えば「ハンガリー風」なんだそうです。

是非、この演奏で聴いてみて下さい。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005FFUQ/qid=1062590871/sr=1-20/ref=sr_1_2_20/249-3254494-3489947

エジプト風は
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005FLPL/qid=1062590946/sr=1-7/ref=sr_1_2_7/249-3254494-3489947

Mehta
投稿者:lvkoechel
2003/ 9/ 3 21:27 メッセージ: 2488
これは wolfgang17560127 さんの 2487 に対する返信です
 はインド出身ではなかったでしたっけ?
 モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」の第三楽章の例のところ、バックの弦に「コル・レーニョ」だったかの指示があるそうですね。

ツァラトストラは・・
投稿者:wadakamaru
2003/ 9/ 3 21:31 メッセージ: 2489
これは y_bagus_m さんの 2466 に対する返信です
>ワダカマルさんも中国語使いでしたか。
英語で言えば、"What is this " 、「是什マ」(←字が見つからない !)、
と、この程度です。
単に関心がある程度で、とてもとても実体験のあるバグースさんには及びません。

>ロックバンド「ルネサンス」を思い出すのです。
おっ、一時このロックバンドに はまったときがあります。
殆ど忘れていたのに、今、その言葉を聞いて、突然その時の情景が甦ってきました。
なかなか叙情的な曲が多かったような気がします。
ああ、懐かしさがあふれてきました。
物置に置いているLPから探してみて、もう一度聴いてみようかな。

中東ものといえば、「2001年宇宙の旅」のテーマソングでもおなじみの、
R.シュトラウスの「ツァラトストラはかく語りき」も入れていいでしょうね。
ササン朝ペルシャの頃、盛んだったゾロアスター教の開祖ゾロアスター、その人のことですね。
オルガンの”ヴ〜〜”の余韻が何とも言えません。

>Mehta
投稿者:wolfgang17560127
2003/ 9/ 3 21:45 メッセージ: 2490
これは lvkoechel さんの 2488 に対する返信です
確かに、インドでした・・・

鶯嬢もびっくり?
投稿者:as_dsch
2003/ 9/ 3 22:29 メッセージ: 2491
これは y_bagus_m さんの 2484 に対する返信です
>まず第一に「鶯」という鳥が中国にいるのか…?
>いや、確か李香蘭の歌「夜来香」の中国語歌詞に「鶯」が出てきたような気がします。
>と言うことは中国にも鶯はいるのでしょうね。

昔いたことは間違いないでしょう・・・杜牧の「江南春望」に鶯が出てきますから。

千里鶯啼緑映紅
水村山郭酒旗風
南朝四百八十寺
多少樓臺烟雨中

多分今もいるんでしょうね。
ところで、鶯の糞は化粧に用いられる(シワ取り?)ことが知られていますが、最初に顔に塗った奇特な人というのはだれなんでしょうね?

さて、滑り込みでテーマに沿ってアフリカというと、やはり「アイーダ」と「エジプト行進曲」です。
METで観た「アイーダ」はジェシー・ノーマンの声量にびっくり、ほとんどジェシー・ノーマンのリサイタルという状態でした。
また、新国立劇場の柿落しの「アイーダ」はホセ・クーラが見事だったのと、ゼッフィレッリの演出(特に凱旋行進曲の場面)にがっかりした記憶があります。
「エジプト行進曲」はボスコフスキー/VPOを持っていますが、VPOが「♪ラーイララ・ラーイララ」と歌う部分のなんとひどいことか・・・失笑してしまうというか微笑ましいというか・・・一聴の価値ありです。
楽器演奏にかけてはプロフェッショナルでも、歌うのは恥かしいのか面倒なのか、なんともやる気なさそうで音程もあやしい・・・しかも全員男性なのでお経を詠んでるような雰囲気も感じます・・・ボスコフスキーはプローベでちゃんと指導しなかったのかな?

それから「テッペンカケタカ」と鳴くのはコノハズクぢゃあなかったでしょうか・・・田吾作の記憶違いかな?

まさに音楽百科事典
投稿者:nujikoa
2003/ 9/ 3 22:58 メッセージ: 2492
これは y_bagus_m さんの 2484 に対する返信です
ですね!
バグースさんのおっしゃるとおりで
皆さん、凄い(呆れるほど・・・);


>>西アフリカの<ジャンベ> 最近流行ってますね。
>知らない…
>nujikoaさん、何それ? おせーて!

楽しいページが見つかりました。

http://w1.avis.ne.jp/~mu-min/

最近はストリートで演奏(大騒音の元!)してるグループも見かけます。
物凄いグルーヴに、僕の足はスーッと引き寄せられてしまいます。(^^)
演ってる人達はほんとに幸せそう!

ジャンベ専門ショップもあります。
おしゃれな雑貨屋さん風で、見てるだけで楽しいです。

コノハズクは「ブッポウソウ」でした
投稿者:as_dsch
2003/ 9/ 4 0:03 メッセージ: 2493
これは as_dsch さんの 2491 に対する返信です
>それから「テッペンカケタカ」と鳴くのはコノハズクぢゃあなかったでしょうか・・・田吾作の記憶違いかな?

やはり田吾作の記憶違いで、「テッペンカケタカ」は鶯でした。
ぢゃあコノハズクはというと、この鳴き声は「ブッポウソウ」です。
ところが仏法僧という鳥がいて、こちらは「ゲッゲッ」という鳴き声です。
そしてコノハズクが”声の仏法僧”、仏法僧は”姿の仏法僧”という呼び方があるようです。

うろ覚えでどうでもいいことを書いて訂正してるなんて恥かしいので、アルゼンチン目指して穴掘りします。

ここのところ
投稿者:lvkoechel
2003/ 9/ 4 0:08 メッセージ: 2494
これは nujikoa さんの 2492 に対する返信です
 殆ど、付いてゆけません。早くMozart beethoven Bach に戻って欲しいです。
 そもそも私は、クラシック以外は音楽にあらず(少なくとも価値のある音楽とは)と思っている人間ですので。

as_dschさん
投稿者:ciurlionjs
2003/ 9/ 4 0:09 メッセージ: 2495
これは as_dsch さんの 2493 に対する返信です
本当にくだらないしトピと関係ないから、もう書き込まないで下さい。

みんなの迷惑です。

>ここのところ
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/ 9/ 4 0:21 メッセージ: 2496
これは lvkoechel さんの 2494 に対する返信です
>殆ど、付いてゆけません
lvkoechelさん、お手柔らかに。(笑)
そういう場合は何か来るまで待っているしかありませんね。辛抱、辛抱!

私はここのところイメージがわかないので読むだけですが。

横レス失礼します>エジプト
投稿者:Fuu3
2003/ 9/ 4 9:46 メッセージ: 2497
これは wolfgang17560127 さんの 2487 に対する返信です
テナーのアリア「おお、パラダイス」で有名なマイアベーアの「アフリカの女」っちゅー歌劇がありましたですね

また、「ペルシャの市場にて」が出ておりましたが、同じくケテルビーに「エジプトの秘境にて」とゆー同工異曲がありますね
中間部にテナーの朗々としたソロが入っていてなかなか楽しいです

既出ならすんまそん(^^;

東・東南・南アジア、オセアニアに南極!
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/ 4 9:57 メッセージ: 2498
これは y_bagus_m さんの 2475 に対する返信です
皆様、アフリカ・中東の旅は如何でしたでしょうか?
一部の地域で自爆テロが相次ぐなど治安が極端に悪化しているため心配いたしましたが、
皆さん何とか無事に集合場所に集まっていただいているようですね。

さて、お楽しみいただいております(楽しんでない人もいるってか?) 世界音楽紀行も
いよいよフィナーレ、最後の目的地へと皆様をご案内いたします。
―シュピナートさん、lvkさん、もう少しの辛抱。 秋はそこまで来ています!

旅の最後を飾りますのは、「デラックス“東・東南・南アジアの音楽の旅”フリー&イージー
〜オプショナルツアーもあるでよ! 3−4日間くらい」。

この辺りの国々は前のアフリカ・中東同様元々クラシック音楽に馴染みの薄い土地柄、
なかなか難しいものがあるかもしれませんが、インドや中国あたりなら結構掘り出し物があるかも。
もちろん、振り出しに戻って日本のご当地曲をご紹介下さっても結構です。

そしてそして、今回付いてくる豪華オプショナルツアーは、
「羊とペンギン食べ放題、オセアニア・南極の旅」。
さらにご希望の方には、メラネシア・ポリネシア・ミクロネシアへの探検エコツアーも
アレンジいたします。

さぁ、旅の最後に相応しく、バンバン行っちゃって下さい。
よろしくお願いいたします。

インドの歌
投稿者:shaberibu
2003/ 9/ 4 14:26 メッセージ: 2499
これは y_bagus_m さんの 2498 に対する返信です
リムスキーコルサコフ

オペラ「サドコ」より

http://server.azt.ac/~aquarius/opera/indrk.htm

南極交響曲
投稿者:shaberibu
2003/ 9/ 4 14:40 メッセージ: 2500
これは y_bagus_m さんの 2498 に対する返信です
ヴォーン=ウイリアムズ作

エジプト (カイロ)
投稿者:wolfgang17560127
2003/ 9/ 4 15:04 メッセージ: 2501
これは Fuu3 さんの 2497 に対する返信です
モーツァルトの未完のオペラ「カイロの鵞鳥」K.422、確かカイロはエジプトの首都でしたよね。

CDもあります。カップリングは、同じく未完のオペラで「当てのはずれた花婿」K.430
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B00000411K/qid=1062654618/sr=1-18/ref=sr_1_18/103-4702968-5867069?v=glance&s=classical
視聴可。

この曲は、1783年に作曲され1102章節書かれてます。未完に終わった原因は台本が駄作だったからだそうです。

Ping、Pang、Pong
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/ 9/ 4 15:39 メッセージ: 2502
これは y_bagus_m さんの 2498 に対する返信です
こんにちは。
>秋はそこまできています

って、もうすっかり秋です。今朝の気温は6度。
poco a poco(だんだんに)というのがないこちらの気候、
8月のカレンダーを次にめくると同時に、舞台場面が変わるように秋の気候に。休憩時間すらなく突然に。
もう舞台の裾には冬が出番を待っています!

前回でとまどっているうちに、もっと遠い所へ旅立ってしまったのですね。
ますます難しいですが、中国にからんで「トゥーランドット」。
これは好きなオペラですが、後半ベリオ作、新演出のものをテレビで観てしまったのは残念でした。その強烈なイメージが忘れられなくなってしまって。
あれは私には全然イタダケナイものでした。

そのベリオも過去の人となってしまいましたが。

第2幕、Ping 、Pang、Pongの三重唱、とても好きな部分です。

インド
投稿者:beknch
2003/ 9/ 4 15:40 メッセージ: 2503
これは shaberibu さんの 2499 に対する返信です
こんにちは。

「インドの歌」はshaberibuさんから、一番に上がっていますが、私もこの曲は
思い出の深い曲です。LPでは林りり子のフルート、林光のピアノ伴奏で
フルート名曲集の中の一曲。小学校の時まねしてよく笛で吹いてました。
美しいメロディーです。

インドと言えば、インドカレーは好きですね。ナンで食べるのが最高!
アメリカ、南極、どこでもインドレストランはありますが、大体似たよう
な味が楽しめます。

フーガさん、北野異人館のはずれにある、ガンダーラと言うインドカレー屋
さん、まだありますかね?二階に上がっていく狭いところなんですけど。
あそこの「オリジナルカレー」をナンで食べるのが好きでした。

そういうレストランで流れているインド音楽もどこで聴いても同じに聴こえる
のですが、カレーに妙に似合ってていいです。
アフガニスタンの音楽もどこかインドに似てますけど、もう少しあっさり
している感じがしました(アフガニスタン人の運転するタクシー上にて)。

カレーと言えば、昔「オリエンタルがっちり買いましょう」という番組が
あって(その後「グリコがっちり買いましょう」に変わったんですが)
提供がオリエンタルカレーでカレーの印象深かったですね。

あと「♪メタルーインドーカレー♪」のメロディで有名なCMも頭にこびり
ついてます。

ペンギンやら羊やら
投稿者:beknch
2003/ 9/ 4 15:43 メッセージ: 2504
これは shaberibu さんの 2500 に対する返信です
こんにちは。

>南極交響曲
> ヴォーン=ウイリアムズ作

と、相変わらず鮮やかに手際よく言われてもさっぱり聴いた事がありません。
南極の街中で流れている曲と言えば、そりゃ何と言っても

「♪氷のお山で すまし顔、いつもきどって えんび服
 もしもステッキ かいこんで 黒いかばんを持ったなら
 とてもりっぱなお医者さん ペンギン ペンギンかわいいな♪」

でしょう。その曲名も「ペンギンさん」。そのままやん。
これはサンスターの宣伝用の音楽だと思い込んでいたんですがどうも
童謡のようですね。いったいどこの子ですか、

>「羊とペンギン食べ放題、オセアニア・南極の旅」

なんて言っているのは? 食べずに捕まえてつけものさんへのお土産に
して下さい(良い子の皆さん、ペンギンには触っても駄目なんでちゅよ)。

南極の北に(あそこからはどこでも北ですが)ニュージーランドと言う
島国が浮かんでいます。そこにはミクロネシアだかポリネシアだかから、
1000年以上前に手漕ぎ船で移り住んできたマオリ族が居ます。

このマオリ族の音楽はちょっと面白い。彼らはラグビーで有名なオール・
ブラックスの試合前の「ハカ」という威嚇の踊りに使われている伝統民族
音楽で有名ですが(目をむいて舌を思い切りだします)、実は女性の踊り
は非常に滑らかで美しいのです。

サウンドはハワイアンを思わせるものがあります。初めて聴いたときは
ちゃんとハモリもあったりするので、あの「ハカ」のイメージから遠くて
新鮮でした。彼女たちは両端にボールのようなものをつけた紐を綺麗に振
り回して踊ったりするのです。

以上、NZにいる友人の羊から聞いた話でした。

ジャワ
投稿者:yukkomylove2003
2003/ 9/ 4 17:22 メッセージ: 2505
これは y_bagus_m さんの 2498 に対する返信です
バグースさん どうもです。

東南アジアと言うと、ゴドフスキーに「ジャワ組曲」っていうのがありましたよね。
何でジャワなんだから知りませんが。

インドのフルート
投稿者:nujikoa
2003/ 9/ 4 17:46 メッセージ: 2506
これは beknch さんの 2503 に対する返信です
>そういうレストランで流れているインド音楽も
>どこで聴いても同じに聴こえる
のですが、
>カレーに妙に似合ってていいです。

タブラとシタールのまったりした響きですね。
あとインドのフルートが、西洋のフルートとは一味違った素敵な響きです。

ハリプラサド・チョウラシアという名人のフルートは、聴いていて天国に連れて行かれるような気分!

西洋人の描いた中国
投稿者:nujikoa
2003/ 9/ 4 17:48 メッセージ: 2507
これは SPINATPOLKA2 さんの 2502 に対する返信です
で、真っ先に浮かぶのが

・ラヴェルのマ・メール・ロワ
 「パゴダの女王レドロネット」

・マーラーの「大地の歌」

あまりに中国そのもので、初めて聴いたときにはびっくりしました。

インド音楽・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 9/ 4 17:51 メッセージ: 2508
これは beknch さんの 2503 に対する返信です
beknchさん  こんにちは

>北野異人館のはずれにある、ガンダーラと言う
>インドカレー屋さん、まだありますかね?

私も、このところ北野界隈に行ったことがありませんが、電話帳には載っていますので健在のようですよ。
そう言えば、喫茶「モーツァルト」にも行って見ようと思いながら、まだ行けていません。

「インド音楽」ということで、古いテープを取り出して、ラヴィ・シャンカールの演奏を聴いてみました。

シタールの音色は、西洋の楽器にはない独特の響きを持っていますね。
「ラーガ・バハール」(春のラーガ)、
シャラーン シャラーンというシタールの音でゆったりと始まって、暫らくするとタブラが加わり複雑な旋律を織り交ぜながら、だんだんとテンポが速くなり、最高潮に達したと思ったら突然曲が終わります。

インド音楽は、楽譜といったものは無く、すべて実際の演奏で受け継がれるのだそうです。
ラーガというメロディーフォームと、ターラというリズムフォームで成り立っていますが、即興性が高いようですね。

http://sound.jp/tengaku/IndianMusic/IMDatabase.html

ターラと呼ばれるリズムフォームには、3拍子から、なんと108拍子まであるそうです ! !

コニサー・ソサエティーのCD「北インドの太鼓」では、
マハブルシュ・ミスラというタブラの名手の妙技が聴かれます。
最初にミスラが「スリー・トゥー・トゥー、タータカタカ、 タータカタカ・・・・」と説明して演奏が始まるのですが、途中からは物凄くリズムが複雑になって、呆然としてしまいます(笑)。

乾いたボンゴのような高い音と、低くてよく響く壷太鼓のような音が、とても二本の手で叩いているとは思えないほどのスピードで打ち鳴らされます。

アリ・アクバル・カーンのサロードが共演していまして、「ダードゥラ・タール」という3+3拍子の曲では、ゆったりとグリーンスリーブスのメロディーを繰り返し弾いていて、タブラの強烈なリズムとの対比が、とても面白いです。

ビートルズのメンバーたちも一時インド音楽に注目して、ラヴィ・シャンカールとも共演したりしていましたね。

大地の歌
投稿者:lvkoechel
2003/ 9/ 4 18:16 メッセージ: 2509
これは nujikoa さんの 2507 に対する返信です
先を越されましたか。しからば、バルトークの「中国の不思議な宦官」・・・題名だけは以前から知っていました。今は「中国の不思議な役人」というのでしたっけ?

一気に地球を半分!
投稿者:ZAKKYO2000
2003/ 9/ 4 20:09 メッセージ: 2510
これは y_bagus_m さんの 2498 に対する返信です
今回の企画の最後にふさわしく一気に地球を半分くらいカバーしちゃいましたね。

東・東南・南アジア
・タン・ドゥン:交響曲1997年「天・地・人」
  香港返還に伴って作られた曲で、BC5世紀の編鐘、ヨーヨー・マのチェロ、香港の児童合唱団をフュ
ーチャーした大変分かりやすい感動的な内容です。
・ドビュッシー:「版画」〜パゴダ
  ガムランをヒントにした曲。そういえば「海」も北斎にインスパイアされたとか。
・ブリテン:バレエ「パゴダの王子」
  これもガムランの大胆な導入のある、東洋をテーマとしたバレエ曲。
・メシアン:「トゥーランガリラ交響曲」
  最近ではすっかり人気曲になってしまいましたが、インドをテーマとした超カラフルな曲。

オセアニア
・オーストラリアにイアン・ソープならぬスカルソープという作曲家がいるらしいが良く分かりません。

ポリネシア
・ジョリヴェ:ピアノ協奏曲「赤道コンチェルト」
  この曲、原始的なリズムが特徴なためか、初演がスキャンダラスだったようです。確か第3楽章がポリネシア
の民族音楽をテーマにしていたと思う。(第1楽章はアフリカ、第2楽章は極東だったと思う)

南極
・ヴォーン=ウィリアムス以外に何かなかったかな〜・・・。

そして最後に日本
・松平頼則:ダンス・サクレ〜左舞〜右舞〜ダンス・フィナル
  最近出たナクソスのCDを聴いて非常に感銘を受けました。日本人の精神である雅楽(舞楽)を西洋音楽
の手法により見事に芸術作品に昇華させた曲だと思います。

東・東南・南アジア・・ バロック編
投稿者:wadakamaru
2003/ 9/ 4 21:26 メッセージ: 2511
これは y_bagus_m さんの 2498 に対する返信です
多分、バロックの作曲家はいないと思います。(当たり前ですか)
で、これらの地に因んだ曲として、
ラモーのオペラ・バレ「優雅なインドの国々」、
一部ですが、生演奏を聴いたことがあります。
その楽しげな演奏は、すっかりラモーのファンにさせられてしまいました。
ヴィヴァルディのオペラ「テウツォーネ」、どうも中国を舞台にしているようです。
音楽はシンフォニアのみ現存ですが、台本はあるようで、
ヴィヴァルディの他の作品から再現した(たぶん)、現代製のパスティチオのCDが出ています。

日本では、あえて西洋音楽から探さずとも、
日本の古典に素晴らしいものがあります。
バロックと同時代と言えば、元禄の頃、近松門左衛門の活躍した頃。
その文楽の三味線の音には陶酔させられます。
たった一つの楽器を用いて、これほどまでに様々な感情を表現できるのか。
などと、いかにもよく知った風に言いますが、
教育テレビで見た文楽の解説と、実際の演奏を目の前で聴いた印象です。
三味線弾きは次々と入れ替わるのですが、その三味線の音色というのは、
実際に生で聴いてみると、ひとつづつ微妙に違うと言うことが判るのです。
太夫の語りは、オペラのアリアあるいはレチタチーヴォのようです。
文楽、これぞ日本のバロック。
http://www.lares.dti.ne.jp/~bunraku/index.html

当時、長崎の出島では、バロック音楽がきっと演奏されていただろうな。
と想像すると、うれしくなってしまいます。
また、当時流行していた文楽や歌舞伎に、
多少なりとも影響を与えたのでないだろうかと、考えてしまいます。

>西洋人の描いた中国
音楽とは関係ありませんが、
西洋から見た中国、または日本、韓国というのは、
まるでごちゃ混ぜのような印象です。
日本人が出てくると、中国風のBGMが流れる。挨拶が中国人風である。等々。
私のイメージは少し古いかも知れません。最近はどうなんでしょうね。
こんな事をいうと、西洋の人たちからの反論もあるとのこと。
それは、おおかたの日本人は、イタリア、フランス、イギリス、ドイツなどは、
西洋人として一括されて、それらの習慣などの違いを全く分かっていないそうです。

エジプトかぶれ
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/ 4 22:02 メッセージ: 2512
これは wadakamaru さんの 2489 に対する返信です
>バグースさん お久です。
>あとはラモーのチェンバロ曲「エジプトの女」でしょうか。

yukkomyloveさん、お久しぶりです。
ラモ−ですか。
私にとって未開拓作曲家です。
以前「苦手」テーマの時に、「チェンバロがどーも…」という話をした際に、
ラモーやクープランを聴くことを薦められたこともあってこの作曲家は現在重点
開拓作曲家指定になっています。

いきなり話は変わりますが、以前ご紹介いただいた「粋な娘の踊り」。
これは次回日本に寄った際の重点買物盤指定になっています。

>エジプトと言うと、私はアース・ウィンド&ファイヤーしか思い浮かびませぬ...。

そう言えばステージにピラミッドおっ建ててましたっけね、EW&F。

>エジプト文明では随分昔の壁画にも楽器が出てきますね。ハープみたいなものとか。
>その時のライブを聴いてみたいですねぇ。

おぉ、そんなのが聴ければ本当に良いですね。
古楽全盛の昨今、エジプトの古代音楽を再現しようと日夜研究に励んでいる人も
きっといるのではないでしょうか。
「エジプト音楽界のレオンハルト」みたいな人が。

>また、サン=サーンスのピアノ協奏曲第5番は「エジプト風」と言う題名が付いてます。

アフリカ・中東最後半に来て、俄然エジプトが脚光を浴びてきましたね。
昔の作曲家も憧れを抱いたのでしょうね。
「古代」の権化のようなこの国に。

>>ロックバンド「ルネサンス」を思い出すのです。
>おっ、一時このロックバンドに はまったときがあります。

ワダカマルさん、ルネッサンスお好きでしたか!
このバンドはルーツを辿ると、ヤードバーズに行き着くそうですよ、
キース・レルフとか言う人。
既に挙げた「オーシャン・ジプシー」や「ミダスマン」など美しい曲がある一方で、
クラシック音楽風ロックの悲しさ・限界も感じさせるバンドでした。

>ツァラトストラは・・
>ゾロアスター教の開祖ゾロアスター、その人のことですね。

あぁ、そーか!
ツァラトストラ、ヅァラトスター、ゾラトストター、ゾロァトスター、ゾロアスター…
バンザーイ、アンザーイ…! となるわけですね。
今まで知りませんでした。

初めまして
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/ 4 22:06 メッセージ: 2513
これは Fuu3 さんの 2497 に対する返信です
>昔いたことは間違いないでしょう・・・杜牧の「江南春望」に鶯が出てきますから。

田吾作さん、また教養のあるところを見せつけちゃいましたね。 さすが。

>ところで、鶯の糞は化粧に用いられる(シワ取り?)ことが知られていますが、
>最初に顔に塗った奇特な人というのはだれなんでしょうね?

きっといろんなので試したのですよ、犬の糞から鶏の糞、人の糞まで。
その中で鶯のが最も効果的だったのでしょう。

>nujikoaさん
「ジャンベ」の情報、ありがとうございます。
そう言うのが今流行っているのですか、日本で。
太鼓叩くのも気持ちが良いでしょうね、こっちでないかな?

>横レス失礼します>エジプト

初めまして、Fuuさん。 歓迎光臨!

>テナーのアリア「おお、パラダイス」で有名なマイアベーアの「アフリカの女」
>っちゅー歌劇がありましたですね

おお、パラダイス… 知りません。 でも、「アナザー・デイ・イン・パラダイス」なら…
マイアベーア…知りません。 でも、テディベアなら…
アフリカの女…知りません。 でも、小樽の女なら…
と、何も知らないふつつかなトピ主ですが、見捨てないで下さい。
今後ともよろしくお願いします。

re:一気に地球を半分!
投稿者:nujikoa
2003/ 9/ 5 1:38 メッセージ: 2514
これは ZAKKYO2000 さんの 2510 に対する返信です
>ドビュッシー:「版画」〜パゴダ
>ガムランをヒントにした曲。

ZAKKYOさん、この曲は最高ですね。
〜ピアノのようでピアノでない〜
と、聞こえたかと思うと、
〜ピアノでないようで、まぎれもなくピアノ音楽〜
と、聞こえたりもして、魅力的。

>メシアン:「トゥーランガリラ交響曲」

これはインドだったんですか。
名前は頻繁に耳にするのですが、
怖がって聴いてません・・・

  
>今回の企画の最後にふさわしく一気に地球を半分くらいカバー

してしまった、素晴らしいアルバムがあったのを思い出しました!
渡辺香津美のギターアルバム
「おやつ2〜遠足〜」です。

1.ロンドンデリーの歌(ソロ)=英国
2.SAHIR(サロード、タブラとのトリオ)=インド
3.My One and Only Love(ソロ)=アメリカ
4.Island(ベースとのデュオ)=竹富島
5.ハンボンド(チャンゴとのデュオ)=韓国
6.彩蝶追月(二胡とのデュオ)=中国
7.早春賦(武満徹によるギター編曲)=安曇野
8.もつけ(津軽三味線とのデュオ)=弘前
9.モスラの歌(ボーカルとのデュオ)=東京タワー
10.Blue in Green(ソロ)=アメリカ
11.月の美しゃ(三線とのデュオ)=沖縄
12.こきりこ節(ボーカル、パーカッションとのトリオ)=日本のどこかの竹林
13.As Time Goes By〜亀の恩返し(ソロ)=??

ジャズ売り場に売ってるCDですが、
渡辺さんはクラシックギターの先生になってしまったことですし、
武満先生も入ってることですし、
お許しを・・・

インドから南極まで
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/ 5 9:58 メッセージ: 2515
これは beknch さんの 2504 に対する返信です
>インドの歌
>リムスキーコルサコフ オペラ「サドコ」より

知っていますよ、リムスキーコルサコフが遺した恐怖オペラの傑作ですね。
それにしても、ハリウッドだけでなくインドにも進出していたとは知らなかった、
「サダコ」。

>南極交響曲

出ました、お約束。

>と、相変わらず鮮やかに手際よく言われてもさっぱり聴いた事がありません。

私も題名だけは知っていますが、当然聴いたことはありません。
聴いたことのある方、どんな曲なのか教えてください。

>モーツァルトの未完のオペラ「カイロの鵞鳥」K.422

そんな曲があるのですか? 全然知りませんでした。

>同じく未完のオペラで「当てのはずれた花婿」K.430

これも初めて知りました。
よく知っておられますなぁ…

>もうすっかり秋です。今朝の気温は6度。

えーっ、6度なんて秋を通り越して真冬ですよ真冬、こちらなら。
いえ、真冬でもそこまでは下がることは滅多にありません。。
それにしても、ついこの間「暑くって、暑くって…」という話をしていたばかりなのに…
オーストリアの気候の変化って結構暴力的??

>第2幕、Ping 、Pang、Pongの三重唱、とても好きな部分です。

ママと遊ぼう、ピンポンパン! ピンポンパン体操の歌のことですね。

>いったいどこの子ですか、「羊とペンギン食べ放題、オセアニア・南極の旅」
>なんて言っているのは? 

ペンギンは触るだけでもダメなのですか?
んー、困ったな、それではオプショナルツアーの「売り」が無くなってしまう。
では、こういうのはどうでしょう。
「グリーンピースをぶっ飛ばせ!コアラとシロナガスクジラの踊り食い 
オセアニア・南氷洋と南極の旅」

グリーンピース関係者の方いらっしゃいましたら、ごめんなさい。
別にウラミはありあません。

>南極の北に(あそこからはどこでも北ですが)ニュージーランドと言う
>島国が浮かんでいます。

そう言えばニュージーランドはbekさんの住んでらっしゃる南極から遠くないですよね。
行かれたことはあるのでしょうか?

中国からポリネシアまで
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/ 5 10:09 メッセージ: 2516
これは ZAKKYO2000 さんの 2510 に対する返信です
>バグースさん どうもです。
>東南アジアと言うと、ゴドフスキーに「ジャワ組曲」っていうのがありましたよね。

う〜ん、「ありましたよね?」と訊かれても、「そーですか。」と応えるしか…
あ、ユッコmyloveさん、もしかしてこの曲かしら。
/、ミレミシドーレ/ド〜   ってやつ、歌詞付で。

>西洋人の描いた中国で、真っ先に浮かぶのが
>ラヴェルのマ・メール・ロワ 「パゴダの女王レドロネット」

マ・メール・ロワって中国系列なのですか? 知らなかった。
― ほんとになんも知らん奴…
どんなお話なのでしょう?

>ターラと呼ばれるリズムフォームには、3拍子から、
>なんと108拍子まであるそうです ! !

な、なんだんの? その108拍子って。
そんなもん聴いている誰も(多分弾いている人も)認識できへんって…

>ビートルズのメンバーたちも一時インド音楽に注目して、
>ラヴィ・シャンカールとも共演したりしていましたね。

特にジョージ・ハリソンがかぶれたんですよね。
サージェント・ペッパーズに入ってましたよね、名前は知りませんがシタールが
バンバン入ったインドかぶれの曲。

それにしても、インド音楽にお詳しいですね、フーガさん。
もしかして、弟子入りしてました? サイババに…

>今は「中国の不思議な役人」というのでしたっけ?

以前確かbekさん(だっけかな?)も書かれていましたが、この曲 英名には役人の
やの字、宦官のかの字も入っていないんですよね。
原題は何というのでしょうね。
で、なぜ「役人」なのでしょう?
不思議です。

>タン・ドゥン:交響曲1997年「天・地・人」

タン・ドゥン、この人がいましたね、中国には。
香港でもやってました、この人の曲。 タイトルまでは覚えていませんが。

>ポリネシア・ジョリヴェ:ピアノ協奏曲「赤道コンチェルト」

ひぇっ、本当にポリネシアが出てくるとは思いませんでした。
あるもんなんですねぇ。

それにしても、モーツァルトの未完のオペラとか、ポリネシアにちなんだ曲だとか、
どうしてそんな曲知ってるのですか?
今も帽子のストックが切れてるんで、また服脱いじゃいますよ、いいんですか??

南極交響曲
投稿者:der_kranke_mond
2003/ 9/ 5 12:07 メッセージ: 2517
これは y_bagus_m さんの 2515 に対する返信です
> >南極交響曲

   出ました、お約束。

   >と、相変わらず鮮やかに手際よく言われてもさっぱり聴いた事がありません。

   私も題名だけは知っていますが、当然聴いたことはありません。
   聴いたことのある方、どんな曲なのか教えてください。


ウインド・マシンがビュービュー鳴ったり、コーラスがウーウーうめいたりする曲です。
聴く聴かないは自由ですが、個人的にはヴォーン・ウィリアムズの交響曲の中で最も
つまらない作品でしたね(笑)

カントゥス・アルクティクス(極北の歌)
投稿者:der_kranke_mond
2003/ 9/ 5 12:36 メッセージ: 2518
これは y_bagus_m さんの 2124 に対する返信です
南極にちなんだ作品が他に思いつかないので、北極方面へ行ってしまいました。
現代フィンランドの作曲家エイノユハニ・ラウタヴァーラ(舌噛みそう)の代表作中の代表作。
鳥の囀りを録音したテープをバックにオーケストラが奏でる神秘的、幻想的な音楽です。
現代の作曲家の作品としては例外的に暖かく親しみやすい作風で、僕も一聴しただけで
たいへん感動しました。これはお勧めですよ!

Bizet
投稿者:tomo_910jp
2003/ 9/ 5 14:36 メッセージ: 2519
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
こんにちわ
 バグースさんの苦手なオペラで恐縮ですが、
ビゼー「真珠採り」
セイロン島が舞台になっている作品です。(現在のスリランカ)
あの有名なナディールのアリア「耳に残る君の歌声」を聴きたさに
この歌劇全曲を聴いたことがありました。

re.中国の不思議な役人
投稿者:ZAKKYO2000
2003/ 9/ 5 16:36 メッセージ: 2520
これは y_bagus_m さんの 2516 に対する返信です
>で、なぜ「役人」なのでしょう?不思議です。

A Csodalatos Mandarinが正式なタイトルのようですね。
ネットで調べてたら↓こんなのがありました。

http://www.asahi-net.or.jp/%7Ezi6y-mrkm/

これによると、「宦官」だの「官吏」だの、また「奇妙な」だの「素晴らしい」(笑った)だの実にいろいろな訳がありますね。

バルトークは作曲当時の孤立している状況を「役人」にオーバーラップさせているとの説もありますね。ヨーロッパから見て奇異な人物を中国人に見立てたのでしょう。
ナチスの退廃音楽展に自分が上がらなかったといって抗議するような人物ですから、マイノリティ志向が強くあったのでしょうね。

re.香津美
投稿者:ZAKKYO2000
2003/ 9/ 5 17:15 メッセージ: 2521
これは nujikoa さんの 2514 に対する返信です
>「おやつ2〜遠足〜」

こんな面白そうなアルバム出してたんですねー。
渡辺香津美といえば3回ほどライブを見たことがありますがこれは全然知りませんでした。
六本木ピットインに行ったときはなんと一番前の席で、わずか1m先であの超絶的な指さばや、ギター1本でやる弦楽四重奏曲などが見られて、もう驚きの連続でした。


>渡辺さんはクラシックギターの先生になってしまったことですし、

えっ、もうエレキはやらないのですか?

ケチャダンス
投稿者:shaberibu
2003/ 9/ 5 18:20 メッセージ: 2522
これは yukkomylove2003 さんの 2505 に対する返信です
もあげておきます。

チャチャチャ・・・チャカチャカチャカチャカ・・・チャチャチャ

です。現地録音のケチャのCDを持ってましたが、

家で聴いてもあまり面白いものでは

ありませんでした。

民族音楽の世界では、よくあるパターンです。

シタール協奏曲
投稿者:shaberibu
2003/ 9/ 5 18:23 メッセージ: 2523
これは fugue_g さんの 2508 に対する返信です
などあるようです。

メータとシャンカルの競演のCDなど

あるんですね。

http://homepage1.nifty.com/milestones/menu3/bakpages/act57.htm

中国の太鼓
投稿者:shaberibu
2003/ 9/ 5 18:27 メッセージ: 2524
これは y_bagus_m さんの 2516 に対する返信です
クライスラー作曲

http://www.geocities.co.jp/MusicHall/5763/midifile.html

re:re:香津美
投稿者:nujikoa
2003/ 9/ 5 18:29 メッセージ: 2525
これは ZAKKYO2000 さんの 2521 に対する返信です
>>渡辺さんはクラシックギターの先生になってしまったことですし、
>えっ、もうエレキはやらないのですか?

教育テレビ講座の先生になったので、より知名度上がったのではないでしょうか。

たしか最新アルバムは(試聴機でつまみ食い)、エレキ使ってたと思います。

昨日紹介した「おやつ2」は、すべてアコースティックです。

>渡辺香津美といえば3回ほどライブを見たことが

>六本木ピットインに行ったときはなんと一番前の席で、
>わずか1m先であの超絶的な指さばや、
>ギター1本でやる弦楽四重奏曲などが見られて、
>もう驚きの連続でした。

ひゃー、うらやましい体験ですね。

僕も1度ライブに接したことがあります。
小さな公民館で、彼とベース(井野氏)のデュオ。
こちらはリラックスムードでしたが、ケタ外れに柔軟なリズム感!が強く印象に残ってます。

真珠採りのタンゴ
投稿者:shaberibu
2003/ 9/ 5 18:30 メッセージ: 2526
これは tomo_910jp さんの 2519 に対する返信です
コンチネンタルタンゴになってます。

http://www.asahi-net.or.jp/~kx8y-hgmt/midi/sinjyuto.htm

名誉挽回
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/ 5 18:33 メッセージ: 2527
これは y_bagus_m さんの 2516 に対する返信です
いつも皆さんからの投稿に「へーっ!!」、「知らなかった…!」、「ドッヒャー!」と
感心し、脱帽しているばかりが能じゃない。
このあたりで、ちょっと名誉挽回。
私だってちったぁ学があるというところをご披露しなければいけません。
そこで、お題の地域にまつわる 皆さんが知っていそうで知らない曲たちを紹介して
差し上げましょう。

◎ 東南アジア編
*モーツァルト:交響曲第31番 「バリ」
―コンサートツアーでインドネシアを訪れたモーツァルトが滞在先のバリ島で
書き上げた交響曲。
そう言えば、どことなく南の島の陽射しを思わせるような明るい雰囲気が曲全体を
支配しているように思えません?

◎ 南アジア編
*メンデルスゾーン:序曲「ベンガルの洞窟」
― 休暇でインドを訪れたンデルズゾーンはベンガル地方にある伝説の洞窟を見学。
するといきなり中からベンガル虎が現れて、「びっくらこいたなァ、もう」…
という自体験を描いた曲。

◎ オセアニア編
*ベートーヴェン:交響曲「ウェリントンの勝利」
― 世界制服を目論むナポレオンは南半球までその勢力を広げようとしていた。
そして1816年6月、ニュージーランドのウェリントンで首都攻防戦が繰り広げられた
のである。
始め劣勢だったニュージーランド軍は次第に盛り返し、遂にはナポレオン軍に勝利。
それをきっかけにナポレオン軍は勢いを失い、南半球征服を諦めるに到った。
その戦いの様子を描いたのがこの曲です。

*ビゼー:歌劇「パースの美しい娘」
― 「レコード芸術」の取材でオーストラリアを訪れたビゼーはパースに滞在中に現地の
美しいアボリジニ娘に一目惚れ。
その彼女を主人公に仕立てて作曲したオペラがこの曲です。

◎ 南極編
* リスト:超絶技巧練習曲
― 「世界ふしぎ発見」のレポーターとして南極を訪れたリストは、その地の厳しい自然
に圧倒され、同時に多くの困難に直面した。
そんなリストが 「自分もこの南極の自然のように演奏者を難局に陥れるような難曲を
何曲か作ってみたい!」 と奮起して作り上げたのがこの曲。

どうです?
皆さん案外ご存じなかったのではありませんか?
私だって皆さんが知らないようなことを知っていることもあるのですよ。
どーだ、恐れ入ったか!?

これで一気に名誉挽回…
誰? 「これじゃぁ汚名挽回じゃん!」って言ってるの?

マザー・グース
投稿者:nujikoa
2003/ 9/ 5 18:36 メッセージ: 2528
これは y_bagus_m さんの 2516 に対する返信です
>>西洋人の描いた中国で、真っ先に浮かぶのが
>>ラヴェルのマ・メール・ロワ 「パゴダの女王レドロネット」
>マ・メール・ロワって中国系列なのですか? 知らなかった。
>― ほんとになんも知らん奴…
>どんなお話なのでしょう?

え〜と・・・投稿した張本人の僕も良く知らない・・・(汗)
マ・メール・ロワを英語に訳すと「マザー・グース」だということだけは知ってます。(で、マザーグースって?)

−コリャダメダ−(^^)

おとぎ話を題材にした音楽たちなんでしょうね。
個人的にはラヴェルの中でもひときわ好きな曲です。

>名誉挽回
投稿者:ZAKKYO2000
2003/ 9/ 5 18:42 メッセージ: 2529
これは y_bagus_m さんの 2527 に対する返信です
ピーーー、レッドカード!

当然自粛に入りますよね。

・・・って、もう笑っちゃって仕事にならないじゃないですか。

すごい!!
投稿者:nujikoa
2003/ 9/ 5 18:48 メッセージ: 2530
これは y_bagus_m さんの 2527 に対する返信です
*モーツァルト:交響曲第31番 「バリ」
*メンデルスゾーン:序曲「ベンガルの洞窟」
*ベートーヴェン:交響曲「ウェリントンの勝利」

等々・・・

一体どこからどうやって堀り当てて来られたのか、しばらく考え込んでしまいました。

>どーだ、恐れ入ったか!?

まさに至芸。恐れ入りました。

(まさか、これがやりたくて今回のテーマを延々と展開していたとか・・・?)(^^)

中国の寺院の庭で
投稿者:shaberibu
2003/ 9/ 5 19:58 メッセージ: 2531
これは ZAKKYO2000 さんの 2520 に対する返信です
ケテルビー作曲

http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Oasis/1360/ketelbey.htm

MIDIじゃなくてすいません。

異国情緒あふれる曲をたくさん書いたケテルビー。

敏腕プロデューサーでもあったわけですが、

アングロサクソン系の方は、ビジネスに
結びつけるのがうまいという印象ですね。

ペルシャ・・にしても、「らしく」聞こえますね。

現地の方からみると「ちがう」んでしょうけど。

英国人の東洋趣味の曲(日本ですね。)

ホルスト「日本組曲」

サリヴァン「ミカド」

などあります。

ジャポニズムとか日英同盟など

時代的な影響でしょうか?

夜明けのラーガ・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 9/ 5 20:27 メッセージ: 2532
これは shaberibu さんの 2523 に対する返信です
shaberibuさん   今晩は

HPの紹介有難うございました。

アリ・アクバル・カーンの「インド宇宙瞑想」は、LPで「夜明けのラーガ」という題で出ていまして、友人宅で聴いたことがあります。

私が「北インドの太鼓」というCDを買ったのも、そのLPが記憶にあった為なのです。

ラヴィ・シャンカールのCDも欲しくなりました。
近いうちにCDショップへ行くことにしましょう ( ^ ^ )。

女性像 二題
投稿者:wadakamaru
2003/ 9/ 5 21:21 メッセージ: 2533
これは y_bagus_m さんの 2527 に対する返信です
バロック以外は、義務教育で習う程度の超有名曲しか知らないので、
いろいろ聴いたこともない曲が出てきて、ふむふむと頷くばかりです。
東アジアと言えば、日本を題材にしたプッチーニの「蝶々夫人」がすぐに出るかと思っていたのに、
あまりに有名すぎて却って出にくいのでしょうか。

南極、北極があるなら、赤道はと思って検索してみたら、なんとありました。
アンドレ・ジョリヴェ作ピアノ協奏曲「赤道協奏曲」、1950年頃の作品とか。どんな曲なんでしょう。

>*モーツァルト:交響曲第31番 「バリ」・・・
私もつい引き込まれてしまいました。
信じられない。ほんまかいなと思って読んでいるうちに、懐疑の念が湧いてきて??
ひとのいい男が体よく騙された女を歌った、
ビゼーの知られざる名曲、「アリャリャの女」みたいなものか。

そうに決まっているでしょう!
投稿者:lvkoechel
2003/ 9/ 5 23:44 メッセージ: 2534
これは nujikoa さんの 2530 に対する返信です
nujikoaさん、なにを言っているのですか。私たちは「トピのカラヤン」の手のひら、からは抜け出せないのですよ。

 ラモーの「優雅なインドの国々」

外から見たイメージ
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/ 5 23:56 メッセージ: 2535
これは nujikoa さんの 2514 に対する返信です
>東・東南・南アジア・・ バロック編
>多分、バロックの作曲家はいないと思います。

あぁ、良かった (別に安心しなくてもよいのですが)。
私はまたカトリックの伝道師と共にやって来た「フランシスコ・マニエル」とか言う
音楽家がマカオあたりに住み着いて西洋音楽を作曲し…
と言うような展開になるのかと思いました。

>西洋から見た中国、または日本、韓国というのは、まるでごちゃ混ぜのような印象です。

この手の話になると私はいつも小学生の頃にテレビでやっていた米国(?)の漫画を
思い出します。
舞台は日本。 登場人物は皆ネズミで、主人公が「橋本さん」という名のネズミ。
畳の部屋の家に住んでお茶など飲んでいるのですが、どこか変。
さらに一歩外へ出ると、もうそこは「ここはどこ? 中国? 韓国? それとも見知らぬ
おとぎの国?」と言う感じ。

今はもうそんなこともないのだろうと思っていましたが、その認識は大きな誤り。
日本でも最近放映され人気があったと思われる米国の漫画「パワー・パフ・ガール」の
作者が書いていると思われる (思われてばっかりですみません) サムライもの
の新しい漫画があります。
それがやはり「ここはどこ?」の世界。

外国人から見た極東のイメージなんてそんなものなのですね。
そのサムライ漫画を見ていると、その逆も当てはまるのだろうなということが想像に
難くなく、、
>おおかたの日本人は、イタリア、フランス、イギリス、ドイツなどは、
>西洋人として一括されて、それらの習慣などの違いを全く分かっていないそうです。
というワダカマルさんのおっしゃることに素直にうなずけます。

>ZAKKYOさん、この曲は最高ですね。
>〜ピアノのようでピアノでない〜

ふ〜ん、そんなに良い曲なのですか。
ガムランにヒントを得たということは、ドビュッシーもインドネシアに行ったのでしょうかね?
モーツァルトみたいに。

ところで、

♪ピアノのようでピアノでない〜、ベンベン、
鉄琴のようで鉄琴でない〜、ベンベン。
それは何かと尋ねたら〜、
チェレスタ、チェレスタ、チェレスタ… ♪

と言うような歌と言うか、ギャグと言うか何と言うかが昔流行ったのですが、
知っておられるでしょうか? 
西限定かなぁ?

どえりゃー中国人
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/ 6 0:06 メッセージ: 2536
これは ZAKKYO2000 さんの 2520 に対する返信です
>南極交響曲
>ウインド・マシンがビュービュー鳴ったり、コーラスがウーウーうめいたりする曲です。

さすがdkmさん、聴いたことがおありなのですね。

>個人的にはヴォーン・ウィリアムズの交響曲の中で最もつまらない作品でしたね(笑)

と言うことは、南極交響曲のみならず他の交響曲までも (ノット・オンリー・A・バット・
オールソー・Bの構文ですね) 掴んでらっしゃるわけだ。
私などV・ウィリアムスと言えば、あの「グリーン・スリーブス」に「イギリス民謡組曲」
(イギ民は演った。管の人間は喜んでいたけど、私は全然面白くなかった) しか知りません。
あ、それにあと「ムーン・リヴァー」くらいかな…

>バグースさんの苦手なオペラで恐縮ですが、ビゼー「真珠採り」…

お、トモさん、久々の登場!
「真珠採り」ってセイロンが舞台なのですか、知りませんでした。
ビゼーはオーストラリアのパースに続き2度目の登場ですね。
それにしても、ビゼーってご当地モノが多いですよね。
「ご当地大王」の称号を進呈しなければなりませんね。

>コンチネンタルタンゴになってます。

!! この曲だったのですか。 これがビゼーの曲だとはこれまた知りませんでした。

〜 ここで質問です。 私はここ1週間このトピで何回「知りませんでした」と、
「聴いたことがありません」という言葉を使ったでしょうか?〜

この曲はてっきりポッポス界の産物だとばかり思っていましたから…

>A Csodalatos Mandarinが正式なタイトルのようですね。
>ネットで調べてたら↓こんなのがありました。

ZAKKYOさん、このサイトはなかなか凄いですね。
「バルトークマニアにはたまらん!」といったとこでしょうか。
私はその「くそだらとす(Csodalatos)」 とやら (英語ではMiraculousとなっています) が
クセモノだと思っていいたのですが、そうではなく「Mandarin」の訳し方がポイント
だったのですね。
いや〜、私は「Mandarin」と言うとただ単に「中国人」だとばかり思い、「どえりゃー中国人」
などと呼んでいたのですが、この言葉には「中国の高級官僚」と言う意味があったのですね。
辞書にも確かにそう書いてあります。
いや〜、知りませんでした、お恥ずかしい。

どうして自粛…?
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/ 6 0:11 メッセージ: 2537
これは wadakamaru さんの 2533 に対する返信です
>ケチャダンスもあげておきます。

お、シャベリブさん、ケチャですか。

>現地録音のケチャのCDを持ってましたが、家で聴いてもあまり面白いものでは
>ありませんでした。

そうかも知れませんね。
これは実際バリ島で夜 炎の明かりに照らされたケチャ集団が「チャッ、チャッ、チャッ」
とやるのを、足に寄ってくる蚊を気にしながら聴く/見ることをしなければその雰囲気を
味わうことは難しいかもしれません。
そう、モーツァルトもこのバリ島でケチャダンスを見たのかな… などと思いをはせながら。
でも、部屋を暗〜くして香でも焚きながら聴けば、家でもそれなりの雰囲気を味わえるかも。

>マ・メール・ロワ
>え〜と・・・投稿した張本人の僕も良く知らない・・・(汗)
>マ・メール・ロワを英語に訳すと「マザー・グース」だということだけは知ってます。

何のこっちゃらよーわからんですが、つまりマザーグーを中国語で言えば「マ・メール・ロワ」
となるわけですね、ってそんなわけないやろ。

>(で、マザーグースって?)

このあたりについてはつけものさんが詳しかったのでは…?

>>名誉挽回
>ピーーー、レッドカード! 当然自粛に入りますよね。

えっ、何故でしょう?
私何かおかしなことを書きましたっけ、はて??

>アリ・アクバル・カーンの「インド宇宙瞑想」は、LPで「夜明けのラーガ」という題で
>出ていまして、友人宅で聴いたことがあります。

またまたフーガさん、インドに詳しい。
やっぱりサイババの弟子? あやしい…

>東アジアと言えば、日本を題材にしたプッチーニの「蝶々夫人」がすぐに出るかと
>思っていたのに、あまりに有名すぎて却って出にくいのでしょうか。

ワダカマルさん、超有名曲が抜けていましたね。
これが出なきゃ、モグリでぃ (何の?)! と言う曲が!!

インド音楽
投稿者:susano_o000
2003/ 9/ 6 0:34 メッセージ: 2538
これは fugue_g さんの 2508 に対する返信です
>シタールの音色は、西洋の楽器にはない独特の響きを持っていますね。
>「ラーガ・バハール」(春のラーガ)、

 他にもバーンスリーとか、やはりユニークな楽器がありますね。バーンスリーではハリプラサド・チョウラシアという人のCDを持っているのですが、ずいぶん不思議な世界を見せてくれます。

 民族音楽に対しては、そこに住む人々の息吹きのようなものを感じるのですが、なぜかインドのものには人の息吹きというよりも、宇宙的なものを感じてしまいます。

 アジアの音楽では、一番聴くのは中国のものなんですがね。何となく杜甫や李白の描写した世界を感じさせてくれるようで楽しいです。

アジアの音楽
投稿者:susano_o000
2003/ 9/ 6 0:46 メッセージ: 2539
これは y_bagus_m さんの 2527 に対する返信です
>*ビゼー:歌劇「パースの美しい娘」
>― 「レコード芸術」の取材でオーストラリアを訪れたビゼーはパースに滞在中に現地の

 昔、阪神に居たランディ・バースの娘さんのために、阪神ファンが作った曲ではなかったのですか?

>◎ 東南アジア編
>*モーツァルト:交響曲第31番 「バリ」

 パリッとした曲だから「パリッ」だと思っていたのですが、あのタイトルって地名だったんですか??

 でもアジア特集ならベルリオーズが中国の唐王朝から題材をとった「玄宗交響曲」でしょう。
 楊貴妃にハマった玄宗皇帝の夢が描かれます。ショパンも「玄宗即興曲」で彼に共感を示していますね。(^^;ゞ

モーツァルトの旅
投稿者:nujikoa
2003/ 9/ 6 1:01 メッセージ: 2540
これは y_bagus_m さんの 2535 に対する返信です
>ガムランにヒントを得たということは、
>ドビュッシーもインドネシアに行ったのでしょうかね?
>モーツァルトみたいに。

そう、モーツァルトみたいに、ね。

>♪ピアノのようでピアノでない〜、ベンベン、
>鉄琴のようで鉄琴でない〜、ベンベン。
>それは何かと尋ねたら〜、
>チェレスタ、チェレスタ、チェレスタ… ♪

で、ガムランの演奏を聴いたモーツァルトが、
「へぇー。でもぼくの演奏もすごいんだぞ〜」と
チェレスタ(グロッケンシュピール)を持ち出してきて、
あの「魔笛」のアリアを鳴らすと、
ガムランとのゴキゲンなジャム・セッションが繰り広げられた・・・そうな。

<支那の笛>
投稿者:other_wind
2003/ 9/ 6 10:16 メッセージ: 2541
これは y_bagus_m さんの 2537 に対する返信です
トゥーランドットと大地の歌とインドの歌でもうネタ切れです。
しょうがないんで大地の歌のテキスト、ベートケ訳の<支那の笛>に曲をつけたのを探してみました。

マルティヌー、<魅惑の夜>中国の詩によるオーケストラ伴奏ソプラノのための3つの歌曲集(1918-1919)
R・シュトラウス、歌曲集<オリエントの歌>作品77−3.<愛の贈り物>(1928)
ヴェーベルン、<4つの歌曲>作品12−2<神秘の笛>(1915-1917)
ヴェーベルン、<4つのオーケストラ歌曲>作品13−2.<孤独>3.<異郷の地にて>(1917-1918)

マルティヌーとR・シュトラウスは大地の歌ほど東洋を感じさせません。ヴェーベルンは無調の世界に入っています。無調の世界は、様々な音が繊細に響き渡る中、暗闇を手探りで行くのだけれども結局何も手がかりがないという感じ。また、少し物悲しい意識下の世界が出現してしまったようにも感じます。どれを聴いても同じように聴こえてしまうのが残念。

マルティヌーには<ニッポナリ>日本の和歌による小オーケストラ伴奏女声のための7つの歌曲集というのもありますよ。

ゲオルギューで世界一周
投稿者:other_wind
2003/ 9/ 6 10:18 メッセージ: 2542
これは nujikoa さんの 2514 に対する返信です
>一気に地球を半分くらいカバー…渡辺香津美のギターアルバム…

nujikoaさんがそうきたら、こちらはアンジェラ・ゲオルギュー<世界の歌>で対抗!

イタリア  1.愛の喜びは(マルティーニ)2.もしあなたが私を愛して(パリゾッティ)3.霧(レスピーギ)4.マッティナータ(レオンカヴァルロ)
スペイン  5.ムーア人の織物(ファリャ)6.黒人の歌(モンサルパージェ)
フランス  7.ジュ・トゥ・ヴ(サティ)8.カディスの娘たち(ドリーブ)9.恋の小路(プーランク)
ノルウェー  10.ソルヴェイグの歌(グリーグ)
ドイツ  11.献呈(シューマン)12.君は花のよう(シューマン)
オーストリア  13.セレナード(シューベルト)
ドイツ  14.献身(R.シュトラウス)
ルーマニア  15.心が私に多くを問う(プレディチェアヌ)16.マーメイドの歌(メゼッティ)17.影(カヴァディア)
ボヘミア  18.我が母の教えたまいし歌(ドヴォルザーク)
ハンガリー  19.夢に来ませ(リスト)
ギリシャ  20.汽車はいってしまった(ハジダキス)
ポルトガル  21.ドゥルメ・ケリド・イジコ(子守唄)(民謡)
韓国  22.懐かしき金剛山(チェ・ヨンソップ)
日本  23.川の流れのように(見岳 章)
ブラジル  24.青い鳥(オヴァージェ)
アメリカ合衆国  25.ビー・マイ・ラヴ(ブロズキー)

う〜ん、満足、満足!!

このCDもバグちゃん、お薦めよ。それにしても、ドクシツェルやナカリャコフも変な名前だと思っていたけど、ゲオルギューってのもネ。

マザーグースとは!
投稿者:oisiitukemono
2003/ 9/ 6 10:32 メッセージ: 2543
これは y_bagus_m さんの 2537 に対する返信です
こんにちは!

>(で、マザーグースって?)
>>このあたりについてはつけものさんが詳しかったのでは…?

 はぁい、詳しいですよ♪取材のため(?)かの地まで行って、しこたま(ん?しこたまって??)本を買ってきました。

 「マザーグース」という名前は主にアメリカでの言い方です。英国では「ナーサリー・ライム」と呼ばれる事が一般的らしいのですが、実際はそうでもありません。
 で、マザーグースとは英国の「伝承童謡」のことです。日本で言えば「ずいずいずっころばし」「かごめ」のようなものです。
 歴史はシャークスピア辺りまでさかのぼるものもあって、数も非常におおいです。遊びながら歌うもの、メロディがないものもあります。そしてこれが大事なんですが、必ずと言って良いほど「韻」を踏みます。
今の日本では伝承童謡のたぐいは廃れてしまいましたが、英国では大人の世界でも生きています。

Ride a cock-horse to Banbury Cross,
To see a fine lady upon a white horse;
Rings on her fingers and bells on her toes,
And she shall have music wherever she goes.

木馬にまたがってバンベリーへ
白馬のレディを見に行こう
指輪がキラキラ 脚には鈴さ
何処へ行くにもキラキラ・シャンシャン

 この曲は11世紀に実在したゴダイバ夫人を歌っているものではないかと言われています。
重税に喘ぐ民衆を哀れんだ夫人が、夫に(領主)に税を軽くするよう頼みます。が、夫は「お前が裸で馬にまたがり町を回ったら、いいよん」といいます。
悩んだ末、夫人は実行に移します。
夫人の善意を汲み取って、町の人は窓を閉じて誰も見たりしませんでした。

 さて、ベルギーに「ゴディバ」と言うチョコレートがありますね。
ゴディバ←ゴダイバ
なんですよ。マークもよく見ると裸の女性が馬にまたがっていますよね。
今度食べる時に、見て下さいねー。

すごい!!(2)
投稿者:nujikoa
2003/ 9/ 6 11:56 メッセージ: 2544
これは oisiitukemono さんの 2543 に対する返信です
すごい!つけものさん。

どこかのトピ主様とは違って(笑)完全なる正攻法で、実力を見せ付けて下さいました。

おかげで今日はひとつ利口になりました〜


>ゴディバ

むごい夫に健気な夫人、そしてやっぱり見たい私たち。(爆)

知ったかぶりで対抗
投稿者:as_dsch
2003/ 9/ 6 12:41 メッセージ: 2545
これは oisiitukemono さんの 2543 に対する返信です
ほとんど書かれてしまった。
しかもイギリスのディケンズ、ロシアのトルストイに匹敵するストーリー・テラー香港のバグースさんの大発見報告などもあり、知ったかぶり元KGBアメリカ人ということになっている田吾作の出番がありません。
でも、ここで怯んではお達者倶楽部会員としての名折れ、ひとの話に便乗してでもなにか役に立たないことを書かなければ!

SPINATPOLKA2さん

>中国にからんで「トゥーランドット」。
>後半ベリオ作、新演出のものをテレビで観てしまったのは残念でした。その強烈なイメージが忘れられなくなってしまって。
>あれは私には全然イタダケナイものでした。

田吾作はベリオ補筆版は観ていませんが、「音楽の友」によるとブーイングが出て評判は悪かったようですね。
確かに第3幕のリューの死の場面(プッチーニの絶筆)以降のアルファーノの音楽はちょっと単調で面白味に欠けますが、一応プッチーニの指示に基いたものであり、アルファーノ自身の音楽を盛り込むことはしなかったようです。
それまでの音楽を無視したやりたい放題はしてほしくないですね。

>第2幕、Ping 、Pang、Pongの三重唱、とても好きな部分です。

方や婚礼の準備、方や葬儀の準備、そして話は故郷への想いへ・・・そしてピンポンパン体操をするんですね・・・ピンポンパン体操の元お姉さんの酒井ゆきえは、こちらでは毎週土曜の朝のニュース番組の司会を桂ぶんちんと一緒にやっています。
ところで、オペラ入門として映像つきで観るには「トゥーランドット」が一番かもしれませんね・・・聞き覚えのある/あるような中国メロディがあり、各幕に聴きどころ・観どころがあり(第1幕:「お聞き下さい王子様」「泣くなリュー」、第2幕:3つの謎を解いていく場面、第3幕:「誰も寝てはならぬ」、リューの死の場面)、ストーリーもわかり易く、スケールの大きな舞台が愉しめます・・・METのゼッフィレッリ演出のDVDが“これ以上派手なのはない”というもので、ぜひオペラ・アレルギーの人に観てほしいものです。

beknchさん

>カレーと言えば、昔「オリエンタルがっちり買いましょう」という番組があって(その後「グリコがっちり買いましょう」に変わったんですが)提供がオリエンタルカレーでカレーの印象深かったですね。

夢路いとし・君こいしの「三万円・五万円・七万円・運命の別れ道!」(後に「五万円・七万円・十万円」になりました)というあれですね・・・夢路いとし・君こいしは現役最年長漫才コンビとして今も活躍しています。
オリエンタルのカレーといえば南利明の「オリエンタル・スナックカレー、ハヤシもあるでよ!」というCMが有名で、名古屋弁が全国に知れ渡るようになる嚆矢だと思います。

nujikoaさん

>マーラーの「大地の歌」
>あまりに中国そのもので、初めて聴いたときにはびっくりしました。

田吾作はマーラーの最高傑作だと思います。
東洋風のメロディと融通無碍で縦横無尽な音の変化が見事で、デカダンスが大地に口を開けて黄泉の世界への案内をしているような感じです・・・「生は暗く死も暗い」・・・なんと甘美でコワクテキ(漢字変換されないぞー!)なんだろう。

tomo_910jpさん

>ビゼー「真珠採り」
>セイロン島が舞台になっている作品です。(現在のスリランカ)

ええっ、そうなんですか!
田吾作はてっきり三重県英虞湾で真珠養殖を始めたミキモトの苦労話をプロジェクトXにしたもののBGMだとばっかり思っていました(爆)

y_bagus_mさん

>♪ピアノのようでピアノでない〜、ベンベン、
>西限定かなぁ?

よく知ってますよ。
「♪落ちーてます、落ちてまーすーよ、・・・」というのもありますね。

other_windさん

アンジェラ・ゲオルギューは愛知県芸術劇場大ホールのホワイエで幕間にサインを貰いました。
評判通りの美人ですがサインはヘタクソで、田吾作が自分でサインしたんじゃあないかと疑われそうです。
でも、なぜかアンジェラ・ゲオルギューの舞台もリサイタルも未経験なんです。

oisiitukemonoさん

マザー・グースの話、さすがですね。
マザー・グースも他の童謡と同様(やった、駄洒落だ!)、こわーい話があるようですね。
「コックロビンを殺したのはたあれ(誰が駒鳥を殺したか)」はヴァン・ダイン、アガサ・クリスティなどが推理小説のネタにしています。
そうそう、日本の交差点で「赤い靴」を流すのもこわーいことです・・・「♪異人さんに連れられて行っちゃった」なんて!・・・「異人さん」を「いいジイサン」とか「曾祖父さん」と聞き間違えてたという話は以前に出てたかな?

無気味な歌
投稿者:oisiitukemono
2003/ 9/ 6 13:24 メッセージ: 2546
これは as_dsch さんの 2545 に対する返信です
はいはい、『マザー・グースも他の童謡と同様(やった、駄洒落だ!)、こわーい話があるようですね。』
たくさんあります。
おもしろおかしい物でも、歌われ出した背景を考えるとかなりドロドロしているのもあるようです。
マザーグースに関してはいくらでも語れてしまうので、取りあえず、無気味系をひとつ載せておきます。

There was a lady all skin and bone,
Sure such a lady was never known:
It happened upon a certain day,
This lady went to church to pray.

When she came to the church stile,
There she did rest a little while;
When she came to the church yard,
There the hells so loud she heard.

When she came to the church door,
She stopped to rest a little more;
When she came the church within,
The parson prayed 'gainst pride and sin.

On looking up, on looking down,
She saw a dead man on the ground;
And from his nose unto his chin,
The worms crawled out, the worms crawled in.

Then she unto the parson said,
Shall I be so when I am dead?
O yes! O yes, the parson said,
You will be so when you are dead.

骨と皮だけの女
見た事も無い ミイラ女
ある日偶然 ミイラ女
祈りを捧げに教会へ

教会の石段へたどり着き
ほんのしばらく 一休み
次に女は中庭へ
地獄の鐘が鳴り響く

やっと女はドアに着き
も一度しばらく 一休み
やっと女は中に来た
牧師は祈る 悔い改めよ

見れば男が死んでいる
床に転がる腐乱死体
鼻から顎へと這い回る
ウジ虫 蠢き這い回る

ミイラ女は牧師に聞いた
私もいずれ こうなるの?
もちろん! 牧師は肯いた
死んでしまえばこうなる定め

無気味なもの
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/ 9/ 6 16:20 メッセージ: 2547
これは as_dsch さんの 2545 に対する返信です
>日本の交差点で「赤い靴」を流すのもこわーいことです・・・

帰国するとよく渡る横断歩道では「通りゃんせ」が流れますがこれも”行きはよいよい帰りはこわい”…無気味な歌詞ですね。
「赤い靴」で異人さんにつれられて、というところより、2番の”い〜までは―、青い目に―”が子供心に無気味だった…おかっぱ頭の日本の少女の目玉が青くなるなんて。

赤い靴というアンデルセンの童話もこわいですね。バレー映画がありました。

>オペラ入門として映像つきで観るには「トゥーランドット」が一番かもしれませんね

”お子さま”はダメですよ。
うちではその昔、子供が小さい時にはこのビデオを見られませんでした。こわいからやめて、と。
トゥーランドットも異様ですし、カラフに扮するカレラスの顔も子どもには恐ろしかったらしい。

昨年Salzburgでの新演出だったら、現代っ子は喜んだかも知れません。
それこそ“これ以上派手なのはない”で、テレビゲームの題材になるような背景でしたから。いくつもの歯車をうまくくぐり抜け、巨大なハサミに切られぬようにし、
障害を乗り越えて姫を救いに行く…
最後はウェストサイドストーリー風のエンディング。
ベリオ氏にもそれなりの言い分があっての曲づくり、新演出しかり。
しかし、何でも新しい画期的なものをねらうという音楽祭の企画にはウンザリです。(個人的にですが)
その前年の「コシ・ファンー」では、うじ虫いっぱいのりんごだかの写真が背景のスクリーンにグロテスクに写り、何故モーツアルトにこういう無気味なものを?と腹がたちました。

あらゆる文学作品等で
投稿者:shaberibu
2003/ 9/ 6 17:53 メッセージ: 2548
これは oisiitukemono さんの 2546 に対する返信です
もっとも多くそのフレーズが引用されている文献ランキングの

5本の指に入るそうです。

聖書、シェークスピア、マザーグース

レ・ミゼラブル・・・・

赤道という意味のエクアドル
投稿者:shaberibu
2003/ 9/ 6 18:12 メッセージ: 2549
これは wadakamaru さんの 2533 に対する返信です
の音楽ということで

フォルクローレのサイト
いくつか試聴できます。

印象としては、ボリビアあたりの音楽と
メキシコあたりの音楽のあいの子の

ような音楽と、勝手に思いました。

http://takaomanta.com/BenitezYValencia.html

怖いといえば有名どころで
投稿者:shaberibu
2003/ 9/ 6 18:21 メッセージ: 2550
これは oisiitukemono さんの 2543 に対する返信です
ロンドン橋が落ちる。

10番目の歌詞に人柱(いけにえ)を

立てたという実際の歴史を歌ったもの

が出てきます。

ミュージカル「マイ・フェア・レディ」の題名は、

この歌の歌詞から取ったものだそうです。

知らなかった
投稿者:shaberibu
2003/ 9/ 6 18:24 メッセージ: 2551
これは oisiitukemono さんの 2546 に対する返信です
こんな歌あるんですね。

あまりに露骨なので

紹介されないのでしょうか。

手元の谷川俊太郎訳の本には、

載ってませんでしたね。

ビゼー作曲「美しいパースの娘」から
投稿者:shaberibu
2003/ 9/ 6 18:34 メッセージ: 2552
これは susano_o000 さんの 2539 に対する返信です
小さな木の実

http://homepage2.nifty.com/duarbo/versoj/v-douyou/chiisaikonomi.htm

NHKみんなの歌で話題になりました。

DVDの画面
投稿者:beknch
2003/ 9/ 6 19:17 メッセージ: 2553
これは as_dsch さんの 2545 に対する返信です
こんばんは。

>ハリプラサド・チョウラシアという名人のフルートは、
>聴いていて天国に連れて行かれるような気分!

nujikoaさん、これには素直に興味をひかれます。聴いてみたいな。

>ラヴィ・シャンカールの演奏を聴いてみました。

フーガさんもインド音楽持っておられますか。この領域にもお詳しいですね。
それと、ガンダーラもまだありそうですね。調べて頂いて恐縮です。

他の数々の書き込み。皆さん相変わらずお詳しいですねぇ。同時に興味が・・
インドカレーを食べる時のBGMだけではもったいない気がしてきました。

>*ベートーヴェン:交響曲「ウェリントンの勝利」

こんな身近な曲を忘れて居たとは!当時はわざわざNZに来るのにどれ位の日数が
かかったんでしょうね? でも、バーグスさん、ベートーベンで忘れているのが
ありますよ。ベートーベンが飛騨白川郷を旅した時に、伝統建築の美と巧みにほれ込んで
作った曲、
*ベートーベン作曲、大工。建築方法論から「合掌」との別名が付きました。
今でも合掌造りは世界的に有名で、おかげで白川郷も世界遺産に認定されました。
日本もベートーベンと因縁があったんですね。

それと、バグースさん、ベンベンは勿論知ってます。笑点の大喜利でもやってましたね。
でも、ルーツは他にありそうですね。三味線でもそれこそベンベンと弾いていたような。
どなたか、お詳しい方いらっしゃいませんか?

>マークもよく見ると裸の女性が馬にまたがっていますよね。

おお、これには感動! 個人的に数年前によく使っていたチョコレートなんですよ。
そんないわれがあるとは、知っていれば皆にもっと自慢したのに残念。でも正直驚きです。
なんで、そんなことまで知ってるんですか?

>オペラ入門として映像つきで観るには「トゥーランドット」が一番かもしれませんね

田吾作さん、「こうもり」と並んで、お勧めですか。よしチェック。
DVDと言えば、一つ盲点がありました。この前、村治佳織のDVDを貰ったんですが、画像
が16:9となっているんですね。これって最近の横長の画面サイズでこれを普通のTV
で再生すると、縦長に写ってしまうんです。そう言えば、ある種の映画でもそうでした。
上下が黒帯になってでも、オリジナルの縮尺で見れるように出来ないのでしょうかね?

ゲオルギュゥー!
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/ 6 19:41 メッセージ: 2554
これは other_wind さんの 2542 に対する返信です
>民族音楽に対しては、そこに住む人々の息吹きのようなものを感じるのですが、
>なぜかインドのものには人の息吹きというよりも、宇宙的なものを感じてしまいます。

ウィーク・エンドの男 スサノオさん、お久しぶり。
今回の出張はどこだったのでしょう?
欠席がそれほど長くなかったのでウランバートルあたりまでかな?
さて、私はインド音楽に関しては詳しくはないのですが、スサノオさんのおっしゃることは
何となくわかるような気がします。

その一方で、インドの大衆歌謡曲はモロ 「人々の息吹」 の方だと思います。
以前シンガポールに住んでいた時にたまにリトル・インディア(インド人街)に行き歌謡曲の
カセットをいくつか買いましたが、まぁその面白いこと。
あの名画(?)「躍るマハラジャ」の世界に共通する素敵さがありました。

>でもアジア特集ならベルリオーズが中国の唐王朝から題材をとった
>「玄宗交響曲」でしょう。

あ、この曲を忘れていましたね。
実は東アジアの曲も と思ったのですが、思いつきませんでした。
そうそう、この曲がありました。

>アジアの音楽では、一番聴くのは中国のものなんですがね。

私が好きなのは戦前戦後の中国歌謡曲です。
あの李香蘭をはじめ、周なんとかや、白なんとか (好きや言うわりには
覚えてへんのかぃ?) など美しい曲の宝庫です。

>あの「魔笛」のアリアを鳴らすと、
>ガムランとのゴキゲンなジャム・セッションが繰り広げられた・・・そうな。

nujikoaさん、当時からジャンルを超えたクロスオーバーセッションがあったのですね。
モーツァルトなら喜んでやったことでしょう。

>マルティヌーには<ニッポナリ>日本の和歌による小オーケストラ伴奏女声のための
7つの歌曲集というのもありますよ。

え、そんなものがあるのですか?
また奇特な… ってことはないですが、他の西洋の作曲家で和歌を歌にしたというのは
聞きませんものね。
和歌がマルティヌーにどのように理解されたのかわかりあませんが、
それは興味深いです。

>こちらはアンジェラ・ゲオルギュー<世界の歌>で対抗!
>このCDもバグちゃん、お薦めよ。

うふッ、じゃあ買っちゃおうかしら…!

>それにしても、ドクシツェルやナカリャコフも変な名前だと思っていたけど、
>ゲオルギューってのもネ。

和牛、乳牛、ゲオル牛! って感じですね。

>知らなかった
投稿者:oisiitukemono
2003/ 9/ 6 19:41 メッセージ: 2555
これは shaberibu さんの 2551 に対する返信です
こんばんは!shaberibuさん。

>手元の谷川俊太郎訳の本には、
載ってませんでしたね。

 え?載っていませんか?
私のは入っているのですが...。(何巻かは調べないと判らないです)
谷川俊太郎氏の訳はテンポ良く、ウィットに富んでいると思います。

beknchさん、皆様、こんばんは。
投稿者:oisiitukemono
2003/ 9/ 6 20:03 メッセージ: 2556
これは beknch さんの 2553 に対する返信です
>個人的に数年前によく使っていたチョコレートなんですよ。

 え?「使っていた」んですか?食べるのでなく??何に?...って、突っ込んでいないで(笑)。

>なんで、そんなことまで知ってるんですか?

 日本で買うと、箱の裏かどこかに書いてあります。それに、漬け物はマザーグースマニアなので、実際にコベントリーにもいきました。そこで道案内して下さった老紳士が前述の歌を歌いながら、広場(像があります)につれていってくれました。バンベリーとコベントリーは電車で30分ぐらいの距離です。
ただ、歌の方の解釈はあくまでも一つの解釈ではあります。
次いでにゴディバのHPに同じ内容の、由来が載ってますのでリンク貼っておきます。
http://www.godiva.co.jp/about/godiva_history.php
バグースさん、トピズレしまくってゴメンナサイ(笑)

ゴディバのチョコ
投稿者:shaberibu
2003/ 9/ 6 20:13 メッセージ: 2557
これは oisiitukemono さんの 2556 に対する返信です
もマザーグースだとは知らなかったです。

こんなのもありますよね。

アメリカのポップシンガー

ナット・キング・コール

は、マザーグースの

オールド・キング・コール(コールの王様)

という歌の題名に由来するという・・・

マザーグースは、
投稿者:shaberibu
2003/ 9/ 6 20:17 メッセージ: 2558
これは oisiitukemono さんの 2556 に対する返信です
原語で読んでみると、一段と面白いですね。

おっしゃるとおり韻をふんでますからね。

私の好きな歌(歌詞)は、

「ソロモン・グランディ」とか

「なんにももたないばあさんがいて」とか

「いけをみかけた、かじでもえてた」

などですね。

美容と健康に
投稿者:beknch
2003/ 9/ 6 20:28 メッセージ: 2559
これは oisiitukemono さんの 2556 に対する返信です
こんばんは。つけものさん、

> え?「使っていた」んですか?食べるのでなく??何に?...

ふっふっふ。 ゴディバのチョコを溶かして全身に塗って寝て御覧なさい。
・・・きっとアリが沢山来ます。

あのねぇ、クリスマスのちょっとしたプレゼントにカレンダーと一緒によく
持って行ってたんですよ、取引先に。アメリカの時ね。でも、毎年やってたんで
ゴディバのお店では覚えられてました。私自身も甘いもの辛いもの両刀ですし。

どこで買おうときっと、箱の裏などに由来が書いてあるはずですね。
私は、インスタントラーメンでも、あられでも、カレーでも入れ物の周りを読むのが好き
なんですが、ゴディバはそういえば読んでいませんでした。

マザーグースには結構気合が入っておられるんですね。
イギリスまでいかれたとは凄い! 私は田吾作さん言われるように推理小説
で知っただけでした。

ウェリントンの勝利
投稿者:shaberibu
2003/ 9/ 6 20:34 メッセージ: 2560
これは beknch さんの 2553 に対する返信です
ナポレオンとベートーベンといえば

「英雄」の逸話が有名ですが、

このウェリントンの勝利の題材になってる戦争は、

ワーテルローじゃないんですね。

その前のスペインでの戦役だそうです。

これは、最近知りました。

でもナポレオンてなぜファーストネーム

で呼ぶんですかね。

ボナパルトでも全然区別できるのに。

作曲家で確かナポレオン・〜〜〜

という方がいたと思うのですが、

思い出せないです。すいません。

ファーストネームで呼ばれる偉人

ミケランジェロ・ボナロッティ

ラファエロ・サンティ

ダンテ・アリギエリ

レンブラント・ファン・レイン

そうそうベートーベンもオランダ系だから

ルートヴィッヒ・ファン・ベートホーフェン

と呼ぶのが正しいとか。

中国
投稿者:beknch
2003/ 9/ 6 21:16 メッセージ: 2561
これは as_dsch さんの 2545 に対する返信です
こんばんは。

「大地の歌」はいいですね。
詩の内容はつくづく読むと気が滅入ってしまいそうですが、曲のムードは抜群です。
(詩も人間の本質をついていると思いますよ)

>「生は暗く死も暗い」

人はどこから来てどこへ行くのか? はマーラーのテーマだったようですね。

スコアを時々眺めてますが(とても研究している段階まで行かない)♭が6つ!
ある箇所もあります。

もっと複雑な曲はいくらでもあるでしょうが、これを暗譜して演奏している指揮者
ってどうかしてます。佐渡の本にも書いてありましたが、それでも演奏者の間違い
を指摘する!んですからね。佐渡の場合はクラリネットとオーボエだったかの
パートが入れ替わっているのに気がついたんですと、大地の歌ではないですが。

9番とならんでしょっちゅうは聴けないけど、必ず聴きたくなる曲ですよね。

中国と言えば、「白毛女」もいい曲ですね。
バグースさんに言われる前に行っておきますが、「しらけおんな」と読むのでは
ないそうです。

あと、内容はともかく、「京劇」の雰囲気は好きです。独特の文化を感じますね。
もと器械体操部としては、あのアクロバティックな動きにも関心があります。

パタリロも?
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/ 6 21:28 メッセージ: 2562
これは as_dsch さんの 2545 に対する返信です
>はぁい、詳しいですよ♪取材のため(?)かの地まで行って、
>しこたま(ん?しこたまって??)本を買ってきました。

やはり、「ナーサリー・ライム」研究家、つけものさん。
私が見込んだだけのことはある。

>マークもよく見ると裸の女性が馬にまたがっていますよね。

ゴディバはいささかお付き合いがありましたけど、そんなこと、
ぜ〜んぜん知りませんでした。
でも、ベルギーのチョコレート屋さんがなぜ英国の伝え話をその名に
用いたのでしょうね。
それとも、「マザー・グース」に収められた伝承童謡は英国内の出来事に限らず、
欧州各地のお話を拾い集めたのでしょうか?

ところで、そういわれてみれば「しこたま」って変な言葉ですよね。
どなたかその語源を知っておられる方いらっしゃいますか?

>オペラ入門として映像つきで観るには「トゥーランドット」が一番かもしれませんね・・・

シュピナートさんが上げられて、田吾作さんもご推薦のこの曲。
中国の紫禁城を舞台にした話らしい… と言うことは知っているのですが、
詳しくは全く…
以前実際に北京のまさにその地でも公演があったようです。
でも中国が舞台で、なぜ「トゥーランドット」なの?
なぜ「リンリンとランラン」みたいな題名じゃないの?
そもそも「トゥーランドット」って何?

>”お子さま”はダメですよ。

えっ、18禁?
とますます疑問は尽きません。

>「♪落ちーてます、落ちてまーすーよ、・・・」というのもありますね。

それは知らない…

>「コックロビンを殺したのはたあれ(誰が駒鳥を殺したか)」

これはもしかして、パタリロの ♪だ〜れが殺した、クックロビン…♪
のことでしょうか?
パタリロもマザーグースだったんだ…!

合掌 …
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/ 6 21:31 メッセージ: 2563
これは beknch さんの 2553 に対する返信です
>何でも新しい画期的なものをねらうという音楽祭の企画にはウンザリです。

そういうのって出演者、演奏者からしてみるとどうなんでしょう?
それとは少し事例が違うかもしれませんが、似たような例でオペラの
「奇抜な演出」 というのがありあますよね。
当然出演者/演奏者がそれに拒否反応を示すこともあるでしょうし、
演出が音楽に与える影響も大きくないと思います。
演奏者は演出家に対して口出しは出来るのでしょうか?
例えば、指揮者と演出家の関係とは如何なるもの?

以前サヴァリッシュだか誰だったかが「演出がどのようなものであろうが関係ない。
こちらはそれに影響を受けることなく音楽作りに専念するのみ」というようなことを
言っていたような記憶がありますが、そんなものなんでしょうかね?

>ロンドン橋が落ちる。10番目の歌詞に人柱(いけにえ)を立てたという
>実際の歴史を歌ったものが出てきます。

興味を引かれたので、探ってみると、こんなページを見つけました。
http://village.infoweb.ne.jp/~ikuta3/mother/bridge.html
これによると、この歌を歌いながら最後に通せんぼをするのも
コワイ意味があるのですね。
この歌もマザーグースの一味(?)だとは知りませんでした。

>ビゼー作曲「美しいパースの娘」から小さな木の実

この歌、どこかで聴いたことがあるなぁと思ったら、中島みゆきのアルバム
「生きていてもいいですか」に収められている
「ふ〜ねを〜、出すのなら九月〜…」 のパクリではないですか!
サビの部分からは全く違ってきますが、出だしのところなんかウリ二つ。
クラシック音楽界を蝕むパクリ問題がここにも…
ビゼーよ、お前もか?!

>でも、バーグスさん、ベートーベンで忘れているのがありますよ。
>ベートーベンが飛騨白川郷を旅した時に、伝統建築の美と巧みにほれ込んで
>作った曲、ベートーベン作曲、大工。建築方法論から「合掌」との別名が付きました。

これは私としたことが!
すっかり見落としていました。
ベートーヴェンも白川郷を訪れた際にはの合掌造りの建物を眺めながら
五平餅を食べたのでしょうかねぇ。

>パタリロも
投稿者:shaberibu
2003/ 9/ 6 21:55 メッセージ: 2564
これは y_bagus_m さんの 2563 に対する返信です
でしたか。

マザーグースは世界を席巻してるんですね。

Who Killed Cock Robin?

だれがこまどりころしたの?

Who Killed〜という言い回しは、英国

公表文書にも堂々と使われてるとの事。

>パタリロも?
投稿者:oisiitukemono
2003/ 9/ 6 21:58 メッセージ: 2565
これは y_bagus_m さんの 2562 に対する返信です
>「コックロビンを殺したのはたあれ(誰が駒鳥を殺したか)」
>>これはもしかして、パタリロの ♪だ〜れが殺した、クックロビン…♪
のことでしょうか?

はいはい、マニアの漬け物にお任せあれ!!

え〜、厳密に言いますと、パタリロがパクったのは萩尾望都という女性漫画家の「ポーの一族」の3巻(小鳥の巣)で、彼女が引用したのを更にパロディとして使ったのです。
パタリロ!のそのフレーズ以外にもこの漫画のパロが沢山あるので、知らない人には??状態だったと思います。
ですが、もともとはマザーグースに間違いはございません。萩尾作品でも、効果的に使われています。

>それとも、「マザー・グース」に収められた伝承童謡は英国内の出来事に限らず、
欧州各地のお話を拾い集めたのでしょうか?

 はい、「そうではないか」と解釈されているものもあります。いろんな食品やスポーツなどがあちこちに広まったように、歌も交流していたみたいですね。
具体的な例を出したい所ですが、長くなる上にソースの確認もしたいので(笑)
やめときますです〜。

クラシック界を激震させるパクリ問題?
投稿者:shaberibu
2003/ 9/ 6 22:03 メッセージ: 2566
これは y_bagus_m さんの 2563 に対する返信です
山田耕筰の赤とんぼと

シューマンの序奏とロンド

これがそっくり、うりふたつらしいのです。

まだ聴いたことがないんで

聴いたことある方おりますでしょうか。

なんでも山田耕筰がドイツ留学の折

耳にして作ったとか言われたそうで・・・

結局、疑いは晴れて偶然の産物という

決着をみたと聞いております。

こわい童謡作曲家?本居長世
投稿者:shaberibu
2003/ 9/ 6 22:26 メッセージ: 2567
これは SPINATPOLKA2 さんの 2547 に対する返信です
赤い靴、通りゃんせ他童謡の王様

本居長世。

曲のエピソードはこちら

http://www.d-score.com/ar/A02091106.html

ReDVDの画面・・・
投稿者:fugue_g
2003/ 9/ 6 23:49 メッセージ: 2568
これは beknch さんの 2553 に対する返信です
beknchさん  こんばんは

メーカーに依って設定方法が異なるとはおもいますが、
DVDプレーヤーのリモコンの画面設定を押しまして、「TVタイプ」という項目が16:9になっているはずですから、4:3レターボックスに設定しなおして、決定を押しますと、上下に帯の入った画面になると思います。

尚、4:3パンスキャンに設定しますと、上下の帯のない画面になりますが、ワイド画面の両側がカットされて映ります。

一度試してみて下さい。

はぎお・もと ですか
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/ 6 23:49 メッセージ: 2569
これは shaberibu さんの 2566 に対する返信です
>次いでにゴディバのHPに同じ内容の、由来が載ってますのでリンク貼っておきます。
>バグースさん、トピズレしまくってゴメンナサイ(笑)

いえいえ、ゴディバは私も馴染みあるので全然問題ありません。
それにしても、そのゴダイバ夫人のダンナとやら、とんでもない奴ですね。
そんな男は天に代わってトモさんにお仕置きをしてもらいましょう。

>ふっふっふ。 ゴディバのチョコを溶かして全身に塗って寝て御覧なさい。

bekさん、鶯のフンを全身に塗るのとの選択を迫られたらどちらを取ります?

>このウェリントンの勝利の題材になってる戦争は、ワーテルローじゃないんですね。
>その前のスペインでの戦役だそうです。

えーっと、ニュージーランド・ウェリントン市のスペイン村あたり…
と言う意味でしょうか?

>でもナポレオンてなぜファーストネームで呼ぶんですかね。

「ボナパルト」と言う名前はフランスに掃いて捨てるほどあったとか?
パリの街角で「ボナパルトさん!」と呼びかけると、そこら中の人が振り向く
といった話を聞いたことが… ありません。
鈴木一郎を「イチロー」と呼ぶみたいに何か戦略的なものがあるのかも?

>中国と言えば、「白毛女」もいい曲ですね。
>バグースさんに言われる前に行っておきますが、「しらけおんな」と
>読むのではないそうです。

bekさん、そのくらい知ってますよ、私でも。
「しらがおんな」 でしょう?

>え〜、厳密に言いますと、パタリロがパクったのは萩尾望都という女性漫画家の
>「ポーの一族」の3巻(小鳥の巣)で、彼女が引用したのを更にパロディとして使ったのです。

つけものさん、第九とマザーグースとロックだけでなく、少女漫画にも詳しそうですね。
私も昔好きでした、少女漫画。
但し私の場合は萩尾望都あたりは全く知らず、「りぼん」 系列の漫画ばかり。
田淵由美子や、小椋冬美(冬実?)や、一条ゆかり(ゆかり?さゆり? よく似た名前の
ストリッパーと間違えるのです) など…
特に田淵由美子は大好きだったなぁ、「林檎物語」とかね。

>山田耕筰の赤とんぼとシューマンの序奏とロンド

シャベリブさんが聴いたことのない曲、当然私も聴いたことありません。
どなたか情報を。

Re:DVDの画面。
投稿者:beknch
2003/ 9/ 7 7:16 メッセージ: 2570
これは fugue_g さんの 2568 に対する返信です
フーガさん、こんにちは。

わざわざご教示頂き深謝です。

我が家のPS2では調整できないものと思い込んでいましたが、色々触ってみると
(説明書が紛失)ありました、設定が。一発解決。

メカ好きを自認する私としてお恥ずかしい次第です。穴があったら入りたい
(自分で掘るのは面倒なので止めときます)。

で、早速ふくよかになった村治佳織ちゃんを流しております。それでも腕や手は細い
ですね、彼女。やはり普通に写ると気持ちがいい(某相撲取りは16:9の方がいいかも)。
これで自信を持ってオペラのDVDも購入できるというものです。

そうそう、トゥーム・レイダーのアンジェリーナも普通サイズで見なくちゃ。

インドの歌
投稿者:kettaro2001
2003/ 9/ 7 9:45 メッセージ: 2571
これは shaberibu さんの 2499 に対する返信です
 この曲が歌われるのは、インドでではないようです。

 舞台は、バルト海の都市ノブゴロドで、そこでインドの商人が歌うのがこの曲、とのこと。

 「サマータイム」で御紹介した、許可の二胡盤で持っています。

http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=bvcf37021

 あと、トミー・ドーシーだったか、ビッグ・バンドでこの曲をやっていましたね。

ホセ・カレーラス
投稿者:kettaro2001
2003/ 9/ 7 9:55 メッセージ: 2572
これは y_bagus_m さんの 2498 に対する返信です
 何度も御紹介している「世界を歌う」。該当の地域の歌は、

 「川の流れのように」(日本)
 「ヒネ・エ・ヒネ」(ニュージーランド)
 「愛をこめて」(韓国)
 「悲しみの血の涙」(中国語)

 があり、いずれも現地語で歌っています。(「ヒネ・エ・ヒネ」はマオリ語)。

 「川の流れのように」は、若干訛りがありますが、堂に入った歌いっぷり。

 「愛をこめて」は、原詞が入手できなかったとあって、詳細不明。イ・ジュホという韓国の歌手の歌のようですが、ネットでは調べきれませんでした。歌詞もほとんど聴き取れませんでした。
 カレーラスは「sarang-haneun」(=「愛する〜」と言う意味)の「g」の音を妙にはっきり歌っていますね。

 「悲しみの血の涙」についても歌詞は聴き取れず。「Sorrow Of Red Beans」という英題がクレジットされていますが、バグースさん、御存知ないですか。


 カレーラスにはミュージカル作品を歌った「マイ・ロマンス」がありますが、ここに収められている「ほとんど私のものだった」(「This Nearly Was Mine」)は「南太平洋」からのナンバーですね。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=wpcs11062


 世界各地を旅する音楽家は、こうした御当地ソングをアンコール・ピースとしてレパートリーに加えているのでしょう。

旅の終わりは
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/ 7 10:11 メッセージ: 2573
これは kettaro2001 さんの 2571 に対する返信です
アジア・オセアニア・南極地域も、その地にちなんだクラシック音楽を見つけ出すことはちと
難しいのではないかと心配しましたが、意外や意外、随分とたくさんの曲を挙げていただきました。

さて、4週間近くにわたって続けてまいりました世界音楽の旅もいよいよ残すところあと僅か。
お見逃しの国の無いよう、皆様お急ぎください。
特に、旅の最後を締めくくるために出発点に戻って日本にちなんだ曲など大歓迎です。

よろしくお願いします。

エスニック
投稿者:susano_o000
2003/ 9/ 7 10:19 メッセージ: 2574
これは y_bagus_m さんの 2554 に対する返信です
>ウィーク・エンドの男 スサノオさん、お久しぶり。
>今回の出張はどこだったのでしょう?

 いえ、今度はただひたすら忙がしかっただけです。(^^;ゞ

>以前シンガポールに住んでいた時にたまにリトル・インディア(インド人街)に行き歌謡曲の
>カセットをいくつか買いましたが、まぁその面白いこと。
>あの名画(?)「躍るマハラジャ」の世界に共通する素敵さがありました。

 あ!そうですよね、あるはずなんですよね、大衆歌謡みたいなものは。シンガポールのあの界隈って、近くにはアラブ人街とかもあって、歩いて楽しいとは思っていたのですが、カセットなどを買うなんて思いつきもしませんでした。で、日本で買うとすると芸術的?なものばかり。

 中国のポピュラー音楽は日本でも手に入りますが、インドのものは・・・う〜ん、まだまだ物欲がこみ上げてくるというものです。(^^;ゞ

 ところで最近は中古CDショップもなかなか充実していて、ときどき驚くようなレア物を見ることがあります。
 ただレアポップスなんかだと、どこの国のものだかまるでわからないものが結構あります。ともかくどこにも書いてないのですね。
 こうなると、「その国に想いを馳せて聞く」なんて、お洒落な?聴き方も出来なくなります。(^^;

「さくら」変奏曲
投稿者:kettaro2001
2003/ 9/ 7 10:22 メッセージ: 2575
これは y_bagus_m さんの 2498 に対する返信です
 お馴染みの日本古謡「さくらさくら」がギター独奏用に編曲されています。

 横尾幸弘氏の手によるもので、ジョン・ウィリアムズやイョラン・セルシェルがとりあげています。

http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=srcr2607

http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&pn=2&id=pocg3477


 以前調べてみたところ、横尾さんは大分の出身のようで。

京劇
投稿者:susano_o000
2003/ 9/ 7 10:23 メッセージ: 2576
これは beknch さんの 2561 に対する返信です
>あと、内容はともかく、「京劇」の雰囲気は好きです。独特の文化を感じますね。
>もと器械体操部としては、あのアクロバティックな動きにも関心があります。

 すげー賑やかなオペラ?ですよね。ところで、ジャッキー・チェンの映画を見ていると、私、いつも京劇を思い出してしまいます。彼の映画って、現代版京劇?

外山雄三
投稿者:shaberibu
2003/ 9/ 7 19:43 メッセージ: 2577
これは y_bagus_m さんの 2573 に対する返信です
管弦楽のためのラプソディ

有名な民謡をあつめた音楽ですね。

ふぁぁぁぁぁ・・・
投稿者:tynaoshima
2003/ 9/ 7 23:13 メッセージ: 2578
これは y_bagus_m さんの 2573 に対する返信です
 バグースさん、おはようございます。普請道楽です。

 ここの処、仕事モードでご無沙汰しておりましたら、とうとう日本に来てしまいましたね。予想通り寝過ごしてしまったようです。

 さてお題ですが、日本人作品って私のレパートリーでは少ないので、海外作品を含めて強いてあげるとすれば、

 ・ガーシュイン「グランド・キャニオン」から「初日の出」
  ⇒山梨の昇仙峡から始まり、最後は富士山に登って見た光景を描いています。

 ・アルビノーニ「足立よ」
  ⇒これは西新井大師のテーマ曲です。浅草寺のテーマ曲、パッヘルベルの「観音」と双璧と言われています。

 ・ドホルザーク「新世界より」
  ⇒大阪市民ならご存知の通り、通天閣の起工式に演奏されました。今でも「づぼらや」ではBGMになっています。

 などを思いつきます。他にも仏教徒のための傑作=ヴェルディ:「お寺」や、大阪万博やガンバ大阪の応援歌=R.シュトラウス:「茨木市」などもありますが、これのご紹介は、また次回に。

 …これって、(有名な)トピずれ?
 ペンデレツキの「広島に捧げる哀歌」も挙げときますので、勘弁してくださいね。踊り、苦手なもんですから。

紅豆的悲哀
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/ 8 1:42 メッセージ: 2579
これは tynaoshima さんの 2578 に対する返信です
>インドの歌
>舞台は、バルト海の都市ノブゴロドで、そこでインドの商人が歌うのがこの曲、とのこと。

バルト海沿岸だったのですか。
それにしても、そんなとこにまで出現したのですかね、サダコは。
あちらにも良い井戸はあったのかしら…

>「川の流れのように」は、若干訛りがありますが、堂に入った歌いっぷり。

この曲はいつの間にか日本を代表する歌になってしまったのですね。
カレーラスまでが歌っていたとは知りませんでした。

>「悲しみの血の涙」についても歌詞は聴き取れず。「Sorrow Of Red Beans」という
>英題がクレジットされていますが、バグースさん、御存知ないですか。

残念ながらこの曲は知りません。
中国語の原題はなんと言うのでしょうね。
「Sorrow Of Red Beans」って、日本語に訳すと「小豆の悲しみ」。
「紅豆的悲哀」とでも言うのでしょうか。
何だか哲学的です。

>中国のポピュラー音楽は日本でも手に入りますが、インドのものは・・・う〜ん、
>まだまだ物欲がこみ上げてくるというものです。

いくら聴いて聴いて聴き倒してもまだまだ知らない音楽はいくらでもある…
深くて広―いですね、音楽の世界ってのは。

>お馴染みの日本古謡「さくらさくら」がギター独奏用に編曲されています。

そう言えば私もジョン・ウィリアムスのそれを持っていたかもしれない…
どこに行ってしまったのだろ、そのCD。

>ジャッキー・チェンの映画を見ていると、私、いつも京劇を思い出してしまいます。
>彼の映画って、現代版京劇?

そんな風に思ってみたことはありませんでしたが、そう言われればそんな気もしてきます。
私は京劇はきちんとした舞台は見たことがありませんが、いくつかの劇のエッセンスを
抽出した観光客向けのホテルのショーは見たことがあります。
感想は… ?
う〜ん、1人すっごいきれいな(と推察される) おねーさんがいました。

>ドホルザーク「新世界より」
>大阪市民ならご存知の通り、通天閣の起工式に演奏されました。

通天閣落成記念のためのドボルザークへの委託作品ですね。
あの新世界の名がこの曲によって世界中に知れ渡ったことは同じ大阪近辺出身者として
本当に喜ばしいことです。

>…これって、(有名な)トピずれ?

いーえ、これはトピずれではありません。
立派にお題に則っていますよ。

>ペンデレツキの「広島に捧げる哀歌」も挙げときますので、勘弁してくださいね。

日本にまつわる重要な作品を抜かしていましたね。
(かく言う私はもちろん聴いたことがありません)。

>京劇
投稿者:beknch
2003/ 9/ 8 5:53 メッセージ: 2580
これは susano_o000 さんの 2576 に対する返信です
>すげー賑やかなオペラ?ですよね。

一種のオペラ+歌舞伎みたいなものでしょうか。演劇と音楽と舞踊が入り混じった
ような。中国4000年の歴史からすれば、非常に歴史は浅い(2−3百年?)らしい
のですが、十分に個性的です。
音楽はドラが多用されてて印象深いですね。NHKでやってましたが、俳優になる
のも大変そうです。

化粧と衣装は派手ですが、舞台装置は西洋オペラの勝ちですね。

>ところで、ジャッキー・チェンの映画を見ていると、私、
>いつも京劇を思い出してしまいます。彼の映画って、現代版京劇?

確かに振り付けして舞踊みたいな部分がありますね。でも、ふきかえなし
のスタントには結構凄いものがあります。体はガタガタなのでは?

中国といえば、バグースさんは「どえりゃー中国人」の音楽は聴かれたので
しょうか? タイトルにはお互い奇異を感じていたものの・・・

赤とんぼ
投稿者:yukkomylove2003
2003/ 9/ 8 8:49 メッセージ: 2581
これは shaberibu さんの 2566 に対する返信です
shaberibuさん バグースさん こんにちは。

shaberibuさんのおっしゃったのと同じことは、NHKラジオの教育番組で
聞いた事があります。

序奏とアレグロニ短調作品134ですよね。第二主題はモロそのものなので、
一度お聴きいただけばと思います。

もっとも、シューマンには序奏とアレグロアパッショナート作品92という
題名はそっくりでも全然別な曲があって、そっちの方が有名なので、
CDを買うときはよっぽど注意せねば。

ちなみに、ゼルキンの米ソニー廉価盤か、ARTSのルポとマークの盤が
安くて内容も良くグッドかと思います。

第27回テーマ:「秋」と言えば?
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/ 8 10:08 メッセージ: 2582
これは y_bagus_m さんの 2579 に対する返信です
前回のテーマは何と4週間も引っ張ってしまいました。
まあ、世界一周したのですからその程度の時間はかかっても仕方の無いところ。
おかげで「次は何にしようか?」と悩むことなくお約束のテーマにそのまま移ることができます。

そして、今回のテーマは今まで何度もちらちら予告してきましたが、お待ちかね(?)、
「秋といえば?」
日本は今冷夏の分を取り戻そうと残暑が居座り、まだ秋の気分ではないと聞きますが、
「アヂイ、アヂイ」と言い続けていると、ある日吹く風にふと秋を感じたりするもの。
そう言えば、いつの間にか随分と日は短くなっているでしょう?
秋はもうそこまで来ています。
中秋の名月ももうすぐだし…

いつものように
*秋にまつわる曲
*直接的には秋とは関係ないけれど、秋を連想させる曲
*秋に聴くのに相応しい曲
*個人的に秋の思い出とつながっている曲
等々

よろしくおねがいします。

ありゃ、乗り遅れたか。
投稿者:from_ojp
2003/ 9/ 8 12:10 メッセージ: 2583
これは y_bagus_m さんの 2582 に対する返信です
ソニーロリンズの名演「スローボート・トゥ・チャイナ」を
挙げようと思っていたら、乗り遅れてしまいました。

あの村上春樹にも「中国行きのスローボート」という短編集がありますが、
その中の一編「午後の最後の芝生」がとてもよかった。

秋の歌
投稿者:yukkomylove2003
2003/ 9/ 8 12:47 メッセージ: 2584
これは y_bagus_m さんの 2582 に対する返信です
バグースさん こんにちは。

エッ!秋!? だってこのごろ毎日気温35度じゃ???

ということで、ちょうど前の「赤とんぼ」は秋に合致してしまいますが、
とりあえず、チャイコフスキーの「秋の歌」かなぁ。おっ、暗いっ。

チャイコフスキーの「四季」って夏関係の曲は駄作に見えるのですが、
やはりロシアは寒いせいからなのかなぁ。

秋の夜長に
投稿者:beknch
2003/ 9/ 8 18:11 メッセージ: 2585
これは y_bagus_m さんの 2582 に対する返信です
みなさん、こんばんは。

ながーい旅も終わり意外な程まともに?(失礼)お題がかわりましたね。
疲れた体を癒すかのように。。

秋と言えば、イメージシリーズで。

* ベートーベン ピアノソナタ29番3楽章。

もの思いにふける秋の夜長。せつなくも美しい曲想で泣けてきます。

* シューベルト 弦楽五重奏曲2楽章の中間部以外。

満月の夜にススキがゆれながらポーッと野原に。つられてウサギも
穴から顔を出す・・・って感じ(どんな感じやねん)。
この曲は最近の就寝のお供。2楽章が終るまでに寝ていないと3楽章の
スケルツォで踊りだす羽目になるのです。

* ブラームス ヴァイオリンソナタ1番1楽章。

少し涼しくなってきた折に突然暖かな日差しが差してきたような音楽。

* マーラー 大地の歌 「秋にさびしきもの」

ううーっ、暗い。けどうつくしい。

* マーラー 交響曲9番4楽章。

これは極めつけ。死を前提とした人生の晩秋。お、重い。

* バッハ 音楽の捧げもの。

突然気分を変えて。秋の夜長にしっとりと浸りたくなる音楽!

「秋」の曲は沢山出て来そうですね。

定番とは?
投稿者:as_dsch
2003/ 9/ 8 20:10 メッセージ: 2586
これは y_bagus_m さんの 2582 に対する返信です
80日間世界一周ならぬ4週間世界一蹴の次はお約束ですね。

秋といえば運動会。
運動会といえばリスト「レ・プレリュード」、オッフェンバック「天国と地獄」序曲などが田吾作が少年のころの定番でしたが、今もそうなのかな?
また、読書感想文の定番は太宰治「走れメロス」と森鴎外(「鴎」の区の中は正しくはメではなく品)「高瀬舟」でした・・・これらは読書感想文に都合がいい小説です・・・このふたつで何回も書きました。

ところで、秋のコンサートの定番というのはあるのかな?
年末の「大苦」や年始の「ウィンナ・ソーセ−ジ」に匹敵するものは見当たりません。(オーストリアではウィンナ・ソーセ−ジにザウア・クラウトがつくんだろうか?)
最近日本では正月に「新世界」を演奏するのも定番になりつつあり、同じホ短調ということでメンデルスゾーンVn協奏曲やショパンPf協奏曲1番が組合せられることがしばしばあります。

とりあえず「レ・プレリュード」と「天国と地獄」序曲を挙げたので、ここで義務テーマからはずれて本来のテーマ「定番とは?」に移ります。

LP時代の定番組合せの王様:「運命」(A面)&「未完成」(B面)
CD時代でもけっこうある定番組合せ:メンデルスゾーンとチャイコフスキーのVn協奏曲

コンサートではこんなのが思いつきます。
・ シベリウス・プロ:「フィンランディア」&Vn協奏曲&交響曲2番+「行進曲風に」(「カレリア組曲」より:アンコール)
・ チェコ・プロ:スメタナ「モルダウ」&ドヴォルザークVc協奏曲&「新世界より」+スラブ舞曲(アンコール)
・ ブラームス・プロ:Vn協奏曲/Pf協奏曲2番&交響曲(1〜4のどれか)+ハンガリー舞曲(アンコール)
・ チャイコフスキー・プロ:Vn協奏曲/Pf協奏曲1番&交響曲(4〜6のどれか)
・ 合奏団:チャイコフスキー「弦楽セレナード」&ヴィヴァルヂ「四季」
・ 名古屋の喫茶店:コーヒー+ピーナッツ類/あられ類(サービス:一日中)

名古屋は11日ぶりに最高気温が30℃を切りました(29.5℃)が、また明日から30℃を越すようです。

秋になる瞬間
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/ 8 20:22 メッセージ: 2587
これは beknch さんの 2585 に対する返信です
>中国といえば、バグースさんは「どえりゃー中国人」の音楽は聴かれたのでしょうか? 
>タイトルにはお互い奇異を感じていたものの・・・

良くぞ訊いてくださいました!
弦チェレ、オケコンと共にショルティの2枚組に収められていた 「どえりゃー中国人」、
… 恥ずかしながら、まだ一度も聴いておりません。
聴こう聴こうと思いつつ、新たにあれもこれもとやっているうちに、ついつい。
はい、今晩聴きます、必ず (いや、多分…)。

>序奏とアレグロニ短調作品134ですよね。第二主題はモロそのものなので、
>一度お聴きいただけばと思います。

モロですか、モロ。
そいつは是非是非見たい! じゃなく、聴いてみたいですね。
しかし、日本国民に愛され親しまれている山田耕作先生のあの曲をパクるとは、
ふてえ野郎だ、シューマンのオヤジも。

>あの村上春樹にも「中国行きのスローボート」という短編集がありますが、
>その中の一編「午後の最後の芝生」がとてもよかった。

私も読みました、「中国行きのスローボート」。
でも、「午後の最後の芝生」ってどんな内容だったか覚えていません。
読んだのはもう随分前でしたから。
よし、一度読み直してみましょう。
― でも、本が今の家にあるかどうかが問題だ…

>エッ!秋!? だってこのごろ毎日気温35度じゃ???

日本ではやはりまだそんななのですか?
おかしな気候ですね、ほんと。
でもね、秋と言うのはある日突然やって来るものなのです。

「暦の上では秋とは言え、いつまでも暑い日が続きやがる今日この頃でございますってか、
ベラボウめぃ!」 と 思いながら 街を/通勤通学道を/学校の中を 歩いていると、
一瞬吹く風に/太陽の陽射しに/空気の密度に 突然何らかな変化を感じるのです。
それは何の前触れも無くいきなりやって来ます。
そしてその瞬間に思うのですよ 「秋なんだ…!」

でも、注意深く神経を研ぎ澄ませていなければ、その瞬間を逃してしまいます。
日本に住んでらっしゃる皆さん、「秋になる瞬間」、 どーかお見逃しなく。

私などもう永らく季節の変化の少ない南国か、その逆の暴力的四季変化の国かの生活が
続いていますので、そんな体験とは縁遠くなってしまいました。

そう言えばbekさんが住んでらっしゃる南極ではそろそろ春の訪れが…

Brucknerfest
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/ 9/ 8 21:09 メッセージ: 2588
これは as_dsch さんの 2586 に対する返信です
秋といえば、ブルックナー。

近郊の街リンツでは、毎年秋にブルックナー音楽祭が開かれます。
今年のクラシックのオープニングはソビエト国立交響楽団による、チャイコフスキー:ピアノコンチェルト、ショスタコ五番。
リンツ、ブルックナーオーケストラによるブルックナー四番、フランス国立交響楽団によるブルックナー三番、などをはじめ、室内楽、ブルックナーのオルガン曲など、約1ヶ月に渡るフェスティバルです。

オープニングではブルックナーハウスでの演奏が、目の前に流れるドナウのほとりに設置されたいくつもの大スピーカーで流され、夜のドナウ川を眺めながらコンサートを川っぷちの芝の上で聴く事が出来ます。

>(オーストリアではウィンナ・ソーセ−ジにザウア・クラウトがつくんだろうか?)

ウィンナーソーセージでなく、フランクフルターですが、(茹でたもの)これはからしを付けて食べ、焼いたもの(ブラートヴルスト)にはサウア・クラウト(注:オーストリアではザウアと濁らず)が付きます。

夜はもちろん”青くない”ドナウのほとりに座って、Frankfurterソーセージでも食べながらショスタコを大音響で聞きにいらっしゃいませんか、田吾作さん?

夢のあとに
投稿者:shaberibu
2003/ 9/ 8 21:40 メッセージ: 2589
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
http://www2.pinky.ne.jp/~cube/music/012.html

とか

チャイコフスキーの感傷的なセレナード

枯れ葉
投稿者:shaberibu
2003/ 9/ 8 22:19 メッセージ: 2590
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
http://yossy-world.hp.infoseek.co.jp/MyMusic.htm

とか

ショーソンの詩曲いいです。

教会暦で「秋」と言えば?
投稿者:nujikoa
2003/ 9/ 8 23:01 メッセージ: 2591
これは y_bagus_m さんの 2582 に対する返信です
暦にしたがって演奏される音楽といえば、
バッハのカンタータがあります。

(と言いながら、そんなこと気にして聴いたことは一度もなかったズボラな私;)

思い立って、「教会暦」を、ちょっと調べてみました。

キリスト教では6月〜11月って、
これといった祝日の無い、宗教的には地味な期間なのですね・・・

秋は「芸術」「大食」「読書」「運動」に・・・と、大変忙しいので、
「宗教のおつとめくらいは休ませてあげましょう」という神様のはからいなのでしょうか。

秋に演奏されるカンタータで有名なもの

・78番「イエスよ、わが魂を」 9月 <三位一体祝日後第14主日>

・51番「もろびとよ歓呼して神を迎えよ」 9月 <同、第15主日>

・140番「目覚めよと呼ぶ声あり」 11月<同、第27主日>

・80番「われらが神は堅き砦」 10/31 <宗教改革記念日>

・・・あらら、「地味な期間」という割には、名曲中の名曲が結構そろってましたね。
さすが『手抜き工事は絶対にしない』バッハ!

さて、 まずは78番から聴いてみるかな〜

as_dschさん、おやめください
投稿者:ciurlionjs
2003/ 9/ 8 23:05 メッセージ: 2592
これは as_dsch さんの 2586 に対する返信です
くだらない無駄話を延々と書き込むのは嫌がらせです。お願いですからもう来ないで下さい。

ロイヤルオペラ
投稿者:susano_o000
2003/ 9/ 8 23:44 メッセージ: 2593
これは beknch さんの 2580 に対する返信です
>一種のオペラ+歌舞伎みたいなものでしょうか。演劇と音楽と舞踊が入り混じった

 以前、中国の奥地?、桂林で見たことがあるんです。演目は西遊記でした。
 プログラムには「桂林市桂劇団演出 THE GUILIN LOAL OPERA TROUPE」とありました。LOALはよくわからないのですが、おそらく「ロイヤル」の間違いかと思いつつ、それなら「ロイヤルオペラ」!。

 音はメチャクチャ大音量でロックコンサート並。最初はその騒々しさに驚いたものですが、なれてくるとその原色的な音世界がずいぶん楽しくなってきます。

 バグースさんはきれいなお姉さんを発見したそうなんですが、私はただただのっていました。(^^;ゞ
 で、ジャッキー・チェンの格闘シーン。京劇の「ジャンジャン!!、ホワンホワン!!」のあのリズムにぴったりな気がするんです。(^^;

オランダの
投稿者:susano_o000
2003/ 9/ 8 23:59 メッセージ: 2594
これは y_bagus_m さんの 2582 に対する返信です
>前回のテーマは何と4週間も引っ張ってしまいました。
>まあ、世界一周したのですからその程度の時間はかかっても仕方の無いところ。

 もっと長くても良かった。(^^ゞ

 で、タイトルにその思いを吐露しつつも、秋。(^^;ゞ
 私にはJ.P.スヴェーリンクの「輪が青春は終わりぬ」です。(そう言えば最近、スヴェーリンクさん、見ない)

 オルガン演奏でも合唱でもいいです。下降音が続く暗い音調の曲なんですが、彼に特有のちょっと神秘的な明るさを感じ、偏愛の1曲です。
 個人的には「冬にまではなっていない秋」と感じます。

 関係ないんですが、昔好きだった女の子の誕生日が「立冬」でしたっけ。で、私の誕生日は12/21で「冬至」の一日前。
 ・・・立冬と冬至にぴったりの末期を迎えたものでしたっけ。(^^;ゞ
 いえ、この前クラス会があって久しぶりに会ったもので。(^^;ゞ

オランダの 2
投稿者:susano_o000
2003/ 9/ 9 0:01 メッセージ: 2595
これは susano_o000 さんの 2594 に対する返信です
>「輪が青春は終わりぬ」

 「我が青春は終わりぬ」がなぜか・・・。(^^;

ドイツの (しつこい)
投稿者:susano_o000
2003/ 9/ 9 0:13 メッセージ: 2596
これは y_bagus_m さんの 2582 に対する返信です
 モーツァルトの「ピアノ協奏曲第27番」のイントロ部分にも、秋空を思わせるものを感じます。
 夏は終わり、超天才の終焉の、光が降り注ぐ秋。

 私はモーツァルティアンと自称するほどの、「モ」がつけば何でも好きというほどのものでもないんですが、幾つかの曲ゆえに、彼は極めて好きな作曲家のうちの1人になっているのです。この曲もそのうちの1つです。

我が青春はすでに過ぎ去り
投稿者:shaberibu
2003/ 9/ 9 10:03 メッセージ: 2597
これは susano_o000 さんの 2595 に対する返信です
http://www10.ocn.ne.jp/~bach/MIDIpege.html

下のほうです。

変奏曲形式で、繰り返される一定の

旋律が印象的ですね。

ブラームス:秋のソナタ
投稿者:ZAKKYO2000
2003/ 9/ 9 10:38 メッセージ: 2598
これは y_bagus_m さんの 2582 に対する返信です
世界一周の旅の疲れがまだ取れず、まだなかなか頭が動きません。(実はまだ夏休みを取っていないのですが、なんだか十分休んだ気分になってます)

今夏のテーマを見て、「えっ、また秋といえばかいな」と思って過去レスを見たら、このトピなんと去年の12月に「クリスマスといえば」から始まったばかりでしたね。
まだ一年も経っていないなんて信じられません。

というわけで秋の、私の一番のおすすめは
・ブラームス:ヴィオラソナタNo.2 E♭

この曲には思い出があって、学生のとき窓際で(珍しく)勉強をしている時、FMから全く存在すら知らなかったこの曲が流れてきて、その時ふと外を見上げると中秋の名月が一点の曇りもなく輝いていました。
ブラームス晩年の平穏な中にも時たま熱い想いが顔を出すような曲調と、ため息のようなヴィオラの音色がピッタリはまり、思わず明かりを消して月を見ながらこの曲に聴き惚れたものでした。
曲が終わると一切の音楽を耳に入れたくなくなり、外へ出て月を見ながらしばらく散歩して、この曲の余韻に浸っていました。
長い音楽人生の中でもこんな体験はなかなかなく、それ以来この曲にどっぷりはまってしまいました。ブラームスは交響曲もそれほど持ってないのに、この曲だけ数えたら8種類もCDがたまっていました。

でもこの曲本当はクラリネットソナタだったと後に知ってちょっとショックを受けました。いまでも断然ヴィオラ版のほうが好きです。

そういえばバグースさんはヴィオラをやっているのでしたよね。この曲は弾いたことありますか?
もしあるのでしたら是非録音して私に下さい。

(上記のタイトルは私が勝手につけた表題です)

Dankgesang
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/ 9/ 9 17:04 メッセージ: 2599
これは ZAKKYO2000 さんの 2598 に対する返信です
ZAKKYOさん

ブラームス:ヴィオラソナタNo.2、今朝1番に聴きました。素敵な学生時代の思い出を語って頂いたお陰で、紅葉の始まったピリリとする空気の冷たい秋の朝にマッチした、大好きな曲を朝から聴く事が出来ました。

私もビオラ版の方が気に入っています。(クラリネット奏者には怒られそうですが)
でも、第1楽章のEs-Durはともかく、第2楽章のあの切迫した切ない雰囲気は、クラリネットの楽器を念頭に置いて書いたes-mollという調号が、ビオラで奏した場合に
よけいその効力を発揮しているように感じます。
もし、はじめからビオラソナタとして作曲したのだったら、あの調号は用いなかったのではないかと聴く度に思うのです。
そういう意味では、ミュールフェルトが素晴らしい「ビオラ奏者」だったのではなくて「クラリネット奏者」だったことに感謝したい気持ちです。

学生の時に、その時の空気、風、状況が何かの曲とマッチして、それが生涯忘れられない”思い出の曲”となることって良くありますね。
それが春や秋にだったらなおさらのこと。

ベートーヴェン弦楽四重奏Op.132第3楽章。-Heiliger Dankgesang(thanksgiving)-

CDになった今でも、そこばかりリピートにして聴く癖はぬけません。
静かな秋の夜にいいですね。

中秋の名月
投稿者:lvkoechel
2003/ 9/ 9 22:23 メッセージ: 2600
これは ZAKKYO2000 さんの 2598 に対する返信です
のすぐ右下に、火星が良く見えます。間違ってもホルストの「惑星」は聞こえてきません。
 確かにヴィオラ・ソナタにぴったりですね。
 

>秋の歌
投稿者:kettaro2001
2003/ 9/10 9:43 メッセージ: 2601
これは yukkomylove2003 さんの 2584 に対する返信です
>とりあえず、チャイコフスキーの「秋の歌」かなぁ。

 手持ちのものは、リチャード・ストルツマンのクラリネットと弦楽四重奏のものです。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=bvcf34006

 編曲はストルツマンと親交の深かった武満徹。演奏にはストルツマンの妻ルーシーがバイオリンで加わっています。

 このアルバム、クラシックからはショパン、パーセル、バッハ、グリーグなどをとりあげていますが、ほかに、ピアソラやジョビン、さらに「ジャンゴ」、「マイ・ファニー・バレンタイン」、「ラウンド・ミッドナイト」、ベニー・グッドマンで有名な「グッドバイ」なども演奏しています。

 ストルツマンはジャズでも名を知られ、ホットでスインギーなスタイルの演奏も見事にこなしますが、ここでは抑制の効いたクラシカルな雰囲気の演奏。

 基本的にスインギーなクラリネットが好みなんですが、こうした情感豊かな演奏もいいですね。秋にはこういった雰囲気が合っているようです。

皆さん、おはようございます。
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/10 9:54 メッセージ: 2602
これは kettaro2001 さんの 2601 に対する返信です
昨日は1日中 中国に入っており、まったく投稿出来ずじまいでした。
申し訳ありません。
また今晩レス入れます。

re.re.ヴィオラソナタ
投稿者:ZAKKYO2000
2003/ 9/10 12:06 メッセージ: 2603
これは SPINATPOLKA2 さんの 2599 に対する返信です
皆さんの同意を得られてうれしいです。

シュピナートさん、
確かに第1番のように通常の楽章配列ではなく、緩−急−緩の配列を取り、第2楽章の切迫感が逆に両端楽章の平穏さを際立たせているのもこの曲をより魅力的にしている一因ですよね。

>はじめからビオラソナタとして作曲したのだったら、あの調号は用いなかったのではないかと聴く度に思うのです。
なるほど、鋭い読みですね。しかも変ホ長調から変ホ短調への単純転調というのも、多分に効果的なのでしょうね。
おかげ様で、また新たな気持ちで聴けそうです。

>ベートーヴェン弦楽四重奏Op.132第3楽章
ベートーヴェンは14番はなんとか聴けるようになりましたが、15番はまだかなり難関です。3楽章から重点的に聴いてみます。


lvkoechelさん、
>中秋の名月のすぐ右下に、火星が良く見えます。
確かに昨晩は非常に接近していましたね。子供たちも気づいて空を見上げていました。
そうだ団子を食べなくっちゃ。(でもこの暑さは何?)

<エウゲニ・オネーギン>
投稿者:other_wind
2003/ 9/10 16:58 メッセージ: 2604
これは y_bagus_m さんの 2602 に対する返信です
15年くらい前、ボリショイ歌劇場が来日した時、初めてチャイコフスキーのオペラ<エウゲニ・オネーギン>に出会いました。この時もまあ感激して、相当しばらくの間、頭の中でレンスキーのアリアだの、タチアナの手紙のアリアだの、トリケの歌などが飛び交っていましたね。

秋はもの想う季節。<エウゲニ・オネーギン>はどうでしょう。

チャー先生も諸先生に劣らないメロディーメーカー。バレエ音楽も魅力的なメロディーがいっぱいだけれども、オネーギンも次から次へすばらしいメロディーでいっぱい。農民の収穫を祝うような力強い合唱、舞踏会の晴れやかな音楽、ホルンがまたおいしいメロディーを聴かせるんだ。そして、恋焦がれる胸を締め付けるようなメランコリックな旋律を聴くと、う〜ん、もう泣き出したくなっちゃう。

登場人物の誰の想いも実らない。中でもタチアナの手紙を書くところ、オネーギンから拒絶されるところは胸が張り裂けそうだ。そして最後の場面の毅然たる態度!タチアナさま〜ッ!って叫びたくなっちゃうね。あれからオネーギンはどう生きたんだろう…。

秋はもの想う季節だよなぁ…

定番
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/10 19:03 メッセージ: 2605
これは as_dsch さんの 2586 に対する返信です
>秋といえば運動会。

田吾作さん、「秋」でそう来ましたか。
私は運動会と言えば、「ハンガリー狂詩曲」の
/ダディダディダダダダ/ダディダディダダダダ/ダダダダダダダダ/ダダダダダダダダ…
というあの部分、それにアンダーソンの 「トランペット吹きの休日」 を思い浮かべます。
あとは、曲名はよーわかりませんが、マーチの数々。
/タンタンタンタン/タンタカタンタンターン … というあの曲がうちの小学校の定番でした。

>LP時代の定番組合せの王様:「運命」(A面)&「未完成」(B面)

それにグリーグ/シューマンのピアノ協奏曲なんてのも定番中の定番でしたよね。
CD時代になってから、プラスアルファを入れなくてはいけなくなって、演奏者の皆さん、
ごくろはんどす といつも思ってました。

あ、そう言えばLP時代にはA面にブルックナーの8番、B面にマーラーの9番なんてのも
よくありましたよね。

>>中国といえば、バグースさんは「どえりゃー中国人」の音楽は聴かれたのでしょうか? 
>はい、今晩聴きます、必ず (いや、多分…)。

はい、その晩聴きました、確かに!
で、その感想です。

併録されていた弦チェレ、久し振りに聴きましたが、また良かった。
私はあの一楽章が好きで、以前「この世のものではない何かに体中を撫で回されるような」
と書きましたが、今回はそれに加えて「この世のものではない何かに囁きかけられているような」
という印象を持ちました。
あれは実は「声」だったんですねぇ。
「ほら、こっちにおいで… こっちの世界には苦しいことなんか何にもないよ、ほら、おいで… 」
と、そんな感じです。 あー、コワい…。
この曲を歌詞無しの合唱で再現すればすごい音楽になるのではないかとふと思いました。

あれ? 「どえりゃー中国人」の話じゃありませんでしたっけ…?
勝手に弦チェレの話にすり替えられたら困りますよ、まったく。
ブツブツ …

幻の録音
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/10 19:10 メッセージ: 2606
これは shaberibu さんの 2590 に対する返信です
>秋といえば、ブルックナー。

「秋→ブルックナー」なのですか? 本場では。

>近郊の街リンツでは、毎年秋にブルックナー音楽祭が開かれます。

なるほど、そらもうブルックナーマニアにはたまりまへんなぁ。

>今年のクラシックのオープニングはソビエト国立交響楽団による、
>チャイコフスキー:ピアノコンチェルト、ショスタコ五番。

で、なんでそこでチャイコやとかタコ先生やとかが出て来まんの?
ブルックナーちゃいまんのか? ブルックナー??

でも、そんな音楽祭で聴けば私もブルちゃん好きになれるかも ?

>夢のあとに

シャベリブさん、この曲はフォーレの中でも(当然) 大好きな曲で、あまりの好きぶりに
昔楽譜を買ってきて自分で多重録音してしまいましたよ。
MTRという多重録音機を使って、まずはピアノの右手を2小節ずつ区切って録音、
その後で左手を録音、そして最後に既に録音されたピアノ伴奏を聞きながらヴォーカル
を入れました。
フランス語はチンプンカンプンなので、いっしょに載っていた英語の歌詞で。

後日 どうやってその録音の存在を聞きつけたのか、エラートの役員が菓子折りを提げて
私のところにやって来て、「是非レコード化を!」と土下座して頼まれたのですが、
第4楽章の456小節目でヴォーカルの音程が少しフラットになる箇所があり、
そこが気に食わなかったため丁寧にお断りしました。
今でもエラート幹部の間では「幻の録音」として語り継がれているらしいです。
あきらめの悪い奴らだ、まったく…

>枯れ葉

シャベリブさんからこの曲が出るのは意外(?) な感じがしましたが、確かにこれは
秋の定番ですよね。
ケッタロさんにこの曲の名盤を紹介していただきたいなぁ…
歌入り、無しにかかわらず。

気分次第で演らないで
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/10 19:22 メッセージ: 2607
これは susano_o000 さんの 2595 に対する返信です
>暦にしたがって演奏される音楽といえば、バッハのカンタータがあります。

え、バッハのカンタータってそんな風に演奏されるのですか?
気分次第でいつでもどの曲を演奏しても良いというわけではないのですね。
知らなかった…
早速インターネットで調べてみると、「ふむふむ」です。
いや〜、インターネットってほんとに便利!

ところで、これは誕生日のプレセントに使えますね。
高〜い誕生石の指輪をプレゼントする替わりにCDを1枚。

例えば、9月が誕生日の彼女 (うちのカミさんだー!) にサファイア
(9月の誕生石−たった今調べました) を贈る替わりに、
バッハのカンタータ51番「もろびとよ歓呼して神を迎えよ」
のCDをプレゼント。
「ほら、君の誕生をもろびとが歓呼して祝っているんだよ」 とか言いながら。
彼女は「私って、神?」と喜ぶこと間違いなし!

あと、「BWV34 おお永遠の火、おお愛の源よ」なんかも
彼女へのプレゼントに相応しいですね。
「愛」の意味がちと違うようにも思いますが (“エロス”と“アジャパー” でしたっけ?) …。

でも、これを実行に移す時には選曲には細心の注意を払わなければいけません。
1月(2月か?) 生まれのフィアンセに 「BWV156 わが片足すでに墓穴に入りぬ」
なんていう曲のCDを贈ってしまうと 「私と結婚するのがそんなにイヤなの!?」
と問い詰められそうだし、3月/4月生まれの彼女に
「BWV 181軽佻浮薄なる精神の者ども」のCDなんか贈って、
「君にピッタリの曲だよ。」 なんて言ってしまった日にゃぁ、
そこで即終わってしまいますから。

>以前、中国の奥地?、桂林で見たことがあるんです。演目は西遊記でした。
>プログラムには「桂林市桂劇団演出 THE GUILIN LOAL OPERA TROUPE」とありました。
>LOALはよくわからないのですが、おそらく「ロイヤル」の間違いかと思いつつ、
>それなら「ロイヤルオペラ」!。

私の推測ですが、おそらく「LOCAL」ではないでしょうか。
「C」を抜かしてしまったか、消えかかっていたのか…
京劇は英語で「チャイニーズ・オペラ」ですから、
「桂林ローカルオペラ」ならばしっくりくると言うもの。

>私にはJ.P.スヴェーリンクの「我が青春は終わりぬ」です。
>(そう言えば最近、スヴェーリンクさん、見ない)

例によって聴いたことがありませんが… と思うと、きっちりシャベリブさんがMIDIを
ご紹介くださっていますね。 素晴らしいフォロー。
そう言えば、確かに最近スヴェーリンクさんをお見かけしません。

お元気ですかぁ?

残念だなぁ…
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/10 19:46 メッセージ: 2608
これは lvkoechel さんの 2600 に対する返信です
>というわけで秋の、私の一番のおすすめは ・ブラームス:ヴィオラソナタNo.2E♭

わぁ、ZAKKYOさん、この曲は今の私のお気に入りの曲の一つです。
正直言って1番の方は今ひとつしっくり来ないのですが、2番の方は大好きで、
最近 「趣味トピ」 で大々的に募集している 「私のブラームス ベスト5」 の中に入れた
ほどです。

いや〜、それにしてもZAKKYOさんの学生時代の体験、良いですねぇ!
今晩あたり聴いてみようかな?
私の家からは方角的に月が見えないのが残念ですが。

>そういえばバグースさんはヴィオラをやっているのでしたよね。
>この曲は弾いたことありますか?
>もしあるのでしたら是非録音して私に下さい。

えっ、私がですか?
もちろんこの曲くらいは朝飯前、逆立ちしながらでも弾けますが、残念ながらピアノを
弾ける人が周りにいません。
録音して差し上げたいのは山々なんですけどねぇ…
いや〜、本当に残念 !

>素敵な学生時代の思い出を語って頂いたお陰で、紅葉の始まったピリリとする空気の
>冷たい秋の朝にマッチした、大好きな曲を朝から聴く事が出来ました。

シュピナートさん、もう紅葉が始まっているのですか?
ついこないだまで「暑い!」って叫んでらしたのに、そんなの反則です!

>もし、はじめからビオラソナタとして作曲したのだったら、あの調号は
>用いなかったのではないかと聴く度に思うのです。

私は調号の違いによる響き方の違いなど全くわかりません。
例えば、あのモーツァルトの「ト短調」を一音上げて「イ短調」でやったとしても、
もしかして「ちょっと音が高いんじゃないの?」くらいは感じるかもしれませんが、
「ト短調独特の悲劇性を帯びた響き」が損なわれるとか言ったようなことは全く
感じないという確信がありあます。 エッヘン!

これって絶対音感の有無に関係するのでしょうか?

>中秋の名月のすぐ右下に、火星が良く見えます。

そうそう、私も見ました。
昨晩は月がすごく明るかったにもかかわらず、その横で火星が「負けるもんか!」と
頑張って輝いていました。

明日が中秋の名月本番ですね。

こういうことなら、負けません
投稿者:lvkoechel
2003/ 9/10 20:34 メッセージ: 2609
これは y_bagus_m さんの 2608 に対する返信です
>私は調号の違いによる響き方の違いなど全くわかりません。
例えば、あのモーツァルトの「ト短調」を一音上げて「イ短調」でやったとしても、もしかして「ちょっと音が高いんじゃないの?」くらいは感じるかもしれませんが、
「ト短調独特の悲劇性を帯びた響き」が損なわれるとか言ったようなことは全く
感じないという確信がありあます。 エッヘン!

 私も、多分同じです。
でも、待てよ。
古楽器群のは半音低く、少し違う風に聞こえるけれど、原因がどこにあるのか、ピッチの所為だかどうだか、判然としません。

ない、ない。
投稿者:other_wind
2003/ 9/10 20:55 メッセージ: 2610
これは y_bagus_m さんの 2605 に対する返信です
>あ、そう言えばLP時代にはA面にブルックナーの8番、B面にマーラーの9番なんてのも
よくありましたよね。

あの120cmLPのことでしょうか?

秋と言えば・・  バロック編
投稿者:wadakamaru
2003/ 9/10 21:35 メッセージ: 2611
これは y_bagus_m さんの 2582 に対する返信です
だいぶ考えてみましたが、これというのが思い浮かばない。
ヴィヴァルディの「秋」ではあまりにも芸がなさ過ぎるし。
でもこの曲をミュゼット(フランスのバグパイプ)などに編曲した曲は、
秋のフランスの農村の風景とは、こんなものかと言う気持ちにさせてくれます。
この曲は、長い間ヴィヴァルディの作とされていた「忠実な羊飼い」の、
真の作者シェドヴィルが、同じくヴィヴァルディの「四季」を編曲したものです。

関係ないけれど、今飲んでいるビールはキリンの「秋味」
今朝の突然の雨で、大阪近辺も一気に暑さが抜けてしまいました。
もうすぐ満月と言うことで、
「秋風に たなびく雲の たえまより もれ出づる月の 影のさやけさ」  左京大夫顕輔 (新古今和歌集)
と、いま新古今和歌集を開いて、それらしい歌を探し、秋の風情をめでるふりをしています。

誕生石ならぬ
投稿者:nujikoa
2003/ 9/10 22:01 メッセージ: 2612
これは y_bagus_m さんの 2607 に対する返信です
「誕生カンタータ」ですか。

思いもよらなかった名案、有難うございます。

>例えば、9月が誕生日の彼女 (うちのカミさんだー!) に
>サファイア(9月の誕生石−たった今調べました) を贈る替わりに、
>バッハのカンタータ51番「もろびとよ歓呼して神を迎えよ」
>のCDをプレゼント。

あの麗しい51番がプレゼントできるなんて素晴らしいですね!


僕のケースだと・・・4月なので、大変です。

「誕生石はダイヤモンドなのよね〜」

「えっCDで我慢しろって?」
「まさかカンタータなんてケチくさいこと言わないでしょうねぇ?」
「4月と言えば受難節。当然『マタイ受難曲』でしょ?」

・・・ガーン!CD3枚組だぁ〜



***追伸

>1月(2月か?) 生まれのフィアンセに 「BWV156 わが片足すでに墓穴に入りぬ」

こういうこともあるので、万能アイテムも知っておかねばなりません。
「クリスマス・オラトリオ」で決まりでしょうね。
イエスの誕生を祝う曲ですから。冒頭の太鼓4発が、いかにもお目出度いです。

懐妊祝いは「マニフィカート」で。

でも
投稿者:wolfgang17560127
2003/ 9/10 22:30 メッセージ: 2613
これは other_wind さんの 2610 に対する返信です
昔、ドヴォルザークの「新世界より」とチャイコフスキーの「悲愴」が表と裏に収録されているものもありました。演奏は、カラヤン フィルハーモニアoでした。

また、珍盤で逆回転レコードもありました。このレコードは今のCDと同じで内周から外周に向って刻んでありました。曲は、ラヴェルの「ボレロ」、なんとなくわかる気がします。また、注意書きにフルオートプレイヤーでは再生できませんともありました。

他に、おもちゃでレコードの上をトラック(車)が走り回って音を出す、その名も「サウンドトラック」なんてものもありました。

極めつけは、レコードの形をしたチョコレート。注意書きにはなんと「音は出ません」。

かれは
投稿者:nujikoa
2003/ 9/10 23:53 メッセージ: 2614
これは y_bagus_m さんの 2606 に対する返信です
>枯れ葉
>ケッタロさんにこの曲の名盤を紹介していただきたいなぁ…

すいません、ケッタロさんの仕事を横取りさせて頂きます。

*ケッタロさん、僕が少しくらい横取りしたところで、ネタはいくらでもお持ちでしょう、きっと。(^^)


歌入り

<サラ・ヴォーン>
歌入りとは言っても、あのメロディーは最初から最後まで、ついには一度も出てきません。
全面スキャット!
最高のスリルとスピード感です。
アッコさんも真っ青なド迫力のジャケットも魅力。

<ナット・キング・コール>
歌の見事さは当然なのでおいといて、
伴奏のストリングス。
イントロで「ハラホロヒレ〜」と、まさに枯葉の落ちる様子がはかなく、悲しげに描かれるのが印象的です。

「欽ちゃんの仮想大賞」去年だか一昨年だかの優勝チームの出し物が、「枯葉」!
このナット・コールの録音を使っていたのを今でも覚えてます。


歌無し

<木住野佳子のピアノトリオ>
一流の外タレをスタジオに呼ぶのではなく、
普段から一緒に演奏している日本人のベース、ドラムスと組んでの録音。
彼らの演奏は生でも聴きましたが、それにしてもドラムのバカテクの凄いこと!
千手観音が演奏してるかのようです。
お洒落でいながら、生々しさも失わない名演だと思います。

<マイルス・イン・ベルリン>
これもサラ・ヴォーン同様、「メロディー解体系」です。
でも、途中のテナーサックスが甘く妖しくきらめく・・・

枯葉
投稿者:kettaro2001
2003/ 9/11 0:01 メッセージ: 2615
これは y_bagus_m さんの 2606 に対する返信です
 あ、nujikoaさんが、先にやってる。
 でも、手持ちの分と全くかぶってないので、私もやっちゃいましょう。

 この曲、ジャズでやるなら、アップ・テンポでアグレッシブに演奏して欲しい、というのが個人的な好みです。ただ、そういう演奏だと、秋の風情にはマッチしないかも知れませんね。

 大名盤といわれるマイルスの演奏も、どうも間延びしているように感じられて…。

http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=tocj1595

 ちなみにキャノンボール・アダレイ名義なのは、契約の都合上、マイルス名義でアルバムを発表できなかった、ということらしいです。


 お気に入りは、

ビル・エヴァンズ「ポートレイト・イン・ジャズ」
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=vicj2215

レイ・ブライアント「コン・アルマ」
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=srcs7133

チック・コリア「スタンダーズ・アンド・モア」
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=uccu5066

 などでしょうか。


 エヴァンズ盤は、アップ・テンポながら秋の風情がなんとなく感じられる演奏。
 一番好みのタイプなのが、ブライアント盤。
 チック・コリアは、曲名とは裏腹にみずみずしさの感じられる演奏。でも、それはそれでいい、といった感じです。

 歌物では、akikoという女性ボーカリストのものしかないんですが、アップ・テンポながら歌い方はソフトなんで、これも秋の風情を感じることができます。

 あと、前のお題「黒いオルフェ」で御紹介いただいた(2190番)椎名林檎盤もなかなか。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&pn=2&id=toct24780


 未聴ながら、ドミンゴがこの曲を歌っているようです。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=srcr1609

 あと、例によって、鮫島さんも吹き込んでいるようですね。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=coco80591


 イロモノ系で惹かれるのがこれ↓。ラストが「枯葉」です。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=cocj31721

 これ、いつかフラフラと買っちゃうんだろうなァ。


 ドビュッシーのピアノ作品に同名異曲があるようですね。

ピッチについて
投稿者:beknch
2003/ 9/11 6:22 メッセージ: 2616
これは lvkoechel さんの 2609 に対する返信です
ピッチの件は別の意味で最近不思議に思っておりました。と言うのもリコ
ーダーのカタログを見ているとバロックピッチと称して A=415HZ の楽器を
売っているのを見たからです。
現代では A=440HZ と国際的に基準が決まっていますが、415だと丁度半音
下がることになります。

どうして、こんな面倒な楽器を売っているのでしょうか? この楽器を現代
楽器と合わせようとすると、こっちはラを出していても、みんなにはラ♭に
聴こえるわけで、合奏相手は同じ415ピッチの楽器を選ぶことになります。

どうも、A=440 と言う基準が決まったのは最近のことで、バロック時代には
例えば、390−460とまちまちの「ラ」の音を基準にしていたようなのです。
それは、各地のオルガンの基音でわかるそうです。

その中で 415 が古楽器の標準に近い周波数として収束されているので、現代
の古楽器ブームで再び見直されて来たようです。現に古楽器群の伴奏楽器は
この415であることも多いらしいのです。415でチューニングされたビオラ・
ダ・ガンバと440のリコーダーを合わせるときに調弦しなおすことも考え
られますが、弦のテンションが変わるのを嫌う向きもあるとか。

通は趣味でも415の笛を買われるようですが、例えばアルトリコーダーを
415で買うと、ソプラノ、テナー、バス、も415の楽器を使わないと合奏が
出来ません。しかし、全て415で揃うと「オツ」な音色となるのだそうです。
私にはどこまで違いがわかるのか自信がありません。

ただ、笛の場合は単純に半音転調しただけじゃないか、と言うものでもなく、
ある指のポジションにはそれ特有の音色があるので音の響きは転調とは別問題
となりますね。つまり440の笛を半音下げて(転調して)同じ曲を演奏しても
415の笛とは響きが違うことになると思います。

以上は調号の違いによる響きの違いの件とはちょっと違いますが、ピッチの件で関心があったもので。

A=440と言えば、「絶対音感」という本が昔あって、日本のYAMAHA音楽学校
の様な幼少からの音楽教育でA=440を頭で覚えてしまっている子供達の話が
あり、興味深く読みました。こういう人たちは例えばウィーンフィルが
A=445でチューニングされていた場合に非常に不快になるのだそうです。

今日が十五夜
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/11 10:15 メッセージ: 2617
これは other_wind さんの 2610 に対する返信です
おはようございます。
今日は中秋の名月本番 (こちらでは中秋節≠ニ言います)。
香港はちょっと曇り気味ですが、月はきれいに見えるかな?

>そうだ団子を食べなくっちゃ。

中国世界では中秋節と言えば「月餅」です。
こちらの人たちは日頃世話になっている人に月餅をプレゼントします。
月餅と言っても日本で売っている「中村屋の月餅」みたいに可愛いものではなく、
もっと大きいものが一般的です。
中身も日本のもののように上品なアンコではなく、もっと油ギトギトのもので、
香港の月餅はたいがい乾燥した卵の黄身が入っています。
私が食べてあんまり「おいしい!」と言うものではありません。

>チャー先生も諸先生に劣らないメロディーメーカー。
>バレエ音楽も魅力的なメロディーがいっぱいだけれども、オネーギンも次から次へ
>すばらしいメロディーでいっぱい。

以前のテーマ「苦手と言えば?」の時に随分とオペラが取り上げられました。
その時に私も うちで発見したモーツァルトやロッシーニ、ヴェルディのさわりを聴いてみました。
改めて聴いてみると、「手紙の二重唱」など 部分的には「これは良いな」と思うものもありましたが、
やはり聴き通すとなると辛いものがある。
モーツァルトみたいに「ホーッ!!」と絶叫するタイプの曲でなくても、そこここに聞かれる
芝居がかった歌い方/語り方が私は受け付けません。

チャイコフスキーのオペラはどうなのでしょう?
other windさんが書いておられるのを読むと、またまた 「これは…!」と疼いてしまうのですが…
「オペラ作曲家」ではないだけに、案外イケるのでは? と逆に希望を抱いたりして。

>こういうことなら、負けません

lvkさん、うれしいですね。
仲間、仲間。

う〜ん、でも普段は音楽の好みがことごとく一致しないのにこんな時だけ「お友達」だなんて、
何だか情けないような気もするぞ。

>あの120cmLPのことでしょうか?
>珍盤で逆回転レコードもありました。

120cmLP はうちにも数枚ありましたが、逆回転レコードのことは知りませんでした。
確かにボレロならそうやりたくなる気持ちわかりますね。

変化の瞬間
投稿者:beknch
2003/ 9/11 10:38 メッセージ: 2618
これは SPINATPOLKA2 さんの 2599 に対する返信です
昨日と今朝は空気まで明るい好天気。冬季は雨が多い中で久し振りに新鮮
です。

>そう言えばbekさんが住んでらっしゃる南極ではそろそろ春の訪れが…

そうですね、いつもは当地の季節感が無いことを愚痴る私ですが、「変化
の瞬間」と言う意味では、昨日・今日がそうなのかも知れません。
花粉症がモゾモゾしかけているのを感じる今日この頃でもありますし。

オーストリアの季節変化がそんなに激しいというのも知りませんでした。
ある意味、羨ましいですね。

モーツァルト・ピアノ協23番2楽章も「秋」を思わせるものがあります。
しっとりとせつない。

>J.P.スヴェーリンクの「我が青春は終わりぬ」です。

最近偶然にもこの曲を意識していました。本来全然知らない曲だったんです
けども。いきなりレスで出てきて驚きました。相変わらずお詳しいですね。

>ベートーヴェン弦楽四重奏Op.132第3楽章。
>静かな秋の夜にいいですね。

シュピナートさんはこの曲に大切な思い出がおありなんですね。
私もこの曲は好きです。ゆったりと聴くのには最高ですね。4楽章は古くは
CBSソニーの「音のカタログ」に載ってて、15番は昔からなじみがありました。
例によって、テープはどこに何が入っているのか判らない状態ですが・・・
今手元にあるCDの演奏、と言うよりも録音が気に入りません。弦の音が
カスカスになってしまっているし、音程が狂う場所もあるのです。

>昨日は1日中 中国に入っており

バグースさん、中国では本当の「どえりゃー」中国人と遭遇されました?
身長が4mあるとか・・・?

中秋節
投稿者:ZAKKYO2000
2003/ 9/11 14:07 メッセージ: 2619
これは y_bagus_m さんの 2617 に対する返信です
昨晩東京でも空気が澄み、見事な十五夜が見られました。(熱帯夜で非常に寝苦しかったですが)

>こちらでは中秋節≠ニ言います

そういえば香港ではどえりゃー灯篭が出現しているそうですね、ご覧になりました?

>中国世界では中秋節と言えば「月餅」です。

中華街で売っているようなナッツ類が沢山入ってるようなものとはまた違うのですか? 私は結構好きで、行くと天津甘栗といっしょに必ず買ってきます。が、たしかにちょっとでかいですよね。

話し変わりますが、昨日CD屋に行ったところ、オリバー・ナッセン指揮の香港フィルの演奏でストラヴィンスキーの全集が何枚も出ていました。
必死に買いたい衝動を抑え帰ってきましたが、いよいよ香港のオーケストラもメジャーになってきましたね。

もうひとつ、
渋谷のHMVの上に「まんが喫茶 バグース」というのがあって、通るたびに笑みがこみ上げてしまいます。

CDチョコレートは?
投稿者:other_wind
2003/ 9/11 15:15 メッセージ: 2620
これは wolfgang17560127 さんの 2613 に対する返信です
>極めつけは、レコードの形をしたチョコレート。

こちらの気温は32度。冷蔵庫から出しておいたらすぐにグニャリでしょう。
バグさんの方が気温が高いでしょうか。ベクさんの方は氷点下かな。

ということはCDの形をしたチョコレートはあるのでしょうか。例えば、

モゾロフ製菓 <OECD>

ホワイトチョコレートをベースに飴でコーティング。
<Oishii Entertainment Chocolate Disk>おいしーで〜

失礼しましたぁ。

>幻の録音
投稿者:beknch
2003/ 9/11 15:16 メッセージ: 2621
これは y_bagus_m さんの 2606 に対する返信です
バグースさん、こんにちは。

>今でもエラート幹部の間では「幻の録音」として語り継がれているらしいです。

バグースさんは確か、オリジナル曲を効果音付けて録音されたものを沢山持って
おられるはず。これを使えば「幻の録音集」としてもデビュー出来るのでは?

>MTRという多重録音機を使って、まずはピアノの右手を2小節ずつ区切って録音

ふっふっふ。私も買ってしまいました、MTR。掌に乗る玩具みたいな小さいやつ。
デジタルでメモリーカードへの記録ですが、内蔵マイクもついててその小さい
ボディでも多機能さには驚き。エフェクトもある程度ついてます。4トラック
ながら、バーチャルトラックと称して各々8つついているので、32トラック?

グラモフォンから私のCDが売り出されるまで黙っておこうと思っていたんですが
バグースさんから先に白状されたんじゃ仕方が無い。お題目は「一人漫才
てんやわんや」あたりか。まだ幹部からの連絡がありません。

>第4楽章の456小節目でヴォーカルの音程が少しフラットになる箇所があり

こういうのをデジタルMTRで修正するのは簡単なんですね。例えば、450小節目
から再生し、丁度456小節目の部分だけ追加録音、なんていうのも一人で
簡単に出来てしまいます。
しかし本当にそんな長大な曲を一人多重やってたらと思うと…疲労困憊!?でしょ。

新調したプラスチックの笛で一人多重奏入れて遊んでみました。学生時代と
比べてなんと便利で画期的なことか! って言うか、こうなったのもバグース
さんの数ヶ月前のMTRに関する書き込みが発端なのですよ!(感謝してます)

彼はよー、ちがった、枯葉よー。
投稿者:from_ojp
2003/ 9/11 16:26 メッセージ: 2622
これは beknch さんの 2621 に対する返信です
枯葉のジャズバージョンといえば、
日本人の心にしみ込むような名演があります。
ベニー・ゴルソン「ゴーン・ウイズ・ゴルソン」の中の一曲。
ペニーの泣きのテナーサックスと
カーティス・フラー(?)のトロンボーンが美しくハモり、
それにレイ・ブライアントのリリカルなピアノが絡む。
この名盤がCD復活したのは、とてもうでしい。

nujikoa さんが挙げてらした
「マイルス・イン・ベルリン」の枯葉は興奮させられますねえ。
かの「サムシングエルス」で
まるで演歌のような枯葉をやった人とは思えないほど強烈。
バックからビシバシと鼓舞する トニー・ウイリアムスの
ドラミングも聴きものです。

むかーし、シャンソン歌手の高英夫さんも歌ってましたよね、
ちょっと怖い感じで 、枯葉よ〜って。

枯葉のモチーフ
投稿者:yukkomylove2003
2003/ 9/11 18:51 メッセージ: 2623
これは from_ojp さんの 2622 に対する返信です
from_ojpさん kettaroさん 他みなさん こんにちは。

枯葉と言うと、それをパクった…じゃなくてモチーフにした、プーランクの即興曲15番
を思い出します。
これって、題名がエビピラフ…じゃなくてエデット・ピアフへのオマージュというんですが、
ピアフと言うと「愛の賛歌」で「枯葉」と言うとイブ・モンタンの気がするんですが。
まあ、誰が歌ってもいいかっ。

ちなみにバグースさんはご存知ないと思いますが、日本では一昨年「氷点21」
というドラマにこれが出てきて、一般人にもある程度有名になりました。

>愛の賛歌
投稿者:shaberibu
2003/ 9/11 20:15 メッセージ: 2624
これは yukkomylove2003 さんの 2623 に対する返信です
マルグリット・モノー作曲。

この方、女性だったんですね。

カンタータ
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/11 20:21 メッセージ: 2625
これは kettaro2001 さんの 2615 に対する返信です
わーっ!!
せっかく夜に校正してから送信しようとと思って昼飯時間にシコシコ
書いていた原稿が消えている! 保存し忘れ? すごいショック …
しゃーない、もっかい書こ。

>>枯れ葉
>すいません、ケッタロさんの仕事を横取りさせて頂きます。

nnujikoaさん、サラ・ヴォーンの枯葉は有名ですね。
録音も比較的新しいし。
ところが聴いたことがないのですよ、これ。
サラ・ヴォーンは好きなので何度もディスクを買おうと思ったのですが、
なぜかいまだに聴いたことがない。
買っちゃおっかなぁ、秋だし …

>あ、nujikoaさんが、先にやってる。
>でも、手持ちの分と全くかぶってないので、私もやっちゃいましょう。

ケッタロさん、「ポートレイト・イン・ジャズ」は以前貸しレコード屋で借りて
カセットに入れたのを持っていたはずなのですが、家に見当たりません。
枯葉入ってましたっけ? 全然覚えていない …

>秋と言えば・・  バロック編
>だいぶ考えてみましたが、これというのが思い浮かばない。

秋のバロックかぁ、う〜む…
確かに私もぱっと思いつくと言えばヴィヴァルディくらい。
「冬」をイメージするものは結構あるんですけどね。
何故だろう?

>「誕生カンタータ」ですか。
>思いもよらなかった名案、有難うございます。

いろいろ書いたので、バッハのカンタータに関しては随分と詳しいんだ、
珍しい とお思いも方、ご安心ください。
それらの曲を教会暦に合わせて演奏すると言うこと自体知らなかった私、
あそこに書いたのは曲は全て聴いたことがありません。
そもそも私が聴いたことのあるバッハのカンタータと言えば、
「主よ人の望みの…」と「目覚めよと…」が入っているやつ2曲だけ。
どーです? 安心しました??

ラフマニノフ 「ヴォカリーズ」
投稿者:der_kranke_mond
2003/ 9/11 20:28 メッセージ: 2626
これは y_bagus_m さんの 2582 に対する返信です
秋に聴くのにうってつけの曲だと思います。
元々は歌詞の無い歌曲ですが、声楽以外にも色々な楽器にアレンジされて親しまれてますね。
僕が一番好きなのは管弦楽版です。

>ヴォカリーズ(管弦楽版)
投稿者:shaberibu
2003/ 9/11 20:31 メッセージ: 2627
これは der_kranke_mond さんの 2626 に対する返信です
通ですね。

私も管弦楽版が好きですね。

大昔にFMで聞いたっきりですけど。

絶対音感
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/11 20:32 メッセージ: 2628
これは beknch さんの 2616 に対する返信です
>A=440 と言う基準が決まったのは最近のことで、バロック時代には
>例えば、390−460とまちまちの「ラ」の音を基準にしていたようなのです。

なるほどね、「A=440国際基準」はまだ歴史が浅いのですね。
考えてみれば数千年前(?)の昔の事ですから「ぐろーばるすたんだーど」などあるはずも無く、
こっちの村では405、川向こうでは454なんてことがあってもおかしくないですよね。
第一当時はチューナーなんてものも無かったでしょうし。

>例えばアルトリコーダーを415で買うと、ソプラノ、テナー、バス、も415の楽器を
>使わないと合奏が出来ません。
>しかし、全て415で揃うと「オツ」な音色となるのだそうです

ほーっ、そう言うものなのですか。

>ただ、笛の場合は単純に半音転調しただけじゃないか、と言うものでもなく、
>ある指のポジションにはそれ特有の音色があるので音の響きは転調とは
>別問題となりますね。

あ、それはわかくような気がします。
例えばギターで半音ずらして弾く場合でも、カポをはめて元の指使いで弾くのとカポ
無しで指使いを変えて弾くのでは同じ音(おん)でも響きは違ってくる。
それと同じですね。

>こういう人たちは例えばウィーンフィルが
>A=445でチューニングされていた場合に非常に不快になるのだそうです。

私の学生時代のこと。
オケの練習の合間に私が遊び半分でベートーヴェンの第九のあるフレーズをイ短調
(つまり#も♭も無しね) で弾いていると、絶対音感保持者の友人の悲鳴が …
「ぎゃ〜、気持ち悪い。 止めてくれ〜!」
彼には本来ニ短調(だったかな?) のものを他の調で弾かれたのが我慢できなかったのです。

心優しい私は、ごめんごめんと謝りつつ、「じゃあ ホ短調! ほれっ、今度はハ短調!!」
と彼を喜ばせてあげたことは言うまでもありません。
絶対音感持ってるってのも不便なものなのね と感じました。

ところで、前々から思っていることですが、絶対音感を持っている人が移調楽器を
吹いたらそれこそ気持ち悪くて仕方が無いのでは?? と思うのですが、どうなのでしょう。
何せ楽譜に書いてある音と実際に出てくる音が違うのですから。

特にクラリネットみたいに持ち替えの多い楽器なんか管が替わるごとに脳みそがウニになって
気が狂ってしまうのではないかと要らぬ心配をしてしまいます。

絶対音感人間の方いらっしゃったら、そこらへんお訊きしてみたいのですが…

>運動会の定番
投稿者:shaberibu
2003/ 9/11 20:41 メッセージ: 2629
これは y_bagus_m さんの 2605 に対する返信です
ネッケ作曲クシコス・ポスト

ハンガリー原音だとCsicos・Post
チーコシュ・ポストとなるらしいです。

たくさんMIDIがある中で最後まで弾いているやつがあったんで、

これをどうぞ。選んでクリック。

http://homepage2.nifty.com/kokko/midi-piano.htm

それからもうひとつの雄、

カバレフスキーの道化師からギャロップ
をどうぞ。

http://www1.linkclub.or.jp/~medaka34/m6.html

>絶対音感
投稿者:shaberibu
2003/ 9/11 20:54 メッセージ: 2630
これは y_bagus_m さんの 2628 に対する返信です
他のトピで国際基準440Hzの話題が出たときに

音楽と数学の話になりまして、

あのピタゴラスの事もでまして、純正律と平均律の話になったんですが、

私には、ほとんど理解できなかったのを

思い出します。

>ピッチについて
投稿者:wadakamaru
2003/ 9/11 21:19 メッセージ: 2631
これは beknch さんの 2616 に対する返信です
>幼少からの音楽教育でA=440を頭で覚えてしまっている子供達
こういった基準がバラバラでは大変困ったことになるので、
何か一つに統一することは大変結構なのですが、
過去または世界中がすべて一緒だったと思い違いをさせる教育は、よろしくないような気がします。
過去も今と同じ習慣だった、と本気で思っていたなら、
(実際私も子供の頃はそう思っていました。そして日本の音楽、つまり能とか文楽とかで演奏されるものは、
西洋の基準からすると、実にけったいな音楽で、音楽と言えるかどうかも怪しいと思っていました。)
その人はその間違った教育のために生じた人工ボケの人ですね。
ああ、教育とはおそろしい。

そもそも絶対音感という考え方こそおかしい気がします。
ピッチとか音階ががこうでなければならないという、絶対的なものがあるなら、
大昔から同じピッチや音階の筈で、それ以外はそれこそ不協和な気分がして気持ちが悪かったはずです。
現代のピッチ以外が、気持ちが悪いと感じるのは、単なる先入観で、
教えられたことと違うために、不快な違和感を感じるだけではないでしょうか。
ためしに、未聴のバロック音楽を、当時と現代の2つのピッチで、
聴かせてみれば本当のところが分かるかも知れません。

バロック時代の古楽演奏を聴いていると、415のほかにもいろいろあるようで、
(地域でも違っていたようで、ヴィヴァルディが活躍したヴェネツィアなどは、現代のピッチに近かったと聞いています)
幸いに私は絶対音感がないせいか、どんなピッチで聴いても不快に感じるものはなく楽しく聴くことができます。(^_^)

>平均律
投稿者:shaberibu
2003/ 9/11 21:37 メッセージ: 2632
これは shaberibu さんの 2630 に対する返信です
同じことを考えている方は、以外と多いんですね。

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=MU&action=m&board=1834581&tid=a5pa5ca5oa4ka4da4a4a4f8la4ja4dea47a4ga4a6&sid=1834581&mid=2894

ちょうちょの歌
投稿者:beknch
2003/ 9/11 22:18 メッセージ: 2633
これは wadakamaru さんの 2631 に対する返信です
「絶対音感」は日本で実際に色々な問題と論争を繰り広げていたようです。

絶対音階の子供の中には童謡のチョウチョを「ソミミ・ファレレ・ドレミファソソソ」
と歌えるのはドが261ヘルツの音程を示す時、つまりラが440ヘルツの音程を出して歌う
時だけで、そうでない音程では実際の音程の名前で歌ってしまう、例えば、「ドララ
・シ♭ソソ・ファソラシ♭ドドド」と言ったように。これは「固定ド唱法」による
歌い方だそうです。

つまり任意の音程で音符名を「ソミミ・・・・」で歌えないという問題が起きた。

ウィーンで活躍するプロの日本人バイオリニストなどは、1ヘルツの違いを聞き分けて
しまうので、いつも気持ちが悪いんですと。ただし、プロとして、絶対音感と共立
する術をマスターはしているようです。

スイマセン、飲み過ぎで力尽きてしまいました。また改めます。

ヴォカリーズのMIDI
投稿者:shaberibu
2003/ 9/11 22:37 メッセージ: 2634
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
結構その他の曲も聴き入ってしまいます。

特に女流作曲家パラディスのシチリアーノ

は、久々に聴きました。

いい曲ですね。

http://www.geocities.co.jp/MusicHall/4365/midi/midi0107.htm

>絶対音感
投稿者:beknch
2003/ 9/12 6:10 メッセージ: 2635
これは y_bagus_m さんの 2628 に対する返信です
こんにちは。
今日も朝からいい天気で、ちょっと気味が悪いくらいです。

>例えばギターで半音ずらして弾く場合でも、カポをはめて元の指使いで弾く
>のとカポ無しで指使いを変えて弾くのでは同じ音(おん)でも響きは違ってくる。
>それと同じですね。

さすが、バグースさん、うまい例をおあげになりますね。まさにその通りなのです。

ちょっと、思ったんですが、ヴァイオリンを初めとする弦楽器に同じことは
言えると思われますか? もし言えるのであれば、転調による響きの違いと
いうものがあるかも知れませんね。どこまで気がつくのかは別として。

>絶対音感保持者の友人の悲鳴が …「ぎゃ〜、気持ち悪い。 止めてくれ〜!」

A♭であるべき特定の音をバグースさんがわざとAで演奏されたとしましょうか。

その時に、当然そのメロディーを聴いた誰もが「止めてくれ〜!」と
思う部分がありそうですが、ここで「絶対音感」を問題にする場合は、
そのご友人は例えばこう言うのです「止めてくれ〜! Aの音が5ヘルツ
狂っていて気持ちがわるーい!」。
つまり、バグースさんのヴィオラのAの音が440であれば普通の気持ち
悪さなのに、445であったためにそれが気持ちが悪いと!!

チューナーのごとく1ヘルツの違いを聞き分けるようになってしまった
人々は当初天才と言われていても、音楽上ではどこかの時点で大変な苦労
を強いられる可能性が強いと思われます。同時に、その能力と音楽性との
間の相関関係についても?だと思うのです。
胃腸楽器、いや、移調楽器の件も興味深いです。これはまた今度。

中秋節の過ごし方
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/12 12:12 メッセージ: 2636
これは ZAKKYO2000 さんの 2619 に対する返信です
>>昨日は1日中 中国に入っており
>バグースさん、中国では本当の「どえりゃー」中国人と遭遇されました?

先日の日帰り出張、「どえりゃーの」には遭遇しませんでしたたが、「どえりゃー困ったの」
に出会いました。

夕方香港へ帰ろうとタクシーに乗った時のこと。
「**の船着場 (香港行きの高速艇が出る所) まで。」
運転手の若いにーちゃん。
「好了!」

… で、連れて行かれたのはコンテナ埠頭。
「わしゃ貨物とちゃうでー!」
焦ってそこから来た道を引き返し、高速艇の乗場に着いたときは既にタイムアウト。
船の切符売場のおねーさんに、
「仕方ない、じゃあ次の便で帰るわ、次の便は何時?」
と訊いたら、
「明日」
「ひぇ〜!」

翌日まで待つわけにはいかないので、またタクシー、地下鉄、列車と乗り継ぎ
深セン(香港と本土の境目の街で)まで。
そこからイミグレ越えて帰ってきました。
困ったにーちゃんだった。 もー、ほんまに!

>昨晩東京でも空気が澄み、見事な十五夜が見られました。

こちらも雲もなくきれいな月が見られました。
白く輝く紙をまん丸く切り取って夜空に貼り付けたみたいでした。

>そういえば香港ではどえりゃー灯篭が出現しているそうですね、ご覧になりました?

えっ、それは知りません。
ニュースの海外トピックか何かで取り上げられていたのでしょうか?

こちらでは中秋節は一大イベント。
十五夜当日の昨晩は皆親しい人たちと食事をした後、外に出て月見。
― 特に海辺が人気スポット。 うちの近くの海岸の人出のすごかったこと!
翌日は(つまり今日ですが) 祝日。
今日は屋外でバーベキューを楽しむのが正しいすごし方です。

ばぐ〜す!
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/12 12:33 メッセージ: 2637
これは beknch さんの 2621 に対する返信です
>いよいよ香港のオーケストラもメジャーになってきましたね。

へー、日本でCDが出ているのですか。
HKフィルは来年のシーズン(04年9月)からいよいよデ・ワールトが音楽監督に
就任します。 どうなるか楽しみです。

>もうひとつ、渋谷のHMVの上に「まんが喫茶 バグース」というのがあって、

あ、見つけられましたか、実はそれ私の店です … なわけないか。

「バグース」というのは以前もご説明しましたが、インドネシア語で「良い」、
英語で言えば「GOOD」とか「NICE」に相当する単語です。
昔バリ島帰りのサーファーたちにこの言葉がマイナーに流行したという話も
聞きました。
サーフボード持って、チリチリ音のする「グダン・ガラム」を吸いながら親指立てて
「バグース!」とのたまうのだそうな。

>通るたびに笑みがこみ上げてしまいます。

そこでなぜ笑ってしまうのでしょう?
私にはよく理解できません。

>モゾロフ製菓 <OECD>

CDというのは「チョコレート・ディスク」の略だったのですか?
知りませんでしたねぇ。
でも、仮にマイナス42℃くらいのカチンコチン状態にすればチョコレート・アナログ・
ディスクでも音は出るでしょうね、取りあえず。

>ふっふっふ。私も買ってしまいました、MTR。掌に乗る玩具みたいな小さいやつ。

えっ、マジですか?
エフェクトもついて32トラック? 凄いですねぇ。
で、はずした音の修正までできちゃうんですか?
私が持っていた(る)やつはもう20年近く前に買ったカセットテープを倍速で回して
片面だけを使って録音する4トラックのもの。
とてもそんな芸当はできません。

>>第4楽章の456小節目でヴォーカルの音程が少しフラットになる箇所があり
>しかし本当にそんな長大な曲を一人多重やってたらと思うと…疲労困憊!?でしょ。

そうなんですよ、ご存知のようにフォーレの「夢のあとに」と言えば、ブル8に
匹敵する長大な曲。
これを2小節ずつ区切って録音するのにどれだけの歳月を費やしたことか。
その苦労を考えると、この録音を世に出さないのも勿体無いような気がしてきたなぁ…

>こうなったのもバグースさんの数ヶ月前のMTRに関する書き込みが発端なのですよ!
>(感謝してます)

bekさんに感謝されるなんて恐れ多くもうれしいことですが、奥様に叱られそうですね。
「またこんな高いオモチャ買わせて!」 とかって…

恐ろしい経験
投稿者:ZAKKYO2000
2003/ 9/12 20:39 メッセージ: 2638
これは beknch さんの 2635 に対する返信です
残念ながら私も絶対音感が無いようで、どんな音でも楽しんでますが、これに関連して以前ちょっと信じられないようなことがありました。

ある日、レコード(ブルックナー:交響曲No.9)を聴きながらうたた寝をしてしまい、気づいたらA面が終わっていたので続きを聴こうと思いB面にしました。
が、なんだかアダージョの第一主題がぐにゃぐにゃして聴こえたので、プレーヤーのドライブゴムが伸びてしまったのかと思い点検するも、特におかしくないので、不思議に思いあれこれ試しているうちに、なんと左右の耳に聞こえてる音の高さが半音くらいずれていることが判明しました。
もう、どんな音楽を聴いても気持ち悪くてとても聴ける状態じゃなく、人の声もまるでよくTVとかである宇宙人の声のようにしか聞こえないし、もし一生このままだったらどうしようーと悲嘆に暮れながら、その晩はとりあえず寝ました(寝るまでずっと直らず)。
次の日、今日もだめだったら病院に行こうと思い、おそるおそる起きてみると、ちゃんと元通りにに戻っていてとりあえずひと安心でした。そして、まともに音楽が聴けることを感謝したい気持ちで一杯でした。

以降今日まで再発していませんが、これって一体何だったのでしょうか?また、こんな経験皆さんはありませんか?

中秋の名月にちなんで
投稿者:shaberibu
2003/ 9/12 22:06 メッセージ: 2639
これは ZAKKYO2000 さんの 2638 に対する返信です
月の光を検索したら、こんなMIDIサイト
ありました。

フォーレの月の光も負けず劣らずの名曲ですね。

幻想的な曲は、フランス人の独壇場ですね。

http://windy.vis.ne.jp/art/eye/stella/hoshi0.htm

人間が聴く事ができる音
投稿者:shaberibu
2003/ 9/12 22:12 メッセージ: 2640
これは ZAKKYO2000 さんの 2638 に対する返信です
の範囲は、ごく限られてますよね。

人間がもっている器官としての耳

で美しく聴こえても、その他の動物たち

には、どのように聴こえてるのか、

なんて事をふと思ってしまいました。

枯葉もどき
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/13 0:01 メッセージ: 2641
これは shaberibu さんの 2629 に対する返信です
>枯葉のジャズバージョンといえば、日本人の心にしみ込むような名演があります。
>ベニー・ゴルソン「ゴーン・ウイズ・ゴルソン」の中の一曲。

ベニー・ゴルソン、以前も名前を挙げておられませんでしたっけ、フロムさん。
チェック、チェック。

>ペニーの泣きのテナーサックスと …

まさかサム・テイラーみたいなのではないでしょうね??

>枯葉と言うと、それをパクった…じゃなくてモチーフにした、
>プーランクの即興曲15番を思い出します。

またもや出た、私の知らないそんな曲。
いや待てよ、プーランクのピアノ曲のCD1枚だけ持っていたような …
で、CDラックを見てみると、あった〜!
「IMPROVISATIONS No.15」 パスカル・ロジェの演奏。
以前北京で買った1枚150円の**盤のうちの1枚でした。
で、今聴いています。
な〜るほど、そこはかとなく「枯葉」してますねぇ。
こりゃ良か。
嬉しいなぁ、またこうやって埋もれていた宝を一つ再発見しましたよ。
ユッコmylovreさん、ありがとうございました!

>ラフマニノフ 「ヴォカリーズ」秋に聴くのにうってつけの曲だと思います。

dkmさん、ヴォカリーズですか、良いですね!
と言っていますが、実は私 この曲は知っているようで、よく知らない。
何かのおりに結構耳にしたりするのですが、原曲をきちんと聴いたことがない。
今度CDを探してみようと思いますが、この曲ってどういった類のCDに
収められているのでしょう?
オムニバス盤だとは思うのですが。

>運動会の定番 ネッケ作曲クシコス・ポスト

わー、この曲がありましたね、懐かしいなぁー。

>それからもうひとつの雄、カバレフスキーの道化師からギャロップをどうぞ。

この曲でしたか!
以前フーガさんが 「バグースさんも絶対に知ってるはず…」とおっしゃっていたので、
一体どの曲なんだろうと思っていましたが、やっとわかりました。
ありがとうございます。

音楽界のナノテク
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/13 2:07 メッセージ: 2642
これは y_bagus_m さんの 2636 に対する返信です
>そもそも絶対音感という考え方こそおかしい気がします。

ワダカマルさん、どうなのでしょうね。
私の友人の絶対音感人間は別に幼少の頃から特殊教育を受けたことはなく、
それは先天的なものでした。
とにかく彼にはCの音はC、A♭の音はA♭に聞こえるわけで、
それは はたが 「絶対音感の是非が云々」 と言う問題ではないのです。

当時私の周りに絶対音感の持ち主が数人いましたが、じゃあ彼らが楽器の
チューニングをすれば完璧かと言うと、それはまた別問題。
「この音がAだ」 と言うのはわかっても、その微調整は必ずしも得意であるとは
限りませんでした。
「絶対音感がある」というのと「耳が良い」というのは必ずしも一致しないのだなと
その時に思ったものです。

ところで、今活躍しているプロの指揮者で絶対音感の持ち主って何パーセント
くらいなんでしょうね?

>ちょっと、思ったんですが、ヴァイオリンを初めとする弦楽器に同じことは
>言えると思われますか? もし言えるのであれば、転調による響きの違いと
>いうものがあるかも知れませんね。

それはあるようですよ。
「ようですよ」と言うのは、私くらいの名手になるとどんな調でも同じように楽器を
響かせることができるから・・・ というのは当然うそで、私のようなドへたっぴが
弾くとどんな調でもことごとくまともに「響かない」のでようわからん と言う理由からです。

それでも何となく♭系よりも#系の方が少しは楽器が鳴るような気がします。
もっとも、左手のポジションによっても違ってるのでしょうが、私のようにもっぱら
ファーストポジション(要は、一番簡単なポジションです) しか使わない者にとっては
#系の方が鳴るように思います。
いや、単に運指がしやすいから心理的にそう感じるだけかもしれませんが・・・

>つまり、バグースさんのヴィオラのAの音が440であれば普通の気持ち
>悪さなのに、445であったためにそれが気持ちが悪いと!!

う〜む、そこまで来るとナノテクの世界ですね、もう。

>人間が聴くことができる音
投稿者:beknch
2003/ 9/13 8:01 メッセージ: 2643
これは shaberibu さんの 2640 に対する返信です
二音間の音律について言えば、動物実験の結果から、十二音階では、オクターブ(ドード)が最も協調して聞こえ、完全5度(ドーソ)、完全4度(ドーファ)がそれに次ぐのが哺乳類共通の感覚だと言われているそうです。

犬に尋ねてみたんでしょうか「今のとさっきのどっちが気持ちいい?」って。

「わん」と言う答えだったので、一番目のやつ?

失礼しました。反省として、これから出かけてきます。

>恐ろしい経験
投稿者:beknch
2003/ 9/13 8:18 メッセージ: 2644
これは ZAKKYO2000 さんの 2638 に対する返信です
ZAKKYO2000さん、こんにちは。

それは怖い経験をされましたね。私自身そういう経験もありませんし、
そう言う事が起こりうることを始めて知りました。

耳も物理的に作動しているわけですから、何かの加減で鼓膜から脳に至るまでの
振動システムにズレが発生したのでしょうか? 

海水浴やプールで片耳だけに水が奥深く入るとどうなるのかな?

或いは、オーディオの方に問題はなかったのでしょうか? そのあたりは十分
チェックされてますよね。

私の場合は、右目と左目で色のトーンが若干違う様ですが。どっちかがわずか
に青みがかっているのです。色が違って見えると言った次元でなくわずかな
差です。音楽には関係ありませんが。

>ナノテク
投稿者:beknch
2003/ 9/13 8:38 メッセージ: 2645
これは y_bagus_m さんの 2642 に対する返信です
>ところで、今活躍しているプロの指揮者で絶対音感の持ち主って何パーセント
くらいなんでしょうね?

「絶対音感」の本を探して見てみます。統計は載ってませんが随分沢山の
音楽家の名前が出ていたような気がしますので。

五月みどりが9歳の時、いや失礼、五嶋みどりが9歳の時に、彼女のテープを
聴いた名物教授がコロラド州のアスペン音楽祭に母娘を招待したそうです。

ところが、五月みどり、いや(しつこい!)、五嶋みどりが不調を訴える。
それで初めて判ったのが、アメリカのオケとピアノがA=442だった!
440で絶対音感を叩き込まれたみどりちゃんはオーディション直前になって
突然A=442にて、猛烈なるスケール練習を行ったそうです。

翌年、ジュリアード音楽院に通い始めてからは、なんと、A=440、442、443
の三台のピアノを用意して練習をした!! そうすることで、基準音を
貰って(例えばオーボェから)そこから音感を相対的にとれる練習をしたとか。

彼女の場合は天性の絶対音感であったのではなく、明らかに教育でA=440が
備わったようです。それを今度は相対的に対応できるように修正したことに
なります。ただ、今でも違和感を感じ、ピッチの違うオケと合わせるのは
かなりの集中力を必要とするそうです。

あ、出かけないと。

遅れてきた中年
投稿者:as_dsch
2003/ 9/13 12:07 メッセージ: 2646
これは beknch さんの 2645 に対する返信です
怒涛の如き投稿で流れに置き去りにされそうな田吾作です。

SPINATPOLKA2さん

>夜はもちろん”青くない”ドナウのほとりに座って、Frankfurterソーセージでも食べながらショスタコを大音響で聞きにいらっしゃいませんか、田吾作さん?

オーストリアは不思議ワールドなんですねえ。
ドナウは”青くない”で、ソーセージは“Frankfurter”で、ブルックナー音楽祭では“タコ5”なんだから・・・ウィーン会議の昔から国際国家だったからでしょうね。
それにしても2月のリンツはムチャクチャに寒かった。

y_bagus_mさん

>グリーグ/シューマンのピアノ協奏曲なんてのも定番中の定番でしたよね。

グリーグはシューマンのピアノ協奏曲を意識して作曲したので、同じイ短調、冒頭のインパクトなどの共通点がありますね。
これは甲乙つけ難い名曲です。
残念ながらシューマンはコンサートで聴いたことがありませんが、グリーグはダンタイソンのみごとなソロ(バックは名フィル)で聴きました・・・田吾作名演記録に入ってます。

>私は調号の違いによる響き方の違いなど全くわかりません。

きわめて漠然とした、俗に言う「調の色」を感じることはあるんぢゃあないでしょうか。
エロイカを聴いていて暖かい広がりを感じてモーツァルト39番が透けて見えたことがありますし、モーツァルトのジュピターとピアノ協奏曲25番・ベートーヴェンのピアノ協奏曲1番に共通の無職のぢゃない、無色の大きな世界を感じることがあります。

>あ、そう言えばLP時代にはA面にブルックナーの8番、B面にマーラーの9番なんてのもよくありましたよね。

2枚組の「ニーベルングの指輪・初演ライブ」なんてのもありました・・・もちろん田吾作も妄想世界の話ですが。

>ところで、今活躍しているプロの指揮者で絶対音感の持ち主って何パーセントくらいなんでしょうね?

どうなんでしょうね。
バーンスタインにはなかったけれどマリス・ヤンソンスにはあるらしい。
モーツァルトは絶対音感を裏づけるエピソードが残っていますが、どうもベートーヴェンにはなかったらしい。
タコ先生に絶対音感があったことは確かで、興味深い「この半世紀でオケのピッチが半音高くなった」という発言があります。
いずれにしても絶対鈍感の持主の田吾作には想像のつかない世界です。

beknchさん

>二音間の音律について言えば、動物実験の結果から・・・
>犬に尋ねてみたんでしょうか「今のとさっきのどっちが気持ちいい?」って。
>「わん」と言う答えだったので、一番目のやつ?

ここはやはり21世紀最高の発明・日本が世界に誇る2002年イグ・ノーベル賞(ばかばかしいことを真面目に科学的に追求した人/団体に与えられる米国で生まれた世界的な賞:授賞式出席のための費用は自己負担)受賞の犬語翻訳器「バウリンガル」を用いるのがいいでしょう。
なにしろ韓国では殺人事件の捜査で警察が「バウリンガル」を使用して国民の非難&失笑を買ったという優れものです・・・しかも使用したのが日本語版(日本犬版?)だったというおまけつきの嘘のような本当の話です・・・今はハングル語版もあるようで、英語版も発売予定があるそうです。

個人的な体験
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/13 12:20 メッセージ: 2647
これは shaberibu さんの 2640 に対する返信です
>なんと左右の耳に聞こえてる音の高さが半音くらいずれていることが判明しました。

それは何と!
そんなことってあるのですか・・・ 殆どホラーの世界!!
目に置き換えれば、左目と右目に見える色が違う・・・って言うようなことですよね。
ZAKKYOさん、一度専門家にその体験を書いて送ってみては如何でしょう?
彼らは何と答えるのか。
それにしても、翌朝音楽をかける時にはさぞ緊張されたことでしょうね。

>フォーレの月の光も負けず劣らずの名曲ですね。

「夢のあとに」 と並んで私の大好きな曲です。
シュピナートさんもお好きでしたよね、この曲。

>人間がもっている器官としての耳で美しく聴こえても、その他の動物たち
>には、どのように聴こえてるのか、なんて事をふと思ってしまいました。

実は私もしばしばそんなことを考えます。
他の動物たちとまではいかなくても、他の人にはどう聴こえているのか とか。
「聞く」とか「見る」という行為は結局極めて個人的な体験ですよね。
どちらも耳や目で捕らえた情報を脳で加工して提供されているわけですから、
ある音が私の耳にどのように聞こえているのか/ある物体が私の目にどのように
見えているかなんて他の人には絶対わからないわけです。

シュピナートさんもシャベリブさんも私も「良い!」と言っているフォーレの月の光。
もしかしたらそれぞれの耳には全く違うように聴こえているのかも知れません。
いや、そんなことは無いと言う方もいらっしゃるかもしれませんが、百歩譲ってメロディ
やリズムは万人に同じように聞こえるとしても、音色は人によって聞こえ方が違う
かもしれませんよ。
私にはヴァイオリンの音として頭の中で鳴っている音はもしかするとシャベリブさんの
頭の中ではフルートの音として鳴っているものに近いのかもしれない・・・

な〜んて考え出したら夜も眠れない ・・・かも知れない。

秋はどこに?
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/13 13:06 メッセージ: 2648
これは as_dsch さんの 2646 に対する返信です
>私の場合は、右目と左目で色のトーンが若干違う様ですが。どっちかがわずかに
>青みがかっているのです。

えーっ、あるんだ やっぱりそういうこと。

>色が違って見えると言った次元でなくわずかな差です。

これが、右の目には青と映る色が左目には黄色に見え、右の目には赤と映る色が
左目には青に見え、右の目には黄色と映る色が左目には青に見え・・・ という程度
にまでずれたら凄いでしょうね。
片目をつぶって見てみると2種類の色彩が楽しめ、両目で見ると色が混じってさらに
もう1つの色彩が楽しめる。
人生3倍楽しめます。

>なんと、A=440、442、443の三台のピアノを用意して練習をした!! 
>そうすることで、基準音を貰って(例えばオーボェから)そこから音感を相対的に
>とれる練習をしたとか。

う〜む、私ごとき常人には理解しがたいまさにナノテクの世界!
恐るべし、五月みどり。 さすが二科展常連・・・
えっ、何? お前は常人以下だろうってか??
う〜む・・・

>バーンスタインにはなかったけれどマリス・ヤンソンスにはあるらしい。
>モーツァルトは絶対音感を裏づけるエピソードが残っていますが、
>どうもベートーヴェンにはなかったらしい。

バーンスタイン、それに何とベートーヴェンには絶対音感がなかったのですか?!
やはり、「絶対音感がある=耳が良い」 と言うことではないのでしょうね。
でも、何だか嬉しくなってきます、「ベートーヴェンもボクといっしょだーっ!」って。

ところで、絶対音感やらピッチやらの話が幅を利かせていますが、「秋」は一体
どこに行ってしまったの?
まだまだ暑くて秋の気分になれない?

でも秋の気分でないのはどこも同じ。
こちらの今の気温は32℃。
逆にbekさんの住んでおられる南極は秋どころか、「今春の兆しが・・・」といったところです。
あら、タロハナさんの住んでらっしゃる南国ベトナムの方がむしろ秋っぽい気温のようですね。

おひさしぶりでございます。。。
投稿者:tarohanako8408
2003/ 9/13 16:15 メッセージ: 2649
これは y_bagus_m さんの 2648 に対する返信です
バグースさん、皆さん。
長らくご無沙汰いたしました。ハノイではないのですが、ベトナムの山岳地帯で、禅修行をしておりました。(笑)

こちらベトナム南部は、秋といえば、秋といえなくもないかな〜といった感じですね、確かに。日中の気温はそんなに上がらない(でも30℃は超しますが)し、明け方も25℃を下回りますから。
皆さんの投稿を、ぽつぽつ読みながら、ブラームスの交響曲4番を、ぼーっと聞いている毎日です。

まず、課題提出からこなしましょう!
「秋といえば」やっぱり、童謡「小さい秋みつけた」これに尽きます!
小さい頃、いつまでたっても、最初のフレーズから次のフレーズに移れず、いつまでたっても、「ちいさい秋、ちいさい秋、ちいさい秋みーつけたー」から、脱出できなかった記憶が、よみがえります。。。

あとは、やはりブラームス。
今は、趣味トピの影響で、交響曲を聴いてますが、私のお勧めは、だんぜん「pfコンチェルト」ですね。一番も二番も、好きですが、私は二番のほうがどちらかというと、好きですねー。
でも、ここで聴いても、あんまりムードがでないのがちょっと。。。(苦笑)やはり、一度ドイツなどの「石畳」の続く街角を眺めながら、聞いてみたいものです。(笑)

あー!ルフトハンザの格安チケットを購入できなかった。。。くぅ。。。。(笑)

さて。絶対音感のはなしをみていて、今突然おもったのですが。
皆さんは、NHKの朝ドラみてます?
「こころ」のオープニングの曲、月曜と、そのほかの曜日と、音がちがいません?メロディーは一緒なのですが。

>秋はどこに?
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/ 9/13 18:22 メッセージ: 2650
これは y_bagus_m さんの 2648 に対する返信です
>ところで、絶対音感やらピッチやらの話が幅を利かせていますが、「秋」は一体どこに行ってしまったの?

満月はこちらでも同じように見えますが、家にストーブを入れている地域はそうはない事でしょう。
ここのところ肌寒く、秋の気分などどこへやら。

十五夜もお団子もこちらにはないので、月を見ながら風流な思いを味わう習慣を懐かしく思い出していました。
Vollmond(満月)は、”眺めて楽しむ”というより、その引力の影響で起こるらしい不思議な現象に重きを置く人が多いようです。
今日は満月だから身体の調子が狂っているとか、子供が満月の時は夢遊病になるとか、車の事故に気をつけようとか…私にはピンときませんけれど、月の満ち欠けカレンダーというのが結構重視されているようです。

ワーきれいな月!というのと、あ、満月だ、気をつけなきゃ!というのでは随分話が違いますよね。

フォーレの月の光に並んでドビュッシーの月の光ー秋と月にちなんであげておきます。
月そのものでなく、あくまでもその明るく青白い光が暗闇を照らすのを連想させられる曲ですが。
そして、また話をほじくり返しますがドビュッシーの月の光はDes-Durだからあの響きになるのだという考えです。

先日のブラームスのビオラソナタの調号のことで、かなり長い家庭内ディスカッションをやりました。
あのes-mollは私には黄色く見え、半音下げたら緑に見えるという感覚は、同じものが黄色に見える相手でないとうまく伝える事は出来ないかもしれません。

弦楽器や管楽器の特製を考慮した調号設定でなく、ピアノの為に書かれた作品の場合は、本来どの調でも設定可能なはず。
何故、月の光がDes-durであり、月光の曲がcis-mollであり、シューベルトの即興曲Op.90の四曲目がAs-dur(出だしは変イ短調)なのか。
作曲者の耳がその調の響きを欲したからで、半音違った弾きやすい調号だったらまったく別の響きになっていたー当時のピッチが今とは異なる事を考慮してもー。
だから黄色い調の曲が緑色の調で奏されたら話が違ってしまう…というのが私の考えです。

本当は指や視覚的に黒鍵から受ける印象だけなのかも知れないと思ったりもします。
難しいこと、理論付けはお手上げですが、自分の感じる色調はそんな風です。

どうぞ秋の話題に戻して下さいね。

クラッシックの演奏を求めている方へ。。。
投稿者:f30553g2002
2003/ 9/13 18:40 メッセージ: 2651
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
例えば、・レストラン・プチホテルやペンションのオーナー
・これから結婚式を予定している方など、@どこかに依頼すると予算が心配、
A式場のオプションでは高過ぎる!!と言う方に嬉しい情報です。
各国の5星ホテルでの演奏実績のある本格バイオリニストが演奏します。
★一生に一度の式を豪華に盛り上げたい、★秋や冬にアダルト向けのサービスを売りにリピーターを呼びこみたい、
★お誕生日に訪れるお客様を演奏で歓迎する事でご自身のレストランの負荷価値を上げたいとお考えのオーナーの方、一度ご連絡下さい!
f30553g2002@yahoo.co.jp

>秋は?
投稿者:beknch
2003/ 9/13 18:55 メッセージ: 2652
これは y_bagus_m さんの 2648 に対する返信です
>「秋」は一体どこに行ってしまったの?

すんまそん。お題を提出した安心感から大手を振ってトピずれしまくってきましたが、
宿題提出したのが数日前と言うのに既に60数件前になるんですねぇ。同じページには
とっくにない。相変わらずハイペース高人気・高格調トピ!(と突然ゴマをすってますが、トピずれすんません)

私の好きなビル・エヴァンスの曲をギターで弾いたアルバム「Time Remembered」
これもアルバム全体が秋を思わせるものがあります。演奏はSRDのマナ弟子、
スーパーギタートリオの一人、真暗不倫。
その中から、秋向け曲想として「Only Child」、「Time Remebered」そして
「Turn Out The Stars」を挙げておきましょう。マクラフリンのギターとビルの
曲の組み合わせ、秋の夜にはいいですよ。

突然ですが、山下達郎の「潮騒」は夏の夕方の曲ですが、曲想は初秋でも通用し
そうですね。残暑の今にはぴったりかも。
それと、このトピではおおよそ出てきたことがないし今後も決して出ないであろう
曲をこの機会に。いつか一部を出そうと思っていたんです。

オフコース「秋の気配」、かぐや姫「この秋に」、さだまさし「秋桜」。

どの曲も、思い出がまとわりついているのであった。

大田裕美の「最後の一葉」も秋の曲でしたね。前奏からしていい。うん良い。

>ご存知のようにフォーレの「夢のあとに」と言えば、ブル8に
>匹敵する長大な曲。

最近のCDにはドエリャー長い事曲が入る様で、どこかで紹介されていたCDはこの
曲を含めて全部で17曲が一枚のCDに入っています。あ、そうか、あとの16曲が
それぞれ数秒から数十秒の曲なのか。

>エフェクトもついて32トラック? 凄いですねぇ。

でも、同時再生は4ch、同時録音は2chとなってます。こういう機器の進歩は恐ろ
しい。恐らく、バグースさんのMTRより全然安い値段ですよ。

>奥様に叱られそうですね。「またこんな高いオモチャ買わせて!」 とかって…

いや、感謝すると思いますよ。単身赴任にぴったりの玩具を紹介してくれたと。
これで、暫くは安心、安心と。

外は暴風雨
投稿者:beknch
2003/ 9/13 19:41 メッセージ: 2653
これは beknch さんの 2652 に対する返信です
>エフェクトもついて32トラック? 凄いですねぇ。

それでね、バグースさんがきっと買われる(かも知れない)から補足しておきますと、
同時再生が4chであっても、32chに録音した諸々を他のトラックに重ねていける
ので、実質的にはあたかも32トラックの様に使おうと思えば使える(厳密には
違うけど)という謳い文句なのですよ。

数名でこの機器を持っていると、スマートメディアを送付しあえば、或いは単純
に音ファイルをネットで送付しあえば、離れ離れにして、お互いの場所で合奏が
出来上がってしまい、エフェクトや編集が出来るという凄い時代になったのですよ。

>しかも使用したのが日本語版(日本犬版?)だったというおまけつきの
>嘘のような本当の話です・・・

え?本当の話なのですか? 何を期待してたんでしょうかね?

>あのピタゴラスの事もでまして、純正律と平均律の話になったんですが、

これって日本人のプロ演奏家にとってはえらい重大な話だったんですねぇ。
諏訪内晶子も、中嶋りり子も、多分他の多くの演奏家(ピアノ以外)がヨー
ロッパで勉強していた時に指摘されることが、「音程の取り方が違う」。

ピアノでの音階を絶対として身に着けてしまった人達は、「平均律」的な絶対
音階だったもので、ヴァイオリンの様に、純正律での演奏が可能となる楽器の
音程の取り方で異なってしまう。

まあ、こんなことを感じるのは超プロの世界なんでしょうが、これに関しては
多くの証言があるようです。

おっと、ズレの傾向が復活しそうなので、少し後に。さあ、秋だ秋。

秋といえば ブラームスでしょ
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/13 20:24 メッセージ: 2654
これは tarohanako8408 さんの 2649 に対する返信です
>ハノイではないのですが、ベトナムの山岳地帯で、禅修行をしておりました。

そうでしたか。
そう言えば、心なしかタロハナさんのお姿が一段と気高く映えるような気が・・・

>「秋といえば」やっぱり、童謡「小さい秋みつけた」これに尽きます!

「小さい秋」は特に好きというわけではないのですが、なぜかけっこう
思い入れのある曲です。
メロディもさることながら、サトー・ハチローのあの歌詞が独特の世界を
醸し出しているのだと思います。
特に、

「お部屋は 北向き 曇りのガラス うつろな目の色 溶かしたミルク」

という下りはいったいどういう場面なのでしょう?

この曲を耳にするたびに、なぜだか小学生の時まで住んでいた小さな家、
火鉢が置いてあった茶の間を思い浮かべます。

>あとは、やはりブラームス。

そう! 「秋」と言えば、私としてはまず思い浮かぶのがブラームスとフォーレ
なのですが、現時点で出ている曲といえば、ブラームスは「ビオラソナタ2番」、
フォーレは「夢のあとに」と「月の光」の2曲だけという寂しさ・・・
何故? 一体全体どうしたんだ、みんな??

♪♪どーしたんだ、ヘヘイ、ベイビー、バッテリーはピンピンだぜ、
いつものようにキメて、ぶっとばそうぜ〜ぃ♪♪

と 清志郎先生も歌っているじゃないか!?

と言うわけで、ブラームスへの清き一票、ありがとうございました。

秋といえば 太田裕美でしょ
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/13 20:36 メッセージ: 2655
これは beknch さんの 2652 に対する返信です
>Vollmond(満月)は、”眺めて楽しむ”というより、その引力の影響で
>起こるらしい不思議な現象に重きを置く人が多いようです。

う〜ん、なんか情緒に欠けて風流じゃないですね。
虫の鳴き声を楽しむことが出来るのは日本人だけで、外国人にとっては騒音
でしかないという話を聞いたことがありあますが、ゲルマン人にとっては中秋の
名月も「科学的災い」を引き起こす迷惑なものでしかないのでしょうか?

>また話をほじくり返しますがドビュッシーの月の光はDes-Durだから
>あの響きになるのだという考えです。

う〜む、そうなのですか。

>あのes-mollは私には黄色く見え、半音下げたら緑に見えるという感覚は、
>同じものが黄色に見える相手でないとうまく伝える事は出来ないかもしれません。

むむむ、この辺りの話になると、「ナノテク」とはまた異なった世界になりますね。
ベトナムの山岳地帯での修行を成し遂げた僧侶たちの禅問答の赴きとでも
言いましょうか・・・

>何故、月の光がDes-durであり、月光の曲がcis-mollであり、シューベルト
>の即興曲Op.90の四曲目がAs-dur(出だしは変イ短調)なのか。
>作曲者の耳がその調の響きを欲したからで、半音違った弾きやすい
>調号だったらまったく別の響きになっていた
>― 当時のピッチが今とは異なる事を考慮しても ―。

全くその通りなのでしょうね。
そうでなければどの曲もハ長調/イ短調か、ト長調/ホ短調、或いはヘ長調/
ニ短調で書けば良いのですから。
例えば月光なんか半音高くするだけで#が4つはずれて♭1つだけの曲になる。
そのほうが作る方も演奏する方もどれだけ楽か・・・
ベートーヴェンがそうしなかったのは当然嬰ハ短調の響きへのこだわりが
あったのでしょう。

>太田裕美の「最後の一葉」も秋の曲でしたね。前奏からしていい。うん良い。

おー、太田裕美を忘れておった。
ところで、「最後の一葉」と言うと晩秋の歌。
今はと言えば9月。
まさに「九月の雨」を聴くに相応しい季節(のはず)ではありませんか!
あとで聴こ、「セプテンバー レイン レイン〜!」

>いや、感謝すると思いますよ。単身赴任にぴったりの玩具を紹介してくれたと。
>これで、暫くは安心、安心と。

な〜るほど、こういったおもちゃがないとどんなオイタを仕出かすかわからないと
いうわけですね。
日本を遠く離れた南極での1人暮らし。
一歩家を出れば、外はペンギンやらアザラシやら、誘惑がたくさ〜ん。
奥様のご心配もわかろうと言うものです。

いや、bek家にとって良いことをしたようで私も嬉しいです。

>秋はどこに?
投稿者:wadakamaru
2003/ 9/13 20:59 メッセージ: 2656
これは y_bagus_m さんの 2648 に対する返信です
しつこいかも知れませんが、
ピッチだけでなく、調律についてもたくさんあって、
http://www.music.ne.jp/~murashin/
こういったサイトがあり、各調律の違いを聴くことができますが、
絶対音階の持ち主は、これらのさまざまな調律を聴いたときどう感じるのでしょうか。
「純正律」とかいうもの以外はみんな気色悪いのでしょうか。
わたしには、アラビア風以外は、そういえばちょっと違うかなと思う程度で、
聞き分けの悪い私には、この程度のことで、これだけのさまざまな調律があったということに驚きを感じます。

「秋」について。
秋と言えば、芹洋子の「四季の歌」を思い浮かべます。
心深き人、ハイネのような人とはどんな人なのでしょう。

ブラームスとフォーレ
投稿者:beknch
2003/ 9/13 21:01 メッセージ: 2657
これは y_bagus_m さんの 2654 に対する返信です
>いつものようにキメて、ぶっとばそうぜ〜ぃ♪♪

「雨上がりの夜空に」も学生時代をほうふつさせますね。
♪こんな夜にお前に乗れないなんて♪ なつかし。

>現時点で出ている曲といえば、ブラームスは「ビオラソナタ2番」

あ、あの、ヴァイオリンソナタ一番を一応挙げたんですが(no.2585)。
あのときに弦楽五重奏曲2番の冒頭を入れるかどうか迷ったんです。
イメージとしては、木立の中に秋の日差しがさしている感じ。でも、
一般的にどうかと思いパスとしました。

フォーレといえば、ブラームスのソナタ一番とならんで、ヴァイオリン
ソナタもあの気だるい感じは秋に悪くないと思いますね。ただ、ちょっと
違うかと思い、挙げませんでした。

ゲルマンばかりでは
投稿者:lvkoechel
2003/ 9/13 21:38 メッセージ: 2658
これは y_bagus_m さんの 2655 に対する返信です
 ご無沙汰、バグースさん。
イギリス語にも、Lunacy という、良くない意味の言葉がありますよ。

へらず口?
投稿者:lvkoechel
2003/ 9/13 23:17 メッセージ: 2659
これは SPINATPOLKA2 さんの 2650 に対する返信です
 しばらくです、SPINATPOLKA2さん。

ピアノ曲なら、Des-durでなくCis-dur。cis-moll を des-moll でも良い訳ですよね。やはり#や♭が多いと煩わしいからでしょうか。でも「平均率」もあるし。
 楽器の奏法の事は分からないので、何方かに教えて欲しいのですが、上記の、管楽器だと、どういうことになるのでしょうか?
 「京の五条の橋の上・・」、Mozart の「ピアノ四重奏」g-mollを聴きました。ヘブラーとBpoのメンバーですが、ある程度は良いにせよ、もっと!という気がします。
 その前に「ピアノ五重奏」も聴きましたが、こちらの方が良かった。シフやホリガー。ちゃんとEsでやっているのですが、シフのピアノが時にピリオド風に聞こえる事もありました。
 さっき、ここまで続けるつもりが、間違えて送ってしまいました。もうアルコール漬けなので、変な風になり、申し訳無い。
 室内楽の秋。トピずれ無し。

春夏秋冬であれば・・
投稿者:monopoly_mania
2003/ 9/14 0:40 メッセージ: 2660
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
私にとって、秋と言えばモーツァルトのヴァイオリンソナタがしっくりくるように思います。
でもモーツァルトはオールシーズンですね。一年中聴いていますから。
ということで秋に限らず、季節で作曲者を分けてみました。

初春:ブラームス
仲春:ベルリオーズ
晩春:ハイドン
初夏:ブルックナー
仲夏:バッハ
晩夏:ドビュッシー
初秋:マーラー
中秋:メンデルスゾーン
晩秋:シューマン
初冬:ドヴォルザーク
仲冬:ベートーヴェン
晩冬:シューベルト

皆さんはどうでしょうね?バグースさん、秋がブラームスなら、春、夏、冬は?

追記
今、初冬のドヴォルザーク、チェロ協奏曲をロストロポーヴィッチ&小澤で聴いています。
れれれ、チェロの音色って秋っぽいですね。楽器で言うなら秋はチェロにしましょう。
それとジャンル別でいうなら、秋はヴァイオリン協奏曲とヴァイオリンソナタということで。

>春夏秋冬
投稿者:shaberibu
2003/ 9/14 9:19 メッセージ: 2661
これは monopoly_mania さんの 2660 に対する返信です
いつの時代も変わらないのが四季ですよね。

国破れて山河あり、ですね。

面白い切り口ですね。

こういう切り口は、はじめてです。

しかし、麻雀の春夏秋冬は、なぜ

使わないんでしょうね。

古い中国のルールだと使っていたとか

いいますよね。

>日本人だけが、虫の鳴き声を
投稿者:shaberibu
2003/ 9/14 9:29 メッセージ: 2662
これは y_bagus_m さんの 2655 に対する返信です
楽しむことができる。

サウンドとノイズの議論ですね。

日本には、風鈴とか鹿おどし、水琴窟

などを風流と感じる感覚があります。

このあたりは、ジョン・ケージが、

4分33秒で言わんとしていた事と

通じるものがあると思いますが、

昔から日本には、偶然性の音を楽しむ

感覚があったわけですね。

仲秋の名月
投稿者:kettaro2001
2003/ 9/14 11:43 メッセージ: 2663
これは y_bagus_m さんの 2636 に対する返信です
 お月見の話題に乗り遅れてしまいました。
 こちらはあいにくの雨だったもので。

 満月を愛でるという習慣は、月の満ち欠けを基本にした太陰暦に基づいて農耕を行っていた東アジアならではのものでしょう。

 特に陰暦八月十五日の仲秋の名月は、ちょうど収穫期に当たるので重要な節句となったようです。

 中国の月餅や日本のお団子は、収穫を感謝するための供物というのが本来の要素でしょうね。

 日本や中国では、月を眺めるという風習が主体となったようですが、朝鮮半島では今でも一年中で最も重要な節句です。
 韓国では秋夕(チュソク)といって、この日にお墓参りを行う習慣があり、国中が帰省ラッシュで混雑するとのこと。新聞の社説なども秋夕の話題がとりあげられます。
 この日のお供えは松餅(ソンピョン)という松の葉を入れて蒸した餅。一度食べてみたいです。
 現地で秋夕の様子を目の当たりにしたいと思うんですが、「盆と正月が一緒に来たような忙しさ」について聞くと、躊躇してしまいます。

 実地で見分したわけではないので、御紹介するのはちょっと気が引けるのですが、学生時代の研究分野だったもので、つい書きこんでしまいました。


 月をテーマにした曲はたくさんありますが、「ムーンライト・セレナーデ」を挙げておきましょう。
 グレン・ミラーが好きだった親父の影響でジャズに入りこんだもので、やはりこの曲は懐かしく感じます。

 グレン・ミラー楽団の演奏は超有名でしょうが、ブラス・ロック・グループのシカゴや、小野リサがカバーしているようですね。

 ほかにこんな演奏もあります。

*ベルリンフィル12人のチェリストたち 「ムーンライト・セレナーデ」
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=tocp66029

*「日本の楽器〜尺八〜(4)」
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=cocj31724

*Yang Yang「二胡で奏でるスタンダード vol.1 ジャズスタンダード
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=xzcs3002

 どれもオリジナルに似た印象で、あまりイジリようのない曲なのかな、と思います。

四季折々の作曲家
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/14 12:07 メッセージ: 2664
これは monopoly_mania さんの 2660 に対する返信です
>同時再生が4chであっても、32chに録音した諸々を他のトラックに重ねていけるので、
>実質的にはあたかも32トラックの様に使おうと思えば使える(厳密には違うけど)という
>謳い文句なのですよ。

アナログMTRで、複数のトラックに録音された音を1つのトラックにまとめる 「ピンポン録音」
というのがあったのですが、それに似たようなものなのでしょうかね。
アナログの「ピンポン録音」は一回やると極端に音質が落ちたのですが、デジタル最新器
では そんな心配は無いのでしょうね。

>ピッチだけでなく、調律についてもたくさんあって・・・
>・・・各調律の違いを聴くことができますが、
>絶対音階の持ち主は、これらのさまざまな調律を聴いたときどう感じるのでしょうか。

うわー、こんなサイトがあるのですね。
きちんとは聞かずにさわりだけ聞きましたが、私には違いがよく、いや全然わかりません。
もう一度ゆっくり試してみたいと思います。

>あ、あの、ヴァイオリンソナタ一番を一応挙げたんですが(no.2585)。

そ、そのとーりでした。
こ、これはbekさん、失礼をばこきました!

>イギリス語にも、Lunacy という、良くない意味の言葉がありますよ。

なに、ルナシー?
ルナ・シーと言えば、かつてラルク・アン・シェルと人気を二分したあのバンド?
って関係ないか・・・
「狂気」という意味なのですね、これは知りませんでした。
lvkさんって、語学博学。

>ということで秋に限らず、季節で作曲者を分けてみました。

モノさん、これは面白いですね。
もちろん完全に季節ごとに当てはめてしまうことは無理としても、誰でも少なからず
この作曲家はいつの季節・・・という思いがあるかもしれません。

>バグースさん、秋がブラームスなら、春、夏、冬は?

私も以前「春」のテーマで、ブラームスの弦楽六重奏曲第1番を挙げました。
ブラームスでもこの曲は秋ではなく、春っぽいように思ったからです。
そう言えばその時に「いーや、この曲はやっぱり「秋」ですたい!」 とおっしゃっていた
姉御、最近またお見かけしません。
お元気ですかぁ〜? (スネークマン・ショー風に)

「晩夏のドビュッシー」はわかるような気がします。
私なら冬に絶対チャイコフスキーが入ります!

今頃になってしまい
投稿者:lvkoechel
2003/ 9/14 22:33 メッセージ: 2665
これは y_bagus_m さんの 2664 に対する返信です
  il_conte_d_almavivaさん、こんばんわ。
 ジュリーニの「フィガロ」を聴きました。とても良かったです。
 ただ「手紙の二重唱」は、暑さの所為か、構えてしまった所為か何故かは分りませんが「心の中」へは入ってこなかったです。
 むしろケルビーノを気に入りました。

調号のこと
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/ 9/15 0:35 メッセージ: 2666
これは lvkoechel さんの 2659 に対する返信です
lvkoechelさん、

轟音の(F1中継のため)日曜日の午後でした。
こちらもMonzaと同じように明るい太陽が戻って来ました。といっても気温は高くありませんが。

>ピアノ曲なら、Des-durでなくCis-dur。cis-moll を des-moll でも良い訳ですよね。

des-mollはダメですヨ。調号に♭8コなんていうのは無い!
管楽器の件ですが、移調楽器である場合は記譜自体が違う調号でなされますね。
B管の管楽器の場合、Des-durの曲はEs-durで記されますがCis-durの曲があったとしてもやはり Es-durで記されるでしょう。
何調であろうと関係なく読み替えが出来、吹けなければプロとして通用しませんが、その調号によって読みやすい、指を運びやすいというのはあるようです。

こちらは
投稿者:lvkoechel
2003/ 9/15 0:39 メッセージ: 2667
これは SPINATPOLKA2 さんの 2666 に対する返信です
F-1、今始まる所です。眠いので、失礼します。いつも、VTRで、朝見ます。

1シューマッハ 2モントーヤ 3バリチェロ
投稿者:maniac_kawashima_fm
2003/ 9/15 0:55 メッセージ: 2668
これは lvkoechel さんの 2667 に対する返信です
だ !!

ハハハハハハ

そうですね!
投稿者:lvkoechel
2003/ 9/15 10:36 メッセージ: 2669
これは SPINATPOLKA2 さんの 2666 に対する返信です
 そちらはまだ夜中ですね、Frau Spinato .
私は熟考せず、その時そのときの気持ちで書いているので、♭の数まで考えなかったです。それと、管楽器の事なのですが、移調楽器で無い、キー無し、又は少しのキーの、たとえばブロックフレーテ等のことを考えていたのです。説明不足でした。ああいう楽器で、CisとDesはどうなのかなー、と。
  閑話休題
べームが「マイスタージンガー」をやっていた時、R.シュトラウスが「君たちはなぜ嬰ハ長調でやるんだい?」と言ったそうです。・・今頃申し訳ない。

シュワルツコップの伯爵夫人
投稿者:other_wind
2003/ 9/15 11:47 メッセージ: 2670
これは lvkoechel さんの 2665 に対する返信です
私もジュリーニ盤「フィガロ」を入手して聴きました。シュワルツコップはヤノヴィッツよりも高貴に聴こえます。すばらしいですね。ヤノヴィッツはシュワルツコップより甘い声で、私はヤノヴィッツのほうがどちらかというと好きです。

>シュワルツコップが伯爵夫人を歌っている「フィガロの結婚」は手元に4組(フルトヴェングラー、カラヤン、ベーム、ジュリーニ)持っています

il_conte_d_almavivaさん、カラヤン盤について教えてください。
ジュリーニ盤と一緒に買ったLPがフィガロの抜粋盤で、シュワルツコップ&ゼーフリート/カラヤン・スカラ座の1954年のライヴ盤でした。(イタリア語の解説でわからな〜い)音はあまりよくないにもかかわらず、ライヴ盤のせいかシュワルツコップの迫真の伯爵夫人のアリアが聴けます。鳥肌もの。カラヤンも十分歌わせていてシントウ&コトルバス盤とはかなり違います。
il_conte_d_almavivaさんお持ちのカラヤン盤はこのライヴ録音の全曲盤でしょうか。それとも別の盤があるのでしょうかお聞かせください。

秋といえば
投稿者:wolfgang17560127
2003/ 9/15 16:07 メッセージ: 2671
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
モーツァルト
フルート四重奏曲第4番イ長調K.298の第1楽章

なんか如何でしょう。

他のトピのを読んで
投稿者:lvkoechel
2003/ 9/15 21:35 メッセージ: 2672
これは SPINATPOLKA2 さんの 2666 に対する返信です
なんて書こうかなー。
 Tag SPINATPOLKA2 ! にしよう。
夫婦で、クラシックの中で派が分かれるのも大変ですね。コンサート等、感動を道々語りながら帰るのが一番ですが、この場合は同好の仲間との方が良さそうですね。
 我が家の連れ合いは、クラシックは無縁ですから、良いような、悪いような。
つまらなく思う事もあります。でも、無理に誘っては苦痛だろうし、諦めています。

>そうですね!
投稿者:beknch
2003/ 9/15 21:59 メッセージ: 2673
これは lvkoechel さんの 2669 に対する返信です
こんばんは。

>たとえばブロックフレーテ等のことを・・・ああいう楽器で、CisとDesはどうなのかなー、と。

これは結構深い話だと思うんです。実音楽器だから、どのような調であれ、実音は
同じ、指使いも同じですからcisだろうがdesだろうが、関係ないと思っているのです
が、一方ではなんだか、♭系の方が笛に合うような。ま、cisの♯7つよりも、des
の♭5つの方が見やすいというウワサもありますが・・・

更に言ってしまえば、リコーダーはキーなどがついていないことがかえって奥深いですね。
本来、構造上苦手な和声があるはずなのですが、実は、穴の上で
指を操作すること(塞がない穴の上に指を微妙に近づける)と息使いで音程の操作
がある程度できてしまうという面がありますね。従って
名人は何でも同じように吹ききってしまうのではないかとも思います。

ところで、クラリネットは何でB(♭)管というんですかね?あれって、左手を全部塞いだ
(キーを押した)状態がB♭の音だと言うことですが、フルート、リコーダーなどは
両手を全て押さえた状態の音を管の名前にしてますね。オーボエや金管はどうなんで
しょう? クラリネットだけが特別なのかな。

ああ、飲み過ぎている! わけわからんようになってきた。移調楽器の話
を書こうと思ったんですが、またの機会に。それに、バグースさん、ヴィオラの
楽譜、アルト記号でしたっけ? あれも読めないですね。あれに慣れると普通の楽譜
が読みにくくなりませんか(笛吹くときとか)?

p.s.
1.祝。阪神タイガース!
2.旭天鵬の方が高見盛より日本語が上手く聞こえるのはなぜ?

ギックリ!
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/15 22:43 メッセージ: 2674
これは kettaro2001 さんの 2663 に対する返信です
今日は災難の日でした。 ぎっくり腰です。
もともと若い頃に1回やって以来ぎっくり系人間だったので、「あ、またかな…」。
今までの経験からして一晩寝れば大丈夫だんべ とタカをくくっていると、大間違い。
今朝起きるとますます痛くて…
夕方にカイロプラクティクに行って随分良くなりました。
お達者倶楽部会員としての持病に付け加えなければなりませんね。

>日本人だけが、虫の鳴き声を楽しむことができる。
>昔から日本には、偶然性の音を楽しむ感覚があったわけですね。

そのあたりがロジックで割り切れないことが理解できない西洋人との違いなのでしょうか。
そしてそれがまた、日本人は論理的に物事を考えることが苦手だと言われることと
どこかでつながっているのか?とも思います。

>満月を愛でるという習慣は、月の満ち欠けを基本にした太陰暦に基づいて農耕を
>行っていた東アジアならではのものでしょう。

なるほど、太陽暦と太陰暦による文化の違いから来ているのかもしれませんね。
春節をはじめ、端午節、中元節、中秋節等々すべて太陰暦(LUNAR CALENDAR)に
基づくものですからね。
ヨーロッパでは「月」にまつわる行事などはあまり無いのでしょうか?

>韓国では秋夕(チュソク)といって、この日にお墓参りを行う習慣があり、国中が
>帰省ラッシュで混雑するとのこと。新聞の社説なども秋夕の話題がとりあげられます。

日本で言うお盆みたいな存在なのでしょうかね。

>月をテーマにした曲はたくさんありますが、「ムーンライト・セレナーデ」
>を挙げておきましょう。

欧米には月を愛でる習慣が無いにしては、月にまつわる曲って結構あるようですね。
今思い浮かぶだけでも、「ムーンライト・セレナーデ」以外に、「ブルー・ムーン」、
「ヴァーモントの月」、「ムーン・リヴァー」等々。
リー・ワイリーのアルバムで「ウェスト・オブ・ザ・ムーン」なんてのもありますね。
リー・ワイリーはサラ・ヴォーンと並んで私が大好きな歌手です。

ウゲッ!
投稿者:nujikoa
2003/ 9/16 0:39 メッセージ: 2675
これは y_bagus_m さんの 2674 に対する返信です
バグースさん、気をつけてくださいね・・・
これだけはなってみないと、痛い人の本当の気持ちは分からないんでしょうね。


>>昔から日本には、偶然性の音を楽しむ感覚があったわけですね。
>
>そのあたりがロジックで割り切れないことが理解できない西洋人との違いなのでしょうか。

僕にとっては「よくあること」なんですが、

CDをかけているとき、「偶然性の音」が、スピーカーからの音にかぶって、妙に音楽的に聞こえることがあるんです。

雑音にしか聞こえない音もある一方で、
「あれ?今の音、CDの音楽にハマってたよね・・・」という。

鳴っている間は訳が分からない。
後から考え直すと、「何だったんだろう?あ、そうか、鳥の鳴き声だったのか。」とわかるんです。

他にも電線が風で鳴く音とか、ヘリのプロペラ音とか、車のクラクションとか・・・

皆さんはそんな体験はありませんか?

>日本人は論理的に物事を考えることが苦手だと言われる

「で、具体的に何がどう音楽的に響いてたわけ?」と聞かれると・・・
説明できまへん(笑)

移調楽器一覧表
投稿者:maniac_kawashima_fm
2003/ 9/16 5:03 メッセージ: 2676
これは beknch さんの 2673 に対する返信です
http://forum.nifty.com/fmidicla/htmls/ichouj.html

腰痛
投稿者:beknch
2003/ 9/16 18:29 メッセージ: 2677
これは y_bagus_m さんの 2674 に対する返信です
>今日は災難の日でした。 ぎっくり腰です。

それは災難でした。腰痛のつらさは良く判ります。
何を隠そう、高校時代に体育の授業で器械体操の技を披露している時に腰を
痛めて以来の腰痛持ちです、私。

バレー部だったので結構大変でした。5分直立姿勢をすると体が前に曲がらなく
なってしまったので。線審(審判)をやる事になると悲劇です。

その後腰痛では色々ありました。テニスやった後に寝転がって休んでいたら
動けなくなったり。スキーもでこぼこがあると結構腰にきます。趣味の車でも
大渋滞で腰にきてその後腰痛が長引くとか・・・

今実行していることは、毎日朝晩に、立った姿勢からまっすぐに90度片足を
前に上げ、テーブルかどっかに踵を乗っけます。そして、手でつま先を手前に
引っ張ってストレッチをするのです。足は曲げずに伸ばしたまま。片足につき一分程度。

この運動は足の裏側の腱を伸ばして、足の怪我と老化を防ぐ効果がありますが、
私の場合は腰にもいい様です。一般的にも20歳も後半になると励行するとよいと
スポーツ学の先生が言ってました。これにスクワットを加えれば、急にちょっと
した運動をしても疲労は軽いし、怪我予防になりますよ。

>お達者倶楽部会員としての持病に付け加えなければなりませんね。

勲章がまた増えてますます立派な会員になられて・・・なんて言っている場合
ではありませんね。お大事に。

夫婦でクラシック
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/16 18:55 メッセージ: 2678
これは lvkoechel さんの 2672 に対する返信です
>des-mollはダメですヨ。調号に♭8コなんていうのは無い!

シュピナートさん、「変ニ長調」だと♭が8個になってしまうのですか?
それはすごい。
え、でもどんなに頑張っても7個が最大なのでは?
どれどれ…と鍵盤で数えてみようかなと思いましたが、頭が混乱しそうなのでやめました。

>べームが「マイスタージンガー」をやっていた時、R.シュトラウスが「君たちはなぜ
>嬰ハ長調でやるんだい?」と言ったそうです。

マイスタージンガーの前奏曲のことでしょうか?
あの曲はハ長調でしたっけけ?
と言うことはチューニングしたピッチが半音近く高かったという意味でしょうか。
作曲者とは言え、よくそんなことが一聴しただけでわかりますね。
このエピソードもまた私にとっては天上人の世界ですね。

>秋といえばモーツァルト フルート四重奏曲第4番イ長調K.298の第1楽章
>なんか如何でしょう。

良いですね! モーちゃんのフルート四重奏曲第4番!
… と言いたいところなのですが、またもや聴いたことありません。 トホホ

>夫婦で、クラシックの中で派が分かれるのも大変ですね。

ご夫婦で同じクラシックを聴かれるだけでも羨ましいです、私としては。
うちのカミさんなんてクラシックにはかけらも興味を示しません。
夫婦で仲良く楽器演奏をして目配せしながらニッコリ… とまでは望みませんが、
せめて
「この曲なんてゆーだ?」
「これは、◎◎の△△という曲なんだべさ。」
「ふーん、良い曲だなゃ。」
くらいの会話はしてみたいものです。

厄日の理由
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/16 19:00 メッセージ: 2679
これは beknch さんの 2673 に対する返信です
>ところで、クラリネットは何でB(♭)管というんですかね?
>あれって、左手を全部塞いだ(キーを押した)状態がB♭の音だと言うことですが、
>フルート、リコーダーなどは両手を全て押さえた状態の音を管の名前にしてますね。

どうなのでしょう。
必ずしも全てのキーを押さえた時の音をもって「*」管と称する とは限らないの
ではないでしょうか。
例えば、アルトリコーダーも左手を全部押さえた時がC、両手で全てを押さえると
Fになるのに、「F管」で記譜しないのと同じで。

>ヴィオラの楽譜、アルト記号でしたっけ? あれも読めないですね。
>あれに慣れると普通の楽譜が読みにくくなりませんか(笛吹くときとか)?

一旦慣れてしまうと混同はしません。
ビオラを弾く時はアルト記号、リコーダーやピアノの時はト音記号/ヘ音記号 と
いう具合に自然に反応します。
それより尊敬すべきはチェロ/ファゴット奏者。
ヘ音記号・テナー記号・アルト記号・ト音記号 全てが出てくるのですから!

>1.祝。阪神タイガース!

そーか、腰を痛めたのはこれが関係していたのか…
何てったって、阪神優勝の日なんか最大の厄日ですからね、私のような巨人ファンにとっては。
そーか、これで納得。

>バグースさん、気をつけてくださいね・・・
>これだけはなってみないと、痛い人の本当の気持ちは分からないんでしょうね。

と言うことは、nujikoaさんはギックリに関してはチェリーなのですね。
初体験の暁には赤飯炊いてお祝いしてあげますよ。

>他にも電線が風で鳴く音とか、ヘリのプロペラ音とか、車のクラクションとか・・・
>皆さんはそんな体験はありませんか?

私はそういった体験はないですが、レコードに入っていたヒスノイズが刷り込まれたことがあります。
初めて聴いたベートーヴェンの第九がカラヤン盤だったのですが、第1楽章の展開部
で一瞬「ヒッ」というような音が入るのです。
それからと言うもの、第九のどのディスクを聴いても「ヒッ」がないがために物足りなく
感じたものです。

面倒な移調記譜
投稿者:beknch
2003/ 9/16 19:24 メッセージ: 2680
これは y_bagus_m さんの 2679 に対する返信です
>例えば、アルトリコーダーも左手を全部押さえた時がC、両手で全てを押さ
>えるとFになるのに、「F管」で記譜しないのと同じで。

いえ、これはね、記譜の問題とは別で、単純に楽器の調の呼び方に関する疑問
なんですよ。その楽器の最低音で呼ぶんじゃないのか?と。

アルトリコーダーがFでなく実音で記譜されているのは、単純に移調楽器の
仲間に入らなかったからで、その理由は高々2オクターブしかない指使いは
移調せずとも演奏は簡単でしょ、と言う事なんですと。

移調楽器ですが、演奏家の便宜(別調管への持ち替え)を考えて楽譜への記譜を
実音から移調して書く、という考え方はどこかシックリ来ません。
ヘ音記号やアルト記号として書くのとは意味が違いますね。

普通に書かれた(実音に即した)楽譜を演奏家が書いてあるとおりに実音をだして
演奏する、と言うのが本来の姿ではないのでしょうか? 

そもそも、初めてその楽器を手にする人はどの様に教わるのでしょう?
「さて、ドの音を出してください。はい、でもそれは本当は♭シなんですよ」
「さて、今度は本当のドの音を出してください。はい、でもそれは楽譜ではレと
書いてありますからね。」・・・
実際は音名と音階名とを区別して呼んでいるんでしょうけど、不自然な気がします。
今度は実音で記載されている一般の楽譜を演奏するときに逆の作業をしなければ
ならないわけですからね。

けれども、既に長い年月を経て行き着いた現在の移調して記譜する状況。当然これが
経験則からも、理論からも最も合理的であるということなのでしょう。

同じ楽器で違う調のものへの持ち替えがやり易いと言うのが本当に理由なのでしょうか?

今、ブレンデルでシューベルトの即興曲を聴いてます。D899は出だしで、音を切ること
と残響音の多さにちょっと違和感がありましたが、進むにつれGOOD。私の好きなの
はロマンあふれたルプーの演奏なのですが、ブレンデルも彼の世界にぐんぐん引っ
張ってくれますね。D935もテンポがいい。本日の秋の夜長は即興曲。

次に控えるのは、グルミュオーのバッハ無伴奏ソナタ&パルティータ。これも楽しみ。

同感ですが
投稿者:lvkoechel
2003/ 9/16 19:42 メッセージ: 2681
これは y_bagus_m さんの 2678 に対する返信です
>ご夫婦で同じクラシックを聴かれるだけでも羨ましいです、私としては。
うちのカミさんなんてクラシックにはかけらも興味を示しません。
夫婦で仲良く楽器演奏をして目配せしながらニッコリ… とまでは望みませんが、
せめて
「この曲なんてゆーだ?」
「これは、◎◎の△△という曲なんだべさ。」
「ふーん、良い曲だなゃ。」
くらいの会話はしてみたいものです。

なかなか、そうはまいりませんね。

 おとぼけ、でしょうが、des-moll は「変ニ 短調」です。釈迦に説法!

>夫婦で仲良く
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/ 9/16 20:45 メッセージ: 2682
これは lvkoechel さんの 2681 に対する返信です
>なかなか、そうはまいりませんね

lvkoechelさん、何で知ってるんですか?
とくに相手がlvkoechelさんと同じく(←強調)、好き嫌いがはっきりしているとなおさらのこと。(笑)

今日のうちの会話:
日曜日にムジークフェラインでウィーンフィル/プレヴィンでドヴォルザークの七番と、チャイコのVlコンチェルト(ソフィームター)があるけど行かない?

「七番ねー、行ってもいいけど。」

じゃ、ついでに前日のフランス交響楽団のドヴォ8も行く?
「2日続けてドヴオルザーク?まあいいや、響きの違いを聴くのもおもしろいかも。電話してみたら?」

ムジークフェラインに電話
ウィーンフィルのほうは立ち見席のみ。

「やめよう。やっぱり立って聴くのはシンドイし、ゆっくり座って聴きたいし。フランスオケのほうもやめとこうか」

これでもなお引っぱり出して、もし2人ともご機嫌の帰り道にならなかったら最悪なので、取り消し。

色々大変なんですよ、息がピッタリ合うタイミングは。

却って楽では?
投稿者:lvkoechel
2003/ 9/16 21:11 メッセージ: 2683
これは SPINATPOLKA2 さんの 2682 に対する返信です
 こんばんわ。
どうも、時差があると挨拶を書きにくい。
 私みたいに、好き嫌いがはっきりしていれば、楽なようにも(自分では)思えますが。私の友人達は、私の嫌いな話題を少なくしていますし、私も相手に対し同じ。 全てが、そう上手くはまいりませんが。
 ドヴォ7,8.レコードなら、我から聴くことはあまり無いですが、生で、しかも手軽(こちらみたいに高く無い・・という意味)だったら、行きますね。なるべく、「良い」ところを聴くよう努力しつつ。

re:却って楽では?
投稿者:nujikoa
2003/ 9/17 1:20 メッセージ: 2684
これは lvkoechel さんの 2683 に対する返信です
>私の友人達は、私の嫌いな話題を少なくしていますし、私も相手に対し同じ。

僕の場合、

じかに話し合うと、
「こういう演奏嫌い(苦手)なんですよ〜」
とズバズバ言ってしまうことが比較的多く、

掲示板だと、
「ア、アレですか。あれも、良いですよね〜、ハイ」
と、妙に気を使ってしまうことがあります。

「普通は逆やろ、おい!」と突っ込まれそうですが、なぜかそうなんです。

「こころ」
投稿者:beknch
2003/ 9/17 11:26 メッセージ: 2685
これは tarohanako8408 さんの 2649 に対する返信です
今頃何ですが、タロハナさんお久し振りです。

>皆さんは、NHKの朝ドラみてます?
>「こころ」のオープニングの曲、月曜と、そのほかの曜日と、
>音がちがいません?メロディーは一緒なのですが。

「こころ」は結構流行っているんですね? ランちゃん(と言うにはもう・・)
がいい雰囲気になっているので見たいのですが、タイミングがあいません。
着物も似合いますねぇ、彼女。

こっちで、朝の7時前には「わたしのピアノ」とかいう、何かドロドロした
ドラマを再放送でずーっとやってます。高田みずえじゃないですよ。

それで、月曜と他の曜日で音が違うと言うのは・・・? 同じ音源を使用し
ているはずですよね? 週末明けは、鼓膜が弛緩して周波数特性が変わるとか?

音程と言えば、サザエさん、の主題歌の後奏の転調部分で音程がいつも
おかしいと思うんですけど。この曲を聴くと、「日曜が終わりだ!明日は
会社だ! ガクッ」とやけにモリ下がったものです。

LPレコード時代は音程がおかしいの、ゴーストのでるの、プチプチ針が
雑音を拾うもの色々ありましたね。バグースさん言われるように、それが
その曲の基準となってしまったり。ルービンシュタインのやつに多
かった気がします、我が家ので音程が狂うのは。

しっとりと、いきましょう。
投稿者:oisiitukemono
2003/ 9/17 14:57 メッセージ: 2686
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
 こんにちは〜♪

 秋と言えば運動会....と思ったんですけど、既出なので、しっとりとしたものを。
 モーツァルトのピアノ協奏曲20番の第2楽章なんてどうでしょー?
 心細そうなピアノが秋の風情を感じさせてくれます。

<ここからトピずれのコーナー>

 バグースさん、ぎっくり腰ですか?大事にして下さいね。かくいう私も仕事柄、腰痛持ちです。気休めにしかならないけど、湿布は手放せませ〜ん。やっぱり「お達者クラブ」に入れて下さい。

 絶対音感なんですが、知り合いの女性が子供の頃、某有名音楽家のところへレッスンを受けに行きました。そしたら、ちょっとピアノに合わせて歌っただけで(親に向かって)「この子には絶対音感がありません。プロは無理です。お断りします。」と、言われたそうです。
 

もう少し、秋といえば
投稿者:ZAKKYO2000
2003/ 9/17 17:45 メッセージ: 2687
これは y_bagus_m さんの 2654 に対する返信です
>>あとは、やはりブラームス
>まず思い浮かぶのがブラームスとフォーレ
ブラームスは0p.116〜119の間奏曲集や交響曲No.4なども秋にふさわしいでしょう。
フォーレは全然詳しくないですが、舟歌集や夜想曲集あたりがふさわしかったような気が・・・。

>フォーレの月の光に並んでドビュッシーの月の光ー秋と月にちなんであげておきます。
ドビュッシーには他にも「荒れ寺にかかる月」「月の光がふりそそぐテラス」など月がテーマのものが多いですね。

>オフコース「秋の気配」、かぐや姫「この秋に」、さだまさし「秋桜」。
ときたら、アリス「秋止符」、竹内まりや「セプテンバー」、松田聖子「風立ちぬ」なぞも加えて下さい。
「秋の気配」のイントロはしみじみと秋のうつろな気分を感じさせてくれますよね(何を隠そう昔フォークギターでよく練習したものです)。

その他では
武満徹:「秋庭歌一具」「11月の霧と菊の彼方から」→古の日本の秋の風景
J.ウィンストン:「オータム」→おセンチな秋にはぴったり!
10CC:「I'm not in love」→秋の夜長という感じがしませんか?
など思い浮かびました。

P.S.バグースさん、ぎっくり腰大丈夫ですか?

お見舞いをかねて
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/ 9/17 18:23 メッセージ: 2688
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
bagusさん、

多分お具合が良くないのでしょう。
心配しています。
自分では経験ありませんが、先日その大変さを目の当たりにしましたので良く解ります。
トピのことは気に為さらず、ゆっくり静養為さって下さいね。

vkoechelさん
>私みたいに、好き嫌いがはっきりしていれば、楽なようにも(自分では)思えますが。

そうですね。相手が嫌いなもので自分が気に入っているもの、その良さを無理に理解させようとすると問題が起こります。若いうちは脳も柔らかいから柔軟性がありましたが(笑)
ところでその好き嫌いはF1でも同じですか?

全部ですね
投稿者:lvkoechel
2003/ 9/17 19:10 メッセージ: 2689
これは SPINATPOLKA2 さんの 2688 に対する返信です
 音楽から、何から何まで!
ただ、私は音楽だけが大好きで、他のことは、さほどは気になりません。
 例えば、小泉氏、とbagus氏のどちらを贔屓にするかとか。 小泉氏のポリープよりも、bagus氏の腰痛の方を心配はしますが。

 ところでバグースさんのは重症なのですか?
 「腰痛」、軽い方でしたら、栗田昌裕氏の「症状別・まわひねりき健康法」(廣済堂出版)、新書版 Health L407という本を薦めます。とても簡単な事で、腰痛が治ります。

 幾年前かは忘れましたが、床の本を拾うのでさへ腰が痛かった事がありました。ちょうど「おもいっきりTV」に、栗田博士が登場し、体操をして見せてくれました。ダメモトでも、と真似をしたら、一発で直りました。私の経験から、薦めます。腰以外のも参考になると思います。ただ、重症の場合は分かりません。

 私自身それを教えてやって、幾人もの仲間他に、感謝されています。即効です。「お前、今までふざけていたんだろう」と思われるほど早く直ります。というか、一分前と、その後で雲泥の差!

 バグースさんの所では、手に入れにくいかも。

PS  これは真面目な勧めです。

秋といえば無伴奏でしょ
投稿者:other_wind
2003/ 9/17 20:34 メッセージ: 2690
これは y_bagus_m さんの 2674 に対する返信です
bagusさん、ぎっくり腰とは災難でした。
お大事にしてください。

beknchさんはグリュミオですか。
今回はウト・ウーギでバッハの無伴奏Vnを聴いています。
今度、ルーシー・ファン・ダールのを聴いてみたいなと思ってます。

ギックリおやじ
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/18 1:04 メッセージ: 2691
これは nujikoa さんの 2684 に対する返信です
今晩は。
今またマニラに来ています。
皆さん、腰痛の心配くださりありがとうございます。
カイロプラクティクに行き大分良くなっていたのですが、今朝からまた痛みが戻り、
飛行機に乗ったりやなんかして移動しているうちに痛みが増してきました。
さっき風呂に入って暖めるとかなり楽になったので、試しにホテルの部屋の中で
スキップしてみると、やっぱり痛かったです。

bekさんご紹介の運動は手軽で良さそうですね。
スクワットは何回くらいすればよいのでしょう?

>そもそも、初めてその楽器を手にする人はどの様に教わるのでしょう?
>実際は音名と音階名とを区別して呼んでいるんでしょうけど、不自然な気がします。

今度クラやっている知り合いに訊いてみましょう。
いや待てよ、確かこのトピの住人に昔クラリネットをやってらした方がいらっしゃった
ような気がするのですが… 違ったっけ?

>おとぼけ、でしょうが、des-moll は「変ニ 短調」です。

そーでした。 でも「おとぼけ」ではありません。
「ぼけ」です。 あー、お達者倶楽部!

>今日のうちの会話…
>…色々大変なんですよ、息がピッタリ合うタイミングは。

なるほど、そういう苦労があるのですね。
しかし、私としてはそれでも共通の趣味を持つ方が良いなぁ。
好みの作曲家や演奏家が違うことで夫婦喧嘩するなんて夢ですね。

>「普通は逆やろ、おい!」と突っ込まれそうですが、なぜかそうなんです。

いや、nujioaさんがそうなるのわかるような気がしますよ。
直に話していると、その場の雰囲気や表情、それに顔見知りと話しているのであれば
お互いのキャラクターもある程度わかっているでしょうから、単刀直入に言っても問題はない。
でも、お互い顔が見えず、基本的には面識も無い者同士がコミュニケートしている
掲示板ではちょっとした言葉の使い方で誤解が生じることがある。
したがって、どうしても慎重な言い回しにならざるを得ない…
ということがありますからね。

えっ? 「秋」がどうかした??
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/18 1:08 メッセージ: 2692
これは ZAKKYO2000 さんの 2687 に対する返信です
>皆さんは、NHKの朝ドラみてます?
>>「こころ」は結構流行っているんですね? 

「ほんまもん」と「さくら」は土曜日の朝1週間分まとめて見ていたのですが、
それから後のものは見ていません (さくらには太田裕美も出てましたからね)。
一旦のめりこんでしまうと、土曜日に出勤しなければならない時もついつい6日分
終わるまで家を出ない ということになってしまうので。

>ルービンシュタインのやつに多かった気がします、我が家ので音程が狂うのは。

ルービンシュタインには「絶対音感」がなかったのでしょう、きっと。
そう言えば、大昔に買ったブロムシュテットの英雄のレコードで途中で全体のピッチが
急に下がるということを経験しました。
よーあんなレコード売るわ! と呆れたものです。

>モーツァルトのピアノ協奏曲20番の第2楽章なんてどうでしょー?
>心細そうなピアノが秋の風情を感じさせてくれます。

ん? つけものさん、秋がどうかしましたっけ??
え? 今のテーマがそれだろうって??
む! 今のテーマは 「腰痛の対処と言えば?」 でしょ?
あ! 違ったっけ… 「秋」?

20番の2楽章と言うと、映画「アマデウス」のいっちゃん最後に流れていたやつですよね。
たよりなげな、はかなげな美しい曲ですね。

>「この子には絶対音感がありません。プロは無理です。お断りします。」と、
>言われたそうです。

それは “「絶対音感」が無い” のではなく、“絶対、「音感」が無い”、
すなわち「間違いなく音感が無い」と言うことだったりして…

>ブラームスは0p.116〜119の間奏曲集や交響曲No.4なども秋にふさわしいでしょう。

!! 出ましたね。
これぞ秋の本命、秋の横綱、秋の権化と言えよう。
4番もさることながら、晩年の一連のピアノ曲はまさに秋に聴くために存在する
ような気さえします。

>J.ウィンストン:「オータム」→おセンチな秋にはぴったり!

この曲も懐かしいですね。
この中の「セプテンバー」は車のCMにも使われたりもしました。

「すべったディスク」って?
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/18 1:28 メッセージ: 2693
これは other_wind さんの 2690 に対する返信です
>bagusさん、 多分お具合が良くないのでしょう。 心配しています。

いや〜、皆さんにご心配いただき給食です、じゃない、恐縮です。
ところで、ぎっくり腰のことを英語で何と言うかご存知ですか?
「SLIPPED DISC」 って言うんですと。
また一つ賢くなりました。
もっとも、あんまりこんなことに賢くなりたいとはあまり思いませんが。

>「腰痛」、軽い方でしたら、栗田昌裕氏の「症状別・まわひねりき健康法」、
>新書版 Health L407という本を薦めます。

lvkさん、これまた貴重な情報をありがとうございます!
で、さっき早速アマゾンで探してみたのですが、現在品切れになっていました、残念!
他の本屋さんサイトも覗いて見ます。

>秋といえば無伴奏でしょ

秋の陽射しに無伴奏。
秋の夕暮れ無伴奏。
秋の夜長に無伴奏。

えーっすね!

>bagusさん、ぎっくり腰とは災難でした。 お大事にしてください。

お騒がせして申し訳ありません。
一気にこのトピを 「お達者倶楽部化」 させていまいました。
情けなや…

re:秋といえば無伴奏でしょ
投稿者:nujikoa
2003/ 9/18 3:02 メッセージ: 2694
これは other_wind さんの 2690 に対する返信です
>beknchさんはグリュミオですか。
>今回はウト・ウーギでバッハの無伴奏>Vnを聴いています。
>今度、ルーシー・ファン・ダールのを聴いてみたいなと思ってます。

lvダールは僕の最愛盤です。(^^)

蛇足的なことを書きますが、
彼女が息を吸い込み、また吐き出す様子がよく録れています。
フレーズのどこで、それをやっているのか、注意して聴くとなかなか参考になります。

グリュミオは、今日(無伴奏ではなくて、チェンバロ付きソナタの方を)聴きました。

信じられないほどの美しさ、力強さに、完全に降参!

武満売り切れ
投稿者:beknch
2003/ 9/18 6:04 メッセージ: 2695
これは ZAKKYO2000 さんの 2687 に対する返信です
>「秋の気配」のイントロはしみじみと秋のうつろな気分を感じさせて
>くれますよね(何を隠そう昔フォークギターでよく練習したものです)。

おお、やっておられましたか。そうするとその辺のフォーク、ニューミュ
ージック系はOKですね。
「秋の気配」では、♪港の見下ろせる小高い公園♪ってもしかして「港の
見える丘公園」?と思い、東京に住んでから行ってみたものです。商業港
がドバッと見えたのでガッカリしましたが。その意味では神戸の勝ち!

>武満徹:「秋庭歌一具」「11月の霧と菊の彼方から」→古の日本の秋の風景

先日、辛抱たまらなくなって近くのCD屋に行ったら2−3枚あった武満が全て
売れて無くなってました。きっと、○○トピを見たペンギンが買って
行ったのでしょう。あの時、秋庭を買っておけばよかった。しかし、人気あるんですねぇ。

>「この子には絶対音感がありません。プロは無理です。お断りします。」
>と、言われたそうです。

この前書いた「絶対音感」という本の最後の方にはヴァイオリストの
五月みどり、いや、五嶋みどり本人や家族のことが結構書かれています。
義父がジュリアードで名物教授のアシスタントとして生徒を教えていた時、
「リスキーな人生に人を導くのは、人間としてどうなんだ?」とある生徒の
親に問い詰められたそうです。

つまり、プロの音楽家として成功して生きていけるかどうかわからないのに
いつまでも生徒に妄想を抱かせ続けるのは?と言う事です。

つけものさんの知人の方がそうだと言うことではなく、一般論としてですが、
もし親が「絶対にこの子はプロにさせるんだ!」とかたくなで、かつ、子供に
その可能性が少ないとした場合、何よりその子供の為にもはっきり言って
やった方がいいのかなとも思います。

もちろん、その有名声楽家の意図がどうであったかは全くわかりませんが。

「絶対音感」を持つ子供はもはやザラに居るそうです。音楽家になるための
必要条件だという人も居ますがそうでない人も多いみたいですね。既に成功
した音楽家、音楽関係者に言わせると「音楽を奏でることと絶対音感は
無関係」という人も多いようですが、裏を返せば、もっと困難な技術や
才能を身に着けている必要があると言うことのようです。

RE:無伴奏ヴァイオリン
投稿者:beknch
2003/ 9/18 8:43 メッセージ: 2696
これは nujikoa さんの 2694 に対する返信です
>beknchさんはグリュミオですか。

グリュミオいかったー。たいしたおっさんです。グイグイ引っ張り込まれます。

>>今回はウト・ウーギでバッハの無伴奏>Vnを聴いています。
>>今度、ルーシー・ファン・ダールのを聴いてみたいなと思ってます。
>lvダールは僕の最愛盤です。(^^)

このあたりは全然聴いたことがありません。関心がムクムクと湧いてくるナァ・・

先日はパルティータ2番のアルマンドばかりを5人聴き比べましたが、
このアルマンドだけの印象と、無伴奏全体の印象とは一致しません。各演奏家が
それぞれのバッハを聴かせてくれてます。嫌いな演奏に遭遇したことはないですね。

>彼女が息を吸い込み、また吐き出す様子がよく録れています。

これは面白い! 是非聴いてみたいです。ナーンチャッテ演奏を笛でやろうと
してるんですが、ヴァイオリン演奏に慣れていると息継ぎの場所を見極める
のが難しいのですよ。その意味でも関心があります。

無伴奏の演奏は残響音も大事な要素ですね。バッハはこの響きが残ることを
頭に置いていたのでしょう。

ところで、ダールは女性なんですね。例の五月みどりが(五嶋みどり)こんな
ことを言ってました。(注:別に五月みどりのファンではありません)

「カーテンの向こうに10人のヴァイオリニスト(子供)が居て、演奏を
 聴いたら、どこの国の人かわかる。性別もわかる。」
「ヴァイオリンは、男の音は丸い。女はファイアがある」
「チョン・キョンファ、みどりはアメリカの色を持った東洋の女、諏訪内
 晶子さんは日本の女って感じの音」「N響は男が多いから音が丸い」
「弦楽器の最初の1、2小節を聴いたらどこのオケかわかる」

ウーン(マンダム)って感じ?

「ピアノ」
投稿者:tarohanako8408
2003/ 9/18 11:52 メッセージ: 2697
これは beknch さんの 2685 に対する返信です
bekさん

>こっちで、朝の7時前には「わたしのピアノ」とかいう、何かドロドロした
ドラマを再放送でずーっとやってます。高田みずえじゃないですよ。

それって、「ぴあの」ではないですか?
純名里沙、竹下景子 萬田久子、國生さゆり、、、などが出演している。
そんなにドロドロしているとは、思わないのですが。(←全部みている私。。。だって、唯一のTVの楽しみですもん!)

>それで、月曜と他の曜日で音が違うと言うのは・・・? 同じ音源を使用し
ているはずですよね? 週末明けは、鼓膜が弛緩して周波数特性が変わるとか?

いえ。多分、「音も違う」と思うのですよ。多分、、、なのですが。一音くらい。月曜が高いのです。
気のせいかな?

ぎっくり腰
投稿者:tarohanako8408
2003/ 9/18 14:54 メッセージ: 2698
これは y_bagus_m さんの 2693 に対する返信です
バグースさまサマ

その後、具合はいかがですか?
ベトナムでも、今、何故かぎっくり腰が大流行です。流石、ベグースさん、流行の先端をいってますね?!

>ところで、ぎっくり腰のことを英語で何と言うかご存知ですか?
「SLIPPED DISC」 って言うんですと。

これって、椎間板ヘルニアではないですか?
実は、バグースさんの言葉をみて、
「今、流行っているし、私もなるかもしれない?から、辞書で調べて覚えておこう〜」
(注:私は、辞書で一度は調べないと覚えないので。言語能力のなさがわかってしまうけど。苦笑)
と、辞書で調べたら。。。

英和辞典では、私の持っている2冊とも、「椎間板ヘルニア」となってました。diskは、円盤、つまり椎間板の意味もありました。
ついでに、私の「海外で病気になったら」みたいな、病気の用語がのっている本でも、slipped diskは、椎間板ヘルニア。

ちなみに、ぎっくり腰はstrained backらしいですがー。

もし、このslipped backという言葉を、整体などのお医者さんから言われたのでしたら、是非、レントゲンをとってみてくださいね。

お節介タロハナでしたー☆

NHKドラマの主題歌
投稿者:beknch
2003/ 9/18 15:04 メッセージ: 2699
これは tarohanako8408 さんの 2697 に対する返信です
>それって、「ぴあの」ではないですか?

あ、それそれ、それです。宇都井健、国広富之、間寛平などが出ている・・・
何故タロハナさんが女優を挙げ、私が男優を挙げているのでしょう。

>そんなにドロドロしているとは、思わないのですが。

あ、そうなんですか? 
家族の人間関係がウエットに描かれているなと思っていたら、突然おじさんと
おばさんの訪問があり、挙句の果てに借金をかたに家を失ってしまいそうという、
何とも・・・スイマセン、通して見ていないので。NHKが朝からドロドロした
ドラマを流すわけないですよね。

ん?待てよ。朝の連続ドラマ至上NO.1の視聴率を誇ったのは「おしん」では?

>だって、唯一のTVの楽しみですもん!

同志! どう騒いでも、NHKの一部しか見れません、今。
それでNHKのドラマ主題歌をちょっとさわりだけでも思い出すと、
* 「あすか」でしたか、主題歌がオーボェだったやつ、いいですね。
* 大河ドラマになると、スケールも大きくなり主題曲もいいのがありますね。
 「風と雲と虹と」でしたか、山本直純の壮大な音楽が良かった。
* 筒井康隆の「七瀬ふたたび」の主題歌「ひやしんすは何処へ」もいいなぁ。

ときに、タロハナさんはヴァイオリンを時々弾いておられるのでしょうか?

>スクワットは何回くらいすればよいのでしょう?

軽く出来る範囲でいいのではないでしょうか。ちなみに私は50回をMINにして
気分次第でやってますが、10回でもやらないよりは良いのでは?
長期継続が大事です(自分にも言い聞かせてます)。

スポーツ学の先生は階段を一段飛ばしで上がると、これも廊下帽子、いや
老化防止にいいと言ってました。日本ではこれやってましたが、夏場は汗
だくになってしまいますね。

水虫
投稿者:as_dsch
2003/ 9/18 15:28 メッセージ: 2700
これは tarohanako8408 さんの 2698 に対する返信です
バグースさん、出張に出られる程度のぎっくり腰だとのこと、取敢えずは共和国主席臨時代理代行を設けなくてもよさそうでほっとしてます。

ぎっくり腰はstrained backだそうですが、水虫はathlete's footです。
なぜか両足共に水虫になってもathlete's feetにはならないようです。
秋とはいっても本日も30℃を越えているので、水虫に悩んでいる方もいるんぢゃあないでしょうか。
幸い田吾作はぎっくり腰にも水虫にも今のところ縁がないのですが、お達者倶楽部会員資格の老眼・息切れ・物忘れは着々と進んでいます。

さて、ひとつくらい秋に関して書いておきましょう。
モーツァルト交響曲29番とシューベルト交響曲5番の夫々第1楽章です。
この2曲だけのコンサートというのを1000人以下のホールで室内オケ・サイズで聴いてみたい・・・そのまま客席で黄泉の国に導かれてもいいような気がしますが、やはり田吾作はタコ先生の15番のコーダの打楽器群の星の煌きとともに自然死したい・・・お達者倶楽部ネタ・・・もしかして「あなたが聴きながら死んでもいい曲は」というテーマができる?

さて、本題に戻して締めくくりましょう。
水虫には油がいいって高校の化学で化学式を使って教わりましたよね。
え、覚えてない?
では、改めて書きましょう。





































水虫 + 油 → 水 + 油虫
(だから夏場はゴキブリが多いんだ)

ギックリ腰の秋
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/ 9/18 15:33 メッセージ: 2701
これは tarohanako8408 さんの 2698 に対する返信です
>ベトナムでも、今、何故かぎっくり腰が大流行です

オーストリアでも年がら年中大流行です。
英語では「SLIPPED DISC」ですか…ドイツ語では「Hexenschuss」魔女の射撃といいます。
魔女に撃たれたバグースさん!お気の毒です。

椎間板ヘルニアで入院中だった主人にチャイコ「1812年」のCDを持って行ったら怒られました。
射撃どころか大砲ですからね、あれは。
好きそうな曲を選んで何枚か持って行ったのですが、そこまでは考えなかった…多分、自分の連れはやっぱり魔女だと思ったに違いない!

バグースさんの奥様は魔女ではないでしょうから大丈夫でしょうと思いますが、やさしいフォーレの調べでも流してゆっくり静養して下さいね。

《ギックリ腰の秋に》フォーレ「シチリアーノ」

遂に私も…
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/18 19:01 メッセージ: 2702
これは tarohanako8408 さんの 2698 に対する返信です
マニラから香港に帰ってまいりました。
腰の調子は昨日より「好」です。

>>今度、ルーシー・ファン・ダールのを聴いてみたいなと思ってます。
>lvダールは僕の最愛盤です。(^^)

ダールってダーレ?
古楽器ヴァイオリンの奏者かな??

>先日、辛抱たまらなくなって近くのCD屋に行ったら2−3枚あった武満が全て
>売れて無くなってました。きっと、○○トピを見たペンギンが買って行ったのでしょう。

そのCD屋さんの仕入担当者は私の忠告を聞き入れなかったのですね。
だから言ったのに、武満のCDの在庫を確保するようにって…

>例の五月みどりが(五嶋みどり)こんなことを言ってました …
>… ウーン(マンダム)って感じ?

うーむ、さすがカマキリ夫人、あなどれん!

>ベトナムでも、今、何故かぎっくり腰が大流行です。
>流石、ベグースさん、流行の先端をいってますね?!

チッ、チッ、チッ (と口の前で人差し指3回)。
流行に乗っているのではありません。
私が流行を作り出すのです

>>ところで、ぎっくり腰のことを英語で何と言うかご存知ですか?
>>「SLIPPED DISC」 って言うんですと。
>これって、椎間板ヘルニアではないですか?

へっ? 椎間板ヘルニア??
それはちょっとやだぞ…
辞書を見てみると、どちらの意味もありますね、「SLIPPED DISC」には。
でも、椎間板ヘルニアと言えば、私のアイドル カラヤンと同じ病気。
コルセット付けて演奏会やっていたという話を読んだことがあるような気がします。

う〜む、私もいよいよカラヤンの域に近づいたか (感無量) …

魔女よけ
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/18 19:39 メッセージ: 2703
これは SPINATPOLKA2 さんの 2701 に対する返信です
>>スクワットは何回くらいすればよいのでしょう?
>軽く出来る範囲でいいのではないでしょうか。ちなみに私は50回をMINにして
>気分次第でやってますが、10回でもやらないよりは良いのでは?
>長期継続が大事です(自分にも言い聞かせてます)。

うっしゃぁ〜!
今晩から、いや、この椎間板ゲルニカが治ったら早速始めるでぇ〜。
bekさん、ありがとうございます。
でも、最低50回はかなりキツそうですね。
まぁ、20回くりから始めるかな?

>ぎっくり腰はstrained backだそうですが、水虫はathlete's footです。

アスリートの足?
じゃぁ、オリンピックなんか4年に一度の「水虫の祭典」なのですね。
う〜ん、ドラマやなぁ (感無量) …

>さて、ひとつくらい秋に関して書いておきましょう。
>モーツァルト交響曲29番とシューベルト交響曲5番の夫々第1楽章です。
>この2曲だけのコンサートというのを1000人以下のホールで室内オケ・サイズで
>聴いてみたい

地味なコンサートやなぁ。
でも、秋のコンサートには相応しいのかな?

>お達者倶楽部ネタ・・・もしかして「あなたが聴きながら死んでもいい曲は」という
>テーマができる?

「この曲を聴きながら死にたい!」 と言えば何だろう…
フォーレのレクイエムじゃ出来すぎだし、英雄の2楽章だとちょっと暗すぎるし、
かと言って、第九の「喜びの歌」じゃ成仏できそうに無いし、
マーラーの2番を聴きながら死んで、後で「復活」しちゃっても
残された者はびっくらこくだろうし…
第一、火葬場で焼かれている時に復活なんかしちゃった日には、
「あのまま死んどきゃよかった…」ってことになってしまいますからね。

妥当なのはモーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」あたりかなぁ?
でも、「アヴェ・ヴェルム・コルプス」ってどう言う意味?
それによってはパスするかも…

>英語では「SLIPPED DISC」ですか…ドイツ語では「Hexenschuss」魔女の射撃といいます。

魔女の仕業だったのですか。
知り合いに魔女はいないはずなのですが、一般人のふりをしているかもしれませんからね。
よし、これからはいつでも魔女よけに十字架とニンニクを携帯しよう!

>《ギックリ腰の秋に》フォーレ「シチリアーノ」

出ました、フォーレ!
シュピナートさん、ありがとう!!

ぎくっ
投稿者:susano_o000
2003/ 9/18 20:04 メッセージ: 2704
これは y_bagus_m さんの 2674 に対する返信です
>今日は災難の日でした。 ぎっくり腰です。

 ぎっくり腰ですか・・・、私はやったことは無いのですが、かわりに?「ぎっくり首」にはなった事があります。

 誰かと話しながらふと横を向くと、なんだか首が「ごり・・・」。
 わずかな鈍痛が走り、何かと思っていたのですが、次の日は起きられませんでした。手を動かそうものなら、首筋から腕全体に、まるで電撃みたいに「しびれ」が走るのです。

 で、病院へ。自力で車を運転していったのですが、何しろ首が回りません。優先道路に出るときの左右確認も、上半身全体で「おおげさに」やるしかありません。
 (これが自動車教習所なら、第4段階一発合格だな)と自分で自分を誉めてあげつつ(^^;、死にそうになって病院にたどりついたものでしたっけ。

 首の関節がわずかにズレていたそうで、それでも神経がたくさん走っているので、それに触ってしまって電撃を受けたみたいな痛さが走るんだそうです。

 で、秋。(^^ゞ
 ブラックサバスの初期のギターソロ、「オーキッド」にも秋の気配を感じます。ヘビメタバンドでもああいうのをやるのですね・・・。

 スペインのギター音楽にも、夏ばかりではなく、夏の終わりから秋の気配を感じさせるものがありますね。
 ソル、アグアード、ジュリアーニなど、古典派初期の作曲家の作品に、しばしばそんな雰囲気を感じてしまいます。

 しかし、秋の話題が始まった頃から、毎日気合が入った暑さが続くような・・・。(^^;

ルーシー・ファン・ダール!
投稿者:other_wind
2003/ 9/18 21:03 メッセージ: 2705
これは nujikoa さんの 2694 に対する返信です
>lvダールは僕の最愛盤です。(^^)
>彼女が息を吸い込み、また吐き出す様子がよく録れています。

ますます聴きたくなりました。早速購入してみましょう。
確かbagusさんのお膝元、NAXOSレーベルでしたよね。


> … かつてムラヴィンスキーがこう言っていた。「演奏が少し速いか遅いか、どこそこがどう弾かれたなどといったことは結局、たいした問題じゃないのです。私たち演奏家というものは皆、作曲家の残した楽譜を繰り返し繰り返し徹底的に読み込んで、そこにある考えを忠実に、正確に音にして響かせようと必死になって努力している。その点、誰彼の区別はない。要点は一つにその演奏が説得力があるかどうかにかかっているのです。」(《ムラヴィンスキーとレニングラード・フィル50年の歴史》) …

昨日の朝日新聞夕刊で吉田秀和さんが、このようなムラヴィンスキーの言葉を引用していました。
これもウーン(マンダム)でしょ。


>スペインのギター音楽にも、夏ばかりではなく、夏の終わりから秋の気配を感じさせるものがありますね。ソル、アグアード、ジュリアーニなど、古典派初期の作曲家の作品に、しばしばそんな雰囲気を感じてしまいます。

そういえば高校時代の友人がよく「アルハンブラ?」を弾いてました。
少しさびしげで懐かしい音楽ですね。


>「あなたが聴きながら死んでもいい曲は」

G線上のアリアかな。
マズアのマラ9のアンコールにこの曲が取り上げられ、しみじみしたのを思い出しました。

ブラック・サバス
投稿者:wadakamaru
2003/ 9/18 21:36 メッセージ: 2706
これは susano_o000 さんの 2704 に対する返信です
とは、なつかしや。
一時無茶苦茶にハマった時がある。
あまりに、おどろおどろしすぎて、よくもこんなのが好きになったということで、ちょっと自己嫌悪になった。
当時は、こういうヘヴィーなのがたまらなく良かった。
自称(と言っている人にろくな人はいませんが・・)、
元詩人として、ウィスキーを飲みながら、ブラックサバスを聴きながら、
シュルレアリストの如く、自動筆記なんだと、いきがりながら詩作をしていたのが懐かしい。
若気の至りか、今読むとその頃のは気恥ずかしいものばかり。

どこで改心したのか、近頃ではマジメにクラシックを語りつつ、
みなさんのトピずれ話題を、楽しく読ませて頂いています。
さいわい、ぎっくりもしゃっくりもありませんが、
会社とかの間近でぎっくり腰の人を見て、
大変つらそうだと察する事しかできません。

今日は、魔女の宅急便ではなく、ふんどしの宅配便が来まして、
注文して2ヶ月、ようやくCDが届きました。
ずいぶん前のことなので、なんでこのCDを注文したのか忘れてしまっています。

この曲を聴きながら死にたい!
投稿者:lvkoechel
2003/ 9/18 23:14 メッセージ: 2707
これは y_bagus_m さんの 2703 に対する返信です
といえば、フロトウの「マルタ」の合唱ですね、何と言っても。
 bagus さん、如何ですか? 無理をしないでください。皆、アナタノ手のひらの上で遊んでいるのですから。「親亀コケタラ皆コケタ」じゃーつまらない。

そうだ
投稿者:lvkoechel
2003/ 9/18 23:16 メッセージ: 2708
これは y_bagus_m さんの 2703 に対する返信です
フォーレの「子守唄」良かったです。

ダーレ?
投稿者:nujikoa
2003/ 9/19 1:09 メッセージ: 2709
これは y_bagus_m さんの 2702 に対する返信です
>ダールってダーレ?
>古楽器ヴァイオリンの奏者かな??

そうですバグースさん。
彼女は「18年ぶりオーケストラ」じゃなかった、「18世紀オーケストラ」の
コンサートミストレスです、というのが一番簡単な紹介でしょう、きっと。

私が何気なく書いた「呼吸が聞こえる」の一言で、bekさんやother windさんに随分興味を持っていただいてしまったようで、びっくりしています。

ちょっと責任を感じてしまうということもあります。
ま、安いNAXOSだから良いか!(^^)

期待して頂くのは良いんですけど、あんまりセクシーな息遣いではありませんよ。
って、「バカモン!そういうこっちゃない」と怒鳴られそうですね。

re:この曲を聴きながら死にたい!
投稿者:nujikoa
2003/ 9/19 1:18 メッセージ: 2710
これは lvkoechel さんの 2707 に対する返信です
バッハの音楽の捧げ物の「無限カノン」、生演奏で。

もちろん、僕が無事息絶えるまで頑張って演奏してもらいます。

(^^)ざぶとん全部もってきなさい〜!
お粗末さまでした。

ちょっと真面目に書けば、
モーツァルトのクラリネット五重奏曲第2楽章。ラヴェルのマ・メール・ロワ。バッハのカンタータ106番のソナティーナ。etc...

トリプルテーマ
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/ 9/19 5:45 メッセージ: 2711
これは nujikoa さんの 2710 に対する返信です
秋なのかギックリ腰なのか臨終の曲なのか、一体どれなの?ですね。

nujikoaさん
>モーツァルトのクラリネット五重奏曲第2楽章。ラヴェルのマ・メール・ロワ。バッハのカンタータ106番のソナティーナ。

これらも生演奏でですか?
全部が演奏し終わっても ”息絶えない”場合、アンコールの曲目も用意しておかなきゃなりませんね。


それを考えると「これを聴きながら…」なんて、とてもじゃないけれど考えられない。
あの2楽章は17分で終わっちゃうとか、賑やかな3楽章が始まったら困るとか考えたら気になって死ねないし。
美しい楽章を最後まで聴かずに途中で息を引き取ってしまうのも心残りだし…
ダメです。さしずめ現実的なことばっかり頭に浮かんで、想像力が働きません。

>でも、「アヴェ・ヴェルム・コルプス」ってどう言う意味?
「めでたし(幸いなるかな)、まことの御からだよ」ですが、最後の美しい箇所は「死の試練の時に先立って、あらかじめ我らに天国の幸いを味わわせてください」という歌詞です。
OKですね?!

お題に乗って
投稿者:beknch
2003/ 9/19 6:21 メッセージ: 2712
これは SPINATPOLKA2 さんの 2711 に対する返信です
>「この曲を聴きながら死にたい!」 と言えば何だろう…

トピズレばっかりで肝心のお題を忘れてました。

やっぱり、究極は、
* G線上のアリア
* 第九3楽章の冒頭から「チャッチャッチャーン、チャー」の前まで。
の2曲でしょう。ナマだと気の毒なのでCDの部分リピートでいいです。

元気な今有力候補として、
* マーラー5番4楽章
もいいと思いますが、実際に死に直面すると駄目でしょうね。

前のお題に戻って、
>でも、最低50回はかなりキツそうですね。
>まぁ、20回くりから始めるかな?

無理をすると必ず続かなくなりますね。ご近所に居たシロクマが、
「おらぁ、毎日腹筋3百回、ベンチプレス100kgx?0回、スクワット
 300回やってるだぁ」
という(本当はサイボーグだったのかも)ので、感覚が狂ってしまいますが
(お前、そんな事やらんでも十分強いやないかい)、スクワット20回を
ずっと続けたら、続けない場合とは違うと思いますよ。

>この曲を聴きながら死にたい!
投稿者:Fuu3
2003/ 9/19 9:22 メッセージ: 2713
これは lvkoechel さんの 2707 に対する返信です
フロトウの「マルタ」といえば有名なアリア「マッパリ」しか知らないんですが、その合唱も良い曲なんでしょうか?
ドイツのラジオがヒトラーの自殺を報道したとき、BGMはブルックナーの7番の緩徐楽章だったそうですね
ワグナーの死を嘆いて作った曲を使うとは!と妙に感心したりして・・・
似たような?意味で、僕だったらバッハの「旅立つ最愛の兄に想いを寄せる奇想曲」の第1曲なんかも良いかな、と思ったりしました

詩人
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/19 10:19 メッセージ: 2714
これは lvkoechel さんの 2707 に対する返信です
>ぎっくり腰ですか・・・、私はやったことは無いのですが、
>かわりに?「ぎっくり首」にはなった事があります。

スサノオさん、何となくわかるような気がします。
私も、首ではありませんが腰以外に、「ぎっくり背中」もやりましたから。
それも就寝中、寝返りを打った瞬間に「ビビーン!」と…

>ブラックサバスの初期のギターソロ、「オーキッド」にも秋の気配を感じます。

そっち系の話になって、急に思い出しました。
秋といえば、エアロスミスの 「ドリーム・オン」。
初めてバンドでやった曲なのですが、それが高校の文化祭のステージ用。
10月の空気、文化祭に向けてのざわついた華やぎを思い出します。

>しかし、秋の話題が始まった頃から、毎日気合が入った暑さが続くような・・・。

「夏」をやったときにはなかなか梅雨が明けずに雨ばっかり降って、
今度「秋」になるとうだるような残暑続き… 一体どうしたんざんしょ。

>確かbagusさんのお膝元、NAXOSレーベルでしたよね。

ひょっ、そうなんですか?
いっぺん見てみんべ、HMV。

>>「あなたが聴きながら死んでもいい曲は」
>G線上のアリアかな。

お、なるほどね。
これを聴きながらなら よく死ねそうだ。

>シュルレアリストの如く、自動筆記なんだと、
>いきがりながら詩作をしていたのが懐かしい。
>若気の至りか、今読むとその頃のは気恥ずかしいものばかり。

ワダカマルさん、詩人だったのですか!
そう聞いちゃあ、リクエストせずにはいられない。
そのこっぱずかしいやつとやらの代表作を是非、披露しておくんなさい!
さわりでも良いですから。 ね!

>この曲を聴きながら死にたい!
といえば、フロトウの「マルタ」の合唱ですね、何と言っても。

なんすか? そのフクロウの丸太ってのは??

>bagus さん、如何ですか? 無理をしないでください。

おかげさまでかなり良くなって来ました。
スキップしても少ししか痛くないくらいにまで。

水虫の秋
投稿者:tarohanako8408
2003/ 9/19 12:14 メッセージ: 2715
これは as_dsch さんの 2700 に対する返信です
>ぎっくり腰はstrained backだそうですが、水虫はathlete's footです。

そうそう。水虫もベトナムでは年中おおはやりです。いやねー。
でも、日本のようにお風呂で湯船につかる、という習慣がないから仕方ないのでしょうか。
それに、しょっちゅう、スコールが降ると、道路中浸水して、きっちゃない水の中、歩いてる人多いしな〜。

「流行を作り出す」「大仏の」バグースさん、是非、このトピで流行を作り出さないで下さいね。ですから、「水虫といえば・・・」というお題だけは勘弁してください。

ほうれんそうさんは、優しいですねー。タロハナも、少しは見習わねば。

bekさん

>>それって、「ぴあの」ではないですか?
>あ、それそれ、それです。宇都井健、国広富之、間寛平などが出ている・・・
何故タロハナさんが女優を挙げ、私が男優を挙げているのでしょう。

爆笑!!!
でも、私は「こころ」だったらともかく、「ぴあの」では挙げたいとおもう男性がいませんでした。(笑)
やっぱり、仲村トオルでしょう!!

>家族の人間関係がウエットに描かれているなと思っていたら、突然おじさんと
おばさんの訪問があり、挙句の果てに借金をかたに家を失ってしまいそうという、
何とも・・・スイマセン、通して見ていないので。NHKが朝からドロドロした
ドラマを流すわけないですよね。

いえいえ。最近の朝ドラはドロドロです。(笑)
「ふたりっこ」ご覧になりましたか?
そうそう。今、ドロドロの最高峰「おしん」も毎晩TVで見ています。でも、bekさんは無理な時間かしら?ペンギンさんが寝ている時間?起きてご飯を食べている時間?

・・・それにしても、bekさんが挙げられている朝ドラの曲は、どれも私がみたことがないのは、、何故?
ちなみに私は「あぐり」が好きです。
ヴァイオリンで、トライしましたっけ。・・・でも、あの曲はヴァイオリンの音色が命なので、あっさりあきらめました(笑)

半分は冗談です。
投稿者:lvkoechel
2003/ 9/19 18:57 メッセージ: 2716
これは Fuu3 さんの 2713 に対する返信です
 Fuu3さん、こんばんわ。
何方から「反応」が来るのかなー、と思って楽しみにしていました。
 フロトウの「マルタ」第一幕の「農民達の合唱」Chor der Landleute です。我が国では「爺さん酒飲んで、酔っぱらって死んじゃった」という替え歌で、親しまれてきたそうです。私はそういう年齢では無いのですが、七十過ぎの母は知っていました。数年前?TVでこの曲が流れた事がありました。
 「死ぬ時に」聴きたい、というよりは「こういう風に死にたい」という感じです・・若死にでなく、飲み乍ら  。
 バッハのカプリッチョも良い曲ですね。
 そうだ、この曲そのものも良いです。

>通ですね。
投稿者:shaberibu
2003/ 9/19 19:10 メッセージ: 2717
これは lvkoechel さんの 2716 に対する返信です
農民たちの合唱

出てきません。

夢のごとくは、こちら。

http://server.azt.ac/~aquarius/opera/flotow.htm

季節は
投稿者:susano_o000
2003/ 9/19 19:25 メッセージ: 2718
これは lvkoechel さんの 2708 に対する返信です
>フォーレの

 フォーレもすごく好きな作曲家なんですが、彼の音楽にはどちらかと言うと春っぽいものを感じます。春の水辺の風景というか・・・。

快心
投稿者:susano_o000
2003/ 9/19 19:33 メッセージ: 2719
これは wadakamaru さんの 2706 に対する返信です
>どこで改心したのか、

 私、まだ改心していません。(^^ゞ
 最近ではトリビュートアルバムといって、現代最先端のバンドが昔の有名ミュージシャンのカヴァーをする、企画ものみたいなCDが流行っています。
 ブラックサバス/オジー・オズボーンのトリビュートものは、かなりの傑作が出ています。で、改心できないままです。(^^;ゞ
 カバーしているバンドとブラックサバスって、世代は親子ぐらい離れているのですが、そこがまた楽しいです。
 有名バンドはほとんど「トリビュートアルバム」を出されているのではないでしょうか。

 トリビュートアルバム、まあ、「若者たちが昔のバンドに敬意を表して出した」、というわけなんでしょうが、クラシックでも、作曲家や作品を、自分の力を誇示するために使っているような感じの演奏家よりも、深い敬意や愛情を感じさせる演奏家のほうが、秋が、もとい飽きがきませんね。(^^;ゞ

PS
投稿者:susano_o000
2003/ 9/19 19:48 メッセージ: 2720
これは y_bagus_m さんの 2714 に対する返信です
>秋といえば、エアロスミスの 「ドリーム・オン」。

 お、いいですね!先にトリビュートアルバムの書き込みをしたんですが、エアロスミスのトリビュートに出てくる「ドリーム・オン」。ロニー・ジェイムス・ディオ+イングウェイ・マルムスティーンによるものは「途轍もない傑作」とされています。

 わたし、ロックで秋なら、ブラックサバス・ネタが出たついでに、「テクニカル・エクスタシー」に入っている「イッツ・オールライト」をあげます。灰色の秋、いまだに偏愛の曲です。

>今度「秋」になるとうだるような残暑続き… 一体どうしたんざんしょ。

 冬のテーマが出ている間、ずっと秋っぽい機構になってくれるとナイスなんですが・・・。

 で、クラシック音楽の「秋」。もう1曲思い出しました。
 シューベルトの「白鳥の歌」に入っている「セレナーデ」。ポピュラー音楽封に親しみやすいメロディで、これ、私にとってはまさに秋です。フルート演奏などによる器楽演奏盤もいいかも・・・。

>(自称・元)詩人
投稿者:wadakamaru
2003/ 9/19 22:16 メッセージ: 2721
これは y_bagus_m さんの 2714 に対する返信です
しまった。ちょっと筆の勢いで書いてしまった。
既に掲示版に書き込んだものでご勘弁下さい。
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&board=1835014&tid=bbmbana4ac9a5a4ada4jbfma1a2a43a43a4ghafibda47a4fa4a4a4ada4dea47a4g&sid=1835014&action=m&mid=576&mid=
文芸用と言うことで、HNは違いますが、
決して他人の作ではありませんので、その点は信用してください。これは、20代の作です。
最近は詩作も投稿もしていませんが、何だか また書きたくなってきます。
ただ詩を作ると言うことは、普通の投稿文を書く何十倍ものエネルギーを要します。
それは、作品の出来不出来とは何の関係もなく、ただのエネルギーの浪費かも知れません。

>最近では・・・
投稿者:wadakamaru
2003/ 9/19 22:20 メッセージ: 2722
これは susano_o000 さんの 2719 に対する返信です
一度聴いてみたい気もしますが、
お金を払ってまで聴くのもなんやし・・・
こういうカヴァー曲というのは、古楽演奏とかモダン演奏という観点から見ると、
いわゆる古楽演奏というのは、いくら古楽器を用いているとは言えども、
当の本人が、或いは当時の人がもし聴いてみたとすると、
オリジナルと、いわゆるカヴァー曲程度の違いがあるのでしょうね。

HMVなどで検索してみると、昔のオリジナルがCD化されて一杯出ているのですね。
ということは、それなりに売れていると言うことですね。
場合によっては、私の聴くオタク的無名のバロックの作曲家より、よく売れているかも知れないですね。

こういうのがありました。
投稿者:lvkoechel
2003/ 9/19 22:48 メッセージ: 2723
これは wadakamaru さんの 2722 に対する返信です
http://village.infoweb.ne.jp/~fwgf0768/music/music_03.htm
 
残念ながら、「爺さん」の方は、見つかりません。

今際の秋のギックリ腰
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/20 11:20 メッセージ: 2724
これは susano_o000 さんの 2720 に対する返信です
>「18世紀オーケストラ」のコンサートミストレスです、
>というのが一番簡単な紹介でしょう、きっと。

18世紀オーケストラのコンミスですか。
そんな人のCDがナクソスから出ているのですね。
ナクソスと言うと、無名演奏家による廉価盤レーベルというイメージがありましたが、
随分とメジャーになってきているのですね。

で、今日HMVに行って、見て来ましたが、ありませんでした、このCD。
お膝元なのに!

>トリプルテーマ、秋なのかギックリ腰なのか臨終の曲なのか、一体どれなの?ですね。

もう1つありあましたね、「ピッチ・音感」ってやつが。

>最後の美しい箇所は「死の試練の時に先立って、あらかじめ我らに天国の幸いを
>味わわせてください」という歌詞です。

よし、決めた この曲に!
今のうちに遺言にしたためておこう。
いや待てよ、これはあくまでも 「今際の際の曲」 であり、「葬式で流す曲」 では
ないのだから、遺言に書いても意味ないか…

>元気な今有力候補として、
>* マーラー5番4楽章
>もいいと思いますが、実際に死に直面すると駄目でしょうね。

あのアダージェットは確かに美しいのですが、「澄み切った」響きではないように感じます。
どこかに毒を秘めたような…
ですから、「駄目でしょうね」とおっしゃるのもわかるような気がします。

しかし、実際にその時になったら自分も周りの人もそれどころではないであろうわけで、
こんなことをお題にするのは不謹慎かな? などとも考えてしまいます。
…ごめんなさい、もうしません。

>フロトウの「マルタ」といえば有名なアリア「マッパリ」しか知らないんですが、
>その合唱も良い曲なんでしょうか?

Fuuさん、歓迎再来!
フクロウの「丸太」の中の「まったり」ですか。
結構有名な曲なのでしょうか、この「丸太」とやら?

>僕だったらバッハの「旅立つ最愛の兄に想いを寄せる奇想曲」の第1曲なんかも
>良いかな、と思ったりしました

題名は聞いたことがありますが、曲は聴いたことがありません。
こんなところにも、この私の知識の浅さが感じられ、興味深いものがあります。

>そうそう。水虫もベトナムでは年中おおはやりです。いやねー。

じゃぁ、次のオリンピックはベトナム勢が大活躍しそうですね。

>夢のごとくは、こちら。

はぁ、まったりしているのは夢のことだったのですね。

>フォーレもすごく好きな作曲家なんですが、彼の音楽にはどちらかと言うと春っぽい
>ものを感じます。春の水辺の風景というか・・・。

春ですか。
曲によっては(特に初期の曲など) 私も春かな というものがありますが、
私の中ではフォーレはやっぱり秋だなぁ。

>エアロスミスのトリビュートに出てくる「ドリーム・オン」。ロニー・ジェイムス・ディオ
>+イングウェイ・マルムスティーンによるものは「途轍もない傑作」とされています。

ここ数年「トリビュート・アルバム」というのが流行りなのでしょうか?
エアロスミスのものまであるのですか。
彼らもすっかり大御所バンドになってしまいましたものね。

別名グノーのセレナード
投稿者:shaberibu
2003/ 9/20 12:13 メッセージ: 2725
これは lvkoechel さんの 2723 に対する返信です
ってやつですよね。

旅立つ最愛の兄・・・
投稿者:shaberibu
2003/ 9/20 12:38 メッセージ: 2726
これは y_bagus_m さんの 2724 に対する返信です
確かこの曲、6つの部分からなってますが、

その1曲1曲の間に、バッハが書いた

短いコメントが入っているんですね。

演奏者は、そのコメントを声をだして読んだあと

次の楽章を演奏するわけです。

この形で大昔、聴いたことがあります。

なんでも通例は、通しで全曲を演奏する

ようです。

臨終の曲
投稿者:nujikoa
2003/ 9/20 19:56 メッセージ: 2727
これは SPINATPOLKA2 さんの 2711 に対する返信です
サブテーマに噛み付き続ける哀れな私をお許しください(^^;

>全部が演奏し終わっても ”息絶えない”場合、アンコールの曲目も用意しておかなきゃなりませんね。
>それを考えると「これを聴きながら…」なんて、とてもじゃないけれど考えられない。

シュピナートさん、僕も、どの曲にしようかなと考えながら、まさにそのことを思っていました。

で、安らかで穏やかな臨終をイメージする曲として、無理やり想像してみた次第でした。

>nujikoaさん
>>モーツァルトのクラリネット五重奏曲第2楽章。ラヴェルのマ・メール・ロワ。バッハのカンタータ106番のソナティーナ。
>これらも生演奏でですか?

生演奏ですか!
心臓マッサージを受けながらそんな幸せに浴すことができたら、
みごと蘇生してしまうかもしれませんね。(^^)
ラヴェルは「ピアノ協奏曲の第2楽章」も追加でお願いします。

これらの曲って、疲れきっているときでもスーッと入ってくるんですよね。

そうそう、話題の「最愛の兄の旅立ちに寄せて」。あれも大好きな曲です。

「最愛の兄の旅立ちに寄せるカプリッチョ」
投稿者:wadakamaru
2003/ 9/20 20:38 メッセージ: 2728
これは shaberibu さんの 2726 に対する返信です
バロックを聴き始めた頃の懐かしい曲です。
レオンハルトのLPで聴きました。確かにコメント入りでした。
他のバッハの作品に比べると、かなり荒削りな印象を持ちます。

カプリッチョといえば、パルティータの第2番、
初めて聴いたとき、あの跳躍がじつに斬新に聴こえました。

またまた、元詩人は告白しますが、このカプリッチョと言う言葉はじつに誘惑的です。
自分も「カプリッチョ」なるもの作った記憶があります。
でも、現在は封印されています。

今風
投稿者:susano_o000
2003/ 9/20 23:24 メッセージ: 2729
これは y_bagus_m さんの 2724 に対する返信です
>ここ数年「トリビュート・アルバム」というのが流行りなのでしょうか?
>エアロスミスのものまであるのですか。
>彼らもすっかり大御所バンドになってしまいましたものね。

 ここ10年ぐらい、有名バンドのものはぞくぞく出ているようです。当り外れも大きいようですが、エアロスミスのものはかなり出来が良いと思います。
 「かつてよく聴いたけど、今はもう聴かない」曲を、こういうもので聴くと、新しい魅力を再発見したりします。で、また、オリジナルに戻ったりとか。

 wadakamaruさんが、古楽器演奏のものと現代楽器のものとのお話をされていましたが、個人的には古楽器で演奏されたものであっても、最近演奏されたものなら、それはやはり新しい現代的な演奏なんだと思います。

 トリビュート盤も、あくまでも新しいニュアンスがこめられていつつも、メロディはやはり「あの」メロディ。
 昔好きだった曲、ぜひ聴いてみてください。

Partita
投稿者:lvkoechel
2003/ 9/20 23:36 メッセージ: 2730
これは wadakamaru さんの 2728 に対する返信です
二番も好きですが、六番は如何でしょう。私は一番好きです。殊に、トッカータが。
 少し軽量級ですが、シフが、なかなか魅力的な音を聴かせてくれます。
 総合では、グールドやレオンハルトになりますが。

不定期で寄らせて頂きます(^^
投稿者:Fuu3
2003/ 9/20 23:53 メッセージ: 2731
これは y_bagus_m さんの 2724 に対する返信です
>Fuuさん、歓迎再来!
>フクロウの「丸太」の中の「まったり」ですか。
>結構有名な曲なのでしょうか、この「丸太」とやら?

世の営業マンの間では、ベルリーニの「ノルマ」の「清らかな女神よ」がテーマソングとして有名とゆー噂ですw

>>僕だったらバッハの「旅立つ最愛の兄に想いを寄せる奇想曲」の第1曲なんかも

>題名は聞いたことがありますが、曲は聴いたことがありません。
>こんなところにも、この私の知識の浅さが感じられ、興味深いものがあります。

僕なんか第1曲しか聞かなかったりw
無伴奏はシャコンヌのみ(しかもオケ版)
で満足してしまってますw

こういうのが好きなんです
投稿者:Fuu3
2003/ 9/21 0:25 メッセージ: 2732
これは lvkoechel さんの 2723 に対する返信です
http://village.infoweb.ne.jp/~fwgf0768/m_box.htm

いいですねえ〜
「学生王子のセレナード」「ウィーン、我が夢の街」「カタリ・カタリ」も入れて欲しいですねw

詩!
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/21 0:40 メッセージ: 2733
これは Fuu3 さんの 2731 に対する返信です
>しまった。ちょっと筆の勢いで書いてしまった。
>既に掲示版に書き込んだものでご勘弁下さい。

ありがとうございます! ワダカマルさん!!
本当にリクエストに応えてくださるとは思っていなかったので、嬉しい!

>私は、道にただよっている匂いだ

私がワダカマルさんの意図するところをきっちり理解しているとは思いませんが、
砂埃とアスファルト、ガソリン… そんなものが混じった野太い匂いを想像します。
そして、詩全体にもの凄く力を(それでいて、優しさをも)感じます。

>何だか また書きたくなってきます。

書いてください! これからも!!

>こういうのがありました。
>別名グノーのセレナードってやつですよね。

あ、この曲は聞いたことがあるような気がします。
「丸太」とか、「グノーのセレナーデ」とか、この辺りの曲というのはいわゆる「浅草オペラ」
で取り上げられた演目なのでしょうか?
田谷力三とかいう歌手がいませんでしたっけね?

>確かこの曲、6つの部分からなってますが、
>その1曲1曲の間に、バッハが書いた短いコメントが入っているんですね。
>演奏者は、そのコメントを声をだして読んだあと次の楽章を演奏するわけです。

そうなのですか。 それは知りませんでした。
曲の方はどんななのでしょう?

>世の営業マンの間では、ベルリーニの「ノルマ」の「清らかな女神よ」が
>テーマソングとして有名とゆー噂ですw

うわーっ、「リゲインのテーマ」と共に 営業マン必修の曲と言われる オペラ「ノルマ」 …!!
これは楽しめないぞ!

>僕なんか第1曲しか聞かなかったりw
>無伴奏はシャコンヌのみ(しかもオケ版)で満足してしまってますw

おお、友よ!
… とか言って私を喜ばせながら、
「でも、無伴奏チェロの方は逆立ちしながら弾いちゃいます。」
なんてのじゃあないでしょうね??

なんせ、ここの住人は皆さんすごいから、トピ主と違って。
ブツブツ…

そろそろ次です
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/21 8:36 メッセージ: 2734
これは y_bagus_m さんの 2733 に対する返信です
日本もこちら香港も少しも秋っぽくないままですが、
そろそろ次のテーマへ移ろうかと考えています。
「秋と言えば?」(及びサブテーマ諸々)、どうぞお早めに!

バグースさん
投稿者:nujikoa
2003/ 9/21 10:21 メッセージ: 2735
これは y_bagus_m さんの 2733 に対する返信です
>>その1曲1曲の間に、バッハが書いた短いコメントが入っているんですね。
>>演奏者は、そのコメントを声をだして読んだあと次の楽章を演奏するわけです。
>
>そうなのですか。 それは知りませんでした。
>曲の方はどんななのでしょう?

(「最愛の兄の旅立ちに寄せて」)僕もナレーション入りというのは知りませんでした。

で、曲の方は?ということですが、

トピック「バッハについて語りましょう」の

メッセージNo.
1571
1593
1594

この3つをご覧頂くとよく分かると思います。
(僕はこれを読んで、この曲に手を伸ばしたクチです・・・)

*「バッハ・トピ」を遡っていて、大変懐かしい気分でした。
*かつては最も繁盛したトピでしたからね〜^^

お達者、再び
投稿者:beknch
2003/ 9/21 14:50 メッセージ: 2736
これは y_bagus_m さんの 2714 に対する返信です
>幸い田吾作はぎっくり腰にも水虫にも今のところ縁がないのですが、

田吾作さんは、バリバリ体育会の柔道部だったんですよね。柔道部というと
@腕相撲が異常に強い A腰痛を抱えている B水虫ではなく、もうちょっと
違う場所が・・・の三拍子のイメージが強いのですけど・・・大丈夫なのですね。

小学校の時「全校腕相撲大会」の(小さな学校の)チャンピオンだった私も
大学時代に柔道部の連中には全く歯が立ちませんでした。田吾作さんもビール
の栓は栓抜きを使わずに開けた口でしょうか?

>>かわりに?「ぎっくり首」にはなった事があります。
>私も、首ではありませんが腰以外に、「ぎっくり背中」もやりましたから。

先日、ペンギンと笛の合奏をする機会がありました。彼は初見でテレマンを
スラスラ吹いてしまうので困ったものでした。必死で譜面立てを斜めから覗き込んで
いるうちに、突然首の付け根から右背中にかけて激痛が・・・幸い数分でその場は
治まったものの、高コレステロール、ボケ、腰痛、テニスエルボーに続きウンザリ気味
の今日この頃です。

やはり貴重なNHK
投稿者:beknch
2003/ 9/21 15:17 メッセージ: 2737
これは nujikoa さんの 2709 に対する返信です
>期待して頂くのは良いんですけど、あんまりセクシーな息遣いではありませんよ。

まさにそのlvダールさんのセクシーな息遣いを期待してCD屋に行ったのですが、予想
通りありませんでした。またもや、野生動物達に先を越されたか!

次の通信販売での購入リストに入れます。

通販とlvダールと言えば、前回通販注文分が後シャルクのベト6だけ揃っていない
そうで時間が掛かってます。せっかく強力に薦めてもらったのに(いつの話?)。
海外の通販にしておけば良かった。・・この連想過程がわかる人は・・いないか。

>フロトウの「マルタ」

知らない曲ですね。マルタと言えば、サックス吹いてたあの人今どこで何をやって
いるんでしょう? 一時は流行ましたね。

>「ふたりっこ」ご覧になりましたか?
>ちなみに私は「あぐり」が好きです。

え?そんなのあったんですか? 「ひとりっこ」よりも大分幸せそうに思いますが。
「あぐり」? 日本人としてF1で表彰台に上がった鈴木亜久里の物語?

平成5年あたりから10年頃までは日本におらず、当時は国外でNHKは見ておりま
せんでした。当時はレンタルビデオでもっぱら民放主体でした。

>そうそう。今、ドロドロの最高峰「おしん」も毎晩TVで見ています。
>でも、bekさんは無理な時間かしら?ペンギンさんが寝ている時間?

こっちでは午前3時過ぎですね。この時間に起き出して「おしん」のドロドロは
勘弁してください。それでなくてもある意味「おしん」状態なのですから・・・

>・・・それにしても、bekさんが挙げられている朝ドラの曲は、
>どれも私がみたことがないのは、、何故?

「あすか」は新しいし、有名だと思いますよ、あの曲は結構今でも時間つなぎ
のBGMで使われています。他のは、放送が古いのです。朝ドラではありませんけど。
ん? タロハナさんと私は同世代ですよね?バグースさんと共に(20台・・・)。

「七瀬ふたたび」はドラマ自体も良かったなぁ。DVDで買ってもいいと思ってます。

こっちではタイミングさえ合えば「NHKのど自慢」を見ます。あれはいい。故郷の
雰囲気もあるし(ノスタルジー)、歌い手の歌を愛する気持ちが出ていていい
気分になります。

あと、「武蔵」は見てます。今日はいよいよ巌流島の戦いです!

レオンハルト
投稿者:beknch
2003/ 9/21 15:30 メッセージ: 2738
これは wadakamaru さんの 2728 に対する返信です
>「最愛の兄の旅立ちに寄せるカプリッチョ」
>レオンハルトのLPで聴きました。確かにコメント入りでした。

変化のある割には簡素な印象を受ける曲ですね。ある意味では素朴とも
言える気がします。一曲目は「旅立つ兄を引き止める」そうですので
死ぬ前に聴くと引き止められそうです。

ピアノ版はチュレックも、バーラミと言う若者もピアノらしい表情があって
良いものです。ただ、チェンバロ的な装飾音は控えめの方が良いです。
どうしても、チェンバロを想像してしまって、中途半端な気持ちになります。
ワダカマルさんからはきっと「ピアノで弾くなら弾くで、ピアノらしく徹底
しなさい」と指導が入るのでは?

その意味ではレオンハルトのチェンバロはしっくり来ますね。
思いの他録音も良く、結構表情豊かです。私のはコメントは入っていません。
例の生まれて初めて買ったCDに入っております。

ワダカマルさんは詩をお書きになるんですねぇ。私は詩心はさっぱり無いので
何とも言えないんですが、読ませて頂くと何だか「懐かしい気持ち」になっています。
詩の内容がそうなのか、私の今の心境がそうなのか、良くわかりませんが。

NHK談義
投稿者:tarohanako8408
2003/ 9/21 16:21 メッセージ: 2739
これは beknch さんの 2737 に対する返信です
>通販とlvダールと言えば、前回通販注文分が後シャルクのベト6だけ揃っていない
そうで時間が掛かってます。せっかく強力に薦めてもらったのに(いつの話?)。
海外の通販にしておけば良かった。・・

日本の通販をしたばあい、bekさんはご家族の方が送ってくださるのですか?
・・・ちょっとズレてたかしら?

>>「ふたりっこ」ご覧になりましたか?
>え?そんなのあったんですか? 「ひとりっこ」よりも大分幸せそうに思いますが

いえいえ。双子の姉妹で、好きな人とりあったり!お父さんは突然、蒸発するし。(突然でない蒸発はないか。。。)ドロドロでした。「ひとりっこ」のほうがまだよいかも!

>それでなくてもある意味「おしん」状態なのですから・・・

わかります。その気持ち。
でも、最近の「おしん」は、実は「成功物語」だったのでは?という一部日本人の説もあったり?!します。
最近みていても、たまにおしんに腹が立つんですよ。上手くいえませんが。。。

「あすか」が放送されたときは、早起きしてました。朝5時に起きて、出かけていた。。。主演の竹内結子は、好きです。

「武蔵」は、なんか軽くって。。。最初の放送をちょっとみて、止めてしまいました。それに、こちらでは夜6時からの放送なのですよ。日曜の夜6時といえば、楽しい飲み会の時間ですから!(笑)
とはいいつつ、松嶋さんの「おまつ」は見ていた私。・・・やっぱりミーハー?
「おまつにお任せください!」のセリフを一回の放送で何回いうか、数えてました!

テーマが移る前に
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/ 9/21 16:59 メッセージ: 2740
これは nujikoa さんの 2727 に対する返信です
nujikoaさん

>ラヴェルは「ピアノ協奏曲の第2楽章」も追加でお願いします。

いいですねえ。マ・メール・ロワは、最後の曲が希望ですけれど、短くて”危険”ですからピアノコンチェルトのほうが安心出来ます。でも、三楽章が始まってしまうとびっくりして息を吹き返すおそれが…。
リピートにして下さいと演奏者に頼んでおかなくてはいけませんね。(やってられないや、とみんな帰ってしまうだろうなぁ・・・・)

>これらの曲って、疲れきっているときでもスーッと入ってくるんですよね

全く同感です。

秋のテーマも終わりだそうなので最後に、他トピであがっていましたがブラームス:ホルントリオをあげたいと思います。(真似っこみたいでごめんなさい)

ここのところ朝は濃霧。朝起きて外を見ると、雲の中にいるようです。やがて明るい陽の光と共にその霧が消えてゆきます。
重苦しい空気に光が差すようなホルントリオのAdagio mesto.
ずっと以前に他のトピに書いた記憶がありますが、この楽章の中間でヴァイオリンとホルンがそっと奏でる、次楽章の明るいテーマの断片。ここが何とも好きです。
一回目はPで。2回目はPPで…ここがブラームスのすごい所だと。ちょっと見えた明るい光が、2度目にはさらに遠のいてまた暗い世界へ戻ってしまう。

この世を去った母へのブラームスの想いがこの楽章にこめられていますね。
美しい1楽章、ホルンならではの狩りを思わせる終楽章…こんな季節にぴったりの曲だと思います。

ホルンの日曜日
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/ 9/21 21:05 メッセージ: 2741
これは SPINATPOLKA2 さんの 2740 に対する返信です
午前中ホルントリオの事を書いた後に、偶然にもホルンを吹く友人が遊びに来て、今週ウィーンでブラームスのその曲をコンサートで演奏するというので、全くの偶然の重なりに笑ってしまいました。
先程まで譜面をながめて、数年弾いていないこの曲をまたやりたいなあと思っていた所でした。

秋にこの曲の生演奏ー是非聞きに行きたいけれど、ちょっと時間的に無理そうです。

>レオンハルト
投稿者:wadakamaru
2003/ 9/21 21:23 メッセージ: 2742
これは beknch さんの 2738 に対する返信です
私の音楽鑑賞の原点の人です。
これは多くのバロック鑑賞者にしても、殆ど同じ思いだと思います。

こ恥ずかしい、詩に対して、
みなさんの暖かいレスを頂きまして、誠に感謝します。
ありがとうございます。
謝々、(北京語)
多謝、(広東語)
で、よかったですか。バグースさん。

ピアノといえば、以前ゴルトベルクのピアノ演奏で良いものは、
という話があったと思うのですが、そこに紹介があったかどうかも忘れていますが、
とにかくゼルキンというピアニストのを買ってみました。
なんと、その世界は、音量の強弱はチェンバロとはおおいに違うけれど、
その他については、じつにおとなしい演奏でした。
ピアノの演奏が「こんなんで ええんかいな」という感想です。

音量の強弱と言えば、
バロック音楽ではあまりそんなことはないのですが、
たまに交響曲などを聴くと、出だしが聞こえにくいと思ってボリュームをあげると、
突然音が大きくなって、「うるさい。 もっと静かに・・」とか言われて、
家族からイチャモンがつくことがあります。

秋と言えば
投稿者:beknch
2003/ 9/21 21:39 メッセージ: 2743
これは y_bagus_m さんの 2734 に対する返信です
お題「秋と言えば」は終盤ですか。
最初に挙げた内容から意見は変わっておりませんが、まとめに入りましょう。

そもそも、秋と言うと頭に浮かぶ曲は沢山あります。しっとりとじっくり
聴く曲は全て秋にリンクすることが可能となってしまうので、ある意味整理が
厄介です。

実際は、お題提示されてからと言うもの日増しに春らしくなって来ているんですが・・・
ゆっくり曲を聴き明かす企画を考えていたんですが、ここ暫くでは実行できなかった。残念。

最近、バッハ青年期の作品「最愛の兄の旅立ちに・・・」が出たのをきっかけに、
ついでにベートーベンの初期作品を聴いてみました。その中から一つ追加します。

* ピアノ三重奏 第2番 ト長調 の2楽章。

ベートーベンが20台前半の時の作品、OP1 です。これは思いのほか良かった。
秋に良く似合います。シンプルですが、しっとりとした落ち着きはいいし、
平和でもあります。静かに終わるのがまたGOOD。ああ、チェロで参加できたらいいなぁ。

就寝前のトピズレ
投稿者:beknch
2003/ 9/21 21:42 メッセージ: 2744
これは tarohanako8408 さんの 2739 に対する返信です
ところで、武蔵、巌流島の戦いも終わりました。
男の戦いのドラマですね。高い技術に高い精神レベルがくっついて素晴らしい。

この大河ドラマ「武蔵」の主題曲も悪くはないですね。まず出だしの雰囲気が好きで、
更に、中盤のティンパニー以降のホルンもいい。大きさを感じます。

このドラマ「武蔵」には結構はまっています。そもそも剣の達人が主人公と言うだけで
関心があるわけですが、精神的、人間的な部分も結構あって。それに女優陣は結構豪華。
「利家とまつ」の時よりもボルテージが上がってますね、私は。

もちろん、冬時間で午後11時から、10月からは夏時間で夜中の12時からと言う放映
時間も味方してますけど。

NHK朝の連ドラ上がりの女優といえば、「あすか」の竹内結子もいいですが、なんと
言っても、山口智子。民放の「29歳のクリスマス」「ロングバケーション」は両方
とも全巻ビデオ持ってます。あのキャラは大好きです。

かなり違いますね
投稿者:lvkoechel
2003/ 9/21 23:20 メッセージ: 2745
これは beknch さんの 2744 に対する返信です
 私はあまり良いとは思いません。主題曲も。まあ、曲に関しては個人個人で違いますが。筋に関しては原作は吉川氏ですが大幅に、変えてあります、位のコメントが欲しいですね。
 全然関係無いですが、私も竹内結子って気に入っています。

今のところ
投稿者:beknch
2003/ 9/22 6:03 メッセージ: 2746
これは lvkoechel さんの 2745 に対する返信です
NHK「武蔵」を好きだという人にお目にかかったことはありません。
「芝居じみた喋り方がイヤ」と言う声も周りに多く、同志のはずだった?
タロハナさんも>「武蔵」は、なんか軽くって。。。ですし。
昨晩は、宮沢りえの胸中に一人ジーンと・・・。

ところで、又八の彼女、内山理名もいいですね。

武蔵の後に聴いた「熱情」が今一だったので、シェリングで無伴奏を
聴いていたら今度は寝れなくなりました。

クラシック、○○と言えばこの演奏!
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/22 10:01 メッセージ: 2747
これは y_bagus_m さんの 2734 に対する返信です
私 実はかなり前に当トピの兄弟トピとして、「クラシック、○○と言えばこの演奏!」
というというトピを立てようと目論んでいたことがあります。
それはテーマとなる曲を決めて、皆さんからお気に入りのディスクを挙げて
いただこうというもの。
それを集計して、「ヤフー掲示板クラカテ版: 名曲名盤リーダース・ダイジェスト」
みたいなものを作ることが出来たら面白いな… などと思ったのがきっかけです。
(なんせ、BEST** とかいうの、大好きなもんですから…)

ところが、このトピ1つを維持するだけで大変だということが判り、2つ目まで運営
することはとても無理… と言うことで、諦めました。
しかし、その思いを捨て切れず、「よし、このトピでやっちゃれ! ネタ切れ対策にも
なるし一石二鳥バイ!」 と思い立ちました。

と言うわけで、次のテーマではいくつか曲を挙げますので、皆さんのお気に入りの
演奏を教えてください。

第28回テーマ 「ベートーヴェン交響曲」
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/22 10:06 メッセージ: 2748
これは y_bagus_m さんの 2747 に対する返信です
第1・2・3番 と言えばこの演奏!

まずはベートーヴェン (なんでバッハでないの? とおっしゃる方、ごめんなさい) の
最初の3つの交響曲です。
*皆さんのお気に入りの演奏
*名演! と思われる演奏
*一般で言うところの「名演!」ではないかもしれないけど、個人的に愛着のある演奏

当初は「集計して…!」とも思っていましたが、そうすると色々とルールなども
決めなければならず、大変そうなので、そこまではやりません。
お1人でいくつでも上げていただいて結構です。
いわゆる「奇演・爆演」系でもOK。
また、ディスクではないけれども実演で「これは良かった!」なんていうのも歓迎です。
なお、挙げていただいた演奏に、短い(もちろん長くてもOK)コメントなどを
添えてくださればなお「好」です。

それでは、よろしくお願いします。

もちろん、
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/22 10:09 メッセージ: 2749
これは y_bagus_m さんの 2748 に対する返信です
まとめて3曲挙げていただいても良いですし、
1曲、或いは2曲だけ抜き出していただいても結構です。

そうそう
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/22 10:13 メッセージ: 2750
これは y_bagus_m さんの 2749 に対する返信です
既に他のどなたかが挙げられた演奏を再度挙げていただくことももちろんOKです。

同志!
投稿者:tarohanako8408
2003/ 9/22 12:41 メッセージ: 2751
これは beknch さんの 2744 に対する返信です
bek同志さま

NHK信奉者としては、あの「武蔵」はやっぱり軽すぎます!
どうせなら、もっと「徳川三代」じゃない「葵三代」のように実力派揃いでいけばいいのに!せっかく「武蔵」をやるのですから。
な〜んて。今は、民放が見れないので民放チックなドラマが好きなんですけどね。でも、「武蔵」でなかったらよかったのに!

山口智子。いいですよね!私も好きです。ああいう風に、サラッとした性格に憧れます。

来月からの朝ドラが楽しみなタロハナより。

バグースさま

早速新しいテーマになった最初の投稿が、トピズレでごめんなさい!

beknchさんへ
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/ 9/22 20:50 メッセージ: 2752
これは beknch さんの 2743 に対する返信です
大河ドラマも朝ドラも縁遠いところにいます。
テレビはおもしろくないものが多くてほとんど見ませんが、先日のペンギンのドクュメンタリーはとても興味深いものでした。


>ピアノ三重奏 第2番 ト長調 の2楽章。
>ベートーベンが20台前半の時の作品、OP1

”ベートーヴェンは若い時からベートーヴェンなんだな”とついついと思ってしまいますね。
2楽章ー歌の歌詞がつくような美しいメロディーですね。

>ああ、チェロで参加できたらいいなぁ。
ペンギン君にヴァイオリン持たせ、白熊君にピアノ弾かせれば出来るじゃないですか?
終楽章で2匹が踊りだすかもしれませんけれど…

ベートーベン1・2・3番と言えば
投稿者:beknch
2003/ 9/22 21:05 メッセージ: 2753
これは y_bagus_m さんの 2748 に対する返信です
わりかし難しいものですね。いくつかを挙げるというのも。
決定盤というものは決めにくいので、最近の気分(季節もの)でいきます。

*1番:フルトヴェングラー・ウィーンフィル(52年)
   追い立てる弦の響きがいい。
*2番:バーンスタイン・ウィーンフィル(78年)
   元気印で、2番の新たな魅力を表現。
*3番:カラヤン・ベルリンフィル(86年)
   1楽章の有無を言わせぬスピード感のある迫力が良い。

ブリュッヘンも非常に面白く、折に触れて聴いて新鮮な思いをさせて
もらいます。オケの響きが個性的になりますが、私はアンサンブル的な音が好きです。

チェリビダッケの遅い3番はこの盤だけだと困りますが、タマにローテーションに
入れると新鮮で良いものです。

フルヴェンの3番を聴きたくなる時は、ゆったりした気持ちの時が多いと言う
良く判らない傾向があります。何はともわれ3番、と言う時には、カラヤン、
バーンスタインを取り出す様です。

今日、肘に注射されて今痛い・・・

これも秋
投稿者:susano_o000
2003/ 9/22 21:15 メッセージ: 2754
これは lvkoechel さんの 2730 に対する返信です
>二番も好きですが、六番は如何でしょう。私は一番好きです。 総合では、グールドやレオンハルトになりますが。

 パルティータは2番も好きですが、個人的には1番+6番です。
 レオンハルトのものは、同じパルティータでも「フランス風序曲」が最高で、6曲のパルティータの場合は次点クラスです。好みの話ですが。

 6曲のパルティータなら何と言ってもピノック。今聴いても最高です。
 あの演奏をしていた頃のピノックが平均律クラヴィアをやってくれていたら!(何曲かはあの時期にやっているのですがね)。
 第2巻のプレリュードは、秋の風情も多々感じさせてくれますね。

掟破り
投稿者:beknch
2003/ 9/22 21:16 メッセージ: 2755
これは tarohanako8408 さんの 2751 に対する返信です
タロハナさん、

>NHK信奉者としては、あの「武蔵」はやっぱり軽すぎます!

あらあら、仕方がない同志ですね。
辺境の土地で歯を食いしばって貴重な放送に涙するのが掟?のはずが。

しかし、もし「軽すぎる」を視点とするならば、唐沢の利家の方が、
また、反町の信長の方が軽いと思いますよ。特に唐沢が軽い!
(ううっ、智子ちゃんを取られた腹いせでは決して・・・)

私は「武蔵」というドラマが最良の出来栄えであると思ったことはありま
せんが、とにかく「はまっている」のが事実です。

剣に生きる男達の生き様と宿命、それを取り巻く人間関係、
いいじゃあないですかぁ。話せば長くなりますけどねぇ。

ところで、朝ドラが新作になるのですか。ということはまた新人女優が出て
くるのですね? それは楽しみ。何の話ですか?

そう言えば、日本でOn My Own や Do You Hear The People Sing? のあるカラオケ
を発見したとの報告が入りました。

トラウマ
投稿者:beknch
2003/ 9/22 21:19 メッセージ: 2756
これは SPINATPOLKA2 さんの 2752 に対する返信です
シュピナートさん、今何時ですか?

>先日のペンギンのドクュメンタリーはとても興味深いものでした。

NHKでやってたNZ南沖の島の話の分ですか? ペンギンが木に登る。
あれは間近で見てみたいものです。とてもかわいい。
ところで、そちらでもNHKが見れるのですか?

>2楽章ー歌の歌詞がつくような美しいメロディーですね。

ほんと、そうですね。シュピナートさんの場合は演奏のレパートリーなん
でしょうね。

>ペンギン君にヴァイオリン持たせ・・・

馬も入れましょうか。最近春になって温かくなると、通勤途中の丘に馬が結構
出現します。気のせいか、また乳首を噛まれる気がしてムズムズする時があります。
これが本当のトラ馬?

う〜ん
投稿者:susano_o000
2003/ 9/22 21:25 メッセージ: 2757
これは y_bagus_m さんの 2748 に対する返信です
>最初の3つの交響曲です。
>*皆さんのお気に入りの演奏

 いまだに一番好きなのはトスカニーニによる「運命」です。
 ちょっと珍しい個所では第2楽章の後半、孤独の中での沈黙が突然嗚咽に変わるあの個所。

 あの楽章をあれほど青黒く表現している演奏を知りません。
 wadakamaruさんなら御存じでしょう、ドイツの世紀末詩人ゲオルグ・トラークル。彼が表現する、ヨーロッパの石造りの世界の青黒く沈んでいく時間帯。しかしそんな中で吹き上げる噴水の、異様に白い光。そうして、見え隠れする傷ついた妖精たちの姿。

 いくら「楽譜に忠実」でも、やはりトスカニーニは、トラークルと同時代人なんだと思わせてくれます。

田園が苦手
投稿者:yukkomylove2003
2003/ 9/22 21:41 メッセージ: 2758
これは susano_o000 さんの 2757 に対する返信です
ベートーヴェンの交響曲と言うと、何と言ってもフルヴェン&BPOの第七
(1943ライヴ)に限ると思っています。
ベーム来日時のような推進力のない演奏はどうも苦手。

推進力というと、次点はクライバーの第四かな。

ちなみに、私がよく聴く順番というと、

7>4>8>1>2>5>>9>>3>>>>>>6 の順なんです。
田園って何かかったるくてどうもダメ。何かいいのないかなと思って
レス見ています。

>ドイツの世紀末詩人ゲオルグ・トラークル
投稿者:wadakamaru
2003/ 9/22 22:04 メッセージ: 2759
これは susano_o000 さんの 2757 に対する返信です
すみません。知りませんでした。
今、検索して勉強しています。
人の詩は、読んでもよく分からない(^^;
シュルレアリストなら、アンドレ・ブルトンをかろうじて名前を知っている程度。
ランボーはよく読みました。といっても映画じゃないですよ。(「わかっとる」という声が聞こえてきそう)

ベートーヴェンはたぶん次のテーマと思われる、
4番から6番でピンポケ・レスをします。

Mengelberg
投稿者:lvkoechel
2003/ 9/22 22:16 メッセージ: 2760
これは yukkomylove2003 さんの 2758 に対する返信です
を薦めます。多分好きになれると思います。私は他の指揮者の「田園」も好きですが。

すんません。
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/23 0:42 メッセージ: 2761
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
ここのところ、レス怠り気味、テーマ出しっぱなしで申し訳ありません。
ここ数日間公私共に忙しくって…

2-3日で落ち着くと思いますんで、それまでの間、皆さん、よろしくお願いします。

>トラウマ
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/ 9/23 4:45 メッセージ: 2762
これは beknch さんの 2756 に対する返信です
>今何時ですか?
「今晩は」の時間です。日本よりさらに七時間遅れていますから。

>NHKでやってたNZ南沖の島の話の分ですか?
違うと思います。
NHKは入りません。何がしかを払って、どうにかすると見られるらしいのですが。元がとれるほどテレビ見ませんし。

>馬も入れましょうか
どうしても馬がお好きなんですね。
それだと四重奏曲を探さないといけませんね。

>通勤途中の丘に馬が結構出現します。
こちらは朝は濃霧で何も見えません。馬は出ませんが鹿が飛び出す危険が大です。
そちらでは、馬で出勤ということもあるのですか?

いいですね、これから春だなんて。

ベートーヴェンの交響曲と関係ない話でごめんなさい。

陽春のきざし
投稿者:beknch
2003/ 9/23 11:06 メッセージ: 2763
これは SPINATPOLKA2 さんの 2762 に対する返信です
シュピナートさん、こんにちは。

こちらとの時差は10時間ですか。ほぼ昼と夜が反対になっているんですね。
10月の第一日曜日からサマータイムになります。

>NHKは入りません。何がしかを払って、どうにかすると
>見られるらしいのですが。

地元のケーブルテレビがNHKを扱っていれば受信料の追加だけで(安くは
無いかも)いいですが、扱ってなければ、でっかいパラボラの設置と受信機が
必要になってタイソウです。

>そちらでは、馬で出勤ということもあるのですか?

さすがに都心ではそれは無いですね。中心部は朝晩それなりに渋滞し
ますし、仮に無理に乗っていったとして、事務所に上がるのにエレベー
ターに入らないでしょう。
今のところ、駐車場につないでるのを見たこともありません。って言うか舗装路の長距離は足が痛むでしょうね。

>いいですね、これから春だなんて。

今朝は、寝室の窓がやたら明るいのでカーテンを開けてみると、太陽がいい具合に。
思わずブラームスの弦楽五重奏曲2番を鳴らしました。冒頭はお隣の木立の
間でキラキラ輝く太陽を描写している様です。
それに続くワルツが朝から気分を軽やかにしてくれました。

トピずれを引きずって
投稿者:as_dsch
2003/ 9/23 15:26 メッセージ: 2764
これは y_bagus_m さんの 2748 に対する返信です
やっと秋が来たと思ったら、もう秋には飽きたのかベートーヴェン1・2・3番になったわけですね。
とりあえずトピずれ前の前奏曲として田吾作のお薦めを書いておきます。

* 1番:ブリュッヘン/18世紀オーケストラ
とにかく元気がよく若さ溢れる、中期以降に時々現れる激しさも聴ける演奏です。
ブリュッヘンとしてはモーツァルト「ジュピター」と共に名演だと思います。

* 2番:クレンペラー/フィルハーモニア
クレンペラーのどっしりと構えた、派手さとは無縁の大シンフォニーとしての2番です。
この曲の魅力を味わうためにじっくり聴くことができると言えるでしょう。

・ 2番迷演:マタチッチ/NHK交響楽団
名演7番とのカップリングですが、これはもうアンサンブルは乱れ緊張感は感じられない、どうして他の曲をカップリングしなかったのか不思議な気がします。
最後まで聴き通すのが辛く、無理して聴いてもなーんにも面白い発見はないだろうと思います。

* 3番:クレンペラー/フィルハーモニア
この荘厳な「エロイカ」は、石造りの殿堂を見上げるような、まさに堂々たるベートーヴェンのイメージです。
特に第2楽章は、これ以上ないというほど立派で荘厳な送葬音楽で、クレンペラーの面目躍如。
尚、第1楽章最後の方のトランペットの行方不明の部分は、楽譜通り行方不明です。

* 第3番:バーンスタイン/ニューヨーク・フィル
これはアンサンブル、推進力、艶やかさ溢れる、名コンビの名演です。
「エロイカ」に広がりを充分に堪能できる近代的ベートーヴェンという感じです。
但し、第1楽章提示部の繰返しはやめてほしかった。
尚、第1楽章最後の方のトランペットの行方不明の部分は、トランペットが行方不明にはならずにメロディを吹き上げています。

さて、田吾作は水虫になったことはありませんが、陰○田虫(英語ではringworm)になったことはあります。
あれは本当に痒くて堪らないけれど、掻いた時の気持ち良さは格別ですね。
ところで、柔道部では陰○田虫になると練習はさせてもらえず(やったー!)見学になります。
寝技などで移されてはたまりませんから。
そのかわり「あいつは陰○田虫」と周囲に言いふらされ、特に女子生徒に対しては話が百倍になって伝えられます。
尚、田吾作が陰○田虫になったのは柔道部時代でなかったので、こういう目にはあいませんでした。

一番だけ
投稿者:lvkoechel
2003/ 9/23 17:22 メッセージ: 2765
これは as_dsch さんの 2764 に対する返信です
 田吾作さんに先を越されましたが、やはりブリュッヘンを外す訳には参りません。古楽器グループの中では一番上手いオケでは。管楽器のネイロの魅力的なこと!
 冒頭から、妙な創りで、当時の人々は驚いたろうと思います。三小節間ずっと不協和音なんて曲はそれまで無かったのでは。
 フルトヴェングラーが、意外に素晴らしい。52年のWpo。
 同じWpoの、今度は、弦を含む全楽器の魅力がたっぷりなのが、シューリヒト。第二はさらに素晴らしいが、こちらの方が音が良い。
 例により風変わりなムラヴィンスキーも面白い。私のはこれはステレオで「エロイカ」がモノラルという代物。
 音の事ばかり多く書きましたが、指揮も無論素晴らしいです。

バッハの私的な曲
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/23 22:30 メッセージ: 2766
これは beknch さんの 2736 に対する返信です
古い話のレスで申し訳ありません。

まずは、「最愛の兄の旅立ちに寄せて」 の話。

>で、曲の方は?ということですが、トピック「バッハについて語りましょう」の
>メッセージNo.1571、1593、1594 この3つをご覧頂くとよく分かると思います。

>その意味ではレオンハルトのチェンバロはしっくり来ますね。
>思いの他録音も良く、結構表情豊かです。私のはコメントは入っていません。

「バッハトピ」 読みました。
バッハと言えば、宗教音楽だとか、どこどこの何々候のために書いた曲 が多いよう
に思うので、こういった私的なきっかけで作られた音楽というのも興味深いですね。
ナレーション付きとのことですが、演奏者自らナレーターをつとめるのも良いですが、
ディスクの世界では、「ピーターと狼」みたいに別途ナレーターを起用してレコーディング
すれば面白いのではとふと思いました。
演奏:グスタフ・レオンハルト、語り:デヴィット・ボウイ のバッハなんてのがあったら
買っちゃうかも。

ところで、「バッハトピ」のその前後の投稿を読んでいて判ったのですが、nujikoaさんも
笛吹きだったのですね。
bekさんと私がSRD結成! で騒いでいる時にダンマリを決め込むなんて、
人が悪いというか、奥ゆかしい というか。
これでSRD改めSRTになりますね。
トリオになると、レパートリーもぐんと増えて、こりゃ最強軍団になりそう!

>柔道部というと、@腕相撲が異常に強い A腰痛を抱えている B水虫ではなく、
>もうちょっと違う場所が・・・の三拍子のイメージが強いのですけど・・・

Bが一番辛そうな気がしますね。
同じ菌による異なる箇所の似た症状… ですね。
う〜む…

>突然首の付け根から右背中にかけて激痛が・・・幸い数分でその場は治まったものの、
>高コレステロール、ボケ、腰痛、テニスエルボーに続きウンザリ気味の今日この頃です。

その場で収まって良かったですね。
こちらのギックリちゃんはかなり良くなりましたが、どーもすっきりしません。

話が違う? ゼルキンのバッハ
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/23 22:34 メッセージ: 2767
これは wadakamaru さんの 2742 に対する返信です
>日本の通販をしたばあい、bekさんはご家族の方が送ってくださるのですか?

タロハナさん、bekさん、「僻地」に住んでらっしゃるお二人はやはり通販を利用される
ことが多いのでしょうか?
私はもっぱらオフィスの斜め向いにあるHMVで済ませ、そこに無ければ諦めます。
今のところ通販は「どーーーーーしても欲しい!!!」というもの以外利用せず、
今までに通販を利用した(未遂も含む) のは「シューベルト:重唱曲集 (未遂に終わる)」
など、ほんの数枚。
でなければ、歯止めが利かなくなり「通販破産」になることが目に見えてますから…

>秋のテーマも終わりだそうなので最後に、他トピであがっていましたがブラームス:
>ホルントリオをあげたいと思います。(真似っこみたいでごめんなさい)

「他トピ」と言っても私が「姉トピ」と慕うあのトピではありませんか。
「ごめん」の必要はこれっぽっちもございません。

ところで、「ブラームスが好き!」と言ってはばからない私ですが、実は「ホルントリオ」
は今一つ馴染みがない (一応CDあるにはあるのですが…)。
「モグリ!」の声が聞こえて来そうなので、また聴いてみます。

>謝々、(北京語) 多謝、(広東語) で、よかったですか。バグースさん。

よいと思いますよ。
あと、広東語では一般的に「むこーい (「む」は母音なしっぽい)」 という言葉が
使われていますが、漢字でどう書くかはわかりません。

>ピアノといえば、以前ゴルトベルクのピアノ演奏で良いものは…
>…とにかくゼルキンというピアニストのを買ってみました。
>なんと、その世界は、音量の強弱はチェンバロとはおおいに違うけれど、
>その他については、じつにおとなしい演奏でした。
>ピアノの演奏が「こんなんで ええんかいな」という感想です。

ゼルキンは「ピーター・ゼルキン」の方ですね (ルドルフ・ゼルキンのディスクがあるか
どうかは知りませんが)。
であれば、私が村上春樹の文章を抜粋して、「私自身は聴いたことないのですが…」
と言いながら紹介した演奏です。
大人しすぎでした? それは失礼しました。
「淡い闇の光の隙間を細く繊細な指先でたどるピーター・ゼルキンのゴルトベルク変奏曲」
のはずだったんですけどね…

この前の話の続き
投稿者:lvkoechel
2003/ 9/23 23:03 メッセージ: 2768
これは y_bagus_m さんの 2767 に対する返信です
栗田氏の本、たっぷりあるようです。
http://www.srs21.com/chosho/chosyoichiran.htm

 あくまでも「指回し体操」の絡んだものが、実用的です。

SRT
投稿者:nujikoa
2003/ 9/23 23:38 メッセージ: 2769
これは y_bagus_m さんの 2766 に対する返信です
>nujikoaさんも笛吹きだったのですね。
>bekさんと私がSRD結成! で騒いでいる時にダンマリを決め込むなんて、
>人が悪いというか、奥ゆかしい というか。

いえいえ、私はシロウトですから。
楽譜を読むだけで一苦労です(五線を指差して数え出す次第;;)。
バグースさん、bekさんお二人の足を引っ張るだけですので・・・。

音楽的な好みの問題もありましたが、
(そんなカッコイイ話ではなく)
実は @指が早く動かないAでも指は長い ための、低音担当でした。

>これでSRD改めSRTになりますね。
>トリオになると、レパートリーもぐんと増えて、こりゃ最強軍団になりそう!

トリオで最初にやる曲は何にしましょうかね?

話は変わりますがSRDメンバーのbekさん。
テニスエルボーのお話は、実は「明日はわが身」と読ませていただいてます。
(テニス数年続けてますが、いまのところ無事な私)
どうか、一日も早く完治されますよう・・・

以上 今日はダンマリを破ってのカミングアウト2発でした。(^^)

***
ベートーヴェンですが、聴き比べ経験があるのは3番のみです。
とりあえず<サヴァール指揮コンセール・ド・ナシオン>をあげておきます。
(誤解を恐れずに言えば、ラテンフレーバーたっぷりの演奏)

あっ あと最近の、<ノリントン指揮シュトゥットガルト>も凄い!
これはド迫力の火の玉演奏です。

「エロイカ聴き比べの旅」の出発点(きっかけ)になった思い出の一枚は、トスカニーニ盤でした。
あの、LPに針を落とした瞬間の衝撃!フルトヴェングラーとのあまりの違いに唖然としたものです。

訂正+追加
投稿者:as_dsch
2003/ 9/23 23:40 メッセージ: 2770
これは as_dsch さんの 2764 に対する返信です
まずは訂正です。

(誤)* 第3番:バーンスタイン/ニューヨーク・フィル
 ↓
(生)* 第3番:バーンスタイン/ウィーン・フィル

バーンスタインというとニューヨーク・フィルという条件反射ができあがってるようで、間違えました。

エロイカではlvkoechelさんが1番のカップリングとして記していたムラヴィンスキー/レニングラード・フィルのモノラルを追加します。
これは「こんな地味なのあるの?」というものですが、それでいて引締った独特の感じがあって名演です。
ベオートーヴェンの激しさと構築性というイメージとはおよそ結びつかない、ちょっと予想外の演奏ですが、こんなアプローチで凡演にならないところが驚異です。
(lvkoechelさんが挙げた1番は田吾作にはちょっとピンと来ません)

追加
投稿者:beknch
2003/ 9/24 9:17 メッセージ: 2771
これは beknch さんの 2753 に対する返信です
前回書かなかった中に、

* ジョージ・セル/クリーブランド

があります。マーラーの6番でさりげなく、メンデルスゾーンのイタリアで
結構な個性を見せてくれていたので期待していたのですが、お題では2番が
特に印象的です。

思った以上にハツラツとしていてかなり「乗って」います。特に4楽章にその
印象が強いですね。ああいうニガイ顔しながらも盛り上がっているんですねぇ。

3番もテンポが好きです。やや速め、かと言って速過ぎずで。奇をてらうわけで
なく、ダラダラもせずにむしろかっちりと、と言った感じ。

これらは録音もしっとりと馴染めて好感が持てます。

それに比べて フルヴェンの2番(48年ライブ)はつらい。彼の他の40年代の
録音の音と比べてもこれは悪い方の部類だと思います。
古い録音には大分慣れて来たはずの私ですが、48年とは思えない音です。
もちろん、「音ではなく音楽を」が基本ですが、そこまで訴えて来てくれま
せんでした。

そうそう、クレンペラーを忘れてました。何せ今、手元に音源がないもので。
来月には来ると思うんですけど。記憶に残る彼の演奏は田吾作さんの
描写に近いものだったと思います。

田吾作さん、伏字ながらも貴重な体験談拝見しました。Ringworm と言うのですか?
Web辞書見てみたら、前後に言葉をつけるとより具体的な様ですね。
foot ringworm = 水虫、ringwormed scalp = しらくも頭、それでは例のやつ
は何て? ○○ ringworm それとも ringwormed ○○??
それにしても多感な少年への女子生徒の目は勘弁願いたいですね。

契機
投稿者:beknch
2003/ 9/24 9:25 メッセージ: 2772
これは as_dsch さんの 2770 に対する返信です
丁度、お題に先立ってベートーベンの初期作品を聴いてたんですが、
同じ○○第一番でも作曲された年代が色々で面白いですね。

SymNo.1の作曲は1800年、既に30歳。覚えやすいですね。
弦楽四重奏第一番 1800年
ヴァイオリンソナタ第一番 1798年
チェロソナタ第一番 1796年
ピアノソナタ第一番 1795年
ピアノトリオ第一番 1794年
ピアノ協奏曲第一番 1789年

こうやって見ると、同じ第一番でもピアノ協奏曲が圧倒的に若年時代に
(10代)作曲していたことになりますね。そう言えばそう、と皆さん
お感じになります?

それぞれ1年前後の誤差があるでしょうから、チェロ、ピアノ、Pトリオは
同時代と考えて良いかも知れません。また、どの曲でも発表はその年代で
あっても現存する音楽は、後に修正・加筆された可能性もあります。

彼が有名な「遺書」を書いたのが1802年と言われています。この年では
例えば、交響曲では2番、ピアノソナタでは17番の段階です。

「クロイツェル」が1803年、「英雄」が1804年、「熱情」が1805年で、
「遺書」の後、俄然アクセルがかかったわけですね。

今回のお題のSym.No.1,2,3 の 2番と3番の間には彼にとって色々あったの
でしょう。音楽にその事が露骨に表れていますね。

通販
投稿者:beknch
2003/ 9/24 9:29 メッセージ: 2773
これは y_bagus_m さんの 2767 に対する返信です
>nujikoaさんも
>笛吹きだったのですね。
>いえいえ、私はシロウトですから。

なんと!また同志が増えた! nujikoaさん、それでは「SRT」と
「エルボー」の特集を近々お届けしますのでしばしお待ち下さい。

>タロハナさん、bekさん、「僻地」に住んでらっしゃるお二人はやはり
>通販を利用されることが多いのでしょうか?

こっちに来る人間(嫁)にお土産リストを渡して持って来て貰ってたん
ですが揃わないものも結構あるので、2,3回通販を利用(本を含めて)
しました。日本の通販であってもこちらに直接送付してもらいます。

これまでは頑としてクレジットカード番号なんか教えられるか!の口
だったんですが、一回やってしまうとその便利さに負けてしまいます。

例のMTRやメモリーカードなどは精密機器なので通販で嫁宅宛に着払いで
注文し、その後持ってきて貰いました。

通販はトラブると面倒でしょうが、電化製品小物など安い!ので特に国内
であれば注目してよいと思います。

あと趣味の雑誌等は暫くまとめて船便にて送って貰います。

トピずれ王国
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/24 10:17 メッセージ: 2774
これは beknch さんの 2756 に対する返信です
>* ピアノ三重奏 第2番 ト長調 の2楽章。

ベートーヴェンのOP1ですか。 (当然)聴いたことありません。
最初期作品にして「秋」の雰囲気を湛えるとは、あなどれん、そのベートーヴェンとかいう男!

>筋に関しては原作は吉川氏ですが大幅に、変えてあります、位のコメントが欲しいですね。
>NHK「武蔵」を好きだという人にお目にかかったことはありません。
>NHK信奉者としては、あの「武蔵」はやっぱり軽すぎます!

むむむ、時代物と言えば「水戸黄門」と「子連れ狼」しかしらぬ私。
大河ドラマとはまったく無縁の生活…
武蔵、むさし、ムサシ、ハチノムサシ…
う〜む。

>>ピアノ三重奏 第2番 ト長調 の2楽章。
>>ベートーベンが20台前半の時の作品、OP1
>”ベートーヴェンは若い時からベートーヴェンなんだな”とついついと思ってしまいますね。
>2楽章ー歌の歌詞がつくような美しいメロディーですね。

さすがシュピナートさん、きちんと知っておられるのですね、この曲も。
歌詞がつくような美しいメロディと聞けば、聴いてみたくなるのが人情ってもの。
でも、ご安心ください。
こちらにはまず売っていませんから、そのCD。 賭けてもいいです。
え、誰が何のために安心するのかって?
そりゃ私自身ですよ。
金使わなくてよかった…ってね。
でなきゃ買ってしまいますもん、また。

>私は「武蔵」というドラマが最良の出来栄えであると思ったことはありませんが、
>とにかく「はまっている」のが事実です。

>>先日のペンギンのドクュメンタリーはとても興味深いものでした。

>NHKでやってたNZ南沖の島の話の分ですか? ペンギンが木に登る。

う〜む、どこまでもトピずれしまくる人たち。
でも、ペンギンもおだてりゃ木に登るのですか?
それは可愛いそうだ (可哀想じゃありません)。

英雄のマイベスト
投稿者:ZAKKYO2000
2003/ 9/24 12:15 メッセージ: 2775
これは y_bagus_m さんの 2748 に対する返信です
私もおそらくnujikoaさんと同様、ベートーヴェンはスピード感があり、リズム感がある硬派な演奏で、各楽器の対比が十分聴き取れるようなクリアな録音が好きなので、自ずとベーレンライター版以降の演奏に心惹かれます。
しかし、1番・2番は最近ようやく聴き始めたばかりなのでまだ良く分かりません。

英雄に関していうと、以前「きっかけは・・・」のテーマで述べさせていただいたように、長い付き合いで思い入れも強いので、それだけに限ってコメントさせていただきます。

●1位 ノリントン:シュトゥットガルトRSO
 旧盤のロンドン・クラシカル・プレイヤーズのピリオド楽器もなかなか良かったのですが、この盤では現代オケによりさらに切れが増し、また新たな独自の解釈がいくつか目を引きます。たとえば、1楽章の全員で6回リズムを刻むところにクレッシェンドをかけたり、足早な2楽章のコーダになって突然テンポを落として落胆度を高めたりなかなか面白いです。

●2位 ギーレン=南西ドイツRSO
 この録音は80年代後半で、おそらく旧版を使っていると思われるのですが、テンポは異常に速くドライな切り口で、最近の演奏を十分先取りしていると思います。(80年代初頭のシンシナティSOとの録音もそうでした)
しかも最近の演奏が弦楽器の人数を減らしているのに対して、おそらく従来の多目の人数で一糸乱れずやっている点も驚異的です。

●3位 ジンマン:チューリッヒ・トーンハレO
 このベストセラーに関してはコメントの必要ないと思いますが、木管のアドリブ、3楽章のコーダの繰り返し、4楽章の室内楽風演奏など、面白さ満載です。

●4位 サヴァール:コンセール・デ・ナシオン
 スピードではピリオドオケで身軽な分No.1でしょうかね。

その他聴いてないのですが、高関:大阪センチュリー0、ポルセリーン:タスマニアSOあたりも面白そうな予感がしますし、これから録音されると思われるT.ダウスゴーやインマゼールあたりにも期待大です。

話題になったラトル、アバド、アーノンクール、ホグウッド、ブリュッヘンなどはこれらに比べるともう一歩弱いような気がしますし、小沢、バレンボイムあたりは論外です(ファンの方ごめんなさい、あくまでも私の趣味ではということです)。
もし、トスカニーニのステレオ録音が残っていたらきっと上位に入っていたでしょう。

つまらぬ事ばかり
投稿者:lvkoechel
2003/ 9/24 12:30 メッセージ: 2776
これは y_bagus_m さんの 2774 に対する返信です
意見が合いますね、bagus さん。私も二番は持っていません。三番が「ハ短調」で、若い Beethoven を感じます。これも良いです。是非とも、どうぞ。
 終楽章がpで終わる、彼としては珍しい曲です。


投稿者:other_wind
2003/ 9/24 16:49 メッセージ: 2777
これは y_bagus_m さんの 2748 に対する返信です
Mr.Bもまた、たいした難題を出してくれるよな。よりによってベートーヴェンの交響曲だぜ。一体CDとLPどのくらいあるんだ?数えるのもいやだぜ。しかしほとんど4番くらいしか聴いたことがないか。ま、この機会にイッチョ聴いたるか。そう言えば世界一周の時も、聴いてないのを掘り起こしてくれたよな。感謝してるぜMr.B。それにしても3曲なんて無理だぜ。ここは1番だけにしておこう。

さてと、まずはこれからか。ベートーヴェンはなんて言っても、ティンパニとラッパの力強い響きだよな。魔法使いガンダルフが、杖を振り下ろして雷を落とすような太い響きさ。これだよ。この指揮者にこのオケは好きだ。 次はオレのお気に入りだ。フレーズが生きている。うんうん納得できるぜ。だからオレはこのじいさんが大好きさ。相性がいいんだ。 お、次はこれか。う、フランスのオケだ。決まらない。流れていくぜ。でもこのフルートはすごい。有名な奏者が吹いてるのか。

次はこれだ。大御所はルバートをかけてくるからずっこけちまうぜ。時代がそうだったから仕方ないか。響きはいいぞ。このブレーキやアクセルに付いてくるとは、セルじいさんも驚きの統率力だ。どこかの国の独裁者に似てるぜ。文句言ったり、飛び出そうもんなら首チョッキンだろう。 これも大御所か。ルバートはいらない。だが、いい味出してるぜ。 次はこれも大御所だ。おお、これは。モノラルにしてはいい音だ。響きもいい。この集中力と躍動感。アメリカのオケかい?これはすごいぜ。確かトスカノーノーってあだ名だったよな。これは新発見だ。Mr.Bに感謝しなけりゃならねえ。

次は古楽器か。去年の演奏会はがっかりしたぜ。でもCDでは聴かせるなぁ。あれはホールのせいだったのか。いや、歳のせいじゃないか。なんか疲れてるように見えたよな。 次はMr.Bの苦手なやつだ。オレにはまともに聴こえるが。古楽器は特にティンパニがいいぜ。あの硬い響きがたまらない。

古楽器は後回しだ。次はこれだ。残響が多いな。おお、細かなとこまでフレーズに温かみが聴き取れる。なかなかいないぜ、こんなじいさん。そう言えば去年か一昨年か亡くなったんだよな。惜しい人を亡くしたぜ。ジャケットに写るじいさんは、白髪だ。どれもこっち向いてない。音楽に集中って感じが好感持てるぜ。まじめそうな表情に深く刻まれたシワ。そして少し悲しそうなまなざし。大体こんな顔の演奏家は絶対聴かせてくれるんだ。はたしてじいさんの一生は幸せだったろうか。こうやってじっと眺めてると泣けてくるぜ。英雄も聴いてみるか。うん、味わい深いぜ。残響を押さえてティンパニとラッパをもっとシャープに録音できてりゃ文句ないんだが。いやいや、ベートーヴェンとモーツァルト、メンデルスゾーンが残されただけでもありがたいと思わなけりゃならないか。

ドイツのオケにもどるか。お、この演奏もいいぞ。この響きだよ。こういう渋い演奏が好きだ。 次だ。この指揮者は3つの録音があるんだ。この前手に入れた1番古い録音を聴くか。うう、この響きだよ。だが1つルバートが気になるぜ。2番目の録音は確か気にならなかったが、この時はまだ時代の影響が残ってたってことか。 次は…これだ。やけにさらっとしてるな。今の時代、こんな演奏がはやりだぜ。確かあの指揮者もこんな感じだったな。でもベートーヴェンにはちょっとした思い入れがほしくなっちまうぜ。

おお、もう午前3時か。CDはまだまだある。もう、なんかわからなくなってきた。今日のところはセル、スウィットナー、ヨッフム、トスカニーニ、ケーゲル、ペーター・マークにしておこう。明日も寝不足だ。

で、よーやくベートーヴェン
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/24 18:25 メッセージ: 2778
これは susano_o000 さんの 2757 に対する返信です
と、言うわけで (どういうわけだ?)、ようやくお題にたどり着きます。

>ベートーベン1・2・3番と言えばわりかし難しいものですね。いくつかを挙げるというのも。
>決定盤というものは決めにくいので、最近の気分(季節もの)でいきます。

bekさん、あんただけや。 ちゃんとテーマに沿ってレスしてくれはんのは。
(いや待てよ、今まで散々武蔵だのペンギンだの白熊が馬の乳首に噛まれただのって話を
したのは誰だっけ?)

フルトヴェングラー・バーンスタイン・カラヤン!
のっけから巨匠達の演奏を挙げていただきましたね。
これからの展開に期待が持てそうです、1・2・3番!

>… 2番も好きですが、個人的には1番+6番です。
>レオンハルトのものは、…

お、スサノオさんのベー2のお気に入りはレオンハルトの演奏ですか?
へー、レオンハルトがベートーヴェンの交響曲を録音していたなんて知らなかった…
と、感心していたら、ベートーヴェンちゃうやんけ、バッハの話だったのね。

>いまだに一番好きなのはトスカニーニによる「運命」です。
>ちょっと珍しい個所では第2楽章の後半、孤独の中での沈黙が突然嗚咽に変わるあの個所。

と思ったらさすがスサノオさん、きっちりトスカニーニでフォローして下さっている。
で、何番のお話かな? 1番? 2番? それとも3番??
… 何、運命? 運命って何番だったっけ???

どなたもこなたも…
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/24 18:30 メッセージ: 2779
これは lvkoechel さんの 2760 に対する返信です
ベートーヴェンの交響曲と言うと、何と言ってもフルヴェン&BPOの第七
>(1943ライヴ)に限ると思っています。
>推進力というと、次点はクライバーの第四かな。
>田園って何かかったるくてどうもダメ。

ユッコmyloveさんはきっちり3曲挙げていただいていますね、1・2・3番 …
じゃなくて、7番に4番に6番ですか ?
… あ、ありがとうございます。

ところで、ベーム来日時の7番って最後から2回目の来日時の演奏ですよね。
そう、この曲は「推進力」というやつがとっても大事な要素だと思うのですが、
私はすごく良かったと思いますけどね、この演奏。
推進力も充分に感じられて。
(最後の来日の時はどの曲も既に「…?」でしたけど)

そう言えば、「田園」が苦手な方をもう一方思い出しました。
「ソイレント・グリーン」を見たがために田園嫌いになったgo_to_concertさん。
お元気ですか〜? (スネークマン・ショー風に)

>ベートーヴェンはたぶん次のテーマと思われる、
>4番から6番でピンポケ・レスをします。

うふ、ワダカマルさん、読みがアマい!
今回がベートーヴェンの1・2・3番だからと言って、次が4・5・6番とは限らない…
次のテーマは …
いやいや まだ早いですね、隠しとこう (ほんとはまだ何も考えてもいない)。

>Mengelbergを薦めます。多分好きになれると思います。
>私は他の指揮者の「田園」も好きですが。

lvkさんまで6番の話?

もう、ホンマに どいつもこいつもテーマずれしくさって!!
おっと、このトピの大切なお客様に対してそんな言葉を使ってはいけませんね。

もとい。
どなたもこなたもテーマずれなさって、困ったもんでござーますわ、ほーんと。
オホホホ …!

非常に悪い音
投稿者:lvkoechel
2003/ 9/24 19:18 メッセージ: 2780
これは beknch さんの 2771 に対する返信です
>それに比べて フルヴェンの2番(48年ライブ)はつらい。彼の他の40年代の
録音の音と比べてもこれは悪い方の部類だと思います。
古い録音には大分慣れて来たはずの私ですが、48年とは思えない音です

 これは彼の大ファンの私にもつらいです。37年の第九やリング抜粋だってもっとマシな音で聴けます。

逆トラ
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/24 19:38 メッセージ: 2781
これは as_dsch さんの 2764 に対する返信です
>気のせいか、また乳首を噛まれる気がしてムズムズする時があります。
>これが本当のトラ馬?

>どうしても馬がお好きなんですね。

シュピナートんさん、bekさんはああ言ってますが、本当はあの時のことが忘れられず、
もう一度同じ箇所を馬に噛まれたいと思っているのです。
本人がそれに気付いておられるかどうかは別として。
逆トラウマというやつでしょうか…

>今朝は、寝室の窓がやたら明るいのでカーテンを開けてみると、太陽がいい具合に。
>思わずブラームスの弦楽五重奏曲2番を鳴らしました。冒頭はお隣の木立の間で
>キラキラ輝く太陽を描写している様です。

う〜ん、良いですね。
でもこちらも負けてはいません。
こんな香港でも秋の兆しが…

日本では台風15号が去った後急に涼しくなったとかって聞きますが、こちらもここ
2〜3日ちょい涼しめです。
今までは暑くって毎晩エアコンが欠かせなかったのですが、昨晩は窓を開けていると
涼しい風が入って来ました。
もっとも、いっしょに蚊も1〜2匹入って来ましたけど。

>やっと秋が来たと思ったら、もう秋には飽きたのかベートーヴェン1・2・3番になったわけですね。
>とりあえずトピずれ前の前奏曲として田吾作のお薦めを書いておきます。

田吾作さまぁ!
今のテーマに替わってからと言うもの、誰もそれに沿ったレスをしてくれず、一人木陰で
鳴いていた じゃない、 泣いていた私。
でも、とうとう助けに来て下さったのね、こんな哀れな私を!
バグース 嬉しい!!

田吾作さんが挙げられた中で興味をそそられるのがまずクレンペラーの2番ですね。
「大シンフォニー」然とした2番を是非聴いてみたいという気がします。

>柔道部では陰○田虫になると練習はさせてもらえず(やったー!)見学になります。
>寝技などで移されてはたまりませんから。
>そのかわり「あいつは陰○田虫」と周囲に言いふらされ、特に女子生徒に対しては話が
>百倍になって伝えられます。

私の推測ですが、話100倍に伝えられるのがいやがために、インキンを (あら、伏字にするの
忘れちゃった) カミングアウトできずに練習を続け、どんどんと感染者が増加する…
というようなことがあったのではないでしょうか?
そんな悲劇が実際に起こった… と私は信じます。

まっかせっなさ〜い!
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/24 19:43 メッセージ: 2782
これは beknch さんの 2773 に対する返信です
>1番だけ田吾作さんに先を越されましたが、
>やはりブリュッヘンを外す訳には参りません。

やはりブリュッヘンですか。
一回買ってみますかね、ブリュッヘンのディスク。

>栗田氏の本、たっぷりあるようです。

lvkさん、ありがとうございます。
すごいんですね、この方の著作の量。
なんとか手配して入手してみたいと思います。

>いえいえ、私はシロウトですから。
>楽譜を読むだけで一苦労です(五線を指差して数え出す次第;;)。
>バグースさん、bekさんお二人の足を引っ張るだけですので・・・。

いやいや、大丈夫ですよ。
まぁ、私は半分プロみたいなもんですから、きちんとフォローして差し上げます。
な〜に、心配はいりません。 場数を踏んだ私にお任せください。
え、今までに私がリコーダーで出演したコンサートですか?
そうですね、一番の桧舞台は西宮市民会館で開催された「子供のための音楽会」
というやつでしょうか。
まっかせなさ〜い! はっはっは!!

>前回書かなかった中に、 ジョージ・セル/クリーブランド があります。

bekさん、セルの2番は私も是非聴いてみたい!
「セル買っちゃいます」宣言しちゃった手前 (誰も覚えてないだろけど) セルのCDを
欲しいのですが、売ってないものは仕方がない… ですよね。

>日本の通販であってもこちらに直接送付してもらいます。

bekさんはもう通販の達人なのですね。
毎月のクレジットカードの請求を見るのが怖くないですか?
bekさんの住んでらっしゃる南極は先進地域だから問題ないでしょうが、
タロハナさんが住んでらっしゃる国は、国内に届いてから実際に入手するまでが
結構大変そうですね。 いかがですか?

ルドルフ・ゼルキン
投稿者:other_wind
2003/ 9/24 19:45 メッセージ: 2783
これは y_bagus_m さんの 2767 に対する返信です
私が言ってたのはルドルフ・ゼルキンのほうでした。
CDにもなってます。
じつにおとなしい演奏です。
ピーターの方は私も聴いたことがありません。

ボケ役で
投稿者:wadakamaru
2003/ 9/24 21:17 メッセージ: 2784
これは y_bagus_m さんの 2779 に対する返信です
>次が4・5・6番とは限らない…
1番から9番までのどれにしても、ベートーヴェンという世界は、
私には異国を旅してるみたいものですから、
持っているネタはたかが知れています。
ボケ役に徹しさせて頂きます。
でも、1〜3番の時に「田園」と「ソイレント・グリーン」の事を言ってはいけません。
持ちネタの少ない私の言うことがなくなります。
では、7〜9番の時に、ボケレスをすることにします。(^^;

other_wind さん、並びにトピ主さん、
ゼルキンが二人いると言うことを知らなかったもので、
ゼルキンという名をみて、何気なく買いました。
>「淡い闇の光の隙間を細く繊細な指先でたどるピーター・ゼルキンのゴルトベルク変奏曲」
まさに、この感想の通りですね。

わかんないのばっかしだぜ。
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/24 22:18 メッセージ: 2785
これは other_wind さんの 2777 に対する返信です
>英雄のマイベスト

ZAKKYOさん、直球勝負のレス ありがとうございます。
この曲に書ける暑いじゃなかった、熱い思いが伝わってきますね。
bekさんが挙げられた巨匠たちの演奏の対極にあるようなものばかりですね。
(当然) 私が聴いたことのないものばかりです。

>つまらぬ事ばかり意見が合いますね、bagus さん。

まったくその通りで。
音楽的嗜好は正反対なのですが、なぜかこういうことばかり合いますね。
しかも、この場合「意見」と言うよりもただ「2人ともCDを持っていない」というだけのこと…
トホホ。

>三番が「ハ短調」で、若い Beethoven を感じます。これも良いです。是非とも、どうぞ。

2番も3番も欲しくなってきましたよ。

>Mr.Bもまた、たいした難題を出してくれるよな。よりによってベートーヴェンの交響曲だぜ。

other windさんがここで挙げておられる盤を推理してみましょう。

1) 魔法使いガンダルフが、杖を振り下ろして雷を落とすような太い響きさ。
う〜む???

2) だからオレはこのじいさんが大好きさ。相性がいいんだ。
これはセルでしょう。

3) でもこのフルートはすごい。有名な奏者が吹いてるのか。
これはデボストが吹いているオケですね。
と言うことは、パリ音楽院管弦楽団? では、指揮は??

4) 大御所はルバートをかけてくるからずっこけちまうぜ。
フルトヴェングラー

5) これも大御所か。ルバートはいらない。だが、いい味出してるぜ。
??

6) 次はこれも大御所だ。おお、これは。モノラルにしてはいい音だ。
トスカニーニ

7) 次は古楽器か。去年の演奏会はがっかりしたぜ。
ブリュッヘン?

8) 次はMr.Bの苦手なやつだ。オレにはまともに聴こえるが。
ホグウッド

9) なかなかいないぜ、こんなじいさん。そう言えば去年か一昨年か亡くなったんだよな。
マーク

10) ドイツのオケにもどるか。お、この演奏もいいぞ。この響きだよ。こういう渋い演奏が好きだ。
スイトナー??

11) 次だ。この指揮者は3つの録音があるんだ。
???

12) 次は…これだ。やけにさらっとしてるな。今の時代、こんな演奏がはやりだぜ。
???

と言うわけで、わかんないのばっかしでした。
で、ヨッフムとケーゲルってどれのことよ??

1番より前に
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/ 9/24 22:35 メッセージ: 2786
これは beknch さんの 2772 に対する返信です
バグースさん

>歌詞がつくような美しいメロディと聞けば、聴いてみたくなるのが人情ってもの。でも、ご安心ください。
こちらにはまず売っていませんから、そのCD。

私も聴いた事がないんです。(笑)
beknchさんがこれをあげられて初めてCDがあるんだと知った次第です。
演奏はしたけれどCDで聴いた事はないものは随分あります。

beknchさんが第1番のリストを書かれましたが、12才から15才の”天才少年”時代の作品が、出版に至ったものだけでも10作品あるようです。その後さらに1792年までに約30作品が。
ですから1番と番号付けられているそれぞれの作品は、すでにかなり年期の入ったものというわけですね。

beknchさんの春の朝の風景…なんとうらやましい!
そうなるまでにあと最低七ヶ月は待たなきゃなりません。

弾いたことあるけど聴いたことのない曲
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/24 23:10 メッセージ: 2787
これは SPINATPOLKA2 さんの 2786 に対する返信です
>ピーターの方は私も聴いたことがありません。

>>「淡い闇の光の隙間を細く繊細な指先でたどるピーター・ゼルキンのゴルトベルク変奏曲」
>まさに、この感想の通りですね。

と言うことは、other windさんのは父、ワダカマルさんのは息子のディスクですね。
親子で同じ曲を弾いても紡ぎ出される音楽は違う… 当然か。

>でも、1〜3番の時に「田園」と「ソイレント・グリーン」の事を言ってはいけません。
>持ちネタの少ない私の言うことがなくなります。

ワダカマルさんがおっしゃっていた「ピンボケ・レス」というのは「ソイレント・グリーン」
系列のことだったのですか?
これは失礼をば。

>私も聴いた事がないんです。(笑)

へっ?
ああ、ご自分で演奏はされたけれどCDは持っておられないのですね。
それならば私もたくさんあります、弾いたことはあるけど聴いたことのない曲。
スクリャービンのピアノソナタとか、ヒンデミットのビオラソナタ、シュトニケのビオラ協奏曲等々。

えっ?ウソこけってか??
いーえ、半分は本当です。
少なくとも「聴いたことがない」方は紛れもない事実ですから。

STEREO
投稿者:susano_o000
2003/ 9/25 0:03 メッセージ: 2788
これは ZAKKYO2000 さんの 2775 に対する返信です
>もし、トスカニーニのステレオ録音が残っていたらきっと上位に入っていたでしょう。

 あ、それなら1985年ごろ出たLPで、トスカニーニの「ハーフ・スピード・マスタリング・2000」シリーズは、なぜかステレオです。
 「 Stereo effect reprocessed from monophonic 」という但し書き付きで。しかし、何でこういう余計なことをやるんだろ。(^^;

 あ。それにフルトヴェングラーの「バイロイトの第九」も、手持ちの1976年に出た盤には、誇らし気に「STEREO」と書かれています。さらに、ジャケットの片隅に「このレコードは最新の録音技術により電気的にステレオ化したものです」と書かれています。

 聴き手を喜ばせてくれるためだ、とは思うのですが、こういう事で喜ばせてくれなくてもいいんですが。(^^;

碁盤
投稿者:susano_o000
2003/ 9/25 0:16 メッセージ: 2789
これは y_bagus_m さんの 2778 に対する返信です
>で、何番のお話かな? 1番? 2番? それとも3番??

 あの、5番のつもりなんですけど。(^^ゞ
 あと、lvkさんの念力のおかげか?、さっぱり名前が挙がらないカラヤン盤で、太古の録音のフィルハーモニア管弦楽団のものは、表出してくるものが感じられて、けっこう好みです。

>STEREO (擬似ステレオ)
投稿者:wolfgang17560127
2003/ 9/25 0:40 メッセージ: 2790
これは susano_o000 さんの 2788 に対する返信です
>>もし、トスカニーニのステレオ録音が残っていたらきっと上位に入っていたでしょう。

トスカニーニのラストコンサート(ワーグナープログラム)がステレオでした。

>あ、それなら1985年ごろ出たLPで、トスカニーニの「ハーフ・スピード・マスタリング・2000」シリーズは、なぜかステレオです。
「 Stereo effect reprocessed from monophonic 」という但し書き付きで。しかし、何でこういう余計なことをやるんだろ。(^^;

モノラルを二つのスピーカーで鳴らすと音が中心に集中しますよね。それを和らげるための加工だったと記憶してます。

LP時代、擬似ステレオはこんなのがありました。
メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲
 オイストラフ オーマンディ フィラデルフィア
パガニーニ ヴァイオリン協奏曲第1番
 フランチェスカッティ オーマンディ フィラデルフィア
J.S.バッハ ゴールドベルク変奏曲
 グールド(1955年盤)
モーツァルト ホルン協奏曲
 ブレイン カラヤン フィルハーモニア

など

re.擬似ステレオ
投稿者:ZAKKYO2000
2003/ 9/25 11:16 メッセージ: 2791
これは wolfgang17560127 さんの 2790 に対する返信です
>トスカニーニのラストコンサート(ワーグナープログラム)がステレオでした。

私がトスカニーニで聴いたことがあるのは英雄と↑の2枚だけです。せめてベートーヴェンもこの位の録音で残っていたらなーと思います。(しかしこのコンサートのCD聴いても何故これで引退を決意しなきゃいけなかったのか全くわかりませんね)

擬似ステレオは昔カラヤン=フィルハーモニアOのレコード(ベートーヴェンNo.5、6やワーグナー名曲集)で聴いたことがありますが、当時の家にあったボロプレーヤーでもかなり音が拡散してしまうような気がして、あまりいい印象はないですね。最近の機器についているサラウンドも結構これに近いものがあるような気がします。

私は聴き始めの頃には少ない小遣いでは廉価版しか買えず、買ったレコードがモノだったりすると粗悪品をつかまされたと思い込んでいたため、その後モノははなから毛嫌いしています。
しかし、最近のリマスター技術は素晴らしいものがあり、そろそろ改めなくてはいけませんね。その内にモノラルの完全ステレオ化もできるようになるかもしれません。
(しかし、先日初めてのレコードといわれているニキシュの運命を聴きましたが、あれはちょっと駄目でしたね。)

スコア
投稿者:lvkoechel
2003/ 9/25 11:29 メッセージ: 2792
これは ZAKKYO2000 さんの 2791 に対する返信です
を暗記していたのを、思い出せなくなったので、だそうです。

>スコア
投稿者:as_dsch
2003/ 9/25 12:39 メッセージ: 2794
これは lvkoechel さんの 2792 に対する返信です
>を暗記していたのを、思い出せなくなったので、だそうです。

たしか「マイスタージンガー」の前奏曲を指揮している時に、思い出せなくなって指揮棒を置いたと言われてますね。

バグースさん、間違ってもマジンガーゼットと闘って破れて如意棒を振りまわしたんぢゃありませんので、お間違いのないように。

以上、便乗トピずれです。

re.トスカニーニ
投稿者:ZAKKYO2000
2003/ 9/25 16:27 メッセージ: 2795
これは lvkoechel さんの 2792 に対する返信です
>スコアを暗記していたのを、思い出せなくなったので、だそうです。

イヤ〜、他人だけでなく自分に対しても厳しい人だったのですね。(おかげでステレオ録音の数々が消えてしまったのですね)

これでいくと、私も含めここの皆さんも即座に引退しなくてはいけませんね。

ところで先に上げた英雄ですが、1点出すのを忘れてました。(あ、やっぱり引退だ!)
●5位 ガーディナー:OLEL
 これもいわずとしれたベストセラーですが、超高速テンポの割には独自の解釈などに走らず、しっかりした演奏です。
 安売りベト全の走りでもありますよね。

暗譜
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/25 18:43 メッセージ: 2796
これは ZAKKYO2000 さんの 2795 に対する返信です
>しかし、何でこういう余計なことをやるんだろ。(^^;

>LP時代、擬似ステレオはこんなのがありました。

確かに擬似ステ(ニセステとも呼ばれてました) はLP時代にはよくありましたね。
音に広がりが出るのは良いのですが、音の芯がなくなり雲がふわっと空中に漂っている
ような頼りない音になるものが多かったですね。 一般的にも評判が悪かったようです。

しかし、ステレオプレゼンスのやりようによっては「目覚しい効果」を上げられるものも
あるらしく、あの宇野大先生様が 「フルトヴェングラーの名演がほぼ理想に近い形で
再生できる」 と言うような事ことをのたまっていた盤もあるようです。
私はその盤は聴いたことがないのですが、そうであれば、それはそれでやはり価値が
あると言えよう。

>トスカニーニのラストコンサート(ワーグナープログラム)がステレオでした。

トスカニーニのステレオ録音ってあったのですか?
知りませんでした。

ところで、一般的にステレオ録音が普及しだしたのは1950年代後半だと思いますが、
その技術が開発されたのってそれよりも随分と昔のことだったように記憶しています。
(もちろん、その頃の実際の記憶ではなく、そんな記述を読んだことがある… という意味)
確か映画「ファンタジア」はステレオ録音されていたとか…
ファンタジアって1940年代の映画じゃありませんでしたっけ?
それを考えると、フルトヴェングラーやトスカニーニだってステレオ録音がもっと残って
いてもいいのではないか? などと思ったりするわけです。

これまでレコード業界には 「SP→LP」、「モノラル→ステレオ」、「ステレオ→4CH (懐かしいでしょ!)」、
「アナログ→デジタル」、「LP→CD」 と言った転換期があった
わけですが、その中でもモノラルからステレオへの移行は最も画期的なものでは
ないかと思います。
ステレオとモノでは聴いた印象が天と地ほどの開きがありますから。
そういった意味で、1950年代前半に活躍していた演奏家たちのステレオ録音がない
(少ない) ということは本当に惜しいような気がします。

>を暗記していたのを、思い出せなくなったので、だそうです。
>たしか「マイスタージンガー」の前奏曲を指揮している時に、思い出せなくなって
>指揮棒を置いたと言われてますね。

>イヤ〜、他人だけでなく自分に対しても厳しい人だったのですね

少し話がずれますが、前々から思っていた疑問です。
所謂 「暗譜で指揮する」 というのはどこまで覚えていることを差すのでしょう?
器楽演奏者が「暗譜で演奏する」というのは、楽譜に書かれている全ての音符を楽譜
を見なくても演奏できるということですよね。
これは体が覚えてしうまうわけです。

指揮者の場合はどうなのでしょう?
ただ「単にスコアを見ずに指揮する」というだけであれば、少しスコアを読み込んで
オケの練習に付き合っていれば誰だって出来ます。
ですから、当然そんなレベルを差すのではないのでしょう。
スコアに書かれている全ての音符を覚えているのでしょうか?
何も見ずに空白の五線紙に全ての音符を再現できるほどに??
だとしたら超人ですよね!

機会があれば、プロの指揮者に質問してみたいと思っている疑問です。

暗譜
投稿者:lvkoechel
2003/ 9/25 19:00 メッセージ: 2797
これは y_bagus_m さんの 2796 に対する返信です
>スコアに書かれている全ての音符を覚えているのでしょうか?

=そうらしいです。
 こんな逸話が残っています。
ある曲の演奏が始まる寸前に、ファゴット奏者が「○の音が出なくなっちゃったのですが」と告げたところ、Toscanini は暫く目を閉じていて、それから「今日の曲にはその音は無いから大丈夫だ」と言った、そうです。
 Fg奏者も、ビックリした事でしょう。読んだこちらも驚きましたが。

 それと、ステレオの歴史は、仰るとおり、かなり以前から、らしいです。何故実用化されなかったかというと、左右のスピーカーからの雑音が、倍になってしまうので、とのこと。

>>スコア
投稿者:rboarder30
2003/ 9/25 19:48 メッセージ: 2798
これは as_dsch さんの 2794 に対する返信です
>たしか「マイスタージンガー」の前奏曲を指揮している時に、思い出せなくなって指揮棒を置いたと言われてますね。

これは、「タンホイザー」のバッカナーレの時です、その時のラジオ放送には、序曲途中思い出せなくなって指揮を止めた仕草の時に、技術者がいきなりブラ1のテーブ流しましたが、オケの方も指揮がなくても演奏できるレベルなのでホールではそのまま演奏が続けられていました。
「タンホイザー」のバッカナーレの次の曲「マイスタージンガー」の前奏曲(生涯のラスト曲)を指揮している時はトスカニーニは、まるで夢の中で指揮してる様だといいました。

ステレオ盤と放送録音盤(モノラル)があります。この様な事件がなければRCAからリビングステレオで正規盤として出た事でしょう。


暗譜については、私は正確に思ったこを簡単には書きこめません。いろいろ問題が出る。

>暗譜
投稿者:Fuu3
2003/ 9/25 21:22 メッセージ: 2799
これは lvkoechel さんの 2797 に対する返信です
>>
ある曲の演奏が始まる寸前に、ファゴット奏者が「○の音が出なくなっちゃったのですが」と告げたところ、Toscanini は暫く目を閉じていて、それから「今日の曲にはその音は無いから大丈夫だ」と言った、そうです。
>>

凄い!カッコいいですね〜
そー言えば、トスカニーニは目が悪く、演奏会場の照明では楽譜が読めなかったから、暗譜せざるを得なかった、という話を聞きましたが・・・

>
投稿者:beknch
2003/ 9/25 21:36 メッセージ: 2800
これは y_bagus_m さんの 2796 に対する返信です
>>思い出せなくなって指揮棒を置いたと言われてますね。
>これは、「タンホイザー」のバッカナーレの時です

この時トスカニーニは87歳だったそうです。その3年程前には軽い脳卒中を
患ってたとか。

彼が20歳前の段階で既に60のオペラ(120との説も)を暗記していると当時の
新聞に出たそうです。その時、演奏中に指揮者が突然いなくなりオケの
チェロ奏者だった彼が暗譜でそのまま「アイーダ」を指揮したそうです。

>スコアに書かれている全ての音符を覚えているのでしょうか?

ロリン・マゼールは凄いらしいですよ。佐渡裕によると「譜面をいわゆる
写真のように見えてしまっているのではないか」「今、あなたが聴いている
音をこの五線紙に書いてくださいと言えば、彼は書ける」そうです。

ある研究によると、指揮者の能力も、将棋の棋士が第一手から最終手まで
鮮やかに覚えているのと同じで、熟練による記憶的な作業は出来るとも
言われていますが、「そのまま五線紙に書く」程の人は限られているのかも
知れません。

暗譜で有名だったカラヤンも「本当はポイント・ポイントを押さえて振って
いるのではないか」と佐渡が言っています。

>暗譜 と書く予定でした
投稿者:beknch
2003/ 9/25 21:45 メッセージ: 2801
これは beknch さんの 2800 に対する返信です
すいません、前のレス、発信する予定ではなかったのに、行ってしまいました。
「ばっかナーレ」(馬鹿な俺)でした。

ところで、今日は、田舎オケの「フィル」の方の定期公演最終日。
昨晩の宴会疲れで、寝てしまうかなとの危惧は杞憂に終りました。演目は、

ベルリオーズ:ローマの謝肉祭、メンデルスゾーン:イタリア、ラフマニノフ:
パガニーニの主題による狂詩曲、レスピーギ:ローマの松

イヤ、最高!でした。未だに興奮が醒めません。特に後半の2曲。
ローマの松はチャレスタ2台、ピアノ、ハープが居て、打楽器はティンパニ以外
でも5人10種程度、しかも鳥の声もその場でアンプつきスピーカーを動作。数人が
色々な楽器を取り出したり、ウロウロしたりで視覚的にも面白い。

でも、圧巻は金管楽器です。トランペットが一人楽屋に消えたかと思ったら裏で
演奏をしてたり、5人のホルンの内一人がまた、楽屋に消えたかと思うと、
三階客席に数本の金管と合流して、最後の盛り上がりでは後上からも迫力の音が
聴こえてきて、オケの強奏と相まって音のウズ、鳥肌モノでした。

この曲ってこの様な演奏が指定されているのでしょうか?

イヨイヨ、ヘロヘロになっているのでこの辺で。

ゴルゴ13に
投稿者:lvkoechel
2003/ 9/25 22:36 メッセージ: 2802
これは y_bagus_m さんの 2796 に対する返信です
 Furtwaengler の、バイノーラルのテープの話が出てきましたが、本当のところはどうなのでしょうね。

ひらめき読譜力
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/26 0:21 メッセージ: 2803
これは beknch さんの 2800 に対する返信です
>ある曲の演奏が始まる寸前に、ファゴット奏者が「○の音が出なくなっちゃったのですが」
>と告げたところ、Toscanini は暫く目を閉じていて、それから 「今日の曲にはその
>音は無いから大丈夫だ」と言った、そうです。

それは凄いですね。
でも、これはトスカニーニが特殊中の特殊で、世の指揮者の全てがそんなではない
ような気がするのですが …

>暗譜については、私は正確に思ったこを簡単には書きこめません。いろいろ問題が出る。

Rボーダーさん、初めまして (ですよね…)。
「いろいろ問題が出る」と言うことは、Rボーダーさん、その筋の方ですか?
あ、「その筋」というのはそっちの「その筋」ではなく、「音楽界に身をおく」と言う意味ですが…
いずれにせよ、今後ともよろしくお願いします。

>そー言えば、トスカニーニは目が悪く、演奏会場の照明では楽譜が読めなかったから、
>暗譜せざるを得なかった、という話を聞きましたが・・・

そーなんですか?
しかし、そのような必要に迫られたからと言って誰でも簡単にできるというものでは
ありませんよね。

>この時トスカニーニは87歳だったそうです。その3年程前には軽い脳卒中を
>患ってたとか。

お、bekさんも詳しい!
皆さん、凄いですね。

>暗譜で有名だったカラヤンも「本当はポイント・ポイントを押さえて振っているのではないか」と
>佐渡が言っています。

ふむふむ、カラヤンはそのレベルなのですか。
かく言う佐渡自身はどうなのでしょうね?
マゼールのことを凄い! と言うからにはそこまでの瞬間的ひらめき読譜力は
ないのでしょうね、おそらく。

あと、これはあくまでもイメージでしかないのですが、フルトヴェングラーもそこまでの
力はなかったのではないかという気がします。
あの人の場合、そういった能力を超越した何かが備わっていて、「どのパートの何小節目
の何の音がどーたら」といった小賢しい(??!) ことは必要ない。
ほら、ベルリンフィルの太鼓叩きのおっちゃんが言ってましたよね。
「そこに立っているだけで音楽が神々しさを帯びる」 というアレです。

但し、私にはその神々しさがまったく伝わってこないというのが歯がゆいいのですが…

バイセクシャルなら知ってるのですが
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/26 0:43 メッセージ: 2804
これは lvkoechel さんの 2802 に対する返信です
bekさん、ペンペンPO(でしたっけ?)のコンサート、堪能されたようで良かったですね。
何か今までのbekさんのコンサートの感想を読んでいると、行くコンサート行くコンサート
全て当たりみたいですね。
うらやましいです。

Lvkさん、バイノーラルって何でしたっけ?
何か昔懐かしい響きがあるような来もするのですが。
耳と耳の間の幅がどーのこーの… と言うような。
ちがいましたっけ?

暗記
投稿者:nujikoa
2003/ 9/26 2:14 メッセージ: 2805
これは beknch さんの 2800 に対する返信です
>ある研究によると、指揮者の能力も、
>将棋の棋士が第一手から最終手まで鮮やかに覚えているのと同じで、
>熟練による記憶的な作業は出来るとも言われていますが、

将棋も、シロートレベルであっても、
第一手から最後まで覚えて再現することはそんなに難しくないです。
(ジックリ指した/観た将棋なら、尚更。)

※自分の経験に基づいて言っているので間違いありません。(と、少し誇らしげに言ってみる・・・(^^) )

>「今、あなたが聴いている音をこの五線紙に書いてくださいと言えば、彼は書ける」そうです。

で、こうなると、かなりレベルが上がるわけです。
将棋の棋譜(数字と漢数字で表される)を見ただけで、盤に並べずに、
最初から最後まで、何が起こったのか、
アタマの中で再現できる人は限られると思います。
プロになるには、そんなこと出来て当たり前、でないと駄目の様です。
プロともなれば、目隠し将棋を複数局同時進行でできるので驚くほかありません。

***

○以前話題になった、
 「絶対音感が無い様ではプロ演奏家は無理」という話を思い出します。
 
 なんにしても「プロ」って凄いことなんだなぁ〜、と、改めて実感しました。(^^)

○音楽と将棋では、
 <実体>と<譜面>の関係が逆さまなのが、
 面白いところです。

 音楽では、<譜面>→<実体>は楽だけれどその逆は大変。
 将棋では、<実体>→<譜面>は楽だけれどその逆は大変。

プロ
投稿者:beknch
2003/ 9/26 6:16 メッセージ: 2806
これは nujikoa さんの 2805 に対する返信です
>>この時トスカニーニは87歳だったそうです。その3年程前には軽い
>>脳卒中を患ってたとか。
>お、bekさんも詳しい!

当然、受け売りです、えっへん。
たまたま「歴史録音モノ」に挑戦していた時に読んだ本に書いてありました。
しかし、昨晩書きたかったのは、
「90歳近くにもなるまで、そんなレベルをキープしていた超人!」です。
勝手に発信しちゃいましたけど。

フルヴェンの2番ではlvkoechelさんでも「つらい」と言われるのをお聞きして
妙に救われた気がしましたが、トスカニーニもそうなのです。1920年頃から
1940年代の録音を聴いていたんですが、やっぱりつらいです。

40年録音の「荘厳ミサ」も何度か挑戦したんですが・・・つらい。

>かく言う佐渡自身はどうなのでしょうね?

「私自身も映像として浮かびます。頭の中でページをめくる」しかし、
「マゼールの様にフォトコピーの様ではない」そうです。 ただ、前にも
書きましたが、この佐渡という男も只者ではないですよ。指揮者コンテストの
間違い探しで、オーボェとクラリネットがさりげなく入れ替わっているのを
見抜いたし、なんせ、小澤やバーンスタインが一目おいた(らしい)のですから。

>※自分の経験に基づいて言っているので間違いありません。

ウーン(マンダム)。nujikoaさん、どんどん出てきますね、才能の閃きが。
直ぐに馬鹿騒ぎする私と異なり、「能ある鷹は爪を隠す」ですね。

将棋で判りやすい例をお挙げですね。
大分心得がおありのようで。有段者なんですね。かく言う私も小学校
3年までは「ぴょこまわり」「挟み将棋」「音を立てずに駒をとっていくやつ」
とならんで、「将棋」をやったことはあります。今でも動かし方は覚えている?

千住真理子が15才の時、師匠である江藤俊哉に言われたそうです、
「技術は完璧。もう何も教えることはない。あとは音楽を覚えなさい」

プロになるくらいの人は、超人的な技術を自然に身につけていると言えるので
しょう。一方で、絶対音感を持っていてもそれを利用できない人はプロになれ
ない。逆に、絶対音感がなくても(暗譜力がなくても)人に訴える「音楽」
を持っている人は通用する。いずれにしても次元が違うようですね。

恵まれた環境
投稿者:beknch
2003/ 9/26 6:29 メッセージ: 2807
これは y_bagus_m さんの 2804 に対する返信です
>何か今までのbekさんのコンサートの感想を読んでいると、
>行くコンサート行くコンサート全て当たりみたいですね。

生まれてこのかた、こんなに詰めてコンサートに行ったことはありません。
それだけでも単純に嬉しいのです。
昨日書きたかったのは「ローマの松」の素晴らしい演奏効果。予想をして
いなかったので、感動一際でした。CDではああ言うのは気がつきませんでした。

ラフマニノフの「パガニーニの主題による変奏曲」も素晴らしい。イタリアの
若手ピアニストですが、手だけ別の生き物みたいで視覚効果抜群でした。

春にちなんでか、イタリアデーだったです。

>Lvkさん、バイノーラルって何でしたっけ?

これメチャ懐かしいですね。確かヘッドホーンで聴いたらどうのこうのという
のではなかったですか? 
そう言えば、4chでも、「マトリクス」とか「ディスクリート」とかなんやら
色々ありましたね。あの頃はオーディオマニア少年を気取ってましたっけ。

暗譜と指揮者と絶対音感
投稿者:smallcat01410
2003/ 9/26 8:25 メッセージ: 2808
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
こんにちは、ここには初めてお邪魔しますが指揮者の暗譜のことが話題になっていたのでつい書いてしまいました。

まず、暗譜は演奏者にとってはそれほど難しくない技術です。 これは訓練によって誰でも身につけられます。
絶対音感、これは誰もが持っているものではありません。こちらは幼少時(学童前)にそれなりの訓練を受けないと大人になってから訓練しても身につきません。
しかも絶対音感というのは平均律の音を判別出切る能力のことです。 この音感を身につけた人は机を叩く音や車がぶつかる音までも和音として音名を言い当てることができます。
逆にいえばAに近い音だけれど正確にはAじゃない音もAと言ってしまえる能力なのです。AでもAsに近い音だとAsと判断することになります。

この能力を身につけてる人が多いのは圧倒的にピアノを幼少から始めた人です。
弦楽器だけでは身につきません。
逆に弦楽器の人はAの微妙な周波数の違いを聞き分けることができます。和音に対しても純正和音を正確に作り上げることができます。ですがこの能力は絶対音感ではなく相対音感ということになります。
ですからプロの音楽家でも絶対音感の無い人は結構いると思いますし、そのこと自体が音楽家の優劣を決める要素ではありません。

ところで指揮者のことですがピアニスト出身の指揮者は大方絶対音感の持ち主ですからスコアを見れば頭の中に正確な絶対音で鳴らすことができます。
では絶対音感がなく相対音感だけの指揮者だとどうなるのでしょうか?
こちらも頭の中で音を鳴らすことができますが調性が異なって鳴ることもあるかもしれません。 でもそのこと自体は指揮者の能力に決定的にかかわることではありません。 どちらのタイプも小さな間違いも見逃さないほど頭の中で正確な音楽ができあがっていますから。

ではトスカニーニの話はどうなのかというと、音楽家というのは素人と違って曲を和声の構成と流れでとらえているものです。 ですからその曲の調性が分かっていれば、おのずと頻度の高い音と低い音がハッキリしているわけで、頻度の低い音ならたちどころに分かってしまうのです。

ベートーヴェン:交響曲1・2・3番
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/26 10:04 メッセージ: 2809
これは y_bagus_m さんの 2748 に対する返信です
ここいらで一発私の「ベー1,2,3」を。

◎ 交響曲第1番
この曲はベートーヴェンの交響曲の中でも一番聴かない曲なのでパス。

◎ 交響曲第2番
この曲はベートーヴェンの交響曲の中で一番好きな曲なので、頑張っちゃいます。

* クリュイタンス/ベルリンPO
スタイリッシュで活力に満ちた演奏だと思います。
1楽章の提示部の繰り返し部分でちょっとアンサンブルが乱れるのがご愛嬌。

* バーンスタイン/ウィーンPO
大柄でカロリー満点。
これも喜びと力に溢れた演奏だと思います。

* ワルター/コロンビアSO
他の殆どの指揮者がこの2楽章を「完全な叙情楽章」と捕らえずにちょっと急ぎ足に
演奏しがちなのに対して、ワルターはこの楽章をゆったりとしたテンポで思い切り
ロマンティックに演奏してくれています。
そこが好き!

* カラヤン/ベルリンPO
やっぱり私のアイドルを入れんことにゃあ。
カラヤンのベートーヴェンはこの曲に限らず、ハーモニーにおける楽器のバランスが
絶妙に響きます (変な日本語ですんません)。
そして、その響きはいつ聴いても素晴らしいと思います。

◎ 交響曲第3番
この曲は普段あまり聴かないのですが、何故だか実演に縁があるので、
そちらの方の思い出を。

* ハーディング/ブレーメンの音楽隊
今をときめくゴールデンコンビ(かな?) の演奏を昨年出張でNYに行った時に
カーネギーホールで聴きました。
ところが、時差ぼけで意識朦朧状態だったため、全く覚えていません。
なんだかやたらセカセカした演奏だったような気がしないでもないのですが、
それも定かではありません。
勿体無いことしたなぁ。

*朝比奈/N響
中学か高校の頃大阪フェスティバルホールで聴きました。
「運命」と「英雄」というなかなかゴージャスなプログラムでした。
聴き応えのある良い演奏だったと記憶しています。

*バグース&オーケストラ
学生時代にビオラ弾きました。
どんな演奏だったのでしょう?
私にもわかりません。

Re:通販
投稿者:tarohanako8408
2003/ 9/26 13:28 メッセージ: 2810
これは beknch さんの 2773 に対する返信です
bekさん・バグースさん

なんだかここ数日バタバタ忙しくて、ちゃんとレスが出来ず、ごめんなさい。

バグースさんの
>私はもっぱらオフィスの斜め向いにあるHMVで済ませ・・・
の環境が、羨ましい〜♪
HMVだろうが、なんだろうが、レコード店が出来ればいいのに。
やっぱり、この国は規制が厳しくて、なかなか外資の参入は難しいのが現状です。それで、海賊版をこっそり?売るのが主流なので、ホント困ってしまいます。

私は、もう通販も利用しません。
以前、ここか、趣味トピで書いたかもしれませんが、大体、郵送というものがヒドイ!
本・ビデオ・CDなどのカルチャーグッズは、必ず開封されて、中身をチェックされますし。
日本のドラマのビデオを送ってもらっても、いわゆる「エクスプレス便」でも2ヶ月くらいかかったりすんですよ。2ヶ月ですよ、2ヶ月!!!しかも、一度写真を送ってもらったのですが、(写真ですよ!カルチャーグッズではありませんよ!!!)結局、行方不明。。。
だから、高いお金払って、もし、届かなかったり、その他イヤ〜な思いをするのだったら、もういっそ買わないほうがマシ!ってことで。
私は、今は、日本その他諸外国に出たときに、買ってまいります。

CDなんかは、持込はあまり問題でないのですが。ビデオなんかを沢山ハンドキャリーすると、空港で入国のとき、ひっかかるんですよ!
普通、通関のときは、せいぜいバッグを開くくらいじゃないですか?
でも、ベトナムは、バッグをいちいちエックス線を通して、ビデオの有無をチェックするんです。
見つかったら、中身をチェックし終わるまで、返してもらえません!
ひどいと、また、数日後に空港にピックアップに行くんですよ!許せます?こんなの。(今日は、機嫌が悪いタロハナ)

は〜〜〜。
ということで。ゼイゼイ。(息切れ)
通販なんていう先進国の制度が、早くベトナムでもOKになって欲しいと、切に願うタロハナの今日この頃です。

re.バイノーラル
投稿者:ZAKKYO2000
2003/ 9/26 15:54 メッセージ: 2811
これは y_bagus_m さんの 2804 に対する返信です
トスカニーニの話題になると俄然盛り上がりますね。しかしやっぱりプロってすごいんですね。私だって四六時中スコア見てたらきっと・・・、やめよう。
でも、そんなすごい人がやってもなかなか人を感動させられないところに音楽の難しさ(または面白さ)があるのでしょうね。

>バイノーラルって何でしたっけ?
バイノーラル録音はダミーヘッドを使い、耳の穴の中にマイクを仕掛け録音する、つまり人間の耳で聞いたとおりに録音する方法ですよ。これで録音すると、音が左右のみならず、前後や上下まで広がるという素晴らしいもので、以前FMでやっていたものを聴いた時には目からウロコでした。
しかし、残念ながらその効果はヘッドフォンでしか分からないので流行らないんでしょうね。

これに関連してスペクターサウンドなんていうのもありましたね。

おお、もったいない
投稿者:other_wind
2003/ 9/26 17:11 メッセージ: 2812
これは y_bagus_m さんの 2809 に対する返信です
bagusさん、ハーディング/ブレーメンの音楽隊ですか。
ブレーメンといえば世界最高音を出すといわれるオットー・ザウター(tp)が吹いていたかもしれません。

それにしてもすごいですね、bagusさん、ほとんど当たりです。
フルトヴェングラーは 5)でした。

>これはデボストが吹いているオケですね。
ミッシェル・デボストなんですね、あの素晴らしいフルートは!
さっそく備忘録に書いておきます。
パリ音楽院管弦楽団のほかの録音も聴いてみましょう。

第1番はまだ全部は聴けません。もう勘弁して。
昨日聴いた中ではベーム/ウィーンが印象に残りました。

意外だったのはカラヤン/ベルリン(最後の録音)で、想像していたより遅めで(ジュリーニ/スカラほどではありませんでしたが)ゆったり歌っている演奏であったことと、ギーレン/南西ドイツも想像していたよりゆっくりでオーソドックスだったことです。

はつらつとして思わず聴き入ってしまったのは、ノリトン/ロンドンクラシカルとカイルベルト/バンベルクでした。
ノリトンはティンパニが強調されて手に汗握る演奏。新盤もそろえたくなりました。

ところで、オリジナル楽器での演奏は現代のより低く調音するのですよね。
すると絶対音感を持っている人は、とても気持ち悪く感じるのではないかと思うのですが、どうなんでしょう。

>re.バイノーラル
投稿者:wolfgang17560127
2003/ 9/26 17:22 メッセージ: 2813
これは ZAKKYO2000 さんの 2811 に対する返信です
昔、4チャンネル・ステレオなんてものもありましたね。

すぐ、廃れましたが・・・

http://www.ne.jp/asahi/shi/home/shifile/audio/myaudio1.htm

http://home.s00.itscom.net/large/tec/stereo.html

CDのフォーマットは4チャンネル・ステレオも可能なんだそうです。

こだわりですが
投稿者:wadakamaru
2003/ 9/26 21:25 メッセージ: 2814
これは other_wind さんの 2812 に対する返信です
以前も、くどくど書き込みましたが、
また、「絶対音感」に噛みつきます。

>ところで、オリジナル楽器での演奏は現代のより低く調音するのですよね。
>すると絶対音感を持っている人は、とても気持ち悪く感じるのではないかと思うのですが、どうなんでしょう。

単に移調したと思うのでは。
と思いつつも、絶対音感と言っているのは、
現代だけと言っても良いと思うのですが、どんなものでしょう。
ピッチも調律もばらばらな、各国、各時代、以前も書きましたが、
たとえばバロック時代ではヴェネツィアと他の地方とで、ピッチが違っていたとも聞きます。
古楽器の管楽器(能管、尺八などの和楽器なども含めて)では、
楽器ごとに違うようにも思うのですが、どんなものなのでしょう。
多様なピッチのあった当時の人には、何を以て絶対音感と言えば良いのでしょう。
現代でも世界中をみれば、さまざまなピッチも調律もあると思うけれど、
なんだか無理矢理ひとつにまとめさせられているような気がします。
多種多様な各地の文化も、中央集権的にというか、わかりやすく一つにまとめられようとしている。
という印象をもちます。
とまた、理屈っぽくなりました。

みなさんは、カリオンの音をどこかできっと聴いたことがあると思うのですが、
あれで演奏された曲を聴くと、シロウトの私が聴いても調子が外れていて、
「とても気持ち悪く」感じるときがあるのです。
じっくり聴かないと、知っている曲でもなかなか判らない時があります。
それほど音程がずれていると思うのですが、絶対音感の持ち主がもし聴いたとしたら、
はたしてどんな感想を持つのか、一度きいてみたい気がします。

暗譜
投稿者:susano_o000
2003/ 9/26 23:13 メッセージ: 2815
これは y_bagus_m さんの 2796 に対する返信です
>指揮者の場合はどうなのでしょう?

 トスカニーニの場合、スコアの全段を完璧に覚えていたそうです。
 それどころか、作曲家自筆とされている楽譜の真贋鑑定も出来たそうで、「ニセモノだ、熱がこもっていない」などと彼が指摘した場合、間違いなく彼の指摘が正しかったそうです。

 先に書かれていた、彼の唯一のステレオ録音盤のリハーサル中、楽団員に「違う!違う!」と怒鳴りまくった後、自分が覚え間違いをしていたのに気が付き、「終わりにする・・・」と言い残して退場していくシーンも録音が残っています。

 なんというか・・・、楽譜を見失った、とでもいう感覚は、彼の場合には常人には理解が出来ないレベルでのショックだったような気がします。

 練習中、「第2ヴァイオリンの中に1人、弱音器を外し忘れていたものがいる」なんて指摘するほどの耳の持ち主でもあったそうですね。

デビュー
投稿者:susano_o000
2003/ 9/26 23:36 メッセージ: 2816
これは beknch さんの 2800 に対する返信です
>その時、演奏中に指揮者が突然いなくなりオケの
>チェロ奏者だった彼が暗譜でそのまま「アイーダ」を指揮したそうです。

 トスカニーニの指揮者としてのデビューの話ですね。ブラジル公演での「アイーダ」ですね。
 「記憶によると(=あいまい(^^;)」なんですが、たしかこの時の正指揮者はブラジル人でした。なかなかリハーサルがうまく行かず、このままでは大恥をかいてしまう。
 そう心配した彼は、「イタリア人どもはブラジル人の俺をばかにして、まともに演奏しない」とかなんとか言いがかりをつけてバックレたんですね。

 演奏会の時、それを間に受けた客席は殺気立っていました。「生意気なイタリアの楽団の演奏なんぞ、メチャクチャにしてやるぞ!!」。
 こんな状態でしたから、予備?の指揮者は指揮台に立った瞬間、ブーイングの嵐で立ち往生。トボトボと引き下がるより他はありませんでした。

 興行主は真っ青。「これじゃあ破産だ!」。演奏家たちもまた呆然としていました。
 その時、1人が思い出したのです。「若いチェリストでこの曲をすべて暗譜しているものがいる!」

 さて、客席の連中は「ざまあみやがれ」とばかりに、意気揚揚と席を立ちかけ始めていたのですが、なんと「アイーダ」が始まるではありませんか。
 「??なんだ、あの小僧は???、まあいい、ちょっとでもへまをやらかしたら、こてんぱんにやっつけてやる」。

 しかし彼らの悪意もそこまででした。
 もう後がないという楽団員のテンションの高まりもあったのでしょう、会場は見る見るうちに熱狂の渦の中に放り込まれていきました。
 こうして「アイーダ」はついには会場総立ちの熱狂的状態で演奏終了し、これが指揮者トスカニーニのデビューとなったのですね。

 ヨーロッパに戻ってから、友人たちはトスカニーニに指揮者になるよう勧めました。しかし彼は「自分はチェリストである!」と、しばらくは彼らしく、かたくなに拒否し続けました。(^^;
 しかし、ほど無くヨーロッパもまたブラジル同様に、熱狂の渦の中に放り込まれていくのです。

我が家でも廃れた
投稿者:susano_o000
2003/ 9/26 23:48 メッセージ: 2817
これは wolfgang17560127 さんの 2813 に対する返信です
>昔、4チャンネル・ステレオなんてものもありましたね。
>すぐ、廃れましたが・・・

 我が家では一時期、メインシステム以外に、後ろに天井吊下げのBOSEを設置し、「4チャンネルサラウンド環境」にしました。

 「う〜む、面白い」と思いつつも、なんだか音がモヤモヤするんで廃止。結局もう1台アンプを買って、BOSEのほうはBGM専用になりました。
 ・・・我が家での4チャンネルは1ヶ月で廃れましたっけ。(^^;

まあ今だけでしょう
投稿者:susano_o000
2003/ 9/26 23:57 メッセージ: 2818
これは wadakamaru さんの 2814 に対する返信です
>現代だけと言っても良いと思うのですが、どんなものでしょう。
>と思いつつも、絶対音感と言っているのは、

 私もそう思います。というか、平均律にだけ適用される話のような気がします。
 ヨーロッパ音楽にしてもネウマ譜の頃は「一子相伝」みたいな世界だったわけで、平均律による表現に比べれば、ある意味、メチャクチャ難しいものだったろうと思います。
 で、そんな世界においては絶対音感なんて概念自体、ナンセンスなものだったろうと思います。

 絶対音感があればそれに越したことは無いとは思いますが、個人的には平均律によるものだけが音楽だなんて思ったことも無いので、ひところの絶対音感ブーム?の頃には、「決まり事への隷従願望」程度のものしか感じられませんでした。

トスカニーニは
投稿者:yskch81
2003/ 9/27 5:19 メッセージ: 2819
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
暗譜をせざるを得なかったのです。
なぜなら彼がど近眼だったからです。
既出だったらすいません。

噛み付かれているのは痛いので
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/ 9/27 7:23 メッセージ: 2820
これは wadakamaru さんの 2814 に対する返信です
>また、「絶対音感」に噛みつきます

自分の感じている事だけお答えしますね。

>現代だけと言っても良いと思うのですが、どんなものでしょう。

そう思います。要は、耳がその環境に慣れているだけのことだと思います。

オリジナル楽器でのピッチの違い、各国の異なった楽器の調律や カリオンの音、それらは、うまく言えませんけれど世界が違ったものとして受け止めるので、だから気持ちが悪いといった思いはしません。
自分が演奏する立場に立ったら出来ないだろうとは思いますが。
鍵盤楽器でも、現代のピッチでそれがかなり高かったり低かったりしても、半音まで違っていなければ何とか弾く事は出来ますが、フォルテピアノなどで、今のピッチよりも完全に半音低かったらお手上げでしょう。そこまでピッチの下がった鍵盤楽器を弾く機会がないので救われて(?)います。

現代の一般的なクラシック音楽の中で暮らしている限り、利点は数多くありますが、何もそれが全てだという感覚はありませんし、あくまでもそれはピアノによる耳の慣れだと思っています。私がヴァイオリンを弾くとおかしなことになりますし、大学時代に副科で専攻した三味線では苦労話もありました。

smallcatさんの書かれたこともその通りだと思います。が、
>机を叩く音や車がぶつかる音までも和音として…
ということはないですね。あれは和音として表現出来ない音ですから(笑)。

これらのことを説明するのはとても難しかしいですね。
感覚の問題ですから。赤にオレンジ色を混ぜていって、どこまでが赤と判断出来るかを言葉で説明するのが難しいのと似ているような気がします。

ちなみに、古楽器の演奏やルネサンスの合唱などを聴くのは大好きですし、現在と異なるピッチで演奏される その独特の響きは本当に美しいものだと心底思います。
そういうものに対して、絶対音が基準になって楽しみの妨げになるという不運(?)はありません。

>こだわりですが
投稿者:beknch
2003/ 9/27 9:40 メッセージ: 2821
これは wadakamaru さんの 2814 に対する返信です
>絶対音感と言っているのは、
>現代だけと言っても良いと思うのですが、どんなものでしょう。

モーツァルトも絶対音感を持っていて周囲を驚かせたという記録が残っている
そうですが、それとこれとは違うと思います。

どうも、「絶対音感」の定義をはっきりさせないと議論がかみ合わなくなる気が
します。

現代使われている「絶対音感」の定義は:
「音を聴いて音名を言い当てる」「音名を聴いてその音を出せる」
が一般的だそうですが、明らかに A=440HZ という基準がそこにあります。
ちなみに、この周波数の国際基準は1939年に設定されたそうです。

上記の定義からすれば、ピッチがA=350から470HZまで各地でバラバラであった
バロック時代に、「絶対音感」という概念はありえないと思います。
その意味ではモーツァルトの話も、相対音感であったというべきかも知れません。

また、現代においても上記国際基準に乗っかっていない音楽も同様でしょう。

ところで、現実には、ウィーンフィルのチューニングは A=445-446 だそうですし、
いくら国際基準が440HZでも、数周波数の違いを許容できなければ演奏家として
は使い物にならないですね。

そこで、
>ところで、オリジナル楽器での演奏は現代のより低く調音するのですよね。
>すると絶対音感を持っている人は、とても気持ち悪く感じるのではないか
>と思うのですが、どうなんでしょう。

もし、バロックピッチ A=415 でチューニングされていたら。もはや上記の
許容範囲ではなく、明白に半音低い音なわけですね。

気持ち悪いか、悪くないかで言えば、殆どの「絶対音感」を持った人は気持ち
悪い、と感じると思います。A の音が出ることを期待して演奏したら実際は
A♭ の音が出てくることを常に認識してしまうわけですから。

実は現代の絶対音感と言う場合には、律の問題にしろ、そもそも、教育問題もあって
興味深いものがありますね。

欺瞞?
投稿者:beknch
2003/ 9/27 10:09 メッセージ: 2822
これは susano_o000 さんの 2816 に対する返信です
>「記憶によると(=あいまい(^^;)」なんですが

あのレスをあいまいとするならば、私のレスは? 

>「若いチェリストでこの曲をすべて暗譜しているものがいる!」

ブラジルへの長ーい船旅の途中の船中で、トスカニーニがピアノを弾いて歌手の
練習の手助けをしていたそうで、楽譜を覚えているというのは周知だったんですね。

トスカニーニは「指揮者は創造者として振舞うべきではない」として原譜に忠実で
あるべきとの主張を通して、ある種の「彼の像」を作りあげてきたそうですが、死後
30年たって、彼の使用した楽譜が公開された時に皆愕然となったそうですね。

それは、原譜を徹底的に手直しし、改竄した後があるからだそうです。
彼自身はライバル指揮者が原譜改竄による演奏を行っているのを徹底的に攻撃
したそうですが、彼も結局他の指揮者となんら変わらなかったという人がいます。

つまり、他指揮者と自分を差別化させる為の徹底した欺瞞工作であったと。

でも、どうして、そこまで改竄していたトスカニーニは他の人からその事実の
指摘を受けなかったのでしょうか? 対象はベートーベンの交響曲も含まれる
らしいのですが、彼しか原譜を持っていなかった?

その筋の方
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/27 13:58 メッセージ: 2823
これは smallcat01410 さんの 2808 に対する返信です
>将棋も、シロートレベルであっても、
>第一手から最後まで覚えて再現することはそんなに難しくないです。

お、またnujikoaさんの新しい一面を垣間見ましたね。

>ウーン(マンダム)。nujikoaさん、どんどん出てきますね、才能の閃きが。
>直ぐに馬鹿騒ぎする私と異なり、「能ある鷹は爪を隠す」ですね。

う〜ん (メンタム)、確かに確かに。
bekさん、すぐにバカ騒ぎする私たちはさしずめ、「脳内出血大サービス」といった
ところでしょうか (何言ってんだか自分でもわかりません、軽く流してください)。

>>かく言う佐渡自身はどうなのでしょうね?
>「私自身も映像として浮かびます。頭の中でページをめくる」しかし、
>「マゼールの様にフォトコピーの様ではない」そうです。

おぉ、これは御見それいたしやした、サド様。
フォトコピーのようではないということは、太陽写真程度?

>こんにちは、ここには初めてお邪魔しますが指揮者の暗譜のことが話題に
>なっていたのでつい書いてしまいました。

smallcatさん、初めまして。 歓迎光臨です。
「趣味トピ」の方でお名前を拝見しておりました。
音楽家の生理と言うか、音/音楽の感じ方のようなものにお詳しそうですね。
smallcatさんも「その筋」の方なのでしょうか?
あ、もちろん「その筋」というのはあっちの「その筋」ではなく…

>ですからプロの音楽家でも絶対音感の無い人は結構いると思いますし、
>そのこと自体が音楽家の優劣を決める要素ではありません。

という言葉になぜか救いを感じてしまいます。
そーか、そーなのかぁ。
よし、じゃあ絶対音感の「ぜ」の字もないこのボクだって、これからがんばりゃ
ムジーク・フェラインも夢じゃない…! なんて思ってしまうではないですか。

おっ、他の方からも賛同の声が聞こえてきますよ。
「確かに夢じゃない。」
うん、そうでしょう、そうでしょう!
「それは夢ではなくて妄想って言うんだよ。」
ウーン(マンダム)…。

4チャンネルね
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/27 14:02 メッセージ: 2824
これは wolfgang17560127 さんの 2813 に対する返信です
>HMVだろうが、なんだろうが、レコード店が出来ればいいのに。
>やっぱり、この国は規制が厳しくて、なかなか外資の参入は難しいのが現状です。

うーん、わかります。
私も最近まで共産国家中国に住んでいましたからそのへんの感じはよ〜く。

>本・ビデオ・CDなどのカルチャーグッズは、必ず開封されて、中身をチェックされますし。
>日本のドラマのビデオを送ってもらっても、いわゆる「エクスプレス便」でも2ヶ月くらい
>かかったりすんですよ。

それはちょっとひどいですね。
私が住んでいた共産党のおひざ下北京でも個人用の荷物に関してはそれほど厳しい
チェックはありませんでしたから。
たまに「あ、これ開けられたな。」というのがあった程度で。

>ひどいと、また、数日後に空港にピックアップに行くんですよ!許せます?こんなの。

許せません。
ドイモイ政策はどーなってんだ?!
責任者出て来い!

>バイノーラル録音はダミーヘッドを使い、耳の穴の中にマイクを仕掛け録音する、
>つまり人間の耳で聞いたとおりに録音する方法ですよ。

うんうん、なんかそんなんでしたね。
「そんな簡単なやり方でなんでそんなおいしい録音ができんねん?」 といぶかった
記憶が甦ってきました。

>それにしてもすごいですね、bagusさん、ほとんど当たりです。

えっへん! いや、あのね、名前を挙げたやつについては殆ど当たりかもしれませんが、
それ以上に名前さえ挙げることのできなかったものが多かったような気がするのですが…

>昔、4チャンネル・ステレオなんてものもありましたね。

CD4とか、SQ4とか、メーカーごとに異なる方式を競い合っていましたね。
あとBG4なんてのもありましたっけ。
ブーレーズが4チャンネルのために自分を中心に円を描くようにオーケストラを配置して
「オケコン」録音してたりしてました。

クワドラフォニック。 う〜ん (マンダム)、オーディオの歴史に咲いたあだ花。

Re>こだわりですが
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/ 9/27 16:48 メッセージ: 2825
これは beknch さんの 2821 に対する返信です
前の投稿で ”現代だけに通用するだろう”と書いたのは、現在の基準に対してのことです。
今とピッチの違うモーツァルトの時代には、周波数うんぬんの数字としての基準はなかったでしょうが、その時代なりの何かの目安となるものがあったのではないかと思います。詳しい事はわかりませんが。

たとえば当時、時計台のオルゴールのために書かれたものなどから、当時のピッチを想像する事ができるかも知れませんね。

古楽器の演奏を聴く時移調して聴いているかといえば、たしかにそうですね。
とくに鍵盤が入っているもので、自分の指にそのポジションが記憶されているもの、例えばモーツアルトの室内楽を彼の使用した楽器で演奏しているものなどを聴く時は、半音移調した指のポジションを考えて聴くという現象がおこりますね、残念ながら。

逆に、自分が演奏しない楽器での古楽器における演奏や合唱は、譜面や指の感覚で記憶されていないので、当時はこれだけ低いんだな、ぐらいで聞き流せます。楽譜を見ながら聴いたりしませんし。

だいたい不思議なのは、自分は日本でA=440HZで育ったのですが、オーストリアで暮らしている今ではそのAはやけに低いものに感じます。ピアノは443に調律してもらうのが心地よい。ですから、これは環境による慣れだと思うのです。

しかも低いピッチのオルガンや高く調律出来ない古いピアノがゴロゴロしている環境では、そんなことは言っていられません。が、もし半音の違いがある楽器に出会ってもそれを克服出来るようになれるかというと、それは自信ありません。

>トスカニーニは
投稿者:jiorist_no1
2003/ 9/27 19:10 メッセージ: 2826
これは yskch81 さんの 2819 に対する返信です
さすが博識。
勉強になります。

ワダカマリ
投稿者:wadakamaru
2003/ 9/27 21:02 メッセージ: 2827
これは beknch さんの 2821 に対する返信です
susano_o000 さん、SPINATPOLKA2 さん、beknch さん、
詳細なレス、ありがとうございます。
だいぶ、心の中のワダカマリが取れたような気がします。
これ以上ワダカマリがなくなると、HNの変更を余儀なくされます。(^^)

ベートーヴェンと全然違う話で盛り上がって、
トピ主さんには大変申し訳ない。かな?

あったんです
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/27 22:07 メッセージ: 2828
これは susano_o000 さんの 2816 に対する返信です
>以前も、くどくど書き込みましたが、また、「絶対音感」に噛みつきます。

ワダカマルさんは絶対ポンカン、じゃなかった、絶対音感に何ぞ恨みでも?
いえいえ、かまいません。 どーぞ噛み付いてください。
でも歯型が残らないように、やさしく噛んでね。

>多様なピッチのあった当時の人には、何を以て絶対音感と言えば良いのでしょう。
>私もそう思います。というか、平均律にだけ適用される話のような気がします。
>上記の定義からすれば、ピッチがA=350から470HZまで各地でバラバラであった
>バロック時代に、「絶対音感」という概念はありえないと思います。
>その意味ではモーツァルトの話も、相対音感であったというべきかも知れません。

私はバロック時代、モーツァルトの時代にも「絶対音感」はあったと思います。
その概念云々というのではなく、「絶対音感」の能力そのものは。

確かに当時は世界的に標準化されたピッチは無かったのでしょうが、それは単に音楽家を
取り巻く環境の問題であり、音楽家個々の能力そのものには直接関係無いものですよね。
「絶対音感」の定義が、
>「音を聴いて音名を言い当てる」「音名を聴いてその音を出せる」
というものであるのならば、モーツァルトが上記の能力を備えていたのであれば(グローバル
スタンダードでないにせよ) 絶対音感があったということだと思います。
で、「グローバルスタンダードではない」ということは当時の状況からすれば当たり前のことで、
それがモーツァルトの絶対音感能力の価値を貶めるものではありません。

と言うか、私のような絶対音感の備わっていない人が肯定しようが否定しようが、
時代に関わらず絶対音感と言う能力はあるのですよ。
これはいくら 「地球は止まっている!」 と力説しようが、地球は廻っているのと同じで、
真理というか定理というかそんなものなのだと思います。

ただ、「絶対音感がある」と言うことと、「(音楽的に)耳が良い」 ということは別です。
前にも書きましたが、絶対音感のある人が必ずしも完璧なチューニングをするとは
限りませんでしたし、絶対音感のある人が必ずしもハーモニーを美しく響かせる能力に
長けていたわけではありませんから。

そして、心ある人々が 絶対音感が全て! という「絶対音感至上主義」に陥ることに疑問を
呈することはもっともだと思います。

スサノオさん、トスカニーニの指揮デビューエピソード、ありがとうございます。
バーンスタインと言い、トスカニーニと言い、天才にはそれに相応しいカッコいいエピソードが
あるのですね。


香港に演奏旅行にやって来た世界的マエストロ**率いる○○フィルハーモニー。
ところが演奏会の当日にマエストロが昼飯に食べた屋台のシュウマイに当たって下痢ピー。
タクトを振り下ろした瞬間に「コンニチハー」してしまいそうで、とても夜の本番は無理。
代役を頼もうとした香港フィルの音楽監督は中国の武漢に出張中。
う〜ん、困ったぞ、メインのドボ8を振ることのできる指揮者を今から探すことは不可能。
これはもはやキャンセルしかないか…。
いや待てよ、香港と言えば確かあの人が…
そーだ、あの人ならばドボ8を振ることができるに違いない!!

そしてその人はその鬼気迫るドボ8の演奏で聴衆を熱狂に落とし入れ、
一躍時の人となったのである。

何を隠そう、これが遅ればせながら私の指揮デビューの裏話なのです。

ん、夢?
いや、妄想です。

釘を刺すようで、失礼とは思いますが
投稿者:lvkoechel
2003/ 9/27 22:45 メッセージ: 2829
これは ZAKKYO2000 さんの 2795 に対する返信です
ZAKKYO2000さんが勘違いなさっているようなので。ガーディナーのバックは Orchestre Revolutionnaire et Romantique です。遅いところ・・Adagio や Andante・・以外は気に入っています。
 古楽器系の演奏で、遅いところが魅力的なのを聴いた事は、殆どありません。

Aida
投稿者:lvkoechel
2003/ 9/27 22:58 メッセージ: 2830
これは susano_o000 さんの 2816 に対する返信です
彼は、この時二箇所間違えた、と終生気にしていたそうです。

マエストロ
投稿者:susano_o000
2003/ 9/27 23:04 メッセージ: 2831
これは beknch さんの 2822 に対する返信です
>あのレスをあいまいとするならば、私のレスは?

 いえいえ。
 私、「記憶による書き込み」をしたあと、必ずしも正確ではなかった事に気が付く事があるんです。「指摘されたら謝ろう」なんて。(^^;ゞ

>でも、どうして、そこまで改竄していたトスカニーニは他の人からその事実の
指摘を受けなかったのでしょうか?

 おっかなかったからではないでしょうか。(^^;
 一度、曲中に勝手にティンパニーを入れてそれを指摘された事があるそうなんですが、親方、「いや!これで正しい!」と言い放ったそうです。(^^;

 私は彼が楽譜に忠実だったかとか、そういう事にはあまり興味が無いんです。別に私、音楽学者ではないし。 
 私はむしろプッチーニがトスカニーニを評して言った言葉のほうを信じているんです。
 「彼は楽譜を正確に表現しているわけではない。作曲者の意図を正確に表現しているのだ」。
 また、老ヴェルディが指揮する彼自身の音楽の解釈がおかしいと思った若者トスカニーニは、大胆にもヴェルディに直接その事を聞いたそうなんです。
 するとヴェルディはトスカニーニにこう言ったそうです。「わかっている・・・君が正しい」。
 自分の好き勝手に演奏したがる当時のオーケストラに、老ヴェルディはすでに妥協していたそうなんです。

 「いや!これで正しい!」。
 で、音楽学者ではない私にとっては「ブラヴォ!親方!」となるわけです。(^^;ゞ

マエストロ2
投稿者:susano_o000
2003/ 9/27 23:32 メッセージ: 2832
これは lvkoechel さんの 2830 に対する返信です
>彼は、この時二箇所間違えた、と終生気にしていたそうです。

 そうですね、そういう話もいろいろありますね。ある演奏家が間違えたあと、彼はその演奏家に言ったそうです。「君にとってはただの間違いかもしれない。しかし私にとってそれは、地獄に落とされる思いなのだよ!」

 しかし、いつも鬼のような人だったわけでもないんですね。
 NBCのメンバーが皆で記念写真を撮ったとき、一人、風邪か何かで寝込んでいた人がいたそうです。彼は記念撮影に入れなかったことを残念がっていました。

 さて、彼が回復したころ、突然トスカニーニが彼の所にやってきて言いました。「来たまえ!」。なぜか親方、手に帽子を持っていました。
 ついていくと、カメラマンが待っていました。「そこに立ちたまえ!」。親方、そう言うと、自分も横に並び、帽子をかぶりました。
 「あの撮影のとき、私はこの帽子をかぶっていた。今も同じ帽子をかぶるから、これで君も一緒だという事になる!」

 「親切」にも、「気合の入った親切というものもある」という事を教えてもらえますね。(^^;

楽譜に忠実だったかとか
投稿者:rboarder30
2003/ 9/28 0:04 メッセージ: 2833
これは susano_o000 さんの 2831 に対する返信です
皆様、こないだは、はしめまして。

>彼が楽譜に忠実だったかとか
ときどき評論家の中にはトスカニーニは楽譜に忠実と言う方がいますがちがいますね。
この頃の他の指揮者よりはテンポの揺れが少ないだけで、曲によっては自分で改訂もおこなっいます、たしかシューマンの「ライン」なんかはマーラー版で演奏してますし、それほど他の指揮者と違うとはこの件に付きましては思いません。

私だけではなく、トスカニーニのファンならこの件は皆知っているのですか・・・。

フリッツ・ライナーの方が
投稿者:wolfgang17560127
2003/ 9/28 0:17 メッセージ: 2834
これは rboarder30 さんの 2833 に対する返信です
忠実だったのではないでしょうか。

特に晩年、徹底してたなんて解説を読んだ事があります。

なになに??
投稿者:oisiitukemono
2003/ 9/28 0:44 メッセージ: 2835
これは wolfgang17560127 さんの 2834 に対する返信です
>フリッツ・ライナーの方が忠実だったのではないでしょうか。

 そうなんですか?楽譜が読めないので
私には良くは判らないのですけど....。
本などを読むとそう書いてありますね♪
 

つい、ライナー氏には反応してしまう漬け物でした〜。
スイマセヌ。

もしかしたら
投稿者:wolfgang17560127
2003/ 9/28 1:40 メッセージ: 2836
これは oisiitukemono さんの 2835 に対する返信です
来るんじゃないかと思ってました。

基準
投稿者:susano_o000
2003/ 9/28 2:28 メッセージ: 2837
これは SPINATPOLKA2 さんの 2825 に対する返信です
>その時代なりの何かの目安となるものがあったのではないかと思います。

 もちろん、それが無ければ何も普遍性を持てなくなると思います。
 ですので、どの時代にも北極星と羅針盤にあたるものはあったろうと思いますし、それを知る能力を持つ人はいつの時代にもいただろうとは思います。これはバグースさんが「いつの時代にでも絶対音感自体はあるはず」とおっしゃられた事だろうと思います。

 ただ、何とも不可思議なのは、それが「ブーム」になった事だと思います。平均律を完璧に知る能力へのブーム。
 基準があってその先に音楽は存在するだろうと思うのに、なぜかその基準を理解する能力へのブーム。
 北極星の位置を知っている人にとっては、「絶対音感だ〜、北極星のありかを知る能力だぁ〜」なんて騒いでいる事自体が不可解な事であるだろうと思うのです。

 ひと頃の「絶対音感ブーム」の本質は、北極星の位置を知らない中での不安が「絶対」という言葉に釣られただけのものであるか、あるいは職人的なものへの志向であるか、いずれかだろうとしか思っていませんし、しかしそれにしても、この地球上でこういう事がブームになる民族って何種類いるんだろう、などという好奇心ぐらいしか湧いてきません。
 まあ、「絶対」が付く以上、「カッコイイ」事ではあるのでしょうが。

音感保持者の方の実感。
投稿者:beknch
2003/ 9/28 10:41 メッセージ: 2838
これは SPINATPOLKA2 さんの 2825 に対する返信です
シュピナートさん、

面白いお話を有難う御座います。
絶対音感持ち主の実感が伴っているので迫力がありますね。

>その時代なりの何かの目安となるものがあったのではないかと思います。

その地区のパイプオルガンも随分目安になるらしいですが、良くわかりません。
でも、モーさんなどは、絶対音とは別に、ある楽器のある音から「その場」で
基準音を作っても相対音感として、バランスを通してしまう気がします。

「この音がラの音なんだから、あんたのその音は1/8狂っているよ」
みたいな。

指のポジションが記憶されている音楽の場合は、
>半音移調した指のポジションを考えて聴くという現象がおこりますね

これは私には「絶対真似出来ない音感」です。まぁ似たようなものでしょ。

>自分が演奏しない楽器での古楽器・・・低いんだな、ぐらいで聞き流せます

もし半音低いチューニングであったとして、楽譜を見ながら聴いたらどうなると
思われますか?

440HZと443HZとの間の3HZの違いは、比較した場合にそう感じられるのか、ある日
突然440HZの楽器を聴いてもそのように低いとお感じになられますか?

>が、もし半音の違いがある楽器に出会ってもそれを克服出来るように
>なれるかというと、それは自信ありません。

違和感を感じる程度でしたらよいのでしょうが、音楽の表現に妨げになる程度
だと大変なんでしょうね。でも、その場面では出来ちゃうんでしょうね。

高校生の頃、音楽の授業で「バームクーヘン」という、いや、「コールユン
ブンゲン」だったか、歌のテキストがありました。
ぜいぜい十数小節の単純メロディを、ある日、無伴奏でやってみろ、と。
出だしの最初の音だけピアノで取って、さて全員で歌い終わった最後の音を
ピアノで出してみると、ぜーんぜんズレている。ガクッ。

こういう事もシュピナートさんには無いんでしょうね?

逸話
投稿者:beknch
2003/ 9/28 10:45 メッセージ: 2839
これは susano_o000 さんの 2832 に対する返信です
> 「いや!これで正しい!」。

その通りだと思います。
ファンの皆さん、私の先レスでお気を悪くされていたらごめんなさい。

「改竄」の件は単純な疑問からです。他意はありません。

でも、一方でそんな見え見えのことをするのもおかしい。恐らく楽譜のことを
言う人はその人独自の観点や思い入れがあるんだろう、とも思いましたが。

そんなことはともかく、そもそも音楽を聴いてその良さを確かめたいと思った
のですが、たまたま入手したものでは、音の面でもつらく、せめて40年代後半
以降の録音のものを聴いてみたい気がします。

それにしても、写真の件、そういう逸話もあるのですね。

ブーム
投稿者:beknch
2003/ 9/28 10:48 メッセージ: 2840
これは susano_o000 さんの 2837 に対する返信です
>私はバロック時代、モーツァルトの時代にも「絶対音感」はあったと思います。
>その概念云々というのではなく、「絶対音感」の能力そのものは。

全くその通りだと思います。一般の人には信じられない能力をみせつけたのだと
思います。

>ただ、何とも不可思議なのは、それが「ブーム」になった事だと思います。
>平均律を完璧に知る能力へのブーム。

世界広しと言えども、ここの定義で言う「絶対音感」の取得率が圧倒的に
多いのは日本、韓国、中国を中心とするアジアの国々だそうです。

他国に追いつけ追い越せでやって来た、歴史的特徴なのでしょうか?
受験戦争を見ても同様で、教育本来の目的を履き違えても、それを良しとする
風潮が通り易い国であった? また、クラシック音楽の本場でないことからの
反動という要素?

日本では、「絶対音感を身につけさせる為の幼児教育」はゼロ歳児からあるそうです!

ピアノの音を基準に繰り広げられる教育は結果として、平均率絶対音感人間を
つくりあげる事になります。当然幼児に「律」を選ぶすべはありません。
大事なことは、その後「相対音感」、「演奏技術」、そしてなにより
も「音楽」をいかにして学ぶかですよね。

世界のコンクールに日本人が登場する機会が増えてきた頃、日本人の演奏は一人
聴けば後は一緒だ、と言われた時があったようです。絶対音感が優れていること
は驚異であっても「音楽」となると別の話で、この部分をいかに充実させていく
かがポイントなのでしょう。日本人の識者にはこのことに気がついている人が
増えてきているとの話も聞きます。

今のテーマ
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/28 13:10 メッセージ: 2841
これは wadakamaru さんの 2827 に対する返信です
>暗譜をせざるを得なかったのです。
>なぜなら彼がど近眼だったからです。既出だったらすいません。
>さすが博識。勉強になります。

yskch81さん、jiorist_no1さん、初めまして。
はい、既出です。 でも全然かまいません。
暗譜せざるをえないからと言って本当に暗譜してしまうところが凄いと思います。
差し迫った必要性が後押ししたことは確かでしょうが、凡人には真似できるものでは
ありませんよね。

>でも、どうして、そこまで改竄していたトスカニーニは他の人からその事実の
>指摘を受けなかったのでしょうか?

私はトスカニーニの演奏はあまり聴いたことがなく、どんなスコアを使っているのか
全然知らないのですが、同業者が聴けば「改ざん」は一目(一耳)でわかるはず。
結局はスサノオさんがおっしゃるとおり
>「彼は楽譜を正確に表現しているわけではない。作曲者の意図を正確に表現しているのだ」。
と言うことをライバルたちにも納得せざるを得ず、「スコアの改ざん」を取りざたすることさえ
無意味に思えたのでは…? と推測します。

>ベートーヴェンと全然違う話で盛り上がって、トピ主さんには大変申し訳ない。かな?

ワダカマルさん、おっしゃる意味がわかりません。
何ですか? そのベートーヴェンって??
今のテーマは「絶対音感とピッチ設定とトスカニーニ」でしたよね?

絶対音感絶対主義
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/28 13:12 メッセージ: 2842
これは beknch さんの 2838 に対する返信です
>この頃の他の指揮者よりはテンポの揺れが少ないだけで、曲によっては自分で改訂も
>おこなっいます、たしかシューマンの「ライン」なんかはマーラー版で演奏してますし、
>それほど他の指揮者と違うとはこの件に付きましては思いません。

rboarder30さん、歓迎再来!
プロフィールによると、rboarder30さんはトスカニーニのファンなのですね。
またいろいろ教えてください。

>フリッツ・ライナーの方が忠実だったのではないでしょうか。
>つい、ライナー氏には反応してしまう漬け物でした〜。
>もしかしたら来るんじゃないかと思ってました。

謀られましたね、つけものさん。
「エビで鯛を釣る」 と言いますが、つけもの釣るにははライナーですね。
或いは、「猫に小判、じゃなかった猫にマタタビ、漬物にライナー」 とも。
ライナー/第九/ナーサリー・ライム。
この3つがつけものさんをおびき出す(?)三種の神器だと理解しています。

>ひと頃の「絶対音感ブーム」の本質は、北極星の位置を知らない中での不安が
>「絶対」という言葉に釣られただけのものであるか、…
>しかしそれにしても、この地球上でこういう事がブームになる民族って何種類
>いるんだろう、などという好奇心ぐらいしか湧いてきません。

私は「絶対音感ブーム」というものの存在をこの掲示板で初めて知ったくらいで、
そのブームが世界的なムーヴメントだったのか日本だけだったのかもよく知らないの
ですが、確かに絶対音感絶対主義みたいなものは危険でしょうね。
その一方で、何だか絶対音感そのものを敵視する必要は全くないわけで、私なんか
絶対音感を持つ人には素直に「すごいなー!」と思ってしまいます。

>シュピナートさん、面白いお話を有難う御座います。
>絶対音感持ち主の実感が伴っているので迫力がありますね。

全く同感!

>モーさんなどは、絶対音とは別に、ある楽器のある音から「その場」で基準音を作っても
>相対音感として、バランスを通してしまう気がします。

そうなのでしょうね。
私はよく知らないのですが、一般的に「絶対音感」と「相対音感」という物はお互い
対立する存在のように思われているのでしょうか?
優れた音楽家には「絶対音感」はともかく、「相対音感」は絶対必要条件だと思います。
モーツァルトなんかはきっと絶対/相対音感共に並外れたものを持っていたのでしょう。

スコアの改竄
投稿者:lvkoechel
2003/ 9/28 13:51 メッセージ: 2843
これは y_bagus_m さんの 2841 に対する返信です
については、よく知りませんが、「田園」の「嵐」で、かなりティンパニーを追加(数だけでなく種類も)していた気がします。

>暗譜せざるをえないからと言って本当に暗譜してしまうところが凄いと思います。
=I think so, too !

トスカニーニに意見するなんて、ヒトラーにするのと同じくらい怖かったのでは?

音楽教育
投稿者:wadakamaru
2003/ 9/28 20:23 メッセージ: 2844
これは y_bagus_m さんの 2828 に対する返信です
なんだか絶対音感を持つと言うことが、最高のもののような考えがあるのでは、
と思ったのでしつこく言ってみたのですが、最近は見直されているとか。ちょっと安心です。
たまたま見つけた、↓このサイトの方には申し訳ないので、直接リンクしませんが、
ttp://www.pf-music.co.jp/html/contents/how.html
こういう意識が一般的にも思えます。
こういう教育は敢えてするほどの教育では無いような気がするのです。

>日本人の演奏は一人聴けば後は一緒だ・・
beknch さんが No.2840 で書いておられるとおり、皆同じように聞こえる教育をしてもダメですね。
もっと個性を引き出す教育の方が先なのでは。
芸術家として一番の目的である、表現力を引き出す教育が必要なのでは。
もっとも絶対音感が不必要だというつもりはなく、音楽教育の一番に挙げるものではないと言うことですが。
それよりも、情操的な観点からの教育が必要なのでは、と思います。

そういえば、話ががらっと変わりますが、
昔聞いた話で、ある母親が飼っていた犬を処分してほしいと、
保健所に犬を持ってきたそうです。係員が「どうして処分なさりたいのですか?」
ときくと、その母親の言うことには、「先生から、『子供の情操教育のためにペットを飼ってみたら、』
と言われたので、ペットは飼いたくなかったけれど、子供の教育のためなら仕方がない、
1年だけなら飼おうと思って、そしてようやくその1年が過ぎて、
もう情操教育の期間が終わったので、いらなくなったからです。」

なんだか、教育論に話がずれてきました。
絶対音感のあるなしよりも、そのような教育そのものに疑問を感じた次第です。


投稿者:susano_o000
2003/ 9/28 22:18 メッセージ: 2845
これは wadakamaru さんの 2844 に対する返信です
>子供の教育のためなら仕方がない、
>1年だけなら飼おうと思って、そしてようやくその1年が過ぎて、
>もう情操教育の期間が終わったので、いらなくなったからです。」

 日本のこれまでの教育って、こういう人たちを育ててきたのですかね・・・。

 まあ、他にも妊娠中の女性が胎教とやらで、「その時だけ」ムードミュージックみたいな音楽を聞くようなことも似たようなことなのかもしれません。
 こういうものは「無理に聞く」のではなく、暖かく優しい音楽が自然にかかっているような家庭の環境こそが、より胎教には効果的と思うのですが、そういう事は考える必要なし。
 で、子どもが生まれれば絶対音感教育。まさにパーフェクトです。

 しかしこれではこの社会は熱を失うばかりです。それを阻止すべく、バグースさんがベートーヴェンをテーマに持ってきた事は実に慧眼と申せましょう。

不思議な世界
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/ 9/29 4:43 メッセージ: 2846
これは beknch さんの 2838 に対する返信です
なるほど。wadakamaruさんが噛み付いていた理由が納得出来ました。
非常におかしな世界ですね。だいたいブームになったというのも知りませんでしたが、こんなことがブームになったり、特別な教育を幼児に施すなんて何かおかしい気がします。何か動物の調教みたいーと言うのは言い過ぎでしょうか。
ブームに乗って、我が子にも、という考えをする親御さんがいらっしゃるとして、果たして、音楽がそういう教育方針の養成をうけた子供さんに豊かな役割を果たすようになればいいのですけれど、先がどうなるかは非常に疑問ですね。

何かが狂っているという感じをぬぐえません。

私は日本に暮らしていないので、日本のはげしい競争社会のことはよくわかりません。が、何でもぎゅうぎゅう詰めに知識を押し込まれた子供達は、言われた事はきちっと出来るけれど、自由な発想や、ものごとを大きな目で見る力がそれによって失われてしまっているように思えてとても残念です。


ベートーヴェンが待っているようですので、終わりにしなくてはいけませんが、beknchさんのご質問には答えるべきと思いますのでもう少し場をお借りしますね。

>楽譜を見ながら聴いたらどうなると思われますか?

移調読みするはめになって、心地よく聴けないので楽譜を閉じると思います。(笑)

>突然440HZの楽器を聴いてもそのように低いとお感じになられますか?

そうですね。どこもかしこも高いですし。

>半音の違いがある楽器
>音楽の表現に妨げになる程度だと大変なんでしょうね。でも、その場面では出来ちゃうんでしょうね。

出来ちゃうどころか全然弾けないんです、バカなことに。

>コーラスの音程のずれ

アカペラで歌っていて何番かの歌詞になると半音や全音ぐらい下がってきますね。そうすると、移調読みをしなくてはならない…知っているソプラノの旋律ならいいのですが、アルトの知らない旋律を移調して読み、それにドイツ語の歌詞を見ながら歌うのは、神経使って楽しくないものです。それでコーラス参加はやめました。

でも自分が正確な音程で歌えるかは別問題です。訓練していない声帯が言う事をきいてくれませんから。

それでも、自分に関しては他において利点のほうが多いですが、こういった難点もあるのだということを”必死になるお母さまがた”にお知らせしたい所ですね。(笑)

テーマはずれるよ、どこまでも
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/29 11:11 メッセージ: 2847
これは susano_o000 さんの 2845 に対する返信です
>世界広しと言えども、ここの定義で言う「絶対音感」の取得率が圧倒的に
>多いのは日本、韓国、中国を中心とするアジアの国々だそうです。

そーなんですか。
ところで、絶対音感って生まれ付きその能力を持っている人が訓練することにより
それが開発されて取得できるようになるものなのでしょうか? (私はそう思っていました)
それとも、生まれ付きのものとは関係なくあくまでも後天的なもので、訓練によって誰でも
取得できる可能性があるものなのでしょうか?

因みに私は絶対音感の「ぜ」の字もありませんが、「A」の音を出せと言われればその
音を「アー」と歌う(?)ことはできます。
これはおそらくオケをやっていたころのチューニングの音がいまだに頭のすみにこびり
ついているのだと思います。
それが証拠に「A」の音をイメージする時に頭に中で鳴る音は必ずオーボエの音ですから。
但し、それがA=440なのか443とか言うナノテクとは無縁で、時と場合によって±1/3音
くらいの幅でずれますが…

えっ、1/3音もずれてれば意味が無い?
そいつは失礼いたしやした。

>こういう教育は敢えてするほどの教育では無いような気がするのです。

この文章を読むと、「初めに絶対音感ありき」で、何のために絶対音感を持つことが
必要なのかそれがどれ程の重要性を持つのかが全く書いてないため、何だか妄信的な
信者を煽り立てる宗教のように感じますね。

かく言う私も絶対音感至上主義はどうかと思います。
しかし、高度なレベルの音楽教育における絶対音感訓練の必要性については正直言って
よくわかりません。

初歩的なミスでした
投稿者:ZAKKYO2000
2003/ 9/29 12:15 メッセージ: 2848
これは lvkoechel さんの 2829 に対する返信です
すいません、RとLを間違えていました。
× OLEL → ○ ORER
お恥ずかしい。

>古楽器系の演奏で、遅いところが魅力的なのを聴いた事は、殆どありません。

なるほど、音を伸ばすにはビブラートがないと間が持たないということなのでしょうかね?
先日出たミンコフスキの幻想交響曲は随分遅いのが魅力的らしいのですが、どうなんでしょうか。(まだ聴いてはいませんが)

トピ主が
投稿者:lvkoechel
2003/ 9/29 20:24 メッセージ: 2849
これは y_bagus_m さんの 2847 に対する返信です
線路は続くーよ、どーこまでもー、なんてやっていて良いのですか。

 それならば私も、テーマはずれるよ、どこまでも
に付き合います。音楽に於いては、絶対音感よりも和音の(聴き取り)能力の方が大事であると、何かの本で読みました。そんなに簡単な内容では無かったので、すぐによしましたが。
 絶対音感があっても、和音の分からぬ者は、音楽家には不向きとの事。
 安堵されました?Mr.Bagus 。

 無論、主和音、属和音、六の和音他、というレヴェルの話では無いです。

 

野をこえ山こえ 谷こえて
投稿者:beknch
2003/ 9/29 20:41 メッセージ: 2850
これは y_bagus_m さんの 2847 に対する返信です
こんばんは。

シュピナートさん、またまた貴重な体験談有難う御座いました。
お手数をおかけしましたが、なにせ、私の持っていない感覚。関心がムクムクと。
ウーン(マンダム)。非常に興味深く読ませて頂きました。

>そのような教育そのものに疑問を感じた次第です。

音楽に限らず、最近の想像を絶する異常犯罪の増加、精神的不安定状態に陥る人の増加、
その他、ちょっと考えてもおかしいですね。

教育、家庭、社会、それらひっくるめたものが歪んでいるのでしょうか。

>訓練によって誰でも取得できる可能性があるものなのでしょうか?

個人差は大きいらしいですよ。まだまだその辺は各方面で研究中とか。
習得年齢については、時々バイリンガルの例に例えられるそうです。
6-7歳あたりまでで、2ヶ国語の環境があると、発音が両方ともネイティブになる。
一方、大きくなってからでも十分バイリンガル同様の効果は習得できるが、発音
だけはネイティブにはならない、みたいな。

けど、いくら発音が良くても喋る中身は別物ですしね。音楽も一緒ですよね。
訓練や慣れによって相当なレベルまでいくのでは? 

>「A」の音を出せと言われればその音を「アー」と歌う(?)ことはできます。

おお、バグースさん、あなたも「絶対音感」保持者!
ん?±1/3音? ご立派! 
昔高校の時に「バームクーヘン」やってる時は私もいい線行ってたかもなぁ。
あ、笛の音なら音程がいえるかも。

ところで、話は変わりますが、
非個性化の風潮を懸念する識者はちゃんといるんですね。
「ノヴェンバー・ステップス」を演奏しようとした琵琶演奏家が
五線譜の勉強をすると言い出したときに、武満は「あなたの音楽が失われる
から止めて欲しい」と言ったそうです。彼は、日本のみならず地球全体が
平均律化しているのではないかとう不安を抱き続けていたそうです。

ベームの一番で
投稿者:beknch
2003/ 9/30 6:18 メッセージ: 2851
これは lvkoechel さんの 2849 に対する返信です
以前、車を運転している時は音楽をかけない、と書いたのですが、最近朝晩の渋滞
に音楽をかける時が結構あります。

チャゲ・アスとか(まだ新しいっぽいCDがあるんですね)、フュージョン系
とかが多い気がしますが。

渋滞とは言え動きますので、ダイナミックレンジの広いクラシックはあまり
向かないものの、それなりに聴きます。最近では室内楽が多かったですかね。

今朝はベートーベンの交響曲一番をカール・ベーム/ウィーンフィルで聴いて
来ました。演奏が好みかどうとかと言うよりも、ベートーベンの個性と先人
たちの影響との境目はどこにあるのかなぁ、などと思いながら聴いてました。
(↑ 突然お題にフォローする姿勢を見せる。が、しかし ↓)

>絶対音感があっても、和音の分からぬ者は、音楽家には不向きとの事。

流石に lvkoechelさん、お鋭い。
おっしゃるとおりで、絶対音感教室は和音にて教育を施し、結果として単音
でも絶対音感を習得してしまう傾向だそうです。最後はあらゆる和音と不協和音
分子を即座に言い当てるのですと。尤も、音だけを教えているところもあるかも。

そう言えば、音楽の授業でもやりましたっけ。尤も、度味噌とかドファら
(音楽用のワープロ変換ではなさそうです)とかでしたけど。

噛み付く! でも歯が無い…
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/30 10:19 メッセージ: 2852
これは ZAKKYO2000 さんの 2848 に対する返信です
>それでも、自分に関しては他において利点のほうが多いですが、こういった難点も
>あるのだということを”必死になるお母さまがた”にお知らせしたい所ですね。(笑)

シュピナートさん、絶対音感を持っておられる当事者ならではの臨場感溢れるお話を
ありがとうございます。
しかし、絶対音感があると言うのもはたではわからない苦労があるのですね。
大変、大変。
でも、それでもやっぱり「絶対音感欲しい? 欲しかったらやるよ。」 と言われたら、
「ハイ!」 と勇んで手を挙げると思います。
別に日常生活に役立つと言うわけではなさそうだけど。

>>古楽器系の演奏で、遅いところが魅力的なのを聴いた事は、殆どありません。
>なるほど、音を伸ばすにはビブラートがないと間が持たないということなのでしょうかね?

あ、私も似たようなことを感じたことがあります。
以前「苦手」テーマで好き勝手書かせてもらって、結局 「それが古式ゆかしい奏法で
あったのだ」 ということに落ち着いた弦楽器の「ツチノコ奏法 (音の始めをそっと入り、
音の最後をすっと抜いて処理するやり方)」に関係してのことです。

音の最後を抜く理由はどこにあるのだろう、なぜ音の最後まで弾ききらないのだろうと、
ある晩涸れ井戸に降りてゆき、井戸の底から丸く切り取られた夜空を見上げながら
一晩考えました。
その結果至った結論が、
「ノンビブラートで音符の最後まできちんと弾き切ると、演奏者自身がその平坦かつ
無神経な響きにとても耐えることができないのだ。 だから演奏家の本能的な美意識が
彼らにその響きを消し去ることを命じ、“抜き奏法” を強いるのである。」 というものでした。
(ついでに言うならば、あのセカセカしたテンポも、耐え難いノンビブラートの音ができるだけ
「響く」余地を残さないための「自衛策」なのだろうと思いました。)

あ、また古楽奏法に「噛み付いて」しまった…
もっとも、ワダカマルさんが「絶対音感」に噛み付くのと異なり、牙のない私が噛み付いても
痛くも痒くもないのですが…

>絶対音感があっても、和音の分からぬ者は、音楽家には不向きとの事。
>安堵されました?Mr.Bagus 。

ふむふむ、安堵… してる場合ではないかもしれない。
じゃあどちらもない者はどーなの? 救いようがない??… と言うわけです。

>おお、バグースさん、あなたも「絶対音感」保持者!
>ん?±1/3音? ご立派! 

えっ、そーなの?
ボ、ボクも絶対音感保持者?? ヤッターッ!

いえいえ、私の場合無音の状態から「A」らしき音をイメージできるというだけです。
仮に何か音を鳴らされて「はい、これ何の音?」 と訊かれてもな〜んにもわかりません。
ちなみに昨晩同じように「A」の音をイメージし、確かめてみたら殆ど半音ずれていました…

噛付けないおぢさん
投稿者:as_dsch
2003/ 9/30 12:15 メッセージ: 2853
これは y_bagus_m さんの 2852 に対する返信です
「ベートーヴェン交響曲1・2・3」というテーマを出しておきながら「1番はパス」と、ポンしてリーチするような秘芸を見せてくれるバグースさんの本テーマ「テーマはどこへ行ったの?」が驀進中のようで、まことに慶賀の至りであります。
そこで田吾作も現在の大テーマ「絶対音感の英訳はperfect pitchとabsolute pitchのどちらがいいか?」に沿って書きます。

絶対鈍感の持主である田吾作でもA=440は簡単に出せます、エヘン!
というのも、NHKの時報の音がA=440だそうですから。
ところが、このNHKの時報が将来なくなるんですと。
なんでもあと十年ほどでテレビ放送が現在のナンチャラ放送(お達者倶楽部会員資格の物忘れの技)から地上波デジタル放送というのに全部変るらしい。
そうすると中継地点が多い田舎などでは微妙な時差が生じるらしく、それで時間を合わせた人から文句を言われ、受信料拒否、ひいては皆様のNHKの経営危機に、というほどのことではないようですが、A=440の音が聞けなくなるようです。
しつこく言いますが田吾作は絶対鈍感の持主である。
そこでオクターブの音程の取り方は第九のスケルツォのティンパニを思い出すことにしてます。
ソ−ドの五度音程は「♪このみちーはー」の「こ−の」であります。
或いはタコ5終楽章冒頭ティンパニに続くソ・ドー・レー・ミー(但し短調)の「ソ−ド」です・・・ちなみにティンパニで「レ−ラ」が取れます。
とはいっても、これらで音程を取るということは移調を伴うものであり、結局キャベジンで飲まないといけません。
日本在住の方はご存知かと思いますが、絶対音感が一般の話題になったのはナンチャラという女性(これも物忘れの技)の「絶対音感」という本が数年前に人気を集めたためでしょう。
田吾作のことが「番外:絶対鈍感」として載っているかと思って読みましたが、田吾作のかわりに絶対音感の持主の前橋汀子、五月みどり(♪お暇なーら、来てよね、わたし寂しいの)ぢゃない!MIDORI&龍のことが書いてありました。

しかし奏法や音感の話になると皆さん詳しく、ほうれん草さんのようなプロもいらっしゃるので、田吾作は迂闊なことが言えません。
そうそう、トスカニーニが忘れた曲については勘違いをしていました。
名誉回復のために音符の改編についてひとつ書いておくと、トスカニーニはブラ1終楽章最後のほうのティンパニの一発を三連符に変えてます・・・他の指揮者も三連符にする人のほうが多いような気がします。

レイボヴィッツってだれよ
投稿者:other_wind
2003/ 9/30 17:34 メッセージ: 2854
これは y_bagus_m さんの 2852 に対する返信です
乗りかかった船、第1番をとぼとぼ聴き続けとります。
テーマにのってるのは…私だけ?
なんて真面目なんざんしょ。

はて、あれから何曲聴いたやら?
自分でもわからなくなってる。
耳に止まったのはレイボヴィッツ/ロイヤル。
これもはつらつとしていい演奏でした。
この指揮者はどんな人?他にLPやCDは出しるのかしら。
誰か教えて下さいな。

意外だったのはハジェット/ハノーヴァーバンド。
古楽器にしてはゆっくりな演奏。
ちょっと比較です。

1楽章/2楽章/3楽章/4楽章
07:58/6:40/4:02/5:07 ジンマン
08:27/7:03/3:49/5:44 マッケラス
08:22/6:33/4:05/5:27 ガーディナー
08:22/6:07/3:14/5:48 レイボヴィッツ
08:45/7:15/4:12/5:32 ホグウッド
09:20/7:41/4:00/5:26 アーノンクール
09:57/8:11/3:42/6:02 ブリュッヘン
10:09/8:01/3:18/6:02 ハジェット
10:48/6:54/4:01/6:26 ジュリーニ
11:20/9:50/4:06/6:15 朝比奈/新日本フィル

これから朝比奈を聴くつもりです。

田吾作さん、タコ先生のピアノ協奏曲1番のおもしろいのを聴きましたよ。

ユーリー・シモノフ/ボリショイ劇場 チェンバー オーケストラ
ピアノ:Mikahail Petukhov トランペット:ティモフェイ・ドクシッツェル
まるでトランペット協奏曲のようです。いやぁ、すごい演奏でした。

今からでも間に合いますか?
投稿者:y_bagus_m
2003/ 9/30 19:25 メッセージ: 2855
これは as_dsch さんの 2853 に対する返信です
>絶対音感教室は和音にて教育を施し、結果として単音でも絶対音感を
>習得してしまう傾向だそうです。
>最後はあらゆる和音と不協和音分子を即座に言い当てるのですと。

それは素晴らしい!
何と言う画期的な学習法! 目からうろこが落ちる思いです。
これは是非私の娘に習わせなければ。
しかし、娘はもうすぐ7歳になってしまいます。
今からでも間に合うでしょうか?

ご近所のお子さんは生れて半年から絶対音感教育を受けさせた結果、
1歳の時にはオルゴールやガラガラの音を聞いては「Fis」とか「B」とつぶやき、
1歳半になる今では自分の泣き声にまで反応し、
泣きながら「A」とか「As」とか叫んでいるそうな…
それと比べればうちの娘は随分と遅れを取ってしまったような気がします。
今からでも遅れを取り戻すことは出来るかどうか…
それを考えると心配で心配で夜もろくに眠れません。

>本テーマ「テーマはどこへ行ったの?」が驀進中のようで、
>まことに慶賀の至りであります。

これはこれは田吾作さん、ご丁寧なご挨拶を頂戴し、誠にありがとうございます。
新しいテーマに移ってあっという間の8日間、連日連夜いただく本テーマに沿った
投稿の嵐に嬉しい悲鳴をあげています。
このテーマの今日があるのも皆様の暖かい励ましとご声援の賜物と、
感謝の念に耐えません。
未熟な私ゆえ、まだまだ皆様にご迷惑をおかけすることも多かろうと思いますが、
これからも何卒御指導と御厚誼を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

>五月みどり(♪お暇なーら、来てよね、わたし寂しいの)ぢゃない!MIDORI&龍の
>ことが書いてありました。

うーむ、相変わらずあなどれん奴、五月みどり。
さすが伊藤家の食卓…

シェーンベルク
投稿者:lvkoechel
2003/ 9/30 19:25 メッセージ: 2856
これは other_wind さんの 2854 に対する返信です
レイボヴィッツは、上記の系統の人ですが、かなりのLP等が発売されているとは思います。具体的に何が、と言われても困りますが。
 バルトークが十二音を離れた時に「堕落した」などと攻撃した事もあったようです(あまり自信無し。そういう記事を読んだ気がします)。
 ハノーヴァー・バンドは、古楽の走りの一つですが、あまりに下手だったので、「運命」くらいしか聴いたことはありません。いくらか上手くなってきているのでしょうか。

また面白くなってきた!
投稿者:other_wind
2003/ 9/30 20:15 メッセージ: 2857
これは lvkoechel さんの 2856 に対する返信です
lvkoechelさん、情報ありがとうございます。
ウウム、シェーンベルクですか。

>バルトークが十二音を離れた時に「堕落した」などと攻撃した事もあったようです

シェーンベルクを手がけていて攻撃するとは面白いですね。
どんな事情があったんだろ。おもしろそう!
LPも気をつけて探してみることにします。
クラフトの全集は知っているんですが、レイボヴィッツは見たことがないです。
HMVの指揮者の検索には名前がありませんでした。
以前に出てたCDもなくなったということでしょうか。

現代音楽をやる人も、古楽器と同様、ベートーヴェンはテンポを速くとるように思うんですが。
違うかな?

>ハノーヴァー・バンドは、古楽の走りの一つですが、あまりに下手だったので、「運命」くらいしか聴いたことはありません。

どこが下手なんだかよくわからんですが、まともな演奏だと思いますよ。
モニカ・ハジェットが1・2・5を録音して、人気が出なかったのでロイ・グッドマンに替わったのでしょうか?
確かハノーヴァーバンドはハイドンもあったなぁ。
ブランデンブルクも出てたかしら?
ハノーヴァーバンドも探して聴いてみましょう。

朝比奈の1番
投稿者:beknch
2003/ 9/30 20:48 メッセージ: 2858
これは y_bagus_m さんの 2855 に対する返信です
>今からでも間に合うでしょうか?

その様に言われる親御さんが多いんだそうです。
○○教室、○○メソッドなど色々あるらしくて、「6歳からでもちゃんと絶対
音感がついたお子さんもいらっしゃいますよ」と言う教室の例も上がってます。

先に和音の話をしましたが、「絶対音感教室」ではあくまで絶対音感をつける
ことを目的として和音を利用している様です。

6歳半までに終了しなければ中途半端に終ると言う教室もあるみたいですね。
いわく、物事の比較を行いだす年齢の前の段階で覚えさせるのがいいとか。

この6歳というのは微妙な年頃の様ですね。個人差もあるでしょうから、
可能性はあるのでは?

そして大事な事は習得後に「相対音感」に持っていくことだそうです。

あ、そうそう、この「絶対音感」という本ね、最相葉月と言う人が著者です。
前に一時帰国した時に文庫本になっているのを見た気がします。

>これから朝比奈を聴くつもりです。

朝比奈のベートーベンで今手元にあるのはビデオで7番とブルックナー9番だけです。
NHKの追悼特集で録画したもの。
レスのあったベートーベンの1番の1楽章の演奏時間をみるとダントツで長いですね。
非常に興味があります。ずっと前から朝比奈を揃えて聴いてみたいと思いつつ実行
出来ていないのを思い出しました。 で、どんなですか? 朝比奈さんは。

>SRT
投稿者:beknch
2003/ 9/30 20:58 メッセージ: 2859
これは nujikoa さんの 2769 に対する返信です
nujikoaさん、

随分亀さんですが・・
ご存知の通り、テニスでもゴルフでも、肘を伸ばしている状態の時に痛める
のが○○○エルボーです。

テニスですと、シングルバックハンド、バックハンドボレー、サーブの各々
利き腕の肘が。ゴルフですとインパクト瞬間の利き腕でない方の肘。

その存在は知っていましたが、自分に降りかかるなんて思いもしませんでした。

私のケース。テニスは数年ぶりに昨年再開。でも問題は起こらず、5ヶ月で
コレステロール値低下に大きく貢献! 目的達成で喜んでいたんです。
昨年末になって試合を始めたので、サーブを再開したのですが、相手が悪く
(上手すぎ)がむしゃらにサーブを打たせて貰ってたのです。これが駄目だった。

その内、肘に違和感を感じ始めたのですが気にせずに二ヶ月程続けたら
握手すると右肘に電気が走る様に。同時に草試合(ミックスダブルス♪)
も始めたりして肘の疲労が蓄積していた様です(情けない・・トホホ)。

そもそも、テニスエルボーの原因は
@ フォームに無理がある(言い方を変えると、下手)。
A 疲労が蓄積する(回復の前にまた疲労を重ねる)
で、私の場合は両方(歳も含めて)だったわけです。

個人差もあるし、用心の加減がわからないところに問題があります。

もし、2日連続で無理されたら、次の週は一日だけにしておくとかの「配慮」を。
週に2回やる場合でも間をあけるだけで回復が違うそうです。
尤も、nujikoaさんはお若そうだし、何より数年間継続されているようで
すから、大丈夫そうですね。でも、お気をつけ下さいね。

n氏
>いえいえ、私はシロウトですから・・・お二人の足を引っ張るだけですので
B氏
>私は半分プロみたいなもんですから・・・まっかせなさ〜い! はっはっは!!

自己表現の方法は多少異なるものの、実力揃いと見ました。
三人も居りゃ、私がパクパクで吹いててもわからんでしょうし。

それで、SRD時代のテーマ曲、クルーガーの「メヌエット」、これを三重奏に
編曲してSRTのテーマ曲にしましょう。編曲お願いします。
その次の曲はやっぱり、ケージさん?早く揃えないとカーネギーホール(付近)
でのコンサートに間に合わなくなりますね。

>低音担当でした。

もしかして、バスをお持ちですか? バグースさんは何を?トラック?

バグース様、申し訳御座いません。
昨今のトピずれ、罪悪感で身の裂ける思いです。
今晩、反省の踊り、並びに自宅謹慎とさせて頂く所存ですのでどうかご容赦を。

ツチノコ
投稿者:wadakamaru
2003/ 9/30 21:51 メッセージ: 2860
これは y_bagus_m さんの 2852 に対する返信です
>牙のない私が噛み付いても痛くも痒くもないのですが…
何をおっしゃるウサギさん、いやバグースさん。
私なんか、楽器のガの字も弾けない、ただのそこら辺のおっさんなのです。
皆さんの話題についていくのにアップアップしているのです。
とにもかくにも、皆さんのまことに紳士淑女的な対応にホッと暖かいものを感じております。(^_^)

他トピでもちょっと触れました、CPEバッハのオルガン協奏曲Wq34を、
このごろ、アンサンブル・パーランドというので聴いているのですが・・
まあ機会があったら聴いてみてください。(聴きたくないかも知れませんが)
聴いた限りのシロウトの感じですが、この曲は弦楽の8分音符の弱起で始まり、
(もっと短いかもしれない。前打音的かも。ちょっとよくわかりません)
ついで 付点2分音符と続くのですが、ここがまさにそのツチノコなのです。
一小節の4分の3までひっぱるから、実に良く分かります。

「たで食う虫も好きずき」と言われようと、この猫の鳴くようなのがたまらない魅力なのです。
ここを一直線に弾いたり、ヴィブラートなんかをかけるなんてしたら、あまりにも芸がなさ過ぎます。

ああ、また噛みついてしまった・・
そのかわりと言ってはなんですが、
オルガンもチェンバロも一本調子でヴィブラートなんか掛からないし、いつでも同じ音量だし、
飛行機や新幹線であっという間の時代ではなく、えんやこらと何日も掛けて旅する、
古き良き時代のことですので、多少のお気に召さぬところは目をつぶっくておくんなさいまし。

ハノーヴァー・バンド
投稿者:wadakamaru
2003/ 9/30 22:04 メッセージ: 2861
これは lvkoechel さんの 2856 に対する返信です
JCバッハの作品集では随分お世話になりました。
cpoから、JCバッハの曲集がわんさか出ています。
特別にインスピレーションを感じさせるということもありませんが、
逆に特にへたくそと言うこともないと思いました。

JCバッハの曲と言うことも関係しているのかも知れませんが、
聴いた感じでは古楽演奏という感じはしません。
例のツチノコ奏法もあまり聴かれない気がします。
本当に古楽奏法なのでしょうか。

Re:ハノーヴァー・バンド
投稿者:lvkoechel
2003/ 9/30 22:41 メッセージ: 2862
これは wadakamaru さんの 2861 に対する返信です
ちょっと調べてみたら、ブリュッヘンのベト1を買ったのが、86年。H.Bを聴いたのはさらに前ですので、かなり変わっているかどうかは分かりません。
 ただ、良し悪しは別として、一度好きになった演奏家(団体)を嫌いになる事はめったに無いですし、その逆も。
 18世紀Orch.と較べると、差がありすぎましたので、よけいに、そう思えたのかも知れませんが。

特訓開始!
投稿者:y_bagus_m
2003/10/ 1 9:51 メッセージ: 2863
これは beknch さんの 2859 に対する返信です
>乗りかかった船、第1番をとぼとぼ聴き続けとります。
>テーマにのってるのは…私だけ? なんて真面目なんざんしょ。

other windさんだけですよ、テーマに沿ってやってくれるのは。
おぉ、お顔に後光が!
えっ、テカってるだけ?

>レイボヴィッツってだれよ

知らないわよ、そんな人。
と言ったとたんに、lvkさんが

>レイボヴィッツは、上記の系統の人ですが、かなりのLP等が発売されているとは思います。

さすがlvkさんやねぇ。
よう知ったはるわ、ホンマ。

>6歳半までに終了しなければ中途半端に終ると言う教室もあるみたいですね。
>いわく、物事の比較を行いだす年齢の前の段階で覚えさせるのがいいとか。

6歳半ですか、じゃあうちの娘はまさにぎりぎりのところですね。
よし、明日にでも日本に帰国させて知り合いの家にあずけてそのなんとか先生に入門。
早速 重いコンダラ 引っ張らせて特訓じゃぁ!
そーだ、「絶対音感養成ギブス」も用意しなくては!!
火の玉ノックもせにゃいかんかねぇ。

>で、どんなですか? 朝比奈さんは。

私朝比奈/新日本POの全集を持っていたはずなのですがね、どこ行ったやら。
度重なる引越しにまぎれて消えたCD数知れず…

>ご存知の通り、テニスでもゴルフでも、肘を伸ばしている状態の時に痛める
>のが○○○エルボーです。

あれっ、bekさんの場合1つ ○ が足らないのでは?
リ・ウ・マ・○ エルボー。 ね?

>もしかして、バスをお持ちですか? バグースさんは何を?トラック?

私はタクシーを少々。
いや、あの、ソプラノとアルトをやっていたのだと思います。
あとニーノも買いましたね、プラスティック製でしたが。
ヴィヴァルディのピッコロ協奏曲イ短調の2楽章を1人で練習してました。

>昨今のトピずれ、罪悪感で身の裂ける思いです。
>今晩、反省の踊り、並びに自宅謹慎とさせて頂く所存ですのでどうかご容赦を。

うむ、皆を扇動した罪は消えぬものの、なかなかの心がけ。
8時間耐久反省の踊りと2時間の自宅謹慎で許してつかわす。
あ、自宅謹慎中は2時間絶え間なくヒンズースクワットね。

re.other_windさん
投稿者:ZAKKYO2000
2003/10/ 1 12:12 メッセージ: 2864
これは other_wind さんの 2854 に対する返信です
一体全部で何枚お持ちなのですか?

>レイボヴィッツってだれよ
12音楽を広めようとした音楽学者&作曲家&指揮者であったようで、20世紀の重要な人物らしいです。
詳しくは↓
http://www.seikaisei.com/cond/leibwtz/leib_bio.html
彼の指揮したものでは唯一「春の祭典」を聴いた事がありますが、いまいち切れもパワーもない演奏でがっかりしたことがあります。でもベト全はいつか聴いてみなくては、と思います。

>意外だったのはハジェット/ハノーヴァーバンド。
そうですね、私もこの遅さは意外でしたし、残響たっぷりの録音もマイナスでしたので、先の英雄のマイベストから外れました。
このベト全出した時はまだベーレンライター版が進行中だったようで、2曲は通常版だったと思います。
確かに80年代のベト全やシュベ全などを聴くと、演奏しにくい古楽器でがんばって演奏しているなという雰囲気で、lvkoechel
さんが
>ハノーヴァー・バンドは、古楽の走りの一つですが、あまりに下手だったので、「運命」くらいしか聴いたことはありません。
とおっしゃることもちょっと分かるような気がします。
が、90年代に入ってBMGから出たシューマン交響曲全集やロッシーニ序曲集などは本当に音楽が生き生きとしていて、私はもう他の演奏が必要無いくらいです。

>ユーリー・シモノフ
この指揮者一部で人気があるようです。↓
http://www.geocities.co.jp/MusicHall-Horn/6617/maestro/simonov.html
私はワゴンセールで投売りされてたロイヤルフィル記念盤の「春の祭典」しか聴いたことありませんが、これがキレもパワーも十分にあり、あまたあるこの曲の中でもかなり上位に来るようないい演奏でした。
すごかったのはドクシツェルばかりではないですよね。

堂々たるベートーヴェン第1番
投稿者:other_wind
2003/10/ 1 16:29 メッセージ: 2865
これは ZAKKYO2000 さんの 2864 に対する返信です
朝比奈を忘れてはいけませんよね。
なんと堂々として風格のあるベートーヴェンでしょう!
テンポを抑えて一つ一つのフレーズをじっくり味わいながら音楽を作っているようです。
といって間延びした感じは全くありません。
4楽章全部聴き入ってしまいました。

興がのって、5回目の録音、朝比奈/大阪フィルはどうだろかと聴いたところ、ますます長くなっていました。

11:20/09:50/4:06/6:15 朝比奈/新日本フィル(1989)
11:27/10:31/4:25/6:51 朝比奈/大阪フィル(1992)

うーん、素晴らしい。甲乙つけがたい。
やはり長いこと付き合ってきた大阪フィルを取りましょうか。

日本にいるからいつでも演奏会に行けるわと延ばし延ばしにしてきて、とうとう朝比奈の演奏会には行けませんでした。
何たる後悔!
今度にしようと思ってもなかなかその機会は訪れませんね。
考えを改めて、早速スクロバチェフスキーのチケットを購入しました。

テンポが速いと、はつらつとしてエネルギッシュな若きベートーヴェン像、これも良し。
遅くなるにつれて、あのいかつい顔をした楽聖ベートーヴェン像、これもいい。

この第1番に対して、指揮者がどういうベートーヴェン像を持つかということでしょうね。
同じ指揮者がこの2つのベートーヴェンを演奏したら面白そうだと思いました。
グールドなんかこんなことができたんじゃないかな。

おお、まだクリュイタンスもバーンスタインもケンペも聴いてない。
チェリビダッケはEMIでは1番は出てませんよね。
CD-Rで出てましたっけ?
はたしてチェリビダッケはどちらのベートーヴェン像でくるか興味が出てきました。

ZAKKYO2000さん、レイボヴィッツの情報ありがとうございます。

生きていれば今年でちょうど90歳、59歳で亡くなったとは残念です。
このホームページを読むとあまり録音はないようですね。
春の祭典も聴いてみたいです。

>すごかったのはドクシツェルばかりではないですよね。

シモノフってロイヤルフィルも振っているんだ。
ロシアのオーケストラだけかと思ってました。
圧倒的なドクシツェルの独壇場で、指揮者、ピアニスト、オーケストラには注意が向きませんでした。

読み違い
投稿者:other_wind
2003/10/ 1 23:34 メッセージ: 2866
これは other_wind さんの 2857 に対する返信です
メッセージ2857でトンチンカンの受け答えをしてしまいました。

lvkoechelさんの
>バルトークが十二音を離れた時に「堕落した」などと攻撃した事もあったようです

を「バルトークが十二音に離れた時に」と読み間違えたせいです。
すみません。連日寝不足気味で。

バルトークが十二音を離れたというのは最後のピアノ協奏曲なのでしょうか。

どの曲かは
投稿者:lvkoechel
2003/10/ 1 23:43 メッセージ: 2867
これは other_wind さんの 2866 に対する返信です
存じません。ただ、「今でもハ長調で音楽が書ける」と言った頃では無かろうかと思います。


投稿者:age_age_baby
2003/10/ 1 23:56 メッセージ: 2868
これは lvkoechel さんの 2867 に対する返信です
意味不明

ツチノコ狩り
投稿者:y_bagus_m
2003/10/ 2 0:03 メッセージ: 2869
これは other_wind さんの 2865 に対する返信です
>CPEバッハのオルガン協奏曲Wq34を、このごろ、アンサンブル・パーランドと
>いうので聴いているのですが・・
>… ここがまさにそのツチノコなのです。

出たな、ツチノコ!
今度こそ とっ捕まえてやる!!
そう、我こそはツチノコ・バスターなり!!!

>「たで食う虫も好きずき」と言われようと、この猫の鳴くようなのがたまらない
>魅力なのです。
>ここを一直線に弾いたり、ヴィブラートなんかをかけるなんてしたら、あまりにも
>芸がなさ過ぎます。

これはもう嗜好の違い。
理屈抜きに「好きなものは好き!」 と言うことでよろしいんじゃないでしょうか。
私のたわごとなど 「そーか、そーか」と聞き流しておくんなさい。

>>意外だったのはハジェット/ハノーヴァーバンド。
>そうですね、私もこの遅さは意外でしたし、残響たっぷりの録音もマイナス
>でしたので、先の英雄のマイベストから外れました。

私としては残響たっぷりでテンポの遅いその「アメリカン・バンド」とやらの演奏を
是非聴いてみたいものです。 (お、グランド・ファンク?)
古楽器演奏(或いはそれに準じる演奏)と言うとせか、せかしたテンポのものしか
聴いたことがないので。

>日本にいるからいつでも演奏会に行けるわと延ばし延ばしにしてきて、
>とうとう朝比奈の演奏会には行けませんでした。
>何たる後悔!

私は住んでいた土地柄、逆に今までで一番多くの実演の接したのが朝比奈です。
初めてのコンサートが朝比奈/大阪POの名曲コンサートでした。
それから後も、前に書いたN響との公演、そして何よりも毎年恒例の第九演奏会。
第九が終わってからペンライト持って「蛍の光」を歌うのは興ざめだったけど…
そう言えばファンレター書いて返事貰ったこともあったなぁ。

朝比奈
投稿者:beknch
2003/10/ 2 6:16 メッセージ: 2870
これは other_wind さんの 2865 に対する返信です
昨晩から掲示板へのアクセスが調子悪いですね。

>なんと堂々として風格のあるベートーヴェンでしょう!

むむ。是非聴いてみたい。大フィル版をゲットしたくなって来ました。

今思えば、私が神戸に住んでいる時は彼の家とはご近所だったはず。
意識していれば、散歩中の彼と出会うことも可能だったと思うのです。
10年程前のあの頃はこっちに余裕もそんな意識も全くなかったですけどね。

若い頃は、彼の演奏は全く対象に入らず最近になってですかね、ああいう
境地もいいと思い出したのは。

昨晩は思わず彼の7番を聴きました。全体に突飛な遅さというわけでもなく、
3楽章あたりがゆったりした感じで個性を感じました。全体に太い骨格を
感じる様な演奏と言うのでしょうか。

それに、90歳前後とは思えない元気さ!

あれだけ長いこと指揮者と人間をやっているからなのでしょうか「楽譜に書い
てあることだけに集中すれば良い」という彼の発言に妙な重みを感じます。

>第九が終わってからペンライト持って「蛍の光」を歌うのは興ざめだったけど…

そんなことしてたんですか? 杉良太郎のコンサートに行ったオバサンたち
みたいな(ふるー)。 
でも、朝比奈のコンサートに沢山いけたのは良かったですね。

次行きます
投稿者:y_bagus_m
2003/10/ 2 9:55 メッセージ: 2871
これは y_bagus_m さんの 2869 に対する返信です
今回のテーマは普段にもましてトピずれも少なく、ベートーヴェンの最初の3つの
交響曲に関しての熱い議論が戦わされて、トピ主としても嬉しい限りです。

さて、議論は尽きませんが、そろそろ次のテーマに移るときが近付いてきているようです。
明日の朝には新しいテーマが「ドッカーン」と発表される予定ですので、
それまでべー1〜3について、「私のチョイスはこの演奏!」とか、
「この人に振ってもらいたい!」 等々ありましたら、皆さん お早めにどーぞ。

ちなみに私は一番好きな2番をクライバーが振った映像付きのものものがあれば、
普段利用しない通販を利用して真っ先に買っちゃいます。

re.朝比奈隆
投稿者:ZAKKYO2000
2003/10/ 2 11:00 メッセージ: 2872
これは other_wind さんの 2865 に対する返信です
(一)昨年朝比奈氏が亡くなった際、ほとんど聴いてなかった新日本フィルとのベートーヴェンの第9を聴きなおしてみました。その時の感想がまさしくother_windさんのおっしゃる通り、
>なんと堂々として風格のあるベートーヴェンでしょう!
>テンポを抑えて一つ一つのフレーズをじっくり味わいながら音楽を作っているようです。
>といって間延びした感じは全くありません。
という感想で、自分が求めるものとは違うと思いつつも、改めてその良さをしみじみ感じました。(若干感傷的だったこともあるかも)

朝比奈氏はブルックナーばかり実演で聴いてきましたが、どうしてもそのゆったりしたテンポについていけず、'95年ごろからほとんど行かなくなっていました。
が、最晩年に録音されえた演奏(都響との第7や大フィルとの第8など)は逆にテンポもかなり早くなり、引き締まった演奏でありながら風格も感じるといった、理想的な演奏に到達したと思います。返す返すも実演に行かなかったことが悔やまれます。

もし、もう一度ベートーヴェンをやっていたらこれも面白かったかもしれません。

いたずら☆
投稿者:tarohanako8408
2003/10/ 2 11:36 メッセージ: 2873
これは y_bagus_m さんの 2871 に対する返信です
バグースさん、その後、ぎっくり腰の具合はいかがですか?
ぎっくり腰は治りかけの時がいっちばん再発しやすいので、注意してくださいね!もう、年なんですから?!
・・・へへ。(笑)

>さて、議論は尽きませんが、そろそろ次のテーマに移るときが近付いてきているようです。
明日の朝には新しいテーマが「ドッカーン」と発表される予定ですので、

ええっ?もう次のテーマ??
せっかく「絶対温感」についてもりあがっていたのに。。。(終盤のぎっくり腰にはあったかサロンパスがいいですよ!)

じゃあ、次のテーマをあてましょか?
「ドッカ〜ンとショックを受けた曲」
あ。これは終わったか。。。
じゃあ、次はやっぱり秋というと運動会。「運動会といえば!」でしょう?
それとも、「ぎっくり腰予防のための体操といえば」
これだ!!
どうです???違いますか?

ブーレーズ
投稿者:other_wind
2003/10/ 2 16:00 メッセージ: 2874
これは y_bagus_m さんの 2871 に対する返信です
先日、ブーレーズの運命のLPを入手しました。
ご存知の方が多いと思いますが1楽章がとっても遅い!
これもまた間延びした感じがないんです。

ぜひブーレーズにベートーヴェンの全集を手がけてもらいたいと思います。
今のブーレーズがはたして前回と同じような遅い運命を演奏するのか。
どんなベートーヴェンが飛び出すか興味があります。

昨日聴いた中では、ワインガルトナーの第1番(1937)が意外でした。
時代がかって大見得を切るかと予想してたところ、エネルギッシュにさらりと演奏していました。
これも素晴らしい!

いやぁ、このお題、とても勉強になりました。
(まだ全部聴き終わってないけれど、しかも1番だけ)
いろいろなベートーベン像があり、自分の固定観念が打ち砕かれた演奏があり、いろいろ新発見させていただきました。

これもすべてbagus大明神のおかげであります。
これからは南西方向に向かって朝昼晩と「ナム バグバグ ダイミョウジン」と唱えさせていただきます。
次のお題がベートーヴェンの4・5・6ではありませんように…ナムバグバグ!

バルトーク
投稿者:other_wind
2003/10/ 2 16:16 メッセージ: 2875
これは lvkoechel さんの 2867 に対する返信です
バルトークは民謡や歌を中心に聴いていたので、十二音音楽も知りませんでした。

>「今でもハ長調で音楽が書ける」と言った頃

これも興味があります。ぜひ調べてみます。
ありがとうございました。

ナマ朝比奈
投稿者:other_wind
2003/10/ 2 16:26 メッセージ: 2876
これは ZAKKYO2000 さんの 2872 に対する返信です
bagusさんもZAKKYOさんもナマ朝比奈を聴けてうらやましい。
私も聴きたかったなあ。

おいていかないでぇ〜
投稿者:from_ojp
2003/10/ 2 18:14 メッセージ: 2877
これは other_wind さんの 2876 に対する返信です
気を許していたら、あぶなく最後のバスが出ちゃうところでした。
愛するベートーヴェン「第二」について、僕のフェイバリットを3枚ほど。

いままで聴いてきた最上は
誰がなんと言ってもクリュイタンス/ベルリンフィル。
彼の明るくみずみずしい音の輝きと
ベルリンフィルの適度な重厚感がミックスして、
極上の演奏に仕上がっています。
そう「田園」も同じような名演ですね。
そんなクリュイタンスなのに、
他のシンフォニーがなんだか重苦しいのはなぜだろう。

次いでワルター/コロムビア響。
どなたかが書いていらっしゃいましたが、第2楽章の抒情味がたまりません。
まさしく「歌うベートーヴェン」であります。

クレンペラー/フィルハーモニアの演奏も捨てがたいです。
前2枚とはまったく違う骨太の演奏ですが、
意外にゴツゴツした印象はなく、柔和な趣きさえ感じられます。

クライバーが振ったらどうなるか、興味深いところですね。
しかし世評の高い「第七」にいまいち感動できず、
やたら息苦しい「第五」も敬遠ぎみの僕としては、
そのクライバー観をぜひ払拭する美しい「第二」を期待したいですね。

会長!
投稿者:y_bagus_m
2003/10/ 2 18:47 メッセージ: 2878
これは tarohanako8408 さんの 2873 に対する返信です
>>第九が終わってからペンライト持って「蛍の光」を歌うのは興ざめだったけど…
>そんなことしてたんですか? 杉良太郎のコンサートに行ったオバサンたち
>みたいな(ふるー)。 

はい、そーなんです。 と言っても、御大ご本人は先にさっさと引き上げるのですが。
後にコーラスが残って、合唱指揮者の棒の下で「蛍の光」が歌われるのです!
在りし日の藤山一郎が紅白歌合戦の最後にやったように。
オケは残って伴奏をやったのか、はたまたオケも引っ込んでピアノか何かで伴奏を
したのかまでは覚えていません。

それにしても、これはもう日本ならではの光景でしょう。
元々インド料理であったカレーが福神漬けと合体することによって(?) 完全な日本食
へと変貌を遂げたように、元来西洋音楽であったベートーヴェンの傑作が蛍の光
(面白いことにこれもまた西洋の曲ですが) と合体することにより完全に日本の市民権
を得たと言うわけです。

この儀式、今でも大フィルの第九演奏会の後にはやっているのでしょうかね?

>最晩年に録音されえた演奏(都響との第7や大フィルとの第8など)は逆にテンポも
>かなり早くなり、引き締まった演奏でありながら風格も感じるといった、理想的な
>演奏に到達したと思います。

一般的には朝比奈と言えばやはりブルックナーなのでしょうね。
ブルックナーと言えば私の苦手の代表格なのですが、あの「紙が舞い落ちた」じゃない、
「神が舞い降りた」 と言われる聖フローリアンでの7番のライブというのは是非聴いて
みたいと思っています。
ちなみに、晩年シカゴSOの定期を振った時のライブは録音されていないのでしょうかね?

>ぎっくり腰は治りかけの時がいっちばん再発しやすいので、注意してくださいね!
>もう、年なんですから?! ・・・へへ。(笑)

腰の方はもう大分良くなったのですが、ここ何日か左の尻からふくらはぎにかけて
痛みがあります。
私の母が「椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛」とかで同じような箇所が痛いと
言っているので、「えーっ、70過ぎのばーさんと同じかよぉ…!」 と嘆いてます。
あー、やだやだ、これじゃますます「お達者倶楽部正会員」の道をまっしぐら。

そう言えばお達者倶楽部で思い出しましたが、ここのところまた会長のお姿を
お見かけしません。
「会長〜ぉ!」

>それとも、「ぎっくり腰予防のための体操といえば」
>これだ!! どうです???違いますか?

そう、「ぎっくり腰予防体操に相応しい曲と言えば?」。
これですよ。 これしかない、 次のテーマは!
やっぱりモーちゃんのオペラでしょうかね。
「腰・煩(ファン)・取って!」 ― 煩(ファン)は中国語読み、ちょっと無理がある?

あ、あとハイドンの交響曲にも良さそうなのがあるかな?

シカゴライブも
投稿者:beknch
2003/10/ 2 20:21 メッセージ: 2879
これは y_bagus_m さんの 2878 に対する返信です
>後にコーラスが残って、合唱指揮者の棒の下で「蛍の光」が歌われるのです!

でも、今聴いたら泣いてしまうかも知れない。。。

>ちなみに、晩年シカゴSOの定期を振った時のライブは録音されていないのでしょうかね?

87歳にしてアメリカデビューのやつですね。交響曲5番です。
NHKの追悼番組ではそのごく一部を放映してました。間違いなく記録はされていますね。
CD,DVDが出ている(出る)のかどうかは知りませんが。

演奏終了直後のインタビューで、コンサートマスターは「テンポは遅いと感じたが、
演奏後にその感じはもはやない。慣れてくると彼のテンポが曲に良く合うことがわかった」。

また、トランペットのハーセス氏は「この曲が作られた時代と今と時間感覚が違う。
当時の人は時間をかけることを喜んだのです。朝比奈はそれをよく理解している」
共に、テンポが遅いけどそれでいいのだ、といった内容でした。

私もこの5番じっくり聴いてみたいものです。

>「腰・煩(ファン)・取って!」

座布団2枚。

>あとハイドンの交響曲にも・・・
投稿者:wadakamaru
2003/10/ 2 21:14 メッセージ: 2880
これは y_bagus_m さんの 2878 に対する返信です
まさか「びっくり」のつもりでは。びっくりしたら腰が抜けることはあっても、
びっくり腰なんてきいたことがないから、きっと違うでしょうね。

モーツァルトのオペラと言えば思い出します。
むかしむかし、いまから30年ほど前、
コーラスをしている友人に誘われて、
当時はあまり関心もなかったオペラを聴きに行ったことがあります。
それは関西歌劇団の「魔笛」でした。あの変なトリが出るやつです。
指揮はもちろん朝比奈隆さんでした。当時でも「おじいさん然」としていたのに、
つい最近まで現役で活躍されていたんですね。

>「腰・煩(ファン)・取って!」
座布団2枚・・・
うーん、たしかにうまく表現している。
でももう一回似たような事を言ったら、「山田く〜ん、一枚もってって〜」

>ブーレーズ
投稿者:beknch
2003/10/ 3 6:07 メッセージ: 2881
これは wadakamaru さんの 2880 に対する返信です
>先日、ブーレーズの運命のLPを入手しました。
>ご存知の方が多いと思いますが1楽章がとっても遅い!

ひょっとして、冒頭が「ダッ・ダッ・ダッ・ダーン」と言う風に音を区切って
弾むような感じでスタートする分ですか? 

少年の頃にCBSソニー音のカタログと言うのを入手して出だしだけ聴いた時に
この演奏は運命らしくていい、と思った記憶があります。当時持っていた、F.R.
だったか、ミュンシュだったかのは、「ダダダダーン」と続くし、カラヤンを
聴いた折には何と素早い冒頭かと驚いたことがあります。

今思えば、友達どうしで冗談で運命の冒頭旋律を言う時は「ジャッ・ジャッ・ジャッ・
ジャーン」ってわざと区切って言ってましたが、TVの芸人なんかもそのように
ギャグで言っていたのでそうなった気がします。

>まさか「びっくり」のつもりでは。びっくりしたら腰が抜けることはあっても、
>びっくり腰なんてきいたことがないから、きっと違うでしょうね。

ま、まさかここの生真面目なトピ主様に限ってそのような駄洒落を言うはずが・・・
恐らく我々が知らないSymがハイドンにはあるのですよ、きっと。
第○○番「クシャミは足を曲げてから」みたいな。
事と次第によっては、「山田く〜ん、一枚もってって〜」 。

第29回テーマ: 「歌」と言えば?
投稿者:y_bagus_m
2003/10/ 3 10:13 メッセージ: 2882
これは y_bagus_m さんの 2871 に対する返信です
どうじゃぁ、王道を行くテーマ!

今回のテーマは幅広い。
一口に「歌」と言っても様々。

*文字通り「声楽」の入った曲
*声楽がなくとも「歌」を感じさせる器楽曲
*思わず口ずさみたくなるようなメロディを持った曲
*風呂に入ったときに唸る定番

等々

よろしくお願いします!

>>ブーレーズ「運命」
投稿者:ZAKKYO2000
2003/10/ 3 10:13 メッセージ: 2883
これは other_wind さんの 2874 に対する返信です
ブーレーズと聞いたら黙っちゃあおれません。

ブーレーズの運命、68年にニューフィルハーモニアと録ったやつですよね。この頃のこのコンビのCD(他にドビュッシーの海やバルトークのP協などあり)らしく、レントゲン写真のような、ひたすら分析的で、一向に盛り上がらない演奏ですよね。

当時確か、史上もっとも遅い運命とクレジットされていましたが、それはテンポの遅さのみならず、3楽章のリピートを行なっているからです。
しかしその割には4楽章はリピートしていないので、非常に座りが悪く聞こえてしまうことが致命傷です。

other_windさんのおっしゃるように、今ベートーヴェンの全曲を取り上げたらどうなるでしょうかね。聴いてみたいような、みたくなような・・・。(ブルックナー8番みたいにオーソドックスな演奏で肩透かし食らいそうな気がしますが)

うふふふふ。
投稿者:tarohanako8408
2003/10/ 3 12:00 メッセージ: 2884
これは y_bagus_m さんの 2882 に対する返信です
すごい!今回のお題は、私のためにあるようなものですね?な〜んて。
よかった。これで、今までの未提出レポートの分が取り返せる!きっと今年の成績は期待できそう!!ルン♪

*文字通り「声楽」の入った曲
これは、多いですよね〜。
でも。私の中のトップはやはり、メンデルスゾーン「真夏の夜の夢」。
以前、夏の話題にて提出しましたが。
これは、思い出の曲ですから、最初に挙げておきます。

あと、ホルストの「惑星」。
合唱部分が少ないのですが、この女声コーラスが印象に残っているんです。

あとは、まー、王道といえば、先のお題の方でしょうか。「第九」。
これは、おつけものさんの分でとっておきましょう♪

マーラーは、私はあえて挙げません。趣味トピに書きましたが、ちょっと苦手かも。多分どなたかが書いてくださることでしょう♪

あ〜!!でも、このお題。私には絞れません。風呂だけでなく、歩きながら唄っているタロハナなんですから。
タロハナはいつも歌っています。日本では通勤・通学途中、電車を待ちながら歌っていたくらい!ホームでゴルフの素振りしている姿も充分ヘンですが、歌っているのもかなりヘンですよねー。(笑)
しかも、ちゃんとした歌ならともかく、そういう立ち止まったりできるところだと、集中できるので(?)、オペラのコロコロフレーズを練習したりするから、さあ大変!!
当然、白い目が。。。
本人は、小さい声のつもりなんですけどね!
嬉しいときも、幸せなときも、悲しいときも。。。いっつも歌ってる「ちょっとアブナイ」タロハナです。

感謝
投稿者:other_wind
2003/10/ 3 16:30 メッセージ: 2885
これは y_bagus_m さんの 2882 に対する返信です
おお、bagusさま、今回のお題も広くて手の付け所がありませぬ。
次から次へと難題をお課しになるのも、バグさまの深いお慈悲の心から。
あな、ありがたやー、ありがたやー。
ラーメン、ソーメン、オー、バグバグ。

さて、お祈りが終わったところで、私は最初にシューベルトのこれを挙げます。

        楽に寄す D.547 (ショーバー詩)

  心やさしい芸術よ、この世のおぞましい日常が
  私を覆い包んだあの数知れぬ灰色の時間に、
  おまえは私の心を温かい愛にもえあがらせ、
  よりよい世界に誘っておくれだった!

  しばしばお前の竪琴から流れ出る吐息が
  甘い、浄らかな和音をひびかせながら、
  この世ならぬ世界を私の頭上にひらいた ―
  心のやさしい芸術よ、私はそのことをお前に感謝する!


音楽に、そして音楽について皆様とこうして語り合えることに感謝します。

ブーレーズについてはもう一度じっくり聴いてみますね。

びっくり!
投稿者:beknch
2003/10/ 3 17:13 メッセージ: 2886
これは other_wind さんの 2885 に対する返信です
と、言ってもハイドンによるバグースさんの腰の話ではありません。

歌と聞いて、私の脳裏に真っ先に浮かんだ曲を other_wind さんが
ものの見事に挙げておられるからなのです。

音楽の授業で歌った時の日本語歌詞は「楽の音・・・」から始まっていました。

そして、ドイツ語?では「ドゥホールデークーンスト・・・」で始まっていたはずです。
ドイツ語がペラペラの私は最初バームクーヘンの事を歌う歌詞かと思ったの
ですが歌詞は兎も角、曲を聴いて強烈な印象をもったのを覚えています。

歌っても、聴いても心が幸せに満ち溢れてくる曲。
早くも重複になりますが私も最初に掲げる曲はこの歌です。

すいません、tarohanako8408さん。
投稿者:oisiitukemono
2003/10/ 3 17:29 メッセージ: 2887
これは tarohanako8408 さんの 2884 に対する返信です
こんにちは〜♪

「ベートーヴェンの交響曲1・2・3番といえば!」のテーマでは静かにしていたのですが、次の次くらいに「第九」が来ると思って待っていましたです。
今回は「歌」がテーマなのですね。ちょっぴりバグースさんの配慮を感じちゃったりして....ふふふのふ。

>あとは、まー、王道といえば、先のお題の方でしょうか。「第九」。
これは、おつけものさんの分でとっておきましょう♪

 ありがとうございます☆
これでエサにありつけます(笑)。
最近は「聴き過ぎによる飽き」がこないよう、2日に1回程度に『第九る』のは自粛していまーす。ううう、それでも猛烈に聴きまくっている方だと思うのですけど全っ然、飽きませんー。
やっぱり、あの「合唱」部分のせいなのか判りませんが、パブロフの犬みたいに号泣しています。

>嬉しいときも、幸せなときも、悲しいときも。。。いっつも歌ってる「ちょっとアブナイ」タロハナです。

 漬け物はよく電車の中で笑ったり泣いたりしています。「うわははは!!」と突然大声を出す事しばしばです。前、泣いている時には「どうかされましたか?」と聞かれた事もあります。
腕を振り回したりしてハッと気付く事もあります。
私もアブナイ人にカウントされていますね、きっと。

お題のついでに(?)
モーツァルトのディベルティメント136番、これをバリリ四重奏団で聴くと「歌」と言うよりも「声そのもの」を感じます。のびやかではつらつとした少年のような「声」です♪

名曲
投稿者:y_bagus_m
2003/10/ 3 18:52 メッセージ: 2888
これは beknch さんの 2881 に対する返信です
>おいていかないでぇ〜

待ってました!
2番溺愛仲間のフロムさんからの投稿がなければ先のお題、
終わっても成仏できないと言うもの。

いや、それにしても曲だけでなく演奏の方もクリュイタンスにワルターだなんて、
どこまでも合いますね、趣味が。
lvkさんと私の相性と比べればえらい違い。
一度私とお見合いしてみませんか? フロムさん。
で、こうなると、フロムさんが挙げておられたクレンペラーの2番が気になってきます。

>>後にコーラスが残って、合唱指揮者の棒の下で「蛍の光」が歌われるのです!
>でも、今聴いたら泣いてしまうかも知れない。。。

いや、いくら南極暮らしが長くとも、あれには涙しないと思う…
あれに涙するようになった日にゃぁ、人間おしまいだぜ。
… とまでは言わないものの、あれは無い方が良いですよ。
たとえてみるならば、そうだですねぇ、フランス料理のフルコースの後で無理やり
デザートに大福を食わされるような… う〜ん、ちょっと違うか。

>NHKの追悼番組ではそのごく一部を放映してました。
>間違いなく記録はされていますね。
>CD,DVDが出ている(出る)のかどうかは知りませんが。

おぉ、あるのですね きっちり。
ディスク化されればファンにはたまらんでしょうね。

>まさか「びっくり」のつもりでは。びっくりしたら腰が抜けることはあっても、
>びっくり腰なんてきいたことがないから、きっと違うでしょうね。

ハイドンに「びっくり」という曲があるのですか?
知りませんでした。 それはびっくりです。
それにしてもさすがワダカマルさん、バロックだけでなく古典音楽にもお詳しい!

ところで、私が言っているのはあの有名な 「ぎっくりシンフォニー」のことです。
聴衆に腰痛/ギックリ腰に悩まされている人が多いと耳にしたハイドンが
「それでは」と奮起して作ったと言われる腰痛完治の名曲です。
有名な曲にもかかわらず (例によって)私は聴いたことがないのですが、
聞くところによると、第2楽章に何やら仕掛けがあるらしいですね。
初演の時にその箇所に来ると、聴衆のギックリ腰がみんな一発で治った
とかいう話です。
私も霊験あらたかなこの曲を聴いて、忌わしい腰痛を退治してみたいと思います。

>ま、まさかここの生真面目なトピ主様に限ってそのような駄洒落を言うはずが・・・
>恐らく我々が知らないSymがハイドンにはあるのですよ、きっと。

ま、まさかbekさん、この 「ぎっくりシンフォニー」 を知らない とか…
い、いや、いくらなんでもそれはないですよね。
こんな有名な曲 …

「歌」と言えば!
投稿者:wadakamaru
2003/10/ 3 21:06 メッセージ: 2889
これは y_bagus_m さんの 2882 に対する返信です
マジレスです。(^_^;

*文字通り「声楽」の入った曲
 断然、スターバト・マーテルですね。
 やはりペルゴレージのが筆頭でしょうが、ヴィヴァルディのもなかなか良い。

*声楽がなくとも「歌」を感じさせる器楽曲
 最近聴いた曲として、ドメニコ・スカルラッテイのK.1
 この人のチェンバロ曲は、どちらかというとちょっと小難しいところがあると思っているのですが、
 そんな思いをくつがえすような、昔どこかで聴いたようなメロディーです。
 
*思わず口ずさみたくなるようなメロディを持った曲
 クラシックでは、前日聴いた曲を思わず口ずさむことがよくありますが、
 それ以外では、「クラおしゃ」トピでも話題になった「津軽海峡冬景色」をおいてほかにありません。

*風呂に入ったときに唸る定番
 ドリフの「いい湯だな」に決まっています。(^_^)

カリンニコフ 交響曲第1番
投稿者:der_kranke_mond
2003/10/ 3 22:13 メッセージ: 2890
これは y_bagus_m さんの 1 に対する返信です
>思わず口ずさみたくなるようなメロディを持った曲

です。
第一楽章の哀愁漂うメロディーは、一度聴いたら耳を離れません。
これこそロシア訛りの名旋律といえよう。(なぜか宇○氏調)

二番・ワルター
投稿者:lvkoechel
2003/10/ 3 22:49 メッセージ: 2891
これは y_bagus_m さんの 2888 に対する返信です
私も好きです。Mr.B 仲間に入れてください(笑)。他はシューリヒト&Wpo。クリュイタンスは持っておらず、聴いた事もありません。
 何処かのトピ主さんの影響でまた「第九」を聴きました。 Suitner 。抜群では無いが、良かった。彼を好きで、よく聴きに行ったものですが、レコードと生が、かなり違います。
 昨年は、実演こみで三度しか聴いていないのに、今年は既に七回聴いています。暮れのコンサートを含めると十回くらいになりそう。
 歌も、纏まりを大事にした感じで、好感が持てます。私と同様生真面目で、ここはもう少し遊んだ方が、という面も、あります。
 純粋の歌、ローレライを挙げておきます。

惑星
投稿者:yukkomylove2003
2003/10/ 3 23:01 メッセージ: 2892
これは tarohanako8408 さんの 2884 に対する返信です
タロハナさん こんにちは。

ホルストの「惑星」で「歌」というと、どうしても
あのダイアナの葬式で流れていた替え歌(れっき
とした聖歌だが)を思い出してしまいます。

あの時のライヴCDどこいっちまったかな?

いいテーマ
投稿者:tynaoshima
2003/10/ 4 0:52 メッセージ: 2893
これは y_bagus_m さんの 2882 に対する返信です
 バグースさん、ご無沙汰です。普請道楽です。

 「歌」!
 良いですねぇ。
 仕事に没頭していたここ数週間、通勤電車での眠りのひと時も、やはりディスクマンからの歌に囲まれておりました。

 多忙な時には、美しいメロディーで平穏な時期を夢見たいものですが、この数週間で一番聴いたのは、
 ・初恋のベルリオーズ、
 ・恋人のワーグナー、
 ・正妻のブルックナー、
 ・愛人のR.シュトラウス
などを抑え、歌の帝王:ヴェルディでした(これは、もう妾)。

 何より好きなのは、今朝まで聞いていた「オテロ」。それも、特に冒頭。合唱とオケの爆発から始まり、グーっと盛り上がった後、「そろそろ出番だよっ」と皆が瞬間静まって、そして堂々と登場するオテロのソロ。これは堪りませんなぁ。タイトルロールの歌手は、「よっしゃ、見とれぇ」って気分でしょうねぇ。
 ただ、ここでトロトロされると後は興醒めなんです。カラヤン=ヴィッカーズ盤はオケや合唱は文句無しだけど肝心のオテロが「おいおい、途中で詰まるなよな」って感じだし、クライバーのライブ盤(海賊モノ?)は「いくらライブだって、音悪すぎ」。レヴァイン=ドミンゴ盤は結構好きだけど。でもちょっと声を伸ばし気味で、ややもすると「きれいな声に酔ってる演歌歌手」みたい。そんな私のお気に入りは、カラヤン=デルモナコ盤。…う〜ん、只の回顧趣味かなぁ。

 まぁ、仕事が一段落してちょっとした開放感に浸っている週末の晩なんで、勘弁して下さい。25年近く応援している、贔屓のダイエー・ホークスも優勝したし、プチ・ハッピーといった処なんです。
(ちなみに愚妻は、自称にわか阪神ファン。巨人ファンの息子たちも洗脳されてセ・リーグの応援に。さぁ、日本シリーズが始まる2週間後からは、孤軍奮闘の家庭内戦争の勃発だぁ)。

第30回のテーマは、「チャンピオン」なんてどうでしょ。

歌う
投稿者:y_bagus_m
2003/10/ 4 2:29 メッセージ: 2894
これは tarohanako8408 さんの 2884 に対する返信です
>ブーレーズの運命、68年にニューフィルハーモニアと録ったやつですよね。

その数年後にブーレーズはバーンスタインの後を受けてNYフィルの常任に
なったのですよね、確か。
で、私はその二人が連れ立って日本にやって来た時のバーンスタインの
マーラー(5番) を聴いたと言うわけです。

前のテーマ(ずれ) を引きずるようですが、ブーレーズと人がこれまた耳が抜群に
良い人らしくて、当時は「バーンスタインがガタガタにしたNYフィルをブーレーズが
耳掃除に来た」 などと言われている… というような記事をよく目にしました。

>私の中のトップはやはり、メンデルスゾーン「真夏の夜の夢」。
>以前、夏の話題にて提出しましたが。

タロハナさん、新テーマの先陣を切っていただき ありがとうございます。

>これは、思い出の曲ですから、最初に挙げておきます。

えーっと、どんな思い出なのでしょうね。 聞いてみたいものです。
それとも以前どこかに書かれていましたっけ?

>あと、ホルストの「惑星」。

ほっ、この曲が出てくるとは想像しませんでした。
合唱の同じような使い方で連想するのがドビュッシーの「ノクターン」。
この3曲目の女性コーラスは聴く者を幽玄の彼方へといざなってくれます。

>風呂だけでなく、歩きながら唄っているタロハナなんですから。
>タロハナはいつも歌っています。

わっ、いっしょや〜!
私も歩きながら、ションベンしながら、また、風呂入っている時、バスに乗ってる時、
しょっちゅう歌っています。
人に聞かれないようにできるだけ小さな声で歌おうとするのですが、
どうしても声が大きくなりがりでよくそばにいる人から怯えた目で見られます。

口ずさむメロディーのベスト1
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/10/ 4 2:57 メッセージ: 2895
これは y_bagus_m さんの 2894 に対する返信です
bagusさん、
こちらは夕食が済んだ時間ですけれど、そちらは真夜中。
まさか、
>左の尻からふくらはぎにかけての痛み
で眠れないなんていうのでなければいいのですが。

眠りの精に来てもらいましょう。(ま〜た始まった!)
つい口ずさんでしまうメロディーといったら「ブラ1」と「眠りの精」のお手てつないでシリーズを他に置いてありません。

しばらくぶりに復習しましょう。
ソ|ドーーシードー|ラーーソードー|レミファーミレドー|レーー

このメロディーが1日中頭の中をぐるぐるし、口ずさんでいれば腰痛は忘れられるのではと思い、せめてものお見舞いです。(けっっしてイヤガラセではありません)

不眠の精
投稿者:y_bagus_m
2003/10/ 4 3:09 メッセージ: 2896
これは SPINATPOLKA2 さんの 2895 に対する返信です
>しばらくぶりに復習しましょう。
>ソ|ドーーシードー|ラーーソードー|レミファーミレドー|レーー

うわーっ!
今夜は眠れない… !!

歌曲
投稿者:beknch
2003/10/ 4 10:12 メッセージ: 2897
これは y_bagus_m さんの 2888 に対する返信です
シューベルト「楽に寄す」い続く歌曲としては、

シューベルト「冬の旅」
マーラー「さすらう若人の歌」

となります。 冬の旅は一曲目の「おやすみ」をやはり音楽の授業でやって
から、病み付きになった経緯があります。ピアノの序奏からして雰囲気があって
良い。寂しい曲ですけどね。
題名は冬でも聴くのは秋の夜が良いでしょうね。
冬の夜に聴くと凍えてしまうかも知れませんから。南極に来てから聴いていない
ので今晩あたり聴いてみますか。

フィッシャー・ディスカウで良く聴いたものですが、ハンス・ホッターも渋いですね。

「さすらう若人の歌」の方は、「巨人」を聴いてから興味を持って聴いてみた
わけですが、「メロディが一緒やないの」と思いつつ違った感激がありました。
これもディスカウのLPが最初でした。最近はバーンスタインの伴奏で
トーマス・ハンプソンと言う人ので聴いてます。

>ま、まさかbekさん、この 「ぎっくりシンフォニー」 を知らない とか…

がっくり(シンフォニー)。ハイドンの交響曲って1040曲あるんでしたよね?
10400曲でしたっけ? 勉強不足でした。とても全て覚え切れません。
天井に布団を敷いて寝るという忍者の事を歌った曲もあるんでしたよね
「ハットリシンフォニー」とか言う・・・

授業で出てきた曲
投稿者:y_bagus_m
2003/10/ 4 11:03 メッセージ: 2898
これは oisiitukemono さんの 2887 に対する返信です
>おお、bagusさま、今回のお題も広くて手の付け所がありませぬ。

other windよ、絞り込もうとするから手の付けようがなくなると言うもの。
心の命ずるがままに思い付いた曲を何曲でも挙げるがよいぞ。

>私は最初にシューベルトのこれを挙げます。
>楽に寄す D.547 (ショーバー詩)

おぉ、これは高校(中学か?)時代に音楽の授業で歌った(歌わされた)曲。
学校の授業でやったものは科目に関係なく(国語なんかでも)嫌いになってしまう
という法則にたがわずこの曲もずっとイヤな曲だったのですが、
最近きちんとCDで聴き直して見て、「えー曲やんか!」 と思うようになりました。

>音楽の授業で歌った時の日本語歌詞は「楽の音・・・」から始まっていました。
>そして、ドイツ語?では「ドゥホールデークーンスト・・・」で始まっていたはずです。

あぁ、そう言えばそんな歌詞だったような気がします。
で、その後の/ ドードミレドレ / ミードー / の「ミードー」 のところで 「インゲン」
だか「チンゲン」 だかって言うのではありませんでしたっけ?

>最近は「聴き過ぎによる飽き」がこないよう、2日に1回程度に『第九る』のは
>自粛していまーす。

相変わらずすごいですねー。
私など第九と言えば年1回暮れに聴くのみです。
年末に聞き逃せば、次は翌年の暮れまでお預けです。
(もっとも一昨年は年明けに実演を聴きましたが)

>漬け物はよく電車の中で笑ったり泣いたりしています。
>「うわははは!!」と突然大声を出す事しばしばです。
>前、泣いている時には「どうかされましたか?」と聞かれた事もあります。

タロハナさんに負けず劣らずアブナそうですが、電車の中で何に笑い、
何に泣くのでしょうか?
差し支えなければ(あっても) 教えていただきたいものです。

告別
投稿者:other_wind
2003/10/ 4 17:53 メッセージ: 2899
これは y_bagus_m さんの 2898 に対する返信です
ハ、ハアァァァ、何事もバグさまの御心のまま…
アーララ、コーララ、ホレ、バグバグ。

ではバグさまの御興味を引くであろう次の曲に参ります。

R.シュトラウス <四つの最後の歌>
第1曲 春  第2曲 九月  第3曲 眠りにつこうとして  第4曲 夕映えの中で
(1〜3はヘッセ詩、4はアイヒェンドルフ詩)

告別の音楽として、マーラーの交響曲第九番は独り寂しく息果てていくのに対して、シュトラウスは万華鏡のように変わる豊かな和声の中で、静かに木の葉が色を変えるように自然に向こうに行ってしまう。

  ……
  おお、このひろびろとした静かな平和!
  こんなに深々と夕映えに染まって。
  旅の疲れが重くぼくらにのしかかっている ―
  ひょっとしたら、これが死だろうか?

合掌。

SRTの件再び。
投稿者:nujikoa
2003/10/ 4 17:55 メッセージ: 2900
これは y_bagus_m さんの 2863 に対する返信です
SRTの件、bekさんに負けずに「亀さん」なレスを入れさせていただきます。^^

>>もしかして、バスをお持ちですか? バグースさんは何を?トラック?
>
>私はタクシーを少々。
>いや、あの、ソプラノとアルトをやっていたのだと思います。
>あとニーノも買いましたね、プラスティック製でしたが。
>ヴィヴァルディのピッコロ協奏曲イ短調の2楽章を1人で練習してました

私が持ってるのは、自宅のテラスに露天ジャグジー付きのやつですが何か・・・?

リコーダーは、今は一本も持ってません。(仲間を得て再開したい!)
bekさんのおっしゃる通り、バスリコーダーばかり吹いていたのですが。

バッハのオルガン曲の「フーガト短調」(ソプラノ・アルト・テノールのトリオで)も昔やりましたが、
やはり私が手にしたのはテノール。
ソプラノパートをちょっと練習してみましたが、音数が多くて指は大変だし、
それ以前に息が到底続かない!
(本当は、息継ぎをどこで素早くするのか、が難しいだけなのですが。)
テノールは音数は少ないし、息継ぎもごまかしやすい(笑)ので私にもつとまるのです(エッヘン

学生時代は、楽器をクラブハウスに保管していたのですが、ある日ボヤが発生!
消火後、リコーダーを取りに行ってみると、何と
見事な「リコーダーの燻製」が出来上がっていました。
吹いてみると、なんとも香ばしい匂いが・・・
匂いがきつすぎて、結局使い物にはならなかったですが。

あと音の出も悪くなるので、燻製大好き!という方も真似されないほうが良いと思います。(〜^^)

「歌(声楽)」が無いのに「歌」
投稿者:nujikoa
2003/10/ 4 18:00 メッセージ: 2901
これは y_bagus_m さんの 2882 に対する返信です
ベートーヴェンのピアノソナタ内の「嘆きの歌」。

ショパンのピアノ曲「子守歌」。

ブラームスのヴァイオリンソナタ第1番「雨の歌」。

どれも、声出して歌おうと思ったら大変そうですけどね。

ほかにもありそう・・・

ズン・ズン・ズ・ズーン
投稿者:other_wind
2003/10/ 4 19:27 メッセージ: 2902
これは beknch さんの 2881 に対する返信です
ブーレーズの運命、もう一度聴いてみました。

>ひょっとして、冒頭が「ダッ・ダッ・ダッ・ダーン」と言う風に音を区切って弾むような感じでスタートする分ですか? 

音を区切ってしまうと、劇での効果音みたくなってしまいますから、音楽ではまずそういう演奏はしないんじゃないかなぁ。
擬音で書き表そうとすればズン・ズン・ズ・ズーンに近そうです。

>レントゲン写真のような、ひたすら分析的で、一向に盛り上がらない演奏ですよね。
>今ベートーヴェンの全曲を取り上げたらどうなるでしょうかね。聴いてみたいような、みたくなような・・・。(ブルックナー8番みたいにオーソドックスな演奏で肩透かし食らいそうな気がしますが)

そう言えば分析的ですね。
運命ですからそれなりに熱は入りますが、燃え上がるって演奏ではありませんね。
ゆっくりだと風格みたいのが出てくるんですが、それがほとんど感じられないし、朝比奈のように味わって演奏しているのではなく、遅いながらも前へ推し進めていく演奏です。
ブルックナー8番は持ってるんですがまだ聴いてないんですよ。
ベートーヴェンはどんなんか…、ね、ちょっと聴きたいでしょ。

ベートーヴェンの1番の続きですが、クレンペラー/フィルハーモニアは、またまた感激した演奏でした。
これも遅く(9:57)、とっても風格のある堂々とした演奏。
カザルス/マールボロ(11:07)も朝比奈に次ぎ遅く堂々としているが、クレンペラーより温かい演奏でした。

シュトちゃんの歌
投稿者:from_ojp
2003/10/ 4 19:37 メッセージ: 2903
これは nujikoa さんの 2901 に対する返信です
R.シュトラウスの歌曲をルチア・ボッブの歌で聴いてます。

歌曲集「8つの歌」の中から、
恋人への感謝にあふれた「献呈」や遅咲きの恋を歌った「ダリア」、
逝った恋人に呼びかける「万霊節」が、とりわけ好き。
それから単品ものでも「帰郷」「ひそやかな歌」「子守歌」など
シュトラウスには珠玉の歌曲がいっぱい。

伴奏のサヴァリッシュは指揮者としてはあまり面白くないのに、
歌伴はやたら巧い。繊細で表情豊かで、ポップとの息もぴったり。

あっ、バグースさん、シュトラウスは苦手だったっけ。

無言歌
投稿者:yukkomylove2003
2003/10/ 4 20:28 メッセージ: 2904
これは nujikoa さんの 2901 に対する返信です
やはり代表はメンデルスゾーンのピアノ曲集「無言歌」でしょうか。

中学時代、音楽のペーパーテストで歌の名前を書けというので試しに書いたら、
一応まるでした。

もっとも、ベートーヴェンの曲を三曲書けという問題で、
交響曲一番・二番・三番と書く度胸はなかったな(笑)。
ちなみにこの問題の解答の一番人気は「運命」「未完成」だったとか。
(当然×だわな)

眠りの精&シュトちゃん
投稿者:other_wind
2003/10/ 4 21:13 メッセージ: 2905
これは y_bagus_m さんの 2896 に対する返信です
「眠りの精」、私はまだ、どうしても途中から交響曲になります。
そう言えば、こないだシューマンの歌曲を探していたら、シューマンも<眠りの精>という曲を書いていたのを発見しました。

子供のための歌のアルバム 作品79の中の12曲目

これも素敵な曲集ですよ。


>R.シュトラウスの歌曲をルチア・ボッブの歌で聴いてます。

フロムさん、私も今聴きました。
ついでにその横にあったマーガレット・プライス/サバリッシュも聴いちゃいました。
私も「献呈」「万霊節」「夜」「セレナーデ」がとりわけ好きです。
私のLPのジャケットには、ルチア・ポップがアップでこちらにほほ笑みかけています。
美しいジャケットです。
ジャケットの素晴らしさもLPの魅力ですよね。
確かこの人も亡くなったんだなあと、感慨にふけってしまいました。

いつだってマジレスです
投稿者:y_bagus_m
2003/10/ 5 0:22 メッセージ: 2906
これは der_kranke_mond さんの 2890 に対する返信です
>マジレスです。(^_^;

お、これぞ私の求めていたレス。
ちなみに私のはいつもマジレスです。

>*文字通り「声楽」の入った曲
> 断然、スターバト・マーテルですね。

「断然」と断言してしまいますか!
スターバト・マーテル。
どの作曲家のものも聴いたことがありません!

>*声楽がなくとも「歌」を感じさせる器楽曲
> 最近聴いた曲として、ドメニコ・スカルラッテイのK.1

またまた白状しますと、スカルラッティは殆ど聴いたことがありません。
以前飛行機の中の音楽プログラムでちらっと耳にした程度かな? と言う感じです。
ワダカマルさん、スカルラッティ 良いですか?

>それ以外では、「クラおしゃ」トピでも話題になった「津軽海峡冬景色」を
>おいてほかにありません。

この曲は私でも聴いたことあります。好きですねぇ。
演歌は聴かない私ですが、「津軽海峡冬景色」と「もう一度逢いたい」、
この2曲だけは好きです。

>*風呂に入ったときに唸る定番
> ドリフの「いい湯だな」に決まっています。(^_^)

「ババンババンバンバン」ですか。
そういえば最近私の娘がシャワーを浴びるたびに大きな声で何か歌っています。
「パフ」とか、「カントリー・ロード」とか、「100%勇気」とか…
大体学校で習ってきた歌が多いようです。

>カリンニコフ 交響曲第1番
>第一楽章の哀愁漂うメロディーは、一度聴いたら耳を離れません。

これは知ってますよ、dkmさん。 歌詞がついていますよね。
「カ〜〜〜〜リンカ、カリンカ、カリンニコフ…」 っていうあれですよね。

… あ〜、マジレスのはずだったのに…

歴史的合意
投稿者:y_bagus_m
2003/10/ 5 0:27 メッセージ: 2907
これは tynaoshima さんの 2893 に対する返信です
>二番・ワルター
>私も好きです。Mr.B 仲間に入れてください(笑)。

おっ、まともな音楽の趣味でlvkさんと意見が一致したのは初めてではないだろうか?!
これは政治の世界にたとえると、「オスロ合意」にも匹敵する音楽史上画期的な
出来事と言えよう。
あ、いや、オスロ合意は結局オジャンになりそうなのでもはや「画期的」ではないか。

>純粋の歌、ローレライを挙げておきます。

lvkさん。 う〜ん、どこまでも「独逸」なお方

>ホルストの「惑星」で「歌」というと、どうしてもあのダイアナの葬式で流れていた
>替え歌(れっきとした聖歌だが)を思い出してしまいます。

ユッコmyloveさん、何のお話ですか?
「聖歌」の「替え歌」というと、あの名曲「たぬきのきんたま」しか思い浮かばないの
ですが (おっと、また伏字にするのを忘れてしまった…)。
それがダイアナの葬儀に流れていたと… ?
もしどうだとすれば、ダイアナも浮かばれまい・・・
でも惑星とは全然関係ないですね。
どーゆーことなの?
おせーて、ユッコmyloveさん。

>多忙な時には、美しいメロディーで平穏な時期を夢見たいものですが、
>この数週間で一番聴いたのは、・初恋のベルリオーズ、 ・恋人のワーグナー、
>正妻のブルックナー、 ・愛人のR.シュトラウス などを抑え、
>歌の帝王:ヴェルディでした(これは、もう妾)。

おぉ、普請道楽さん、なんと華麗な恋愛関係でございましょうか!
妾がヴェルディだなんて。

ところで、いきなり話が飛んで申し訳ないのですが、大学時代のお話です。
学生食堂のメニューに「生姜焼き定食」を見つけた私の友人、
「何? この “なまめかけ” 定食って??」 とのたまいました。
ど、どんな定食やねん!?
一度食べてみたいぞ!
それにしても、普通「めかけ」は読めなくても「しょうが」は読めるだろうが!

>何より好きなのは、今朝まで聞いていた「オテロ」。

オテロですか。
私には未開拓の世界ですね。
シェークスピアのは随分前に読みましたが (全然覚えてません、ストーリー)。

>第30回のテーマは、「チャンピオン」なんてどうでしょ。

貰いました!

燻製なら海産物を
投稿者:beknch
2003/10/ 5 12:58 メッセージ: 2908
これは nujikoa さんの 2900 に対する返信です
今回はウサギさんレス(です)。

>学生時代は、楽器をクラブハウスに保管していたのですが、ある日ボヤが発生!
>見事な「リコーダーの燻製」が出来上がっていました。

それは大変でしたね。木製の笛は学生の身には高価ですから(社会人でも)簡単に
代替品を購入するわけにも行かず・・・吹くと香ばしいと言うのは複雑な想いで
しょうね。プラスチックならきっと溶けてるでしょうが。

しかし、部室があったと言うことはクラブ活動をされていたわけですね。それは
頼もしい。私などはピーヒャラ遊びなので基礎に欠けるのです。
先日も、「ヘミオラを意識して」などと言われて「?」。そんな言葉は始めて
聞きました。カピオカなら食べましたけどね。えっへん。

と言う訳で、私は今ソプラノ、アルト、テナーをそれぞれプラスチックで持って
ます。テニスも出来ないし笛でも吹こうと思って8月に新調したんですが、結局、
肘にくるので継続しては吹いてません。その割には今度プラスチックのバスを
欲しいと思っているのですけど。

木製の笛は自宅のどこかにあるはずですが、何かの昆虫の巣になっている
ような気がします。

>(仲間を得て再開したい!)

愛好会の類が全国各地にあるようですよ。以前NHKでリコーダー講座をやった
からかどうか知りませんが、結構笛吹きがいらっしゃるようです。それにWEB
でアマチュアの方々の編曲された楽譜が簡単に手に入ります。

SRTのコンサート楽しみですね。あ、笛、用意しておいて下さいね。

ああ、それにしても美味しい燻製を食べたいなぁ。ほっけ、にしん、いか、
さんま・・・。

セルの4番
投稿者:beknch
2003/10/ 5 14:51 メッセージ: 2909
これは other_wind さんの 2902 に対する返信です
>音を区切ってしまうと、劇での効果音みたくなってしまいますから
>、音楽ではまずそういう演奏はしないんじゃないかなぁ。

いえいえ、言葉上の問題ですんで。でも、あの時聴いたのはブーレ
ーズじゃなかったのかなぁ。あの、個性的な冒頭。さすがに30年以上前
のこと、印象は結構強いですが、程度が思い出せません。

ところで、other_wind さん、
以前、マーラーの6番絡みでセルの話をした後に、セルのマーラー4番が
家にあるのを発見しました。
ちょうど、お題もお題なので昨晩久し振りに聴いてみたのですが、予想に
反して(?)随分ゆったりと演奏してくれてます。なんだか、大人の風格。

バーンスタイン程カロリー値を上げずに、しかし、バーンスタインよりもテンポ
は遅めの印象。録音も悪くなく、印象良かったですよ。4楽章のソプラノも
ヴィブラートがかかりすぎておらず好印象。

ワルターの47年だったかは、ソプラノの声があまり気に入りません。テンポ
は意外にも全般的に速く、あっさりとした印象があります。
バーンスタインの新盤はボーイソプラノですが、これはこれで、気に入って
います。「天使の歌声」ですからね。

声楽の入った曲と言えば、ベートーベンの「合唱」、そろそろ年末のコンサート
を物色してます。N響に行きたいと思ってるんですけどねぇ。

スタ・バテといえば
投稿者:Fuu3
2003/10/ 5 23:45 メッセージ: 2910
これは y_bagus_m さんの 2906 に対する返信です
ペルゴレージのを聴いて「こんな名曲があるなら私は書くまい」と言いながらも書いちゃったロッシーニのが一番好きですねー
有名なのは第2曲のテノールのアリア「クユス・アニマム」ですが、最終曲のアーメン・フーガが素晴らしい
ヴェルディのレクイエムの最も美しい部分に匹敵します

セル大好き☆
投稿者:other_wind
2003/10/ 6 0:18 メッセージ: 2911
これは beknch さんの 2909 に対する返信です
>以前、マーラーの6番絡みでセルの話をした後に、セルのマーラー4番が家にあるのを発見しました。

beknchさんも<どこに何あるかわからない症候群>ですか。
私は何がでてくるかわからないから楽しんじゃってます。
このごろは歌中心に聴いているので、お気に入りのセルもお預け状態です。
とにかく学生時代からずうっとセルを聴いて飽きないんだから、よほど相性がいいんでしょうね。

マーラーの4番、前にも書いたと思いますが、LPに傷をつけちゃったのが悔しくて悔しくて、とっても印象に残っている1枚です。
特に冒頭のフルートが風を呼び込んでくるようなフレーズが新鮮で、聴いてるとワクワクしてきますね。
CDではなくて、あのLPを出して、悔しがりながらまた聴いてみようと思います。


beknchさんは「冬の旅」はお好きですか。
暗くていやだという人が結構いますね。
私は大好きで、CDを見つける度に揃えてしまいます。
歌が大好きになったきっかけの曲です。
「冬の旅」についてはまた後ほどお話しましょう。

今年はマティアス・ゲルネの冬の旅の演奏会を楽しみにしてます。
そうそう、キーロフの「戦争と平和」もね!

第1番
投稿者:y_bagus_m
2003/10/ 6 10:19 メッセージ: 2912
これは beknch さんの 2897 に対する返信です
>しばらくぶりに復習しましょう。
>ソ|ドーーシードー|ラーーソードー|レミファーミレドー|レーー
>「眠りの精」、私はまだ、どうしても途中から交響曲になります。

眠りの精とブラ1合体メロディが頭の中を駆け巡り不眠症に陥った私です。
ところで、以前砂男の謎についてあれこれやり取りしていた時にシュピナートさんが、
「ブラームスの曲にはソ→ド で始めるのが好きなのでしょうか?」 ということを書いて
おられたような気がします。
そう言えば、ピアノ三重奏曲第1番の1楽章も弦楽六重奏曲第1番の終楽章も弦楽
五重奏曲第1番の第1楽章も ソ→ドで始まりますよね。
それに、弦楽六重奏曲第1番の第2楽章や、ピアノ五重奏曲の「は〜し〜れトロイカ」
も短調の ミ→ラで始まり、これもソ→ドと同じく第5音から第1音への移行です。
マジでブラームスはこの形が好きだったのかもしれません。

で、よく見てみると、これらの曲は全て「第1番」、もしくは1曲限りの曲。
もしかするとブラームスは「よっしゃこれからこれからこの曲書くで!」 という所信
(初心)表明のような気持ちでこの形を使ったのかもしれません。
… なんていうのは全くのウソで、5→1の跳躍はごく一般的なもので、ブラームスに
限らず他の作曲家でも多く見られるものなのでしょうね。

>シューベルト「楽に寄す」に続く歌曲としては、
>シューベルト「冬の旅」、マーラー「さすらう若人の歌」 となります。 

冬の旅ですか。
私は3大歌曲集の中では「水車小屋」が飛びぬけて好き (シュライヤーの実演、握手、
サインが大きく影響している?) なのですが、この冬の旅は正直言うと今ひとつ苦手です。
どちらもストーリーは明るいものではないのですが、冬の旅により鬱屈したものを感じる
からかもしれません。
マーラーの方はそのメロディの一部は「巨人」で知っているのですが、原曲の方は
聴いたことがないという情けなさ。
bekさん、ハンプソンのディスク 良いですか?

**の歌
投稿者:y_bagus_m
2003/10/ 6 10:24 メッセージ: 2913
これは other_wind さんの 2905 に対する返信です
>ではバグさまの御興味を引くであろう次の曲に参ります。
>R.シュトラウス <四つの最後の歌>
>R.シュトラウスの歌曲をルチア・ボッブの歌で聴いてます。
>あっ、バグースさん、シュトラウスは苦手だったっけ。

フロムさん、シュトラウスの管弦楽曲は苦手なのですが、声楽曲は未開拓の世界。
ただ1曲だけ「子守歌」をCDで持っており、それがとても素敵な曲だなと思ったので、
声楽曲はぜひ聴いてみたいと思っているのです。
やはりother windさんご推薦の「7つの歌」あたりから入ってゆくのがよいのでしょうか?

>消火後、リコーダーを取りに行ってみると、何と
>見事な「リコーダーの燻製」が出来上がっていました。

nujikoaさん、その燻製リコーダー、吹いたら「燻し」銀のような渋い音が鳴りませんでした?

>ベートーヴェンのピアノソナタ内の「嘆きの歌」。
>ショパンのピアノ曲「子守歌」。
>ブラームスのヴァイオリンソナタ第1番「雨の歌」。

お、「**の歌」 シリーズで攻めて来ましたね。
それなら私はマーラーの「夜の歌」にグリークの「ソルマック(違った?)の歌」、それに
言わずと知れた「リンゴの歌」で対抗。

ところでベートーヴェン・ピアノソナタの「嘆きの歌」って何番に出てくるのですか?

>やはり代表はメンデルスゾーンのピアノ曲集「無言歌」でしょうか。

無言歌といえば、「春の歌」。
で、「春の歌」ってどんなメロディでしたっけ?
聴けばすぐわかるのでしょうが思い出せません。
ところで無言歌って変な言葉ですよね。
「言葉のない歌」 という意味なのでしょうが、「無言歌」という言葉(文字)からは、
無口なオッサンが何人か並んで腕組みしながら口を空けずに「ウー、ウー…」と
唸っているような場面を想像してしまいます。

>シューマンも<眠りの精>という曲を書いていたのを発見しました。

へぇ、お師匠さんも書いていたのですか。
それは知りませんでした。
歌詞はブラームスのものと同じなのでしょうか?

不眠症には別の薬を
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/10/ 6 15:54 メッセージ: 2914
これは y_bagus_m さんの 2912 に対する返信です
「♪グーテン モールゲン schoener Muellerin」 でなくバグースさん。
友人宛の葉書の冒頭にこのメロディーを書いたブラームスの真似です。

昨日も今日もどんよりと肌寒く、水車小屋というより冬の旅に近いこの頃。外は7ー8度。
明るい初夏の朝なんかには、上の「Morgengruss」のメロディーが口をついて出て来ますが、こんな暗くてはしっくりきません。

日曜日は全ての店が閉まっているから、もっぱら散歩くらいしかする事ないのですが、雨の肌寒い陽気ではお散歩好きのオーストリア人たちも昨日は家にこもっていたようです。

>ブラームスの曲のソ→ド
恥ずかしくなります。そんな発言を覚えていられると。
とくにブラームスが好きなのでブラームスのそればかりが目立って感じてしまうのでしょう。

不眠症、お気の毒です!でも言った本人もバチが当たってますのでご安心を。(笑)
復習はやめて、新しいメロディーに変えましょう。

ソ|ドドドドドーレー|ミミミミミーファー|ソソソラソファファー|ミーソーミレレソ|ミミレレドー|
ブラームス:大学祝典序曲より。

また”ソード”ですが、この大学祝典序曲はもともとドイツの「学生の歌」のメロディーをもとに作られているから、つい口ずさみたくなるようなメロディーが次々に出て来ます。結構家の中で(外ではやりませんが)この曲を口ずさんでる事って多いです。

手元にCDをお持ちでしたら、毎食後三錠、いや三回聞いてみて下さい。不眠症を悩ますメロディーを消すには効果あると思いますよ。副作用は保証出来ませんが。

思わず、口ずさむ曲
投稿者:tarohanako8408
2003/10/ 6 17:46 メッセージ: 2915
これは y_bagus_m さんの 2894 に対する返信です
一時期、マイブームだったのは、ヘンデルの「オンブラ・マイ・フ」。キャスリーン・バトルがCMで歌ったのが、有名ですよね。

そうそう。CMというと、バグースさんお尋ねの
>無言歌といえば、「春の歌」。
で、「春の歌」ってどんなメロディでしたっけ?
これは、超有名です。バグースさん、聴けば絶対わかります。
以前、お薬のCMで使われたような・・・・。でも、バグースさんは知らないかしら。

最近のマイブームは、ロッシーニ。
華やかな歌曲が多いのですが、「約束」なんかは有名ですよね。
あと。シュトラウス!「献呈」「万霊節」「夜」「セレナーデ」。other windさんが挙げられてた4曲は、私も大好きです。ピアノ伴奏が華やかで、私はどちらかというと、歌う方が好きなのですが、この曲は一度伴奏したいな〜と思っています。(機会がないですけど)

「献呈」というといくつかあるのですが、あとはシューマンもいいですねー。

そうそう。おつけものさんのように、私も以前、CDを聴きながら、知らず知らず歌っていて、隣に座っていた人が他の席に移ってしまい、「ヤバイ!」と思ったことがあります。(汗)
勿論、大きな声ではないのですけど。。。
ヘッドホンをしていると、声の大きさの感覚がなくなるので、気をつけなくちゃ、です。

多重録音で三重奏?
投稿者:y_bagus_m
2003/10/ 6 18:48 メッセージ: 2916
これは other_wind さんの 2911 に対する返信です
>先日も、「ヘミオラを意識して」などと言われて「?」。
>そんな言葉は始めて聞きました。

ヘミオラ? 何ですか、それは?? 私も聞いたことないです。
沖縄料理か何かですか?
それとも北の海に住んでいるプランクトンの一種でしょうか?

>と言う訳で、私は今ソプラノ、アルト、テナーをそれぞれプラスチックで持って
ます。

テナーも持っておられるのですか? それはリキ入ってる。
SRTほんとにやりたいですね。

そーだ、こう言うのはどうでしょう。
bekさんの買われたMTRと互換性のあるMTRを私とnujikoaさんが買う。
で、まずbekさんが自分のパートを録音してそのテープ(?) を私に廻す。
で、次に私が自分のパートを録音してそのテープ(?)をnujikoaさんに廻す。
で、最後にnujikoaさんが自分のパートを録音して完成!

但し、bekさんのMTRがテープ(?)ではなくハードディスクに音を保存するもの
だったらそれはできませんね。
(デジタル録音のMTRってどんなものなのか全然想像がつきません)
web上でできないのでしょうかね、そういったやり取り…

>声楽の入った曲と言えば、ベートーベンの「合唱」、そろそろ年末のコンサート
>を物色してます。N響に行きたいと思ってるんですけどねぇ。

と言うことはbekさんは年末は日本に帰られるのですね。
私は香港で年越しです。
もう随分日本の年の瀬ともご無沙汰しているなぁ…

>スタ・バテといえばペルゴレージのを聴いて「こんな名曲があるなら私は書くまい」と
>言いながらも書いちゃったロッシーニのが一番好きですねー

こちらにもたくさんお店がありますよ。
私のオフィスの近くにもあって、よく 「コーヒー・オブ・ザ・デイ −ショート」 を
テイクアウトします。
えっ? スタバ の話じゃない??

>有名なのは第2曲のテノールのアリア「クユス・アニマム」ですが…

確かあのテノールが朗々と歌うカンツォーネみたいな曲ではなかったかしらん?

>私は大好きで、CDを見つける度に揃えてしまいます。
>歌が大好きになったきっかけの曲です。
>「冬の旅」についてはまた後ほどお話しましょう。

お、「冬の旅」についてのお話、是非お聞きしたいですね。
楽しみにしてますよ、other windさん。

プロコフィエフ
投稿者:other_wind
2003/10/ 6 21:06 メッセージ: 2917
これは y_bagus_m さんの 2913 に対する返信です
>歌詞はブラームスのものと同じなのでしょうか?

  しなやかで、かわいい底皮のついた
  すてきなブーツをはいて
  背中には小さな袋をかついで、
  階段をさっとのぼって行く。
  そして子供部屋へ入ると
  子供たちはお祈りをしているところ。
  袋のなかからふた粒づつの砂を
  子供たちにふりかける。
  すると子供たちは一晩中
  ぐっすりと眠れるのです!
  …
  (作詞ヘルマン・クレトケ)

bagusさん、シューマンの「眠りの精」はブラームスのと歌詞は違いますね。
だいぶ眠りの精のイメージがわかりました。


今年はプロコフィエフ(1891-1953)の没後50周年だそうですね。
それとは直接関係はないのですが、このところプロコフィエフの歌曲に興味を持って聴いています。

オペラ「戦争と平和」を聴いて感激し、以前に買ったシャンドスレーベルのLPを思い出したんです。
探したところ、それが「コンニチハー コレ キイテネ」という顔をして出てきたので聴いてみたのです。
それがとっても素晴らしいんです。

Five Poems by A.Akhmatova Op.27

日本語訳がほしくなりましたが、プロコフィエフの歌曲ってシュライアー以外に国内盤が出てるのかしら。
どなたか情報をお持ちでしたら教えてください。

ヴォカリーズも5つ作っていて、シュライアーで1つ聴きました。
これはもともと歌詞がないので充分楽しめました。
ヴォカリーズって、ラフマニノフもラヴェルもプロコフィエフもいい曲ですね。

これから、デロスレーベルの歌曲全集を少しずつ聴いていこうと思ってます。

「独逸」を離れて
投稿者:lvkoechel
2003/10/ 6 21:35 メッセージ: 2918
これは y_bagus_m さんの 2907 に対する返信です
パレストリーナの「ミサ・シネ・ノミネ」というのを聴きました。とても良いです。「美紗・死ね・飲みねー」では無いですから。
 オルガンが低音補強に使われていますが「六声のアカペラ」といっても良いかと。澄んだ、美しい響きの曲です。

自爆テロ
投稿者:y_bagus_m
2003/10/ 7 0:08 メッセージ: 2919
これは SPINATPOLKA2 さんの 2914 に対する返信です
>不眠症、お気の毒です!でも言った本人もバチが当たってますのでご安心を。(笑)

そう、この「“頭にこびりついて離れないメロディを受けてみよ!”攻撃」 は非常に
効果的なのですが、最大の弱点は例外なく仕掛けた本人にもその破壊力が
及んでしまう ということなんですね。
いわば、自爆テロのようなものでしょうか。

>復習はやめて、新しいメロディーに変えましょう。
>ソ|ドドドドドーレー|ミミミミミーファー|ソソソラソファファー
>|ミーソーミレレソ|ミミレレドー|
>ブラームス:大学祝典序曲より。

あー、よかった。
私「大祝」は知らないのです。
普通ブラームスの交響曲のディスクと言えば必ずこの曲か、「悲劇的序曲」か、
「ハイドン変奏曲」、或いは「アルト・ラプソディ」がグリコのオマケのように
もれなく付いてくるのですが、なぜか今まで私の買うディスクには「大祝」が
付いてきたことがありません。
いや、もしかすると「この曲はつまんないよ」と聞かされていたので無意識に
大祝とのカップリングを避けて買っていたのかもしれません。

あ、今 「“頭にこびりついて離れないメロディを受けてみよ!”攻撃」のもう
1つの弱点がわかりました。
それは、仕掛けた相手がその曲を知らないと全く効果がなく、
自爆損になってしまうこと…

R.シュトラウス
投稿者:y_bagus_m
2003/10/ 7 10:02 メッセージ: 2920
これは lvkoechel さんの 2918 に対する返信です
>>で、「春の歌」ってどんなメロディでしたっけ?
>これは、超有名です。バグースさん、聴けば絶対わかります。

タロハナさん、わかりました。 この曲だったのですね。
http://homepage3.nifty.com/hirotta/bgm%20mendels-c.htm
あと、メンデルスゾーンの「歌」で忘れてはいけないのが、「歌の翼に」。
この曲は私好きです。

>あと。シュトラウス!「献呈」「万霊節」「夜」「セレナーデ」。other windさんが
>挙げられてた4曲は、私も大好きです。

およおよ、フロムさん、other windさんに続いてタロハナさんまでが…!
よっしゃぁ、こりゃぁ買わねばなんめ、シュトラウス。
お手数ですが、どなたかその4曲の原題 (おそらくドイツ語でしょうか) を
教えてくださいませんでしょうか。
こちらには日本語の入った盤は無いと思いますので。
まぁ、セレナーデはそのままセレナーデなのでしょうが。

>bagusさん、シューマンの「眠りの精」はブラームスのと歌詞は違いますね。
>だいぶ眠りの精のイメージがわかりました。

むむ、違いますね、確かに。
こちらの方がいかにも「眠りの精」っぽいですものね。
でも、私としては、もはや子供の目に砂を撒く 「目潰し砂男」 の方に愛着を
感じてしまいます。

>このところプロコフィエフの歌曲に興味を持って聴いています。

プロコフィエフの歌曲ですか。
other windさん、ほんっとにいろんな曲を聴いたはりあますなぁ…
感心します、ほんま。
でも、取り合えず私はシュトラウスの方を先にトライして見ましょう。

>パレストリーナの「ミサ・シネ・ノミネ」というのを聴きました。

ミサ・シネ・ノミネー・スシクイネー!
パレストリーナと言うと、はるか一千億光年の昔に「来たれ、キリストの花嫁」
というポリフォニックな曲を聴いたことがあります。
で? いや、それだけなんですけど…
ただ、私もパレストリーナを全く知らないわけではないということを主張したかった
だけです、ごめんなさい。

冬の旅
投稿者:beknch
2003/10/ 7 10:09 メッセージ: 2921
これは other_wind さんの 2911 に対する返信です
>beknchさんは「冬の旅」はお好きですか。
>暗くていやだという人が結構いますね。

これは好きですね。

そもそも、好きになった時は歌詞など気にしてませんから純粋に音楽だけで
好きになりました。その後歌詞を見て、へーぇやっぱり暗いんだ、と思ったもんです。

聴くときは結構はまって聴いてますよ。ググーッと集中して。

と言っても other_windさんの様には多種の演奏を聴いたわけではありません。
最初はディスカウ/デムスのLPでディスカウのインタビュー付の豪華
ジャケット盤でした。その語りを聴いて、ドイツ語ペラペラの私は当然内容は
判らず、神経質そうなおっちゃんやな、位しか感じませんでした。

その後、ホッターをカセットテープに入れて。現在はディスカウ/ムーア、
ピアース/ブリテン、プライ/エンゲルなどで聴いてます。

ピアースはテナーですので、他よりも一音程キーを上げています。
この曲はバリトンが似合いますね。同じバリトンでもディスカウは高め、
プライは低め。ホッターは本来バス&バリトンですから一番低く渋い。

で、私の場合、ディスカウの刷り込みもあって彼のを一番聴きますね。
何と言っても上手い。本当に上手い歌い手だと思います。

ただ、「冬の旅」のイメージからするとプライの方が合うのかも知れません。
強弱のメリハリは結構ありますが、表現はむしろ淡々とした感じ。
ディスカウの声・表現力はしつこくてちょっと、という御仁もいらっしゃるでしょうね。
刺身でもトロばっかり食べていると気持ちが悪くなりますし。
そういう時にはホッターで反対方向に行ってみてください。

ブリテンの伴奏というので興味のあるピアースですが、ちょっと声質が硬い
気がします。これはテナーだからと言うよりも、録音かうたい方の問題か。

ホッターのカセットは探す気にならないので、今度CDを買おうかと。

さて、好きな曲を並べて行こうと思ったのですが、今回はこの辺で。

プロジェクトX
投稿者:beknch
2003/10/ 7 10:17 メッセージ: 2922
これは y_bagus_m さんの 2898 に対する返信です
>その後の/ ドードミレドレ / ミードー / の「ミードー」 のところで
>「インゲン」だか「チンゲン」 だかって言うのではありませんでしたっけ?

なんだか、中華料理の食材みたいになってきましたね。わたしも青梗菜(←
勝手に変換されたけどあってます?)は好きでしたよ米国でよく食べました。
それで、あそこのとこは「○○デン」の様ですね、一番の歌詞は。

>「うわははは!!」と突然大声を出す事しばしばです。

ぜひお近くで拝見してみたいものです。

>ヘミオラ? 何ですか、それは?? 私も聞いたことないです。

リズムの意識的変化で、三拍子で来ているものを、そこだけ二拍子風に演奏
する(その逆も)。実践的には聞いた事あるように思いますが、用語まではねぇ。
バロックでは終りの方に出現する頻度が高く、作曲者はいちいちそれを
「ヘミオラですよ、気をつけてね」とは書いてくれてないのですが、見れば
わかるんですと。ペンギンもアドレナリン(あなどれん)。
WEB検索で「ヘミオラ」で見てみると結構出てきます。

ところで、NHKでプロジェクトXと言う番組がありますが、10月14日放送分が
オーケストラがどうのこうの、第九がどうのこうのと言う内容だそうです。
聞きかじりで詳しくは知りませんが、是非見ようと思ってます。

あ、そうそうR.シュトラウス私もシュワルツコップ/セルで持ってます。
四つの最後の歌。他のはあまり知りませんが、この歌達は結構いいですよ。

>(デジタル録音のMTRってどんなものなのか全然想像がつきません)

ちょっとバタバタしているのでまた。取り合えず私の買ったやつ↓
http://www.korg.co.jp/Product/Toneworks/PXR4/index.html

ドイツ語名
投稿者:tarohanako8408
2003/10/ 7 11:55 メッセージ: 2923
これは y_bagus_m さんの 2920 に対する返信です
バグース先生

「春の歌」わかって、良かったです。
彼の歌曲は、なじみやすいものが多いですよね。

さて。ご質問のシュトラウスのドイツ語名。

「献呈」が「Zueignung」
「万霊節」が「Allerseelen」
「夜」が「Die Nacht」
「セレナーデ」が「Standchen」
ついでに、
「ツェツイーリエ」「Cacilie」
も、是非。

夕映えのなかに駄文ある風景?
投稿者:as_dsch
2003/10/ 7 12:04 メッセージ: 2924
これは y_bagus_m さんの 2920 に対する返信です
♪十五・十六・十七と 私の人生暗かった

あ、間違えた!
藤圭子の娘のウタダ・ヒカルのことを書くつもりだったんです・・・なにしろ今回のテーマが「うただ」ですからね。

♪バビ・ヤールに墓はない 屹立する崖が墓標だ

益々暗くなるなあ。
これはソヴィエトにおけるユダヤ問題を取上げたイェフトシェンコの詩で、これを第1楽章に用いた傑作がタコ先生の交響曲13番です。
それまで聴いたことのない異様で恐ろしい音楽でした。
これがあの御用音楽の傑作「森の歌」(別名「ヤマニ石油相の植林」による音楽)と同じ人の手になるものとは思えませんでした。
ぜひ聴いてみてほしい。
続く14番「死者の歌」(「バビ・ヤール」も「死者の歌」もタコ先生がつけた名前ではありません)も別の意味で異様であり、こちらも傑作です・・・冒頭の弦のメロディに惹き込まれたらもういけません、ぜひ聴いてみてほしい・・・マーラー「大地の歌」(これも傑作)に見られる甘美さは有馬温泉、聴き比べてみることをお薦めします。
これでバグースさんの「勝手に他人に決められた購入予定リスト」に13-15番が入るわけです・・・まあ交響曲全集を買えば早いんですがね。
バグースさんの懐具合は知ったこっちゃない:予算の話はよさんか!(寒波襲来?)

ソドムの市が話題になってますが、随分昔に「題名のない音楽会」で“ソドレミは基本パターン”だと言ってました。
前にも書きましたが、山田耕作「♪この道は」やタコ先生の5番終楽章を取上げていました。
「♪おどまぼんぎりぼーんぎり」もそうかな?
ところで、大学祝典序曲は大好きです。
ブラームス自身は大学祝典序曲を、ポプリ(折衷)序曲だということで「たいした曲ではない」と公言していましたが、なかなかどうして名曲であり、ブラームスはハンガリー舞曲や大学祝典序曲のような素材をそのまま活かしたオーケストラ作品が得意なようですね。
田吾作がダメなのは「悲劇的序曲」と交響曲3番でして、あの「♪走れトロイカ」や交響曲2番は大好きです。

さて、R.シュトラウス「4つの最後の歌」は田吾作もお薦めです。
白井光子+ベルティーニ/ケルン放送交響楽団によるコンサートは将に至福の時でした。
誰が歌うのがいいかはなんとも言えませんが、ぜひ聴いてみてほしいですね。

♪歌だー歌だー 歌歌だー

あれ?
もしかして「♪ウララーウララー」だった?

みごとに肩透かし!
投稿者:ZAKKYO2000
2003/10/ 7 12:14 メッセージ: 2925
これは y_bagus_m さんの 2882 に対する返信です
当分「○○と言えばこの演奏!」シリーズが続くのかなと思い、次は何だろ、バッハの無伴奏かな、マーラーの9番かな、ブラームス?、ドヴォルザーク?、ストラヴィンスキーはやってくれないだろうな・・・、などと考え一部予習もしていたら(テストか?)、見事に肩透かしされてしました。

しかも、今回は皆さんにとっては王道なテーマかもしれませんが、私にとってはちょっとアウトコース低めをつかれたなという感じです。

で、歌のないのに「**の歌」シリーズをいくつか。

・ベートーヴェン:ピアノトリオNo.4「街の歌」
・ラヴェル:「道化師の朝の歌」
・ストラヴィンスキー:「うぐいすの歌」
・スクリャービン:「神聖な詩」「法悦の詩」「火の詩」
・シュトックハウゼン:「少年の歌」−電子音楽の代表曲です

・カタロニア民謡:「鳥の歌」
・ドヴォルザーク:「わが母の教え給いし歌」
・モロイ:「懐かしい愛の歌」
・アイルランド民謡:「ロンドンデリーの歌」・・・この辺は本当は歌詞があるんでしたっけ。

そして私の数少ない歌のおすすめを。
ファリャ:「7つのスペイン民謡」〜第6曲、その名もズバリ「カンシオン=歌」
有名な第4曲「ホタ」と並んで素敵な恋の歌です。ベルガンサやノーマンで聴いています。

でも、最近口ずさんでいるのは、娘に歌ってあげている「おかあさんといっしょ」の歌ばかりです。仕事中思わず口ずさんでいることも・・・。
今月の歌は ♪たーこ たこ たこ くるんぱー

日本のうた。
投稿者:oisiitukemono
2003/10/ 7 12:41 メッセージ: 2926
これは y_bagus_m さんの 2898 に対する返信です
こんにちは〜。

「歌」というと、洋物よりもやっぱり日本のものが1番。
「子供」のテーマの時も話題に上がりましたが自然に口にのぼってくるのは「童謡」が多いです。詩が奇麗で情感豊かな曲が多いですよね。

>アブナそうですが、電車の中で何に笑い、
何に泣くのでしょうか?

 え〜、本を読んでいる訳でも、広告や看板見ている訳でもないのです。どうも妄想力が強すぎるのか、頭の中で「自分で作ったエピソード」に泣いたり笑ったりしているんです。例えば「失恋」をテーマにすると、ドンドン、具体的な「振られっぷり」が浮かんでしまって、「どうしてそんな事言うの....?」な〜んて悲しくなってしまい、泣く....。
更に「もう、いいわよっ!!」って怒って去っていくシーンの時は、体も一緒にきびすを返してしまうのです。

私、思うのですけど町中で良く見かける「ニヤッと急に笑う人」の中には私のような妄想遊びが好きな人も多いのじゃないでしょうか。
しかし、端から見れば無気味な事は確かですよね。

それとも1回病院に行った方が良いんでしょーか(笑)。

ポパイは不死身
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/10/ 7 16:27 メッセージ: 2927
これは oisiitukemono さんの 2926 に対する返信です
昨日、爆ース氏の仕掛けたバグ弾により負傷を負いましたが、一夜開けましたらもとの元気な身体に。
Spinatのカンヅメを開け、中身をモリモリ食べて♪ソソソファッミソーのメロディーと共に復活。

漬け物さんだとここで、腕を高く、筋肉モリモリの動作をし、次はバグースめがけてボッカーンッ!とやってニタッと笑う…なんていうのを駅のホームなんかでやっちゃうのかしら…

>それとも1回病院に行った方が良いんでしょーか(笑)。

病院へ行って一生帰れないと掲示板も寂しくなりますから、演劇学校の門をたたくほうが良いと思いますが。(笑)

グリコのおまけ”大学祝典序曲”、入ってた事ないのですか。それは残念でした。
でも、今度CDブラームスコーナーを見た時「このおまけ、ちょっと買ってみようかなー」なんて"ちょっと"思ってみて下さいね。沈んだ時には(そういう時などないかな?)元気の出る曲ですし。

歌の付く題名で好きなのは

ヨハン・シュトラウス「酒、女、歌」がダントツ。
同じく シュトラウスで「春の声」.
ただしこちらのほうは口ずさみたくても「幽霊の声」みたいになってしまいますけれど。
Verdi「乾杯の歌」も好きですね。楽しくなります。

ヴンダーリッヒ
投稿者:other_wind
2003/10/ 7 16:29 メッセージ: 2928
これは y_bagus_m さんの 2920 に対する返信です
さて、お次はフリッツ・ヴンダーリッヒの録音。
昔、毎日毎日繰り返し聴いたレコードはいくつもあります。
このヴンダーリッヒの録音もその一つです。
今回そのLPは迷子になっているので、1965年のザルツブルク・リサイタルのCDを改めて聴きました。
ピアノはフーベルト・ギーゼン。
その中から今回挙げるのは

ベートーヴェンの「アデライーデ」とシューマンの「詩人の恋」

特に詩人の恋の「こよなく美しい五月に」のピアノが始まったとたんから、もうメロメロ。
ヴンダーリッヒの美しい声と情熱、たまりません!
こんな演奏会に出会えた人は、本当に幸せだったことでしょう。


ところで、ベートーヴェン交響曲第1番は私の中ではまだ完結しておらず、聴けば聴くほど素晴らしい演奏が出てくるんで一体ベスト盤は何なんだ!と自分ながら思ってしまいました。
クリュイタンス/ベルリンフィル、骨太の演奏でありながら優雅に歌うベートーヴェン。
皆さんが挙げるのも大納得しました。
次にラインスドルフ/ボストン、これは爽快に力強く演奏するはつらつとしたベートーヴェン。
どちらも最後まで聴き入ってしまいました。


>ロッシーニ 華やかな歌曲が多いのですが、「約束」なんかは有名ですよね。

タロハナさん、La promessaという曲ですか。
新垣勉のCDには「誓い」という題で入っていました。
どんなんだか忘れてしまったので、聴いてみることにします。


よく口ずさむ歌は、ざわわ、ざわわ…の「さとうきび畑」がずっと続いています。
そして勇気の出る歌は、もちろん、ドンガバチョのテーマです。

re.4つの最後の歌
投稿者:ZAKKYO2000
2003/10/ 7 17:41 メッセージ: 2929
これは tarohanako8408 さんの 2923 に対する返信です
そういえばこの曲は実演で聴いたことがあるぞ。
E.マティス&若杉=ドレスデンSKのサントリーでのコンサート。
今から考えるとこれってかなりいい組み合わせですよね。ぼーっと聴いていたことが悔やまれます。

最後の曲を除いてはヘッセの詩が使われているのも個人的にはポイント高いです。

L.ポップの最後の録音となったCDも全然聴いてないので、鼻歌で歌えるようになるまでしっかり聴いてみようっと。

そのうちまたやりまっせぇ
投稿者:y_bagus_m
2003/10/ 7 18:43 メッセージ: 2930
これは oisiitukemono さんの 2926 に対する返信です
>それで、あそこのとこは「○○デン」の様ですね、一番の歌詞は。

ゲンではなくてデンでしたか。 これは失礼こきました。
で、何デンなのでしょう?
シュウデン? カンデン? タマヒメデン??

>>ヘミオラ? 何ですか、それは?? 私も聞いたことないです。
>リズムの意識的変化で、三拍子で来ているものを、そこだけ二拍子風に演奏
>する(その逆も)。

ほうほう、と言うことはあれですかね。
3拍子×2小節(6拍) が 2拍子×3小節のように聴こえるようになっている
やつのことでしょうか?
これならよくありあますね。
それとも、3拍子1小節分を3拍2連のように演奏するのですかね?
これだとするとあまりお耳にかかったことはないような気がします。
逆に2拍子1小節分を2拍3連のように演奏するのはよくありますけど。

>>(デジタル録音のMTRってどんなものなのか全然想像がつきません)
>ちょっとバタバタしているのでまた。取り合えず私の買ったやつ↓

見ました、コルグのものなのですね。
値段が書いていないので、楽器屋さんのサイトで見てみたところ、32,800円でした。
こんな器械が3万ちょいだなんて、技術の進歩と言うのは凄いもんどすなぁ。

>さて。ご質問のシュトラウスのドイツ語名。

タロハナさん、ありがとうございます。
さっそくHMVで見てみます!

>当分「○○と言えばこの演奏!」シリーズが続くのかなと思い、

前回のテーマでは本テーマには目もくれず話がどんどんあさっての方向に行って
しまいました。
ここでまた続けると、今度はあさってどころか来週か再来週まで行ってしまいそうなので、
今回はまったく別のテーマにしました。
だからと言って、「○○と言えばこの演奏!」を諦めたわけではありません。
近い将来また必ずやります「○○と言えばこの演奏!」。
「I SHALL RETURN」 不定期的にね。

>>電車の中で何に笑い、何に泣くのでしょうか?
>どうも妄想力が強すぎるのか、頭の中で「自分で作ったエピソード」に泣いたり
>笑ったりしているんです。

それは想像力が豊かな証拠と言えよう。

>それとも1回病院に行った方が良いんでしょーか(笑)。

いや、行かない方がよいのでは… ?
行くと、即入院! となりかねないし。
あ、いや、失礼!

歌劇のお勉強
投稿者:beknch
2003/10/ 7 20:00 メッセージ: 2931
これは y_bagus_m さんの 2930 に対する返信です
歌と言えば、歌劇があるじゃないですか。

これから暫くの間で「レシーブか」を聴き込もうと思っています。
レシーブは一見地味ですが、しかしとても重要な技術であり・・・

何の話かって? そう言えば何か違う。レシーブで無いとすると、サーブか? 
アタックか? うーーん。あ、「トスか」。   ・・・プッチーニ。

田吾作師匠の文章に刺激されたものの、私はまだまだ修行が足らないようです。

<師弟通信:タコ先生のSym13番の不気味さを突然思い出してしまいました。久し振り
に背筋がゾーッとしてきました。強烈ですね、あの曲は。しかし聴き始め当時の
刷り込みなのか、連鎖的に明るい9番と、しっとり10番を聴きたくなってきました。>

それで、「トスカ」ですが、今度うまくタイミングが合えば地元での公演を是非聴きに
行こうと画策しているのです。当地での今年最後のビッグイベントに向けて
ちょっと張り込んでククレカレーライスのCDも買ってしまいました。

歌詞はさっぱり判りませんが、聴いていて「俺がカレーラスだ」
と言わんばかりに目立つ人がきっと彼なのでしょう。歌声に華があります。

ちなみに、安売りCDを買ったのですが、二幕以降の歌詞冊子が二冊重複同封。
一幕の歌詞がない。CD屋に行って文句言ったら、置いてある在庫10セットが
全てそうでした。さすが。とうせイタリア語で判らんにしても気は心で換えて貰らわなきゃ。

まだ最初の方しか聞いてませんが、この曲は序曲と言うものがないのですね。
と言うかあの短いのがそうなのでしょうか。カンツォーネばりのメロディアスな歌も気持ち
の良いものですね。二重唱も美しい。

目標が出来ると、苦手なオペラもなんのその。目下の不安はその頃来客か?ですが・・・

取り合えず、一通り聴いたらWEB等でオペラの内容を勉強してみよっと。
お題の話題しか書き込まない優等生より。

嘆きの歌
投稿者:nujikoa
2003/10/ 8 0:52 メッセージ: 2932
これは y_bagus_m さんの 2930 に対する返信です
ここのところ徹夜作業に近い状態が何日も続き、疲弊しておりました。

実際は嘆けば嘆くほど、歌なんて出てきませんね〜(涙)
ということで、お題に沿った投稿は今日は無しです。

(あ、ところでバグースさん、ベートーヴェンの「嘆きの歌」ってどこに入ってるの?とお聞きだったですね。)
(あれはピアノソナタ31番のフィナーレ、フーガが出てくる前の部分です。・・・既に答えていた方がおられたら済みません)

>>>ヘミオラ? 何ですか、それは?? 私も聞いたことないです。
>>リズムの意識的変化で、三拍子で来ているものを、そこだけ二拍子風に演奏する(その逆も)。

なにやら難しそうですね。
よく、8分音符3つずつをひとかたまりと意識して奏するフレーズもありますが、
ああいうのも「ヘミオラ」と呼んでいいんですか?


>>>(デジタル録音のMTRってどんなものなのか全然想像がつきません)
>>ちょっとバタバタしているのでまた。取り合えず私の買ったやつ↓
>見ました、コルグのものなのですね。
値段が書いていないので、楽器屋さんのサイトで見てみたところ、
>32,800円でした。

むむむ、32800円ですか。
お二人のトラックが完成して私のところに廻ってきたら、買うしかないっすね。(^^)
あっ その前に楽器を買わないと!

蓄積疲労
投稿者:beknch
2003/10/ 8 9:46 メッセージ: 2933
これは nujikoa さんの 2932 に対する返信です
>ここのところ徹夜作業に近い状態が何日も続き、疲弊しておりました。

さすがSRTメンバー同士、私もそうなんですよ。クタクタです。

>ほうほう、と言うことはあれですかね。
>3拍子×2小節(6拍) が 2拍子×3小節のように聴こえるようになっている
>やつのことでしょうか?

そうですね。

>なにやら難しそうですね。

アクセントの位置で考えると、例えば4分の3拍子の曲のどこかの2小節の
拍子だけをとると、3拍子ですので、

@23|@23

○のところがアクセントになっています。
これがヘミオラのある特定の2小節だけは、

@2B|1A3

の○ところにアクセントを置く。そうすると

@2|@2|@2

のように聴こえるというようなイメージですか。

上記は拍子だけをとってますが、メロディや歌詞がつくと、ニュアンスが
変わる効果がよく出てくると言う訳です。
楽譜に書かれている音符はそれまでと同様に書かれているわけですが、
アクセントの位置が変わることで変化を出すのです。

SRTとしては、ヘミオラの箇所で小節の変わり目で息継ぎはしないように
しないといけないですね。バロックの場合はそれまでの流れから比較的ヘミオラ
を発見しやすいのかも知れませんが、ロマン派以降になると難しそうですね。

どーしてあの時…?!
投稿者:y_bagus_m
2003/10/ 8 10:34 メッセージ: 2934
これは ZAKKYO2000 さんの 2929 に対する返信です
>「歌」というと、洋物よりもやっぱり日本のものが1番。
>「子供」のテーマの時も話題に上がりましたが自然に口にのぼってくるのは
>「童謡」が多いです。

なるほどね。
私は以前は童謡など聞いたり歌ったりすることはまず無かったのですが、
子供が出来てからは童謡と接する機会が多くなりました。
今でもたまに 「こーとりーは とってーも うーたがー好きー」 と歌っています。

>でも、今度CDブラームスコーナーを見た時「このおまけ、ちょっと買ってみようかなー」
>なんて"ちょっと"思ってみて下さいね。

シュピナートさんご推薦とあらば、思ってみます。
「このおまけ、ちょっと買ってみようかなー」って。

>沈んだ時には(そういう時などないかな?)元気の出る曲ですし。

あのね、それじゃまるで私が沈むことを知らない浮きっぱなしのノーテンキ人間
みたいではないですか。
私なんか仕事の方ではもう沈みっぱなし… アララ。

>特に詩人の恋の「こよなく美しい五月に」のピアノが始まったとたんから、もうメロメロ。
>ヴンダーリッヒの美しい声と情熱、たまりません!

うむむ、詩人の恋は30年前からディスクを買おう、買おうと思いつつ買っていない曲です。
ヴンダーリッヒですか、チェックだなぁ。

>クリュイタンス/ベルリンフィル、骨太の演奏でありながら優雅に歌うベートーヴェン。
>皆さんが挙げるのも大納得しました。

だっしょ、だっしょ、そーだっしょ!
狂い箪笥のベートーヴェン交響曲ようござんしょ。
あ、それと昔LPで持っていたエグモント序曲なんかもなかなかのもんでござんしたよ。

>re.4つの最後の歌
>そういえばこの曲は実演で聴いたことがあるぞ。

シュトラウス、随分強いですねぇ。

>E.マティス&若杉=ドレスデンSKのサントリーでのコンサート。
>今から考えるとこれってかなりいい組み合わせですよね。
>ぼーっと聴いていたことが悔やまれます。

それは確かにもったいない!
でもその時々で興味のある音楽って変わってきますからね。
後になって、「あの時もっとちゃんと聴いていればよかったて…!」 とか、
「あのコンサートなぜ行かなかったのだろう…!」 とかってありますよね。

冬の旅
投稿者:other_wind
2003/10/ 8 17:06 メッセージ: 2935
これは beknch さんの 2921 に対する返信です
>ピアースはテナーですので、他よりも一音程キーを上げています。この曲はバリトンが似合いますね。同じバリトンでもディスカウは高め、プライは低め。ホッターは本来バス&バリトンですから一番低く渋い。

ふむふむ、beknchさん、なかなか鋭いですな。
あたしゃ、な〜んにも考えないで聴いてました。
へぇ〜、へぇ〜、へぇ〜です。お恥ずかしい。

詩人の恋はヴンダーリッヒで大好きになったのですが、冬の旅は長い間退屈なものでした。
前にもお話しましたマンションの管理人さんが貸してくれたテープを聴いたとたん、ふっと冬の旅のメッセージが心に届いたんですね。
相性がよかったんでしょうか。
ピントが合う瞬間があるんですね、不思議ですね。
出会いといいましょうか、タイミングといいましょうか。

その歌が、ハンス・ドゥーハン(バリトン1928年録音)。
SPからの復刻LPの録音だったので、ミシミシミシと懐かしいノイズがひっきりなしに入るのです。
そのノイズの中で、ぶっきらぼうに一辺倒に歌っているようなんだけど、メッセージがひしひしと伝わってくる。
味があるんですね。
そのころ持っていたディスカウやスゼーは全部聴きとおせなかったのに、このテープはいつのまにか終わってるんです。
冬の旅ってこんなにすごいんだ!と初めて出会ったんですね。

中でも「春の夢」がどんな風に歌われているかを期待して聴きますね。
日本のOさんはいただけない。(ファンの方すみません、これだけは言わせてください。)
全編”泣き”で歌ってるのが耳につくし、特に「春の夢」での夢の中では、何もかも忘れて幸福の絶頂のはずなのに、ここでも”泣き”が入っているのには、もううんざりですぞー!
いや失礼。

一昨年、初めてナマで聴きました。
イアン・ボストリッジ。
すっかり魅了されてボーっとしながら帰ってきました。
ステージで全編24曲休みなしに歌われるこの曲は、歌い手の生き様が全て露見される、歌手にとってはとっても恐ろしい曲ではないかと思いました。

クルト・モル/コート・ガーベンの「春の夢」が特に好きです。
パツァークやデルモータ、マーガレット・プライス、ホル、プレガルディエン、Elik Saeden、Ulf Bastlein、Scot Weirという人たちが耳に止まりました。
バリトン、テナー、バス、ソプラノが一緒くたですみません。
12月のゲルネの演奏会が期待はずれでないことを祈ってるところです。

徹夜のお仕事ご苦労様です
投稿者:y_bagus_m
2003/10/ 8 19:17 メッセージ: 2936
これは beknch さんの 2933 に対する返信です
>それで、「トスカ」ですが、今度うまくタイミングが合えば地元での公演を
>是非聴きに行こうと画策しているのです。

bekさん、「パスか」ですか。
そちらではオケのコンサートだけでなくオペラの公演も結構あるのですか?
私も一度オペラを生で見てみたらオペラ嫌いも治るのではないかと、
オペラ公演を探しているのですが、こちらではなかなか見付かりません。

>当地での今年最後のビッグイベントに向けてちょっと張り込んでククレカレーライスの
>CDも買ってしまいました。

そう言えば、先日の日経新聞の「なんでもランキング」で、「レトルトカレーと言えば?」
というお題の下、ククレカレーがボンカレーを初めとする他の強豪を抑えて堂々1位に
輝いておりました。
って誰もそんな話してへんってか?

>ここのところ徹夜作業に近い状態が何日も続き、疲弊しておりました。

それはご苦労様です。
私の場合、前の職場にいた時には場合によっては徹夜に近い状態がありましたが、
今の職場ではとんとそういうのがなくなりました。
そのかわり、それに従い収入も↓ですけど…

>さすがSRTメンバー同士、私もそうなんですよ。クタクタです。

bekよ、お前もか!
SRTメンバーの中で私だけヒマなようで申し訳ないっすね。

あ、でも、私は来週半ばから恒例の米国ドサ廻り、死のロードが待っています。
前回はニューヨークだけだったので楽だったのですが、今回はLA→カンザス→
ミネアポリス→トロント→ニューヨークを1週間強で廻ると言う超ハードスケジュール。
また時差ぼけに苦しむのだろうなぁ…

>むむむ、32800円ですか。
>お二人のトラックが完成して私のところに廻ってきたら、買うしかないっすね。(^^)

えっ、nujikoaさん、マジっすか?
そんなん言うたらほんま買ってしまいまっせ?!
しかし安くなったとは言え、3万円と言えば今の私にとっては高額品。
慎重に検討します!

>これがヘミオラのある特定の2小節だけは、
>@2B|1A3 の○ところにアクセントを置く。そうすると
>@2|A2|B2 のように聴こえるというようなイメージですか

なるほど、よーくわかります。

>バロックの場合はそれまでの流れから比較的ヘミオラを
>発見しやすいのかも知れませんが、ロマン派以降になると難しそうですね。

ロマン派以降では、ドボ8の3楽章に出てきますね、このパターン。
あのオーボエとフルートの / ミーミミーソー / ラーララーミー / のメロディが出る
数小節前、或いはコーダに移る数小節前の木管と弦のピチカートで奏される箇所です。

他にも探せばきっといろいろあるのでしょうね。

「歌」と言えば? T
投稿者:y_bagus_m
2003/10/ 9 0:59 メッセージ: 2937
これは y_bagus_m さんの 2936 に対する返信です
うーん、王道を行くテーマを出したはずなのに、今ひとつ、いや今ふたつ盛り上がりに
欠けるのは何故?
あまりに王道を行き過ぎてテーマが絞りきれないのか?
それもあろう。
ここのところフーガさんの姿をお見かけしないからか?
それもあろう。

いや待てよ、そう言えばこのテーマに替わってからというもの、
殆どトピずれが無いぞ。
そーか、最大の原因はトピずれがないことなのか?
う〜む、しかし、トピずれなければ盛り上がらないなんてちょっと情けないぞ、○○トピ!

と言うわけで、今回はトピ主自ら「歌と言えば?」 いきます!

まずは、
*「お気に入りの声楽曲」編

お気に入りの声楽曲と言えば、何と言ってもフォーレでしょう。
特にこれから晩秋にかけてはフォーレが一番おいしい季節。
(と言っても香港ではそんな情緒ありませんけど…)

数年前に「卑し系」じゃない、「癒し系」という言葉をやたら目に/耳にしましたが、
私にとってフォーレの歌曲が正にそれです。
以前、マレーシアにいた時のことですが、仕事が大変で精神的にも肉体的にも
擦り切れて帰宅した後夜更けに聴いたフォーレの歌曲は文字通り心を癒して
くれたものです。
まぁ、中には「癒し」どころか聴けばますます落ち込む歌もあるにはありますが。
あ、それとbekさん同様ドイツ語は得意な私ですが (バウム・クーヘン!)
フランス語はちんぷんかんぷんな上、歌詞カードを見ながら聴くという習慣が
無いことも幸いしているのかもかもしれません。
ちらっと歌詞を見ると、けっこう鬱陶しい内容のものが多そうなので、
逆に気が滅入ってしまうかもしれませんから。

今までこのトピでも幾度か出た「夢のあとに」や「月の光」など有名どころは
もちろんですが、私が特に推したいのが「優しい歌」という歌曲集。
ヴェルレーヌの詩によるものなのですが、詩の内容ははっきり言って
全然知りません (前記の通り歌詞カードも見たことない)。
この曲は大昔、あの懐かしいNHK FMの「夜の調べ」でやっていたのを
モノラルのラジカセでエアvチェックしたときからの付き合いです。

そのほかにもフォーレの歌曲のお勧めは挙げればきりがないのですが、
合唱曲にも良いものがたくさんありますよね。
その中でもピカ一はやはり有名な「ラシーヌの雅歌」。
大学時代にレンタルレコード屋で気まぐれで借りた
「ガブリエル・フォーレ少年合唱団」 による「ガブリエル・フォーレ合唱曲集」。
まんまのレコードなのですが、こいつがなかなかの優れもので、
そのA面の一番最初に入っていたのがこの曲でした。
それまで知っていたフォーレの世界とは一味異なる清らかな世界を垣間見て、
一発でとりこになりました。

その後同曲を大人の合唱で何種類も聴いたのですが、どれもだめ。
あのちょっと頼りなげな少年合唱団でないと身体が受け付けません。
あのレコード、レンタルレコードから借りてきたものだったので、
当然今手元には無く、ダビングしたテープもどこに行ったやら…
このレコードがCD化されていないかずっと見ているのですが、
そもそも「ガブリエル・フォーレ合唱団」なる団体の名前を全く見かけません。
どこかにないかなぁ、CDでもLPでも何でもよいから。

しつこくヘミオラ
投稿者:nujikoa
2003/10/ 9 2:42 メッセージ: 2938
これは y_bagus_m さんの 2936 に対する返信です
>>@2|A2|B2 のように聴こえると>いうようなイメージです
>なるほど、よーくわかります。

これでよーくわかりました!
有難うございました。

>ロマン派以降では、ドボ8の3楽章に出てきますね、このパターン。

これはなるほど・・・
言われてみて注意して聴いて、初めて分かりました。
あれっ今のがそうだったかな?と巻き戻ししてやっと発見。
なんとなく聴いていると簡単に聞き逃してます(汗)


ロマン派ではないですが、
「エロイカ」のあの部分もヘミオラですね?

ジャン!ジャン!ジャン!ジャン!ジャン!ジャン!

と、全合奏で6発ぶちかます部分(第1楽章)。

知性の無い説明で失礼!(^^)
ここはリズムのみでメロディーが関係ないので例としては面白くなかったかも。

「歌」と言えば? U
投稿者:y_bagus_m
2003/10/ 9 10:06 メッセージ: 2939
これは y_bagus_m さんの 2937 に対する返信です
お次は、
*声は入ってないけれど「歌」を感じさせる曲

う〜ん、これは改めて考えるとなかなか難しい。
で、少し視点を変えてみれば、「歌詞をつけて歌いたくなるような曲」
ということでもよいのでは?
となると、真っ先に浮かぶのがベートーヴェンの悲愴の第2楽章。
随分前にも書きましたが、もともと好きでも何でもなかったこの曲、ビリー・ジョエルが
「THIS NIGHT」という曲名で歌っているのを聞いた瞬間から大っっっ好きな曲になりました。

次はチャイコフスキーの5番の第2楽章。
これは、台湾の「齊豫」という歌手が英語の歌詞で歌っていました。
そのアレンジそのものはそれほど良いとは思わなかったのですが、この曲に歌詞を
つければ結構ポップス系の歌に変身するんだと妙に納得した次第。

あと、マーラーの巨人の2楽章でしたっけ? それとも3楽章でしたっけ?
ベースソロが出てくる楽章。
あのベースのメロディがそもそもどこかの民謡を短調に置き換えたものなので、
「歌」そのものなのですが、それに続く舞曲風(?)のメロディ。
これがまた適当に歌詞をつけて歌えば、ヨーロッパの戦前歌謡曲の趣があって
なかなかイカします。

あ、ベートーヴェンもう1曲。
「エリーゼのために」はいろいろな人によってカバーされていますよね。
「じょう〜ねつのはなぁ〜」とか、「キッスは目にして〜、チュッ」とかいう歌詞で。

ん、それにあとモーツァルト。
メリー・ホプキンでしたっけ、ポプキンでしたっけ、パンプキンでしたっけ?
歌ってましたよね、40番。

ビゼーもありましたね、中島みゆきの「船をだすのなら九月」のパクリの曲。
「小さな木の実」でしたっけ。
「美しいパースの娘」からの曲でしたよね。
あ、これはオペラからの曲ですから、元々歌詞付きの歌なのでしょうか。

ビゼーと言えば、DA・PUMP が「アルルの女」のファランドールから一部メロディを
借りてきた曲を歌っていました。

他にもまだまだたくさんあるのでしょうね。
「歌謡曲/ポップスになったクラシックと言えば?」

多忙を極めるSRT
投稿者:beknch
2003/10/ 9 10:32 メッセージ: 2940
これは y_bagus_m さんの 2936 に対する返信です
>bekさん、「パスか」ですか。
>そちらではオケのコンサートだけでなくオペラの公演も結構あるのですか?

「パスか」というと、観に行くのをまたパスするということにもなりかねない?
今回は「ミス化」させられたくないですね。CDまで買ったんだし。
こっちでのオペラは年に1-2回だと思います。去年はフィガロに行きました。
舞台設定は1920年代という演出でしたが、曲は普通のフィガロでした。

今回実演が聴ければトスカファンになったりするのではないかと密かに期待
しているのですが、さてどうでしょうね。

>ククレカレーがボンカレーを初めとする他の強豪を抑えて堂々1位に
>輝いておりました。

おお、我がククレカレーが一等賞ですか!何を隠そう「名シェフ」で有名な
私の三種の神業料理と言われているのが、一位:冷凍うなぎ、二位:ククレ
カレー、三位:冷凍ピザなのです。それぞれに近所のスーパー特性「フレッシュ
サラダ」となんと「冷凍納豆」をつけて華を添えることまで可能です。
・・・寂

>>bekよ、お前もか!
>SRTメンバーの中で私だけヒマなようで申し訳ないっすね。

いやいやスイマセン、詳細は抜きにしますが、徹夜も内容によりますよ。前向きな
仕事なら喜んで徹夜しますが(いや、そうでもないか、しんどいもん)・・・。

それよりバグースさん、
>LA→カンザス→ミネアポリス→トロント→ニューヨークを1週間強で廻る

これは凄い! アジア・北米を暴れまわるビジネスマン。
でも、ほんとしんどそう。北米地域での移動距離の大きいこと。時差もありますしね。
しかし、体力的にはともかく、面白そうではないですか(え?人ごとだと思って?)
「リゲイン」持って行ってくださいね。

>えっ、nujikoaさん、マジっすか?
>しかし安くなったとは言え、3万円と言えば今の私にとっては高額品。
>慎重に検討します!

あれ?未だ買ってなかったのですか? ちなみに私のは31,200円でした。
その通販店は楽器や機材を豊富に扱っていて、木製のリコーダーまで売っている様
です。竹山リコーダーというブランドのもの。以前お話したA=415の笛をカタログ
で見たと言うのはここのことです。

フォーレもヘミオラ?
投稿者:beknch
2003/10/ 9 10:34 メッセージ: 2941
これは nujikoa さんの 2938 に対する返信です
>>ロマン派以降では、ドボ8の3楽章に出てきますね、このパターン。
>これはなるほど・・・

ふーむ。そんなことを意識して聴いた事は無かったですねぇ。さすがです。

>ジャン!ジャン!ジャン!ジャン!ジャン!ジャン!

これもヘミオラなんでしょうか。後で考えてみます。

そもそも、楽譜を見ていてそれがヘミオラであることに気がつかなければい
けないそうなのですが、一方、聴いていても気がついてないとするとこれはもう
・・・えっへん。

>お気に入りの声楽曲と言えば、何と言ってもフォーレでしょう。
>特にこれから晩秋にかけてはフォーレが一番おいしい季節。

全然聴いた事ありません。そんなに良いですか。
フォーレで思い出されるのはレクイエムと以前バグースさんからお薦めのあった
ピアノ五重奏曲、あとピアノ小品集くらいです。ピアノ五重奏の方は独特のムード
を感じましたが、歌曲もああ言う雰囲気なのでしょうか?

私はドイツ語(全語彙:バームクーヘン)と同じくらいにフランス語が達者なので、
歌詞を聴いて泣いてしまうかも知れません。ボンジュールとジュテームでしたよね、
フランス語って(全語彙)。後はフレンチ・キッス(あ、これは英語か)。

フォーレも曲によってはヘミオラを多用したと、どこかのWEBに出てました。
しかし、明らかなヘミオラもあれば、特徴がはっきり出ていないヘミオラもある様
です。理論にとらわれる必要はありませんが、こういう話を聞くと興味深いもの
がありますね。

ラシーヌ雅歌
投稿者:tarohanako8408
2003/10/ 9 11:45 メッセージ: 2942
これは y_bagus_m さんの 2937 に対する返信です
こういう曲もありましたね!バグースさん。私の大好きな曲です。フォーレの小ミサ曲も、なかなか良い曲ですよ。一般的には、レクイエムのほうが有名ですが。。。
ラシーヌ賛歌(と、私は思っていた)は、まさに天上から降りてきた音楽とでもいいましょうか。モーツアルトの「アヴェ・ベルム・コルプス」と並んで、以前でていた「最後」に流して欲しい音楽のうちの、ひとつです。

フォーレの歌曲も大好きですね〜。この気品!フレンチって感じですよね?(よくわからん。。)

フォーレが出てきたら、やっぱりアーンでしょう。誰ですか?あ〜んとクチを開けている人!!そうではありません。
○○トピにいらっしゃる方は、そんなことをしなくても、お分かりになると思いますが。(爆笑)

アーン歌曲集の中では、「D'Une Prison」(牢獄の中で)が、好きですね。フォーレと違って、楽譜を見るととてもシンプルですが、シンプルでもそこはやはりフレンチ。音の繊細さ・気品さが感じられます。

それにしても、「歌」だけだと広範囲ですよね。私も、毎回、どの曲にしようか〜と悩んでしまいます。

歌」と言えば? V
投稿者:y_bagus_m
2003/10/ 9 18:28 メッセージ: 2943
これは y_bagus_m さんの 2939 に対する返信です
続いて、
*思わず口ずさんでしまう曲

う〜ん、これは特に決まった曲は無いような気がします。
その時々によって最近聴いたCDの曲だったり、何かの出来事からインスピレーション
を受けて思い浮かんだ曲とか。

前に一度しましたよね、ホテルカリフォルニアの話。
酒屋で「ピンク・シャンペール」がディスプレイされていたのを見て、
「あ、ピンク・シャンペールと言えば、ホテル・カリフォルニアの歌詞に出てきたよな…」
と思った瞬間からそのメロディが頭の中に渦巻きだしたというやつ。

あと、優しいシュピナートさんのおかげで数日間ブラームスのメロディが離れない…
というのもありました。
最近では歩きながらドボ8を口ずさみます。

そうそう、最新版「口ずさみ曲」情報。
ついさっき「(元あみんの)岡本孝子と(元ジャイアンツの)石井が離婚!」 という記事を
ネットで見たすぐ後、トイレに立った時に口ずさんでいたのは …
そう、あの「待つわ」 でした。

*風呂の中で唸る曲

これも基本的には上記と同じ。

では、カラオケで歌う曲と言えば?
「大阪で生まれた女」 (BORO)、 「SOMEDAY」 (佐野元春)、
「何も言えなくて、夏」 (JAY WALK) 、京都慕情 (渚ゆうこ) など。
ジャカルタにいた時にはインドネシアの歌も歌いました。

でも、基本的にカラオケは好きではありません。
やはり私くらいのプロ級になれば、ナマのバンド、あるいはナマオケでなければ
調子が出ないと言うものです。
もちろん、ギター1本、ピアノ1台でも良いのですが。
まぁ、ギャラは相談に応じます。

歌詞をつけて・・・
投稿者:beknch
2003/10/ 9 19:27 メッセージ: 2944
これは y_bagus_m さんの 2939 に対する返信です
>真っ先に浮かぶのがベートーヴェンの悲愴の第2楽章。

確かに歌詞をつけたくなって歌詞をつけたのでしょうね。ポップスにも似合う
ベートーベン。

>あと、マーラーの巨人の2楽章でしたっけ? それとも3楽章でしたっけ?

3楽章ですね。あの二拍子でズンチャ・ズンチャの伴奏があるとこですか?
ベースの後、対比が面白いとこですね。

では「歌詞をつけてアリアにしたくなるような曲」 は、

メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 第二楽章

なんて意外と盲点ですが、この旋律はオペラの中でヒロインがアリアとして
熱唱しても不思議でないものを感じます。月夜にベランダから切ない思いを
・・・みたいな。ソプラノ用。

シューマン 交響曲2番 第三楽章

こっちは、メンデ程熱唱にならないんですが、○○の母親が切なく歌う、みたいな。
メゾ・ソプラノ用。

ブラームス ヴァイオリン協奏曲 二楽章 冒頭

オーボエをソプラノで歌わせて、その後入って来るファゴット(イングリッシュ
ホルン?)やホルンをバリトンあたりで歌わせてデュエット。
引き続きヴァイオリンもソプラノで。

それはそうと、ムソルグスキーの展覧会の絵からビドロをバスに歌わせてみたい
気がしますね。ロシア民謡みたいになりそうですが。

・・・
投稿者:susano_o000
2003/10/ 9 20:17 メッセージ: 2945
これは y_bagus_m さんの 2913 に対する返信です
>ところで無言歌って変な言葉ですよね。
>「言葉のない歌」 という意味なのでしょうが、「無言歌」という言葉(文字)からは、

 無言歌、やはり外していると思います。(^^;
 LIEDER OHNE WORTE
 訳語次第なんでしょうが、「言葉を持たぬ歌」、なにか雰囲気を感じるんですが。
 「ムゴンカ」ねえ・・・。

あ、それは
投稿者:susano_o000
2003/10/ 9 20:25 メッセージ: 2946
これは beknch さんの 2922 に対する返信です
>ところで、NHKでプロジェクトXと言う番組がありますが、10月14日放送分が
オーケストラがどうのこうの、第九がどうのこうのと言う内容だそうです。

 この前の朝のニュースで見たんですが、あの番組、いよいよ海外輸出だそうですね。
 ベトナムで上映されたそうなんですが、ものすごい好評で、涙を流す人もいたそうです。で、日本の作品としては「おしん」以来だそうです。

バリトン
投稿者:susano_o000
2003/10/ 9 20:32 メッセージ: 2947
これは beknch さんの 2941 に対する返信です
>フォーレで思い出されるのはレクイエムと以前バグースさんからお薦めのあった
ピアノ五重奏曲、あとピアノ小品集くらいです。ピアノ五重奏の方は独特のムード
を感じましたが、歌曲もああ言う雰囲気なのでしょうか?

 フランスのカミーユ・モラーヌのものは「バリトンならこう」なんていう先入観を覆してくれるほどの威力を持つと思います。威力という言葉すら似合わないのですが。
 「うまさ」などというものより以上に、古き時代のフランスの香りをそのままに感じさせてくれると思います。

歌詞をつけて
投稿者:yukkomylove2003
2003/10/ 9 20:32 メッセージ: 2948
これは y_bagus_m さんの 2943 に対する返信です
バグースさん こんにちは。

岡村孝子が別れちまったという話を聞いたので、思わずスポーツ紙サイトの
速報を見に行ってしまいました。うーん、やはりこの話は、公式HPや
ファンクラブには言いにくかったんだろな(何のこっちゃ)。
それにしても、バグースさん、何でこんな情報早いの?????

さて、話を歌に戻しますが、beknchさんの話を伺って思い出しました。
この話題は「もし歌詞をつけたら」ということだと思うのですが、
実はショパンのマズルカに本当に歌詞つけちゃった奴がいるんです。
それも十数曲も。そいつが誰だったかは忘れましたが、確かショパンと同時代の人。
没後150年の頃、イタリアAGORAという所からCDも出てました。

その中で、31番変イ長調を歌にしたものの題名が「16才」。
南沙織はたしか「17才」ですよね。16才と言うと、松本伊代のセンチメンタル
ジャーニーか。 あっ、脱線すんまへん。

うぐ・・・
投稿者:susano_o000
2003/10/ 9 20:39 メッセージ: 2949
これは y_bagus_m さんの 2937 に対する返信です
>「ガブリエル・フォーレ少年合唱団」 による「ガブリエル・フォーレ合唱曲集」。
まんまのレコードなのですが、こいつがなかなかの優れもので、
>そのA面の一番最初に入っていたのがこの曲でした。

 バグースさん!わしゃあ、泣いておるばい!あまりにも清純なこの盤!

 今でも「ワシを泣かせる」コレクションに入っている名盤です。VOXの廉価盤でこういうものが出ていたんですね!

トロイカ
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/10/ 9 20:45 メッセージ: 2950
これは beknch さんの 2944 に対する返信です
こんにちは。

beknchさんの地域はサマータイムでしょうか?
こちらは寒く、風はビュービュー雨は吹き付けるわで、外に出たら歌どころではありません。
ドミンゴも気管支炎とかで上演中に声が出なくなったとか。

となりに住む高校生の女の子が、学校からウィーンへオペラを観に行ったのがちょうどこの日。
オペラは初めての彼女、途中でドミンゴの声がおかしくなったけれどそういうものだろうと思っていたのだそう。
そうしたら急に人が舞台へ出て来て、医者を呼ばなくてはならないので休憩にします、と。

やがてまたオペラ再開。
「そのあと、最後までちゃんと歌っていた?」という私の質問に
「後半、眠っちゃったからわからないの」ですって!

冬が近付きつつあるので「トロイカ」
ブラームス編ではなくて、チャイコフスキーのピアノ曲。レド<ファーーラド|レド>ラーーファレ|<ラソ>レーーというメロディーのあれです。
昔、「みんなの歌」でこれに歌詞がついてました。
とても好きでしたね、歌詞は忘れましたが。

エオリアンハープ
投稿者:other_wind
2003/10/ 9 21:15 メッセージ: 2951
これは y_bagus_m さんの 2943 に対する返信です
>ほんっとにいろんな曲を聴いたはりあますなぁ…

何言うてまんねん、バグさんかて、結構ご存知でおますがな。
ワテなんか何も考えんと、気の向くまま聴いてますから、ムラが多くて困ります。


フォーレはほとんど聴いてないんで、今度聴いてみますね。

フランスのもでよく聴いたのは、ラヴェルをはじめ、こんな歌です。

サティー「ジュ・トゥ・ヴ」「エンパイア劇場のプリマ・ドンナ」「さあ、ショショット」

プーランク「愛の道」

アーン「わが詩に翼ありせば」「恋されるひと」


リートで、はずせないのがヴォルフ。

「エオリアンハープに寄する歌」を挙げます。

風が奏でるという、ちょっと神秘的なエオリアンハープを聴いてみたい…。

アィ〜ン
投稿者:y_bagus_m
2003/10/ 9 23:29 メッセージ: 2952
これは tarohanako8408 さんの 2942 に対する返信です
>ロマン派ではないですが、「エロイカ」のあの部分もヘミオラですね?
>ジャン!ジャン!ジャン!ジャン!ジャン!ジャン!

私が思うに、これは押しも押されぬヘミオラ中のヘミオラ。
ヘミオラのホームラン王だと思います。

>こっちでのオペラは年に1-2回だと思います。去年はフィガロに行きました。

やはり「南極歌劇団」という名前で、コーラスにはペンギンたちがずらりと並ぶのでしょうか?
聴いてみたい! というより、見てみたい!!

>舞台設定は1920年代という演出でしたが、曲は普通のフィガロでした。

よくオペラで時代や舞台設定を変える演出ってありますよね。
ワーグナーをスーツ着て歌ったりして。
あれって、歌詞はどうするのでしょう?
その演出のシチュエーションの下、原詞でやれば必ず不自然な箇所がいくつも
出てくるように思うのですが…
ある程度歌詞変えちゃうんでしょうか?
どなたか詳しい方教えてください。

>一位:冷凍うなぎ、二位:ククレカレー、三位:冷凍ピザなのです。

素晴らしい! bekさんの手料理、ボクも食べてみたい…

>ピアノ五重奏の方は独特のムードを感じましたが、歌曲もああ言う雰囲気なのでしょうか?

あんな雰囲気っちゃぁあんな雰囲気ですし、違うっちゃぁ違うのですが、室内楽よりも歌曲の方が
聴きやすいかもしれません。
私は今はスゼーとアメリンクの(ピアノはボールドウィン)全集で聴いているのですが、
初めて買ったフォーレのレコードはパンゼラのSP復刻盤の「フォーレ歌曲集」のLPでした。
確か1930年代の録音だったと思います。
歌唱がどーのこーのというのは置いといて、深まり行く秋の夜にチリチリ言う針雑音のなかから
貧しい音で聴こえてくるフォーレの美しいメロディ、これが何ともレトロで良かったのですよ。
まぁ、邪道と言えば邪道っぽい聴き方なのでしょうが、これが私のフォーレの原体験です。

>ラシーヌ雅歌、こういう曲もありましたね!バグースさん。 私の大好きな曲です。

!! ですよね!

>モーツアルトの「アヴェ・ベルム・コルプス」と並んで、
>以前でていた「最後」に流して欲しい音楽のうちの、ひとつです。

!!! なるほど!

>フォーレの小ミサ曲も、なかなか良い曲ですよ。

タロハナさんのレスに刺激されて、今聴いていますよ。
キリエ、サンクトゥス、ベネディクトゥス、アニュスデイ の4曲から成る10分にも満たない
女声のためのミサ曲です。 とっても良いですねー。

>フォーレが出てきたら、やっぱりアーンでしょう。

さすがタロハナさん! やっぱりこれでしょう、志村けん!!
確かミニモニだかプッチモニだかか一緒に歌っていたような気がします、アィーン体操。
ん? 違った??

実は私アイーンと言えば、「私の何とかに毛が生えたら」 という歌1曲しか知りません。
でもこれがまたとっても素敵な曲なんですよね、タロハナさん!

ガブリヨリ・フォーレ少年合唱団!
投稿者:y_bagus_m
2003/10/10 0:00 メッセージ: 2953
これは yukkomylove2003 さんの 2948 に対する返信です
>シューマン 交響曲2番 第三楽章
>こっちは、メンデ程熱唱にならないんですが、○○の母親が切なく歌う、みたいな。

私はこの曲に「退屈」というタイトルを進呈したことがあるほどの熱狂的ファンなのですが、
bekさんがそこまで (ってどこまでやねん?) おっしゃるのなら… と言うことで、
聴いてみました、と言うか今聴いています。

なるほど、○○の母ですか。
○○に入るのは、岸壁の母? たらちねの母?いや、放蕩息子を思う母の歌って感じでしょうか?

>無言歌、やはり外していると思います。(^^;

ね、やっぱおかしいっすよねぇ?

>フランスのカミーユ・モラーヌのものは「バリトンならこう」なんていう先入観を
>覆してくれるほどの威力を持つと思います。

モラーヌは聴いたことないですね。
是非一度聴いてみたいものです。

>バグースさん!わしゃあ、泣いておるばい!あまりにも清純なこの盤!

おぉ、スサノオさんもこの盤持っとってね?!
ほんなごて、よかとぉ、このレコード。
いや〜、嬉かばい。
いつか貸してくださいね、そのレコード。

>実はショパンのマズルカに本当に歌詞つけちゃった奴がいるんです。
>それも十数曲も。そいつが誰だったかは忘れましたが、確かショパンと同時代の人。

それはまた奇特な人ですね。

>没後150年の頃、イタリアAGORAという所からCDも出てました。

それは聴きたかぁ〜。

>南沙織はたしか「17才」ですよね。

だ〜れもいない海、二人の愛を確かめたくって〜

>16才と言うと、松本伊代のセンチメンタルジャーニーか。

伊予はまだ、じゅうろくだぁから〜

年齢にまつわる歌と言えば、
わたしはにじゅぅご〜、きょうからにじゅぅご〜
ってのもありました。

25歳はお肌の曲がり角。
私ももうすぐだ…

何が生えるって?
投稿者:y_bagus_m
2003/10/10 10:12 メッセージ: 2954
これは other_wind さんの 2951 に対する返信です
>こちらは寒く、風はビュービュー雨は吹き付けるわで、
>外に出たら歌どころではありません。

かじかんで、口がうまく動かなくなりそうな様子ですね。
こちら香港はかなり涼しくなってきたとは言え、まだたまにプールで泳いでいます。

>ドミンゴも気管支炎とかで上演中に声が出なくなったとか。

日本の新聞(ネット版)にも載っていましたね。
「限界か? ドミンゴ舞台で立ち往生。」とかって。

>冬が近付きつつあるので「トロイカ」
>ブラームス編ではなくて、チャイコフスキーのピアノ曲。

トロイカと言えばブラームス、ブラームスと言えばトロイカ というのが常識として
定着しつつありますが、チャイコフスキーにもあったのですね、「トロイカ」。
もしかして、「四季」の中の1曲でしょうか?

>昔、「みんなの歌」でこれに歌詞がついてました。
>とても好きでしたね、歌詞は忘れましたが。

それは知りませんでした。

>何言うてまんねん、バグさんかて、結構ご存知でおますがな。

何言うたはりまんの。
わてなんかアザはんの足元にも及びまへんがな、いやほんま。

>サティー「ジュ・トゥ・ヴ」「エンパイア劇場のプリマ・ドンナ」「さあ、ショショット」

「ジュ・トゥ・ヴ」は大好きな曲です。 ただし、ピアノ版。
坂本龍一が高橋幸宏のシンセドラムを混ぜて演ったやつがあるんですよ。
これが最高です。

ところで、「さあ、ショショット」って言ったら、「ショットショットォ、ショショットショットォ…」
とかいう歌詞の 「ノミの歌」と「ピコットさん」を足して2で割ったようなコミカルな曲では
なかったかしらん?
… なんで知ってんだろ?
そう言えば、随分前にカナダ出身の何とかいう男声歌手によるサティの歌曲集の
ディスクを持っていたような気がします (そのディスク今いずこ?)。
ところで、その歌手 一時かなりのフランス歌曲のディスクを出していたように記憶して
いますが、最近どうしているのだろう?
でも、「カナダの何とか言う男声歌手」じゃあわかりませんよね、皆さん。

>アーン「わが詩に翼ありせば」「恋されるひと」

other windさん、「我が詩に翼ありせば」というのは、もしかして「私の詩に翼が生えたなら」
とも言います・よ・ね…

ごめんなさい、タロハナさん!
msg2952のアーンの歌、「毛が生えたなら」じゃなかった…

って、当たり前やろ、そんなこと。

キャイ〜ン
投稿者:tarohanako8408
2003/10/10 11:45 メッセージ: 2955
これは y_bagus_m さんの 2954 に対する返信です
って、最初から恥ずかしいこと、させないでくださいな、バグースさま。(笑)
えっ?勝手にやってるのは、私?その通りでございます。。。
そうそう。この春?志村けんとミニモニがCDを出したんですってね?ご存知ですか?

>この前の朝のニュースで見たんですが、あの番組、いよいよ海外輸出だそうですね。 ベトナムで上映されたそうなんですが、ものすごい好評で、涙を流す人もいたそうです。で、日本の作品としては「おしん」以来だそうです。

susanoさん。知りませんでした。
この頃、日本のドラマを放送しているのは知ってましたが。。。
でも、ベトナム人が確かに好きそうな内容かも。。。

さて。エライ子タロハナは、ちゃんと真面目にトピについて考えてるんですよ。今日は、「正統派 歌詞をつけたくなる曲」について。

私がいちばん好きな曲では、マスカーニのアヴェマリア。この曲はもともと、マスカーニのオペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」の間奏曲として、作曲されたのですが、後で、マスカーニ自身がアヴェマリアの歌詞をつけて、編曲したことで有名ですよね。
聴くと簡単そうだけど、実は、高音から低音まで、音の幅がひろくて、意外と名演にぶつからない曲なんですけどね。

それにしても、ドミンゴの件。
確かに、そろそろ年齢的にも難しいのだろうなーと、思っていたタロハナでした。
歌手というのは、ドーピング検査したらほとんどひっかかるくらい、薬漬けですが、それも年齢には勝てないでしょうね。。。

re.ポップスになったクラシック
投稿者:ZAKKYO2000
2003/10/10 12:01 メッセージ: 2956
これは y_bagus_m さんの 2943 に対する返信です
>あと、マーラーの巨人の2楽章でしたっけ? それとも3楽章でしたっけ?ベースソロが出てくる楽章。 あのベースのメロディがそもそもどこかの民謡を短調に置き換えたものなので、
フレール・ジャックというフランス民謡だそうですが、小学校の朝礼の歌といったほうが分かりやすいですね。
松任谷由実も「グレイス・スリックの肖像」という曲でやっぱり短調にして引用しています。

>DA・PUMP が「アルルの女」のファランドールから一部メロディを借りてきた曲を歌っていました。
あれってたまたま似ているだけかと思ったら、パクってたのですね。もちろんビゼーが。

その他、ヴィヴァルディの冬の第2楽章もみんなの歌になっていましたね。
あと、NHKで少年少女合唱でチャイコフスキーの交響曲No.4の第4楽章を全部歌詞をつけてやっていたのを見たことがあります。
また、ストロベリースウィッチブレイドの「二人のイエスタディ」はイントロにシベリウスの交響曲No.5が思いっきり出てきてびっくりしました。

>もちろん、ギター1本、ピアノ1台でも良いのですが。まぁ、ギャラは相談に応じます。
ギターでよろしければお付き合いしましょうか?サムディなんかだったら完璧(でした=過去形)。
いやいや、ギャラなんて、そんな・・・。

バリ・ハイ
投稿者:other_wind
2003/10/10 18:09 メッセージ: 2957
これは y_bagus_m さんの 2954 に対する返信です
>ところで、「さあ、ショショット」って言ったら、「ショットショットォ、ショショットショットォ…」とかいう歌詞の 「ノミの歌」と「ピコットさん」を足して2で割ったようなコミカルな曲ではなかったかしらん?
>カナダの何とか言う男声歌手

うんだー、うんだー、バグさんよくご存知でねーのー。
その歌手っこさブルーノ・ラプラントでったでねぇが。
しかしバグさんの説明は、よぐわがるねー。
いっぺん聴いたら忘れられねー歌だべさ。
そのCDさ探してみて、「あんたがほしいの」聴いてみれー。
歌もびっくらこくほどええぞう。


ミュージカル「南太平洋」の「バリ・ハイ」や「魅惑の宵」、「ハッピー・トーク」も好きですね。
バグース共和国は「南太平洋」にでてくるような天国に最も近い島なんでしょうか。

河馬留守
投稿者:y_bagus_m
2003/10/10 18:51 メッセージ: 2958
これは tarohanako8408 さんの 2955 に対する返信です
>リートで、はずせないのがヴォルフ。
>「エオリアンハープに寄する歌」を挙げます。

other windさん、R.シュトラウスと共にヴォルフも私にとって未開拓の音楽です。
実はヴォルフも「子守唄」だけは知っていて (リタ・シュトライヒ)、とても良い曲だと
思うのですが、あとは全然 …
これを機会に探してみますね、ヴォルフのCD。

ところで、R.シュトラウスの歌曲のCDを見てみました。
こちらのHMVにあったのは、シュワルツコップの「4つの最後の歌」と、
ディスカウの「リート集」のみ。

まずは、other windさん、フロムさん、タロハナさんご推薦の「献呈」、「万霊節」、
「夜」、「セレナーデ」 などから聴こうかと思い、「リート集」を買おうとしたのですが、
ディスカウというのがちょっと引っかかっています。
確かに大歌手なのでしょうが、今持っている「冬の旅」やリストの歌曲集の歌唱が
何だか分別臭く感じられて今一つピンと来ないのです、私には。

先に「4つの歌」買っちゃいましょうかね?

>そうそう。この春?志村けんとミニモニがCDを出したんですってね?ご存知ですか?

そらもう、完璧です。
日本から送ってもらったバカ殿のビデオで志村けんとミニモニが「アィーン体操」
やってるのをきっちり見ましたから。
妻も娘も アィーン星人です。

>私がいちばん好きな曲では、マスカーニのアヴェマリア。

へー、あの「カヴァルス」(何でも短縮して呼びたがる悪い癖) に歌詞が付けたものが
あるのですか? 知りませんでした。
実は、あの曲は大好きなのです。
確かに素敵でしょうね、あの曲を歌詞をつけて歌えば。

>歌手というのは、ドーピング検査したらほとんどひっかかるくらい、薬漬けですが、
>それも年齢には勝てないでしょうね。。。

それも初耳です。
歌手と言うのは自分の体が楽器ですから、それを維持・強化することが必要なのかも
しれませんが、そこまでやるとは驚きですね。

ブルーノ・ラプラント
投稿者:y_bagus_m
2003/10/10 19:35 メッセージ: 2959
これは other_wind さんの 2957 に対する返信です
>フレール・ジャックというフランス民謡だそうですが、
>小学校の朝礼の歌といったほうが分かりやすいですね。

フランス民謡なのですか。
私は 「ARE YOU SLEEPING ? …」と言う歌詞がついているので、てっきり(これまた)
つけものさんお得意の「ナーサリー・ライム」あたりが出どころかとおもっていました。
ところで、この曲日本でも誰もが聞いたことのある有名なメロディだと思いますが、
いまだかつて日本語の歌詞で歌われているのを聞いたことがありあません。
ZAKKYOさんが「朝礼の歌」とおっしゃるからには存在するのでしょうね、日本語の歌詞。
どんな歌詞なのでしょう? 教えてください!

>あと、NHKで少年少女合唱でチャイコフスキーの交響曲No.4の第4楽章を
>全部歌詞をつけてやっていたのを見たことがあります。

えーっ! チャイ4の4楽章全部!!
それは凄い。 冒頭なんてもんのすごい早口で歌うのでしょうね。
「ダバダバ」で歌うならまだわかるような気がしますが。
どんな内容の歌詞なのでしょうね。
これには「かめだのあられ…」もまっつぁお。

そう言えば一昔前のコマーシャルで、NTTのテレビコマーシャルで、クラシックの曲に
歌詞をつけて歌うというのがあったような気がしますが、それを連想してしまいました。
(ところで、「ダバダバ」と言えば、昔々「スィングル・シンガーズ」でしたっけ、
「ダバダバ・バッハ」というのがありましたね。)

>ギターでよろしければお付き合いしましょうか?サムディなんかだったら完璧
>(でした=過去形)。

おっ、それは素晴らしい。
是非共演させてただきたいものです。
そーだ、ZAKKYOさんもMTR買います?

>その歌手っこさブルーノ・ラプラントでったでねぇが。

んだ、んだ。 それさぁー。
ステージでは胸毛見せて、ジミー・ペイジと絡みながら歌ってたべさ。
ん? だどもあれはエゲレス人ではながっただか…。
デッド・チャップリン とかいう楽隊で、えーごの歌さ歌ってただよ。
え? それは ロバート・プラント ??
こいづは失礼したぢまっただぁ。

いや、しかしさすがother windさん、よくご存知。
そーですよ、そのとーりですよ、ブルーノ・プランタンじゃなく、ブルーノ・ラプラント。
間違いなく。
一時フォーレを始め、フランス歌曲のレコードを沢山出していたように記憶していますが、
最近はどうしているのでしょう。

早口といえば
投稿者:shaberibu
2003/10/10 20:12 メッセージ: 2960
これは y_bagus_m さんの 2959 に対する返信です
昔、斉藤晴彦氏が、

クラシックの曲にあわせて早口で

歌ってました。

題名のない音楽会でやってたのを

覚えてます。

以前
投稿者:wolfgang17560127
2003/10/10 20:16 メッセージ: 2961
これは shaberibu さんの 2960 に対する返信です
「音楽の冗談」なんてCDも出てましたね。

思い出しました
投稿者:lvkoechel
2003/10/10 22:36 メッセージ: 2962
これは nujikoa さんの 2938 に対する返信です
 こんばんわ、nujikoa さん。
エロイカのヘミオラのところを、ベーム・Wpoの演奏の時に一所懸命に見ていたのですが、ちゃんとミッツに振っていました・・・今急に思い出しました。あそこはフタツにふるのだと思っていたのですが。
 ヘミオラとは無関係ですが、フィナーラのアンダンテのホルンの強奏が凄かったです。帰宅してレコードをかけ、思い切り大音量にしてみましたが、やはり(当たり前ですが)とても及びません。
一緒に聴きに行った親友に電話をしたら、彼も同じ事をしていたそうな。
 下らぬ話を、ごめんなさい。

フロムさん、タロハナさんに聞いてね
投稿者:other_wind
2003/10/11 10:39 メッセージ: 2964
これは y_bagus_m さんの 2958 に対する返信です
>ディスカウというのがちょっと引っかかっています。確かに大歌手なのでしょうが、今持っている「冬の旅」やリストの歌曲集の歌唱が何だか分別臭く感じられて今一つピンと来ないのです

分別臭い、うまい表現ですね、そのとおりです。
シューベルトやリストに比べると、シュトラウスやヴォルフは結構いけてると思いますよ。
フロムさん、タロハナさんに聞いてください。

迷った時はいつものとおりです。
1.下駄で占う。
2.ジャケットや第1印象が良かった方を取る。
3.手のひらをかざして温かみを感じた方を取る。
4.ドチラニシヨウカナ神様ノ言ウトオリナヨナヨナとやる。
5.最初どしても聴きたいなあと思った方を取る。
6.値段の安い方を取る。
7.ディスカウ→ディスクカウでディスカウを買う。
8.シュワちゃん当選つながりでシュワルツコップを買う。
9.ウィーンフィルの演奏会行ったひにゃうん万円だ、こんなの安い安いという気持ちでどちらも買う。
10.けっ、どちらも面白くねーぜ、今度にしようとどちらも諦める。

そういえば、「3万円、5万円、10万円、運命の分かれ道、○○○がっちり買いましょう!」の夢路いとしさんが先日亡くなられましたね、残念です。

トスカどすか?
投稿者:as_dsch
2003/10/11 11:48 メッセージ: 2965
これは beknch さんの 2931 に対する返信です
これはテーマ「歌」にぴったりの素晴らしいオペラです。
第1幕の「妙なる調和」と幕切れの荘厳なテ・デウム(METでの演出は圧倒的でした)、第2幕のスカルピアとトスカの激しいやりとりと「歌に生き愛に生き」、第3幕の「星は光りぬ」とトスカの身投げ、魅力いっぱいであり、絶筆「トゥーランドット」と並ぶプッチーニの大傑作です。

オペラ大好きな田吾作ですが、人気のある「ボエーム」はどうも馴染めません。
ジメジメした感じがどうにもいけません。
ここではオペラが余り話題にならないので異議が出ないかな?

さて、遅ればせながら「ラシーヌ」について。
田吾作もよく知ってますよ。
♪フランシーヌの場合は あまりにもお馬鹿さん・・・違いました?

本題の「口ずさむ曲」は色々ありますが、よく出てくるのはモーツァルトのピアノ協奏曲23番の冒頭、タコ先生の交響曲10番の冒頭、ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」の前奏曲冒頭など、曲の頭が多いですね。

ところで、好きな曲を口ずさんで身体を揺らして自己陶酔しているところと、指揮者の真似をして興奮しているところと、他人に見られたらどちらが恥かしいでしょう?
どちらも恥かしくない方は一度人生を振り返ったほうがいいかもしれませんね。

神様の言うとおり
投稿者:y_bagus_m
2003/10/11 16:18 メッセージ: 2966
これは other_wind さんの 2964 に対する返信です
>昔、斉藤晴彦氏が、クラシックの曲にあわせて早口で歌ってました。

何となく思い出しました。
でも、斉藤晴彦ってどんな人だったかしらん?
斉藤清六ならよく覚えているのですがね。
ところで、斉藤清六は今どうしているのだろう?

>エロイカのヘミオラのところを、ベーム・Wpoの演奏の時に一所懸命に
>見ていたのですが、ちゃんとミッツに振っていました・・・

私が昔演った時も指揮者は3つに振っていました。

ベーム/ウィーンフィルが日本で英雄をやったのっていつでしたっけ?
最後の来日の時でしょうか?
ベーム/ウィーンフィルの日本公演でのベートーヴェンというと、
7番の印象が強くて、あとはあまり覚えていません。
最後に来たときには確か田園をやっていたような…

>迷った時はいつものとおりです。
>1.下駄で占う。
下駄持ってまへん。

>2.ジャケットや第1印象が良かった方を取る。
どちらも全く買う気をそそらないジャケットでした。

>3.手のひらをかざして温かみを感じた方を取る。
これはやっていません。 次回是非試してみたいと思います。

>4.ドチラニシヨウカナ神様ノ言ウトオリナヨナヨナとやる。
これはやってみても、結局最後に 「う〜ん、こっちでほんとによかったのか?」
とまた悩んでしまうこと間違い無しです。

>5.最初どしても聴きたいなあと思った方を取る。
それがわかれへんのやがな…

>6.値段の安い方を取る。
おっ、これは最良の方法かもしれない。

>7.ディスカウ→ディスクカウでディスカウを買う。
むむむ…

>8.シュワちゃん当選つながりでシュワルツコップを買う。
むむむむ…

>9.ウィーンフィルの演奏会行ったひにゃうん万円だ、
>こんなの安い安いという気持ちでどちらも買う。
それは私に清水の舞台、いや、クアラルンプールのペトロナスタワーの
てっぺんから飛び降りろと言うのに等しい。

>10.けっ、どちらも面白くねーぜ、今度にしようとどちらも諦める。
んっ、これも最良の方法の1つか…

と言うわけで、近いうちに再度HMVへ行った上で、3・6・10 のいずれかで
決めたいと思います。
other windさん、貴重なアドバイスをどーもありがとう…

迷ったときは
投稿者:tarohanako8408
2003/10/11 17:11 メッセージ: 2967
これは other_wind さんの 2964 に対する返信です
買わないほうがいいでしょう。(あっさり)
というのは冗談ですが。
ただ、しばらく考えられた方がいいのでは???

私の印象では、ディースカウは決して下手ではないのですが、シュトラウスは高音が結構あって、彼の声には向かない気がします。
私の持っているCDは、実は、「歴史的名歌手による・・・」というものなので、要するに寄せ集め。
だから、「作品集」という観点からは、まとまりがありませんが、それぞれの演奏でよいものがカップリングされています。
「セレナーデ」にしても「万霊節」にしても、テナーが歌っていますし。ディースカウにはちょっと高音が苦しいのでは?

その点、シュワツコップの演奏のほうが、演奏自身は期待できそうです。
私のCDには、彼女の演奏がいくつか入っていますし、とてもよかったです。

>>昔、斉藤晴彦氏が、クラシックの曲にあわせて早口で歌ってました。
>でも、斉藤晴彦ってどんな人だったかしらん?

斎藤晴彦って、ミュージカルの「レ・ミゼ」に出てた人かしら?すっごく演技が良かった!
逆に、斎藤清六って???

ボエームどうすか?
投稿者:tarohanako8408
2003/10/11 17:28 メッセージ: 2968
これは as_dsch さんの 2965 に対する返信です
田吾作さんて、オペラ好きだったんですねー。結構意外かも。
しかもタコ先生好きのひとは、ドイツものの方がお好みかと思ったので、イタリアものがでてくるとは、本当に意外!(すみません、勝手なイメージで)

「トスカ」確かにいいですよねー。私も好きです。やっぱり、ひとつのオペラであれだけ沢山メジャーなアリアがでてくるのは、すごいと思います。

私は、「ボエーム」もよいと思いますよ。初心者向けでわかりやすいし。(笑)
あと、ボエームというのは、すごく身近な題材じゃないですか。あれがすごくよいです。
お姫様とか、王様とか出てこられても、夢物語で、、、。それはそれでよいのですけど、。
田吾作さんは、その現実感がお好きでないのかしら?

>ところで、好きな曲を口ずさんで身体を揺らして自己陶酔しているところと、指揮者の真似をして興奮しているところと、他人に見られたらどちらが恥かしいでしょう?
どちらも恥かしくない方は一度人生を振り返ったほうがいいかもしれませんね。

うう。。やばい。両方当てはまっている。
今から、人生やり直せますか?(笑)

さっそく
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/10/11 17:34 メッセージ: 2969
これは as_dsch さんの 2965 に対する返信です
異義あり!

>ここではオペラが余り話題にならないので異議が出ないかな?
>ジメジメした感じがどうにもいけません

異義あり!
ですがそれ以上の反論は控えます。勝てっこない(笑)。
ブラームス試合でも「4」対「3」でこちらが1点負けていることだし…

>斎藤清六氏
投稿者:shaberibu
2003/10/11 17:40 メッセージ: 2970
これは tarohanako8408 さんの 2967 に対する返信です
その昔、欽ちゃん番組にかなり出てましたね。

斉藤晴彦氏は、子供番組で

バラバラマンというキャラクターも

やってました。

わしゃあ
投稿者:susano_o000
2003/10/11 19:15 メッセージ: 2971
これは y_bagus_m さんの 2953 に対する返信です
>おぉ、スサノオさんもこの盤持っとってね?!
>ほんなごて、よかとぉ、このレコード。
>いや〜、嬉かばい。
>いつか貸してくださいね、そのレコード。

 「ヴォックス・アンコール・シリーズ〜宗教・合唱曲集」というLPで持っているばってん、送り先がわかっていればCDRにでも・・・。あ、いえ、こういう「とっくに廃盤」であっても著作権はあるんだっぺねえ。

 そう言えば、年明け早々、天津市に行く用事?があるきに、あそこからなら自転車でほんのちょっとでがんす。(^^;

フランシーヌ
投稿者:y_bagus_m
2003/10/11 20:46 メッセージ: 2972
これは susano_o000 さんの 2971 に対する返信です
>これはテーマ「歌」にぴったりの素晴らしいオペラです。
>「トスカ」確かにいいですよねー。私も好きです。やっぱり、ひとつのオペラで
>あれだけ沢山メジャーなアリアがでてくるのは、すごいと思います。

ほー、田吾作さんもタロハナさんもトスカお奨めどすか。
ほな、うちも考えてみなあきまへんなぁ。
そう言えば、「歌に生き愛に生き」も、「星は光りぬ」も有名ですもんね。
聴いたことはないけど…

>♪フランシーヌの場合は あまりにもお馬鹿さん・・・違いました?

おー、これまた懐かしい歌。
誰でしたっけ、この歌を歌っていたのは…?
なんとかカホルとか言う人ではなかったかしらん?
いや、あれは「真夜中のギター」 か??

>私の印象では、ディースカウは決して下手ではないのですが、
>シュトラウスは高音が結構あって、彼の声には向かない気がします。

やー、タロハナさん、これはまた貴重なアドバイスをありがとうございます。
つーことで、取りあえずディスカウの方はパス…。
で、シュワルツコップの方をどうするか、考えてみます。

>さっそく、異義あり!

んー、田吾作さん、シュピナートさんから異議が申し立てがありましたが、
どーします?
わたしゃどっちも知らんけん…

>斉藤清六氏、その昔、欽ちゃん番組にかなり出てましたね。

そー、とぼけたキャラクターと超がつく音痴さが売りの方でした。
「村の時間」 とかいうコーナーのアナウンサー役で出演していたような記憶があります。

>そう言えば、年明け早々、天津市に行く用事?があるきに、
>あそこからなら自転車でほんのちょっとでがんす。(^^;

へー、天津まで来られるのですか?
おっしゃるとおり天津から香港までならば自転車でほんのちょっと。
100日もあれば着くでしょうか?

>送り先がわかっていれば…

イェー、近いうちにYAHOO アドレス取得してアップしようかなどとも考えてますんで、
また送り先などもおいおい…

字幕
投稿者:beknch
2003/10/11 20:46 メッセージ: 2973
これは SPINATPOLKA2 さんの 2950 に対する返信です
>beknchさんの地域はサマータイムでしょうか?

10月の第一日曜日からサマータイムになりました。今、日本との時差4時間です。

今から一ヶ月程前に「春のきざし」とか「陽春」とか書きましたが、その直後
から暴風雨の日は続くわ、気温が下がるわ、で雨の多い冬に逆戻り状態です。
と言っても、元々冬の寒さはそちらの秋よりも温かいくらいでしょう。
やはり、年中秋と春みたいなところです。寂しいですけど。

>こちらは寒く、風はビュービュー雨は吹き付けるわで、外に出たら歌
>どころではありません。

部屋の中で心温まる音楽で過ごすのが一番良さそうですね。今日は何にしますか?

私はショスタコ先生の9番、10番を聴いたあと、トスカを二幕の半分まで聴いた
ところです。二幕はまだピンと来ないのですが、もうちょっと聴いてみます。

>「そのあと、最後までちゃんと歌っていた?」という私の質問に
>「後半、眠っちゃったからわからないの」ですって!

ところで、ウィーンで開催されるオペラって字幕は出るのでしょうか? あまり出そうな
気がしませんが。

新曲「42才」
投稿者:beknch
2003/10/11 20:55 メッセージ: 2974
これは y_bagus_m さんの 2954 に対する返信です
しかし、相変わらず皆さんお詳しいですね。出るわ出るわ聴いた事ない曲達、
知らない歌手達って感じです。そこで私は、

>「大阪で生まれた女」 (BORO)、 「SOMEDAY」 (佐野元春)、
>「何も言えなくて、夏」 (JAY WALK) 、京都慕情 (渚ゆうこ) など。

バランスの取れたメニューですね(どういう観点で?)。
さりげなく渚ゆう子が入っているところが憎いですなぁ。
京都慕情ではなくて、「ひとり涙を隠して・・・」とかで始まる曲は
なんでしたですかね?

>では、カラオケで歌う曲と言えば? <グループサウンズ編>

エメラルドの伝説(テンプターズ)、青い鳥、廃墟の鳩(タイガース)
ケメ子の歌(ダーツ)、ガールフレンド(オックス)、・・・続く。
テンプターズってあのショーケンが歌ってたんですよ、って言っても
「ショーケンってだあれ?」とか言われるとちと寂しいけど。

>実はショパンのマズルカに本当に歌詞つけちゃった奴がいるんです。

どういう歌詞をつけたんでしょうね。そんなことしてマズルカどうか考えなかった
んでしょうか。

>南沙織はたしか「17才」ですよね。
>16才と言うと、松本伊代のセンチメンタルジャーニーか。

確か岩崎宏美の「思秋期」では18と19が出てきます。
グレープも「19才」というのがありましたね。でも、「42才」とか「44才」
とか言う曲はあまり耳にしませんね。
バグースさん、新兵器「Pandora」MTRで作ってくださいね。

>「ノミの歌」と「ピコットさん」を足して2で割ったようなコミカルな曲では
>なかったかしらん?

「ピコットさん」って「ピコピコピコっとピコットさんがやってくる」って
やつ? これは懐かしいですね。

悩み多きヘミオラ
投稿者:beknch
2003/10/11 21:13 メッセージ: 2975
これは y_bagus_m さんの 2952 に対する返信です
>>ロマン派ではないですが、「エロイカ」のあの部分もヘミオラですね?
>>ジャン!ジャン!ジャン!ジャン!ジャン!ジャン!
>私が思うに、これは押しも押されぬヘミオラ中のヘミオラ。
>ヘミオラのホームラン王だと思います。

よーし。ヘミオラのホームラン王に認定! と言いたいところなのですが、
でも、本当はよーわっからんのです。
「指示がないので、気がつかないと三拍子にも演奏できてしまう楽譜をそこ
だけ二拍子に演奏することになっている」
と言うのが私の理解しているヘミオラなのですが、ジャン!x6の箇所は
二拍子にしか演奏しようがない。何せお隣の音符は休符ですから。
これって、ただ単に「リズムの変換」と言うのでは? などと思ったりして。

それよりも、その箇所から数小節前の弦の旋律。聴いていると旋律は流れていて
しかもリズムが直前までの三拍子から二拍子アクセントに変わってます。
これこそがヘミオラだ! と思ったものの、楽譜を見てみるとそこにはしっかり
二拍子ごとに強音記号が書いてあります。つまりベートーベンさんはそこは
「アクセントを変えなさい」とご丁寧に指示しているわけですね。するとヘミオラでない?
ウーン(マンダム)。

すいません、はっきりしたらまた報告致します。

>私は 「ARE YOU SLEEPING ? …」と言う歌詞がついているので・・・
>日本語の歌詞。どんな歌詞なのでしょう? 教えてください!

音楽の授業でやりましたね。歌詞までは覚えてませんでしたが、下記だそうです。

静かな鐘の音(ね)
町の空に
夢のように
高く 低く
ゴンゴンゴン ゴンゴンゴン

静かな夕べに
心澄んで
鐘が 響く
高く 低く
ゴンゴンゴン ゴンゴンゴン

そうそう、こんなんでした。

>昔、斉藤晴彦氏が、クラシックの曲にあわせて早口で歌ってました。
>でも、斉藤晴彦ってどんな人だったかしらん?
>斎藤晴彦って、ミュージカルの「レ・ミゼ」に出てた人かしら?

彼はレ・ミゼで宿屋の親父をやっていたのではないかな。
先日、NHKのスタジオパークだったかに出演して早口歌合わせやってました。
モーツァルトのトルコ行進曲に合わせてなにやら早口で喋りまくるのです。
一応音にはあわせるのですが音程を合わせているわけではありません。

の場合
投稿者:susano_o000
2003/10/11 21:14 メッセージ: 2976
これは y_bagus_m さんの 2972 に対する返信です
>誰でしたっけ、この歌を歌っていたのは…?
>なんとかカホルとか言う人ではなかったかしらん?
>いや、あれは「真夜中のギター」 か??

 フランシーヌの・・・、あれを歌った歌手が言っていた事で、ひとつ覚えていることがあります。
 「『あわやのりこ』さんと間違えられるんで困る、あんなおばあちゃんと一緒にするだなんて・・・」。

 その歌手の姓、「新谷(しんたに)」を「あらや」と呼ぶとあら不思議、そっくりなんですね。
 幼心に、ああいう歌をうたう人がそんな俗な事を言うだなんてと思ったものでした。(^^;ゞ

 その点、ベッツィ&クリスなんか、どう転んでも日本人の名前に化けようもありませんから、清純さは不滅です。(^^;
 「はぁんなびぃらぁあのぉ、しぃろいいろぉわぁ〜」ジ、ジ〜ン(T^T)

相手を見れば
投稿者:susano_o000
2003/10/11 21:20 メッセージ: 2977
これは tarohanako8408 さんの 2955 に対する返信です
>この頃、日本のドラマを放送しているのは知ってましたが。。。
>でも、ベトナム人が確かに好きそうな内容かも。。。

 だいぶ以前、「中国の次は」と言うとベトナムが注目されている、なんてTVでやっていました。
 番組中で「あのアメリカ相手にあれだけ戦い抜いた国だから」なんて発言がありましたっけ。確かに半端ではないポテンシャルを持っていると思います。そういう国ならプロジェクトXがヒットしてあたり前??

 ああいう番組、日本ではまるで過去へのノスタルジーみたいになっているところがトホホなところです。

斉藤清六と言えば
投稿者:wolfgang17560127
2003/10/11 21:37 メッセージ: 2978
これは shaberibu さんの 2970 に対する返信です
畦道カットですね。

「欽ちゃんのどこまでやるの」の番組の中の「村の時間」で、村の時間の時間がやってまいりました〜と言って変な髪形で登場してましたね。

ピコットさんの謎
投稿者:y_bagus_m
2003/10/11 23:13 メッセージ: 2979
これは beknch さんの 2975 に対する返信です
>と言っても、元々冬の寒さはそちらの秋よりも温かいくらいでしょう。
>やはり、年中秋と春みたいなところです。寂しいですけど。

ふーん、一口に南極と言っても広いのですね。
私はまたどこもかしこも厳寒の冬、束の間の春が1年に2週間ほどあるだけ
なのかと思っていました。
いや、しかし年中秋と春だなんてある意味理想郷ではないですか!
んー、でもやっぱり夏らしい夏・冬らしい冬が無いというのはbekさんのおっしゃる
とおりちょっと寂しいものがあるかな…?
でも今まで私が暮らしてきた年中夏とか、ここ香港のような1年の半分夏よりも
ずっと良いと思います。
で、結論を言えば、詰まるところ 「日本の四季に勝るものは無い!」となるわけですが。

>グレープも「19才」というのがありましたね。でも、「42才」とか「44才」
>とか言う曲はあまり耳にしませんね。

「42歳」…、「44歳」… …
誰が歌うのでしょう? どんな内容なのでしょう??

♪42歳になれば何となく、先の人生見えてくるわ〜、
なぜーか〜、あなーた〜…♪ とでも…

!! でも、それを逆手にとって「中高年を元気付ける応援歌」みたいなものに
仕立て上げれば、これは当たるかもしれない…
今日本で「綾小路きみまろ」とかいう漫談(?) のおじさんがウケているという
ご時世なのですからね。

ん? 今私低迷する日本の音楽産業にまたまた画期的なアイデアを提供してしまったかも??

>「ピコットさん」って「ピコピコピコっとピコットさんがやってくる」って
>やつ? これは懐かしいですね。

「ピコットさんって何だろう?」 これが幼少時、聡明な少年バグースが抱いていた
疑問でした。
いや、この疑問は今なおオッサン中年バグースを悩ませ続けています。
昔からイメージとして浮かぶのは、「三角帽子をがぶってパジャマのような服を着て
ニコニコ笑っいながらチョコマカ動いてる小さなおじさんっぽい妖精のようなもの」
なのですが…

>音楽の授業でやりましたね。歌詞までは覚えてませんでしたが、下記だそうです。

へー、こう言う歌詞がついているのですか。
随分と詩的で格調高い歌詞なのですね。
私はもっと単純な子供向けの歌詞かと思いました。
例えば、

♪ あんた、まだ寝てるの、
はよ起きやー、はよ起きやー
目覚ま時計、鳴ってるやんけ。
リンリンリン、リンリンリン ♪

というような。
まぁ、英語の歌詞、ほぼそのまんま訳ですが…

江戸時代初期のバロックピッチ
投稿者:beknch
2003/10/12 8:15 メッセージ: 2980
これは y_bagus_m さんの 2979 に対する返信です
前回のNHK「武蔵」を再放送で今朝見ました。

豊臣秀頼と淀殿の居る大坂城でキリシタンの子供達が西洋音楽を演奏していました。
三つの弦楽器とリコーダー。

リコーダーを吹いている子供の指使いを見ていると本当に吹いている様子で、
バロック運指のソプラノの様です。手元にある私の笛の音と合致していました。

と、言う事は、A=440HZ の楽器が江戸時代初期に伝わっていたんですね?

ピコットさん考
投稿者:beknch
2003/10/12 8:54 メッセージ: 2981
これは y_bagus_m さんの 2979 に対する返信です
>「ピコットさんって何だろう?」 これが幼少時、聡明な少年バグースが抱いていた
>疑問でした。

家族の誰かが何かをするとピコットさんが現れてくるんでしたよね。今思えば背後霊の
ようなものですかね? その家族全員から見えたのでしょうか? それともその「僕」
である子供にしか見えないのでしょうか?

そういえば白ヤギさんと黒ヤギさんの手紙の話にも疑問があります。
確かどっちかのヤギさんが、片方から貰った手紙を読まずに食べたんですよね。
それで、「さっきの手紙のご用事なあに?」という手紙をだし直したはずです。

でも、その手紙を貰った片方のヤギさんも読まずに食べるのではないでしょうか?

そうすると永遠に手紙を出し合って、お互いに食べ続けることになるのでしょうか?

そもそも、手紙を書いている時点でその手紙を自分で食べてしまわないのですか?

ヤギさん達も電子メールの時代だったら発生しないトラブルですね。

畦道カット!
投稿者:y_bagus_m
2003/10/12 11:59 メッセージ: 2982
これは wolfgang17560127 さんの 2978 に対する返信です
>その歌手の姓、「新谷(しんたに)」を「あらや」と呼ぶとあら不思議、
>そっくりなんですね。

新谷のりこと言う人でしたか。
そう言えばそんな名前だったかな? という頼りない記憶です。

>「はぁんなびぃらぁあのぉ、しぃろいいろぉわぁ〜」ジ、ジ〜ン(T^T)

これもまた、加藤和彦先生の曲です!

>だいぶ以前、「中国の次は」と言うとベトナムが注目されている、
>なんてTVでやっていました。

ベトナムは私も注目している国です。
(あ、いや、単に 「一度行ってみたい!」 と思っているだけなのですが…)
でも、良い線は行くでしょうが、現在の中国のようまでにはならないような気がします。
あ、タロハナさん、ごめんなさい。

>斉藤清六と言えば畦道カットですね。

畦道カット!
ありましたね、そんなの。 懐かしいなぁ。

ピコットさん研究
投稿者:y_bagus_m
2003/10/12 12:04 メッセージ: 2983
これは beknch さんの 2981 に対する返信です
>家族の誰かが何かをするとピコットさんが現れてくるんでしたよね。

そうです。 例えば、
ボクが上手にボタンを留めると、ピコピコピコッとピコットさんがやって来るわけです。

>今思えば背後霊のようなものですかね?

は、背後霊ですか?
それは思いつかなかったですね、私も。
うしろの百太郎みたいなものなのでしょうか?

私は前の投稿で「小さなおじさんっぽい妖精のようなもの」と書きましたが、
おじさんっぽいものを想像したそのポイントは「〜さん」とさん付けで呼ばれていることなのです。
「ピコットくん」や「ピコットちゃん」、ましてや呼び捨てではなく、「ピコットさん」と呼ばれるからには、
それ相応の年齢がいっているのではないか?
これが睾丸のじゃない、紅顔の美少年バグースが何となく感じたことだったのです。

ところで、前の投稿をした後で、ネット検索をしてみました。
すると、こんなサイトを見つけました。
http://www2.diary.ne.jp/user/83871/
2002年11月29日の書き込みでやはり「ピコットさん」について述べられています。
私が「三角帽子にパジャマ姿」に対して、こちらの方は「シルクハットにマント姿」という
違いはあるものの、「あ、同じようなことを考えていた人がいるんだ。」と嬉しくなりました。

>でも、その手紙を貰った片方のヤギさんも読まずに食べるのではないでしょうか?
>そうすると永遠に手紙を出し合って、お互いに食べ続けることになるのでしょうか?

はい、全くそのとおりで、2番の歌詞では手紙を貰ったヤギ(つまり最初に手紙を送ったヤギ)が
また受け取った手紙を食べてしまい、再度「さっきの手紙のご用事な〜に?」
という手紙を送るのです。

>そもそも、手紙を書いている時点でその手紙を自分で食べてしまわないのですか?

う〜む、確かに。
思うに、自分で書いた(書こうとしている)手紙よりも、他の人によって書かれた手紙の方が
食欲をそそるのではないでしょうか?
Bekさんが自分で作ったククレカレーよりも奥様が作ったククレカレーの方が美味しい
と思うのと同じように…?

ピコットさんを見たい
投稿者:beknch
2003/10/12 18:47 メッセージ: 2984
これは y_bagus_m さんの 2983 に対する返信です
>私が「三角帽子にパジャマ姿」に対して、こちらの方は
>「シルクハットにマント姿」という

正直言いますと、私のイメージもバグースさんと同じです。三角帽子にピエロみたい
な姿のイメージがあるのです。二人がそう思うと言うことは、当時の映像的にもそう
であったのではないでしょうか?

「さん付け」であった理由は私なりに当時納得していた様な気がするのですよ。
おじさんではなく、お兄さん風の恰好だった気がします。お姉さん風の「コメットさん」
もさん付けでしょ?

なんらかの方法でピコットさんの像を見る方法はないものでしょうか? どうにも
気になってきました。このままでは夜も眠れません。あー見たい見たい。

>はい、全くそのとおりで、2番の歌詞では手紙を貰ったヤギがまた受け取った手紙を
>食べてしまい・・・

え、本当にそうだったのですか。なんだかコントみたいな童謡なんですね。
それで20番あたりの歌詞は紙屋さんが儲かったと言う落ちがあるとか・・・。

>思うに、自分で書いた(書こうとしている)手紙よりも、他の人によって書かれた
>手紙の方が食欲をそそるのではないでしょうか?

ふうむ。これは説得力がありますね。それが真相なのでしょう。
用事があるなら電話するようにした方がいいですね。

のんびり日曜日
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/10/13 2:59 メッセージ: 2985
これは beknch さんの 2973 に対する返信です
今日は鈴鹿からのF1中継が朝からあり、日本の秋の風景がなつかしかったです。
普段、午後のF1中継の騒音でよく逃げ出す私も、さすが故郷からの中継は必ず観ます。始まる前にViolinのソロがありましたね。ちょっと不思議な気がしました。
レースが終わったら教会のミサ開始の合図の鐘が。いつもこの時間だといいのに。(午後静かで)

夕方は街のサッカー試合観戦。身体の芯まで冷えきってしまった!ドスの聞いた声でプレーを見ながらワイワイと怒鳴ってる人たちがうらやましい…気持ちいいだろうな。

beknchさんの所はいいですね、さむーい冬も、あつーい夏もないなんて。

オペラの字幕が出るようになってからまだ行ってないんですよ。聞く話では各座席に訳の出る画面が設置されたそうですが。

>部屋の中で心温まる音楽で過ごすのが一番良さそうですね。今日は何にしますか?

久々にメリーポピンズのビデオなど観ました。寺院の階段に腰を降ろして鳩に囲まれたおばあさんのシーンで流れる曲「鳩に餌を」に久々にジーンとしました。

次行きます
投稿者:y_bagus_m
2003/10/13 10:06 メッセージ: 2986
これは beknch さんの 2984 に対する返信です
>二人がそう思うと言うことは、当時の映像的にもそうであったのではないでしょうか?

そうなのかも知れませんね、いや、きっとそうなのでしょう。

>なんらかの方法でピコットさんの像を見る方法はないものでしょうか? 
>どうにも気になってきました。このままでは夜も眠れません。あー見たい見たい。

bekさん、きっと今日から数日間YAHOOで、GOOGLEで、「ピコットさん検索」を
しまくるのでしょう。

さて、私明日の夕方からしばらく旅に出ます。
出発する前の明日朝に新テーマをジャカジャーンと発表しますが (次のテーマは既に
決まっているので気が楽ですばい)、 それまではまだ「歌と言えば?」 受けつけております。

ドゾヨロシク。

「ボエーム」を蒸し返すおぢさん
投稿者:as_dsch
2003/10/13 11:42 メッセージ: 2987
これは y_bagus_m さんの 2986 に対する返信です
tarohanako8408さん

>しかもタコ先生好きのひとは、ドイツものの方がお好みかと思ったので、イタリアものがでてくるとは、本当に意外!(すみません、勝手なイメージで)

いえいえ、田吾作はドイツ物も大好きです。
ワーグナーとR.シュトラウスはオペラ好きとしてははずせません。
ワーグナーではまず「トリスタン」、そして「指輪」「ローエングリン」・・・「オランダ人」以降はどれもいい。
R.シュトラウスは「サロメ」「薔薇の騎士」は当然として、「ナクソス島のアリアドネ」「アラベラ」「影のない女」・・・まだまだあります。
ここではドイツ物はあまり話題になりにくく、どちらかというとイタオペのほうが話になるかなあと思ったものですから。
でも、ちょっと迂闊に本心を語ってしまったかなあと・・・反省を・・・してません。

>田吾作さんは、その現実感がお好きでないのかしら?

うーん、なんというか、こぢんまりした私的情感の世界を見事な音楽で表現されると、それは退屈とは違って「場末の飲屋を描いた演歌みたいなジメジメしたのはご勘弁を」と感じるんです。
演歌調という点では「トゥーランドット」などもそうですが、あれはもう派手にコブシを回すといった感じで、そこまでいけばOKという手前勝手な態度です。
田吾作は予定調和や健全なものが好きだというわけぢゃあありませんが(ワーグナーとR.シュトラウスなんて不健全な世界に魅力があります)、どうもシミジミを通り越したイジイジ・ジメジメは辛い。(タコ先生のような、情念とは遠い恐ろしさは好きです。)

SPINATPOLKA2さん

やはり異議が出ましたね。
どうもワーグナー、ブラームスでもまったく違った受止め方をしてますねえ・・・これだから面白い。
「ボエーム」はどうもワーグナー好きには人気がないようですが、SPINATPOLKA2さんはワーグナーは“拷問に近い”のですか?
(たしかチャイコフスキーが「ラインの黄金」を聴いて“苦痛だ”とのたまってました)

>ですがそれ以上の反論は控えます。勝てっこない(笑)。

プロにまともに反論された日には勝ち目がないから、田吾作は穴を掘ってウィーンかバイロイトかサンクト・ペテルブルクに行ってしまいそうです。

>ブラームス試合でも「4」対「3」でこちらが1点負けていることだし…

でも田吾作が一番好きなのは「2番」なので、こちらが1点負けていることになります。
タコ壷にはまった素人は相手にならないかもしれませんが、ぜひ反論をお願いしたいです。
そのことでバグースさんが「ワーグナーはなぜ退屈か」「ボエームはワーグナー好きに受入れられるのか」「オペラなんてどこが面白いの」というテーマのヒントを得られるかもしれません。

y_bagus_mさん

>んー、田吾作さん、シュピナートさんから異議が申し立てがありましたが、どーします?
>わたしゃどっちも知らんけん…

ここはひとつy_bagus_mさんに「トスカ」と「ボエーム」のDVDを買ってもらい、判定を下してもらう・・・落涙するか逃げ出すか、はたまた熟睡するか一緒に歌い出すか?

ところで今日は「体育の日」です。
1964年、あの東京オリンピックの開会式が行われたのが10月10日で、翌年から「体育の日」となり、最近10月第2月曜が「体育の日」となりました。
せっかくですからテレビで名古屋フィルの「薔薇の騎士」(演奏会形式)の超抜粋を見ました・・・ええなあ、頽廃の香りが漂うのは・・・どこが“せっかくですから”なのかは問い質さないように。

好きというのに理由なし
投稿者:SPINATPOLKA2
2003/10/13 17:49 メッセージ: 2988
これは as_dsch さんの 2987 に対する返信です
>「場末の飲屋を描いた演歌みたいなジメジメしたのはご勘弁を」と感じるんです。
>どうもシミジミを通り越したイジイジ・ジメジメは辛い。

これらを総合するとイジメイジメにとれてもっと辛い(笑)。
ピンクの帽子を見たらボエームが大好きなほうれんそうをどうか思い出して下さいね。さようなら…
えっ?ジンマシンが出る??

R.シュトラウスでは私は「エレクトラ」がまず1番なのですが、これも復讐ジメジメでお好みでないとか?

場末の飲屋っていうの、今度連れていって下さいね。演歌もあまり知らないし、そもそもどういうのが「ジメジメ」なのかよくわからないのです。

>「ボエーム」はどうもワーグナー好きには人気がないようですが

そうなんですか?だいたいボエームが人気があるっていうのも初め知りませんでした。
自分がとっても気に入って楽譜買ってRicordiでポスターも買って(今も貼ってある)喜んでいたら、あれは人気のあるオペラなのだとあとから聞いて、なーんだ、皆も同じ事考えるのか…と。

>ワーグナーは“拷問に近い”のですか?

そんなこと全然ありませんよ。あまり詳しく知らないのですが。
高校生の頃はトリスタンの世界にかなり引込まれていました。
ウィーンのオペラ座でとても高い席を買ってトリスタンを観たのですが、途中でお腹が痛くなり…あれは拷問でした。(笑)

体育の日で休日なんですね。
こちらは普通の月曜日。今朝は霜が降りました。
ミミの咳が聞こえるようです。ジメジメジメジメ…

お気をつけて
投稿者:beknch
2003/10/13 18:09 メッセージ: 2989
これは y_bagus_m さんの 2986 に対する返信です
>>こちらのHMVにあったのは、シュワルツコップの「4つの最後の歌」
>その点、シュワツコップの演奏のほうが、演奏自身は期待できそうです。

この曲、最近ちょこちょこ聴いてます。意識をしていませんでしたが、これも
セルの伴奏でした。ジョージ・セルって結構我が家に居るんですねぇ。

それでこの曲ですが、素晴らしい曲です。深いですよ。
確か、R.シュトラウスの晩年の曲だったはずで、ある種の悟りの境地なのでしょう。
マーラーの9番のR.シュトラウス版ですね。 しかしマーラーの様な死の重さは
感じられず、むしろ、歳を経たものが到達する達観した静寂と言った感じです。

やや不安な響きで始まる一曲目ですが、実は綺麗。サラサラした静かさの二曲目、
そして、より静かさを増した三曲目の途中で出てくるヴァイオリンソロのあたり
では泣けてきます。
スーッと染み入る様に進んでいく4曲目。これは秋の夜長に聴くのにピッタシ!
一枚は持っておくべき曲だと思いますよ。

そう言えば、バグースさんはアメリカに行くならHMVやタワーレコードの本場で選り
取りみどりではないですか。この際欲しいものをまとめて買って来られては如何? 

え?おみやげは何がいいかなんて、そんなに気を使わなくてもいいのに。
じゃあ、ミネアポリスのモール・オブ・アメリカの室内ジェットコースターで両手
を挙げて乗っている姿の写真を一枚撮ってあとで見せてください。

大変でしょうがお疲れが出ませんように。

「武蔵」の弓
投稿者:other_wind
2003/10/13 19:05 メッセージ: 2990
これは beknch さんの 2980 に対する返信です
>前回のNHK「武蔵」を再放送で今朝見ました。
>豊臣秀頼と淀殿の居る大坂城でキリシタンの子供達が西洋音楽を演奏していました。

beknchさん、私はあのシーンで、ヴァイオリンの弓が現代のより湾曲しているのに目が止まりました。

ALTE NOVA レーベルに、シュヴァイツァーが考案したという大きく湾曲した弓を使った、ルドルフ・ゲーラーという人のバッハの無伴奏があるんです。
その演奏では重音が分けられないで1度で弾かれるんですね。
最初は慣れていないせいでとても奇異に感じましたが、改めて聴くと音に厚みが出て豊かに響くのに気づきました。
でもやはり普段聴く無伴奏のほうが落ち着きますね。

ルーシー・ファン・ダールのCDをやっと聴きました。
装飾音を入れて、自由に即興的に演奏していますね。
まるで、無伴奏が今作られて演奏されているように聴こえました。
そして紛れもなく心の奥底から出てくる素晴らしい音楽でした。

この演奏に比べるとモニカ・ハジェットは、装飾音も自由に取り入れてるけれど、もっとじっくり音と対話している感じです。
写真を見ると、ダールもハジェットもとてもいい顔をしてます。
ポジャーは普段聴く演奏に近いようです。
ジュリアン・オレフスキーという昔の人の演奏は、バロックヴァイオリンを聴いた後のせいか、とても折り目正しいきっちりとした演奏に聴こえました。
やはり無伴奏はいいですね。

「四つの最後の歌」、ヤノヴィッツのものも聴きました、いいですよね。
交響詩はもうお腹いっぱいなんですが、R.シュトラウスの歌は素晴らしいです。
オペラはサロメとエレクトラしか聴いてないんで、これからのお楽しみです。

bagusさん、旅行お気をつけて行って下さい。
余裕があったらbeknchさんのおっしゃるとおり、CD探索やコンサートも行けたらいいですね。
みやげ話待ってますよ。

歌と言えば、のシメ
投稿者:beknch
2003/10/13 19:12 メッセージ: 2991
これは SPINATPOLKA2 さんの 2985 に対する返信です
F1のテレビ放送から遠ざかってどれくらい経ったでしょうか。相変わらずここらでは
放送がありません。しかしWebで結果だけが突然わかると言うのは味気ないものです。
日本で鈴鹿に観戦に行かない時や実況を見れない時はビデオに録って、結果を聞かず
に一生懸命見ていたものです。先に結果を聞いてしまうと緊張感が落ちますね。
それにしても、琢磨君二年連続入賞はご立派。見たかったー。

>オペラの字幕が出るようになってからまだ行ってないんですよ。

本場でもでるんですね。便利な世の中になりました。でも、オーストリア語?
結局私にはあっても無くても一緒というわけですね。

>久々にメリーポピンズのビデオなど観ました。

この「メリーポピンズ」と「チキチキバンバン」は思い出もあり大好きな映画です。
それぞれ笑い・涙・人生が揃って盛り込まれているんですよね。

さて、睡眠不足の今宵のシメは、またまた「冬の旅」。お題終了間近ですので。
24曲あるどの曲も好きなのですが、今の気分は20曲目以降が身にしみて来ます。
「宿」のピアノ前奏の響きたるや! 金縛り状態になってしまいます。今晩の
ピアノはブリテンです。

第30回テーマ:「チャンピオン」と言えば?
投稿者:y_bagus_m
2003/10/14 10:38 メッセージ: 2992
これは y_bagus_m さんの 2986 に対する返信です
日本のプロ野球も両リーグ優勝チームが決まり、米国の大リーグも現在リーグチャンピオン
決定戦に入っています。
今月末か来月初には日本シリーズ/ワールドシリーズの覇者が決まっていることでしょう。
そう、ギリシャオリンピックに向けて長島ジャパンも動き出しました。

あ、なんだか野球のことばかり言っていますが、サッカーだって負けてはいません。
J.リーグも、えーっと… やってますし、ジーコだって、んーっと… 生きています。
(サッカーファンの皆さん、すみません! なんも知らんの、サッカーのこと…)

と言うわけで今回のテーマは普請道楽さんの提案を受けて、「チャンピオン」です。

1) 題名に「チャンピオン」が入っている曲
2) 勝者を描いた/勝者を讃える/勝利を描いた曲
3) このジャンルではこの曲がチャンピオンやで! という曲
4) ジャンル別/地域別/楽器別 (等々) 作曲家のチャンピオン
5) 楽器のチャンピオンと言えば?
6) この曲にかけては、この指揮者/演奏家がチャンピオン!
※ もちろん、2)〜6)は個人の好み優先で結構です。

等々、一口に「チャンピオン」と言えど切り口は様々。

ちなみに、私は1)では真っ先に 「Quぃ〜ん」のあの曲や、「Aリス」のあの曲を思い
浮かべてしまいます。
あ、あれらはクラシックではなかったか…

では、よろしくお願いします!

よろしく…
投稿者:y_bagus_m
2003/10/14 10:49 メッセージ: 2993
これは y_bagus_m さんの 2992 に対する返信です
そう言えば、昨日まで日本は土曜日を含めて三連休だったのですね。
皆さん、よい休日を過ごされたでしょうか?

さて、既にお知らせいたしましたが、私今日の午後より10日間ほど出張で香港を離れます。
一応電脳は持って行きますが、いつものように頻繁なレスは出来ないと思います。
申し訳ありあませんが、その間も皆さんの投稿をよろしくお願いいたします!

チャンピオン
投稿者:himituno_daakochan
2003/10/14 10:50 メッセージ: 2994
これは y_bagus_m さんの 2992 に対する返信です
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-SanJose/6806/350.html

寸暇を惜しんで
投稿者:y_bagus_m
2003/10/14 14:19 メッセージ: 2995
これは other_wind さんの 2990 に対する返信です
出るまでに少し時間が出来たので、ちょいとレスをば。

>ここはひとつy_bagus_mさんに「トスカ」と「ボエーム」のDVDを買ってもらい、
>判定を下してもらう・・・落涙するか逃げ出すか、はたまた熟睡するか一緒に歌い出すか?

それは良いアイデアかもしれませんね。
オペラ・チェリーの私であれば、何の先入観も無く聴き、正しい(?) 判定を区出すことが
出来るかもしれません。
でも、これまでの流れから、今の時点で「どっちを聴いてみたい?」と言われれば、
「トスカ!」と答えてしまいそうです。

>場末の飲屋っていうの、今度連れていって下さいね。

田吾作さん、私も連れて行ってください。
イメージでは何となくわかるのですが、実際どういったところが「場末」なのか、酒を飲まない
私にはよくわかりません。
「おー、これぞ場末じゃぁ!」という絵に描いたような場末と言えば、どの辺りなのでしょう?

>それでこの曲ですが、素晴らしい曲です。深いですよ。

んー、「4つの歌」に傾いてきました。

>そう言えば、バグースさんはアメリカに行くならHMVやタワーレコードの本場で
>選り取りみどりではないですか。この際欲しいものをまとめて買って来られては如何? 

そうですね、時間があればそうしたいものです。
しかし、今回は週末を過ごすのはトロント。
トロントのNMVだかタワーレコードだかってクラシックの品揃えってあんまり充実して
いなかったような気がします。
以前音楽雑誌で読みましたが、世界のどこを捜しても東京ほど品揃えの充実している
都市はないとか…
クレーメルなど、東京に来る度にレコード屋に行っては自分の珍しい盤を見つけて、
「わーオレのこんなディスクがある!!」とか行って騒いでいる… というようなことが
書いてありました。
今回はトロント交響楽団の演奏会にでも出くわさないか… と期待しているのですが。

>じゃあ、ミネアポリスのモール・オブ・アメリカの室内ジェットコースターで両手を
>挙げて乗っている姿の写真を一枚撮ってあとで見せてください。

よくは知らないのですが、このモールには行ってみたいと思っています。

>「四つの最後の歌」、ヤノヴィッツのものも聴きました、いいですよね。
交響詩はもうお腹いっぱいなんですが、R.シュトラウスの歌は素晴らしいです。

ヤノヴィッツと言えば、カラヤンが指揮しているやつですよね…

と書いているうちにそろそろ時間が…

では、また十何時間後に。

チャンピオンと言えば
投稿者:beknch
2003/10/14 19:06 メッセージ: 2996
これは y_bagus_m さんの 2995 に対する返信です
このお題はなかなか難しいですね。

>勝者を描いた/勝者を讃える/勝利を描いた曲

まず思い浮かぶイメージからすれば、ベートーベン「英雄」の1楽章でしょうか。

>楽器のチャンピオンと言えば?

兎に角、チャンピオンとして一つを選ばなくてはいけないとすると「ピアノ」
でしょうね。単一楽器としては表現力、迫力が際立っていると思います。

一番サイズが大きいと言う意味では「パイプオルガン」。
しかし、二番目は何でしょうね? グランドピアノあたりになるのかな。
一番背が高いのもパイプオルガンで、その次は? ふたを立てたグランドピアノで
その次がコントラバスでハープがそれに続くと言った感じですか。

一番音が大きいのもパイプオルガンですか。

一番値段の高い楽器は? 今日から一台作るとして一番高くつくのはパイプオルガン
かも知れませんね。ダイアモンド100%で作るスーザフォンとか言うのは無しですよ。

一番サイズが小さい楽器のチャンピオンは?
草笛? ハーモニカも随分小さいものがありますね。

>「武蔵」の弓
投稿者:beknch
2003/10/14 19:09 メッセージ: 2997
これは other_wind さんの 2990 に対する返信です
>beknchさん、私はあのシーンで、ヴァイオリンの弓が現代のより湾曲
>しているのに目が止まりました。

なるほど。そう言えばタイソウな感じがしましたね。
あの駒と言うんですか、弦の高さを決めているやつ。あれも大きいものでしたですね。

>シュヴァイツァーが考案したという大きく湾曲した弓を使った、ルドルフ・
>ゲーラーという人のバッハの無伴奏があるんです。

武蔵にあった様な弓といい、この湾曲した弓といい、弓の張力が現代のものと比
べると弱いのでしょうね。弦自身もバロックピッチでやや張力が弱めであると
すると、両者が相まって独特の音色をかもし出しているのでしょう。
柔らかい音色と言うのか、丸みがあるとでも言うような。

other_windさんの言われているゲーラーのものも面白そうですね。今度、ダールと
合わせて注文リストにノミネートしてみようと思います。そうそう、現代楽器では
クレーメルのものも聴いてみたいと思っています。

一方、現代楽器の若手だと誰の演奏が良いでしょうか? 以前、日本の女流奏者も
挙げておられましたよね? 無伴奏の世界はほんとにいいですね。

チェロの無伴奏もいいですが、私はもっぱらフルニエの70年代後半のものを愛聴
しています。気がついてみるとカザルスがありません。あれ、録音は相当に古かった
ですよね。これも新しいところで何か良い演奏を聴いてみたいものです。

チャンピオン
投稿者:lvkoechel
2003/10/14 20:16 メッセージ: 2998
これは y_bagus_m さんの 2992 に対する返信です
月並みながら、ヘンデルの「湯出す・摩訶辺臼」から「見よ、勇者は帰る」を。
 バグースさん、気をつけて、無理をなさらずに。

無伴奏
投稿者:other_wind
2003/10/14 20:25 メッセージ: 2999
これは beknch さんの 2997 に対する返信です
beknchさんも、好きでいろいろな録音を集めてしまう方ですね。
日本の女性奏者も素晴らしいですよ。
前橋汀子、戸田弥生、潮田益子、皆さん素晴らしかったです。
千住真理子さんはもうちょっとリラックスできたらいいんですけど。
こんどは加藤知子さんのをそろえようかと思っているんです。

チェロの方は高校時代にフルニエのLPを借りて、テープにとって毎日飽きずに繰り返し聴いてましたっけ。
そう言えばこのごろあんまり聴かなくなってました。
やはりカザルスははずせませんよ。
シュタルケルとビルスマの旧録音も好きでよく聴きました。
今度新録音の方で聴いてみることにします。
山下和仁のギター版も素晴らしいし。

>一方、現代楽器の若手だと誰の演奏が良いでしょうか?

無伴奏の場合、若手だとテクニックに走っているようであまり聴いてませんね。
ジャケットに載っている顔を見て判断することが多いですが、若手でこの人はというのが今のところ見つからない
んです。
いいのがあったら、こちらこそ紹介してください。

無伴奏はLPで、じっくり落ち着いて聴きたくなります。LP探そうっと!

ファゴット・コンチェルト
投稿者:wadakamaru
2003/10/14 21:50 メッセージ: 3000
これは y_bagus_m さんの 2992 に対する返信です
また、バロックのおっさんです。
☆ チャンピオン
誰のためにヴィヴァルディは、これほど多く作曲したのか未だに謎だそうですが、
ソロのコンチェルトが37曲、オーボエとファゴットのダブル・コンチェルトが1曲、
後にも先にも、これほど多くファゴット・コンチェルトを作曲した人はいないそうです。
作曲数の多さとしては、まさにチャンピオンです。
とはいっても、バロック時代ですので1曲の長さは10分程度です。
でも単純計算で、全部聴こうとすると6時間はかかると言うことです。
ヴィヴァルディ・オタクを自認していても、まだ完全制覇していないのです。
あと2曲、1曲は第1楽章のみが現存ということで、録音される可能性は低いけれど。
しかし、ファゴットをソロとして活躍させているものより、
他の楽器とアンサンブルを組んでいる室内コンチェルトの方が、
ファゴットらしい雰囲気がよく出ていて、私のお好みです。

☆ バッハの無伴奏
といえば、レイチェル・ポッジャーをおいてほかにいません。
私のような下俗な曲ばかり聴くものからすると、
アカデミックと言うか、ちょっとお高くて、とっつきにくいバッハのその曲を、
庶民のカラオケ感覚でも分かるように解釈してくれた、画期的な演奏です。


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